JP2001006344A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2001006344A
JP2001006344A JP11169853A JP16985399A JP2001006344A JP 2001006344 A JP2001006344 A JP 2001006344A JP 11169853 A JP11169853 A JP 11169853A JP 16985399 A JP16985399 A JP 16985399A JP 2001006344 A JP2001006344 A JP 2001006344A
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Yuji Saito
裕士 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性を悪化させない上で、不正コピーを防
止できるようにする。 【解決手段】 記録動作や編集操作に応じて記録装置内
部の記憶手段上で管理情報が更新されていくとともに、
少なくとも、その管理情報の更新結果として記録媒体上
にプログラム(トラック)が存在しないものとなる際
(つまりオールイレーズ処理や、1トラックイレーズの
結果全てのトラックが消去された状態となるとき)に、
記憶手段に記憶されている管理情報(U−TOC)を、
記録媒体へ書き込ませるようする。つまり不正コピーが
行われる可能性が生ずる状態において、不正コピーが不
可能となるように記録媒体上で管理情報を更新する。ま
た記録媒体上での管理情報更新は、これ以外には最低限
必要な場合のみとすることで、頻繁な管理情報の書込が
発生しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の記録媒体に
対して音楽などの各種情報の記録を行うことができる記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種記録媒体及びそれらに対応する記録
再生装置が開発されているが、特にミニディスクシステ
ムとして知られているように、ユーザーが自由に音楽デ
ータ等を記録できるものが普及している。
【0003】例えばこのミニディスクシステムの場合
は、音楽データ等はプログラム単位で記録される。な
お、プログラムとは、例えば音楽の場合では1曲に相当
するデータ単位であり、一般に「トラック」とも呼ばれ
る。またディスクにはユーザーTOC(以下U−TOC
という)という管理情報が記録されている。このU−T
OCには、ディスクに記録されたプログラムや、ディス
ク上において今後の記録に用いることのできる領域(未
記録領域;以下、フリーエリアという)についての情
報、例えばアドレスや各種モード情報が記録されてい
る。
【0004】ミニディスクシステムの記録装置として
は、装填されたディスクのU−TOCを読み込むこと
で、フリーエリアを把握し、フリーエリアにプログラム
データの記録を実行していくことができる。また再生装
置は、装填されたディスクのU−TOCを読み込むこと
で、各プログラムデータが記録されたアドレスを把握
し、所要の再生動作を行なうことができる。
【0005】さらにこのようなU−TOCが設けられて
いることで、ミニディスクシステムでは、ディスクに記
録されたプログラムに対する各種の編集が容易に実行可
能となる。例えば編集動作としては、1つのプログラム
を2つのプログラムに分割するデバイド処理、2つのプ
ログラムを連結して1つのプログラムとするコンバイン
処理、指定したプログラムを消去させるイレーズ処理、
記録されている全てのプログラムを消去させるオールイ
レーズ処理、プログラムナンバ(トラックナンバ)を入
れ換えるムーブ処理、ディスクに対してディスクネーム
や各プログラム(トラック)に対してトラックネームを
登録するネーム登録処理、等が可能とされるが、これら
は全て、U−TOCデータの更新のみで実現される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでU−TOC
は、記録されたプログラムのアドレスやフリーエリアの
アドレスを管理するものであるため、記録動作に応じて
更新されるものである。また上記のように編集時にも編
集内容に応じてU−TOCデータは更新される。換言す
れば、ディスク上でU−TOCの更新が行われなければ
記録動作や編集動作は完了しない。
【0007】従来の記録再生装置におけるU−TOCに
ついての処理としては次のような例があった。まずディ
スクが装填されると、記録再生装置はそのディスクから
U−TOCデータを読み出して内部のメモリに保持す
る。そして、記録動作や編集操作が行われることに応じ
て、メモリ上でU−TOCを更新していく(この時点で
はディスク上でのU−TOCデータの書き換えは行わな
い)。実際にディスク上でU−TOCの更新を行うの
は、例えば装置の電源がオフとされる際や、ディスクが
イジェクト(取り出し)される際である。なお装置によ
っては、ユーザーの操作によって、ディスク上でのU−
TOC更新を実行するものもある。或いは、U−TOC
を内部のメモリに取り込まずに、記録や編集が行われる
毎に、ディスク上でU−TOCの書き換えを行うものも
ある。
【0008】ところが、メモリに取り込まない方式で
は、各種動作時に度々U−TOCを読み込むことが必要
になり、また記録や編集のたびにディスク上でU−TO
Cを更新するために書き込み回数が増えることなど、装
置としての動作が煩雑になるため、上記のように通常は
メモリ上でU−TOCを更新しておき、電源オフ時やイ
ジェクト時にディスク上でU−TOC更新する方式が主
流であった。
【0009】しかしながら、このような方式を採用して
いる記録再生装置を用いることで、ミニディスクシステ
ムでのコピー管理手法であるSCMS(シリアルコピー
マネジメントシステム)を故意に破ることが可能となる
という問題がある。このような動作(以下、不正コピー
という)について説明する。
【0010】ミニディスクシステムではCD(コンパク
トディスク)プレーヤ等の外部装置からのダビング録音
が可能である。このダビング録音としてはアナログライ
ン接続を行ってCDプレーヤ等からの音声信号を入力し
て記録を行う方式(以下アナログダビングという)と、
光ケーブル等のデジタルライン接続を行って、CDプレ
ーヤ等からのデジタル段階での音声データを入力し、記
録を行う方式(以下デジタルダビングという)がある。
そしてアナログダビングについては制限されていない
が、著作権保護の観点からデジタルダビングについては
一世代のみ可能とされている。例えばCDからミニディ
スクにデジタルダビングした場合は、そのミニディスク
からさらに他のミニディスクやDAT(デジタルオーデ
ィオテープ)などの記録媒体に対して、デジタルダビン
グはできない。このようなデジタルダビングの制限は、
ミニディスクに対して、デジタルダビングが行われた際
に、その録音されたトラックはデジタルダビングによる
ものであることを示す情報(後述するトラックモードに
おける所定のフラグ)がU−TOCに書き込まれること
で実現される。
【0011】つまりミニディスク記録再生装置がU−T
OCを確認して、或るトラック(プログラム)がデジタ
ルダビングで記録されたものであると判別したときは、
そのトラックについては、デジタルデータ出力を行わな
いようにするものである。このようにして例えばCDな
どを第1世代とした場合、第2世代となるミニディスク
まではデジタルダビングが可能となるが、第3世代のミ
ニディスクにデジタルダビングを行うことはできないよ
うにしている。このようなデジタルダビング制限方式に
より、ユーザーの私的複製の権利を維持するとともに、
著作権保護を実現するものである。
【0012】このようなSCMS方式に対する不正コピ
ーは図8に示す手順で実行される。図8はミニディスク
上のエリアを模式的に示すものであり、最内周側のリー
ドインはP−TOC、U−TOC等の管理情報が記録さ
れる領域であり、このリードインと最外周側のリードア
ウトに挟まれたレコーダブルユーザーエリアが、トラッ
ク(プログラム)の記録領域となる。
【0013】不正コピーの手順としてはまず手順とし
てアナログダビングを行う。即ち不正コピーを行おうと
するユーザー(以下、不正ユーザー)は、記録装置に装
填したミニディスクに対して、CDプレーヤ等の外部装
置から音楽等をアナログダビングする。これにより例え
ば図示するようにトラックTr#1(A)〜Tr#3
(A)という3つのトラックが記録されたとする。な
お、末尾に付した「(A)」はアナログダビングによる
トラックであることを示しており、デジタルダビングに
よるものについては「(D)」を付す。このトラックT
r#1(A)〜Tr#3(A)の記録に伴って、記録装
置の内部メモリにおいてはU−TOCデータは更新され
る。
【0014】このようにアナログダビングを行った後
に、不正ユーザーは記録装置に電源オフ又はイジェクト
を実行させる。このとき手順として示すように、ディ
スク上のU−TOCに対しては、トラックTr#1
(A)〜Tr#3(A)の記録に伴う更新が行われる。
即ち記録装置の内部メモリに保持されていた更新済のU
−TOCデータがディスクに書き込まれる。
【0015】続いて不正ユーザーは電源オンもしくはそ
のディスクを再び装填する。すると手順としてU−T
OCデータが記録装置の内部メモリに読み込まれる。こ
こで不正ユーザーは手順として、記録されている全ト
ラックが消去されるように編集操作を行なう。例えばオ
ールイレーズ操作を行うか、もしくは1トラックづつの
イレーズ操作を全トラックに対して行う。これにより、
記録装置の内部メモリ上のU−TOCでは、ディスクの
レコーダブルユーザーエリアは全てフリーエリアである
と示すものとなる。(この時点では、ディスク上のU−
TOCではトラックTr#1(A)〜Tr#3(A)の
データはまだ消去されていない状態で管理されているも
のとなっている。)
【0016】続いて不正ユーザーはディスクに対して、
手順として、トラックTr#1(A)〜Tr#3
(A)と同じ楽曲を、同じくCDプレーヤ等から、今度
はデジタルダビングにより記録していく。これにより手
順として示すように、デジタルダビングによるトラッ
クTr#1(D)〜Tr#3(D)が記録されたものと
なり、また記録装置の内部メモリにおけるU−TOCデ
ータとしては、デジタルダビングによって各トラックが
記録されている状態に更新される。
【0017】ここで、近年の記録装置では装置内部のコ
ントローラ(マイクロコンピュータ)に対してリセット
操作ができるようにされたものがある。即ちコントロー
ラで何らかの不具合が発生した場合に、コントローラを
初期化することで、正常状態に戻す機能である。上記手
順が完了した時点で、不正ユーザーが手順としてコ
ントローラのリセット操作を行ない、これに伴ってU−
TOCを記憶している内部メモリが初期化されてしまう
と、上記手順で完了されたデジタルダビングに伴うU
−TOC情報が失われることになる。或いは、リセット
機能がない記録装置であっても、上記手順が完了した
時点で、不正ユーザーが電源コンセントを引き抜くなど
して、記録装置の電源を切ってしまえば、U−TOCを
記憶している内部メモリから、上記手順で完了された
デジタルダビングに伴うU−TOC情報が失われる。
【0018】従って、このようにリセット(又はコンセ
ント引き抜き)によって、デジタルダビングに伴ったデ
ィスク上でのU−TOC更新は実行できないものとな
り、結果として、ディスクには、デジタルダビングされ
たトラックTr#1(D)〜Tr#3(D)が、U−T
OCにおいてはアナログダビングされたトラックである
と認識される状態となる。つまり不正コピーディスクが
完成されてしまい(手順)、このディスクはデジタル
ダビングされたトラックをさらに他のディスクにデジタ
ルダビングできるものとなってしまう。このような手法
で、不正ユーザーが著作権侵害を目的として不正コピー
を実行できる。
【0019】なお、このような不正コピーは、例えば記
録動作や編集操作が行われる毎に、即座にディスク上で
U−TOC更新を行うようにすれば防ぐことはできる。
ところがディスク上でのU−TOC更新は時間的に数秒
を要し、この間ユーザーを待たせることになる。その間
ユーザーは例えば次の記録操作や他の編集操作が実行で
きないため、操作性は大きく低下することとなってしま
い、好ましくない。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみて、不正コピーを防止できるようにすると
ともに、ディスク上での頻繁なU−TOC更新による操
作性の低下を招かないようにすることを目的とする。
【0021】このため本発明の記録装置は、読出手段に
よって記録媒体から読み出された管理情報を記憶する記
憶手段と、プログラムデータに関する各種の編集を指示
できる操作手段と、書込手段によるプログラムデータの
記録動作、又は操作手段によるプログラムデータに関す
る編集操作に応じて、記憶手段に記憶された管理情報の
更新を行うとともに、少なくとも、その更新結果として
記録媒体上にプログラムが存在しないものとなる際に、
記憶手段に記憶されている管理情報を、書込手段によっ
て記録媒体へ書き込ませるようにする管理情報制御手段
とを備えるようにする。つまり、不正コピーが実行され
る可能性がある編集操作が行われた場合、即ちオールイ
レーズや1トラックイレーズ等の編集によって記録媒体
上にプログラムが存在しないものとなる際に、記憶手段
に記憶されている管理情報(つまり編集結果等が既に反
映されている管理情報)を、記録媒体へ書き込ませるよ
うにすることで、その後、不正コピーが実行できる余地
をなくす。さらに、記録媒体上での管理情報の更新は、
例えばイジェクト時や電源オフ時に加えて、上記の不正
コピーが実行される可能性がある編集操作の際のみとす
ることで、ディスク上での頻繁なU−TOC更新が発生
しないようにする。
【0022】
【本発明の実施の形態】以下、図1〜図7により本発明
の実施の形態を説明する。この例は、本発明の記録装置
を光磁気ディスク(ミニディスク)を用いるミニディス
ク(MD)記録再生装置として実現する例として説明す
る。説明は次の順序で行う。 1.記録再生装置の構成 2.U−TOC 3.U−TOC更新処理
【0023】1.記録再生装置の構成 図1は本例の記録再生装置の要部のブロック図を示して
いる。音声データが記録されている光磁気ディスク1
は、スピンドルモータ2により回転駆動される。そして
光磁気ディスク1に対しては記録/再生時に光学ヘッド
3によってレーザ光が照射される。
【0024】光学ヘッド3は、記録時には記録トラック
をキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出
力を行ない、また再生時には磁気カー効果により反射光
からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出
力を行なう。このため、光学ヘッド3にはレーザ出力手
段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されている。
【0025】また、ディスク1を挟んで光学ヘッド3と
対向する位置に磁気ヘッド6aが配置されている。磁気
ヘッド6aは供給されたデータによって変調された磁界
を光磁気ディスク1に印加する動作を行なう。光学ヘッ
ド3全体及び磁気ヘッド6aは、スレッド機構5により
ディスク半径方向に移動可能とされている。
【0026】再生動作によって、光学ヘッド3によりデ
ィスク1から検出された情報はRFアンプ7に供給され
る。RFアンプ7は供給された情報の演算処理により、
再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FE、グルーブ情報(光磁気ディスク1に
プリグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録され
ている絶対位置情報)GFM等を抽出する。抽出された
再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FEはサーボ回路9に供給され、グルーブ情報
GFMはアドレスデコーダ10に供給される。
【0027】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号TE、フォーカスエラー信号FEや、マイクロ
コンピュータにより構成されるシステムコントローラ1
1からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピン
ドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ駆
動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制
御してフォーカス及びトラッキング制御を行ない、また
スピンドルモータ2を一定線速度(CLV)に制御す
る。
【0028】アドレスデコーダ10は供給されたグルー
ブ情報GFMをデコードしてアドレス情報を抽出する。
このアドレス情報はシステムコントローラ11に供給さ
れ、各種の制御動作に用いられる。また再生RF信号に
ついてはエンコーダ/デコーダ部8においてEFM復
調、CIRC等のデコード処理が行なわれるが、このと
きデータとして再生RF信号に含まれているアドレス、
サブコードなども抽出され、システムコントローラ11
に供給される。
【0029】エンコーダ/デコーダ部8でEFM復調、
CIRC等のデコード処理された音声データは、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファメモリ13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3によるディスク1から
のデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッファメモ
リ13までの系における再生データの転送は1.41Mbit/s
ecで、しかも通常は間欠的に行なわれる。
【0030】バッファメモリ13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、出力端子16から所定の増幅回路部へ供
給されて再生出力される。例えばL,Rアナログオーデ
ィオ信号として出力される。
【0031】光磁気ディスク1に対してアナログダビン
グによる記録動作が実行される際には、入力端子17に
供給された記録信号(アナログオーディオ信号)は、A
/D変換器18によってデジタルデータとされた後、エ
ンコーダ/デコーダ部14に供給され、音声圧縮エンコ
ード処理を施される。エンコーダ/デコーダ部14によ
って圧縮された記録データはメモリコントローラ12に
よって一旦バッファメモリ13に書き込まれる。そして
バッファメモリ13内に所定量以上のデータが蓄積され
た時点で所定のデータ単位でデータが読み出されてエン
コーダ/デコーダ部8に送られる。そしてエンコーダ/
デコーダ部8でCIRCエンコード、EFM変調等のエ
ンコード処理された後、磁気ヘッド駆動回路6に供給さ
れる。
【0032】そして磁気ヘッド駆動回路6はエンコード
処理された記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気
ヘッド駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1
に対して磁気ヘッド6aによるN又はSの磁界印加を実
行させる。また、このときシステムコントローラ11は
光学ヘッドに対して、記録レベルのレーザ光を出力する
ように制御信号を供給する。バッファメモリ13を介す
ることで、連続的に入力される音声データについての記
録動作は間欠的に行なわれることになる。
【0033】端子23は外部機器とのデジタルオーディ
オインターフェースとしての端子である。端子23から
入力されたデータはデジタルオーディオインターフェー
ス部21に供給される。デジタルダビングの際には、端
子23が例えばCDプレーヤなどの機器と接続されるこ
とになる。デジタルオーディオインターフェース接続さ
れた場合は、外部のCDプレーヤやミニディスクプレー
ヤにおいて再生された音声情報がデジタルデータのまま
供給され、また同時に、所定のフォーマットで再生側の
サブコード情報などを含む制御データSSが伝送されて
くる。
【0034】デジタルオーディオインターフェース部2
1では、供給されたデータからオーディオデータ(44.1
KHz サンプリング、16ビット量子化)を抽出して、そ
れを記録データとしてエンコーダ/デコーダ部14に供
給する。また、サブコード情報等の制御データSSも抽
出し、これをシステムコントローラ11に供給する。例
えばCDプレーヤ等から伝送されてくる制御データSS
としては、Uビットデータ、Cビットデータ、Vビット
データ、Pビットデータが存在する。
【0035】UビットデータとしてはいわゆるQ,R,
S,T,U,V,Wの各データとして知られているサブ
コードデータが含まれ、また、Cビットデータは記録媒
体の判別を行なうカテゴリーデータ、サンプリング周波
数データ、クロックデータ、光学系データ等が含まれて
いる。また、Vビットデータにはエラーフラグ等が含ま
れている。さらにPビットデータはパリティビットとさ
れている。
【0036】端子23に接続された外部機器から、この
デジタルオーディオインターフェース部21にデジタル
データが供給された場合、そのデジタルデータからオー
ディオデータと上記制御データSSが抽出され、システ
ムコントローラ11はこれらの制御データSSのうちの
所要のデータを用いて各種記録動作の制御を行なう。そ
してオーディオデータについては、エンコーダ/デコー
ダ部14に供給され、上述したアナログ入力の場合と同
様に記録動作を行うことができる。
【0037】また再生時には、再生されたオーディオデ
ータについては、上述したように端子16からアナログ
出力する他、デジタルオーディオインターフェース部2
1を介して端子28からデジタルデータ形態で他の機器
に出力することもできる。その場合、システムコントロ
ーラ11は、デジタルオーディオインターフェース部2
1において再生されたオーディオデータに制御データS
Sを付加してデジタルオーディオインターフェースフォ
ーマットの信号を生成させ、それを端子28から出力さ
せるものとなる。
【0038】システムコントローラ11は、この記録再
生装置の全体を制御する制御部となる。またシステムコ
ントローラ11内にはワーク領域等に用いるRAM11
aが配されている。例えば記録動作時のトラックナンバ
やアドレスの記憶等のために用いられる。
【0039】操作部19には、ユーザー操作に供される
各種キーが設けられている。例えば録音キー、再生キ
ー、停止キー、AMSキー、早送りキー、早戻しキー
等、ディスク1に対する記録や再生に関する操作子が設
けられている。また、ミニディスクシステムにおいては
上述したように、デバイド、コンバイン、ムーブ、ネー
ム登録、オールイレーズ、トラックイレーズなどの編集
が可能とされるが、これらの編集のための操作子も設け
られている。またイジェクト操作を指示するイジェクト
キーや電源オン/オフの操作を行う電源キーも配されて
いる。操作部19からの操作情報はシステムコントロー
ラ11に供給される。システムコントローラ11は操作
情報に応じて各部に対して所要の制御を行う。
【0040】表示部20は例えば液晶ディスプレイによ
って構成され、動作状態、トラックナンバ、時間情報等
をシステムコントローラ11の制御に基づいて表示する
動作を行なう。また、ディスクネ−ムやトラックネ−ム
が記録されているディスクについての動作時には、ディ
スクネ−ムやトラックネ−ムの表示が行われる。さら
に、曲やディスクの記録日時が記録されているディスク
についての動作時には、記録日時を表示することもでき
る。
【0041】また、システムコントローラ11には、リ
セット入力が用意される。即ちリセットスイッチ25が
設けられる。リセットスイッチ25は、システムコント
ローラ11のリセット端子11bとグランドの間を開閉
するスイッチとされる。また、電源回路27はシステム
コントローラ11をはじめ、装置内各部にそれぞれ所要
の電圧値としての動作電源電圧を供給する部位である
が、この電源回路27とシステムコントローラ11のリ
セット端子11bの間にはリセット回路25が配されて
いる。リセット回路25は、電源回路27の出力電圧
が、あらかじめ定められた所定の検出電圧値以下になる
と、リセット端子11bに対してLレベルを出力する回
路となる。
【0042】さらに、電源回路27とシステムコントロ
ーラ11のオフ検出端子11cの間には、オフ検出回路
24が配されている。オフ検出回路24は、電源回路2
7の出力電圧が下がってきてあらかじめ定められた所定
の検出電圧値以下になった時、オフ検出端子11cに対
してLレベルを出力する回路とされている。なお、オフ
検出回路24における検出電圧値と、リセット回路25
における検出電圧値は、オフ検出回路32の検出電圧値
の方が高いものである。
【0043】システムコントローラ11は、リセット端
子11bがLレベルとなると、全ての動作を停止し、シ
ステムコントローラ11内の周辺回路の設定を初期値に
戻す。そして、再びリセット入力にHレベルの信号が入
力された時、内蔵のプログラムの先頭番地から実行を始
める。内蔵のプログラムには、先頭番地から実行された
時には、内蔵のRAM11aを全て0で初期化するよう
にプログラムされている。
【0044】リセット端子11bがLレベルとなるの
は、リセットスイッチ26がオンとされた場合と、リセ
ット回路25が電源回路27の出力について上記の所定
の検出電圧値以下を検出した場合である。即ち、リセッ
トスイッチ26が閉じられると、リセット回路25の出
力がHレベルであっても、システムコントローラ11の
リセット端子11bの入力は、Lレベルとなる。このた
めシステムコントローラ11の動作は停止され、再びリ
セットスイッチ26が開かれた時点において(リセット
回路25の出力がHレベルであれば)、リセット端子1
1bの入力はHレベルとなるため、システムコントロー
ラ11は、動作を再開し、上記のようにRAM11aの
初期化を含む起動処理を行うことになる。また、リセッ
ト回路25によって所定の検出電圧値以下の電圧が検出
された場合もリセット端子11bの入力はLレベルとな
るため、システムコントローラ11の動作は停止され
る。そしてその後、電源回路27の出力電圧が回復し
て、リセット端子11bの入力がHレベルとなると、シ
ステムコントローラ11は、動作を再開し、上記のよう
にRAM11aの初期化を含む起動処理を行うことにな
る。
【0045】また、オフ検出回路24によって、電源回
路31の出力電圧が下がってきてあらかじめ定められた
検出電圧値以下になったことが検出されると、システム
コントローラ11のオフ検出端子11bはLレベルとな
る。システムコントローラ11は、オフ検出回路24か
らの入力がLレベルになったことを確認したら、動作を
停止し、内蔵のRAM11aの値を保持するだけの状態
になる。その後、電源回路27の出力電圧が再び上が
り、あらかじめ定められた検出電圧以上になった時、オ
フ検出回路24はHレベルを出力する。システムコント
ローラ11は、オフ検出回路24からの入力がHレベル
になったことを確認すると、動作を再開する。
【0046】ところで、ディスク1に対して記録/再生
動作を行なう際には、ディスク1に記録されている管理
情報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、U−
TOC(ユーザーTOC)を読み出す必要がある。シス
テムコントローラ11はこれらの管理情報に応じてディ
スク1上の記録すべきエリアのアドレスや、再生すべき
エリアのアドレスを判別することとなる。このためディ
スク1が装填された際には、システムコントローラ11
は管理情報の記録されたディスクの最内周側の再生動作
を実行させることによって、管理情報を読み出し、バッ
ファメモリ13に記憶させる。このためバッファメモリ
13は、上記した記録データ/再生データのバッファエ
リアと、これら管理情報を保持するエリアが分割設定さ
れている。また、システムコントローラ11はバッファ
メモリ13に格納したU−TOCデータをさらにRAM
11aに読み込んで記憶する。そして、システムコント
ローラ11はRAM11aに読み込んだU−TOCデー
タを参照しながら、以後そのディスク1に対する記録/
再生動作の際の各種の制御を実行できるようにしてい
る。
【0047】また、U−TOCはデータの記録動作や編
集操作に応じて書き換えられるものであるが、システム
コントローラ11は記録/編集のたびにこのU−TOC
更新編集処理をRAM11aに記憶されたU−TOC情
報に対して行なっていく。そして所定の時点で、RAM
11aに保持されているU−TOCデータ(つまり更新
済のU−TOCデータ)をバッファメモリ13に転送し
て、バッファメモリ13上でU−TOC更新を行い、さ
らに、そのU−TOCデータをディスク1のU−TOC
エリアに書き込むようにしている。即ち、記録動作や編
集操作にかかる管理情報内容は、この時点で初めてディ
スク上で更新されることになる。後に説明するが、本例
においては、RAM11aにおいて更新されたU−TO
Cデータを、バッファメモリ13を介してディスク1に
書き込むのは、電源オフ操作が行われた際と、ディスク
イジェクト操作が行われた際と、オールイレーズ編集も
しくは1トラックイレーズ編集が行われ、結果としてデ
ィスク1上で全てのトラックが消去された状態となった
際と、電源回路31の出力電圧が下がり、その後再び電
源回路31の出力電圧が上昇した際である。
【0048】2.U−TOC ここで、ディスク1において音声データ等の記録/再生
動作の管理を行なうU−TOCセクターについて説明し
ていく。なおディスク1におけるTOC情報としてはU
−TOCとP−TOCが設けられているが、このP−T
OCはディスク1の最内周側のピットエリアに形成され
るもので、読出専用の情報である。そして、P−TOC
によってディスクの記録可能エリア(レコーダブルユー
ザーエリア)や、リードアウトエリア、U−TOCエリ
アなどの位置の管理等が行なわれる。P−TOCについ
ては詳細な説明を省略する。
【0049】U−TOCは1つのセクターで1つの管理
情報ユニットが形成されており、U−TOCセクターと
してはセクター0,セクター1,セクター2,セクター
4が定義されている。そしてセクター0はディスク1の
記録/再生動作に必ず必要となるエリアである。またセ
クター1,セクター4は文字情報、セクター2は録音日
時を記録するエリアとされる。文字情報を記録するセク
ター1,セクター4、及び録音日時を記録するセクター
2については説明を省略し、ここでは、まずディスク1
の記録/再生動作に必ず必要となるU−TOCセクター
0について説明する。
【0050】図3はU−TOCセクター0のフォーマッ
トを示すものである。U−TOCセクター0は、主にユ
ーザーが録音を行なったトラック(楽曲)や新たにトラ
ックが録音可能なフリーエリアについての管理情報が記
録されているデータ領域とされる。例えばディスク1に
或る楽曲の録音を行なおうとする際には、システムコン
トローラ11は、U−TOCセクター0からディスク上
のフリーエリアを探し出し、ここに音声データを記録し
ていくことになる。また、再生時には再生すべき楽曲が
記録されているエリアをU−TOCセクター0から判別
し、そのエリアにアクセスして再生動作を行なう。
【0051】U−TOCセクター0のデータ領域(4バ
イト×588 の2352バイト)は、先頭位置にオール0
又はオール1の1バイトデータが並んで形成される同期
パターンが記録される。続いてクラスタアドレス(Clust
er H) (Cluster L) 及びセクターアドレス(Sector)とな
るアドレスや、モード情報(MODE)が4バイト付加され、
以上でヘッダとされる。
【0052】セクターとは、2352バイトのデータ単
位であり、36セクターが1クラスタとなる。同期パタ
ーンやアドレスについては、このU−TOCセクター0
に限らず、P−TOCセクターや、実際に音声データが
記録されるデータセクターでも、そのセクター単位に記
録されている。クラスタアドレスは、上位アドレス(Clu
ster H) と下位アドレス(Cluster L)の2バイトで記さ
れ、セクターアドレス(Sector)は1バイトで記される。
続いて所定バイト位置に、メーカーコード、モデルコー
ド、最初のトラックのトラックナンバ(First TNO)、最
後のトラックのトラックナンバ(Last TNO)、セクター
使用状況(Used sectors)、ディスクシリアルナンバ、デ
ィスクID等のデータが記録される。
【0053】さらに、ユーザーが録音を行なって記録さ
れているトラック(楽曲等)の領域やフリーエリア等を
後述するテーブル部に対応させることによって識別する
ため、ポインタ部として各種のポインタ(P-DFA,P-EMPT
Y ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TNO255) が記録される領域が用
意されている。
【0054】そしてポインタ(P-DFA〜P-TNO255) に対応
させることになるテーブル部として(01h) 〜(FFh) まで
の255個のパーツテーブルが設けられ、それぞれのパ
ーツテーブルには、或るパーツについて起点となるスタ
ートアドレス、終端となるエンドアドレス、そのパーツ
のモード情報(トラックモード)が記録されている。さ
らに各パーツテーブルで示されるパーツが他のパーツへ
続いて連結される場合があるため、その連結されるパー
ツのスタートアドレス及びエンドアドレスが記録されて
いるパーツテーブルを示すリンク情報が記録できるよう
にされている。なお本明細書において『h』を付した数
値はいわゆる16進表記のものである。また、パーツと
は1つのトラック内で時間的に連続したデータが物理的
に連続して記録されているトラック部分のことをいう。
【0055】この種の記録再生装置では、1つの楽曲の
データを物理的に不連続に、即ち複数のパーツにわたっ
て記録されていてもパーツ間でアクセスしながら再生し
ていくことにより再生動作に支障はないため、ユーザー
が録音する楽曲等については、録音可能エリアの効率使
用等の目的から、複数パーツにわけて記録する場合もあ
る。そのため、リンク情報が設けられ、例えば各パーツ
テーブルに与えられたナンバ(01h) 〜(FFh) によって、
連結すべきパーツテーブルを指定することによってパー
ツテーブルが連結できるようになされている。つまりU
−TOCセクター0におけるテーブル部においては、1
つのパーツテーブルは1つのパーツを表現しており、例
えば3つのパーツが連結されて構成される楽曲について
はリンク情報によって連結される3つのパーツテーブル
によって、そのパーツ位置の管理はなされる。なお、実
際にはリンク情報は所定の演算処理によりU−TOCセ
クター0内のバイトポジションとされる数値で示され
る。即ち、304+(リンク情報)×8(バイト目)と
してパーツテーブルを指定する。
【0056】U−TOCセクター0のテーブル部におけ
る(01h) 〜(FFh) までの各パーツテーブルは、ポインタ
(P-DFA,P-EMPTY ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TNO255) によっ
て、以下のようにそのパーツの内容が示される。
【0057】ポインタP-DFA は光磁気ディスク1上の欠
陥領域に付いて示しており、傷などによる欠陥領域とな
るトラック部分(=パーツ)が示された1つのパーツテ
ーブル又は複数のパーツテーブル内の先頭のパーツテー
ブルを指定している。つまり、欠陥パーツが存在する場
合はポインタP-DFA において(01h) 〜(FFh) のいづれか
が記録されており、それに相当するパーツテーブルに
は、欠陥パーツがスタート及びエンドアドレスによって
示されている。また、他にも欠陥パーツが存在する場合
は、そのパーツテーブルにおけるリンク情報として他の
パーツテーブルが指定され、そのパーツテーブルにも欠
陥パーツが示されている。そして、さらに他の欠陥パー
ツがない場合はリンク情報は例えば『(00h) 』とされ、
以降リンクなしとされる。
【0058】ポインタP-EMPTY はテーブル部における1
又は複数の未使用のパーツテーブルの先頭のパーツテー
ブルを示すものであり、未使用のパーツテーブルが存在
する場合は、ポインタP-EMPTY として、(01h) 〜(FFh)
のうちのいづれかが記録される。未使用のパーツテーブ
ルが複数存在する場合は、ポインタP-EMPTY によって指
定されたパーツテーブルからリンク情報によって順次パ
ーツテーブルが指定されていき、全ての未使用のパーツ
テーブルがテーブル部上で連結される。
【0059】ポインタP-FRA は光磁気ディスク1上のデ
ータの書込可能なフリーエリア(消去領域を含む)につ
いて示しており、フリーエリアとなるトラック部分(=
パーツ)が示された1又は複数のパーツテーブル内の先
頭のパーツテーブルを指定している。つまり、フリーエ
リアが存在する場合はポインタP-FRA において(01h)〜
(FFh) のいづれかが記録されており、それに相当するパ
ーツテーブルには、フリーエリアであるパーツがスター
ト及びエンドアドレスによって示されている。また、こ
のようなパーツが複数個有り、つまりパーツテーブルが
複数個有る場合はリンク情報により、リンク情報が『(0
0h) 』となるパーツテーブルまで順次指定されている。
【0060】図4にパーツテーブルにより、フリーエリ
アとなるパーツの管理状態を模式的に示す。これはパー
ツ(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) がフリーエリアとされて
いる時に、この状態がポインタP-FRA に引き続きパーツ
テーブル(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) のリンクによって
表現されている状態を示している。なお上記した欠陥領
域や未使用パーツテーブルの管理形態もこれと同様とな
る。
【0061】ポインタP-TNO1〜P-TNO255は、光磁気ディ
スク1にユーザーが記録を行なった楽曲などのトラック
について示しており、例えばポインタP-TNO1ではトラッ
ク#1のデータが記録された1又は複数のパーツのうち
の時間的に先頭となるパーツが示されたパーツテーブル
を指定している。例えばトラック#1とされた楽曲がデ
ィスク上でトラックが分断されずに、1つのパーツで記
録されている場合は、そのトラック#1の記録領域はポ
インタP-TNO1で示されるパーツテーブルにおけるスター
ト及びエンドアドレスとして記録されている。
【0062】また、例えばトラック#2とされた楽曲が
ディスク上で複数のパーツに離散的に記録されている場
合は、そのトラック#2の記録位置を示すため各パーツ
が時間的な順序に従って指定される。つまり、ポインタ
P-TNO2に指定されたパーツテーブルから、さらにリンク
情報によって他のパーツテーブルが順次時間的な順序に
従って指定されて、リンク情報が『(00h) 』となるパー
ツテーブルまで連結される(上記、図4と同様の形
態)。このように例えばトラック#2(2曲目)を構成
するデータが記録された全パーツが順次指定されて記録
されていることにより、このU−TOCセクター0のデ
ータを用いて、トラック#2の再生時や、そのトラック
#2が記録された領域への上書き記録を行なう際に、光
学ヘッド3及び磁気ヘッド6をアクセスさせ離散的なパ
ーツから連続的な音楽情報を取り出したり、記録エリア
を効率使用した記録が可能になる。
【0063】U−TOCセクター0において以上のよう
に管理情報が記録されることで、システムコントローラ
11はディスク1に対してトラックの記録/再生時に適
切な動作制御を行うことができるとともに、デバイド、
コンバイン、ムーブ、オールイレーズ、1トラックイレ
ーズ等の編集は、U−TOCセクター0の更新のみで実
現できることが理解される。
【0064】ところで各パーツテーブルに設けられるト
ラックモードの情報としては、その1バイトの各ビット
によって所定の状態が示されている。トラックモードの
データとなるbit0〜bit7の8ビットにつて、図
2を参照しながら説明する。bit0については『0』
又は『1』であることでエンファシスのオン/オフ状態
が示される。またbit1につてはモノラル/ステレオ
の識別、bit2、bit3については組み合わせて判
別され、『01』の場合はノーマルオーディオであると
識別される。またbit4が『1』である場合はそのパ
ーツはオーディオデータであると識別される。
【0065】bit5は、デジタルダビングに関する情
報が示される。即ちbit5が『0』の場合はそのトラ
ックのデータはオリジナル(又はアナログダビングによ
るもの)であり、『1』である場合はデジタルダビング
によるデータであることが示される。つまりトラックが
デジタルダビングにより記録された場合は、そのトラッ
クに対応するパーツテーブルにおいて、トラックモード
のbit5が『1』とされるものである。また、bit
6は著作権に関する情報、bit7は『0』の場合は書
込禁止、『1』の場合は書込許可であることを表してい
る。
【0066】上述したようにミニディスクシステムで
は、SCMS方式により、デジタルダビングについては
1世代しか許されていない。即ち、例えばCD等の記録
媒体に収録されている音楽等を、デジタルダビングによ
りミニディスクに記録した場合、そのトラックはミニデ
ィスク上では上記bit5=「1」として管理される。
システムコントローラ11は、このようにbit5=
「1」とされたトラックについては、デジタル出力を実
行しないようにすることで、次世代へのデジタルダビン
グは不可能となるものである。
【0067】3.U−TOC更新処理 以下、本例において不正コピーを禁止する目的で行われ
るU−TOC更新処理について説明する。
【0068】本例においてディスク1上でU−TOC更
新を行うのは次のような(A)〜(D)の場合である。 (A)RAM11aにおいてU−TOCデータに変更が
加えられている状態であって、そのU−TOCデータが
ディスク1に書き込まれていない状態で、ユーザーが電
源オフ操作を行ったとき。 (B)RAM11aにおいてU−TOCデータに変更が
加えられている状態であって、そのU−TOCデータが
ディスク1に書き込まれていない状態で、ユーザがイジ
ェクト操作を行ったとき。 (C)RAM11aにおいてU−TOCデータに変更が
加えられている状態であって、そのU−TOCデータが
ディスク1に書き込まれていない状態で、電源回路27
の出力電圧が下がり、オフ検出回路24がLレベルを出
力し、再び電源回路27の出力電圧が上昇してオフ検出
回路24の出力がHレベルとなったとき。 (D)全トラックの消去(オールイレーズ編集)を行っ
たとき、および、ディスク上に1トラックしか残されて
いない状態で1トラック消去(1トラックイレーズ編
集)を行ったとき。(つまり、ディスク1上でトラック
が存在しない状態となるように編集が行われたとき)
【0069】このうちの(D)の場合にディスク1上で
U−TOC更新が行われるのは、主に不正コピーを防止
するための処理となる。この場合についての処理を詳し
く説明していく。オールイレーズ編集が行われた際に行
われるシステムコントローラ11の処理を図5に、また
1トラックイレーズ編集が行われた際に行われるシステ
ムコントローラ11の処理を図6に示す。また、図5、
図6の処理中で行われるU−TOC書込動作の処理を図
7に示す。
【0070】なお、各フローチャート中で、変数 f_toc
write_req は、システムコントローラ11のRAM11
aにおいてU−TOCデータが変更され、ディスク1上
のU−TOCデータと内容が一致していないことを表す
フラグである。この変数 f_tocwrite_req は、ディスク
1からU−TOCを読み出した時に「0」に初期化され
るとともに、システムコントローラ11がRAM11a
においてU−TOCデータ内容を変更した時に「1」に
セットされる。またRAM11aに記憶されているU−
TOCデータをディスク1に書き込んだ時に「0」にク
リアされるものである。
【0071】ディスク1上に1又は複数のトラックが存
在する場合においては、ユーザーはオールイレーズ編集
操作を行うことで、ディスク上の全てのトラックを消去
させ、ディスク1をバージンディスクの状態に戻すこと
ができる。このオールイレーズ編集操作が行われた場合
のシステムコントローラ11の処理を図5で説明する。
【0072】ユーザーによってオールイレーズ編集操作
が行われると、システムコントローラ11はステップS
101において内部のRAM11aに記憶されているU
−TOCデータを更新する。このときの更新は、オール
イレーズ編集操作に伴うものであるため、トラックが記
録されていない状態となるようにU−TOCデータを初
期状態とする処理となる。具体的には、U−TOCセク
ター0については、ポインタP-TNO1〜P-TNO255は全て
「00h」とされる。またポインタP-FRAは「01h」
とされて、パーツテーブル(01h)にはスタートアド
レスとエンドアドレスにおいてレコーダブルユーザーエ
リアの全域が示される。また他の全てのパーツテーブル
(02h)〜(FFh)は、ポインタP-EMPTYからリン
クされる状態となる。さらに、最初のトラックナンバ
(FirstTNO)及び最後のトラックナンバ(LastTNO)
は、「00h」とされる。なお、トラックネームや記録
日時を記録した他のU−TOCセクターも初期状態とさ
れる。
【0073】この様にU−TOCが初期状態とされるこ
とで、ディスク1は全てのトラックが消去されたものと
して認識されることになる。ただしこの時点ではディス
ク1上ではU−TOCは更新されていないため、RAM
11aでのU−TOCとディスク1でのU−TOCが一
致していない状態となり、これに伴ってステップS10
2では、それを表す変数 f_tocwrite_req を1にセット
する。続いてステップ103では、U−TOCのディス
クへの書込を行う。
【0074】ステップS103の処理は図7に詳しく示
される。まずステップS301において、システムコン
トローラ11はRAM11aにおけるU−TOCデータ
を、メモリコントローラ12を介してバッファメモリ1
3に転送する。続いてステップS302では、バッファ
メモリ12上に転送したU−TOCデータを、ディスク
1に書き込むように制御する。即ちメモリコントローラ
12及びエンコーダ/デコーダ部8により、バッファメ
モリ12上でのU−TOCデータが記録データとして処
理され、ディスク1のU−TOC領域に書き込まれるよ
うにする。
【0075】ステップF303ではこの書込動作が正常
に終了したかどうかを判定し、何らかの原因で書き込み
に失敗した場合は、ステップS302に戻って、再度書
き込みを行う。システムコントローラ11は、書込が正
常に終了した場合は、RAM11aのU−TOCとディ
スク1でのU−TOCが一致した状態となったことに応
じて、ステップS304で、変数 f_tocwrite_req を0
にクリアして処理を終える。
【0076】以上のように本例では、ユーザーがオール
イレーズ編集操作を行った場合は、RAM11a上で編
集に伴ったU−TOC更新(初期状態にする)を行うと
ともに、その直後に、ディスク1上のU−TOCデータ
も更新するようにしている。
【0077】ところで、ディスク1上に1又は複数のト
ラックが存在する場合においては、ユーザーは1トラッ
クイレーズ編集操作によっても、ディスク上の全てのト
ラックを消去させ、ディスク1を何も記録されていない
状態にすることができる。1トラックイレーズとは、ユ
ーザーが指定した1つのトラックを消去する編集である
が、ディスク1上に1つのトラックしか存在しない時点
では、1トラックイレーズにより全てのトラックが消去
された状態となる。また、複数のトラックが存在する場
合でも、1トラックづつ消去していけば、最終的に全て
のトラックを消去することができる。
【0078】1トラックイレーズ編集操作が行われた場
合のシステムコントローラ11の処理を図6で説明す
る。
【0079】ユーザーによって1トラックイレーズ編集
操作が行われると、システムコントローラ11はステッ
プS201において内部のRAM11aに記憶されてい
るU−TOCデータを更新する。このときの更新は、ユ
ーザーが指定した或るトラックが記録されていない状態
となるようにU−TOCデータを更新とする処理とな
る。
【0080】具体的には、U−TOCセクター0につい
ては、例えば指定されたトラック#(x)が最後のトラ
ックナンバである場合は、トラック#(x)に対応する
ポインタP-TNO(x)を「00h」とし、またポインタP-TN
O(x)からリンクされていた1又は複数のパーツテーブル
をフリーエリアに組み込む。即ち、ポインタP-FRAから
のリンクに組み込む。また、指定されたトラック#
(x)が最後のトラックナンバでない場合は、トラック
#(x)が消去されることで、後続のトラックのトラッ
クナンバが繰り上がるようにするため、トラック#
(x)に対応するポインタP-TNO(x)に、ポインタP-TNO
(x+1)の値を書き込む。またポインタP-TNO(x+1)にポイ
ンタP-TNO(x+2)の値を書き込む。これを存在する最後の
トラックまで行うことで、指定されたトラックが消去さ
れ、かつ後続のトラックが繰り上げられた状態となる。
もちろん、ポインタP-TNO(x)からリンクされていた1又
は複数のパーツテーブルはフリーエリアに組み込む。
【0081】また、1つのトラックが消去されることで
トラック数が1つ減ることになるため、最後のトラック
ナンバ(LastTNO)の値をデクリメントする。なお、指
定されたトラックについてのトラックネームや記録日時
も消去されるように、他のU−TOCセクターも更新さ
れる。
【0082】この様にU−TOCが更新とされること
で、ディスク1は或る1つのトラックが消去されたもの
として認識されることになる。ただしこの時点ではディ
スク1上ではU−TOCは更新されていないため、RA
M11aでのU−TOCとディスク1でのU−TOCが
一致していない状態となり、これに伴ってステップS2
02では、それを表す変数 f_tocwrite_req を1にセッ
トする。次にステップS203では、U−TOCセクタ
ー0の最後のトラックナンバ(LastTNO)の値を確認し
て、現在トラック数がゼロとなっているか否かを確認す
る。ゼロとなっていなければ、そのまま処理を終える。
一方、トラック数がゼロであれば、ステップF204と
してU−TOCのディスクへの書込を行う。このステッ
プS204の処理は上述した図7と同様となり、システ
ムコントローラ11は、U−TOC書込が正常に終了さ
れてRAM11aとディスク1でU−TOCデータが一
致した状態となったことに応じて、変数 f_tocwrite_re
q を0にクリアして処理を終える。
【0083】なお、ステップS203での判断を行わず
に、1トラックイレーズの場合も常にディスク1上での
U−TOC更新を行うようにする処理例も考えられる。
【0084】以上のように本例では、ユーザーが1トラ
ックイレーズ編集操作を行った場合には、RAM11a
上で編集に伴ったU−TOC更新を行うが、少なくとも
その結果全てのトラックが消去された状態となった場合
には、その直後に、ディスク1上のU−TOCデータも
更新するようにしている。
【0085】つまり本例では、上記(D)の場合とし
て、オールイレーズ編集もしくは1トラックイレーズ編
集により、ディスク1上でトラックが存在しない状態と
なるように編集が行われた場合には、ディスク1上での
U−TOC更新を実行する。図8により説明したよう
に、不正コピーの手法としては、一旦アナログダビング
したトラックを全て消去した上で(手順)、デジタル
ダビングを行うものであり、その間、ディスク1上でU
−TOCが更新されていないことを悪用するものであ
る。従って、ディスク1上でトラックが存在しない状態
となるように編集が行われた場合には、その直後にディ
スク1上でのU−TOCを更新してしまうようにすれ
ば、図8の不正コピーができないことになり、これによ
り適切な著作権保護が可能となる。
【0086】また本例では、ディスク1上でU−TOC
更新を行うのは上記(A)〜(D)の場合のみであり、
(D)の不正コピー防止を目的とするもの以外の(A)
〜(C)は、最低限必要とされる場合である。つまり、
ディスク1上でのU−TOC更新は、不正コピー防止を
実現した上で最低限必要とされる場合のみであり、頻繁
にディスク1へのU−TOC書込が行われるものではな
い。(A)(B)(C)の場合について簡単に説明して
おく。
【0087】(A)の場合のシステムコントローラの処
理は次のようになる。ユーザーが記録再生装置の動作終
了を目的として電源オフ操作を行った場合は、システム
コントローラ11は、変数 f_tocwrite_req を確認し
て、「0」であればそのまま電源オフ処理を行うが、
「1」であれば、その時点でRAM11aとディスク1
上でU−TOCが一致していないものであることがわか
るため、上記図7の処理でディスク1へのU−TOCデ
ータの書込を実行する。そして図7の処理が終了した後
に、電源オフ処理を行うことになる。これにより、電源
オンの間に行われた記録又は編集がディスク1上に正し
く反映されたものとなる。
【0088】(B)の場合のシステムコントローラの処
理もほぼ同様となる。即ちユーザーがディスク1を取り
出すためにイジェクト操作を行った場合は、システムコ
ントローラ11は、変数 f_tocwrite_req を確認して、
「0」であればそのままイジェクト処理を行うが、
「1」であれば、その時点でRAM11aとディスク1
上でU−TOCが一致していないものであることがわか
るため、上記図7の処理でディスク1へのU−TOCデ
ータの書込を実行する。そして図7の処理が終了した後
に、イジェクト処理(ディスク排出)を行うことにな
る。これにより、排出されたディスクでは、それまでの
記録又は編集が正しく反映されたものとなる。
【0089】(C)の場合は、何らかの原因(例えばバ
ッテリーの消耗などや商用交流電源使用時の電力供給が
不安定になった場合など)により電源電圧が低下してし
まった場合の不具合を防止するためである。本例では、
記録や編集のたびにディスク1上でU−TOC更新を行
うものではないため、RAM11aとディスク1上でU
−TOCが一致していない時点で電源電圧が絶たれる
と、それまでの記録や編集が無駄になってしまうおそれ
がある。そこで上述したようにシステムコントローラ1
1は、オフ検出端子11cがLレベルとなった場合は、
RAM11aの記憶内容を保持するようにした上で他の
動作を停止させる。そして、電源が回復された時点で、
変数 f_tocwrite_req が「1」であれば、上記図7の処
理で、RAM11aのU−TOCデータをディスク1に
書き込むようにする。これにより電源電圧供給が絶たれ
た場合のU−TOC不一致という不具合を解消できる。
【0090】なお完全に電源が断たれるような場合、例
えばバッテリーが抜かれたり、商用交流電源使用時の停
電、或いはコンセント抜けなどの場合は、RAM11a
のデータの維持も不能となる場合がある。このため、そ
のような場合のバックアップ電源を備えるようにした
り、或いはRAM11aに代えて不揮発性メモリを用い
る等の手段が考えられ、そのようにすることで、完全な
電源遮断時にも、その後、電源供給回復時にディスク1
へのU−TOC書込が可能となる。また、例えばリセッ
トスイッチ26が設けられない記録装置では、図8の手
順として、電源を落とすという(バッテリー抜き取り
もしくはコンセント引き抜き)手法がとられることがあ
るが、このように電源遮断された後の電源回復時にディ
スク1にU−TOCが書き込まれるようにすることは、
不正コピー防止にも役立つことになる。
【0091】以上のように本例では、システムとして最
低限必要な(A)(B)(C)の場合に加えて、不正コ
ピー防止のための(D)の場合にのみディスク1でU−
TOCが更新されるため、通常の動作中に記録や編集操
作((D)の場合を除く)に伴ってディスク1に対する
U−TOC書込は行われない。これは、U−TOC書込
によってユーザーが待たなければいけない場合を最小限
とするものとなり、装置の操作性を悪化させないものと
なる。
【0092】なお、本発明の実施の形態としてミニディ
スクシステムの記録再生装置を挙げたが、もちろん記録
装置、編集装置としての本発明は適用できるし、ミニデ
ィスクシステムに限らず、記録媒体上の管理情報の更新
が、記録/編集時に毎回実行されるものではない記録装
置において本発明は適用できる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録装置で
は、記録動作や編集操作に応じて記録装置内部の記憶手
段上で管理情報が更新されていくとともに、少なくと
も、その管理情報の更新結果として記録媒体上にプログ
ラム(トラック)が存在しないものとなる際(つまりオ
ールイレーズ処理や、1トラックイレーズの結果全ての
トラックが消去された状態となるとき)に、記憶手段に
記憶されている管理情報を、書込手段によって記録媒体
へ書き込ませるようにしている。これは、不正コピーが
行われる可能性が生ずる状態において、不正コピーが不
可能となるように記録媒体上で管理情報を更新するもの
となり、この結果不正コピーを防止することができ、著
作権保護の観点において適切な記録装置を実現できると
いう効果がある。また本発明では、記録媒体上で管理情
報が更新されるのは、イジェクト時、電源オフ時、及び
管理情報の更新結果として記録媒体上にプログラム(ト
ラック)が存在しないものとなる際とすることで、頻繁
にディスク上でU−TOC更新が行われることはない。
つまり、記録時や編集操作時に毎回ディスク上でU−T
OC更新が行われるものではなく、ディスク上でのU−
TOC更新は必要最小限回数とできる。従ってU−TO
C更新によりユーザーが操作を待機せざるを得ない状況
となることが最小限となり、記録装置の操作性は損なわ
れないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック
図である。
【図2】実施の形態のトラックモードの説明図である。
【図3】実施の形態のディスクのU−TOCセクター0
の説明図である。
【図4】実施の形態のディスクのU−TOCセクター0
のリンク形態の説明図である。
【図5】実施の形態のオールイレーズ編集処理のフロー
チャートである。
【図6】実施の形態の1トラックイレーズ編集処理のフ
ローチャートである。
【図7】実施の形態のU−TOC書込処理のフローチャ
ートである。
【図8】不正ダビングの手順の説明図である。
【符合の説明】
1 ディスク、3 光学ヘッド、6a 磁気ヘッド、8
エンコーダ/デコーダ部、11 システムコントロー
ラ、11a RAM、13 バッファメモリ、14 エ
ンコーダ/デコーダ部、19 操作部、20 表示部、
21 デジタルオーディオインターフェース部、24
オフ検出回路、25 リセット回路、26 リセットス
イッチ、27 電源回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがプログラム単位で記録されると
    ともに、プログラムデータの記録又は再生動作を管理す
    る管理情報が記録される記録媒体に対して記録又は再生
    動作を行うことのできる記録装置として、 前記記録媒体に対して書込動作を行うことのできる書込
    手段と、 前記記録媒体に対して読出動作を行うことのできる読出
    手段と、 前記読出手段によって前記記録媒体から読み出された管
    理情報を記憶する記憶手段と、 プログラムデータに関する各種の編集を指示できる操作
    手段と、 前記書込手段によるプログラムデータの記録動作、又は
    前記操作手段によるプログラムデータに関する編集操作
    に応じて、前記記憶手段に記憶された管理情報の更新を
    行うとともに、少なくとも、その更新結果として記録媒
    体上にプログラムが存在しないものとなる際に、前記記
    憶手段に記憶されている管理情報を、前記書込手段によ
    って前記記録媒体へ書き込ませるようにする管理情報制
    御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記管理情報制御手段は、少なくとも、
    前記記憶手段に記憶された管理情報の更新結果として記
    録媒体上にプログラムが存在しないものとなる際と、当
    該記録装置の電源がオフとされる際と、当該記録装置か
    ら記録媒体が排出される際に、前記記憶手段に記憶され
    ている管理情報を、前記書込手段によって前記記録媒体
    へ書き込ませることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
JP11169853A 1999-06-16 1999-06-16 記録装置 Withdrawn JP2001006344A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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