JP3181663B2 - 1.3μm帯光増幅器 - Google Patents

1.3μm帯光増幅器

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JP3181663B2
JP3181663B2 JP04652892A JP4652892A JP3181663B2 JP 3181663 B2 JP3181663 B2 JP 3181663B2 JP 04652892 A JP04652892 A JP 04652892A JP 4652892 A JP4652892 A JP 4652892A JP 3181663 B2 JP3181663 B2 JP 3181663B2
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06754Fibre amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/14Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range characterised by the material used as the active medium
    • H01S3/16Solid materials
    • H01S3/1601Solid materials characterised by an active (lasing) ion
    • H01S3/1603Solid materials characterised by an active (lasing) ion rare earth
    • H01S3/1613Solid materials characterised by an active (lasing) ion rare earth praseodymium

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に、伝搬光の導
波領域に希土類元素が含まれる光導波手段を備えた光増
幅器に関し、特に、上記元素がPr(プラセオジム)で
ある、波長1.3μm帯の信号光を直接増幅するための
光増幅器に関する。
【0002】光信号を電気信号に変換することなく光信
号のままで直接増幅する光増幅器は、事実上ビットレー
トフリーであり大容量化が容易である点及び多チャンネ
ルの一括増幅が可能であるという点から、将来の光通信
システムのキーデバイスの一つとして各研究機関で盛ん
に研究されている。
【0003】この種の光増幅器の一形態として、Er
(エルビウム)等の希土類元素を主としてコアにドープ
した光ファイバ(本願明細書中では「ドープファイバ」
と称する。)を用いてなる光ファイバ増幅器がある。
【0004】光ファイバ増幅器は、利得が大きい、利得
の偏波依存性がない、低雑音である、伝送路用光ファイ
バとの接続損失が小さいといった優れた特長を有してお
り、増幅すべき信号光の波長に適した構成が模索されて
いる。
【0005】
【従来の技術】波長1.5μm帯の信号光を増幅するた
めの光ファイバ増幅器としては、ドープ元素としてEr
を用いたものが公知である。この光ファイバ増幅器は、
低雑音で且つ高効率な光増幅作用を呈するものとして実
用化レベルにある。
【0006】一方、波長1.3μm帯の信号光を増幅す
るための光ファイバ増幅器としては、ドープ元素として
Nd(ネオジム)を用いたものについて開発が進められ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドープ元素と
してNdを用いた光ファイバ増幅器にあっては、Ndの
蛍光ピークが波長1.3μm帯よりもわずかに長波長側
にあるために、十分な利得が得られていないという問題
がある。また、波長1μm付近にも発光が起こり、波長
1.3μm帯の誘導放出に悪影響を及ぼしている。
【0008】これまで、ドープファイバのガラスの組成
を変えて蛍光ピークの波長を短波長側にシフトさせた
り、光カプラを組み込んで波長1μm帯の蛍光を取り除
くことが提案されているが、10dB程度の利得しか得
られていないというのが現状である。
【0009】Ndと同様に波長1.3μm付近で蛍光を
発する希土類元素として、Pr(プラセオジム)があ
る。本願発明者は、ドープ元素としてPrを用い励起光
源に特徴を有する光ファイバ増幅器を提案した(特願平
3−232653号)。しかし、Prがドープされたド
ープファイバにおいては励起効率が必ずしも高くなく、
十分な利得が得られないことがあった。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みて創作され
たもので、十分な利得を有する1.3μm帯光ファイバ
増幅器を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の1.3μ
m帯光増幅器の第1の構成を示すブロック図である。こ
の1.3μm帯光増幅器は、伝搬光の導波領域にPrが
含まれる光導波手段11と、波長1.0μm帯の励起光
を出力する励起光源12と、波長1.3μm帯の信号光
及び上記励起光を上記光導波手段11に導き入れる光結
合手段13と、上記光導波手段11の信号光伝搬方向上
流側に設けられ、上記光導波手段11において生じた波
長1.45μm帯の蛍光を反射させる第1の光学フィル
タ14と、上記光導波手段11の信号光伝搬方向下流側
に設けられ、上記蛍光を反射させると共に増幅された上
記信号光を透過させる第2の光学フィルタ15とを備え
ている。
【0012】図2は本発明の1.3μm帯光増幅器の第
2の構成を示すブロック図である。この1.3μm帯光
増幅器は、伝搬光の導波領域にPrが含まれる光導波手
段21と、波長1.0μm帯の励起光を出力する第1の
光源22と、波長1.45μm帯の光を出力する第2の
光源23と、波長1.3μm帯の信号光と上記励起光と
上記第2の光源23からの光を上記光導波手段21に導
き入れる光結合手段24とを備えている。
【0013】
【作用】Ndと同様に波長1.3μm付近で蛍光を発す
る希土類元素として、Pr(プラセオジム)がある。本
発明では、伝搬光の導波領域にドープする元素としてP
rを用いる。Prには波長1μm付近に吸収帯があるの
で、この波長の光を励起光として用いる。
【0014】図3は本発明におけるPrのエネルギー準
位の説明図である。基底準位 34にあるPrは、波長
1μm帯の光によってエネルギー準位 14 に励起さ
れ、この状態からエネルギー準位 35 に遷移するとき
に、波長1.3μm帯で誘導放出が生じる。
【0015】またこれと平行して、励起準位 14 から
エネルギー準位 34 に熱緩和してこの準位から基底準
34 に遷移する際に波長1.45μm帯の蛍光を発
する。この場合、エネルギー準位 34 からエネルギー
準位 35 に熱緩和して、エネルギー準位 35 にある
Pr3+が過剰になる恐れがある。エネルギー準位 3 5
にあるPr3+が過剰になると、基底準位 34 にあるP
3+の濃度が低下し、増幅効率が低下してしまう。
【0016】本発明においては、Prがドープされてい
る領域における波長1.45μm帯の光のパワー密度を
積極的に高めるようにしているので、エネルギー準位 3
4から基底準位 34 への遷移が誘発され、常に良好
な反転分布を得ることができ、波長1.3μm帯の信号
光を効率的に増幅することができるようになる。
【0017】図1に示された本発明の第1の構成におい
ては、第1の光学フィルタ14と第2の光学フィルタ1
5の間での波長1.45μm帯の蛍光の誘導放出が生
じ、Prのドープ領域における波長1.45μm帯の光
のパワー密度が増大する。
【0018】図2に示された本発明の第2の構成におい
ては、光結合手段24によって第2の光源23からの光
を光導波手段21に導き入れることによって、Prの導
波領域における波長1.45μm帯の光のパワー密度を
増大させている。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図4は本発
明の第1実施例を示す1.3μm帯光増幅器のブロック
図である。この増幅器に入力した波長1.3μm帯の増
幅すべき信号光は、光アイソレータ31を介して光合分
波器32の第1ポート32Aに入力する。励起光源33
からの波長1.0μm帯の励起光は、第1の光学フィル
タ34を介して光合分波器32の第2ポート32Bに入
力する。
【0020】光合分波器32の第3ポート32Cは、ド
ープ元素がPrであるドープファイバ35の一端に光学
的に接続される。ドープファイバ35の他端は、第2の
光学フィルタ36を介して光アイソレータ37に光学的
に接続される。光アイソレータ37の出力端は図示しな
い光伝送路に光学的に接続される。本願明細書中、「光
学的な接続」又は「接続」という語句は、光ファイバ同
士をスプライス接続するものを含み、光ファイバ同士を
コネクタ接続するものを含み、レンズによる空間ビーム
によるものを含む。
【0021】励起光源33としては、波長1.0μm帯
で発振するレーザダイオードを用いることができる。こ
の波長帯で安定に発振するレーザダイオードがない場合
には、波長0.8μm帯で発振するレーザダイオードを
用いてファイバレーザを構成し、このファイバレーザを
励起光源として用いてもよい。このファイバレーザは、
例えば、ドープ元素をNd(ネオジム)とするドープフ
ァイバと、ドープファイバの両端に形成された波長1.
0μm帯用の光共振器と、ドープファイバ内に波長0.
8μm帯の光を入射させるレーザダイオードとを含む。
【0022】第1の光学フィルタ34は、波長1.0μ
m帯の励起光を透過させ、波長1.45μm帯の光を反
射させる。第2の光学フィルタ36は、波長1.3μm
帯の信号光を透過させ、波長1.45μm帯の光を反射
させる。第2の光学フィルタ36が更に波長1.0μm
帯の励起光を反射させるようにしておくことによって、
励起光の有効利用が可能になる。
【0023】第1の光学フィルタ34及び第2の光学フ
ィルタ36としては、光ファイバ端面或いは透明ガラス
基板上に形成された誘電帯多層膜を用いることができ
る。ドープファイバ35は、SiO2 を主成分としPr
がドープされた比較的高屈折率なコアと、このコアの周
囲を覆うように設けられた、同じくSiO2 を主成分と
する比較的低屈折率なクラッドとを備える。
【0024】また、このドープファイバ35の製造プロ
セスの一つは、例えば次の各ステップを含む。 (a)クラッドとなる石英反応管内に化学的気相成長法
によりコアとなる酸化物ガラススートを堆積させるステ
ップ (b)Pr化合物を溶質とする溶液を上記酸化物ガラス
スートに含浸させるステップ (c)上記酸化物ガラススートに含浸した上記溶液の溶
媒を蒸発させるステップ (d)以上のステップを経た石英反応管を加熱してコラ
プスを行い、プリフォームを製造するステップ (e)このプリフォームを端部から加熱して光ファイバ
に紡糸するステップ 光合分波器32としては、ファイバ融着型の光方向性結
合器を用いることができる。その構成及び動作を図5に
より説明する。この光合分波器は、2本の光ファイバを
側面にて融着すると共に加熱して延伸し、融着・延伸部
をエポキシ等の樹脂で固めて構成される。樹脂から突出
する各光ファイバが第1ポート32A、第2ポート32
B、第3ポート32C、第4ポート32Dとなる。
【0025】融着・延伸部においては、各ファイバのコ
アに相当する部分の径が元のコア径よりも小さく、且
つ、各ファイバのコアに相当する部分が十分に接近して
いるので、融着・延伸部の構造パラメータ(コア径、外
径、形状、長さ、比屈折率差等)及び伝搬光の波長に応
じて一方のファイバから他方のファイバへの伝搬光のモ
ード結合が生じる。従って、適当な構造パラメータにな
るように融着・延伸部を作することによって、ある波
長の光に対してはモード結合係数をほぼ0%とし、且
つ、他のある波長の光に対してはモード結合係数をほぼ
100%とするようにすることができる。
【0026】この実施例では、第1ポート32Aに入力
した波長1.3μmの光は、第3ポート32Cから出力
し、これとは可逆的に、第3ポート32Cに入力した波
長1.3μmの光は第1ポート32Aから出力する。ま
た、第2ポート32Bに入力した波長1μm及び波長
1.45μmの光は、第3ポート32Cから出力し、こ
れとは可逆的に、第3ポート32Cから入力した波長1
μm及び波長1.45μmの光は、第2ポート32Bか
ら出力する。尚、第4ポート32Dはデッドエンドとし
て使用される。
【0027】第1の光学フィルタ34と第2の光学フィ
ルタ36の間の光路長は、波長1.45μmの光がこれ
らの光学フィルタ間で共振するように設定される。次に
この光増幅器の動作を説明する。波長1.3μm帯の信
号光は、光アイソレータ31及び光合分波器32をこの
順に介してドープファイバ35に入力する。励起光源3
3からの波長1.0μm帯の励起光は、第1の光学フィ
ルタ34及び光合分波器32をこの順に介してドープフ
ァイバ35に入力する。
【0028】ドープファイバ35内では、ドープされた
Prが波長1.0μm帯の励起光を吸収して励起状態と
なり、このときに波長1.3μm帯の信号光がドープフ
ァイバ35内を通過することにより誘導放出が生じ、信
号光が増幅される。
【0029】ドープファイバ内で発生した波長1.45
μm帯の蛍光は、第1の光学フィルタ34と光合分波器
32とドープファイバ35と第2の光学フィルタ36と
によって形成される共振器によって共振し、誘導放出が
生じる。その結果、励起したPrは基底準位に戻りやす
くなり、良好な反転分布が生じ、波長1.3μm帯の信
号光に対する効率的な光増幅がなされるようになる。
【0030】増幅された波長1.3μm帯の信号光は、
第2の光学フィルタ36及び光アイソレータ37をこの
順に通って、図示しない光伝送路に送出される。図6は
本発明の第2実施例を示す1.3μm帯光増幅器のブロ
ック図である。尚、全図を通じて実質的に同一の部分に
は同一の符号が付されている。
【0031】波長1.3μm帯の信号光は、光アイソレ
ータ31を介して光合分波器41の第1ポート41Aに
入力する。励起光源33からの波長1.0μm帯の励起
光は、光合分波器41の第2ポート41Bに入力する。
【0032】これら信号光及び励起光は、光合分波器4
1の第3ポート41Cから出力し、第1の光学フィルタ
42を介してドープファイバ35に入力する。ドープフ
ァイバ35内で増幅された信号光は、第2の光学フィル
タ36を通過して、更に光アイソレータ37を介して図
示しない光伝送路に送出される。
【0033】この実施例では、第1の光学フィルタ42
が主伝送路上に設けられていることから、この第1の光
学フィルタ42は、波長1.3μm帯の信号光と波長
1.0μm帯の励起光を透過し波長1.45μm帯の蛍
光を反射させるように構成される。
【0034】この実施例では、光合分波器41に対し
て、波長1.3μm帯の光と波長1.0μm帯の光につ
いては第1実施例におけるのと同等の機能が要求される
が、波長1.45μm帯の光については特定の機能が要
求されない。
【0035】この実施例では、第1の光学フィルタ42
とドープファイバ35と第2の光学フィルタ36によっ
て形成される光共振器が、波長1.45μm帯の蛍光を
共振させるように共振光路長等が設定される。この構成
によると、前実施例におけるのと同様な動作原理に従っ
て、波長1.3μm帯の信号光についての効率的な光増
幅が可能になる。
【0036】図7は本発明の第3実施例を示す1.3μ
m帯光増幅器のブロック図である。増幅すべき信号光
は、光アイソレータ31及び第1の光学フィルタ51を
この順に通って光合分波器52の第1ポート52Aに入
力する。励起光源33からの波長1.0μmの励起光
は、光合分波器52の第2ポート52Bに入力する。光
合分波器52の第3ポート52Cはドープファイバ35
の一端に接続され、ドープファイバ35の他端は、第2
の光学フィルタ36を介して光アイソレータ37に接続
される。
【0037】第1の光学フィルタ51は、波長1.3μ
m帯の信号光を透過し、波長1.45μm帯の蛍光を反
射するように構成される。また、第1の光学フィルタ5
1と光合分波器52とドープファイバ53と第2の光学
フィルタ36とによって構成される光共振器において
は、第1の光学フィルタ51と第2光学フィルタ36の
間で波長1.45μm帯の蛍光が共振するように共振器
長等が設定される。
【0038】図8は、図7の第3実施例における光合分
波器52の機能を説明するための図である。この第3実
施例における光合分波器52は、波長1.0μm帯及び
波長1.3μm帯の光に対しては図5により説明した光
合分波器32と同様に機能するが、波長1.45μm帯
の光に対しては異なる機能をする。即ち、第1ポート5
2Aに入力した波長1.45μm帯の光は第3ポート5
2Cから出力し、これとは可逆的に第3ポート52Cに
入力した波長1.45μmの光は第1ポート52Aから
出力する。
【0039】図7の光増幅器において、光合分波器52
により合波された信号光及び励起光は、ドープファイバ
35に入力し、ここで信号光の光増幅が行われる。ドー
プファイバ35内で生じた波長1.45μm帯の蛍光
は、光学フィルタ51,36間で共振することにより誘
導放出が生じ、基底準位のPrを増大させる。これによ
り、波長1.3μm帯の信号光の効率的な光増幅が可能
になる。
【0040】図9は本発明の第4実施例を示す1.3μ
m帯光増幅器のブロック図である。波長1.3μm帯の
信号光は、光アイソレータ31及び第1の光学フィルタ
61を介してドープファイバ35の一端に入力する。ド
ープファイバ35の他端は、光合分波器62の第1ポー
ト62Aに接続される。励起光源33は、第2の光学フ
ィルタ63を介して光合分波器62の第2ポート62B
に接続される。光合分波器62の第3ポート62Cは出
力側の光アイソレータ37に接続される。
【0041】光合分波器62の第2ポート62Bに入力
した波長1.0μm帯の励起光は、第1ポート62Aか
ら出力してドープファイバ35内に導入される。本実施
例においては、ドープファイバ35内を信号光及び励起
光が互いに逆方向に伝搬するが、この場合にもこれまで
の実施例のように同方向に伝搬する場合と同様に波長
1.3μm帯の信号光が増幅される。
【0042】ドープファイバ35内で生じた波長1.4
5μm帯の蛍光は、第1の光学フィルタ61と第2の光
学フィルタ63の間で共振し、誘導放出が生じ、基底準
位のPrが増大する。従って、第1の光学フィルタ61
としては、波長1.3μm帯の光を透過し波長1.45
μm帯の光を反射させるものが用いられ、第2の光学フ
ィルタ63としては、波長1.0μm帯の光を透過させ
波長1.45μm帯の光を反射させるものが用いられ
る。
【0043】光合分波器62としては、第1実施例にお
ける光合分波器32を用いることができる。この場合、
光合分波器62の第1ポート62A、第2ポート62B
及び第3ポート62Cはそれぞれ光合分波器32の第3
ポート32C、第2ポート32B及び第1ポート32A
に対応する。
【0044】尚第4実施例は前方励起型の第1実施例を
後方励起型に変更したものであるが、同じように、前方
励起型の第2又は第3実施例を後方励起型に変更するこ
ともできる。
【0045】図10は本発明の第5実施例を示す1.3
μm帯光増幅器のブロック図である。この実施例が図4
の第1実施例と異なる点は、励起光源33と第1の光学
フィルタ34の間に更に光アイソレータ71を介在させ
ている点である。
【0046】光アイソレータ71は、励起光源33から
出力した励起光を良好に第1の光学フィルタ34の側に
透過させるが、第1の光学フィルタ34の側から入力し
た光は遮断する機能を有する。このような光アイソレー
タ71を用いることによって、励起光源33がレーザダ
イオードを備えている場合に、レーザダイオードの安定
な動作を確保することができる。
【0047】図11は本発明の第6実施例を示す1.3
μm帯光増幅器のブロック図である。この実施例では、
これまでの実施例のように光共振器を構成することによ
って波長1.45μm帯の蛍光を誘導放出させるのでは
なく、蛍光と同等波長の光を独立した光源からドープフ
ァイバに入射させるようにしている。具体的には次の通
りである。
【0048】波長1.3μm帯の信号光は、光アイソレ
ータ31、第1の光合分波器83及び第2の光合分波器
84を介してドープファイバ35に入力する。第2の光
源81からの波長1.45μm帯の光は、第1の光合分
波器83及び第2の光合分波器84をこの順に介してド
ープファイバ35に入力する。第1の光源82からの波
長1.0μm帯の励起光は、第2の光合分波器84を介
してドープファイバ35に入力する。
【0049】第1の光合分波器83において、符号83
Aは信号光が入力する第1ポート、符号83Bは第2の
光源81からの波長1.45μm帯の光が入力する第2
ポート、符号83Cは第3ポートであり、この第3ポー
ト83Cから信号光及び波長1.45μm帯の光が出力
する。
【0050】第2の光合分波器84において、符号84
Aは第1の光合分波器83の第3ポート83Cに光学的
に接続された第4ポートであり、符号84Bは第1の光
源82からの励起光が入力する第5ポートであり、符号
84Cはドープファイバ35に光学的に接続された第6
ポートである。
【0051】この構成によると、ドープファイバ35内
における波長1.45μm帯の光のパワー密度が増大す
るので、これまでの実施例と同じように波長1.3μm
帯の信号光の効率的な増幅が可能になる。
【0052】図12は本発明の第7実施例を示す1.3
μm帯光増幅器のブロック図である。この実施例では、
第1の光源82からの励起光と第2の光源81からの波
長1.45μm帯の光を第1の光合分波器91で合波
し、更にこの合波された光を第2の光合分波器92によ
り波長1.3μm帯の信号光と合波して、ドープファイ
バ35に入力している。
【0053】第1の光合分波器91において、符号91
Aは第2の光源81からの波長1.45μm帯の光が入
力する第1ポート、符号91Bは第1の光源82からの
波長1.0μm帯の励起光が入力する第2ポート、符号
91Cは第3ポートであり、この第3ポート91Cから
励起光及び波長1.45μm帯の光が出力する。
【0054】第2の光合分波器92において、符号92
Aは波長1.3μm帯の信号光が入力する第4ポート、
符号92Bは第1の光合分波器91の第3ポート91C
に光学的に接続された第5ポート、符号92Cはドープ
ファイバ35に光学的に接続された第6ポートである。
【0055】この構成によっても、第6実施例における
のと同様に波長1.3μm帯の信号光の効率的な増幅が
可能になる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
十分な利得を有する1.3μm帯増幅器の提供が可能に
なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1.3μm帯光増幅器の第1の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の1.3μm帯光増幅器の第2の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明におけるPrのエネルギー準位の説明図
である。
【図4】本発明の第1実施例を示す1.3μm帯光増幅
器のブロック図である。
【図5】第1実施例における光合分波器の説明図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例を示す1.3μm帯光増幅
器のブロック図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す1.3μm帯光増幅
器のブロック図である。
【図8】第3実施例における光合分波器の説明図であ
る。
【図9】本発明の第4実施例を示す1.3μm帯光増幅
器のブロック図である。
【図10】本発明の第5実施例を示す1.3μm帯光増
幅器のブロック図である。
【図11】本発明の第6実施例を示す1.3μm帯光増
幅器のブロック図である。
【図12】本発明の第7実施例を示す1.3μm帯光増
幅器のブロック図である。
【符号の説明】
11,21 光導波手段 12 励起光源 13,24 光結合手段 14 第1の光学フィルタ 15 第2の光学フィルタ 22 第1の光源 23 第2の光源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−22926(JP,A) 特開 平3−271722(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/00 - 3/30 G02B 6/00 G01F 1/35

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝搬光の導波領域にPrが含まれる光導
    波手段(11)と、 波長1.0μm帯の励起光を出力する励起光源(12)と、 波長1.3μm帯の信号光及び上記励起光を上記光導波
    手段(11)に導き入れる光結合手段(13)と、 上記光導波手段(11)の信号光伝搬方向上流側に設けら
    れ、上記光導波手段(11)において生じた波長1.45μ
    m帯の蛍光を反射させる第1の光学フィルタ(14)と、 上記光導波手段(11)の信号光伝搬方向下流側に設けら
    れ、上記蛍光を反射させると共に増幅された上記信号光
    を透過させる第2の光学フィルタ(15)とを備えたことを
    特徴とする1.3μm帯光増幅器。
  2. 【請求項2】 上記光導波手段は、SiO2 を主成分と
    しPrがドープされた比較的高屈折率なコアと、該コア
    の周囲を覆うように設けられた、SiO2 を主成分とす
    る比較的低屈折率なクラッドとを備えたドープファイバ
    (35)であることを特徴とする請求項1に記載の1.3μ
    m帯光増幅器。
  3. 【請求項3】 上記光結合手段は光合分波器(32,41,52)
    を含み、該光合分波器は、上記信号光が入力する第1ポ
    ート(32A,41A,52A) と、上記励起光源(33)に光学的に接
    続され上記励起光が入力する第2ポート(32B,41B,52B)
    と、上記ドープファイバ(35)に光学的に接続された第3
    ポート(32C,41C,52C) とを有し該第3ポートから上記信
    号光及び上記励起光が出力するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の1.3μm帯光増幅
    器。
  4. 【請求項4】 上記第1の光学フィルタは上記光合波器
    (32)と上記励起光源の間に設けられ、該第1の光学フィ
    ルタ(34)は上記励起光を透過させ、上記光合波器(32)の
    上記第2及び第3ポート(32B,32C) のいずれか一方に入
    力した上記蛍光は他方から出力することを特徴とする請
    求項3に記載の1.3μm帯光増幅器。
  5. 【請求項5】 上記第1の光学フィルタは上記光合波器
    (41)と上記ドープファイバ(35)の間に設けられ、該第1
    の光学フィルタ(42)は上記信号光及び上記励起光を透過
    させることを特徴とする請求項3に記載の1.3μm帯
    光増幅器。
  6. 【請求項6】 上記第1の光学フィルタは上記光合波器
    (52)の上記第1ポート(52A) の信号光伝搬方向上流側に
    設けられ、該第1の光学フィルタ(51)は上記信号光を透
    過させ、上記光合波器(52)の上記第1及び第3ポート(5
    2A,52C) のいずれか一方に入力した上記蛍光は他方から
    出力することを特徴とする請求項3に記載の1.3μm
    帯光増幅器。
  7. 【請求項7】 上記第2の光学フィルタは上記励起光を
    反射させることを特徴とする請求項2に記載の1.3μ
    m帯光増幅器。
  8. 【請求項8】 上記光結合手段は光合分波器(62)を含
    み、該光合分波器は、上記ドープファイバ(35)に光学的
    に接続され増幅された信号光が入力する第1ポート(62
    A) と、上記励起光源に光学的に接続され上記励起光が
    入力する第2ポート(62B) と、第3ポート(62C) とを有
    し該第3ポートから上記増幅された信号光が出力すると
    共に上記第1ポート(62A) から上記励起光が出力するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項2に記載の
    1.3μm帯光増幅器。
  9. 【請求項9】 伝搬光の導波領域にPrが含まれる光導
    波手段(21)と、 波長1.0μm帯の励起光を出力する第1の光源(22)
    と、 波長1.45μm帯の光を出力する第2の光源(23)と、 波長1.3μm帯の信号光と上記励起光と上記第2の光
    源(23)からの光を上記光導波手段(21)に導き入れる光結
    合手段(24)とを備えたことを特徴とする1.3μm帯光
    増幅器。
  10. 【請求項10】 上記光導波手段は、SiO2 を主成分
    としPrがドープされた比較的高屈折率なコアと、該コ
    アの周囲を覆うように設けられた、SiO2を主成分と
    する比較的低屈折率なクラッドとを備えたドープファイ
    バ(35)であることを特徴とする請求項9に記載の1.3
    μm帯光増幅器。
  11. 【請求項11】 上記光結合手段は第1及び第2の光合
    分波器(83,84) を含み、 該第1の光合分波器(83)は、上記信号光が入力する第1
    ポート(83A) と、上記第2の光源に光学的に接続され上
    記波長1.45μm帯の光が入力する第2ポート(83B)
    と、第3ポート(83C) とを有し該第3ポートから上記信
    号光及び上記波長1.45μm帯の光が出力するように
    構成され、 上記第2の光合分波器(84)は、上記第3ポート(83C) に
    光学的に接続された第4ポート(84A) と、上記第1の光
    源に光学的に接続され上記励起光が入力する第5ポート
    (84B) と、上記ドープファイバ(35)に光学的に接続され
    た第6ポート(84C) とを有し該第6ポートから上記信号
    光、上記励起光及び上記波長1.45μm帯の光が出力
    するように構成されていることを特徴とする請求項10
    に記載の1.3μm帯光増幅器。
  12. 【請求項12】 上記光結合手段は第1及び第2の光合
    分波器(91,92) を含み、 該第1の光合分波器(91)は、上記第2の光源に光学的に
    接続され上記波長1.45μm帯の光が入力する第1ポ
    ート(91A) と、上記第1の光源に光学的に接続され上記
    励起光が入力する第2ポート(91B) と、第3ポート(91
    C) とを有し該第3ポートから上記波長1.45μm帯
    の光及び上記励起光が出力するように構成され、 上記第2の光合分波器(92)は、上記信号光が入力する第
    4ポート(92A) と、上記第3ポート(91C) に光学的に接
    続された第5ポート(92B) と、上記ドープファイバ(35)
    に光学的に接続された第6ポート(92C) とを有し該第6
    ポートから上記信号光、上記励起光及び上記波長1.4
    5μm帯の光が出力するように構成されていることを特
    徴とする請求項10に記載の1.3μm帯光増幅器。
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