JP2001010648A - キャップ構体を備えた液体等を収納する容器 - Google Patents

キャップ構体を備えた液体等を収納する容器

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JP2001010648A
JP2001010648A JP11220321A JP22032199A JP2001010648A JP 2001010648 A JP2001010648 A JP 2001010648A JP 11220321 A JP11220321 A JP 11220321A JP 22032199 A JP22032199 A JP 22032199A JP 2001010648 A JP2001010648 A JP 2001010648A
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JP
Japan
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lid
cylinder
pressing
press
container
Prior art date
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Application number
JP11220321A
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English (en)
Inventor
Michiteru Yamashita
道輝 山下
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YAMASHITA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
YAMASHITA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液状等を収納する容器に、合成樹脂材により押
え蓋を蓋体に施すことにより容器内の液体の漏出を防止
することを目的としている。 【解決手段】液体等を収納する容器の口座に装着される
環状の口筒と、皿状底壁を備えた蓋体と、この蓋体と一
体に設けたヒンジによって連結された押え蓋とよりな
り、該押え蓋の押圧胴を蓋体の内側周筒にテーパー嵌合
して外向き圧力を生じさせてなるキャップ構体を備えた
液体等を収納する容器を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体等を収納する缶体
等の容器に用いられるキャップ構体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通称18リッター缶などの液体収
納缶にあっては、その注入出口に金属円板のキャップを
施したものが用いられており、これを合成樹脂に代えて
液体洩れを行うものとして提案が行われている。
【0003】上記提案の1つとして、登録第25321
50号実用新案(以下、従来例という)があげられる。
この従来例によると、口筒、中蓋及び上蓋よりキャップ
の主要部分が構成されているが、中蓋には周回溝が設け
られ、この溝に挿入胴が挿入されて上蓋を中蓋に結合
し、然るのちバンドの係合穴を係合突起に嵌合するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例による構
成では、上蓋と中蓋に組み合わせるには、周回溝に挿入
胴を挿入するので、両者の成形上の精度が充分でなけれ
ば、円周全域にわたって緊密な結合が困難であり、然
も、バンドを係合突起に嵌合しなければ上蓋が中蓋から
離脱する恐れがあった。
【0005】更に又、上蓋が誤って中蓋より離脱しよう
とした場合の防止策について何ら考察されていない。
【0006】その結果として、缶体等の容器内の液体が
外部に流出する懸念が考えられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次の如き構成にしている。
【0008】液体等を収納する缶体等の容器の口座に装
着される環状の口筒と、該口筒に、その上部を被覆体に
て被覆し且つ内壁に嵌合して係止される皿状底壁を備え
た蓋体と、該蓋体の一側に、これと一体に設けたヒンジ
によって連結された押え蓋とよりなり、該押え蓋は、そ
の内側に押圧胴を環状に設け、且つこの押圧胴を前記蓋
体の内側周筒に嵌合せる際、テーパー等により外向き押
圧力が働くような関係に構成したことを特徴とせるキャ
ップ構体を備えた液体筒を収納する容器を提供する。
【0009】前記押え蓋、蓋体及び口筒は、夫々ポリエ
チレン等の合成樹脂材より構成している。
【0010】前記押え蓋には、その周縁に一部を外方に
張り出して複数の掛合片を設け、押圧胴を内側周筒に挿
入せる際掛合片の先端を被覆体との間に間隙が生ずるよ
う配設している。
【0011】前記押圧胴及び押え蓋は、その外囲を保護
蓋体にて被覆され、この保護蓋体の袴部の抜止鍔を外側
周筒の下端縁に段着係止させている。
【0012】
【作用】本発明によれば、缶体筒の容器に装着される環
状の口筒と、皿状底蓋を有する蓋体と、該蓋体とヒンジ
によって連結された押え蓋とよりなり、押え蓋の押圧胴
と蓋体の内側周筒がテーパー等により外向きに押圧力が
働くような関係にしたので、押圧胴を挿入することによ
り、口筒と蓋体が緊密に接着して液密作用を行う。
【0013】次に、押え蓋、蓋体及び口筒は、夫々ポリ
エチレン等の合成樹脂材より構成しているので、材料自
身の性能により滑り作用を発揮して挿入、離脱作用をス
ムーズに行う。
【0014】又、押え蓋に設けた複数の掛合片を指先に
て把持して押え蓋の移動を円滑に行う。
【0015】更に、蓋体によって押圧胴、押え蓋を被覆
しているので、移動時、不使用時におけ安全を保つ。
【0016】
【実施例】本発明は、油、ペンキ、塗料など液体或いは
粉体等を収納する通称18リッター缶体等に用いられる
キャップ構体に関するものであって以下実施例を図面に
よって説明する。
【0017】図1は、リッター缶を示しており、金属板
により角型に成型された液体容器1とその上面板2には
そのコーナー部にキャップ構体3が設けられている。
【0018】前述のキャップ構体3は、液体容器1の上
面板2に設けた口座4に装着される環状の口筒5と、該
口筒に、その上部を被覆体6にて被覆し且つ内壁に嵌合
して係止される皿状底壁7を備えた蓋体8と、該蓋体の
一側寄りに、これと一体に設けたヒンジ9によって連結
された押え蓋10とより構成されている。
【0019】前記口筒5は、リング状をせる胴筒11の
外周の上部に外側に張り出した押さえ鍔12と、中央部
分の係止鍔13とによって前記口座4に係止しており、
内周の中央部分に段部14を設けている。
【0020】前記蓋体8は、内側周筒15と皿状底壁7
と被覆体6とからなり、前記内側周筒15の中央部分外
側に係止突条16と内側に押圧突条17を設けてなり、
胴筒11に装着する際には、被覆体6を押さえ鍔12を
被覆し、係止突条16を段部14に段係合して緊密に係
止する。
【0021】更に蓋体8には、これと一体に設けたヒン
ジ9によって連設せる押え蓋10と該押え蓋の内側に押
圧胴18とを備え、該押圧胴を内側周筒15に圧入状態
にて挿入するようにしている。このため内側周筒15と
押圧胴18はテーパー嵌合を行うようにしてなり、天板
19が被覆体6に接着時には押圧胴18は押圧突条17
を内側に圧接して外方に押圧力を与えている。好ましく
は、押圧胴18の外径を内側周筒15の内径より設計上
少許大きくなるようにすればよい。
【0022】前記押え蓋10は、その周縁に一部を外方
に張り出して、複数の掛合片20を設け、押圧胴18を
内側周筒15に挿入せる際掛合片20の先端を被覆体6
との間に間隙が生ずるように配設している。
【0023】21は保護蓋体で、天井部に開孔22と外
周の袴部23の下端内側に抜止鍔24を設けてなり、前
記押圧胴18、押え蓋10を被覆して前記抜止鍔24を
被覆体6の外周下端に段着係止するようにしている。
【0024】図中、25は外側周筒、26は上縁突条で
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、缶体筒の液体容器に装
着される環状の口筒と、皿状底壁を有する蓋体と、この
蓋体とヒンジによって連結された押え蓋とよりなり、押
え蓋の押圧胴と蓋体の内側周筒がテーパー等により外向
きに押圧力が働くような関係にしたので、押圧胴の挿入
過程において内側周筒が上部から下方に到るまで全周に
亘って外向き押圧力が加わり両者の関係を緊密にして液
密効果を発揮する。従って、缶体の輸送時或いは誤って
転倒せる際にも液洩れを生ずることがない。
【0026】次に、押え蓋、蓋体及び口筒は、共にポリ
エチレン材等により構成しているので、材料自身の性能
により滑り作用と外圧に対する順応性により組み合わせ
結合及び分離を容易に行うことができる。
【0027】又、押え蓋に設けた複数の掛合片を親指と
人差し指によって挟むように持って作動することができ
又、押圧胴を持って引っ張れば離脱作用が円滑に行い得
る。
【0028】更に、保護蓋体は、押圧胴、押え蓋などを
被覆するので缶体の移動時、不使用時には、全ての部分
が保護され安全な状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体等を収納する容器の斜面図で
ある。
【図2】本発明に用いるキャップ構体の分解斜面図であ
る。
【図3】同じく一部を省略した要部断面図である。
【符号の説明】
1 液体容器 2 上面板 3 キャップ構体 4 口座 5 口筒 6 被覆体 7 皿状底壁 8 蓋体 9 ヒンジ 10 押え蓋 11 胴筒 12 押さえ鍔 13 係止鍔 14 段部 15 内側周筒 16 係止突条 17 押圧突条 18 押圧胴 20 掛合片 21 保護蓋体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体等を収納する容器の口座に装着される
    環状の口筒と、該口筒に、その上部を被覆体にて被覆し
    且つ内壁に嵌合して係止される皿状底壁を備えた蓋体
    と、該蓋体の一側に、これと一体に設けたヒンジによっ
    て連結された押え蓋とよりなり、該押え蓋は、その内側
    に押圧胴を環状に設け、且つこの押圧胴を前記蓋体の内
    側周筒に嵌合せる際、テーパー等により外向き押圧力が
    働くような関係に構成したことを特徴とせるキャップ構
    体を備えた液体等を収納する容器。
  2. 【請求項2】前記押え蓋、蓋体及び口筒はポリエチレン
    等の合成樹脂材より構成せる請求項1記載の液体等を収
    納する容器。
  3. 【請求項3】前記押え蓋には、その周縁に一部を外方に
    張り出して複数の掛合片を設け、押圧胴を内側周筒に挿
    入せる際、掛合片の先端を被覆体との間に間隙が生ずる
    よう配設してなる請求項1及び2記載の液体等を収納す
    る容器。
  4. 【請求項4】前記押圧胴及び押え蓋は、その外囲を保護
    蓋体にて被覆され、この保護蓋体の袴部の抜止鍔を外側
    周筒の下端縁に段着係止させてなる請求項1及び2記載
    の液体等を収納する容器。
JP11220321A 1999-06-29 1999-06-29 キャップ構体を備えた液体等を収納する容器 Pending JP2001010648A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105953828A (zh) * 2016-06-29 2016-09-21 苏州博众精工科技有限公司 一种盖板保压装置

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