JP2001005987A - スマート消去ブラシ - Google Patents

スマート消去ブラシ

Info

Publication number
JP2001005987A
JP2001005987A JP2000125015A JP2000125015A JP2001005987A JP 2001005987 A JP2001005987 A JP 2001005987A JP 2000125015 A JP2000125015 A JP 2000125015A JP 2000125015 A JP2000125015 A JP 2000125015A JP 2001005987 A JP2001005987 A JP 2001005987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
value
erasure
pixel
brush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000125015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4771573B2 (ja
Inventor
Mark Hamburg
ハンブルグ マーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adobe Inc
Original Assignee
Adobe Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Adobe Systems Inc filed Critical Adobe Systems Inc
Publication of JP2001005987A publication Critical patent/JP2001005987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4771573B2 publication Critical patent/JP4771573B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • G06T15/503Blending, e.g. for anti-aliasing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/90Determination of colour characteristics

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 デジタルイメージからオブジェクトを除去す
る際に、特徴を消去する。 【解決手段】各々がイメージのピクセルを有し、且つ特
徴の一部をカバーしている複数の先端領域を該イメージ
上に識別し、その特徴を消去するために先端領域を逐次
的に処理する。即ち消去色を決定し、先端領域に対する
色一致関数を画定し、色一致関数を用いて各ピクセルに
対する色一致値を決定し、先端領域内のピクセルのうち
でスレッシュホールド値より大きな色一致を有するもの
を完全に消去する。該スレッシュホールドより小さい色
一致値を有するピクセルの場合には、消去関数がターゲ
ットピクセルに対して適用される。消去色の貢献がター
ゲットピクセルと関連する色から除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、デジタルイ
メージの処理に関するものであって、デジタルイメージ
からの特徴の消去に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルイメージの取扱いにおける一般
的な作業は、シーン即ち場面から1つ又はそれ以上のオ
ブジェクトを除去することである。このことの幾つかの
例は、フォアグランドオブジェクトのみを残存させ1つ
又はそれ以上のバックグラウンドオブジェクトを除去す
ること、バックグラウンドシーンからフォアグランドオ
ブジェクトを除去すること、及び、複数個のレイヤーの
イメージデータから生成した複合イメージの場合に、全
体的な合成物からオリジナルのレイヤーに属するオブジ
ェクトを除去することを包含している。この除去処理
は、典型的に、幾つかの理由により困難な作業である。
オブジェクトの端部におけるピクセルはフォアグランド
とバックグラウンドの両方からの貢献を有している場合
がある。従って、ピクセルの色は2つの領域のブレンド
即ち混合であり、該領域のうちの1つのみを除去するこ
とを困難としている。オブジェクトの端部(例えば、ハ
ード端部)において混合データを有することのないオブ
ジェクトの場合であっても、そのオブジェクトの境界
は、しばしば、手作業によって画定するための厄介な努
力を必要とする詳細を包含しており、そのオブジェクト
を除去することを困難なものとしている。毛を有するオ
ブジェクトはこれらの問題の組合せを提供する。これら
のタイプのオブジェクトは複雑な形状を有しており且つ
典型的に色の混合となる細い繊維を具備する領域を有し
ている。
【0003】一般的に、該問題は簡単な明確な解決を有
しているものではない。映画業界はシーンを簡単化する
ことを包含する解決方法を採用しており、一様な色を持
った単純なバックグラウンド(例えば、青のスクリー
ン)に対してオブジェクト又は人を映写している。然し
ながら、簡単化したシーンの場合であっても、複雑なオ
ブジェクトからバックグラウンドを除去することは困難
な処理に変わりはない。
【0004】近似的な解決方法を生成する技術が開発さ
れている。バックグラウンドからオブジェクトをクリッ
プするためにオブジェクトに対してソフトウエアマスク
を適用することが可能である。然しながら、オブジェク
トの端部におけるハローイング(haloing)効果
がしばしば発生する。このハローイング効果はオブジェ
クトの輪郭を手作業によってトレースし且つ該輪郭に対
してマスクをきっちりとクロッピング(croppin
g)即ち刈り込むことによって最小とさせることが可能
であるが、この解決方法は例えば毛を有するオブジェク
ト等の複雑なオブジェクトの場合には厄介である。一
方、混合データを包含するピクセルを除去するためにフ
ォアグランドイメージの一部をクリップ即ち切除するた
めにマスクを寸法決定することが可能である。これらの
解決方法のどれも満足のいくものではない。
【0005】別の解決方法は、イメージの不所望の部分
を消去することである。イメージの成分を消去するため
にラスターイメージを処理する種々の技術が存在してい
る。一般的な技術は、1つ又はそれ以上の次元における
1つ又はそれ以上のピクセルとして寸法決定されたブラ
シを使用することである。該ブラシをイメージの上に位
置決めさせることによって、そのブラシによってカバー
されるピクセルは2つの従来の消去技術のうちの1つに
よって消去される。第一の技術においては、消去される
色をバックグラウンドの色で置換させる。第二の技術に
おいては、それらのアルファ値を0に向かってドライブ
即ち駆動することにより色を効果的に消去させる(その
場合に、アルファチャンネル値が0にセットされる場合
には完全なる消去が発生する)。
【0006】これらの技術の両方ともイメージの不所望
の部分を除去するためには効果的である。然しながら、
これらの技術も複雑なオブジェクトを操作する場合に厄
介な手作業を必要とする。更に、従来の消去技術は混合
データを包含するオブジェクトの端部におけるピクセル
に対して正確なオリジナルの色を発生するものではな
い。第一の技術においては、オブジェクトの端部の一部
であり且つ混合データを包含しているピクセルは、完全
に消去されるか(バックグラウンドの色と置換)又は消
去されないまま残されるかのいずれかである。いずれの
場合においても、結果は上述したハローイング又は近接
クロッピング問題と同様のものである。第二の技術にお
いては、混合ピクセルに対する色は影響されることはな
く、この場合も不所望の結果となる。
【0007】トランスペアレンシィ即ち透明度はバック
グラウンドオブジェクト(イメージ、テキスト、ライン
又は塗り潰した領域)がバックグラウンドオブジェクト
の上に描画されたフォアグランドオブジェクトによって
部分的に隠される即ち見えなくされる場合に得られる視
覚的混合効果である。フォアグランド及びバックグラウ
ンドのグラフィックデータを統合するために多数のその
他の混合効果を使用することが可能である。混合効果の
例は、ドロップシャドウ効果、スクリーン効果、より暗
い及びより明るい効果及びオーバープリント効果を包含
している。
【0008】デジタルイメージの操作における一般的な
作業は、透明なフォアグランドオブジェクトからバック
グラウンドオブジェクトを除去することである。フォア
グランドオブジェクトの透明な性質はフォアグランドオ
ブジェクトがシーン内の1つ又はそれ以上のバックグラ
ウンドオブジェクトと混合する結合となる。この例にお
いては、フォアグランドオブジェクトの全体が混合物で
ある。他のものの一部を消去することなしに一方を消去
することは困難である。典型的に、従来の消去アルゴリ
ズムは、フォアグランド要素の部分を反映するアルファ
値が抽出される場合にバックグラウンド特徴部を消去す
るために提供されている。然しながら、初期のイメージ
内に存在していたフォアグランド要素の量を反映するア
ルファ値が抽出される場合であっても、色値はフォアグ
ランド及びバックグラウンドの特徴部の混合したものの
ままである。
【0009】
【課題を解決するための手段】1つの側面においては、
本発明は、デジタルイメージから特徴を消去する方法を
提供しており、且つ各々が該イメージの複数個のピクセ
ルを包含しており且つ各々が該特徴の一部をカバーして
いる複数個の先端領域を該イメージ上で識別し且つ該特
徴を消去するために該先端領域を逐次的に処理すること
を包含している。該逐次的な処理は、消去色を決定し、
該先端領域に対する色一致関数を画定し、各ピクセルに
対する色一致値を決定することを包含して該先端領域内
の各ピクセルに対して該色一致関数を適用し、且つ先端
領域内のピクセルのうちでスレッシュホールド値よりも
大きな色一致値を有するものを完全に消去することを包
含している。該スレッシュホールドより小さい色一致値
を有するピクセルの場合には、消去関数がターゲットピ
クセルに対して適用される。該ターゲットピクセルと関
連する色から該消去色の貢献が除去され、その場合に、
先端領域を処理する各動作の効果が、その後の先端領域
を処理する動作が実施される前に、デジタルイメージに
おいて記録される。
【0010】本発明の側面は多数の特徴を包含してい
る。本方法は、処理のためのデジタルイメージの一部を
指定するためにデジタルイメージに対しブラシを使用し
てストロークを適用することを包含することが可能であ
る。該消去色を決定するステップは、ブラシストローク
の現在のブラシ先端の中心領域における色をサンプリン
グすることを包含することが可能である。該消去色を決
定するステップは、ブラシストロークの開始において色
をサンプリングすることを包含することが可能である。
該バックグラウンドの色を決定するステップは、該消去
色に対して固定した色を指定することが可能である。
【0011】本方法は、そのストロークがフォアグラン
ド及びバックグラウンドのイメージの交差を画定する境
界の一部を包含するように先端領域を寸法決定するため
にブラシの形状を調節することを包含することが可能で
ある。該ブラシの形状は円形とすることが可能であり、
且つ該ブラシに対する形状を調節するステップは、該円
の半径を変化させることを包含することが可能である。
【0012】該消去ステップは、与えられたピクセルに
関連するアルファ値を変化することを包含することが可
能である。該色一致値を決定するステップは、該消去色
及び該ターゲットピクセルの色の間の差を決定し且つ該
差に対して関数を適用することを包含することが可能で
ある。該関数はテント(tent)関数とすることが可
能である。
【0013】本方法は、デジタルイメージに対して色空
間において使用可能な色を反映するために色一致値をピ
ニング即ちピン止めすることを包含することが可能であ
る。該スレッシュホールドは各先端適用において調節可
能なものとすることが可能である。該色一致値は、該ブ
ラシに対する密度値によって調節することが可能であ
る。該色一致値は、先端領域の中心からの与えられたタ
ーゲットピクセルの距離に比例するスケーリングファク
タ即ち倍率によって減少させることが可能である。
【0014】ターゲットピクセルにおける色一致値は、
現在のターゲットピクセルと先端領域の中心との間のタ
ーゲットピクセルが最小値である色一致値を有している
場合に、最小値へ駆動させることが可能である。ターゲ
ットピクセルにおける色一致値は、先端適用領域の中心
とターゲットピクセルとの間の全てのパスが最小値であ
る色一致値を具備するピクセルを包含している場合に
は、最小値へ駆動することが可能である。
【0015】イメージは複数個のカラープレーンにおけ
るデータを有しており且つ色一致値は各カラープレーン
に対して決定される。全てのカラープレーンに対する最
小色一致値は、ターゲットピクセルが完全に消去される
か又は部分的に消去されるかを決定するために使用する
ことが可能である。消去色及びターゲットピクセルの色
はアルファチャンネル値を有することが可能である。本
方法は、アルファチャンネル値から色一致値を決定する
ことを包含することが可能である。
【0016】消去色及びターゲットピクセルの色値は、
第一色空間内に存在することが可能である。本方法は、
消去色及びターゲットピクセルの色に対する色値を色一
致値を決定する前に第二の異なる色空間へ変化させるこ
とを包含することが可能である。本方法は、消去色及び
ターゲットピクセルの色に対する色値を、バックグラウ
ンドの色の貢献を除去する前に第二の異なる色空間へ変
化させることを包含することが可能である。
【0017】本方法は、消去色及びターゲットピクセル
の色に対する色値を、色一致値を決定する前に第二の異
なる色空間へ変化させることを包含することが可能であ
り、且つバックグラウンドの色の貢献を除去するステッ
プが浄化した色値を第一色空間へ変換することを包含し
ている。消去色はバックグラウンドの色とすることが可
能である。
【0018】別の側面においては、本発明はデジタルイ
メージから特徴を消去する方法を提供しており、且つ各
々が特徴の一部をカバーする複数個の先端領域をデジタ
ルイメージ上で識別し、可変であり且つ潜在的に各先端
領域と共に変化する消去色を画定し、且つ該特徴を消去
するために先端領域を処理することを包含している。該
先端領域を処理するステップは、該先端領域に対する消
去色を決定し、該ピクセルから特徴を除去するために該
領域における各ピクセルに対して消去関数を適用し、且
つピクセルの色が消去色と異なる場合にピクセルの色か
ら消去色の貢献を除去することを包含して該領域におけ
る各ピクセルをデコンタミネート(decontami
nate)即ち浄化することを包含している。
【0019】別の側面においては、本発明は、デジタル
イメージから特徴を消去する方法を提供しており、且つ
各々が特徴の一部をカバーしている複数個の先端領域を
デジタルイメージ上で識別し、先端領域におけるピクセ
ルに対して適用すべき色一致関数であって可変であり且
つ潜在的に各先端領域と共に変化する色一致関数を画定
し、且つ該特徴を消去するために該先端領域を処理する
ことを包含している。該処理は、該先端領域に対する消
去色を決定し、該ピクセルから該特徴を除去するために
該領域における各ピクセルに対して消去関数を適用し、
且つピクセルの色が消去色と異なる場合にピクセルの色
から消去色の貢献を除去するために該ピクセルに対して
先端領域に対する色一致関数を適用することを包含して
該領域における各ピクセルを浄化することを包含してい
る。
【0020】別の側面においては、本発明はデジタルイ
メージから特徴を消去する方法を提供しており、且つ各
々が消去すべき特徴の一部をカバーしている複数個の先
端領域をデジタルイメージ上で識別し、且つ該特徴を消
去するために該先端領域を逐次的に処理することを包含
している。該処理は、ターゲットピクセルから該特徴を
除去するために該領域内の各ピクセルに対して消去関数
を適用すること、尚該消去関数を適用する動作は、その
後の先端領域が処理される前に該イメージにおいて効果
が与えられ、且つピクセルの色が消去色と異なる場合に
ピクセルの色から消去色の貢献を除去することを包含し
て該領域における各ピクセルを浄化することを包含して
いる。
【0021】本発明の側面は多数の特徴を包含すること
が可能である。消去関数を適用するステップは、消去色
にほぼ等しい色を有する領域内の全てのピクセルに対し
て100%で消去関数を適用し、該領域内の全ての残り
のピクセルに対する色差を決定し、且つスレッシュホー
ルド値を超える色差を有する全てのピクセルに対して0
%で消去関数を適用することを包含することが可能であ
る。
【0022】別の側面においては、本発明は、デジタル
イメージを処理するユーザインターフェース方法を提供
しており、且つ消去ブラシを提供し、消去すべき特徴の
一部をカバーするユーザが画定したパスに沿ってのスト
ロークにおいて該消去ブラシを適用し、該パスに沿って
消去ブラシが移動するに従い該消去ブラシの各先端適用
における消去色を選択し、且つ、各先端適用において、
消去エンジンを喚起することを包含している。該消去エ
ンジンは、先端適用によって画定される先端領域内に存
在するピクセルに対して色一致関数を適用し、該先端領
域内のピクセルのうちで先端適用のための消去色とほぼ
等価な色を有しているものを完全に消去し、該先端領域
におけるピクセルのうちで消去色と異なる色を有してい
る残りのものを部分的に消去し、且つ該部分的に消去し
たピクセルと関連している色から消去色の貢献を除去す
ることを包含して部分的に消去したピクセルの色を浄化
する。
【0023】本発明の側面は多数の特徴を包含してい
る。消去ブラシは先端領域内に包含される多数のピクセ
ルを画定するためのユーザが調節可能な幾何学的形状を
有することが可能である。本方法は、各先端適用におい
て処理される先端領域の幾何学的形状を画定するために
ユーザ入力に応答して消去ブラシをコンフィギュア即ち
形態特定することを包含することが可能である。
【0024】別の側面においては、本発明は、デジタル
イメージを処理するユーザインターフェースを提供す
る。デジタルイメージはラスターデータによって表現さ
れる複数個の特徴を有している。本ユーザインターフェ
ースは、デジタルイメージから特徴を除去させるために
ユーザによって操作することが可能である。本ユーザイ
ンターフェースは、処理するためのデジタルイメージの
1つの領域を識別する場合に使用する先端領域を画定す
るユーザが調節可能なブラシを有している。該ブラシは
ユーザが特定した形状を有している。ユーザ入力に従っ
てブラシの形状を調節する手段が設けられている。更
に、ユーザが画定したパスに沿ってブラシを移動させる
手段、ブラシが該パスに沿って移動する場合に該ブラシ
の各先端適用における消去色を選択する手段、各先端適
用において消去エンジンを喚起する手段が設けられてい
る。該消去エンジンは先端適用によって画定される先端
領域内に存在するピクセルに対して色一致関数を適用
し、該先端領域内のピクセルのうちで与えられた先端適
用に対する消去色とほぼ等価な色を有しているものを完
全に消去し、該ピクセルのうちで該消去色と異なる色を
有している残りのものを部分的に消去し、且つ部分的に
消去したピクセルと関連している色から消去色の貢献を
除去することを包含して与えられたピクセルの色を浄化
する。
【0025】本発明の有益的な実施化即ち具体例は、以
下の利点のうちの1つ又はそれ以上を有することが可能
である。バックグラウンドオブジェクトは複雑なシーン
における複雑なオブジェクトから抽出することが可能で
ある。消去すべきオブジェクトの迅速且つ簡単な選択を
可能とするユーザインターフェースが提供される。ユー
ザは、消去することが必要なオブジェクトの部分のみを
ハイライトさせる柔軟性を有している。ユーザは、又、
消去することが必要なデジタルイメージの部分をキャプ
チャ即ち捕獲するためにブラシの幾何学的形状を修正す
る柔軟性を有している。デジタルイメージのバックグラ
ウンドオブジェクトは高い精度で抽出することが可能で
ある。複雑なフォアグランドオブジェクトを取囲んでい
るバックグラウンドは端部ピクセルにおけるバックグラ
ウンドの色のハローを回避しながら容易に消去すること
が可能である。
【0026】本発明のこれら及びその他の利点は以下の
説明及び特許請求の範囲から明らかなものとなる。
【0027】
【発明の実施の形態】デジタルイメージで作業するもの
にとってイメージからオブジェクトを消去することは一
般的である。ユーザはその境界に輪郭を設定することに
よりシーンから除去するオブジェクトを選択する。然し
ながら、この輪郭はその出所を確定することが困難なピ
クセルをカバーしている(それらはフォアグランド又は
バックグラウンドの一部であるか、所望の特徴の一部で
あるか否か)。本発明は、このような問題に対する解決
を与えており、それはその出所が不確かなピクセルを消
去し且つ同時的に消去したピクセルからバックグラウン
ドの色データを抽出することを包含している。
【0028】ここでは、イメージ及び関連する構成を記
述するために多数の用語を使用している。「デジタルイ
メージ」は、イメージの形態にキャストすることが可能
なデジタル情報の集まりのことを意味するために使用し
ている。イメージと言う用語は、視覚的表現のタイプ又
はオブジェクトタイプを記述するために使用される。デ
ジタルイメージは、例えば、写真、アートワーク、文
書、及びウエブページを包含することが可能である。イ
メージは、例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオ、
スキャナ、及びファクシミリ装置から得ることが可能で
ある。該イメージは、二次元又はそれより高い次元のも
のとすることが可能である。例えば、三次元イメージ
は、三次元空間の表現又は二次元の運動の表現で、その
場合には3番目の次元が時間であるものを包含すること
が可能である。
【0029】「ピクセル」はデジタルイメージの要素の
ことであり、それはイメージ内における特定の位置を有
しており且つその位置に対する色情報を有している。ピ
クセルは表示された視覚的表現の単一のピクチャ要素で
ある。各ピクセルは1つ又はそれ以上の成分から構成さ
れており、特定のカラーシステムにおいて使用される各
成分の色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、及び
ブラック)に対して1つの成分である。各成分は、グレ
イスケール値を表すために1つ又はそれ以上のビットを
使用する。
【0030】「ビットマップ」はピクセルを表すデータ
構造におけるデジタルメモリ内に格納されるビットのこ
とを意味している。ここにおいて使用されるように、
「ビットマップ」は各ピクセルがオン又はオフのいずれ
かである白黒ピクセルを出力するためのデータ構造と、
例えばカラー又はグレイスケール表示用の各ピクセルに
対してより多くの情報を有する「ピクセルマップ」の両
方のことを意味することが可能である。ビットマップの
ピクセルは、例えば上から下へ順番付けされた複数個の
スキャンラインからなる集まりとして「ラスター」順で
格納され、その場合に各スキャンラインのピクセルは、
例えば左側から右側へ順番付けされる。
【0031】ここにおいて使用されるように、「ラスタ
ー」は、行及び列の形態で配列した複数個のピクセルか
らなるアレイを表示することによって視覚的表現を作成
する出力装置上でのピクセルの配列のことを意味してい
る。従って、ラスター出力装置は、コンピュータディス
プレイ、ビデオディスプレイ、及びLCDディスプレイ
を包含している。
【0032】「合成」とは、例えば、新たなバックグラ
ウンドイメージシーン上に切り取ったオブジェクトイメ
ージを積み重ねる等の2つのイメージを混合するプロセ
スのことを意味している。
【0033】「色」はピクセルにおけるイメージ情報の
全てを特性付ける値からなるベクトルを表すために使用
される。それはRGB色空間内において赤、緑、青の強
度を表すことが可能であり、又はグレイスケール色空間
における単一の輝度を表すことが可能である。それは、
更に、デジタルイメージの特定の部分に関連する透明度
又は半透明度の量を表すことが可能である。ピクセルと
関連する色情報は、アルファチャンネル値を有すること
が可能である。アルファチャンネルはそのピクセルに対
する透明度のレベルを画定する。透明度のレベルは完全
に透明なもの(消去)から不透明なものの範囲にわた
る。
【0034】「固有の色」とは、バックグラウンド又は
別のオブジェクトと混合されなかった場合にイメージ中
のオブジェクトが示すであろうイメージ内の任意の与え
られたピクセルにおける色のことを意味している。混合
されていないピクセルの場合には、これが観察される色
である。混合されているピクセルの場合には、これは観
察される色とは異なる色である。
【0035】「色抽出」又は「浄化」とは、デジタルイ
メージにおけるオブジェクトを構成する各ピクセルに対
する固有の色を決定する処理のことを意味する。固有の
色は、画像形成処理期間中に1つのピクセル区域内に特
徴(例えば、フォアグランド及びバックグラウンドレイ
ヤー)を混合するために観察される色とは異なる場合が
ある。色差の別の理由は、透明又は半透明のフォアグラ
ンドオブジェクトを介してバックグラウンドの部分的な
透過(バックグラウンドブリードスルー)である。
【0036】「色一致値」とは、ここで使用される場合
には、ピクセルの色が予め定めた色と一致する程度を表
すデジタルイメージにおける各ピクセルに対して1つ又
はそれ以上の1組の値のことを意味している。その予め
定めた色は、バックグラウンド色、フォアグランド色、
ユーザが画定した色、又は以下に説明する消去及び浄化
処理の両方において使用されるその他の色(サンプルさ
れ、統計的に派生されるか又はその他の態様で指定され
る)とすることが可能である。1つの実施化において
は、色一致処理はターゲットピクセルの色を特定の色と
比較するものではなく、むしろ、色一致値を派生する場
合に、ターゲットピクセルの色がバックグラウンド又は
フォアグランドの色に対する予め定めた統計的な分布に
どれ程近く一致するかを決定する。色一致値が「1」で
あることは、そのピクセルが完全にその色と一致するこ
とを表す。0の値は、その色の一致が画定したトリラン
スを超えるものであることを表す。0と1との間の値
は、両方の特徴における部分的な色の一致を表す。
【0037】「ブラシ」とは、ストローク即ち筆跡を画
定するためのユーザがコンフィギャラブル即ち形態特定
可能なツールのことを意味する。ブラシストロークは一
連の先端適用を有している。先端適用はブラシに対して
画定される幾何学的形状内に包含される複数個のピクセ
ルを有する先端領域を画定する。ブラシの幾何学的形状
は1つ又はそれ以上のユーザが選択可能なパラメータと
中心とを有している。本明細書においては、「ブラシ」
は、通常、消去ブラシのことを意味する。
【0038】図1において、デジタルイメージから特徴
を除去するのに適したコンピュータシステム10は、1
つ又はそれ以上のデジタルコンピュータ12と、通信バ
ス14と、出力ディスプレイ装置とを有している。
【0039】デジタルコンピュータ12はパソコン又は
ワークステーションとすることが可能である。デジタル
コンピュータ12は、典型的に、マイクロプロセサ2
0、メモリバス、ランダムアクセスメモリ(RAM)2
1、リードオンリメモリ(ROM)22、入力装置(例
えば、キーボード、ポインティングデバイス)等の周辺
機器、及び格納(記憶)装置(例えば、フロッピィディ
スクドライブ、ハードディスクドライブ)を有してい
る。該格納装置は、典型的に、オペレーティングシステ
ムとデジタルイメージにおける特徴を消去するアプリケ
ーション30を含む1つ又はそれ以上のアプリケーショ
ンを有している。一方、アプリケーション30は例えば
フロッピィディスク11等のその他の媒体上に格納する
ことが可能である。
【0040】出力ディスプレイ装置はディスプレイ、又
はその他の出力装置とすることが可能である。その他の
出力ディスプレイ装置は、プリンタ、プロジェクション
装置、及びプロッタを包含している。この開示の目的の
ために、ディスプレイ16を参照する。
【0041】ディスプレイ16はスクリーン上にイメー
ジの視覚的表現を発生することが可能な出力ディスプレ
イ装置である。
【0042】以下に説明するように、本発明の処理は、
特徴を除去することが可能であるようにデジタルイメー
ジを取扱う技術を提供する。
【0043】図2はデジタルイメージから特徴を消去す
るためのユーザ及びプログラムのステップからなるフロ
ーチャートである。この処理は、消去すべき区域にわた
って消去ブラシツールを使用してブラシストロークを適
用することにより開始する(52)。該ツールはユーザ
インターフェースに関連して後により詳細に説明する。
ブラシストロークは消去すべきユーザが画定したパスに
わたっての一連の先端適用を包含している。各先端適用
は処理するための先端領域を画定する。各先端適用に対
して、先端領域内に含まれるイメージの部分に対してカ
ラーマッチング即ち色の一致、消去及び同時的な色デー
タの浄化からなる処理が実施される。より詳細には、ブ
ラシの与えられた先端適用に対して(54)、消去色が
決定される(56)。
【0044】消去色はバックグラウンド色とすることが
可能である。例えば、バックグラウンド色はフォアグラ
ンドオブジェクトからバックグラウンドオブジェクトを
消去する場合又はオブジェクトからバックグラウンドシ
ーンを消去する場合に選択される。一方、消去しない
色、即ち「維持する」色を選択することが可能である。
例えば、オブジェクト又は特徴が一貫性のある又は異な
る色を有している場合には、消去すべき特徴(例えば、
バックグラウンド)の色と比較して維持すべきオブジェ
クトの色を指定することのほうがより簡単な場合があ
る。1つの具体例においては、消去色及び維持する色の
両方を画定することが可能である。消去色は浄化処理に
おいて使用され、一方維持する色はどのピクセルを消去
するかを評価する場合に使用することが可能である。消
去色及び維持する色は、ターゲットイメージ上のブラシ
の中心における現在の色をサンプリングすることにより
(例えば、ブラシストロークの開始におけるブラシの中
心における色をサンプリング(即ち、消去が発生する
前)又は各先端適用の開始におけるブラシの中心におけ
る色をサンプリング(先端消去))決定することが可能
である。一方、消去色又は維持する色は、先端領域の特
定の区域におけるピクセルをサンプリングすることによ
って決定することが可能であり、又はその他の態様でユ
ーザによって特定することが可能である。
【0045】1つの具体例においては、固定した色を全
体的な消去処理に対して指定することが可能である。別
の具体例においては、消去色は各先端適用において識別
される。
【0046】色を決定することが不可能であるか否かを
決定するためのチェックが行われる(58)。例えば、
別の先端領域において以前に処理されたピクセルの消去
のために色を決定することが不可能な場合がある(即
ち、潜在的なサンプル位置が完全に透明なアルファチャ
ンネル値を有している。消去色を決定することが不可能
である場合には、本処理はブラシストロークが終了した
か否かを決定するためにチェックを行うことにより継続
される(60)。ブラシストロークが終了している場合
には、本処理は終了し(62)、そうでなければ次の先
端領域が処理される(64)。
【0047】消去色が識別されたものと仮定すると、本
処理はステップ66へ継続し、その場合に、色一致関数
が先端領域内の各ピクセルに対して適用される。色一致
関数への入力は、現在のターゲットピクセルの色及び消
去色を包含している。色一致関数は、出力として、与え
られたピクセルと関連する色が消去色と一致する程度を
表す色一致値を出力する。1つの具体例においては、そ
の色一致値は0.0乃至1.0の範囲にわたる。その一
致値はトリランスパラメータを包含する1つ又はそれ以
上のその他のパラメータに依存する場合がある。該トリ
ランスパラメータは、一致条件(部分的又は完全)が発
生する色の測定値(大きさ)を画定する。色一致値は現
在のターゲットイメージの色と現在の消去色との間の差
の関数として派生される。該関数はテント関数300の
形態とすることが可能であり、その場合には該関数のピ
ーク302が図3aに示したように消去色の値に設定さ
れる。トリランスパラメータは、色一致値が一致条件
(1.0の値)から非一致条件(0の値)の範囲にわた
る領域308を画定するピーク302の各側部において
適用することが可能である。1つの具体例においては、
そのトリランスは、各先端適用における感圧性スタイラ
スによって発生される圧力値によって決定される圧力の
関数として変化する。
【0048】別の具体例においては、第二のトリランス
を包含することが可能であり、それは図3bに示したよ
うに、ピーク302に近接したバンド即ち帯域310を
形成する。バンド310内に該当する色値を有するピク
セルは、消去色と同一のものであるとされ、且つそうで
あるから、1.0の色一致値がこれらのピクセルに対し
て色一致関数によって出力される。
【0049】この色一致値を使用して、イメージから特
徴を消去することが可能である。この色一致値は、先端
適用領域内の各ピクセルに対して新たなターゲットデー
タを派生するために使用される。先端領域内に含まれる
ターゲットイメージの各ピクセルが消去され(68)及
び浄化される(70)。消去及び浄化の処理については
以下により詳細に説明する。1つの具体例においては、
該消去及び浄化処理は同時的に実施される。該消去及び
浄化ステップが喚起された後に、消去された特徴が存在
しない新たなピクセルカラーデータが格納され(72)
且つ本処理はステップ60において継続する。
【0050】消去処理 消去ステップ60は幾つかの個別的なステップを包含し
ている。先端領域におけるピクセルを消去するために消
去関数が画定される。消去色と一致する色を有する(1
と等しい色一致値を有する)ピクセルは完全に消去され
る(アルファチャンネル値が0にセットされる)。部分
的に一致するピクセル(0と1との間の色一致値を有し
ている)は部分的に消去される(アルファ値が0に向か
って駆動される)。消去色と一致しないピクセルは消去
されない。該消去関数は、以下に詳細に説明するよう
に、重み付け又は最適化させることが可能である。消去
関数は、全体的に又は部分的にピクセルを消去するブラ
シ先端によってカバーされる各ピクセルに関して動作す
る。消去関数は消去色と一致する色データを有するピク
セルに対して100%で適用され且つ消去色と異なる色
を有するピクセルに対して0%で適用される(トリラン
スレンジ外)。上述したように、トリランスレベルは調
節可能なものとすることが可能であり且つ各先端適用に
おいて変化することが可能である。トリランスレベルは
色一致関数内に導入され、且つそうであるから、消去ス
テップにおいて別のトリランスを適用することが必要と
されることはない。1つの簡単な具体例においては、消
去関数が次式に従ってターゲットピクセルと関連するア
ルファ値を調節する。
【0051】T newalpha=T oldalp
ha×(1−E) 尚、T newalphaはピクセルに対する新たなア
ルファデータであり、T oldalphaはピクセル
に対する旧いアルファデータであり、Eはピクセルに対
する色一致値に等しい。
【0052】浄化処理 ピクセルの色はステップ72に記載した浄化処理によっ
て調節される。より詳細には、浄化ステップ70は所望
のオブジェクトの色(固有の色)と消去中の特徴の色と
の混合(例えば、フォアグランド色とバックグラウンド
色の混合)を表すターゲットピクセル色において存在す
る色データの混合を補償する。そのオブジェクトに対す
る固有の色は、オリジナルのターゲット色データから抽
出することが所望される色である。一般的に、固有の色
即ち新たな色は以下の式に従って画定される。
【0053】T newcolorvalue=[T
oldcolorvalue−ErasureColo
r×E]/(1−E) 尚、T newcolorvalueは新たな色データ
に等しく、T oldcolorvalueはターゲッ
トピクセル色に等しく、ErasureColorは消
去すべき色に等しく、且つEはそのピクセルに対する色
一致値に等しい。
【0054】1つの具体例においては、結果的に得られ
る色値(T newcolorvalue)は該イメー
ジの色空間に対して画定される色成分に対する色の範囲
に対してピン止めされる。一般的に、結果的に得られる
色は、表現可能な色の範囲にピン止めされることが必要
とされる場合がある。1つの具体例においては、このピ
ン止めは各色成分に対して実施することが可能である。
より複雑なピン止め動作は、色相を保存するか又は旧い
色値と消去色との間のライン上に止まるようにする場合
に使用することが可能である。ピクセルに対して結果的
に得られるアルファ値は0にセットされるので、色一致
値が1に等しい場合には任意の結果を画定することが可
能である。
【0055】1つの具体例においては、本処理は累積的
動作であり、その場合にピクセル色データは各先端適用
において取扱われ且つ格納される。新たに消去されたピ
クセル色データは同一のブラシストローク期間中に処理
されるその後の先端適用に対する消去動作に関して影響
を与える場合がある。この累積的処理は、ストローク全
体にわたってバッチ処理よりもより良好な結果をもたら
すことが可能である。
【0056】ユーザインターフェース アプリケーションのユーザインターフェースを介して提
示されるデジタルイメージ400を図4に示してある。
ユーザが取扱うことの可能なツールが消去すべき領域を
ハイライトするために提供されている。該ツールはユー
ザコンフィギャラブル即ちユーザが形態特定することが
可能なものとすることが可能である。該ツールは消去処
理において使用することが可能な異なるタイプのブラシ
「ヘッド」を画定するコンフィギャラブル即ち形態特定
可能な幾何学的形状を有することが可能である。該ツー
ルのパラメータも調節することが可能である。例えば、
円形状のブラシツールの場合には、ユーザは消去及び浄
化ステップ期間中に処理される円形状の先端領域の寸法
を画定する該ツールの半径を調節することが可能であ
る。その他の幾何学的形状をブラシ先端領域に対して設
けることが可能であり、閉じた取囲み領域を形成する一
連のベジェ曲線によって画定されるもの等がある。
【0057】該ツールは消去することを所望する領域に
わたってストロークを画定するためにユーザによって取
扱うことが可能である。該領域は、2つの領域(例え
ば、花401及び402で示した黒くした領域を包含す
る特徴)、即ちオブジェクトとバックグラウンドの間の
インターフェース又はバックグラウンドブリードスルー
を有する全体的なオブジェクトを画定することが可能で
ある。ユーザがデジタルイメージ400にわたってスト
ローク(先端適用404a−eを含む)をブラシ動作す
ると、同時的な消去及び浄化処理が各先端適用404に
おける色データに対して適用される。色一致関数が先端
適用領域内のピクセルに対して適用され且つ上述した処
理に従ってピクセルが消去され且つ浄化される。図示し
たデジタルイメージにおいては、402で示した特徴に
対するアルファ値が先端領域において消去される場合
に、下側に存在するピクセル情報のレイヤーが露出され
る(バンド状の領域で、それは、この場合には、特徴4
02のすぐ下側のレイヤー内に存在している)。デジタ
ルイメージ400は先端適用404a,404b,40
4c,404dの後のピクセルデータを処理した累積的
効果を示している。これらの各々は上述した消去及び浄
化処理に従って変換されているピクセルデータを有する
先端領域を示しており、図示したバンドを有するピクセ
ルデータを露出させている。先端領域404e、即ち図
示したストロークにおける現在即ち最後の先端領域はこ
れから処理されるべきものである。
【0058】別の具体例 色一致は第一色空間内において実施し、一方浄化処理を
異なる第二色空間内において実施することが可能であ
る。例えば、色一致は視覚的一様性を強調する色空間内
において実施し、一方浄化処理は色線形性を強調する第
二色空間内において実施することが可能である。色デー
タは色一致又は浄化処理ステップのいずれかを喚起する
前に、異なる色空間へ変換することが可能である(例え
ば、RGB色空間からCIE(国際照明委員会)L*a
*b*色空間へ)。この変換は与えられたステップを処
理する目的のためのみの一時的なものとすることが可能
であり、且つ更なる処理又は出力ディスプレイ装置への
カラーデータの最終的出力の前にオリジナルの色空間へ
変換することが必要とされる場合がある。
【0059】色一致値は、消去又は浄化ステップを喚起
する前に、更に処理することが可能である。この更なる
処理は、ブラシストロークを柔らかくするか又は近接拘
束条件を強制するために使用することが可能である。ブ
ラシストロークは、色一致値に対してスケーリング関数
を適用することによって柔らかくさせることが可能であ
る。1つの具体例においては、色一致値はそのブラシに
対するブラシ密度によってスケーリングされる。ブラシ
密度値は、ブラシに対する形状を与え且つブラシ領域に
わたっての遷移を画定するために使用することが可能で
ある。ソフトエッジブラシはブラシの中心から周辺部へ
遷移を有している。このタイプのブラシツールの場合に
は、消去及び浄化処理の適用も色データの適宜の部分の
みを消去するためにスケーリングすることが可能である
(ブラシの中心における最大消去からブラシ先端領域の
周辺部における最小消去への遷移)。1つの具体例にお
いては、該密度値は色一致値をスケーリングするのでは
なく制限するために使用される。スケーリングされる場
合には、色一致値はブラシ密度によって乗算される。制
限される場合には、色一致値はブラシ密度へクランプさ
れる。制限的な場合について、アルファチャンネル色一
致値を評価することに関して以下により詳細に説明す
る。
【0060】同様に、ハードな遷移(エッジ)に到達し
た場合に、更なる消去が行われないように、近接拘束条
件を強制させることが可能である。このタイプの更なる
処理は、オブジェクトのエッジ即ち端部に位置した場合
に、オブジェクトの内部特徴を消去することを防止す
る。近接性を強制する場合に、先端適用領域の中心とタ
ーゲットピクセルとの間の全てのパスが最小値である色
一致値を具備するピクセルを有する場合に、ターゲット
ピクセルにおける色一致値は最小値へ駆動される。凸状
制限も適用することが可能であり、その場合には、現在
のターゲットピクセルと先端領域の中心との間のターゲ
ットピクセルが最小値である色一致値を有している場合
に、ターゲットピクセルにおける色一致値が最小値へ駆
動される。
【0061】色一致値は、又、透明なイメージを補償す
るためにスケーリング又は制限することが可能である。
色一致関数は、消去色とターゲットピクセル色データと
の間の色差を評価する場合にアルファ値を考慮すること
が可能である。ターゲットピクセルにおける低いアルフ
ァチャンネル値は透明度を表し且つ結果的に得られる色
一致値をスケーリングするために使用することが可能で
ある。1つの具体例においては、消去色を決定するため
に使用されるターゲットピクセルが高度に透明である場
合には、本システムは、ターゲットピクセルよりも著し
くより不透明であるピクセルに対する色一致値を減少さ
せる。
【0062】1つの具体例においては、各色成分に対し
て色一致値が計算される。例えば、ピクセルはイメージ
がRGB色空間内において表される場合に、3つのカラ
ープレーンの各々に対して8ビットづつ24ビット深さ
のデータを有することが可能である。本処理は、各カラ
ープレーンにおける色一致関数を使用して色一致値を計
算することが可能である。その後に、該色一致値のうち
の1つ(最小値)を選択するか、又は該色一致値に対し
て統計的方法を適用して該ピクセルに対する単一の色一
致値を発生することが可能である。1つの具体例におい
ては、該色一致値は平均化され且つ平均一致値が該ピク
セルに対する更なる処理において使用される。
【0063】1つの具体例においては、カラーデータは
アルファチャンネルデータを有しており、それはアルフ
ァチャンネル「プレーン」における色一致値を決定する
ために処理し且つ評価することが可能である。この場合
も、ピクセルの更なる処理のために使用する単一の色一
致値を選択するために種々の処理を使用することが可能
である。
【0064】個々のカラープレーンに対して適用される
色一致関数は、各カラープレーン又はアルファチャンネ
ルに対して異なって最適化又は重み付けすることが可能
である。例えば、アルファチャンネルは、該ピクセルに
対する単一色一致値の逸れにおけるアルファチャンネル
の効果を最小とするために、アルファ値が低い場合に
(高度に透明なピクセル)、より高い一致の頻度を発生
するように重み付けすることが可能である。アルファチ
ャンネルに適用することが可能な色一致関数を図3cに
示してある。異なるカラープレーンに対する異なる関数
の適用は、実際の色差と比較して色における知覚的な差
を補償することが可能である。
【0065】上述したように、消去色は、消去すべき特
徴と関連する色とすることが可能である。一方、消去色
及び維持する色は指定することが可能である。維持する
色又は消去色のいずれかを消去処理において使用するこ
とが可能である。色浄化ステップにおいては、与えられ
たピクセルに対する色データを浄化するために消去色を
使用する。一方、維持する色のみを指定することが可能
である。維持する色のみが指定される場合には、本処理
は殆ど変化することはない。消去ステップは、維持する
色に対してマッチングする場合に、消去関数は0の一致
値の場合に100%で適用され且つ1の一致値の場合に
0%で適用される点において変化するに過ぎない。先端
領域におけるピクセルに対して浄化した色は多数の態様
で派生することが可能である。浄化した色を維持する色
に設定することが可能であるが、ピクセル間の境界にお
けるアーチファクト即ち人工的効果が表れる場合があ
る。浄化アルゴリズムを使用し、それをピン止めし、次
いで新たな色に対して解くことによって、消去色を計算
することが可能である(消去されるべきバックグラウン
ド又は特徴に対する特徴色)。例えば、消去色は次式に
従って計算することが可能である。
【0066】ErasureColor=(OldCo
lor−KeepColor×(1−E)/E) 一方、新たな色は次式に従って計算することが化ノード
である。
【0067】NewColor=(OldColor−
E×ErasureColor)/1−E 尚、両方の式におけるEは消去されるべき色に関する色
一致値を表す。
【0068】色一致関数はターゲットイメージピクセル
を取り且つこの値がどれ程密接してこの値が「バックグ
ラウンド」即ち消去すべき区域とマッチ即ち一致するか
を記述する0と1との間の値を発生する。1つの簡単な
色一致関数は、バックグラウンド色及びトリランス値に
よってパラメータ化され、上述したように各色成分に対
して適用されるべき1つ又はそれ以上のテント関数を発
生する。該関数は、バックグラウンド色(消去色)に対
する値及び/又はトリランス値を変化させることによっ
て各先端適用(先端ヒット)と共に変化することが可能
である。該関数は、厳格なテントと異なる形状を使用す
ることによってより寛大なものとすることが可能であ
る。例えば、図3bに示したようなキャップ幅を画定す
ることが可能である。
【0069】消去色は、ブラシにおける中央ピクセルの
み又は中央領域において、例えば平均をとって評価する
ことにより決定することが可能である。中心領域(多
分、3×3ピクセル程度の小さいもの)わたって平均を
とることはノイズを補償することに貢献する。
【0070】トリランス及びキャップ半径は、各々、ユ
ーザが制御する設定に依存する場合がある。それらは、
又、例えば感圧性スタイラスからの値等のストローク期
間中に変化する入力情報の供給源に依存する場合があ
る。このような値は、通常、乗算によって結合すること
が可能である。
【0071】ブラシの中心領域内の値は、トリランス及
び/又はキャップ半径を調節するための標準偏差等の統
計を計算するために評価することが可能である。例え
ば、バックグラウンドがこの中心領域内においてノイズ
を有するように見える場合には、マッチング即ち一致処
理においてより寛大なものとするためにより大きなキャ
ップ半径又はトリランスを画定することが可能である。
【0072】色一致関数は、フォアグランド色を回避せ
んとするように構成することが可能である。このこと
は、通常、該関数がフォアグランド色の対応する成分に
おいてゼロとなることを確保するために該関数の1つ又
はそれ以上を調節することによって達成される。
【0073】色一致関数は、直接的な色成分を超えて見
るように構成することが可能である。例えば、赤、緑、
青を見ることに加えて、該関数は赤−緑、緑−青、青−
赤の左右差を見ることが可能である。この左右差は生の
成分値よりもより大きな範囲にわたるものである。一致
関数は色空間内のユークリッド距離を使用して構成する
ことが可能である。成分毎及び左右差アプローチはこの
タイプの関数の近似である。
【0074】上述したように、色一致関数は、浄化ステ
ップが範囲外の色を取扱うことを強制することを回避す
るためにピン止めすることが可能である。色一致値は浄
化処理期間中に過剰なピン留めを回避するための制限を
有することが可能である。最大値はピン止めを回避する
ために調節することが可能である。より詳細には、ある
色がバックグラウンド色とフォアグランド色との混合で
あることが知られており且つフォアグランド色が正当な
色の範囲内に存在するものであることが知られている場
合には、色一致関数はバックグラウンドに対するフォア
グランドの可及的に最大の混合よりも一層強い一致を報
告しないように構成することが可能である。このことの
効果は、各成分の正当な範囲の極限において色一致関数
を強制的に0とさせることであり、この極限値は実際に
はバックグラウンド色と一致するものではないことを仮
定する。
【0075】色一致段階におけるピン止め動作は、制限
的な価値のものであるが分かる。何故ならば、それは、
ほぼ同一の色が成分範囲の極地点近くの成分と一致させ
ることを困難なものとさせるからである。例えば、バッ
クグラウンド色が254,254,254である場合に
は、ピン止めされた色一致関数は255,255,25
5に対して0の一致値を報告せねばならない。何故なら
ば、255,255,255を得るために、254,2
54,254と結合することの可能な正当な色位置は存
在しないからである。
【0076】ブラシ領域全体に関し統計的な解析を実施
することが可能である。充分に区別されたフォアグラン
ド及びバックグラウンド要素が存在している場合には、
二重モード又は多重モードの色分布を識別することが可
能である。バックグラウンド色はこれらの部分のうちの
1つに該当すべきである。従って、与えられた色がバッ
クグラウンドの一部であったことの確率を報告するため
のベイズ確率に基づいて一致関数を発生することが可能
である。
【0077】本発明を特定の実施例について説明した
が、それらは本発明の例示的なものであって、制限的な
ものとして解釈されるべきではない。本発明はハードウ
エア、ファームウエア又はソフトウエア、又はそれらの
組合せで実現することが可能である。その他の実施例は
特許請求の範囲内のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 デジタルイメージの一部を消去するコンピュ
ータシステム用の概略ブロック図。
【図2】 デジタルイメージの特徴を消去する処理に対
するフローチャート。
【図3】 (a)は色一致関数のスケッチであり、
(b)はトリランスバンドを包含する色一致関数のスケ
ッチであり、(c)は色データのアルファチャンネルに
対する色一致関数のスケッチである。
【図4】 特徴の一部を除去した後のユーザインターフ
ェースにおいて提供されるデジタルイメージ。

Claims (102)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルイメージから特徴を消去する方
    法において、 各々が前記イメージの複数個のピクセルを有しており且
    つ各々が前記特徴の一部をカバーしている複数個の先端
    領域を前記イメージ上に識別し、且つ前記先端領域を逐
    次的に処理して前記特徴を消去し、その場合に、 消去色を決定し、 前記先端領域に対する色一致関数を画定し、 前記色一致関数を前記先端領域内の各ピクセルに対して
    適用し、その場合に各ピクセルに対する色一致値を決定
    し、 前記先端領域内のピクセルの中でスレッシュホールド値
    より大きな色一致値を有するものを完全に消去し、且つ
    前記スレッシュホールドより低い色一致値を有するピク
    セルに対して、消去関数をターゲットピクセルに対して
    適用し且つ前記ターゲットピクセルと関連する色から前
    記消去色の貢献を除去し、その場合に先端領域を処理す
    る各動作の効果を先端領域を処理するその後の動作を実
    施する前に前記デジタルイメージ内に記録する、ことを
    包含している方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に、前記デジタル
    イメージに対してブラシを使用してストロークを適用し
    前記デジタルイメージの一部を処理のために指定する、
    ことを包含している方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記消去色を決定す
    るステップが、前記ブラシストロークの現在のブラシ先
    端の中心領域における色をサンプリングすることを包含
    している方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記消去色を決定す
    るステップが、ブラシストロークの開始において色をサ
    ンプリングすることを包含している方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、バックグラウンドの
    色を決定するステップが前記消去色に対する固定した色
    を指定する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、更に、そのストロー
    クがフォアグランド及びバックグラウンドイメージの交
    差を画定する境界の一部を包含するように先端領域の寸
    法を決定するために前記ブラシの形状を調節することを
    包含している方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記ブラシの形状が
    円形であり且つ前記ブラシの形状を調節するステップが
    前記円の直径を変化させることを包含している方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記スレッシュホー
    ルドが各先端適用において調節可能である方法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記消去するステッ
    プが、与えられたピクセルと関連するアルファ値を変化
    させることを包含している方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記色一致値を決
    定するステップが、前記消去色と前記ターゲットピクセ
    ルの色との間の差を決定すること及び前記差に対して関
    数を適用することを包含している方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記関数がテン
    ト関数である方法。
  12. 【請求項12】 請求項1において、更に、前記デジタ
    ルイメージに対する色空間において使用可能な色を反映
    するために前記色一致値をピン止めすることを包含して
    いる方法。
  13. 【請求項13】 請求項1において、前記色一致値がブ
    ラシに対する密度値によって調節される方法。
  14. 【請求項14】 請求項1において、前記色一致値が先
    端領域の中心から与えられたターゲットピクセルの距離
    に比例する倍率によって減少される方法。
  15. 【請求項15】 請求項1において、現在のターゲット
    ピクセルと先端領域の中心との間のターゲットピクセル
    が最小値である色一致値を有している場合に、ターゲッ
    トピクセルにおける色一致値を最小値へ駆動させる方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項1において、先端適用領域の中
    心とターゲットピクセルとの間の全てのパスが最小値で
    ある色一致値を有するピクセルを包含している場合に、
    ターゲットピクセルにおける色一致値を最小値へ駆動さ
    せる方法。
  17. 【請求項17】 請求項1において、ラスターデータが
    複数個のカラープレーン内のデータを有しており且つ色
    一致値が各カラープレーンに対して決定される方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、全てのカラープ
    レーンに対する最小色一致値を使用してターゲットピク
    セルが完全に消去されるか又は部分的に消去されるかを
    決定する方法。
  19. 【請求項19】 請求項1において、前記消去色及びタ
    ーゲットピクセルの色がアルファチャンネル値を有して
    おり、本方法が、更に、前記アルファチャンネル値から
    色一致値を決定することを包含している方法。
  20. 【請求項20】 請求項1において、前記消去色及びタ
    ーゲットピクセルの色値が第一色空間内にあり、本方法
    が、更に、色一致値を決定する前に前記消去色及び前記
    ターゲットピクセルの色の色値を第二の異なる色空間へ
    変化させることを包含している方法。
  21. 【請求項21】 請求項1において、前記消去色及びタ
    ーゲットピクセルの色値が第一色空間内にあり、本方法
    が、更に、前記消去色及び前記ターゲットピクセルの色
    の色値をバックグラウンド色の貢献を除去する前に第二
    の異なる色空間へ変化させることを包含している方法。
  22. 【請求項22】 請求項1において、前記消去色及び前
    記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内にあり、本
    方法が、更に、前記消去色及び前記ターゲットピクセル
    の色の色値を色一致値を決定する前に第二の異なる色空
    間へ変化させ、且つ前記バックグラウンド色の貢献を除
    去するステップが浄化した色値を前記第一色空間へ変換
    させることを包含している方法。
  23. 【請求項23】 請求項1において、前記消去色がバッ
    クグラウンド色である方法。
  24. 【請求項24】 デジタルイメージから特徴を消去する
    方法において、 各々が前記特徴の一部をカバーしている複数個の先端領
    域を前記デジタルイメージ上で識別し、 消去色を画定し、前記消去色は変化可能なものであり且
    つ潜在的に各先端領域と共に変化し、 前記先端領域を処理して前記特徴を消去し、その場合
    に、 前記先端領域に対する消去色を決定し、 前記領域内の各ピクセルに対して消去関数を適用して前
    記ピクセルから前記特徴を除去し、 前記領域における各ピクセルを浄化し、その場合に前記
    ピクセルの色が前記消去色と異なる場合には前記ピクセ
    ルの色から前記消去色の貢献を除去することを包含して
    いる、ことを包含している方法。
  25. 【請求項25】 デジタルイメージから特徴を消去する
    方法において、 各々が前記特徴の一部をカバーしている複数個の先端領
    域を前記デジタルイメージ上で識別し、 先端領域におけるピクセルに対して適用すべき色一致関
    数を画定し、前記色一致関数は可変なものであり且つ潜
    在的に各先端領域と共に変化し、 前記先端領域を処理して前記特徴を消去し、その場合
    に、 前記先端領域に対する消去色を決定し、 前記領域内の各ピクセルに対して消去関数を適用して前
    記ピクセルから前記特徴を除去し、且つ前記領域内の各
    ピクセルを浄化し、その場合に前記先端領域に対する色
    一致関数を前記ピクセルに対して適用して前記ピクセル
    の色が前記消去色と異なる場合に前記ピクセルの色から
    前記消去色の貢献を除去する、ことを包含している方
    法。
  26. 【請求項26】 デジタルイメージから特徴を消去する
    方法において、 各々が消去すべき特徴の一部をカバーしている複数個の
    先端領域を前記デジタルイメージ上で識別し、且つ前記
    先端領域を逐次的に処理して前記特徴を消去し、その場
    合に、 前記領域内の各ピクセルに対して消去関数を適用して前
    記特徴をターゲットピクセルから除去し、その場合に前
    記消去関数を適用する動作がその後の先端領域が処理さ
    れる前に前記イメージにおいて効果が与えられて、且つ
    前記領域内の各ピクセルを浄化し、その場合に前記ピク
    セルの色が前記消去色と異なる場合に前記ピクセルの色
    から消去色の貢献を除去する、ことを包含している方
    法。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記消去関数を
    適用するステップが、前記消去色とほぼ等しい色を持っ
    た前記領域内の全てのピクセルに対して100%で前記
    消去関数を適用し、前記領域内の全ての残存するピクセ
    ルに対する色差を決定し、且つスレッシュホールド値よ
    り高い色差を持った全てのピクセルに対して0%で前記
    消去関数を適用することを包含している方法。
  28. 【請求項28】 請求項26において、更に、 ブラシを使用して前記デジタルイメージに対してストロ
    ークを適用し、処理するための前記デジタルイメージの
    一部を指定する、ことを包含している方法。
  29. 【請求項29】 請求項26において、前記消去色を決
    定するステップが、前記ブラシストロークの現在のブラ
    シ先端の中心領域における色をサンプリングすることを
    包含している方法。
  30. 【請求項30】 請求項26において、前記消去色を決
    定するステップが、ブラシストロークの開始における色
    をサンプリングすることを包含している方法。
  31. 【請求項31】 請求項26において、前記バックグラ
    ウンドの色を決定するステップが前記消去色に対し固定
    した色を指定する方法。
  32. 【請求項32】 請求項26において、更に、そのスト
    ロークがフォアグランド及びバックグラウンドのイメー
    ジの交差を画定する境界の一部を包含するように先端領
    域を寸法決定するために前記ブラシの形状を調節するこ
    とを包含している方法。
  33. 【請求項33】 請求項32において、前記ブラシの形
    状が円形であり且つ前記ブラシの形状を調節するステッ
    プが前記円の半径を変化させることを包含している方
    法。
  34. 【請求項34】 請求項26において、前記スレッシュ
    ホールドが各先端適用において調節可能である方法。
  35. 【請求項35】 請求項26において、前記消去ステッ
    プが、与えられたピクセルと関連するアルファ値を変化
    させることを包含している方法。
  36. 【請求項36】 請求項26において、前記色一致値を
    決定するステップが、前記消去色と前記ターゲットピク
    セルの色との間の差を決定し且つ前記差に対して関数を
    適用することを包含している方法。
  37. 【請求項37】 請求項36において、前記関数がテン
    ト関数である方法。
  38. 【請求項38】 請求項26において、更に、前記デジ
    タルイメージに対する色空間において使用可能な色を反
    映させるために前記色一致値をピン止めすることを包含
    している方法。
  39. 【請求項39】 請求項26において、前記色一致値が
    前記ブラシに対する密度値によって調節される方法。
  40. 【請求項40】 請求項26において、前記色一致値が
    先端領域の中心から与えられたターゲットピクセルの距
    離に比例する倍率によって減少される方法。
  41. 【請求項41】 請求項26において、現在のターゲッ
    トピクセルと先端領域の中心との間のターゲットピクセ
    ルが最小値である色一致値を有している場合に、ターゲ
    ットピクセルにおける色一致値を最小値へ駆動する方
    法。
  42. 【請求項42】 請求項26において、先端適用領域の
    中心と前記ターゲットピクセルとの間の全てのパスが最
    小値である色一致値を具備するピクセルを有している場
    合に、ターゲットピクセルにおける色一致値を最小値へ
    駆動する方法。
  43. 【請求項43】 請求項26において、ラスターデータ
    が複数個のカラープレーンにおけるデータを有しており
    且つ色一致値が各カラープレーンに対して決定される方
    法。
  44. 【請求項44】 請求項26において、全てのカラープ
    レーンに対する最小色一致を使用してターゲットピクセ
    ルが完全に又は部分的に消去されるべきか否かを決定す
    る方法。
  45. 【請求項45】 請求項26において、前記消去色及び
    ターゲットピクセルの色がアルファチャンネル値を有し
    ており、本方法が、更に、前記アルファチャンネル値か
    ら色一致値を決定することを包含している方法。
  46. 【請求項46】 請求項26において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一カラー空間内にあ
    り、本方法が、更に、前記消去色及び前記ターゲットピ
    クセルの色に対する色値を色一致値を決定する前に第二
    の異なる色空間へ変化させることを包含している方法。
  47. 【請求項47】 請求項26において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内に存在し
    ており、本方法が、更に、前記消去色及び前記ターゲッ
    トピクセルの色に対する色値をバックグラウンドの色の
    貢献を除去する前に第二の異なる色空間へ変化させるこ
    とを包含している方法。
  48. 【請求項48】 請求項26において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内にあり、
    本方法が、更に、前記消去色及び前記ターゲットピクセ
    ルの色に対する色値を色一致値を決定する前に第二の異
    なる色空間へ変化させることを包含しており、且つ前記
    バックグラウンドの色の貢献を除去するステップが浄化
    した色値を前記第一カラー空間へ変換することを包含し
    ている方法。
  49. 【請求項49】 請求項26において、前記消去色がバ
    ックグラウンドの色である方法。
  50. 【請求項50】 デジタルイメージを処理するためのユ
    ーザインターフェース方法において、 消去ブラシを与え、 消去すべき特徴の一部をカバーするユーザが画定したパ
    スに沿ってのストロークにおいて前記消去ブラシを適用
    し、 前記消去ブラシが前記パスに沿って移動するに従い前記
    消去ブラシの各先端適用における消去色を選択し、且つ
    各先端適用において消去エンジンを喚起して先端適用に
    よって画定される先端領域内に存在するピクセルに対し
    て色一致関数を適用し、前記先端領域におけるピクセル
    の中で先端適用に対する消去色とほぼ等価な色を持った
    ものを完全に消去し、前記先端領域内のピクセルのうち
    で前記消去色と異なる色を持った残りのものを部分的に
    消去し、且つ部分的に消去したピクセルの色を浄化し、
    その場合に前記部分的に消去したピクセルと関連する色
    から前記消去色の貢献を除去する、ことを包含している
    方法。
  51. 【請求項51】 請求項50において、前記消去ブラシ
    が先端領域内に包含される多数のピクセルを画定するた
    めにユーザが調節可能な幾何学的形状を有しており、本
    方法が、更に、各先端適用において処理される前記先端
    領域の幾何学的形状を画定するためのユーザ入力に応答
    して前記消去ブラシの形態を特定することを包含してい
    る方法。
  52. 【請求項52】 デジタルイメージを処理するユーザイ
    ンターフェースにおいて、前記デジタルイメージはラス
    ターデータによって表される複数個の特徴を有してお
    り、前記ユーザインターフェースは前記デジタルイメー
    ジから特徴を除去させるためにユーザによって操作可能
    であり、本ユーザインターフェースが、 処理すべき前記デジタルイメージの領域を識別する場合
    に使用する先端領域を画定するユーザが調節可能なブラ
    シであってユーザが特定した形状を有しているブラシ、 ユーザ入力に従って前記ブラシの形状を調節する手段、 ユーザが画定した経路に沿って前記ブラシを移動させる
    手段、 前記ブラシが前記経路に沿って移動する場合に前記ブラ
    シの各先端適用において消去色を選択する手段、及び先
    端適用によって画定される先端領域内に存在するピクセ
    ルに対して色一致関数を適用し、前記先端領域内のピク
    セルのうちで与えられた先端適用に対し前記消去色とほ
    ぼ等価な色を持っているものを完全に消去し、前記消去
    色と異なる色を持っている前記ピクセルのうちで残りの
    ものを部分的に消去し、且つ部分的に消去したピクセル
    と関連する色から前記消去色の貢献を除去することを包
    含して与えられたピクセルの色を浄化するために各先端
    適用において消去エンジンを喚起する手段、を有してい
    るユーザインターフェース。
  53. 【請求項53】 デジタルイメージから特徴を消去する
    コンピュータプログラムにおいて、コンピュータをし
    て、 各々が前記イメージの複数個のピクセルを包含しており
    且つ各々が前記特徴の一部をカバーしている複数個の先
    端領域を前記イメージ上において識別させ、且つ前記特
    徴を消去するために前記先端領域を逐次的に処理させ、
    その場合に、 消去色を決定し、 前記先端領域に対する色一致関数を画定し、 各ピクセルに対する色一致値を決定することを包含して
    前記先端領域における各ピクセルに対して前記色一致関
    数を適用し、 前記先端領域におけるピクセルのうちでスレッシュホー
    ルド値より大きな色一致値を有するものを完全に消去
    し、且つ前記スレッシュホールドより小さい色一致値を
    有するピクセルに対して、消去関数をターゲットピクセ
    ルに対して適用し且つ前記ターゲットピクセルと関連す
    る色から消去色の貢献を除去し、その場合に先端領域を
    処理する各動作の効果を先端領域を処理するその後の動
    作を実施する前に前記デジタルイメージ内に記録させ
    る、命令を有しているコンピュータプログラム。
  54. 【請求項54】 請求項53において、更に、処理のた
    めに前記デジタルイメージの一部を指定するためにブラ
    シを使用して前記デジタルイメージに対してストローク
    を適用する、命令を有しているコンピュータプログラ
    ム。
  55. 【請求項55】 請求項53において、消去色を決定す
    る命令が前記ブラシストロークの現在のブラシ先端の中
    心領域における色をサンプルさせる命令を有しているコ
    ンピュータプログラム。
  56. 【請求項56】 請求項53において、前記消去色を決
    定する命令がブラシストロークの開始における色をサン
    プルする命令を有しているコンピュータプログラム。
  57. 【請求項57】 請求項53において、バックグラウン
    ドの色を決定する命令が前記消去色に対し固定した色を
    指定するコンピュータプログラム。
  58. 【請求項58】 請求項53において、更に、そのスト
    ロークがフォアグランド及びバックグラウンドのイメー
    ジの交差を画定する境界の一部を有するように先端領域
    の寸法を決定するために前記ブラシの形状を調節ための
    命令を有しているコンピュータプログラム。
  59. 【請求項59】 請求項58において、前記ブラシの形
    状が円形であり且つ前記ブラシに対する形状を調節する
    命令が前記円の半径を変化させる命令を有しているコン
    ピュータプログラム。
  60. 【請求項60】 請求項53において、前記スレッシュ
    ホールドが各先端適用において調節可能であるコンピュ
    ータプログラム。
  61. 【請求項61】 請求項53において、前記消去するた
    めの命令が与えられたピクセルと関連するアルファ値を
    変化させる命令を有しているコンピュータプログラム。
  62. 【請求項62】 請求項53において、前記色一致値を
    決定する命令が、前記消去色と前記ターゲットピクセル
    の色との間の差を決定し且つその差に対して関数を適用
    する命令を有しているコンピュータプログラム。
  63. 【請求項63】 請求項62において、前記関数がテン
    ト関数であるコンピュータプログラム。
  64. 【請求項64】 請求項53において、更に、前記デジ
    タルイメージに対する色空間において使用可能な色を反
    映するために前記色一致値をピン止めする命令を有して
    いるコンピュータプログラム。
  65. 【請求項65】 請求項53において、前記色一致値が
    前記ブラシに対する密度値によって調節されるコンピュ
    ータプログラム。
  66. 【請求項66】 請求項53において、前記色一致値
    が、先端領域の中心からの与えられたターゲットピクセ
    ルの距離に比例する倍率によって減少されるコンピュー
    タプログラム。
  67. 【請求項67】 請求項53において、現在のターゲッ
    トピクセルと先端領域の中心との間のターゲットピクセ
    ルが最小値である色一致値を有している場合に前記ター
    ゲットピクセルにおける色一致値を最小値ヘ駆動させる
    コンピュータプログラム。
  68. 【請求項68】 請求項53において、先端適用領域の
    中心と前記ターゲットピクセルとの間の全てのパスが最
    小値である色一致値を具備するピクセルを有している場
    合に、前記ターゲットピクセルにおける色一致値を最小
    値へ駆動させるコンピュータプログラム。
  69. 【請求項69】 請求項53において、ラスターデータ
    が複数個のカラープレーン内のデータを有しており且つ
    色一致値が各カラープレーンに対して決定されるコンピ
    ュータプログラム。
  70. 【請求項70】 請求項69において、全てのカラープ
    レーンに対する最小色一致値を使用してターゲットピク
    セルが完全に消去されるか又は部分的に消去されるかを
    決定するコンピュータプログラム。
  71. 【請求項71】 請求項53において、前記消去色及び
    ターゲットピクセルの色がアルファチャンネル値を有し
    ており、本コンピュータプログラムが、更に、前記アル
    ファチャンネル値から色一致値を決定するための命令を
    有しているコンピュータプログラム。
  72. 【請求項72】 請求項53において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内に存在し
    ており、本コンピュータプログラムが、更に、前記消去
    色及び前記ターゲットピクセルの色に対する色値を色一
    致値を決定する前に第二の異なる色空間へ変化させるた
    めの命令を有しているコンピュータプログラム。
  73. 【請求項73】 請求項53において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内に存在し
    ており、本コンピュータプログラムが、更に、前記消去
    色及び前記ターゲットピクセルの色に対する色値をバッ
    クグラウンドの色の貢献を除去する前に第二の異なる色
    空間へ変化させるための命令を有しているコンピュータ
    プログラム。
  74. 【請求項74】 請求項53において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内に存在し
    ており、本コンピュータプログラムが、更に、前記消去
    色及び前記ターゲットピクセルの色に対する色値を色一
    致値を決定する前に第二の異なる色空間へ変化させる命
    令を有しており、且つ前記バックグラウンドの色の貢献
    を除去するための命令が前記浄化した色値を第一色空間
    へ変換する命令を有しているコンピュータプログラム。
  75. 【請求項75】 請求項53において、前記消去色がバ
    ックグラウンドの色であるコンピュータプログラム。
  76. 【請求項76】 デジタルイメージから特徴を消去する
    コンピュータプログラムにおいて、コンピュータをし
    て、 各々が前記特徴の一部をカバーしている複数個の先端領
    域を前記デジタルイメージ上で識別させ、 可変であり且つ潜在的に各先端領域と共に変化する消去
    色を画定させ、 前記特徴を消去するために前記先端領域を処理させ、そ
    の場合に、 前記先端領域に対する消去色を決定し、 前記ピクセルから前記特徴を除去するために前記領域内
    の各ピクセルに対して消去関数を適用し、且つ前記ピク
    セルの色が前記消去色と異なる場合に前記ピクセルの色
    から前記消去色の貢献を除去することを包含して前記領
    域内の各ピクセルを浄化する、命令を有しているコンピ
    ュータプログラム。
  77. 【請求項77】 デジタルイメージから特徴を消去する
    コンピュータプログラムにおいて、コンピュータをし
    て、 各々が前記特徴の一部をカバーしている複数個の先端領
    域を前記デジタルイメージ上で識別させ、 先端領域におけるピクセルに対して適用すべき色一致関
    数であって可変であり且つ潜在的に各先端領域と共に変
    化する色一致関数を画定させ、 前記特徴を消去するために前記先端領域を処理させ、そ
    の場合に、 前記先端領域に対する消去色を決定し、 前記ピクセルから前記特徴を除去するために前記領域内
    の各ピクセルに対して消去関数を適用し、且つ前記ピク
    セルの色が前記消去色と異なる場合に前記ピクセルの色
    から前記消去色の貢献を除去するために前記ピクセルに
    対して先端領域に対する色一致関数を適用することを包
    含して前記領域内の各ピクセルを浄化する、命令を有し
    ているコンピュータプログラム。
  78. 【請求項78】 デジタルイメージから特徴を消去する
    コンピュータプログラムにおいて、コンピュータをし
    て、 各々が消去すべき特徴の一部をカバーしている複数個の
    先端領域を前記デジタルイメージ上で識別させ、且つ前
    記特徴を消去するために前記先端領域を逐次的に処理さ
    せ、その場合に、 ターゲットピクセルから前記特徴を除去するために前記
    領域内の各ピクセルに対して消去関数を適用し、その場
    合に前記消去関数を適用する動作はその後の先端領域が
    処理される前に前記イメージにおいて効果が与えられ、
    且つ前記ピクセルの色が前記消去色と異なる場合に前記
    ピクセルの色から前記消去色の貢献を除去することを包
    含して前記領域内の各ピクセルを浄化する、命令を有し
    ているコンピュータプログラム。
  79. 【請求項79】 請求項78において、更に、 処理のために前記デジタルイメージの一部を指定するた
    めにブラシを使用して前記デジタルイメージに対してス
    トロークを適用する、命令を有しているコンピュータプ
    ログラム。
  80. 【請求項80】 請求項78において、前記消去色を決
    定する命令が前記ブラシストロークの現在のブラシ先端
    の中心領域における色をサンプルする命令を有している
    コンピュータプログラム。
  81. 【請求項81】 請求項78において、前記消去色を決
    定する命令がブラシストロークの開始において色をサン
    プルするための命令を有しているコンピュータプログラ
    ム。
  82. 【請求項82】 請求項78において、前記バックグラ
    ウンドの色を決定する命令が前記消去色に対して固定し
    た色を指定するコンピュータプログラム。
  83. 【請求項83】 請求項78において、更に、そのスト
    ロークがフォアグランド及びバックグラウンドのイメー
    ジの交差を画定する境界の一部を有するように先端領域
    を寸法決定するために前記ブラシの形状を調節するため
    の命令を有しているコンピュータプログラム。
  84. 【請求項84】 請求項83において、前記ブラシの形
    状が円形であり且つ前記ブラシに対する形状を調節する
    ための命令が前記円の半径を変化させるための命令を有
    しているコンピュータプログラム。
  85. 【請求項85】 請求項78において、前記スレッシュ
    ホールドが各先端適用において調節可能であるコンピュ
    ータプログラム。
  86. 【請求項86】 請求項78において、前記消去するた
    めの命令が与えられたピクセルと関連しているアルファ
    値を変化するための命令を有しているコンピュータプロ
    グラム。
  87. 【請求項87】 請求項78において、前記色一致値を
    決定する命令が、前記消去色と前記ターゲットピクセル
    の色との間の差を決定し且つ前記差に対して関数を適用
    する命令を有しているコンピュータプログラム。
  88. 【請求項88】 請求項87において、前記関数がテン
    ト関数であるコンピュータプログラム。
  89. 【請求項89】 請求項78において、更に、前記デジ
    タルイメージに対する色空間内において使用可能な色を
    反映するために前記色一致値をピン止めする命令を有し
    ているコンピュータプログラム。
  90. 【請求項90】 請求項78において、前記色一致値が
    前記ブラシに対する密度値によって調節されるコンピュ
    ータプログラム。
  91. 【請求項91】 請求項78において、前記色一致値が
    先端領域の中心からの与えられたターゲットピクセルの
    距離に比例する倍率によって減少されるコンピュータプ
    ログラム。
  92. 【請求項92】 請求項78において、現在のターゲッ
    トピクセルと先端領域の中心との間のターゲットピクセ
    ルが最小値である色一致値を有している場合に前記ター
    ゲットピクセルにおける色一致値を最小値へ駆動させる
    コンピュータプログラム。
  93. 【請求項93】 請求項78において、先端適用領域の
    中心とターゲットピクセルとの間の全てのパスが最小値
    である色一致値を具備するピクセルを有している場合
    に、前記ターゲットピクセルにおける色一致値を最小値
    へ駆動するコンピュータプログラム。
  94. 【請求項94】 請求項78において、ラスターデータ
    が複数個のカラープレーン内のデータを有しており且つ
    色一致値が各カラープレーンに対して決定されるコンピ
    ュータプログラム。
  95. 【請求項95】 請求項94において、全てのカラープ
    レーンに対する最小色一致値を使用してターゲットピク
    セルが完全に消去されるか又は部分的に消去されるかを
    決定するコンピュータプログラム。
  96. 【請求項96】 請求項78において、前記消去色及び
    ターゲットピクセルの色がアルファチャンネル値を有し
    ており、本コンピュータプログラムが、更に、前記アル
    ファチャンネル値から色一致値を決定するための命令を
    有しているコンピュータプログラム。
  97. 【請求項97】 請求項78において、前記消去色及び
    ターゲットピクセルの色値が第一色空間内にあり、本コ
    ンピュータプログラムが、更に、前記消去色及び前記タ
    ーゲットピクセルの色に対する色値を色一致値を決定す
    る前に第二の異なる色空間へ変化させる命令を有してい
    るコンピュータプログラム。
  98. 【請求項98】 請求項78において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内に存在し
    ており、本コンピュータプログラムが、更に、前記消去
    色及び前記ターゲットピクセルの色に対する色値をバッ
    クグラウンドの色の貢献を除去する前に第二の異なる色
    空間へ変化させる命令を有しているコンピュータプログ
    ラム。
  99. 【請求項99】 請求項78において、前記消去色及び
    前記ターゲットピクセルの色値が第一色空間内にあり、
    本コンピュータプログラムが、更に、前記消去色及び前
    記ターゲットピクセル色に対する色値を色一致値を決定
    する前に第二の異なる色空間へ変化させる命令を有して
    おり、且つ前記バックグラウンドの色の貢献を除去する
    命令が浄化した色値を第一色空間へ変換させる命令を有
    しているコンピュータプログラム。
  100. 【請求項100】 請求項78において、前記消去色が
    バックグラウンドの色であるコンピュータプログラム。
  101. 【請求項101】 デジタルイメージを処理するコンピ
    ュータプログラムにおいて、コンピュータをして、 消去ブラシを提供させ、 消去すべき特徴の一部をカバーするユーザが画定したパ
    スに沿ってのストロークにおいて前記消去ブラシを適用
    させ、 前記消去ブラシが前記パスに沿って移動するに従い前記
    消去ブラシの各先端適用における消去色を選択させ、且
    つ前記先端適用によって画定される先端領域内に存在す
    るピクセルに対して色一致関数を適用し、前記先端領域
    内のピクセルのうちで前記先端適用に対する消去色とほ
    ぼ等価な色を持っているものを完全に消去し、前記先端
    領域内のピクセルのうちで前記消去色と異なる色を持っ
    ている残りのものを部分的に消去し、且つ前記部分的に
    消去したピクセルと関連する色から前記消去色の貢献を
    除去することを包含して前記部分的に消去したピクセル
    の色を浄化するために各先端適用において消去エンジン
    を喚起させる、命令を有しているコンピュータプログラ
    ム。
  102. 【請求項102】 請求項101において、前記消去ブ
    ラシが先端領域内に包含されるピクセルの数を画定する
    ためにユーザが調節可能な幾何学的形状を有しており、
    本コンピュータプログラムは、更に、各先端適用におい
    て処理される先端領域の幾何学的形状を画定するための
    ユーザ入力に応答して前記消去ブラシの形態を特定する
    命令を有しているコンピュータプログラム。
JP2000125015A 1999-04-26 2000-04-25 スマート消去ブラシ Expired - Lifetime JP4771573B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/300,088 US6434269B1 (en) 1999-04-26 1999-04-26 Smart erasure brush
US09/300088 1999-04-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001005987A true JP2001005987A (ja) 2001-01-12
JP4771573B2 JP4771573B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=23157658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000125015A Expired - Lifetime JP4771573B2 (ja) 1999-04-26 2000-04-25 スマート消去ブラシ

Country Status (5)

Country Link
US (4) US6434269B1 (ja)
EP (1) EP1056052B1 (ja)
JP (1) JP4771573B2 (ja)
CA (1) CA2306593A1 (ja)
DE (1) DE60043872D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8054478B2 (en) 2006-07-24 2011-11-08 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus, and method for changing number of lines in band buffer based on memory size to be required
JP2011249926A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Nikon Corp 画像処理プログラム、および画像処理装置

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6434269B1 (en) * 1999-04-26 2002-08-13 Adobe Systems Incorporated Smart erasure brush
JP3325243B2 (ja) * 1999-09-20 2002-09-17 京セラミタ株式会社 画像処理装置
US7190373B1 (en) * 2000-03-10 2007-03-13 Paul Anthony John Nolan Alpha channel filter
US6891550B1 (en) * 2000-03-10 2005-05-10 Paul Anthony John Nolan Image manipulation software
US6701014B1 (en) * 2000-06-14 2004-03-02 International Business Machines Corporation Method and apparatus for matching slides in video
US6879717B2 (en) * 2001-02-13 2005-04-12 International Business Machines Corporation Automatic coloring of pixels exposed during manipulation of image regions
JP4250884B2 (ja) * 2001-09-05 2009-04-08 パナソニック株式会社 電子黒板システム
JP2005527880A (ja) 2001-10-24 2005-09-15 ニック マルチメディア インク ユーザ定義可能な画像参照ポイント
JP4511091B2 (ja) * 2001-10-29 2010-07-28 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 印刷装置及び印刷方法
US7079151B1 (en) * 2002-02-08 2006-07-18 Adobe Systems Incorporated Compositing graphical objects
AU2003209565A1 (en) * 2002-02-12 2003-09-04 Yonas Jongkind Color conversion and standardization system and methods of making and using same
CN1241386C (zh) 2002-02-21 2006-02-08 佳能株式会社 数码相机、图像处理装置、图像处理方法、图像处理系统
US7054483B2 (en) * 2002-03-15 2006-05-30 Ncr Corporation Methods for selecting high visual contrast colors in user-interface design
EP1353516A1 (en) * 2002-04-08 2003-10-15 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europe B.V. A method and apparatus for detecting and/or tracking one or more colour regions in an image or sequence of images
US20040196282A1 (en) * 2003-02-14 2004-10-07 Oh Byong Mok Modeling and editing image panoramas
US7085413B2 (en) * 2003-04-04 2006-08-01 Good News Enterprises Limited Image background detection and removal
US7327374B2 (en) * 2003-04-30 2008-02-05 Byong Mok Oh Structure-preserving clone brush
US7609278B1 (en) * 2003-07-31 2009-10-27 Adobe Systems Incorporated Detecting backward motion represented by a path
US7868900B2 (en) * 2004-05-12 2011-01-11 General Electric Company Methods for suppression of items and areas of interest during visualization
US7840074B2 (en) * 2004-02-17 2010-11-23 Corel Corporation Method and apparatus for selecting an object in an image
US7609894B2 (en) 2004-02-17 2009-10-27 Corel Corporation Adaptive sampling region for a region editing tool
US7826668B1 (en) 2004-02-17 2010-11-02 Corel Corporation Adaptive region editing tool
US7782338B1 (en) * 2004-02-17 2010-08-24 Krzysztof Antoni Zaklika Assisted adaptive region editing tool
JP2006074512A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Casio Comput Co Ltd 撮影装置、撮影装置の画像処理方法及びプログラム
US8243325B2 (en) * 2005-07-08 2012-08-14 Xerox Corporation Method for prepress-time color match verification and correction
US20070103483A1 (en) * 2005-07-20 2007-05-10 Steven Feldman Adaptive alpha blending
JP2009526335A (ja) * 2006-02-10 2009-07-16 ニック ソフトウエア インク デジタル画像の自己適応ブラシ
US8018470B2 (en) * 2006-03-28 2011-09-13 Microsoft Corporation Vector based object property variations
US7768525B2 (en) * 2006-05-18 2010-08-03 Microsoft Corporation Dynamic paint pickup
US7593020B2 (en) * 2006-05-30 2009-09-22 Microsoft Corporation Image editing using image-wide matting
US7630541B2 (en) * 2006-05-30 2009-12-08 Microsoft Corporation Image-wide matting
US8270709B2 (en) * 2006-08-31 2012-09-18 Corel Corporation Color selection and/or matching in a color image
US7990381B2 (en) * 2006-08-31 2011-08-02 Corel Corporation Re-coloring a color image
US8117541B2 (en) 2007-03-06 2012-02-14 Wildtangent, Inc. Rendering of two-dimensional markup messages
US7876325B1 (en) * 2007-06-04 2011-01-25 Adobe Systems Incorporated Effect transitioning based on key locations in spatial dimensions
JP4952567B2 (ja) * 2007-12-21 2012-06-13 富士ゼロックス株式会社 画像検索システム、画像検索装置、プログラム
US8487963B1 (en) * 2008-05-30 2013-07-16 Adobe Systems Incorporated Preview representation of pixels effected by a brush tip area
WO2010099224A1 (en) * 2009-02-24 2010-09-02 Adapx Inc. Systems and methods for reviewing digital pen data
US8502834B2 (en) * 2009-06-29 2013-08-06 Vistaprint Technologies Limited Representing a printed product using pixel opacity and color modification
US8547389B2 (en) * 2010-04-05 2013-10-01 Microsoft Corporation Capturing image structure detail from a first image and color from a second image
GB201008923D0 (en) * 2010-05-27 2010-07-14 Anthropics Technology Ltd Selection tool
US8625888B2 (en) 2010-07-21 2014-01-07 Microsoft Corporation Variable kernel size image matting
US8386964B2 (en) * 2010-07-21 2013-02-26 Microsoft Corporation Interactive image matting
US20120210261A1 (en) * 2011-02-11 2012-08-16 Apple Inc. Systems, methods, and computer-readable media for changing graphical object input tools
US8683090B2 (en) * 2012-04-19 2014-03-25 Apple Inc. Methods, systems and apparatus for determining whether an accessory includes particular circuitry
US9274578B2 (en) 2012-05-09 2016-03-01 Apple Inc. Enable power from an accessory to a host device based on whether the accessory is able to alter an electrical characteristic of the power path
KR20140111497A (ko) * 2013-03-11 2014-09-19 삼성전자주식회사 터치 스크린의 화면에 표시된 아이템을 삭제하는 방법, 저장 매체 및 휴대 단말
CN104990925B (zh) * 2015-06-23 2017-12-19 泉州装备制造研究所 一种基于梯度多阈值优化缺陷检测方法
US10325134B2 (en) * 2015-11-13 2019-06-18 Fingerprint Cards Ab Method and system for calibration of an optical fingerprint sensing device
US20170140233A1 (en) * 2015-11-13 2017-05-18 Fingerprint Cards Ab Method and system for calibration of a fingerprint sensing device
GB2551396B (en) 2016-06-17 2018-10-10 Imagination Tech Ltd Augmented reality occlusion
CN108665467A (zh) * 2018-05-15 2018-10-16 深圳市智绘睿图科技信息有限公司 一种实时交互式图像的几何图形的提取方法
US10685472B1 (en) 2019-01-31 2020-06-16 Adobe Inc. Animation brushes

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203157A (ja) * 1992-10-14 1994-07-22 Fujitsu Ltd カラー画像処理方法および装置
JPH1155686A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Sony Corp 画像処理装置及び方法、並びにキー信号生成装置及び方法、並びに画像合成装置、並びに記録媒体

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4345313A (en) * 1980-04-28 1982-08-17 Xerox Corporation Image processing method and apparatus having a digital airbrush for touch up
US4876533A (en) * 1986-10-06 1989-10-24 Schlumberger Technology Corporation Method and apparatus for removing an image from a window of a display
GB8723203D0 (en) * 1987-10-02 1987-11-04 Crosfield Electronics Ltd Interactive image modification
US5058181A (en) * 1989-01-25 1991-10-15 Omron Tateisi Electronics Co. Hardware and software image processing system
US5182548A (en) * 1990-01-10 1993-01-26 Silicon Graphics, Inc. Method and apparatus for painting on a computer
US5307452A (en) * 1990-09-21 1994-04-26 Pixar Method and apparatus for creating, manipulating and displaying images
US5347620A (en) * 1991-09-05 1994-09-13 Zimmer Mark A System and method for digital rendering of images and printed articulation
US5469536A (en) * 1992-02-25 1995-11-21 Imageware Software, Inc. Image editing system including masking capability
JP3017384B2 (ja) * 1993-07-19 2000-03-06 シャープ株式会社 特徴領域抽出装置
US5621868A (en) * 1994-04-15 1997-04-15 Sony Corporation Generating imitation custom artwork by simulating brush strokes and enhancing edges
US5630037A (en) * 1994-05-18 1997-05-13 Schindler Imaging, Inc. Method and apparatus for extracting and treating digital images for seamless compositing
WO1996013006A1 (en) * 1994-10-20 1996-05-02 Mark Alan Zimmer Digital mark-making method
US5513991A (en) * 1994-12-02 1996-05-07 Vamp, Inc. Method of simulating personal individual art instruction
US5847712A (en) * 1995-01-03 1998-12-08 University Of Washington Method and system for generating graphic illustrations according to a stroke texture and a tone
EP0725364B1 (en) * 1995-02-02 2006-11-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing apparatus
US5687259A (en) * 1995-03-17 1997-11-11 Virtual Eyes, Incorporated Aesthetic imaging system
GB9518530D0 (en) * 1995-09-11 1995-11-08 Informatix Inc Image processing
JPH09128529A (ja) * 1995-10-30 1997-05-16 Sony Corp ディジタル画像の雑音の投影に基づく除去方法
US5719600A (en) * 1995-12-12 1998-02-17 Hewlett-Packard Company Gradient calculation system and method
US6097853A (en) * 1996-09-11 2000-08-01 Da Vinci Systems, Inc. User definable windows for selecting image processing regions
GB9619119D0 (en) * 1996-09-12 1996-10-23 Discreet Logic Inc Processing image
US6329990B1 (en) * 1997-07-15 2001-12-11 Silverbrook Research Pty Ltd Brush stroke palette feedback method for automatic digital “painting” effects
JP3472448B2 (ja) * 1997-08-26 2003-12-02 シャープ株式会社 情報処理装置および方法
US5835086A (en) * 1997-11-26 1998-11-10 Microsoft Corporation Method and apparatus for digital painting
US6011536A (en) * 1998-04-17 2000-01-04 New York University Method and system for generating an image having a hand-painted appearance
WO1999054650A1 (fr) * 1998-04-23 1999-10-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Vanne de regulation
US6434269B1 (en) * 1999-04-26 2002-08-13 Adobe Systems Incorporated Smart erasure brush

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203157A (ja) * 1992-10-14 1994-07-22 Fujitsu Ltd カラー画像処理方法および装置
JPH1155686A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Sony Corp 画像処理装置及び方法、並びにキー信号生成装置及び方法、並びに画像合成装置、並びに記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8054478B2 (en) 2006-07-24 2011-11-08 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus, and method for changing number of lines in band buffer based on memory size to be required
US8294914B2 (en) 2006-07-24 2012-10-23 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus and method for changing number of lines in band buffer based on memory size to be required
JP2011249926A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Nikon Corp 画像処理プログラム、および画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2306593A1 (en) 2000-10-26
EP1056052A2 (en) 2000-11-29
JP4771573B2 (ja) 2011-09-14
US6434269B1 (en) 2002-08-13
US20020150307A1 (en) 2002-10-17
DE60043872D1 (de) 2010-04-08
US7627168B2 (en) 2009-12-01
US7400763B2 (en) 2008-07-15
EP1056052B1 (en) 2010-02-24
EP1056052A3 (en) 2003-04-09
US6791573B2 (en) 2004-09-14
US20050074165A1 (en) 2005-04-07
US20080317388A1 (en) 2008-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001005987A (ja) スマート消去ブラシ
JP3189870B2 (ja) 画像処理装置
US5630037A (en) Method and apparatus for extracting and treating digital images for seamless compositing
US7812993B2 (en) Lossy method for compressing images and video
US6226015B1 (en) Method of automatically producing sketches and cartoon images from movies
US8624922B2 (en) Image composition apparatus, and storage medium with program stored therein
US8023768B2 (en) Universal front end for masks, selections, and paths
US8406566B1 (en) Methods and apparatus for soft edge masking
JPH0877330A (ja) 画像処理方法及び装置
US20040130637A1 (en) Method and apparatus for generating new images by using image data that vary along time axis
JPH07146931A (ja) 画像創成方法
JPH05250472A (ja) 画像の残りの部分から切離すべく、興味あるエリアの画像上の境界の微細マスクを準備する方法および装置
JP4146506B1 (ja) モザイク画像生成装置、方法及びプログラム
US20110187721A1 (en) Line drawing processing apparatus, storage medium storing a computer-readable program, and line drawing processing method
JPH04134570A (ja) 縮小画像生成装置
JP3192116U (ja) 画像処理装置
JPH0773303A (ja) 電子ブラシ制御方法及びその装置
JP4230051B2 (ja) 画像生成方式
JP2001052189A (ja) カラー画像の輪郭線抽出装置
JPH0721379A (ja) 画像色領域認識装置
JPS6395492A (ja) 走査されたビデオ画像を処理する方法及び装置
Lanman Texture Synthesis and Manipulation
Cursor Drawing Curved Segments Using the Bezier Path Tool
JPH10173952A (ja) カラー画像のノイズ除去装置、方法および記録媒体
JPH0729000A (ja) 画像の細線化方法および画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100908

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110225

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4771573

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term