JP2001005413A - 表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

表示装置及び表示装置の製造方法

Info

Publication number
JP2001005413A
JP2001005413A JP11173307A JP17330799A JP2001005413A JP 2001005413 A JP2001005413 A JP 2001005413A JP 11173307 A JP11173307 A JP 11173307A JP 17330799 A JP17330799 A JP 17330799A JP 2001005413 A JP2001005413 A JP 2001005413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
electrode
display
electrophoretic particles
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11173307A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakanishi
正浩 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11173307A priority Critical patent/JP2001005413A/ja
Publication of JP2001005413A publication Critical patent/JP2001005413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示区画内の泳動粒子濃度を任意の値に制御
できると共に可撓性に優れた隔壁構造を有する表示装置
及び表示装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 一対の基板間に形成され、帯電泳動粒子
17及び泳動用分散媒19を封入する表示区画Sの少な
くとも一部を帯電泳動粒子17の径よりも小さな孔径の
多数の孔を有する多孔性部材18によって形成し、この
多孔性部材18を浸透させて表示区画内に分散媒19を
注入するようにする。また、多孔性部材18として可撓
性を有するものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置及び表示
装置の製造方法に関し、特に電極に印加された電圧によ
り帯電泳動粒子を移動させて表示を行う電気泳動型表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の発達に伴い、低消費電
力且つ薄型の表示装置のニーズが増しており、これらの
ニーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに行われ
ている。中でも液晶表示装置は、液晶分子の配列を電気
的に制御することにより、液晶の光学的特性を変化させ
ることができ、上記のニーズに対応できる表示装置とし
て活発な開発が行われ、商品化されている。
【0003】しかしながら、この液晶表示装置は、画面
を見る角度や反射光による画面上の文字の見づらさや、
光源のちらつき・低輝度等から生じる視覚への負担が未
だ十分に解決されていない。この為、視覚への負担の少
ない表示装置の研究が盛んに検討されている。
【0004】そこで、このような低消費電力、眼への負
担軽減などの観点から反射型表示装置が期待されてお
り、その1つとして、Harold D.Lees等に
より発明された電気泳動型表示装置(米国特許USP3
612758公報)が知られている。
【0005】ここで、この電気泳動型表示装置の表示素
子は、図9に示すように帯電した泳動粒子63と、着色
色素が溶解された泳動用分散媒64と、泳動用分散媒6
4を挟んで対峠する一組の電極61,62とを備えてお
り、また電極61,62が形成された上下基板66,6
7間には、基板間隔を一定に保つと共に泳動粒子63の
素子間の偏りを防止するためのスペーサー兼隔壁65が
形成されている。
【0006】そして、帯電した泳動粒子63を駆動する
場合は、電極61,62を介して泳動用分散媒64に電
圧を印加することにより、泳動粒子63を粒子自身が持
つ電荷と反対極性の電極に引き寄せて行う。なお、表示
は、泳動粒子63の色と、泳動粒子63の色相と異なる
着色色素が溶解された泳動用分散媒64の色によって行
われる。
【0007】ここで、このような電気泳動型の表示素子
の製造方法としては、まず第1基板上に第1電極62を
形成した後、この上に隔壁65を形成し、次に帯電した
泳動粒子63及び泳動用分散媒64を注入した後、第2
電極61が形成された第2基板66を貼り合わせて表示
素子を製造する方法がある。
【0008】なお、泳動粒子63及び泳動用分散媒64
を隔壁内に注入する方法としては、例えば穿孔を隔壁6
5に形成し、この穿孔から泳動粒子63及び泳動用分散
媒64を注入する方法がある。さらに、特開平1−11
4828号、特許公報2551794号等においては、
分散媒を各区域に順次一様に注入するために、隔壁材料
として膨潤する有孔性材料を用いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気泳動型の表示装置においては、隔壁65
により基板間に形成された各表示区画S毎に、分散媒6
4と泳動粒子63とからなる分散液を、泳動粒子63の
濃度を制御しながら注入することは困難であった。
【0010】例えば、隔壁65に形成した穿孔から分散
液を各表示区画内に注入するようにした場合、分散媒6
4と泳動粒子63とを一定の割合で通過させることは困
難である。これは、分散媒64は穿孔を容易に通過する
が、泳動粒子63は時に穿孔近傍の壁面に当たったり、
比重の違いから沈降したりして穿孔を通過できないこと
があるからである。
【0011】したがって、分散液注入口から近い場所で
は泳動粒子63の濃度が高く、遠くなるに従い泳動粒子
63の濃度が低くなる傾向が見られ、泳動粒子63の濃
度を制御して注入することは困難となる。
【0012】一方、隔壁65は、感光性樹脂を使用して
第1基板上に直接形成されたり、あるいは他で形成して
基板に貼り合わせされて形成されるが、形成材料として
はエポキシ樹脂やその他フォトレジストなどが多く用い
られることから、比較的硬く、脆いものが多かった。加
えて隔壁65と基板66,67との接合面積が小さく、
可撓性のある表示装置に応用すると、隔壁65が破損し
たり剥離することがあった。
【0013】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
てなされたものであり、表示区画内の泳動粒子濃度を任
意の値に制御できると共に可撓性に優れた隔壁構造を有
する表示装置及び表示装置の製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の基板間
に形成された表示区画内に帯電泳動粒子及び泳動用分散
媒を封入すると共に、前記基板に形成された電極に印加
される電圧により前記帯電泳動粒子を移動させて表示を
行う表示装置において、前記表示区画の少なくとも一部
を前記帯電泳動粒子の径よりも小さな孔径の多数の孔を
有する多孔性部材によって形成することを特徴とするも
のである。
【0015】また本発明は、前記多孔性部材として可撓
性を有するものを用いることを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記電極は、前記一対の基
板の一方に形成された第1電極と第2電極とを備え、前
記帯電泳動粒子は前記第1及び第2電極間の電位差に応
じて基板に対して横方向に移動することを特徴とするも
のである。
【0017】また本発明は、前記第1及び第2電極の一
方にパルス発生器を接続することを特徴とするものであ
る。
【0018】また本発明は、一対の基板間に形成された
表示区画内に帯電泳動粒子及び泳動用分散媒を封入する
と共に、前記帯電泳動粒子を基板に形成された電極に印
加される電圧により移動させて表示を行う表示装置の製
造方法において、前記一対の基板のうちの一方に電極を
形成する電極形成工程と、前記一対の基板のうちの一方
に溶解可能固形物に混合された状態で前記帯電泳動粒子
を配する配置工程と、前記帯電泳動粒子の径よりも小さ
な孔径の多数の孔を有する多孔性部材により前記帯電泳
動粒子が混合された溶解可能固形物を覆うと共に、前記
表示区画の少なくとも一部を形成する工程と、前記多孔
性部材への浸透により前記泳動用分散媒を前記表示区画
内に注入する注入工程と、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0019】また本発明は、前記配置工程において、前
記帯電泳動粒子を前記溶解可能固形物との混合物として
前記一対の基板のうちの一方に配することを特徴とする
ものである。
【0020】また本発明は、前記配置工程において、前
記溶解可能固形物を前記一対の基板のうちの一方に配し
た後、該溶解可能固形物上に前記帯電泳動粒子を散布す
ることを特徴とするものである。
【0021】また本発明は、前記配置工程において、前
記帯電泳動粒子を前記一対の基板のうちの一方に散布し
た後、該帯電泳動粒子上に前記溶解可能固形物を配する
ことを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記溶解可能固形物は、溶
剤に可溶あるいは温度や光などの外的刺激により粘度変
化するワックス様材料であることを特徴とするものであ
る。
【0023】また本発明は、前記電極形成工程において
電極として第1電極と第2電極とを形成すると共に、前
記第1及び第2電極の一方にパルス発生器を接続する接
続工程を備えたことを特徴とするものである。
【0024】また本発明のように、一対の基板間に形成
され、帯電泳動粒子及び泳動用分散媒を封入する表示区
画の少なくとも一部を帯電泳動粒子の径よりも小さな孔
径の多数の孔を有する多孔性部材によって形成し、この
多孔性部材を浸透させて表示区画内に分散媒を注入する
ようにする。また、多孔性部材として可撓性を有するも
のを用いる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態に係る表示装
置の一例である電気泳動型の表示装置の表示部の構成を
示す平面図、図2はそのA−A’断面図である。
【0027】図1おいて、51は表示部であり、この表
示部51の形状・サイズは、所望の解像度に合わせて選
択する必要があるが、本実施の形態では7つの表示素子
52が8の字形状に配置された7セグメント・タイプの
ものである。また、図2において、11は第1基板、1
2は第1基板上に形成されると共にアース接地された共
通の第1電極、13は第1電極上に形成された絶縁層で
ある。
【0028】ここで、第1基板11及びこの第1基板1
1と対向配置される第2基板11a(図1参照)の材料
としては、ガラスも使用できるが、可撓性に優れ、かつ
薄型で軽量な装置を得るためにはプラスチックフィルム
が良く、このようなフィルムとしては、例えばポリエス
テルやポリオレフィン等が使用可能である。また、第1
電極12は、光反射層としての機能を兼ねるものであ
り、材料としては、透明電極あるいはAl等を使用する
と共に、必要に応じてパターニングされる。
【0029】さらに、絶縁層13の材料としてはポリイ
ミド、アクリル、ポリフッ化ビニリデン等の有機材料、
又はSiO2 やSiNx 等の無機材料が使用できる。な
お、本実施の形態において、本表示装置は反射型のもの
であり、この場合、透明樹脂にて形成された絶縁層中
に、例えばアルミナや酸化チタン、酸化スズ等の白色微
粒子を混合し、絶縁層13が拡散反射層としても機能す
るようにしている。
【0030】また、同図において、14は第1基板上に
形成された共通の第2電極であり、この第2電極14は
絶縁層上に、例えば表示素子52の長手方向(図1参
照)延在すると共に、必要に応じてパターニングされ
る。ここで、この第2電極14にはパルス発生器53が
接続されており、このパルス発生器53によりパルスが
印加されるようになっている。なお、第2電極14の材
料としては、アルミ、チタンなど多くの金属材料が使用
できるが、好ましくは色の黒い材料、例えばTiC等が
用いられる。
【0031】また、同図において、Sは第1基板11と
第2基板11a(図1参照)との間に形成された表示区
画であり、この表示区画Sに帯電した泳動粒子17及び
泳動粒子17を分散させる泳動用の分散媒19を封入す
るようにしている。なお、22は第2電極14の表示区
画Sに対応する以外の部分にコートされたブラックレジ
ストである。
【0032】一方、これら泳動粒子17及び分散媒19
は、絶縁層上に第2電極14を覆うように形成された支
持体15、多孔性部材である多孔質支持体18及び封止
材20で覆われている。ここで、泳動粒子17としては
ポリマー樹脂及びポリマー樹脂に顔料を混合して着色し
た、粒径が0.1乃至50μmのものを使用し、支持体
15の材料としては、シリコーンゴムフッ素ゴム、アク
リルゴム等が使用される。
【0033】また、多孔質支持体18の材料としては、
微細孔が無数にあるもので、孔径は使用する泳動粒子径
より小さいものを選択する。ここで、この微細孔の機能
は、表示区画内に泳動粒子17を残したまま、後述する
泳動粒子17を含んでいる溶解可能固形物を表示区画外
に抽出し、代りに分散媒を表示区画内に注入することに
ある。
【0034】一方、この多孔質支持体18は可撓性を有
すると共に、表示区画Sの隔壁の機能も果たすようにな
っている。ここで、このように可撓性を有する多孔質支
持体18により表示区画Sの隔壁を形成することによ
り、可撓性に優れた隔壁構造を提供することができ、装
置の可撓性を高めることができる。
【0035】そして、多孔質支持体18としては、この
ような機能を実現し、かつ可撓性を有するものであれば
よく、さまざまな製法で作製されたものが使用できる。
【0036】例えば、ポリオレフインの微小ビーズをシ
ート状に成型した後、熱処理し、微小ビーズ同士の接触
点で融着が起こるようにすると、ポリオレフィンの微小
ビーズの間隙が微細孔として残る。そして、使用するポ
リオレフィンの微小ビーズ径と熱処理条件を選ぶことに
より適切な微細孔径が得られる。また、微小ビーズを接
着する方法としては、熱融着の代わりに結着剤を添加し
て成型する方法もある。
【0037】また例えば、ポリオレフィンを溶媒に溶解
したものからフィルム成型し、溶媒を除去すると多孔質
膜を得ることができる。また、溶媒の代わりにパラフィ
ンワックスとポリオレフィンの混合溶融物を成型し、こ
れからパラフィンワックスを溶剤で抽出することで、微
細孔を有するポリオレフィン膜が得られる。なお、これ
らは微小領域で複数の材料が相分離を起こす現象を利用
している。
【0038】また例えば、高分子フィルムに電子線や荷
電粒子を照射した後、化学エッチングを行うと、照射部
位ではエッチングが急速に進行するため、微細孔を有す
る多孔質膜を得ることができる。また、孔径が若干大き
めの多孔質体を得る方法として、成型したシートを、鋭
角粒子を散布したローラ間に通過させることにより穿孔
する方法もある。
【0039】そして、これら様々な製法による多孔質材
料の中から、泳動粒子17を通過させない適切な孔径、
並びに溶解可能固形物を抽出する際に使用する化学物質
に対する耐性を有するものを適宜選択する。
【0040】一方、分散媒19は、泳動粒子17の種類
によってさまざまな選択肢があるが、一般にシリコーン
オイル、アイソパー、フッ素オイル等の誘電率の大きな
液体を使用する。なお、微細孔径がμmオーダー以上の
場合は、多孔質支持体材料との屈折率差を考慮し、なる
べく屈折率差が小さくなるように分散媒材料を選択する
と、微細孔が目立たなくてよい。また好ましくは多孔質
支持体材料を膨潤させるような分散媒であれば、微細孔
径の縮小や、多孔質支持体材料の柔軟性向上などの効果
を得られる。
【0041】ところで、このような構成の本表示装置に
おいて、第2電極14にパルス発生器53により負電圧
パルスを印加すると、例えば帯電した泳動粒子17が分
散媒中で正に帯電している場合、泳動粒子17は、電圧
印加により暗黒色の第2電極上に移動する。これによ
り、観測側から見た表示素子内は、僅かに灰色がかった
白色状態となる。一方、第2電極14に逆極性の正電圧
パルスを印加すると、第1電極上に泳動粒子17が移動
するため、選択された表示素子内は黒色状態となる。
【0042】これにより、セグメント形状の組み合わせ
を利用した表示(0〜9までの数字表示やアルファベッ
トの一部表示)が可能となる。
【0043】次に、このような構成の表示装置の製造方
法について説明する。
【0044】まず、図3の(a)に示すように第1基板
11に第1電極12をパターン形成し、この後、第1電
極上に絶縁層兼散乱層13を形成する。次に、(b)に
示すように絶縁層兼散乱層上に第2電極14を形成し、
この電極形成工程の後、第2電極14上に支持体15を
全面に形成する。
【0045】次に、(c)に示すように支持体15の上
に溶剤に対して可溶性あるいは光や温度などの外部刺激
により粘度変化を示す溶解可能固形物16と、泳動粒子
17とを印刷等の手法により各表示区画に対応する位置
に混合配置する。なお、この配置工程のとき、泳動粒子
17は、溶解可能固形物16に予め混合分散しておいて
もよいし、別々に配置しておいてもよい。
【0046】ここで、このように泳動粒子17を予め溶
解可能固形物16に混合分散しておく場合、例えば一定
の濃度に泳動粒子17を混合した溶解可能固形物16を
各表示区画ごとに一定の体積で分配印刷することで、各
表示区画に含まれる泳動粒子17の量及び濃度を一定に
制御することができる。
【0047】次に、(d)に示すように溶解可能固形物
16を多孔質支持体18でさらに覆う。ここで、この多
孔質支持体18は、微細孔が無数にあるもので、孔径は
使用する泳動粒子径より小さいものを選択する。なお、
この微細孔の機能は、既述したように表示区画内に泳動
粒子17を残したまま、溶解可能固形物16を表示区画
外に抽出し、代りに表示区画内に分散媒を注入すること
にある。
【0048】次に、溶解可能固形物16を抽出除去す
る。ここで、溶解可能固形物16が、溶剤可溶性の場合
は溶剤中に表示装置を浸して行う。例えば、溶解可能固
形物16としてパラフィンワックスを使用した場合はキ
シレンやヘキサン等の溶剤を使用する。
【0049】そして、このように溶剤中に表示装置を浸
すことにより、キシレン等の低分子溶剤は、微細孔であ
っても容易に通過し、表示装置の表示区画内に浸透して
パラフィンワックスを溶解する。一方、溶解されたパラ
フィンワックスは溶剤中の濃度勾配により、キシレン浴
のほうに抽出される。なお、キシレンを何回か交換する
ことで、抽出はより完璧になされる。また、キシレン浴
を加温して使用するとパラフィンワックスの抽出速度が
増す。
【0050】一方、光可溶性の溶解可能固形物16とし
て、例えばポジ型フォトレジストが使用してもよい。例
えば、ヘキスト社製AZ−1500を使用する場合、光
照射後アルカリ水溶液に浸すことにより、AZ−150
0を溶解抽出することができる。
【0051】これもアルカリ水溶液を何回か交換するこ
とで、抽出はより完璧になされ、さらにアルカリ水溶液
浴を加温して使用するとAZ−1500の抽出速度が増
す。また、アルカリ水溶液浴にてAZ−1500の抽出
を行ったあとは、水浴でアルカリ水溶液の抽出を行った
ほうがよい。なお、上記工程において泳動粒子径は微細
孔径より大なので、泳動粒子17は表示区画内に留まる
ことは言うまでもない。
【0052】以上の工程が終了した後、表示区画内の溶
剤や水分を十分乾操除去し、この後の注入工程におい
て、(e)に示すように微細孔を通じて表示区画内に分
散媒19を注入する。次に、(f)に示すように表示区
画内の分散媒19の蒸発や漏洩を防止するために、多孔
質支持体18を樹脂等の封止材20で覆って封止する。
そして、最後に、この上に第2基板を被せるようにす
る。
【0053】一方、このようにして製造した表示装置の
第2電極14に、接続工程にてパルス発生器53を接続
し、このパルス発生器53によって電極間に電圧を印加
することにより表示を行うことができる。例えば、分散
媒中で正に帯電した泳動粒子17に対して、第1電極1
2を接地し、各第2電極14に正及び負の電圧を印加す
ると、泳動粒子17は電荷が相対的に低い電極上に集ま
る。この時、例えば泳動粒子17及び第2電極14が黒
色であり、泳動粒子17が第2電極上に集まれば、白色
の表示を行うことができ、第1電極上に集まれば、黒表
示を行うことができる。
【0054】ここで、この場合の表示コントラストは、
第1及び第2電極12,14の面積比に大きく依存す
る。したがって、表示コントラストを高めるためには、
第2電極14の露出面積を第1電極12の露出面積に対
して小さくする必要があり、通常は1:2〜1:4程度
としている。また、印加電圧は泳動粒子17の帯電量、
電極間ピッチなどによって異なるが、通常は数十V程度
が必要である。
【0055】ここでは、第1電極12及び第2電極14
が第1基板上に形成された例を示したが、各電極12,
14がそれぞれ第1基板、第2基板上に形成される場合
においても、同様な製造方法を用いることができる。
【0056】次に、本製造方法の実施例について説明す
る。
【0057】(実施例1)本実施例においては、まずP
ET(ポリエチレンテレフタレート)からなる第1基板
上に、Alの第1電極を形成し、この後第1電極上にア
ルミナ微粒子を含んだアクリル樹脂層を形成し、絶縁層
兼散乱層とした(図3の(a)参照)。
【0058】次に、第2電極としてTiC(黒色)を絶
縁層兼散乱層上に形成した後、第2電極(TiC電極)
をパターニングして表示面内の70〜80%程度を除去
し、絶縁層兼散乱層を露出させた。次に第2電極上に支
持体を全面に形成した(図3の(b)参照)。なお、こ
の支持体の材料としてシリコーンゴムを使用した。
【0059】次に、この上に泳動粒子を均一に混合した
溶解可能固形物であるパラフィンワックスを印刷により
表示区画上に形成した(図3の(c)参照)。なお、こ
のとき溶解可能固形物厚は60μmとし、泳動粒子とし
てはカーボン及び荷電制御剤を含んだ平均粒径2μmの
ポリスチレン樹脂を使用した。
【0060】次に、これらの上を多孔質支持体で覆い
(図3の(d)参照)、この後、ヘキサン浴に浸してパ
ラフィンワックスを溶解抽出した。なお、このヘキサン
浴は何度か溶剤を交換して繰り返し行った。
【0061】次に表示装置を減圧乾燥してから、分散媒
を注入した(図3の(e)参照)。なお、分散媒として
はシリコーンオイルを使用した。次に、表示区画内の分
散媒の蒸発や漏洩を防止するために、多孔質支持体を樹
脂等の封止材で覆って封止する(図3の(f)参照)。
そして、最後に、この上に第2基板を被せるようにす
る。
【0062】なお、このようにして製造した表示装置の
第2電極14にパルス発生器53を接続し、第1電極、
第2電極間に電圧を印加したところ、駆動電圧40Vに
おいて、表示コントラストが5、応答速度20msec
程度の値が得られた。また、素子間の濃度ばらつきはほ
とんど無く均一であった。さらに、基板の繰り返しの折
り曲げ動作に対しても支持体の位置ずれや倒壊が起こる
ことはなく、可撓性に優れた表示装置を製造することが
できた。
【0063】(実施例2)本実施例においては、まず図
4の(a)に示すようにPET(ポリエチレンテレフタ
レート)からなる第1基板11上に、Alの第1電極1
2を形成し、この後、第1電極上にアルミナ微粒子を含
んだアクリル樹脂層を形成し、絶縁層兼散乱層13とし
た。
【0064】次に、(b)に示すように第2電極14と
してTiC(黒色)を絶縁層兼散乱層上に形成した後、
この第2電極14をパターニングして表示面内の70〜
80%程度を除去し、絶縁層兼散乱層13を露出させ
た。次に第2電極上に支持体15を全面に形成した。な
お、支持体材料としてシリコーンゴムを使用した。
【0065】次に、この支持体15の上に(c)に示す
ように泳動粒子17を均一に散布した後、溶解可能固形
物16であるパラフィンワックスを印刷により表示区画
上に形成した。なお、この溶解可能固形物16の厚さを
60μmとした。
【0066】次に、これらの上を(d)に示すように多
孔質支持体18で覆った後、ヘキサン浴に浸して、溶解
可能固形物16を溶解抽出した。なお、このヘキサン浴
は何度か溶剤を交換して繰り返し行った。
【0067】次に、表示装置を減圧乾操してから、
(e)に示すように分散媒19を注入した。なお、分散
媒としてはシリコーンオイルを使用した。そして、最後
に(f)に示すように多孔質支持体表面を封止材20で
覆って封止した。
【0068】なお、この後、第2電極14にパルス発生
器53を接続し、このようにして製造した表示装置を、
既述した実施例1と同様に駆動したところ、実施例1と
同様に機能した。
【0069】(実施例3)本実施例においては、まず図
5の(a)に示すようにPET(ポリエチレンテレフタ
レート)からなる第1基板11上に、Alの第1電極1
2を形成し、この後、第1電極上にアルミナ微粒子を含
んだアクリル樹脂層を形成し、絶縁層兼散乱層13とし
た。
【0070】次に、(b)に示すように第2電極14と
してTiC(黒色)を絶縁層兼散乱層上に形成した後、
この第2電極14をパターニングして表示面内の70〜
80%程度を除去し、絶縁層兼散乱層13を露出させ
た。次に第2電極上に支持体15を全面に形成した。な
お、支持体材料としてシリコーンゴムを使用した。
【0071】次に、この支持体15の上に(c)に示す
ように溶解可能固形物16であるパラフィンワックスを
印刷により表示区画上に形成した後、この溶解可能固形
物16がわずかに粘着性を有する程度に加熱した後、こ
の上に泳動粒子17を均一に散布し、(d)に示すよう
に溶解可能固形物内に泳動粒子17を均一に混合させ、
続いて不要な泳動粒子は除去した。なお、必要であれば
(d’)に示すように散布した泳動粒子17の上をさら
に溶解可能固形物(パラフィンワックス)で覆ってもよ
い。
【0072】次に、図6の(a)に示すように、これら
の上を多孔質支持体18で覆い、この後、ヘキサン浴に
浸し、溶解可能固形物16を溶解抽出した。なお、ヘキ
サン浴は何度か溶剤を交換して繰り返し行った。
【0073】次に表示装置を減圧乾燥してから、(b)
に示すように分散媒19を注入した。なお、分散媒19
としてはシリコーンオイルを使用した。そして、最後に
(c)に示すように多孔質支持体表面を封止材20で覆
って封止した。
【0074】なお、この後、第2電極14にパルス発生
器53を接続し、このようにして製造した表示装置を、
既述した実施例1と同様に駆動したところ、実施例1と
同様に機能した。
【0075】(実施例4)本実施例においては、まず図
7の(a)に示すようにPET(ポリエチレンテレフタ
レート)からなる第1基板11上に、Alの第1電極1
2を形成し、この後、第1電極上にアルミナ微粒子を含
んだアクリル樹脂層を形成し、絶縁層兼散乱層13とし
た。
【0076】次に、(b)に示すように第2電極14と
してTiC(黒色)を絶縁層兼散乱層上に形成した後、
この第2電極14をパターニングして表示面内の70〜
80%程度を除去し、絶縁層兼散乱層13を露出させ
た。次に第2電極上に支持体15を全面に形成した。な
お、支持体材料としてシリコーンゴムを使用した。
【0077】この上に(c)に示すように溶解可能固形
物16であるパラフィンワックスを印刷により表示区画
上に形成し、次にこの溶解可能固形物16がわずかに粘
着性を有する程度に加熱した後、(d)に示すようにこ
の溶解可能固形物16の上に泳動粒子17を均一に散布
し、続いて不要な泳動粒子は除去した。
【0078】次に、(e)に示すように溶解可能固形物
16の上面をテフロン製の平板21を用いて押え付けて
泳動粒子17を溶解可能固形物16の中に埋め込んだ
後、図8の(a)に示すようにこれらの上を多孔質支持
体18で覆った。この後、ヘキサン浴に浸し、溶解可能
固形物16を溶解抽出した。なお、ヘキサン浴は何度か
溶剤を交換して繰り返し行った。
【0079】次に表示装置を減圧乾燥してから、(b)
に示すように分散媒19を注入した。なお、分散媒19
としてはシリコーンオイルを使用した。そして、最後に
(c)に示すように多孔質支持体表面を封止材20で覆
って封止した。
【0080】なお、この後、第2電極14にパルス発生
器53を接続し、このようにして製造した表示装置を、
既述した実施例1と同様に駆動したところ、実施例1と
同様に機能した。
【0081】(実施例5)本実施例においては、第1基
板11として120μm厚のPETフィルムを用いる他
は、上記第1〜第4の実施例のいずれかに係る製造方法
により表示装置を製造した。そして、このように製造さ
れた表示装置は、表示素子間の濃度ばらつきはほとんど
無く均一であり、さらに基板の繰り返しの曲げ動作によ
っても支持体の位置ずれや倒壊が起こることはなかっ
た。
【0082】さらに、このような表示装置に対し、第2
電極14にパルス発生器53により波高値−50V、パ
ルス幅30msの矩形波を印加した。ここで、本実施例
で用いた泳動粒子17は分散媒中で正に帯電していたた
め、電圧印加により負電圧−50Vが印加された暗黒色
の第2電極14上に移動した。これにより、観測側から
見た表示素子内は、僅かに灰色がかった白色状態となっ
た。
【0083】一方、第2電極14のうち、任意のものを
スイッチ(図示せず)で選択した上で、第2電極14に
逆極性のパルス、波高値+50V、パルス幅30msの
矩形波を印加したところ、第1電極12上に帯電泳動粒
子17が移動するため、選択された表示素子52内は黒
色状態となり、セグメント形状の組み合わせを利用した
表示(0〜9までの数字表示やアルファベットの一部表
示)が可能であることを確認した。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明のように、帯
電泳動粒子及び泳動用分散媒を封入する表示区画の少な
くとも一部を帯電泳動粒子の径よりも小さな孔径の多数
の孔を有する多孔性部材によって形成すると共に多孔性
部材を通して表示区画内に分散媒を浸透注入するように
することにより、表示区画内の帯電泳動粒子濃度を任意
の値に制御できる。また、多孔性部材として可撓性を有
するものを用いることにより、可撓性に優れた隔壁構造
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る表示装置の一例であ
る電気泳動型の表示装置の表示部の構成を示す平面図。
【図2】図1のA−A’断面図。
【図3】上記表示装置の製造方法を説明する図。
【図4】上記表示装置の第2実施例に係る製造方法を説
明する図。
【図5】上記表示装置の第3実施例に係る製造方法の一
部を説明する図。
【図6】上記表示装置の第3実施例に係る製造方法の他
の一部を説明する図。
【図7】上記表示装置の第4実施例に係る製造方法の一
部を説明する図。
【図8】上記表示装置の第4実施例に係る製造方法の他
の一部を説明する図。
【図9】従来の電気泳動型の表示装置の動作原理を説明
する図。
【符号の説明】
11 第1基板 12 第1電極 14 第2電極 15 支持体 16 溶解可能固形物 17 泳動粒子 18 多孔質支持体 19 分散媒 20 封止材 51 表示部 52 表示素子 53 パルス発生器 S 表示区画

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板間に形成された表示区画内に
    帯電泳動粒子及び泳動用分散媒を封入すると共に、前記
    基板に形成された電極に印加される電圧により前記帯電
    泳動粒子を移動させて表示を行う表示装置において、 前記表示区画の少なくとも一部を前記帯電泳動粒子の径
    よりも小さな孔径の多数の孔を有する多孔性部材によっ
    て形成することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記多孔性部材として可撓性を有するも
    のを用いることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電極は、前記一対の基板の一方に形
    成された第1電極と第2電極とを備え、前記帯電泳動粒
    子は前記第1及び第2電極間の電位差に応じて基板に対
    して横方向に移動することを特徴とする請求項1記載の
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2電極の一方にパルス発
    生器を接続することを特徴とする請求項3記載の表示装
    置。
  5. 【請求項5】 一対の基板間に形成された表示区画内に
    帯電泳動粒子及び泳動用分散媒を封入すると共に、前記
    帯電泳動粒子を基板に形成された電極に印加される電圧
    により移動させて表示を行う表示装置の製造方法におい
    て、 前記一対の基板のうちの一方に電極を形成する電極形成
    工程と、 前記一対の基板のうちの一方に溶解可能固形物に混合さ
    れた状態で前記帯電泳動粒子を配する配置工程と、 前記帯電泳動粒子の径よりも小さな孔径の多数の孔を有
    する多孔性部材により前記帯電泳動粒子が混合された溶
    解可能固形物を覆うと共に、前記表示区画の少なくとも
    一部を形成する工程と、 前記多孔性部材への浸透により前記泳動用分散媒を前記
    表示区画内に注入する注入工程と、 を備えたことを特徴とする表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記配置工程において、前記帯電泳動粒
    子を前記溶解可能固形物との混合物として前記一対の基
    板のうちの一方に配することを特徴とする請求項5記載
    の表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記配置工程において、前記溶解可能固
    形物を前記一対の基板のうちの一方に配した後、該溶解
    可能固形物上に前記帯電泳動粒子を散布することを特徴
    とする請求項5記載の表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記配置工程において、前記帯電泳動粒
    子を前記一対の基板のうちの一方に散布した後、該帯電
    泳動粒子上に前記溶解可能固形物を配することを特徴と
    する請求項5記載の表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記溶解可能固形物は、溶剤に可溶ある
    いは温度や光などの外的刺激により粘度変化するワック
    ス様材料であることを特徴とする請求項5乃至8のいず
    れかに記載の表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記電極形成工程において電極として
    第1電極と第2電極とを形成すると共に、前記第1及び
    第2電極の一方にパルス発生器を接続する接続工程を備
    えたことを特徴とする請求項5乃至9のいずれかに記載
    の表示装置の製造方法。
JP11173307A 1999-06-18 1999-06-18 表示装置及び表示装置の製造方法 Pending JP2001005413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11173307A JP2001005413A (ja) 1999-06-18 1999-06-18 表示装置及び表示装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11173307A JP2001005413A (ja) 1999-06-18 1999-06-18 表示装置及び表示装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001005413A true JP2001005413A (ja) 2001-01-12

Family

ID=15958034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11173307A Pending JP2001005413A (ja) 1999-06-18 1999-06-18 表示装置及び表示装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001005413A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058349A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Mitsubishi Pencil Co Ltd 電気泳動表示装置の製造方法
JP2013500504A (ja) * 2009-07-28 2013-01-07 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) 透明エレクトロクロミックシステム
JP2013218176A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Seiko Epson Corp 表示シート、表示シートの製造方法、表示装置および電子機器
JP2013222090A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Seiko Epson Corp 電気泳動表示装置用基材およびその製造方法、電気泳動表示装置およびその製造方法
JP2016148862A (ja) * 2001-07-09 2016-08-18 イー インク コーポレイション 積層接着剤層を有する電気光学ディスプレイ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148862A (ja) * 2001-07-09 2016-08-18 イー インク コーポレイション 積層接着剤層を有する電気光学ディスプレイ
JP2013500504A (ja) * 2009-07-28 2013-01-07 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) 透明エレクトロクロミックシステム
JP2012058349A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Mitsubishi Pencil Co Ltd 電気泳動表示装置の製造方法
JP2013218176A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Seiko Epson Corp 表示シート、表示シートの製造方法、表示装置および電子機器
JP2013222090A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Seiko Epson Corp 電気泳動表示装置用基材およびその製造方法、電気泳動表示装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6750844B2 (en) Electrophoretic display device and process for production thereof
JP4744757B2 (ja) アクティブマトリクス駆動電子ディスプレイの性能を高めるための蓄電キャパシタの使用
DE69620373T2 (de) Ein durch ein externes Feld aktiviertes Anzeigeblatt
US6067185A (en) Process for creating an encapsulated electrophoretic display
US6017584A (en) Multi-color electrophoretic displays and materials for making the same
DE69724984T2 (de) Nichtmittierende anzeigen und deren piezoelektrische stromversorgung
US6300932B1 (en) Electrophoretic displays with luminescent particles and materials for making the same
US6120839A (en) Electro-osmotic displays and materials for making the same
CA2260947A1 (en) Electronically addressable microencapsulated ink and display thereof
US20050035941A1 (en) Retroreflective electrophoretic displaya and materials for making the same
JP2004511012A (ja) 電気/磁気応答粒子アセンブリおよびその製造方法
DE19927359A1 (de) Elektrophoretische Displays aus lichtstreuenden Trägermaterialien
CN104407467A (zh) 包括微杯的显示装置
JP2012521579A (ja) 面内電気光学ディスプレイ
KR100973533B1 (ko) 화상 표시 소자용 구조체의 제조 방법과 제조 장치, 및 전기영동 화상 표시 소자의 제조 방법과 제조 장치
JP2001005413A (ja) 表示装置及び表示装置の製造方法
JP2004070273A (ja) 光変調装置、及び光変調装置の製造方法
JP2000352728A (ja) 表示装置、及び該表示装置の製造方法
JP4508322B2 (ja) 表示装置
JP2777729B2 (ja) 電気泳動表示装置及びその製造法
US7119946B2 (en) Process for producing display device
KR100513085B1 (ko) 외부장 구동 마이크로캡슐형 디스플레이 패널 제조 방법
JP2001022301A (ja) 表示装置及び表示装置の製造方法
KR100662196B1 (ko) 전기영동 디스플레이 및 그 제조방법
US11016358B2 (en) Porous backplane for electro-optic display