JP2001014203A - 情報管理装置、情報管理方法、端末装置及びネットワークサーバ - Google Patents

情報管理装置、情報管理方法、端末装置及びネットワークサーバ

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JP2001014203A
JP2001014203A JP11182517A JP18251799A JP2001014203A JP 2001014203 A JP2001014203 A JP 2001014203A JP 11182517 A JP11182517 A JP 11182517A JP 18251799 A JP18251799 A JP 18251799A JP 2001014203 A JP2001014203 A JP 2001014203A
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Hiroshi Kawamoto
洋志 川本
Isao Hidaka
伊佐夫 日高
Toshihiro Tsunoda
智弘 角田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク上に分散している情報を一段と有
効かつ容易に利用することができる情報管理装置、情報
管理方法、端末装置及びネットワークサーバを提案す
る。 【解決手段】管理情報記憶手段11に記憶された管理情
報に基づき、管理情報記憶手段11が接続された端末装
置12、31、47又は、当該端末装置12、31、4
7に対してネットワークを介して接続された情報取得手
段24Rを介して所望の情報を取得することにより、ネ
ットワーク上に分散している情報を一段と有効かつ容易
に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報管理装置、情報
管理方法、端末装置及びネットワークサーバに関し、ネ
ットワーク上に分散している情報を利用する情報管理装
置、情報管理方法、端末装置及びネットワークサーバに
適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続されるサーバ
や複数の端末装置からなる情報ネットワークシステムに
おいては、ユーザが端末装置を用いて所定の情報を使用
する場合、その情報を有するサーバ又は端末装置をこの
ときユーザが使用する端末装置が予め記憶している必要
があり、さらに当該情報を有するサーバや端末装置に対
するアクセス方法が既知である必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる情報
ネットワークシステムでは、ネットワークに接続されな
いローカル上に存在しない情報を使用するためには、そ
の情報が存在するサーバや端末装置にネットワークを介
して接続する必要があり、回線接続に要する処理が必要
となって通信コストが高くなる問題があった。
【0004】また、ユーザが使用する端末装置から、情
報が存在するサーバや端末装置を確認するために、その
情報が存在するサーバや端末装置に接続する必要があ
り、回線接続に要する処理が必要となって通信コストが
高くなる問題があった。
【0005】また、これらの場合、情報を有するサーバ
や端末装置に対するアクセス情報を、ユーザが手動でユ
ーザ使用の端末装置に入力する必要があり、操作方法が
煩雑化する問題があった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ネットワーク上に分散している情報を一段と有効か
つ容易に利用することができる情報管理装置、情報管理
方法、端末装置及びネットワークサーバを提案しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、管理情報記憶手段に記憶された管
理情報に基づき、管理情報記憶手段が接続された端末装
置又は、当該端末装置に対してネットワークを介して接
続された情報取得手段を介して所望の情報を取得するこ
とにより、ネットワーク上に分散している情報を一段と
有効かつ容易に利用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0009】図1において10は全体としてネットワー
クシステムを示し、サービスプロバイダ21はアクセス
サーバ23を介して電話回線15及び携帯電話回線33
に接続される。
【0010】電話回線15には、モデム14を介して端
末装置であるパーソナルコンピュータ(PC)12及び
ホームサーバ16が接続されるようになされており、パ
ーソナルコンピュータ12は電話回線15を介してサー
ビスプロバイダ21にアクセスすることができる。ま
た、携帯電話回線33には、ベースステーション(基地
局)32を介して端末装置である携帯電話31が接続さ
れるようになされており、携帯電話31は携帯電話回線
33を介してサービスプロバイダ21にアクセスするこ
とができる。
【0011】これに加えて、サービスプロバイダ21は
サーバ24を介してインターネット41に接続され、当
該インターネット41に専用線で接続された例えば会社
等のLAN(Local Area Network)で構築されたネットワ
ーク45は、インターネット41を介してサービスプロ
バイダ21にアクセスすることができる。この場合、ネ
ットワーク45の端末装置であるパーソナルコンピュー
タ47は、ファイアウォール46を介してインターネッ
ト41に接続されることにより、ネットワーク45内に
外部から第三者が侵入することを防止している。
【0012】ここで、各端末装置(パーソナルコンピュ
ータ12、47、携帯電話31)には、記憶手段である
PCMCIA(Personal Computer Memory Card Interna
tional Association) 規格のメモリカードを装着するス
ロットが設けられており、ユーザはこれらの端末装置を
操作する際に、当該操作する端末に対してユーザが個々
に所有するメモリカード11を装着するようになされて
いる。メモリカード11は、図2に示すように、各端末
装置のスロットに装着するためのコネクタ11Bと、当
該コネクタ11Bに対してバスBUSを介して接続され
たメモリ11Aとによって構成されている。
【0013】メモリ11Aは、図3に示すメモリマップ
で指定される領域に当該メモリカード11を所有するユ
ーザ固有の各種情報を記憶するようになされている。す
なわち、このメモリ11Aの記憶領域のうち、第1の領
域AR11はメモリカード11を装着する端末装置をネ
ットワークに接続するためのネットワーク接続情報を記
憶する領域であり、サービスプロバイダ21から認証を
受けるためのユーザID及びパスワード並びに、メモリ
カード11を使用するユーザが予め登録するユーザ識別
用のパスワード等を記憶するようになされている。ユー
ザ識別用のパスワードは、ユーザがメモリカード11を
端末装置に装着する毎に当該ユーザによって入力される
パスワードと比較される情報であり、このときのユーザ
がメモリカード11を使用する正規のユーザであるか否
かを判断するために用いられる。
【0014】また第2の領域AR12は、メモリカード
11を装着した端末装置を使用して例えばサービスプロ
バイダ21からネットワーク上で種々のサービス(情報
提供等)を享受する際にダウンロードされる付加情報を
記憶する領域である。
【0015】また第3の領域AR13は、住所録又はス
ケジュールデータ等のようなメモリカード11を所有す
るユーザの使用頻度が高い高使用頻度情報を記憶する領
域である。この高使用頻度情報は、メモリカード11を
装着した端末装置を介してユーザの入力操作によって書
き込まれる場合、又はユーザの使用頻度に応じて後述す
るサーバ24のレプリカマネージャ24Rが書き込む場
合がある。
【0016】また第4の領域AR14は、メモリカード
11を装着する端末装置毎に使用可能な情報を記憶する
領域であり、例えば装着対象である端末装置がテレビジ
ョン装置(図示せず)である場合に使用されるテレビ番
組一覧又はテレビ番組毎にWWW(World Wide Web)上で
説明を見るためのURL(Uniform Resou
rce Locator)情報、メモリカード11の装
着対象である端末装置がパーソナルコンピュータ12で
ある場合に読み書きされる編集中の文章又は画面若しく
は開発途中のプログラム、メモリカード11の装着対象
である端末装置が携帯電話31である場合に送受信され
る文字メールサービスのデータ等がそれぞれ記憶され
る。
【0017】また第5の領域AR15は、ネットワーク
システム10上の端末装置やサーバに分散された各情報
の位置と、その情報のファイル名、更新日時、データサ
イズ、属性及びこれらの情報をメモリカード11を所持
するユーザが使用した回数とからなる資源管理情報並び
に、後述するレプリカマネージャを有する特定のサーバ
に対してアクセスする際に必要となる電話番号、IP
(Internet Protocol) アドレス、
DNS(Domain Name System)サーバ情報、認証情報(ユ
ーザ名、パスワード)等のアクセス情報を記憶する領域
であり、当該管理情報(資源管理情報及びアクセス情
報)はメモリカード11を装着した端末装置を介して後
述するサーバ24からダウンロードされる。
【0018】因みに、各端末装置やサーバに分散した情
報の使用回数とは、メモリカード11を所持するユーザ
が、当該メモリカード11を種々の端末装置に装着して
その端末装置の情報を使用したとき、当該情報ごとにカ
ウントされる回数である。
【0019】かかるメモリカード11のメモリ11Aに
格納されるデータは、例えば図4に示すTLV(Type Le
ngth Value) 形式で格納されている。このフォーマット
は、図3について上述したメモリマップの各領域(AR
11〜AR15)に格納されるデータのフォーマットで
あり、各領域(AR11〜AR15)ごとに、格納され
るデータの種別(TYPE)情報D11、データ長情報
(LENGHT)D12及び内容情報(VALUE)D
13から構成される。
【0020】この場合、メモリ11Aの第1の領域AR
11のデータの種別情報D11として、ネットワーク接
続情報を表すコード「00」が割り当てられ、当該第1
の領域ARの内容情報D13として、ユーザID及びパ
スワード等の情報が格納される。そして、この内容情報
D13として格納されるユーザIDやパスワードごと
に、さらにTLV形式のフォーマットが形成され、それ
ぞれ種別情報D13A、データ長情報D13B及び内容
情報D13Cを構成する。
【0021】また、メモリ11Aの第2の領域AR12
においては、データの種別情報D11として、ネットワ
ーク付加情報を表すコード「01」が割り当てられ、当
該第2の領域AR12の内容情報として、サービスプロ
バイダ21やコンテンツプロバイダ50からネットワー
ク上で種々のサービス(情報提供等)を享受する際にダ
ウンロードされる付加情報であるグループID及びその
パスワード等の情報が格納される。グループIDは、端
末を使用する複数ユーザによって特定のグループを構成
する場合に使用される識別情報である。そして、この内
容情報D13として格納されるグループIDやそのパス
ワードごとに、さらにTLV形式のフォーマットが形成
され、それぞれ種別情報D13A、データ長情報D13
B及び内容情報D13Cを構成する。
【0022】また、メモリ11Aの第3の領域AR13
においては、データの種別情報D11として、高使用頻
度情報を表すコード「02」が割り当てられ、当該第3
の領域AR13の内容情報として、当該メモリカード1
1を所有するユーザが高頻度で使用する情報である電話
帳、住所録データ及び個人スケジュールデータ等の情報
が格納される。そして、この内容情報D13として格納
される電話帳、住所録データ及び個人スケジュールデー
タごとに、さらにTLV形式のフォーマットが形成さ
れ、それぞれ種別情報D13A、データ長情報D13B
及び内容情報D13Cを構成する。
【0023】また、メモリ11Aの第4の領域AR14
においては、データの種別情報D11として、端末毎の
情報を表すコード「03」が割り当てられ、当該第4の
領域AR14の内容情報として、当該メモリカード11
が装着される対象としての端末装置毎に使用される情報
としての各種端末属性等の情報が格納される。そして、
この内容情報D13として格納される各種端末属性等の
情報ごとに、さらにTLV形式のフォーマットが形成さ
れ、それぞれ種別情報D13A、データ長情報D13B
及び内容情報D13Cを構成する。
【0024】また、メモリ11Aの第5の領域AR15
においては、データの種別情報D11として、資源管理
情報及びアクセス情報が割り当てられる。そして、この
内容情報D13として格納される各種データごとに、さ
せらにTLV形式のフォーマットが形成され、それぞれ
種別情報D13A、データ長情報D13B及び内容情報
D13Cを構成する。
【0025】ここで、第3の端末装置として、携帯電話
31は、図5に示すように、データバスBUSにCPU
31A、メモリ31B、メモリカード(MC)インター
フェイス(INF)31C、携帯電話回線33との間で
信号の送受信を行う送受信回路部(RF)31E、送受
信回路部31Eにおいて受信したRF(Radio Frequenc
y) 信号をベースバンド信号に変換すると共に送信しよ
うとするベースバンド信号をRF信号に変換するベース
バンド処理部31D、マイクロホン31G及びスピーカ
31HとのインターフェイスであるMMI(Man Machine
Interface) 部31F、表示部31I、キーボード31
J及びメモリ回路で構成された情報記憶部31Mが接続
された構成を有する。
【0026】CPU31Aはメモリ31Bに格納されて
いる動作プログラムに従って種々の動作を実行するよう
になされており、当該動作に応じて各回路部を制御す
る。CPU31Aの各種処理内容は必要に応じて液晶表
示パネル等で構成される表示部31Iに表示される。
【0027】キーボード31Jは、ユーザが所望の通話
先の電話番号を入力すると、当該電話番号を表すデータ
をCPU31Aに送出する。CPU31Aはユーザが入
力した電話番号で表される通話先に対して、送受信回路
部31Eを介して接続要求を送信する。このとき携帯電
話回線33は通話先の応答に応じて回線を接続する。回
線が接続されると、送受信回路部31Eは、アンテナ
(図示せず)を介して受信した通話先からのRF信号を
ベースバンド処理部31Dに供給し、ここでRF信号を
ベースバンド信号に変換する。ベースバンド処理部31
Dは当該変換されてなるベースバンド信号をMMI部3
1Fに供給することにより、受信された通話先からの音
声信号をスピーカ31Hから音声として出力する。
【0028】また、ユーザがマイクロホン31Gを介し
て音声を入力すると、MMI部31Fはマイクロホン3
1Gから供給される入力音声信号をベーバンド処理部3
1Dに供給し、ここでベースバンド信号をRF信号に変
換する。そしてベースバンド処理部31Dは当該変換さ
れてなるRF信号を送受信回路部31Eを介して携帯電
話回線33に送出することにより、当該RF信号を回線
接続された通話先に送信する。かくして携帯電話31を
使用するユーザは、通話先との間で会話や種々の情報の
授受を行うことができる。
【0029】また、CPU31Aは、サービスプロバイ
ダ21にアクセスして享受した種々の情報や、ユーザが
キーボード31Jを操作して入力した情報等を情報記憶
部31Mに格納する。この場合、携帯電話31は、サー
ビスプロバイダ21との通信において、DTMF(Dual
Tone Multiple Frequency)又はWAP(Wireless Applic
ation Protocol) を用いるようになされている。
【0030】そして、CPU31Aは、ユーザがメモリ
カード11を携帯電話31に装着した状態において、当
該携帯電話31の情報記憶部31Mに格納されている情
報を使用したとき、図3について上述したメモリカード
11の第5の領域AR15に格納されている資源管理情
報における当該使用された情報に関する使用回数データ
を書き換える。
【0031】また、CPU31Aは、ユーザがメモリカ
ード11を携帯電話31に装着した状態において、当該
携帯電話31の情報記憶部31Mに格納されていない情
報を使用しようとしたとき、当該情報に関するファイル
名等の管理情報をメモリカード11の領域AR15の資
源管理情報から読み出すと共に、後述するレプリカマネ
ージャを有するサーバ24(図1)へのアクセス方法を
メモリカード11の領域AR15に記述されたアクセス
情報から読み出し、必要な情報の管理情報をレプリカマ
ネージャを有するサーバ24(図1)に送信する。
【0032】ここで、サービスプロバイダ21のサーバ
24は、図6に示すように、データバスBUSに接続さ
れたCPU24A、メモリ24B、通信インターフェイ
ス24C、レプリカマネージャ24R及びハードディス
ク等からなる情報記憶部24Eを有し、CPU24Aは
メモリ24Bに格納されているプログラムに従って各回
路部を制御する。
【0033】このサーバ24の情報記憶部24Eは、ネ
ットワークシステム10上の各端末装置や他のサーバに
分散された各情報の位置と、その情報のファイル名、更
新日時、データサイズ、属性及び当該情報のユーザ毎の
使用回数とからなる資源管理情報及び、各端末装置や他
のサーバに対してアクセスする際に必要となる電話番
号、IP(Internet Protocol) アドレス、DNS(Domai
n Name System)サーバ情報、認証情報(ユーザ名、パス
ワード)等のアクセス情報を格納している。
【0034】そして、特定の情報処理機能を有するソフ
トウエア構成のレプリカマネージャ24R(情報取得手
段)は、端末装置から要求されたユーザ所望の情報の存
在位置を、情報記憶部24Eの資源管理情報及びアクセ
ス情報に基づいて検索し、当該検索結果である情報の存
在位置(サーバ又は端末装置)へ回線を接続し、この情
報を取得した後要求元である端末装置に送信する。
【0035】従って、レプリカマネージャ24Rは、携
帯電話31から送信されたユーザ所望の情報のファイル
名等の管理情報に基づいて、当該ユーザ所望の情報の存
在位置を情報記憶部24Eの資源管理情報及びアクセス
情報から検索し、当該検索の結果得られたサーバや端末
装置からユーザ所望の情報を取得する。そして、レプリ
カマネージャ24Rは当該取得したユーザ所望の情報を
その発信元である携帯電話31に送信する。
【0036】かくして携帯電話31は、当該携帯電話3
1にメモリカード11を装着したユーザが所望とする情
報を、レプリカマネージャ24Rを有するサーバ24か
ら受け取り、これをユーザに提供する。このとき、携帯
電話31のCPU31Aは、ユーザに提供した情報につ
いてメモリカード11の第5の領域AR15に格納され
ている使用回数データを更新する。
【0037】このようにメモリカード11が装着されて
いる端末装置(例えば携帯電話31)に存在しない情報
をユーザが指定した場合、当該端末装置(携帯電話3
1)はその情報をレプリカマネージャ24Rによってネ
ットワーク経由で他のサーバや端末装置から取得するこ
とにより、レプリカマネージャ24Rはサーバ24の情
報記憶部24Eに格納されている資源管理情報のうち、
当該提供された情報に関する管理情報について、これを
使用したユーザの使用回数データを更新すると共に、端
末装置(携帯電話31)は装着されているメモリカード
11の第5の領域AR15に格納されている資源管理情
報のうち、当該提供された情報の管理情報について、こ
れを使用したユーザの使用回数データを更新することが
できる。このように、端末装置(携帯電話31)がレプ
リカマネージャ24Rを介して情報を享受した場合、当
該端末装置(携帯電話31)に装着されているメモリカ
ード11の資源管理情報とレプリカマネージャ24Rを
有するサーバ24の情報記憶部24Eに格納されている
資源管理情報とが同時に更新され、同じデータ内容とな
る。
【0038】これに対して、ユーザが所望した情報がこ
のときユーザがメモリカード11を装着して使用する端
末装置(携帯電話31)の情報記憶部31Mに存在する
場合、端末装置(携帯電話31)のメモリカード11の
資源管理情報は端末装置(携帯電話31)のCPU31
Aによって更新されるが、当該端末装置(携帯電話3
1)がレプリカマネージャ24Rを有するサーバ24に
アクセスしないことにより、当該サーバ24の情報記憶
部24Eに格納されている当該提供された情報に関する
資源管理情報は書換えられない。
【0039】このように、ユーザが情報の提供を受ける
に従って、メモリカード11の資源管理情報とレプリカ
マネージャ24Rの資源管理情報とに差異が生じる場合
があり、サーバ24は所定のタイミングで当該サーバ2
4の情報記憶部24Eに格納されている資源管理情報の
更新を後述する方法により行う。
【0040】因みに、レプリカマネージャ24Rは、情
報記憶部24Eに格納されている資源管理情報のなかの
情報使用回数データを、その情報が使用される毎に当該
使用したユーザに関する当該情報の使用回数データを更
新する。そして、この使用回数があるユーザについて所
定回数を越えると、レプリカマネージャ24Rは当該情
報がそのユーザに対して高使用頻度情報であると判断
し、後述する更新処理手順に従ってそのユーザが所持す
るメモリカード11が装着されている端末装置を介し
て、メモリカード11の高使用頻度情報を更新する。
【0041】また、サーバ24は、各端末に提供するた
めの種々の情報を格納するハードディスク構成の情報記
憶部25に対して情報を書き込み又は読み出すことがで
き、端末装置からの要求に応じた情報が当該情報記憶部
25に存在する場合、当該情報記憶部25の情報D25
(図1)を読み出してこれを当該要求を送信した端末装
置に返送するようになされている。
【0042】また、第2の端末装置として、パーソナル
コンピュータ12は、図7に示すように、データバスB
USにCPU12A、メモリ12B、メモリカード(M
C)インターフェイス(INF)12C、通信インター
フェイス(INF)12D、表示部12E、キーボード
12F及びハードディスク等でなる情報記憶部12Hが
接続された構成を有する。CPU12Aはメモリ12B
に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を
実行するようになされており、当該動作に応じて各回路
部を制御する。CPU12Aの各種処理内容は液晶表示
パネル等で構成される表示部12Eに表示される。
【0043】CPU12Aは、サービスプロバイダ21
にアクセスして享受した種々の情報や、ユーザがキーボ
ード12Fを操作して入力した情報等を情報記憶部12
Hに格納する。
【0044】そして、CPU12Aは、ユーザがメモリ
カード11をパーソナルコンピュータ12に装着した状
態において、当該パーソナルコンピュータ12の情報記
憶部12Hに格納されている情報を使用したとき、図3
について上述したメモリカード11の第5の領域AR1
5に格納されている資源管理情報における当該使用され
た情報に関する使用回数データを書き換える。
【0045】また、CPU12Aは、ユーザがメモリカ
ード11をパーソナルコンピュータ12に装着した状態
において、当該パーソナルコンピュータ12の情報記憶
部12Hに格納されていない情報を使用しようとしたと
き、当該情報に関するファイル名等の管理情報をメモリ
カード11の領域AR15の資源管理情報から読み出す
と共に、後述するレプリカマネージャを有するサーバ2
4(図1)へのアクセス方法をメモリカード11の領域
AR15に記述されたアクセス情報から読み出し、必要
な情報の管理情報をレプリカマネージャを有するサーバ
24(図1)に送信する。
【0046】サーバ24のレプリカマネージャ24R
は、パーソナルコンピュータ12から送信されたユーザ
所望の情報のファイル名等の管理情報に基づいて、当該
ユーザ所望の情報の存在位置を情報記憶部24Eの資源
管理情報及びアクセス情報から検索し、当該検索の結果
得られたサーバや端末装置からユーザ所望の情報を取得
する。そして、レプリカマネージャ24Rは当該取得し
たユーザ所望の情報をその発信元であるパーソナルコン
ピュータ12に送信する。
【0047】かくしてパーソナルコンピュータ12は、
当該パーソナルコンピュータ12にメモリカード11を
装着したユーザが所望とする情報を、レプリカマネージ
ャ24Rを有するサーバ24から受け取り、これをユー
ザに提供する。このとき、パーソナルコンピュータ12
のCPU12Aは、ユーザに提供した情報についてメモ
リカード11の第5の領域AR15に格納されている使
用回数データを更新する。
【0048】この場合においても、図5について上述し
た携帯電話31の場合と同様にして、メモリカード11
が装着されている端末装置(パーソナルコンピュータ1
2)に存在しない情報をユーザが指定した場合、当該端
末装置(パーソナルコンピュータ12)はその情報をレ
プリカマネージャ24Rによってネットワーク経由で他
のサーバや端末装置から取得することにより、レプリカ
マネージャ24Rはサーバ24の情報記憶部24Eに格
納されている資源管理情報のうち、当該提供された情報
に関する管理情報について、これを使用したユーザの使
用回数データを更新すると共に、端末装置(パーソナル
コンピュータ12)は装着されているメモリカード11
の第5の領域AR15に格納されている資源管理情報の
うち、当該提供された情報の管理情報について、これを
使用したユーザの使用回数データを更新することができ
る。このように、端末装置(パーソナルコンピュータ1
2)がレプリカマネージャ24Rを介して情報を享受し
た場合、当該端末装置(パーソナルコンピュータ12)
に装着されているメモリカード11の資源管理情報とレ
プリカマネージャ24Rを有するサーバ24の情報記憶
部24Eに格納されている資源管理情報とが同時に更新
され、同じデータ内容となる。
【0049】これに対して、ユーザが所望した情報がこ
のときユーザがメモリカード11を装着して使用する端
末装置(パーソナルコンピュータ12)の情報記憶部1
2Hに存在する場合、端末装置(パーソナルコンピュー
タ12)のメモリカード11の資源管理情報は端末装置
(パーソナルコンピュータ12)のCPU12Aによっ
て更新されるが、当該端末装置(パーソナルコンピュー
タ12)がレプリカマネージャ24Rを有するサーバ2
4にアクセスしないことにより、当該サーバ24の情報
記憶部24Eに格納されている当該提供された情報に関
する資源管理情報は書換えられない。
【0050】このように、ユーザが情報の提供を受ける
に従って、メモリカード11の資源管理情報とレプリカ
マネージャ24Rの資源管理情報とに差異が生じる場合
があり、サーバ24は所定のタイミングで当該サーバ2
4の情報記憶部24Eに格納されている資源管理情報の
更新を後述する方法により行う。
【0051】因みに、ホームサーバ16はパーソナルコ
ンピュータ12と同様にして、ハードディスク構成の情
報記憶部13に格納されている種々の情報を各端末装置
に提供し得るようになされている。
【0052】また、会社等において構築されたネットワ
ーク45に接続されたパーソナルコンピュータ47は、
図7について上述したパーソナルコンピュータ12と同
様の構成を有し、当該パーソナルコンピュータ47のC
PUは、サービスプロバイダ21にアクセスして享受し
た種々の情報や、ユーザがキーボードを操作して入力し
た情報等を情報記憶部47Hに格納する。
【0053】そして、パーソナルコンピュータ47はパ
ーソナルコンピュータ12の場合と同様にして、メモリ
カード11を装着して当該パーソナルコンピュータ47
を使用するユーザの所望とする情報が情報記憶部47H
に存在する場合には当該情報記憶部47Hの情報をユー
ザに提供すると共に、当該情報が情報記憶部47Hに存
在しない場合にはレプリカマネージャ24Rを有するサ
ーバ24を介して他のサーバや端末装置からその情報を
受け取る。
【0054】因みに、パーソナルコンピュータ12、4
7は、サービスプロバイダ21との通信において、イン
ターネットの汎用プロトコルであるTCP/IP(Trans
mission Control Protocol/Internet Protocol) を用い
たり、又は通信回線が電話回線15である場合にはさら
にPPP(Point to Point Protocol) を用いるようにな
されている。
【0055】ここで、図8はこの実施の形態による各構
成要素の配置を示し、図9に示すフローチャートと共に
サーバ24の情報記憶部24Eに格納された資源管理情
報の更新処理を説明する。
【0056】サーバ24の情報記憶部24Eに格納され
ている資源管理情報は、メモリカード11に格納されて
いる資源管理情報を参照した更新処理を行う必要があ
る。従って、サーバ24のレプリカマネージャ24R
は、一定の間隔ごと又はいずれかの端末装置にメモリカ
ード11が装着され当該端末装置からメモリカード11
の装着情報がサーバ24に送信されたとき、図9のステ
ップSP10から更新処理手順に入り、ステップSP1
1においてサーバ24の情報記憶部24Eに格納されて
いるアクセス情報及び資源管理情報を参照する。
【0057】そしてレプリカマネージャ24Rは続くス
テップSP12において、アクセス情報を基に各端末装
置やサーバに対してポーリング信号を送信することによ
り、メモリカード11が装着されている端末装置又はサ
ーバを検索し、当該端末装置又はサーバにアクセスす
る。
【0058】続くステップSP13において、レプリカ
マネージャ24Rは、サーバ24側の情報記憶部24E
に格納されている資源管理情報と、メモリカード11側
の資源管理情報及び高使用頻度情報とを比較する。そし
て、当該比較結果が不一致であるとき、レプリカマネー
ジャ24RはステップSP14に移って、サーバ24側
の資源管理情報をメモリカード11側の資源管理情報に
基づいて更新した後、続くステップSP15に移り、更
新されたサーバ24側の資源管理情報に基づいて、使用
回数が高い情報をメモリカード11の高使用頻度情報に
加えることにより高使用頻度情報を更新する。
【0059】これに対してステップSP13において一
致結果が得られると、このことはサーバ側の資源管理情
報を更新する必要がないことを表しており、このときレ
プリカマネージャ24RはステップSP16に移る。
【0060】ステップSP16において、レプリカマネ
ージャ24Rはアクセス情報に基づく全てのアクセスが
完了したか否かを判断し、肯定結果が得られるまで上述
のステップSP12〜ステップSP15の処理を繰り返
す。
【0061】かくして、レプリカマネージャ24Rはス
テップSP17において更新処理手順を終了することに
より、サーバ24の情報記憶部24Eに格納されている
資源管理情報と、メモリカード11に格納されている資
源管理情報及び高使用頻度情報とを所定のタイミングで
一致させることができる。
【0062】因みに、ネットワークシステム10におい
ては、通信を行う装置間において両者のみで解くことが
できる暗号を用いるようになされている。この暗号方式
としては、秘密鍵(共通鍵)暗号方式や公開鍵暗号方式
が用いられる。
【0063】秘密鍵暗号方式は、送信側及び受信側が互
いに同じ鍵を使用して暗号データの授受を行う方式であ
り、データを暗号化するときに用いる鍵は公開しない。
この具体的には、DES(Data Encryption Standard)又
はトリプルDESがあり、これら秘密鍵方式では暗号復
号化処理が速い効果がある。
【0064】また公開鍵暗号方式は、秘密鍵及び公開鍵
の2種類の鍵を用いてデータを暗号化する方式であり、
具体的には、RSA、RC2又はRC4等の方式があ
る。この公開鍵暗号方式では構成要素(例えばサービス
プロバイダ、通信事業者及び端末装置等)が増えた場
合、鍵の管理が容易になる効果がある。
【0065】以上の構成において、メモリカード11を
所持するユーザは、メモリカード11を各端末装置1
2、31又は47のいずれかに装着し、当該メモリカー
ド11を装着した端末装置12、31又は47を用いて
所望の情報を取得する。
【0066】ユーザ所望の情報は、このときメモリカー
ド11が装着されている端末装置12、31又は47に
存在するとは限らず、これらの端末装置はユーザ所望の
情報を格納していない場合、メモリカード11の資源管
理情報及びサーバアクセス情報に基づいてユーザ所望の
情報をサーバ24のレプリカマネージャ24Rに要求す
る。
【0067】サーバ24は各端末装置や他のサーバに存
在する情報についての資源管理情報を有し、ユーザが使
用する端末装置12、31又は47からの要求に応じ
て、ユーザ所望の情報が存在する端末装置又はサーバを
検索する。これにより、レプリカマネージャ24Rはユ
ーザ所望の情報を取得し、これをユーザが使用する端末
装置12、31又は47に送信する。
【0068】かくしてユーザはレプリカマネージャ24
Rを有するサーバ24へのアクセス情報及び資源管理情
報を有するメモリカード11を所望の端末装置12、3
1又は47に装着することにより、いずれの端末装置1
2、31又は47を用いても、ネットワークシステム1
0に分散する情報を任意に利用することができる。
【0069】また、ユーザが使用する頻度の高い情報
は、所定のタイミングでレプリカマネージャ24Rによ
りメモリカード11に格納されることにより、ユーザは
使用頻度の高い情報を端末装置に装着されたメモリカー
ド11から取得することができ、当該情報を使用するに
つきネットワークを介してサーバ24にアクセスすると
いった煩雑な接続処理が回避される。
【0070】因みに、メモリカード11の高使用頻度情
報はメモリカード11が装着された端末装置をユーザが
操作することにより、ユーザが自ら入力することもでき
る。
【0071】かくして以上の構成によれば、ネットワー
クシステム10に分散している情報を任意に使用するこ
とができる。
【0072】また、頻繁に使用する情報はメモリカード
11に格納されているので、通信を行わずにこれを使用
することができる。
【0073】また必要な情報の存在位置を確認する方法
として、メモリカード11を参照するだけで良く、サー
バ24へのアクセスが不必要となる。
【0074】また、メモリカード11に資源管理情報及
び高使用頻度情報を格納しておくことにより、高使用頻
度情報の容易な使用と他の情報の検索がいずれの端末装
置を用いても可能となる。
【0075】また、端末装置(12、31及び47)
は、レプリカマネージャ24Rを有する必要がなく、そ
の構成が簡単になる。
【0076】なお上述の実施の形態においては、図8に
ついて上述したように、メモリカード11にサーバへの
アクセス情報、高使用頻度情報及び資源管理情報を格納
すると共に、サーバ24にレプリカマネージャ24R、
他の端末装置やサーバへのアクセス情報及び資源管理情
報を持たせる場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば図10に示すように、メモリカード11に
全ての端末装置やサーバへのアクセス情報、高使用頻度
情報及び資源管理情報を持たせると共に、端末装置1
2、31(及び47)にレプリカマネージャ12R、3
1Rを持たせるようにしても良い。
【0077】この場合、携帯電話31及びパーソナルコ
ンピュータ12は、図11及び図12に示すように、そ
れぞれレプリカマネージャ31R及び12Rを有する。
図11において携帯電話31は、メモリカード11を装
着したユーザが所望とする情報を情報記憶部31Mに有
していない場合、レプリカマネージャ31Rはメモリカ
ード11のアクセス情報(図10)及び資源管理情報に
基づいて、ユーザ所望の情報が存在する端末装置やサー
バを検索し、当該検索された端末装置やサーバからユー
ザ所望の情報を取得する。これにより携帯電話31はユ
ーザ所望の情報をその存在位置に関わらずユーザに提供
することができる。
【0078】また図12に示すパーソナルコンピュータ
12の場合も同様にして、メモリカード11を装着した
ユーザが所望とする情報を情報記憶部12Hに有してい
ない場合、レプリカマネージャ12Rはメモリカード1
1のアクセス情報(図10)及び資源管理情報に基づい
て、ユーザ所望の情報が存在する端末装置やサーバを検
索し、当該検索された端末装置やサーバからユーザ所望
の情報を取得する。これによりパーソナルコンピュータ
12はユーザ所望の情報をその存在位置に関わらずユー
ザに提供することができる。
【0079】因みに、レプリカマネージャ31R及び1
2Rは、それぞれ所定のタイミングごとにメモリカード
11の資源管理情報及び高使用頻度情報を更新するよう
になされており、資源管理情報の使用回数データが所定
回数を越えた情報について、その情報を高使用頻度情報
に加えることができる。また、メモリカード11の高使
用頻度情報は当該メモリカード11が装着された端末装
置をユーザが操作することによりユーザが自ら入力する
こともできる。
【0080】因みに、図13は図10に示す構成要素の
配置例におけるサーバ24の構成を示し、当該サーバ2
4はレプリカマネージャを持たない簡単な構成となる。
このサーバ24の情報記憶部24Eは資源管理情報を持
たず、資源管理情報の盗用を防止できる。
【0081】このように、図10の構成によれば、メモ
リカード11側においてのみ全ての端末装置のアクセス
情報及び資源管理情報を持たせることにより、セキュリ
ティを一段と向上することができる。
【0082】また上述の実施の形態においては、サーバ
24のレプリカマネージャ24Rが所定のタイミングご
とにサーバ24側の資源管理情報及びメモリカード11
の高使用頻度情報を更新する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、メモリカード11が装着された端
末装置がサーバ24にアクセスしたとき更新処理を実行
するようにしたり、メモリカード11が端末装置に装着
されたとき、更新処理を実行するようにしても良い。
【0083】また上述の実施の形態においては、端末装
置12、31のレプリカマネージャ12R、31Rが所
定のタイミング毎にメモリカード11の資源管理情報及
び高使用頻度情報を更新する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えばメモリカード11が端末装
置12、31に装着される毎に更新処理を実行するよう
にしても良い。
【0084】また上述の実施の形態においては、端末装
置に装着する記憶手段としてPCMCIA規格のメモリ
カード11を用いる場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、他の種々の規格のメモリカードや、スティ
ック状の記憶手段等、他の種々の形態の記憶手段を適用
することができる。
【0085】また上述の実施の形態においては、端末装
置に着脱自在の携帯記憶手段(メモリカード11)を用
いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、端
末装置自体に記憶手段を内蔵させるようにしても良い。
【0086】また上述の実施の形態においては、端末装
置としてパーソナルコンピュータ12、47、携帯電話
31を用いる場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えばPDA(Personal Digital Assistant)のよ
うに装置自体でスケジュールや電話帳等の高使用頻度情
報(図3)を閲覧し得るものやカーナビゲーションシス
テム等、種々の端末装置を用いることができる。
【0087】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、管理情報
記憶手段に記憶された管理情報に基づき、管理情報記憶
手段が接続された端末装置又は、当該端末装置に対して
ネットワークを介して接続された情報取得手段を介して
所望の情報を取得することにより、ネットワーク上に分
散している情報を一段と有効かつ容易に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報管理装置を有するネットワー
クシステムの全体構成を示す略線的接続図である。
【図2】メモリカードの構成を示すブロック図である。
【図3】メモリカードのメモリマップを示す略線図であ
る。
【図4】メモリカード内部のデータフォーマットを示す
略線図である。
【図5】携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図6】サーバの構成を示すブロック図である。
【図7】パーソナルコンピュータの構成を示すブロック
図である。
【図8】実施の形態による構成要素の配置例を示すブロ
ック図である。
【図9】資源管理情報及び高使用頻度情報の更新処理手
順を示すフローチャートである。
【図10】他の実施の形態による構成要素の配置例を示
すブロック図である。
【図11】他の実施の形態による携帯電話の構成を示す
ブロック図である。
【図12】他の実施の形態によるパーソナルコンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図13】他の実施の形態によるサーバの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10……ネットワークシステム、11……メモリカー
ド、12、47……パーソナルコンピュータ、12H、
24E、31H、47H……情報記憶部、12R、31
R、24R……レプリカマネージャ、21……サービス
プロバイダ、24……サーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 智弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK02 NR06 PP02 PP07 PQ02 PR04 5B082 FA11 5B089 GA11 GA25 HA10 JA21 JB22 KA03 KA16 KB06 LB04 LB14 5K051 AA03 BB02 CC01 CC07 DD01 EE02 FF01 FF16 HH15 HH18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上に分散された情報を管理す
    る情報管理装置において、 上記分散された情報の管理情報を記憶する管理情報記憶
    手段と、 上記管理情報に基づき上記ネットワークに分散された情
    報を取得する情報取得手段とを具えることを特徴とする
    情報管理装置。
  2. 【請求項2】上記管理情報記憶手段は、上記ネットワー
    クに接続される端末装置に接続自在であることを特徴と
    する請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 【請求項3】上記管理情報記憶手段は、上記管理情報に
    加えて上記情報のうち使用頻度の高い情報を記憶するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  4. 【請求項4】上記管理情報は、上記情報取得手段へのア
    クセス情報を含み、 上記情報取得手段は、上記ネットワークに分散した情報
    へのアクセス情報を有することを特徴とする請求項1に
    記載の情報管理装置。
  5. 【請求項5】上記情報取得手段は、上記アクセス情報に
    加えて上記情報の管理情報を有し、 上記管理情報記憶手段は、上記端末装置が有する情報又
    は上記ネットワークに分散する他の情報が使用されたと
    き、上記管理情報記憶手段に記憶された上記管理情報を
    更新し、 上記情報取得手段は、当該情報取得手段が有する上記管
    理情報を、上記管理情報記憶手段が有する管理情報に基
    づいて更新することを特徴とする請求項4に記載の情報
    管理装置。
  6. 【請求項6】上記管理情報記憶手段は、上記ネットワー
    クに分散した情報へのアクセス情報を記憶し、 上記情報取得手段は、上記管理情報記憶手段が接続され
    る上記端末装置に設けられ、上記端末装置に接続された
    上記管理情報記憶手段から読み出された上記管理情報及
    び上記アクセス情報に基づいて上記ネットワーク上の情
    報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報管
    理装置。
  7. 【請求項7】ネットワーク上に分散された情報を管理す
    る情報管理方法において、 上記分散された情報の管理情報を記憶する管理情報記憶
    手段から上記管理情報を読み出す管理情報読み出しステ
    ップと、 上記読み出された管理情報に基づいて、上記情報の存在
    位置を検出する情報位置検出ステップと、 上記検出結果が上記管理情報記憶手段から上記管理情報
    を読み出した端末装置であるとき上記管理情報を読み出
    した端末装置から上記情報を取得し、上記検出結果が上
    記ネットワークの他の端末装置であるとき上記他の端末
    装置から上記情報を取得する情報取得ステップとを具え
    ることを特徴とする情報管理方法。
  8. 【請求項8】上記管理情報記憶手段は、上記ネットワー
    クに接続される端末装置に接続自在であり、 上記情報取得ステップは、上記検出結果が上記管理情報
    記憶手段が接続された上記端末装置であるとき上記管理
    情報記憶手段が接続された端末装置から上記情報を取得
    し、上記検出結果が上記ネットワークの他の端末装置で
    あるとき上記他の端末装置から上記情報を取得すること
    を特徴とする請求項7に記載の情報管理方法。
  9. 【請求項9】ネットワークに接続される端末装置におい
    て、 所定の管理情報記憶手段に記憶されている上記ネットワ
    ークに分散した情報の管理情報及び上記ネットワークに
    分散した情報へのアクセス情報を読み出し、当該読み出
    された上記管理情報及び上記アクセス情報に基づいて上
    記ネットワークに分散した情報を取得する情報取得手段
    を具えることを特徴とする端末装置。
  10. 【請求項10】上記管理情報記憶手段は、携帯記憶手段
    であり、 上記端末装置は、上記携帯記憶手段を接続する接続手段
    を具えることを特徴とする請求項9に記載の端末装置。
  11. 【請求項11】ネットワークに接続されるネットワーク
    サーバにおいて、 上記ネットワークに分散した情報の管理情報及び上記情
    報へのアクセス情報を記憶した管理情報記憶手段と、 上記管理情報記憶手段に記憶された上記管理情報及び上
    記アクセス情報に基づいて、上記ネットワークに接続さ
    れた端末装置から送信される要求に応じた情報を上記ネ
    ットワークに分散した情報のなかから取得する情報取得
    手段とを具えることを特徴とするネットワークサーバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351912A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sharp Corp 情報配信システム、それに用いる情報収集作成端末装置、情報提供装置、情報利用端末装置およびそれらを動作させるためのプログラム、そのプログラムが記録された記録媒体、ならびに、情報配信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002351912A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sharp Corp 情報配信システム、それに用いる情報収集作成端末装置、情報提供装置、情報利用端末装置およびそれらを動作させるためのプログラム、そのプログラムが記録された記録媒体、ならびに、情報配信方法

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