JP2001014846A - 半導体集積回路および半導体記憶装置 - Google Patents

半導体集積回路および半導体記憶装置

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JP2001014846A
JP2001014846A JP11186410A JP18641099A JP2001014846A JP 2001014846 A JP2001014846 A JP 2001014846A JP 11186410 A JP11186410 A JP 11186410A JP 18641099 A JP18641099 A JP 18641099A JP 2001014846 A JP2001014846 A JP 2001014846A
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Tetsuya Kaneko
子 哲 也 金
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップサイズや消費電流を増大することな
く、出力ノードを所望の電圧にまで下げることが可能な
半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 本発明の半導体集積回路は、PMOSトラン
ジスタQ1,Q2と、NMOSトランジスタQ3とを備えて
いる。PMOSトランジスタQ1のソース端子は出力ノード
OUTに接続され、ドレイン端子は接地端子に接続されて
いる。PMOSトランジスタQ2のソース端子には外部電源
電圧Vccが印加され、ドレイン端子は出力ノードOUTに
接続されている。PMOSトランジスタQ3のソース端子は
出力ノードOUTに接続され、ドレイン端子には負電圧発
生回路から出力された負電圧φLが印加される。出力ノ
ードOUTを負電圧φLにまで下げる際、いったん出力ノー
ドOUTを接地端子と短絡するため、出力ノードOUTの寄生
容量に蓄積された電荷を迅速に接地端子に引き出すこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接地電圧よりも低
い負電圧を生成する半導体集積回路および半導体記憶装
置に関し、例えば、DRAM(Dynamic Random Access M
emory)内のトランジスタのゲート端子に負電圧を印加す
る場合などを対象とする。
【0002】
【従来の技術】現在のDRAMは、チップ内部で複数の
異なる電圧レベルの電圧を必要としている。チップに外
部から複数の異なる電圧レベルの電圧を供給することも
考えられるが、外部電源回路の構成が複雑になるため、
望ましくない。そこで、チップには一種類の電源電圧を
供給し、チップ内部で複数の異なる電圧レベルの電圧を
生成するのが一般的である。
【0003】例えば、標準的なDRAMチップの内部に
は、複数の異なる電圧レベルの電圧を発生する電圧発生
回路が設けられている。電圧発生回路は、基板電圧やウ
ェル電圧を発生する基板電圧発生回路、メモリの内部電
源電圧を発生する内部電源電圧発生回路、および内部基
準電圧を発生する基準電圧発生回路などで構成される。
【0004】内部電源電圧発生回路は、外部電源電圧に
対する集積回路の動作マージンの向上や信頼性の確保を
目的とするものであり、昇圧回路、降圧回路、および負
電圧発生回路などで構成される。
【0005】昇圧回路は、外部電源電圧の低電圧化に伴
って設けられたものであり、昇圧回路で生成された昇圧
電圧は、例えば、ワード線駆動回路、ビット線対を所定
電圧に充電するためのイコライズ回路、センスアンプ、
および接続回路内のトランジスタのゲート電圧を制御す
るために用いられる。
【0006】一方、降圧回路は、昇圧回路とは逆に、外
部電源電圧よりも低い電圧をチップ内で生成するもので
ある。降圧回路で生成された降圧電圧を利用することに
より、消費電流を抑制できるとともに、外部電源電圧の
変動に対する影響を受けにくくなる。
【0007】また、負電圧発生回路は、ワード線駆動回
路やイコライズ回路などの低レベル電圧として用いられ
る。負電圧発生回路を設ける理由は次の理由で設けられ
る。微細化が進み、ゲート酸化膜が薄くなると、ゲート
電極に対して高電圧を印加できなくなる。このため、ト
ランジスタのしきい値を下げる必要があるが、単にしき
い値を下げるだけではトランジスタは正常に動作せず、
トランジスタの低レベル側電圧を負電圧にする必要があ
る。そこで、負電圧発生回路を設けて、トランジスタの
低レベル側電圧を負電圧にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、負
電圧発生回路の動作効率はあまり高くない。このため、
メモリの容量の増大に伴って、負電圧発生回路の負荷と
なるワード線駆動回路やイコライズ回路などの容量が大
きくなると、これら負荷に負電圧を供給する負電圧発生
回路の負担が大きくなる。実際には、負電圧発生回路が
本来出力すべき負電圧が一時的に上昇する等の不具合が
生じる。
【0009】このような不具合を解消する一手法とし
て、負電圧発生回路の電流供給能力を大きくすることが
考えられる。しかしながら、負電圧発生回路の電流供給
能力を大きくすると、チップサイズや消費電流の増大を
招くため得策ではない。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、チップサイズや消費電流を増
大することなく、出力ノードを所望の電圧にまで下げる
ことが可能な半導体集積回路および半導体記憶装置を提
供することにある。を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、基準電圧端子の電圧レベル
よりも高い第1の電圧と前記基準電圧端子の電圧レベル
よりも低い第2の電圧とに基づいて、出力ノードの電圧
を設定する半導体集積回路において、前記出力ノードを
前記基準電圧端子の電圧レベルよりも高い正論理から前
記基準電圧端子の電圧レベルよりも低い負論理に切り換
える際、所定期間だけ前記出力ノードと前記基準電圧端
子とを短絡させた後に、前記出力ノードと前記第2の電
圧を供給する第2の電圧端子とを短絡させる切替制御回
路と、を備える。
【0012】請求項1の発明では、出力ノードを正論理
から負論理に切り替える際、いったん出力ノードを基準
電圧端子に短絡させるようにしたため、出力ノードの寄
生容量に蓄積されている電荷を基準電圧端子に引き出す
ことができる。
【0013】請求項2の発明では、第1〜第3の切替回
路の切替制御により、まず、所定期間だけ出力ノードと
基準電圧端子とを短絡させた後、出力ノードと第2の電
圧端子とを短絡させる。ここで、所定期間は、出力ノー
ドの寄生容量に蓄積されている電荷を基準電圧端子に引
き出せるのに十分な時間である。
【0014】請求項3の発明では、第1〜第3の切替回
路の切替タイミングのばらつきを考慮に入れ、第1〜第
3の切替回路を切り替える際、オフセット期間(第1お
よび第2の期間)を設ける。
【0015】請求項4の発明では、第1および第2の切
替回路を第1導電型のトランジスタ(例えば、PMOSトラ
ンジスタ)で構成し、第3の切替回路を第2導電型のト
ランジスタ(例えば、NMOSトランジスタ)で構成する。
【0016】請求項5の発明では、第1および第3の切
替回路を第2導電型のトランジスタ(例えば、NMOSトラ
ンジスタ)で構成し、第2の切替回路を第1導電型のト
ランジスタ(例えば、PMOSトランジスタ)で構成する。
【0017】請求項6の発明では、第1および第3の切
替回路と第2の切替回路との間に、第4の切替回路を設
けるため、第1〜第3の切替回路の切替制御が容易にな
る。
【0018】請求項7の発明では、第1および第2の切
替回路を第1導電型のトランジスタ(例えば、PMOSトラ
ンジスタ)で構成し、第3および第4の切替回路を第2
導電型のトランジスタ(例えば、NMOSトランジスタ)で
構成する。
【0019】請求項8の発明では、第1、第3および第
4の切替回路を第2導電型のトランジスタ(例えば、NM
OSトランジスタ)で構成し、第2のトランジスタを第1
導電型のトランジスタ(例えば、PMOSトランジスタ)で
構成する。
【0020】請求項9の発明では、出力ノードの電圧を
第2の電圧から第1の電圧に切り替える際も、第1の電
圧から第2の電圧に切り替える際も、二段階に電圧を変
化させるため、迅速かつ精度よく所望の電圧に設定する
ことができる。
【0021】請求項10の発明では、DRAM内のイコ
ライザ信号発生回路やワード線駆動回路内に前記出力ノ
ードを設けるため、負論理側を負電圧(第2の電圧)に
することができ、DRAMの消費電流を低減できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体集積回
路および半導体記憶装置について、図面を参照しながら
具体的に説明する。以下では、DRAM内部のワード線
駆動回路やイコライズ回路などに利用可能な半導体集積
回路について説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1は本発明に係る半
導体集積回路の第1の実施形態の回路図、図2は図1の
回路の入出力信号のタイミング図である。図1の半導体
集積回路は、PMOSトランジスタ(第1および第2の切替
回路)Q1,Q2と、NMOSトランジスタ(第3の切替回
路)Q3とを備えている。PMOSトランジスタQ1のソー
ス端子は出力ノードOUT(出力端子)に接続され、ドレ
イン端子は接地端子に接続されている。PMOSトランジス
タQ2のソース端子には外部電源電圧Vccが印加され、
ドレイン端子は出力ノードOUTに接続されている。PMOS
トランジスタQ3のソース端子は出力ノードOUTに接続
され、ドレイン端子には不図示の負電圧発生回路から出
力された負電圧φLが印加されている。出力ノードOUT
は、例えばワード線を駆動するトランジスタのゲート端
子に接続される。
【0024】図2は、トランジスタQ1,Q2,Q3の
各ゲート端子に印加される電圧φ1,φ2,φ3と、出
力ノードOUTの電圧φp1とのタイミング図を示してい
る。
【0025】以下、図2に基づいて、第1の実施形態の
動作を説明する。図2の時刻t0〜t1の間は、トラン
ジスタQ2がオンして、トランジスタQ1,Q3がオフ
するため、出力ノードOUTは外部電源電圧Vccとほぼ同
じ電圧になる。
【0026】時刻t1〜t2の間は、トランジスタQ1
〜Q3はいずれもオフするため、出力ノードOUTは時刻
t1の時点の電圧Vccを保持する。
【0027】時刻t2〜t3の間は、トランジスタQ1
がオンして、トランジスタQ2,Q3がオフするため、
出力ノードOUTは接地端子と短絡状態になる。したがっ
て、出力ノードOUTの電圧は、接地電圧Vssに向かって
徐々に低下し、やがて接地電圧Vssに略等しくなる。
【0028】時刻t3〜t4の間は、トランジスタQ1
〜Q3はいずれもオフするため、出力ノードOUTは時刻
t3の時点の電圧Vssを保持する。
【0029】時刻t4〜t5の間は、トランジスタQ3
がオンして、トランジスタQ1,Q2がオフするため、
出力ノードOUTは負電圧発生回路の出力端子と短絡状態
になる。したがって、出力ノードOUTの電圧は、負電圧
φLに向かって徐々に低下し、やがて負電圧φLに略等し
くなる。
【0030】時刻t5〜t6の間は、トランジスタQ1
〜Q3はいずれもオフするため、出力ノードOUTは時刻
t5の時点の電圧φLを保持する。
【0031】このように、第1の実施形態では、出力ノ
ードOUTを負電圧φLにまで下げる際、いったん出力ノー
ドOUTを接地端子と短絡するため、出力ノードOUTの寄生
容量に蓄積された電荷を迅速に接地端子に引き出すこと
ができる。したがって、その後に出力ノードOUTを負電
圧発生回路の出力端子と短絡させたときに、出力ノード
OUTから負電圧発生回路側に引き出すべき電荷量が少な
いため、出力ノードOUTを迅速に負電圧φLにまで下げる
ことができる。
【0032】図3は図1のトランジスタQ1〜Q3のゲ
ート電圧φ1〜φ3を生成する信号発生回路(切替制御
回路)の回路図である。図3の信号発生回路は、インバ
ータIV1,IV2と、遅延回路1と、ANDゲートG1,G
2と、レベル変換回路2,3とを有する。
【0033】インバータIV1は、入力信号φinの反転信
号aを出力する。遅延回路1は、反転信号aを遅延させ
た信号bを出力する。インバータIV2は、遅延回路1の
出力を反転した信号cを出力する。ANDゲートG1は、
入力信号φinがハイレベルになってから所定期間だけハ
イレベルになる信号dを出力する。ANDゲートG2は、
信号dがハイレベルに変化した時点から所定期間だけロ
ーレベルになる信号eを出力する。
【0034】レベル変換回路2は、ANDゲートG1の出
力信号を、ハイレベルが外部電源電圧Vccになり、ロー
レベルが負電圧φLになるようにレベル変換を行う。
【0035】レベル変換回路2は、トランジスタQ11〜
Q14を有する。トランジスタQ11のソース端子には外部
電源電圧Vccが印加され、トランジスタQ11のドレイン
端子はトランジスタQ13のドレイン端子に接続され、ト
ランジスタQ13のソース端子には負電圧発生回路の出力
電圧φLが印加される。トランジスタQ12のソース端子
には外部電源電圧Vccが印加され、トランジスタQ12の
ドレイン端子はトランジスタQ14のドレイン端子に接続
され、トランジスタQ14のソース端子には負電圧発生回
路の出力電圧φLが印加される。
【0036】トランジスタQ11のゲート端子にはANDゲ
ートG1の出力信号が入力され、その反転信号がトラン
ジスタQ12のゲート端子に入力される。トランジスタQ
11のドレイン電圧φ1が図1のトランジスタQ1のゲー
ト端子に供給される。トランジスタQ11のドレイン電圧
φ1は、ANDゲートG1の出力がローレベルの間のみ外
部電源電圧Vccになる。
【0037】また、レベル変換回路3は、トランジスタ
Q15〜Q18を有する。トランジスタQ15のソース端子に
は外部電源電圧Vccが印加され、トランジスタQ15のド
レイン端子はトランジスタQ17のドレイン端子に接続さ
れ、トランジスタQ17のソース端子には負電圧発生回路
の出力電圧φLが印加される。トランジスタQ16のソー
ス端子には外部電源電圧Vccが印加され、トランジスタ
Q16のドレイン端子はトランジスタQ18のドレイン端子
に接続され、トランジスタQ18のソース端子は負電圧発
生回路の出力電圧φLが印加される。
【0038】トランジスタQ15のゲート端子にはANDゲ
ートG2の出力信号が入力され、その反転信号がトラン
ジスタQ16のゲート端子に入力される。トランジスタQ
16のドレイン電圧φ2が図1のトランジスタQ3のゲー
ト端子に供給される。トランジスタQ16のドレイン電圧
φ2は、ANDゲートG2の出力がローレベルの間のみ外
部電源電圧Vccになる。
【0039】ところで、図2では、時刻t1〜t2、t
3〜t4(以下、休止期間と呼ぶ)の間は、すべてのト
ランジスタQ1〜Q3をオフさせている。この休止期間
は、トランジスタQ1〜Q3のオン・オフタイミングの
ずれを考慮に入れたものである。各トランジスタQ1〜
Q3にタイミングのずれがない場合には、休止期間をゼ
ロにしてもよい。
【0040】(第2の実施形態)第2の実施形態は、一
部のトランジスタの導電型を第1の実施形態とは逆にし
たものである。
【0041】図4は本発明に係る半導体集積回路の第2
の実施形態の回路図、図5は図4の回路の入出力信号の
タイミング図である。図4では、図1と共通する構成部
分には同一符号を付しており、以下では、相違点を中心
に説明する。
【0042】図4の半導体集積回路は、トランジスタQ
1a,Q2,Q3を備えており、トランジスタQ1aの導電
型がn型である点を除いて、図1に示す半導体集積回路
と同様に構成され、各トランジスタの接続関係も図1と
同様である。
【0043】トランジスタQ1a,Q2,Q3のゲート端
子には、それぞれ電圧φ4,φ5,φ6が供給される。
電圧φ4,φ5,φ6は、図3に示した信号発生回路で
生成される。具体的には、図3の信号発生回路内のトラ
ンジスタQ12のドレイン端子から電圧φ4が出力され、
トランジスタQ16のドレイン端子から電圧φ5が出力さ
れ、インバータIV1の出力端子から電圧φ6が出力され
る。
【0044】次に、図5のタイミング図に基づいて、図
4の回路の動作を説明する。時刻t0〜t1では、トラ
ンジスタQ2のみがオンするため、出力ノードOUTの電
圧は外部電源電圧Vccになる。
【0045】時刻t1〜t2では、トランジスタQ1a,
Q2,Q3はいずれもオフするため、出力ノードOUTは
時刻t1の時点の電圧を保持する。
【0046】時刻t2〜t3では、トランジスタQ1aの
みがオンするため、出力ノードOUTは接地端子と短絡
し、出力ノードOUTの寄生容量に蓄積された電荷は接地
端子に引き出される。その結果、出力ノードOUTは接地
電圧Vssにほぼ近い電圧になる。
【0047】時刻t3〜t4では、トランジスタQ1a,
Q2,Q3はいずれもオフするため、出力ノードOUTは
時刻t3の時点の電圧Vssを保持する。
【0048】時刻t4〜t5では、トランジスタQ3の
みがオンするため、出力ノードOUTは負電圧発生回路の
出力端子と短絡する。出力ノードOUTの寄生容量に蓄積
された電荷はすでに引き出されているため、出力ノード
OUTは迅速に負電圧φLにまで低下する。
【0049】このように、第2の実施形態は、第1の実
施形態と同様に、出力ノードOUTを外部電源電圧Vccか
ら負電圧φLに下げる際、いったん出力ノードOUTを接地
端子と短絡して、その後出力ノードOUTを負電圧発生回
路の出力端子と短絡するため、出力ノードOUTを迅速か
つ確実に負電圧φLに設定することができ、出力ノードO
UTの電圧を下げる際に、出力ノードOUTの電圧が一時的
に上昇するおそれもない。
【0050】(第3の実施形態)第3の実施形態は、出
力ノードOUTの電圧が外部電源電圧Vccに等しいときに
は、トランジスタQ1,Q3のオン・オフ状態に依存し
ないようにしたものである。
【0051】図6は本発明に係る半導体集積回路の第3
の実施形態の回路図、図7は図6の回路の入出力信号の
タイミング図である。図6では、図1と共通する構成部
分には同一符号を付しており、以下では、相違点を中心
に説明する。
【0052】第3の実施形態の半導体集積回路は、図6
のトランジスタQ2とトランジスタQ1(Q3)との間
に、NMOSトランジスタ(第4の切替回路)Q4を追加し
たものである。トランジスタQ2のソース端子は電源電
圧Vccに接続され、トランジスタQ2のドレイン端子は
出力ノードOUTに接続されている。トランジスタQ4の
ドレイン端子は出力ノードOUTに接続され、トランジス
タQ4のソース端子はトランジスタQ1のソース端子と
トランジスタQ3のドレイン端子に接続されている。ト
ランジスタQ2,Q4のゲート端子には電圧φ9が供給
される。
【0053】次に、図7のタイミング図に基づいて、図
6の回路の動作を説明する。時刻t0〜t2では、電圧
φ9がローレベルになるため、トランジスタQ2がオン
して出力ノードOUTは外部電源電圧Vccになる。
【0054】時刻t2〜t3では、電圧φ9がハイレベ
ルになるため、トランジスタQ4がオンする。また、ト
ランジスタQ1がオンしてトランジスタQ3はオフする
ため、出力ノードOUTは接地端子と短絡状態になる。し
たがって、出力ノードOUTの寄生容量に蓄積された電荷
が接地端子に引き出されて、出力ノードOUTの電圧は接
地電圧Vssに等しくなる。このとき、トランジスタQ2
はオフするため、トランジスタQ1,Q3はオンであっ
ても、オフであっても構わない。
【0055】時刻t3〜t4では、トランジスタQ1〜
Q4はいずれもオフするため、出力ノードOUTは時刻t
2の時点の電圧Vssを保持する。
【0056】時刻t4〜t6では、トランジスタQ1,
Q2はオフ、トランジスタQ3,Q4はオンするため、
出力ノードOUTは負電圧発生回路の出力端子と短絡状態
になる。このとき、出力端子の寄生容量に蓄積された電
荷はすでに接地端子に引き出された後なので、出力ノー
ドOUTは迅速に負電圧φLになる。
【0057】図8は図6のトランジスタQ1〜Q4の各
ゲート端子に供給されるゲート電圧φ7〜φ9を生成す
る信号発生回路の回路図である。図8の信号発生回路
は、遅延回路11,12と、インバータIV11と、ANDゲ
ートG11と、図3と同様の構成のレベル変換回路2,3
とを有する。
【0058】遅延回路11は、入力信号φinを所定時間
だけ遅延した信号gを出力する。遅延回路12は、信号
gを所定時間だけ遅延した信号hを出力する。ANDゲー
トG1は、遅延信号gがハイレベルになってから所定期
間だけローレベルになる信号iを出力する。
【0059】レベル変換回路2は、信号iのハイレベル
電圧を外部電源電圧Vccに、ローレベル電圧を負電圧φ
Lにレベル変換した信号φ7と、その反転信号φ10を出
力する。また、レベル変換回路3は、遅延信号hのハイ
レベル電圧を外部電源電圧Vccに、ローレベル電圧を負
電圧φLにレベル変換した信号φ8,φ11を出力する。
【0060】このように、第3の実施形態では、トラン
ジスタQ1,Q3とトランジスタQ2との間に、トラン
ジスタQ4を設けるため、トランジスタQ2がオンして
いるときは、トランジスタQ1,Q3はオン・オフのい
ずれでもよくなる。したがって、トランジスタQ1〜Q
4のオン・オフ制御が容易になる。
【0061】また、第3の実施形態は、第1および第2
の実施形態と同様に、出力ノードOUTを負電圧に設定す
る際に、二段階に電圧を下げるため、出力ノードOUTを
迅速かつ確実に負電圧φLに設定することができる。
【0062】(第4の実施形態)第4の実施形態は、一
部のトランジスタの導電型を第3の実施形態とは逆にし
たものである。
【0063】図9は本発明に係る半導体集積回路の第4
の実施形態の回路図、図10は図9の回路の入出力信号
のタイミング図である。図9では、図6と共通する構成
部分には同一符号を付しており、以下では、相違点を中
心に説明する。
【0064】図9の半導体集積回路は、トランジスタQ
1a,Q2〜Q4を備えており、トランジスタQ1aの導電
型がn型である点を除いて、図6に示す半導体集積回路
と同様に構成され、各トランジスタの接続関係も図6と
同様である。
【0065】次に、図10に基づいて、図9の半導体集
積回路の動作を説明する。時刻t0〜t2では、トラン
ジスタQ2がオンするため、出力ノードOUTの電圧は外
部電源電圧Vccになる。このとき、トランジスタQ4は
オフするため、トランジスタQ1a,Q3はオン・オフの
どちらでもよくなる。
【0066】時刻t2〜t3では、トランジスタQ1a,
Q4がオンして、トランジスタQ2,Q3がオフするた
め、出力ノードOUTは接地端子と短絡状態になり、出力
ノードOUTは接地電圧Vssにほぼ等しくなる。
【0067】時刻t3〜t4では、トランジスタQ3,
Q4がオンして、トランジスタQ1a,Q2がオフするた
め、出力ノードOUTは負電圧発生回路の出力端子と短絡
状態になり、出力ノードOUTは負電圧φLにほぼ等しくな
る。
【0068】このように、第4の実施形態では、第3の
実施形態と同様に、出力ノードOUTを迅速かつ確実に負
電圧φLに設定できるとともに、トランジスタQ1a,Q
3のオン・オフ制御を簡略化することができる。
【0069】(第5の実施形態)上述した第1〜第4の
実施形態では、出力ノードOUTを負電圧に設定する際
に、2段階に電圧を下げる例を説明したが、出力ノード
OUTを外部電源電圧Vccよりも高い昇圧電圧に設定する
際にも、2段階に電圧を引き上げてもよい。
【0070】図11は本発明に係る半導体集積回路の第
5の実施形態の回路図、図12は図11の回路のタイミ
ング図である。
【0071】図11の回路は、出力ノードOUTと接地端
子との間に接続されたNMOSトランジスタQ21と、出力ノ
ードOUTと負電圧発生回路(第2の電圧生成回路)の出
力端子との間に接続されたNMOSトランジスタQ22と、電
源端子Vccと出力ノードOUTとの間に接続されたNMOSト
ランジスタQ23と、昇圧回路(第1の電圧生成回路)の
出力端子と出力ノードOUTとの間に接続されたPMOSトラ
ンジスタQ24とを備える。
【0072】次に、図12のタイミング図に基づいて図
11の回路の動作を説明する。図12のタイミング図
は、時刻t0〜t6で出力ノードOUTを昇圧電圧まで2
段階に引き上げた後、時刻t6〜t8で出力ノードOUT
を負電圧まで2段階に引き下げる例を示している。
【0073】まず、時刻t0〜t1では、トランジスタ
Q22のみがオンするため、出力ノードOUTは負電圧φLに
なる。次に、時刻t1〜t2では、トランジスタQ21〜
Q24はすべてオフするため、出力ノードOUTは負電圧φL
のままである。時刻t2〜t3では、トランジスタQ23
のみがオンするため、出力ノードOUTは接地端子と短絡
状態になり、出力ノードOUTは接地電圧Vssに略等しく
なる。
【0074】次に、時刻t3〜t4では、トランジスタ
Q21〜Q24はすべてオフするため、出力ノードOUTは接
地電圧Vssのままである。時刻t4〜t5では、トラン
ジスタQ24のみがオンするため、出力ノードOUTは外部
電源端子と短絡状態になる。これにより、出力ノードOU
Tの寄生容量には、外部電源端子を介して徐々に電荷が
蓄積され、やがて出力ノードOUTは外部電源電圧Vccに
等しくなる。
【0075】次に、時刻t5〜t6では、トランジスタ
Q21〜Q24はすべてオフするため、出力ノードOUTは外
部電源電圧Vccのままである。
【0076】次に、時刻t6〜t7では、トランジスタ
Q21のみがオンするため、出力ノードOUTは接地端子と
短絡状態になり、出力ノードOUTの電圧は、接地電圧Vs
sに向かって徐々に低下し、やがて接地電圧Vssに略等
しくなる。
【0077】次に、時刻t7〜t8では、トランジスタ
Q21〜Q24はすべてオフするため、出力ノードOUTは接
地電圧Vssのまま変化しない。
【0078】次に、時刻t8〜t9では、トランジスタ
Q22のみがオンするため、出力ノードOUTの電圧は負電
圧φLに略等しくなる。
【0079】このように、第5の実施形態によれば、出
力ノードOUTを昇圧電圧Vppに設定する際も、負電圧φL
に設定する際も、それぞれ二段階に電圧を変化させるた
め、出力ノードOUTを迅速かつ確実に昇圧電圧Vppまた
は負電圧φLに設定することができる。
【0080】(DRAMの一構成例)上述した第1〜第
4の実施形態で説明した半導体集積回路は、DRAMの
内部に設けることができる。
【0081】図13はDRAMの一例を示す内部ブロッ
ク図である。図13のDRAMは、メモリセルアレイM
CAと、メモリセルアレイMCA内の各メモリセルMC
に接続されたワード線WL1〜WLnを駆動するワード
線駆動回路(WDC)21と、ロウアドレスをデコード
するロウデコーダ(RDC)22と、ワード線選択のた
めのデコードを行うプリデコーダ(PD)23と、ワー
ド線駆動用の電圧φWDRVを発生するワード線駆動電圧発
生回路(WG)24と、メモリセルアレイMCA内の各
メモリセルMCに接続されたビット線をイコライズする
イコライズ回路25と、メモリセルMCから読み出した
データを増幅するセンスアンプ(S/A)26と、セン
スアンプ26およびイコライズ回路25の間に接続され
た接続回路27と、イコライズ回路25内のトランジス
タのオン・オフを制御するイコライズ信号発生回路(E
GC)28と、接続回路27内のトランジスタのオン・
オフを制御するタイミング信号発生回路(TGC)29
と、外部電源電圧Vccを昇圧する昇圧回路30とを有す
る。
【0082】図13のワード線駆動電圧発生回路24
と、イコライズ信号発生回路28と、タイミング信号発
生回路29とは、図1,4,6,9のいずれかに示した
回路と図3,8のいずれかに示した回路とを組み合わせ
て構成される。このような構成にすることにより、消費
電流を減らすことができる。また、負電圧発生回路がま
かなうべき電荷量が少なくて済むため、チップサイズを
小さくでき、負電圧発生回路を安定動作させるために設
けられるでカップリングキャパシタを小型化することも
可能になる。
【0083】(負電圧発生回路の一構成例)図14は第
1〜第4の実施形態で用いられる負電圧発生回路および
その周辺部分の回路図である。電圧変換回路41は、負
電圧発生回路42から出力された負電圧φLに応じた正
電圧φRを出力する。電圧比較回路43は、基準電圧発
生回路44から出力された基準電圧φREFと電圧変換回
路41から出力された正電圧φRとを比較し、両電圧が
一致するように負電圧発生回路42から出力される負電
圧φLを制御する。
【0084】負電圧発生回路42は、同図に示すよう
に、複数のインバータIVが縦属接続されたリング発振器
45と、リング発振器45から出力された発振信号を通
過させるバッファ回路46と、バッファ回路46の出力
電圧を降圧して負電圧を生成するチャージポンプ回路4
7とを有する。
【0085】チャージポンプ回路47は、ポンプ動作を
行うキャパシタ素子Cと電荷のチャージ方向を一定方向
に制御する2個の整流器D1,D2とからなり、図14
は最も簡易な構成を示している。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、出力ノードを正論理から負論理に切り替える際、
いったん出力ノードを基準電圧端子に短絡させるように
したため、出力ノードの寄生容量に蓄積されている電荷
を基準電圧端子に引き出すことができ、その後に出力ノ
ードを第2の電圧端子に短絡させたときに、迅速かつ確
実に出力ノードを第2の電圧に設定することができると
ともに、消費電流の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路の第1の実施形態
の回路図。
【図2】図1の回路の入出力信号のタイミング図。
【図3】図1の各トランジスタのゲート電圧を制御する
信号発生回路(切替制御回路)の回路図。
【図4】本発明に係る半導体集積回路の第2の実施形態
の回路図。
【図5】図4の回路の入出力信号のタイミング図。
【図6】本発明に係る半導体集積回路の第3の実施形態
の回路図。
【図7】図6の回路の入出力信号のタイミング図。
【図8】図6の各トランジスタのゲート電圧を制御する
信号発生回路(切替制御回路)の回路図。
【図9】本発明に係る半導体集積回路の第4の実施形態
の回路図。
【図10】図9の回路の入出力信号のタイミング図。
【図11】本発明に係る半導体集積回路の第5の実施形
態の回路図。
【図12】図11の回路の入出力信号のタイミング図。
【図13】DRAMの一例を示す内部ブロック図。
【図14】第1〜第4の実施形態で用いられる負電圧発
生回路およびその周辺部分の回路図。
【符号の説明】
1,11,12 遅延回路 2,3 レベル変換回路 21 ワード線駆動回路(WDC) 22 ロウデコーダ(RDC) 23 プリデコーダ 24 ワード線駆動電圧発生回路(WG) 25 イコライズ回路 26 センスアンプ(S/A) 27 接続回路 28 イコライズ信号発生回路(EGC) 29 タイミング信号発生回路(TGC) 30 昇圧回路 41 電圧変換回路 42 負電圧発生回路 43 電圧比較回路 44 基準電圧発生回路 45 リング発振器 46 バッファ回路 47 チャージポンプ回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準電圧端子の電圧レベルよりも高い第1
    の電圧と前記基準電圧端子の電圧レベルよりも低い第2
    の電圧とに基づいて、出力ノードの電圧を設定する半導
    体集積回路において、 前記出力ノードを前記基準電圧端子の電圧レベルよりも
    高い電圧から前記基準電圧端子の電圧レベルよりも低い
    電圧に切り換える際、所定期間だけ前記出力ノードと前
    記基準電圧端子とを短絡させた後に、前記出力ノードと
    前記第2の電圧を供給する第2の電圧端子とを短絡させ
    る切替制御回路を備えることを特徴とする半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】出力ノードを前記基準電圧端子と短絡する
    か否かを切り換える第1の切替回路と、 前記出力ノードと前記第1の電圧を供給する第1の電圧
    端子とを短絡するか否かを切り換える第2の切替回路
    と、 前記出力ノードと前記第2の電圧端子とを短絡するか否
    かを切り替える第3の切替回路と、を備え、 前記切替制御回路は、前記出力ノードを正論理から負論
    理に切り替える際、前記所定期間だけ前記第2および第
    3の切替回路をオフした状態で前記第1の切替回路をオ
    ンして前記出力ノードと前記基準電圧端子とを短絡させ
    た後、前記第1および第2の切替回路をオフした状態で
    前記第3の切替回路をオンして前記出力ノードと前記第
    2の電圧端子とを短絡させることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】前記切替制御回路は、前記出力ノードを正
    論理から負論理に切り替える際、前記第2の切替回路を
    オフした時点から第1の期間が経過した後に前記第1の
    切替回路をオンし、その時点から前記所定期間が経過し
    た後に前記第1の切替回路をオフし、その時点から第2
    の期間が経過した後に前記第3の切替回路をオンするこ
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】前記第1の切替回路は、前記出力ノードと
    前記基準電圧端子とを短絡するか否かを切り替える第1
    導電型のトランジスタを有し、 前記第2の切替回路は、前記出力ノードと前記第1の電
    圧端子とを短絡するか否かを切り替える第1導電型のト
    ランジスタを有し、 前記第3の切替回路は、前記出力ノードと前記第2の電
    圧端子とを短絡するか否かを切り替える第2導電型のト
    ランジスタを有することを特徴とする請求項2または3
    に記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】前記第1の切替回路は、前記出力ノードと
    前記基準電圧端子とを短絡するか否かを切り替える第2
    導電型のトランジスタを有し、 前記第2の切替回路は、前記出力ノードと前記第1の電
    圧端子とを短絡するか否かを切り替える第1導電型のト
    ランジスタを有し、 前記第3の切替回路は、前記出力ノードと前記第2の電
    圧端子とを短絡するか否かを切り替える第2導電型のト
    ランジスタを有することを特徴とする請求項2または3
    に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】中間ノードを基準電圧端子と短絡するか否
    かを切り替える第1の切替回路と、 出力ノードと前記第1の電圧を供給する第1の電圧端子
    とを短絡するか否かを切り替える第2の切替回路と、 前記中間ノードと前記第2の電圧端子とを短絡するか否
    かを切り替える第3の切替回路と、 前記中間ノードと前記出力ノードとを短絡するか否かを
    切り替える第4の切替回路と、を備え、 前記切替制御回路は、前記出力ノードの論理を正論理か
    ら負論理に切り替える際、前記所定期間だけ前記第2お
    よび第3の切替回路をオフした状態で前記第1および第
    4の切替回路をオンして前記出力ノードと前記基準電圧
    端子とを短絡させた後、前記前記第1および第2の切替
    回路をオフした状態で前記第3および第4の切替回路を
    オンして前記出力ノードと前記第2の電圧端子とを短絡
    することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回
    路。
  7. 【請求項7】前記第1の切替回路は、前記中間ノードと
    接地端子とを短絡するか否かを切り替える第1導電型の
    トランジスタを有し、 前記第2の切替回路は、前記第1の電圧端子と前記出力
    ノードとを短絡するか否かを切り替える第1導電型のト
    ランジスタを有し、 前記第3の切替回路は、前記中間ノードと前記第2の電
    圧端子とを短絡するか否かを切り替える第2導電型のト
    ランジスタを有し、 前記第4の切替回路は、前記出力ノードと前記中間ノー
    ドとを短絡するか否かを切り替える第2導電型のトラン
    ジスタを有することを特徴とする請求項6に記載の半導
    体集積回路。
  8. 【請求項8】前記第1の切替回路は、前記中間ノードと
    接地端子とを短絡するか否かを切り替える第2導電型の
    トランジスタを有し、 前記第2の切替回路は、前記第1の電圧端子と前記出力
    ノードとを短絡するか否かを切り替える第1導電型のト
    ランジスタを有し、 前記第3の切替回路は、前記中間ノードと前記第2の電
    圧端子とを短絡するか否かを切り替える第2導電型のト
    ランジスタを有し、 前記第4の切替回路は、前記出力ノードと前記中間ノー
    ドとを短絡するか否かを切り替える第2導電型のトラン
    ジスタを有することを特徴とする請求項6に記載の半導
    体集積回路。
  9. 【請求項9】外部電源電圧よりも電圧レベルの高い第1
    の電圧を生成する第1の電圧生成回路と、 外部電源電圧よりも電圧レベルの低い基準電圧よりもさ
    らに電圧レベルの低い第2の電圧を生成する第2の電圧
    生成回路と、を備え、 前記第1および第2の電圧生成回路に基づいて、出力ノ
    ードの電圧を設定する半導体集積回路において、 前記出力ノードを前記第1の電圧から前記第2の電圧に
    切り替える際、所定期間だけ前記出力ノードと前記基準
    電圧の端子とを短絡させた後に、前記出力ノードと前記
    第2の電圧の端子とを短絡させ、かつ、前記出力ノード
    を前記第2の電圧から前記第1の電圧に切り替える際、
    所定期間だけ前記出力ノードと前記外部電源電圧の端子
    とを短絡させた後に、前記出力ノードと前記第1の電圧
    の端子とを短絡させる切替制御回路と、を備えることを
    特徴とする半導体集積回路。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の半導体
    集積回路を、DRAM(Dynamic Random Access Memory)
    内のイコライザ信号発生回路およびワード線駆動回路の
    少なくとも一方の内部に設けたことを特徴とする半導体
    記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007504594A (ja) * 2003-09-05 2007-03-01 ズィーモス テクノロジー,インコーポレイテッド ダイナミック・メモリー、センス増幅器回路、ワード線駆動回路、制御信号px駆動回路、信号センス又はリストア方法、及び漏れ電流低減方法
JP2010067337A (ja) * 2008-09-08 2010-03-25 Hynix Semiconductor Inc ワードライン駆動回路及び駆動方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007504594A (ja) * 2003-09-05 2007-03-01 ズィーモス テクノロジー,インコーポレイテッド ダイナミック・メモリー、センス増幅器回路、ワード線駆動回路、制御信号px駆動回路、信号センス又はリストア方法、及び漏れ電流低減方法
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