JP2001006865A - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents

電磁誘導加熱装置

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JP2001006865A
JP2001006865A JP11180063A JP18006399A JP2001006865A JP 2001006865 A JP2001006865 A JP 2001006865A JP 11180063 A JP11180063 A JP 11180063A JP 18006399 A JP18006399 A JP 18006399A JP 2001006865 A JP2001006865 A JP 2001006865A
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thin plate
magnetic pole
electromagnetic induction
pole segments
induction heating
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JP11180063A
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English (en)
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Masaomi Iguma
正臣 猪熊
Nobuhiro Kaneda
信博 兼田
Isamu Oku
勇 奥
Kazuto Kaneshige
和人 兼重
Tatsuro Araki
達朗 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリップの幅方向の温度分布を均一にする
ための更なる改良を加えた電磁誘導加熱装置を提供する
こと。 【解決手段】 電磁誘導加熱装置における複数の磁極セ
グメント15のストリップ1と対向する部分を、ストリ
ップの中心部に近付くほど、ストリップの搬送方向と同
じ方向の幅寸法が大きくなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁誘導加熱装置に
関し、特に所定の流れ方向に搬送されるストリップと呼
ばれる薄板を電磁誘導により連続して加熱する電磁誘導
加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁誘導加熱装置として、幅に
較べて長さの長いストリップを電磁誘導を用いて加熱す
るものがある。このような電磁誘導加熱装置はストリッ
プの幅方向にストリップと対向するようにストリップの
片側又は両側に配設された電磁石装置を備え、この電磁
石装置は交流電流によって励磁されている。この電磁誘
導加熱装置では、ストリップの幅方向に均一な温度分布
で加熱できることが望ましい。この種の電磁誘導加熱装
置は、ストリップの搬送方向に磁力線(磁束)を発生さ
せてストリップを加熱する電磁誘導加熱装置(LFX型
電磁誘導加熱装置と呼ばれる)と、ストリップの垂直方
向に磁力線を発生させてストリップを加熱する電磁誘導
加熱装置(VFX型電磁誘導加熱装置と呼ばれる)(以
下、VFX装置と呼ぶ)との2つに分類される。なお、
LFX、VFXのいずれも、住友重機械工業株式会社の
登録商標である。
【0003】従来、ストリップの幅方向の温度分布を均
一に加熱する、VFX装置が提案されている。
【0004】例えば、特公昭63−27836号公報に
は、以下のようなVFX装置が提案されている。図5〜
図9を参照して、このVFX装置においては、幅に比較
して長さの長いストリップ1が加熱されるべき被加熱薄
板として矢印方向に、すなわち長さ方向に連続的に送ら
れる。
【0005】VFX装置を構成する電磁石装置2が、図
6に示すように、ストリップ1の幅方向に配設されてい
る。電磁石装置2は、図7に示すように、ストリップ1
の上下両面側に互いに対向して配置されている。各電磁
石装置2は、現在加熱されるストリップ1の幅とは無関
係に、このVFX装置で加熱される最大幅のストリップ
に対応した幅を有している。
【0006】この種のVFX装置では、ストリップ1を
その幅方向に一様に加熱することが要求される。この要
求を達成するためには、各電磁石装置2の発生する磁場
がストリップ1の幅方向に予め定められた分布を有して
いることが必要である。この幅方向の磁場分布は一様で
はなく、且つ、ストリップ1の幅が変化すれば、磁場分
布も変えなければならない。
【0007】図5を参照すると、VFX装置を構成する
電磁石装置のうち、図7の線A−Aに沿う部分が一部破
断して示されている。また、図8を参照すると、図5の
線B−Bに沿う断面図が示されている。図5、図8で
は、一つの電磁石装置2の一部のみを示しているが、他
の電磁石装置も同様な構造を有している。図5からも明
らかな通り、電磁石装置2の端部はストリップ1のエッ
ジより外側にある。なお、電磁石装置2の他方の端部も
同様な構造を有している。
【0008】図示された電磁石装置2はストリップ1の
幅方向に分割され、且つ、並列に配列された複数個の主
磁極要素(以下、磁極セグメントと呼ぶ)5を有し、各
磁極セグメント5はストリップ1と対向している。これ
らの磁極セグメント5は支持枠3内に支持されており、
且つ、磁極セグメント5に共通に、コイル4が施されて
いる。
【0009】具体的に言えば、各磁極セグメント5は、
図8に示すように、四つの脚部及びこれらの脚部を結ぶ
橋絡部とを有する櫛形形状を有している。各磁極セグメ
ント5において互いに対応し合う脚部には共通にコイル
4a,4b,4c,4dが巻回されて4組の電磁石ブロ
ックが構成されている。隣り合うコイルには互いに逆極
性の電流が流される。各磁極セグメント5の橋絡部は駆
動棒10に連結され、この駆動棒10は支持枠3の外側
に延在している。駆動棒10の側部にはラックが設けら
れており、このラックは駆動機構8を構成するギヤと噛
合している。更に、各磁極セグメント5の脚部は支持枠
3の内側に設けられた案内機構9により支持案内され
る。
【0010】この構成では、駆動機構8を回転させるこ
とにより、磁極セグメント5をストリップ1の方向へ接
近させることができると共に、ストリップ1から磁極セ
グメント5を遠ざけることができる。この場合、コイル
4a,4b,4c,4dは、図5に示すように、その端
部を支持枠3に対し支持固定されており、各磁極セグメ
ント5はコイル4a,4b,4c,4dによって囲まれ
た空間内に個々に出し入れされる。このために、磁極セ
グメント5の数に対応した数の駆動機構が設けられ、図
示しない制御装置により各駆動機構が制御される。この
制御のために、各磁極セグメント5にはそれぞれ位置検
出器が設けられ、電磁石装置2の下流側には、ストリッ
プ1の幅方向の温度分布を計測するための温度センサ
(図示せず)が設けられる。制御装置は、各位置検出器
及び温度センサからの検出結果に基づいて、ストリップ
1の幅方向の温度分布が均一になるような制御を行う。
【0011】更に、VFX装置は、図5に示すように、
ストリップ1のエッジに近い領域に電気伝導率の良い非
磁性金属材料からなる板状の磁気遮蔽板7を有してい
る。磁気遮蔽板7は、4組の電磁石ブロックに対応でき
る大きさを有し、遮蔽板駆動機構11により駆動され
て、遮蔽板支持案内機構6を介してストリップ1の幅方
向に出没自在に支持案内される。この磁気遮蔽板7は、
ストリップ1から離れる方向にコイル4から引き抜かれ
た退避位置の磁極セグメント5aからの磁場を、ストリ
ップ1に対して遮蔽する磁気遮蔽手段として作用するも
のである。すなわち、磁気遮蔽板7の無い場合は、磁極
セグメント5をコイル4から引き抜いてもストリップ1
の端の部分に相当の磁場が残留して、これによりストリ
ップ1の端部が局所的に加熱され、幅方向の温度分布に
ムラが発生する。従って、この残留磁場を磁気遮蔽板7
により低減することは加熱温度分布改善に有効である。
【0012】なお、図5では、便宜上、磁気遮蔽板7
は、磁極セグメント5の配列方向に関して両側のうちの
一方の側について示しているが、同様な磁気遮蔽板が他
方の側にも配設される。図9は、図5の線C−Cに沿う
断面図である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の他にも、これま
でのVFX装置においては様々な改良が加えられている
が、ストリップの幅方向の温度分布を均一にすることは
難しい。
【0014】そこで、本発明の課題は、ストリップの幅
方向の温度分布を均一にするための更なる改良を加えた
電磁誘導加熱装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態によ
れば、一定方向に搬送される薄板を電磁誘導により加熱
する電磁誘導加熱装置であって、前記薄板の板幅方向に
互いに並列に且つ該薄板と対向するように配列された複
数の磁極セグメントと、各磁極セグメントを前記薄板の
厚み方向に他の磁極セグメントとは独立に移動させるた
めの駆動機構と、前記複数の磁極セグメントを取り囲む
ように配設されて前記複数の磁極セグメントに共通なコ
イルとから成る組合せ体を少なくとも1組、前記薄板の
少なくとも一方の面側に配設して成る電磁誘導加熱装置
において、前記複数の磁極セグメントの前記薄板と対向
する部分を、該薄板の中心部に近付くほど、前記一定方
向と同じ方向の幅寸法が大きくなるようにしたことを特
徴とする電磁誘導加熱装置が提供される。
【0016】本発明の第2の形態によれば、一定方向に
搬送される薄板を電磁誘導により加熱する電磁誘導加熱
装置であって、前記薄板の板幅方向に互いに並列に且つ
該薄板と対向するように配列されたN個の磁極セグメン
トと、各磁極セグメントを前記薄板の厚み方向に他の磁
極セグメントとは独立に移動させるための駆動機構と、
前記N個の磁極セグメントを取り囲むように配設されて
前記複数の磁極セグメントに共通なコイルとから成る組
合せ体を少なくとも1組、前記薄板の少なくとも一方の
面側に配設して成り、前記各磁極セグメントは、複数の
脚部とこれらをつなぐ橋絡部とを有して、互いに対応し
合うN個の脚部の周囲に共通に1つずつ、結果として前
記複数の脚部と同数のコイルが前記コイルとして巻回さ
れている電磁誘導加熱装置において、各磁極セグメント
を更に、各脚部あるいは橋絡部において前記一定方向に
関して複数に分割して、分割したそれぞれを前記薄板の
厚み方向に可動としたことを特徴とする電磁誘導加熱装
置が提供される。
【0017】本発明の第3の形態によれば、一定方向に
搬送される薄板を電磁誘導により加熱する電磁誘導加熱
装置であって、前記薄板の板幅方向に互いに並列に且つ
該薄板と対向するように配列された複数の磁極セグメン
トと、各磁極セグメントを前記薄板の厚み方向に他の磁
極セグメントとは独立に移動させるための駆動機構と、
前記複数の磁極セグメントを取り囲むように配設されて
前記複数の磁極セグメントに共通なコイルとから成る組
合せ体を少なくとも1組、前記薄板の少なくとも一方の
面側に配設して成る電磁誘導加熱装置において、前記組
合せ体における前記薄板の入り口側及び出口側における
前記複数の磁極セグメントの先端と前記薄板との間であ
って前記複数の磁極セグメントの配列方向にわたって介
在するように非磁性材料による一対のマスクプレートを
設け、該一対のマスクプレートはそれぞれ、互いに対向
し合う辺縁部が、前記薄板のエッジに近付くにつれて前
記磁極セグメントに対する遮蔽領域が大きくなるような
形状にされていることを特徴とする電磁誘導加熱装置が
提供される。
【0018】本発明の第4の形態によれば、一定方向に
搬送される薄板を電磁誘導により加熱する電磁誘導加熱
装置であって、前記薄板の板幅方向に互いに並列に且つ
該薄板と対向するように配列された複数の磁極セグメン
トと、各磁極セグメントを前記薄板の厚み方向に他の磁
極セグメントとは独立に移動させるための駆動機構と、
前記複数の磁極セグメントを取り囲むように配設されて
前記複数の磁極セグメントに共通なコイルとから成る組
合せ体を少なくとも1組、前記薄板の少なくとも一方の
面側に配設して成る電磁誘導加熱装置において、前記組
合せ体における前記薄板の入り口側及び出口側における
前記複数の磁極セグメントの先端と前記薄板との間であ
って前記複数の磁極セグメントの配列方向にわたって介
在するように非磁性材料による一対のマスクブロック構
成体を設け、該一対のマスクブロック構成体の各マスク
ブロックには作動装置を設けたことを特徴とする電磁誘
導加熱装置が提供される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施の形
態について説明する。図1を参照して、この第1の形態
は、図9で説明したようなVFX装置における各電磁石
ブロックに適用される。図1では、1つの電磁石ブロッ
クのみを示しているが、各電磁石ブロックにおける複数
の磁極セグメント15のストリップ1と対向する部分、
厳密に言えばコイル14で囲まれている部分を、ストリ
ップ1の中心部に近付くほど、ストリップ1の搬送方向
と同じ方向の幅寸法が大きくなるようにした点に特徴を
有する。言い換えれば、ストリップ1のエッジに近付く
ほど、磁極セグメント15の幅方向寸法を従来の磁極セ
グメント5のそれよりも小さくしている。その結果、複
数の磁極セグメント15の先端部分を結ぶ包絡線の形状
は略楕円形状になり、コイル14も略楕円形状になるよ
うに巻回される。これにより、ストリップ1のエッジ近
くの温度上昇を抑制することができ、幅方向の温度分布
を均一にする効果が得られる。
【0020】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図8において説明したよう
に、1つの電磁石ブロックにおける磁極セグメント5の
数をN個とすると、磁極セグメント5はそれぞれ、複数
の脚部とこれらをつなぐ橋絡部とを有している。そし
て、互いに対応し合うN個の脚部の周囲に共通に1つず
つコイルが巻回され、結果として複数の脚部と同数のコ
イルが巻回されている。図2において、図8と同じ部分
には同一番号を付している。
【0021】本形態においては、各磁極セグメント25
は3つの脚部を有する。すなわち、電磁石ブロックを3
組有する。そして、各磁極セグメント25を更に、各脚
部においてストリップ1の搬送方向に関して複数に分割
し、分割したそれぞれをストリップ1の厚み方向に可動
としたことを特徴とする。ここでは、磁極セグメント2
5は、その脚部において3つに分割され、ストリップ1
の搬送方向に関して言えば、25−1〜25−7の合計
7つに分割されている。これら7つに分割された各部分
が、図示しない油圧あるいは空気圧等による流体圧シリ
ンダ機構により独立して駆動される。また、本形態にお
いては、7つに分割された各部分にそれぞれ位置検出器
が設けられ、それぞれの位置が図示しない制御装置に送
られる。制御装置は、前に述べた温度センサからの幅方
向の温度分布と各位置検出器からの位置検出信号とに基
づいてストリップ1の幅方向の温度分布が均一になるよ
うに各流体圧シリンダ機構を制御する。
【0022】本形態においては、磁極セグメント25の
1個当たりの駆動機構の数が増えるが、その分だけスト
リップ1の幅方向の温度分布を均一にするための精度が
向上する。
【0023】図3を参照して、本発明の第3の実施の形
態について説明する。本形態は、図9で説明した電磁石
装置におけるストリップ1の入り口側及び出口側に適用
される。ストリップ1の入り口側及び出口側における複
数の磁極セグメント5の先端とストリップ1との間であ
って、複数の磁極セグメント5の配列方向にわたって介
在するように非磁性材料による一対のマスクプレート3
0が設けられる。そして、これら一対のマスクプレート
30はそれぞれ、互いに対向し合う辺縁部が、ストリッ
プ1のエッジに近付くにつれて磁極セグメント5に対す
る遮蔽領域が大きくなるような形状にされていることを
特徴とする。ここでは、一対のマスクプレート30にお
いて互いに対向し合う辺縁部を湾曲した形状としてい
る。すなわち、入り口側のマスクプレート30において
は搬送方向と反対向きに凸となるように湾曲し、出口側
のマスクプレート30においては搬送方向と同じ向きに
凸となるように湾曲している。勿論、一体のマスクプレ
ートに限らず、図4の第4の実施の形態に示すように、
磁極セグメント15の厚さと同程度の幅に分割形成され
た多数のマスクブロック16から成り、これらのマスク
ブロック16を個別に作動させる作動装置(図示せず)
を備えた構成でも良い。これにより、板幅や温度分布に
合わせて遮蔽領域の微調整を行うことができる。
【0024】このようなマスクプレート30を用いるこ
とにより、ストリップ1のエッジ付近における磁束のシ
ールド効果を向上させて、ストリップ1のエッジ付近に
おける温度上昇を抑制することができ、幅方向の温度分
布を均一にする効果が得られる。
【0025】以上、本発明をいくつかの実施の形態をあ
げて説明したが、本発明は様々な変更が可能である。例
えば、ストリップの両側に電磁石装置を配置するVFX
装置に適用して説明したが、一方の側のみに電磁石装置
を配置するVFX装置にも適用できる。また、本発明に
よる電磁誘導加熱装置は、アルミ焼鈍、ラミネート塗装
焼き付け、SUS焼鈍、銅焼鈍等の分野に適用可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ストリップの幅方向の温度分布を均一にするために
有効な電磁誘導加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電磁誘導加熱
装置のうち1つの電磁石ブロックについて示した図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態による電磁誘導加熱
装置を図8と同じ方向から見た図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による電磁誘導加熱
装置を図9と同じ方向から見た図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に使用されるマスク
ブロックを示した図である。
【図5】本発明が適用される従来の電磁誘導加熱装置の
構成を部分的に示した断面図である。
【図6】図5の電磁誘導加熱装置の構成全体を概略的に
示す平面図である。
【図7】図6に示された電磁誘導加熱装置を側面から見
た概略図である。
【図8】図5の線B−Bによる断面図である。
【図9】図5の電磁誘導加熱装置を線C−C方向から見
た図である。
【符号の説明】
1 ストリップ 2 電磁石装置 3 支持枠 4、4a、4b、4c、4d、14 コイル 5、5a、15、25 磁極セグメント 6 遮蔽板支持案内機構 7 磁気遮蔽板 8 駆動機構 9 案内機構 10 駆動棒 11 遮蔽板駆動機構 30 マスクプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥 勇 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重機 械工業株式会社新居浜製造所内 (72)発明者 兼重 和人 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重機 械工業株式会社新居浜製造所内 (72)発明者 荒木 達朗 東京都品川区北品川五丁目9番11号 住友 重機械工業株式会社内 Fターム(参考) 3K059 AB00 AB19 AB20 AB26 AB28 AC10 AC33 AC37 AC54 AC72 AD04 AD05 CD53 CD73 CD77 CD79

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に搬送される薄板を電磁誘導に
    より加熱する電磁誘導加熱装置であって、前記薄板の板
    幅方向に互いに並列に且つ該薄板と対向するように配列
    された複数の磁極セグメントと、各磁極セグメントを前
    記薄板の厚み方向に他の磁極セグメントとは独立に移動
    させるための駆動機構と、前記複数の磁極セグメントを
    取り囲むように配設されて前記複数の磁極セグメントに
    共通なコイルとから成る組合せ体を少なくとも1組、前
    記薄板の少なくとも一方の面側に配設して成る電磁誘導
    加熱装置において、 前記複数の磁極セグメントの前記薄板と対向する部分
    を、該薄板の中心部に近付くほど、前記一定方向と同じ
    方向の幅寸法が大きくなるようにしたことを特徴とする
    電磁誘導加熱装置。
  2. 【請求項2】 一定方向に搬送される薄板を電磁誘導に
    より加熱する電磁誘導加熱装置であって、前記薄板の板
    幅方向に互いに並列に且つ該薄板と対向するように配列
    されたN個の磁極セグメントと、各磁極セグメントを前
    記薄板の厚み方向に他の磁極セグメントとは独立に移動
    させるための駆動機構と、前記N個の磁極セグメントを
    取り囲むように配設されて前記複数の磁極セグメントに
    共通なコイルとから成る組合せ体を少なくとも1組、前
    記薄板の少なくとも一方の面側に配設して成り、前記各
    磁極セグメントは、複数の脚部とこれらをつなぐ橋絡部
    とを有して、互いに対応し合うN個の脚部の周囲に共通
    に1つずつ、結果として前記複数の脚部と同数のコイル
    が前記コイルとして巻回されている電磁誘導加熱装置に
    おいて、 各磁極セグメントを更に、各脚部あるいは橋絡部におい
    て前記一定方向に関して複数に分割して、分割したそれ
    ぞれを前記薄板の厚み方向に可動としたことを特徴とす
    る電磁誘導加熱装置。
  3. 【請求項3】 一定方向に搬送される薄板を電磁誘導に
    より加熱する電磁誘導加熱装置であって、前記薄板の板
    幅方向に互いに並列に且つ該薄板と対向するように配列
    された複数の磁極セグメントと、各磁極セグメントを前
    記薄板の厚み方向に他の磁極セグメントとは独立に移動
    させるための駆動機構と、前記複数の磁極セグメントを
    取り囲むように配設されて前記複数の磁極セグメントに
    共通なコイルとから成る組合せ体を少なくとも1組、前
    記薄板の少なくとも一方の面側に配設して成る電磁誘導
    加熱装置において、 前記組合せ体における前記薄板の入り口側及び出口側に
    おける前記複数の磁極セグメントの先端と前記薄板との
    間であって前記複数の磁極セグメントの配列方向にわた
    って介在するように非磁性材料による一対のマスクプレ
    ートを設け、該一対のマスクプレートはそれぞれ、互い
    に対向し合う辺縁部が、前記薄板のエッジに近付くにつ
    れて前記磁極セグメントに対する遮蔽領域が大きくなる
    ような形状にされていることを特徴とする電磁誘導加熱
    装置。
  4. 【請求項4】 一定方向に搬送される薄板を電磁誘導に
    より加熱する電磁誘導加熱装置であって、前記薄板の板
    幅方向に互いに並列に且つ該薄板と対向するように配列
    された複数の磁極セグメントと、各磁極セグメントを前
    記薄板の厚み方向に他の磁極セグメントとは独立に移動
    させるための駆動機構と、前記複数の磁極セグメントを
    取り囲むように配設されて前記複数の磁極セグメントに
    共通なコイルとから成る組合せ体を少なくとも1組、前
    記薄板の少なくとも一方の面側に配設して成る電磁誘導
    加熱装置において、 前記組合せ体における前記薄板の入り口側及び出口側に
    おける前記複数の磁極セグメントの先端と前記薄板との
    間であって前記複数の磁極セグメントの配列方向にわた
    って介在するように非磁性材料による一対のマスクブロ
    ック構成体を設け、該一対のマスクブロック構成体の各
    マスクブロックには作動装置を設けたことを特徴とする
    電磁誘導加熱装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190006782A (ko) * 2017-07-11 2019-01-21 한국전기연구원 자가발전 무선온도 및 위치 진단 기능을 갖는 영구자석 금속 빌렛 유도가열 장치

Cited By (2)

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KR20190006782A (ko) * 2017-07-11 2019-01-21 한국전기연구원 자가발전 무선온도 및 위치 진단 기능을 갖는 영구자석 금속 빌렛 유도가열 장치
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