JP2001015943A - ユニットどうしの接合構造 - Google Patents

ユニットどうしの接合構造

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JP2001015943A
JP2001015943A JP11186067A JP18606799A JP2001015943A JP 2001015943 A JP2001015943 A JP 2001015943A JP 11186067 A JP11186067 A JP 11186067A JP 18606799 A JP18606799 A JP 18606799A JP 2001015943 A JP2001015943 A JP 2001015943A
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unit
units
lever
sdh
rotating lever
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JP11186067A
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Hiroshi Ando
洋 安藤
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ユニットどうしを容易かつ
確実に切り離すことができ、また、ユニットどうしの接
合と同時に接合のロックを行うことができるユニットど
うしの接合構造を提供すること。 【解決手段】 表示操作ユニット20,SDHユニット
30どうしを着脱自在に接合するユニット20,30ど
うしの接合構造において、一方のユニット30には回動
レバー200が回動可能に設けられている。この回動レ
バー200と表示操作ユニット20には、回動レバー2
00のロック位置において互いに係合することで、SD
Hユニット30と表示操作ユニット20を接合状態に保
持し、かつロック位置以外の位置で互いに外れる係合片
210と係合孔110がそれぞれ設けられている。そし
て、表示操作ユニット20は、回動レバー200をロッ
ク位置から矢印A方向に回転させることで、この回動レ
バー200によって押圧されて、SDHユニット30か
ら離間するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子機器
を機能別にモジュール化された複数のユニットで構成し
た場合におけるユニットどうしの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の産業用の電子機器は、ユーザーの
各種仕様に対応させるために必要な各機能毎にモジュー
ル(以下ユニットという)化して追加可能に設計されて
おり、例えば、通信用の計測器の場合には、ATM(As
ynchronous Transfer Mode)ネットワークを保守するA
TMアナライザや、プロトコルアナライザ等の各計測機
能モジュールを計測の目的に応じて追加可能となってい
た。このような電子機器では、多くの機能を追加可能に
するために、本体に機能追加用のスロット部を設け、各
機能をユニット化したボード等をスロットに差す構成を
とっていた。
【0003】しかしながら、従来の産業用の電子機器で
仕様に応じて多くの機能を追加可能にするためには、予
め最大の機能構成を想定したスロット数を用意する必要
があった。一方、電子機器本体の小型・軽量化を実現す
るためには、スロット数を少なくし追加できる機能を限
定する必要がある。このように、スロット構成によって
機能の拡張性と小型・軽量化は相互に矛盾するため、同
時に実現することは困難であった。そこで、本出願人は
先に、一つの電子機器を、複数の機能ユニットから構成
することで、拡張機能性に優れ、かつ、小型・軽量化を
実現することができる電子機器のユニット構造を提案し
た(特願平11−118729号)。前記ユニットは、他
のユニットと相互に接続されて該他のユニットとの間で
各種信号を授受する接続部と、他のユニットと相互に接
合されて該他のユニットと一体化する接合部を備えてい
るものであり、この接合部においては、一方のユニット
に凹部を備えた掛け部を設け、他方のユニットにフック
部を備えたスライドスイッチを設け、このスライドスイ
ッチをスライドさせて、前記フック部を前記凹部に抜き
差しすることによって、ユニットどうしを接合、あるい
は切り離している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニットど
うしを切り離す場合には、ユニットどうしの接合のロッ
クを解除する同時に、ユニットどうしをある程度離間さ
せた方が、各ユニットを容易かつ確実に切り離すことが
でき、一方、ユニットどうしを接合する場合には、ユニ
ットどうしの接合と同時に、接合のロックを行える方
が、接合作業上便利である。そこで、本発明者等は、ユ
ニットどうしの接合構造について、鋭意研究を重ねた結
果、本発明に至ったものであり、その目的は、ユニット
どうしを容易かつ確実に切り離すことができ、また、ユ
ニットどうしの接合と同時に接合のロックを行うことが
できるユニットどうしの接合構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、例えば、図2に示すように、ユ
ニット(例えば表示操作ユニット20,SDHユニット
30)どうしを着脱自在に接合するユニット(20,3
0)どうしの接合構造において、一方のユニット(3
0)には回動レバー(200)が回動可能に設けられ、
この回動レバー(200)と他方のユニット(20)に
は、前記回動レバー(200)のロック位置において互
いに係合することで、一方のユニット(30)と他方の
ユニット(20)を接合状態に保持し、かつロック位置
以外の位置で互いに外れる係合部(例えば係合片21
0)と被係合部(例えば係合孔110)がそれぞれ設け
られ、前記他方のユニット(20)は、前記回動レバー
(200)を前記ロック位置から一方向(例えば、矢印
A方向)に回転させることで、この回動レバー(20
0)によって押圧されて、前記一方のユニット(30)
から離間するように構成されていることを特徴としてい
る。
【0006】前記係合部及び前記被係合部は、それぞれ
前記回動レバーと前記他方のユニットに設けられている
ものであり、前記回動レバーに前記係合部が設けられて
いれば、前記他方のユニットには前記被係合部が設けら
れているものである。また、前記回動レバーに前記被係
合部が設けられていれば、前記他方のユニットには前記
係合部が設けられている構成である。また、これら係合
部と被係合部は前記回動レバーが前記ロック位置に位置
して初めて係合するものである。また、回動レバーは回
動することにより前記ロック位置やロック位置以外の位
置に移動可能に構成されているものである。また、前記
回動レバーは、前記ロック位置から一方向に回転させる
ことで、前記他方のユニットを押圧して、前記一方のユ
ニットから離間するように構成されていればどのように
構成されていてもよい。例えば、前記回動レバーに、該
回動レバーを回動させた際に、一方のユニットと他方の
ユニットの接合部に、前記一方のユニット側から他方の
ユニット側に一部が突出して、該他方のユニットを前記
接合部分から離間させるように構成されていてもよい。
【0007】請求項1記載のユニットどうしの接合構造
にあっては、前記回動レバーを前記ロック位置から一方
向に回転させて、該回動レバーを前記ロック位置以外の
位置に位置させ、前記係合部と前記被係合部とが互いに
外れた状態にするとともに、前記他方のユニットを前記
一方のユニットから離間させることができる。つまり、
ユニットどうしの切り離す場合には、ユニットどうしの
接合のロックが解除されるとともに、回動レバーを一方
向に回動させることでユニットどうしをある程度離間さ
せることができる。したがって、各ユニットを容易かつ
確実に切り離すことができる。また、前記回動レバーを
回動させて、該回動レバーを前記ロック位置に位置させ
るだけで、前記係合部と前記被係合部とを互いに係合さ
せて、前記一方のユニットと前記他方のユニットとの係
合状態を保持させることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のユ
ニットどうしの接合構造において、例えば、図2に示す
ように、前記一方のユニット(30)には、前記回動レ
バー(200)を前記ロック位置に保持する保持機構
(例えば、凹部350、第1切り欠き部31の後ろ側の
面31a、圧縮コイルばね322等)が設けられている
ことを特徴としている。
【0009】請求項2記載のユニットどうしの接合構造
にあっては、請求項1記載の発明と同様の効果を得るこ
とができるとともに、前記一方のユニットには、前記回
動レバーを前記ロック位置に保持する保持機構が設けら
れているので、前記ロック位置において前記回動レバー
と前記他方のユニットとに設けられている前記係合部と
前記被係合部とが係合された状態を保持することができ
る。よって、前記一方のユニットと前記他方のユニット
との係合状態を保持することができることにより、前記
一方のユニットと前記他方のユニットとが確実に接合し
た状態を維持させることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載のユ
ニットどうしの接合構造において、例えば、図2に示す
ように、前記一方のユニット(30)には、これ(3
0)と他方のユニット(20)とを接近させることで、
該他方のユニット(20)によって前記回動レバー(2
00)が他方向(例えば、矢印B方向)に所定量回転し
た際に、該回動レバー(200)を前記ロック位置に付
勢する付勢部材(例えば、圧縮コイルばね322)が設
けられていることを特徴としている。
【0011】請求項3記載のユニットどうしの接合構造
にあっては、請求項2記載の発明と同様の効果を得るこ
とができるとともに、前記一方のユニットには、前記他
方のユニットによって前記回動レバーが他方向に所定量
回転した際に、該回動レバーを前記ロック位置に付勢す
る付勢部材が設けられているので、前記他方のユニット
と前記一方のユニットとを接近させることで、前記回動
レバーは前記ロック位置に位置されることになり、該回
動レバーが前記ロック位置に位置されることにより前記
係合部と被係合部とが互いに係合して、前記一方のユニ
ットと前記他方のユニットとが係合される。したがっ
て、前記一方のユニットと前記他方のユニットとを接近
させることにより両ユニットを容易に係合させることが
できる。つまり、ユニットどうしを接合する場合には、
ユニットどうしの接合と同時に、接合のロックを行うこ
とができ、接合作業上便利となる。
【0012】前記付勢部材は、前記回動レバーが他方向
に所定量回転した際に、該回動レバーを前記ロック位置
に付勢するものであれば、どのようなものでもよい。例
えば、図4に示すように、圧縮コイルばねを用いた構成
等が挙げられる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載のユニットどうしの接合構造において、例えば、図
2に示すように、前記回動レバー(200)は、この回
動レバー(200)が前記ロック位置に付勢された状態
において、一方のユニット(30)の外面と面一に設け
られており、前記係合部(例えば、係合片210)と被
係合部(例えば、係合孔110)とは、前記付勢部材
(例えば、圧縮コイルばね322)の付勢力に抗して前
記回動レバー(200)をユニット(30)の外面から
引き上げることで、互いに外れるように構成されている
ことを特徴としている。
【0014】請求項4記載のユニットどうしの接合構造
にあっては、請求項2または3記載の発明と同様の効果
を得ることができるとともに、前記回動レバーは、この
回動レバーが前記ロック位置に付勢された状態におい
て、一方のユニットの外面と面一に設けられ、前記係合
部と被係合部とは、前記付勢部材の付勢力に抗して前記
回動レバーをユニットの外面から引き上げることで、互
いに外れるように構成されているので、前記回動レバー
が前記ロック位置に位置している状態において、つま
り、前記係合部と前記被係合部とが係合し、前記一方の
ユニットと前記他方のユニットとが係合している状態に
おいて、前記回動レバーは前記一方のユニットの外面か
ら外方に突出することがなく、両ユニットの接合状態時
に不要突起物を排し、外観上も優れたものにしている。
また、これら両ユニットを離す場合には、前記回動レバ
ーを前記一方のユニットの外面から引き上げることで、
前記回動レバーを前記ロック位置以外の位置に位置さ
せ、前記係合部と前記被係合部とを容易に外すことがで
きる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載のユ
ニットどうしの接合構造において、例えば、図2に示す
ように、前記一方のユニット(30)には、前記回動レ
バー(200)を前記一方のユニット(30)の外面か
ら引き上げて回動させた際に、前記付勢部材(322)
の付勢力によって前記回動レバー(200)が圧接する
ことで、回動レバー(200)をユニット(30)の外
面から引き上げた状態に保持する保持部(例えば、底部
351)が設けられていることを特徴としている。
【0016】請求項5記載のユニットどうしの接合構造
にあっては、請求項4記載の発明と同様の効果を得るこ
とができるとともに、前記回動レバーを前記一方のユニ
ットから引き上げて回動させて、前記保持部に回動レバ
ーを圧接して、該回動レバーを前記ユニットの外面から
引き上げた状態に保持することができるので、前記回動
レバーがロック位置に戻ることを防止して、前記係合部
と被係合部を互いに外れた状態に保持することができ
る。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載のユニットどうしの接合構造において、例
えば、図2に示すように、前記一方のユニット(30)
には、前記回動レバー(200)をロック位置から一方
向(矢印A方向)に回転させることにより、前記一方の
ユニット(30)から他方のユニット(20)を離間さ
せた際に、前記回動レバー(200)が当接して、この
回動レバー(200)の一方向(矢印A方向)への回転
を規制する回り止め(353)が設けられていることを
特徴としている。
【0018】請求項6記載のユニットどうしの接合構造
にあっては、請求項1〜5のいずれかに記載の発明と同
様の効果を得ることができるとともに 前記一方のユニ
ットには、前記回動レバーをロック位置から一方向に回
転させて、前記一方のユニットから他方のユニットを離
間させた際に、前記回り止めにより前記回動レバーの一
方向への回転が規制されるので、前記回動レバーの回転
を必要以上に回転させることがなく、必要最小限の回転
に規制することができる。したがって、前記一方のユニ
ットから他方のユニットを離間させる際に、前記回動レ
バーを必要以上に回転させることがなく、両ユニットの
離間作業の省力化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るユニットど
うしの接合構造の実施の形態例を図1から図6に基づい
て説明する。図1は、本発明を適用したユニットどうし
の接合構造によってユニットどうしを接合することによ
り構成されたものの一例としてのSDH(Synchronous
Digital Hierarchy)/ATM(Asynchronuos Transfer
Mode)アナライザ1の構成を示す概観斜視図であり、
一部の機能ユニットを分離した状態で示されている図で
ある。
【0020】この図に示すように、ユニットを接合する
ことにより構成されているSDH/ATMアナライザ1
は、所定形態の筐体で統一された複数の機能ユニットを
接合することによって構成されるものであり、SDHア
ナライザ1に係る主要機能を有するSDHユニット3
0、ATMユニット40に、表示操作ユニット20や電
源ユニット50等の必要な機能ユニットを接合すること
によって構成されているものである。なお、これらユニ
ットにおいて互いに隣接しているユニットどうしは着脱
自在に接合されているものであり、接合された際、それ
ぞれ接合面に形成されているコネクタが接続され、ユニ
ットどうしが電気的に接続されているものである。
【0021】なお、このコネクタは図示しないが、接続
される一方のユニットに凹部が、また他方のユニットに
凸部が形成され、これら凹部及び凸部が嵌合することに
より接続されるものである。また、コネクタ凸部、コネ
クタ凹部は、接合された他の機能ユニット間の情報伝達
を行うための信号線と各機能ユニットに電源を供給する
ための電源供給線を有している。そして、信号線により
伝達される信号は、表示操作ユニット20からの指示入
力を各機能ユニットに伝える制御信号や、各機能ユニッ
トにおける測定結果等を表示操作ユニット20へ出力す
る信号等であり、電源供給線により供給される電源は、
電源ユニット50によって供給されるものであり接合さ
れた各機能ユニット(SDHユニット30、ATMユニ
ット40)の当該コネクタにおける電源供給線を介して
それぞれの機能ユニットに供給されるものである。
【0022】表示操作ユニット20は、図中手前側の表
示操作面20aにLCD(LiquidCrystal Display)等
によって構成される表示器21と、SDH/ATMアナ
ライザ1におけるネットワーク監視機能等の起動・停止
や各パラメータを設定等するための入力部22等とが設
けられ、SDH/ATMアナライザ1におけるマンマシ
ンインターフェースに係る機能を有するユニットであ
る。この表示操作ユニット20は図中後ろ側の接合面2
0bで、SDHユニット30に接合される。
【0023】SDHユニット30は、図中の右側の側面
30bに測定用のインターフェース30c等が設けられ
た、SDH/ATMアナライザ1に係る主要機能を有す
るユニットであり、左側で表示操作ユニット20に接続
され、図示省略したコネクタ凹部等を介して表示操作ユ
ニット20から入力される指示入力に従って、SDH伝
送装置におけるネットワークの状態監視等を行い、測定
結果を表示操作ユニット20へ出力する機能ユニットで
ある。
【0024】ATMユニット40は、図示しないコネク
タ凹部等を介して表示操作ユニット20から入力される
指示入力に従って、ATM通信におけるATMセルの通
信状態の監視等を行い、測定結果を表示操作ユニット2
0へ出力するユニットである。そして、ATMユニット
40の後ろ側の接合面40aで電源ユニット50に電気
的に接合されている。
【0025】電源ユニット50は、各機能ユニットに必
要な電源を供給する機能を有するユニットである。ま
た、この電源ユニット50の右側の背面50aには、本
体を保護し、または支えるための足51、足52及び足
53が備えられている。
【0026】なお、上記ATMユニット40に代えて、
PDHユニットを接合してもよい。このPDHユニット
は、隣接されるSDHユニット30の図示しないコネク
タ凸部と接続される図示しないコネクタ凹部等を介し
て、表示操作ユニット20から入力される指示入力に従
って、PDH伝送網における回線品質の監視等を行い、
測定結果を表示操作ユニット20へ出力する機能ユニッ
トである。ATMユニットに代えた際には、左側でSD
Hユニット30が、また右側では、後述する電源ユニッ
ト50と電気的に接合される。さらに、ATMユニット
40をPDHユニット変更せず、ATMユニット40と
電源ユニット50との間に介在させて、これらを電気的
に接合した構成としてもよい。
【0027】次に、本発明に係るユニットどうしを接合
する接合構造について説明する。なお、これら隣接する
各ユニットどうし(具体的には、表示操作ユニット20
とSDHユニット30、SDHユニット30とATMユ
ニット40、ATMユニット40と電源ユニット50)
の接合は、それぞれ同様な構造によりなる。よって、以
下では表示操作ユニット20とSDHユニット30との
接合構造を例にとって説明し、その他のユニットどうし
の接合構造は省略する。また、本発明に係る接合構造
は、実施の形態において後述する回動レバーが相反する
形で各ユニットの上下面に配置されているが、配置構造
は対称的に配置されるので、上面の接合構造のみを以下
に説明する。
【0028】図2は、図1のSDH/ATMアナライザ
1における表示操作ユニットとSDHユニットどうしの
接合部分Xの部分拡大斜視部である。図3は図2におい
て回動レバーを外したユニットの接合部を示す図であ
る。図4は回動レバーの軸部の構造を示す、図2のC−
C線矢視断面図、図5及び図6は、ユニットを接合する
状態変化を示す図である。
【0029】表示操作ユニット(他方のユニット)20
とSDHユニット(一方のユニット)30とは、表示操
作ユニット20の接合面20bと、SDHユニット30
の接合面30aとの対向する部位で接続されている。
【0030】SDHユニット(一方のユニット)30の
接続部分には、表示操作ユニット(他方のユニット)20
に設けられた係合孔(被係合部)110と係合する係合
片(係合部)210を備えた回動レバー200が回動自
在に設けられている。表示操作ユニット20の接合部分
には、接合面20bからSDHユニット30側に突出し
た突部111と小突起112とが形成され、突部111
には前記係合孔110が設けられている。また、小突起
112は、表示操作ユニット20とSDHユニット30
とを接近させることで、回動レバー200に当接し、該
回動レバー200を矢印B方向に回転させるものであ
る。
【0031】SDHユニット30には、第1の切り欠き
部31が形成されており、この切り欠き部31には、S
DHユニット30と表示操作ユニット20とが接合され
た状態において、前記突部111が収納される。そし
て、突部111が切り欠き部31に収納された状態にお
いて、突部111の係合孔110と回動レバー200の
係合片210とが係合する。また、この状態において、
回動レバー200が切り欠き部31に納まって、この位
置がロック位置となる。なお、係合片210と係合孔1
10とはロック位置でのみ係合しそれ以外の位置では互
いに外れるようになっている。前記第1切り欠き部31
は、SDHユニット30の接合面30aの縁部に、表示
操作ユニット20と接合する接合方向(接合面側)と接
合方向と直交する方向である外方に開口した状態で形成
されている。
【0032】また、前記SDHユニット30には、前記
第1切り欠き部31に隣接して、回動レバー200を支
持する支持部32が形成されており、この支持部32上
面には穴部320が形成されている。穴部320の中心
軸はユニットの接合方向と直交し、外方に開口した貫通
穴である。
【0033】また、前記SDHユニット30には、前記
支持部32に隣接して、接合面30a側及び外方に開口
した第2切り欠き部35が形成されており、この第2切
り欠き部35の奥側には、接合面から所定間隔あけて接
合方向と直交する方向で下方に凹んだ凹部350が形成
されている(図3参照)。この第2切り欠き部35に
は、前記SDHユニット30と表示操作ユニット20と
が接合された状態において、小突起112が挿入される
ようになっており、この第2切り欠き部35に挿入され
た小突起112が後述する回動レバー200の突片部2
03を押圧することにより、該突片部203が第2切り
欠き部35の奥側に移動されるようになっている。
【0034】一方、回動レバー200は、一端部201
に下方に突出する係合片210が設けられ、他端部20
2に下方に突出する突片部203が形成された本体部2
05と、この本体部205に、該本体部205の延在方
向と直交して設けられ、SDHユニット30の支持部3
2の穴部320に挿入される回転軸部206とを備えて
いる。
【0035】前記係合片210は本体部205の下面側
に下方に突出した状態で設けられており、回転軸部20
6は本体部205の下面で係合片210と突片部203
との間で突片部203よりに形成された状態となってい
る。そして、回転軸部206は支持部32の穴部320
に沿って上下方向に摺動可能かつ回転自在に設けられて
おり、これにより回動レバー200の本体部205はS
DHユニット30の外面から上方に突出可能となってお
り、この突出した状態で、回転軸部206を中心とし
て、SDHユニット30の外面に対して平行に揺動でき
るようになっている。
【0036】また、図4に示すように、回転軸部206
には支持部32内で付勢部材(例えば、圧縮コイルば
ね)322が外嵌されている。圧縮コイルばね322
は、支持部32の穴部320の内側周縁部320aと、
回転軸部206の先端部206aにビス208により固
定されたフランジ部207間に介在されており、回転軸
部206を下方に付勢した状態となっている。そして、
前記圧縮コイルばね322では、回動レバー200が前
記ロック位置にあるときには、係合片210と係合孔1
10とが互いに係合するように力を付勢し、その係合状
態を保持する。
【0037】また、回動レバー200の係合片210と
突部111の係合孔110とが係合している状態では、
SDHユニット30の凹部350に回動レバー200の
突片部203が嵌合し、さらに、回動レバー200の本
体部205の上面205aはSDHユニット30の外面
とほぼ面一となって、本体部205の側面205bが第
1切り欠き部31の後ろ側の面31aに当接することに
よって、回動レバー200の回動は抑止された状態とな
っている。
【0038】すなわち、凹部350と、第1切り欠き部
の後ろ側の面31aと、圧縮コイルばね322等とで、
回動レバー200をロック位置に保持する保持機構を構
成している。なお、この保持機構により、SDHユニッ
ト30と表示操作ユニット20との係合状態を保持する
ことができ、SDHユニット30と表示操作ユニット2
0とが確実に接合した状態を維持させることができる。
【0039】第2切り欠き部35の接合面側の底部(保
持部)351は、回動レバー200をSDHユニット3
0の外面から引き上げて回動させた際に、本体部205
に形成された突片部203の先端部が当接されるように
構成されている。突片部203を底部351に当接させ
た際、つまり、回動レバー200をSDHユニット30
の外面から引き上げて一方向(矢印A方向)に所定量回
転させて、底部351に突片部203を載せた状態にお
いて、該突片部203は圧縮コイルばね322の付勢力
によって、底部351に圧接しており、これによって、
回動レバー200の本体部205は、SDHユニット3
0の外面から引き上げた状態で保持された状態となる。
【0040】また、この底部351の表面には、上方に
突出して設けられ、回動レバー200をロック位置から
一方向(矢印A方向)に回転させることによりSDHユ
ニット30から表示操作ユニット20を離間させた際
に、回動レバー200の突片部203が当接して、この
回動レバー200の一方向(矢印A方向)への回転を規
制する回り止め部(回り止め)353が形成されてい
る。
【0041】次に、図5及び図6を用いて、表示操作ユ
ニット20とSDHユニット30とを接合したり、切り
離す方法について説明する。
【0042】表示操作ユニット20とSDHユニット3
0とを接合する場合、SDHユニット30の回動レバー
200を矢印A方向に回転させて、突片部203を第2
切り欠き部35の底部351に当接させた状態にしてお
く。つまり、回動レバー200の係合片210はロック
位置以外の位置に配置された状態となる。
【0043】そして、図5に示すように、表示操作ユニ
ット20をSDHユニット30に接近させていき、表示
操作ユニット20の突部111をSDHユニット30の
接合面30a側から第1切り欠き部31に挿入しつつ、
小突起112を第2切り欠き部35の接合面30a側か
ら挿入させる。
【0044】次いで、小突起112を第2切り欠き部3
5の底部351と当接している突片部203に当接させ
て、該突片部203を内側に押圧して、回動レバー20
0を回転軸部206を中心に矢印B方向に回転させる。
すると、小突起112により押圧された突片部203が
凹部350の上方に位置するとともに、係合片210が
ロック位置の上方に位置し、圧縮コイルばね322によ
り回動レバー200はロック位置に付勢され、ロック位
置に配置している係合孔110、言い換えれば第1切り
欠き部31に挿入される突部111の係合孔110に係
合片210が係合し、該係合片210と係合孔110の
係合状態が保持される(図6参照)。つまり、表示操作
ユニット20とSDHユニット30とが接合される。
【0045】また、これら表示操作ユニット20とSD
Hユニット30とを切り離す際は、回動レバー200を
SDHユニット30の外面から圧縮コイルばね322の
付勢力に抗して引き上げる。この場合、回動レバー20
0を、その係合片210が外面より上方になるようにし
て引き上げ、この状態において、突片部203の先端部
は第2切り欠き部35の接合面30a側の底部351の
上面より高い位置にある。また、回動レバー200を引
き上げることで、前記係合片210が係合孔110から
外れる。
【0046】そして、この回動レバー200を矢印A方
向に回動させて、回動レバー200の突片部203を表
示操作ユニット20の小突起112に当接させる。回動
レバー200を一層回転させる。すると、回動レバー2
00の突片部203が第2切り欠き部35の外方に向け
て移動し、すなわち、てこの原理で突片部203が表示
操作ユニット20の小突起112を外側に押圧移動させ
る。これによって、表示操作ユニット20がSDHユニ
ット30から離間する。また、この回動レバー200の
回転は、突片部203が回り止め部353に当接するこ
とにより規制され、両ユニット20,30を離間させる
際に余力を使うことがなく、作業効率がよい。
【0047】また、この回動レバー200の係合片(係
合部)210と係合孔(被係合部)110とが係合する
構造は、接合される表示操作ユニット20、SDHユニ
ット30の接合面20b,30aに、それぞれ対向する
両辺側に設けられているものであり、表示操作ユニット
20とSDHユニット30どうしは2箇所で接合され
る。このような接合構造は、他の機能ユニット、例えば
後述するATMユニット40においても同様に構成され
ているものである、なおPDHユニットにした場合でも
同一の構造とする。
【0048】上述したような本実施の形態のユニットど
うしの接合構造によれば、回動レバー200をロック位
置から上方に引き上げて、矢印A方向に回転させて、該
回動レバー200をロック位置以外の位置に位置させ、
係合片210と係合孔110とが互いに外れた状態にす
るとともに、表示操作ユニット20をSDHユニット3
0から離間させることができる。つまり、表示操作ユニ
ット20とSDHユニット30の切り離す場合には、ユ
ニット20,30どうしの接合のロックが解除されると
ともに、回動レバー200を矢印A方向に回動させるこ
とで表示操作ユニット20をSDHユニット30からあ
る程度離間させることができる。したがって、各ユニッ
トを容易かつ確実に切り離すことができる。また、回動
レバー200を回動させて、該回動レバー200をロッ
ク位置に位置させるだけで、係合片210と係合孔11
0とを互いに係合させて、SDHユニット30と表示操
作ユニット20との係合状態を保持させることができ
る。
【0049】また、SDHユニット30の支持部32に
は、表示操作ユニット20によって回動レバー200が
他方向に所定量回転した際に、該回動レバー200をロ
ック位置に付勢する圧縮コイルばね322が設けられて
いるので、表示操作ユニット20とSDHユニット30
とを接近させることで、回動レバー200はロック位置
に位置されることになり、該回動レバー200がロック
位置に位置されることにより係合片210と係合孔11
0とが互いに係合して、SDHユニット30と表示操作
ユニット20とが係合される。よって、SDHユニット
30と表示操作ユニット20とを接近させることにより
両ユニットを容易に係合させることができる。つまり、
ユニットどうしを接合する場合には、ユニットどうしの
接合と同時に、接合のロックを行うことができ、接合作
業上便利となる。
【0050】さらに、回動レバー200は、この回動レ
バー200がロック位置に付勢された状態において、S
DHユニット30の外面と面一に設けられ、係合片21
0と係合孔110とは、付勢部材の付勢力に抗して回動
レバー200をユニットの外面から引き上げることで、
互いに外れるように構成されているので、回動レバー2
00がロック位置に位置している状態において、つま
り、係合片210と係合孔110とが係合し、SDHユ
ニット30と表示操作ユニット20とが係合している状
態において、回動レバー200はSDHユニット30の
外面から外方に突出することがなく、両ユニットの接合
状態時に不要突起物を排し、外観美を与える。また、こ
れら両ユニットを離す場合には、回動レバー200をS
DHユニット30の外面から引き上げることで、回動レ
バー200をロック位置以外の位置に位置させ、係合片
210と係合孔110とを容易に外すことができる。
【0051】また、回動レバー200をSDHユニット
30から引き上げて回動させて、底部351に回動レバ
ー200を圧接して、該回動レバー200をユニットの
外面から引き上げた状態に保持できるので、回動レバー
200がロック位置に戻ることを防止して、係合片21
0と係合孔110を互いに外れた状態に保持することが
できる。
【0052】さらに、SDHユニット30には、回動レ
バー200をロック位置から矢印A方向に回転させて、
SDHユニット30から表示操作ユニット20を離間さ
せた際に、回り止めにより回動レバー200の矢印A方
向への回転が規制されるので、回動レバー200の回転
を必要以上に回転させることがなく、必要最小限の回転
に規制することができ、SDHユニット30から表示操
作ユニット20を離間させる際に、回動レバー200を
必要以上に回転させることがなく、両ユニット20,3
0の離間作業の省力化を図ることができる。
【0053】また、本実施の形態では、各機能ユニット
を同一仕様の所定の筐体とし、この機能ユニットを複数
組み合わせることによって、SDH/ATMアナライザ
1を構成することとした。したがって、機能ユニットを
適宜選択して接合することによって、所望の機能のみを
有するSDH/ATMアナライザ1を構成することがで
きるため、機能の拡張性の高さを有しながら、同時に、
小型・軽量化が実現されている。
【0054】なお、上記実施の形態において示した機能
ユニットの筐体の形状、コネクタを介して授受される信
号等の種類、係合孔(被係合部)及び係合片(係合部)
の形状等は、本発明の主旨の範囲において、要求される
仕様に応じて適宜変更が可能である。
【0055】また、本体を持ち運ぶ際に、機能ユニット
相互の接合を確実なものとするため、各機能ユニットの
接合面を凹凸形状とし、接合の際、接合面の凹部に凸部
を嵌合させる構造としてもよい。さらに、本実施の形態
では、ユニットどうしの接合構造の一例を示すためにS
DH/ATMアナライザを用いて説明したが、これに限
らず、複数のユニットを接合してなるものであれば、ど
のようなものに適用しても良い。
【0056】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
るユニットどうしの接合構造によれば、ユニットどうし
の切り離す場合には、ユニットどうしの接合のロックが
解除されるとともに、回動レバーを一方向に回動させる
ことでユニットどうしをある程度離間させることがで
き、各ユニットを容易かつ確実に切り離すことができ
る。また、前記回動レバーを回動させて、該回動レバー
を前記ロック位置に位置させるだけで、前記係合部と前
記被係合部とを互いに係合させて、前記一方のユニット
と前記他方のユニットとの係合状態を保持させることが
できる。
【0057】請求項2記載の発明に係るユニットどうし
の接合構造によれば、請求項1記載の発明と同様の効果
を得ることができるとともに、前記一方のユニットに
は、前記回動レバーを前記ロック位置に保持する保持機
構が設けられているので、前記ロック位置において前記
回動レバーと前記他方のユニットとに設けられている前
記係合部と前記被係合部とが係合された状態を保持する
ことができ、前記一方のユニットと前記他方のユニット
との係合状態を保持することができることにより、前記
一方のユニットと前記他方のユニットとが確実に接合し
た状態を維持させることができる。
【0058】請求項3記載の発明に係るユニットどうし
の接合構造によれば、請求項2記載の発明と同様の効果
を得ることができるとともに、前記他方のユニットと前
記一方のユニットとを接近させることで、前記回動レバ
ーは前記ロック位置に位置されることになり、該回動レ
バーが前記ロック位置に位置されることにより前記係合
部と被係合部とが互いに係合して、前記一方のユニット
と前記他方のユニットとが係合される。したがって、前
記一方のユニットと前記他方のユニットとを接近させる
ことにより両ユニットを容易に係合させることができ
る。つまり、ユニットどうしを接合する場合には、ユニ
ットどうしの接合と同時に、接合のロックを行うことが
でき、接合作業上便利となる。
【0059】請求項4記載の発明に係るユニットどうし
の接合構造によれば、請求項2または3記載の発明と同
様の効果を得ることができるとともに、前記回動レバー
が前記ロック位置に位置している状態において、つま
り、前記係合部と前記被係合部とが係合し、前記一方の
ユニットと前記他方のユニットとが係合している状態に
おいて、前記回動レバーは前記一方のユニットの外面か
ら外方に突出することがなく、両ユニットの接合状態時
における外観美を提供している。また、これら両ユニッ
トを離す場合には、前記回動レバーを前記一方のユニッ
トの外面から引き上げることで、前記回動レバーを前記
ロック位置以外の位置に位置させ、前記係合部と前記被
係合部とを容易に外すことができる。
【0060】請求項5記載の発明に係るユニットどうし
の接合構造によれば、請求項4記載の発明と同様の効果
を得ることができるとともに、前記回動レバーを前記一
方のユニットから引き上げて回動させて、前記保持部に
回動レバーを圧接して、該回動レバーを前記ユニットの
外面から引き上げた状態に保持することができるので、
前記回動レバーがロック位置に戻ることを防止して、前
記係合部と被係合部を互いに外れた状態に保持すること
ができる。
【0061】請求項6記載の発明に係るユニットどうし
の接合構造によれば、請求項1〜5のいずれかに記載の
発明と同様の効果を得ることができるとともに、前記回
動レバーの回転を必要以上に回転させることがなく、必
要最小限の回転に規制することができ、前記一方のユニ
ットから他方のユニットを離間させる際に、前記回動レ
バーを必要以上に回転させることがなく、両ユニットの
離間作業の省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したユニットどうしの接合構造に
よってユニットどうしを接合することにより構成された
ものの一例としてのSDH/ATMアナライザ1の構成
を示す概観斜視図である。
【図2】図1のSDH/ATMアナライザ1における表
示操作ユニットとSDHユニットどうしの接合部分Xの
部分拡大斜視部である。
【図3】図2において回動レバーを外したユニットの接
合部を示す図である。
【図4】回動レバーの軸部の構造を示す、図2のC−C
線矢視断面図である。
【図5】表示操作ユニット20とSDHユニット30を
接合する状態変化を示す図である。
【図6】表示操作ユニット20とSDHユニット30を
接合する状態変化を示す図である。
【符号の説明】
1 SHD/ATMアナライザ 20a 接合面 20b 表示操作面 20 表示操作ユニット(他方のユニット) 30 SDHユニット30(一方のユニット) 31a 第1切り欠き部の後ろ側の面(保持機構) 40 ATMユニット(ユニット) 50 電源ユニット(ユニット) 110 係合孔(被係合部) 200 回動レバー 210 係合片(係合部) 322 圧縮コイルばね(付勢部材) 350 凹部(保持機構) 351 底部(保持部) 353 回り止め部(回り止め)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットどうしを着脱自在に接合するユ
    ニットどうしの接合構造において、 一方のユニットには回動レバーが回動可能に設けられ、 この回動レバーと他方のユニットには、前記回動レバー
    のロック位置において互いに係合することで、一方のユ
    ニットと他方のユニットを接合状態に保持し、かつロッ
    ク位置以外の位置で互いに外れる係合部と被係合部がそ
    れぞれ設けられ、 前記他方のユニットは、前記回動レバーを前記ロック位
    置から一方向に回転させることで、この回動レバーによ
    って押圧されて、前記一方のユニットから離間するよう
    に構成されていることを特徴とするユニットどうしの接
    合構造。
  2. 【請求項2】 前記一方のユニットには、前記回動レバ
    ーを前記ロック位置に保持する保持機構が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のユニットどうしの接
    合構造。
  3. 【請求項3】 前記一方のユニットには、これと他方の
    ユニットとを接近させることで、該他方のユニットによ
    って前記回動レバーが他方向に所定量回転した際に、該
    回動レバーを前記ロック位置に付勢する付勢部材が設け
    られていることを特徴とする請求項2記載のユニットど
    うしの接合構造。
  4. 【請求項4】 前記回動レバーは、この回動レバーが前
    記ロック位置に付勢された状態において、一方のユニッ
    トの外面と面一に設けられており、 前記係合部と被係合部とは、前記付勢部材の付勢力に抗
    して前記回動レバーをユニットの外面から引き上げるこ
    とで、互いに外れるように構成されていることを特徴と
    する請求項2または3記載のユニットどうしの接合構
    造。
  5. 【請求項5】 前記一方のユニットには、前記回動レバ
    ーを前記一方のユニットの外面から引き上げて回動させ
    た際に、前記付勢部材の付勢力によって前記回動レバー
    が圧接することで、回動レバーをユニットの外面から引
    き上げた状態に保持する保持部が設けられていることを
    特徴とする請求項4記載のユニットどうしの接合構造。
  6. 【請求項6】 前記一方のユニットには、前記回動レバ
    ーをロック位置から一方向に回転させることにより、前
    記一方のユニットから他方のユニットを離間させた際
    に、前記回動レバーが当接して、この回動レバーの一方
    向への回転を規制する回り止めが設けられていることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のユニットど
    うしの接合構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022181002A1 (ja) 2021-02-26 2022-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022181002A1 (ja) 2021-02-26 2022-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器

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