JP2001006028A - 自動音声応答方式による即時決済システム - Google Patents

自動音声応答方式による即時決済システム

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JP2001006028A
JP2001006028A JP11173658A JP17365899A JP2001006028A JP 2001006028 A JP2001006028 A JP 2001006028A JP 11173658 A JP11173658 A JP 11173658A JP 17365899 A JP17365899 A JP 17365899A JP 2001006028 A JP2001006028 A JP 2001006028A
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Mizue Kanda
瑞絵 神田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらかじめ設定された即時決済条件にしたが
って、預金者本人の携帯端末に対し、自動合成した音声
によって確認内容を送信し、即時に預金者からの応答を
受け付け、該応答結果に従った即時決済処理を行う技術
を提供する。 【解決手段】 即時決済における利用条件を預金者もし
くは金融機関があらかじめ設定しておき、預金者もしく
は預金者の許可した利用者が即時決済サービスを受けよ
うとする際、該利用条件に合致する場合に、該利用条件
に対応した預金者への応答確認内容を自動音声合成装置
によって合成し、預金者の双方向通信が可能な携帯端末
に電話回線を通じて送信し、預金者から送信された即時
応答内容にしたがって、即時決済処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関内の即時
決済処理システムに関し、預金者の双方向通信可能な携
帯端末に対し、自動音声合成による自動応答確認方式に
関する。
【従来の技術】従来の即時決済システムは、商品購入
等、即時決済を希望した際、精算機より即時決済希望情
報として、振替元の預金口座情報、振替先の預金口座情
報、振替金額情報、暗証番号情報を振替元金融機関へ送
信する。金融機関では、預金者の預金口座を検索して暗
証番号のマッチングを行い、暗証番号が合致の場合預金
残高を確認して、決済可能であれば即時決済処理を行
い、精算機へ処理結果を返信する方式である。また、決
済に関する預金者への確認方式として、金融機関内にお
いて預金者への決済に関する確認事項が発生した場合、
預金者の携帯端末(ポケットベル等)の電話番号情報等
を検索して確認依頼を送信し、別途預金者からの指示を
待つ、という方法がある。
【発明が解決しようとする課題】現在、即時決済用カー
ドは、金融機関の預金者カードと兼用の場合が多い。一
方、金融機関では、一つの預金口座に対して複数の預金
者カードを発行し、預金者以外に許可された家族等が利
用しやすい様に預金口座の利便性を高めている。しか
し、即時決済用カードが複数ある場合、預金者以外の人
間が、いつどのような金額の商品を即時決済で購入する
か、預金者本人は把握できず、預金をコントロールする
ことが困難になる。また、盗難により悪用される場合等
を考えると、従来の方式では預金者以外の人間でも、商
品購入金額より残高が上回っていれば即時決済が可能で
あり、短期間で被害が大きくなる可能性がある。また、
預金残高の不足等の理由により即時決済ができない場合
でも、融資など、他の条件及び代替方法により、即時決
済が可能な場合があるが、従来の方式では、その代替方
法の採用を預金者に確認する方法がない。一方、決済に
関する預金者への確認方式では、従来は、預金者の携帯
端末へ送信する確認事項を自動的に作成し送信すること
は可能だが、預金者からの応答は人が受けざるを得な
い。そのため、金融機関内に人が滞在する必要があり、
作業負荷の面から効率的とはいえない。また、一方通行
的な情報の送信では、即時に預金者からの応答が得られ
る可能性が低く、即時決済の場合にはその即時性が損な
われ、効果的な方法ではない。
【課題を解決するための手段】本発明では、預金者もし
くは金融機関が、即時決済を行うためのいくつかの条件
を設定し、条件に応じた応答を求める音声を自動的に合
成し、預金者へ確認の電話をかけて即時応答を求める。
このように、預金者や金融機関が即時決済の利用範囲を
狭めたり、条件に応じて利用範囲を拡大することによ
り、即時決済サービスの利便性を高め、また預金者の預
金管理を維持することが可能となり、預金者としては、
より安全に即時決済方式を利用することが可能となる。
金融機関としては、条件によって預金者に即時に確認を
行うことができ、不正利用防止等安全性を高めることが
可能となる。また、預金者の双方向通信可能な携帯端末
へ情報を送信し、即座に確認応答処理を行うことができ
るため、安全性を保ちながら、即時決済の即時性を有効
に保つことができる。また金融機関にとっては、自動音
声合成によって自動的に確認応答の音声を合成し、預金
者の双方向通信可能な携帯端末へ情報を送信し、即時に
預金者の応答結果を受付、応答結果に沿った即時決済処
理を行う一連の処理を、即時性を有効に保ちながら、無
人で行うことができるため、作業効率は飛躍的に向上す
る。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の処理概要の例で
ある。まず図1によって、本実施の形態の処理概要を説
明する。まず、消費者が、購入したい商品を特定し、小
売店舗において即時決済したい旨を伝える。小売店舗で
は、購入する商品の番号を精算機102に入力し、購入
金額を集計する。次に、商品購入者の即時決済用カード
の金融機関、預金口座番号等の情報を精算機102にて
読み取り、顧客用簡易端末103より、即時決済のため
の暗証番号を購入者に入力してもらう()。次に、商
品購入金額の情報、振替元である商品購入者の決済用預
金口座情報、振替先である小売店舗の決済用金融機関の
情報を即時決済依頼データをして、ネットワークを通じ
商品購入者の金融機関の計算機104へ送信する
()。次に、金融機関の計算機104では、受信した
即時決済依頼に基づいて、購入者の預金口座情報を検索
し、即時決済可能かどうかを計算する。処理の結果、決
済可能であれば、即時に決済し、振替処理を行い、処理
結果を小売店舗に送信する。処理の結果、条件によっ
て、預金者が許可すれば即時決済が可能な場合、あらか
じめ登録してある条件に従って預金者に即時決済許可を
確認するための音声の合成し、預金者の携帯端末105
へ電話回線網を通じて情報を送信する。() 預金者は、携帯端末105より音声で即時決済の条件を
確認し、即時決済の許可、不可の応答を入力して、計算
機104にその情報を送信する。預金者が即時決済を許
可した場合()は、即時決済の処理を行い、処理結果
を小売店舗に送信する()。条件を検索しても決済が
不可能な場合、及び預金者が決済を許可しなかった場合
は、決済不可の情報を小売店舗に送信する。この場合、
購入者と預金者は同一である場合もあるが、預金者が親
カードを持ち、商品購入者が子カードを持つ利用者の場
合は購入者と預金者は異なる。例えば、預金者の子供が
利用者として子カードを所持する場合、預金者である親
は、あらかじめ即時決済可能な範囲を、利用限度額等の
条件として設定しておく。すると、子供が単独で子カー
ドを利用して、即時決済により商品を購入する場合で
も、条件によって、預金者である親に対し金融機関より
即時決済の確認内容が親の携帯電話に送信される。それ
により、子供のむやみな商品の購入を抑制し、コントロ
ールすることができる。また、預金者本人が商品を購入
する場合においても、条件によって金融機関より本人に
対し確認応答を行うことで、不正なカードの利用を防ぐ
事ができる。また、小売店舗としても、預金者本人であ
ることをその場で確認することができ、即時決済利用に
おける安全性は高まる。本発明の処理概要の例では、即
時決済用カード101、精算機102、顧客用簡易端末
103、計算機104、携帯端末105を有する。即時
決済用カード101は、俗にデビットカードと呼ばれ
る。通常、金融機関の預金者カード(キャッシュカー
ド)と併用することが多い。基本的には、預金者が携帯
するが、現在金融機関の多くは、一つの預金口座に対
し、複数の利用者カードを発行している。これは、家族
カード、親子カード等と呼ばれ、預金者以外の家族等が
カードを利用して一つの預金口座への入出金を行うため
の、金融機関のサービスである。本発明では、即時決済
用カード101の発行においても、一つの決済用預金口
座に対し、複数の利用者がいることを想定し、便宜上、
預金者本人が携帯するカードを親カードとし、その他の
利用者が所持するカードを子カードと呼ぶこととする。
そして、子カードの利用者を「利用者」と呼び、預金者
と区別することとする。精算機102は、小売店の店舗
に設置されている精算機で、POSレジスタシステム等
である。精算機102では、購入した商品金額の計算及
び、金融機関との決済データの送受信を行う。また、顧
客用簡易端末103へ必要な情報を送信したり、該端末
103からの情報を受信する。顧客用の簡易端末103
は精算機102と接続されている。この簡易端末103
により、顧客の入力情報を受け付け、精算機102へ情
報を送信したり、顧客への情報を精算機102より受信
し表示する。計算機104は、金融機関内部に設置され
ている計算機で、精算機102とネットワークで接続さ
れており、精算機102より送信された即時決済依頼デ
ータに基づき処理を行う。携帯端末105は、顧客が携
帯可能な端末装置であり、即時に双方向で応答が可能な
端末である。ここでは携帯電話を想定しているが、その
他モバイル用パーソナルコンピュータ等も利用可能であ
る。携帯端末105は、計算機104と電話回線網で接
続が可能であり、計算機104から送信された即時決済
に関する依頼に対し、即時応答して処理の指示を入力し
送信する。図2は、即時決済用カード101の構成図で
ある。磁気記憶部201には、即時決済に必要な、カー
ドを発行した金融機関及び支店、預金口座種別及び口座
番号、枝番の情報が格納されている。通常、金融機関の
預金者カードと兼用可能である場合が多い。図3は、精
算機102の構成図である。精算機102は、出力装置
301、画面表示装置302、処理装置303、入力装
置304、通信装置305、記憶装置306を有する。
出力装置301は、商品購入のレシートを印刷するプリ
ンタ等である。画面表示装置302は、処理装置303
の処理結果や入力装置304からの入力情報を表示する
装置であり、液晶ディスプレイ等である。処理装置30
3は、カレンダー、時計部3031、売上計算処理部3
032、即時決裁処理部3033を有する。カレンダ
ー、時計部3031は、商品購入の日時や時間を特定
し、記憶するための処理部である。売上計算処理部30
32は、商品購入者が購入する商品番号情報の入力を、
入力装置304を介して受け付け、商品情報テーブル3
061より商品情報を読み出して合計金額を算出し、商
品売上明細情報テーブル3062に格納する処理を行
う。即時決済処理部3033は、売上計算処理部303
2において処理した売上金額と、入力装置304より入
力された商品購入者の決済金融機関及び預金口座情報、
及び顧客用簡易端末103より入力された即時決済口座
の暗証番号から即時決済依頼情報を計算し、通信装置3
05を介して商品購入者の金融機関の計算機104へ即
時決済依頼データを送信する。その後、該金融機関の計
算機104より即時決済処理結果を受信し、画面表示装
置301及び顧客用簡易端末103に表示する。入力装
置304は、小売店舗の販売員などが利用する装置で、
キーボード、商品番号等の情報をスキャンして取り込む
ためのバーコードリーダ、即時決済用カード101の情
報を読み取る為のカードリーダ等である。通信装置30
5は、金融機関と情報を送受信するための装置である。
記憶装置306は、商品情報テーブル3061、商品売
上明細情報テーブル3062、小売店舗決済情報テーブ
ル3063を有する。商品情報テーブル3061は、そ
の小売店舗で販売する商品についての情報を格納してお
り、あらかじめ入力装置304により登録しておく情報
である。商品売上明細情報テーブル3062は、その小
売店舗での商品の売上明細情報を格納しており、売上計
算処理部3032、及び即時決済処理部3033の処理
結果を格納する。小売店舗決済情報テーブル3063
は、あらかじめ入力装置304により登録しておく情報
で、その店舗の決済に必要な金融機関や預金口座の情報
である。図4は、顧客用簡易端末103の構成図であ
る。顧客用簡易端末103は、精算機102の処理結果
や顧客への指示、及び入力部402より商品購入者が入
力した情報を表示する表示部401と、顧客からの入力
を受け付ける入力部402を有する。入力部402は、
テンキー等である。図5は、計算機104の構成例を示
す図である。計算機104は金融機関内に設置されてい
る計算機で、通信装置501、入力装置502、画面表
示装置503、処理装置504、出力装置505、音声
合成装置506、記憶装置507を有する。通信装置5
01は、小売店舗の精算機102からの決済依頼を受信
し処理装置504に送信したり、処理装置504の処理
結果を精算機102に送信する装置である。また、預金
者の携帯端末105に、電話回線網を介して音声合成結
果を送信する機能を有する。また、預金者の携帯端末1
05から入力した情報を受信する機能を有する。入力装
置502は、通信装置501より情報が送信される場合
は不要で、主に小売店舗において即時決済加盟店舗の情
報をあらかじめ登録したり、預金口座の属性情報をあら
かじめ登録する際に使用する。画面表示装置503は、
入力装置502より、画面表示要求が入力された場合に
要求された情報を表示するためのもので、あらかじめ情
報を登録する場合等に使用する。通信装置501より情
報が送受信され、処理装置504がそれによって自動で
処理する場合は不要である。処理装置504は、即時決
済処理部5041と音声合成処理部5042を有する。
即時決済処理部5041は、通信装置501を介して、
小売店舗の精算機102より即時決済依頼データを受け
つけ、即時決済処理を行う。また即時決済条件に応じ
て、音声応答処理部5042へ音声応答処理の指示を出
す機能を有する。また即時決済処理結果を、通信装置5
01を介して、小売店舗の精算機102へ送信する機能
を有する。音声応答処理部5042は、即時決済処理部
5041の即時決済条件に従って、音声合成条件テーブ
ル5073を検索し、音声合成指示を音声合成装置50
6に出す機能を有する。次に、その音声合成結果を受け
取り、通信装置501を介し、預金者の携帯端末105
に電話回線を通じて合成した音声を送信する。次に、預
金者の携帯端末105より入力された情報を、通信装置
501を介して受信し、即時決済処理部5041へ送信
する。出力装置505は、ラインプリンタ、レーザープ
リンタ等で、入力装置502より、出力指示が入力され
た場合に要求された情報を出力するためのもので、月末
に決済処理の集計結果を出力する場合等に使用する。音
声合成装置506は、音声応答処理部5042から送ら
れた指示に従い、音声を合成する装置である。記憶装置
507は、預金口座情報テーブル5071、預金残高明
細情報テーブル5072、音声合成条件テーブル507
3を有する。預金口座情報テーブル5071は、預金者
が該金融機関で口座を開設した際に、入力装置502よ
り入力される情報で、預金者の住所や電話番号等の属性
情報を登録する。預金残高明細情報テーブル5072
は、日々預金口座から、預金者もしくは利用者が入出金
を行ったり、即時決済の振替処理を行った結果を明細情
報として格納している情報である。音声合成条件テーブ
ル5073は、音声応答処理部において、音声を合成す
る際の条件と、条件に合致した際の音声合成指示を格納
したもので、あらかじめ入力装置502等から登録して
おく。音声応答処理部5042と音声合成装置506及
び音声合成条件テーブル5073とを合わせて、一連の
音声合成の処理を行う技術を、一般的にCTI(コンピ
ュータ・テレフォニー・インテグレーション)と呼ぶ。
図6は、商品情報テーブル3061のデータ構成例を示
す図である。商品情報テーブル3061は、該小売店舗
で販売している商品の属性情報であり、小売店舗での販
売に先立ち、精算機102の入力装置304等から登録
しておく情報である。図6に示す通り、商品情報テーブ
ル3061は、商品番号601、商品名称602、単価
603、その他商品属性情報604を有している。商品
番号601は、商品の管理上の番号で、商品自体にも、
商品番号601に対応したバーコード等の形式で値札に
印刷される等して取り付けられ、判別できるようになっ
ている。商品名称602は、その商品の名称である。単
価603は、商品番号601に対応する商品の単価であ
る。その他商品属性情報604は、商品によって異なる
が、商品を判別するのに必要な情報、たとえば、色やサ
イズ等である。1商品番号に対し、複数のその他商品属
性情報604がある場合がある。図7は、商品売上明細
情報テーブル3062のデータ構成例を示す図である。
商品売上明細情報テーブル3062は、図7に示す通
り、売上日時701、商品売売上明細702、支払方法
703、担当者704、顧客名705を有している売上
日時701は、その小売店舗の商品を、一消費者が一度
に購入し、精算機102で精算した単位毎の日時を示
す。商品売上明細702は、一消費者が一度に購入した
商品とその個数、金額の明細情報である。商品売売上明
細702は、商品番号7021、個数7022、金額7
023、売上小計7024、消費税7025、売上合計
7026を有している。商品番号7021は、該消費者
が、購入した商品の番号である。小売店舗の店員が商品
に取り付けられている値札のバーコードをスキャンする
等して入力装置304より入力する。個数7022は、
該消費者が購入した商品番号7021に対応し、購入し
た個数を示す。金額7023は、該消費者が購入した商
品番号7021と個数7022に対応した売上金額であ
る。商品情報テーブル3061の中から該消費者が購入
した商品番号7021と合致する商品情報を検索し、そ
の単価603*個数7022=金額7023である。商
品番号7021、個数7022、金額7023は、該消
費者が購入した商品の商品番号7021が複数あれば、
複数存在する。売上小計7024は、商品番号7021
毎に算出した金額7023の和を算出した情報である。
消費税7025は、売上小計7024にかかる消費税を
算出した情報である。売上合計7026は、該消費者が
商品を購入した金額の合計で、売上小計7024と消費
税7025の和を算出した情報である。支払方法703
は、現金、即時決済、クレジットカード等の精算方法の
情報である。担当者704は、その精算を担当した小売
店舗の店員の名前である。顧客名705は、即時決済や
クレジット決済等で決済した場合に特定される商品購入
者の氏名である。金融機関の預金口座やカード番号から
商品購入者を特定でき、決済結果と共に商品購入者名情
報を受信するため、その情報を格納する。図8は、小売
店舗決済情報テーブル3063のデータ構成例を示す図
である。小売店舗決済情報テーブル3063は、その小
売店が即時決済する場合に利用する金融機関と、そこに
開設している小売店舗の預金口座情報であり、精算機1
02の入力装置304等よりあらかじめ登録してある。
小売店舗決済情報テーブル3063は、図8に示す通
り、金融機関No.801、支店番号802、口座種別8
03、口座番号804、加盟店コード805を有してい
る。金融機関No.801は、即時決済をする場合に利用
する金融機関の識別番号である。支店番号802は、即
時決済をする預金口座を開設している支店の識別番号で
ある。口座種別803は、即時決済をする預金口座の種
別で、当座預金、普通預金等がある。口座番号804
は、即時決済をする預金口座の番号である。加盟店コー
ド805は、即時決済サービス実施の契約を金融機関と
結んだ際の加盟店舗識別番号である。図9は、預金口座
情報テーブル5071のデータ構成例を示す図である。
預金口座情報テーブル5071は、図9に示す通り、支
店番号901、口座種別902、口座番号903、枝番
(親子番号)904、暗証番号905、預金者名90
6、利用者名907、利用限度額908、住所909、
電話番号910、携帯端末電話番号911、他の口座9
12を有しており、他の口座番号912は、口座種別9
121、口座番号9122を有している。預金口座情報
テーブル5071は、預金者が預金口座を開設した際、
また複数の即時決済用カード(子カード)を発行した場
合、入力装置502より情報を入力し、登録する。支店
番号901は、預金者が預金口座を開設している支店の
識別番号である。口座種別902は、預金者が開設した
預金口座の種別の情報で、当座預金、普通預金等があ
る。口座番号903は、預金口座番号の情報である。枝
番(親子番号)904は、複数の即時決済用カード10
1を発行した場合に、カードを識別する番号であり、こ
こでは便宜上、親カードを預金者本人が持つカードと
し、その他のカードは利用者が所持する子カードとす
る。例としては、親カードの場合は枝番0、子カードの
場合は、1〜Nという様に、識別可能な番号である。該
金融機関においては、支店番号901、口座種別90
2、口座番号903が揃って、初めて預金口座を特定で
きる。また支店番号901、口座種別902、口座番号
903、枝番904が揃って利用者を特定できる。暗証
番号905は、該即時決済用カード101を利用する場
合に、安全性を確保するための番号で、金融機関におけ
る口座振替等の指示を許可するための番号である。預金
者名906は、該預金口座を開設した預金者の氏名であ
る。利用者名907は、該即時決済用カード101を実
際所持する人の氏名である。子カードの場合、預金者名
とは異なる氏名である。利用限度額908は、即時決済
用カードごとに、一回の即時決済における利用可能な金
額の範囲を設定した情報である。基本的に、預金者が任
意に設定可能である。一預金口座に対し、複数の即時決
済用カード101が発行されている場合、どのカードを
利用しても商品購入金額より預金残高が上回っていれ
ば、即時決済は可能となる。しかし、預金者にとって
は、利用者が思いもよらぬ金額の商品を購入する等預金
残高のコントロールがしににくなり、また盗難等の危険
性も高まる。そこで、即時決済用カード101ごとに、
一回の即時決済における利用限度額を設定することで、
むやみに、預金者以外の人が高額な商品を購入すること
を抑え、預金者が預金金額をコントロールしやすくす
る。住所909は、預金者の現住所の情報である。電話
番号910は、預金者の電話連絡先の番号情報である。
携帯端末接続電話番号911は、即時決済を行う際に、
預金者への確認を行う場合に利用する番号情報である。
他の口座912は、該預金者が開設している他の預金口
座の情報である。通常、各金融機関では、普通預金の残
高が不足した場合、他に定期預金等を開設していれば、
その預金を担保に普通預金に融資するサービスを実施し
ている。そのため、預金者の他の預金情報を紐付けして
格納しておく。口座種別9121は、該預金者が開設し
ている、他の預金口座の種別情報である。当座預金、普
通預金等がある。口座番号9122は、該預金者が開設
している、他の預金口座番号情報である。図10は、預
金残高明細テーブル5072のデータ構成例を示す図で
ある。預金残高明細テーブル5072は、預金口座毎
に、現金の引出し、預け入れ、振替など日々の預金の動
きと預金残高を格納してある情報である。預金残高明細
テーブル5072は、支店番号1001、口座種別10
02、口座番号1003、残高明細1004を有してい
る。支店番号1001は、該預金口座が開設された支店
の識別番号である。口座種別1002は、該預金口座種
別の情報で、当座預金、普通預金等がある口座番号10
03は、該預金口座の識別番号情報である。残高明細1
004は、日々の預金の動きと預金残高を格納した情報
で、日付10041、預り品目10042、支払品目1
0043、金額10044、摘要10045、預金残高
10046を有している。日付10041は、預金の入
出金処理が発生した日付の情報である。預り品目100
42は、日付10041に対し、それが預金口座への入
金である場合、入金者を示す情報である。例えば、会社
名、店舗名等である。支払品目10043は、日付10
041に対し、それが預金口座からの出金である場合、
出金先を示す情報である。例えば、クレジット会社名、
小売店舗名等である。金額10044は、一度の入出金
処理の金額を示す。摘要10045は、一度の入出金処
理の処理方法を示す。例えば、預金者や利用者本人が金
融機関で預金者カードを用いた場合はカードの枝番や支
店名等、その他振込み、振替等といった情報である。預
金残高10046は、一度の入出金処理の結果、差し引
きの預金残高を示す。図11は、音声合成テーブル50
73のデータ構成例を示す図である。音声合成テーブル
5073は、あらかじめ、入力装置502などから登録
しておく情報で、音声合成処理部5042に設定されて
いる音声合成条件フラグに従い、条件に応じた音声合成
の指示を格納した情報である。音声合成テーブル507
3は、音声合成条件1101、音声合成指示1102を
有する。音声合成条件1101は、音声合成処理部50
42から指示される音声合成条件を識別するための情報
である。音声合成指示1102は、音声合成条件110
1に対応し、該条件に対してどのような音声を合成する
のかを音声合成装置506に指示する情報である。図1
2〜図14は、本発明の実施の形態における、精算機1
02の処理装置303の処理を示すフローチャートであ
る。このフローチャートに従い、まず小売店舗内での即
時決済処理を説明する。 ステップ1201:商品購入者が即時決済して購入しよ
うとする商品の商品番号及びその商品の購入数を入力装
置304より入力する。商品番号の入力は、キーボード
等を用いて小売店舗の店員が入力する場合、商品の値札
等に印刷されているバーコードを、バーコードスキャナ
を用いてスキャンし、入力する場合等がある。 ステップ1202:売上計算処理部3032にて、入力
された商品番号と購入数から、商品の購入(売上)金額
を算出する。購入(売上)金額情報を、即時決済処理部
3033へ送信する。 ステップ1203:商品購入者の即時決済用カード10
1を受けとり、即時決済依頼データを作成する。ステッ
プ1203からステップ1208までの処理は、即時決
済処理部3033で行う。 ステップ1204:購入合計金額及び商品購入者(すな
わち即時決済用カード101の利用者)の預金口座の暗
証番号入力指示情報を顧客用簡易端末103に送信し、
画面表示部401に表示する。次に商品購入者による暗
証番号の入力を、入力部402より受け付ける。 ステップ1205:ステップ1403で作成した即時決
済依頼データ、小売店決済情報テーブル3063の加盟
店コード805、ステップ1204で利用者が入力した
暗証番号情報を、振替元金融機関の計算機104へ通信
装置305を介して送信する。 ステップ1206:該金融機関の計算機104からの即
時決済の処理結果を受け取る。 ステップ1207:該金融機関の計算機104からの処
理結果のうち、暗証番号間違いの場合は、ステップ12
08に進む。即時決済が不可だった場合は、ステップ1
209へ進み、処理結果を売上計算処理部3032に送
信する。この場合、即時決済不可の理由は、カード利用
者個人の情報であるため、プライバシーの保護上精算機
102の記憶装置306に格納したり、画面表示装置3
02に表示することは好ましくない。但し、顧客用簡易
端末103は、精算機102とは別の位置に設置するこ
とが可能であり、利用者のみが見ることができるように
配慮することが可能であるため、利用者のプライバシー
の保護という問題点を解決し、即時決済における、該金
融機関からの個別の利用者への情報を表示することがで
きる。その場合は、即時決済拒否の理由を該金融機関の
計算機104から受信し、それを顧客用簡易端末103
に送信して画面表示部401に表示することも可能であ
る。即時決済処理済みの場合は、ステップ1212へ進
み、処理結果を売上計算処理部3032に送信する。 ステップ1208:暗証番号間違いの情報を顧客用簡易
端末103に送信し、画面表示部401に表示する。次
にステップ1204へ進む。 ステップ1209:商品代金を他の支払方法(現金、ク
レジット等)で支払ってもらうか、もしくは商品の購入
を中止するかを商品購入者に選択してもらう。購入中止
の場合は、ステップ1210へ進む。他の支払方法で購
入する場合は、ステップ1211へ進む。ステップ12
09〜1213の処理は、売上計算処理部3032で行
う。 ステップ1210:入力データ及び処理装置303にお
ける算出結果をすべてクリアする。 ステップ1211:他の支払方法に応じた決済の処理を
行う。例えば、現金の場合は、そのまま現金を受け取
り、必要があればお釣を支払う。クレジットカードによ
る支払いの場合は、商品購入者のクレジットカードを受
け取り、該クレジットカードの発行会社にカード番号と
購入合計金額情報を送信し、クレジット利用許可を求め
る、といった処理である。 ステップ1212:ステップ1201にて入力された全
ての商品番号に合致する商品名称を、商品情報テーブル
3061の商品名称602から検索する。次にカレンダ
ー、時計部3031より、現在の精算日時を売上計算処
理部3032へ送信し、売上日時、商品名称、購入個
数、購入小計、消費税、購入合計金額、支払方法等を出
力装置301より出力し、レシートとして商品購入者に
渡す。 ステップ1213:商品売上明細情報テーブル3062
の売上日時701、商品番号7021、購入個数(個数
7022)、金額7023、購入小計(売上小計702
4)、消費税7025、購入合計金額(売上合計702
6)、支払方法703、入力装置304から入力した小
売店舗の精算担当者名704を格納し、一連の処理を終
了する。即時決済やクレジット決済の場合、決済金融機
関やクレジット会社にて処理を行った際に、処理結果と
して顧客名情報を受け取ることができる。その場合は、
顧客名705に格納する。図13は、図12ステップ1
202の購入(売上)金額算出の処理を示すフローチャ
ートである。 ステップ1301:入力された商品番号のうち一つの商
品番号を取り出し、合致する商品番号を、商品情報テー
ブル3061の商品番号601から検索し、その商品の
単価603を検索する。 ステップ1302:単価603*ステップ1201で入
力した購入数=商品毎の購入(売上)金額を算出する。 ステップ1303:入力した全ての商品番号について、
ステップ1301、1302の処理を行った場合はステ
ップ1304に進み、まだ処理を行っていない商品番号
がある場合はステップ1301に戻る。 ステップ1304:各商品番号毎に算出した金額の合計
を購入(売上)小計として算出する。 ステップ1305:ステップ1304にて算出した購入
(売上)小計の消費税を算出する。 ステップ1306:ステップ1304にて算出した購入
(売上)小計と、ステップ1305で算出した消費税を
合算して、購入(売上)合計金額を算出する。図14
は、図12ステップ1203の即時決済依頼データ作成
の処理を示すフローチャートである。 ステップ1401:入力装置304により、即時決済用
カード101の磁気記憶部201に格納してある決済預
金口座情報を読みだす。 ステップ1402:小売店舗決済情報テーブル3063
から、小売店舗の決済預金口座情報を読み出す。 ステップ1403:振替元を即時決済用カード101の
利用者(すなわち商品購入者)の預金口座、振替先を小
売店舗の決済預金口座、振替金額をステップ1306で
算出した商品の購入(売上)合計金額として、振替元金
融機関に対する即時決済依頼データを作成する。図15
及び図16は、本発明の実施の形態における、金融機関
の計算機104の処理装置504における処理を示すフ
ローチャートである。このフローチャートに従い、金融
機関内の即時決済処理を説明する。図15のフローチャ
ートの処理は、全て即時決済処理部5041で行う。 ステップ1501:通信装置501を介して、小売店舗
から即時決済依頼データ、暗号番号情報、小売店舗の加
盟店コード805情報を受信し、処理装置504の即時
決済処理部5041へ送信する。 ステップ1502:即時決済依頼データの中の、振替元
の預金口座の情報から、預金口座情報テーブル5071
の支店番号901、口座種別902、口座番号903、
枝番904を検索して利用者を特定し、該利用者の暗証
番号905を読み出す。 ステップ1503:該利用者の暗証番号905=小売店
舗から受信した暗証番号であれば、ステップ1505へ
進む。異なる場合は、ステップ1504へ進む。 ステップ1504:暗証番号の再送信指示を、通信装置
501を介して小売店舗に送信し、処理を終了する。 ステップ1505:即時決済依頼データの中の、振替元
の預金口座情報から、預金残高明細テーブル5072の
支店番号901、口座種別902、口座番号903を検
索して預金口座を特定し、残高明細1004の最新の日
付10041に対応した預金残高10046を読み出
す。次に即時決済依頼データの中の振替金額=<預金残
高であれば、ステップ1508へ進む。振替金額>預金
残高であれば、ステップ1506へ進む。 ステップ1506:ステップ1502で特定した該利用
者預金口座の他の口座912を検索し、融資可能かどう
かを判定する。振替金額=<預金残高+融資可能金額で
あれば、ステップ1507へ進む。振替金額>預金残高
+融資可能金額であれば、即時決済不可としてステップ
1515へ進む。 ステップ1507:音声合成条件のフラグを立てる。 ステップ1508:ステップ1502で特定した該利用
者預金口座の利用限度額908を読み出す。利用限度額
908=<振替金額であれば、ステップ1510へ進
む。利用限度額908>振替金額であれば、ステップ1
509へ進む。 ステップ1509:音声合成条件のフラグを立てる。
ステップ1506、1508は、通常の設定の中では即
時決済不可であるが、預金者に確認することで決済可能
な条件である。例えば、ステップ1506の条件は、
通常、振替金額が預金残高を上回っていれば、引き落と
しはできないが、同じ預金者が他に口座を持っていて、
それを担保に融資可能である場合もある。それを預金者
本人に確認するために、条件を確認し、フラグを立てる
処理を行っている。例えば、ステップ1508の条件
は、預金者以外に子カードを持った利用者がいる場合、
利用者が、むやみに高額の商品を即時決済で購入したり
しない様コントロールするために、一回の即時決済で利
用できる金額の限度額を設定している。しかし、必要に
応じて利用限度額以上の商品を購入する必要がある場合
もありえるため、預金者本人に確認し判断を求めるため
のフラグを立てる処理を行っている。このように、預金
者本人にその場で確認し応答を求めるための条件は、こ
の他にも複数設定される可能性がある。 ステップ1510:音声合成条件のフラグが立っている
ものが一つでもあれば、ステップ1511に進む。フラ
グが立っていなければ、ステップ1514へ進む。 ステップ1511:ステップ1502で特定した利用者
預金口座の枝番904を検索して該預金口座の親番号を
検索する。その中の携帯端末電話番号911の情報を読
み出し、携帯端末電話番号911、音声合成条件フラ
グ、ステップ1501にて受信した小売店舗の加盟店コ
ード805情報を音声応答処理部5042へ送信し、音
声合成及び応答処理を行う。 ステップ1512:音声合成条件フラグを全てクリアす
る。 ステップ1513:音声応答処理部5042より、預金
者の応答結果(購入許可または購入不可)情報を受け取
り、購入許可の場合はステップ1514へ進む。購入不
可の場合は、即時決済不可としてステップ1515へ進
む。 ステップ1514:ステップ1501にて小売店舗から
受信した即時決済依頼データに基づき、振替元から振替
先へ、振替金額を振替える。振替先の金融機関が振替元
金融機関と異なる場合は、通信装置501を介し、振替
処理情報を振替先金融機関へ送信する。次に振替結果情
報を、ステップ1505において特定した、振替元預金
口座の預金残高明細テーブル5072の残高明細100
4に格納する。 ステップ1515:処理結果(即時決済処理済み、もし
くは即時決済不可)情報を、通信装置501を介して小
売店舗の精算機102に送信し、処理を終了する。図1
6は、図15ステップ1511の、音声合成及び応答処
理を示すフローチャートである。この処理は、全て音声
応答処理部5042で行う。 ステップ1601:音声合成条件フラグの立っている条
件のうち一つを選択し、それに合致した音声合成指示1
102を、音声合成条件テーブル5073より読み出
す。 ステップ1602:音声合成条件テーブル5073より
読み出した音声合成指示1102を音声合成装置506
へ送信し、指示に従って必要な情報を即時決済処理部5
041より受け取り、音声を合成する。条件の場合の
音声合成としては、「預金残高が不足しています。××
×を担保にして、ご融資が可能です」といった音声が考
えられる。×××の部分には、該預金者の他の口座91
2の口座種別9121を受信し、その情報より音声を合
成する。 ステップ1603:フラグの立っている全ての音声合成
条件に合致した音声を合成した場合は、ステップ160
4へ進む。まだ音声を合成していない音声合成条件があ
る場合は、ステップ1601へ進む ステップ1604:音声合成装置506にて、共通部分
の音声を合成する。共通部分の音声合成の指示、あるい
は音声合成条件に従って合成する音声と共通部分の音声
の配列順序等は、あらかじめ音声合成装置506に指定
してある。例えば、共通部分の音声の例としては、共通
「こちらは、○○銀行です。ただいま、◇◇◇様が×
×店にて、△△円の商品の購入を希望しておられま
す」、そして共通「購入を許可される場合は1を、購
入不可の場合は2を入力してください」といった音声が
考えられる。この場合、店舗名は、加盟店コードに対応
する店舗名の音声が音声合成装置506に格納してお
り、ステップ1511にて即時決済処理部5041が送
信した振替先の加盟店コード805を受け取り、対応す
る店舗名の音声を読み出して該当部分に挿入する。ま
た、◇◇◇の部分は利用者名、△△の部分は振替金額の
情報を、それぞれ即時決済処理部5041より受け取
り、その情報に従って音声を合成する。音声合成条件に
従って合成した音声は、共通との音声の間に挿入さ
れる。 ステップ1605:預金者の携帯端末電話番号911に
対し、通信装置501を介し、電話をかける。 ステップ1606:預金者の携帯端末105より応答が
あった場合はステップ1607へ進む。応答がなかった
場合、即時決済不可としてステップ1613へ進む。 ステップ1607:あらかじめ音声合成装置506に指
定してある順番に従い、合成した音声データを、通信装
置506を介し、電話回線を通じて送信する。 ステップ1608:送信した音声に対する預金者の応答
入力を、通信装置506を介して音声応答処理部504
2にて受け付ける。ステップ1604の例では、預金者
に携帯電話のテンキーより入力してもらい、その情報を
受信する方法を取っているが、金融機関の計算機105
に音声認識装置がある場合は、預金者に購入の許可また
は不可の指示を音声で入力し送信してもらい、音声を音
声認識装置でデータに変換し、預金者の応答を認識する
方法もある。 ステップ1609:音声応答処理部5042より、音声
合成装置506に暗証番号入力の音声の合成を指示し、
通信装置506を介して預金者へ音声データを送信す
る。音声合成の例としては、「暗証番号を入力してくだ
さい」といった音声が考えられる。 ステップ1610:預金者の暗証番号入力を、通信装置
506を介して受け付ける。 ステップ1611:ステップ1511にて特定した該預
金口座の親番号情報の中から暗証番号905を読み出
す。預金者が入力した暗証番号=読み出した預金者の暗
証番号905であればステップ1613へ進む。暗証番
号が異なっていれば、ステップ1612へ進む。 ステップ1612:暗証番号再入力のための音声合成を
音声合成装置506に指示する。例としては、「暗証番
号が間違っています」といった音声が考えられる。 ステップ1613:預金者の応答入力結果から、購入許
可あるいは不可の情報を即時決済処理部5041へ送信
し、処理を終了する。
【発明の効果】本発明では、商品購入者が即時決済を希
望した際、条件によって預金者への確認事項を自動音声
合成装置にて合成し、即座に預金者に対し確認を行うこ
とにより、即時決済サービスの利用対象範囲を広げ、よ
り安全に即時決済を行うことが可能となる。また、金融
機関としては、即時決済の際、預金者に即時に確認を行
うことができ、不正利用防止等安全性を高めることが可
能となる。また、自動音声合成によって自動的に確認応
答の音声を合成し、預金者への即時応答確認を行うこと
ができるため、即時性を有効に保ちながら、作業効率を
向上する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における、処理概要の例を
示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における、即時決済用カー
ド101の構成図である。
【図3】本発明の実施の形態における、精算機102の
構成図である。
【図4】本発明の実施の形態における、顧客用簡易端末
103の構成図である。
【図5】本発明の実施の形態における、計算機104の
構成例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における、商品情報テーブ
ル3061のデータ構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における、商品売上明細情
報テーブル3062のデータ構成例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における、小売店舗決済情
報テーブル3063のデータ構成例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における、預金口座情報テ
ーブル5071のデータ構成例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態における、預金残高明細
テーブル5072のデータ構成例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態における、音声合成テー
ブル5073のデータ構成例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態における、処理装置30
3の、小売店舗の即時決済処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の実施の形態における、処理装置30
3の売上計算処理部3032の購入(売上)金額算出の
処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態における、処理装置30
3の即時決済処理部3033の即時決済依頼データ作成
の処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態における、処理装置50
4の金融機関の即時決済処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】本発明の実施の形態における、処理装置50
4の音声合成処理部5042における音声合成及び応答
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…即時決済用カード、102…精算機、103…
顧客用簡易端末、104…計算機、105…携帯端末、
201…磁気記憶部、301…出力装置、302…画面
表示装置、303…処理装置、3031…カレンダー、
時計部、3032…売上計算処理部、3033…即時決
裁処理部、304…入力装置、305…通信装置、30
6…記憶装置、3061…商品情報テーブル、3062
…商品売上明細情報テーブル、3063…小売店舗決済
情報テーブル、401…表示部、402…入力部、50
1…通信装置、502…入力装置、503…画面表示装
置、504…処理装置、5041…即時決済処理部、5
042…音声合成処理部、505…出力装置、506…
音声合成装置、507…記憶装置、5071…預金口座
情報テーブル、5072…預金残高明細情報テーブル、
5073…音声合成条件テーブル、601…商品番号、
602…商品名称、603…単価、604…その他商品
属性情報、701…売上日時、702…商品売売上明
細、7021…商品番号、7022…個数、7023…
金額、7024…売上小計、7025…消費税、702
6…売上合計、703…支払方法、704…担当者、7
05…顧客名、801…金融機関No.、802…支店番
号、803…口座種別、804…口座番号、805…加
盟店コード、901…支店番号、902…口座種別、9
03…口座番号、904…枝番(親子番号)、905…
暗証番号、906…預金者名、907…利用者名、90
8…利用限度額、909…住所、910…電話番号、9
11…携帯端末電話番号、912…他の口座、9121
…口座種別、9122…口座番号、1001…支店番
号、1002…口座種別、1003…口座番号、100
4…残高明細、10041…日付、10042…預り品
目、10043…支払品目、10044…金額、100
45…摘要、10046…預金残高、1101…音声合
成条件、1102…音声合成指示、1201〜1213
…小売店舗の即時決済処理を示すフローチャート例、1
301〜1306…購入(売上)金額算出の処理を示す
フローチャート例、1401〜1403…即時決済依頼
データ作成の処理を示すフローチャート例、1501〜
1515…金融機関の即時決済処理を示すフローチャー
ト例、1601〜1613…音声合成及び応答処理を示
すフローチャート例。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】即時決済における利用条件を預金者もしく
    は金融機関があらかじめ設定しておき、預金者もしくは
    預金者の許可した利用者が即時決済サービスを受けよう
    とする際、該利用条件に合致する場合に、該利用条件に
    対応した預金者への応答確認内容を自動音声合成装置に
    よって合成し、預金者の双方向通信が可能な携帯端末に
    電話回線を通じて送信し、預金者から送信された即時応
    答内容にしたがって、即時決済処理を行うことを特徴と
    する即時決済システム。
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