JP2001014395A - 車輌情報管理システム - Google Patents

車輌情報管理システム

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JP2001014395A
JP2001014395A JP18448799A JP18448799A JP2001014395A JP 2001014395 A JP2001014395 A JP 2001014395A JP 18448799 A JP18448799 A JP 18448799A JP 18448799 A JP18448799 A JP 18448799A JP 2001014395 A JP2001014395 A JP 2001014395A
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vehicle
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evaluation
data
market
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Yasuo Ishiura
康雄 石浦
Shinichi Sato
真一 佐藤
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JAMS KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】検査員の直感に頼った検査および評価であるた
め、評価の基準が不統一、不正確、時間がかかるのを改
める。 【解決手段】車輛情報管理システムにおいて、サーバに
は、評価対象車輛の状態をデータとして入力する検査プ
ログラムと、あらかじめ決められた方法に従って評価点
を計算する評価プログラムと、評価対象車輛に関する相
場情報データベースとを内蔵し、移動端末は、サーバか
ら取り込んだ検査プログラムと、評価プログラムと、車
輌相場情報検索プログラムと、データベース内のデータ
とを記憶する手段を有することで、検査および評価を行
うとともに、価格を決定するシステムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】中古自動車等を下取りする時、中古自動
車等のの買い取り時(中古自動車等のオークション会場
等での落札を含む)、または中古自動車等の販売時(中
古自動車等オークション会場への出品を含む)において
その中古車の購入価格を決定するために査定を行ってい
る。中古自動車等の査定とは、購入または販売を前提に
して中古自動車等の価値を決定するための評価を実施す
ることである。この査定のためには中古自動車等を検査
員が検査行い、その車輌状態に従って評価を行い、さら
に相場情報或いは中古車輌残価格情報を利用して査定価
格を決定する。すなわちこの下取り価格決定までには以
下3つのプロセスが必要となる。
【0002】第一のプロセスは、中古自動車等の検査プ
ロセスである。検査員は、中古自動車等の実車を前にし
て目視で検査を行うことが必要である。検査員は、仮に
査定対象とする中古自動車等が検査員の検査所に持ち込
まれない場合には、中古自動車の存在する場所まで出向
し、査定に必要なデータを収集する必要があった。ま
た、検査プロセスにおいて、車輌状態はあらかじめ決め
られた検査用紙にペンで記入し、記録していた。
【0003】第二のプロセスは、中古自動車等の評価プ
ロセスである。評価プロセスは、中古自動車等の評価点
を算出するプロセスである。その方法として2つの方法
が存在する。第一の方法は、検査プロセス終了後、車輌
状態が記載された検査用紙を基に検査員の直感で評価点
を算出する方法である。第二の方法は、検査プロセス終
了後、車輌状態が記載された検査用紙を検査の現場から
検査員のオフィスへ持ち帰り、その上であらかじめ決め
られた算出方式あるいは換算表に従い評価を行う。実際
には直感方式を利用して評価点を計算している。
【0004】第三のプロセスは、特に下取り時や買い取
り時(オークション会場での落札を含む)等で、相場情
報を利用して中古自動車等の査定価格を決定するプロセ
スである。評価プロセスで算出した評価点に基づき、中
古自動車の下取り査定価格を決定することも可能である
が、実際にはより正確な見積もりが必要とされるため、
販売時期および過去の販売店での取引相場、加えて中古
自動車オークション会場の相場を調査し、これらを総合
して判断し、その上で中古自動車の査定価格を決定する
ことが求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年のデ
ジタル革命がもたらす社会変化に従い、このような中古
自動車下取り販売市場においても、上記プロセス全体お
よび各プロセスのより一層の効率化並びに正確かつ迅速
なプロセスの実現が求められており、上記のような従来
のアナログ思考によるプロセスは、以下のような問題に
直面していた。
【0006】第一の問題は、検査プロセスにおいて、定
型の検査用紙に検査員がペンで記入していくが、この際
に検査漏れあるいは誤記等が生じるおそれがあった。
【0007】第二の問題は、評価プロセスにおいて、評
価方法、採点方法が検査員の直感方式に拠るため、統一
がなされない点にある。すなわち検査員によって同一の
中古自動車等に対して異なる採点がなされ評価結果が一
定とならない問題が生じるおそれがあった。また、車輌
状態をさらに固定の計算機へ入力する作業が発生する。
このため計算機入力の際にも入力誤りが生じる。さら
に、紙に記入し計算機に入力するのでは、入力作業を2
回繰り返すことになり無駄な工数が発生する。
【0008】また相場情報を利用して中古自動車等の売
買を行う場合、査定価格を決定するプロセスの必要性は
価格の適正化にある。相場情報を利用せずに中古自動車
等の査定価格を決定した場合、以下のような問題が生じ
る恐れがある。すなわち、中古自動車の所有者は、自己
の利益を増やすためにできるだけ高い価格で自動車ディ
ーラ等に販売しようとする。一方、自動車ディーラ側
は、中古自動車を出来るだけ安く購入し、出来るだけ高
く中古自動車を再販することが重要となる。自動車ディ
ーラが、誤って中古自動車オークション会場等で落札さ
れる価格より高い価格で購入してしまった場合、損失を
出してしまう結果となる。すなわち、オークション手数
料を購入額に加算した額より安い額でしか中古自動車オ
ークション会場で販売でき無かった場合、販売価格と購
入価格との差額分は自動車ディーラの損失となってしま
う。よって、自動車ディーラの利益を確実に確保する為
には、査定価格すなわち購入価格は、少なくとも中古自
動車オークション会場で落札される価格から手数料を引
いた額を下回る必要がある。
【0009】さらに、相場情報は最新の情報である必要
がある。前記中古自動車購入者としての自動車ディーラ
が中古自動車オークション会場で取引する際、一番影響
を与える相場情報は最新の取引結果である。古い取引結
果ほど影響力は小さくなる。しかも、相場は常に変動す
るため、大きな変化があった際は、変化後の最新情報を
除いて他の過去の情報がすべて不要となる可能性を常に
有しており、常に最新の情報使用することが、より正確
な落札見込み価格を予想するためには必須となる。
【0010】加えて、最新の相場情報を入手するからに
は、相場情報の入手後直ちに使用しなければ最新情報の
意味はなくなる。また、中古自動車の査定において検査
後、直ちに正確な査定結果が必要となる。すなわち、迅
速に査定結果を出さなければ、前記のような一般販売者
の要求を満たすことができず、結果的に中古自動車の購
入の機会を逃すこととなる。
【0011】また、仕入れ及び販売担当者が簡易査定見
積表等を使用して査定評価額を決定する場合、現在その
瞬間に変化している相場情報を反映させることができな
い。このために、相場情報を反映した査定価格の決定は
現実には不可能であった。
【0012】上記三つのプロセスに共通して3つの課題
が指摘できる。
【0013】第一の課題は、評価プロセスが検査員の直
感に頼った検査および評価であるため、評価の基準が不
統一である事である。
【0014】第二の課題は、オークション会場等での出
品評価後の評価データをデータベースに入力する為に時
間が掛かり、かつリアルタイム情報としては入力ミス等
が発生しやすく不正確である事である。
【0015】第三の課題は、中古自動車等の評価時に、
相場価格の検索に時間がかかることである。中古自動車
等の検査後、その場で直ちに評価し、さらに続けて相場
情報を利用して下取り価格を決定することは別途価格情
報雑誌等の参考価格などを出力しなければならず、不便
であるため、顧客の要求を満たすことができなかった。
【0016】また、三つのプロセスは、検査員による検
査用紙への記入、その後オフィスに戻ってからの車輌状
態に基づく評価点の計算、そしてその後相場情報を参照
しながらの下取り価格の決定と、必要な場所、人および
ツールが、それぞれ分離したプロセスであったため、必
要な人員および時間更には工程数を如何にして削減する
かが、最大の課題であった。
【0017】なお、この種の公知技術として、例えば、
特開平8−96029号公報には、「自動車査定システ
ム」が開示されている。この技術は、以前簡易見積表等
を見て見積りを行っていた作業を、プログラムされた計
算機を利用して、タブレットペンの入力操作により自動
車の査定を行うものである。しかしながら、本技術にお
いても第二の課題である評価プロセスの入力の課題を解
決したものであって評価の統一化、および第三の課題で
ある価格の適正化、更には、三つのプロセスを行うのに
必要な人員、時間、工程数の大幅な削減を意図した最大
の課題は解決されない。
【0018】また、特開平9−44563号公報に記載
の「中古流通支援システム」において、ネットワーク上
での中古車流通システム技術が開示されているが、前記
各プロセスの独自の課題および共通の課題は何ら解決さ
れ得ない。
【0019】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたものであり、本発明の目的は、評価プロ
セスの統一化、車輌評価の適正化を図るため、携帯可能
な移動端末を使用して検査員が検査を行った後、その場
で直ちに統一された評価方法により正確な評価点を得る
ことを可能にし、その後続けて適正な予想評論価格を見
積る事により必要な人員、時間、工程数の大幅な削減を
可能にした自動車評価システムの提供にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明は、移動端末と、通信網と、移動端末
に対し通信網を介して接続され得るサーバとからなる車
輛情報管理システムにおいて、前記サーバは、評価対象
車輛の車輌状態をデータとして入力するための検査プロ
グラムと、入力された車輌状態に関するデータを基にあ
らかじめ決められた第一の算出方法に従って評価点を計
算するための評価プログラムと、評価対象車輛に関する
相場情報を検索する車輌相場情報検索プログラムと、少
なくとも車輌相場情報を含むデータを蓄積するデータベ
ースとを内蔵し、一方、前記移動端末は、前記サーバか
ら前記通信網および/または記憶媒体を介して取り込ん
だ前記検査プログラムと、前記評価プログラムと、前記
車輌相場情報検索プログラムと、前記データベース内の
データとを記憶するための記憶手段を有することで、前
記移動端末単体で評価対象車輌の検査および評価を行う
とともに、既にサーバから入手した相場情報に基づき評
価価格を決定することを可能にしたことを特徴とする車
輛情報管理システムを提供する。
【0021】移動端末と、通信網と、移動端末に対し通
信網を介して接続され得るサーバとからなる車輛情報管
理システムにおいて、前記移動端末は、評価対象車輛の
車輌状態をデータとして入力するための検査プログラム
を内蔵し、入力した車輌状態データを評価点計算条件と
して前記通信網を介して前記サーバへ転送する機能を有
するとともに、車輌相場情報検索条件を入力し、前記サ
ーバへ転送する機能を有し、一方、前記サーバは、前記
移動端末から転送された評価点計算条件を基にあらかじ
め決められた第一の算出方法に従って評価点を計算する
ための評価プログラムを内蔵し、計算した評価点を前記
通信網を介して、前記移動端末へ転送する機能を有する
とともに、評価対象車輛に関する相場情報を検索する車
輌相場情報検索プログラムと、少なくとも車輌相場情報
を含むデータを蓄積するデータベースとを内蔵し、前記
移動端末から転送された車輌相場情報検索条件を基に、
評価対象車輛に関する相場情報を検索する車輌相場情報
検索プログラムを内蔵し、さらに検索結果を前記移動端
末へ転送する機能を有することで、前記移動端末は、前
記サーバ内に内蔵されたプログラムおよびデータベース
を利用して、評価対象車輌の検査および評価を行うとと
もに、相場情報に基づき評価価格を決定することを可能
にしたことを特徴とする車輛情報管理システムを提供す
る。
【0022】移動端末と、通信網と、移動端末に対し通
信網を介して接続され得るウェブサーバとからなる車輛
情報管理システムにおいて、前記ウェブサーバは、ウェ
ブページを介して実行され得る評価対象車輛の車輌状態
をデータとして入力するための検査プログラムと、ウェ
ブページを介して実行され得る入力された車輌状態に関
するデータを基にあらかじめ決められた第一の算出方法
に従って評価点を計算するための評価プログラムと、ウ
ェブページを介して実行され得る評価対象車輛に関する
相場情報を検索する車輌相場情報検索プログラムと、少
なくとも車輌相場情報を含むデータを蓄積するデータベ
ースとを内蔵し、一方、前記移動端末は、前記ウェブサ
ーバのウェブページにアクセスする機能と、前記サーバ
内の前記検査プログラムと前記評価プログラムと前記車
輌相場情報検索プログラムとを実行させるための命令を
与える機能とを有することで、前記移動端末には、車輛
情報管理システムに関する一切の固有プログラムおよび
固有データを保有すること無くウェブサーバ上で評価対
象車輌の検査および評価を行うとともに、ウェブサーバ
上の相場情報に基づき評価価格を決定することを可能に
したことを特徴とする車輛情報管理システムを提供す
る。
【0023】前記検査プログラムは、少なくとも車輌の
4大要素である外装・内装・下廻り・エンジン等機構部
位をおのおの個別に検査することにより得られる、事故
に起因する車輌損傷に関するデータを登録する画面を表
示する機能を有し、前記画面に基づき事故に起因する車
輌損傷状態を含む車輌状態を入力する検査登録プログラ
ムおよび車輌品質検査確認画面を表示する機能を有し、
入力結果が完了したことを確認する検査確認プログラム
から構成し得る。
【0024】前記評価プログラムは、車輌品質検査確認
の画面を表示する機能を有し、あらかじめ決められた第
一の算出方法に従って評価点の計算を行う第一の評価サ
ブプログラムと、検査確認メッセージ画面を表示する機
能を有し、評価点を表示する第二の評価サブプログラム
とから構成し得る。
【0025】前記車輌相場情報検索プログラムは、相場
確認登録画面を表示する機能を有し、検索条件を入力す
る第一の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場情報
確認画面を表示する機能を有し、検索結果を確認する第
二の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場詳細確認
画面を表示する機能を有し、相場検索の詳細結果を確認
し評価価格を表示する機能を有する第三の車輌相場情報
検索サブプログラムとから構成し得る。
【0026】前記移動端末は、コンピュータ本体と、入
力装置と、表示装置とが一体に構成されたモバイルコン
ピュータから構成し得る。
【0027】前記サーバは、少なくとも記憶装置に記憶
されている車輛に関する相場情報を、前記移動端末へ新
たに書き込みおよび書き換え可能に構成し得る。
【0028】前記移動端末は、車輛情報および相場情報
に関する少なくとも1つデータを記憶するための記憶装
置を有っても良い。
【0029】前記記憶装置は、前記移動端末に装着され
た状態で前記通信網を介してデータの書換を可能に構成
し得る。
【0030】前記移動端末は、評価対象車輛の車輌状態
情報をデータとして入力する際に評価対象車輛に付され
ておりかつ内部あるいは表面上に情報を有する情報媒体
を介して評価対象車輛の車輌状態情報を入力することが
可能に構成し得る。
【0031】前記情報媒体は、電子的、磁気的、電磁的
および光学的手段の少なくともいずれか一つの手段によ
り、少なくとも読み込み可能な情報媒体から構成し得
る。
【0032】前記情報媒体は、更に書き込み可能な情報
媒体から構成し得る。
【0033】前記車輌状態情報は、少なくとも評価対象
車輛の初期情報を含んでもよい。
【0034】前記車輌状態情報は、更に評価対象車輛の
履歴情報を含んでもよい。
【0035】前記データベースは、車輌相場情報に加
え、車両部位データ、車両状態データ、評価点計算用デ
ータ、および相場検索用車種データの内、少なくともい
ずれか1つを更に蓄積しうる。
【0036】サーバに対し通信網を介して接続され、コ
ピュータプログラムおよび/またはデータを取り込むこ
とを可能に構成した車輛情報管理用移動端末であって、
前記移動端末は、前記サーバから前記通信網および/ま
たは記憶媒体を介して取り込んだ、評価対象車輛の車輌
状態をデータとして入力するための検査プログラムと、
入力された車輌状態に関するデータを基にあらかじめ決
められた第一の算出方法に従って評価点を計算するため
の評価プログラムと、評価対象車輛に関する相場情報を
検索する車輌相場情報検索プログラムと、少なくとも車
輌相場情報を含むデータを蓄積するデータベース内のデ
ータとを記憶するための記憶手段を有することで、前記
移動端末単体で評価対象車輌の検査および評価を行うと
ともに、既にサーバから入手した相場情報に基づき評価
価格を決定することを可能にしたことを特徴とする車輛
情報管理用移動端末を提供する。
【0037】サーバに対し通信網を介して接続され、コ
ピュータプログラムおよび/またはデータを取り込むこ
とを可能に構成した車輛情報管理用移動端末であって、
前記移動端末は、評価対象車輛の車輌状態をデータとし
て入力するための検査プログラムを内蔵し、入力した車
輌状態データを評価点計算条件として前記通信網を介し
て前記サーバへ転送する機能を有するとともに、車輌相
場情報検索条件を入力し、前記サーバへ転送する機能を
し、前記サーバが、前記移動端末から転送された評価点
計算条件を基にあらかじめ決められた第一の算出方法に
従って評価点を計算するための評価プログラムにより計
算した評価点を前記通信網を介して受信するとともに、
評価対象車輛に関する相場情報を検索する車輌相場情報
検索プログラムに従って少なくとも車輌相場情報を含む
データを蓄積するデータベースに蓄積されたデータを利
用し、前記移動端末から転送された車輌相場情報検索条
件を基に、評価対象車輛に関する相場情報を検索した検
索結果を前記通信網を介して受信することで、前記移動
端末は、前記サーバ内に内蔵されたプログラムおよびデ
ータベースを利用して、評価対象車輌の検査および評価
を行うとともに、相場情報に基づき評価価格を決定する
ことを可能にしたことを特徴とする車輛情報管理用移動
端末を提供する。
【0038】前記検査プログラムは、少なくとも車輌の
4大要素である外装・内装・下廻り・エンジン等機構部
位をおのおの個別に検査することにより得られる、事故
に起因する車輌損傷に関するデータを登録する画面を表
示する機能を有し、前記画面に基づき事故に起因する車
輌損傷状態を含む車輌状態を入力する検査登録プログラ
ムおよび車輌品質検査確認画面を表示する機能を有し、
入力結果が完了したことを確認する検査確認プログラム
からなることを特徴とする請求項17又は18記載の車
輛情報管理用移動端末を提供する。
【0039】前記評価プログラムは、車輌品質検査確認
の画面を表示する機能を有し、あらかじめ決められた第
一の算出方法に従って評価点の計算を行う第一の評価サ
ブプログラムと、検査確認メッセージ画面を表示する機
能を有し、評価点を表示する第二の評価サブプログラム
とから構成し得る構成し得る。
【0040】前記車輌相場情報検索プログラムは、相場
確認登録画面を表示する機能を有し、検索条件を入力す
る第一の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場情報
確認画面を表示する機能を有し、検索結果を確認する第
二の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場詳細確認
画面を表示する機能を有し、相場検索の詳細結果を確認
し評価価格を表示する機能を有する第三の車輌相場情報
検索サブプログラムとから構成し得る。
【0041】前記移動端末は、コンピュータ本体と、入
力装置と、表示装置とが一体に構成し得る。
【0042】前記移動端末は、車輛情報および相場情報
に関する少なくとも1つデータを記憶するための記憶装
置を有ってもよい。
【0043】前記記憶装置は、前記移動端末に装着され
た状態で前記通信網を介してデータの書換を可能に構成
しうる。
【0044】前記移動端末は、評価対象車輛の車輌状態
情報をデータとして入力する際に評価対象車輛に付され
ておりかつ内部あるいは表面上に情報を有する情報媒体
を介して評価対象車輛の車輌状態情報を入力することが
可能に構成し得る。
【0045】前記情報媒体は、電子的、磁気的、電磁的
および光学的手段の少なくともいずれか一つの手段によ
り、少なくとも読み込み可能な情報媒体から構成し得
る。
【0046】前記情報媒体は、更に書き込み可能な情報
媒体から構成し得る。
【0047】前記車輌状態情報は、少なくとも評価対象
車輛の初期情報を含んでもよい。
【0048】前記車輌状態情報は、更に評価対象車輛の
履歴情報を含んでもよい。
【0049】前記データベースは、車輌相場情報に加
え、車両部位データ、車両状態データ、および相場検索
用車種データの内、少なくともいずれか1つを更に蓄積
すること構成し得る。
【0050】車輛情報管理用ウェブページを有するウェ
ブサーバにおいて、前記ウェブサーバは、ウェブページ
を介して実行され得る評価対象車輛の車輌状態をデータ
として入力するための検査プログラムと、ウェブページ
を介して実行され得る入力された車輌状態に関するデー
タを基にあらかじめ決められた第一の算出方法に従って
評価点を計算するための評価プログラムと、ウェブペー
ジを介して実行され得る評価対象車輛に関する相場情報
を検索する車輌相場情報検索プログラムと、少なくとも
車輌相場情報を含むデータを蓄積するデータベースとを
内蔵することで、前記ウェブサーバ上で評価対象車輌の
検査および評価を行うとともに、ウェブサーバ上の相場
情報に基づき評価価格を決定することを可能にしたこと
を特徴とする車輛情報管理用ウェブサーバを提供する。
【0051】前記検査プログラムは、少なくとも車輌の
4大要素である外装・内装・下廻り・エンジン等機構部
位をおのおの個別に検査することにより得られる、事故
に起因する車輌損傷に関するデータを登録する画面を表
示する機能を有し、前記画面に基づき事故に起因する車
輌損傷状態を含む車輌状態を入力する検査登録プログラ
ムおよび車輌品質検査確認画面を表示する機能を有し、
入力結果が完了したことを確認する検査確認プログラム
から構成し得る。
【0052】前記評価プログラムは、車輌品質検査確認
の画面を表示する機能を有し、あらかじめ決められた第
一の算出方法に従って評価点の計算を行う第一の評価サ
ブプログラムと、検査確認メッセージ画面を表示する機
能を有し、評価点を表示する第二の評価サブプログラム
とから構成し得る。
【0053】前記車輌相場情報検索プログラムは、相場
確認登録画面を表示する機能を有し、検索条件を入力す
る第一の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場情報
確認画面を表示する機能を有し、検索結果を確認する第
二の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場詳細確認
画面を表示する機能を有し、相場検索の詳細結果を確認
し評価価格を表示する機能を有する第三の車輌相場情報
検索サブプログラムとから構成し得る。
【0054】前記データベースは、車輌相場情報に加
え、車両部位データ、車両状態データ、評価点計算用デ
ータ、および相場検索用車種データの内、少なくともい
ずれか1つを更に蓄積し得る。
【0055】移動端末と、通信網と、移動端末に対し通
信網を介して接続され得るサーバとを利用し、相場情報
と車輛に関する評価点とに基づいて評価価格を決定する
方法において、評価対象車輛の車輌状態をデータとして
入力するための検査プログラムと、入力された車輌状態
に関するデータを基にあらかじめ決められた第一の算出
方法に従って評価点を計算するための評価プログラム
と、評価対象車輛に関する相場情報を検索する車輌相場
情報検索プログラムと、相場情報データとを、前記サー
バから前記通信網および/または記憶媒体を介して前記
移動端末へ取り込む工程と、前記検査プログラムを使用
し、前記移動端末に評価対象車輛の車輌状態を検査結果
データとして入力する検査工程と、前記評価プログラム
を使用し、入力された車輌状態に関するデータを基にあ
らかじめ決められた算出方法に従って評価点を算出する
評価工程と、車輌相場情報検索プログラムを使用し、前
記相場情報データから検査対象車輌に関する検索結果を
抽出した上で、この検索結果に基づき評価価格を決定す
る工程とを有することで、前記対象車輌の前記移動端末
単体で評価対象車輌の検査および評価を行うとともに、
既にサーバから入手した相場情報に基づき評価価格を決
定することを可能にしたことを特徴とする評価価格を決
定する方法を提供する。
【0056】移動端末と、通信網と、移動端末に対し通
信網を介して接続され得るサーバとを利用し、相場情報
と車輛に関する評価点とに基づいて評価価格を決定する
方法において、評価対象車輛の車輌状態をデータとして
入力するための検査プログラムを使用し、前記移動端末
に評価対象車輛の車輌状態を検査結果データとして入力
する検査工程と、入力した車輌状態データを評価点計算
条件として前記通信網を介して前記サーバへ転送する工
程と、前記移動端末から転送された評価点計算条件を基
に、前記サーバ内に内蔵された評価プログラムを使用
し、あらかじめ決められた第一の算出方法に従って評価
点を計算する工程と、計算した評価点を前記通信網を介
して、前記移動端末へ転送する工程と、車輌相場情報検
索条件を前記移動端末に入力し、前記サーバへ転送する
工程と、前記移動端末から転送された車輌相場情報検索
条件を基に、前記サーバ内に内蔵された評価対象車輛に
関する相場情報を検索する車輌相場情報検索プログラム
と少なくとも車輌相場情報を含むデータを蓄積するデー
タベースとを使用し、評価対象車輛に関する相場情報を
検索する工程と、検索した検索結果を前記通信網を介し
て、前記移動端末へ転送する工程とを有することで、評
価対象車輌の検査および評価を行うとともに、相場情報
に基づき評価価格を決定することを可能にしたことを特
徴とする評価価格を決定する方法を提供する。
【0057】移動端末と、通信網と、移動端末に対し通
信網を介して接続され得るウェブサーバ上の車輌情報管
理用ウェブページとを利用し、相場情報と車輛に関する
評価点とに基づいて評価価格を決定する方法において、
前記移動端末により前記ウェブサーバのウェブページに
アクセスする工程と、ウェブページを介して実行され得
る評価対象車輛の車輌状態を検査結果データとして入力
するための検査プログラムを使用して行われる検査工程
と、ウェブページを介して実行され得る入力された車輌
状態に関するデータを基にあらかじめ決められた第一の
算出方法に従って評価点を計算するための評価プログラ
ムを使用して行われる評価工程と、ウェブページを介し
て実行され得る評価対象車輛に関する相場情報を検索す
る車輌相場情報検索プログラムを使用して行われる相場
情報検索工程と、前記移動端末には、車輛情報管理シス
テムに関する一切の固有プログラムおよび固有データを
保有すること無くウェブサーバ上で評価対象車輌の検査
および評価を行うとともに、ウェブサーバ上の相場情報
に基づき評価価格を決定することを可能にしたことを特
徴とする評価価格を決定する方法を提供する。
【0058】前記検査工程は、少なくとも車輌の4大要
素である外装・内装・下廻り・エンジン等機構部位をお
のおの個別に検査することにより得られる、事故に起因
する車輌損傷に関するデータを登録し、前記画面に基づ
き事故に起因する車輌損傷状態を含む車輌状態を入力し
得る。
【0059】前記評価工程は、表示された車輌品質検査
確認の画面に基づき、あらかじめ決められた第一の算出
方法に従って評価点の計算を行う工程と、表示された検
査確認メッセージ画面に評価点を表示する工程とから構
成し得る。
【0060】前記車輌相場情報検索工程は、表示された
車輌相場情報登録画面に検索条件を入力する工程と、表
示された車輌相場情報確認画面を基に検索結果を確認す
る工程と、表示された車輌相場詳細確認画面を基に相場
検索の詳細結果を確認し評価価格を表示する工程とから
構成し得る。
【0061】前記移動端末として、コンピュータ本体
と、入力装置と、表示装置とが一体に構成されたモバイ
ルコンピュータを使用してもよい。
【0062】前記システムサーバの記憶装置に記憶され
ている車輛に関する相場情報を、前記移動端末へ新たに
書き込みおよび書き換え可能にすることで常に最新の相
場情報に基づき車輛評価価格を決定してもよい。
【0063】前記移動端末は、車輛情報および相場情報
に関する少なくとも1つデータを記憶するための記憶装
置を有してもよい。
【0064】前記記憶装置は、前記移動端末に装着され
た状態で前記通信網を介してデータの書換を可能に構成
し得る。
【0065】前記移動端末は、評価対象車輛の車輌状態
情報をデータとして入力する際に評価対象車輛に付され
ておりかつ内部あるいは表面上に情報を有する情報媒体
を介して評価対象車輛の車輌状態情報を入力することが
可能に構成し得る。
【0066】前記情報媒体は、電子的、磁気的、電磁的
および光学的手段の少なくともいずれか一つの手段によ
り、少なくとも読み込み可能な情報媒体から構成し得
る。
【0067】前記情報媒体は、更に書き込み可能な情報
媒体であってもよい。
【0068】前記車輌状態情報は、少なくとも評価対象
車輛の初期情報を含んでもよい。
【0069】前記車輌状態情報は、更に評価対象車輛の
履歴情報を含んでもよい。
【0070】
【発明の実施の形態】サーバと移動携帯端末との間の通
信方法としては、次の3通りがある。
【0071】第一の通信方法は、第1図に示されるよう
に移動携帯端末をサーバに示されるように通信網を介し
て接続させて、以下に詳しく述べる検査機能、評価機
能、および相場情報検索機能を実現するために必要なす
べてのプログラムおよびデータをサーバからダウンロー
ドすることにより、移動携帯端末単体で、車輌情報管理
システムの機能を実現できるようにする方法である。
【0072】第二の通信方法は、第4図に示されるよう
に、検査結果を、評価を目的とした計算条件として移動
携帯端末に入力し、相場情報の検索条件のみを予め内蔵
されたプログラムにより移動端末から入力し、これらの
条件に従いサーバに評価点を計算させ、その計算結果を
返信させると共に相場条件に従い検索した結果を移動端
末に返信させる通信方法である。この場合、第一の通信
方法と比較して、移動端末に記憶されるべくデータの量
およびプログラムが必要とする必要最低記憶容量が低減
出来るため、移動端末の記憶容量に対する条件が緩和さ
れると共に、記憶装置に対する負荷が低減される。
【0073】第三の通信方法は、第3図に示されるよう
に、本発明に係る車両情報管理システムに必要な全ての
プログラムおよびデータをサーバに持たせることで、市
販の各種移動携帯端末をそのまま使用し、サーバのウェ
ブページへアクセスすることで、車両の検査結果入力か
ら相場情報検索までの全ての工程をサーバのウェブ上で
行う通信方法である。この場合、第一および第二の通信
方法と比較して、市販の各種移動携帯端末をそのまま使
用することが出来る。さらに、システム管理がサーバを
管理することのみ必要となり、数多くの移動携帯端末の
管理が一切不要となるため、システム管理側にとって非
常に便利である。
【0074】更に、移動携帯端末の記憶装置としては、
各種の記憶装置を単独で或いは組み合わせて使用するこ
とが出来る。例えば以下の3つのタイプが典型例として
考えられる。
【0075】第一の記憶装置のタイプは、移動携帯端末
に予め内蔵されている記憶装置、例えば内蔵型不揮発性
メモリや、SRAM、DRAM等の各種RAMや、EP
ROM、EEPROM等の各種ROM(但しマスクプロ
グラマブルROMを除く)を使用する例である。この場
合、移動携帯端末に内蔵されている記憶装置の容量に対
する条件が、上記3つの通信方法で異なるものの、各通
信方法の条件の下で、十分な容量を有する移動携帯端末
を選択して使用する必要がある。
【0076】第二の記憶装置のタイプは、移動携帯端末
に予め内蔵されている上記記憶装置と、取り外し可能な
オプションとしての不揮発性メモリ(例えばフラッシュ
カード)とを併設し、通信網を介しサーバとアクセスす
ることで、取り外し可能なオプションとしての不揮発性
メモリ内のデータやプログラム等を書き換え可能に構成
する例である。この場合、市販の移動携帯端末に予め内
蔵されている記憶装置と取り外し可能なオプションとし
ての不揮発性メモリとを併用しても良いし、或いは、市
販の移動携帯端末に予め内蔵されている記憶装置は、本
発明のシステムでは使用せず取り外し可能なオプション
のみを使用することも可能である。この場合、移動携帯
端末に内蔵されている記憶装置の容量に対する条件が、
上記第一の記憶装置のタイプと比較して緩和されると共
に、記憶装置に対する負荷が低減される。このことは、
逆を言えば、本システムで必要となるプログラムやデー
タの量が増え、移動携帯端末のトータル記憶容量に対す
る負荷が増大しても取り外し可能なオプションとしての
不揮発性メモリの容量を増大することで対応可能であ
る。更に、通信網を介しサーバとアクセスすることで、
取り外し可能なオプションとしての不揮発性メモリ内の
データやプログラム等を書き換え可能に構成することで
リアルタイムでデータの更新が可能となり、更にプログ
ラムを将来変更する場合にもシステム管理者は、サーバ
内に記憶されているプログラムを変更するのみで本シス
テムを管理出来、全ての移動携帯端末から不揮発性メモ
リを回収して再度配布する必要がなくなり、従ってシス
テム管理者にとって便利である。
【0077】第三の記憶装置のタイプは、移動携帯端末
に予め内蔵されている上記記憶装置と、取り外し可能な
オプションとしての不揮発性メモリ(例えばフラッシュ
カード)とを併設し、取り外し可能なオプションとして
の不揮発性メモリ内のデータやプログラム等を書き換え
は、不揮発性メモリを回収してデータやプログラム等を
書き換えた後再度配布する例である。この場合、市販の
移動携帯端末に予め内蔵されている記憶装置と取り外し
可能なオプションとしての不揮発性メモリとを併用して
も良いし、或いは、市販の移動携帯端末に予め内蔵され
ている記憶装置は、本発明のシステムでは使用せず取り
外し可能なオプションのみを使用することも可能であ
る。この場合、移動携帯端末に内蔵されている記憶装置
の容量に対する条件が、上記第一の記憶装置のタイプと
比較して緩和されると共に、記憶装置に対する負荷が低
減される。このことは、逆を言えば、本システムで必要
となるプログラムやデータの量が増え、移動携帯端末の
トータル記憶容量に対する負荷が増大しても取り外し可
能なオプションとしての不揮発性メモリの容量を増大す
ることで対応可能である。更に、取り外し可能なオプシ
ョンとしての不揮発性メモリ内のデータやプログラム等
を書き換を、不揮発性メモリを回収してデータやプログ
ラム等を書き換えた後再度配布するので、移動携帯端末
の使用者は、通信網を介しサーバとアクセスしてデータ
やプログラム等を書き換えを行う必要が無く、このよう
な操作に不慣れな移動携帯端末の使用者にとっては、第
二の記憶装置のタイプに比べて、第三の記憶装置のタイ
プの方が操作が簡便で便利である。
【0078】以上、前記3つの通信方法と前記3つの記
憶装置のタイプとの可能な組合わせは以下の6通りが考
えられる。
【0079】第一の組合わせは第一の通信方法と第一の
記憶装置のタイプとの組合わせであり、以下実施例1と
して詳細に説明する。
【0080】第二の組合わせは第一の通信方法と第二の
記憶装置のタイプとの組合わせであり、以下実施例2と
して詳細に説明する。
【0081】第三の組合わせは第一の通信方法と第三の
記憶装置のタイプとの組合わせであり、以下実施例3と
して詳細に説明する。
【0082】第四の組合わせは第二の通信方法と第一の
記憶装置のタイプとの組合わせであり、以下実施例4と
して詳細に説明する。
【0083】第五の組合わせは第二の通信方法と第二の
記憶装置のタイプとの組合わせであり、以下実施例5と
して詳細に説明する。
【0084】第六の組合わせは第三の通信方法と第一の
記憶装置のタイプとの組合わせであり、以下実施例6と
して詳細に説明する。
【0085】
【実施例1】本発明の第一の通信方法と第一の記憶装置
のタイプとの組合わせた車輌情報管理システムについ
て、以下実施例1をその装置および方法につき図面を参
照して説明する。本発明の構成図を図1に示す。
【0086】本発明に係る中古車管理システム30は、
モバイルコンピュータ1とファイルサーバ11とアプリ
ケーションサーバ20とシステム保守コンピュータ27
と通信網10とから構成される。モバイルコンピュータ
1とファイルサーバ11とアプリケーションサーバ20
とシステム保守コンピュータ27は、通信接続機器9を
介して通信網10に電気的に接続される。すなわちモバ
イルコンピュータ1とファイルサーバ11とアプリケー
ションサーバ20とシステム保守コンピュータ27は、
相互に電気的に接続されている。
【0087】モバイルコンピュータ1は、内蔵されてい
る記憶装置2とネットワーク接続プログラム8とから構
成される。
【0088】内蔵されている記憶装置2は、内部データ
を最新のデータに書き替え可能である。内蔵されている
記憶装置2は、マスターデータベース3、相場情報デー
タベース4、車輌管理データベース5、および組み込み
プログラム6とから構成される。一方、マスターデータ
ベース3は、検査評価点算出時に使用するデータベース
である。マスターデータベース3は、以下に記載する4
種類のデータベースより構成される。
【0089】第一のデータベースが、車輌部位データベ
ースである。車輌部位データベースは、検査結果登録時
に、検査結果の対象部位一覧をデータベースにしたもの
である。
【0090】第二のデータベースは、車輌状態データベ
ースである。車輌状態データベースは、車輌品質検査登
録時に各部位に対応して、それら部位で生じる可能性の
ある状態の一覧であって、部位の状態を記録する為に用
いられるデータベースである。
【0091】第三のデータベースは、評価点算出用デー
タベースである。車輌品質検査登録後、評価対象中古自
動車等の評価点を決定する為の評価基準マトリックスで
ある。評価基準マトリックスは、オークション会場によ
ってその基準が異なる為、オークション会場毎に異なる
評価基準マトリックスが用意され、選択可能な形で用意
される。
【0092】第四のデータベースは、車種選択データベ
ースである。車種選択データベースは、型式指定番号、
型式、メーカ名、車名、グレード名、ドア形状、シフ
ト、排気量、グレード名、ドア形状、シフト、排気量デ
ータを、相互に関連付けした状態で記録されている。い
ずれか一つの項目を入力することで、他の項目が決定ま
たは、他の項目が関連情報として選択され得る候補を表
示することが可能な状態で記録されている。
【0093】相場情報データベース4は、各オークショ
ン会場での成約結果データベースである。メーカ名、車
種名、グレード名、年式、型式、排気量、ドア形状、シ
フト、走行距離、色、オークション開催日、オークショ
ン会場名、装備、評価点数、成約価格が掲載されてい
る。本情報は、通信網経由で更新が可能である。
【0094】車輌管理データベース5は、以下2つのデ
ータベースより構成される。
【0095】第一のデータベースは、評価情報データベ
ースである。評価情報データベースは、評価が終了し評
価額の決定された中古自動車等の情報を管理するデータ
ベースである。すなわち、車輌検査登録による検査結
果、評価による評価点、評価点と相場情報を基に決定さ
れた評価額を記録したデータベースである。
【0096】第二のデータベースは、在庫情報データベ
ースである。在庫情報データベースは、販売可能な中古
自動車等の情報を管理記録したデータベースである。す
なわち、検査、評価、相場に過程において入力された車
輌状態情報、評価による評価点、評価点と相場情報を基
に決定された評価額、販売のための販売価格を記録した
データベースである。
【0097】これらのデータベースは、組み込みプログ
ラム6により参照して使用される。組み込みプログラム
6は、以下7つのプログラムから構成される。
【0098】第一のプログラムは、検査プログラム6−
1である。検査プログラム6−1は、車輌状態をモバイ
ルコンピュータ1に登録するためのプログラムである。
【0099】第二のプログラムは、評価プログラム6−
2である。評価プログラム6−2は、検査登録画面で登
録した車輌状態を使用して、検査対象自動車等の評価点
を計算するプログラムである。
【0100】第三のプログラムは、相場プログラム6−
3である。相場プログラム6−3は、オークション会場
の成約データを検索して、評価時に相場データを参照す
るためのプログラムである。相場情報は、内蔵されてい
る記憶装置2上の相場情報データベース4または、通信
網を経由し他のデータベースより入手できる。
【0101】第四のプログラムは、在庫管理プログラム
6−4である。在庫管理プログラム6−4は、検査を行
った車輌のデータベース管理および在庫車輌データベー
スの管理を行うプログラムである。
【0102】第五のプログラムは、計算プログラム6−
5である。計算プログラム6−5は、在庫車輌情報と手
数料情報と陸送費情報より利益損益を計算するプログラ
ムである。
【0103】第六のプログラムは、参照プログラム6−
6である。参照プログラム6−6は、通信網上に接続さ
れたウェブサーバよりオークション会場の規定やニュー
ス速報および車種仕様情報を参照するプログラムであ
る。
【0104】第七のプログラムは、保守プログラム6−
7である。保守プログラム6−7は、内蔵されている記
憶装置に記憶されているプログラムおよび又はデータの
メンテナンスに使用するプログラムである。ネットワー
ク接続プログラム8はモバイルコンピュータ1を通信接
続機器を介して通信網と接続させるプログラムである。
【0105】ネットワーク接続プログラム8は、組み込
みプログラム6の要求に従って、通信網10を介して接
続されるファイルサーバ11とデータの入出力を行う際
に制御する為のプログラムである。
【0106】モバイルコンピュータ1は、さらに通信網
10と通信接続機器9を介して電気的に接続される。
【0107】通信接続機器9は、モバイルコンピュータ
1、ファイルサーバ11、アプリケーションサーバ2
0、システム保守コンピュータ27とを通信網10と電
気的に接続し、データを入出力する際データの形式を変
換するための機器である。
【0108】通信網10は、モバイルコンピュータ1、
ファイルサーバ11、アプリケーションサーバ20、シ
ステム保守コンピュータ27を電気的に接続可能されて
いればあればどのような形態であっても良い。例えば、
インターネットまたは専用接続線を使用したワイドエリ
アネットワーク(WAN)およびローカルエリアネット
ワーク(LAN)またはエクストラネット又はイントラ
ネットであってもよい。インターネットを使用して接続
する際は、インターネット接続業者10−1を介してイ
ンターネットに接続される。
【0109】ファイルサーバ11は、通信網10を介し
てモバイルコンピュータ1およびアプリケーションサー
バ20と電気的に接続される。ファイルサーバ11は、
ファイル制御プログラム14、ダウンロードファイル1
2、アップロードファイル13、販売情報データベース
16、ダウンロード蓄積データベース17、車輌管理デ
ータベース18、算出用データベース19、ネットワー
ク接続プログラム8とから構成される。
【0110】ファイル制御プログラム14は、ファイル
サーバ11上のデータを管理、制御するプログラムであ
って以下3つのプログラムから構成される。
【0111】第一のプログラムは、評価車輌・在庫車輌
管理プログラム14−1である。評価車輌・在庫車輌管
理プログラム14−1は、評価車輌・在庫車輌データの
入出力を管理するプログラムである。モバイルコンピュ
ータ1より評価車輌・在庫車輌データをダウンロードし
データダウンロードファイル12が更新されると、その
情報をダウンロードデータ蓄積データベース17へ書き
込み更新する。さらに評価車輌・在庫車輌管理データベ
ース18を更新する。また、データアップロードファイ
ル13内の評価車輌情報データ、在庫車輌情報データを
更新し、モバイルコンピュータ1へのアップロードの準
備を行う。
【0112】第二のプログラムは、ウェブページプログ
ラム14−2である。ウェブページプログラム14−2
は、モバイルコンピュータ1との入出力のインターフェ
ースとしてウェブページを使用する際に、ウェブページ
出力形式へデータベース内のデータを変換させるプログ
ラムである。
【0113】第三のプログラムは、リアルタイム算出用
プログラム15である。リアルタイム算出用プログラム
15は、モバイルコンピュータ1で実施された評価をフ
ァイルサーバ上でも実施可能なプログラムである。ファ
イルサーバ上には、最新のデータベースが搭載されてい
る為、より正確な評価点、評価額の算出が可能である。
リアルタイム算出用プログラム15は、3つのプログラ
ムから構成される。
【0114】第一のリアルタイム算出用プログラムは、
車輌評価点数算出プログラム15−1である。車輌評価
点数算出プログラム15−1は、モバイルコンピュータ
1に搭載されている車輌評価プログラム6−2と同じで
あり、中古自動車等の検査登録結果より評価点を算出す
るプログラムである。
【0115】第二のリアルタイム算出用プログラムは、
車輌評価価格算出プログラム15−2である。車輌評価
価格算出プログラム15−2は、評価点と最新相場デー
タよりあらかじめ決められた算出方法を使用して評価価
格を算出するプログラムである。
【0116】第三のリアルタイム算出用プログラムは、
車輌販売価格算出プログラム15−3である。車輌販売
価格算出プログラム15−3は、中古自動車等の販売価
格を算出するプログラムであって、算出用データベース
19を参照して中古自動車等の評価額と販売標準利益等
とを含めて販売理想価格を算出するプログラムである。
【0117】データダウンロードファイル12は、モバ
イルコンピュータ1よりダウンロードして入手した以下
3種類のデータから構成される。
【0118】第一のデータダウンロードファイルは、評
価車輌情報データである。評価車輌情報データは、モバ
イルコンピュータ1を使用して登録された中古自動車等
の評価結果の内、保存しておきたい評価情報でありかつ
ファイルサーバに登録可能な評価車輌情報データをモバ
イルコンピュータ1よりファイルサーバ11へダウンロ
ードしたものである。
【0119】第二のデータダウンロードファイルは、在
庫車輌情報データである。在庫車輌情報データは、モバ
イルコンピュータ1を使用して登録された中古自動車等
の評価結果の内、販売可能な車輌情報であり、かつファ
イルサーバに登録可能な在庫車輌情報データをモバイル
コンピュータ1よりファイルサーバ11へダウンロード
したものである。
【0120】データアップロードファイル13は、モバ
イルコンピュータ1へアップロードする為の最新のデー
タを保存するファイルであって、10個のファイルより
構成される。モバイルコンピュータ1は、本ファイルが
アップロードされることにより常に最新の情報を搭載し
続けることが可能となる。
【0121】第一のデータアップロードファイルは、最
新車輌部位データである。最新車輌部位データは、検査
結果登録時に、検査結果の対象部位一覧をデータベース
にしたものであり、そのデータの最新のデータである。
【0122】第二のデータアップロードファイルは、最
新車輌状態データである。最新車輌状態データは、車輌
品質検査登録時に各部位に対応して、それら部位で生じ
る可能性のある状態の一覧であって、部位の状態を記録
する為に用いられる最新のデータベースである。
【0123】第三のデータアップロードファイルは、最
新車輌評価用データである。最新車輌評価用データは、
評価対象中古自動車等の評価点を決定する為の各オーク
ション会場に対応した最新の評価基準マトリックスであ
る。
【0124】第四のデータアップロードファイルは、最
新車種選択データである。最新車種選択データは、型式
指定番号、型式、メーカ名、車名、グレード名、ドア形
状、シフト、排気量データであってその最新のデータで
ある。
【0125】第五のデータアップロードファイルは、最
新相場データである。最新相場データは、各オークショ
ン会場での最新の成約結果データベースである。メーカ
名、車種名、グレード名、年式、型式、排気量、ドア形
状、シフト、走行距離、色、オークション開催日、オー
クション会場名、装備、評価点数、成約価格が掲載され
ている。
【0126】第六のデータアップロードファイルは、リ
アルタイム算出用プログラム算出結果データである。リ
アルタイム算出用プログラム算出結果データは、モバイ
ルコンピュータ1の要求によりリアルタイム算出用プロ
グラム15で計算した結果を出力したデータである。
【0127】第七のデータアップロードファイルは、評
価車輌情報データである。評価車輌情報データは、評価
が終了し評価額の決定された中古自動車等の最新のデー
タベースである。このデータは、複数のモバイルコンピ
ュータ1より複数の評価車輌情報データをダウンロード
することにより常に最新の評価車輌情報データに追加更
新される。
【0128】第八のデータアップロードファイルは、在
庫車輌情報データである。在庫車輌情報データは、販売
可能な中古自動車等の評価した中古自動車等の車輌検査
登録による検査結果、評価による評価点、評価点と相場
情報をもとに決定された評価額を記録した最新のデータ
ベースである。このデータは、複数のモバイルコンピュ
ータ1より複数の在庫車輌情報データをダウンロードす
ることにより常に最新の在庫車輌情報データに追加更新
される。
【0129】第九のデータアップロードファイルは、ウ
ェブページ情報データである。ウェブページ情報データ
は、ウェブページのHTMLファイルを含むウェブペー
ジ情報の最新版である。ウェブページ情報は、例えばオ
ークション会場規定、ニュース速報、車種仕様情報であ
る。
【0130】第十のデータアップロードファイルは、最
新組み込みプログラムデータである。最新組み込みプロ
グラムデータは、モバイルコンピュータ1で使用される
組み込みプログラムの最新プログラムであって、更新さ
れるたびに各モバイルコンピュータへアップロードす
る。
【0131】車輌販売情報データベース16は、ウェブ
ページ14−2において使用するデータベースであっ
て、販売可能な車輌情報からなるデータベースである。
【0132】ダウンロード蓄積データベース17は、複
数のモバイルコンピュータ1よりダウンロードした販売
可能な車輌情報を蓄積する為のデータベースである。こ
のダウンロードした車輌情報は、さらにアプリケーショ
ンサーバと間で受渡しされる。
【0133】評価車輌・在庫車輌管理データベース18
は、複数のモバイルコンピュータ1よりダウンロードし
た評価車輌情報データ、在庫車輌情報データを評価車輌
・在庫車輌管理プログラム14−1が、管理するデータ
であって常に最新の情報に追加更新され、モバイルコン
ピュータ1へデータアップロードする評価車輌・在庫車
輌管理データの基となるデータベースである。
【0134】評価点・価格算出用データベース19は、
あらかじめ決められた算出方法で計算が行われるリアル
タイム算出用プログラムに対応するデータベースであっ
て、3つのデータベースから構成される。
【0135】第一の評価点・価格算出用データベース
は、車輌評価点算出用データベースである。車輌評価点
算出用データベースは、車輌検査登録による検査結果よ
り評価点を算出する際使用する評価基準マトリックスで
ある。評価基準マトリックスは、中古自動車等のオーク
ション会場によって異なる為、複数の評価基準マトリッ
クスが必要となる。
【0136】第二の評価点・価格算出用データベース
は、車輌評価価格算出用データベースである。車輌評価
価格算出用データベースは、車輌情報、評価点数、相場
情報より評価価格を計算する為の評価価格基準マトリッ
クスである。
【0137】第三の評価点・価格算出用データベース
は、車輌販売価格算出用データベースである。車輌販売
価格算出用データベースは、評価価格を基に該当車種の
標準利益幅により販売価格を計算する為の販売価格基準
マトリックスである。
【0138】ネットワーク接続プログラム8は、ファイ
ル制御プログラム14の要求に従って、通信網10を介
して接続されるモバイルコンピュータ1またはアプリケ
ーションサーバ20とデータの入出力を行う際に制御す
る為のプログラムである。
【0139】アプリケーションサーバ20は、通信網1
0を介して、ファイルサーバ11と電気的に接続され
る。アプリケーションサーバ20は、以下の2つのプロ
グラムと以下の5つのデータベースより構成される。
【0140】第一のプログラムは、定期処理プログラム
23である。定期処理プログラム23は、相場情報およ
び在庫情報を定期的に処理する為に2つのプログラムか
ら構成される。
【0141】第一の定期処理プログラムは、相場情報加
工プログラム23−1である。相場情報加工プログラム
23−1は、入手した中古自動車等のオークション会場
の成約情報を本システムで利用できるフォーマットに変
更するプログラムである。成約情報に、本システム利用
時に必要なデータであって加工前データに不足している
場合は、追加するプログラムである。
【0142】第二の定期処理プログラムは、在庫情報加
工23−2プログラムである。在庫情報加工23−2プ
ログラムは、ファイルサーバ11を介してモバイルコン
ピュータ1より入手される追加在庫情報や、販売によっ
て減少在庫情報を加工するプログラムである。在庫情報
は、変化が激しい上にその数が多く、従って総てのデー
タがフォーマットを満たしているわけでは無い為不足デ
ータの追加等が必要となる。
【0143】第二のプログラムは、ネットワーク接続プ
ログラム8である。ネットワーク接続プログラム8は、
定期処理プログラム23の要求に従って、通信網10を
介して接続されるファイルサーバ11とデータの入出力
を行う際に制御する為のプログラムである。
【0144】また、5つのデータベースは以下の通りで
ある。
【0145】第一のデータベースは、データダウンロー
ドファイル21である。データダウンロードファイル2
1は、販売可能車輌情報データである。販売可能車輌情
報データは、各モバイルコンピュータ1よりファイルサ
ーバ11へダウンロードされた最新の販売可能在庫デー
タを、さらにファイルサーバ11よりアプリケーション
サーバ20へダウンロードしたデータである。
【0146】第二のデータベースは、データアップロー
ドファイル22である。データアップロードファイル2
2は、さらに8つのデータより構成され、ファイルサー
バ11へアップロードするために用意される。
【0147】第一のデータアップロードファイルは、在
庫車輌加工済情報データである。在庫車輌加工済情報デ
ータは、ファイルサーバ11より入手した、販売可能車
輌情報データを在庫情報加工プログラム23−2が加工
したデータである。このデータは、ファイルサーバ11
にアップロードする為に作成される。
【0148】第二のデータアップロードファイルは、最
新車輌部位データである。最新車輌部位データは、検査
結果登録時に、検査結果の対象部位一覧をデータベース
にしたものであり、そのデータの最新のデータである。
【0149】第三のデータアップロードファイルは、最
新車輌状態データである。最新車輌状態データは、車輌
品質検査登録時に各部位に対応して、それら部位で生じ
る可能性のある状態の一覧であって、部位の状態を記録
する為に用いられる最新のデータベースである。
【0150】第四のデータアップロードファイルは、最
新車輌評価用データである。最新車輌評価用データは、
評価対象中古自動車等の評価点を決定する為の各オーク
ション会場に対応した最新の評価基準マトリックスであ
る。
【0151】第五のデータアップロードファイルは、最
新車種選択データである。最新車種選択データは、型式
指定番号、型式、メーカ名、車名、グレード名、ドア形
状、シフト、排気量データであってその最新のデータで
ある。
【0152】第六のデータアップロードファイルは、最
新相場データである。各オークション会場より入手した
成約データを更に相場情報加工プログラム23−1で加
工した最新の成約結果データベースである。メーカ名、
車種名、グレード名、年式、型式、排気量、ドア形状、
シフト、走行距離、色、オークション開催日、オークシ
ョン会場名、装備、評価点数、成約価格が掲載されてい
る。
【0153】第七のデータアップロードファイルは、ウ
ェブページ情報データである。ウェブページ情報データ
は、ウェブページのHTMLファイルを含むウェブペー
ジ情報の最新版である。ウェブページ情報は、例えばオ
ークション会場規定、ニュース速報、車種仕様情報であ
る。
【0154】第八のデータアップロードファイルは、最
新組み込みプログラムデータである。最新組み込みプロ
グラムデータは、モバイルコンピュータ1で使用される
組み込みプログラムの最新プログラムであって、更新さ
れるたびに各モバイルコンピュータへアップロードす
る。
【0155】第三のデータベースは、車種別画像・映像
データベース24である。車種別画像・映像データベー
ス24は、中古自動車等の車種別画像・映像を用意した
データベースである。ファイルサーバ11のウェブペー
ジ上で車種情報と共に画像・映像表示を行う為に使用さ
れる。
【0156】第四のデータベースは、マスター系データ
ベース25である。マスター系データベース25は、以
下の4つのデータベースより構成される。
【0157】第一のマスター系データベースは、最新車
輌部位データである。最新車輌部位データは、検査結果
登録時に、検査結果の対象部位一覧をデータベースにし
たものである。そのデータの最新のデータである。
【0158】第二のマスター系データベースは、最新車
輌状態データである。最新車輌状態データは、車輌品質
検査登録時に各部位に対応して、それら部位で生じる可
能性のある状態の一覧であって、部位の状態を記録する
為に用いられる最新のデータベースである。
【0159】第三のマスター系データベースは、最新車
輌評価用データである。最新車輌評価用データは、評価
対象中古自動車等の評価点を決定する為の各オークショ
ン会場に対応した最新の評価基準マトリックスである。
【0160】第四のマスター系データベースは、最新車
種選択データである。最新車種選択データは、型式指定
番号、型式、メーカ名、車名、グレード名、ドア形状、
シフト、排気量データであってその最新のデータであ
る。
【0161】第五のデータベースは、成約情報データベ
ース26である。成約情報データベース26は、相場情
報の基となる中古自動車等の各オークション会場におけ
る成約データである。
【0162】システム保守コンピュータ27は、通信網
10を介してアプリケーションサーバ20と接続され
る。システム保守コンピュータ27は、以下の2つのプ
ログラムと1つのデータベースから構成される。
【0163】第一のプログラムは、マスター系データメ
ンテナンスプログラム28である。マスター系データメ
ンテナンスプログラム28は、マスター系データベース
を最新のデータに更新する際に使用されるプログラムで
ある。
【0164】第二のプログラムは、ネットワーク接続プ
ログラム8である。ネットワーク接続プログラム8は、
マスター系データメンテナンスプログラム28の要求に
従って、通信網10を介して接続されるアプリケーショ
ンサーバ20とデータの入出力を行う際に制御する為の
プログラムである。
【0165】システム保守コンピュータ27のデータベ
ースは、マスター系データベース29である。マスター
系データベース29は、4つのデータから構成される。
【0166】第一のマスター系データベースは、最新車
輌部位データである。最新車輌部位データは、検査結果
登録時に、検査結果の対象部位一覧をデータベースにし
たものである。そのデータの最新のデータである。
【0167】第二のマスター系データベースは、最新車
輌状態データである。最新車輌状態データは、車輌品質
検査登録時に各部位に対応して、それら部位で生じる可
能性のある状態の一覧であって、部位の状態を記録する
為に用いられる最新のデータベースである。
【0168】第三のマスター系データベースは、最新車
輌評価用データである。最新車輌評価用データは、評価
対象中古自動車等の評価点を決定する為の各オークショ
ン会場に対応した最新の評価基準マトリックスである。
【0169】第四のマスター系データベースは、最新車
種選択データである。最新車種選択データは、型式指定
番号、型式、メーカ名、車名、グレード名、ドア形状、
シフト、排気量データであってその最新のデータであ
る。
【0170】第一の通信方法と第一の記憶装置のタイプ
との組合わせた車輌情報管理システム30の手順は4つ
の手順から構成される。本発明のフローチャートを図7
に示す。
【0171】第一の手順は、検査手順である。検査手順
は、検査員が中古自動車等の検査を実施し、本システム
のモバイルコンピュータ1にその検査結果を登録する手
順である。
【0172】第二の手順は、評価手順である。評価手順
は、登録された検査結果に基づき本システムが評価点を
予め決められた算出方法にしてがって計算する手順であ
る。
【0173】第三の手順は、相場情報に基づく評価価格
決定処理手順である。相場情報に基づく評価価格決定処
理手順は、評価手順で算出された評価点と当該中古自動
車等の相場における最新販売価格を本システムより入手
し、それを元に評価価格を決定する手順である。
【0174】第四の手順は、在庫手順である。在庫手順
は、評価価格決定後、当該評価対象中古自動車等の買い
取りを決定し、在庫車輌情報データベースに登録する手
順である。
【0175】ここでは、以上の手順を前記構成内容およ
び図1と手順図図7を参照して以下に詳細な手順につい
て説明する。 (1)検査手順 モバイルコンピュータ1上の内蔵メモリ2にあるマスタ
ーデータベース3、相場情報データベース4、車輌管理
データベース5、および組み込みプログラム6とを、通
信網10を介して接続されるファイルサーバ11上にあ
るデータアップロードファイル13によって更新する
(KW−0)。
【0176】モバイルコンピュータ1に車輌形状選択画
面(図13)を表示する(KW−1−1)。本画面が検
査時最初の画面となる(KW−1)。
【0177】前記車輌形状選択画面(KW−1−1)よ
り検査対象車輌の形状に合わせて、セダン、ワゴン、ワ
ンボックス、トラック、特殊車輌の中より選択する(K
W−2)。
【0178】マスターデータベース3の車輌部位データ
を参照して車輌品質検査登録画面外装部の車輌品質検査
登録画面外装部(図14)を表示する。マスターデータ
ベース3車輌部位データに車輌の検査対象となる各部位
が登録されている。(KW−3−2)。
【0179】検査車輌外装部を検査し、問題がある場合
は(KW−5)へ、問題が無い場合は(KW−6)を実
施する(KW−4)。
【0180】検査車輌外装部を検査し、問題がある場合
は、登録画面に外装部の車輌状態および不具合・セール
スポイントを状態一覧リストBOX(図15)から部位
の状態を選択する。この時、再びマスターデータベース
3車輌状態データが参照される(KW−5−2)。
【0181】検査対象車輌の外観情報を登録する。外観
を検査することで判断可能なオプション品、エアロパー
ツ類、タイヤの溝の残り具合等を登録する(KW−
6)。
【0182】モバイルコンピュータ1に車輌品質検査登
録画面内装部(図16)を表示する。この時、マスター
データベース3車輌部位データが参照される(KW−7
−2)。
【0183】検査車輌内装部を検査し、問題がある場合
は(KW−9)へ、問題が無い場合は(KW−10)を
実施する(KW−8)。
【0184】検査車輌内装部を検査し、問題がある場合
は、登録画面に内装部の車輌状態および不具合・セール
スポイントを状態一覧リストBOXから部位の状態を選
択し入力する。この時、マスターデータベース3車輌状
態データが参照される(KW−9−2)。
【0185】検査対象車輌の室内情報を登録する。内装
情報を検査することで判断可能な(例えばオプション
品、走行距離数等)(図17)を登録する。この時マス
ター系データベース3の車輌部位データを参照する(K
W−10−2)。
【0186】検査車輌のフレームおよび機関部を検査
し、問題がある場合は(KW−12)へ、問題が無い場
合は(KW−15)を実施する(KW−11)。
【0187】検査車輌のフレームおよび機関部を検査
し、問題がある場合は、モバイルコンピュータ1に車輌
の開閉部を各部にわたり、車輌品質検査登録画面(図1
8)に表示する。この時、マスターデータベース3車輌
状態データが参照される(KW−12−2)。
【0188】登録画面にフレームの状態もしくは機関の
状況・不具合を入力する(KW−13)。
【0189】ボンネット等の開閉部にて開いてわかる社
外品等の登録を行う(KW−14)。
【0190】確認ボタンを選択する(KW−15)。
【0191】モバイルコンピュータ1に車輌品質検査確
認画面(図19)を、表示する(KW−16)。この
時、車輌管理データベース5の評価情報データベースを
参照する(KW−16−1)。
【0192】選択された検査部・検査部位・状態および
不具合(検査員記入)・セールスポイントの確認を行う
(KW−17)。
【0193】検査員の直感に基づく評価点を参考のため
に入力する(検査員のスキルを図る為)(KW−1
8)。 (2)評価手順 車輌品質検査確認画面(図19)より評価リクエストを
実施する(HW−1)。評価プログラム6−2(HW−
1−1)を用いる。このマスターデータベース3上にあ
る評価点算出用データベースを参照する。
【0194】検査メッセージ画面(図20)を表示す
る。車輌評価の点数表示を行う。検査のチェック漏れが
無いかメッセージにて確認する(HW−2−1)。 (3)相場情報に基づく評価価格決定処理手順 モバイルコンピュータ1に相場確認登録画面(図21)
を表示する(SW−1)。
【0195】型式指定番号またはメーカー名・車名を選
択入力する(SW−2)。この時、マスターデータベー
ス3の車種情報データを参照する(SW−2−1)。
【0196】グレードまたは型式を選択入力する(SW
−3)。
【0197】相場情報を絞り込みたい場合は、年式・ド
ア形状・シフト・排気量・走行距離・ボディー色・評価
点を入力する(SW−4)。
【0198】検索ボタンを選択する(SW−5)。
【0199】検索条件に基づき相場検索データベース内
から該当するデータ総てを検索する(SW−6−1)。
この時、相場検索プログラム(6−3)が実施され相場
情報データベース4上の相場データを使用し検索する
(SW−6−2)。
【0200】モバイルコンピュータ1に相場情報確認画
面(図22)を表示する(SW−7)。
【0201】年式・ドア形状・シフト・グレード・型式
・落札価格・会場・開催日のいずれかで並び替えを行
い、情報を的確に確認する(SW−8)。
【0202】評価対象車輌の過去3ヶ月間の相場変動を
見る場合は(SW−10)、見ない場合は(SW−1
2)へ進む(SW−9)。
【0203】グラフボタンを選択する(SW−10)。
【0204】過去3ヶ月間の相場変動グラフ(図23)
を表示する(SW−11)。
【0205】相場情報確認画面上の明細一覧により最も
検査車輌に近い明細を選択する(SW−12)。
【0206】モバイルコンピュータ1に相場詳細確認画
面(図24)を表示する(SW−13)。
【0207】選択された落札車輌の詳細内容を確認する
(SW−14)。
【0208】相場詳細確認画面内の検査員情報内容欄に
検査対象車輌の情報を付加して入力する(SW−1
5)。
【0209】算出ボタンを選択する(SW−16)。
【0210】評価計算、評価価格計算を実行する(SW
−17)。
【0211】モバイルコンピュータ1の相場詳細確認画
面へ計算結果を表示する(SW−18)。
【0212】検査員評価価格・買い取り価格を決定し入
力する(SW−19)。
【0213】登録ボタンを選択して評価対象車輌の情報
を査定情報データベースへ登録する(SW−20)。 (4)在庫手順 当該評価対象中古自動車等の所有車と検査員の間で買い
取りが決定した場合は更に在庫登録を実施する(ZW−
1)。
【0214】検査車輌一覧画面(SW−20−1)より
在庫登録を車輌を選択する(ZW−2)。
【0215】さらに在庫登録を選択する(ZW−3)。
【0216】自店舗在庫登録画面(ZW−4−1)を表
示する(ZW−4)。
【0217】自店舗在庫登録画面(ZW−4−1)へ追
加情報を入力する(ZW−5)。
【0218】在庫とする車輌情報の登録リクエストを車
輌管理データベース5の在庫情報データベースへ要求す
る(ZW−6)。
【0219】自店舗在庫確認画面(ZW−7−1)によ
り登録結果を確認する(ZW−7)。
【0220】本発明の第一の実施例によれば、第一の効
果として検査員は中古自動車を目の前にして検査、評価
が可能となった。すなわち、紙等の媒体使用時に比べ、
誤記、誤入力が削減できる。
【0221】第二の効果として、媒体への入力作業が1
段階削減されることによる検査の高速化が進み、また工
数の削減によるコストの削減がなされる。さらに、中古
自動車を目の前にしてより正確な評価価格が決定できる
ため、中古自動車の所有者に対してより早く結果を連絡
することが可能となる。このことにより、顧客満足度を
高めることができる。
【0222】第三の効果として、評価価格の決定に相場
情報を加味できるために既存のデータベースでは実現不
可能な正確な評価価格の予想が可能となった。すなわ
ち、中古自動車の販売者と購入者の双方にとって適正な
価格の決定が可能となる。
【0223】第四の効果として、評価プロセスが本シス
テムに内蔵された、検査および評価であるため、評価の
基準が統一される。
【0224】第五の効果として、本発明の第一の実施例
によれば、使用開始時に通信網を介して内蔵された記憶
装置に相場情報等がダウンロードされるため、オークシ
ョン会場等での出品評価データを使用する等、正確に相
場情報を参照できる。
【0225】第六の効果として、中古自動車等の評価時
に、内蔵される記憶装置を使用するため、通信網を介す
る方法と比較して相場価格の高速検索可能である。
【0226】第七の効果として、検査機能、評価機能、
および相場情報検索機能を実現するために必要なすべて
のプログラムおよびデータをサーバからダウンロードす
ることにより、移動携帯端末単体で、車輌情報管理シス
テムの機能を実現可能である。
【0227】第八の効果として、モバイルコンピュータ
1に予め内蔵されている記憶装置、例えば内蔵型不揮発
性メモリや、SRAM、DRAM等の各種RAMや、E
PROM、EEPROM等の各種ROM(但しマスクプ
ログラマブルROMを除く)を使用するのみで、他のオ
プションとしての記憶装置を一切必要としないので、市
販のモバイルコンピュータにおいてその記憶容量が十分
なものを選択すれば他の記憶装置を追加して使用する必
要がない。さらに、不慣れなモバイルコンピュータ使用
者にとって、モバイルコンピュータを操作することのみ
必要となり、数多くの不揮発性記憶装置の操作および管
理が一切不要となるため、モバイルコンピュータの使用
者にとって非常に便利である。
【0228】
【実施例2】本発明の第一の通信方法と第二の記憶装置
のタイプとの組合わせた車輌情報管理システムについ
て、以下実施例2をその装置および方法につき図面を参
照して説明する。本発明の構成図を図2に示す。
【0229】本発明の第二の実施例は、第一の実施例と
比較した場合、車輌情報管理システムの構成・作用・効
果の相違点についてのみ以下に説明を行うが、同一部分
に付いてはその説明を省略する。
【0230】本実施例と第一の実施例との構成上の相違
点は、モバイルコンピュータ1の記憶手段の構成であ
る。第一の実施例においては、記憶手段はモバイルコン
ピュータ1は、内蔵されている記憶装置2のみから構成
したが、本実施例においては記憶手段は、内蔵される記
憶装置値に加え、取り外し可能なオプションとしての不
揮発性メモリ(例えばフラッシュカード)2−1、を使
用することである。その他のモバイルコンピュータ内の
構成やサーバ内の構成および本システムの構成は、基本
的に同じである。取り外し可能な不揮発性メモリ2−1
は、具体的には、マスターデータベース3、相場情報デ
ータベース4、車輌管理データベース5、および組み込
みプログラム6とから構成される。この不揮発性メモリ
2−1内に記憶される内部データおよびプログラムは、
モバイルコンピュータの使用者がファイルサーバにアク
セスし、通信網を介し最新のデータあるいは、訂正後の
プログラムを不揮発性メモリ内にダウンロードすること
で書き換え可能である。この場合、サーバ管理者は、サ
ーバのみのデータ更新およびプログラム訂正等の管理を
おこなえば良く、モバイルコンピュータの管理は不要と
なる。
【0231】本実施例と第一の実施例との作用上の相違
点は、取り外し可能なオプションとしての不揮発性メモ
リ(例えばフラッシュカード)2−1が加わったこと起
因するのみなので、本システムを使用する際の本質的に
はない。
【0232】本実施例と第一の実施例との作用上の相違
点は、取り外し可能なオプションとしての不揮発性メモ
リ(例えばフラッシュカード)2−1が加わったこと起
因するのみなので、本質的には実施例2で得られる効果
と同じ効果が得られる。
【0233】不揮発性メモリが加わったことにより、新
たに得られる効果としては、モバイルコンピュータに内
蔵されている記憶装置の容量に対する条件が、上記第一
の記憶装置のタイプと比較して緩和されると共に、記憶
装置に対する負荷が低減される。このことは、逆を言え
ば、本システムで必要となるプログラムやデータの量が
増え、モバイルコンピュータのトータル記憶容量に対す
る負荷が増大しても取り外し可能なオプションとしての
不揮発性メモリの容量を増大することで対応可能であ
る。更に、通信網を介しサーバとアクセスすることで、
取り外し可能なオプションとしての不揮発性メモリ内の
データやプログラム等を書き換え可能に構成することで
リアルタイムにデータの更新が可能となり、更にプログ
ラムを将来変更する場合にもシステム管理者は、サーバ
内に記憶されているプログラムを変更するのみで本シス
テムを管理出来、全てのモバイルコンピュータから不揮
発性メモリを回収して再度配布する必要がなくなり、従
ってシステム管理者にとって便利である。
【0234】
【実施例3】本発明の第一の通信方法と第三の記憶装置
のタイプとの組合わせた車輌情報管理システムについ
て、以下実施例3をその装置および方法につき図面を参
照して説明する。本発明の構成図を図3に示す。
【0235】本発明の第三の実施例は、第二の実施例と
比較した場合、車輌情報管理システムの構成・作用・効
果の相違点についてのみ以下に説明を行うが、同一部分
に付いてはその説明を省略する。
【0236】本実施例と第二の実施例との構成上の相違
点は、以下の2点である。
【0237】第一点が第二の実施例においては、通信網
とファイルサーバとアプリケーションサーバから構成さ
れたが、本実施例においては、不揮発性メモリ装置、ア
プリケーションサーバから構成されることである。
【0238】第二点が、モバイルコンピュータ内の構成
である。
【0239】その他システム保守コンピュータの構成お
よび本システムの構成は、基本的に同じである。
【0240】本実施例で、モバイルコンピュータ1は、
不揮発性メモリ書き込み装置を介してアプリケーション
サーバとデータの入出力をおこなう。また、モバイルコ
ンピュータ内は不揮発性メモリから構成される。
【0241】本実施例と第二の実施例との作用上の相違
点は、検査工程においてデータの更新方法である。本実
施例のデータの更新方法は、不揮発性メモリを利用する
事である。予めデータを更新した不揮発性メモリをモバ
イルコンピュータに取り付けることにより、データが更
新されるため、通信網を利用したデータ更新に比較し、
モバイルコンピュータ使用者の負担が低減される。
【0242】本実施例と第一の実施例との作用上の相違
点は、モバイルコンピュータ1とアプリケーションサー
バ20のデータの入出力方法が、不揮発性メモリとなっ
たこと起因するのみなので、本質的には実施例2で得ら
れる効果と同じ効果が得られる。不揮発性メモリが加わ
ったことにより、新たに得られる効果としては、取り外
し可能なオプションとしての不揮発性メモリ内のデータ
やプログラム等を書き換を、不揮発性メモリを回収して
データやプログラム等を書き換えた後再度配布するの
で、モバイルコンピュータ1の使用者は、通信網を介し
サーバとアクセスしてデータやプログラム等を書き換え
を行う必要が無く、このような操作に不慣れなモバイル
コンピュータ1の使用者にとっては、第二の実施例に比
べて、本実施例の方が操作が簡便で便利である。
【0243】
【実施例4】本発明の第二の通信方法と第一の記憶装置
のタイプとの組合わせた車輌情報管理システムについ
て、以下実施例4をその装置および方法につき図面を参
照して説明する。本発明の構成図を図4、フローチャー
トを図11に示す。
【0244】本発明の実施例4は、実施例1と比較した
場合、車輌情報管理システムの構成・作用・効果の相違
点についてのみ以下に説明を行うが、同一部分に付いて
はその説明を省略する。
【0245】本実施例と実施例1との構成上の相違点
は、モバイルコンピュータ1内の組み込み用プログラム
6において、実施例1では評価プログラム6−2、相場
検索プログラム6−3が存在するが、本実施例において
は存在しない。本プログラムが存在しないことにより、
新たに得られる効果としては、モバイルコンピュータ1
に記憶されるべくデータの量およびプログラムが必要と
する必要最低記憶容量が低減出来るため、モバイルコン
ピュータ1の記憶容量に対する条件が緩和されると共
に、記憶装置に対する負荷が低減される。
【0246】本実施例と第一の実施例との作用上の相違
点は、本実施例においては検査結果を、評価を目的とし
た計算条件としてモバイルコンピュータ1に入力し、相
場情報の検索条件のみを予め内蔵されたプログラムによ
りモバイルコンピュータ1から入力し、これらの条件に
従いサーバに評価点を計算させ、その計算結果を返信さ
せると共に相場条件に従い検索した結果をモバイルコン
ピュータ1に返信させる通信方法であるのに対して、実
施例1ではモバイルコンピュータ1単体で実施するた
め、評価点計算および相場条件検索をモバイルコンピュ
ータ1で実施する点である。
【0247】上記計算、検索をサーバで実施することに
より、新たに得られる効果としては、実施例1と比較し
て、モバイルコンピュータ1に記憶されるべくデータの
量およびプログラムが必要とする必要最低記憶容量が低
減出来るため、モバイルコンピュータ1の記憶容量に対
する条件が緩和されると共に、記憶装置に対する負荷が
低減される。
【0248】更に、モバイルコンピュータ1は、相場情
報データベースを有する必要がないのでデータが必要と
する必要最低記憶容量が低減出来るため、モバイルコン
ピュータ1の記憶容量に対する条件が緩和されると共
に、記憶装置に対する負荷が低減される。
【0249】
【実施例5】本発明の第二の通信方法と第二の記憶装置
のタイプとの組合わせた車輌情報管理システムについ
て、以下実施例5をその装置および方法につき図面を参
照して説明する。本発明の構成図を図5、フローチャー
トを図12に示す。
【0250】本発明の実施例5は、実施例4と比較した
場合、車輌情報管理システムの構成・作用・効果の相違
点についてのみ以下に説明を行うが、同一部分に付いて
はその説明を省略する。
【0251】本実施例と実施例4との構成上の相違点
は、モバイルコンピュータ1の記憶手段の構成である。
実施例に4おいては、記憶手段はモバイルコンピュータ
1は、内蔵されている記憶装置2のみから構成したが、
本実施例においては記憶手段は、内蔵される記憶装置値
に加え、取り外し可能なオプションとしての不揮発性メ
モリ(例えばフラッシュカード)2−1、を使用するこ
とである。その他のモバイルコンピュータ内の構成やサ
ーバ内の構成および本システムの構成は、基本的に同じ
である。取り外し可能な不揮発性メモリ2−1は、具体
的には、マスターデータベース3、および組み込みプロ
グラム6とから構成される。この不揮発性メモリ2−1
内に記憶される内部データおよびプログラムは、モバイ
ルコンピュータの使用者がファイルサーバにアクセス
し、通信網を介し最新のデータあるいは、訂正後のプロ
グラムを不揮発性メモリ内にダウンロードすることで書
き換え可能である。この場合、サーバ管理者は、サーバ
のみのデータ更新およびプログラム訂正等の管理をおこ
なえば良く、モバイルコンピュータの管理は不要とな
る。
【0252】本実施例と第一の実施例との作用上の相違
点は、取り外し可能なオプションとしての不揮発性メモ
リ(例えばフラッシュカード)2−1が加わったこと起
因するのみなので、本システムを使用する際の本質的に
はない。
【0253】本実施例と第一の実施例との作用上の相違
点は、取り外し可能なオプションとしての不揮発性メモ
リ(例えばフラッシュカード)2−1が加わったこと起
因するのみなので、本質的には実施例4で得られる効果
と同じ効果が得られる。
【0254】不揮発性メモリが加わったことにより、新
たに得られる効果としては、モバイルコンピュータに内
蔵されている記憶装置の容量に対する条件が、上記第一
の記憶装置のタイプと比較して緩和されると共に、記憶
装置に対する負荷が低減される。このことは、逆を言え
ば、本システムで必要となるプログラムやデータの量が
増え、モバイルコンピュータのトータル記憶容量に対す
る負荷が増大しても取り外し可能なオプションとしての
不揮発性メモリの容量を増大することで対応可能であ
る。更に、通信網を介しサーバとアクセスすることで、
取り外し可能なオプションとしての不揮発性メモリ内の
データやプログラム等を書き換え可能に構成することで
リアルタイムにデータの更新が可能となり、更にプログ
ラムを将来変更する場合にもシステム管理者は、サーバ
内に記憶されているプログラムを変更するのみで本シス
テムを管理出来、全てのモバイルコンピュータから不揮
発性メモリを回収して再度配布する必要がなくなり、従
ってシステム管理者にとって便利である。
【0255】
【実施例6】本発明の第三の通信方法と第一の記憶装置
のタイプとの組合わせた車輌情報管理システムについ
て、以下実施例6をその装置および方法につき図面を参
照して説明する。本発明の構成図を図6、フローチャー
トを図13に示す。
【0256】本発明の実施例6は、実施例4と比較した
場合、車輌情報管理システムの構成・作用・効果の相違
点についてのみ以下に説明を行うが、同一部分に付いて
はその説明を省略する。
【0257】本実施例と実施例4との構成上の相違点
は、組み込みプログラム6の構成である。実施例4にお
いて、検査用プログラム6−1は、および付随するデー
タは、モバイルコンピュータ1に存在するのに対して、
本実施例においてはウェブ表示プログラム31のみが存
在している。その他のモバイルコンピュータ内の構成や
システム保守コンピュータ内の構成および本システムの
構成は、基本的に同じである。ウェブ表示プログラム3
1は、具体的には、ファイルサーバに存在するウェブペ
ージを表示し、ファイルサーバ内プログラムへ実行命令
を伝達する際に使用される。ウェブプログラムで、検
査、評価、相場プロセスを実行するため、モバイルコン
ピュータ1には、検査、評価、相場プロセスに関するプ
ログラム、データベースを一切必要としない為、上記検
査、評価、相場プロセスをウェブプログラムで実施する
ことにより、新たに得られる効果としては、実施例4と
比較して、モバイルコンピュータ1に記憶されるべくデ
ータの量およびプログラムが必要とする必要最低記憶容
量が低減出来るため、モバイルコンピュータ1の記憶容
量に対する条件が緩和されると共に、記憶装置に対する
負荷が低減される。
【0258】本実施例と実施例4との作用上の相違点
は、ウェブ上で全プロセスを実行することになる。ただ
し、全プロセスが通信網10を介してファイルサーバ上
で、実行されることを除けば、プロセスの順番と内容に
変更はない。
【0259】本実施例と実施例4との作用上の相違点
は、ファイルサーバ20ウェブページを表示可能なウェ
ブ表示プログラム31が加わったこと起因するのみなの
で、本質的には実施例4で得られる効果と同じ効果が得
られる。ウェブ表示プログラム31が加わったことによ
り、新たに得られる効果としては、市販の各種移動携帯
端末をそのまま使用することが出来る。さらに、システ
ム管理がサーバを管理することのみ必要となり、数多く
の移動携帯端末の管理が一切不要となるため、システム
管理側にとって非常に便利である。
【0260】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、検査
員は中古自動車を目の前にして検査、評価が可能となっ
た。すなわち、紙等の媒体使用時に比べ、誤記、誤入力
が削減できる。また、媒体への入力作業が1段階削減さ
れることによる検査の高速化が進み、また工数の削減に
よるコストの削減がなされる。さらに、中古自動車を目
の前にしてより正確な評価価格が決定できるため、中古
自動車の所有者に対してより早く結果を連絡することが
可能となる。このことにより、顧客満足度を高めること
ができる。
【0261】また、評価価格の決定に相場情報を加味で
きるために既存のデータベースでは実現不可能な正確な
評価価格の予想が可能となった。すなわち、中古自動車
の販売者と購入者の双方にとって適正な価格の決定が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明に係る車輌情報管理システムの全体構
成図である。
【図1B】図1Aの分図である。
【図1C】図1Aの分図である。
【図2A】本発明の実施例2に係る車輌情報管理システ
ムの全体構成図である。
【図2B】図2Aの分図である。
【図2C】図2Aの分図である。
【図3A】本発明の実施例3に係る車輌情報管理システ
ムの全体構成図である。
【図3B】図3Aの分図である。
【図4A】本発明の実施例4に係る車輌情報管理システ
ムの全体構成図である。
【図4B】図4Aの分図である。
【図4C】図4Aの分図である。
【図5A】本発明の実施例5に係る車輌情報管理システ
ムの全体構成図である。
【図5B】図5Aの分図である。
【図5C】図5Aの分図である。
【図6A】本発明の実施例6に係る車輌情報管理システ
ムの全体構成図である。
【図6B】図6Aの分図である。
【図6C】図6Aの分図である。
【図7A】本発明に係る車輌情報管理システムのフロー
チャートである。
【図7B】図7Aの分図である。
【図7C】図7Aの分図である。
【図7D】図7Aの分図である。
【図8A】本発明実施例2に係る車輌情報管理システム
のフローチャートである。
【図8B】図8Aの分図である。
【図8C】図8Aの分図である。
【図8D】図8Aの分図である。
【図9A】本発明実施例3に係る車輌情報管理システム
のフローチャートである。
【図9B】図9Aの分図である。
【図9C】図9Aの分図である。
【図9D】図9Aの分図である。
【図10A】本発明実施例4に係る車輌情報管理システ
ムのフローチャートである。
【図10B】図10Aの分図である。
【図10C】図10Aの分図である。
【図10D】図10Aの分図である。
【図11A】本発明実施例5に係る車輌情報管理システ
ムのフローチャートである。
【図11B】図11Aの分図である。
【図11C】図11Aの分図である。
【図11D】図11Aの分図である。
【図12A】本発明実施例6に係る車輌情報管理システ
ムのフローチャートである。
【図12B】図12Aの分図である。
【図12C】図12Aの分図である。
【図12D】図12Aの分図である。
【図13】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの車輌形状選択画面を示
す説明図である。
【図14】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの車輌品質検査登録画面
外装部を示す説明図である。
【図15】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの外装部の車輌状態およ
び不具合・セールスポイントの状態一覧リストBOXを
示す説明図である。
【図16】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの車輌品質検査登録画面
内装部を示す説明図である。
【図17】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの車輌品質検査登録画面
内装部上に表示された走行距離数を示す説明図である。
【図18】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの車輌品質検査登録画面
を示す説明図である。
【図19】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの車輌品質検査確認画面
を示す説明図である。
【図20】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの検査メッセージ画面を
示す説明図である。
【図21】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの相場確認登録画面を示
す説明図である。
【図22】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの相場情報確認画面を示
す説明図である。
【図23】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの相場変動グラフ画面を
示す説明図である。
【図24】本発明に係る車輌情報管理システムにおいて
使用するモバイルコンピュータの相場詳細確認画面を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ...モバイルコンピュータ 2 ...内蔵メモリ(媒体) 2−2 ...不揮発性メモリ(媒体) 3 ...マスター系のデータベース ・ 車輌部位データベース ・ 車輌状態データベース ・ 評価点算出用データベース ・ 車種選択データベース 4 ...相場情報データベース 5 ...車輌管理データベース ・ 評価情報データベース ・ 在庫情報データベース 6 ...モバイルコンピュータ組み込みプログラ
ム 6−1 ...車輌検査プログラム 6−2 ...車輌評価プログラム 6−3 ...相場検索プログラム 6−4 ...評価車輌・在庫車輌管理プログラム 6−5 ...利益・損益計算プログラム 6−6 ...オークション会場規約・車情報ニュース
参照プログラム 6−7 ...データ保守プログラム 7 ...CPU 8 ...ネットワーク接続プログラム 9 ...通信接続機器 ・ 携帯電話 ・ PHS ・ 公衆回線電話 ・ ISDN回線電話 ・ 専用線機器 ・ コンピュータ 10 ...通信網 10−1...インターネット接続業者 10−2...WAN・LAN 10−3...インターネット網 11 ...ファイルサーバー 12 ...データダウンロードファイル ・ 査定車輌情報データ ・ 在庫車輌情報データ ・ 車輌状態・状況情報データ 13 ...データアップロードファイル ・ 最新車輌部位データ ・ 最新車輌状態データ ・ 最新車輌評価用データ ・ 最新車種選択データ ・ 最新相場データ ・ リアルプログラム算出結果データ ・ 査定車輌情報データ ・ 在庫車輌情報データ ・ Webページ情報データ ・ 最新組み込みプログラムデータ 14 ...ファイル制御プログラム 14−1...評価車輌・在庫車輌管理プログラム 14−2...Webページプログラム 15 ...リアルタイム算出用プログラム 15−1...車輌評価点数算出プログラム 15−2...車輌評価価格算出プログラム 15−3...車輌販売価格算出プログラム 16 ...車輌販売情報データベース 17 ...ダウンロードデータ蓄積データベース 18 ...査定車輌・在庫車輌管理データベース 19 ...評価点・価格算出用データベース ・ 車輌評価点算出用データベース ・ 車輌評価価格算出用データベース ・ 車輌販売価格算出用データベース 20 ...アプリケーションサーバ 21 ...データダウンロードファイル ・ 販売可能車輌情報データ 22 ...データアップロードファイル ・ 在庫車輌加工済情報データ ・ 最新車輌部位データ ・ 最新車輌状態データ ・ 最新車輌評価用データ ・ 最新車種選択データ ・ 最新相場データ ・ リアルプログラム算出結果データ ・ Webページ情報データ ・ 最新組み込みプログラムデータ 23 ...定期処理プログラム 23−1...相場情報加工プログラム 23−2...在庫情報加工プログラム 24 ...車種別画像・映像データベース 25 ...マスター系データベース ・ 最新車輌部位データ ・ 最新車輌状態データ ・ 最新車輌評価用データ ・ 最新車種選択データ 26 ...成約情報データベース 27 ...システム保守コンピュータ 28 ...マスター系データメンテナンスプログラ
ム 29 ...マスターデータベース 30 ...車輌情報管理システム KW−0モバイルコンピュータ1を通信網10を介して
ファイルサーバ20と接続 KW−1モバイルコンピュータ1に車輌形状選択画面を
表示 KW−1−1車輌形状選択画面 KW−2検査車輌に合わせた形状を選択 KW−3モバイルコンピュータ1に車輌品質検査登録画
面外装部を表示 KW−3−1車輌品質検査登録画面外装部 KW−3−2データアップロードファイル13最新車両
部位データ KW−4検査車輌外装部を検査何か問題があるか? KW−5登録画面に外装部の車輌状態及び不具合・セー
ルスポイントを入力 KW−5−1状態一覧リストBOX KW−5−2データアップロードファイル13最新車両
状態データ KW−6検査車輌の外観情報の登録 KW−7モバイルコンピュータ1に車輌品質検査登録画
面内装部を表示 KW−7−1車輌品質検査登録画面内装部 KW−7−2データアップロードファイル13最新車両
部位データ KW−8検査車輌内装部を検査何か問題があるか? KW−9登録画面に内装部の車輌状態及び不具合・セー
ルスポイントを入力 KW−9−1状態一覧リストBOX KW−9−2データアップロードファイル最新車両状態
データ KW−10検査車輌の室内情報の登録 KW−10−1車輌品質検査登録画面開閉部 KW−10−2データアップロードファイル最新車両部
位データ KW−11検査車輌のフレーム及び機関部を検査何か問
題があるか? KW−12モバイルコンピュータ1に車輌の開閉部を各
部に渡り車輌品質検査登録画面に表示 KW−12−1状態一覧リストBOX KW−12−2データアップロードファイル13最新車
両状態データ KW−13登録画面にフレームの状態もしくは機関の状
況・不具合を入力 KW−14ボンネット等の開閉部にて開いて分かる社外
品等の登録 KW−15確認ボタンの選択 KW−16モバイルコンピュータ1に車輌品質検査確認
画面を表示 KW−16−1車輌品質検査確認画面 KW−16−2データダウンロードファイル12査定車
両情報データ一時メモリ KW−17選択された検査部・検査部位・状態及び不具
合(検査員記入)・セールスポイントの再確認 KW−18検査員の直感に基づく評価点を参考の為に入
力 HW−1車輌品質検査画面より評価のリクエスト HW−1−1車輌評価算出機能 HW−2車輌評価の点数表示検査のチェック洩れがない
かメッセージにて確認 HW−2−1評価結果確認相場確認登録画面 SW−1モバイルコンピュータ1に相場確認登録画面を
表示 SW−1−1相場確認登録画面 SW−2型式指定番号またはメーカー名・者名を選択入
力 SW−2−1データアップロードファイル車種情報デー
タ SW−3グレードまたは型式を選択入力 SW−4相場情報を絞り込みたい場合は、年式・ドア形
状・シフト・排気量・走行距離・ボディ色・評価点を入
力 SW−5検索ボタンの選択 SW−6検索条件に基づき相場検索データベース内から
該当するデータ全てを検索 SW−6−1相場データ検索集約機能 SW−7モバイルコンピュタ1に相場情報確認画面を表
示 SW−7−1相場情報確認画面 SW−8年式・ドア形状・シフト・グレード・型式・落
札価格・会場・開催日の何れかで並び替えを行い情報を
適格に確認 SW−9評価対象車輌の過去3ヶ月間の相場変動が見た
いか? SW−10グラフボタンの選択 SW−11過去3ヶ月間の相場変動グラフを表示 SW−11−1相場変動グラフ SW−12相場情報確認画面上の明細一覧より一番検査
車輌に近い明細を選択 SW−13モバイルコンピュータ1に相場詳細確認画面
を表示 SW−13−1相場詳細確認画面 SW−14選択された落札車輌の詳細内容を確認 SW−14−1相場詳細確認画面 SW−15相場詳細確認画面内の検査員情報内容欄に検
査対象車輌の情報を入力 SW−16算出ボタンの選択 SW−17評価計算、評価価格計算 SW−18モバイルコンピュータ1の相場詳細確認画面
へ計算結果を表示 SW−19検査員評価価格・買取価格を決定入力 SW−20登録ボタンを選択して評価対象車輌の情報を
査定情報データベースへ登録 SW−20―1検査車輌一覧画面 ZW−1検査車輌買取決定 ZW−2検査車輌一覧画面より在庫登録をする車輌を選
択 ZW−3在庫の登録を選択 ZW−4自店舗在庫登録画面を表示 ZW−4−1自店舗在庫登録画面 ZW−5自店舗在庫登録画面へ追加情報を入力 ZW−6在庫とする車輌情報の登録リクエスト ZW−7自店舗在庫の登録確認画面表示 ZW−7−1自店舗在庫確認画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA06 BB16 CC00 CC11 DD05 EE01 EE05 FF03 FF09 GG03 GG04 GG07 GG09

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末と、通信網と、移動端末に対し
    通信網を介して接続され得るサーバとからなる車輛情報
    管理システムにおいて、 前記サーバは、評価対象車輛の車輌状態をデータとして
    入力するための検査プログラムと、入力された車輌状態
    に関するデータを基にあらかじめ決められた第一の算出
    方法に従って評価点を計算するための評価プログラム
    と、評価対象車輛に関する相場情報を検索する車輌相場
    情報検索プログラムと、少なくとも車輌相場情報を含む
    データを蓄積するデータベースとを内蔵し、一方、前記
    移動端末は、前記サーバから前記通信網および/または
    記憶媒体を介して取り込んだ前記検査プログラムと、前
    記評価プログラムと、前記車輌相場情報検索プログラム
    と、前記データベース内のデータとを記憶するための記
    憶手段を有することで、前記移動端末単体で評価対象車
    輌の検査および評価を行うとともに、既にサーバから入
    手した相場情報に基づき評価価格を決定することを可能
    にしたことを特徴とする車輛情報管理システム。
  2. 【請求項2】 移動端末と、通信網と、移動端末に対し
    通信網を介して接続され得るサーバとからなる車輛情報
    管理システムにおいて、 前記移動端末は、評価対象車輛の車輌状態をデータとし
    て入力するための検査プログラムを内蔵し、入力した車
    輌状態データを評価点計算条件として前記通信網を介し
    て前記サーバへ転送する機能を有するとともに、車輌相
    場情報検索条件を入力し、前記サーバへ転送する機能を
    有し、一方、前記サーバは、前記移動端末から転送され
    た評価点計算条件を基にあらかじめ決められた第一の算
    出方法に従って評価点を計算するための評価プログラム
    を内蔵し、計算した評価点を前記通信網を介して、前記
    移動端末へ転送する機能を有するとともに、評価対象車
    輛に関する相場情報を検索する車輌相場情報検索プログ
    ラムと、少なくとも車輌相場情報を含むデータを蓄積す
    るデータベースとを内蔵し、前記移動端末から転送され
    た車輌相場情報検索条件を基に、評価対象車輛に関する
    相場情報を検索する車輌相場情報検索プログラムを内蔵
    し、さらに検索結果を前記移動端末へ転送する機能を有
    することで、 前記移動端末は、前記サーバ内に内蔵されたプログラム
    およびデータベースを利用して、評価対象車輌の検査お
    よび評価を行うとともに、相場情報に基づき評価価格を
    決定することを可能にしたことを特徴とする車輛情報管
    理システム。
  3. 【請求項3】 移動端末と、通信網と、移動端末に対し
    通信網を介して接続され得るウェブサーバとからなる車
    輛情報管理システムにおいて、 前記ウェブサーバは、ウェブページを介して実行され得
    る評価対象車輛の車輌状態をデータとして入力するため
    の検査プログラムと、ウェブページを介して実行され得
    る入力された車輌状態に関するデータを基にあらかじめ
    決められた第一の算出方法に従って評価点を計算するた
    めの評価プログラムと、ウェブページを介して実行され
    得る評価対象車輛に関する相場情報を検索する車輌相場
    情報検索プログラムと、少なくとも車輌相場情報を含む
    データを蓄積するデータベースとを内蔵し、一方、前記
    移動端末は、前記ウェブサーバのウェブページにアクセ
    スする機能と、前記サーバ内の前記検査プログラムと前
    記評価プログラムと前記車輌相場情報検索プログラムと
    を実行させるための命令を与える機能とを有すること
    で、 前記移動端末には、車輛情報管理システムに関する一切
    の固有プログラムおよび固有データを保有すること無く
    ウェブサーバ上で評価対象車輌の検査および評価を行う
    とともに、ウェブサーバ上の相場情報に基づき評価価格
    を決定することを可能にしたことを特徴とする車輛情報
    管理システム。
  4. 【請求項4】 前記検査プログラムは、少なくとも車輌
    の4大要素である外装・内装・下廻り・エンジン等機構
    部位をおのおの個別に検査することにより得られる、事
    故に起因する車輌損傷に関するデータを登録する画面を
    表示する機能を有し、前記画面に基づき事故に起因する
    車輌損傷状態を含む車輌状態を入力する検査登録プログ
    ラムおよび車輌品質検査確認画面を表示する機能を有
    し、入力結果が完了したことを確認する検査確認プログ
    ラムからなることを特徴とする請求項1、2および3の
    いずれかに記載の車輛情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記評価プログラムは、車輌品質検査確
    認の画面を表示する機能を有し、あらかじめ決められた
    第一の算出方法に従って評価点の計算を行う第一の評価
    サブプログラムと、検査確認メッセージ画面を表示する
    機能を有し、評価点を表示する第二の評価サブプログラ
    ムとからなることを特徴とする請求項1、2および3の
    いずれかに記載の車輛情報管理システム。
  6. 【請求項6】 前記車輌相場情報検索プログラムは、相
    場確認登録画面を表示する機能を有し、検索条件を入力
    する第一の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場情
    報確認画面を表示する機能を有し、検索結果を確認する
    第二の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場詳細確
    認画面を表示する機能を有し、相場検索の詳細結果を確
    認し評価価格を表示する機能を有する第三の車輌相場情
    報検索サブプログラムとからなることを特徴とする請求
    項1、2および3のいずれかに記載の車輛情報管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記移動端末は、コンピュータ本体と、
    入力装置と、表示装置とが一体に構成されたモバイルコ
    ンピュータからなることを特徴とする請求項1、2およ
    び3のいずれかに記載の車輛情報管理システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、少なくとも記憶装置に記
    憶されている車輛に関する相場情報を、前記移動端末へ
    新たに書き込みおよび書き換え可能に構成することを特
    徴とする請求項1、2および3のいずれかに記載の車輛
    情報管理システム。
  9. 【請求項9】 前記移動端末は、車輛情報および相場情
    報に関する少なくとも1つデータを記憶するための記憶
    装置を有することを特徴とする請求項1、2および3の
    いずれかに記載の車輛情報管理システム。
  10. 【請求項10】 前記記憶装置は、前記移動端末に装着
    された状態で前記通信網を介してデータの書換を可能に
    したことを特徴とする請求項9記載の車輛情報管理シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記移動端末は、評価対象車輛の車輌
    状態情報をデータとして入力する際に評価対象車輛に付
    されておりかつ内部あるいは表面上に情報を有する情報
    媒体を介して評価対象車輛の車輌状態情報を入力するこ
    とが可能であることを特徴とする請求項1、2および3
    のいずれかに記載の車輛情報管理システム。
  12. 【請求項12】 前記情報媒体は、電子的、磁気的、電
    磁的および光学的手段の少なくともいずれか一つの手段
    により、少なくとも読み込み可能な情報媒体からなるこ
    とを特徴とする請求項11記載の車輌情報管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記情報媒体は、更に書き込み可能な
    情報媒体でなることを特徴とする請求項12記載の車輌
    情報管理システム。
  14. 【請求項14】 前記車輌状態情報は、少なくとも評価
    対象車輛の初期情報を含むことを特徴とする請求項1
    1,12および13のいずれかに記載の車輛情報管理シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記車輌状態情報は、更に評価対象車
    輛の履歴情報を含むことを特徴とする請求項14記載の
    車輛情報管理システム。
  16. 【請求項16】 前記データベースは、車輌相場情報に
    加え、車両部位データ、車両状態データ、評価点計算用
    データ、および相場検索用車種データの内、少なくとも
    いずれか1つを更に蓄積することを特徴とする請求項
    1、2、および3のいずれかに記載の車輛情報管理シス
    テム。
  17. 【請求項17】 サーバに対し通信網を介して接続さ
    れ、コピュータプログラムおよび/またはデータを取り
    込むことを可能に構成した車輛情報管理用移動端末であ
    って、 前記移動端末は、前記サーバから前記通信網および/ま
    たは記憶媒体を介して取り込んだ、評価対象車輛の車輌
    状態をデータとして入力するための検査プログラムと、
    入力された車輌状態に関するデータを基にあらかじめ決
    められた第一の算出方法に従って評価点を計算するため
    の評価プログラムと、評価対象車輛に関する相場情報を
    検索する車輌相場情報検索プログラムと、少なくとも車
    輌相場情報を含むデータを蓄積するデータベース内のデ
    ータとを記憶するための記憶手段を有することで、前記
    移動端末単体で評価対象車輌の検査および評価を行うと
    ともに、既にサーバから入手した相場情報に基づき評価
    価格を決定することを可能にしたことを特徴とする車輛
    情報管理用移動端末。
  18. 【請求項18】 サーバに対し通信網を介して接続さ
    れ、コピュータプログラムおよび/またはデータを取り
    込むことを可能に構成した車輛情報管理用移動端末であ
    って、 前記移動端末は、評価対象車輛の車輌状態をデータとし
    て入力するための検査プログラムを内蔵し、入力した車
    輌状態データを評価点計算条件として前記通信網を介し
    て前記サーバへ転送する機能を有するとともに、車輌相
    場情報検索条件を入力し、前記サーバへ転送する機能を
    し、 前記サーバが、前記移動端末から転送された評価点計算
    条件を基にあらかじめ決められた第一の算出方法に従っ
    て評価点を計算するための評価プログラムにより計算し
    た評価点を前記通信網を介して受信するとともに、評価
    対象車輛に関する相場情報を検索する車輌相場情報検索
    プログラムに従って少なくとも車輌相場情報を含むデー
    タを蓄積するデータベースに蓄積されたデータを利用
    し、前記移動端末から転送された車輌相場情報検索条件
    を基に、評価対象車輛に関する相場情報を検索した検索
    結果を前記通信網を介して受信することで、 前記移動端末は、前記サーバ内に内蔵されたプログラム
    およびデータベースを利用して、評価対象車輌の検査お
    よび評価を行うとともに、相場情報に基づき評価価格を
    決定することを可能にしたことを特徴とする車輛情報管
    理用移動端末。
  19. 【請求項19】 前記検査プログラムは、少なくとも車
    輌の4大要素である外装・内装・下廻り・エンジン等機
    構部位をおのおの個別に検査することにより得られる、
    事故に起因する車輌損傷に関するデータを登録する画面
    を表示する機能を有し、前記画面に基づき事故に起因す
    る車輌損傷状態を含む車輌状態を入力する検査登録プロ
    グラムおよび車輌品質検査確認画面を表示する機能を有
    し、入力結果が完了したことを確認する検査確認プログ
    ラムからなることを特徴とする請求項17又は18記載
    の車輛情報管理用移動端末。
  20. 【請求項20】 前記評価プログラムは、車輌品質検査
    確認の画面を表示する機能を有し、あらかじめ決められ
    た第一の算出方法に従って評価点の計算を行う第一の評
    価サブプログラムと、検査確認メッセージ画面を表示す
    る機能を有し、評価点を表示する第二の評価サブプログ
    ラムとからなることを特徴とする請求項17又は18に
    記載の車輛情報管理用移動端末。
  21. 【請求項21】 前記車輌相場情報検索プログラムは、
    相場確認登録画面を表示する機能を有し、検索条件を入
    力する第一の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場
    情報確認画面を表示する機能を有し、検索結果を確認す
    る第二の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場詳細
    確認画面を表示する機能を有し、相場検索の詳細結果を
    確認し評価価格を表示する機能を有する第三の車輌相場
    情報検索サブプログラムとからなることを特徴とする請
    求項17又は18のいずれかに記載の車輛情報管理用移
    動端末。
  22. 【請求項22】 前記移動端末は、コンピュータ本体
    と、入力装置と、表示装置とが一体に構成されたモバイ
    ルコンピュータからなることを特徴とする請求項17又
    は18に記載の車輛情報管理用移動端末。
  23. 【請求項23】 前記移動端末は、車輛情報および相場
    情報に関する少なくとも1つデータを記憶するための記
    憶装置を有することを特徴とする請求項22記載の車輛
    情報管理用移動端末。
  24. 【請求項24】 前記記憶装置は、前記移動端末に装着
    された状態で前記通信網を介してデータの書換を可能に
    したことを特徴とする請求項23記載の車輛情報管理用
    移動端末。
  25. 【請求項25】 前記移動端末は、評価対象車輛の車輌
    状態情報をデータとして入力する際に評価対象車輛に付
    されておりかつ内部あるいは表面上に情報を有する情報
    媒体を介して評価対象車輛の車輌状態情報を入力するこ
    とが可能であることを特徴とする請求項17又は18に
    記載の車輛情報管理用移動端末。
  26. 【請求項26】 前記情報媒体は、電子的、磁気的、電
    磁的および光学的手段の少なくともいずれか一つの手段
    により、少なくとも読み込み可能な情報媒体からなるこ
    とを特徴とする請求項25記載の車輛情報管理用移動端
    末。
  27. 【請求項27】 前記情報媒体は、更に書き込み可能な
    情報媒体でなることを特徴とする請求項26記載の車輛
    情報管理用移動端末。
  28. 【請求項28】 前記車輌状態情報は、少なくとも評価
    対象車輛の初期情報を含むことを特徴とする請求項2
    5、26、および27のいずれかに記載の車輛情報管理
    用移動端末。
  29. 【請求項29】 前記車輌状態情報は、更に評価対象車
    輛の履歴情報を含むことを特徴とする請求項28記載の
    車輛情報管理用移動端末。
  30. 【請求項30】 前記データベースは、車輌相場情報に
    加え、車両部位データ、車両状態データ、および相場検
    索用車種データの内、少なくともいずれか1つを更に蓄
    積することを特徴とする請求項17又は18のいずれか
    に記載の車輛情報管理用移動端末。
  31. 【請求項31】 車輛情報管理用ウェブページを有する
    ウェブサーバにおいて、 前記ウェブサーバは、ウェブページを介して実行され得
    る評価対象車輛の車輌状態をデータとして入力するため
    の検査プログラムと、ウェブページを介して実行され得
    る入力された車輌状態に関するデータを基にあらかじめ
    決められた第一の算出方法に従って評価点を計算するた
    めの評価プログラムと、ウェブページを介して実行され
    得る評価対象車輛に関する相場情報を検索する車輌相場
    情報検索プログラムと、少なくとも車輌相場情報を含む
    データを蓄積するデータベースとを内蔵することで、 前記ウェブサーバ上で評価対象車輌の検査および評価を
    行うとともに、ウェブサーバ上の相場情報に基づき評価
    価格を決定することを可能にしたことを特徴とする車輛
    情報管理用ウェブサーバ。
  32. 【請求項32】 前記検査プログラムは、少なくとも車
    輌の4大要素である外装・内装・下廻り・エンジン等機
    構部位をおのおの個別に検査することにより得られる、
    事故に起因する車輌損傷に関するデータを登録する画面
    を表示する機能を有し、前記画面に基づき事故に起因す
    る車輌損傷状態を含む車輌状態を入力する検査登録プロ
    グラムおよび車輌品質検査確認画面を表示する機能を有
    し、入力結果が完了したことを確認する検査確認プログ
    ラムからなることを特徴とする請求項31記載の車輛情
    報管理用ウェブサーバ。
  33. 【請求項33】 前記評価プログラムは、車輌品質検査
    確認の画面を表示する機能を有し、あらかじめ決められ
    た第一の算出方法に従って評価点の計算を行う第一の評
    価サブプログラムと、検査確認メッセージ画面を表示す
    る機能を有し、評価点を表示する第二の評価サブプログ
    ラムとからなることを特徴とする請求項31に記載の車
    輛情報管理用ウェブサーバ。
  34. 【請求項34】 前記車輌相場情報検索プログラムは、
    相場確認登録画面を表示する機能を有し、検索条件を入
    力する第一の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場
    情報確認画面を表示する機能を有し、検索結果を確認す
    る第二の車輌相場情報検索サブプログラムと、相場詳細
    確認画面を表示する機能を有し、相場検索の詳細結果を
    確認し評価価格を表示する機能を有する第三の車輌相場
    情報検索サブプログラムとからなることを特徴とする請
    求項31のいずれかに記載の車輛情報管理用ウェブサー
    バ。
  35. 【請求項35】 前記データベースは、車輌相場情報に
    加え、車両部位データ、車両状態データ、評価点計算用
    データ、および相場検索用車種データの内、少なくとも
    いずれか1つを更に蓄積することを特徴とする請求項
    1、2、および3のいずれかに記載の車輛情報管理用ウ
    ェブサーバ。
  36. 【請求項36】 移動端末と、通信網と、移動端末に対
    し通信網を介して接続され得るサーバとを利用し、相場
    情報と車輛に関する評価点とに基づいて評価価格を決定
    する方法において、 評価対象車輛の車輌状態をデータとして入力するための
    検査プログラムと、入力された車輌状態に関するデータ
    を基にあらかじめ決められた第一の算出方法に従って評
    価点を計算するための評価プログラムと、評価対象車輛
    に関する相場情報を検索する車輌相場情報検索プログラ
    ムと、相場情報データとを、前記サーバから前記通信網
    および/または記憶媒体を介して前記移動端末へ取り込
    む工程と、 前記検査プログラムを使用し、前記移動端末に評価対象
    車輛の車輌状態を検査結果データとして入力する検査工
    程と、 前記評価プログラムを使用し、入力された車輌状態に関
    するデータを基にあらかじめ決められた算出方法に従っ
    て評価点を算出する評価工程と、 車輌相場情報検索プログラムを使用し、前記相場情報デ
    ータから検査対象車輌に関する検索結果を抽出した上
    で、この検索結果に基づき評価価格を決定する工程とを
    有することで、 前記対象車輌の前記移動端末単体で評価対象車輌の検査
    および評価を行うとともに、既にサーバから入手した相
    場情報に基づき評価価格を決定することを可能にしたこ
    とを特徴とする評価価格を決定する方法。
  37. 【請求項37】 移動端末と、通信網と、移動端末に対
    し通信網を介して接続され得るサーバとを利用し、相場
    情報と車輛に関する評価点とに基づいて評価価格を決定
    する方法において、 評価対象車輛の車輌状態をデータとして入力するための
    検査プログラムを使用し、前記移動端末に評価対象車輛
    の車輌状態を検査結果データとして入力する検査工程
    と、 入力した車輌状態データを評価点計算条件として前記通
    信網を介して前記サーバへ転送する工程と、 前記移動端末から転送された評価点計算条件を基に、前
    記サーバ内に内蔵された評価プログラムを使用し、あら
    かじめ決められた第一の算出方法に従って評価点を計算
    する工程と、 計算した評価点を前記通信網を介して、前記移動端末へ
    転送する工程と、 車輌相場情報検索条件を前記移動端末に入力し、前記サ
    ーバへ転送する工程と、 前記移動端末から転送された車輌相場情報検索条件を基
    に、前記サーバ内に内蔵された評価対象車輛に関する相
    場情報を検索する車輌相場情報検索プログラムと少なく
    とも車輌相場情報を含むデータを蓄積するデータベース
    とを使用し、評価対象車輛に関する相場情報を検索する
    工程と、 検索した検索結果を前記通信網を介して、前記移動端末
    へ転送する工程とを有することで、評価対象車輌の検査
    および評価を行うとともに、相場情報に基づき評価価格
    を決定することを可能にしたことを特徴とする評価価格
    を決定する方法。
  38. 【請求項38】 移動端末と、通信網と、移動端末に対
    し通信網を介して接続され得るウェブサーバ上の車輌情
    報管理用ウェブページとを利用し、相場情報と車輛に関
    する評価点とに基づいて評価価格を決定する方法におい
    て、 前記移動端末により前記ウェブサーバのウェブページに
    アクセスする工程と、 ウェブページを介して実行され得る評価対象車輛の車輌
    状態を検査結果データとして入力するための検査プログ
    ラムを使用して行われる検査工程と、 ウェブページを介して実行され得る入力された車輌状態
    に関するデータを基にあらかじめ決められた第一の算出
    方法に従って評価点を計算するための評価プログラムを
    使用して行われる評価工程と、 ウェブページを介して実行され得る評価対象車輛に関す
    る相場情報を検索する車輌相場情報検索プログラムを使
    用して行われる相場情報検索工程と、 前記移動端末には、車輛情報管理システムに関する一切
    の固有プログラムおよび固有データを保有すること無く
    ウェブサーバ上で評価対象車輌の検査および評価を行う
    とともに、ウェブサーバ上の相場情報に基づき評価価格
    を決定することを可能にしたことを特徴とする評価価格
    を決定する方法。
  39. 【請求項39】 前記検査工程は、少なくとも車輌の4
    大要素である外装・内装・下廻り・エンジン等機構部位
    をおのおの個別に検査することにより得られる、事故に
    起因する車輌損傷に関するデータを登録し、前記画面に
    基づき事故に起因する車輌損傷状態を含む車輌状態を入
    力することを特徴とする請求項36、37、および38
    のいずれかに記載の車輛評価価格を決定する方法。
  40. 【請求項40】 前記評価工程は、表示された車輌品質
    検査確認の画面に基づき、あらかじめ決められた第一の
    算出方法に従って評価点の計算を行う工程と、表示され
    た検査確認メッセージ画面に評価点を表示する工程とか
    らなることを特徴とする請求項36、37、および38
    のいずれかに記載の車輛評価価格を決定する方法。
  41. 【請求項41】 前記車輌相場情報検索工程は、表示さ
    れた車輌相場情報登録画面に検索条件を入力する工程
    と、表示された車輌相場情報確認画面を基に検索結果を
    確認する工程と、表示された車輌相場詳細確認画面を基
    に相場検索の詳細結果を確認し評価価格を表示する工程
    とからなることを特徴とする請求項36、37、および
    38のいずれかに記載の車輛評価価格を決定する方法。
  42. 【請求項42】 前記移動端末として、コンピュータ本
    体と、入力装置と、表示装置とが一体に構成されたモバ
    イルコンピュータを使用することを特徴とする請求項3
    6、37、および38記載の車輛評価価格を決定する方
    法。
  43. 【請求項43】 前記システムサーバの記憶装置に記憶
    されている車輛に関する相場情報を、前記移動端末へ新
    たに書き込みおよび書き換え可能にすることで常に最新
    の相場情報に基づき車輛評価価格を決定することを特徴
    とする請求項36、37、および38記載の車輛評価価
    格を決定する方法。
  44. 【請求項44】 前記移動端末は、車輛情報および相場
    情報に関する少なくとも1つデータを記憶するための記
    憶装置を有することを特徴とする請求項36、37、お
    よび38記載の車輛評価価格を決定する方法。
  45. 【請求項45】 前記記憶装置は、前記移動端末に装着
    された状態で前記通信網を介してデータの書換を可能に
    したことを特徴とする請求項44記載の車輛評価価格を
    決定する方法。
  46. 【請求項46】 前記移動端末は、評価対象車輛の車輌
    状態情報をデータとして入力する際に評価対象車輛に付
    されておりかつ内部あるいは表面上に情報を有する情報
    媒体を介して評価対象車輛の車輌状態情報を入力するこ
    とが可能であることを特徴とする請求項36、37、お
    よび38に記載の車輛評価価格を決定する方法。
  47. 【請求項47】 前記情報媒体は、電子的、磁気的、電
    磁的および光学的手段の少なくともいずれか一つの手段
    により、少なくとも読み込み可能な情報媒体からなるこ
    とを特徴とする請求項46記載の車輛評価価格を決定す
    る方法。
  48. 【請求項48】 前記情報媒体は、更に書き込み可能な
    情報媒体でなることを特徴とする請求項47記載の車輛
    評価価格を決定する方法。
  49. 【請求項49】 前記車輌状態情報は、少なくとも評価
    対象車輛の初期情報を含むことを特徴とする請求項3
    6、37、および38のいずれかに記載の車輛評価価格
    を決定する方法。
  50. 【請求項50】 前記車輌状態情報は、更に評価対象車
    輛の履歴情報を含むことを特徴とする請求項49記載の
    車輛評価価格を決定する方法。
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