JP2001008558A - 通気シート - Google Patents

通気シート

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JP2001008558A
JP2001008558A JP11182006A JP18200699A JP2001008558A JP 2001008558 A JP2001008558 A JP 2001008558A JP 11182006 A JP11182006 A JP 11182006A JP 18200699 A JP18200699 A JP 18200699A JP 2001008558 A JP2001008558 A JP 2001008558A
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JP
Japan
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outer layer
core material
layer
yarns
ethylene
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JP11182006A
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Takeshi Kon
健 近
Etsuo Ueki
悦雄 植木
Mikio Maruyama
幹男 丸山
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TOSHIN SANGYO KK
TOSHIN SANGYO Ltd
Diatex Co Ltd
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TOSHIN SANGYO KK
TOSHIN SANGYO Ltd
Diatex Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法安定性や物理的強度に優れていることは
もとより、耐候性が良好で耐用期間の長い通気シートの
提供。 【解決手段】 熱可塑性合成樹脂の延伸糸である芯材1
の表面に該芯材1より融点の低い熱可塑性合成樹脂の外
層2を被着して成る複層延伸糸3が縦横に配され、且つ
複層延伸糸3同志の交差部4が融着された通気シートに
おいて、芯材1の素材には、耐候性向上剤を添加した熱
可塑性樹脂組成物を用い、外層2の素材には、ヒンダー
ドアミンを側鎖に有するエチレン系共重合体を含有した
熱可塑性樹脂組成物を用いたことを特徴とする通気シー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜や果樹などの
ベタ掛け、トンネルハウス、農業用ハウス等の農業用
に、或いは飛散ネット等の工事現場用等に使用される通
気シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ベタ掛け、トンネルハウス、農業
用ハウス等に用いるべく、遮光性、遮熱性、或いは通気
性等に優れたシートや、工事現場で使用されるペンキ等
飛散防止ネットや防塵ネット等に代表される通気孔を持
った通気シートが広く用いられている。これらの通気シ
ートについては、長期間の使用に耐える特性を保持させ
るべく多くの研究開発が成されて来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通気シートは、通気孔を形成すべく間隔を開けて打ち込
まれた経緯糸の交差部において、長期の使用による当該
経緯糸間の接着強度の低下が著しく、その様に接着強度
が低下した通気シートにあっては、強風等の影響により
均一な通気孔の形状が維持出来なくなり使用不能とな
る。通気孔を充分に確保する為には、経糸や緯糸を可能
な限り細くし、交差部の面積を小さくする必要性が生じ
るが、この様に交差部の面積が小さくなると、当該交差
部の接着強度は低いものとならざるを得ないばかりか、
太陽光線が当該交差部の大部分へ照射されることによ
り、外層に用いる熱可塑性樹脂の劣化が顕著となる。そ
の結果、通気シートの強度低下はもちろんの事、外層の
表面には微細なクラックが生じ、光沢が著しく低下し、
更には、ゴミ、ホコリ等による汚れが目立つといった不
具合が生じる。
【0004】本発明は上記実情に鑑みて成されたもので
あり、寸法安定性や物理的強度に優れていることはもと
より、耐候性が良好で耐用期間の長い通気シートの提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明による通気シートは、熱可塑性合成樹
脂の延伸糸である芯材の表面に該芯材より融点の低い熱
可塑性合成樹脂の外層を被着して成る複層延伸糸が縦横
に配され、且つ複層延伸糸同志の交差部が融着された通
気シートにおいて、芯材の素材には、耐候性向上剤を添
加した熱可塑性樹脂組成物を用い、外層の素材には、ヒ
ンダードアミンを側鎖に有するエチレン系共重合体を含
有した熱可塑性樹脂組成物を用いたことを特徴とする。
【0006】
【化1】
【0007】複層延伸糸の芯材となる熱可塑性合成樹脂
は、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ナイロン6、ナイロン6・6、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等から選
択すれば良いが、加工性とコストの面で高密度ポリエチ
レン、ポリプロピレンが望ましい。
【0008】高密度ポリエチレンとしては、エチレンの
単独重合体、或いは、ポリプロピレンやブテンを例とす
るα−オレフィンとエチレンとの共重合体、又はそれら
の混合物が挙げられ、密度(JIS K7112、以下
省略):約0.940〜0.960g/立方センチメー
トル、融点(DSC法による融解終了温度、以下省
略):約130〜140℃、メルトフローレート(JI
S K7210、以下省略):0.3〜2.0g/10
分間の条件を満たすものを選択する。
【0009】一方、ポリプロピレンとしては、プロピレ
ンの単独重合体、或いは、エチレンを例とするα−オレ
フィンとプロピレンとのランダム共重合体或いはブロッ
ク共重合体、又はそれらの混合物が挙げられ、密度:約
0.890〜0.908g/立方センチメートル、融
点:約140〜170℃、メルトフローレート:0.3
〜20.0g/10分間の条件を満たすものを選択す
る。
【0010】前記ヒンダードアミンを側鎖に有するエチ
レン系共重合体とは、前記化学式(化1)に示されたビ
ニル化合物を共重合したエチレン系共重合体であって、
例えば低密度ポリエチレン、線状中低密度ポリエチレ
ン、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂等のポリオレフ
ィン系樹脂にビニル化合物を直接共重合した物を言う。
前記ビニル化合物としては、4−アクリロイルオキシ−
2、2,6,6−テトラメチルピペリジン4−アクリロ
イルオキシ−1、2,2,6,6−ペンタメルピペリジ
ン、4−アクリロイルオキシ−1−ブチル−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン等が挙げられる。前記
ビニル化合物は、できるだけ高濃度で共重合されている
ことが望ましい。
【0011】ここで、上記エチレン系共重合体を添加配
合する熱可塑性樹脂としては、高圧法ポリエチレン、中
低圧法ポリエチレン等のエチレンの単独重合体、又はエ
チレンと炭素原子数3〜12のα−オレフィンとの共重
合体、エチレンとアクリル酸等との共重合体、カルボン
酸等で酸変成して成る樹脂、プロピレンの単独重合体、
或いはエチレンを例とするα−オレフィンとプロピレン
とのブロック共重合体又はランダム共重合体等のポリオ
レフィン系樹脂が挙げられる。又、前記ヒンダードアミ
ンを側鎖に有するエチレン系共重合体の代表的なものと
しては、コーカノックス(商品名)が挙げられる。尚、
外層を構成する熱可塑性合成樹脂の融点は、芯材を構成
するものの融点よりも約10℃以上低いことが望ましい
が、製造工程において支障のない程度であれば良い。ま
た、必ずしも芯材の表裏に同じ素材より成る外層を形成
する必要はない。
【0012】外層に使用される熱可塑性樹脂中の前記エ
チレン系共重合体は、当該エチレン系共重合体に含まれ
ているビニル化合物の量が、外層として使用する熱可塑
性樹脂全体に対して0.05〜5重量%と成るように配
合するのが適当である。効果及び経済性の観点からは、
0.1〜3重量%が好ましく、0.05重量%未満で
は、耐候性促進試験(JIS L−1096A法)に基
づく照射時間1000時間における複合シートの外層に
は、微細なクラックや凹凸が発生し、光沢度が50%以
上低下し、色相などの外観が悪くなるばかりか、複層延
伸糸同志の交差部の接着強度に著しい低下が見られる。
一方、5重量%を超えても3重量%を含有したものと比
較しても顕著な外観の向上は見られずコスト的な不利さ
が露見することとなる。
【0013】上記芯材は、複層延伸糸の強度の確保、即
ち通気シートの耐久性を確保する役割を担うものであ
り、外層は、シートの基布を呈して縦横に走る複層延伸
糸相互の交差部を融着固定するシーラント材としての役
割を担うものである。少なくとも外層を構成する素材に
は、耐候性を高めるべく分子量数百〜数千程度の光安定
剤や紫外線吸収剤等既存の耐候性向上剤を併用すること
が望ましく、更にその機能に応じて酸化防止剤、分散
剤、熱安定剤、滑剤、防曇剤、保温剤、帯電防止剤、抗
菌剤、アンチブロッキング剤、充填剤、着色剤、難燃
剤、導電性付与剤、結晶核剤、架橋剤、架橋助剤等が、
芯材及び外層として各々必要とされる物性を損なわない
程度で、共に混練されて原料となるが、高濃度のいわゆ
るマスターバッチを作製し、それを希釈して使用しても
良い。
【0014】前記芯材と外層との重量比率としては、芯
材:外層=9:1から6:4程度が望ましく、前記複層
延伸糸のデニールを50〜2000程度とし、複層フラ
ットヤーンにあっては、当該フラットヤーンの厚みを4
0μm以上とし、且つ当該フラットヤーンの幅を0.2
〜3.0mm程度に設定することにより、長期に亘って
複層フラットヤーン同志の交差部の接着強度が維持され
実用性の高い通気性シートを得ることができる。また、
芯構造或いは鞘構造を有する複層モノフィラメントにあ
っても、当該複層モノフィラメントの外形を0.05〜
2.0mmφ程度とすることによって、前記複層フラッ
トヤーンと同様の効果を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による通気シートの
実施の形態を詳細に説明する。本発明による通気シート
は、熱可塑性合成樹脂の延伸糸である芯材1の表面に、
該芯材1より融点の低い熱可塑性合成樹脂の外層2を被
着して成る複層延伸糸3を縦横に配し、複層延伸糸3相
互の交差部4を融着して成る通気シートであって、外層
2に、ヒンダードアミンを側鎖に有するエチレン系共重
合体を添加したものである。尚、前記各図には、例とし
て各複層フラットヤーン3の外層2が、隣接する他の複
層フラットヤーン3の外層2と溶融一体化した状態で示
してある。
【0016】上記素材を用いて複層フラットヤーン3を
形成する際は、芯材1用或いは外層2用として調合した
材料を、3層のダイスを装着した押出機にてフィルム状
に押出し、これを冷却固化してテープ状に裁断し、例え
ば、熱風循環オーブン、熱ロール、熱板等を用いて引取
り方向へ延伸し、更に熱風循環式オーブン等を用いて弛
緩熱処理を施すといった工程を経る。
【0017】これらの工程を経て得る複層フラットヤー
ン3は、50〜2000デニールであって、糸幅が0.
2〜3.0mm、肉厚が約40μm以上という比較的厚
手のものであり、肉厚構成比が外層:芯材:外層=1:
8:1〜2:6:2である。外層2の厚みは、芯材1で
ある延伸テープの表裏で異なっていても良く、時には芯
材1や外層2を各々複層構造としても良い。
【0018】又、裁断してフラットヤーンと成る前のフ
ィルムを複層構造とする手段には、予め芯材1となるフ
ィルム及び外層2となるフィルムを形成しドライラミネ
ート法や熱ラミネート法を用いて複層化する手段や、予
め形成した芯材1となるフィルムに外層2を押出ラミネ
ートする手段や、多層共押出法により積層フィルムとし
て押出し成形する手段などの公知の手段から適宜選択し
用いれば良いが、成形の容易さやコスト面並びに、製品
の各層間の接着性の点では多層共押出法が優れている。
【0019】通気シートの基布5は、通常縦横約4〜2
5本/インチ幅で打ち込み平織や綾織等が施された織布
として形成されるが、例えば、前記の如く作製された複
層フラットヤーンを縦横に引き揃えて積層して成る不織
布や、スプリット加工を施した幅広のウェブを拡幅し積
層して成る割繊維不織布として形成しても良い。そし
て、それらは加熱ロールや熱板等により縦糸と横糸の交
差部4が接着され、該交差部4が固定される(接着時の
温度は、フラットヤーンのデニール、肉厚、外層2とし
て選択した素材の融点、基布5の引取り速度等により異
なる)。縦糸と横糸は相互に直交しているのが望まし
く、それによって該通気シートの収束性が高まる。
【0020】先に記した範囲の素材を用い、上記手段を
経て作製した通気シートについて種々サンプル(表1参
照)を採取し、熱可塑性樹脂全体に対するビニル化合物
(エチレン系共重合体に共重合されているもの。以下、
共重合ビニル化合物と記す。)の配合量の相違をパラメ
ータとしてそれらの特性を測定し、既存のヒンダードア
ミン系光安定剤を配合したサンプル(表2参照)及び、
光安定剤を何等添加しなかったサンプル(表3参照)を
取得しその測定結果を比較・考察した。表1及び表2に
は、複層フラットヤーン同志の交差部の接着強度保持
率、光沢保持率、及びバイヤス方向強度保持率の耐候性
促進試験の測定結果と、複層フラットヤーン同志の交差
部の接着強度保持率の天曝試験の測定結果を示し、表3
には光安定剤を添加しなかったサンプルによる同環境の
測定結果を比較対象として示した。
【0021】尚、耐候性促進試験とは、JIS B−7
753に規定する試験機を用いてJIS L−1096
A法に準拠して測定したものであり、天曝試験とは、J
ISA−1410に準じた装置を用いて、福岡県福岡市
で天曝し、JIS L−1096A法に準拠して測定し
たものである。
【0022】尚、各サンプルについては、芯材1となる
熱可塑性樹脂として、融点が133℃、メルトフローレ
ートが0.6g/10分間に設定された高密度ポリエチ
レンを選択し、外層2となる熱可塑性樹脂として、融点
が113℃、メルトフローレートが4.0g/10分間
の低密度ポリエチレンを選択し、前記ヒンダードアミン
を側鎖に有するエチレン系共重合体(以下、エチレン系
共重合体と記す。)を光安定剤と共に適宜混入して芯材
1及び外層2の材料とし、それらの材料から、前記押出
し工程と、延伸行程と、弛緩熱処理を経て、520デニ
ール、糸幅が0.8mm、肉厚が約40μmと約90μ
m、肉厚構成比が外層:芯材:外層=10:80:10
の複層フラットヤーン3を製作しサンプルの原糸とし
た。又、該三層フラットヤーンの打ち込み本数を縦横8
本/インチ幅に設定し、平織とした基布5へ約120℃
の熱ロールを接触させ縦横に配したフラットヤーンの交
差部4を熱融着した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】先ず、表1乃至表3の結果から、エチレン
系共重合体やヒンダードアミン系光安定剤が添加されて
いないサンプルは、1000時間程度経過した時点で既
に引張強度と光沢については実用に適さない程の衰退が
見られる。外層2へヒンダードアミン系光安定剤のみを
配合したサンプルには、照射時間の経過によって黄変が
見られ、用途に応じた実用は可能なものの、光沢につい
て大幅な衰退が見られる。一方、共重合ビニル化合物が
0.05重量%以上となる様にエチレン系共重合体を添
加したサンプルにあっては、他のサンプルと比較して、
光沢について顕著な温存効果があらわれており、天曝試
験の結果からも同様の傾向が得られている。
【0027】表から読みとることは出来ないが、複層フ
ラットヤーンの厚みは、同じデニールの複層フラットヤ
ーンにおいて紫外線が照射される単位平面積当たりに配
合されるエチレン系共重合体の量として反映すると思わ
れるので、その平面積を縮小すべく、厚みは扁平さを残
しつつできるだけ厚い方が良い。しかしながら、通気穴
の内側からも紫外線にさらされることは避けられないの
で、実用段階では外層2にのみエチレン系共重合体を添
加したものよりも、外層2と芯材1の双方に添加した方
が経年による強度衰退を抑制する効果が強いことは明ら
かである。
【0028】
【発明の効果】以上のごとく、本発明による通気シート
を農業用被覆資材等に使用すれば、高い強度と耐久性並
びに寸法安定性や機能的安定性を長期に亘って持続させ
ることができることとなる。光透過性を必要とする用途
では所定の光透過性をより長期に亘って安定して保つこ
とができ、保温性を必要とする用途では、機能や寸法が
安定することによって所定の保温性を長期に亘って安定
して保つことができる。そして、この様に用途に応じて
優れた光透過性と保温性が長期間に亘って安定すること
によって例えば、軟弱野菜など農作物の好適な栽培が可
能となる。更に、通気孔を形成すべく間隔を開けて打ち
込まれた経緯糸の交差部においては、長期の使用による
当該経緯糸間の接着強度の低下を軽減することができる
ので、強風等の影響により均一な通気孔の形状が維持出
来なくなり使用不能となるという弊害も生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通気シートの基布の一例を示す平
面図である。
【図2】本発明による通気シートの基布の一例を示す断
面図である。
【図3】本発明による通気シートを構成するフラットヤ
ーンの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 芯材,2 外層,3 複層フラットヤーン 4 交差部
フロントページの続き (72)発明者 植木 悦雄 富山県黒部市沓掛2000番地 ダイヤテック ス株式会社黒部工場内 (72)発明者 丸山 幹男 富山県黒部市沓掛2000番地 ダイヤテック ス株式会社黒部工場内 Fターム(参考) 2B024 DB01 DB04 DD01 2B029 EB03 EB08 EC02 EC09 EC19 4L048 AA28 AA56 AB10 AB27 AC01 AC18 BA01 BA02 CA00 CA11 CA15 DA29 DA31 EB05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂の延伸糸である芯材
    (1)の表面に該芯材(1)より融点の低い熱可塑性合
    成樹脂の外層(2)を被着して成る複層延伸糸(3)が
    縦横に配され、且つ複層延伸糸(3)同志の交差部
    (4)が融着された通気シートにおいて、芯材(1)の
    素材には、耐候性向上剤を添加した熱可塑性樹脂組成物
    を用い、外層(2)の素材には、ヒンダードアミンを側
    鎖に有するエチレン系共重合体を含有した熱可塑性樹脂
    組成物を用いたことを特徴とする通気シート。
JP11182006A 1999-06-28 1999-06-28 通気シート Pending JP2001008558A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090515A (ja) * 2000-07-12 2002-03-27 Toray Ind Inc 面光源反射部材用白色フィルム

Cited By (1)

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JP2002090515A (ja) * 2000-07-12 2002-03-27 Toray Ind Inc 面光源反射部材用白色フィルム

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