JP2001009027A - 溶解容器 - Google Patents

溶解容器

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JP2001009027A
JP2001009027A JP11187094A JP18709499A JP2001009027A JP 2001009027 A JP2001009027 A JP 2001009027A JP 11187094 A JP11187094 A JP 11187094A JP 18709499 A JP18709499 A JP 18709499A JP 2001009027 A JP2001009027 A JP 2001009027A
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liquid
chamber
dissolving
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Shunichi Hori
俊一 堀
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 溶解容器33は、倒立して使用される容
器本体33´と、この容器本体の口部33Aを密封する
蓋部55と、この蓋部を貫通して容器内に希釈水を供給
する導入通路としての導入パイプ43と、また蓋部を貫
通して透析液調整用材B´と希釈水とで作成されたB液
を排出する排出通路としての排出パイプ44を備えてい
る。そして上記導入パイプの吐出口43Aを、透析液調
整用材と溶解容器内部に形成した上部の空間内に位置さ
せている。 【効果】 従来の溶解容器に比較して濃度の安定したB
液を供給することができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末状又は顆粒状の溶解
容器が封入された溶解容器に関し、より詳しくは溶解容
器内に濃厚液を供給して透析液調整用剤を液体の状態で
排出する溶解容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来溶解容器として、予め粉末状又は顆
粒状の透析液調整用剤を収容した容器本体と、この容器
本体の下部から該容器本体内に溶解用液体を供給する導
入通路と、上記溶解用液体とこれに溶けた透析液調整用
剤とからなる濃厚液を容器本体の下部から外部に排出す
る排出通路とを備えたものは知られている(特開平7‐
505号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで特開平7‐5
05号公報の溶解容器は、倒立して使用することを前提
としており、このため溶解用液体を供給する導入通路と
透析液調整用剤と溶解溶液体とからなる濃厚液を排出す
る排出通路とを下方を向いた口部から導入させている。
しかしながら、導入通路の突出口を倒立された容器の肩
部付近の低い位置に設定しているため、すなわち導入通
路の突出口と排出通路の排出口との高さ位置が接近して
いるため、溶解した透析液調整用剤を含む濃厚液が新た
に導入通路から供給される溶解用液体と混合し、結果的
に排出される濃厚液の濃度が低くなるとともに、濃度誤
差を生じるといった欠点がある。本発明はそのような事
情に鑑み、従来に比較して濃度の高い透析液を得ること
ができるとともに、濃度の誤差を小さくすることができ
る溶解容器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明では、予
め粉末状又は顆粒状の透析液調整用剤を収容した容器本
体と、この容器本体の下部から該容器本体内に溶解用液
体を供給する導入通路と、上記溶解用液体とこれに溶け
た透析液調整用剤とからなる濃厚液を容器本体の下部か
ら外部に排出する排出通路とを備えた溶解容器におい
て、上記溶解容器の容積を透析液調整用剤の容量よりも
大きく設定して容器本体内の上部に空間を形成し、かつ
上記導入通路の吐出口を上記空間内に突出するまで上方
に伸長させたものである。
【0005】
【作用】上述した溶解容器によれば、導入通路の吐出口
を透析液調整用材の上方に位置させているので、順次吐
出口から吐出される新しい希釈水によって濃厚液が薄ま
ることがなく、また希釈水は透析液調整用剤を上から下
へと浸透してから排出されるので、排出される濃厚液中
の透析液調整用剤はほぼ飽和状態に近くなっている。こ
れにより従来に比較して濃度の安定した濃厚液を作成す
ることができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1は個人用透析装置1である。この
透析装置1は、2台のチャンバ2、3を備えており、こ
れら両チャンバ2、3では、それぞれの供給室4、4´
(図3参照)により塩化ナトリウムを主成分とするA液
(濃厚液)、炭酸水素ナトリウムからなるB液(濃厚
液)、さらに逆浸透膜通過水(RO水)等の希釈水とを
混合して所定濃度の新鮮透析液を作成するようになって
いる。そして両チャンバ2、3で作成された新鮮透析液
は、供給通路6を介して透析器7に供給されるととも
に、この透析器7で処理された処理済み透析液は回収通
路8を介して両チャンバ2、3の回収室9、9´(図3
参照)に回収されるようになっており、上記チャンバ
2、3、供給通路6、透析器7、回収通路8とで密閉さ
れた密閉回路を構成している。なお、以下全ての液が流
通する通路は適度な柔らかさのチューブにより構成され
ているものである。
【0007】上記両チャンバ2、3に希釈水を給液する
給液通路13の先端は、図示しない希釈水の供給源に接
続されており、この供給源から給液通路13内に導入さ
れた希釈水は、先ず減圧弁14により減圧された後にフ
ィルタ15を介して不純物を除去されるようになってお
り、このフィルタ15を通過した希釈水は開放された状
態のバルブ16を通過して次に処理済み透析液の熱を利
用した熱交換器17とこの下流側位置に設けたヒーター
18を介して所定温度に調節されるようになっている。
このヒーター18の上流側と下流側には、第1温度計1
9と第2温度計20とが配置されており、これら第1温
度計19と第2温度計20とで測定された測定値は制御
装置21に入力されるようになっており、この制御装置
21はヒーター18により希釈水が所定の温度となるよ
うに制御している。ヒーター18により温度調節された
希釈水は、第1ポンプ22の手前側に設けた貯留タンク
23を介して第1ポンプ22内に導入されるようになっ
ている。上記貯留タンク23の上流側と第1ポンプ22
の下流側にはリターン通路24が接続されており、この
リターン通路24はこれよりも下流側の通路を流通する
ことができる許容量を上回る希釈水を上流側に戻すよう
になっており、このリターン通路24を介して上流側位
置に戻された希釈水は貯留タンク23内に導入される。
そして上記第1ポンプ22により給送される希釈水は、
第1脱気槽25を通過する際に混入する空気を除去され
るようになっており、ここで除去された空気は脱気通路
26を介して排液通路27へと排出される一方、空気を
除去された希釈水は給液通路13に接続した接続通路3
0を介して容器31からA液を添加されるとともに、該
接続通路30と位置を異ならせて接続した接続通路32
を介して溶解容器33において作成されたB液を添加さ
れるようになっている。また上記第1脱気槽25の下流
側位置とヒーター18の上流側位置とをリターン通路2
8によって接続してあり、このリターン通路28により
下流側位置で希釈水の流通が停止した場合に第1ポンプ
22をから送り出された希釈水を上流側に戻して循環さ
せるようにしており、下流側の通路の内圧が必要以上に
上昇することを防止している。なおリターン通路28に
は、所定の圧力が作用すると開放するリリーフ弁29を
設けてある。
【0008】上記接続通路30には、流量調節機能を有
する第2ポンプ34と、この第2ポンプ34よりも下流
側位置には当該接続通路30を開閉するバルブ35が設
けられており、この第2ポンプ34の流量、すなわちA
液の添加量は制御装置21によって制御されるようにな
っている。そして上記接続通路30が接続される位置よ
りも下流側には、バッファタンク36、温度計37、濃
度計38とが順番に設けられており、これら温度計37
並びにA液の濃度を測定する濃度計38で測定されたそ
れぞれの測定値は、上記制御装置21に入力されるよう
になっている。制御装置21は、測定された濃度を測定
された温度により補正して補正された濃度に基づいて第
2ポンプ34の流量を制御するようになっている。すな
わち希釈水の温度が変化すると電導度が変わるからであ
る。
【0009】次に接続通路32は、その一端を接続通路
30よりも上流側位置において給液通路13に接続さ
れ、他方を接続通路30を迂回させて濃度計38よりも
下流側位置において給液通路13に接続させている。こ
の接続通路32には、その上流端位置にこれを開閉する
バルブ40が設けられるとともに、下流端位置にバルブ
49が設けられ、さらに中間位置にもバルブ41とバル
ブ42とが設けられている。該接続通路32はバルブ4
1、42との間で分割されているが、その分割された上
流側通路32Aの端部に溶解容器33の導入パイプ43
(図2参照)が接続され、他方分割された下流側通路3
2Bの端部に溶解容器33の排出パイプ44(図2参
照)が接続されるようになっており、これにより上流側
通路32Aと下流側通路32Bとは溶解容器33を介し
て連通するようになっている。なお洗浄時は、図示しな
いカプラを使用して上流側通路32Aと下流側通路32
Bをダイレクトに連通させるようになっている。また上
記バルブ40とバルブ41との間に、洗浄通路45の一
端を接続してあり、洗浄時にはバルブ46を開放して洗
浄液容器47内の洗浄液を接続通路32を介して透析回
路内に導入するようにしている。また洗浄通路46の合
流位置よりも下流側位置には、別の洗浄通路48の一端
が接続してあり、この洗浄通路48の他端は通常は閉鎖
されているが、洗浄時には接続通路30の先端と連結さ
れるようになっている。またバルブ42とバルブ49と
の間には、後に詳述する補助タンク50が設けられると
ともに、この下流側位置には流量調節機能を有する第3
ポンプ51が設けられており、この第3ポンプ51の流
量、すなわちB液の添加量は制御装置21によって制御
されるようになっている。
【0010】上記溶解容器33は、図2に拡大して示す
ように、ポリエチレン等の樹脂素材よりなる軟質の容器
本体33´と、この容器本体33´の口部33Aを密封
する蓋部55とを備えており、この蓋部55には、バル
ブ41よりも上流側の通路32Aに接続されて容器本体
33内へ容解用液体としての希釈水を導入する導入通路
としての導入パイプ43と、下流側の通路32Bに接続
されて容器本体33内から濃厚液としてのB液を排液す
る排出通路としての排出パイプ44とが一体に設けられ
ている。上記溶解容器33は、該略ボトル状に形成され
るとともに、その底部33Bに長手方向に伸びる平板部
33Cが連設され、この平板部33Cの中心位置には孔
33Dが設けられている。この孔33Dは図示ないフッ
クに吊下げるためのものである。すなわちこの溶解容器
33は、透析装置1の機外に吊下げて使用するものであ
る。上記導入パイプ43は、蓋部55の所定位置に穿設
した孔内に貫通される一方、吐出口43Aを有する先端
を容器本体33´の底部に接近させており、該吐出口4
3Aは図示したように溶解容器33が倒立された状態で
は内部に収容される透析液調整用剤B´の上面よりも上
方に位置するようになっているが、外部に突出する他端
は蓋部55に対して多少突出させている程度である。他
方排出パイプ44は、その一端を予め蓋部55に穿設さ
れた嵌合孔内に嵌合されてこれに溶着される一方、その
先端部の取出し口44Aを蓋部55の内面と同一高さに
設定しているが、外部に突出する他端は排出パイプ43
と同じだけ外部に突出させている。そして上記導入パイ
プ43および排出パイプ44の他端は、それぞれ図示し
ないシール材によりシールされており、これにより保管
時に透析液調整用剤B´が湿気を帯びないようにしてあ
る。さらに蓋部55の内面には、透析液調整用剤B´は
通さないが溶解液は通すメッシュ状のフィルタ56を接
着してあり、上記導入パイプ43はフィルタ56を貫通
して容器内部に連通されているが、排出パイプ44はフ
ィルタ56を介して容器内部に連通されている。また導
入パイプ43の吐出口43Aにも同様のフィルタ56´
が設けられている。したがって、フィルタ56´により
溶解容器33を接続通路32Aと接続通路32Bとに接
続する際などに、溶解容器33を反転させても収容した
透析液調整用剤B´が周囲に飛散することが防止され
る。また上記導入パイプ43および排出パイプ44、フ
ィルタ56とを予め蓋部55に組付けてアッセンブリし
ておけば、先にフィルタ56を接着した蓋部55を容器
本体33´に溶着させてから該蓋部55に導入パイプ4
3と排出パイプ44とを組付ける場合に比較して組付け
作業を容易にすることができるし、しかもフィルタ56
を除く、蓋部55、導入パイプ43および排出パイプ4
4とを一体成形するようにしてもよい。なお導入パイプ
43のフィルタ56´は、省略してもよい。
【0011】上記下流側通路32Bには、B液の量に応
じて容積を可変する補助タンク50を設けている。補助
タンク50は、図4に示すように、互いに外周部を付き
合わされてその内部に断面楕円状の空間を形成する剛性
体からなるほぼ半球状のハウジング50A、50Bと、
このハウジング50A、50Bとの外周部の間に液密を
保持して挟持されたゴム等の弾性体からなるダイアフラ
ム50Cとを備えている。そして、左側のハウジング5
0Aに設けた一対の接続口50Dに下流側通路32Bを
接続して、該ハウジング50Aとダイアフラム50Cと
の間にB液を貯留することができる空間50Fを形成し
ている。他方、右側のハウジング50Bには、ダイアフ
ラム50Cの移動に応じて空気を出し入れするための空
気孔50Eを設けてある。このような構成により収容さ
れるB液の増減に応じてダイアフラム50Cが左右に移
動することにより上記空間50Fの容積が増減されて、
その内部が常時B液で満たされるようになっている。
そして本実施例では、この補助タンク50は1回に添加
する液量以上の容積、具体的には1回の添加量が7cc
程度の場合には50cc程度のB液を収容することがで
きるだけの容積を有しており、B液の流出入に応じて膨
張と収縮を繰り返すようになっている。上記下流側通路
32Bが給液通路13に接続される位置よりも下流側位
置には、バッファタンク58、温度計59、B液の濃度
を測定する濃度計60とが順番に設けられており、これ
ら温度計59並びに濃度計60で測定されたそれぞれの
測定値は制御装置21に入力されるようになっている。
制御装置21は、測定された濃度を測定された温度によ
り補正して第3ポンプ51の流量を制御するようになっ
ている。すなわち希釈水の温度が変化すると電導度が変
わるからである。上記濃度計60の下流側位置には、給
液通路13を開閉するバルブ61が設けられるとともに
このバルブ61の下流側には脱気通路62を介して排液
通路27に連通される第2脱気槽63が設けらてれお
り、この第2脱気槽63において、容器31或は溶解容
器33の交換時に混入した空気を除去するようになって
いる。そして、第2脱気槽63により脱気された希釈
水、A液およびB液の混合液は、分岐した給液通路13
の一方の端部に接続した第1三方切換え弁64を介して
第1チャンバ2の供給室4に供給されるとともに、分岐
した他方の給液通路13の端部に設けられた第2三方切
換え弁65を介して第2チャンバ3の供給室4´に供給
されるようになっている。この第1三方切換え弁64と
第2三方切換え弁65との上流側には、給液通路13と
排液通路27を連通するバイパス通路66およびこれを
開閉するバルブ67が設けられており、このバルブ67
は各供給室4、4´への上記混合液の供給が完了し、第
1三方切換え弁64、第2三方切換弁65が切換わるま
での間に開放され、通路内の内圧が必要以上に上昇する
ことを防止している。
【0012】上記両チャンバ2、3は同一の構成を有し
ているので、一方の第1チャンバ2に関連する構成のみ
について説明し、他方第2チャンバ3については、第1
チャンバ2に用いた符合に「´」を付すことで、その説明
を省略する。上記第1チャンバ2は、図3に示すよう
に、密閉容器70とこの密閉容器70内に設けた2枚の
可動壁を構成するダイアフラム71、72とを備えてお
り、この2枚のダイアフラム71、72によって密閉容
器70内を3室に、すなわち図3に示すように右側の供
給室4と、中央の可変容積室73、左側の回収室9とに
区画している。上記可変容積室73内にはシリコンオイ
ルが封入されており、このシリコンオイルを介してダイ
アフラム71とダイアフラム72とが連動している。こ
れにより供給室4の容積が増大した際には回収室9の容
積が増大し、他方回収室9の容積が増大した際には供給
室4の容積が増大するようになっている。そして上記第
1チャンバ2の可変容積室73と第2チャンバ3の可変
容積室73´とは、ビスカスポンプ74により相互に連
動させてあり、すなわちビスカスポンプ74は、両可変
容積室73、73´内に封入したシリコンオイルを一方
から他方へ移すことによって一方の容積を減少させ、か
つ他方の容積を増大させることができるようになってい
る。上記第1三方切換え弁64の主ポートは、接続通路
75を介して第1チャンバ2の供給室4に連通されると
ともに、他の2つの副ポートは、上記給液通路13と供
給通路6との分岐した一方の端部にそれぞれ連通してい
る。他方第2三方切換え弁65の主ポートは、接続通路
77を介して第2チャンバ3の供給室4´に連通される
とともに、他の2つの副ポートは、給液通路13と供給
通路6との分岐した他方の端部にそれぞれ連通してい
る。そして供給通路6の末端は、透析器7の透析液導入
口に接続されている。これら第1三方切換え弁64と第
2三方切換え弁65の切換え作動は制御装置21によっ
て制御されるようになっており、該制御装置21は透析
動作を行なうときには、例えば以下に制御するようにな
っている。すなわち、第1三方切換え弁64により給液
通路13と接続通路75とを連通させるとともに、該接
続通路75と供給通路6との連通を遮断し、他方これと
同期して第2三方切換え弁65により給液通路13と接
続通路77の連通を遮断するとともに、該接続通路77
と供給通路6とを連通させる。この状態では、第1チャ
ンバ2の供給室4に希釈水、A液およびB液からなる混
合液が導入されるとともに、第4ポンプ81の作用によ
り第2チャンバ3の供給室4´で均一化された新鮮透析
液が接続通路77と供給通路6を介して透析器7に供給
されるようになっている。この工程が終了したら、第1
三方切換え弁64により接続通路75と供給通路6とを
連通させるとともに、該接続通路75と給液通路13と
の連通を遮断し、他方これと同期して第2三方切換え弁
65により接続通路77と供給通路6との遮断するとと
もに、該接続通路77と給液通路13とを連通させる。
この状態では、第2チャンバ3の供給室4´に希釈水、
A液およびB液の混合液が導入されるとともに、第4ポ
ンプ81の作用により第1チャンバ2の供給室4で均一
化された新鮮透析液が接続通路75および供給通路6を
介して透析器7に供給されるようになる。したがって、
上述した両工程を繰返し行なうことにより透析器7に連
続して新鮮透析液を供給することができる。
【0013】上記透析器7には、上記第1チャンバ2の
回収室9と第2チャンバ3の回収室9´とを連通する回
収通路8が接続されており、処理済み透析液は第4ポン
プ81の作用により回収通路8に排出されて下流側に向
けて送液されるようになっている。そして送液された処
理済み透析液は、第3三方切換え弁82を介して回収通
路8の一方の端部に接続した第1チャンバ2の回収室9
に回収されるとともに、第4三方切換え弁83を介して
回収通路8の他方の端部に接続した第2チャンバ3の回
収室9´に回収されるようになっている。図3に示すよ
うに、上記第3三方切換え弁82の主ポートは接続通路
84を介して回収室9に連通されるとともに、他の2つ
副ポートは、上記回収通路8と排液通路27とにそれぞ
れ連通している。他方第4三方切換え弁83の主ポート
は、接続通路86を介して回収室9´に連通されるとと
もに、他の2つの副ポートは、上記第回収通路8と排液
通路27とにそれぞれ連通してしている。これら第3三
方切換え弁82と第4三方切換え弁83の切換え作動は
制御装置21によって制御されるようになっており、該
制御装置21は透析を行なうときには、例えば以下に制
御するようになっている。すなわち、第3三方切換え弁
82により回収通路8と接続通路84とを連通させると
ともに、該接続通路84と排液通路27との連通を遮断
し、他方これと同期して第4三方切換え弁83により回
収通路8と接続通路86の連通を遮断するとともに、該
接続通路86と排液通路27とを連通させる。この状態
では、第1チャンバ2の回収室9に処理済み透析液が導
入されるとともに、第2チャンバ3の回収室9´から排
出された処理済み透析液が排液通路27を介して図示し
ない排液槽に排出されるようになっている。この工程が
終了したら、第3三方切換え弁82により排液通路27
と接続通路84とを連通させるとともに、該接続通路8
4と回収通路8との連通を遮断し、他方これと同期して
第4三方切換え弁83により接続通路86と回収通路8
とを連通させるとともに、該接続通路86と排液通路2
7との連通を遮断する。この状態では、第2チャンバ3
の回収室9´に処理済み透析液が導入されるとともに、
第1チャンバ2の回収室9から排出された処理済み透析
液が排液通路27を介して排液槽に排出されるようにな
る。したがって、上述した両工程を繰返し行なうことに
より透析器7から連続的に処理済み透析液を回収するこ
とができる。またこの回収動作と並行して、例えば第1
チャンバ2の回収室9に処理済み透析液を導入する最中
にビスカスポンプ74により可変容積室73内のシリコ
ンオイルを第2チャンバ3の可変容積室73´へ移行さ
せて該回収室9の容積を徐々に増大させることにより、
供給室4に供給される新鮮透析液に対してそれよりも多
くの処理済み透析液を透析器7から回収し、すなわち可
変容積室73の容積減少分に相当する限外濾過を行なう
ようになっている。
【0014】上記第4ポンプ81の下流側には、第3脱
気槽90が設けられており、この第3脱気槽90におい
て除去された空気はエア抜き通路91を介して排液通路
27に排出されるようになっている。このエア抜き通路
91は通常はバルブ92により閉鎖されており、このバ
ルブ92は第3脱気槽90内に所定量以上の空気が溜ま
った際に開放して第3脱気槽90内の空気を排出するよ
うになっている。
【0015】以上の構成において、上記透析装置1の透
析動作について説明する。透析装置1の各通路6、8、
13、27内には、洗浄液を洗い流し終わった後の希釈
水が導入されている。この状態の透析装置1の接続通路
30に容器31を接続し、また接続通路32の上流側通
路32Aの端部に溶解容器33の導入パイプ43を接続
するともに、下流側通路32Bの端部に排出パイプ44
を接続した後、以下に述べる透析準備動作に入る。すな
わち、バルブ42は閉鎖したままでそれ以外の各バルブ
16、40、41、49、61を開放させるとともに、
第1ポンプ22、第3ポンプ51、第4ポンプ81とを
作動させ、さらに各三方切換え弁64、65、82、8
3とを作動させて、供給源から給液通路13に希釈水を
導入し、各通路6、8、13、27内の希釈水を流通さ
せる。また供給通路13内に供給された希釈水の一部
は、上流側通路32Aと導入パイプ43を介して溶解容
器33内に導入される一方、補助タンク50内の希釈水
は能力を高く制御された第3ポンプ51により給液通路
13内に急速に排出されるようになっており、該第3ポ
ンプ51は所定時間作動したら停止される。このときに
は補助タンク50内の空間50Fはダイアフラム50C
がハウジング50Aに密着して液の流通を遮断しない程
度に希釈水が残った状態となっている。上記導入パイプ
43から溶解容器内33に吐出された希釈水は、透析液
調整用剤B´の上側部分から内部へ浸透を開始して下方
側へ降下するようになっており、この降下する過程で次
第に希釈水に溶けた透析液調整用剤B´の濃度は濃くな
る。具体的には、導入パイプ43より希釈水を供給しな
がら排出パイプ44を介して排出されるB液の濃度を測
定したところ一様に飽和状態よりも若干薄い濃度で安定
していることが確認された。そして第3ポンプ51を停
止させると同時にバルブ42を開放し、上記溶解容器3
3内から排出パイプ44および下流側通路32Bを介し
てB液を補助タンク50内に排出する。これにより補助
タンク50は、供給されるB液により膨張しながら内部
にB液を蓄えるようになっており、新鮮透析液を作成す
る5サイクル分に相当する約35cc程度蓄えたら次の
透析動作に移行する。なお、この透析準備時点では透析
器7と接続しておらず、給液通路6と回収通路8とをダ
イレクトに接続し、供給通路6内の釈水を回収通路8内
に流通させている。また透析動作に移行した後も、透析
器7とは接続せずに供給室4、4´で新鮮透析液を作成
するとともに該新鮮透析液を供給通路6に供給する動作
を繰返し、供給通路6内の希釈水が新鮮透析液と入れ替
わった時点で供給通路6と回収通路8とを透析器7に接
続して新鮮透析液を供給し、実際に透析を開始するよう
にしている。さらにこの間に補助タンク50内には、少
なくとも1回の新鮮透析液の作成に必要な量以上のB液
を収容するようになっている。
【0016】透析動作では、例えば図3に示すようにこ
れから第2チャンバ3の供給室4´内で新鮮透析液を作
成しようとするタイミングの時、すなわち第2三方切換
え弁65により第2チャンバ3´の供給室4´が給液通
路13に連通されるとともに、第4三方切換え弁83に
より第2チャンバ3の回収室9´が排液通路27に連通
される。またこれと同時に第1三方切換え弁65により
第1チャンバ2の供給室4が透析器7に連通されるとと
もに、第3三方切換え弁82により第1チャンバ2の回
収室9が透析器7に連通される。さらにバルブ61、バ
ルブ35、バルブ49が開放した状態で。第2ポンプ3
4、第3ポンプ51を作動させる。これにより給液通路
13を流通する希釈水に容器31からA液が供給され、
さらにこれよりも下流側で補助タンク50からB液が供
給されて、希釈水、A液、B液の混合液が第2チャンバ
3の教室4´に導入される。導入された混合液は供給室
4´内で均一化されて新鮮透析液が作成される。このと
き希釈水へ供給されるA液およびB液の供給量は、供給
後の濃度の計測値に基づいて第2ポンプ34および第3
ポンプ51により調節されているので、供給室4´内で
作成される新鮮透析液は所定濃度となるものである。一
方、供給室4´への混合液の導入に伴いダイアフラム7
1´、72´が図3における左方へ移動される。つまり
供給室4´の容積増大に伴い回収室9´の容積が減少し
て該回収室内に回収されている処理済み透析液が排液通
路27に排出されるようになる。またこれと並行して希
釈水の一部は上流側通路32Aを介して溶解容器33に
供給されており、収容された透析液調整用剤が希釈水に
溶解してB液となって排出され下流側の補助タンク50
に流入するようになっている。そしてダイアフラム72
´が左方端まで達すると、これ以上供給室4´はその容
積を増大させることができなくなるので、給液通路13
内の各液の流通が阻止される。この際の供給室4´の内
圧の急激な上昇や給液通路13の液の流通の停止を図示
しないセンサによって検知し、この状態を制御装置21
が認識すると、バルブ61を閉鎖させるとともに第2ポ
ンプ34、第3ポンプ51の作動を停止させる。この状
態においても溶解容器33には第1ポンプ22の作用に
より希釈水が連続的に供給されているので、該溶解容器
33からほぼ一定の濃度を維持しながらB液が抽出され
て補助タンク50に排出されることになり、新鮮透析液
の作成時に補助タンク50から排出された分が補充され
る。なお補助タンク50が最大容量に達すると、溶解容
器33への希釈水の供給が阻止されてB液の抽出が停止
してしまうことになるが、バルブ61の閉鎖後第1ポン
プ22の流量を落としたり、或は予め接続通路32へ流
入する希釈水の流量を制限しておくことにより補助タン
ク50内の容積を一定に保って連続的にB液の抽出を行
なうことができる。また何らかのトラブルによりB液の
抽出が停止しても、この停止時に生じた相対的に濃度の
高い混合液は補助タンク50内でこれよりも相対的に薄
い混合液と混合されるので、次に補助タンク50から排
出される際にはその濃度は均一化されている。他方、第
1チャンバ2では、供給室4、供給通路6、透析器7、
回収通路8、回収室9により密閉回路が形成されている
ので、第4ポンプ81の作用により供給室4内の新鮮透
析液が透析器7に供給されるとともに、透析器7から処
理済み透析液が回収室9に回収される。これに伴いダイ
アフラム71、72が図3における右方側へ移動するの
で回収室9の容積が増大するのと同時に供給室4の容積
が減少することになる。この最中にビスカスポンプ74
が可変容積室73内のシリコンオイルを可変容積室73
´に移動させるので、可変容積室73の容積の減少に伴
い回収室の容積がさらに増大し、供給する新鮮透析液の
量を上回る量の処理済み透析液が回収されて限外濾過が
行なわれる。このとき第2チャンバ3の可変容積室73
´の容積増大に伴い供給室4´の容積が減少するが、該
供給室4の圧力上昇はバルブ67が開放して廃液通路2
7に逃がすようになっている。そして、第1チャンバ2
と第2チャンバ3の動作は30秒毎に切換わるように設
定してあり、より具体的には回収室9、9´による回収
動作は30秒間継続して行なわれるが、供給室4、4´
の作成動作はこれよりも早く概ね22秒で完了するの
で、この間はB液の供給が停止されるものである。
【0017】ところで本実施例と異なり補助タンク50
を備えていない場合には、B液の供給停止時には容解容
器からのB液の排出が停止されるとともに希釈水の供給
が停止してしまう。しかしながら希釈水を停止させてい
る間には溶解容器内の混合が進行するので、常に希釈水
を供給し混合液を抽出させる場合に比べ作成されるB液
の濃度は高くなる。つまり、供給と停止を繰返してB液
を作成すると、停止後に抽出されるB液の濃度は、初め
は高く徐々に低くなって安定するようになる。このよう
な濃度の誤差の問題を解決するために、従来ではB液を
送り出すポンプの流量をB液の濃度変化に応じて頻繁に
調整するようにしているが、実際には濃度変化の検出と
流量の変化には若干のタイムラグがあるため、このタイ
ムラグ分が誤差となって新鮮透析液の濃度に現れるよう
になる。このため個人用透析装置では、希釈水と透析液
調整容剤からB液の混合を行ないつつ高精度に透析を行
なうことができなかったが、本実施例によれば溶解容器
33で連続してB液を作成することができ、それにより
濃度にバラツキがなく安定した状態のB液を供給するこ
とができるので、希釈水と透析液調整容剤とから濃厚液
を作成しながら高精度に透析を行なうことができる。ま
た上述した構成を有する本実施例の溶解容器33によれ
ば、導入パイプ43から連続的に希釈水を供給するとと
もに、排出パイプ44から連続的に希釈水で溶解された
透析液調整用剤とからなる濃厚液を排出させることによ
り、安定した濃度の濃厚液を供給することができるの
で、個人用透析装置に用いて好適である。また導入パイ
プ43と排出パイプ44ともに導入口(図示せず)と排
出口(図示せず)が使用時に下方に位置するように配置
しているので、接続するチューブ(上流側通路32A、
下流側通路32B)の収まりが良く、さらには上方部分
をフックに吊下げる際の安定性が良い。
【0018】なお上記第1実施例および第2実施例では
B液のみを溶解容器33によって作成しているがこれに
限定されるものではなく、A液も溶解容器によって作成
してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して濃度の安定した透析液の作成に用いる濃厚液を
作成することできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す系統図。
【図2】溶解容器3の拡大図
【図3】第1ビスカスチャンバ5と第2ビスカスチャン
バ6の拡大図。
【図4】補助タンク50の断面図
【符号の説明】
1…個人用透析装置 33…溶解容器 33´…容器本体 43…導入パイプ 43A…吐出口 44…排出パイプ 44A…取入れ口 55…蓋部 56、56´…フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め粉末状又は顆粒状の透析液調整用剤
    を収容した容器本体と、この容器本体の下部から該容器
    本体内に溶解用液体を供給する導入通路と、上記溶解用
    液体とこれに溶けた透析液調整用剤とからなる濃厚液を
    容器本体の下部から外部に排出する排出通路とを備えた
    溶解容器において、 上記溶解容器の容積を透析液調整用剤の容量よりも大き
    く設定して容器本体内の上部に空間を形成し、かつ上記
    導入通路の吐出口を上記空間内に突出するまで上方に伸
    長させたことを特徴とする溶解容器。
  2. 【請求項2】 上記容器本体の下部に、透析液調整用剤
    の通過を阻止するとともに濃厚液の流通を許容するフィ
    ルタを設けてあり、上記排出通路はフィルタを流通した
    濃厚液を外部に排出するようになっていることを特徴と
    する請求項1に記載の溶解容器。
  3. 【請求項3】 上記容器の下部はキャップにより密閉さ
    れており、このキャップに内部が上記導入通路となって
    いる導入パイプと、内部が上記排出通路となっている排
    出パイプと、さらに上記フィルタとが一体に組み付けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の溶解容器。
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