JP2693696B2 - 長尺物の誘導加熱装置 - Google Patents

長尺物の誘導加熱装置

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JP2693696B2
JP2693696B2 JP5067149A JP6714993A JP2693696B2 JP 2693696 B2 JP2693696 B2 JP 2693696B2 JP 5067149 A JP5067149 A JP 5067149A JP 6714993 A JP6714993 A JP 6714993A JP 2693696 B2 JP2693696 B2 JP 2693696B2
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巌 松本
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Nippon Steel Corp
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板又は棒状の長尺の被
加熱物に金属材料的な熱処理又は塗装などの焼き付け処
理を行う長尺物の誘導加熱装置に関する。なお、以下に
おいては長尺の被加熱物を単に長尺物と称することもあ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば圧延ローラから移送されてくる例
えば厚さ30mmの鉄鋼は、前後端で100〜150mm反
り返っている。薄板フープ材も同様に前後端で反り返っ
ている。このような鉄鋼をその全幅に亘って均一に誘導
加熱することが望まれている。長尺物の誘導加熱では被
加熱物とのギャップが大きいと、効率が低下し大出力が
投入できない。また被加熱物の厚さなどに対応してギャ
ップを可変にする必要もある。
【0003】そこで、従来では、例えば特開昭63−1
28580号公報においては、それぞれ矩形状に形成さ
れた一対のリニアインダクタが長尺物を挟んで上下に対
向配置される。さらに、各リニアインダクタは両端を計
4か所油圧シリンダに結合される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来例では、被加熱物の全幅に亘って効率良く均一に誘
導加熱する点に関して難点がある。即ち、ギャップを4
か所で調整するので、被加熱物の幅方向に関してギャッ
プが正確ではなくて幅方向の均一加熱がされにくく、ま
た移送されてくる被加熱物の反り返りに対応してギャッ
プを調整する応答速度が遅く移送方向の均一加熱がされ
にくい。また、従来例のリニヤインダクタは主として矩
形状コイルとこの矩形状コイルの長尺物に面する部分を
除いてコイルを取巻く断面コ字状の磁極とによって構成
されているので、被加熱物の反り対策のために上下に対
向配置された両リニアインダクタ間の間隔が大きくなる
と、各リニアインダクタにおいて断面コ字状の磁極から
出た磁束は長尺物を貫通しないでコイルの周囲を循環す
る漏洩磁束となる。この漏洩磁束は上下リニアインダク
タ間の間隔が大きくなると、ますます大きくなって被加
熱物の加熱に用いられる有効磁束が減少し、所望の加熱
能力が得られないという欠点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、インダクタの幅
方向に関するギャップ調整が正確で応答速度が早く、幅
方向にも移送方向にも長尺の被加熱物を均一加熱するこ
とができる長尺物の誘導加熱装置を提供することにあ
る。さらに、本発明の他の目的は、上下インダクタ間距
離が大きくなっても漏洩磁束が増加せず、長尺の被加熱
物を全幅に亘って効率良く均一に加熱することができ、
大加熱容量を有する長尺物の誘導加熱装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、長尺物の誘導加熱装置は、コイルと磁極と
から成り長尺の被加熱物を挟んで前記磁極を対向させる
一対のインダクタと、対向して前記各インダクタを取付
ける一対の直動リンクと対向して揺動可能な一対の揺動
リンクとを4点でピン結合する平行四辺形リンクと、前
記揺動リンクにおける前記対をなす一方の直動リンクか
ら等距離の点で架台にピン結合する支持ピンと、前記各
直動リンクに対し前記各インダクタをそれぞれ直動可能
にガイドする直動手段と、前記各インダクタを前記架台
に対し直動方向に動きを規制しこれと直角方向に移動可
能にするガイドとから構成される。
【0007】本発明の第1の実施態様によれば、長尺物
の誘導加熱装置は、コイルと磁極とからなり長尺の被加
熱物を挟んで前記磁極を対向させる一対のインダクタ
と、対向して前記各インダクタを取付ける一対のリンク
と対向して揺動可能な一対の揺動リンクとを4点でピン
結合する平行四辺形リンクと、前記対をなす一方のリン
クを架台に結合する取付手段と、前記他方のリンクに対
し前記他方のインダクタを直動可能にガイドする直動手
段と、前記他方のインダクタを前記架台に対し直動方向
に動きを規制しこれと直角方向に移動可能にするガイド
とから構成するものである。
【0008】本発明の第2の実施態様によれば、長尺物
の誘導加熱装置は、コイルと磁極とからなり長尺の被加
熱物を挟んで前記磁極を対向させる一対のインダクタ
と、対向して配置され前記各インダクタが取付けされた
直動リンクおよび固定台と、対向して配置されそれぞれ
一端側が前記直動リンクにピン結合されかつそれぞれ他
端側が前記直動リンクから等距離の点で架台にピン結合
された揺動可能な一対の揺動リンクと、前記直動リンク
に対しこの直動リンクに取付けられたインダクタを直動
可能にガイドする直動手段と、前記直動リンクに取付け
られたインダクタを前記架台に対し直動方向に動きを規
制しこれと直角方向に移動可能にするガイドとから構成
するものである。
【0009】本発明の第3の実施態様によれば、ピン結
合する複数のリンク磁路から構成される外部磁路の両端
は前記磁極の両磁極外端部とピン結合される。このと
き、本発明の第4の実施態様によれば、前記外部磁路は
前記被加熱物を囲んで一対に構成される。
【0010】
【作用】本発明においては、外力により揺動リンクを揺
動させるか、直動リンクを被加熱物の幅方向に動かせ
ば、平行四辺形リンクの直動リンクは平行を保ったまま
間隔を変え、左右反対方向に直動する。少なくとも一方
のインダクタは直動リンクに対して直動可能であり、か
つガイドで直動を規制されこれと直角方向に上下可能で
ある。このため、両インダクタは軸心を保ってギャップ
を変化させ、幅方向に関してギャップ調整が正確で応答
速度が早い。また、リンク磁路によって一対の外部磁路
を被加熱物の幅方向外側に対称に設けることにより、被
加熱物の全幅に亘って均一に磁束が貫通し、被加熱物に
誘起される誘導電流によって被加熱物はその全幅に亘っ
て均一に加熱されるようになる。また、これにより上下
インダクタ距離を大きくしても磁束が漏洩する磁気回路
の抵抗を高く取れ、漏洩磁束の増大を防げる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の正面図、図2は
図1の右側面図である。図1および図2において、一対
の揺動リンク23は一対の直動リンク24にピン25で
ピン結合されて平行四辺形リンク26を形成し、2組が
用意される。2組の一対の揺動リンク23は一方の直動
リンク24のピン25から等距離の支持ピン22によ
り、台座20に固定した支柱状の一対2組の架台21
に、回動可能に支持される。このため、直動リンク24
は平行を保ったまま間隔を変え、左右反対方向に直動す
る。一方、磁極2,3と、この磁極2,3の外周に巻回
されたコイル4,5とからなる上下一対のインダクタ
6,7は磁極2,3がその間にギャップを介して長尺の
被加熱物1を挟んでいる。磁極2,3の幅、従ってイン
ダクタ6,7の幅は被加熱物1の幅と同等もしくはそれ
よりも大きく形成されている。磁極2とコイル4とから
構成された上側インダクタ6は上側の直動リンク24に
支持され、磁極3とコイル5とから構成された下側イン
ダクタ7は下側の直動リンク24に支持されている。即
ち、上側磁極2の磁極外端部27が軸28のローラ30
により上側の直動リンク24の上面で支えられてガイド
され、下側磁極3の磁極外端部27は軸29のローラ3
1により下側の直動リンク24の底板32の上面で支え
られてガイドされる。直動手段であるローラ30、31
に代わり滑り対偶でもよい。上下の磁極外端部27の両
側には固定の架台21側に固定したガイド33が配置さ
れ、直動リンク24が幅方向に直動しても、磁極外端部
27、すなわち両インダクタ6,7は上下するだけであ
る。両磁極外端部27には外部磁路35の両端がピン3
7でピン結合され、外部磁路35自身はピン40でピン
結合する2以上のリンク磁路36から構成される。
【0012】このような構造によれば、外力により揺動
リンク23を揺動させるか、直動リンク24を被加熱物
1の幅方向に動かせば、平行四辺形リンク26の直動リ
ンク24は平行を保ったまま間隔を変え、左右反対方向
に直動する。磁極外端部27は直動リンク24に対し直
動可能であり、ガイド33で直動を規制されこれと直角
方向に上下可能である。このため、両インダクタ6,7
は軸心を保ってギャップを変化させる。その結果、被加
熱物1に反り返りや波うちがあっても、これを図示しな
いセンサで検出して平行四辺形リンク26を駆動すれ
ば、インダクタ6,7のギャップを迅速に変更できる。
幅方向に関してギャップ調整が正確で応答速度が早いか
ら、幅方向にも移送方向にも被加熱物を均一加熱するこ
とができる。外部磁路35は漏洩磁束を減少させて加熱
効率を向上させるとともに、2以上のリンク磁路36か
ら構成されるから、インダクタ6,7のギャップの変化
に容易に対応する。また前記した従来例のものが、加熱
コイルをインダクタ鉄心部を欠いたスロット部に収める
ために有効鉄心断面積を大きくできないのに対し、この
実施例のコイル4,5はインダクタ鉄心の外周に配置さ
れるので有効鉄心面積が大きく、大加熱容量を有する。
【0013】このように構成された第1実施例によれ
ば、一対のインダクタ6,7は平行四辺形リンク26に
より、インダクタ6,7の幅方向に関するギャップ調整
が正確で応答速度が早く、幅方向にも移送方向にも被加
熱物を効率良く均一加熱できるという効果が奏される。
【0014】次に第1実施例の変形例を説明する。一対
の揺動リンク23を一方の直動リンク24から等距離の
支持ピン22で支持すると説明したが、揺動リンク23
の中点で支持すれば両インダクタ6,7はギャップ0の
状態から上下に同寸法で開くし、より下方で支持すれば
下側インダクタ7の動きより上側インダクタ6の動きの
方が大きい。これは、コンベアで移送されてくる被加熱
物1の反り返りや波うちがコンベアの上面より上方に起
きると考えたときに有利である。一方、被加熱物1の終
端は下方に反り返ることが多いのでさまざまな設計がで
きる。
【0015】極端な例として支持ピン22を下側の直動
リンク24のピン25と一致させれば、架台21と支持
ピン22は必要なくなり、下側の直動リンク24と下側
インダクタ7とを取付手段を介して台座20に固定すれ
ば、下側ローラ31は必要なくなる。
【0016】図3はこのような実施例の正面図、図4は
図3の右側面図である。この第2実施例においては、下
側のリンク24は図示されていない取付手段を介して台
座20に固定され、下側インダクタ7は同様に図示され
ていない取付手段を介して取付台39に固定され、この
取付台39は同様に図示されていない取付手段を介して
台座20に固定されている。従って、下側インダクタ7
は不動となっている。このような構造によれば、外力に
より揺動リンク23を揺動させると、揺動リンク23は
下側のリンク24に結合されているピン25を支点とし
て左右に傾動し、その結果平行四辺形リンク26の上側
の直動リンク24は下側のリンク24と平行を保ったま
ま上下に移動する。
【0017】この第2実施例は、一方のインダクタ(上
側インダクタ6)は固定されて構造が簡単になるという
効果を有する。
【0018】なお、図3および図4に示された実施例に
おいては下側インダクタ7が固定される構造であるが、
この実施例と同様にして上側インダクタ6を固定するこ
ともできる。
【0019】図5および図6は図3および図4に示され
た実施例のさらに異なる変形例を示し、図5はその正面
図、図6は図5の右側面図である。この第3実施例にお
いては下側のリンク24は取外されている。揺動リンク
23は上側の直動リンク24にピン725を介して結合
され、かつ架台21に支持ピン22を介して結合されて
いる。このような構造によれば、同様に外力により揺動
リンク23を揺動させると、揺動リンク23は支持ピン
22を支点として左右に傾動する。
【0020】この第3実施例は、第2実施例と同様に、
一方のインダクタ(上側インダクタ6)は固定されて構
造が簡単になるという効果を有する。
【0021】また、図1および図2の実施例においては
平行四辺形リンク26はインダクタ6,7の前後に2組
配置したが、この平行四辺形リンク26は1組でもよ
い。このとき、1組の平行四辺形リンク26は両インダ
クタ6,7の搬送方向中央に、両インダクタ6,7を囲
むように配置され、ガイド33の位置を変える。直動リ
ンク24をスプライン軸又は角柱とし、磁極外端部27
と結合して直動手段を形成する。この直動手段に摩擦係
数を減らすための転動体を組み込んだ、いわゆるボール
スライドやリニヤガイドを使用するとよい。結合部の磁
気抵抗に注意してリンク磁路36と揺動リンク23とを
一体に兼用してもよい。
【0022】図2に示し、煩雑を避けるため図1には示
さないが、磁気シールド装置38はコイル4,5と磁極
2,3の、被加熱物1の搬送方向の外周に配置され、銅
などの非磁性で低抵抗材からなり、被加熱物1に近接す
る先端部分を半円形にする。半円形にすることで漏洩磁
束の集中を分散して発熱を抑える。
【0023】図7は、上記各実施例における磁束の流れ
を説明するための原理図である。この図中に矢印で示す
ように、外部磁路35によって磁束は、リンク磁路3
6、上下の磁極外端部27、磁極2,3間の空隙を通る
左右一対の閉ループを形成する。すなわちインダクタ
6,7および外部磁路35は被加熱物1の幅方向に対し
て磁気的に対称に構成されているので、磁束は被加熱物
1に対して均一に貫通するようになる。その結果、被加
熱物1に誘起される誘導電流によって被加熱物1はその
全幅に亘って均一に加熱される。
【0024】
【発明の効果】本発明による長尺物の誘導加熱装置によ
れば、一対のインダクタは平行四辺形リンクにより、イ
ンダクタの幅方向に関するギャップ調整が正確で応答が
早く、幅方向にも移送方向にも被加熱物を均一に加熱で
きるという効果がある。また、少なくとも一対の外部磁
路を被加熱物の幅方向外側に対称に設けることにより、
被加熱物の全幅に亘って均一に磁束が貫通し、それによ
り被加熱物に誘起される誘導電流によって被加熱物をそ
の全幅に亘って効率良く均一に加熱することができる。
さらに、長尺物への貫通磁束を作成するように外部磁路
が形成されているので、磁極間つまりインダクタ間のギ
ャップを大きくしても、従来技術において説明したよう
な漏洩磁束は発生せず、従って効率の低下の少ない加熱
装置を実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の正面図
【図2】図1の右側面図
【図3】本発明の第2実施例の正面図
【図4】図3の右側面図
【図5】本発明の第3実施例の正面図
【図6】図5の右側面図
【図7】本発明の各実施例における磁束の流れを説明す
るための原理図
【符号の説明】
1 被加熱物 2,3 磁極 4,5 コイル 6,7 インダクタ 20 台座 21 架台 22 支持ピン 23 揺動リンク 24 直動リンク 25 ピン 26 平行四辺形リンク 27 磁極外端部 30,31 ローラ 32 底板 33 ガイド 35 外部磁路 36 リンク磁路 37 ピン 38 磁気シールド装置 39 取付台 40 ピン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルと磁極とからなり長尺の被加熱物を
    挟んで前記磁極が対向配置された一対のインダクタと、
    前記各インダクタが対向するように取付けられた一対の
    直動リンクと対向して揺動可能な一対の揺動リンクとが
    4点でピン結合されて成る平行四辺形リンクと、前記対
    をなす一方の直動リンクから等距離の点で前記揺動リン
    クを架台にピン結合する支持ピンと、前記各直動リンク
    に対し前記各インダクタをそれぞれ直動可能にガイドす
    る直動手段と、前記各インダクタを前記架台に対し直動
    方向に動きを規制しこれと直角方向に移動可能にするガ
    イドとから構成されることを特徴とする長尺物の誘導加
    熱装置。
  2. 【請求項2】コイルと磁極とからなり長尺の被加熱物を
    挟んで前記磁極を対向させる一対のインダクタと、対向
    して前記各インダクタが取付けられた一対のリンクと対
    向して揺動可能な一対の揺動リンクとが4点でピン結合
    されてなる平行四辺形リンクと、前記対をなす一方のリ
    ンクを固定台に結合する取付手段と、前記他方のリンク
    に対し前記他方のインダクタを直動可能にガイドする直
    動手段と、前記他方のインダクタを前記固定台に対し直
    動方向に動きを規制しこれと直角方向に移動可能にする
    ガイドとから構成することを特徴とする長尺物の誘導加
    熱装置。
  3. 【請求項3】コイルと磁極とからなり長尺の被加熱物を
    挟んで前記磁極を対向させる一対のインダクタと、対向
    して配置され前記各インダクタが取付けられた直動リン
    クおよび固定台と、対向して配置されそれぞれ一端側が
    前記直動リンクにピン結合されかつそれぞれ他端側が前
    記直動リンクから等距離の点で架台にピン結合された揺
    動可能な一対の揺動リンクと、前記直動リンクに対しこ
    の直動リンクに取付けられたインダクタを直動可能にガ
    イドする直動手段と、前記直動リンクに取付けられたイ
    ンダクタを前記架台に対し直動方向に動きを規制しこれ
    と直角方向に移動可能にするガイドとから構成すること
    を特徴とする長尺物の誘導加熱装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の1つに記載の長尺物の
    誘導加熱装置において、ピン結合された複数のリンク磁
    路から構成される外部磁路の両端を前記磁極の両磁極外
    端部とピン結合することを特徴とする長尺物の誘導加熱
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の長尺物の誘導加熱装置にお
    いて、前記外部磁路は前記被加熱物を囲んで一対をなす
    ことを特徴とする長尺物の誘導加熱装置。
JP5067149A 1992-04-03 1993-03-26 長尺物の誘導加熱装置 Expired - Lifetime JP2693696B2 (ja)

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