JP2001006481A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JP2001006481A
JP2001006481A JP11175179A JP17517999A JP2001006481A JP 2001006481 A JP2001006481 A JP 2001006481A JP 11175179 A JP11175179 A JP 11175179A JP 17517999 A JP17517999 A JP 17517999A JP 2001006481 A JP2001006481 A JP 2001006481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
base member
locking
hole
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11175179A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakai
隆 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP11175179A priority Critical patent/JP2001006481A/ja
Publication of JP2001006481A publication Critical patent/JP2001006481A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動部材をベース部材に迅速に固定でき、ス
イッチ部材に対する駆動部材の取付位置を容易に決定で
きるスイッチ装置を提供する。 【解決手段】 往復動可能な可動部15eとこの可動部
15eを支持する支持部15bとを有する駆動部材15
と、可動部15の往復動作によりスイッチング動作を行
うスイッチ部材4と、このスイッチ部材4が固定される
ベース部材1とを備え、このベース部材1に金属製の平
板からなるホルダ部材10を取り付け、このホルダ部材
10とベース部材1とで支持部15bを挟持して、駆動
部材15をベース部材1に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサ等の入力装置として用いられる
キーボード等に使用して好適なスイッチ装置に係り、特
にその組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来提案されているこの種のスイッチ装
置を上記キーボードのキースイッチに適用した場合を例
にして図11乃至図13に基づき説明する。
【0003】このスイッチ装置は、金属製の平板からな
るベース部材31と、このベース部材31に取り付けら
れたスイッチ部材34と、このスイッチ部材34に固定
された駆動部材37とから構成され、ABS樹脂等の合
成樹脂から成形加工されたキートップ46と、ベース部
材31から離間した上昇位置とベース部材31に近接し
た降下位置との間でキートップ46を案内支持する案内
支持部材38とが付設されてなっている。
【0004】ベース部材31は、図12に示すように、
平行に対向して延びる長孔状の一対のスリット32a,
32bが穿設されており、この一対のスリット32a,
32b間の平板部分を下方から上方に突出させることに
より、係止孔32cを有する係止部としての摺動係止部
32が形成されている。また、ベース部材31には、上
記一対のスリット32a,32bの長手方向に離間した
位置にこれと平行な一対のスリット33a,33bが2
組間隔を置いて穿設され、各組毎に一対のスリット33
a,33b間の平板部分を下方から上方に突出させるこ
とにより、係止孔33cを有する係止部としての回動係
止部33が形成されている。
【0005】スイッチ部材34は、図示を省略した上部
シート、スペーサ及び下部シートを順次この順番に積層
してなるメンブレンスイッチで構成され、スペーサを介
して所定の間隔をもって対向配置された上部シートの下
面及び下部シートの上面に各々接点電極が形成されて、
これら両シートの接点電極どうしが接離可能に対向して
おり、図12に示すように、ベース部材31の摺動係止
部32及び回動係止部33に対応する位置には孔35,
36が形成されている。そして、このスイッチ部材34
は、各孔35,36にベース部材31の摺動係止部32
及び回動係止部3を挿通させて、接着等の適宜手段によ
りベース部材31の上面に固定されており、上部シート
の接点電極が可動接点になり、下部シートの接点電極が
固定接点となっている。
【0006】駆動部材37は、ゴム材料によって、図1
1に示すように、下端部に環状底部37aを有するドー
ム状の支持部37bと、この支持部37bの頂部の上面
に立設された環状突起37cと、支持部37bの頂部の
下面に突設された駆動突起37dとを一体に形成してな
るもので、環状突起37cと駆動突起37dとで可動部
37eが構成され、この可動部37eを支持部37bが
往復動可能に支持している。そして、この駆動部材37
は、環状底部37aをスイッチ部材34の上部シートに
接着して、スイッチ部材34を介してベース部材31に
固定され、可動部37eの駆動突起37dがスイッチ部
材34の接点電極の形成位置で上部シートの上面と対向
した状態となっている。
【0007】案内支持部材38は、合成樹脂材料を成形
してなる第1,第2のリンク部材39,42から構成さ
れており、図12に示すように、第1のリンク部材39
は、互いに平行な一対の腕部40と、この一対の腕部4
0を一体に連結する連結部41とから略U字状に形成さ
れ、各腕部40の両端部には各々係止ピン40a及び係
止突起40bが外側に突出して設けられているととも
に、各腕部40の中間部には軸孔40cが対向して形成
されている。
【0008】また、第2のリンク部材42は、円形の孔
43aを有する基部43と、この基部43の一端部に連
設された互いに平行な一対の腕部44とを備え、各腕部
44の先端部には係止突起44aが内側に突出して設け
られており、また、基部43の他端部には一対の係止ピ
ン43bが外側に突出して設けられているとともに、基
部43の両側部には軸43cが外側に突出して設けられ
ている。
【0009】そして、これら第1,第2のリンク部材3
9,42は、第1のリンク部材39の一対の腕部40の
内側に第2のリンク部材42の基部43を位置させて、
一対の腕部40の軸孔40cに基部43の軸43cを嵌
入することにより側面視X字状に交叉して配設され、軸
43cと軸孔40cとよりなる交叉部45で相互に回動
可能となっており、第2のリンク部材42の孔43aに
駆動部材37の環状突起37cが挿通された状態で、第
1のリンク部材39の係止ピン40aがベース部材31
の係止孔33cに回動可能に係止され、第2のリンク部
材42の係止突起44aがベース部材31の係止孔32
cに摺動可能に係止されている。
【0010】キートップ46は、その上面にアルファベ
ット等の文字(不図示)が印刷により形成され、図12
に示すように、キートップ46の下面からは、係止部と
しての回動係止部47及び摺動係止部48が下方に向け
て突設されており、回動係止部47には係止孔47aが
穿設され、また、摺動係止部48には係止孔48aが形
成されている。そして、このキートップ46は、その下
面に駆動部材37の環状突起37cが当接した状態で、
係止孔48aに第1のリンク部材39係止突起40bが
摺動可能に係止され、係止孔47aに第2のリンク部材
42の係止ピン43bが回動可能に係止されている。こ
れにより、第1のリンク部材39がキートップ46の摺
動係止部48とベース部材31の回動係止部33とを対
応させ、第2のリンク部材42がキートップ46の回動
係止部47とベース部材31の摺動係止部32とを対応
させている(尚、図12ではキートップ46を2点鎖線
で示した)。
【0011】次に、このように構成されたスイッチ装置
の組立方法を説明すると、先ず、第1のリンク部材39
の一対の腕部40を外側に若干押し広げた状態で、第2
のリンク部材42の軸43cを第1のリンク部材39の
軸孔40cに嵌入し、第1のリンク部材39と第2のリ
ンク部材42とを組み合わせる。次に、ベース部材31
の回動係止部33及び摺動係止部32にスイッチ部材3
4の孔35,36を各々対応させて、ベース部材31の
上面にスイッチ部材34を載置しこれを接着等の適宜手
段により固定する。次いで、駆動部材37の環状底部3
7aに接着剤を塗布し、可動部37eの駆動突起37d
をスイッチ部材34の接点電極に対応させた状態で、駆
動部材37をスイッチ部材34の上部シートの上面に接
着する。
【0012】次に、第2のリンク部材42の孔43aに
駆動部材37の環状突起37cを挿通させた状態で、第
2のリンク部材42の一対の腕部44を若干外側に押し
広げながら、その係止突起44aをベース部材31の摺
動係止部32の係止孔32cに挿通させて、第2のリン
ク部材42をベース部材31の摺動係止部32に連結係
止し、次いで、第1のリンク部材39の一対の腕部40
一端側を若干内側に撓ませながら、その係止ピン40a
をベース部材31の回動係止部33の係止孔33cに挿
通させて、第1のリンク部材39をベース部材31の回
動係止部33に連結係止する。しかる後、キートップ4
6の回動係止部47及び摺動係止部48を各々第2のリ
ンク部材42の係止ピン43bと第1のリンク部材39
の係止突起40bに対応させて、上方からキートップ4
6を押し込むと、回動係止部47及び摺動係止部48の
各係止孔47a,48aに係止ピン43b及び係止突起
40bが嵌入されて、回動係止部47に第2のリンク部
材42が連結係止され、摺動係止部48に第1のリンク
部材39が連結係止される。
【0013】このようにして従来のスイッチ装置の組立
は完了するが、組立後においては、駆動部材37の環状
突起37cがキートップ46の下面に当接し、案内支持
部材38と協力してキートップ46をベース部材31か
ら離間した上昇位置に支持しており、駆動部材37の駆
動突起37dがスイッチ部材34の接点電極の形成位置
で上部シートの上面と対向した状態となっている。
【0014】上述の如く構成・組み立てられたスイッチ
装置は、操作者がキートップ46の上面を押圧すると、
キートップ46が降下するのに伴って第1のリンク部材
39の係止突起40bは摺動係止部48の係止孔48a
内を矢印A方向に摺動し、第2のリンク部材42の係止
ピン43bが回動係止部47の係止孔47a内で回動す
るとともに、これと同時に、第1のリンク部材39の係
止ピン40aが回動係止部33の係止孔33c内で回動
し、第2のリンク部材42の係止突起44aが摺動係止
部32の係止孔32c内を矢印A方向に摺動する。
【0015】これにより第1,第2のリンク部材39,
42が交叉部45を支点として回動しつつ倒れ込み、キ
ートップ46が第1,第2のリンク部材39,42に支
持された状態で案内されて交叉部45と共に降下する。
すると、駆動部材37の環状突起37cがキートップ4
6によって下方に押し込まれて可動部37eが降下し、
この降下が可動部37eの往復動作のうちの往動作とな
り、可動部37eの降下の過程で、支持部37bが座曲
してクリック感が生起される。そして、クリック感が生
起された直後に、図13に示すように、キートップ46
がベース部材31に近接した降下位置に位置し、駆動突
起37dがスイッチ部材34の上部シートを押圧してこ
れを撓ませるので、上部シートの接点電極が下部シート
の接点電極に接触し、これら接点電極が導通されたスイ
ッチオン状態となる。
【0016】また、この状態でキートップ46の上面に
対する押圧操作力を解除すると、駆動部材37の支持部
37bは自らの弾性で元のドーム状に戻るので、環状突
起37cと駆動突起37dとが共に上昇し、この上昇が
可動部37eの往復動作のうちの復動作となる。そし
て、上昇する環状突起37cにキートップ46が押し上
げられて、第1のリンク部材39の係止突起40bが摺
動係止部48の係止孔48a内を矢印B方向に摺動し、
第2のリンク部材42の係止ピン43bが回動係止部4
7の係止孔47a内で回動するとともに、これと同時
に、第1のリンク部材39の係止ピン40aが回動係止
部33の係止孔33c内で回動し、第2のリンク部材4
2の係止突起44aが摺動係止部32の係止孔32c内
を矢印B方向に摺動する。
【0017】これにより、第1,第2のリンク部材3
9,42が交叉部45を支点として回動しつつ起き上が
り、キートップ46が第1,第2のリンク部材39,4
2に支持された状態で案内されて交叉部45と共に上昇
し元の上昇位置に復帰する。そして、可動部37eの上
昇(復動)に伴い可動部37eの駆動突起37dによる
スイッチ部材34の上部シートの撓みが自身の可撓性に
よって解消され、よって上部シートの接点電極が下部シ
ートの接点電極から離間し、これら接点電極間の導通が
解除されたスイッチオフ状態となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のスイッチ装置にあっては、駆動部材37は、環
状底部37aに接着剤を塗布し、これをスイッチ部材3
4の上部シートの上面に接着することにより、スイッチ
部材34を介してベース部材31に固定されるため、接
着剤の塗布・乾燥に手数を要することから、作業性が悪
く又接着剤の取扱いが面倒であるという欠点を有してい
る。
【0019】また、スイッチ部材34の上部シート上に
おける駆動部材37の接着位置がずれると、可動部37
eの駆動突起37dによる上部シートの押圧位置にずれ
が生じ、接点電極(可動接点及び固定接点)の形成位置
に対応する上部シートの上面を駆動突起37dが押圧で
きず、可動部37eの往復動作によりスイッチ部材34
がスイッチング動作できなくなることから、駆動部材3
7の位置決め作業が極めて煩雑なものとなり、組立工数
の増大によるコストアップの問題を有していた。
【0020】本発明は上述した従来技術の事情に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、駆動部材を
ベース部材に迅速に固定でき、スイッチ部材に対する駆
動部材の取付位置を容易に決定できるスイッチ装置を提
供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスイッチ装置は、往復動可能な可動部とこ
の可動部を支持する支持部とを有する駆動部材と、前記
可動部の往復動作によりスイッチング動作を行うスイッ
チ部材と、このスイッチ部材が固定されるベース部材と
を備え、このベース部材に金属製の平板からなるホルダ
部材を取り付け、このホルダ部材と前記ベース部材とで
前記支持部を挟持して、前記駆動部材を前記ベース部材
に固定したことを最も主要な特徴としている。
【0022】また、上記構成において、前記ホルダ部材
に孔部を形成し、この孔部の周縁部を押さえ部とし、前
記孔部から前記可動部を突出させて、前記押さえ部と前
記前記ベース部材とで前記支持部を挟持して、前記駆動
部材を前記ベース部材に固定した。
【0023】また、上記構成において、前記押さえ部
は、前記孔部の中心方向に向かうに従い前記可動部側に
漸次突出して、前記ホルダ部材の平板面に対して傾斜す
るように形成され、少なくとも前記孔部を挟んで対向す
る2点で前記支持部に当接する構成とした。
【0024】また、上記構成において、前記支持部を弾
性変形するドーム状に形成し、前記支持部の頂部に前記
可動部を設けて前記駆動部材を構成し、前記駆動部材
は、前記支持部の端部が全周にわたって前記押さえ部と
前記前記ベース部材とで挟持されて、前記ベース部材に
固定されている構成とした。
【0025】また、上記構成において、前記スイッチ部
材は、スペーサを介して所定の間隔をもって対向配置さ
れた一対のシートと、この一対のシートの一方の対向面
に設けられた可動接点と、前記一対のシートの他方の対
向面に設けられた固定接点とを備えたメンブレンスイッ
チで構成され、前記一対のシートの一方が前記駆動部に
押圧されて、前記可動接点が前記固定接点と接離するこ
とによりスイッチング動作を行う構成とした。
【0026】また、上記構成において、下面に係止部が
形成されたキートップを備え、前記ベース部材に前記キ
ートップの係止部に対応する係止部を形成し、前記スイ
ッチ部材上に前記ホルダ部材が位置して前記ホルダ部材
と前記スイッチ部材との対向部分に各々孔が穿設され、
この各孔に前記ベース部材の係止部を挿通することによ
り、前記スイッチ部材が前記駆動部に対して位置決めさ
れた状態で前記ベース部材上に載置されているととも
に、前記キートップと前記ホルダ部材との間には、前記
前記キートップ及びベース部材の各係止部に連結係止さ
れ、前記ベース部材から離間した上昇位置と前記ベース
部材に近接した降下位置との間で前記キートップを案内
支持する案内支持部材を配設し、前記キートップの昇降
に連動して前記駆動部が往復動することにより、前記ス
イッチ部材がスイッチング動作を行う構成とした。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のキースイッチ装置
の一実施形態としてキーボードのキースイッチに適用し
た場合を例にして図1乃至図10に基づいて説明する。
【0028】このスイッチ装置は、金属製の平板からな
るベース部材1と、このベース部材1に取り付けられた
ホルダ部材10と、ベース部材1とホルダ部材10との
間に介設されたスイッチ部材4と、ベース部材1に固定
された駆動部材15とから構成され、ABS樹脂等の合
成樹脂から成形加工されたキートップ24と、ホルダ部
材10から離間した上昇位置とホルダ部材10に近接し
た降下位置との間でキートップ24を案内支持する案内
支持部材16とが付設されてなっている。
【0029】ベース部材1は、図2に示すように、平行
に対向して延びる長孔状の一対のスリット2a,2bが
穿設されており、この一対のスリット2a,2b間の平
板部分を下方から上方に突出させることにより、係止孔
2cを有する係止部としての摺動係止部2が形成されて
いる。また、ベース部材1には、上記一対のスリット2
a,2bの長手方向に離間した位置にこれと平行な一対
のスリット3a,3bが2組間隔を置いて穿設され、各
組毎に一対のスリット3a,3b間の平板部分を下方か
ら上方に突出させることにより、係止孔3cを有する係
止部としての回動係止部3が形成されている。
【0030】スイッチ部材4はメンブレンスイッチで構
成され、図5に示すように、一対のシートとしての上部
シート5及び下部シート6の間にフィルム状のスペーサ
7を介設し、スペーサ7を介して上部シート5の下面と
下部シート6の上面とが所定の間隔をもって対向配置さ
れており、これら対向面には各々可動接点5aと固定接
点6aとが接離可能に対向して形成されている。そし
て、このスイッチ部材4は、図4に示すように、ベース
部材1の摺動係止部2に対応する位置に穿設された孔8
と、これと同様にベース部材1の回動係止部3に対応す
る位置に形成された2つの孔9とを有し、各孔8,9に
ベース部材1の摺動係止部2及び回動係止部3を挿通さ
せ、接着等の適宜手段によりベース部材1の上面に固定
されている。
【0031】ホルダ部材10は、ステンレス等の金属製
の平板からなり、図4に示すように、ベース部材1の摺
動係止部2に対応する位置に孔11が穿設されていると
ともに、この孔11と距離を置いてベース部材1の回動
係止部3に対応する位置に2つの孔12が穿設されてい
る。また、ホルダ部材10には、図7に示すように、孔
11と2つの孔12とで囲まれた領域内に孔部13がプ
レス加工によって形成されており、孔部13の周縁部
は、絞り加工が施され孔部13の中心方向に向かうに従
い上方に漸次突出して、ホルダ部材10の平板面10a
に対して傾斜するように形成されて押さえ部14となっ
ている。そして、このホルダ部材10は、孔11,12
に摺動係止部2と回動係止部3とを各々挿通させてスイ
ッチ部材4の上部シート5上に重ね合わされ、カシメや
接着等の適宜手段によりベース部材1に取り付けられて
いる。
【0032】駆動部材15は、ゴム材料によって、図
1,図6に示すように、下端部に環状底部15aを有す
るドーム状の支持部15bと、この支持部15bの頂部
の上面に立設された環状突起15cと、支持部15bの
頂部の下面に突設された駆動突起15dとを一体に形成
してなるもので、環状突起15cと駆動突起15dとで
可動部15eが構成され、この可動部15eを支持部1
5bが往復動可能に支持している。そして、この駆動部
材15は、ホルダ部材10の孔部13から可動部15e
の環状突起15cを突出させて、環状底部15aを全周
にわたって押さえ部14が押さえ付け、押さえ部14と
ベース部材1とで環状底部15aが挟持されてベース部
材1に固定されており、環状底部15aがスイッチ部材
4の上部シート5の上面に圧接されて、駆動突起15d
がスイッチ部材4の可動接点5a及び固定接点6aの形
成位置で上部シート5と対向した状態となっている。
【0033】案内支持部材16は、合成樹脂材料を成形
してなる第1,第2のリンク部材17,20から構成さ
れており、図2に示すように、第1のリンク部材17
は、互いに平行な一対の腕部18と、この一対の腕部1
8を一体に連結する連結部19とから略U字状に形成さ
れ、各腕部18の両端部には各々係止ピン18a及び係
止突起18bが外側に突出して設けられているととも
に、各腕部の中間部には軸孔18cが対向して形成され
ている。
【0034】また、第2のリンク部材20は、円形の孔
21aを有する基部21と、この基部21の一端部に連
設された互いに平行な一対の腕部22とを備え、各腕部
22の先端部には係止突起22aが内側に突出して設け
られており、また、基部21の他端部には一対の係止ピ
ン21bが外側に突出して設けられているとともに、基
部21の両側部には軸21cが外側に突出して設けられ
ている。
【0035】そして、これら第1,第2のリンク部材1
7,20は、第1のリンク部材17の一対の腕部18の
内側に第2のリンク部材20の基部21を位置させて、
一対の腕部18の軸孔18cに基部21の軸21cを嵌
入することにより側面視X字状に交叉して配設され、軸
21cと軸孔18cとよりなる交叉部23で相互に回動
可能となっており、第2のリンク部材20の孔21aに
駆動部材15の環状突起15cが挿通された状態で、第
1のリンク部材17の係止ピン18aがベース部材1の
係止孔3cに回動可能に係止され、第2のリンク部材2
0の係止突起22aがベース部材1の係止孔2cに摺動
可能に係止されて、ホルダ部材10の平板面10a上に
載置されている。
【0036】キートップ24は、その上面にアルファベ
ット等の文字(不図示)が印刷により形成され、図1,
図2にに示すように、キートップ24の下面からは、係
止部としての回動係止部25及び摺動係止部26が下方
に向けて突設されており、回動係止部25には係止孔2
5aが穿設され、また、摺動係止部26には係止孔26
aが形成されている。そして、このキートップ24は、
その下面に駆動部材15の環状突起15cが当接した状
態で、係止孔26aに第1のリンク部材17の係止突起
18bが摺動可能に係止され、係止孔25aに第2のリ
ンク部材20の係止ピン21bが回動可能に係止されて
いる。これにより、第1のリンク部材17がキートップ
24の摺動係止部26とベース部材1の回動係止部3と
を対応させ、第2のリンク部材20がキートップ24の
回動係止部25とベース部材1の摺動係止部2とを対応
させている(尚、図2ではキートップ24を2点鎖線で
示した)。
【0037】次に、このように構成されたスイッチ装置
の組立方法を説明すると、先ず、第1のリンク部材17
の一対の腕部18を外側に若干押し広げた状態で、第2
のリンク部材20の軸21cを第1のリンク部材17の
軸孔18cに嵌入し、第1のリンク部材17と第2のリ
ンク部材20とを組み合わせる。次に、図8Aに示すよ
うに、ホルダ部材10を天地を逆にして所要の治具に固
定し、次いで、図8Bに示すように、駆動部材15を環
状突起15c側からホルダ部材10の孔部13に嵌入す
る。次に、スイッチ部材4の各孔8,9にベース部材1
の摺動係止部2及び回動係止部3を挿通させ、スイッチ
部材4を接着等の適宜手段によりベース部材1の上面に
固定し、この状態で、図8Cに示すように、ベース部材
1の天地を逆転させて、ホルダ部材10の孔11,12
にベース部材1の摺動係止部2及び回動係止部3を各々
挿通し、ベース部材1をホルダ部材10に重ね合わせカ
シメや接着等の適宜手段によりホルダ部材10をベース
部材1に取り付けることにより、これらホルダ部材1
0、駆動部材15、スイッチ部材4及びベース部材1を
一体化する。
【0038】次に、これを上記治具から取り外して天地
を戻し、第2のリンク部材20の孔21aに駆動部材1
5の環状突起15cを挿通させた状態で、第2のリンク
部材20の一対の腕部22を若干外側に押し広げなが
ら、その係止突起22aをベース部材1の摺動係止部2
の係止孔2cに挿通させて、第2のリンク部材20をベ
ース部材1の摺動係止部2に連結係止し、次いで、第1
のリンク部材17の一対の腕部18一端側を若干内側に
撓ませながら、その係止ピン18aをベース部材1の回
動係止部3の係止孔3cに挿通させて、第1のリンク部
材17をベース部材1の回動係止部3に連結係止する。
しかる後、キートップ24の回動係止部25及び摺動係
止部26を各々第2のリンク部材20の係止ピン21b
と第1のリンク部材17の係止突起18bに対応させ
て、上方からキートップ24を押し込むと、回動係止部
25及び摺動係止部26の各係止孔25a,26aに係
止ピン21b及び係止突起18bが嵌入されて、回動係
止部24に第2のリンク部材20が連結係止され、摺動
係止部26に第1のリンク部材17が連結係止される。
【0039】このようにして従来のスイッチ装置の組立
は完了するが、組立後においては、スイッチ部材4上に
ホルダ部材10が位置して、ホルダ部材10の孔部13
から突出した駆動部材15の環境突起15cがキートッ
プ24の下面に当接し、案内支持部材16と協力してキ
ートップ24をホルダ部材10から離間した上昇位置に
支持しており、押さえ部14は、孔部13の中心方向に
向かうに従い可動部15e側に漸次突出して、ホルダ部
材10の平板面10aに対して傾斜するように形成され
ている。そして、スイッチ部材4の上部シート5上にお
ける駆動部材15の取付位置は、ホルダ部材10の孔1
1,12に摺動係止部2及び回動係止部3が挿通される
ことにより決まるため、駆動部材15の駆動突起15d
が位置ずれすることなくスイッチ部材4の可動接点5a
及び固定接点6aの形成位置で上部シート5の上面と対
向し位置決めされた状態となっている。
【0040】上述の如く構成・組み立てられたスイッチ
装置は、操作者がキートップ24の上面を押圧すると、
キートップ24が降下するのに伴って第1のリンク部材
17の係止突起18bは摺動係止部26の係止孔26a
内を矢印A方向に摺動し、第2のリンク部材20の係止
ピン21bが回動係止部25の係止孔25a内で回動す
るとともに、これと同時に、第1のリンク部材17の係
止ピン18aが回動係止部3の係止孔3c内で回動し、
第2のリンク部材20の係止突起22aが摺動係止部2
の係止孔2c内を矢印A方向に摺動する。
【0041】これにより第1,第2のリンク部材17,
20が交叉部23を支点として回動しつつ倒れ込み、キ
ートップ24が第1,第2のリンク部材17,20に支
持された状態で案内されて交叉部23と共に降下する。
すると、駆動部材15の環状突起15cがキートップ2
4によって下方に押し込まれて可動部15eが降下し、
この降下が可動部15eの往復動作のうちの往動作とな
り、可動部15eの降下の過程で、支持部15bが座曲
してクリック感が生起される。そして、クリック感が生
起された直後に、図9に示すように、キートップ24○
がベース部材1に近接した降下位置に位置し、駆動突起
15dがスイッチ部材4の上部シート5を押圧してこれ
を撓ませるので、上部シート5の可動接点5aが下部シ
ート6の固定接点6aに接触し、これら接点電極が導通
されたスイッチオン状態となる。
【0042】また、この状態でキートップ24の上面に
対する押圧操作力を解除すると、駆動部材15の支持部
15bは自らの弾性で元のドーム状に戻るので、環状突
起15cと駆動突起15dとが共に上昇し、この上昇が
可動部15eの往復動作のうちの復動作となる。そし
て、上昇する環状突起15cにキートップ24が押し上
げられて、第1のリンク部材17の係止突起18bが摺
動係止部26の係止孔26a内を矢印B方向に摺動し、
第2のリンク部材20の係止ピン21bが回動係止部2
5内で回動するとともに、これと同時に、第1のリンク
部材17の係止ピン18aが回動係止部3の係止孔3c
内で回動し、第2のリンク部材20の係止突起22aが
摺動係止部2の係止孔2c内を矢印B方向に摺動する。
【0043】これにより、第1,第2のリンク部材1
7,20が交叉部23を支点として回動しつつ起き上が
り、キートップ24が第1,第2のリンク部材17,2
0に支持された状態で案内されて交叉部23と共に上昇
し元の上昇位置に復帰する。そして、可動部15eの上
昇(復動)に伴い可動部15eの駆動突起15dによる
スイッチ部材4の上部シート5の撓みが自身の可撓性に
よって解消され、よって上部シート5の可動接点5aが
下部シート6の固定接点6aから離間し、これら可動接
点5aと固定接点6aとの間の導通が解除されたスイッ
チオフ状態となる。
【0044】尚、この実施形態では、ベース部材1に駆
動部材15を固定するに当たり、環状底部15aを全周
にわたって押さえ部14とベース部材1とで挟持する構
成で説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、図10に示すように、押さえ部14が、少なくとも
孔部13を挟んで対向する点P及び点Qの2点で支持部
15の環状底部15aに当接するようにすれば、環状底
部15aをベース部材1に押付ける力は、押さえ部14
が環状底部15aと当接して環状底部15aに作用する
力Fの鉛直方向への分力F1,F2の和となり、ホルダ
部材10の平板面10aに対する押さえ部14の傾斜角
度を調節することによって、力F及び分力F1,F2を
所望の大きさに簡単に設定できるので、駆動部材15を
バランスよく且つスイッチ部材4に過剰な負荷を与える
ことなくベース部材1に固定することができる。
【0045】また、ホルダ部材10は金属製の平板から
なるため、熱伝導性及び耐熱性に優れ、スイッチ部材4
のスイッチング動作による発熱を速やかに放熱でき、こ
の発熱により上部シート5、下部シート6及びスペーサ
7に歪みが生じることを防止できることから、スイッチ
部材4を常に安定的にスイッチング動作せることができ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0047】往復動可能な可動部とこの可動部を支持す
る支持部とを有する駆動部材と、前記可動部の往復動作
によりスイッチング動作を行うスイッチ部材と、このス
イッチ部材が固定されるベース部材とを備え、このベー
ス部材に金属製の平板からなるホルダ部材を取り付け、
このホルダ部材と前記ベース部材とで前記支持部を挟持
して、前記駆動部材を前記ベース部材に固定したので、
前記駆動部材の固定に接着剤を使用しないことから、そ
の塗布や乾燥等の手数を省略でき、前記駆動部材を前記
ベース部材に迅速に固定できる。
【0048】また、前記ホルダ部材に孔部を形成し、こ
の孔部の周縁部を押さえ部とし、前記孔部から前記可動
部を突出させて、前記押さえ部と前記前記ベース部材と
で前記支持部を挟持して、前記駆動部材を前記ベース部
材に固定したので、前記孔部を形成する工程は、前記ホ
ルダ部材を母材の金属板からプレス抜きする工程に連続
してプレス加工により簡単に形成でき、前記孔部の形成
に関するコストを低減できる。
【0049】また、前記押さえ部は、前記孔部の中心方
向に向かうに従い前記可動部側に漸次突出して、前記ホ
ルダ部材の平板面に対して傾斜するように形成され、少
なくとも前記孔部を挟んで対向する2点で前記支持部に
当接するので、前記ホルダ部材の平板面に対する前記押
さえ部の傾斜角度を調節することによって、前記支持部
を前記ベース部材に押付ける力を所望の大きさに簡単に
設定でき、前記駆動部材をバランスよく確実に前記ベー
ス部材に固定することができる。
【0050】前記支持部を弾性変形するドーム状に形成
し、前記支持部の頂部に前記可動部を設けて前記駆動部
材を構成し、前記駆動部材は、前記支持部の端部が全周
にわたって前記押さえ部と前記前記ベース部材とで挟持
されて、前記ベース部材に固定されているので、前記駆
動部材をより確実に前記ベース部材に固定することがで
きる。
【0051】また、前記スイッチ部材は、スペーサを介
して所定の間隔をもって対向配置された一対のシート
と、この一対のシートの一方の対向面に設けられた可動
接点と、前記一対のシートの他方の対向面に設けられた
固定接点とを備えたメンブレンスイッチで構成され、前
記一対のシートの一方が前記駆動部に押圧されて、前記
可動接点が前記固定接点と接離することによりスイッチ
ング動作を行うので、前記スイッチ部材が薄型になるこ
とから、スイッチ装置の薄型化を図ることができる。
【0052】さらに、下面に係止部が形成されたキート
ップを備え、前記ベース部材に前記キートップの係止部
に対応する係止部を形成し、前記スイッチ部材上に前記
ホルダ部材が位置して前記ホルダ部材と前記スイッチ部
材との対向部分に各々孔が穿設され、この各孔に前記ベ
ース部材の係止部を挿通することにより、前記スイッチ
部材が前記駆動部に対して位置決めされた状態で前記ベ
ース部材上に載置されているとともに、前記キートップ
と前記ホルダ部材との間には、前記前記キートップ及び
ベース部材の各係止部に連結係止され、前記ベース部材
から離間した上昇位置と前記ベース部材に近接した降下
位置との間で前記キートップを案内支持する案内支持部
材を配設し、前記キートップの昇降に連動して前記駆動
部が往復動することにより、前記スイッチ部材がスイッ
チング動作を行うので、前記スイッチ部材上における前
記駆動部材の取付位置は、前記ホルダ部材の前記孔に前
記ベース部材の前記係止部が挿通されることにより決ま
るため、前記スイッチ部材に対する前記駆動部材の取付
位置を容易に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置のスイッチオフ時の断面
図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の駆動部材部分の要部拡大斜視図。
【図4】図1のベース部材の摺動係止部部分の要部拡大
斜視図。
【図5】本発明のスイッチ装置に係るスイッチ部材の断
面図。
【図6】本発明のスイッチ装置に係る駆動部材の斜視
図。
【図7】本発明のスイッチ装置に係るホルダ部材の押さ
え部の要部拡大斜視図。
【図8】本発明のスイッチ装置の組立方法を示す説明
図。
【図9】本発明のスイッチ装置のスイッチオン時の断面
【図10】本発明のスイッチ装置に係る駆動部材に働く
力関係を示す説明図。
【図11】従来のスイッチ装置のスイッチオフ時の断面
図。
【図12】図11の平面図。
【図13】従来のスイッチ装置のスイッチオン時の断面
図。
【符号の説明】
1 ベース部材 2 摺動係止部 2a スリット 2b スリット 2c 係止孔 3 回動係止部 3a スリット 3b スリット 3c 係止孔 4 スイッチ部材 5 上部シート 5a 可動接点 6 下部シート 6a 固定接点 7 スペーサ 8 孔 9 孔 10 ホルダ部材 10a 平板面 11 孔 12 孔 13 孔部 14 押さえ部 15 駆動部材 15a 環状底部 15b 支持部 15c 環状突起 15d 駆動突起 15e 可動部 16 案内支持部材 17 第1のリンク部材 18 一対の腕部 18a 係止ピン 18b 係止突起 18c 軸孔 19 連結部 20 第2のリンク部材 21 基部 21a 孔 21b 係止ピン 21c 軸 22 一対の腕部 22a 係止突起 23 交叉部 24 キートップ 25 回動係止部 25a 係止孔 26 摺動係止部 26a 係止孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動可能な可動部とこの可動部を支持
    する支持部とを有する駆動部材と、前記可動部の往復動
    作によりスイッチング動作を行うスイッチ部材と、この
    スイッチ部材が固定されるベース部材とを備え、このベ
    ース部材に金属製の平板からなるホルダ部材を取り付
    け、このホルダ部材と前記ベース部材とで前記支持部を
    挟持して、前記駆動部材を前記ベース部材に固定したこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ部材に孔部を形成し、この孔
    部の周縁部を押さえ部とし、前記孔部から前記可動部を
    突出させて、前記押さえ部と前記前記ベース部材とで前
    記支持部を挟持して、前記駆動部材を前記ベース部材に
    固定したことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記押さえ部は、前記孔部の中心方向に
    向かうに従い前記可動部側に漸次突出して、前記ホルダ
    部材の平板面に対して傾斜するように形成され、少なく
    とも前記孔部を挟んで対向する2点で前記支持部に当接
    することを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部を弾性変形するドーム状に形
    成し、前記支持部の頂部に前記可動部を設けて前記駆動
    部材を構成し、前記駆動部材は、前記支持部の端部が全
    周にわたって前記押さえ部と前記前記ベース部材とで挟
    持されて、前記ベース部材に固定されていることを特徴
    とする請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ部材は、スペーサを介して
    所定の間隔をもって対向配置された一対のシートと、こ
    の一対のシートの一方の対向面に設けられた可動接点
    と、前記一対のシートの他方の対向面に設けられた固定
    接点とを備えたメンブレンスイッチで構成され、前記一
    対のシートの一方が前記駆動部に押圧されて、前記可動
    接点が前記固定接点と接離することによりスイッチング
    動作を行うことを特徴とする請求項4に記載のスイッチ
    装置。
  6. 【請求項6】 下面に係止部が形成されたキートップを
    備え、前記ベース部材に前記キートップの係止部に対応
    する係止部を形成し、前記スイッチ部材上に前記ホルダ
    部材が位置して前記ホルダ部材と前記スイッチ部材との
    対向部分に各々孔が穿設され、この各孔に前記ベース部
    材の係止部を挿通することにより、前記スイッチ部材が
    前記駆動部に対して位置決めされた状態で前記ベース部
    材上に載置されているとともに、前記キートップと前記
    ホルダ部材との間には、前記前記キートップ及びベース
    部材の各係止部に連結係止され、前記ベース部材から離
    間した上昇位置と前記ベース部材に近接した降下位置と
    の間で前記キートップを案内支持する案内支持部材を配
    設し、前記キートップの昇降に連動して前記駆動部が往
    復動することにより、前記スイッチ部材がスイッチング
    動作を行うことを特徴とする請求項5に記載のスイッチ
    装置。
JP11175179A 1999-06-22 1999-06-22 スイッチ装置 Withdrawn JP2001006481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11175179A JP2001006481A (ja) 1999-06-22 1999-06-22 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11175179A JP2001006481A (ja) 1999-06-22 1999-06-22 スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001006481A true JP2001006481A (ja) 2001-01-12

Family

ID=15991662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11175179A Withdrawn JP2001006481A (ja) 1999-06-22 1999-06-22 スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001006481A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1304916C (zh) * 2002-05-27 2007-03-14 达方电子股份有限公司 剪刀式连接构件、包括该构件的按键以及组装方法
JP2007173185A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Polymatech Co Ltd 照光式キーシート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1304916C (zh) * 2002-05-27 2007-03-14 达方电子股份有限公司 剪刀式连接构件、包括该构件的按键以及组装方法
JP2007173185A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Polymatech Co Ltd 照光式キーシート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5280147A (en) Keyswitch assembly with a key support limiting transverse, longitudinal and rotational movement of the key
US6011227A (en) Push button switch
JP2002298689A (ja) キースイッチ装置、キースイッチ装置を備えたキーボード及びキーボードを備えた電子機器
JPH06260053A (ja) キースイッチ
US20020020617A1 (en) Push button switch
JPH08171835A (ja) キースイッチ
US6268578B1 (en) Key switch used in a keyboard
JP2000348562A (ja) キースイッチ装置
US6833522B1 (en) Key switch device and method for manufacturing the same
US6236003B1 (en) Keyboard assembly superior in assemblability
JPH05298000A (ja) キ−ボ−ド装置
JP2001006481A (ja) スイッチ装置
GB2178237A (en) Push button switch
US6864449B2 (en) Keyswitch having bending links
US20040200710A1 (en) Key switch device and portable electronic device having the same
JP3593720B2 (ja) キースイッチ装置
JPH11194886A (ja) 十字型キースイッチ
JPH11152U (ja) キ―スイッチ
JP4272025B2 (ja) 入力装置
JP3112410B2 (ja) ラバーコンタクトスイッチ
JPH0443937Y2 (ja)
JPH07296673A (ja) キーボードスイッチ
JP3392836B2 (ja) キースイッチ装置
JP3318281B2 (ja) キースイッチ
JP2003115233A (ja) キースイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050902