JP2001014431A - Icカードリーダライタ用端子ドライブ制御装置 - Google Patents
Icカードリーダライタ用端子ドライブ制御装置Info
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- JP2001014431A JP2001014431A JP18465899A JP18465899A JP2001014431A JP 2001014431 A JP2001014431 A JP 2001014431A JP 18465899 A JP18465899 A JP 18465899A JP 18465899 A JP18465899 A JP 18465899A JP 2001014431 A JP2001014431 A JP 2001014431A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接点端子の電極配列の異なるICカードが用
いられた場合でもICカードリーダライタにて使用可能
にする装置を得ること。 【解決手段】 ICチップを内蔵し表面に複数の接点端
子2が設けられているICカード1と、接点端子2に各
別に接触する接触子を備えるとともに当該接点端子から
の電極信号に基づいてICカードとの間でデータの送受
信を行うICカードリーダライタ11とを具備し、IC
カード1は、接点端子2の電極配列の異なるカードが用
いられるとともに、ICカードに当該電極配列形式の判
別を可能にする判別構造3,4,5が設けられ、ICカ
ードリーダライタ11は、ICカードの前記判別構造を
識別する識別手段19と、前記識別手段からの信号に基
づいて前記接点端子からの電極信号を電気的に切り換え
る切換手段18とを備えたICカードリーダライタ用端
子ドライブ制御装置である。
いられた場合でもICカードリーダライタにて使用可能
にする装置を得ること。 【解決手段】 ICチップを内蔵し表面に複数の接点端
子2が設けられているICカード1と、接点端子2に各
別に接触する接触子を備えるとともに当該接点端子から
の電極信号に基づいてICカードとの間でデータの送受
信を行うICカードリーダライタ11とを具備し、IC
カード1は、接点端子2の電極配列の異なるカードが用
いられるとともに、ICカードに当該電極配列形式の判
別を可能にする判別構造3,4,5が設けられ、ICカ
ードリーダライタ11は、ICカードの前記判別構造を
識別する識別手段19と、前記識別手段からの信号に基
づいて前記接点端子からの電極信号を電気的に切り換え
る切換手段18とを備えたICカードリーダライタ用端
子ドライブ制御装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードとの間
でデータの送受信を行う接触式ICカードリーダライタ
に関するものであり、より詳細には、接点端子の電極配
列の異なるICカードが用いられた場合にもICカード
リーダライタとの間でデータの送受信を可能にするカー
ドリーダライタ用端子ドライブ制御装置に関する。
でデータの送受信を行う接触式ICカードリーダライタ
に関するものであり、より詳細には、接点端子の電極配
列の異なるICカードが用いられた場合にもICカード
リーダライタとの間でデータの送受信を可能にするカー
ドリーダライタ用端子ドライブ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりICチップを内臓したICカー
ドを用いて、このICカードとの間でデータの送受信を
行うICカードリーダライタが知られている。特に、表
面に複数の接点端子を設けるICカードは、これら接点
端子に接触する所謂コンタクト部を備えたICカードリ
ーダライタとともに接触式のものとしてよく知られてい
る。
ドを用いて、このICカードとの間でデータの送受信を
行うICカードリーダライタが知られている。特に、表
面に複数の接点端子を設けるICカードは、これら接点
端子に接触する所謂コンタクト部を備えたICカードリ
ーダライタとともに接触式のものとしてよく知られてい
る。
【0003】接触式のICカードは、JIS規格やIS
O規格で標準化され、カード寸法や端子位置、信号の種
類並びに各種の配置等が所定のものに決められている。
O規格で標準化され、カード寸法や端子位置、信号の種
類並びに各種の配置等が所定のものに決められている。
【0004】最近では、様々な汎用メモリ(EEPROM、FL
ASH等)を内臓したICカードが出始めており、これに
対応して、ICカードリーダライタも、異なるICカー
ドが用いられて装置に不具合を生じないように、例えば
ICカードリーダライタのカード挿入部にICカードが
挿入された際、使用できるカードか否かを確認するため
の確認機構を設けたり、異なるカードが挿入されると自
動的に排出される機構を設ける等の予防措置を講じてい
る。
ASH等)を内臓したICカードが出始めており、これに
対応して、ICカードリーダライタも、異なるICカー
ドが用いられて装置に不具合を生じないように、例えば
ICカードリーダライタのカード挿入部にICカードが
挿入された際、使用できるカードか否かを確認するため
の確認機構を設けたり、異なるカードが挿入されると自
動的に排出される機構を設ける等の予防措置を講じてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のICカ
ードリーダライタにおいては、当該ICカードリーダラ
イタに使用できるものとそうでないものとの識別をし
て、使用できないものはそれ相応のICカードリーダラ
イタに使用するため振り分けることになる。通常、これ
らはICカードの外観が異なるので、外観の同じものを
それ専用の他のICカードリーダライタに振り分ければ
それで済むことが多かった。
ードリーダライタにおいては、当該ICカードリーダラ
イタに使用できるものとそうでないものとの識別をし
て、使用できないものはそれ相応のICカードリーダラ
イタに使用するため振り分けることになる。通常、これ
らはICカードの外観が異なるので、外観の同じものを
それ専用の他のICカードリーダライタに振り分ければ
それで済むことが多かった。
【0006】ところが、ICカードの外観が同じで、し
かもICチップの信号の種類や配置の異なるものを使用
する場合がある。すなわち、一つのICカードリーダラ
イタで、例えば文字情報を記憶するICカードと、音情
報を記憶するICカードの両方を使用したい場合があ
る。この場合、前者の文字情報を記憶するICカードは
一般的に右上の接点端子がグランド用電極と定められて
いるが、後者の音情報を記憶するICカードは、回路制
御上、必ずしも右上の接点端子にグランド用電極を配置
できないことがある。
かもICチップの信号の種類や配置の異なるものを使用
する場合がある。すなわち、一つのICカードリーダラ
イタで、例えば文字情報を記憶するICカードと、音情
報を記憶するICカードの両方を使用したい場合があ
る。この場合、前者の文字情報を記憶するICカードは
一般的に右上の接点端子がグランド用電極と定められて
いるが、後者の音情報を記憶するICカードは、回路制
御上、必ずしも右上の接点端子にグランド用電極を配置
できないことがある。
【0007】このような場合、前記従来のICカードリ
ーダライタでは、音情報用のICカードは不適当なカー
ドとしてその挿入を拒絶されたり、また、読み書き不能
として拒絶されざるを得なかった。
ーダライタでは、音情報用のICカードは不適当なカー
ドとしてその挿入を拒絶されたり、また、読み書き不能
として拒絶されざるを得なかった。
【0008】そこで、本発明は、接点端子の電極配列の
異なるICカードが用いられた場合でもICカードリー
ダライタにて使用可能にするICカードリーダライタ用
端子ドライブ制御装置を提案するものである。
異なるICカードが用いられた場合でもICカードリー
ダライタにて使用可能にするICカードリーダライタ用
端子ドライブ制御装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICチップを
内蔵し表面に複数の接点端子が設けられているICカー
ドと、前記接点端子に各別に接触する接触子を備えると
ともに当該接点端子からの電極信号に基づいてICカー
ドとの間でデータの送受信を行うICカードリーダライ
タとを具備し、前記ICカードは、前記接点端子の電極
配列の異なるカードが用いられるとともに、ICカード
に当該電極配列形式の判別を可能にする判別構造が設け
られ、前記ICカードリーダライタは、ICカードの前
記判別構造を識別する識別手段と、前記識別手段からの
信号に基づいて前記接点端子からの電極信号を電気的に
切り換える切換手段とを備えたICカードリーダライタ
用端子ドライブ制御装置である。
内蔵し表面に複数の接点端子が設けられているICカー
ドと、前記接点端子に各別に接触する接触子を備えると
ともに当該接点端子からの電極信号に基づいてICカー
ドとの間でデータの送受信を行うICカードリーダライ
タとを具備し、前記ICカードは、前記接点端子の電極
配列の異なるカードが用いられるとともに、ICカード
に当該電極配列形式の判別を可能にする判別構造が設け
られ、前記ICカードリーダライタは、ICカードの前
記判別構造を識別する識別手段と、前記識別手段からの
信号に基づいて前記接点端子からの電極信号を電気的に
切り換える切換手段とを備えたICカードリーダライタ
用端子ドライブ制御装置である。
【0010】ICカードは、前述したように例えば文字
情報を記憶するICカードと、音情報を記憶するICカ
ード等の、電極配列が異なるICカードが用いられる。
情報を記憶するICカードと、音情報を記憶するICカ
ード等の、電極配列が異なるICカードが用いられる。
【0011】これら電極配列が異なるICカードは、各
電極配列ごとの一群のカードにまとめて、当該一群のカ
ードごとにそれぞれの判別構造を設ける。文字情報を記
憶する一群のICカードには、例えば抜き孔を1つ形成
し、また、音情報を記憶するICカードの場合は抜き孔
を2つ形成する、という具合に一群のカードごとに判別
構造を設ける。
電極配列ごとの一群のカードにまとめて、当該一群のカ
ードごとにそれぞれの判別構造を設ける。文字情報を記
憶する一群のICカードには、例えば抜き孔を1つ形成
し、また、音情報を記憶するICカードの場合は抜き孔
を2つ形成する、という具合に一群のカードごとに判別
構造を設ける。
【0012】一方、ICカードリーダライタは、ICカ
ードの前記判別構造を識別する識別手段、例えば光セン
サにより前記抜き孔の数を識別するもの、を備えるとと
もに、前記識別手段からの信号に基づいて前記接点端子
からの電極信号を電気的に切り換える切換手段とを備え
る。
ードの前記判別構造を識別する識別手段、例えば光セン
サにより前記抜き孔の数を識別するもの、を備えるとと
もに、前記識別手段からの信号に基づいて前記接点端子
からの電極信号を電気的に切り換える切換手段とを備え
る。
【0013】他方、抜き孔1つのICカードは規格Aの
電極配列、抜き孔2つのICカードは規格Bの電極配列
…として相互に対応させて予め規定しておく。
電極配列、抜き孔2つのICカードは規格Bの電極配列
…として相互に対応させて予め規定しておく。
【0014】そして、前記識別手段からの信号に基づい
て、本願のICカードリーダライタ用端子ドライブ制御
装置の前記切換手段で、ICカードリーダライタに挿入
されたICカードが、例えば、規格Aの電極配列のIC
カードであると識別すると該規格Aに適合するように、
また、規格Bの電極配列のICカードと識別すると該規
格Bに適合するように、前記接点端子からの電極信号を
適宜切り換える。
て、本願のICカードリーダライタ用端子ドライブ制御
装置の前記切換手段で、ICカードリーダライタに挿入
されたICカードが、例えば、規格Aの電極配列のIC
カードであると識別すると該規格Aに適合するように、
また、規格Bの電極配列のICカードと識別すると該規
格Bに適合するように、前記接点端子からの電極信号を
適宜切り換える。
【0015】このように、本発明のICカードリーダラ
イタ用端子ドライブ制御装置によれば、接点端子の電極
配列の異なるICカードが用いられた場合に、これら接
点端子からの電極信号を電気的に適正なものに切り換え
るので、従来は不適当なカードとしてその挿入を拒絶さ
れ或は読み書き不能として拒絶されていた電極配列の異
なるICカードを使用することができる。
イタ用端子ドライブ制御装置によれば、接点端子の電極
配列の異なるICカードが用いられた場合に、これら接
点端子からの電極信号を電気的に適正なものに切り換え
るので、従来は不適当なカードとしてその挿入を拒絶さ
れ或は読み書き不能として拒絶されていた電極配列の異
なるICカードを使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の具体例に沿
って説明する。
って説明する。
【0017】図1は、本具体例のICカードリーダライ
タ並びにICカードによって構成されるシステムのブロ
ック構成図である。
タ並びにICカードによって構成されるシステムのブロ
ック構成図である。
【0018】ICカード1は、EEPROM等からなる不揮発
性メモリ(図示を省略)と、図示を省略した制御素子と
を有するICチップを内蔵している。ICカード1の表
面には複数の接点端子2が設けられており、この接点端
子2は、後述するICカードリーダライタ11のコンタ
クト部15に挿入されて電気的に接触して、データの読
み取り並びに書き込み等のデータの送受信が行われる。
性メモリ(図示を省略)と、図示を省略した制御素子と
を有するICチップを内蔵している。ICカード1の表
面には複数の接点端子2が設けられており、この接点端
子2は、後述するICカードリーダライタ11のコンタ
クト部15に挿入されて電気的に接触して、データの読
み取り並びに書き込み等のデータの送受信が行われる。
【0019】尚、コンタクト部15は、接点端子2に各
別に接触する接触子(図示を省略)を備えている。
別に接触する接触子(図示を省略)を備えている。
【0020】ICカードリーダライタ11は、ICカー
ド1との間でデータの読み取り並びに書き込み等のデー
タの送受信制御を行う制御部12と、ICカード1に文
字情報を入力するための入力部13、データの表示を行
う液晶表示部14、ICカード1の接点端子2と電気的
に接触するコンタクト部15等を備える。
ド1との間でデータの読み取り並びに書き込み等のデー
タの送受信制御を行う制御部12と、ICカード1に文
字情報を入力するための入力部13、データの表示を行
う液晶表示部14、ICカード1の接点端子2と電気的
に接触するコンタクト部15等を備える。
【0021】そして、ICカードリーダライタ11のコ
ンタクト部15にICカード1が挿入されて、該コンタ
クト部15と接点端子2とが電気的に接触すると、IC
カードリーダライタ11は、コンタクト部15の制御ラ
イン16を介して、ICカード1に対し電源、クロッ
ク、リセット信号等を送る。また、データライン17を
介して、ICカード1との間でデータの送受信を行う。
ンタクト部15にICカード1が挿入されて、該コンタ
クト部15と接点端子2とが電気的に接触すると、IC
カードリーダライタ11は、コンタクト部15の制御ラ
イン16を介して、ICカード1に対し電源、クロッ
ク、リセット信号等を送る。また、データライン17を
介して、ICカード1との間でデータの送受信を行う。
【0022】ICカード1は、内蔵されているICチッ
プ(図示を省略)の電極配列の種類ごとに、これを判別
するための構造が設けられている。図2に示す具体例の
ものは、ICカード1の挿入側の先端に、複数の抜き孔
3,3を形成している。例えば、抜き孔3が1つのもの
は文字情報を記憶するICカードであって、右上の接点
端子2にグランド用電極を配置するもの、抜き孔3が2
つのものは音情報を記憶するICカードであってグラン
ド用電極が左上に配置されているもの、抜き孔3が3つ
のものは画像情報を記憶するICカードであってグラン
ド用電極が左中に配置されているもの等々である。この
ように、抜き孔を複数設けると、適宜数のそれぞれ異な
る電極配列を、各々異なる一群のICカードとして判別
可能なものを設けることができる。
プ(図示を省略)の電極配列の種類ごとに、これを判別
するための構造が設けられている。図2に示す具体例の
ものは、ICカード1の挿入側の先端に、複数の抜き孔
3,3を形成している。例えば、抜き孔3が1つのもの
は文字情報を記憶するICカードであって、右上の接点
端子2にグランド用電極を配置するもの、抜き孔3が2
つのものは音情報を記憶するICカードであってグラン
ド用電極が左上に配置されているもの、抜き孔3が3つ
のものは画像情報を記憶するICカードであってグラン
ド用電極が左中に配置されているもの等々である。この
ように、抜き孔を複数設けると、適宜数のそれぞれ異な
る電極配列を、各々異なる一群のICカードとして判別
可能なものを設けることができる。
【0023】尚、図2中、符号19は光センサであり、
これらの光センサ19は、ICカードリーダライタ11
の後述する識別手段を構成するものであって、ICカー
ド1の前記判別構造(本例では抜き孔3)を識別する。
これらの光センサ19は、ICカードリーダライタ11
の後述する識別手段を構成するものであって、ICカー
ド1の前記判別構造(本例では抜き孔3)を識別する。
【0024】図1及び図3に示すように、ICカードリ
ーダライタ11は、端子ドライブ制御手段18を備え
る。本例の端子ドライブ制御手段18は、光センサ19
を具備するとともに、この光センサ19で識別したIC
カード1の抜き孔3の数を識別信号として送出し、当該
信号に基づいて、前記接点端子2からの電極信号、従っ
てコンタクト部15からの電極信号を、所定の端子ドラ
イブ状態となるように電気的に切り換えるものである。
ーダライタ11は、端子ドライブ制御手段18を備え
る。本例の端子ドライブ制御手段18は、光センサ19
を具備するとともに、この光センサ19で識別したIC
カード1の抜き孔3の数を識別信号として送出し、当該
信号に基づいて、前記接点端子2からの電極信号、従っ
てコンタクト部15からの電極信号を、所定の端子ドラ
イブ状態となるように電気的に切り換えるものである。
【0025】図4は端子ドライブ制御回路の一例を示す
図、図5は制御パターンの一例を示す切換用のマップを
示すもので、本例のICカード1は8端子であるため、
図4の回路は8端子分作成される。
図、図5は制御パターンの一例を示す切換用のマップを
示すもので、本例のICカード1は8端子であるため、
図4の回路は8端子分作成される。
【0026】図4に示す制御回路において、前記光セン
サ19で例えば抜き孔3の数が「1」であることを識別
すると、図5のマップに従い、Vcc端子のプルアップ制
御信号はOFF、I/O出力制御信号はON、I/O出力はONと
なり、ドライブ端子(CLK,RST)のプルアップ制御信号
はOFF、I/O出力制御信号はON、I/O出力は信号出力と
なり、また、I/O端子はプルアップ制御信号はON、I/O
出力制御信号は出力時ONで入力時OFF、I/O出力は信号
出力ONとなる。
サ19で例えば抜き孔3の数が「1」であることを識別
すると、図5のマップに従い、Vcc端子のプルアップ制
御信号はOFF、I/O出力制御信号はON、I/O出力はONと
なり、ドライブ端子(CLK,RST)のプルアップ制御信号
はOFF、I/O出力制御信号はON、I/O出力は信号出力と
なり、また、I/O端子はプルアップ制御信号はON、I/O
出力制御信号は出力時ONで入力時OFF、I/O出力は信号
出力ONとなる。
【0027】このように、本例の端子ドライブ制御回路
を用いたICカードリーダライタ用端子ドライブ制御装
置によれば、接点端子の電極配列の異なるICカードが
用いられた場合に、これら接点端子からの電極信号を電
気的に適正なもの(予め定めたもの)に切り換えること
ができる。しかも、この切り換えは、ソフト上で切り換
えられるので、きわめて簡単に行うことができる。
を用いたICカードリーダライタ用端子ドライブ制御装
置によれば、接点端子の電極配列の異なるICカードが
用いられた場合に、これら接点端子からの電極信号を電
気的に適正なもの(予め定めたもの)に切り換えること
ができる。しかも、この切り換えは、ソフト上で切り換
えられるので、きわめて簡単に行うことができる。
【0028】図6はICカードの他の具体例を示すもの
で、この例のICカードは、前例の抜き孔とは異なり、
切り欠き4を3箇所形成したものである。これらの抜き
孔3や切り欠き4を3箇所形成すると、形成してないも
のを含めて、8種類の異なる判別態様を採ることができ
る。
で、この例のICカードは、前例の抜き孔とは異なり、
切り欠き4を3箇所形成したものである。これらの抜き
孔3や切り欠き4を3箇所形成すると、形成してないも
のを含めて、8種類の異なる判別態様を採ることができ
る。
【0029】尚、ICカードの判別構造は、前記抜き孔
3や切り欠き4のほか、例えば図7に示すような端部を
カットしたもの(カット部5)等の形状判別のもの、例
えば紫外線インク等の肉眼では視認できない不可視イン
クでバーコードを付してこれを読み取る等の光学的判別
のものや、その他適宜のものを用いてよい。
3や切り欠き4のほか、例えば図7に示すような端部を
カットしたもの(カット部5)等の形状判別のもの、例
えば紫外線インク等の肉眼では視認できない不可視イン
クでバーコードを付してこれを読み取る等の光学的判別
のものや、その他適宜のものを用いてよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ICチ
ップを内蔵し表面に複数の接点端子が設けられているI
Cカードと、前記接点端子に各別に接触する接触子を備
えるとともに当該接点端子からの電極信号に基づいてI
Cカードとの間でデータの送受信を行うICカードリー
ダライタとを具備し、前記ICカードは、前記接点端子
の電極配列の異なるカードが用いられるとともに、IC
カードに当該電極配列形式の判別を可能にする判別構造
が設けられ、前記ICカードリーダライタは、ICカー
ドの前記判別構造を識別する識別手段と、前記識別手段
からの信号に基づいて前記接点端子からの電極信号を電
気的に切り換える切換手段とを備えたICカードリーダ
ライタ用端子ドライブ制御装置である。
ップを内蔵し表面に複数の接点端子が設けられているI
Cカードと、前記接点端子に各別に接触する接触子を備
えるとともに当該接点端子からの電極信号に基づいてI
Cカードとの間でデータの送受信を行うICカードリー
ダライタとを具備し、前記ICカードは、前記接点端子
の電極配列の異なるカードが用いられるとともに、IC
カードに当該電極配列形式の判別を可能にする判別構造
が設けられ、前記ICカードリーダライタは、ICカー
ドの前記判別構造を識別する識別手段と、前記識別手段
からの信号に基づいて前記接点端子からの電極信号を電
気的に切り換える切換手段とを備えたICカードリーダ
ライタ用端子ドライブ制御装置である。
【0031】従って、本発明のICカードリーダライタ
用端子ドライブ制御装置によれば、接点端子の電極配列
の異なるICカードが用いられた場合に、これら接点端
子からの電極信号を電気的に適正なものに切り換えるの
で、従来は不適当なカードとしてその挿入を拒絶され或
は読み書き不能として拒絶されていた電極配列の異なる
ICカードを使用することができる。
用端子ドライブ制御装置によれば、接点端子の電極配列
の異なるICカードが用いられた場合に、これら接点端
子からの電極信号を電気的に適正なものに切り換えるの
で、従来は不適当なカードとしてその挿入を拒絶され或
は読み書き不能として拒絶されていた電極配列の異なる
ICカードを使用することができる。
【0032】このように、本発明は接点端子の電極配列
の異なるICカードを使用可能にするので、通常のIC
カードと特殊なICカードの複数カードの混在が可能と
なり、一般プログラムや音声合成等、各種のアプリケー
ションに利用することができるものである。
の異なるICカードを使用可能にするので、通常のIC
カードと特殊なICカードの複数カードの混在が可能と
なり、一般プログラムや音声合成等、各種のアプリケー
ションに利用することができるものである。
【図1】 本発明の具体例に係り、ICカードリーダラ
イタ並びにICカードによって構成されるシステムのブ
ロック構成図である。
イタ並びにICカードによって構成されるシステムのブ
ロック構成図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、ICカードと光セン
サを示す外観斜視図である。
サを示す外観斜視図である。
【図3】 本発明の具体例に係り、端子ドライブ制御手
段の構成例を示す図である。
段の構成例を示す図である。
【図4】 本発明の具体例に係り、端子ドライブ制御回
路の一例を示す図である。
路の一例を示す図である。
【図5】 本発明の具体例に係り、端子ドライブ制御パ
ターンの一例を示す切換用のマップである。
ターンの一例を示す切換用のマップである。
【図6】 本発明の具体例に係り、ICカードの他の具
体例を示す図である。
体例を示す図である。
【図7】 本発明の具体例に係り、ICカードの他の具
体例を示す図である。
体例を示す図である。
1 ICカード 2 接点端子 3 抜き孔 4 切り欠き 5 カット部 11 ICカードリーダライタ 12 制御部 13 入力部 14 液晶表示部 15 コンタクト部 16 制御ライン 17 データライン 18 端子ドライブ制御手段 19 光センサ
Claims (2)
- 【請求項1】ICチップを内蔵し表面に複数の接点端子
が設けられているICカードと、前記接点端子に各別に
接触する接触子を備えるとともに当該接点端子からの電
極信号に基づいてICカードとの間でデータの送受信を
行うICカードリーダライタとを具備し、 前記ICカードは、前記接点端子の電極配列の異なるカ
ードが用いられるとともに、ICカードに当該電極配列
形式の判別を可能にする判別構造が設けられ、 前記ICカードリーダライタは、ICカードの前記判別
構造を識別する識別手段と、前記識別手段からの信号に
基づいて前記接点端子からの電極信号を電気的に切り換
える切換手段とを備えたことを特徴とするICカードリ
ーダライタ用端子ドライブ制御装置。 - 【請求項2】ICカードの前記判別構造の各々と、前記
切換手段により切り換えられる電気信号の各々とが、予
め対応して定められていることを特徴とする請求項1記
載のICカードリーダライタ用端子ドライブ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18465899A JP2001014431A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | Icカードリーダライタ用端子ドライブ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18465899A JP2001014431A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | Icカードリーダライタ用端子ドライブ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001014431A true JP2001014431A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16157094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18465899A Pending JP2001014431A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | Icカードリーダライタ用端子ドライブ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001014431A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100342537C (zh) * | 2002-09-06 | 2007-10-10 | 株式会社理光 | 半导体装置及使用该半导体装置的处理系统 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP18465899A patent/JP2001014431A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100342537C (zh) * | 2002-09-06 | 2007-10-10 | 株式会社理光 | 半导体装置及使用该半导体装置的处理系统 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040823 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |