JP2001011463A - コークス炉用炉蓋の小蓋のハンドル回動装置 - Google Patents

コークス炉用炉蓋の小蓋のハンドル回動装置

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JP2001011463A
JP2001011463A JP11186890A JP18689099A JP2001011463A JP 2001011463 A JP2001011463 A JP 2001011463A JP 11186890 A JP11186890 A JP 11186890A JP 18689099 A JP18689099 A JP 18689099A JP 2001011463 A JP2001011463 A JP 2001011463A
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JP
Japan
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handle
coke oven
small
lid
cover
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JP11186890A
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English (en)
Inventor
Kesao Yamazaki
今朝夫 山▲崎▼
Satoshi Shiraishi
聡 白石
Hiroyuki Mibu
博行 壬生
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Mitsubishi Chemical Corp
Yamazaki Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Yamazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 コークス炉用炉蓋に設けられている小蓋のハンドルを開
閉させる、構造が簡単なハンドル回動装置の提供。 【課題】 カム機構のカム軸に固定されたハンドル22
を回動させることにより小蓋口シール面に対して間隔を
形成あるいは当接するナイフエッジを備えた、コークス
炉用炉蓋の小蓋のハンドル22を回動させるハンドル回
動装置において、フレーム上で前後進可能かつ回動可能
な回動軸32の先端に回動軸32に対して屈曲した先端
軸34を設け、先端軸34にはガイドローラ35を設
け、ガイドローラ35をハンドル22に当接させ、ハン
ドルを回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭からコークス
を製造するコークス炉の乾留室を密閉するためのコーク
ス炉用炉蓋に設けられている小蓋のハンドルを開閉させ
る、コークス炉用炉蓋の小蓋のハンドル回動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コークス炉用炉蓋は、石炭を乾留する際
にコークス炉乾留室の両側に垂直方向に取り付けられ、
コークス炉の押出機側のコークス炉用炉蓋には、コーク
ス炉に装炭後の石炭を均し装置で均すために、開閉自在
の小蓋が設けられている。
【0003】図4は小蓋を備えたコークス炉用炉蓋の断
面図、図5は正面図で、コークス炉体1に装着される炉
蓋2は、鋳鉄製のフレームからなる炉蓋本体3に耐火物
4が取り付けられたものである。耐火物4は、スライド
プレート5に固定され、耐火物4とスライドプレート5
との間にはシールプレート6が炉蓋本体3の全面を覆う
ように取り付けられる。
【0004】シールプレート6の周囲には、ナイフエッ
ジ7が設けられ、ナイフエッジ7の先端をスプリング
(図示せず)でコークス炉体1に押しつけて当接させる
ことによってガスシールが行われる。
【0005】炉蓋2をコークス炉体1に固定するため
に、炉蓋本体3には、コークス炉体1に設けた閂フック
8に係合する閂9が設けられている。
【0006】炉蓋本体3の上部には、装炭後の石炭を均
し装置で均すために、開閉自在の小蓋10が設けられて
いる。
【0007】図6は小蓋の縦断面図、図7は小蓋の正面
図、図8はカム部の断面図である。小蓋本体11は、炉
蓋本体3に固定された軸受12に軸棒13で軸支された
アーム14に固定され、炉蓋本体3に対して開閉自在に
設けられている。小蓋本体11の周囲には、ナイフエッ
ジ15が間隔をおいて配置されており、シールプレート
16と、ナイフエッジ15の先端をスプリング(図示せ
ず)で小蓋口シール面10aに押しつけて密着させるこ
とによってガスシールが行われる。シールプレート16
の炉内側には防熱板17が設けられている。小蓋本体1
1はロック機構により小蓋口にロックされる。
【0008】小蓋10は、小蓋10を開閉する際にナイ
フエッジ15の先端により小蓋口シール面10aが損傷
するのを防止するため、ナイフエッジ15の先端と小蓋
口シール面10aとの間に隙間を形成する機構を備えて
いる(例えば、実開昭2−78545号公報参照)。
【0009】小蓋10のアーム14の中心には、カム軸
18が軸支され、カム軸18の下端のカム板19は小蓋
本体11のベースフレーム20のカム係合溝21に摺動
自在に係合している。カム軸18の上端にはハンドル2
2が取り付けられ、ハンドル22を回動させることによ
りカム軸18が回動する。カム軸18の回動にともなっ
てベースフレーム20のカム係合溝21がカム板19に
沿って上昇あるいは下降する。この上昇によりナイフエ
ッジ15が上昇し、ナイフエッジ15の先端と小蓋シー
ル面10aとの間に隙間が形成されるので、小蓋を開閉
する際にナイフエッジ15の先端により小蓋口シール面
10aが損傷するのを防止することができる。
【0010】小蓋の開閉装置として、例えば、実用新案
登録第2581525号公報には、腕の先端部に、2個
のピンを突設した左右方向正逆転金具を設け、腕を回動
させ、小蓋のハンドルを左右方向正逆転金具のピンで回
動させてナイフエッジを炉蓋本体を上昇・下降させるも
のが開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
小蓋開閉装置は、ピンを突設した左右方向正逆転金具、
その駆動装置を必要とするため、構造が複雑となる。
【0012】そこで、本発明は、コークス炉用炉蓋に設
けられている小蓋のハンドルを開閉させる、構造が簡単
なハンドル回動装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、カム機構のカ
ム軸に固定されたハンドルを回動させることにより小蓋
口シール面に対して間隔を形成あるいは当接するナイフ
エッジを備えた、コークス炉用炉蓋の小蓋の前記ハンド
ルを回動させるハンドル回動装置において、フレーム上
で前後進可能かつ回動可能なハンドル回動機構を備えて
いることを特徴とする。
【0014】前記ハンドル回動機構がフレーム上で前後
進可能かつ回動可能な回動軸の先端に回動軸に対して屈
曲した先端軸を設けて構成することができる。
【0015】また、前記先端軸にはガイドローラを設け
てもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明のハンドル回動装置
の正面図、図2は平面図、図3は側面図である。本発明
のハンドル回動装置は、コークス炉体1に沿って前後進
するコークス押出機のプラットホーム23の均し装置側
及びクリーナ装置側にそれぞれ設置される。プラットホ
ーム23に固定されたフレーム24の上部に、ハンドル
操作機構25が配置されている。
【0017】ハンドル回動機構25は、フレーム24の
上部の両側に平行に設けられたレール26を挟んだ車輪
27を備えた台車28に支持され、フレーム24に固定
した移動用油圧シリンダ29により矢印A方向に前後進
する。
【0018】ハンドル回動機構25は、回動用油圧シリ
ンダ30に連結されたレバー31で矢印B方向に回動す
る回動軸32が台車28に固定された軸受33に軸支さ
れている。
【0019】回動軸32の先端には、屈曲した先端軸3
4が固定され、先端軸34には、小蓋10のハンドル2
2に当接するガイドローラ35が設けられる。
【0020】次に、本発明のハンドル回動装置の動作に
ついて説明する。
【0021】図1において、ハンドル22が左側にある
時に小蓋10は閉じた状態であり、小蓋10を開ける場
合は、回動軸32を移動用シリンダ29で前進させる。
その際、ガイドローラ35を炉1側に回動用油圧シリン
ダ30で回動させておく。回動軸32を前進させると、
ガイドローラ35がハンドル22に当たり、さらに前進
端まで前進させると、ハンドル22が押されて回動す
る。ハンドル22の回動でカム軸18が回動し、カム軸
18の回動にともなってベースフレーム20のナイフエ
ッジ15が上昇し、ナイフエッジ15の先端と小蓋口シ
ール面10aとの間に隙間が形成されると、回動軸32
を後退限へ戻す。回動軸32の前進端及び後進端への前
後進はリミットスイッチで検知して行う。その後、既設
の小蓋開閉機でロック機構を解除し小蓋開閉機で軸棒1
3を回動させて小蓋10を横開きし、均し装置で均ら
す、あるいはクリーナ装置で、炉蓋に付着したタール等
を除去する。
【0022】小蓋の閉動作は、小蓋開閉機でロック機構
をロックした後、回動軸32を移動用シリンダ29で前
進させる。その際、前進中にガイドローラ35がハンド
ル22に干渉されないように、ガイドローラ35をコー
クス炉体1と反対側に回動用油圧シリンダ30で回動さ
せておく。さらにガイドローラ35がハンドル22を通
過するまで回動軸32を前進させ、停止させた後、ガイ
ドローラ35をコークス炉体1側に回動用油圧シリンダ
30で回動させる。次いで回動軸32を後退させると、
ガイドローラ35がハンドル22に当たり、さらに後進
端まで後進させると、ハンドル22がガイドローラ35
に押されて回動し、ナイフエッジ15の先端が小蓋口シ
ール面10aに向かって下降し、ナイフエッジ15が小
蓋口シール面10aに密着し、ガスシールされる。
【0023】
【発明の効果】本発明のハンドル回動装置によれば、前
後進及び回動動作で小蓋のハンドルを回動させることが
できるので、装置の構造が簡単となり、回動動作も簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドル回動装置の正面図である。
【図2】本発明のハンドル回動装置の平面図である。
【図3】本発明のハンドル回動装置の側面図である。
【図4】小蓋を備えたコークス炉用炉蓋の断面図であ
る。
【図5】小蓋を備えたコークス炉用炉蓋の正面図であ
る。
【図6】小蓋の縦断面図である。
【図7】小蓋の正面図である。
【図8】カム部の断面図である。
【符号の説明】
1:コークス炉体 2:炉蓋 3:炉蓋本体
4:耐火物 5:スライドプレート 6:シールプレート 7:
ナイフエッジ 8:閂フック 9:閂 10:小蓋 10a:小
蓋口シール面 11:小蓋本体 12:軸受 13:軸棒 14:
アーム 15:ナイフエッジ 16:シールプレート 17:
防熱板 18:カム軸 19:カム板 20:ベースフレーム 21:カム
係合溝 22:ハンドル 23:プラットホーム 24:フ
レーム 25:ハンドル回動機構 26:レール 27:車
輪 28:台車 29:移動用油圧シリンダ 30:回動用油圧シリン
ダ 31:レバー 32:回動軸 33:軸受 34:先端軸 3
5:ガイドローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月6日(1999.7.6)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】小蓋10は、小蓋10を開閉する際にナイ
フエッジ15の先端により小蓋口シール面10aが損傷
するのを防止するため、ナイフエッジ15の先端と小蓋
口シール面10aとの間に隙間を形成する機構を備えて
いる(例えば、実開2−78545号公報参照)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 聡 香川県坂出市番の州町1番地 三菱化学株 式会社坂出事業所内 (72)発明者 壬生 博行 香川県坂出市番の州町1番地 三菱化学株 式会社坂出事業所内 Fターム(参考) 4H012 BA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム機構のカム軸に固定されたハンドル
    を回動させることにより小蓋口シール面に対して間隔を
    形成あるいは当接するナイフエッジを備えた、コークス
    炉用炉蓋の小蓋の前記ハンドルを回動させるハンドル回
    動装置において、フレーム上で前後進可能かつ回動可能
    なハンドル回動機構を備えていることを特徴とするコー
    クス炉用炉蓋の小蓋のハンドル回動装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル回動機構がフレーム上で前
    後進可能かつ回動可能な回動軸の先端に回動軸に対して
    屈曲した先端軸を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のコークス炉用炉蓋の小蓋のハンドル回動装置。
  3. 【請求項3】 前記先端軸にガイドローラを設けたこと
    を特徴とする請求項2記載のコークス炉用炉蓋の小蓋の
    ハンドル回動装置。
JP11186890A 1999-06-30 1999-06-30 コークス炉用炉蓋の小蓋のハンドル回動装置 Pending JP2001011463A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102589294A (zh) * 2012-04-09 2012-07-18 浙江科奥陶业有限公司 气氛保护炉闸门装置
CN109628111A (zh) * 2018-12-24 2019-04-16 太原重工股份有限公司 导焦装置及拦焦车
KR20220132776A (ko) * 2021-03-24 2022-10-04 현대제철 주식회사 코크스 오븐용 도어 장치

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