JP2001014909A - 誘導灯装置 - Google Patents
誘導灯装置Info
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- JP2001014909A JP2001014909A JP11186103A JP18610399A JP2001014909A JP 2001014909 A JP2001014909 A JP 2001014909A JP 11186103 A JP11186103 A JP 11186103A JP 18610399 A JP18610399 A JP 18610399A JP 2001014909 A JP2001014909 A JP 2001014909A
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- light
- lighting
- cold cathode
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で光源ランプの暗黒特性を改善す
ることができ、ランプの再点灯性能を向上させることの
できる誘導灯装置を提供するにある。 【解決手段】 充電モニター部5は器具本体2内に収容
されている安定器、バッテリーを含む点灯回路部品など
の点灯ユニットやバッテリー充電が正常に動作されてい
るかを示すLED等の光を発する表示モニターであり、
例えば器具本体2の下端面に配置される。また、このL
EDの発する光を効果的に冷陰極ランプ4へと供給させ
るために該充電モニター部5の裏側には光ファイパーな
どの導光材6が冷陰極ランプ4側へと配置される。つま
り、この導光材6によって、充電モニター部5から発し
ている光を冷陰極ランプ4に導光させることができる。
よって、冷陰極ランプ4は、この導光により、点灯ある
いは再点灯時、ランプ4自身が放電開始を可能とするの
に必要な初期電子を十分確保することが可能となり、す
なわち、暗黒特性が効果的に改善され、容易に再起動さ
せることができる。
ることができ、ランプの再点灯性能を向上させることの
できる誘導灯装置を提供するにある。 【解決手段】 充電モニター部5は器具本体2内に収容
されている安定器、バッテリーを含む点灯回路部品など
の点灯ユニットやバッテリー充電が正常に動作されてい
るかを示すLED等の光を発する表示モニターであり、
例えば器具本体2の下端面に配置される。また、このL
EDの発する光を効果的に冷陰極ランプ4へと供給させ
るために該充電モニター部5の裏側には光ファイパーな
どの導光材6が冷陰極ランプ4側へと配置される。つま
り、この導光材6によって、充電モニター部5から発し
ている光を冷陰極ランプ4に導光させることができる。
よって、冷陰極ランプ4は、この導光により、点灯ある
いは再点灯時、ランプ4自身が放電開始を可能とするの
に必要な初期電子を十分確保することが可能となり、す
なわち、暗黒特性が効果的に改善され、容易に再起動さ
せることができる。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、点灯表示により避難経
路を避難者に確実に認識させて誘導する目的の誘導灯装
置に関し、特に暗所等の配置環境条件に起因する暗黒特
性を効果的に改善することのできる誘導灯装置に関す
る。
路を避難者に確実に認識させて誘導する目的の誘導灯装
置に関し、特に暗所等の配置環境条件に起因する暗黒特
性を効果的に改善することのできる誘導灯装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物内には、火災などの非常時
に備えて、避難者を安全な場所へと避難するための非常
口が複数設けられており、これらの非常口近傍には、避
難者に非常口の存在を認識させるための誘導灯装置が設
置されている。
に備えて、避難者を安全な場所へと避難するための非常
口が複数設けられており、これらの非常口近傍には、避
難者に非常口の存在を認識させるための誘導灯装置が設
置されている。
【0003】誘導灯装置は、通常、誘導灯装置内の光源
が点灯、あるいは常時点灯状態が維持されることで、該
誘導灯装置の表示面に施された緊急時用の標識を避難者
に認識させることが可能であり、例えば特開平9−30
6678号公報に記載されているように、光源負荷とし
て冷陰極ランプを用いた誘導灯装置は周知である。
が点灯、あるいは常時点灯状態が維持されることで、該
誘導灯装置の表示面に施された緊急時用の標識を避難者
に認識させることが可能であり、例えば特開平9−30
6678号公報に記載されているように、光源負荷とし
て冷陰極ランプを用いた誘導灯装置は周知である。
【0004】ところで、このような誘導灯装置では、通
常は常時点灯状態を保持するように制御されているが、
最近の消防法の改正により、その点灯状態を維持する必
要がない場合には、消灯制御することも可能になった。
つまり、省電力化を図るためである。したがって、今後
は、消灯状態から再点灯する場合も考えられ、このとき
の再点灯特性の向上化も強く望まれることになる。
常は常時点灯状態を保持するように制御されているが、
最近の消防法の改正により、その点灯状態を維持する必
要がない場合には、消灯制御することも可能になった。
つまり、省電力化を図るためである。したがって、今後
は、消灯状態から再点灯する場合も考えられ、このとき
の再点灯特性の向上化も強く望まれることになる。
【0005】一般に、誘導等装置に使用される冷陰極ラ
ンプ等の放電ランプは、電極が非予熱形であり、且つ外
部からの光が入りにくい箱体内に収納されるために、放
電ランプ自身が放電開始を可能とするための初期電子を
生成することが困難であり、すなわち暗黒特性が悪い。
放電灯ランプは、明るいところでは周囲の光によって管
内に初期電子が生成されるので、直ちに始動するが、暗
所に設置された場合や、誘導灯装置の機器本体内のよう
な暗いところでは始動に長時間を要することになるの
で、これでは再点灯特性の向上化を図ることができな
い。したがって、再点灯特性を向上させるためには、暗
黒特性を改善する必要があり、今後の誘導灯装置におい
ては、この課題が特に重要であり、急務となっている。
ンプ等の放電ランプは、電極が非予熱形であり、且つ外
部からの光が入りにくい箱体内に収納されるために、放
電ランプ自身が放電開始を可能とするための初期電子を
生成することが困難であり、すなわち暗黒特性が悪い。
放電灯ランプは、明るいところでは周囲の光によって管
内に初期電子が生成されるので、直ちに始動するが、暗
所に設置された場合や、誘導灯装置の機器本体内のよう
な暗いところでは始動に長時間を要することになるの
で、これでは再点灯特性の向上化を図ることができな
い。したがって、再点灯特性を向上させるためには、暗
黒特性を改善する必要があり、今後の誘導灯装置におい
ては、この課題が特に重要であり、急務となっている。
【0006】図16は従来の誘導灯装置の一例を示す構
成斜視図である。
成斜視図である。
【0007】図16に示す誘導灯装置1は、天井取り付
け型のもので、この種の誘導灯装置1は、例えば建物の
天井等に固定するとともに点灯制御するのに必要な点灯
ユニットや光源ランプ4を内装した器具本体2と、この
器具本体2に内蔵される光源ランプ4と、この光源ラン
プ4からの光を直接あるいは間接的に受ける前記器具本
体1に取り付けられた透光性を有する表示パネル3と、
前記器具本体2に取り付けられ、前記光源ランプ4を点
灯させる安定器(図示せず)、バッテリーを含む点灯回
路部品(点灯ユニットともいう)、バッテリーが正常に
充電されていることを示す充電モニター部5等の主要素
部品を含んで構成されている。
け型のもので、この種の誘導灯装置1は、例えば建物の
天井等に固定するとともに点灯制御するのに必要な点灯
ユニットや光源ランプ4を内装した器具本体2と、この
器具本体2に内蔵される光源ランプ4と、この光源ラン
プ4からの光を直接あるいは間接的に受ける前記器具本
体1に取り付けられた透光性を有する表示パネル3と、
前記器具本体2に取り付けられ、前記光源ランプ4を点
灯させる安定器(図示せず)、バッテリーを含む点灯回
路部品(点灯ユニットともいう)、バッテリーが正常に
充電されていることを示す充電モニター部5等の主要素
部品を含んで構成されている。
【0008】ところが、このような誘導灯装置1では、
上記の如く法的に認められている消灯制御を行い、その
後に再点灯制御を行おうとすると、図中に示す誘導灯装
置1が例えば無窓エリアなど外光が入らない場所に設置
され、また、光源ランプが冷陰極ランプである場合に
は、上述したように冷陰極ランプ自身が放電開始を可能
とするための初期電子を生成することが困難であること
から、暗黒特性が悪く、この影響により、冷陰極ランプ
が再始動(再点灯)出来ない場合があった。
上記の如く法的に認められている消灯制御を行い、その
後に再点灯制御を行おうとすると、図中に示す誘導灯装
置1が例えば無窓エリアなど外光が入らない場所に設置
され、また、光源ランプが冷陰極ランプである場合に
は、上述したように冷陰極ランプ自身が放電開始を可能
とするための初期電子を生成することが困難であること
から、暗黒特性が悪く、この影響により、冷陰極ランプ
が再始動(再点灯)出来ない場合があった。
【0009】また、暗黒特性に起因した冷陰極ランプの
再始動性の問題は、冷陰極ランプを点灯制御する点灯回
路部(点灯ユニット)による影響も考えられる。
再始動性の問題は、冷陰極ランプを点灯制御する点灯回
路部(点灯ユニット)による影響も考えられる。
【0010】図17は従来の誘導灯装置1に搭載された
点灯ユニットの一例を示すブロック図で、図17(a)
は制御手段により点灯制御行う方式のもの。図17
(b)は制御手段及びマイコン制御回路により点灯制御
を行う方式のものである。
点灯ユニットの一例を示すブロック図で、図17(a)
は制御手段により点灯制御行う方式のもの。図17
(b)は制御手段及びマイコン制御回路により点灯制御
を行う方式のものである。
【0011】双方の点灯ユニットにおいては、常用交流
電源(図示せず)に接続される常用電源入力部10を備
え、この常用電源入力部10には、所定の直流電圧を生
成する電源部11が接続されている。この電源部11
は、フィルタ回路、整流平滑回路等により構成されてい
る。一方、非常用の電源となるバッテリー(図示せず)
を含む非常用電源入力部12と電源部11との間には、
常用/非常用電源切替部13が接続されている。この常
用/非常用電源切替部13には、図示はしないが通常時
に電源部11から供給される電圧電流に基づきバッテリ
ーを充電する充電回路も含まれている。つまり、常用/
非常用電源切替部13は、非常時や異常発生等により電
源部11からの電源供給が停止した場合には、自動的に
後段のインバータ回路15に供給する電源を、非常時電
源入力部12あるいはバッテリーに切り替えて供給する
ことが可能である。
電源(図示せず)に接続される常用電源入力部10を備
え、この常用電源入力部10には、所定の直流電圧を生
成する電源部11が接続されている。この電源部11
は、フィルタ回路、整流平滑回路等により構成されてい
る。一方、非常用の電源となるバッテリー(図示せず)
を含む非常用電源入力部12と電源部11との間には、
常用/非常用電源切替部13が接続されている。この常
用/非常用電源切替部13には、図示はしないが通常時
に電源部11から供給される電圧電流に基づきバッテリ
ーを充電する充電回路も含まれている。つまり、常用/
非常用電源切替部13は、非常時や異常発生等により電
源部11からの電源供給が停止した場合には、自動的に
後段のインバータ回路15に供給する電源を、非常時電
源入力部12あるいはバッテリーに切り替えて供給する
ことが可能である。
【0012】この常用/非常用電源切替部13の後段に
は、切り替えられた何れかの直流電圧に基づき発振動作
して負荷16(例えば冷陰極ランプ)を点灯するインバ
ータ回路15が接続されている。図17(a)に示す点
灯ユニットでは、このインバータ回路15は、制御手段
14により制御されるようになっており、一方、図17
(b)に示す点灯ユニットでは、インバータ回路15
は、電源部11,制御手段14間に設けられたマイコン
制御回路17及び制御手段14によって、制御されるよ
うになっている。つまり、後者の点灯ユニットでは、マ
イコン制御回路17を設けることにより、電源部11か
らの電源電圧の変動が検出され、該検出結果に基づきイ
ンバータ回路15による発振動作が制御されるので、よ
り点灯性能を向上させるようにしている。また、各電源
入力部は、3線引きにて構成されているので、常用時に
バッテリーを充電しつつ負荷16を消灯制御することが
できるようになっている。
は、切り替えられた何れかの直流電圧に基づき発振動作
して負荷16(例えば冷陰極ランプ)を点灯するインバ
ータ回路15が接続されている。図17(a)に示す点
灯ユニットでは、このインバータ回路15は、制御手段
14により制御されるようになっており、一方、図17
(b)に示す点灯ユニットでは、インバータ回路15
は、電源部11,制御手段14間に設けられたマイコン
制御回路17及び制御手段14によって、制御されるよ
うになっている。つまり、後者の点灯ユニットでは、マ
イコン制御回路17を設けることにより、電源部11か
らの電源電圧の変動が検出され、該検出結果に基づきイ
ンバータ回路15による発振動作が制御されるので、よ
り点灯性能を向上させるようにしている。また、各電源
入力部は、3線引きにて構成されているので、常用時に
バッテリーを充電しつつ負荷16を消灯制御することが
できるようになっている。
【0013】図18には上記点灯ユニットのインバータ
回路15の具体例を示す回路構成図が示されている。図
18に示すようにインバータ回路15は、例えば制御手
段15a,コイルL1,二つの抵抗Rb,R1,第1及
び第2のスイッチング素子Q1,Q2,平滑コンデンサ
C0、コンデンサC1,昇圧トランスL及び負荷16等
を含んで構成されている。
回路15の具体例を示す回路構成図が示されている。図
18に示すようにインバータ回路15は、例えば制御手
段15a,コイルL1,二つの抵抗Rb,R1,第1及
び第2のスイッチング素子Q1,Q2,平滑コンデンサ
C0、コンデンサC1,昇圧トランスL及び負荷16等
を含んで構成されている。
【0014】このようなインバータ回路15において
は、供給される切り替えられた何れかの直流電圧に基づ
き制御手段15aによって、第1及び第2のスイッチン
グ素子Q1,Q2が交互にオン/オフさせることによ
り、平滑コンデンサC0の充放電作用の発生により昇圧
トランスL,トランスL1等の共振回路が共振すること
になり、結果として昇圧トランスLの二次巻線側には、
負荷16を点灯させるのに必要なランプ電流が得られ、
このランプ電流によって負荷16を高周波点灯させるよ
うにしている。
は、供給される切り替えられた何れかの直流電圧に基づ
き制御手段15aによって、第1及び第2のスイッチン
グ素子Q1,Q2が交互にオン/オフさせることによ
り、平滑コンデンサC0の充放電作用の発生により昇圧
トランスL,トランスL1等の共振回路が共振すること
になり、結果として昇圧トランスLの二次巻線側には、
負荷16を点灯させるのに必要なランプ電流が得られ、
このランプ電流によって負荷16を高周波点灯させるよ
うにしている。
【0015】ところが、上記構成の点灯ユニット等や点
灯ユニット内のインバータ回路を採用した誘導灯装置に
おいても、上記の如く法的に認められている消灯制御を
行い、その後に再点灯制御を行おうとすると、仮に該誘
導灯装置が同様に無窓エリアなど外光が入らない場所に
設置され、また、光源ランプ(負荷)が冷陰極ランプで
ある場合には、上述したように冷陰極ランプの持つ暗黒
特性によって、ランプの始動電圧(二次電圧)を高くす
る必要があり、しかも高い始動電圧ということで危険防
止のため長くは印加することができないことから、ラン
プ始動までの時間がかかったり、あるいは非点灯状態を
検出する不点検出回路等の保護回路装置が起動してしま
い、インバータ回路による発振が停止したりして、結果
的にランプを再始動できない場合もあった。
灯ユニット内のインバータ回路を採用した誘導灯装置に
おいても、上記の如く法的に認められている消灯制御を
行い、その後に再点灯制御を行おうとすると、仮に該誘
導灯装置が同様に無窓エリアなど外光が入らない場所に
設置され、また、光源ランプ(負荷)が冷陰極ランプで
ある場合には、上述したように冷陰極ランプの持つ暗黒
特性によって、ランプの始動電圧(二次電圧)を高くす
る必要があり、しかも高い始動電圧ということで危険防
止のため長くは印加することができないことから、ラン
プ始動までの時間がかかったり、あるいは非点灯状態を
検出する不点検出回路等の保護回路装置が起動してしま
い、インバータ回路による発振が停止したりして、結果
的にランプを再始動できない場合もあった。
【0016】以上、理由から、従来の誘導灯装置では、
構造的にもまた点灯ユニットなどの回路的にも暗黒特性
を改善する必要があり、ランプの再点灯性能を向上させ
る必要があるのが現状である。
構造的にもまた点灯ユニットなどの回路的にも暗黒特性
を改善する必要があり、ランプの再点灯性能を向上させ
る必要があるのが現状である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の誘
導灯装置では、該誘導灯装置が例えば無窓エリアなど外
光が入らない場所に設置され、また光源ランプが冷陰極
ランプである場合に、法的に認められている消灯制御を
行い、その後に再点灯制御を行おうとすると、冷陰極ラ
ンプ自身が放電開始を可能とするための初期電子を生成
することが困難であることから、暗黒特性が悪く、この
影響により冷陰極ランプが再始動(再点灯)出来ない場
合があるという問題点があった。
導灯装置では、該誘導灯装置が例えば無窓エリアなど外
光が入らない場所に設置され、また光源ランプが冷陰極
ランプである場合に、法的に認められている消灯制御を
行い、その後に再点灯制御を行おうとすると、冷陰極ラ
ンプ自身が放電開始を可能とするための初期電子を生成
することが困難であることから、暗黒特性が悪く、この
影響により冷陰極ランプが再始動(再点灯)出来ない場
合があるという問題点があった。
【0018】また、上記誘導灯装置に搭載された点灯ユ
ニットでは、上記暗黒特性による影響により、高い始動
電圧が必要となってしまい、しかも高い始動電圧という
ことで危険防止のため長くは印加することができないこ
とから、ランプ始動までの時間がかかったり、あるいは
保護回路装置が起動してしまいインバータ回路による発
振が停止したりして、結果的にランプを再始動できない
場合もあるという問題点もあった。
ニットでは、上記暗黒特性による影響により、高い始動
電圧が必要となってしまい、しかも高い始動電圧という
ことで危険防止のため長くは印加することができないこ
とから、ランプ始動までの時間がかかったり、あるいは
保護回路装置が起動してしまいインバータ回路による発
振が停止したりして、結果的にランプを再始動できない
場合もあるという問題点もあった。
【0019】そこで、本発明では上記問題点に鑑みてな
されたもので、簡単な構成で光源ランプの暗黒特性を改
善することができ、ランプの再点灯性能を向上させるこ
とのできる誘導灯装置の提供を目的とする。
されたもので、簡単な構成で光源ランプの暗黒特性を改
善することができ、ランプの再点灯性能を向上させるこ
とのできる誘導灯装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る誘導灯装置は、器具本体と;前記器具本体に収容され
るランプと;前記ランプからの光が直接または間接的に
照射され、前記器具本体に取り付けられた透光性を有す
る表示パネルと;前記器具本体内に取り付けられ、前記
ランプを点灯させるのに必要な、バッテリーを含む充電
回路を備えた点灯ユニットと;前記点灯ユニット内に設
けられ、前記バッテリーの充電状態を発光によって認識
可能な発光素子を備え、該発光素子が前記ランプ近傍に
配置された充電表示モニター部と;を具備したものであ
る。
る誘導灯装置は、器具本体と;前記器具本体に収容され
るランプと;前記ランプからの光が直接または間接的に
照射され、前記器具本体に取り付けられた透光性を有す
る表示パネルと;前記器具本体内に取り付けられ、前記
ランプを点灯させるのに必要な、バッテリーを含む充電
回路を備えた点灯ユニットと;前記点灯ユニット内に設
けられ、前記バッテリーの充電状態を発光によって認識
可能な発光素子を備え、該発光素子が前記ランプ近傍に
配置された充電表示モニター部と;を具備したものであ
る。
【0021】請求項2記載の発明による誘導灯装置は、
請求項1に記載の誘導灯装置において、前記充電モニタ
ー部の発光素子からの光を前記ランプに与えるための光
伝達手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の誘導灯装置において、前記充電モニタ
ー部の発光素子からの光を前記ランプに与えるための光
伝達手段を設けたことを特徴とするものである。
【0022】請求項1及び請求項2記載の発明において
は、前記点灯ユニット内に設けられ、充電表示モニター
部の発光素子が前記ランプ近傍に配置され、あるいは前
記充電モニター部の発光素子からの光を前記ランプに与
えるための光伝達手段が設けられているので、その発光
素子の光をランプに供給することができるため、その光
によってランプとしての冷陰極ランプはランプ自身が放
電開始を可能とするための初期電子を十分を確保するこ
とが可能となる。よって、暗黒特性を改善することがで
きるので、消灯制御状態から再起動する場合には、容易
にランプの再起動を行うことが可能となる。さらに、満
足する再点灯性能が得られるので、消灯制御によって省
電力化にも寄与する。
は、前記点灯ユニット内に設けられ、充電表示モニター
部の発光素子が前記ランプ近傍に配置され、あるいは前
記充電モニター部の発光素子からの光を前記ランプに与
えるための光伝達手段が設けられているので、その発光
素子の光をランプに供給することができるため、その光
によってランプとしての冷陰極ランプはランプ自身が放
電開始を可能とするための初期電子を十分を確保するこ
とが可能となる。よって、暗黒特性を改善することがで
きるので、消灯制御状態から再起動する場合には、容易
にランプの再起動を行うことが可能となる。さらに、満
足する再点灯性能が得られるので、消灯制御によって省
電力化にも寄与する。
【0023】請求項3記載の発明による誘導灯装置は、
器具本体と;前記器具本体に収容されるランプと;前記
ランプからの光が直接または間接的に照射され、前記器
具本体に取り付けられた透光性を有する表示パネルと;
前記器具本体内に取り付けられ、前記ランプを点灯させ
るのに必要な、バッテリーを含む充電回路を備えた点灯
ユニットと;前記点灯ユニット内に設けられ、前記バッ
テリーの充電状態を発光によって認識可能な発光素子を
備えた充電表示モニター部と;前記ランプの発した光を
蓄光する特性を有し、前記ランプに対向配置するように
該ランプ近傍に設けられた蓄光材と;を具備したもので
ある。
器具本体と;前記器具本体に収容されるランプと;前記
ランプからの光が直接または間接的に照射され、前記器
具本体に取り付けられた透光性を有する表示パネルと;
前記器具本体内に取り付けられ、前記ランプを点灯させ
るのに必要な、バッテリーを含む充電回路を備えた点灯
ユニットと;前記点灯ユニット内に設けられ、前記バッ
テリーの充電状態を発光によって認識可能な発光素子を
備えた充電表示モニター部と;前記ランプの発した光を
蓄光する特性を有し、前記ランプに対向配置するように
該ランプ近傍に設けられた蓄光材と;を具備したもので
ある。
【0024】請求項4記載の発明による誘導灯装置は、
請求項3に記載の誘導灯装置において、前記蓄光材は、
前記器具本体内に前記ランプの光を反射する反射板また
はランプホルダが介在する場合には、これらの反射板ま
たはランプホルダの内側面に前記ランプと対向配置する
ように設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の誘導灯装置において、前記蓄光材は、
前記器具本体内に前記ランプの光を反射する反射板また
はランプホルダが介在する場合には、これらの反射板ま
たはランプホルダの内側面に前記ランプと対向配置する
ように設けたことを特徴とするものである。
【0025】請求項5記載の発明による誘導灯装置は、
請求項3に記載の誘導灯装置において、前記蓄光材は、
前記ランプが前記器具本体中央近傍に配置された場合に
は、前記ランプに対向配置された器具本体背面裏側に設
けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の誘導灯装置において、前記蓄光材は、
前記ランプが前記器具本体中央近傍に配置された場合に
は、前記ランプに対向配置された器具本体背面裏側に設
けたことを特徴とするものである。
【0026】請求項3乃至請求項5の発明においては、
前記ランプの発した光を蓄光する特性を有する蓄光材が
前記ランプに対向配置するように該ランプ近傍に設けら
れたことにより、ランプ点灯時蓄光材によって蓄光され
た光が、再点灯時にランプに供給されることにより、そ
の蓄光によって、前記請求項1の発明と同様にランプと
しての冷陰極ランプはランプ自身が放電開始を可能とす
るための初期電子を十分を確保することが可能となる。
よって、暗黒特性を改善することができるので、消灯制
御状態から再起動する場合には、容易にランプの再起動
を行うことが可能となり同様の効果が得られる。
前記ランプの発した光を蓄光する特性を有する蓄光材が
前記ランプに対向配置するように該ランプ近傍に設けら
れたことにより、ランプ点灯時蓄光材によって蓄光され
た光が、再点灯時にランプに供給されることにより、そ
の蓄光によって、前記請求項1の発明と同様にランプと
しての冷陰極ランプはランプ自身が放電開始を可能とす
るための初期電子を十分を確保することが可能となる。
よって、暗黒特性を改善することができるので、消灯制
御状態から再起動する場合には、容易にランプの再起動
を行うことが可能となり同様の効果が得られる。
【0027】請求項6記載の発明による誘導灯装置は、
器具本体と;前記器具本体に収容されるランプと;前記
ランプからの光が直接または間接的に照射され、前記器
具本体に取り付けられた透光性を有する光拡散性パター
ン部を備えた表示パネルと;前記器具本体内に取り付け
られ、前記ランプを点灯させるのに必要な、バッテリー
を含む充電回路を備えた点灯ユニットと;前記点灯ユニ
ット内に設けられ、前記バッテリーの充電状態を発光に
よって認識可能な発光素子を備えた充電表示モニター部
と;前記ランプの発した光を蓄光する特性を有し、前記
光拡散性パターン部の一部又は全部に含まれるように用
いられた蓄光材と;を具備したものである。
器具本体と;前記器具本体に収容されるランプと;前記
ランプからの光が直接または間接的に照射され、前記器
具本体に取り付けられた透光性を有する光拡散性パター
ン部を備えた表示パネルと;前記器具本体内に取り付け
られ、前記ランプを点灯させるのに必要な、バッテリー
を含む充電回路を備えた点灯ユニットと;前記点灯ユニ
ット内に設けられ、前記バッテリーの充電状態を発光に
よって認識可能な発光素子を備えた充電表示モニター部
と;前記ランプの発した光を蓄光する特性を有し、前記
光拡散性パターン部の一部又は全部に含まれるように用
いられた蓄光材と;を具備したものである。
【0028】請求項7記載の発明による誘導灯装置は、
請求項6に記載の誘導灯装置において、前記光拡散性パ
ターン部は、前記ランプに近くなるほど、含有する前記
蓄光材の量が増大するように構成されたことを特徴とす
るものである。
請求項6に記載の誘導灯装置において、前記光拡散性パ
ターン部は、前記ランプに近くなるほど、含有する前記
蓄光材の量が増大するように構成されたことを特徴とす
るものである。
【0029】請求項8記載の発明による誘導灯装置は、
請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の誘導灯装
置において、前記点灯ユニットは、常用時、非常時の場
合に対応可能なインバータ方式で構成されたことを特徴
とするものである。
請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の誘導灯装
置において、前記点灯ユニットは、常用時、非常時の場
合に対応可能なインバータ方式で構成されたことを特徴
とするものである。
【0030】請求項9記載の発明による誘導灯装置は、
請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の誘導灯装
置において、前記ランプは、冷陰極ランプであることを
特徴とするものである。
請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の誘導灯装
置において、前記ランプは、冷陰極ランプであることを
特徴とするものである。
【0031】請求項6乃至請求項9の発明においては、
前記拡散性パターン部の一部又は全部に上記特性を有す
る蓄光材が含まれることにより、上記請求項3乃至請求
項5の発明と同様の作用、効果が得られる他に、前記表
示パネルに前記拡散性パターン部が設けられていること
により、外部からのランプイメージや輝度むらを低減す
ることが可能となる。また、この拡散性パターン部は前
記蓄光材の量が前記ランプに近くなるほど増大するよう
に構成されているので、より暗黒特性を向上させること
ができ、結果として、ランプの起動性能の向上化に寄与
する。
前記拡散性パターン部の一部又は全部に上記特性を有す
る蓄光材が含まれることにより、上記請求項3乃至請求
項5の発明と同様の作用、効果が得られる他に、前記表
示パネルに前記拡散性パターン部が設けられていること
により、外部からのランプイメージや輝度むらを低減す
ることが可能となる。また、この拡散性パターン部は前
記蓄光材の量が前記ランプに近くなるほど増大するよう
に構成されているので、より暗黒特性を向上させること
ができ、結果として、ランプの起動性能の向上化に寄与
する。
【0032】請求項10記載の発明による誘導灯装置
は、常用電源入力部と;前記常用電源入力部に接続さ
れ、常用時に所定の直流電圧を生成する電源部と;非常
時用の所定の直流電圧を供給するための非常用入力部
と;前記電源部と前記非常用入力部との何れか一方を切
り替えて出力する常用/非常用電源切替部と;前記常用
/非常用電源切替部の出力側に接続され、少なくとも一
つの冷陰極ランプを点灯駆動させるためのインバータ回
路と;前記インバータ回路における前記冷陰極ランプの
点灯駆動を制御する制御手段と;常用時に非常時用とし
て設けられたバッテリーを充電可能な充電手段と;前記
常用入力部と前記制御手段との間に接続され、常用時に
消灯制御が可能であるとともに、前記インバータ回路起
動時に該インバータ回路による発振を間欠的に行わせた
後に前記冷陰極ランプを点灯させるように前記制御手段
を制御する消灯制御回路手段と;を含んで構成された点
灯ユニットを具備したものである。
は、常用電源入力部と;前記常用電源入力部に接続さ
れ、常用時に所定の直流電圧を生成する電源部と;非常
時用の所定の直流電圧を供給するための非常用入力部
と;前記電源部と前記非常用入力部との何れか一方を切
り替えて出力する常用/非常用電源切替部と;前記常用
/非常用電源切替部の出力側に接続され、少なくとも一
つの冷陰極ランプを点灯駆動させるためのインバータ回
路と;前記インバータ回路における前記冷陰極ランプの
点灯駆動を制御する制御手段と;常用時に非常時用とし
て設けられたバッテリーを充電可能な充電手段と;前記
常用入力部と前記制御手段との間に接続され、常用時に
消灯制御が可能であるとともに、前記インバータ回路起
動時に該インバータ回路による発振を間欠的に行わせた
後に前記冷陰極ランプを点灯させるように前記制御手段
を制御する消灯制御回路手段と;を含んで構成された点
灯ユニットを具備したものである。
【0033】請求項11記載の発明による誘導灯装置
は、請求項10に記載の誘導灯装置において、前記消灯
制御回路手段は、前記冷陰極ランプの点灯時、または再
点灯時に単発、あるいは複数のパルス状電圧を所定期間
生成するためのパルスを間欠的に発生させるもので、前
記制御手段は、該パルスに基づき前記パルス状電圧を生
成して前記冷陰極ランプに印加した後、連続的な2次電
圧を生成し印加することにより、前記冷陰極ランプの点
灯駆動を制御することを特徴とするものである。
は、請求項10に記載の誘導灯装置において、前記消灯
制御回路手段は、前記冷陰極ランプの点灯時、または再
点灯時に単発、あるいは複数のパルス状電圧を所定期間
生成するためのパルスを間欠的に発生させるもので、前
記制御手段は、該パルスに基づき前記パルス状電圧を生
成して前記冷陰極ランプに印加した後、連続的な2次電
圧を生成し印加することにより、前記冷陰極ランプの点
灯駆動を制御することを特徴とするものである。
【0034】請求項10及び請求項11の発明において
は、前記誘導灯装置の点灯ユニット内に、前記常用入力
部と前記制御手段との間に接続され、常用時に消灯制御
が可能であるとともに、前記インバータ回路起動時に該
インバータ回路による発振を間欠的に行わせた後に前記
冷陰極ランプを点灯させるように前記制御手段を制御す
る消灯制御回路手段を設けたことによって、負荷として
のランプにはパルス状の電圧が印加され、初期電子(熱
電子)を発生させた後に連続的に2次電圧を印加するこ
とができる。よって、負荷の放電遅れをカバーするとと
もに、保護装置灯の誤動作を回避して周囲が暗い状態で
も確実にランプを点灯させることが可能となる。すなわ
ち、暗黒特性を改善することができ、ランプの点灯性能
を向上させることが可能となる。
は、前記誘導灯装置の点灯ユニット内に、前記常用入力
部と前記制御手段との間に接続され、常用時に消灯制御
が可能であるとともに、前記インバータ回路起動時に該
インバータ回路による発振を間欠的に行わせた後に前記
冷陰極ランプを点灯させるように前記制御手段を制御す
る消灯制御回路手段を設けたことによって、負荷として
のランプにはパルス状の電圧が印加され、初期電子(熱
電子)を発生させた後に連続的に2次電圧を印加するこ
とができる。よって、負荷の放電遅れをカバーするとと
もに、保護装置灯の誤動作を回避して周囲が暗い状態で
も確実にランプを点灯させることが可能となる。すなわ
ち、暗黒特性を改善することができ、ランプの点灯性能
を向上させることが可能となる。
【0035】請求項12記載の発明による誘導灯装置
は、請求項10に記載の誘導灯装置において、前記制御
手段に接続され、前記冷陰極ランプの点灯時、または再
点灯時に単発、あるいは複数のパルス状電圧を所定期間
生成するためのパルスを間欠的に発生するとともにこの
パルス幅の調整可能なパルス発生回路と、前記消灯制御
回路手段と連動して前記パルス発生回路によるパルスの
発生及びパルス幅を制御する駆動電圧制御手段とを設け
たことを特徴とするものである。
は、請求項10に記載の誘導灯装置において、前記制御
手段に接続され、前記冷陰極ランプの点灯時、または再
点灯時に単発、あるいは複数のパルス状電圧を所定期間
生成するためのパルスを間欠的に発生するとともにこの
パルス幅の調整可能なパルス発生回路と、前記消灯制御
回路手段と連動して前記パルス発生回路によるパルスの
発生及びパルス幅を制御する駆動電圧制御手段とを設け
たことを特徴とするものである。
【0036】請求項12の発明においては、上記請求項
10及び請求項11の発明と同様に作用し、同様の効果
が得られる他に、前記パルス発生回路及び駆動電圧制御
手段を設けたことによって、そのパルス状電圧となる2
次電圧を最適なレベルに調整することが可能となる。よ
って、ランプの点灯性能をより向上させることができ
る。
10及び請求項11の発明と同様に作用し、同様の効果
が得られる他に、前記パルス発生回路及び駆動電圧制御
手段を設けたことによって、そのパルス状電圧となる2
次電圧を最適なレベルに調整することが可能となる。よ
って、ランプの点灯性能をより向上させることができ
る。
【0037】請求項13記載の発明による誘導灯装置
は、請求項10乃至請求項12のいずれか1つに記載の
誘導灯装置において、前記冷陰極ランプの点灯または接
続状態を検出する不点検出回路を設け、前記制御手段
は、この検出結果が非接続状態あるいはインバータ回路
起動後一定時間2次電圧を印加しても非点灯状態を示す
ものである場合には、前記インバータ回路による発振を
停止させるように制御することを特徴するものである。
は、請求項10乃至請求項12のいずれか1つに記載の
誘導灯装置において、前記冷陰極ランプの点灯または接
続状態を検出する不点検出回路を設け、前記制御手段
は、この検出結果が非接続状態あるいはインバータ回路
起動後一定時間2次電圧を印加しても非点灯状態を示す
ものである場合には、前記インバータ回路による発振を
停止させるように制御することを特徴するものである。
【0038】請求項13による発明においては、このよ
うな制御する制御手段を採用することにより、異常発生
時、ランプを点灯させるのに必要な高い2次電圧による
ユーザへの危険を回避することが可能となり、安全面を
満足する誘導灯装置を提供することが可能となる。他の
の作用、効果については上記発明と同様である。
うな制御する制御手段を採用することにより、異常発生
時、ランプを点灯させるのに必要な高い2次電圧による
ユーザへの危険を回避することが可能となり、安全面を
満足する誘導灯装置を提供することが可能となる。他の
の作用、効果については上記発明と同様である。
【0039】請求項14記載の発明による誘導灯装置
は、常用電源入力部と;前記常用電源入力部に接続さ
れ、常用時に所定の直流電圧を生成する電源部と;非常
時用の所定の直流電圧を供給するための非常用入力部
と;前記電源部と前記非常用入力部との何れか一方を切
り替えて出力する常用/非常用電源切替部と;前記常用
/非常用電源切替部の出力側に接続され、少なくとも一
つの冷陰極ランプを点灯駆動させるためのインバータ回
路と;前記インバータ回路における前記冷陰極ランプの
点灯駆動を制御する制御手段と;常用時に非常時用とし
て設けられたバッテリーを充電可能な充電手段と;前記
インバータ回路内に設けられたもので、高周波ランプ電
圧を生成するのに必要なスイッチング動作をする主スイ
ッチ素子のドライブ経路に挿入され、起動時に発光する
発光素子と前記主スイッチ素子のドライブ電圧を増大さ
せるための回路群とを含んで構成された主スイッチドラ
イブ回路と;を含んで構成された点灯ユニットを具備し
たことを特徴とするものである。
は、常用電源入力部と;前記常用電源入力部に接続さ
れ、常用時に所定の直流電圧を生成する電源部と;非常
時用の所定の直流電圧を供給するための非常用入力部
と;前記電源部と前記非常用入力部との何れか一方を切
り替えて出力する常用/非常用電源切替部と;前記常用
/非常用電源切替部の出力側に接続され、少なくとも一
つの冷陰極ランプを点灯駆動させるためのインバータ回
路と;前記インバータ回路における前記冷陰極ランプの
点灯駆動を制御する制御手段と;常用時に非常時用とし
て設けられたバッテリーを充電可能な充電手段と;前記
インバータ回路内に設けられたもので、高周波ランプ電
圧を生成するのに必要なスイッチング動作をする主スイ
ッチ素子のドライブ経路に挿入され、起動時に発光する
発光素子と前記主スイッチ素子のドライブ電圧を増大さ
せるための回路群とを含んで構成された主スイッチドラ
イブ回路と;を含んで構成された点灯ユニットを具備し
たことを特徴とするものである。
【0040】請求項15記載の発明による誘導灯装置
は、請求項14に記載の誘導灯装置において、前記主ス
イッチドライブ回路の発光素子は、前記冷陰極ランプの
近傍に配置されたことを特徴とするものである。
は、請求項14に記載の誘導灯装置において、前記主ス
イッチドライブ回路の発光素子は、前記冷陰極ランプの
近傍に配置されたことを特徴とするものである。
【0041】請求項14及び請求項15の発明において
は、上記請求項10乃至請求項13の発明と同様の作
用、効果が得られ他に、主スイッチドライブ回路を設け
たことによって、ランプ再起動時、主スイッチング素子
のベース電圧をオーバードライブさせることができるた
め、ランプ起動時に必要な2次電圧を発生してランプの
再起動を良好に行うことができる。また、ランプの起動
時には、発光素子によって冷陰極ランプが初期電子を十
分に確保することができるので、暗黒特性を改善するこ
とが可能となり、ランプの再起動性を向上させることが
可能となる。
は、上記請求項10乃至請求項13の発明と同様の作
用、効果が得られ他に、主スイッチドライブ回路を設け
たことによって、ランプ再起動時、主スイッチング素子
のベース電圧をオーバードライブさせることができるた
め、ランプ起動時に必要な2次電圧を発生してランプの
再起動を良好に行うことができる。また、ランプの起動
時には、発光素子によって冷陰極ランプが初期電子を十
分に確保することができるので、暗黒特性を改善するこ
とが可能となり、ランプの再起動性を向上させることが
可能となる。
【0042】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0043】図1は本発明に係る誘導灯装置の第1の実
施の形態例を示す構成図であり、図1(a)は該装置の
正面図、図1(b)は該装置の底面図、図1(c)は該
装置の側面図を示している。
施の形態例を示す構成図であり、図1(a)は該装置の
正面図、図1(b)は該装置の底面図、図1(c)は該
装置の側面図を示している。
【0044】本発明に係る第1実施の形態例では、簡単
な構成で、暗所等の配置環境条件に起因する装置の暗黒
特性を効果的に改善することができ、再点灯性能を向上
させることが可能である。
な構成で、暗所等の配置環境条件に起因する装置の暗黒
特性を効果的に改善することができ、再点灯性能を向上
させることが可能である。
【0045】具体的には、図1に示すように、本実施の
形態に係る誘導灯装置1Aは、壁直付け型器具として本
発明を採用して構成されたもので、この種の誘導灯装置
1Aは、例えば建物の壁等に固定して取り付けられると
ともに点灯制御するのに必要な点灯ユニットや光源ラン
プ4を内装した器具本体2と、この器具本体2に内蔵さ
れる光源ランプ4と、この光源ランプ4からの光を直接
あるいは間接的に受ける前記器具本体2に取り付けられ
た透光性を有する表示パネル3と、前記器具本体2に取
り付けられた前記光源ランプ4を点灯させる安定器(図
示せず)、バッテリーを含む点灯回路部品(点灯ユニッ
トともいう)、バッテリーが正常に充電されていること
を示す充電モニター部5等の主要素部品を含んで構成さ
れている。
形態に係る誘導灯装置1Aは、壁直付け型器具として本
発明を採用して構成されたもので、この種の誘導灯装置
1Aは、例えば建物の壁等に固定して取り付けられると
ともに点灯制御するのに必要な点灯ユニットや光源ラン
プ4を内装した器具本体2と、この器具本体2に内蔵さ
れる光源ランプ4と、この光源ランプ4からの光を直接
あるいは間接的に受ける前記器具本体2に取り付けられ
た透光性を有する表示パネル3と、前記器具本体2に取
り付けられた前記光源ランプ4を点灯させる安定器(図
示せず)、バッテリーを含む点灯回路部品(点灯ユニッ
トともいう)、バッテリーが正常に充電されていること
を示す充電モニター部5等の主要素部品を含んで構成さ
れている。
【0046】誘導灯装置1Aを構成する器具本体2は、
図示はしないが取付部材によって壁等に直に取り付けら
れて固定される。
図示はしないが取付部材によって壁等に直に取り付けら
れて固定される。
【0047】表示パネル3は、その表示面が緊急用の標
識等のプリントによって形成されたたもので、器具本体
2内の光源ランプ(冷陰極ランプ)4が直接、あるいは
間接的に照射されることによって、その標識形状に基づ
く画像光を外部へと透過させる。これにより、光源ラン
プ4の点灯時には、避難者に避難経路、すなわち非常口
の存在を認識させることが可能となる。
識等のプリントによって形成されたたもので、器具本体
2内の光源ランプ(冷陰極ランプ)4が直接、あるいは
間接的に照射されることによって、その標識形状に基づ
く画像光を外部へと透過させる。これにより、光源ラン
プ4の点灯時には、避難者に避難経路、すなわち非常口
の存在を認識させることが可能となる。
【0048】また、光源ランプ4は、冷陰極ランプで構
成されたものであり、図1(a)に示すように器具本体
2内の中央近傍に取り付けられている。したがって、冷
陰極ランプ4は、器具本体2内に配置され、あるいは該
誘導等装置1Aが暗所等に配置された場合には、従来技
術にて説明したように暗黒特性により、再起動できな
い。
成されたものであり、図1(a)に示すように器具本体
2内の中央近傍に取り付けられている。したがって、冷
陰極ランプ4は、器具本体2内に配置され、あるいは該
誘導等装置1Aが暗所等に配置された場合には、従来技
術にて説明したように暗黒特性により、再起動できな
い。
【0049】そこで、本実施の形態では、冷陰極ランプ
4の点灯または再点灯時に、該冷陰極ランプ4自身が放
電開始を可能とするのに必要な初期電子を確保するため
に、該冷陰極ランプ4に前記初期電子を確保するための
光を供給する手段を設けている。この手段としては、例
えば充電モニター部5や導光材6等を採用している。
4の点灯または再点灯時に、該冷陰極ランプ4自身が放
電開始を可能とするのに必要な初期電子を確保するため
に、該冷陰極ランプ4に前記初期電子を確保するための
光を供給する手段を設けている。この手段としては、例
えば充電モニター部5や導光材6等を採用している。
【0050】充電モニター部5は、図示はしないが器具
本体2内に収容されている安定器、バッテリーを含む点
灯回路部品などの点灯ユニットやバッテリー充電が正常
に動作されているかを示すLED等の光を発する表示モ
ニターである。つまり、該誘導灯装置1Aが電源投入さ
れている場合には、非常用に備えて常にLEDは点灯し
た状態となる。この充電モニター部5は、図1(b)に
示すように、例えば器具本体2の下端面に配置されるよ
うになっている。なお、充電モニター部5の配置は、こ
れに限定されるものではない。
本体2内に収容されている安定器、バッテリーを含む点
灯回路部品などの点灯ユニットやバッテリー充電が正常
に動作されているかを示すLED等の光を発する表示モ
ニターである。つまり、該誘導灯装置1Aが電源投入さ
れている場合には、非常用に備えて常にLEDは点灯し
た状態となる。この充電モニター部5は、図1(b)に
示すように、例えば器具本体2の下端面に配置されるよ
うになっている。なお、充電モニター部5の配置は、こ
れに限定されるものではない。
【0051】さらに、前記充電モニター部5の発する光
を効果的に冷陰極ランプ4へと供給させるために、図1
(c)に示すように該充電モニター部5の裏側には光フ
ァイパーなどの導光材6が冷陰極ランプ4側へと配置さ
れるようになっている。つまり、この導光材6によっ
て、充電モニター部5から発している光を冷陰極ランプ
4に導光させることができる。
を効果的に冷陰極ランプ4へと供給させるために、図1
(c)に示すように該充電モニター部5の裏側には光フ
ァイパーなどの導光材6が冷陰極ランプ4側へと配置さ
れるようになっている。つまり、この導光材6によっ
て、充電モニター部5から発している光を冷陰極ランプ
4に導光させることができる。
【0052】これにより、冷陰極ランプ4には、常に充
電モニター部5のモニター光が導光材6を介して供給さ
れることになるので、点灯、あるいは再点灯時、該冷陰
極ランプ4自身が放電開始を可能とするのに必要な初期
電子を十分確保することが可能となり、すなわち、暗黒
特性を効果的に改善することができる。
電モニター部5のモニター光が導光材6を介して供給さ
れることになるので、点灯、あるいは再点灯時、該冷陰
極ランプ4自身が放電開始を可能とするのに必要な初期
電子を十分確保することが可能となり、すなわち、暗黒
特性を効果的に改善することができる。
【0053】したがって、該誘導灯装置1Aが例えば無
窓エリアなど外光が入らない場所に設置され、また光源
ランプが冷陰極ランプであり、法的に認められている消
灯制御を行い、その後に再点灯制御を行った場合でも、
暗黒特性を効果的に改善しているので、冷陰極ランプ4
を再始動(再点灯)することが可能となり、再点灯特性
を向上させることができる。また、このように再点灯特
性を向上させることができるので、消灯制御を実施する
ことが可能となり、このため、点灯が必要でない場合に
はこの消灯制御の実施により、省電力化を図ることも可
能となる。
窓エリアなど外光が入らない場所に設置され、また光源
ランプが冷陰極ランプであり、法的に認められている消
灯制御を行い、その後に再点灯制御を行った場合でも、
暗黒特性を効果的に改善しているので、冷陰極ランプ4
を再始動(再点灯)することが可能となり、再点灯特性
を向上させることができる。また、このように再点灯特
性を向上させることができるので、消灯制御を実施する
ことが可能となり、このため、点灯が必要でない場合に
はこの消灯制御の実施により、省電力化を図ることも可
能となる。
【0054】なお、本実施の形態においては、光ファイ
バ等の導光材6によって充電モニター部5からのモニタ
ー光を冷陰極ランプ4に供給するように説明したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば光ファイバー等の
導光材6を用いずに、レンズ等の光学部材により相対的
にモニター光を増幅して冷陰極ランプ4に供給するよう
にしても良く、またモニター光の光量が十分である場合
には、冷陰極ランプ4と対向する位置、すなわち近傍に
前記充電モニター部5を設ければ良い。この一例として
は、LEDが管理者に認識でき且つモニター光が冷陰極
ランプ4に供給できる箇所が考えられ、例えば器具本体
2の中央近傍で表示パネル3が見辛くない表示面の基端
部のどちらか一方に配置する構成としても良い。
バ等の導光材6によって充電モニター部5からのモニタ
ー光を冷陰極ランプ4に供給するように説明したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば光ファイバー等の
導光材6を用いずに、レンズ等の光学部材により相対的
にモニター光を増幅して冷陰極ランプ4に供給するよう
にしても良く、またモニター光の光量が十分である場合
には、冷陰極ランプ4と対向する位置、すなわち近傍に
前記充電モニター部5を設ければ良い。この一例として
は、LEDが管理者に認識でき且つモニター光が冷陰極
ランプ4に供給できる箇所が考えられ、例えば器具本体
2の中央近傍で表示パネル3が見辛くない表示面の基端
部のどちらか一方に配置する構成としても良い。
【0055】図2は本発明に係る誘導灯装置の第2の実
施の形態例を示す構成図である。なお、図2は図1に示
す装置と同様な構成要素については同一符号を付して説
明を省略し、異なる部分のみを説明する。
施の形態例を示す構成図である。なお、図2は図1に示
す装置と同様な構成要素については同一符号を付して説
明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0056】本実施の形態では、光ファイバ等の導光材
6を用いずに、充電モニター部5を冷陰極ランプ4近傍
に配置して設け、このモニター光の一部が冷陰極ランプ
4に直接照射されるよにうして、冷陰極ランプ4が放電
開始するのに必要な初期電子を十分確保するように構成
したことが特徴である。
6を用いずに、充電モニター部5を冷陰極ランプ4近傍
に配置して設け、このモニター光の一部が冷陰極ランプ
4に直接照射されるよにうして、冷陰極ランプ4が放電
開始するのに必要な初期電子を十分確保するように構成
したことが特徴である。
【0057】本実施の形態の誘導灯装置1は、図2に示
すように冷陰極ランプ4が器具本名体2の最上部に配置
されて構成されたもので、建物の天井や壁にも取付可能
なタイプのものである。
すように冷陰極ランプ4が器具本名体2の最上部に配置
されて構成されたもので、建物の天井や壁にも取付可能
なタイプのものである。
【0058】上記誘導灯装置1では、モニター光の一部
を冷陰極ランプ4に直接照射するように充電モニター部
5が、冷陰極ランプ4近傍に配置される。例えば、図2
に示すように充電モニター部5が、冷陰極ランプ4の表
示パネル3面側前方に配置することにより、LEDにの
モニター光が管理者に認識できるとともに、モニター光
が冷陰極ランプ4に直接供給できるようになっている。
を冷陰極ランプ4に直接照射するように充電モニター部
5が、冷陰極ランプ4近傍に配置される。例えば、図2
に示すように充電モニター部5が、冷陰極ランプ4の表
示パネル3面側前方に配置することにより、LEDにの
モニター光が管理者に認識できるとともに、モニター光
が冷陰極ランプ4に直接供給できるようになっている。
【0059】他の構成については、前記第1の実施の形
態と略同様である。
態と略同様である。
【0060】したがって、導光材6を用いることなく、
確実に充電モニター部5からのモニター光を冷陰極ラン
プ4に供給することができるので、冷陰極ランプ4が放
電開始するのに必要な初期電子を十分確保することが可
能となり、暗黒特性を改善することが出来るという前記
実施の形態と同様に効果が得られること勿論のこと、部
品点数の削減により、低コストで該装置を製造すること
も可能となる。
確実に充電モニター部5からのモニター光を冷陰極ラン
プ4に供給することができるので、冷陰極ランプ4が放
電開始するのに必要な初期電子を十分確保することが可
能となり、暗黒特性を改善することが出来るという前記
実施の形態と同様に効果が得られること勿論のこと、部
品点数の削減により、低コストで該装置を製造すること
も可能となる。
【0061】なお、前記第1及び第2の実施の形態にお
いては、冷陰極ランプ4に供給するモニター光として、
充電中に点灯する充電モニタ(LED)からの光を利用
することについて説明したが、これに限定されるもので
はなく、例えば、冷陰極ランプ4の寿命を点灯状態で認
識可能なランプ寿命モニターからの光を利用しても良
く、また、誘導灯装置のランプ寿命モニターの点検時を
含む点灯起動時のみに該ランプ寿命モニターを点灯させ
るように制御し、この光を冷陰極ランプ4に供給するよ
うに構成しても良い。これにより、省電力化の点で有効
である。
いては、冷陰極ランプ4に供給するモニター光として、
充電中に点灯する充電モニタ(LED)からの光を利用
することについて説明したが、これに限定されるもので
はなく、例えば、冷陰極ランプ4の寿命を点灯状態で認
識可能なランプ寿命モニターからの光を利用しても良
く、また、誘導灯装置のランプ寿命モニターの点検時を
含む点灯起動時のみに該ランプ寿命モニターを点灯させ
るように制御し、この光を冷陰極ランプ4に供給するよ
うに構成しても良い。これにより、省電力化の点で有効
である。
【0062】ところで、本発明では、冷陰極ランプ4に
対し放電開始に必要な初期電子を十分に確保するための
手段として、前記第1、第2の実施の形態における充電
モニター部5からのモニター光だけではなく、他の部材
を用いても、暗黒特性を改善することが可能である。こ
のような実施の形態を図3に示す。
対し放電開始に必要な初期電子を十分に確保するための
手段として、前記第1、第2の実施の形態における充電
モニター部5からのモニター光だけではなく、他の部材
を用いても、暗黒特性を改善することが可能である。こ
のような実施の形態を図3に示す。
【0063】図3及び図4は本発明に係る誘導灯装置の
第3の実施の形態の構成を説明するためのもので、図3
は該装置の構成を示す構成図、図4は図3に示す装置の
A部分の拡大図で該装置に用いられた蓄光材の取付状態
例がそれぞれ図3(a)、図3(b)、図3(c)に示
されている。
第3の実施の形態の構成を説明するためのもので、図3
は該装置の構成を示す構成図、図4は図3に示す装置の
A部分の拡大図で該装置に用いられた蓄光材の取付状態
例がそれぞれ図3(a)、図3(b)、図3(c)に示
されている。
【0064】本実施の形態の誘導灯装置1Bは、全体的
な構成としては、充電モニター部5の取付位置、冷陰極
ランプの取付位置及び蓄光材7の使用の他は、上述の図
2に示す第2の実施の形態の誘導灯装置と略同様であ
る。
な構成としては、充電モニター部5の取付位置、冷陰極
ランプの取付位置及び蓄光材7の使用の他は、上述の図
2に示す第2の実施の形態の誘導灯装置と略同様であ
る。
【0065】つまり、本実施の形態の誘導灯装置1Bで
は、充電モニター部5が図3に示すように器具本体2の
最下端部の表示パネル3側に配置されるとともに、冷陰
極ランプ4が表示パネル3内の最上部に配置されるよう
になっている。つまり、このような構成は、壁直付け天
井直付け型タイプに構成されたものである。したがっ
て、冷陰極ランプ4からの光は、表示パネル3面上を照
射することによって、避難者に避難経路、すなわち非常
口の存在を認識させることが可能となる。
は、充電モニター部5が図3に示すように器具本体2の
最下端部の表示パネル3側に配置されるとともに、冷陰
極ランプ4が表示パネル3内の最上部に配置されるよう
になっている。つまり、このような構成は、壁直付け天
井直付け型タイプに構成されたものである。したがっ
て、冷陰極ランプ4からの光は、表示パネル3面上を照
射することによって、避難者に避難経路、すなわち非常
口の存在を認識させることが可能となる。
【0066】本実施の形態では、図3の装置の側面図に
示すように、冷陰極ランプ4に対し放電開始に必要な初
期電子を十分に確保するための手段として、冷陰極ラン
プ4の近傍に蓄光材7が設けられている。
示すように、冷陰極ランプ4に対し放電開始に必要な初
期電子を十分に確保するための手段として、冷陰極ラン
プ4の近傍に蓄光材7が設けられている。
【0067】つまり、この蓄光材7は、消灯制御する前
の点灯制御時の冷陰極ランプ4の光を蓄光し、冷陰極ラ
ンプ4の再点灯起動時に、この蓄光した光を冷陰極ラン
プ4に供給する。
の点灯制御時の冷陰極ランプ4の光を蓄光し、冷陰極ラ
ンプ4の再点灯起動時に、この蓄光した光を冷陰極ラン
プ4に供給する。
【0068】この蓄光材7としては、例えば日経サイエ
ンス95年5月号の文献に記載されている、例えば、Sr
AL204 を母体とした蛍光体が使用される。なお、蓄光し
た光を例陰極ランプ4に供給できるのであれば、これに
限定されず、他の蛍光体を用いてもよい。
ンス95年5月号の文献に記載されている、例えば、Sr
AL204 を母体とした蛍光体が使用される。なお、蓄光し
た光を例陰極ランプ4に供給できるのであれば、これに
限定されず、他の蛍光体を用いてもよい。
【0069】本実施の形態では、上記蓄光材7を後述す
るような取付状態にて冷陰極洋燈近傍に取り付けられ
る。
るような取付状態にて冷陰極洋燈近傍に取り付けられ
る。
【0070】例えば、図4(a)に示す誘導灯装置で
は、上記蓄光材7を、冷陰極ランプ4のを収容する器具
(表示パネル内でも良い)、または表示パネル内部の上
面裏側に、冷陰極ランプ4と対向配置するように配置す
る。
は、上記蓄光材7を、冷陰極ランプ4のを収容する器具
(表示パネル内でも良い)、または表示パネル内部の上
面裏側に、冷陰極ランプ4と対向配置するように配置す
る。
【0071】または、図4(b)に示すように、冷陰極
ランプ4の光を表示パネル3の下部方向へと反射して照
射させる反射板8が設けられている場合には、この反射
板8の裏側面に、同様に上記蓄光材7を冷陰極ランプ4
と対向配置するように配置する。
ランプ4の光を表示パネル3の下部方向へと反射して照
射させる反射板8が設けられている場合には、この反射
板8の裏側面に、同様に上記蓄光材7を冷陰極ランプ4
と対向配置するように配置する。
【0072】また、図4(c)に示すように、冷陰極ラ
ンプ4をホールドするランプホルダ4Aが設けられて居
る場合には、このランプホルダ4Aの裏側面に、同様に
上記蓄光材7を冷陰極ランプ4と対向配置するように配
置する。
ンプ4をホールドするランプホルダ4Aが設けられて居
る場合には、このランプホルダ4Aの裏側面に、同様に
上記蓄光材7を冷陰極ランプ4と対向配置するように配
置する。
【0073】したがって、上記したいずれの蓄光材7の
取付方法においても、皆冷陰極ランプ4に対し、蓄光材
7により蓄光された光を供給することができるので、冷
陰極ランプ4自身が放電開始するのに必要な初期電子を
十分確保することが可能となり、暗黒特性を改善するこ
とが出来、前記実施の形態と同様に効果が得られる。さ
らに、蓄光材7が表示パネル面との間の障害物(ランプ
など)がある位置に設けられているので、消灯制御時に
不要な光を器具外部に出すことを防止することが可能で
あるという効果も得る。
取付方法においても、皆冷陰極ランプ4に対し、蓄光材
7により蓄光された光を供給することができるので、冷
陰極ランプ4自身が放電開始するのに必要な初期電子を
十分確保することが可能となり、暗黒特性を改善するこ
とが出来、前記実施の形態と同様に効果が得られる。さ
らに、蓄光材7が表示パネル面との間の障害物(ランプ
など)がある位置に設けられているので、消灯制御時に
不要な光を器具外部に出すことを防止することが可能で
あるという効果も得る。
【0074】なお、本実施の形態では、前記蓄光材7の
取付方法としては、特に限定してないが、例えば塗布、
貼着、あるいは他の部材と混合することによる一体形成
等の方法があり、必要に応じて最適な取付方法を選択す
れば良い。
取付方法としては、特に限定してないが、例えば塗布、
貼着、あるいは他の部材と混合することによる一体形成
等の方法があり、必要に応じて最適な取付方法を選択す
れば良い。
【0075】図5及び図6は本発明に係る誘導等装置の
第4の実施の形態を示し、図5は前記蓄光材を壁直付け
器具タイプに採用した場合の装置の構成を示す構成図
で、図5(a)は該装置の正面図、図5(b)は該装置
の底面図、図5(c)は該装置の側面図を示しており、
図6は蓄光材7の取付状態を説明するための図5のB部
分を拡大した拡大図である。なお、図5は、図1又は図
3に示す装置と同様な構成要素については、同一符号を
付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
第4の実施の形態を示し、図5は前記蓄光材を壁直付け
器具タイプに採用した場合の装置の構成を示す構成図
で、図5(a)は該装置の正面図、図5(b)は該装置
の底面図、図5(c)は該装置の側面図を示しており、
図6は蓄光材7の取付状態を説明するための図5のB部
分を拡大した拡大図である。なお、図5は、図1又は図
3に示す装置と同様な構成要素については、同一符号を
付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0076】本実施の形態の誘導灯装置1Cは、全体的
な構成としては、壁直付け型タイプとして構成されたも
ので、蓄光材7を除く他は、図1に示す第1の実施の形
態の誘導灯装置1Aと略同様である。
な構成としては、壁直付け型タイプとして構成されたも
ので、蓄光材7を除く他は、図1に示す第1の実施の形
態の誘導灯装置1Aと略同様である。
【0077】本実施の形態の誘導等装置1Cにおいて、
冷陰極ランプ4は図1に示す誘導灯点灯装置1Aと同様
に器具本体の中央近傍に配置されているので、該冷陰極
ランプ4の光を蓄光させるために蓄光材7を該冷陰極ラ
ンプ4の近傍に配置している。
冷陰極ランプ4は図1に示す誘導灯点灯装置1Aと同様
に器具本体の中央近傍に配置されているので、該冷陰極
ランプ4の光を蓄光させるために蓄光材7を該冷陰極ラ
ンプ4の近傍に配置している。
【0078】つまり、図6の拡大図に示すように、蓄光
材7は、冷陰極ランプ4に対向配置するように器具本体
2の裏側背面に取り付けられている。
材7は、冷陰極ランプ4に対向配置するように器具本体
2の裏側背面に取り付けられている。
【0079】したがって、このように蓄光材7を配置す
ることにより、前記第3の実施の形態と同様に蓄光材7
からの蓄光を冷陰極ランプ4に供給することができるの
で、冷陰極ランプ4自身が放電開始するのに必要な初期
電子を十分確保することが可能となり、結果として、暗
黒特性を改善し、冷陰極ランプの再始動を容易に行うこ
とが可能となる。他の効果については、前記実施の形態
と同様である。
ることにより、前記第3の実施の形態と同様に蓄光材7
からの蓄光を冷陰極ランプ4に供給することができるの
で、冷陰極ランプ4自身が放電開始するのに必要な初期
電子を十分確保することが可能となり、結果として、暗
黒特性を改善し、冷陰極ランプの再始動を容易に行うこ
とが可能となる。他の効果については、前記実施の形態
と同様である。
【0080】なお、前記第3及び第4の実施の形態にお
いては、蓄光材7を器具本体2に設けた構成の誘導灯点
灯装置について説明したが、これに限定されるものでは
なく、天井直か付け型、吊り下げ型や埋め込み型等の他
の誘導灯装置においても、適応させることが可能であ
り、勿論、同様に効果が得られることは明らかである。
いては、蓄光材7を器具本体2に設けた構成の誘導灯点
灯装置について説明したが、これに限定されるものでは
なく、天井直か付け型、吊り下げ型や埋め込み型等の他
の誘導灯装置においても、適応させることが可能であ
り、勿論、同様に効果が得られることは明らかである。
【0081】ところで、本発明では、蓄光材の作用によ
り暗黒特性を改善することが可能であるが、常用時の誘
導灯点灯装置の点灯性能として表示パネルの輝度むらを
低減するとともに、外部からの影響により劣化するラン
プイメージも低減させることも可能である。このような
実施の形態を図7及び図8に示す。
り暗黒特性を改善することが可能であるが、常用時の誘
導灯点灯装置の点灯性能として表示パネルの輝度むらを
低減するとともに、外部からの影響により劣化するラン
プイメージも低減させることも可能である。このような
実施の形態を図7及び図8に示す。
【0082】図7及び図8は本発明に係る誘導等装置の
第5の実施の形態を示し、図7は壁直付け器具タイプの
装置の構成を示す構成図で、図7(a)は該装置の正面
図、図7(b)は該装置の底面図、図7(c)は該装置
の側面図を示しており、図8は光拡散性パターン部7A
の取付状態を説明するための図7のC部分を拡大した拡
大図である。なお、図7は、図5に示す装置と同様な構
成要素については、同一符号を付して説明を省略し、異
なる部分のみを説明する。
第5の実施の形態を示し、図7は壁直付け器具タイプの
装置の構成を示す構成図で、図7(a)は該装置の正面
図、図7(b)は該装置の底面図、図7(c)は該装置
の側面図を示しており、図8は光拡散性パターン部7A
の取付状態を説明するための図7のC部分を拡大した拡
大図である。なお、図7は、図5に示す装置と同様な構
成要素については、同一符号を付して説明を省略し、異
なる部分のみを説明する。
【0083】本実施の形態の誘導灯装置1Dは、全体的
な構成としては、壁直付け型タイプとして構成されたも
ので、拡散性パターン部7Aを除く他は、図5に示す第
4の実施の形態の誘導灯装置1Cと略同様である。
な構成としては、壁直付け型タイプとして構成されたも
ので、拡散性パターン部7Aを除く他は、図5に示す第
4の実施の形態の誘導灯装置1Cと略同様である。
【0084】本実施の形態の誘導等装置1Dにおいて
は、表示パネル3の裏側の一部あるいは前面に、器具本
体2内に収容された冷陰極ランプ4からの光を直接、あ
るいは間接的に照射される透光性を有する拡散性パター
ン部7Aが設けられている。
は、表示パネル3の裏側の一部あるいは前面に、器具本
体2内に収容された冷陰極ランプ4からの光を直接、あ
るいは間接的に照射される透光性を有する拡散性パター
ン部7Aが設けられている。
【0085】この拡散性パターン部7Aを有する表示パ
ネル3としては、例えば特公平2ー87407号公報に
記載の器具に示されているように、拡散性パターンを有
する表示パネルを使用することにより、外部にランプイ
メージが現れることを軽減するようにしている。しかし
ながら、本実施の形態では、単に拡散性パターンを利用
するだけではなく、この拡散性パターンの一部、あるい
は全部に、前記第3,4実施の形態にて使用した暗黒特
性を改善するための蓄光材7を、塗布,混合に形成する
ことにより、従来の効果を保持しながらも、暗黒特性を
改善するようにしている。なお、蓄光材7としては、前
記第3、第4の実施の形態にて使用したものと同様であ
る。
ネル3としては、例えば特公平2ー87407号公報に
記載の器具に示されているように、拡散性パターンを有
する表示パネルを使用することにより、外部にランプイ
メージが現れることを軽減するようにしている。しかし
ながら、本実施の形態では、単に拡散性パターンを利用
するだけではなく、この拡散性パターンの一部、あるい
は全部に、前記第3,4実施の形態にて使用した暗黒特
性を改善するための蓄光材7を、塗布,混合に形成する
ことにより、従来の効果を保持しながらも、暗黒特性を
改善するようにしている。なお、蓄光材7としては、前
記第3、第4の実施の形態にて使用したものと同様であ
る。
【0086】このように蓄光材7を含んで構成された拡
散性パターン部7Aは、例えば図8に示すように、表示
パネル3の裏側面上の一部、あるいは全部に配置され、
例えば冷陰極ランプ4近傍付近において、その含まれる
蓄光材7成分が濃くなるようなパターンとなるように形
成している。つまり、ランプイメージを軽減することが
できるとともに、冷陰極ランプ近傍付近の蓄光材成分量
が増大することにより、前記実施の形態と同様に、その
蓄光によって、冷陰極ランプ4自身が放電開始するのに
必要な初期電子を十分確保することが可能となる。
散性パターン部7Aは、例えば図8に示すように、表示
パネル3の裏側面上の一部、あるいは全部に配置され、
例えば冷陰極ランプ4近傍付近において、その含まれる
蓄光材7成分が濃くなるようなパターンとなるように形
成している。つまり、ランプイメージを軽減することが
できるとともに、冷陰極ランプ近傍付近の蓄光材成分量
が増大することにより、前記実施の形態と同様に、その
蓄光によって、冷陰極ランプ4自身が放電開始するのに
必要な初期電子を十分確保することが可能となる。
【0087】したがって、本実施の形態によれば、前記
第3,第4の実施の形態と同様の効果が得られる他に、
拡散性パターン部7Aの本来有している特性を量するこ
とにより、常用時、外部からランプイメージや輝度むら
を低減することが可能となる。また、蓄光材を含む拡散
性パターン部7Aが表示パネル3の内側面に施されてい
るため、消灯制御時に外部から目立つこともなく、また
ランプイメージを低減する効果も併せ持ち、また、、冷
陰極ランプ4の近傍付近のパターンを配置、あるいはこ
の近傍部分の蓄光材の量を増大させることにより、より
蓄光効果が得られることになる。
第3,第4の実施の形態と同様の効果が得られる他に、
拡散性パターン部7Aの本来有している特性を量するこ
とにより、常用時、外部からランプイメージや輝度むら
を低減することが可能となる。また、蓄光材を含む拡散
性パターン部7Aが表示パネル3の内側面に施されてい
るため、消灯制御時に外部から目立つこともなく、また
ランプイメージを低減する効果も併せ持ち、また、、冷
陰極ランプ4の近傍付近のパターンを配置、あるいはこ
の近傍部分の蓄光材の量を増大させることにより、より
蓄光効果が得られることになる。
【0088】なお、本実施の形態では、上記拡散性パタ
ーンに限定されるものではなく、他の蓄光材を有する光
学系部材であっても良い。また、本発明を壁直付け型タ
イプの誘導灯装置1Dに採用した場合について説明した
が、他のタイプのものでも勿論、適応可能である。
ーンに限定されるものではなく、他の蓄光材を有する光
学系部材であっても良い。また、本発明を壁直付け型タ
イプの誘導灯装置1Dに採用した場合について説明した
が、他のタイプのものでも勿論、適応可能である。
【0089】ところで、上述した第1乃至第5の実施の
形態による誘導灯装置では、構造的な改良により、暗黒
特性を改善し、冷陰極ランプ4を容易に再始動できるよ
うに構成した。さらに、本発明では、これらの誘導灯装
置に含まれる点灯ユニットを回路的に改良することによ
り、暗黒特性が悪い場合でも冷陰極ランプの再始動を最
適に行うことが可能である。このような実施の形態を図
9に示す。
形態による誘導灯装置では、構造的な改良により、暗黒
特性を改善し、冷陰極ランプ4を容易に再始動できるよ
うに構成した。さらに、本発明では、これらの誘導灯装
置に含まれる点灯ユニットを回路的に改良することによ
り、暗黒特性が悪い場合でも冷陰極ランプの再始動を最
適に行うことが可能である。このような実施の形態を図
9に示す。
【0090】図9乃至図11は本発明に係る誘導灯装置
の第6の実施の形態を示し、図9は該装置に採用された
点灯ユニットの構成を示すブロック図、図10は図9の
消灯制御回路の具体例を示す回路構成図、図11は図9
の点灯ユニットの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。なお、図9に示す点灯ユニットは、前記第
1乃至第5の実施の形態の誘導灯装置のいずれかの誘導
灯装置、あるいは他の冷陰極ランプを有する防災避難器
具装置に採用される。
の第6の実施の形態を示し、図9は該装置に採用された
点灯ユニットの構成を示すブロック図、図10は図9の
消灯制御回路の具体例を示す回路構成図、図11は図9
の点灯ユニットの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。なお、図9に示す点灯ユニットは、前記第
1乃至第5の実施の形態の誘導灯装置のいずれかの誘導
灯装置、あるいは他の冷陰極ランプを有する防災避難器
具装置に採用される。
【0091】本実施の形態では、暗黒特性が悪い場合で
も、ランプの再始動点灯時間を短くするとともに、効果
的に再始動を行わせるために、従来技術としての図17
に示す点灯ユニットに改良を加えることにより、その課
題を解決するようにしている。
も、ランプの再始動点灯時間を短くするとともに、効果
的に再始動を行わせるために、従来技術としての図17
に示す点灯ユニットに改良を加えることにより、その課
題を解決するようにしている。
【0092】具体的には、図9に示すように、点灯ユニ
ットには、常用交流電源10aを備え、該常用交流電源
10aには、所定の直流電圧を生成する電源部11が接
続されている。この電源部11は、フィルタ回路、整流
平滑回路等により構成されている。また、常用交流電源
10aと電源部11との間には、スイッチS1と消灯制
御回路20との直列回路が接続されている。
ットには、常用交流電源10aを備え、該常用交流電源
10aには、所定の直流電圧を生成する電源部11が接
続されている。この電源部11は、フィルタ回路、整流
平滑回路等により構成されている。また、常用交流電源
10aと電源部11との間には、スイッチS1と消灯制
御回路20との直列回路が接続されている。
【0093】一方、電源部11とインバータ回路15と
の間には、常用/非常用電源切替部13が接続されてい
る。また、電源部11の出力端子間には、非常用の電源
となるバッテリー(図示せず)を含む充電回路19及び
他の直流電源が接続される。この充電回路19は、電源
部11または前記直流電源から供給される電圧電流に基
づき内蔵するバッテリーを充電する。
の間には、常用/非常用電源切替部13が接続されてい
る。また、電源部11の出力端子間には、非常用の電源
となるバッテリー(図示せず)を含む充電回路19及び
他の直流電源が接続される。この充電回路19は、電源
部11または前記直流電源から供給される電圧電流に基
づき内蔵するバッテリーを充電する。
【0094】常用/非常用電源切替部13は、充電回路
19の出入力端子間に接続されており、例えば、非常時
や異常発生等により電源部11からの電源供給が停止し
た場合には、自動的に後段のインバータ回路15に供給
する電源を、バッテリーに切り替えて供給することが可
能である。
19の出入力端子間に接続されており、例えば、非常時
や異常発生等により電源部11からの電源供給が停止し
た場合には、自動的に後段のインバータ回路15に供給
する電源を、バッテリーに切り替えて供給することが可
能である。
【0095】この常用/非常用電源切替部13の後段に
は、切り替えられた何れかの直流電圧に基づき発振動作
して負荷16(例えば冷陰極ランプ)を点灯するインバ
ータ回路15が接続されている。このインバータ回路1
5は、制御手段14により制御されるようになってお
り、この制御手段14は、電源部11と該制御手段14
との間に設けられたフォトトランジスタによって得られ
た明るさ情報に基づき、インバータ回路15による点灯
時の発振を制御する。
は、切り替えられた何れかの直流電圧に基づき発振動作
して負荷16(例えば冷陰極ランプ)を点灯するインバ
ータ回路15が接続されている。このインバータ回路1
5は、制御手段14により制御されるようになってお
り、この制御手段14は、電源部11と該制御手段14
との間に設けられたフォトトランジスタによって得られ
た明るさ情報に基づき、インバータ回路15による点灯
時の発振を制御する。
【0096】また、制御手段14と負荷16との間に
は、不点検出回路18が設けられている。この不点検出
回路18は、例えば負荷18としての冷陰極ランプの非
点灯を検出し、検出結果を制御手段14に与える。つま
り、制御手段14は、この検出結果が例えば、負荷18
が正常に接続されていない場合や、インバータ起動時御
一定時間2次電圧を印加しても負荷18が非点灯である
ものを示す場合には、これを認識し、高い2次電圧によ
る感電防止や回路保護のためにインバータ回路15によ
る発振を停止するように制御する。
は、不点検出回路18が設けられている。この不点検出
回路18は、例えば負荷18としての冷陰極ランプの非
点灯を検出し、検出結果を制御手段14に与える。つま
り、制御手段14は、この検出結果が例えば、負荷18
が正常に接続されていない場合や、インバータ起動時御
一定時間2次電圧を印加しても負荷18が非点灯である
ものを示す場合には、これを認識し、高い2次電圧によ
る感電防止や回路保護のためにインバータ回路15によ
る発振を停止するように制御する。
【0097】また、各電源入力部は、3線引きにて構成
されているのでスイッチS1をオフすることにより、常
用時にバッテリーを充電しつつ同時に消灯制御回路20
によって、負荷16を消灯制御することができるように
なっている。
されているのでスイッチS1をオフすることにより、常
用時にバッテリーを充電しつつ同時に消灯制御回路20
によって、負荷16を消灯制御することができるように
なっている。
【0098】そこで、本実施の形態では、冷陰極ランプ
の消灯制御時から再始動する際に、暗黒特性が悪い場合
でも、長く高い二次電圧を供給せず、また保護回路を動
作させずに最適に負荷16である冷陰極ランプを再始動
させることが可能である。そのための手段としては、前
記消灯制御回路20による作用によって行うようにして
いる。
の消灯制御時から再始動する際に、暗黒特性が悪い場合
でも、長く高い二次電圧を供給せず、また保護回路を動
作させずに最適に負荷16である冷陰極ランプを再始動
させることが可能である。そのための手段としては、前
記消灯制御回路20による作用によって行うようにして
いる。
【0099】つまり、消灯制御回路20は、再起動時に
効果的に起動させるのに必要なパルスを間欠的に出力す
るようなスイッチ素子として構成し、具体的には図10
(a)、図10(b)に示すような回路構成で構成され
る。
効果的に起動させるのに必要なパルスを間欠的に出力す
るようなスイッチ素子として構成し、具体的には図10
(a)、図10(b)に示すような回路構成で構成され
る。
【0100】図10(a)に示す消灯制御回路20で
は、例えば抵抗R1,フォトトランジスタ,スイッチン
グ素子トランジスタQ1とで構成することにより、ラン
プ再起動時に、図11(b)に示すように急な2次電圧
を出力させないように制御するためのパルスを間欠的に
出力することが可能となる。また、他の構成としては、
図10(b)に示すように、抵抗R1,フォトトランジ
スタと、これらの回路ら並列接続されるNAND回路と
で構成することにより、上記同様の作用を行うことがで
きる。
は、例えば抵抗R1,フォトトランジスタ,スイッチン
グ素子トランジスタQ1とで構成することにより、ラン
プ再起動時に、図11(b)に示すように急な2次電圧
を出力させないように制御するためのパルスを間欠的に
出力することが可能となる。また、他の構成としては、
図10(b)に示すように、抵抗R1,フォトトランジ
スタと、これらの回路ら並列接続されるNAND回路と
で構成することにより、上記同様の作用を行うことがで
きる。
【0101】このような構成によれば、インバータ回路
15によって、ランプの再起動時に、いきなり高い2次
電圧を生成しないで、パルス状の電圧を再起動時から所
定期間印加することになるので、再起動するのに必要な
熱電子を発生させることができる。その後にランプを点
灯するのに必要な2次電圧がインバータ回路15によっ
て生成され且つ印加されることにより、負荷16である
ランプを確実に再起動させることができる。
15によって、ランプの再起動時に、いきなり高い2次
電圧を生成しないで、パルス状の電圧を再起動時から所
定期間印加することになるので、再起動するのに必要な
熱電子を発生させることができる。その後にランプを点
灯するのに必要な2次電圧がインバータ回路15によっ
て生成され且つ印加されることにより、負荷16である
ランプを確実に再起動させることができる。
【0102】次に、図11を用いて点灯ユニットの動作
を説明する。
を説明する。
【0103】いま、図11(e)に示すように時間t0
(以下、時間を省略する)〜t1において、ランプが点
灯しているものとする。このとき、t0〜t1におい
て、スイッチS1は、図11(a)に示すように断続的
にオン状態であり、インバータ回路15は点灯するに必
要なランプ電圧を生成するように発振し、結果として負
荷16には、図11(D)の同期間に示すランプ電圧が
印加されてランプが点灯し、点灯が維持された状態とな
る。
(以下、時間を省略する)〜t1において、ランプが点
灯しているものとする。このとき、t0〜t1におい
て、スイッチS1は、図11(a)に示すように断続的
にオン状態であり、インバータ回路15は点灯するに必
要なランプ電圧を生成するように発振し、結果として負
荷16には、図11(D)の同期間に示すランプ電圧が
印加されてランプが点灯し、点灯が維持された状態とな
る。
【0104】その後、法的に認められた消灯制御を行っ
たものとする。このとき、t1ではスイッチS1をオフ
することによって、インバータ回路15による発振が停
止しし、その後、ランプが消灯する。
たものとする。このとき、t1ではスイッチS1をオフ
することによって、インバータ回路15による発振が停
止しし、その後、ランプが消灯する。
【0105】そこで、該点灯ユニットを用いてランプの
再起動をt2の期間で行ったものとする。すると、スイ
ッチS1がオンすると、消灯制御回路20によるスイッ
チング素子の動作により、t2〜t3の期間において、
インバータ回路15には図11(c)に示すようにパル
ス状の電圧が印加されることにより、負荷16には、図
11(d)に示すパルス状の電圧が印加される。
再起動をt2の期間で行ったものとする。すると、スイ
ッチS1がオンすると、消灯制御回路20によるスイッ
チング素子の動作により、t2〜t3の期間において、
インバータ回路15には図11(c)に示すようにパル
ス状の電圧が印加されることにより、負荷16には、図
11(d)に示すパルス状の電圧が印加される。
【0106】その後、t3より、インバータ回路15
は、ランプ再起動するのに必要なランプ電圧を発生する
ように発振を行い、その結果負荷16には、図11
(d)に示すようにランプ再起動するのに必要な電圧値
の高い2次電圧が印加されることで、t4にて負荷16
としてのランプが点灯し、以降の期間においてその点灯
状態が所定レベルのランプ電圧によって維持される。
は、ランプ再起動するのに必要なランプ電圧を発生する
ように発振を行い、その結果負荷16には、図11
(d)に示すようにランプ再起動するのに必要な電圧値
の高い2次電圧が印加されることで、t4にて負荷16
としてのランプが点灯し、以降の期間においてその点灯
状態が所定レベルのランプ電圧によって維持される。
【0107】したがって、本実施の形態によれば、再起
動時の消灯制御回路が間欠動作することにより、負荷1
6にはパルス状の電圧を印加し、熱電子を発生させた後
に連続的に2次電圧を印がすることができる。これによ
り、負荷16の放電遅れをカバーするとともに、不点検
出回路等の保護装置による誤動作を回避して、周囲が暗
い状態においても確実に負荷(ランプ)を点灯、再起動
させることが可能となる。すなわち、点灯ユニット回路
による回路的な作用によっても、暗黒特性を改善するこ
とが可能となり、点灯性能を向上させることが可能とな
る。また、このような点灯ユニットを、上述した第1乃
至第5の実施の形態における誘導灯装置のいずれかの装
置に搭載することにより、より効果が得られることは勿
論である。
動時の消灯制御回路が間欠動作することにより、負荷1
6にはパルス状の電圧を印加し、熱電子を発生させた後
に連続的に2次電圧を印がすることができる。これによ
り、負荷16の放電遅れをカバーするとともに、不点検
出回路等の保護装置による誤動作を回避して、周囲が暗
い状態においても確実に負荷(ランプ)を点灯、再起動
させることが可能となる。すなわち、点灯ユニット回路
による回路的な作用によっても、暗黒特性を改善するこ
とが可能となり、点灯性能を向上させることが可能とな
る。また、このような点灯ユニットを、上述した第1乃
至第5の実施の形態における誘導灯装置のいずれかの装
置に搭載することにより、より効果が得られることは勿
論である。
【0108】ところで、上記実施の形態の点灯ユニット
では、消灯制御回路20を設けたことにより、ランプの
再起動に必要な持つ電子を確保し、また、保護回路が動
作しないでランプの再起動に必要な2次電圧を印加する
ことにより、ランプの再起動を可能にしたが、より確実
に熱電子を確保し、ランプの再起動に必要なパルス状電
圧値を調整制御可能に構成することにより、さらにラン
プ再起動を効果的に行うことも可能である。このような
実施の形態を図12に示す。
では、消灯制御回路20を設けたことにより、ランプの
再起動に必要な持つ電子を確保し、また、保護回路が動
作しないでランプの再起動に必要な2次電圧を印加する
ことにより、ランプの再起動を可能にしたが、より確実
に熱電子を確保し、ランプの再起動に必要なパルス状電
圧値を調整制御可能に構成することにより、さらにラン
プ再起動を効果的に行うことも可能である。このような
実施の形態を図12に示す。
【0109】図12及び図13は本発明に係る誘導灯装
置の第7の実施の形態を示し、図12は該装置に採用さ
れた点灯ユニットの構成を示すブロック図、図13は図
12の点灯ユニットの動作を説明するためのタイミング
チャートである。なお、図12に示す点灯ユニットは、
前記第6の実施の形態の誘導灯装置の点灯ユニットと同
様な構成要素については、同一符号を付して説明を省力
し、異なる部分のみを説明する。
置の第7の実施の形態を示し、図12は該装置に採用さ
れた点灯ユニットの構成を示すブロック図、図13は図
12の点灯ユニットの動作を説明するためのタイミング
チャートである。なお、図12に示す点灯ユニットは、
前記第6の実施の形態の誘導灯装置の点灯ユニットと同
様な構成要素については、同一符号を付して説明を省力
し、異なる部分のみを説明する。
【0110】本実施の形態では、さらに効果的なランプ
の点灯制御を行うために、図9に示す点灯ユニットに、
マイコン制御回路17及びパルス発生回路21等の付加
回路を付加したことが、前記第6の実施の形態の誘導灯
装置に搭載された点灯ユニットと異なる点である。した
がって、他の構成要素については図9に示す点灯ユニッ
トと略同様である。
の点灯制御を行うために、図9に示す点灯ユニットに、
マイコン制御回路17及びパルス発生回路21等の付加
回路を付加したことが、前記第6の実施の形態の誘導灯
装置に搭載された点灯ユニットと異なる点である。した
がって、他の構成要素については図9に示す点灯ユニッ
トと略同様である。
【0111】マイコン制御回路17及びパルス発生回路
21は、図12に示すようにフォトトランジスタと制御
手段14との間に接続され、さらに、マイコン制御回路
17は、不点検出回路18に接続される。つまり、図9
に示す回路では、不点検出回路18による検出結果が制
御手段14に供給するように接続されていたが、本実施
の形態では、前記マイコン制御回路17のみに検出結果
を与えるように接続されている。
21は、図12に示すようにフォトトランジスタと制御
手段14との間に接続され、さらに、マイコン制御回路
17は、不点検出回路18に接続される。つまり、図9
に示す回路では、不点検出回路18による検出結果が制
御手段14に供給するように接続されていたが、本実施
の形態では、前記マイコン制御回路17のみに検出結果
を与えるように接続されている。
【0112】また、このマイコン制御回路17は、パル
ス発生回路21及びスイッチを介して制御手段14に接
続される。パルス発生回路21は、ランプ起動次におけ
るパルス状の電圧値を自在に変更可能であり、パルス状
電圧値の調整は、前記マイコン制御回路17によって、
ランプを起動、あるいは再起動するのに必要なレベルと
なるように制御される。つまり、制御手段14は、この
パルス発生回路21からのパルスに基づき、インバータ
回路15による発振を制御する。
ス発生回路21及びスイッチを介して制御手段14に接
続される。パルス発生回路21は、ランプ起動次におけ
るパルス状の電圧値を自在に変更可能であり、パルス状
電圧値の調整は、前記マイコン制御回路17によって、
ランプを起動、あるいは再起動するのに必要なレベルと
なるように制御される。つまり、制御手段14は、この
パルス発生回路21からのパルスに基づき、インバータ
回路15による発振を制御する。
【0113】他の構成については、図9に示す点灯ユニ
ットと同様である。
ットと同様である。
【0114】次に、図12を用いて点灯ユニットの動作
を説明する。
を説明する。
【0115】いま、図12(e)に示すようにt0〜t
1において、ランプが点灯しているものとする。このと
き、t0〜t1において、スイッチS1は、図12
(a)に示すように断続的にオン状態であり、インバー
タ回路15は点灯するに必要なランプ電圧を生成するよ
うに発振し、結果として負荷16には、図12(c)の
同期間に示すランプ電圧が印加されてランプが点灯し、
点灯が維持された状態となる。
1において、ランプが点灯しているものとする。このと
き、t0〜t1において、スイッチS1は、図12
(a)に示すように断続的にオン状態であり、インバー
タ回路15は点灯するに必要なランプ電圧を生成するよ
うに発振し、結果として負荷16には、図12(c)の
同期間に示すランプ電圧が印加されてランプが点灯し、
点灯が維持された状態となる。
【0116】その後、法的に認められた消灯制御を行っ
たものとする。このとき、t1ではスイッチS1をオフ
することによって、インバータ回路15による発振が停
止しし、その後、ランプが消灯する。
たものとする。このとき、t1ではスイッチS1をオフ
することによって、インバータ回路15による発振が停
止しし、その後、ランプが消灯する。
【0117】そこで、該点灯ユニットを用いてランプの
再起動をt2の期間で行ったものとする。すると、スイ
ッチS1がオンすると、消灯制御回路20によるスイッ
チング素子の動作と連動してマイコン制御回路17は、
必要なレベルのパルス状電圧となるパルスを生成するよ
うにパルス発生回路21を制御し、その後制御手段14
によってこのパルスに基づきインバータ回路15が制御
される。これにより、t2〜t3の期間において、イン
バータ回路15には図12(b)に示すようにパルス状
の電圧が印加されることにより、負荷16には、図12
(c)に示すパルス状の電圧が印加される。
再起動をt2の期間で行ったものとする。すると、スイ
ッチS1がオンすると、消灯制御回路20によるスイッ
チング素子の動作と連動してマイコン制御回路17は、
必要なレベルのパルス状電圧となるパルスを生成するよ
うにパルス発生回路21を制御し、その後制御手段14
によってこのパルスに基づきインバータ回路15が制御
される。これにより、t2〜t3の期間において、イン
バータ回路15には図12(b)に示すようにパルス状
の電圧が印加されることにより、負荷16には、図12
(c)に示すパルス状の電圧が印加される。
【0118】その後、t3より、インバータ回路15
は、ランプ再起動するのに必要なランプ電圧を発生する
ように発振を行い、その結果負荷16には、図12
(c)に示すようにランプ再起動するのに必要な電圧値
の高い2次電圧が印加されることで、t4にて負荷16
としてのランプが点灯し、以降の期間においてその点灯
状態が所定レベルのランプ電圧によって維持される。
は、ランプ再起動するのに必要なランプ電圧を発生する
ように発振を行い、その結果負荷16には、図12
(c)に示すようにランプ再起動するのに必要な電圧値
の高い2次電圧が印加されることで、t4にて負荷16
としてのランプが点灯し、以降の期間においてその点灯
状態が所定レベルのランプ電圧によって維持される。
【0119】したがって、本実施の形態によれば、前記
実施の形態と同様の効果を得る他に、ランプ起動時、あ
るいは再起動時における間欠的なパルス制御を、マイコ
ン制御回路17及びパルス発生回路21に基づき行うよ
うに構成したので、図9に示す前記実施の形態の点灯ユ
ニットよりも、ランプの状態に応じて最適なパルス電圧
値に調整することができるので、より効果的にランプを
再起動させることが可能となる効果を得る。
実施の形態と同様の効果を得る他に、ランプ起動時、あ
るいは再起動時における間欠的なパルス制御を、マイコ
ン制御回路17及びパルス発生回路21に基づき行うよ
うに構成したので、図9に示す前記実施の形態の点灯ユ
ニットよりも、ランプの状態に応じて最適なパルス電圧
値に調整することができるので、より効果的にランプを
再起動させることが可能となる効果を得る。
【0120】ところで、本発明では、上記各実施の形態
の点灯ユニット内のインバータ回路に改良を施すことに
より、よりランプの再起動特性を向上させることが可能
である。このような実施の形態を図14に示す。
の点灯ユニット内のインバータ回路に改良を施すことに
より、よりランプの再起動特性を向上させることが可能
である。このような実施の形態を図14に示す。
【0121】図14及び図15は本発明に係る誘導灯装
置の第8の実施の形態を示し、図14は該装置の点灯ユ
ニット内のインバータ回路の具体例を示す回路構成図、
図14は該インバータ回路に設けられた主スイッチドラ
イブ回路の具体例を示す回路構成図である。なお、図1
4に示すインバータ回路は、図18に示す従来のインバ
ータ回路と同様な構成要素については、同一符号を付し
て説明を省力し、異なる部分のみを説明する。
置の第8の実施の形態を示し、図14は該装置の点灯ユ
ニット内のインバータ回路の具体例を示す回路構成図、
図14は該インバータ回路に設けられた主スイッチドラ
イブ回路の具体例を示す回路構成図である。なお、図1
4に示すインバータ回路は、図18に示す従来のインバ
ータ回路と同様な構成要素については、同一符号を付し
て説明を省力し、異なる部分のみを説明する。
【0122】本実施の形態では、点灯ユニットに搭載さ
れる従来のインバータ回路の構成と略同様であるが、暗
黒特性を改善してランプの再起動性を向上させるため
に、2つのスイッチング素子Q1,Q2によるスイッチ
ングを制御する制御手段15aと主となるスイッチング
素子Q1との間に主スイッチドライブ回路22を設けた
ことが特徴である。
れる従来のインバータ回路の構成と略同様であるが、暗
黒特性を改善してランプの再起動性を向上させるため
に、2つのスイッチング素子Q1,Q2によるスイッチ
ングを制御する制御手段15aと主となるスイッチング
素子Q1との間に主スイッチドライブ回路22を設けた
ことが特徴である。
【0123】つまり、図14に示すように主スイッチド
ライブ回路22は、制御手段15aと主スイッチング素
子Q1のベースとの間に接続される。他の構成について
は、図18に示す従来例と略同様である。
ライブ回路22は、制御手段15aと主スイッチング素
子Q1のベースとの間に接続される。他の構成について
は、図18に示す従来例と略同様である。
【0124】主スイッチドライブ回路22は、例えば図
15に示すようにダイオードDx,発光素子LD(例え
ばLED),コンデンサCx及び2つの抵抗Rx,Rd
で構成される。
15に示すようにダイオードDx,発光素子LD(例え
ばLED),コンデンサCx及び2つの抵抗Rx,Rd
で構成される。
【0125】発光素子LDは、前記第1及び第2の実施
の形態にて説明したように、ランプ再起動時に発光する
ことによって冷陰極ランプの初期電子を確保するための
もので、ランプ近傍に配置される。
の形態にて説明したように、ランプ再起動時に発光する
ことによって冷陰極ランプの初期電子を確保するための
もので、ランプ近傍に配置される。
【0126】ダイオードDxは、逆流素子用ダイオード
であり、また抵抗Rxは、限流用抵抗である。また、抵
抗Rbは、パイパス用抵抗である。
であり、また抵抗Rxは、限流用抵抗である。また、抵
抗Rbは、パイパス用抵抗である。
【0127】このような構成においては、制御手段15
aによるインバータ回路起動時、図15に示すように、
制御手段15aからの電流は、ダイオードDx,発光素
子LD,コンデンサCx,抵抗Rxの経路を介して主ス
イッチング素子Q1のベースへと流れる。すると、発光
素子LDが発光する。すなわち、冷陰極ランプ近傍にこ
の発光素子LDが配置されているので、この発光により
冷陰極ランプが放電するのに必要な初期電子を確保する
ことができる。
aによるインバータ回路起動時、図15に示すように、
制御手段15aからの電流は、ダイオードDx,発光素
子LD,コンデンサCx,抵抗Rxの経路を介して主ス
イッチング素子Q1のベースへと流れる。すると、発光
素子LDが発光する。すなわち、冷陰極ランプ近傍にこ
の発光素子LDが配置されているので、この発光により
冷陰極ランプが放電するのに必要な初期電子を確保する
ことができる。
【0128】同時に、抵抗値の小さな経路を介して主ス
イッチング素子Q1に電流が流れることから、主スイッ
チング素子Q1のベース電圧がオーバードライブするこ
とにより、結果として昇圧トランスLの二次側には、点
灯、または再起動するのに必要なレベルの2次電圧が生
成され、負荷16としての冷陰極ランプ16に印加さ
れ、点灯が開始される。
イッチング素子Q1に電流が流れることから、主スイッ
チング素子Q1のベース電圧がオーバードライブするこ
とにより、結果として昇圧トランスLの二次側には、点
灯、または再起動するのに必要なレベルの2次電圧が生
成され、負荷16としての冷陰極ランプ16に印加さ
れ、点灯が開始される。
【0129】その後、図15に示すようにランプ起動後
は、コンデンサCxが充電されるため、発光素子LDに
は殆ど電流がながれず、抵抗Rdを介する経路で流れる
ことになるため、この主スイッチドライブ回路22の抵
抗値が変わり、よって、結果的に昇圧トランスLの二次
側には通常レベル値のランプ電圧が生成されることによ
り、ランプの点灯が維持される。
は、コンデンサCxが充電されるため、発光素子LDに
は殆ど電流がながれず、抵抗Rdを介する経路で流れる
ことになるため、この主スイッチドライブ回路22の抵
抗値が変わり、よって、結果的に昇圧トランスLの二次
側には通常レベル値のランプ電圧が生成されることによ
り、ランプの点灯が維持される。
【0130】さらに、その後消灯制御を行った場合に
は、コンデンサCxにより充電された充電電圧が抵抗R
dによって放電されることになるので、次のランプ再起
動次には、再び発光素子LDを発光させ確実にランプを
点灯させることが可能となる。
は、コンデンサCxにより充電された充電電圧が抵抗R
dによって放電されることになるので、次のランプ再起
動次には、再び発光素子LDを発光させ確実にランプを
点灯させることが可能となる。
【0131】したがって、本実施の形態によれば、ラン
プ再起動時、主スイッチドライブ回路22によって、制
御手段15aからの主スイッチング素子Q1のベース電
圧をオーバードライブさせることができ、これにより、
ランプ起動時に必要な2次電圧を発生してランプの再起
動を良好に行うことができる。また、ランプの起動時に
は、発光素子LDによって冷陰極ランプが初期電子を十
分に確保することができるので、暗黒特性を改善するこ
とが可能となり、ランプの再起動性を向上させることが
可能となる。他の効果については、前記第6及び第7の
実施の形態と同様である。
プ再起動時、主スイッチドライブ回路22によって、制
御手段15aからの主スイッチング素子Q1のベース電
圧をオーバードライブさせることができ、これにより、
ランプ起動時に必要な2次電圧を発生してランプの再起
動を良好に行うことができる。また、ランプの起動時に
は、発光素子LDによって冷陰極ランプが初期電子を十
分に確保することができるので、暗黒特性を改善するこ
とが可能となり、ランプの再起動性を向上させることが
可能となる。他の効果については、前記第6及び第7の
実施の形態と同様である。
【0132】なお、本実施の形態においては、インバー
タ回路において、直列回路である上記主スイッチドライ
ブ回路をベース回路に設けた構成について説明したが、
これに限定されるものもではなく、例えば前段の制御手
段15aに同様の作用、効果が得られるように構成する
ようにしても良い。これにより、同様の効果が得られる
ことは明らかである。
タ回路において、直列回路である上記主スイッチドライ
ブ回路をベース回路に設けた構成について説明したが、
これに限定されるものもではなく、例えば前段の制御手
段15aに同様の作用、効果が得られるように構成する
ようにしても良い。これにより、同様の効果が得られる
ことは明らかである。
【0133】また、本発明においては、上述した第1乃
至第8の各実施の形態を組み合わせ、または応用して構
成しても良く、このような場合も本発明に含まれるもの
である。また、第6乃至第8の実施の形態の誘導灯装置
の点灯ユニットは、誘導灯装置に限定されるものではな
く、他の冷陰極ランプを備えた防災用器具装置において
も、適応可能であり、同様の効果が得られるものであ
る。
至第8の各実施の形態を組み合わせ、または応用して構
成しても良く、このような場合も本発明に含まれるもの
である。また、第6乃至第8の実施の形態の誘導灯装置
の点灯ユニットは、誘導灯装置に限定されるものではな
く、他の冷陰極ランプを備えた防災用器具装置において
も、適応可能であり、同様の効果が得られるものであ
る。
【0134】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
簡単な構成で光源ランプの暗黒特性を改善することがで
き、ランプの再点灯性能を向上させることのできる誘導
灯装置を提供することが可能となる。
簡単な構成で光源ランプの暗黒特性を改善することがで
き、ランプの再点灯性能を向上させることのできる誘導
灯装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明に係る誘導灯装置の第1の実施の形態を
示す構成図。
示す構成図。
【図2】本発明に係る誘導灯装置の第2の実施の形態を
示す構成図。
示す構成図。
【図3】本発明に係る誘導灯装置の第3の実施の形態を
示す構成図。
示す構成図。
【図4】図3の装置のA部分を拡大した拡大側面図。
【図5】本発明に係る誘導灯装置の第4の実施の形態を
示す構成図。
示す構成図。
【図6】図5の装置のB部分を拡大した拡大側面図。
【図7】本発明に係る誘導灯装置の第5の実施の形態を
示す構成図。
示す構成図。
【図8】図7の光拡散性パターンを示す一部破断した構
成図。
成図。
【図9】本発明に係る誘導灯装置の第6の実施の形態を
示し、該装置に採用された点灯ユニットの構成を示すブ
ロック図。
示し、該装置に採用された点灯ユニットの構成を示すブ
ロック図。
【図10】図9の消灯制御回路の具体例を示す回路構成
図。
図。
【図11】図9の点灯ユニットの動作を説明するための
タイミングチャート。
タイミングチャート。
【図12】本発明に係る誘導灯装置の第7の実施の形態
を示し、該装置に採用された点灯ユニットの構成を示す
ブロック図。
を示し、該装置に採用された点灯ユニットの構成を示す
ブロック図。
【図13】図12の点灯ユニットの動作を説明するため
のタイミングチャート。
のタイミングチャート。
【図14】本発明に係る誘導灯装置の第8の実施の形態
を示し、該装置の点灯ユニットに採用されたインバータ
回路の具体例を示す回路構成図。
を示し、該装置の点灯ユニットに採用されたインバータ
回路の具体例を示す回路構成図。
【図15】図14のインバータ回路の主スイッチドライ
ブ回路の具体例を示す回路構成図。
ブ回路の具体例を示す回路構成図。
【図16】従来の誘導灯装置の一例を示す構成斜視図。
【図17】図16の装置に採用された点灯ユニットの一
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図18】図17の点灯ユニットのインバータ回路の具
体例を示す回路構成図。
体例を示す回路構成図。
1A,1B,1C,1D…誘導灯装置、 2…器具本体、 3…表示パネル、 4…冷陰極ランプ、 4A…ランプホルダ、 5…充電モニター部、 6…導光材、 7…蓄光材、 7A…拡散性パターン部、 8…反射板。
Claims (15)
- 【請求項1】 器具本体と;前記器具本体に収容される
ランプと;前記ランプからの光が直接または間接的に照
射され、前記器具本体に取り付けられた透光性を有する
表示パネルと;前記器具本体内に取り付けられ、前記ラ
ンプを点灯させるのに必要な、バッテリーを含む充電回
路を備えた点灯ユニットと;前記点灯ユニット内に設け
られ、前記バッテリーの充電状態を発光によって認識可
能な発光素子を備え、該発光素子が前記ランプ近傍に配
置された充電表示モニター部と;を具備したことを特徴
とする誘導灯装置。 - 【請求項2】 前記充電モニター部の発光素子からの光
を前記ランプに与えるための光伝達手段を設けたことを
特徴とする請求項1に記載の誘導灯装置。 - 【請求項3】 器具本体と;前記器具本体に収容される
ランプと;前記ランプからの光が直接または間接的に照
射され、前記器具本体に取り付けられた透光性を有する
表示パネルと;前記器具本体内に取り付けられ、前記ラ
ンプを点灯させるのに必要な、バッテリーを含む充電回
路を備えた点灯ユニットと;前記点灯ユニット内に設け
られ、前記バッテリーの充電状態を発光によって認識可
能な発光素子を備えた充電表示モニター部と;前記ラン
プの発した光を蓄光する特性を有し、前記ランプに対向
配置するように該ランプ近傍に設けられた蓄光材と;を
具備したことを特徴とする誘導灯装置。 - 【請求項4】 前記蓄光材は、前記器具本体内に前記ラ
ンプの光を反射する反射板またはランプホルダが介在す
る場合には、これらの反射板またはランプホルダの内側
面に前記ランプと対向配置するように設けたことを特徴
とする請求項3に記載の誘導灯装置。 - 【請求項5】 前記蓄光材は、前記ランプが前記器具本
体中央近傍に配置された場合には、前記ランプに対向配
置された器具本体背面裏側に設けたことを特徴とする請
求項3に記載の誘導灯装置。 - 【請求項6】 器具本体と;前記器具本体に収容される
ランプと;前記ランプからの光が直接または間接的に照
射され、前記器具本体に取り付けられた透光性を有する
光拡散性パターン部を備えた表示パネルと;前記器具本
体内に取り付けられ、前記ランプを点灯させるのに必要
な、バッテリーを含む充電回路を備えた点灯ユニット
と;前記点灯ユニット内に設けられ、前記バッテリーの
充電状態を発光によって認識可能な発光素子を備えた充
電表示モニター部と;前記ランプの発した光を蓄光する
特性を有し、前記光拡散性パターン部の一部又は全部に
含まれるように用いられた蓄光材と;を具備したことを
特徴とする誘導灯装置。 - 【請求項7】 前記光拡散性パターン部は、前記ランプ
に近くなるほど、含有する前記蓄光材の量が増大するよ
うに構成されたことを特徴とする請求項6に記載の誘導
灯装置。 - 【請求項8】 前記点灯ユニットは、常用時、非常時の
場合に対応可能なインバータ方式で構成されたことを特
徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の
誘導灯装置。 - 【請求項9】 前記ランプは、冷陰極ランプであること
を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記
載の誘導灯装置。 - 【請求項10】 常用電源入力部と;前記常用電源入力
部に接続され、常用時に所定の直流電圧を生成する電源
部と;非常時用の所定の直流電圧を供給するための非常
用入力部と;前記電源部と前記非常用入力部との何れか
一方を切り替えて出力する常用/非常用電源切替部と;
前記常用/非常用電源切替部の出力側に接続され、少な
くとも一つの冷陰極ランプを点灯駆動させるためのイン
バータ回路と;前記インバータ回路における前記冷陰極
ランプの点灯駆動を制御する制御手段と;常用時に非常
時用として設けられたバッテリーを充電可能な充電手段
と;前記常用入力部と前記制御手段との間に接続され、
常用時に消灯制御が可能であるとともに、前記インバー
タ回路起動時に該インバータ回路による発振を間欠的に
行わせた後に前記冷陰極ランプを点灯させるように前記
制御手段を制御する消灯制御回路手段と;を含んで構成
された点灯ユニットを具備したことを特徴とする誘導灯
装置。 - 【請求項11】 前記消灯制御回路手段は、前記冷陰極
ランプの点灯時、または再点灯時に単発、あるいは複数
のパルス状電圧を所定期間生成するためのパルスを間欠
的に発生させるもので、前記制御手段は、該パルスに基
づき前記パルス状電圧を生成して前記冷陰極ランプに印
加した後、連続的な2次電圧を生成し印加することによ
り、前記冷陰極ランプの点灯駆動を制御することを特徴
とする請求項10に記載の誘導灯装置。 - 【請求項12】 前記制御手段に接続され、前記冷陰極
ランプの点灯時、または再点灯時に単発、あるいは複数
のパルス状電圧を所定期間生成するためのパルスを間欠
的に発生するとともにこのパルス幅の調整可能なパルス
発生回路と、前記消灯制御回路手段と連動して前記パル
ス発生回路によるパルスの発生及びパルス幅を制御する
駆動電圧制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1
0に記載の誘導灯装置。 - 【請求項13】 前記冷陰極ランプの点灯または接続状
態を検出する不点検出回路を設け、前記制御手段は、こ
の検出結果が非接続状態あるいはインバータ回路起動後
一定時間2次電圧を印加しても非点灯状態を示すもので
ある場合には、前記インバータ回路による発振を停止さ
せるように制御することを特徴する請求項10乃至請求
項12のいずれか1つに記載の誘導灯装置。 - 【請求項14】 常用電源入力部と;前記常用電源入力
部に接続され、常用時に所定の直流電圧を生成する電源
部と;非常時用の所定の直流電圧を供給するための非常
用入力部と;前記電源部と前記非常用入力部との何れか
一方を切り替えて出力する常用/非常用電源切替部と;
前記常用/非常用電源切替部の出力側に接続され、少な
くとも一つの冷陰極ランプを点灯駆動させるためのイン
バータ回路と;前記インバータ回路における前記冷陰極
ランプの点灯駆動を制御する制御手段と;常用時に非常
時用として設けられたバッテリーを充電可能な充電手段
と;前記インバータ回路内に設けられたもので、高周波
ランプ電圧を生成するのに必要なスイッチング動作をす
る主スイッチ素子のドライブ経路に挿入され、起動時に
発光する発光素子と前記主スイッチ素子のドライブ電圧
を増大させるための回路群とを含んで構成された主スイ
ッチドライブ回路と、 を含んで構成された点灯ユニットを具備したことを特徴
とする誘導灯装置。 - 【請求項15】 前記主スイッチドライブ回路の発光素
子は、前記冷陰極ランプの近傍に配置されたことを特徴
とする請求項14に記載の誘導灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186103A JP2001014909A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 誘導灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186103A JP2001014909A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 誘導灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001014909A true JP2001014909A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16182424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11186103A Pending JP2001014909A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 誘導灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001014909A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8002445B2 (en) | 2008-08-26 | 2011-08-23 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | LED luminaire with automatic luminance compensation |
CN115127091A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-30 | 重庆梦高光电科技有限公司 | 发光体形态可控的发光体结构、制造方法及指示灯 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11186103A patent/JP2001014909A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8002445B2 (en) | 2008-08-26 | 2011-08-23 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | LED luminaire with automatic luminance compensation |
CN115127091A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-30 | 重庆梦高光电科技有限公司 | 发光体形态可控的发光体结构、制造方法及指示灯 |
CN115127091B (zh) * | 2022-05-30 | 2024-04-09 | 重庆梦高光电科技有限公司 | 发光体形态可控的发光体结构、制造方法及指示灯 |
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