JP2001013346A - ダブルクラッドファイバとそれを用いた光増幅器及びファイバレーザー - Google Patents

ダブルクラッドファイバとそれを用いた光増幅器及びファイバレーザー

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JP2001013346A
JP2001013346A JP11184311A JP18431199A JP2001013346A JP 2001013346 A JP2001013346 A JP 2001013346A JP 11184311 A JP11184311 A JP 11184311A JP 18431199 A JP18431199 A JP 18431199A JP 2001013346 A JP2001013346 A JP 2001013346A
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fiber
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optical
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Shu Namiki
周 並木
Norio Tashiro
至男 田代
Katsuya Nukui
克弥 温井
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のダブルクラッドファイバは形状が複雑
で製作に手間がかかりコスト高であった。 【解決手段】 本発明のダブルクラッドファイバは、第
1クラッド2が2以上の直線状の反射面4を有し、それ
ら反射面4はコア1に対する向きが光伝播方向の任意箇
所で変化している。第1クラッド2が2以上の直線状の
反射面4を有し、第1クラッド2をコア1の回転対称軸
Xを中心に捩じることにより、コア1に対する反射面4
の向きを光伝播方向の任意箇所で変化させた。第1クラ
ッド2とコア1、又は第1クラッド2と第2クラッド
3、又は第1クラッド2とコア1と第2クラッド3の全
てを、コア1の回転対称軸Xを中心に捩じることによ
り、コア1に対する反射面4の向きを光伝播方向の任意
箇所で変化させた。本発明の光増幅器は必要箇所に前記
ダブルクラッドファイバのいずれかを用いた。本発明の
ファイバレーザーは励起光をレーザー発振させながら伝
送可能な光ファイバーに前記ダブルクラッドファイバの
いずれかを用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高出力の光を必要と
する全ての分野において利用可能であり、例えば光ファ
イバ通信や衛星間通信、レーザマーカー、医学用レーザ
メス、レーザ核融合、レーザプリンタ、レーザコピー、
半導体露光器用光源等に利用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】近年のレーザ技術の進化と共に、より高
出力の信号光や光出力が求められるようになってきた。
例えば通信の分野では光ファイバ増幅器により信号光を
増幅する技術が用いられている。この技術は信号光と励
起光を増幅媒質が添加された光増幅用ファイバに入射さ
せることによって、反転分布作用によって信号光を増幅
して出力するものである。この技術は高出力の信号光を
安く、簡単に、高効率で実現する手段として広く用いら
れている。
【0003】さらに、信号光の光出力を1W以上とする
ための手段の1つとして、前記光増幅用ファイバやファ
イバレーザ(励起光源)にダブルクラッドファイバを用
いた技術がある。ダブルクラッドファイバとは図8に示
すように光増幅媒質が添加されたコアAの外側に励起光
を伝播させるための第1クラッドBが形成され、その外
側に第1クラッドBに注入された励起光を第1クラッド
B内に全反射させる第2クラッドCが形成された光ファ
イバであり、励起光を前記第1クラッドBに注入する
と、注入された励起光が第1クラッドB内を全反射しな
がら伝播する間にコアAに添加されている光増幅媒質に
励起パワーを供給してコアA内を伝播する光(信号光や
ビーム等)を増幅することができるようにしたものであ
る。
【0004】ここでダブルクラッドファイバの第1クラ
ッドの形状に回転対称性があると、図9に示すように第
1クラッドBの反射面CのコアAに対する角度は常に一
定であるため、第1クラッドBに入射した励起光は一定
角度で螺旋を描きながら同第1クラッドB内を伝播す
る。従って、最初にコアAから外れた励起光は何度反射
してもコアAに結合することはない。この結果、コアA
に結合して同コアAに励起パワーを供給できるのは入射
した全励起光のうち僅かにすぎないといった難点があっ
た。
【0005】そこで、第1クラッドの断面形状を異形と
して回転対称性を無くすことによって、励起光を効率良
くコアに集めるようにしたダブルクラッドファイバが既
に開発されている。特開平7−504049号や特開平
9−194225号等に示されるものがそれである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平7
−504049号や特開口平9−194225号に代表
される従来のダブルクラッドファイバは2次元の断面で
の励起光とコアの結合効率のみに注目しているため、第
1クラッドの形状が複雑になり、製作に手間やコストが
かかるといった課題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は第1クラ
ッドがある断面ごとでは回転対称性を有するが、ファイ
バの長手方向に重ねてみると回転対称性がなくなるよう
にすることで、当該第1クラッドに注入された励起光が
効率良くコアに結合し、製作に手間やコストがかかるこ
ともないダブルクラッドファイバとそれを用いた光増幅
器及びファイバレーザーを提供することにある。
【0008】本件出願の第1のダブルクラッドファイバ
は、光増幅媒質を含むコアの外側に第1クラッドが形成
され、その外側に第2クラッドが形成されたダブルクラ
ッドファイバにおいて、第1クラッドが2以上の直線状
の反射面を有し、それら反射面はコアに対する向きが光
伝播方向の任意箇所で変化しているものである。
【0009】本件出願の第2のダブルクラッドファイバ
は、光増幅媒質を含むコアの外側に第1クラッドが形成
され、その外側に第2クラッドが形成されたダブルクラ
ッドファイバにおいて、第1クラッドが2以上の直線状
の反射面を有し、第1クラッドをコアの回転対称軸を中
心に捩じることにより、コアに対する反射面の向きを光
伝播方向の任意箇所で変化させたものである。
【0010】本件出願の第3のダブルクラッドファイバ
は、光増幅媒質を含むコアの外側に第1クラッドが形成
され、その外側に第2クラッドが形成されたダブルクラ
ッドファイバにおいて、第1クラッドが2以上の直線状
の反射面を有し、第1クラッドとコア、又は第1クラッ
ドと第2クラッド、又は第1クラッドとコアと第2クラ
ッドの全てを、コアの回転対称軸を中心に捩じることに
より、コアに対する反射面の向きを光伝播方向の任意箇
所で変化させたものである。
【0011】本件出願の光増幅器は、信号光を光増幅用
ファイバにおいて励起光によって増幅させる光増幅器の
必要箇所に、前記第1〜第3のいずれかのダブルクラッ
ドファイバを用いたものである。
【0012】本件出願のファイバレーザーは、励起光源
と、その励起光源が発生する励起光をレーザー発振させ
ながら伝送可能な光ファイバとを備えたファイバレーザ
ーにおいて、前記光ファイバに前記第1〜第3のいずれ
かのダブルクラッドファイバを用いたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】(ダブルクラッドファイバの実施
形態1)本発明のダブルクラッドファイバの第1の実施
形態を図1に基づいて説明する。図1に示すものは光増
幅媒質としてエルビウム(Er)とイッテルビウム(Y
b)が共添加されたコア1の外側に断面矩形の第1クラ
ッド2が形成され、その外側に第2クラッド3が形成さ
れ、その外側に保護層(図示しない)が形成されたダブ
ルクラッドファイバにおける前記第1クラッド2を回転
対称軸Xを中心に90°捩じり、当該第1クラッド2の
捩じれの向きがファイバの長手方向のある部位と、他の
ある部位とで逆向きとなるようにした。
【0014】断面矩形として2以上の直線状の反射面4
(図2)を備えた第1クラッドを回転対称軸Xを中心と
して前記のように捻じると、ファイバの長手方向におけ
るある単位長当たりの第1クラッド2の捩じれ量が異な
ることになる。即ち、第1クラッドの反射面4のコア1
に対する角度が光伝播方向において異なるため、図2に
示すように第1クラッド2内を伝播する励起光はある距
離だけ進むと、反射面4が面abcdから面ABCDに
変わり、夫々の反射は全反射であるが、夫々の辺での反
射角度が変わり、いずれはコア1に結合することにな
る。従って、入射した励起光の無駄がなく、励起エネル
ギーを効率良くコアに供給することができる。
【0015】(ダブルクラッドファイバの他の実施形
態)本発明のダブルクラッドファイバは図3(a)に示
すように第1クラッド2を回転対称軸Xを中心として1
80°捻じったものでも良く、図3(b)に示すように
360°以上捻じったものであってもよい。また、コア
1、第1クラッド2、第2クラッド3、保護層の全てを
一体として捻じってもよく、第1クラッド2とコア1、
又は第1クラッド2と第2クラッド3だけを捻じっても
よい。要は励起光の入射端面から出射端面までの間に第
1クラッド2に90°以上の捻じれが存在し、ファイバ
の長手方向におけるある単位長当たりの第1クラッド2
の捩じれ量が異なればよい。
【0016】また、第1クラッド2を捩じることなく2
以上の反射面4を有する第1クラッドの当該反射面4の
コア1に対する角度を光伝播方向の任意箇所で変化させ
ることによっても第1クラッド2内を伝播する励起光が
ある距離だけ進むと、反射面4が変わって励起光がコア
1に結合されるようにすることもできる。
【0017】第1クラッド2の断面形状は矩形に限られ
るものではなく、回転対称性を有するすべての形状、例
えば三角形(図4a)、正方形(図4b)、正多角形
(図4c)や図4(d)に示すような形状、さらには回
転対称性を有さない形状でもよい。要は、第1クラッド
2を捩じることによって、又は他の任意の方法によっ
て、当該第1クラッド2の反射面4のコア1に対する向
きをファイバの長手方向におけるある単位長ごとに異な
らせることが可能な形状であれば如何なる形状であって
もよい。但し、第1クラッド2の断面形状を矩形とする
と、同第1クラッド2に入射した励起光は当該第1クラ
ッド2の矩形断面内を折り返しながら一定の割合で平行
移動して行く。従って、第1クラッド2の断面をa×
b、励起光の方向を示す角度をθとすれば、そのy軸方
向への移動速度は y=2(atanθ−b)となって
位置に無関係となる。即ち、第1クラッド2内に入射し
た励起光はどれも平等にコアに吸収されることになるた
め最も平等な吸収係数を得ることができる。
【0018】コア1に添加する光増幅媒質はエルビウム
(Er)、イッテルビウム(Yb)に限られるものでは
なく、既存の又は新規な光増幅媒質の全ての中から所望
のものを選択して添加することができる。また、2種以
上の光増幅媒質を共添加してもよく、1つの光増幅媒質
のみを添加してもよい。
【0019】本発明のダブルクラッドファイバを得るに
は例えば、まっすぐなダブルクラッドファイバを回転対
称軸Xを中心として所望角度だけ捻じった状態で系に固
定してもよく、また、ダブルクラッドファイバを回転対
称軸Xを中心として所望角度だけ捩じりながら線引きし
てもよい。
【0020】(光増幅器の実施形態1)本発明の光増幅
器の第1の実施形態を図5に基づいて説明する。図5に
示す光増幅器は1550nm帯用の通信用光増幅器であ
り、信号光には1520nm〜1560nmの光が用い
られるものである。この光増幅器は同図に示すように、
励起光源10と、励起光を伝播させる励起光伝播用ファ
イバ11と、信号光を伝播させる信号光伝播用ファイバ
12と、光増幅用ファイバ13と、励起光と信号光を合
波して光増幅用ファイバ13へ結合する光結合器14と
を備え、光増幅用ファイバ13に前記本発明のダブルク
ラッドファイバを用いたものである。尚、当該本発明の
ダブルクラッドファイバを用いた光増幅用ファイバ13
のコアには光増幅媒質としてエルビウム(Er)とイッ
テルビウム(Yb)が共添加してある。
【0021】図5に示す光増幅器では前記光増幅用ファ
イバ13以外の構成要素は従来からこの種の光増幅器に
使用されているものと同一のものが使用されており、前
記励起光源10は975±5nmの励起光を発振するマ
ルチモード半導体レーザ、励起光伝播用ファイバ11は
マルチモード光ファイバ、信号光伝播用ファイバ12は
シングルモード光ファイバである。但し、用途その他に
応じて前記以外の励起光源や光ファイバを使用すること
もできる。また、如何なる励起光源を用いた場合も励起
光の波長は前記975±5nmに限られず920〜99
0nmのうちの任意の波長とすることができる。
【0022】(光増幅器の実施形態2)本発明の光増幅
器の第2の実施形態を図6に基づいて説明する。図6に
示す光増幅器の基本構成は前記図5に示すものと同一で
ある。異なるのは励起光を光結合器14に伝播する励起
光伝播用ファイバ11に本発明のダブルクラッドファイ
バを用いたことである。励起光伝播用ファイバ11に本
発明のダブルクラッドファイバを用いることによって、
励起光源10から当該励起光伝播用ファイバ11に注入
された励起光は同励起光伝播用ファイバ11を伝播する
間に光増幅用ファイバ13に添加されている光増幅媒質
を励起するのに適した波長及び光強度とされて光結合器
14に出力される。尚、光増幅用ファイバ13にはこの
種の光増幅器において従来から使用されている一般的な
光増幅用ファイバが用いられている。
【0023】(光増幅器の実施形態3)本発明の光増幅
器の第3の実施形態を図7に基づいて説明する。図7に
示す光増幅器の基本構成は前記図5に示すものと同一で
ある。異なるのは励起光源10を本発明のダブルクラッ
ドファイバを用いたファイバレーザとしたことである。
【0024】(光増幅器の他の実施形態)前記図5〜図
7に示した本発明の光増幅器では光増幅用ファイバ1
3、励起光伝播用ファイバ11、励起光源10のいずれ
か1つに本発明のダブルクラッドファイバを使用したも
のであるが、これら2つ以上に本発明のダブルクラッド
ファイバを使用することもできる。
【0025】また、光増幅用ファイバを用いた光増幅器
には信号光の伝送路と光増幅用ファイバを共通にしたも
のと、これらを別々にしたものの2種類がある。前記実
施形態ではこのうち後者を示したが、前者の必要箇所に
本発明のダブルクラッドファイバを使用した光増幅器も
本発明の光増幅器に含まれる。
【0026】(ファイバレーザー実施形態)本発明のフ
ァイバレーザは図10(a)に示すように励起光源(L
Darray)5と、その励起光源5が発生する励起光
をレーザー発振させながら伝送可能な光ファイバ6とを
備え、光ファイバ6に前記本発明のダブルクラッドファ
イバを用い、励起光を当該ダブルクラッドファイバ6の
一端からコア1及び第1クラッド2(図10bの斜線部
分)に注入し、他端から所定波長の出力光(レーザー
光)が出力されるようにしたものである。
【0027】図10(a)に示す本発明のファイバレー
ザにおいて、励起光の波長を850nm、ダブルクラッ
ドファイバ6のコア1に添加する増幅媒質をネオジム
(Nd)とした場合、出力光は1064nmであった。
また、励起光の波長を970〜980nm、ダブルクラ
ッドファイバ6のコア1に添加する増幅媒質をイッテル
ビウム(Yb)とした場合、出力光は1030〜106
0nmであった。
【0028】
【発明の効果】本件出願のダブルクラッドファイバは、
第1クラッドが2以上の直線状の反射面を有し、それら
反射面はコアに対する向きが光伝播方向の任意箇所で変
化しているので、次のような効果を有する。 1.第1クラッドに注入された励起光は同第1クラッド
内をある距離だけ伝播されると反射角度が変わる(螺旋
を描かずに伝播する)ので、当初はコアに結合すること
がなくともいずれはコアに結合することになる。従っ
て、入射励起光を効率良くコアに結合させて励起エネル
ギーを高効率でコアに供給することができる。 2.従来のように第1クラッドの断面形状を複雑な形状
にする必要がないので製造が簡単でコストも低くするこ
とができる。
【0029】本件出願の光増幅器は、信号光を光増幅用
ファイバにおいて励起光によって増幅させる光増幅器の
必要箇所に、本発明のダブルクラッドファイバを用いた
ので、次のような効果を有する。 1.励起光の結合効率が高いため、励起光の量を少なく
しても光増幅用ファイバに添加されている光増幅媒質を
励起するに十分な励起光を得ることができる。従って、
励起光源のパワーが小さくて済み、励起光源の小型化、
低コスト化を図ることができる。
【0030】本件出願のファイバレーザーは、励起光源
と、その励起光源が発生する励起光をレーザー発振させ
ながら伝送可能な光ファイバとを備えたファイバレーザ
ーにおいて、前記光ファイバに本発明のダブルクラッド
ファイバを用いたので、次のような効果を有する。 1.励起光を効率良く増幅媒質に吸収させることができ
るので、従来と同様の励起光源を用いてより高出力のレ
ーザー光を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダブルクラッドファイバの第1の実施
形態を示す説明図。
【図2】本発明のダブルクラッドファイバにおける第1
クラッド内の励起光の伝播状態を示す説明図。
【図3】(a)(b)は本発明のダブルクラッドファイ
バの異なる例を示す説明図。
【図4】(a)(b)(c)(d)は本発明のダブルク
ラッドファイバにおける第1クラッドの断面形状の異な
る例を示す端面図。
【図5】本発明の光増幅器の第1の実施形態を示す説明
図。
【図6】本発明の光増幅器の第2の実施形態を示す説明
図。
【図7】本発明の光増幅器の第3の実施形態を示す説明
図。
【図8】従来のダブルクラッドファイバの一例を示す説
明図。
【図9】従来のダブルクラッドファイバにおける第1ク
ラッド内の励起光の伝播状態を示す説明図。
【図10】(a)(b)は本発明のファイバレーザーの
実施形態の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 コア 2 第1クラッド 3 第2クラッド 4 反射面 5 励起光源 6 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 温井 克弥 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H050 AB01X AC36 5F072 AB07 AB09 AK06 JJ01 JJ02 JJ08 PP07 YY01 YY05 YY07 YY17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光増幅媒質を含むコア(1)の外側に第1
    クラッド(2)が形成され、その外側に第2クラッド
    (3)が形成されたダブルクラッドファイバにおいて、
    第1クラッド(2)が2以上の直線状の反射面(4)を
    有し、それら反射面(4)はコア(1)に対する向きが
    光伝播方向の任意箇所で変化していることを特徴とする
    ダブルクラッドファイバ。
  2. 【請求項2】光増幅媒質を含むコア(1)の外側に第1
    クラッド(2)が形成され、その外側に第2クラッド
    (3)が形成されたダブルクラッドファイバにおいて、
    第1クラッド(2)が2以上の直線状の反射面(4)を
    有し、第1クラッド(2)をコア(1)の回転対称軸
    (X)を中心に捩じることにより、コア(1)に対する
    反射面(4)の向きを光伝播方向の任意箇所で変化させ
    たことを特徴とするダブルクラッドファイバ。
  3. 【請求項3】光増幅媒質を含むコア(1)の外側に第1
    クラッド(2)が形成され、その外側に第2クラッド
    (3)が形成されたダブルクラッドファイバにおいて、
    第1クラッド(2)が2以上の直線状の反射面(4)を
    有し、第1クラッド(2)とコア(1)、又は第1クラ
    ッド(2)と第2クラッド(3)、又は第1クラッド
    (2)とコア(1)と第2クラッド(3)の全てを、コ
    ア(1)の回転対称軸(X)を中心に捩じることによ
    り、コア(1)に対する反射面(4)の向きを光伝播方
    向の任意箇所で変化させたことを特徴とするダブルクラ
    ッドファイバ。
  4. 【請求項4】信号光を光増幅用ファイバーにおいて励起
    光によって増幅させる光増幅器の必要箇所に、請求項1
    乃至請求項3記載のいずれかのダブルクラッドファイバ
    を用いたことを特徴とする光増幅器。
  5. 【請求項5】励起光源(5)と、その励起光源(5)が
    発生する励起光をレーザー発振させながら伝送可能な光
    ファイバ(6)とを備えたファイバレーザーにおいて、
    前記光ファイバ(6)が請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載のダブルクラッドファイバであることを特徴と
    するファイバレーザー。
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