JP2001015215A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JP2001015215A
JP2001015215A JP11187877A JP18787799A JP2001015215A JP 2001015215 A JP2001015215 A JP 2001015215A JP 11187877 A JP11187877 A JP 11187877A JP 18787799 A JP18787799 A JP 18787799A JP 2001015215 A JP2001015215 A JP 2001015215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
fitting
lock
fitted
lock arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11187877A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3468356B2 (ja
Inventor
Makoto Fukamachi
誠 深町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP18787799A priority Critical patent/JP3468356B2/ja
Publication of JP2001015215A publication Critical patent/JP2001015215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3468356B2 publication Critical patent/JP3468356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合状態を検知する検知部材を備えたコネク
タの部品点数を減らし、且つ組付け作業性を向上させ
る。 【解決手段】 嵌合凹部22U,22Dには分割ハウジ
ング11U,11Dをロックする撓み変形可能なロック
アーム27U,27Dが背中合わせに設けられ、両ロッ
クアーム27U,27Dに挟まれた共有領域Aに前後方
向に移動可能なスライダ40が組み付けられている。ス
ライダ40の上下面には、撓んだロックアーム27U,
27Dが進入可能な逃がし凹部53U,53Dが設けら
れ、この逃がし凹部53U,53Dの前面にロックアー
ム27U,27Dの前端面28U,28Dが係合可能な
係合面54U,54Dが設けられている。少なくともど
ちらかの分割ハウジング11U,11Dが半嵌合とさ
れ、対応するロックアーム27U,27Dが撓み変形さ
れた状態ではスライダ40の後退動作は規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合状態を検知可
能なコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして雌雄のコ
ネクタハウジングが正規に嵌合されたか否かを検知する
ための検知部材を備えたものが知られている。このコネ
クタは、雄コネクタハウジング内に嵌合可能な雌コネク
タハウジングに検知部材が移動可能に組み付けられてお
り、この検知部材は、両コネクタハウジングが嵌合前ま
たは嵌合途中のときは移動が規制され、正規嵌合に至っ
て初めてその移動が許容されるようになっている。つま
り、検知部材の移動の可否でもって、コネクタの嵌合状
態を検知できるようになっている。尚、このようなコネ
クタの一例として、特開平3−285280号公報に記
載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、極数の多い
多極タイプのコネクタにおいては、嵌合力の増大を防ぐ
ために、雌コネクタハウジングを複数の分割ハウジング
に分割して形成することがある。ところが、そうすると
各分割ハウジング毎に検知部材を組み付ける必要があ
り、部品点数が多くなって、コスト高を招いていた。そ
の上、分割ハウジングを嵌合させる度にそれぞれの検知
部材を押し込む作業が必要となって、コネクタの組付け
作業性が悪化していた。本発明は上記のような事情に基
づいて完成されたものであって、嵌合状態を検知する検
知部材を備えたコネクタの部品点数を減らすとともにそ
の組付け作業性を向上させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、複数の分割ハウジ
ングからなる一方のコネクタハウジングと、前記各分割
ハウジングと個別に嵌合可能な嵌合凹部が備えられた他
方のコネクタハウジングとからなり、前記他方のコネク
タハウジングにおける前記各嵌合凹部が連通されて臨む
共有領域には、検知部材が移動可能に設けられるととも
に、前記各分割ハウジングと対応する嵌合凹部との組ご
とに、分割ハウジングが嵌合凹部に正規に嵌合されるま
での過程では前記共有領域側に変位して、前記検知部材
に対してその移動を規制するように係合する規制手段が
個別に設けられている構成としたところに特徴を有す
る。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記各嵌合凹部には、対応する分割ハウジン
グのロック部に係止して正規の嵌合状態にロックするた
めのロックアームが前記共有領域側に向けて撓み変形可
能に設けられ、このロックアームにより前記規制手段が
構成されており、前記分割ハウジングが嵌合される過程
で前記ロックアームが前記ロック部を通過して撓み変形
しているときには、ロックアームが前記検知部材に係合
してその移動を規制し、前記分割ハウジングが正規嵌合
されることに伴い前記ロックアームが元姿勢に復帰して
前記ロック部に係止したときには、前記検知部材に対す
る係合が解除される構成となっているところに特徴を有
する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
において、前記検知部材には、この検知部材が移動され
たときに前記ロックアームの撓み空間へ進入して、この
ロックアームが解離方向に撓むことを規制する押さえ部
が設けられているところに特徴を有する。
【0007】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載のものにおいて、前記各嵌合凹部の
うち、最後に前記分割ハウジングが嵌合される嵌合凹部
が予め定められており、前記検知部材におけるこの最後
の嵌合凹部に臨む部位には撓み変形可能な保持アームが
設けられ、この保持アームは、前記検知部材が移動され
る前は前記最後の嵌合凹部に設けられた係止部に係止し
てこの検知部材が移動されるのを規制し、最後の分割ハ
ウジングが正規嵌合されたときには、この分割ハウジン
グと当接することにより撓み変形して前記係止部に対す
る係止が解除されるようになっているところに特徴を有
する。
【0008】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載のものにおいて、前記各嵌合凹部の
うち、最後に前記分割ハウジングが嵌合される嵌合凹部
が予め定められており、前記検知部材におけるこの最後
の嵌合凹部に臨む部位には、この嵌合凹部に嵌合される
分割ハウジングに設けられた押込部によって圧縮されて
前記検知部材を移動させる付勢力を蓄積するばね手段が
備えられているところに特徴を有する。
【0009】請求項6の発明は、請求項2ないし請求項
5のいずれかに記載のものにおいて、最後に嵌合される
前記分割ハウジングと対応する前記嵌合凹部との組に備
えられた前記ロックアームのロック位置は、他の組に備
えられたロックアームのロック位置と比べて嵌合凹部の
奥側にずれて形成されており、他の組における前記分割
ハウジングが最後に嵌合される組の前記嵌合凹部に嵌合
された場合には、前記ロックアームは撓み変形されたま
まとされる構成となっているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>各分割ハウ
ジングが対応する嵌合凹部にそれぞれ嵌合される際、す
べての分割ハウジングが正規に嵌合されて初めて、規制
手段による検知部材の移動の規制が解除される。逆に、
一つの分割ハウジングでも半嵌合状態にあれば、検知部
材の移動が行えない。すなわち、複数の分割ハウジング
を備えつつも、一つの検知部材を設けるだけで、全分割
ハウジングが正規嵌合されたか、あるいは一つでも半嵌
合があるかを検知することができる。検知部材が一つで
済むことにより部品点数の削減が図れ、またコネクタ全
体を小型にまとめることができる。また、嵌合検知を行
うに当たり検知部材を移動させる作業を1回で済ませる
ことができるから、検知工程を含めたコネクタ全体の組
付け作業性を向上させることができる。
【0011】<請求項2の発明>分割ハウジングが対応
する嵌合凹部に嵌合される過程では、ロックアームがロ
ック部を通過することで共有領域側に撓み変形して検知
部材と係合し、その移動を規制する。分割ハウジングが
嵌合凹部内に正規嵌合されると、ロックアームが復帰し
てロック部に係止されるとともに、検知部材に対する係
合を解除してその移動を許容する。
【0012】<請求項3の発明>分割ハウジングが対応
する嵌合凹部内に正規に嵌合されたのち検知部材が移動
されると、検知部材に設けられた押さえ部がロックアー
ムの撓み空間内に進入してその解離方向への撓み変形が
規制される。ロックアームが不用意に解離方向に撓むこ
とが防がれ、高い信頼性を持ってロックすることができ
る。
【0013】<請求項4の発明>最後に嵌合される分割
ハウジングによってのみ、係止部に対する係止状態が解
除される保持アームを検知部材に設けるようにすること
で、各分割ハウジングを嵌合させる前や、最後の分割ハ
ウジングを嵌合させるまでの間において、規制手段によ
る係止機能が果たされていないときでも、検知部材が不
用意に移動されるのを防止することができる。一方、各
分割ハウジングを嵌合させる途中では、検知部材に係合
した規制手段と併せて検知部材の移動を規制することが
できる。
【0014】<請求項5の発明>最後の分割ハウジング
が対応する嵌合凹部に嵌合されると、検知部材の移動が
規制されたまま、ばね手段が押込部により圧縮されて付
勢力を蓄積する。この最後の分割ハウジングが正規嵌合
に至ると、規制手段によってなされていた検知部材の移
動の規制が解除されることで、それまでにばね手段に蓄
積された付勢力が解放されて、検知部材は自動的に移動
される。検知部材の移動がばね手段により自動的に行な
われるから、嵌合検知のための格別の操作が不要とな
り、コネクタの組付け作業性をさらに向上させることが
できる。さらには最後の分割ハウジングを嵌合させると
きのみばね手段を圧縮させているから、例えば全ての分
割ハウジングを嵌合させる際にばね手段を圧縮させる力
が必要な場合と比べて嵌合操作性が良好となる。
【0015】<請求項6の発明>万が一、最後に嵌合さ
れる嵌合凹部と組をなす分割ハウジングを間違って他の
組の嵌合凹部に嵌合してしまい、最後の嵌合凹部に他の
組の分割ハウジングを嵌合した事態が生じたとする。こ
のとき、他の組の分割ハウジングが最後の嵌合凹部に対
して正規の嵌合深さに至っても、その分割ハウジングの
ロック部にはロックアームが係止されず、ロックアーム
は撓み変形した状態のままに留められるから、検知部材
は移動されない。これにより、最後に嵌合される組の嵌
合凹部に他の組の分割ハウジングを嵌合した場合でも、
検知部材が過って移動されることが防がれ、組同士の誤
嵌合を防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図13によって説明する。この実施形態のコネクタは、
図1及び図3に示すように、互いに嵌合可能な雄コネク
タハウジング20(以下、単に雄ハウジング20とい
う)と、2つの分割ハウジング11U,11Dからなる
雌コネクタハウジング10(以下、単に雌ハウジング1
0という)とから構成され、このうち雄ハウジング20
には、分割ハウジング11U,11Dの嵌合状態を検知
可能なスライダ40(本発明の構成要件である検知部材
に相当)が組み付けられている。なお、以下では、雄雌
両ハウジング10,20において嵌合面側を前方とす
る。
【0017】先に雌ハウジング10について説明する。
この雌ハウジング10は、2つの分割ハウジング11
U,11Dからなり、それぞれ雄ハウジング20の嵌合
凹部22U,22D内に嵌合可能とされている。これら
分割ハウジング11U,11Dは、略ブロック状に形成
され、内部には3室のキャビティ12が幅方向に並んで
設けられ、これらのキャビティ12内には、雌端子金具
13が所定の係止機構によって抜け止め状態で収容され
ている。分割ハウジング11U,11Dの一面の左右に
は、一対のリブ14U,14D(このうち下の分割ハウ
ジング11Dに設けられたリブ14Dが本発明の構成要
件である押込部に相当する。)が突出して設けられてい
る。これらのリブ14U,14Dの間には、雄ハウジン
グ20のロックアーム27U,27Dに係止可能なロッ
ク部15U,15Dが突出して設けられている。
【0018】これら上下の分割ハウジング11U,11
Dは、互いに異なる形状に形成されている。下の分割ハ
ウジング11Dに比べて上の分割ハウジング11Uの方
がブロック部分の高さが大きく形成されている。また、
ロック部15U,15Dの配設位置については、下のロ
ック部15Dに比べて上のロック部15Uの方が、その
後端面16Uが後方に形成されている。リブ14U,1
4Dについては、上のリブ14Uが分割ハウジング11
Uの前後端面に臨んで形成されているのに対して、下の
リブ14Dは、分割ハウジング11Dの前端からやや引
っ込んだ位置から形成されている。
【0019】続いて、雄ハウジング20について説明す
る。この雄ハウジング20は、図1及び図3に示すよう
に、前方に開口した角筒部21を備えており、この角筒
部21には、中央部分に所定高さの領域(後記する共有
領域A)を空けた上下に、それぞれ分割ハウジング11
U,11Dを個別に嵌合可能な嵌合凹部22U,22D
が備えられている。これら嵌合凹部22U,22Dの後
方には、略ブロック状の端子収容部23U,23Dが角
筒部21に連結してそれぞれ設けられている。なお、こ
れら嵌合凹部22U,22Dのうち上の嵌合凹部22U
が上の分割ハウジング11Uと、下の嵌合凹部22Dが
下の分割ハウジング11Dとそれぞれ組をなしており、
嵌合順序については上の組の方が先とされ、下の組が後
で嵌合されるようになっている。
【0020】端子収容部23U,23D内には、図2及
び図3に示すように、分割ハウジング11U,11Dに
対応して3室のキャビティ24が設けられ、これらのキ
ャビティ24には相手側の雌端子金具13と導通接続さ
れる雄端子金具25が抜け止め状態で収容され、そのタ
ブが前方の嵌合凹部22U,22D内に突出されてい
る。また、下方の端子収容部23Dにおける嵌合凹部2
2Dに臨む前端部の両側縁には、図2及び図4に示すよ
うに、スライダ40の保持アーム50が係止可能な係止
部26が形成されている。
【0021】上下の端子収容部23U,23Dの対向面
には、図3に示すように、分割ハウジング11U,11
Dのロック部15U,15Dに係止可能なロックアーム
27U,27Dがそれぞれ設けられ、所定間隔を空けて
互いに背中合わせとなるように形成されている。ロック
アーム27U,27Dは前後方向に延出して形成され、
その前部が嵌合凹部22U,22D内に突出して配され
ている。これらのロックアーム27U,27Dは、嵌合
凹部22U,22Dに嵌合される分割ハウジング11
U,11Dのロック部15U,15Dに乗り上げること
で、前部が互いに接近する方向へシーソー状に撓み変形
可能とされており、この前部の突入を許容する空間が撓
み空間Sとされている。また、ロックアーム27U,2
7Dの前端面28U,28Dのうち、嵌合凹部22U,
22D側に臨む部分にはテーパ面29が形成され、分割
ハウジング11U,11Dのロック部15U,15Dに
対してロックアーム27U,27Dが乗り上げる動作が
円滑に行なわれるようになっている。
【0022】また、これらのロックアーム27U,27
Dの前後方向の配設位置は、上下で異なる位置とされて
おり、詳しくは、上のロックアーム27Uが端子収容部
23Uの前端から突設され、下のロックアーム27Dが
端子収容部23Dの前端からやや後方へずれた位置から
突設されることで、上方のロックアーム27Uの前端面
28Uが下方のロックアーム27Dの前端面28Dより
も前方に配置されている。
【0023】これらのロックアーム27U,27Dの前
端部分における嵌合凹部22U,22Dに臨んだ面は、
分割ハウジング11U,11Dのロック部15U,15
Dが嵌まるように段差状に凹んで形成されており、この
凹み部分の前面に形成された係止面30U,30Dにロ
ック部15U,15Dの後端面16U,16Dが係止さ
れるようになっている。
【0024】これらのロックアーム27U,27Dの間
の所定間隔の領域は、上下の嵌合凹部22U,22Dに
連通して形成された共有領域Aとされている。この共有
領域Aの前部がロックアーム27U,27Dの撓み空間
Sとされている。共有領域Aは、後端部分が外部に開放
して形成されており、この開放部分からスライダ40が
組み付けられるようになっている。
【0025】このスライダ40は、雄ハウジング20内
を前後方向へ移動可能に組み付けられており、おおまか
には板状に形成された本体部41と、図2に示すよう
に、本体部41の下面両側部から下方へ突設された一対
のばね収容部42とからなり、このばね収容部42内
に、図4に示すように、本発明の構成要件であるばね手
段に相当するコイルばね43が収容されている。また、
このスライダ40は、共有領域Aにおける角筒部21の
前端に設けられた前壁31によって前止まりがなされて
おり、この前壁31には、下のロックアーム27Dの両
側方に位置して分割ハウジング11Dのリブ14Dが進
入可能な一対の切り欠き部32が設けられている。
【0026】スライダ40の本体部41は、図2及び図
3に示すように、その前部が共有領域Aの高さとほぼ同
じ大きさに形成されることで、丁度共有領域A内に収め
られている。本体部41の両側面にはガイド突部44が
設けられており、このガイド突部44が共有領域Aにお
ける雄ハウジング20の側壁に設けられた溝33に嵌め
られることで、スライダ40の前後方向への移動が案内
されるようになっている。また、図9に示すように、ス
ライダ40が後退したときにおいても、本体部41の後
端が雄ハウジング20から突出しないようなストローク
に設定されている。本体部41の後端には、スライダ4
0を操作するための操作部45が設けられている。
【0027】一対のばね収容部42は、図2及び図4に
示すように、共有領域Aの下方の嵌合凹部22D内に突
出され、下方のロックアーム27Dを両側から挟むよう
にして配されている。ばね収容部42内には、圧縮変形
可能なコイルばね43がスプリングストッパ46によっ
て前方への抜け止めがなされた状態で装着されている。
このスプリングストッパ46は、ばね収容部42の前面
開口縁に張り出して形成された壁面47に係止されるこ
とで抜けが規制されている。この壁面47は部分的に開
口して形成されており、この開口部48が上記した雄ハ
ウジング20の切り欠き部32に対して整合した位置に
設けられていることで、下方の分割ハウジング11Dの
リブ14Dが進入可能とされ、リブ14Dがスプリング
ストッパ46を奥方へ押し込み可能とされている。
【0028】なお、このばね収容部42が配された嵌合
凹部22D内に嵌合される分割ハウジング11Dは、ブ
ロック部分の高さが嵌合凹部22Dの底面からばね収容
部42の下面までの距離とほぼ同じ大きさとされてい
る。
【0029】また、図2に示すように、ばね収容部42
の下面からは突部49が設けられ、雄ハウジング20に
設けられたストッパ34に係合可能とされることで、ス
ライダ40が移動した後の後止めに機能するようになっ
ている。
【0030】両ばね収容部42の外側面からは、図2に
示すように、一対の保持アーム50が側方に突出して設
けられている。この保持アーム50は、図2及び図4に
示すように、下の嵌合凹部22Dに突出して配されると
ともに撓み変形可能に設けられ、その前端に形成された
係止爪51が端子収容部23Dの前端の係止部26に引
掛けられることで、スライダ40の後退動作が規制され
るようになっている。係止爪51の前端下面側にはテー
パ面52が形成されており、下の嵌合凹部22Dに嵌合
される分割ハウジング11Dの上面への乗り上げ動作が
円滑に行なわれるようになっている。
【0031】さて、スライダ40の本体部41における
上下面には、図3に示すように、ロックアーム27U,
27Dの撓み空間Sに対応してそれぞれ逃がし凹部53
U,53Dが形成されており、これらの逃がし凹部53
U,53D内に撓み変形されたロックアーム27U,2
7Dが進入可能とされている。そして、この逃がし凹部
53U,53Dの前面が、図5に示すように、撓んだロ
ックアーム27U,27Dの前端面28U,28Dが係
合される係合面54U,54Dとされている。図5及び
図7に示すように、少なくとも上下どちらかのロックア
ーム27U,27Dの前端面28U,28Dが係合面5
4U,54Dに係合することで、スライダ40は後方へ
の移動が規制されるようになっている。但し分割ハウジ
ング11U,11Dが正規嵌合に至り、図9に示すよう
に、ロックアーム27U,27Dが復帰したときはスラ
イダ40に対する係合が解除されるようになっている。
【0032】これらの逃がし凹部53U,53Dの係合
面54U,54Dは、詳しくは、上下のロックアーム2
7U,27Dの前端面28U,28Dの位置に合わせて
前後にずれた位置に形成され、すなわち上面側の係合面
54Uの方が下面側の係合面54Dよりも前方に配設さ
れている。
【0033】また、本体部41の前部が押さえ部55と
されており、スライダ40が後方へ移動されるのに伴っ
て、ロックアーム27U,27Dの前部が変位される撓
み空間S内に進入されるようになっている。
【0034】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。分割ハウジング11
U,11Dを嵌合するに当たって、先に図3に示す上の
組を嵌合してから、下の組を嵌合するようにしている。
このとき、仮に上下の組を間違えて、上の分割ハウジン
グ11Uを下の嵌合凹部22D内に嵌合したとしても、
この分割ハウジング11Uのブロック部分の高さは下の
分割ハウジング11Dのそれよりも大きいから、分割ハ
ウジング11Uの前端面がスライダ40のばね収容部4
2の壁面47に突き当たって、分割ハウジング11Uの
進入が阻止されるようになっている。
【0035】まず、上の組の分割ハウジング11Uを嵌
合すると、図5に示すように、上のロックアーム27U
は、ロック部15Uに乗り上げて前部が撓み空間S内に
撓み変形され、ロックアーム27Uの前端面28Uがス
ライダ40の逃がし凹部53U内に進入した状態とされ
る。そして、図6に示すように、正規嵌合に至ると、ロ
ックアーム27Uは元姿勢に復帰して係止面30Uがロ
ック部15Uの後端面16Uに係止して、上の分割ハウ
ジング11Uをロック状態に保持する。
【0036】続いて、下の組の分割ハウジング11Dを
嵌合すると、図7に示すように、ロックアーム27Dが
ロック部15Dに乗り上げるとともに、図8に示すよう
に、リブ14Dが開口部48を通ってスプリングストッ
パ46に当接されて、スプリングストッパ46を奥方へ
押し込む。この押し込み動作に伴って、コイルばね43
は圧縮変形されて、分割ハウジング11Dを戻す方向へ
の付勢力が蓄積される。このとき、スライダ40はロッ
クアーム27Dの前端面28Dが逃がし凹部53Dの係
合面54Dに係合されるとともに、保持アーム50の係
止爪51が係止部26に引っ掛かっていることで、二重
に後退動作が規制されている。
【0037】このような半嵌合状態で分割ハウジング1
1Dの嵌合操作を止め置くと、コイルばね43に蓄積さ
れた付勢力が解放されることによって、下の分割ハウジ
ング11Dは離間方向へ弾き出される。
【0038】下の分割ハウジング11Dが正規嵌合に至
ると、図10に示すように、保持アーム50は、係止爪
51が分割ハウジング11Dの上面に乗り上げつつ、撓
み変形されて、雄ハウジング20に対する係止状態が解
除される。これとほぼ同時に、図9に示すように、ロッ
クアーム27Dが元の姿勢に復帰することで、係止面3
0Dがロック部15Dに係止するとともに、ロックアー
ム27Dは逃がし凹部53Dから退避して、その前端面
28Dとスライダ40の係合面54Dとの係合状態が解
除される。
【0039】このように、スライダ40は後退動作が二
重に規制された状態から解放され、コイルばね43に蓄
積されていた付勢力によって、後方へ自動的に移動され
る。このスライダ40の移動は、ばね収容部42の下面
から突設された突部49が雄ハウジング20側のストッ
パ34に突き当たったところで停止され、スライダ40
の後方への抜け止めがなされるようになっている(図2
参照)。このスライダ40の移動をもって全ての分割ハ
ウジング11U,11Dが正規に嵌合されたことを検知
することができる。
【0040】このスライダ40の移動に伴って、図9に
示すように、スライダ40の押さえ部55はロックアー
ム27U,27Dの撓み空間Sに進入するから、両ロッ
クアーム27U,27Dの撓み変形は規制される。これ
により、両分割ハウジング11U,11Dに対するロッ
ク状態を二重にすることができ、保持力が向上して確実
なロック状態を得ることができる。また、スライダ40
が移動されることにより、図10に示すように、コイル
ばね43はほぼ自然長さへ復帰しているから、正規嵌合
状態において分割ハウジング11Dを離間させる力とし
て作用することはない。
【0041】ところで、図11に示すように、上の分割
ハウジング11Uが正規嵌合に至っておらず、ロックア
ーム27Uが撓んだ状態であるにも拘わらず、それに気
付かずに下の分割ハウジング11Dを嵌合させる場合が
ある。この場合、図12及び図13に示すように、下の
分割ハウジング11Dが正規嵌合に至り、下のロックア
ーム27Dと保持アーム50とによるスライダ40の後
退動作の規制状態が解除されても、上のロックアーム2
7Uの前端面28Uがスライダ40の係合面54Uに係
合しているから、結局スライダ40は後方への移動が規
制される。すなわち、下の分割ハウジング11Dを正規
深さまで嵌合させてもスライダ40が移動されない場合
は、上の分割ハウジング11Uが半嵌合であることが検
知される。
【0042】また、メンテナンス等で分割ハウジング1
1U,11Dを外すときは、操作部45を押圧してスラ
イダ40を逃がし凹部53U,53Dが撓み空間Sに整
合されるまで押し込みつつ、下のロックアーム27Dの
後端部を押し下げる。これにより、スライダ40は下の
ロックアーム27Dにより一時的に後止めがなされると
ともに下の分割ハウジング11Dのロック状態が解除さ
れる。下の分割ハウジング11Dを引き抜くと、スライ
ダ40の保持アーム50が復帰して雄ハウジング20の
係止部26に係止することでスライダ40の後止めがな
されるから、下のロックアーム27Dを元に戻す。次に
上のロックアーム27Uの後端部を押圧して、上の分割
ハウジング11Uのロック状態を解除しつつ、分割ハウ
ジング11Uを引き抜く。
【0043】以上説明したように本実施形態によれば、
1つのスライダ40で2つの分割ハウジング11U,1
1Dの嵌合状態を検知できるから、部品点数を少なくす
ることができ、コネクタ全体を小型にまとめることがで
きる。さらには、スライダ40がコイルばね43によっ
て自動的に移動されるから、嵌合検知のための格別の操
作が不要となり、コネクタの組付け作業性が良好とな
る。また、下の分割ハウジング11Dを嵌合させるとき
のみコイルばね43を圧縮させているから、例えば上の
分割ハウジング11Uを嵌合させる際もコイルばね43
を圧縮させる力が必要な場合と比べて嵌合操作性が良好
となる。
【0044】<変形例>上記実施形態では、上下の分割
ハウジング11U,11Dのブロック部分の大きさを異
ならせることで、相手の嵌合凹部22U,22Dと間違
いなく嵌合できるようにされているが、上下の分割ハウ
ジング11U,11Dのブロック部分の大きさを変える
ことは、製造上面倒である場合がある。そのためこの変
形例では、上下の分割ハウジング11U,11Dのブロ
ック部分の大きさを同じにしてもなお、分割ハウジング
11U,11Dと相手の嵌合凹部22U,22Dとを間
違いなく嵌合できるようにした手当が施されており、以
下これについて説明する。なお、この変形例について
は、新たに図面を起こすことなく、上記実施形態で使用
した図面並びに符号を適宜に援用して説明することとす
る。
【0045】この変形例では、上記のように上下の分割
ハウジング11U,11Dのブロック部分の大きさ、並
びにそれに付随して相手の嵌合凹部22U,22Dの高
さ等が同じにされている反面、上下でロック位置が異な
って設定されている。詳細には、下の分割ハウジング1
1Dにおけるロック部15Dの後端面16Dは、上の分
割ハウジング11Uのロック部15Uの後端面16Uよ
りも前方に位置して形成される一方、下のロックアーム
27Dにおける係止面30Dは、上のロックアーム27
Uの係止面30Uよりも後方に形成されている。すなわ
ち、下方の組におけるロック位置は上方のものと比べ
て、嵌合凹部22U,22Dの奥側へずれている。
【0046】分割ハウジング11U,11Dを嵌合する
際に、万が一、上下の組を間違えて上の分割ハウジング
11Uを下の嵌合凹部22D内に正規深さまで嵌合して
も、ロック部15Uの後端面16Uの位置は、下のロッ
クアーム27Dの係止面30Dよりも嵌合凹部22Dの
手前側に配されるようになっているから、ロックアーム
27Dはロック部15Uに係止できずに撓んだままとさ
れる。この状態で作業者が分割ハウジング11Uから手
を放すと、コイルばね43に蓄積された付勢力によって
分割ハウジング11Uは離間方向に弾き出される。これ
をもって分割ハウジング11U,11Dを対応しない組
の嵌合凹部22U,22Dに嵌めたことを検知すること
ができる。これにより、スライダ40が間違って移動さ
れることが防ぐことができ、組同士の誤嵌合が防がれ
る。
【0047】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、雌ハウジングが上下2つ
の分割ハウジングから構成される場合について示した
が、分割ハウジングの数は3つ以上でもよい。その場合
は、最後に嵌合する嵌合凹部を予め定めておき、スライ
ダのばね手段がこの最後の嵌合凹部に臨むように設定す
ることで、この嵌合凹部に嵌合される分割ハウジングに
のみばね力が作用する構成とすればよく、最後に嵌合さ
れる分割ハウジングが正規嵌合に至って、ばね手段によ
り押し戻されることがなくてもスライダが移動しないと
きは、他の分割ハウジングが半嵌合であることが検知さ
れる。
【0048】(2)上記した実施形態では、2つの嵌合
凹部が背中合わせの位置に設けられた場合について示し
たが、例えばロックアームが雄ハウジングの幅方向に一
列に並ぶとともに嵌合凹部が幅方向に並んで形成され、
これらの嵌合凹部が連通されて幅方向に拡がる共有領域
にスライダを設けるようにしてもよい。
【0049】(3)上記した実施形態では、ばね手段が
スライダに備えられた場合について示したが、必ずしも
ばね手段を設けなくてもよく、その場合は、操作部を手
動で操作してスライダを移動させるようにすればよい。 (4)上記した実施形態では、スライダが分割ハウジン
グの嵌合方向に沿って移動するものについて示したが、
例えばスライダが同方向に直交する雄ハウジングの幅方
向に移動するようになっていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの分解斜視
【図2】雄ハウジングの正面図
【図3】分割ハウジングを嵌合する前の状態を示す図2
のX−X線断面図
【図4】分割ハウジングを嵌合する前の状態を示す図2
のY−Y線断面図
【図5】上の分割ハウジングを嵌合させる途中の状態を
示す図2のX−X線断面図
【図6】上の分割ハウジングが正規嵌合に至った状態を
示す図2のX−X線断面図
【図7】下の分割ハウジングを嵌合させる途中の状態を
示す図2のX−X線断面図
【図8】下の分割ハウジングを嵌合させる途中の状態を
示す図2のY−Y線断面図
【図9】上下の分割ハウジングが正規嵌合に至った状態
を示す図2のX−X線断面図
【図10】上下の分割ハウジングが正規嵌合に至った状
態を示す図2のY−Y線断面図
【図11】上の分割ハウジングが半嵌合のまま、下の分
割ハウジングを嵌合させる途中の状態を示す図2のX−
X線断面図
【図12】スライダが上のロックアームによって後退動
作が規制された状態を示す図2のX−X線断面図
【図13】スライダの後退動作が規制された状態を示す
図2のY−Y線断面図
【符号の説明】
10…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング) 11U,11D…分割ハウジング 14D…リブ(押込部) 15U,15D…ロック部 20…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング) 22U,22D…嵌合凹部 26…係止部 27U,27D…ロックアーム(規制手段) 40…スライダ(検知部材) 43…コイルばね(ばね手段) 50…保持アーム 55…押さえ部 A…共有領域 S…撓み空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の分割ハウジングからなる一方のコ
    ネクタハウジングと、前記各分割ハウジングと個別に嵌
    合可能な嵌合凹部が備えられた他方のコネクタハウジン
    グとからなり、 前記他方のコネクタハウジングにおける前記各嵌合凹部
    が連通されて臨む共有領域には、検知部材が移動可能に
    設けられるとともに、前記各分割ハウジングと対応する
    嵌合凹部との組ごとに、分割ハウジングが嵌合凹部に正
    規に嵌合されるまでの過程では前記共有領域側に変位し
    て、前記検知部材に対してその移動を規制するように係
    合する規制手段が個別に設けられていることを特徴とす
    るコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記各嵌合凹部には、対応する分割ハウ
    ジングのロック部に係止して正規の嵌合状態にロックす
    るためのロックアームが前記共有領域側に向けて撓み変
    形可能に設けられ、このロックアームにより前記規制手
    段が構成されており、前記分割ハウジングが嵌合される
    過程で前記ロックアームが前記ロック部を通過して撓み
    変形しているときには、ロックアームが前記検知部材に
    係合してその移動を規制し、前記分割ハウジングが正規
    嵌合されることに伴い前記ロックアームが元姿勢に復帰
    して前記ロック部に係止したときには、前記検知部材に
    対する係合が解除される構成となっていることを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記検知部材には、この検知部材が移動
    されたときに前記ロックアームの撓み空間へ進入して、
    このロックアームが解離方向に撓むことを規制する押さ
    え部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記各嵌合凹部のうち、最後に前記分割
    ハウジングが嵌合される嵌合凹部が予め定められてお
    り、前記検知部材におけるこの最後の嵌合凹部に臨む部
    位には撓み変形可能な保持アームが設けられ、この保持
    アームは、前記検知部材が移動される前は前記最後の嵌
    合凹部に設けられた係止部に係止してこの検知部材が移
    動されるのを規制し、最後の分割ハウジングが正規嵌合
    されたときには、この分割ハウジングと当接することに
    より撓み変形して前記係止部に対する係止が解除される
    ようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれかに記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記各嵌合凹部のうち、最後に前記分割
    ハウジングが嵌合される嵌合凹部が予め定められてお
    り、前記検知部材におけるこの最後の嵌合凹部に臨む部
    位には、この嵌合凹部に嵌合される分割ハウジングに設
    けられた押込部によって圧縮されて前記検知部材を移動
    させる付勢力を蓄積するばね手段が備えられていること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のコネクタ。
  6. 【請求項6】 最後に嵌合される前記分割ハウジングと
    対応する前記嵌合凹部との組に備えられた前記ロックア
    ームのロック位置は、他の組に備えられたロックアーム
    のロック位置と比べて嵌合凹部の奥側にずれて形成され
    ており、他の組における前記分割ハウジングが最後に嵌
    合される組の前記嵌合凹部に嵌合された場合には、前記
    ロックアームは撓み変形されたままとされる構成となっ
    ていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいず
    れかに記載のコネクタ。
JP18787799A 1999-07-01 1999-07-01 コネクタ Expired - Fee Related JP3468356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18787799A JP3468356B2 (ja) 1999-07-01 1999-07-01 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18787799A JP3468356B2 (ja) 1999-07-01 1999-07-01 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001015215A true JP2001015215A (ja) 2001-01-19
JP3468356B2 JP3468356B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=16213779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18787799A Expired - Fee Related JP3468356B2 (ja) 1999-07-01 1999-07-01 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3468356B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113555720A (zh) * 2020-04-24 2021-10-26 矢崎总业株式会社 连接器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113555720A (zh) * 2020-04-24 2021-10-26 矢崎总业株式会社 连接器
CN113555720B (zh) * 2020-04-24 2023-04-25 矢崎总业株式会社 连接器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3468356B2 (ja) 2003-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5993238A (en) Half-fitting prevention connector
JP3991911B2 (ja) コネクタ
JP3503729B2 (ja) コネクタ
JP3538750B2 (ja) レバー式コネクタ
JPH089913Y2 (ja) コネクタ
EP1638175A2 (en) A connector and a connector assembly
JP2019046636A (ja) コネクタ
EP1054481A1 (en) A connector
US6824421B2 (en) Connector housing assembly with a fit-on detection member
JP2001160457A (ja) 半嵌合防止コネクタ
US6537098B2 (en) Connector fitting construction using resilient force
JPH09147979A (ja) ロックアーム付きコネクタ
WO2021024750A1 (ja) コネクタ
JPH09115615A (ja) 嵌合確認機構を備えたコネクタ
JP2001160456A (ja) コネクタ
JP4375244B2 (ja) コネクタ
JP2002367726A (ja) 嵌合検知コネクタ
JP3457172B2 (ja) コネクタ嵌合構造
JP2002324614A (ja) コネクタ
JP3405894B2 (ja) 半嵌合防止コネクタ
JP3468356B2 (ja) コネクタ
JP3249739B2 (ja) 半嵌合防止コネクタ
JP3598990B2 (ja) コネクタ
JP3598964B2 (ja) 嵌合検知コネクタ
WO2021024751A1 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees