JP2001008746A - 小物用回転収納装置 - Google Patents

小物用回転収納装置

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JP2001008746A
JP2001008746A JP11188381A JP18838199A JP2001008746A JP 2001008746 A JP2001008746 A JP 2001008746A JP 11188381 A JP11188381 A JP 11188381A JP 18838199 A JP18838199 A JP 18838199A JP 2001008746 A JP2001008746 A JP 2001008746A
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bucket
endless belt
storage device
rotating
gears
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JP11188381A
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Jiro Watanabe
次郎 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なリンク機構を使用することなく極めて
簡単な構造で安価に製作できる小物用の回転収納装置を
提供すること。 【解決手段】 回動軸を前後に向けた状態でフレーム1
の上下に配置された歯車2…と、この上下の歯車2…に
懸架されて垂直方向に循環回動する無端ベルト3と、こ
の無端ベルト3の外側面に一定の間隔をあけて固定され
た複数のバケット支持アーム4…と、該支持アームの先
端に横軸5を介して揺動自在に吊り下げられたバケット
6…とからなり、前記支持アーム4の無端ベルト側基端
部に無端ベルト移行方向に所定の間隔をあけて一対のガ
イドローラー8、8が設けられ、該ガイドローラー8、
8が滑動自在に係合するレール9が少なくともバケット
6の垂直移行部分で前記無端ベルト3の外側近傍に沿っ
て配置されている構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主として靴等の履
き物や小物を収納するのに適した上下に長い垂直循環方
式の回転収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】普通、この種の回転式の収納装置とし
て、例えば実公昭47ー32970号や実公昭56ー1
220に示すものがある。これらは何れも移動中のバケ
ットの姿勢を一定に保持するのに複雑なリンク機構と、
このリンク機構の一部を案内するサブレールを必要とし
ていた。しかしこのようにリンク機構を複雑に組み合わ
せてサブレールと協動させる構造は製作組立が大変煩雑
でコストが高くつくと共に、取付誤差により、或いは使
用中にネジ等の緩みによって各取付部位に少しでも誤差
が生じると、スムースな回転動作ができなくなり、メン
テナンスが大変面倒である、等の欠陥があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来
のような複雑なリンク機構を使用することなく極めて簡
単な構造でバケットの姿勢を保持できると共に、従来装
置に比べて収納装置の組立が簡単で安価に製作できる新
規な垂直循環方式の小物用回転収納装置を提供すること
を主たる目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる回転収納装置にあっては、回動軸を前後に向
けた状態でフレーム1の上下に配置された歯車2…と、
この上下の歯車2…に懸架されて垂直方向に循環回動す
る無端ベルト3と、この無端ベルト3の外周面に一定の
間隔をあけて固定された複数のバケット支持アーム4…
と、該支持アームの先端に横軸5を介して揺動自在に吊
り下げられたバケット6…とからなり、前記支持アーム
4の無端ベルト側基端部に無端ベルト移行方向に所定の
間隔をあけて一対のガイドローラー8、8が設けられ、
該ガイドローラー8、8が滑動自在に係合するレール9
が少なくともバケット6の垂直移行部分で前記無端ベル
ト3の外側近傍に沿って配置されている構造とした。
【発明の実施の形態】
【0005】前記上下の歯車2,2に懸架された無端ベ
ルト3は所定の間隔をあけて前後一対で形成し、これら
前後の無端ベルト3,3に固定された前後一対の支持ア
ーム4、4に横軸5を介してバケット6を揺動可能に吊
り下げるように構成するのがよい。
【0006】前記レール9は、上下のバケット反転移行
部分にも配置して全体として環状に連なって形成するの
がこのましい。
【0007】また、前記フレーム1を箱状のケースで形
成して実質的に箱物家具Bとし、最下段に位置するバケ
ット6が露見する位置で、箱物家具Bの前面又は側面に
バケットへの出し入れ口11を設けるのがよい。
【0008】
【実施例】以下本発明の収納装置を図に示した実施例に
基づき説明する。図において符号1は実質的に箱状の家
具Bで形成されたフレームであって、このフレーム1の
内部に一定の間隔をあけて前後一対の無端ベルト3,3
が上下の歯車2、2に懸架されている。前記歯車2、2
は回動軸2aを前後に向けた状態で配置され、下部歯車
2に設けたハンドル12を回動操作することにより無端
ベルト3、3が垂直方向に循環回動するように形成され
ている。
【0009】前記した前後一対の無端ベルト3、3の外
周面に所定のピッチをあけて前後対となった支持アーム
4…が複数固定されている。この対となった支持アーム
4,4の先端に横軸5が橋架され、該横軸5にバケット
6が垂直姿勢を維持した状態で揺動自在に吊り下げられ
ている。
【0010】前記支持アーム4は無端ベルト3に対して
図3に示すような手段で固着されている。即ち、ビス4
aを介して支持アーム4を取り付けたベース4bと固定
金具4cとによって無端ベルト3を挟みつけ、この両者
を固定ビス4dで締着することにより支持アーム4が無
端ベルト3に対して直角に突出した姿勢で安定よく固定
されている。尚実施例で示すように無端ベルト3の外周
面が連続した多数の凹凸歯によって形成されている場合
は、図3に示すように固定金具4cのバンド部4e…を
凹凸歯の溝部分に嵌合するように構成することによって
凹凸歯の凸部分を有効に残すことができる。
【0011】更に、前記支持アーム4のベルト側基端
部、即ち前記ベースボデイ4bにベルト移行方向に所定
の間隔をあけて一対のガイドローラー8、8が設けられ
ている。そしてこのガイドローラー8、8が滑動自在に
係合する環状のレール9が前記無端ベルト3の外側近傍
に沿って配置されている。これにより、バケット6を吊
り下げた支持アーム4が無端ベルト3と共に移行する際
に無端ベルト3に対する負荷を軽減すると共に、バケッ
ト6を吊り下げた先端部分が垂れ下がる等の現象を防止
してスムースに移行させることができる。
【0012】更に、最下段に位置するバケット6が露見
する位置で、箱物家具Bの前面にバケットへの出し入れ
口11が設けられいる。この箱物家具Bは図5に示すよ
うに家屋の床面から天井面までの高さと略同じ高さと
し、前記出し入れ口11が楽な姿勢で出し入れできる位
置となるように設定するのがよい。本実施例では出し入
れ口11の下方に別の収納部14が設けられている。ま
た出し入れ口11の上方部の前板15はビス等で固定し
ておいてメンテナンス時に取り外しできるようにしてお
くのがこのましい。尚前記出し入れ口11は箱物家具B
の側面に設けることも可能である。
【0013】このように構成された回転収納装置は例え
ばバケット6…に履き物等を収納して下駄箱として使用
される。ハンドル12を回動操作してバケット6…を上
下に移動させて所望のボックスを選択する。バケット6
…が垂直方向に移動する際、バケット6を吊り下げる支
持アーム4の二つのガイドローラー8、8がレール9に
係合して滑動するので、支持アーム4が無端ベルト3の
取付け基端部で振れることがなく、バケット6を安定よ
く吊り下げた状態で移行させることができる。
【0014】尚、図4に示すように、所望のバケット6
が出し入れ口11にきた時にバケット6を仮保持するス
トッパー機構16を設けるのが好ましい。このストッパ
ー機構16は、例えば図に示すように、バケット6が出
し入れ口11の定位置にきた時に、常時スプリング17
によって上方に向かって付勢された突出ピン18がバケ
ット6の下面に設けた凹部19に弾力的に係合するよう
に形成する。この突出ピン18をスプリング17に抗し
てロック解除位置に押し下げる解除レバー(図示せず)
を突出ピン18に連結して設けておき、無端ベルト3を
回転してバケット6を移行させるときは、解除レバーで
突出ピン18をロック解除位置にしておけばよい。
【0015】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れない。例えば、無端ベルト3は金属又は合成樹脂で組
成したチエンであってもよい。また無端ベルトの駆動を
小型モーターで電気的に行うようにしてもよい。その他
本発明ではその構成要件を備え、かつ本発明の目的を達
成し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改変して
実施することができるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記詳述した如く、バケットを
吊り下げる支持アームを無端ベルトに直接固定して無端
ベルトの移動と共にバケットを循環移動させるものであ
りながらバケットが垂直方向に移動する際、バケットを
吊り下げた支持アームの二つのガイドローラーがレール
に係合して滑動するので、無端ベルトに対する負荷を軽
減すると共に、支持アームの先端部分が垂れ下がる等の
現象を防止してバケットをスムースに移行させることが
でき、しかも構造が簡単であるから組立が容易で小物収
納具として安価に制作でき、使用中に於けるトラブル発
生も未然に防止することができる、といった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転収納装置の一実施例を示す正
面図。
【図2】上記回転収納装置の一部分の上方部分の斜視
図。
【図3】上記回転収納装置の支持アーム取り付け部分の
分解斜視部。
【図4】上記回転収納装置のストッパー機構部分の断面
図。
【図5】上記回転収納装置の全体的な正面図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 歯車 2a 歯車の軸 3 無端ベルト 4 バケット支持アーム 5 横軸 6 バケット 8 ガイドローラー 9 レール 11 出し入れ口 12 ハンドル 16 ストッパー機構 B 箱状の家具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸を前後に向けた状態でフレーム
    (1)の上下に配置された歯車(2)…と、この上下の歯車
    (2)…に懸架されて垂直方向に循環回動する無端ベルト
    (3)と、この無端ベルト(3)の外周面に一定のピッチをあ
    けて固定された複数のバケット支持アーム(4)…と、該
    支持アーム(4)の先端に横軸(5)を介して揺動自在に吊り
    下げられたバケット(6)…とからなり、前記支持アーム
    (4)の無端ベルト側基端部に無端ベルト移行方向に所定
    の間隔をあけて一対のガイドローラー(8)、(8)が設けら
    れ、該ガイドローラー(8)、(8)が滑動自在に係合するレ
    ール(9)が少なくともバケット(6)の垂直移行部分で前記
    無端ベルト(3)の外側近傍に沿って配置されている小物
    用回転収納装置。
  2. 【請求項2】 前記レール(9)がバケット(6)の上下の反
    転移行部分にも配置され、これによりレール(9)が環状
    に連なって形成されている請求項1に記載の小物用回転
    収納装置。
  3. 【請求項3】 前記上下の歯車(2)、(2)並びにこれらに
    懸架された無端ベルト(3)が所定の間隔をあけて前後一
    対で形成され、これら無端ベルト(3)、(3)に固定された
    前後一対の支持アーム(4)、(4)に横軸(5)が橋架されて
    いる請求項1〜2に記載の小物用回転収納装置。
  4. 【請求項4】 前記フレーム(1)が箱状のケースで実質
    的に箱物家具(B)である請求項1〜3に記載の小物用回
    転収納装置。
  5. 【請求項5】 前記箱物家具(B)の前面下部で、最下段
    に位置するバケット(6)が露見する位置にバケットへの
    出し入れ口(11)が設けられている請求項4に記載の小物
    用回転収納装置。
  6. 【請求項6】 所望のバケット(6)が出し入れ口(11)に
    きた時にバケット(6)を仮保持するロック解除機能付き
    のストッパー機構(16)が設けられている請求項5に記載
    の小物用回転収納装置。
JP11188381A 1999-07-02 1999-07-02 小物用回転収納装置 Pending JP2001008746A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107536302A (zh) * 2017-08-31 2018-01-05 苏州见真物联科技有限公司 充分利用空间的储物柜
CN114521788A (zh) * 2022-02-25 2022-05-24 广州南洋理工职业学院 一种用于服装设计的智能化样板服饰悬挂移送系统

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