JP2001004964A - 情報を付加した眼鏡フレーム - Google Patents

情報を付加した眼鏡フレーム

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JP2001004964A
JP2001004964A JP11171262A JP17126299A JP2001004964A JP 2001004964 A JP2001004964 A JP 2001004964A JP 11171262 A JP11171262 A JP 11171262A JP 17126299 A JP17126299 A JP 17126299A JP 2001004964 A JP2001004964 A JP 2001004964A
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spectacle frame
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spectacle
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JP11171262A
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Yasushi Ando
康司 安藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、小売店では玉型加工のために、眼鏡フ
レームや型板の形状測定を行っていた。本発明は、小売
店において形状測定を必要としない、情報を付加した眼
鏡フレームを提供する。 【解決手段】 眼鏡フレーム1またはそれに付随する媒
体である荷札3などに、その形状データまたは識別番号
を付加する。小売店では、顧客の注文した眼鏡フレーム
について、眼鏡フレームに付加されている情報を読み取
るだけで、玉型加工に必要な形状データが得られるた
め、形状測定の手間と、形状測定装置と、さらには熟練
技能者の育成を省くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を付加した眼
鏡フレームに関し、特に眼鏡レンズを玉型加工する際に
用いられる、眼鏡フレームの形状データまたは識別番号
が付加された眼鏡フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、顧客が眼鏡レンズを注文する
際には、眼鏡レンズと合わせて好みの眼鏡フレームを注
文する。眼鏡レンズの製造会社に注文された眼鏡レンズ
は、様々な加工がされた後、販売会社を通じて小売店へ
届けられる。一部の眼鏡レンズについては、眼鏡レンズ
の製造会社において、出荷前にフレーム形状に合致する
ように、眼鏡レンズの処方と眼鏡フレームの情報に基づ
いて、玉型加工と呼ばれる加工を行う。しかし、多くの
場合は、玉型加工がされない状態で小売店に届けられる
ため、小売店では眼鏡レンズを眼鏡フレーム枠へ枠入れ
する前に、玉型加工を行う必要がある。いずれの場合に
おいても、眼鏡フレームあるいは眼鏡フレームに付随す
る型板の形状を測定し、測定によって得られた形状デー
タを加工機に与えて、眼鏡レンズの玉型加工を行う。眼
鏡フレームは同一の規格であっても、製造過程で仕上が
り寸法がばらつくことがあるため、玉型加工の前に眼鏡
フレームあるいは型板の形状を測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
多くの工業製品に見られるように市場における製品の低
価格化が進み、眼鏡レンズ業界においても製造会社、販
売会社、小売店を含めて、一層のコストダウンが必要と
されている。そのため、特に小売店においては頻度の低
い作業を廃止すると同時に、熟練技能を必要とする作業
を極力低減し、最低限の人員で営業できる体制へと移行
している。熟練を要する作業の一例として、玉型加工が
挙げられるが、従来は、小売店において眼鏡フレームの
形状に合致するように、形状測定から加工まで行ってい
たが、近年では、眼鏡レンズの製造会社や、小売店が運
営している集中加工センターなどで玉型加工をするケー
スも増加している。これによって小売店では、加工を行
う熟練技能者を各店舗に確保しておく必要が無くなるほ
か、加工機の設置などを省くことができ、費用を削減で
きる。ところが、玉型加工をするためには眼鏡フレーム
の形状データが必要であり、小売店においては顧客が指
定した眼鏡フレームの形状データを電話回線などを通じ
て、眼鏡レンズの製造会社や集中加工センターに転送す
る必要がある。この際には、眼鏡フレームあるいはそれ
に付随する型板の形状を形状測定装置によって測定する
が、この形状測定装置による形状データが玉型加工のも
ととなるため、小売店における作業者は細心の注意をは
らって形状測定を行っている。しかし、先に述べたとお
り、市場における低価格化の進む中、人件費の面からみ
ても余剰人員や熟練技能者を確保しておくことは困難で
ある。また、小売店では眼鏡フレームの形状測定装置を
各店舗に備え付ける必要があり、特に小さな店舗におい
ては大きな負担となる。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点を解決す
るために考案されたもので、眼鏡レンズを玉型加工する
際に用いられる、情報を付加した眼鏡フレームを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明におい
ては、小売店に納品される眼鏡フレームについて、眼鏡
フレームの製造会社や販売会社から出荷される段階で、
眼鏡フレームの設計データや、現物の測定から得られる
形状データを、眼鏡フレームまたは眼鏡フレームに付随
する媒体に付加するか、眼鏡フレームの製造会社や販売
会社のホストコンピューターの記録装置に記録しておく
ことにより、小売店の各店舗においては、眼鏡フレーム
または眼鏡フレームに付随する媒体に付加された形状デ
ータを読取装置で読み取るか、前記ホストコンピュータ
ーの記録装置に記録された形状データを読み出し、電話
回線などを通じて、眼鏡レンズの製造会社や集中加工セ
ンターに転送することで玉型加工が行えるため、形状測
定の手間と、形状測定装置と、さらには熟練技能者の育
成を省くことができる。
【0006】従って、本発明による情報を付加した眼鏡
フレームにおいて、請求項1の発明は、情報を付加した
眼鏡フレームであって、該眼鏡フレームの固有情報が、
該眼鏡フレームまたは該眼鏡フレームに付随する媒体に
付加されていることを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
眼鏡フレームにおいて、付加された固有情報が該眼鏡フ
レームの形状データと識別番号の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3の発明は、請求項2記載
の眼鏡フレームにおいて、付加された固有情報が、文字
とバーコードと2次元コードの少なくとも1つを含むこ
とを特徴とする。
【0009】なお、本発明の情報を付加した眼鏡フレー
ムは、該眼鏡フレームと、該眼鏡フレームに付随する該
眼鏡フレーム以外の媒体を含む。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳しく説明するが、本発明は下記
の実施の形態に限定されるものではない。
【0011】まず、図1と図2に示す本発明による情報
を付加した眼鏡フレームで用いられる、眼鏡フレーム1
の形状データを取得する方法について説明する。一般的
にフレームリーダー、あるいはフレームトレーサーと呼
ばれる形状測定装置に、眼鏡フレーム1や型板5をセッ
トして形状を読み取り、RS−232Cなどの通信回線
を経由して、形状測定装置に接続されたコンピューター
に取り込む。これによって所望の眼鏡フレーム1の形状
データが得られる。この形状データは例えば特開平11
−52306号公報に示すような、ボクシング中心を中
心とした眼鏡枠までの距離Rと、眼鏡枠水平線からの半
時計回りの角度θを1組として1000ポイント分のデ
ータ列で与えられるが、そのデータ量は片眼分で約12
00バイト程度になる。また、眼鏡フレーム1の設計デ
ータから、このような形状データを取得する事も可能で
ある。
【0012】図1は、本発明による情報付加した眼鏡フ
レームの一例を示す図であるが、付加情報(A)2が付
加された荷札3が、眼鏡フレーム1に取り付けられてい
る。付加情報(A)2は眼鏡フレーム1の形状データが
記録された2次元コードと呼ばれるコードであり、 Q
RCode、PDF417、DataMatrixなど
が例示できる。2次元コードはバーコードと比較して記
録密度に優れており、QRCodeであれば、誤り訂正
機能と、読み取り安定性を考慮しても30mm×30m
mの面積で約1500バイト程度の情報量を確保でき
る。眼鏡フレーム1の形状データは、先に述べたように
1200バイト程度で与えられるため、QRコードとし
て記録することが可能である。付加情報(A)2の付加
方法としては、粘着剤付きのラベル4にラベルプリンタ
ーなどを利用して印刷した後、ラベル4を荷札3に貼り
付ける方法や、インクジェット方式によって直接荷札3
に付加する方法が例示できる。図1は、粘着剤付きのラ
ベル4を利用した例であり、眼鏡フレーム1を側面から
見た図である。この例では情報を付加する媒体として、
荷札3を挙げているが、型板5や図示しないが磁気カー
ドなどを利用することも可能である。型板5を媒体とす
る場合は、粘着剤付きラベル4を利用するか、インクジ
ェット方式やレーザーマーカー方式により付加する。
【0013】また、図2は本発明による情報を付加した
眼鏡フレームの他の例を示す図であるが、付加情報
(B)6が眼鏡フレーム1のテンプル内側に付加されて
いる。付加情報(B)6は眼鏡フレーム1の形状データ
に関連づけられた識別番号である。識別番号は、眼鏡フ
レーム1の形状データを、先に説明した取得方法によっ
て得た後、ホストコンピューターの記録装置に記録する
際に割り当てられる。その情報量は眼鏡フレーム1の型
番とシリアルナンバーを合わせて20バイト程度であ
る。眼鏡フレーム1に付加情報(B)6を付加する方法
としては、インクジェット方式やレーザーマーキング方
式などが例示できる。また、図示しないが、2次元コー
ドやバーコードと合わせて、識別番号を示す文字を併記
すれば、これらを読み取る装置が無くても作業が行え
る。もちろん、眼鏡フレーム1に付随する媒体に付加す
ることも可能であり、図1に示す例のように、荷札3
や、型板5、磁気カードなどが利用できる。
【0014】以上、どちらの例に示す方法においても、
眼鏡フレーム1の製造会社や販売会社においては、眼鏡
フレーム1を出荷する段階で、上記の情報を付加する。
小売店では、顧客の処方に応じて、眼鏡レンズの製造会
社に眼鏡レンズを注文するのと合わせて、付加された情
報から眼鏡フレーム1の形状を取得し、電話回線などを
通じて、眼鏡レンズの製造会社や集中加工センターに転
送する。眼鏡レンズの製造会社や集中加工センターで
は、転送されてきた形状データに基づき加工機によって
加工を行う。
【0015】図1に示す例の場合は、付加情報A(2)
を、読取装置である2次元コードリーダーで読み取るこ
とで、眼鏡フレーム1の形状データが得られる。また、
図2に示す例の場合は、付加情報B(6)に含まれる識
別番号を利用して、眼鏡フレーム1の製造会社や販売会
社のホストコンピューターに問い合わせることで、所望
の眼鏡フレーム1の形状データが得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報を付
加した眼鏡フレームによれば、眼鏡フレームの形状デー
タまたは識別番号を、眼鏡フレームやそれに付随する媒
体に付加することにより、小売店の各店舗では、付加さ
れた情報を利用することで、形状測定の手間と、形状測
定装置と、形状測定に必要な技能者の育成を省くことが
でき、人件費など含めた費用を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、情報を付加した眼鏡フレームの
一例を示す図である。
【図2】本発明による、情報を付加した眼鏡フレームの
他の例を示す図である。
【符号の説明】
1.眼鏡フレーム 2.付加情報(A) 3.荷札 4.ラベル 5.型板 6.付加情報(B)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を付加した眼鏡フレームであって、該
    眼鏡フレームの固有情報が、該眼鏡フレームまたは該眼
    鏡フレームに付随する媒体に付加されていることを特徴
    とする情報を付加した眼鏡フレーム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の眼鏡フレームにおいて、付
    加された固有情報が該眼鏡フレームの形状データと識別
    番号の少なくとも1つを含むことを特徴とする情報を付
    加した眼鏡フレーム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の眼鏡フレームにおいて、付
    加された固有情報が、文字とバーコードと2次元コード
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする情報を付加し
    た眼鏡フレーム。
JP11171262A 1999-06-17 1999-06-17 情報を付加した眼鏡フレーム Withdrawn JP2001004964A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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