JP2001013602A - 表示素子調整機構及び画像表示装置 - Google Patents
表示素子調整機構及び画像表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 省スペース化を図ることのできる表示素子調
整機構を提供する。 【解決手段】 液晶パネル130Bの周囲を囲んで液晶
パネル130Bを設置するための取付面11aに固定さ
れる外枠12と、取付面11aに液晶パネル130Bを
圧接する板バネ13と、取付面11aに平行な直交する
2方向に液晶パネル130Bを付勢する板バネ17と、
外枠12に螺合するとともに板バネ17の付勢力に抗し
て液晶パネル130Bの一辺を押圧する調整ネジ15
a、15bと、該一辺の両端に斜面が接して配されるテ
ーパ部材21、22と、外枠12に螺合するとともにテ
ーパ部材21、22を調整ネジ15a、15bと同一方
向から押圧する調整ネジ14a、14bとを備えた。
整機構を提供する。 【解決手段】 液晶パネル130Bの周囲を囲んで液晶
パネル130Bを設置するための取付面11aに固定さ
れる外枠12と、取付面11aに液晶パネル130Bを
圧接する板バネ13と、取付面11aに平行な直交する
2方向に液晶パネル130Bを付勢する板バネ17と、
外枠12に螺合するとともに板バネ17の付勢力に抗し
て液晶パネル130Bの一辺を押圧する調整ネジ15
a、15bと、該一辺の両端に斜面が接して配されるテ
ーパ部材21、22と、外枠12に螺合するとともにテ
ーパ部材21、22を調整ネジ15a、15bと同一方
向から押圧する調整ネジ14a、14bとを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
ー等の画像表示装置及び画像表示装置に搭載される液晶
パネル等の表示素子の取付位置を調整する表示素子調整
機構に関する。
ー等の画像表示装置及び画像表示装置に搭載される液晶
パネル等の表示素子の取付位置を調整する表示素子調整
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクター等の画像表示装置は
赤色光、緑色光及び青色光に対応する3つの液晶パネル
等の表示素子を有している。各表示素子の同一箇所から
射出される光束は同じ位置を照射して合成され、その結
果所望の色の画像が形成される。このため、画像表示装
置の組立の際に各表示素子は高精度に位置調整が行われ
ている。表示素子の位置調整は一般に専用の治工具を用
いて行われる。
赤色光、緑色光及び青色光に対応する3つの液晶パネル
等の表示素子を有している。各表示素子の同一箇所から
射出される光束は同じ位置を照射して合成され、その結
果所望の色の画像が形成される。このため、画像表示装
置の組立の際に各表示素子は高精度に位置調整が行われ
ている。表示素子の位置調整は一般に専用の治工具を用
いて行われる。
【0003】しかし、表示素子を故障等により交換する
場合には、該表示素子の周辺には他の光学部品等が既に
設置されており、専用の治工具を設置するスペースを確
保することができない。このため、他の光学部品等が設
置された状態で表示素子の位置調整が可能な表示素子調
整機構が画像表示装置に設けられる。
場合には、該表示素子の周辺には他の光学部品等が既に
設置されており、専用の治工具を設置するスペースを確
保することができない。このため、他の光学部品等が設
置された状態で表示素子の位置調整が可能な表示素子調
整機構が画像表示装置に設けられる。
【0004】図1、図2は従来の表示素子調整機構を示
す上面断面図及び正面図である。液晶パネル1はスライ
ド枠2内に配され、スライド枠2に設けられた案内部2
aによりX方向に摺動可能になっている。スライド枠2
は固定枠3内に配され、固定枠3に設けられた案内部3
aによりZ方向に摺動可能になっている。固定枠3は画
像表示装置の所定位置に固定されている。
す上面断面図及び正面図である。液晶パネル1はスライ
ド枠2内に配され、スライド枠2に設けられた案内部2
aによりX方向に摺動可能になっている。スライド枠2
は固定枠3内に配され、固定枠3に設けられた案内部3
aによりZ方向に摺動可能になっている。固定枠3は画
像表示装置の所定位置に固定されている。
【0005】液晶パネル1は付勢バネ6により図中右方
に付勢されており、スライド枠2に螺合する調整ネジ5
a、5bによりX方向の位置決めが可能になっている。
スライド枠2は付勢バネ7により図2の図中上方に付勢
されており、固定枠3に螺合する調整ネジ4a、4bに
よりZ方向の位置決めが可能になっている。
に付勢されており、スライド枠2に螺合する調整ネジ5
a、5bによりX方向の位置決めが可能になっている。
スライド枠2は付勢バネ7により図2の図中上方に付勢
されており、固定枠3に螺合する調整ネジ4a、4bに
よりZ方向の位置決めが可能になっている。
【0006】固定枠3の側壁3bとスライド枠2との間
には所定量の隙間が設けられている。従って、付勢バネ
7の付勢力を付勢バネ6の付勢力より大きくしておく
と、調整ネジ4a、4bを異なる移動量で移動すること
によって、スライド枠2をXZ平面内において回動させ
ることができる。これにより、直交する2方向の位置と
1方向の傾斜を調整することができるようになってい
る。
には所定量の隙間が設けられている。従って、付勢バネ
7の付勢力を付勢バネ6の付勢力より大きくしておく
と、調整ネジ4a、4bを異なる移動量で移動すること
によって、スライド枠2をXZ平面内において回動させ
ることができる。これにより、直交する2方向の位置と
1方向の傾斜を調整することができるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
表示素子調整機構によると、X方向の位置調整を行う調
整ネジ5a、5bとZ方向の位置調整を行う調整ネジ4
a、4bとを異なる方向から操作するため液晶パネル1
の周囲に広い作業スペースを必要とする。また、液晶パ
ネル1の裏面にスライド枠2と固定枠3の板厚のスペー
スを必要とする。従って、画像表示装置が大型になる問
題があった。
表示素子調整機構によると、X方向の位置調整を行う調
整ネジ5a、5bとZ方向の位置調整を行う調整ネジ4
a、4bとを異なる方向から操作するため液晶パネル1
の周囲に広い作業スペースを必要とする。また、液晶パ
ネル1の裏面にスライド枠2と固定枠3の板厚のスペー
スを必要とする。従って、画像表示装置が大型になる問
題があった。
【0008】本発明は、省スペース化を図ることのでき
る表示素子調整機構を提供することを目的とする。ま
た、本発明は小型化可能な画像表示装置を提供すること
を目的とする。
る表示素子調整機構を提供することを目的とする。ま
た、本発明は小型化可能な画像表示装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明の表示素子調整機構は、表
示素子の周囲を囲むとともに表示素子を設置するための
取付面に固定される外枠と、前記取付面に表示素子を圧
接する第1付勢手段と、前記取付面に平行な方向に表示
素子を付勢する第2付勢手段と、前記外枠に螺合すると
ともに第2付勢手段の付勢力に抗して表示素子の一辺の
2箇所を押圧する第1調整ネジと、該一辺の両端に斜面
が接して配されるテーパ部材と、前記外枠に螺合すると
ともに前記テーパ部材を第1調整ネジと同一方向から押
圧する第2調整ネジとを備えたことを特徴としている。
に請求項1に記載された発明の表示素子調整機構は、表
示素子の周囲を囲むとともに表示素子を設置するための
取付面に固定される外枠と、前記取付面に表示素子を圧
接する第1付勢手段と、前記取付面に平行な方向に表示
素子を付勢する第2付勢手段と、前記外枠に螺合すると
ともに第2付勢手段の付勢力に抗して表示素子の一辺の
2箇所を押圧する第1調整ネジと、該一辺の両端に斜面
が接して配されるテーパ部材と、前記外枠に螺合すると
ともに前記テーパ部材を第1調整ネジと同一方向から押
圧する第2調整ネジとを備えたことを特徴としている。
【0010】この構成によると、表示素子は第1付勢手
段により取付面に圧接されて摺動可能になっている。表
示素子は第1調整ネジの操作により一方向に移動され
る。第2調整ネジの操作によりテーパ部材が移動される
と、表示素子は第1調整ネジの位置に応じて案内され、
他方向に移動される。
段により取付面に圧接されて摺動可能になっている。表
示素子は第1調整ネジの操作により一方向に移動され
る。第2調整ネジの操作によりテーパ部材が移動される
と、表示素子は第1調整ネジの位置に応じて案内され、
他方向に移動される。
【0011】また請求項2に記載された発明の表示素子
調整機構は、表示素子の周囲を囲むとともに表示素子を
設置するための取付面に固定される外枠と、前記取付面
に表示素子を圧接する第1付勢手段と、前記取付面に平
行な直交する2方向に表示素子を付勢する第2、第3付
勢手段と、前記外枠に螺合するとともに第2付勢手段の
付勢力に抗して表示素子の一辺の2箇所を押圧する第1
調整ネジと、該一辺の一端に斜面が接して配されるテー
パ部材と、前記外枠に螺合するとともに第3付勢手段の
付勢力に抗して前記テーパ部材を第1調整ネジと同一方
向から押圧する第2調整ネジとを備えたことを特徴とし
ている。
調整機構は、表示素子の周囲を囲むとともに表示素子を
設置するための取付面に固定される外枠と、前記取付面
に表示素子を圧接する第1付勢手段と、前記取付面に平
行な直交する2方向に表示素子を付勢する第2、第3付
勢手段と、前記外枠に螺合するとともに第2付勢手段の
付勢力に抗して表示素子の一辺の2箇所を押圧する第1
調整ネジと、該一辺の一端に斜面が接して配されるテー
パ部材と、前記外枠に螺合するとともに第3付勢手段の
付勢力に抗して前記テーパ部材を第1調整ネジと同一方
向から押圧する第2調整ネジとを備えたことを特徴とし
ている。
【0012】この構成によると、表示素子は第1付勢手
段により取付面に圧接されて摺動可能になっている。表
示素子は第1調整ネジの操作により一方向に移動され
る。第2調整ネジの操作によりテーパ部材が移動される
と、表示素子は第1調整ネジの位置に応じて案内され、
第3付勢手段の付勢力に抗して他方向に移動される。
段により取付面に圧接されて摺動可能になっている。表
示素子は第1調整ネジの操作により一方向に移動され
る。第2調整ネジの操作によりテーパ部材が移動される
と、表示素子は第1調整ネジの位置に応じて案内され、
第3付勢手段の付勢力に抗して他方向に移動される。
【0013】また請求項3に記載された発明は、請求項
1または請求項2に記載された表示素子調整機構におい
て、第1調整ネジと表示素子との間に板状部材を配した
ことを特徴としている。この構成によると、第2調整ネ
ジの移動により表示素子は板状部材に摺動案内されて移
動する。
1または請求項2に記載された表示素子調整機構におい
て、第1調整ネジと表示素子との間に板状部材を配した
ことを特徴としている。この構成によると、第2調整ネ
ジの移動により表示素子は板状部材に摺動案内されて移
動する。
【0014】また請求項4に記載された発明の画像表示
装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示
素子調整機構を備えたことを特徴としている。
装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示
素子調整機構を備えたことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。図3は一実施形態の画像表示装置を示す構成
図である。画像表示装置は、光源121、放物面鏡12
2、UV−IRカットフィルタ123、偏光変換光学系
120、ダイクロイックミラー137、138、反射ミ
ラー126、127、128、129、液晶パネル13
0R、130G、130B、クロスダイクロイックプリ
ズム133及び投影光学系134から構成されている。
説明する。図3は一実施形態の画像表示装置を示す構成
図である。画像表示装置は、光源121、放物面鏡12
2、UV−IRカットフィルタ123、偏光変換光学系
120、ダイクロイックミラー137、138、反射ミ
ラー126、127、128、129、液晶パネル13
0R、130G、130B、クロスダイクロイックプリ
ズム133及び投影光学系134から構成されている。
【0016】光源121から射出された光は、放物面鏡
122により平行光に揃えられる。そして、UV−IR
カットフィルタ123により紫外線及び赤外線が除去さ
れた後、偏光変換光学系120により所定方向の直線偏
光に変換される。
122により平行光に揃えられる。そして、UV−IR
カットフィルタ123により紫外線及び赤外線が除去さ
れた後、偏光変換光学系120により所定方向の直線偏
光に変換される。
【0017】偏光変換光学系120を通った直線偏光
は、ダイクロイックミラー137により青色光のみが反
射され、赤色光及び緑色光が透過される。青色光は反射
ミラー126、129を反射して液晶パネル130Bを
照射する。液晶パネル130Bは所定部分のみの青色光
を透過し、クロスダイクロプリズム133の青色光のみ
を反射する第1反射面133aを反射して投影光学系1
34により投射される。
は、ダイクロイックミラー137により青色光のみが反
射され、赤色光及び緑色光が透過される。青色光は反射
ミラー126、129を反射して液晶パネル130Bを
照射する。液晶パネル130Bは所定部分のみの青色光
を透過し、クロスダイクロプリズム133の青色光のみ
を反射する第1反射面133aを反射して投影光学系1
34により投射される。
【0018】ダイクロイックミラー137を透過した赤
色光及び緑色光は、ダイクロイックミラー138により
緑色光のみが反射され、赤色光が透過される。緑色光は
反射ミラー128で反射され、液晶パネル130Gを照
射する。液晶パネル130Gは所定部分のみの緑色光を
透過し、クロスダイクロプリズム133の第1反射面1
33a及び、赤色光のみを反射する第2反射面133b
を透過して投影光学系134により投射される。
色光及び緑色光は、ダイクロイックミラー138により
緑色光のみが反射され、赤色光が透過される。緑色光は
反射ミラー128で反射され、液晶パネル130Gを照
射する。液晶パネル130Gは所定部分のみの緑色光を
透過し、クロスダイクロプリズム133の第1反射面1
33a及び、赤色光のみを反射する第2反射面133b
を透過して投影光学系134により投射される。
【0019】ダイクロイックミラー138を透過した赤
色光は、反射ミラー127で反射され、液晶パネル13
0Rを照射する。液晶パネル130Rは所定部分のみの
赤色光を透過し、クロスダイクロプリズム133の第2
反射面133bを反射して投影光学系により投射され
る。これにより、赤色光、緑色光、青色光が合成されて
図示しないスクリーン上に投影されるようになってい
る。
色光は、反射ミラー127で反射され、液晶パネル13
0Rを照射する。液晶パネル130Rは所定部分のみの
赤色光を透過し、クロスダイクロプリズム133の第2
反射面133bを反射して投影光学系により投射され
る。これにより、赤色光、緑色光、青色光が合成されて
図示しないスクリーン上に投影されるようになってい
る。
【0020】液晶パネル130R、130G、130B
は同一の表示素子調整機構により位置調整が可能になっ
ている。図4、図5に液晶パネル130Bを正面から見
た図及び上面図を示す。また、図6は表示素子調整機構
の分解斜視図を示している。
は同一の表示素子調整機構により位置調整が可能になっ
ている。図4、図5に液晶パネル130Bを正面から見
た図及び上面図を示す。また、図6は表示素子調整機構
の分解斜視図を示している。
【0021】液晶パネル130Bが取り付けられる固定
板11の取付面11aは、Y方向の位置、YZ平面内の
傾斜及びXY平面内の傾斜が画像表示装置の組立時にお
いて調整して固定されている。固定板11には液晶パネ
ル130Bを囲う外枠12が3本のボルト18により固
定されている。外枠12の一部を屈曲して設けられるバ
ネ取付部12aには2つの板バネ13がボルト20によ
り取り付けられている。従って、板バネ13の付勢力に
より液晶パネル130Bが取付面11aに圧接されてい
る。
板11の取付面11aは、Y方向の位置、YZ平面内の
傾斜及びXY平面内の傾斜が画像表示装置の組立時にお
いて調整して固定されている。固定板11には液晶パネ
ル130Bを囲う外枠12が3本のボルト18により固
定されている。外枠12の一部を屈曲して設けられるバ
ネ取付部12aには2つの板バネ13がボルト20によ
り取り付けられている。従って、板バネ13の付勢力に
より液晶パネル130Bが取付面11aに圧接されてい
る。
【0022】外枠12の底壁12bと液晶パネル130
Bとの間には板バネ17が配されている。外枠12の上
壁12cには4本の調整ネジ14a、14b、15a、
15bが螺嵌されている。調整ネジ15a、15bは板
状部材19を介して液晶パネル130Bの上面を押圧す
るようになっている。
Bとの間には板バネ17が配されている。外枠12の上
壁12cには4本の調整ネジ14a、14b、15a、
15bが螺嵌されている。調整ネジ15a、15bは板
状部材19を介して液晶パネル130Bの上面を押圧す
るようになっている。
【0023】液晶パネル130Bの上部両端には斜面2
1a、22aが接するようにテーパ部材21、22が配
されている。テーパ部材21、22は調整ネジ14a、
14bにより押圧されている。尚、23は液晶パネル1
30Bの信号の入出力を行うフレキシブル基板である。
1a、22aが接するようにテーパ部材21、22が配
されている。テーパ部材21、22は調整ネジ14a、
14bにより押圧されている。尚、23は液晶パネル1
30Bの信号の入出力を行うフレキシブル基板である。
【0024】上記構成の液晶パネル130B及び表示素
子調整機構において、調整ネジ14a、14b、15
a、15bを同じ量だけ緩めると、液晶パネル130B
は板バネ17の付勢力により図4における上方に移動す
る。調整ネジ14a、14b、15a、15bを板バネ
17の付勢力に抗して同じ量だけ締めると、液晶パネル
130Bは同図の図中下方に移動する。
子調整機構において、調整ネジ14a、14b、15
a、15bを同じ量だけ緩めると、液晶パネル130B
は板バネ17の付勢力により図4における上方に移動す
る。調整ネジ14a、14b、15a、15bを板バネ
17の付勢力に抗して同じ量だけ締めると、液晶パネル
130Bは同図の図中下方に移動する。
【0025】調整ネジ14aを緩め、調整ネジ14bを
締めると、液晶パネル130Bの上面が板状部材19に
案内されて液晶パネル130Bは同図の図中左方に移動
する。調整ネジ14bを緩め、調整ネジ14aを締める
と、液晶パネル130Bの上面が板状部材19に案内さ
れて液晶パネル130Bは同図の図中右方に移動する。
締めると、液晶パネル130Bの上面が板状部材19に
案内されて液晶パネル130Bは同図の図中左方に移動
する。調整ネジ14bを緩め、調整ネジ14aを締める
と、液晶パネル130Bの上面が板状部材19に案内さ
れて液晶パネル130Bは同図の図中右方に移動する。
【0026】調整ネジ14a、15aを緩め、調整ネジ
14b、15bを締めると、板状部材19が傾斜して液
晶パネル130Bは同図のXZ平面内を時計回りに回動
する。調整ネジ14b、15bを緩め、調整ネジ14
a、15aを締めると、板状部材19が傾斜して液晶パ
ネル130Bは同図のXZ平面内を反時計回りに回動す
る。
14b、15bを締めると、板状部材19が傾斜して液
晶パネル130Bは同図のXZ平面内を時計回りに回動
する。調整ネジ14b、15bを緩め、調整ネジ14
a、15aを締めると、板状部材19が傾斜して液晶パ
ネル130Bは同図のXZ平面内を反時計回りに回動す
る。
【0027】尚、液晶パネル130Bの上面が平面の場
合には板状部材19を省いてもよい。この場合、液晶パ
ネル130Bは左右移動の際に調整ネジ15a、15b
に案内されて移動する。この時、板状部材19を設ける
方が液晶パネル130Bを板状部材19に沿ってスムー
ズに案内することができるので望ましい。
合には板状部材19を省いてもよい。この場合、液晶パ
ネル130Bは左右移動の際に調整ネジ15a、15b
に案内されて移動する。この時、板状部材19を設ける
方が液晶パネル130Bを板状部材19に沿ってスムー
ズに案内することができるので望ましい。
【0028】以上のように本実施形態によると、同じ方
向に移動する4本の調整ネジ14a、14b、15a、
15bにより簡単に液晶パネル130Bの上下左右方向
と傾斜の調整を行うことができる。このため液晶パネル
130Bの交換の際に液晶パネル130Bに対して一方
向のみにスペースがあれば調整作業を行うことができ
る。
向に移動する4本の調整ネジ14a、14b、15a、
15bにより簡単に液晶パネル130Bの上下左右方向
と傾斜の調整を行うことができる。このため液晶パネル
130Bの交換の際に液晶パネル130Bに対して一方
向のみにスペースがあれば調整作業を行うことができ
る。
【0029】そして、液晶パネル130Bは取付面11
aに接して配されるので、液晶パネル130Bの裏面に
従来(図1参照)のような板材を必要としない。従っ
て、表示素子調整機構を省スペースにすることができ
る。その結果、画像表示装置を小型化することができ
る。
aに接して配されるので、液晶パネル130Bの裏面に
従来(図1参照)のような板材を必要としない。従っ
て、表示素子調整機構を省スペースにすることができ
る。その結果、画像表示装置を小型化することができ
る。
【0030】また、表示素子調整機構が搭載されていな
い画像表示装置の液晶パネル130Bが故障した場合
に、新しい液晶パネル130Bを本実施形態の表示素子
調整機構とともに取り付けてもよい。本実施形態の表示
素子調整機構は液晶パネル130Bの周囲のスペースが
狭くても容易に取り付けることができるとともに、液晶
パネル130Bの位置調整を容易に行うことが可能とな
る。
い画像表示装置の液晶パネル130Bが故障した場合
に、新しい液晶パネル130Bを本実施形態の表示素子
調整機構とともに取り付けてもよい。本実施形態の表示
素子調整機構は液晶パネル130Bの周囲のスペースが
狭くても容易に取り付けることができるとともに、液晶
パネル130Bの位置調整を容易に行うことが可能とな
る。
【0031】表示素子調整機構の他の実施形態として、
テーパ部材21及び調整ネジ14aを省いて、液晶パネ
ル130Bを左方から付勢する板バネを液晶パネル13
0Bと左方側壁12dとの間に設けてもよい。このよう
な構成においても上記と同等に3本の調整ネジ15a、
15b、14bにより液晶パネル130Bの上下左右方
向と傾斜の調整を行うことができる。
テーパ部材21及び調整ネジ14aを省いて、液晶パネ
ル130Bを左方から付勢する板バネを液晶パネル13
0Bと左方側壁12dとの間に設けてもよい。このよう
な構成においても上記と同等に3本の調整ネジ15a、
15b、14bにより液晶パネル130Bの上下左右方
向と傾斜の調整を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によると、同じ方向に移動する第
1、第2調整ネジにより簡単に表示素子の上下左右方向
と傾斜の調整を行うことができる。このため表示素子に
対して一方向のみにスペースがあれば調整作業を行うこ
とができる。そして、表示素子は取付面に接して配され
るため、表示素子の裏面に従来のような板材を必要とし
ない。従って、表示素子調整機構を省スペースにするこ
とができる。その結果、画像表示装置を小型化すること
ができる。
1、第2調整ネジにより簡単に表示素子の上下左右方向
と傾斜の調整を行うことができる。このため表示素子に
対して一方向のみにスペースがあれば調整作業を行うこ
とができる。そして、表示素子は取付面に接して配され
るため、表示素子の裏面に従来のような板材を必要とし
ない。従って、表示素子調整機構を省スペースにするこ
とができる。その結果、画像表示装置を小型化すること
ができる。
【0033】また、表示素子調整機構が搭載されていな
い画像表示装置の表示素子が故障した場合に、新しい表
示素子を本発明の表示素子調整機構とともに取り付ける
ことで、表示素子の周囲のスペースが狭くても容易に取
り付けることができるとともに、表示素子の位置調整を
容易に行うことが可能となる。
い画像表示装置の表示素子が故障した場合に、新しい表
示素子を本発明の表示素子調整機構とともに取り付ける
ことで、表示素子の周囲のスペースが狭くても容易に取
り付けることができるとともに、表示素子の位置調整を
容易に行うことが可能となる。
【図1】 従来の表示素子調整機構を示す上面断面
図である。
図である。
【図2】 従来の表示素子調整機構を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の実施形態の画像表示装置を示す
構成図である。
構成図である。
【図4】 本発明の実施形態の画像表示装置の表示
素子調整機構を示す正面図である。
素子調整機構を示す正面図である。
【図5】 本発明の実施形態の画像表示装置の表示
素子調整機構を示す上面図である。
素子調整機構を示す上面図である。
【図6】 本発明の実施形態の画像表示装置の表示
素子調整機構を示す分解斜視図である。
素子調整機構を示す分解斜視図である。
11 固定板 12 外枠 13、17 板バネ 14a、14b、15a、15b 調整ネジ 19 板状部材 21、22 テーパ部材 120 偏光変換光学系 121 光源 122 放物面鏡 123 UV−IRカットフィルタ 126、127、128、129 反射ミラー 130R、130G、130B 液晶パネル 133 クロスダイクロプリズム 134 投影光学系 137、138 ダイクロイックミラー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 360 G09F 9/00 360N Fターム(参考) 2H088 EA14 EA19 HA13 HA18 HA21 HA24 HA28 MA20 2H089 HA40 QA11 TA12 TA15 TA16 TA17 TA18 UA05 5G435 AA00 AA18 BB17 CC12 DD02 DD05 EE13 EE14 FF03 FF05 GG01 GG03 GG04 GG08 GG11 GG16 GG28 LL15
Claims (4)
- 【請求項1】 表示素子の周囲を囲むとともに表示素子
を設置するための取付面に固定される外枠と、前記取付
面に表示素子を圧接する第1付勢手段と、前記取付面に
平行な方向に表示素子を付勢する第2付勢手段と、前記
外枠に螺合するとともに第2付勢手段の付勢力に抗して
表示素子の一辺の2箇所を押圧する第1調整ネジと、該
一辺の両端に斜面が接するように配されるテーパ部材
と、前記外枠に螺合するとともに前記テーパ部材を第1
調整ネジと同一方向から押圧する第2調整ネジとを備え
たことを特徴とする表示素子調整機構。 - 【請求項2】 表示素子の周囲を囲むとともに表示素子
を設置するための取付面に固定される外枠と、前記取付
面に表示素子を圧接する第1付勢手段と、前記取付面に
平行な直交する2方向に表示素子を付勢する第2、第3
付勢手段と、前記外枠に螺合するとともに第2付勢手段
の付勢力に抗して表示素子の一辺の2箇所を押圧する第
1調整ネジと、該一辺の一端に斜面が接するように配さ
れるテーパ部材と、前記外枠に螺合するとともに第3付
勢手段の付勢力に抗して前記テーパ部材を第1調整ネジ
と同一方向から押圧する第2調整ネジとを備えたことを
特徴とする表示素子調整機構。 - 【請求項3】 第1調整ネジと表示素子との間に板状部
材を配したことを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の表示素子調整機構。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の表示素子調整機構を備えたことを特徴とする画像表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11181339A JP2001013602A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 表示素子調整機構及び画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11181339A JP2001013602A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 表示素子調整機構及び画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001013602A true JP2001013602A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16098978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11181339A Pending JP2001013602A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 表示素子調整機構及び画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001013602A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100481508B1 (ko) * | 2002-07-04 | 2005-04-07 | 삼성전자주식회사 | 프로젝션 텔레비젼의 광학엔진 |
KR100621184B1 (ko) | 2005-04-21 | 2006-09-07 | 삼성전자주식회사 | 광학엔진 및 이를 포함하는 영상투사장치 |
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JP2011197592A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-06 | Casio Computer Co Ltd | 表示素子調整機構及びプロジェクタ |
JP2021018434A (ja) * | 2019-07-16 | 2021-02-15 | クリスティ デジタル システムズ ユーエスエイ インコーポレイテッド | 光変調器画像調整のためのウェッジ機構 |
-
1999
- 1999-06-28 JP JP11181339A patent/JP2001013602A/ja active Pending
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JP7296921B2 (ja) | 2019-07-16 | 2023-06-23 | クリスティ デジタル システムズ ユーエスエイ インコーポレイテッド | 光変調器画像調整のためのウェッジ機構 |
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