JP2001006455A - セラミックス複合超電導線 - Google Patents

セラミックス複合超電導線

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JP2001006455A
JP2001006455A JP11178403A JP17840399A JP2001006455A JP 2001006455 A JP2001006455 A JP 2001006455A JP 11178403 A JP11178403 A JP 11178403A JP 17840399 A JP17840399 A JP 17840399A JP 2001006455 A JP2001006455 A JP 2001006455A
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superconductor
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wire
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Masahiro Sugimoto
昌弘 杉本
Akira Takagi
亮 高木
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臨界電流が大きく、交流損失の小さいセラミ
ックス複合超電導線を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数のセラミックス超電導体と、1つ以
上のセラミックス非超電導体と、常電導金属体とを複合
化してなるセラミックス複合超電導線であって、長手方
向に垂直な断面において、セラミックス非超電導体の少
なくとも一つが、セラミックス超電導体の少なくとも2
つの間に介在し、かつセラミックス非超電導体がセラミ
ックス超電導体の全周を囲んでいないことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨界電流が大き
く、交流損失が小さいセラミックス複合超電導線に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビスマス系酸化物超電導体などのセラミ
ックス超電導体の前駆体を、常電導金属中に複数本埋設
した後、熱処理を施すことによって作成された複合超電
導線において、超電導体間が幾何学的及び/または電磁
気的に結合し、交流損失が増大する場合がある。このよ
うな複合超電導線の交流損失を低減させる方法として
は、超電導フィラメント径を小さくしたり、埋設する常
電導金属の比抵抗を大きくしたりすることのほかに、超
電導フィラメントにかけるツイストのピッチを小さくす
る方法がある。
【0003】しかしながら、ツイストピッチを小さくし
過ぎると、超電導フィラメントが損傷し、輸送臨界電流
密度が低下するので、ツイストピッチは線材の等価線径
の5倍程度が限界である。
【0004】一方、比抵抗が高く、酸素透過性に優れた
常電導金属は、金などの貴金属を銀に添加することによ
って容易に得られるが、コストが非常に高くなり、実用
超電導線材としては適当ではない。
【0005】近年、セラミックス超電導多芯線におい
て、セラミックス非超電導体で覆われた超電導フィラメ
ントを銀等の常電導金属中に埋設し、これにツイスト加
工を施すことによって超電導フィラメント間の結合損失
を低減する試みが行われている。
【0006】この方法は、セラミックス非超電導体が超
電導フィラメント間の結合電流を抑制する抵抗バリア材
として機能するだけでなく、セラミックス超電導結晶粒
の成長による幾何学的フィラメント接触(ブリッジン
グ)を防止し、その結果、フィラメント群の等価横抵抗
が増大し、フィラメント間の電磁気的結合を抑制する臨
界ツイストピッチを長くできるという利点があるとされ
ている。
【0007】しかしながら、この方法によると、セラミ
ックス超電導体フィラメントの加工性が悪いため、フィ
ラメント形状の不均一性を生じ、その結果、等価的なフ
ィラメント径の増大を引き起こし、ヒステリシス損失が
増大する可能性がある。さらに、セラミックス非超電導
体によってセラミックス超電導前駆体が覆われているた
めに、熱処理条件の最適化が困難であり、低い輸送臨界
電流値に留まる危険性が高い。
【0008】本発明は、このような事情の下になされ、
臨界電流が大きく、交流損失の小さいセラミックス複合
超電導線を提供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、交流損失の小さいセ
ラミックス複合超電導線を低コストで製造する方法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、鋭意、研究を重ねた結果、複数のセ
ラミックス超電導体と、セラミックス非超電導体と、常
電導金属体とを複合化するに際し、従来のセラミックス
複合超電導線のように、セラミックス非超電導体が、セ
ラミックス超電導体の全周を覆うことが無いような構造
を考案した。
【0011】すなわち、本発明は、複数のセラミックス
超電導体と、1つ以上のセラミックス非超電導体と、常
電導金属体とを複合化してなるセラミックス複合超電導
線であって、長手方向に垂直な断面において、前記セラ
ミックス非超電導体の少なくとも一つが、前記セラミッ
クス超電導体の少なくとも2つの間に介在し、かつ前記
セラミックス非超電導体が前記セラミックス超電導体の
全周を囲んでいないことを特徴とするセラミックス複合
超電導線を提供する。
【0012】また、本発明は、複数のセラミックス超電
導体と、1個以上のセラミックス非超電導体とを常電導
金属体に埋設し、複合化してなるセラミックス複合超電
導線であって、長手方向に垂直な断面において、前記セ
ラミックス非超電導体の少なくとも一つが、前記セラミ
ックス超電導体の少なくとも2つの間に介在し、かつ前
記セラミックス超電導体と前記セラミックス非超電導体
が相似形であることを特徴とするセラミックス複合超電
導線を提供する。
【0013】更に、本発明は、セラミックス超電導体と
なる粉末を成形して複数本の棒状体を形成し、かつセラ
ミックス非超電導体となる粉体を成形して1本以上の棒
状体を形成する工程と、これらの棒状体を常電導金属中
に配置して、混在複合体とする工程と、この混在複合体
に伸線加工と、ツイスト加工と、圧延加工と、熱処理と
を施す線材化工程とを具備することを特徴とするセラミ
ックス複合超電導線の製造方法を提供する。
【0014】なお、本発明のセラミックス複合超電導線
において、セラミックス非超電導体の長手方向に垂直な
断面における軸長の和は、セラミックス超電導体の長手
方向に垂直な断面における軸長の和よりも小さいことが
望ましい。
【0015】本発明のセラミックス複合超電導線におい
て、複数のセラミックス超電導体と、1つ以上のセラミ
ックス非超電導体と、常電導金属体との複合化は、以下
に示すような様々な形態で行うことが出来る。
【0016】1.1つの幅の広いセラミックス非超電導
体の周囲に複数のセラミックス超電導体を配置し、常電
導金属体内に埋め込んだ構造。
【0017】2.複数のセラミックス非超電導体と、複
数のセラミックス超電導体とを交互に、千鳥状に配置
し、常電導金属体内に埋め込んだ構造。
【0018】3.複数のセラミックス非超電導体の周囲
に複数のセラミックス超電導体を配置し、常電導金属体
内に埋め込んだ構造。
【0019】4.常電導金属体層上にセラミックス非超
電導体層を積層し、その表面に複数の帯状のセラミック
ス超電導体を、上面が露出するように配置した構造。
【0020】5.セラミックス非超電導体層の表面に、
複数の帯状のセラミックス超電導体を、上面が露出する
ように配置し、更にその上に常電導金属体層で覆った構
造。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】(実施例1)(Bi+Pb):Sr:C
a:Cu=2:2:2:3に調整されたセラミックス超
電導前駆体からなる圧縮粉体を、図1(a)に示すよう
な、外径10mmの棒状体1に成形した後、内径10.
5mm、外径15mmの銀管2に挿入し、図1(b)に
示すような複合体3を得た。この複合体3を伸線機によ
って加工し、図1(c)に示すように、対辺寸法2.0
mmの六角線材4を得た。
【0023】次いで、MgOからなるセラミックス非超
電導体からなる圧縮粉体を、図2(a)に示すような、
外径10mmの棒状体11に成形した後、内径10.5
mm、外径15mmの銀管12に挿入し、図1(b)に
示すように、複合体13を得た。
【0024】また、複合体13を伸線機と圧延機によっ
て加工し、図2(c)に示すように、幅10mm、厚さ
1mmのテープ線材14を得た。
【0025】次に、六角線材4を14本とテープ線材1
4を1本とを、図3に示すように、内径11mm、外径
15mmの銀管5に挿入して混在複合体とし、次いでこ
れを線径1.5mmまで伸線加工を施した。
【0026】その後、圧延加工、ツイスト加工、熱処理
を施し、図4に示すように、テープ幅3.3mm、テー
プ厚さ0.24mm、ツイストピッチ10mmのセラミ
ックス複合超電導線6を得た。
【0027】(実施例2)(Bi+Pb):Sr:C
a:Cu=2:2:2:3に調整されたセラミックス超
電導前駆体からなる圧縮粉体を、図5(a)に示すよう
な、外径10mmの棒状体21に成形した後、内径1
0.5mm、外径15mmの銀管22に挿入し、図5
(b)に示すように、複合体23を得た。また、MgO
からなるセラミックス非超電導体からなる圧縮粉体を、
図6(a)に示すような、外径10mmの棒状体31に
成形した後、内径10.5mm、外径15mmの銀管3
2に挿入し、図6(b)に示すように、複合体33を得
た。
【0028】複合体23および複合体33を伸線機によ
って加工し、図5(c)および図6(c)に示すよう
に、それぞれ対辺寸法2.0mmの六角線材24と六角
線材34を得た。
【0029】次に、六角線材24を10本と六角線材3
4を9本を、図7に示すように、内径11mm、外径1
5mmの銀管25に、互いに分散させた状態で挿入して
混在複合体とし、次いでこれを線径1.5mmまで伸線
加工を施した。
【0030】その後、圧延加工、ツイスト加工、熱処理
を施し、図8に示すように、テープ幅3.3mm、テー
プ厚さ0.24mm、ツイストピッチ10mmのセラミ
ックス複合超電導線26を得た。このセラミックス複合
超電導線26では、セラミックス超電導体27と非セラ
ミックス超電導体28とが交互に、即ちほぼ千鳥状に配
置され、常電導金属である銀管29中に埋め込まれてい
る。
【0031】(その他の実施例)図9,図10,および
図11に、本発明の他の実施例に係るセラミックス超電
導線を示す。
【0032】即ち、図9に示すセラミックス超電導線4
0は、セラミックス超電導体41が周辺部に配置され、
非セラミックス超電導体42,43が中央付近に配置さ
れた状態で常電導金属である銀44に埋め込まれた例で
ある。なお、非セラミックス超電導体42と43はそれ
ぞれ寸法は異なるが、図2(c)に示すテープ線材14
に対応する。
【0033】また、図10に示すセラミックス超電導線
50は、常電導金属層53上にセラミックス非超電導体
52が形成され、更にセラミックス非超電導体52の表
面に帯状のセラミックス超電導体51が配置されている
例を示す。
【0034】更に、図11に示すセラミックス超電導線
60は、セラミックス非超電導体62の表面に帯状のセ
ラミックス超電導体61が配置され、その上に常電導金
属層63が形成されている例を示す。
【0035】(従来例)セラミックス非超電導体で覆わ
れた超電導フィラメントを銀等の常電導金属に埋設し
た、従来型のセラミックス複合超電導線の例を、図12
および図13に示す。即ち、図12に示すセラミックス
複合超電導線70は、銀等の常電導金属73およびセラ
ミックス非超電導体72で覆われた超電導フィラメント
71を、銀等の常電導金属74に埋設した例である。ま
た、図13に示すセラミックス複合超電導線80は、銀
等の常電導金属83およびセラミックス非超電導体82
で覆われた超電導フィラメント81を、銀等の常電導金
属84にセラミクス非超電導体82同士が接する状態で
埋設した例である。
【0036】(比較例)本発明の効果を説明するため
に、一般的なセラミックス複合超電導線を以下のように
して作製した。
【0037】(Bi+Pb):Sr:Ca:Cu=2:
2:2:3に調整されたセラミックス超電導の圧縮粉体
を外径10mmの棒状に成形し、内径10.5mm、外
径15mmの銀管に挿入して、複合体を得た。この複合
体を伸線機によって対辺寸法2.0mmの六角線材に加
工した。
【0038】この六角線材19本を内径11mm、外径
15mmの銀管に挿入し、線径1.5mmまで伸線加工
を施した。その後、熱処理、ツイスト加工、圧延加工を
施し、テープ幅3.3mm、テープ厚さ0.24mm、
ツイストピッチ10mmのテープ線材を得た。
【0039】このようにして得た比較例に係るセラミッ
クス超電導線の横断面を、図14に示す。即ち、図14
に示す比較例に係るセラミックス複合超電導線90は、
超電導フィラメント91を、銀等の常電導金属93に埋
設した構造を有する。
【0040】以上のようにして作製した3つの線材(実
施例1、実施例2、比較例)の外部磁界中の交流損失と
自己磁界中の臨界電流を、液体窒素中で測定した。外部
磁界中の交流損失の測定は、磁化法を用いて行い、磁場
振幅を60mT、周波数50Hzの変動磁場(サイン波
形)を線材長手方向に対して垂直、テープ面に対して平
行に印加した。一方、臨界電流は4端子を用いて測定
し、電圧タップ間に1μV/cmの電圧が発生したとき
の電流値で定義した。臨界電流密度は、セラミックス超
電導体あたりの値とした。
【0041】下記表1に、実施例1、実施例2、および
比較例に係るセラミックス超電導線の交流損失(単位体
積あたり)と臨界電流密度を示す。
【0042】
【表1】
【0043】上記表1から明らかなように、実施例1お
よび2に係るセラミックス複合超電導線においては、臨
界電流密度を下げることなく交流損失を低減できる。こ
れは、セラミックス超電導体間に配置されたセラミック
ス非超電導体が、変動磁場によってセラミックス超電導
間に流れる遮蔽電流(結合電流)のバリア材として機能
し、結合損失時定数が小さくなったためだけではなく、
セラミックス超電導体同士の異常な接触がセラミックス
非超電導体によって防止されたり、個々のセラミックス
超電導体の形状が良好になったためであると考えられ
る。
【0044】また、セラミックス超電導前駆体がセラミ
ックス非超電導体で覆われていないため、酸素等価性が
良好であり、従来の超電導線と同等以上の臨界電流密度
が得られたものと考えられる。
【0045】なお、本発明は、以上で説明し、図示した
実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲から
逸脱しない限り、セラミックス超電導体からなるフィラ
メント形状や配置、線材の形状等を種々の形態にするこ
とも可能である。また、セラミックス超電導体は、ビス
マス系超電導体に限られるものでは無く、イットリウム
系超電導体やタリウム系超電導体等に関しても同様に適
用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
セラミックス非超電導体の少なくとも一つが、セラミッ
クス超電導体の少なくとも2つの間に介在し、かつセラ
ミックス非超電導体がセラミックス超電導体の全周を囲
んでいない構成としたため、臨界電流密度を下げること
なく交流損失の低減が可能なセラミックス複合超電導線
を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るセラミックス複合超電
導線の製造工程を説明する図。
【図2】本発明の実施例1に係るセラミックス複合超電
導線の製造工程を説明する図。
【図3】本発明の実施例1に係るセラミックス複合超電
導線の製造工程を説明する図。
【図4】本発明の実施例1により得たセラミックス複合
超電導線を示す図。
【図5】本発明の実施例2に係るセラミックス複合超電
導線の製造工程を説明する図。
【図6】本発明の実施例2に係るセラミックス複合超電
導線の製造工程を説明する図。
【図7】本発明の実施例2に係るセラミックス複合超電
導線の製造工程を説明する図。
【図8】本発明の実施例2により得たセラミックス複合
超電導線を示す図。
【図9】本発明の他の実施例に係るセラミックス複合超
電導線を示す図。
【図10】本発明の他の実施例に係るセラミックス複合
超電導線を示す図。
【図11】本発明の他の実施例に係るセラミックス複合
超電導線を示す図。
【図12】従来例に係るセラミックス複合超電導線を示
す図。
【図13】従来例に係るセラミックス複合超電導線を示
す図。
【図14】比較例に係るセラミックス複合超電導線を示
す図。
【符号の説明】
1,11,21,31…棒状体 2,5,12,25…銀管 3,13,23,33…複合体 4,24…六角線材(セラミックス超電導体) 6,26,40,50,60…セラミックス複合超電導
線(本発明) 14…テープ線材 27,41,51,61,71,81,91…セラミッ
クス超電導体 28,42,43,52,62,72,82…セラミッ
クス非超電導体 29,44,53,63,73,74,83,84,9
3…常電導金属体 34…六角線材(ラミックス非超電導体) 70,80…セラミックス複合超電導線(従来例) 90…セラミックス複合超電導線(比較例)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のセラミックス超電導体と、1つ以上
    のセラミックス非超電導体と、常電導金属体とを複合化
    してなるセラミックス複合超電導線であって、長手方向
    に垂直な断面において、前記セラミックス非超電導体の
    少なくとも一つが、前記セラミックス超電導体の少なく
    とも2つの間に介在し、かつ前記セラミックス非超電導
    体が前記セラミックス超電導体の全周を囲んでいないこ
    とを特徴とするセラミックス複合超電導線。
  2. 【請求項2】複数のセラミックス超電導体と、1つ以上
    のセラミックス非超電導体とを常電導金属体に埋設し、
    複合化してなるセラミックス複合超電導線であって、長
    手方向に垂直な断面において、前記セラミックス非超電
    導体の少なくとも一つが、前記セラミックス超電導体の
    少なくとも2つの間に介在し、かつ前記セラミックス超
    電導体と前記セラミックス非超電導体が相似形であるこ
    とを特徴とするセラミックス複合超電導線。
  3. 【請求項3】セラミックス超電導体となる粉末を成形し
    て複数本の棒状体を形成し、かつセラミックス非超電導
    体となる粉体を成形して1本以上の棒状体を形成する工
    程と、 これらの棒状体を常電導金属中に配置して、混在複合体
    とする工程と、 この混在複合体に伸線加工と、ツイスト加工と、圧延加
    工と、熱処理とを施す線材化工程とを具備することを特
    徴とするセラミックス複合超電導線の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054538A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 酸化物超電導線材の製造方法
CN108886087A (zh) * 2016-03-24 2018-11-23 西门子股份公司 用于在外部磁场中运行的超导装置

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