JP2001006378A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2001006378A
JP2001006378A JP17049899A JP17049899A JP2001006378A JP 2001006378 A JP2001006378 A JP 2001006378A JP 17049899 A JP17049899 A JP 17049899A JP 17049899 A JP17049899 A JP 17049899A JP 2001006378 A JP2001006378 A JP 2001006378A
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Hiroshi Mukai
浩志 向
Ikuo Fuchigami
郁雄 渕上
Tomonori Kataoka
知典 片岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造後、何度でも不揮発性メモリの書き換え
電圧を調整可能な半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 不揮発性メモリ11を第1の領域12と
第2の領域13に分割し、第2の領域13に基準電圧補
正データを記憶させる。電源投入時に、データバス15
を介して基準電圧補正データをレジスタ16に読み出し
格納する。レジスタ16の値に応じて抵抗値が補正され
る抵抗値補正回路19の抵抗値に応じて出力電圧を変化
させる基準電圧発生回路18を設け、その出力電圧を基
準として不揮発性メモリ11の書き換えを行うための書
き換え電圧を発生する。書き換え電圧は電圧入出力ピン
22によって外部に出力される。外部から書き換え電圧
をモニターし、基準電圧補正データを書き換えることに
よって、書き換え電圧をいつでも、何度でも所望の値に
調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性メモリを備
えた半導体集積回路装置に関するものであり、特にメモ
リ内部で発生する電圧が製造後、何度でも調整でき、エ
ンデュランス特性の劣化防止も可能な半導体集積回路装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の一つである、電気
的に書き換え可能な不揮発性半導体メモリ(EEPRO
M)において、書き換え電圧をメモリ内部で発生する技
術が知られている。そのために、例えば、外部から印加
された電源電圧を昇圧回路を用いて昇圧し、この昇圧電
源から、メモリ内部で発生する基準電圧に基づいて比較
器を用いて電圧を降圧し、書き換え電圧を発生する構成
が用いられる。
【0003】一方、抵抗値を補正するためのデータをE
EPROMに格納して、何度でも抵抗値を補正し直す技
術も知られている。
【0004】図4は特開平5−346827号に記載さ
れた電圧調整回路装置である。R1〜R5は抵抗、Tr
1〜Tr4はトランジスタ、1はEEPROM、2は制
御回路、3はレジスタである。複数の抵抗R1〜R4に
対して直列もしくは並列的にトランジスタTr1〜Tr
4が接続されており、EEPROM1に記憶されている
補正データを制御回路2によって読み出し、レジスタ3
を経てトランジスタTr1〜Tr4のON・OFFの制
御をする。これにより、抵抗列の抵抗値を所望値に設定
することができ、素子のばらつきを補正できる。VDD
は電源電圧、Vは基準電圧である。
【0005】特開平5−346827号に記載された技
術は、このように補正された抵抗を用いて、電源電圧V
DDを分圧し、基準電圧Vと比較し、電源電圧VDDが
低いときに誤動作防止のため、リセット信号を発生する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】不揮発性メモリの書き
換え電圧をメモリ内部で発生するようにすると、基準電
圧発生回路の素子特性のプロセスばらつき等によって、
書き換え電圧の設計値からのずれが生じる。このずれを
設計値に近づけるために基準電圧の補正を行うための手
段が必要になる。基準電圧は何度でも調整し直すことが
できるようにするのが望ましい。また、不揮発性メモリ
では、書き換え電圧が使用期間中変わらず一定であると
すると、書き換え回数増加によるエンデュランス特性の
劣化という問題が生じる。
【0007】本発明は、不揮発性メモリの書き換え電圧
の補正を何度でも可能にし、さらに不揮発性メモリの書
き換え回数増加によるエンデュランス特性の劣化をも防
ぐことが可能な半導体集積回路装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
装置は、不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから基
準電圧補正データを読み出し格納する第1のレジスタ
と、前記第1のレジスタの値に応じて抵抗値が補正され
る抵抗値補正回路と、前記抵抗値補正回路の抵抗値に応
じて出力電圧を変化させる基準電圧発生回路と、前記不
揮発性メモリおよび前記第1のレジスタの動作を制御す
る制御回路とを有する。
【0009】この構成により、不揮発性メモリの基準電
圧補正データを書き換えることによって、基準電圧発生
回路から発生される基準電圧を、製造後、何度でも調整
することが可能になる。
【0010】前記不揮発性メモリの書き換えを行うため
の書き換え電圧は、前記基準電圧発生回路の出力電圧を
基準として発生される。
【0011】前記書き換え電圧は、電圧出力手段によっ
て外部に出力される。外部に出力された電圧から基準電
圧の設計値からのずれを求めて、基準電圧補正データを
生成し、不揮発性メモリに書き込むことが可能になる。
【0012】前記不揮発性メモリは第1の領域と第2の
領域に分割され、第2の領域に前記基準電圧補正データ
を記憶する。第2の領域を補正データや回数データなど
の専用の領域とすることで、これらのデータの誤書き換
えを防ぐことができる。
【0013】本発明の半導体集積回路装置は、前記不揮
発性メモリのデータを外部に読み出す第1のデータバス
と、前記不揮発性メモリから前記第1のレジスタに前記
基準電圧補正データを転送する第2のデータバスとをさ
らに有することが好ましい。
【0014】この構成により、第1のデータバスの負荷
が小さくなり、複数の不揮発性メモリとレジスタを配置
したときに第1のデータバスを共有化することが可能に
なる。
【0015】本発明の半導体集積回路装置は、前記不揮
発性メモリの書き換え回数をカウントするカウンタと、
電源投入時に前記不揮発性メモリから読み出された回数
データを格納する第2のレジスタと、前記カウンタによ
りカウントされた値と前記第2のレジスタの回数データ
とを比較する比較器とをさらに有し、前記比較器の出力
は前記制御回路に入力され、前記制御回路は前記比較器
の比較結果に基づいて、前記不揮発性メモリに記憶され
た基準電圧補正データを、前記書き換え電圧がより高く
なるように書き換えるよう構成しても良い。
【0016】この構成により、不揮発性メモリの書き換
え回数が所定の回数に達したときに書き換え電圧が高め
られ、書き換え回数増加によるエンデュランス特性劣化
を防ぐことができる。
【0017】前記制御回路は、電源遮断時に、前記不揮
発性メモリに記憶された前記回数データを、前記カウン
タのカウント値に従って減算された値に書き換えること
が好ましい。回数データが最初に設定された書き換え回
数からこれまでに行った書き換え回数を引いた値にな
り、次回の電源投入時には、カウンタをクリアした状態
からカウントを始めて回数データと比較すれば良いこと
になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態における半導体集積回路装置を示すものであ
る。図1において、11は補正データを記憶する不揮発
性メモリ、12は不揮発性メモリ11内の第1の領域、
13は不揮発性メモリ11内の第2の領域、14は不揮
発性メモリ11から外部にデータを読み出す第1のデー
タバス、15はレジスタ16に補正データを転送する第
2のデータバス、16は不揮発性メモリ11に書き込ま
れた補正データを読み出して格納しておくためのレジス
タ、17は不揮発性メモリ11やレジスタ16を制御す
る制御回路、18は基準電圧発生回路、19は基準電圧
を補正するための抵抗値補正回路、R1、R2、R3、
R4は補正用の抵抗、M1、M2、M3、M4は補正用
の抵抗R1、R2、R3、R4をそれぞれゲート電圧に
応じて短絡するためのトランジスタである。M5、M6
はPチャネルトランジスタ、M7、M8はNチャネルト
ランジスタ、R5は抵抗であり、抵抗値補正回路19と
共に基準電圧発生回路18を構成している。20は外部
から印加された電源電圧よりも高い電圧を半導体集積回
路内部で発生する昇圧回路、21は昇圧回路20で発生
された内部昇圧電源電圧を基準電圧発生回路18の出力
を基準として電圧を下げ、書き換え電圧として不揮発性
メモリ11に供給するための降圧回路、22は書き換え
電圧を外部からモニターするための入出力ピンである。
【0020】本実施形態の半導体集積回路装置は、補正
データが記憶されている不揮発性メモリ11と不揮発性
メモリ11から読み出された補正データを格納するレジ
スタ16が専用のデータバス15で接続されており、制
御回路17が不揮発性メモリ11とレジスタ16に接続
され、それぞれを制御する。レジスタ16は基準電圧発
生回路18内に設けた抵抗値補正回路19の補正用抵抗
R1〜R4を選択的に短絡するためのトランジスタM1
〜M4のゲートに接続されている。直列接続された補正
用抵抗R1〜R4の各々の一方の端子にトランジスタM
1〜M4のドレイン、もう一方の端子にトランジスタM
1〜M4のソースが接続されている。レジスタ16に格
納された補正データが1のときに対応するトランジスタ
がONし、補正データが0のときに対応するトランジス
タがOFFする構成となっている。
【0021】以上のように構成された半導体集積回路装
置について、以下その動作を説明する。
【0022】電源投入時、制御回路17によりレジスタ
16のデータをクリアする。次に制御回路17により不
揮発性メモリ11の第2の領域13に書き込まれている
補正データを読み出し、第2のデータバス15を通し
て、その読み出された補正データをレジスタ16に転送
し、格納する。はじめは不揮発性メモリ11の第2の領
域13に補正データが書き込まれていない状態なので、
レジスタ16にはデータ0が転送される。
【0023】次に、基準電圧発生回路18で発生する電
圧を測定し、その測定値と設計値とのずれを求める。基
準電圧発生回路18で発生する電圧を基準とした電圧が
降圧回路21から書き換え電圧として低インピーダンス
で出力されるので、この書き換え電圧を、外部から電圧
入出力ピン22を介してモニターすることによって、基
準電圧発生回路18で発生する電圧を測定することがで
きる。なお、電圧入出力ピン22は、基準電圧発生回路
18の基準電圧を用いず、外部から書き換え電圧を直接
入力して試験を行う場合には、入力ピンとして用いられ
る。
【0024】図2は、抵抗値補正回路および抵抗R5を
合わせた抵抗値Rと基準電圧発生回路18で発生する基
準電圧VREFとの関係を示す図である。この図に従っ
て基準電圧を補正するための補正データを決定すること
ができる。たとえば、基準電圧発生回路18で発生する
電圧の設計値が0.7V、測定値が0.8V、R1=8
kΩ、R2=4kΩ、R3=2kΩ、R4=1kΩであ
るとする。図2から0.8Vのときは抵抗が13.5k
Ωであり、0.7Vのときは26kΩである。基準電圧
発生回路18で発生する電圧を設計値に近づけるために
は、抵抗値を12.5kΩ増やせばよいことになる。そ
こで、抵抗値を増やすために、不揮発性メモリ11内の
第1の領域12と第2の領域13を選択する信号により
第2の領域13を選択する。そして、不揮発性メモリ1
1内の第2の領域13にトランジスタM1とM2をOF
Fさせ、M3とM4をONさせるような補正データを書
き込む。書き込みが終了したら、制御回路17により不
揮発性メモリ11内の第2の領域13に書き込まれた補
正データを読み出し、レジスタ16へその補正データを
転送し、転送された補正データをレジスタ16に格納す
る。そうすると、レジスタ16に格納された補正データ
によりトランジスタM1、M2がOFFし、M3、M4
がONする。そして、抵抗値補正回路19のところの抵
抗値はR1+R2=12kΩとなる。こうすることで、
基準電圧発生回路18で発生する電圧が設計値へ近づけ
られる。
【0025】以降、再度電源投入時は、制御回路17に
よりレジスタ16のデータをクリアする。次に制御回路
17により不揮発性メモリ11に書き込まれている補正
データを読み出し、第2のデータバス15を通して、そ
の読み出された補正データをレジスタ16に転送し、格
納するといった動作が電源投入時に行われるため、不揮
発性メモリ11内の第2の領域13に補正データを再度
書き込む必要はない。
【0026】なお、ここでは抵抗値補正回路19内の抵
抗を4本としたが、別に4本である必要はない。
【0027】以上のように本実施形態によれば、基準電
圧発生回路18内に抵抗値補正回路19を設けること
で、製造後でも基準電圧発生回路18で発生する電圧を
調整することができる。また、抵抗分圧で直接電圧を発
生せずに、抵抗値を調節することで発生する電圧が変化
する電圧発生回路内に抵抗値補正回路を入れた構成のた
め小さな抵抗値の抵抗で電圧制御範囲を広げることがで
きる。さらに、電圧を調整するための補正データを不揮
発性メモリに書き込むため、電源を切った状態でも補正
データは消えることがない。
【0028】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0029】図3は本発明の第2の実施形態における半
導体集積回路装置を示すものである。図3において図1
と同じものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】図3において、23は不揮発性メモリ11
の書き換え回数をカウントするカウンタ、24はカウン
タ23のカウント値と比較するための回数データを格納
する第2のレジスタ、25はカウンタ23でカウントさ
れた値と第2のレジスタ24の値とを比較する比較器で
ある。16は第1の実施形態のレジスタ16と同じもの
であるが、第2のレジスタ24と区別するため、ここで
は第1のレジスタと呼ぶことにする。
【0031】カウンタ23は制御回路17により制御さ
れる。第2のレジスタ24は制御回路17により制御さ
れ、第2のデータバス15に接続される。比較器24の
出力は制御回路17に入力される。
【0032】以上のように構成された半導体集積回路装
置について、以下その動作を説明する。
【0033】電源投入時、制御回路17により第1のレ
ジスタ16と第2のレジスタ24のデータをクリアす
る。次に制御回路17により不揮発性メモリ11の第2
の領域13に書き込まれている補正データを読み出し、
第2のデータバス15を通して、その読み出された補正
データを第1のレジスタ16に転送し、格納する。さら
に不揮発性メモリ11の第2の領域13に書き込まれて
いる回数データを読み出し、第2のデータバス15を通
して、その読み出された回数データを第2のレジスタ2
4に転送し、格納する。はじめは不揮発メモリ11の第
2の領域13に補正データおよび回数データが書き込ま
れていない状態なので、第1のレジスタ16および第2
のレジスタ24にはデータ0が転送される。
【0034】次に、基準電圧発生回路18で発生する電
圧を測定し、図1に示す第1の実施形態の場合と同様に
して、基準電圧発生回路18で発生する電圧が設計値へ
近づけられる。
【0035】基準電圧発生回路18で発生する電圧の調
整が終わったら、不揮発性メモリ11への書き換え電圧
を高めるときの書き換え回数の設定を行う。その設定方
法は、例えば、書き換え電圧を高めるときの不揮発性メ
モリ11の書き換えの回数を1万回としたとき、不揮発
性メモリ11内の第1の領域12と第2の領域13を選
択する信号により第2の領域13を選択する。そして、
不揮発性メモリ11内の第2の領域13に1万回という
回数データを書き込む。書き込みが終了したら、制御回
路17により不揮発性メモリ11内の第2の領域13に
書き込まれた回数データを読み出し、第2のデータバス
15を通して、その読み出された回数データを第2のレ
ジスタ24へ転送し、転送された回数データを第2のレ
ジスタ24に格納する。
【0036】そして、不揮発性メモリ11の書き換え回
数をカウンタ23でカウントしていき、カウンタ23で
カウントされた回数と第2のレジスタ24に格納された
回数データとを比較器25で比較する。ここで、カウン
タ23でカウントされた回数と第2のレジスタ24に格
納された回数データが一致したら、制御回路17によ
り、不揮発性メモリ11に書き込まれている補正データ
を基準電圧発生回路18で発生する電圧を高めるように
変換して新たな補正データに書き換え、書き換えが終了
したら第2のデータバス15を通して第1のレジスタ1
6に転送し、格納する。そうすると、基準電圧発生回路
18で発生する電圧が高くなり、降圧回路21の出力電
圧は基準電圧発生回路18で発生する電圧をもとに作ら
れるため、基準電圧発生回路18で発生する電圧が高く
なれば降圧回路21の出力電圧も高くなる。これにより
書き換え電圧も高くなる。
【0037】また、電源を落とすときは、制御回路17
により不揮発性メモリ11の第2の領域13に書き込ま
れた回数データからカウンタ23でカウントされた回数
が減算され、はじめに不揮発性メモリ11の第2の領域
13に書き込まれていた回数データが、その減算された
値に書き換えられた後に電源が落ちる動作となる。
【0038】再度電源投入時は、制御回路17により第
1のレジスタ16、第2のレジスタ24のデータをクリ
アする。次に制御回路17により不揮発性メモリ11の
第2の領域13に書き込まれている補正データおよび回
数データを読み出し、第2のデータバス15を通して、
それぞれの読み出されたデータを第1のレジスタ16お
よび第2のレジスタ24に転送し、格納するといった動
作が電源投入時に行われるため、不揮発性メモリ11内
の第2の領域13に補正データおよび回数データを再度
書き込む必要はない。
【0039】以上のように本実施形態によれば、不揮発
性メモリ11の書き換え回数が設定した値になったら基
準電圧が高くなる。書き換え時の電圧はこの基準電圧を
もとに作られるため、基準電圧が高くなると書き換え時
の電圧も高くなる。そこで、書き換え回数をエンデュラ
ンス特性が悪くなるところの回数に設定しておけば、設
定回数を越えたとき、書き換え電圧が高くなるため、エ
ンデュランス特性の劣化が防止できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は、不揮発性メモ
リ内に記憶された基準電圧補正データに基づいて抵抗値
が補正される抵抗値補正回路を基準電圧発生回路内に設
けることで、基準電圧発生回路で発生する基準電圧を製
造後何度でも調整することができる。基準電圧を調整す
るための補正データを不揮発性メモリに書き込むため、
電源を切った状態でも補正データは消えることがない。
また、不揮発性メモリの書き換え電圧を、抵抗値補正回
路を備えた基準電圧発生回路で発生する基準電圧をもと
に発生し、この書き換え電圧を外部に出力する電圧出力
手段を設けることにより、外部から基準電圧をモニター
して、いつでも書き換え電圧を適切な値に調整すること
ができる。
【0041】さらに、カウンタを用いて不揮発性メモリ
の書き換え回数をカウントし、設定回数になったら、書
き換え電圧を高めるよう基準電圧補正データを書き換え
ることにより、書き換え回数増加によるエンデュランス
特性の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における半導体集積回
路装置の構成を示す図
【図2】基準電圧発生回路の抵抗値と出力電圧の関係を
示す図
【図3】本発明の第2の実施形態における半導体集積回
路装置の構成を示す図
【図4】従来の電圧調整回路を示す図
【符号の説明】
11 不揮発性メモリ 12 第1の領域 13 第2の領域 14 第1のデータバス 15 第2のデータバス 16 第1のレジスタ 17 制御回路 18 基準電圧発生回路 19 抵抗値補正回路 20 昇圧回路 21 降圧回路 22 電圧入出力ピン 23 カウンタ 24 第2のレジスタ 25 比較器 R1、R2、R3、R4 補正用抵抗 M1、M2、M3、M4 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 知典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AD09 AE01 AE08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリ
    から基準電圧補正データを読み出し格納する第1のレジ
    スタと、前記第1のレジスタの値に応じて抵抗値が補正
    される抵抗値補正回路と、前記抵抗値補正回路の抵抗値
    に応じて出力電圧を変化させる基準電圧発生回路と、前
    記不揮発性メモリおよび前記第1のレジスタの動作を制
    御する制御回路とを有することを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  2. 【請求項2】 前記基準電圧発生回路の出力電圧を基準
    として前記不揮発性メモリの書き換えを行うための書き
    換え電圧を発生することを特徴とする請求項1記載の半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記書き換え電圧を外部に出力する電圧
    出力手段をさらに有することを特徴とする請求項2記載
    の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性メモリは第1の領域と第2
    の領域に分割され、第2の領域に前記基準電圧補正デー
    タを記憶することを特徴とする請求項1記載の半導体集
    積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記不揮発性メモリのデータを外部に読
    み出す第1のデータバスと、前記不揮発性メモリから前
    記第1のレジスタに前記基準電圧補正データを転送する
    第2のデータバスとをさらに有することを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記不揮発性メモリの書き換え回数をカ
    ウントするカウンタと、電源投入時に前記不揮発性メモ
    リから読み出された回数データを格納する第2のレジス
    タと、前記カウンタによりカウントされた値と前記第2
    のレジスタの回数データとを比較する比較器とをさらに
    有し、前記比較器の出力は前記制御回路に入力され、前
    記制御回路は前記比較器の比較結果に基づいて、前記不
    揮発性メモリに記憶された基準電圧補正データを、前記
    書き換え電圧がより高くなるように書き換えることを特
    徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記制御回路は、電源遮断時に、前記不
    揮発性メモリに記憶された前記回数データを、前記カウ
    ンタのカウント値に従って減算された値に書き換えるこ
    とを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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