JP2001010979A - 糖アルコール造粒物集合体とその製法 - Google Patents

糖アルコール造粒物集合体とその製法

Info

Publication number
JP2001010979A
JP2001010979A JP2000123504A JP2000123504A JP2001010979A JP 2001010979 A JP2001010979 A JP 2001010979A JP 2000123504 A JP2000123504 A JP 2000123504A JP 2000123504 A JP2000123504 A JP 2000123504A JP 2001010979 A JP2001010979 A JP 2001010979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sugar alcohol
aggregate
weight
granule
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000123504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3491887B2 (ja
Inventor
Ikuo Tauchi
郁男 田内
Hisayoshi Kato
久善 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Freund Corp filed Critical Freund Corp
Priority to JP2000123504A priority Critical patent/JP3491887B2/ja
Publication of JP2001010979A publication Critical patent/JP2001010979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3491887B2 publication Critical patent/JP3491887B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】直接圧縮加工用糖アルコール粒子造粒物、その
製法、該糖アルコール粒子造粒物を含有する医薬品及び
食品を提供する。 【解決手段】 糖アルコールを95重量%以上含有する
造粒物集合体であって、該集合体は95重量%以上が7
10μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜710
μmの範囲内の粒子であり、かつ該集合体のかさ密度が
0.5g/ml以上で安息角が40゜以下である、糖ア
ルコール造粒物集合体。実質的に糖アルコールのみから
なり、結合剤を配合していない粉体から、遠心転動造粒
装置で製造した湿潤造粒物を流動層で乾燥する方法、及
び、流動層造粒コーティング装置で糖アルコール水溶液
を前記粉体に噴霧して造粒する方法からなる前記糖アル
コール造粒物集合体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接圧縮加工に適
した糖アルコール造粒物とその製造方法に関する。ま
た、本発明は、該糖アルコール造粒物を含有する口腔内
速崩壊性錠剤型の医薬品及び食品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医薬用及び食品用として、圧縮加
工に用いられる賦形剤には結晶乳糖、乳糖造粒物、結晶
セルロース等が汎用されている。しかし、これらの賦形
剤には以下の問題点があった。すなわち、乳糖は薬剤と
の反応性が少ない賦形剤であるが、メイラード反応様の
反応活性をもち、特定な薬剤との配合性が悪い場合があ
る。また、結晶セルロースについては、優れた賦形剤で
はあるが、淡褐色を帯びており、錠剤の美観を損なう恐
れがあるし、さらに、チュアブル錠にはテクスチャー
(口当たり)の面で使用することができない場合があ
る。
【0003】一方、糖アルコールの一つであるマンニト
ールは、薬剤との配合性に優れ、他剤との配合禁忌もき
わめて少なく、エネルギーは2kcal/gで蔗糖の半
分である。また、吸湿性がなく、ほとんど水分を保持し
ないことから安定性にも優れており、ビタミン、抗生物
質、制酸剤、鎮痛剤、解熱剤などのチュアブル錠として
広く使われている。そして、さわやかな冷感と甘みのゆ
えに、最近では口腔内速崩壊錠にも使用されるようにな
ってきている。
【0004】しかし、マンニトールを始めとして、バイ
ンダーとしての機能を持たない市販されている糖アルコ
ール類の結晶及び粉砕品等を圧縮加工する場合、そのま
までは圧縮加工できないため、他の賦形剤や薬剤と糖ア
ルコールとを結合剤を用いて造粒し加工する必要があっ
た。特に、マンニトールは臼壁に高い摩擦力を生じさせ
るため圧縮加工する際には通常使用されるより多量の滑
沢剤が必要であり、造粒する際には他の賦形剤を使用す
るより多量の結合剤を必要とするなど、ハンドリングの
面で困難がつきまとっていた。また、多量の結合剤を必
要とするだけに、その錠剤は固く、砕けにくいものとな
った。
【0005】特開平5−170669号公報には、β−
ラクトース含量の高いラクトース溶液に、乾燥前に、溶
液固形分に基いて1〜15重量%の糖アルコールを加え
たものの乾燥物からなる均質塊を用いた、直接打錠用の
賦形剤が記載されている。また、特開平8−29105
1号公報には、糖アルコール賦形剤にポリビニルピロリ
ドン等の結合剤を添加して低圧打錠し、ついで得られる
錠剤に加湿した後、乾燥するという工程で従って、結合
剤の機能を適度に発揮させる方法が記載されている。ま
た、特開平9−143100号公報には、マンニトール
及び乳糖を賦形剤として含有する錠剤を製造する際に、
ポリビニルピロリドン等を添加して打錠することによっ
て速溶解性錠剤を製造したことが記載されている。
【0006】しかし、これらの糖アルコールを含有する
賦形剤又は糖アルコールを賦形剤として含有する錠剤
は、例えばヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニル
ピロリドン等の結合剤を併用することによって所定の機
械的強度を付与しているものであり、マンニトールやエ
リスリトールなどのようにバインダー機能を持たない糖
アルコール単独からなり、しかも直接圧縮成形によって
錠剤化出来るものではなかった。以上のように、従来の
糖アルコールを直接打錠用の粒子にするためには、いず
れも結合剤及び/又は糖類を必要としていたものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
問題点を解消し、実質的に糖アルコールのみからなる、
直接圧縮成形可能な新規な造粒物及びその製造方法を提
供することにある。すなわち、本発明の目的は、乳糖、
結晶セルロース、乳糖と結晶セルロースとの混合物など
を原料とした従来の直打用賦形剤における問題点を解消
し、直接打錠可能で実質的に糖アルコールのみからなる
新規な造粒物及びその製造方法を提供することにあり、
さらに、それらの造粒物を含有する医薬品及び食品を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、実質的に
糖アルコールのみからなる造粒物の流動性、崩壊性、直
接打錠の適性を改善し、結合剤を配合せずに、遠心転動
造粒装置で製造した湿潤造粒物を流動層で乾燥する製造
方法、及び、流動層造粒コーティング装置で糖アルコー
ル水溶液を噴霧して造粒する製造方法を確立し、本発明
を完成した。本発明は、つぎの各発明を包含する。
【0009】(1) 糖アルコールを95重量%以上含有す
る造粒物集合体であって、該集合体は95重量%以上が
710μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜71
0μmの範囲内の粒子であり、該集合体のかさ密度は
0.5g/ml以上で安息角は40゜以下であることを
特徴とする、糖アルコール造粒物集合体。
【0010】(2) 前記糖アルコールがD−マンニトー
ル、エリスリトール及びマルチトールから選ばれた1種
又は複数種であることを特徴とする、(1) 項記載の糖ア
ルコール造粒物集合体。
【0011】(3)糖アルコールを95重量%以上含有す
る造粒物集合体であって、該集合体は95重量%以上が
710μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜71
0μmの範囲内の粒子であり、該集合体のかさ密度は
0.5g/ml以上で安息角は40゜以下である糖アル
コール造粒物集合体と、薬剤成分とを含有する医薬品。
【0012】(4) 前記医薬品は、錠剤、顆粒剤、細粒剤
又は散剤であることを特徴とする、(3) 項項記載の医薬
品。 (5) 前記医薬品は、前記糖アルコール造粒物集合体に薬
剤成分を加えて直接打錠して製造されている口腔内速崩
壊性錠剤であることを特徴とする、(4) 項記載の医薬
品。 (6) 前記糖アルコール造粒物集合体における糖アルコー
ルがD−マンニトール、エリスリトール及びマルチトー
ルから選ばれた1種又は複数種であることを特徴とす
る、(3) 〜(5) 項のいずれか1項記載の医薬品。
【0013】(7) 糖アルコールを95重量%以上含有す
る造粒物集合体であって、該集合体は95重量%以上が
710μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜71
0μmの範囲内の粒子であり、該集合体のかさ密度は
0.5g/ml以上で安息角は40゜以下である糖アル
コール造粒物集合体と、食品材料とからなることを特徴
とする、食品。
【0014】(8) 前記糖アルコール造粒物集合体におけ
る糖アルコールがD−マンニトール、エリスリトール及
びマルチトールから選ばれた1種又は複数種であること
を特徴とする、(7) 項項記載の食品。
【0015】(9)前記食品は、錠剤、顆粒剤、細粒剤又
は散剤であることを特徴とする、(7)項〜(8) 項のいず
れか1項記載の食品。 (10)前記食品は、前記糖アルコール造粒物集合体に薬剤
成分を加えて直接打錠して製造されている口腔内速崩壊
性錠剤であることを特徴とする、(7) 項〜(9) 項のいず
れか1項記載の食品。
【0016】(11)糖アルコールを95重量%以上含有す
る粒子の混合物を、遠心転動造粒装置の処理容器内の回
転円板上に仕込み、容器内にスリットエアを供給しなが
ら回転円板を回転させつつ水、アルコール水溶液、糖ア
ルコール水溶液及び糖アルコールのアルコール水溶液か
ら選ばれた少なくとも1種からなる水性液体を噴霧して
湿潤造粒物を製造する工程と、得られた湿潤造粒物を流
動層で乾燥する工程を有することを特徴とする、95重
量%以上が710μm以下の粒子で、50重量%以上が
75〜710μmの範囲内の粒子からなる糖アルコール
造粒物集合体であって、該集合体のかさ密度は0.5g
/ml以上、安息角は40゜以下である糖アルコール造
粒物集合体の製造方法。
【0017】(12)糖アルコールを95重量%以上含有す
る粒子の混合物を、流動層造粒コーティング装置に仕込
み、容器内に流動化エアを供給し粉末を浮遊流動させな
がら、糖アルコール水溶液を噴霧し、この際、容器内の
空気湿度がRH50%を超えないように流動化エア量、
流動化エア温度、及びスプレー液速度等を調節して造粒
物を製造することを特徴とする、(11)項記載の糖アルコ
ール造粒物集合体の製造方法。 (13)前記糖アルコールがD−マンニトール、エリスリト
ール及びマルチトールの中から選ばれた少なくとも1種
であることを特徴とする、(11)項又は(12)項に記載の糖
アルコール造粒物集合体の製造方法。
【0018】
【発明の実施の形態】前述したとおり、水溶性高分子等
の水溶性結合剤、例えばヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリビニルピロリドンを用いて流動性の良い糖アル
コール造粒物を造ることはできるが、そのような糖アル
コール造粒物はあくまでも糖アルコール以外の結合剤成
分を含有していることから、打錠後の易崩壊性に悪影響
を与えるばかりでなく、チュアブル錠の口あたりにも影
響を及ぼすことが懸念されるものである。それ故、本発
明の圧縮成形性並びに流動性に優れたマンニトールやエ
リスリトールのみからなる造粒物は、医薬品や食品材料
とともに直接打錠する際の賦形剤としてきわめて有用で
ある。
【0019】本発明において、糖アルコール造粒物は、
実質的に糖アルコールそのものからなる。それ故、「糖
アルコールを95%以上含有し」ということは、実質的
に糖アルコールのみからなることを意味している。例え
ば、マンニトールについては、日本薬局方(例えば第1
3改正局方)の規格に合致する「Dーマンニトール」で
あれば、本発明の規格に合致する。また、「糖アルコー
ル」とは、純粋な単一化学物質のみならず、D―マンニ
トールとエリスリトールのような、互いに同種の物質で
あるとして知られている物質同士の混合物をも意味す
る。
【0020】糖アルコールとしては、薬剤との相互作用
がなく、医薬の原料として使用できると同時に、メイラ
ード反応がないため食品用原料として使用できるものが
好ましい。D−マンニトール、エリスリトール、マルチ
トール、D−ソルビトール、キシリトール、パラチニッ
ト、ラクチトール、各種オリゴ糖アルコール及びそれら
の混合物が挙げられる。それらの中で、D−マンニトー
ル、エリスリトール、マルチトールが好ましく、特に好
ましくは、D−マンニトールが使用される。
【0021】本発明においては、糖アルコールを95重
量%以上含有する造粒物集合体は、遠心転動造粒装置に
おいて、糖アルコール粉末を処理容器の回転円板上に供
給し、容器内にスリットエアを供給しながら回転円板を
回転させつつ、水、アルコール水溶液、糖アルコール水
溶液、又は糖アルコールのアルコール水溶液を噴霧して
湿潤造粒して製造される。あるいは、流動層造粒コーテ
ィング装置において、糖アルコール粉末を仕込み、容器
内に流動化エアを供給し粉末を浮遊流動させながら、糖
アルコール水溶液を噴霧して製造される。
【0022】なお、本発明において使用される糖アルコ
ールは、5重量%を越えない量であれば、通常の結合剤
及び/又は糖類以外の他種の物質を含有していてもよ
い。ここで、結合剤とは、主として水溶性結合剤を意味
し、例えば、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ポリビニルアルコール、メチルセルロース、プルラン、
アルギン酸ナトリウム、寒天、ゼラチン等が該当する。
【0023】本発明において、糖アルコールを95重量
%以上含有する造粒物集合体中に含まれている粒子は、
そのうちの95重量%以上が710μm以下の粒子で、
50重量%以上が75〜710μmの範囲内の粒子であ
る。また、本発明の造粒物集合体は、75μm未満の大
きさの糖アルコール粒子を50重量%までの量で含有す
ることができる。このような微細粒子が存在すると、そ
れから製造される錠剤の表面が滑らかとなり、モットリ
ング性にも問題が生じないので好ましい。
【0024】本発明の糖アルコール造粒物集合体のカサ
密度は、0.5g/ml以上である。かさ密度が0.5
g/ml未満では流動性のよい粒子とはならず、好まし
くない。かさ密度は、100mlのメスシリンダー(重
量W)に造粒物を軽く山盛りに入れた後、摺り切り秤量
した重量Wbを秤量し、(Wb―W)/100より求め
た値であり、5回測定の平均値で示される。
【0025】本発明の糖アルコール造粒物集合体の安息
角は40°以下である。安息角が40度を越える値とな
ると、流動性が悪くなり、打錠の際に臼への充填性のば
らつきが大きくなり、錠剤の重量偏差が大きくなる等の
不具合が生じるため、好ましくない。安息角の測定は、
特開平6―205959号公報に記載されている野上・
杉原法によって行い、5回の測定の平均値で示したもの
である。測定器は図1に示されているように、4枚のガ
ラス板を貼り合わせて作成されている図1に示される装
置であり、該装置による安息角の測定は、A壁に沿って
試料約200mlをガラス床となっているB面上にロー
トを使って静かに流し込み、B面の前方開口端から試料
の流れ出しが始まるまで流し込みを続け、試料の流れ出
しが起った時点におけるB面上の試料層の傾斜上面がB
面(水平面)となす角度を分度器Cで読み取ることによ
って行われる。
【0026】本発明において、遠心転動造粒機で製造さ
れる造粒物の粒子形はある程度の丸味を帯びていて、か
つ重質であり、結果として、少量の滑沢剤のみで打錠が
可能である。また、流動層造粒コーティング装置で製造
される造粒物は、微少な1次粒子の凝集体であり、かつ
ポーラスな粒子であり、結果として、この粒子は塑性変
形し易く、接触点が増大するために硬度の大きい錠剤を
得ることができる。
【0027】本発明では、糖アルコール造粒物に、5%
未満の範囲で水溶性ビタミン類、解熱鎮痛剤等の種々の
薬剤(薬効を有する種々の物質)から適宜選ばれた薬剤
を含有させることができる。薬剤とは薬効を示す医薬活
性成分であり、例えば、解熱鎮痛剤、鼻炎薬、循環器系
薬、消化器系薬、抗生物質、化学療法剤、ビタミン剤、
麻薬性鎮痛薬、ホルモン剤、抗うつ薬、抗炎症薬、抗精
神薬等が例示される。
【0028】本発明の糖アルコール造粒物集合体の製造
に使用される遠心転動装置は、処理容器底部にほぼ水平
に回転する平滑な回転円板と、前記回転円板を回転させ
る回転軸と、処理容器の内壁部と前記回転円板の円周部
に位置する縁部との間に形成される環状の空隙であるス
リットと、前記スリットより処理容器内にスリットエア
を供給するためのスリットエア供給装置と処理容器内の
糖アルコール粉末へ水、糖アルコール水溶液又はこれら
にアルコールを添加した水溶液を噴霧するためのスプレ
ーノズルとを有するものである。この装置の例として
は、フロイント産業株式会社製のCFグラニュレーター
(以下CF装置と略す)がある。
【0029】上記のCF装置は、造粒コーティング装置
と呼ばれる範疇に入るものであるが、本発明の方法で使
用できる造粒コーティング装置は上記特定のCF装置に
限定されず、前記基本的な構成を有する装置であれば各
種の造粒コーティング装置が使用できる。CF装置を種
々変形可能にする例としては、回転円板の縁部が上方に
反っているタイプだけでなく水平なタイプでもよく、ま
た、回転円板の上面は少なくとも粉体に接している部分
が平滑である必要があるが、円板の中心部には突起物が
あってもよく、種々変形が可能なのはいうまでもない。
更に回転円板を好ましい形状に変形すると、その形状は
中心部が最も低く外周部が高くなった「すり鉢」状とし
た回転板である。この場合、遠心力を有効に活用でき、
造粒物の処理量は多くなる利点がある。また、装置への
付加として、乾燥機能を流動層で持たせてもよい。
【0030】本発明の糖アルコール造粒物集合体の製造
に使用される流動層造粒コーティング装置とは、流動エ
アを供給し、粉体を流動させるための流動エア供給装置
と、容器内の糖アルコール粉末へ糖アルコール水溶液を
噴霧するためのスプレーノズルとを有するものである。
この装置の例としては、「フローコーター」(以下「F
L装置」と略す)が使用可能である。この装置は流動層
造粒コーティング装置の範疇に入り、本発明では前記の
基本的な構成を有する装置であれば特定のFL装置に限
定されず、通気部を有する回転円板を備えた種々の流動
層装置、例えばフロイント産業株式会社製のローターコ
ンテナを備えたFL装置や転動流動層造粒コーティング
装置、商品名「スパイラフロー」、あるいは傾斜した回
転円盤を有する遠心転動型造粒コーティング装置、商品
名「グラニュレックス」など、種々のものを用いること
ができる。
【0031】本発明の糖アルコール造粒物集合体の製造
において噴霧する液は、水単独でもよいが、糖アルコー
ル水溶液や、更に所望によりエタノールなどのアルコー
ルを添加させてもよいし、又はこれらに着色剤等を少量
添加したものであってもよい。また、本発明では、5%
未満の範囲で水溶性ビタミン類、香料などから適宜選ば
れた食品や食品添加物を糖アルコール造粒物に含ませる
ことができる。
【0032】本発明の医薬品の形態としては、その内部
に前記糖アルコール造粒物集合体を含有する限りにおい
て、製剤化可能なすべての剤形があり得るが、好ましく
は、錠剤、顆粒剤又は細粒剤である。その際、薬剤は、
造粒物の内部又は外部のいずれに存在してもよいが、好
ましくは外部に存在する。
【0033】
【実施例】以下、実施例によって本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0034】実施例1 D−マンニトール粉末2000gを遠心転動造粒コーテ
ィング装置(フロイント産業株式会社製、商品名、CF
−360)に仕込み、D−マンニトール12%、水68
%、エタノール20%からなる液630gを噴霧、造粒
した。得られた湿潤造粒物を流動層造粒コーティング装
置(フロイント産業株式会社製、商品名、FLO−5)
で乾燥し、乾燥後710μmのふるいで篩過し、75〜
710μmの粒度範囲に88.8重量%と、75μm未
満の微粒子11.2重量%を含む、かさ密度0.615
g/ml、安息角34°であるD−マンニトール造粒物
集合体を得た。この造粒物集合体にステアリン酸マグネ
シウム0.5重量%を添加し単発打錠機〔富士薬品機械
(株) 社製〕にて8mmφ、10R、185mg/Tの
錠剤を打錠圧70MPaの条件で打錠したところ、ステ
ィッキングやキャッピング等の打錠障害を起こすことな
く打錠が可能であった。この錠剤の硬度を錠剤硬度計
〔フロイント産業(株)社製〕にて測定したところ5.
2kgであった。
【0035】実施例2 D−マンニトール粉末3000gをCF−360に仕込
み、D−マンニトール20%水溶液580gを噴霧、造
粒した。得られた湿潤造粒物を前記FLO−5で乾燥
し、乾燥後710μmのふるいで篩過し、75〜710
μmの粒度範囲に93.9重量%と、75μm未満の微
粒子6.1重量%を含む、かさ密度0.602g/m
l、安息角35°であるD−マンニトール造粒物集合体
を得た。この造粒物にステアリン酸マグネシウム0.5
重量%を添加し単発打錠機〔富士薬品機械 (株) 社製〕
にて8mmφ、10R、185mg/Tの錠剤を打錠圧
70MPaの条件で打錠したところ、スティッキングや
キャッピング等の打錠障害を起こすことなく打錠が可能
であった。この錠剤の硬度を錠剤硬度計〔フロイント産
業(株)社製〕にて測定したところ4.8kgであっ
た。
【0036】実施例3 D−マンニトール粉末3000gをCF−360に仕込
み、水470gを噴霧、造粒した。得られた湿潤造粒物
を前記FLO−5で乾燥し、乾燥後710μmのふるい
で篩過し、75〜710μmの粒度範囲に92.3重量
%と、75μm未満の微粒子7.7重量%を含む、かさ
密度0.591g/ml、安息角36°であるD−マン
ニトール造粒物集合体を得た。この造粒物にステアリン
酸マグネシウム0.5重量%を添加し単発打錠機〔富士
薬品機械 (株) 社製〕にて8mmφ、10R、185m
g/Tの錠剤を打錠圧70MPaの条件で打錠したとこ
ろ、スティッキングやキャッピング等の打錠障害を起こ
すことなく打錠が可能であった。この錠剤の硬度を錠剤
硬度計〔フロイント産業(株)社製〕にて測定したとこ
ろ4.8kgであった。
【0037】実施例4 エリスリトール粉末2000gをCF−360に仕込
み、エリスリトール24%、水54%、エタノール20
%からなる液420gを噴霧、造粒した。得られた湿潤
造粒物をFLO−5で乾燥し、乾燥後710μmのふる
いで篩過し、75〜710μmの粒度範囲に84.6重
量%と、75μm未満の微粒子15.4重量%を含む、
かさ密度0.613g/ml、安息角36°であるエリ
スリトール造粒物を得た。この造粒物にステアリン酸マ
グネシウム0.5重量%を添加し単発打錠機〔富士薬品
機械 (株) 社製〕にて8mmφ、10R、185mg/
Tの錠剤を打錠圧70MPaの条件で打錠したところ、
スティッキングやキャッピング等の打錠障害を起こすこ
となく打錠が可能であった。この錠剤の硬度を錠剤硬度
計〔フロイント産業(株)社製〕にて測定したところ
5.4kgであった。
【0038】実施例5 D−マンニトール粉末3000gをフロイント産業株式
会社製のローターコンテナを備えたFL装置、商品名
「FRC−5」に仕込み、容器内の湿度がRH50%以
下になるようにD−マンニトール30%水溶液6670
gを噴霧し造粒した。造粒時の容器内の湿度は約RH4
0%であった。得られた造粒物を710μmのふるいで
篩過し、75〜710μmの粒度範囲に54.3重量%
と75μm未満の微粒子45.7重量%を含む、かさ密
度0.704g/ml、安息角35゜であるD−マンニ
トール造粒物集合体を得た。この造粒物集合体にステア
リン酸マグネシウム1.0重量%を添加し、単発打錠機
〔富士薬品機械(株)社製〕にて8mmφ、10R、1
80mg/Tの錠剤を打錠圧70MPaの条件で打錠し
たところ、スティッキングやキャッピング等の打錠障害
を起こすことなく打錠が可能であった。この錠剤の硬度
を錠剤硬度計〔フロイント産業(株)社製〕にて測定し
たところ7.8kgであった。
【0039】実施例6 エリスリトール粉末3000gを前記の「FRC−5」
に仕込み、容器内の湿度がRH50%以下になるように
エリスリトール30%水溶液6670gを噴霧し造粒し
た。造粒時の容器内の湿度は約RH40%であった。得
られた造粒物を710μmのふるいで篩過し、75〜7
10μmの粒度範囲に61.5重量%と75μm未満の
微粒子38.5重量%を含む、かさ密度0.697g/
ml、安息角35゜であるエリスリトール造粒物集合体
を得た。この造粒物集合体にステアリン酸マグネシウム
1.0重量%を添加し単発打錠機〔富士薬品機械(株)
社製〕にて8mmφ、10R、180mg/Tの錠剤を
打錠圧70MPaの条件で打錠したところ、スティッキ
ングやキャッピング等の打錠障害を起こすことなく打錠
が可能であった。この錠剤の硬度を錠剤硬度計〔フロイ
ント産業(株)社製〕にて測定したところ8.2kgで
あった。
【0040】比較例1 D−マンニトール粉末3000gを前記FL装置「FR
C−5」に仕込み、D−マンニトール20%水溶液78
0gを噴霧し造粒した。造粒時の容器内の湿度は約RH
100%であった。得られた造粒物を710μmのふる
いで篩過し、75〜710μmの粒度範囲に19.7重
量%と75μm未満の微粒子79.4重量%を含む、か
さ密度0.482g/ml、安息角45゜であるD−マ
ンニトール造粒物集合体を得た。この造粒物集合体にス
テアリン酸マグネシウム1.0重量%を添加し、実施例
1と同様の条件で打錠したところ、スティッキングやキ
ャッピングなどの打錠障害を発生した。また、流動性が
悪いことから、得られた錠剤の重量偏差も大きいもので
あった。
【0041】比較例2 D−マンニトール粉末3000gを前記FL装置「FR
C−5」に仕込み、D−マンニトール30%水溶液66
70gを噴霧し造粒した。造粒時の容器内の湿度は約R
H75%であった。得られた造粒物を710μmのふる
いで篩過し、75〜710μmの粒度範囲に43.7重
量%と75μm未満の微粒子56.3重量%を含む、か
さ密度0.612g/ml、安息角38゜であるD−マ
ンニトール造粒物集合体を得た。この造粒物集合体にス
テアリン酸マグネシウム1.0重量%を添加し、実施例
1と同様の条件で打錠したところ、キャッピングが多数
発生し打錠が困難であった。この錠剤の硬度を錠剤硬度
計〔フロイント産業(株)社製〕にて測定したところ
3.2kgであった。
【0042】比較例3 エリスリトール粉末3000gを前記FL装置「FLO
−5」に仕込み、エリスリトール20%水溶液500g
を噴霧し造粒した。造粒時の容器内の湿度は約RH10
0%であった。得られた造粒物は、そのままでは粗大粒
子と未造粒品が多く、710μmを越える粗大粒子1.
5重量%と未造粒品を多く含む75μm未満の粒子6
8.2重量%を含み、かさ密度0.493g/ml、安
息角45°であった。この造粒物にステアリン酸マグネ
シウム0.5重量%を添加し、実施例1と同様の条件で
打錠したところ、スティッキングやキャッピング等の打
錠障害を発生した。また、流動性が悪いことから、得ら
れた錠剤の重量偏差も大きいものであった。
【0043】
【発明の効果】以上に説明した本発明の糖アルコール造
粒物集合体は、実質的に糖アルコールのみを主成分とし
ているので、従来の造粒物に比べて低カロリーあるいは
ノンカロリーであるという利点がある。また、水に溶け
難い結晶セルロースを主成分とする造粒物のように崩壊
が全く起こらないという難点もなく、崩壊性を有するこ
とから、溶出制御医薬として理想的な特性を具備する造
粒物である。とりわけ、直接圧縮加工用として、本発明
の糖アルコール造粒物を直接打錠して製造された口腔内
速崩壊錠は、口腔内で速やかに崩壊し、水無しで服用で
きる利点をもつ。D−マンニトールを用いた口腔内速崩
壊錠の場合は、冷感のある食感で子供にも服用しやすい
利点がある。
【0044】本発明の糖アルコール造粒物は、糖アルコ
ールのみであるかあるいは糖アルコールの比率がきわめ
て高いため、薬剤との反応が少なく、造粒物中に薬剤を
入れられる長所をもっている。本発明の糖アルコール造
粒物は、糖アルコール単独あるいは糖アルコールの比率
がきわめて高い造粒物は、メイラード反応がないか、あ
るいは少なく、造粒物中に食品や食品添加物を入れられ
る長所をもっている。
【0045】本発明により提供される造粒物含有医薬
は、保存安定性にすぐれている。特にD−マンニトール
を主成分とする造粒物を含有する錠剤、顆粒剤、細粒
剤、散剤は吸湿性が極めて少なく保存安定性にすぐれ、
更に薬剤との反応性が小さいので、とりわけ好ましいも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】糖アルコール造粒物の安息角の測定法を説明す
る図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/20 A61K 9/20

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糖アルコールを95重量%以上含有する
    造粒物集合体であって、該集合体は95重量%以上が7
    10μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜710
    μmの範囲内の粒子であり、かつ該集合体のかさ密度が
    0.5g/ml以上で安息角が40゜以下であることを
    特徴とする、糖アルコール造粒物集合体。
  2. 【請求項2】 前記糖アルコール造粒物集合体は、75
    μm未満の糖アルコール粒子を1〜50重量%含有する
    ことを特徴とする、請求項1記載の糖アルコール造粒物
    集合体。
  3. 【請求項3】 前記糖アルコールがD−マンニトール、
    エリスリトール及びマルチトールから選ばれた1種又は
    複数種であることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    糖アルコール造粒物集合体。
  4. 【請求項4】 糖アルコールを95重量%以上含有する
    造粒物集合体であって、該集合体は95重量%以上が7
    10μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜710
    μmの範囲内の粒子であり、かつ該集合体のかさ密度が
    0.5g/ml以上で安息角が40゜以下である糖アル
    コール造粒物集合体と、薬剤成分とを含有する医薬品。
  5. 【請求項5】 前記糖アルコール造粒物集合体は、75
    μm未満の糖アルコール粒子を1〜50重量%含有する
    糖アルコール造粒物集合体であることを特徴とする、請
    求項4記載の医薬品。
  6. 【請求項6】 前記医薬品は、錠剤、顆粒剤、細粒剤又
    は散剤であることを特徴とする、請求項4又は5記載の
    医薬品。
  7. 【請求項7】 前記医薬品は、前記糖アルコール造粒物
    集合体に薬剤成分を加えて直接打錠して製造されている
    口腔内速崩壊性錠剤であることを特徴とする、請求項4
    〜6のいずれか1項記載の医薬品。
  8. 【請求項8】 前記糖アルコール造粒物集合体における
    糖アルコールがD−マンニトール、エリスリトール及び
    マルチトールから選ばれた1種又は複数種であることを
    特徴とする、請求項4〜7のいずれか1項記載の医薬
    品。
  9. 【請求項9】 糖アルコールを95重量%以上含有する
    造粒物集合体であって、該集合体は95重量%以上が7
    10μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜710
    μmの範囲内の粒子であり、該集合体のかさ密度が0.
    5g/ml以上で安息角が40゜以下である糖アルコー
    ル造粒物集合体と、食品材料とからなることを特徴とす
    る、食品。
  10. 【請求項10】 前記糖アルコール造粒物集合体は、7
    5μm未満の糖アルコール粒子を1〜50重量%含有す
    ることを特徴とする、請求項9記載の食品。
  11. 【請求項11】 前記糖アルコール造粒物集合体におけ
    る糖アルコールがD−マンニトール、エリスリトール及
    びマルチトールから選ばれた1種又は複数種であること
    を特徴とする、請求項9又は10記載の食品。
  12. 【請求項12】 前記食品が、錠剤、顆粒剤、細粒剤又
    は散剤であることを特徴とする、請求項9〜11のいず
    れか1項記載の食品。
  13. 【請求項13】 前記食品は、前記糖アルコール造粒物
    集合体に薬剤成分を加えて直接打錠して製造されている
    口腔内速崩壊性錠剤であることを特徴とする、請求項9
    〜12のいずれか1項記載の食品。
  14. 【請求項14】 糖アルコールを95重量%以上含有す
    る粉末を、遠心転動造粒装置の処理容器内の回転円板上
    に仕込み、容器内にスリットエアを供給しながら回転円
    板を回転させつつ水、アルコール水溶液、糖アルコール
    水溶液及び糖アルコールのアルコール水溶液から選ばれ
    た少なくとも1種からなる水性液体を噴霧して湿潤造粒
    物を製造する工程と、得られた湿潤造粒物を流動層で乾
    燥する工程を有することを特徴とする、95重量%以上
    が710μm以下の粒子で、50重量%以上が75〜7
    10μmの範囲内の粒子からなる造粒物集合体であり、
    該集合体のかさ密度が0.5g/ml以上、安息角が4
    0゜以下である糖アルコール造粒物集合体の製造方法。
  15. 【請求項15】 糖アルコールを95重量%以上含有す
    る粉末を、流動層造粒コーティング装置に仕込み、容器
    内に流動化空気を供給して粉末を流動させ、糖アルコー
    ル水溶液を噴霧して造粒することを特徴とする、95重
    量%以上が710μm以下の粒子で、50重量%以上が
    75〜710μmの範囲内の粒子からなる造粒物集合体
    であり、該集合体のかさ密度が0.5g/ml以上、安
    息角40゜以下である糖アルコール造粒物集合体の製造
    方法。
  16. 【請求項16】 前記糖アルコールを95重量%以上含
    有する糖アルコール造粒物集合体は、1〜50重量%の
    75μm未満の糖アルコール粒子を含有する造粒物であ
    ることを特徴とする、請求項14又は15に記載の糖ア
    ルコール造粒物集合体の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記糖アルコールがD−マンニトー
    ル、エリスリトール及びマルチトールの中から選ばれた
    少なくとも1種であることを特徴とする、請求項14〜
    16のいずれか1項に記載の糖アルコール造粒物集合体
    の製造方法。
JP2000123504A 1999-04-28 2000-04-25 糖アルコール造粒物集合体の製法 Expired - Lifetime JP3491887B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000123504A JP3491887B2 (ja) 1999-04-28 2000-04-25 糖アルコール造粒物集合体の製法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-121565 1999-04-28
JP12156599 1999-04-28
JP2000123504A JP3491887B2 (ja) 1999-04-28 2000-04-25 糖アルコール造粒物集合体の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001010979A true JP2001010979A (ja) 2001-01-16
JP3491887B2 JP3491887B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=26458898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000123504A Expired - Lifetime JP3491887B2 (ja) 1999-04-28 2000-04-25 糖アルコール造粒物集合体の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3491887B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003113099A (ja) * 2001-09-27 2003-04-18 Soutetsu Cho 漢方薬配合チュアブル錠
JP2006525234A (ja) * 2003-05-02 2006-11-09 グロボファーム ファーマツォイティシェ プロドゥクティオンズ − ウント ハンデルスゲゼルシャフト エム.ベー.ハー. レボチロキシン及び/又はリオチロニン塩を含む固体医薬製剤
JP2007197438A (ja) * 2005-12-28 2007-08-09 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd 口腔内速崩壊錠剤
JP2008271829A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Mitsubishi Shoji Foodtech Co Ltd 直接打錠用顆粒および打錠物
JP2011037767A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd 薬物および噴霧乾燥粒子を含有する口腔内速崩壊錠
JP2011092071A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Uha Mikakuto Co Ltd 打錠菓子
US8106100B2 (en) 2005-12-06 2012-01-31 Asahi Kasei Chemicals Corporation Process for producing tablet by high-speed direct compression
JP2013231091A (ja) * 2013-08-23 2013-11-14 Toyama Chem Co Ltd トスフロキサシンを含有する粒状固形製剤
JP2014156435A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Freunt Ind Co Ltd 賦形剤造粒物、及び錠剤
JP2014162736A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Freunt Ind Co Ltd 賦形剤造粒物及びその製造方法、並びに錠剤
US8883307B2 (en) 2007-05-28 2014-11-11 Mitsubishi Shoji Foodtech Co., Ltd. Spherical particle of crystalline mannitol
JP2014210746A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 マイクロフーズジャパン株式会社 直打用エリスリトール球形顆粒及びその製造方法並びに該エリスリトール顆粒を薬効成分又は栄養成分とともに打錠する製造方法及びその製造方法で得られた錠剤または一般飲食錠菓
CN111288438A (zh) * 2020-03-26 2020-06-16 江苏大学 一种流化床燃烧炉和燃烧方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010021300A1 (ja) 2008-08-18 2010-02-25 三菱商事フードテック株式会社 新規マンニトール打錠用賦形剤

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003113099A (ja) * 2001-09-27 2003-04-18 Soutetsu Cho 漢方薬配合チュアブル錠
JP2006525234A (ja) * 2003-05-02 2006-11-09 グロボファーム ファーマツォイティシェ プロドゥクティオンズ − ウント ハンデルスゲゼルシャフト エム.ベー.ハー. レボチロキシン及び/又はリオチロニン塩を含む固体医薬製剤
US8106100B2 (en) 2005-12-06 2012-01-31 Asahi Kasei Chemicals Corporation Process for producing tablet by high-speed direct compression
JP2007197438A (ja) * 2005-12-28 2007-08-09 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd 口腔内速崩壊錠剤
JP2008271829A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Mitsubishi Shoji Foodtech Co Ltd 直接打錠用顆粒および打錠物
US8883307B2 (en) 2007-05-28 2014-11-11 Mitsubishi Shoji Foodtech Co., Ltd. Spherical particle of crystalline mannitol
JP2011037767A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd 薬物および噴霧乾燥粒子を含有する口腔内速崩壊錠
JP2011092071A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Uha Mikakuto Co Ltd 打錠菓子
JP2014156435A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Freunt Ind Co Ltd 賦形剤造粒物、及び錠剤
JP2014162736A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Freunt Ind Co Ltd 賦形剤造粒物及びその製造方法、並びに錠剤
JP2014210746A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 マイクロフーズジャパン株式会社 直打用エリスリトール球形顆粒及びその製造方法並びに該エリスリトール顆粒を薬効成分又は栄養成分とともに打錠する製造方法及びその製造方法で得られた錠剤または一般飲食錠菓
JP2013231091A (ja) * 2013-08-23 2013-11-14 Toyama Chem Co Ltd トスフロキサシンを含有する粒状固形製剤
CN111288438A (zh) * 2020-03-26 2020-06-16 江苏大学 一种流化床燃烧炉和燃烧方法
CN111288438B (zh) * 2020-03-26 2021-09-24 江苏大学 一种流化床燃烧炉和燃烧方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3491887B2 (ja) 2004-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9730896B2 (en) Orally disintegrating tablets and methods of manufacture
Lavanya et al. Pelletization technology: a quick review
CA2734847C (en) Novel excipient for mannitol tableting
JP3296412B2 (ja) 成型製剤及びその製法
JPH1192403A (ja) 単一物質球形粒、該球形粒を含む医薬、食品及びそれらの製造方法
US9713594B2 (en) Methods for making pharmaceutical solid dosage forms of spray-dried dispersions
JP2001010979A (ja) 糖アルコール造粒物集合体とその製法
JP5141115B2 (ja) 不快味を呈する薬物含有製剤粒子
JP2000086537A (ja) 無機化合物糖類組成物、賦形剤、速崩壊性圧縮成型物及びその製造方法
Kashyap et al. Fast disintegrating tablet: A boon to pediatric and geriatric
JP2000178182A (ja) 崩壊性組成物
JP3900245B2 (ja) 口腔内速崩壊型錠剤及びその製造方法
JP6775155B2 (ja) 錠剤
EP2387993B1 (en) Orally disintegrating tablets of zolmitriptan and process for preparing the same
WO2012091049A1 (ja) 口腔内崩壊錠剤
Kumar et al. Dispersible Tablets: An Overview
JP2004067670A (ja) 単一物質球形粒、それらを用いた食品、医薬及びそれらの製法
JPS6346726B2 (ja)
AU665678B2 (en) Aminoguanidine spray drying process
WO2000066171A1 (fr) Agregat de granules d'alcool de sucre, et procede de preparation correspondant
JP4196417B2 (ja) 口腔内速崩錠及びその製造方法
CN1565425A (zh) 一种可在口腔中迅速崩解的片剂及其制备方法
Kataria et al. FAST DISSOLVING TABLETS: AN OVERVIEW
JP2009520704A (ja) 水溶性担体を持つコアを含むペレット
JP2011026307A (ja) 製剤用核粒子

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3491887

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term