JP2001004483A - 床衝撃音発生器 - Google Patents
床衝撃音発生器Info
- Publication number
- JP2001004483A JP2001004483A JP11177132A JP17713299A JP2001004483A JP 2001004483 A JP2001004483 A JP 2001004483A JP 11177132 A JP11177132 A JP 11177132A JP 17713299 A JP17713299 A JP 17713299A JP 2001004483 A JP2001004483 A JP 2001004483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- floor
- tire
- impact sound
- sound generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 JISによる測定法に準じた衝撃力による衝
撃音を発生するものであって、電源を必要とすることな
く、安価、軽量で、持ち運び性にも優れた簡易型の床衝
撃音発生器を提供すること。 【解決手段】 足踏み台を兼ねている基台11に手動式
のアーム15の一端を水平軸14により回動可能に接続
し、アーム15の他端にタイヤ18を取り付け、アーム
15を持ち上げるようにし、アーム15の最大持ち上げ
回動角をストッパピン21により規定する。
撃音を発生するものであって、電源を必要とすることな
く、安価、軽量で、持ち運び性にも優れた簡易型の床衝
撃音発生器を提供すること。 【解決手段】 足踏み台を兼ねている基台11に手動式
のアーム15の一端を水平軸14により回動可能に接続
し、アーム15の他端にタイヤ18を取り付け、アーム
15を持ち上げるようにし、アーム15の最大持ち上げ
回動角をストッパピン21により規定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床衝撃音発生器
に関し、特に、床衝撃音レベルの測定に使用される重量
〜軽量床用の床衝撃音発生器に関するものである。
に関し、特に、床衝撃音レベルの測定に使用される重量
〜軽量床用の床衝撃音発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の床衝撃音レベルの測定は、JI
SA1418(建築物の現場における床衝撃音レベルの
測定方法)に規定された測定法に準じて行われる。この
測定法では、建築物の上階の音源室と下階の受音室との
間に床を構築し、音源室には床衝撃音発生器を設置し、
受音室には床から離して複数のマイクロホンを設置し、
床衝撃音発生器によって床に衝撃音を発生させ、マイク
ロホンによって検出した床衝撃音をオクターブ分析する
方法が規定されている。
SA1418(建築物の現場における床衝撃音レベルの
測定方法)に規定された測定法に準じて行われる。この
測定法では、建築物の上階の音源室と下階の受音室との
間に床を構築し、音源室には床衝撃音発生器を設置し、
受音室には床から離して複数のマイクロホンを設置し、
床衝撃音発生器によって床に衝撃音を発生させ、マイク
ロホンによって検出した床衝撃音をオクターブ分析する
方法が規定されている。
【0003】上述のような測定法の実施には、特開平8
−159929号公報に示されているように、電動式の
床衝撃音発生器(バングマシン)が使用されている。電
動式の床衝撃音発生器は、一端を基台に回動可能に接続
されたアームの先端に自動車タイヤが取り付けられ、電
動機、カム機構によってアームを所定の持ち上げ回動角
まで持ち上げ、換言すれば、自動車タイヤを所定高さま
で持ち上げ、この状態よりアームを解放して自動車タイ
ヤを床面上に自由落下させ、所定の衝撃力をもって衝撃
音を発生するようになっている。
−159929号公報に示されているように、電動式の
床衝撃音発生器(バングマシン)が使用されている。電
動式の床衝撃音発生器は、一端を基台に回動可能に接続
されたアームの先端に自動車タイヤが取り付けられ、電
動機、カム機構によってアームを所定の持ち上げ回動角
まで持ち上げ、換言すれば、自動車タイヤを所定高さま
で持ち上げ、この状態よりアームを解放して自動車タイ
ヤを床面上に自由落下させ、所定の衝撃力をもって衝撃
音を発生するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電動式の
床衝撃音発生器(バングマシン)は、JISによる測定
法に準じた衝撃力による衝撃音を発生し、所期の目的を
達成するが、しかし、電動式であるため、電動機、カム
機構等の付帯装置が必要になり、非常に高価で、全国各
地の数多くの新築棟で床衝撃音を測定するために必要な
台数の床衝撃音発生器を準備するには、莫大な費用がか
かることになる。
床衝撃音発生器(バングマシン)は、JISによる測定
法に準じた衝撃力による衝撃音を発生し、所期の目的を
達成するが、しかし、電動式であるため、電動機、カム
機構等の付帯装置が必要になり、非常に高価で、全国各
地の数多くの新築棟で床衝撃音を測定するために必要な
台数の床衝撃音発生器を準備するには、莫大な費用がか
かることになる。
【0005】また、上述のような電動式の床衝撃音発生
器は、工事現場で商用交流電源等の電源が必要であり、
しかも、重量があり、持ち運びが大変であり、音源室
(2階)に運搬する際に工数的にも取り廻しが悪く、測
定作業効率が悪い。従来の電動式の床衝撃音発生器で
は、自動車タイヤの持ち上げ高さがコンクリートスラム
床対応の一つの値(95cm)に決まっており、衝撃音
発生のための衝撃力を床仕様に合わせて変更することが
できない。
器は、工事現場で商用交流電源等の電源が必要であり、
しかも、重量があり、持ち運びが大変であり、音源室
(2階)に運搬する際に工数的にも取り廻しが悪く、測
定作業効率が悪い。従来の電動式の床衝撃音発生器で
は、自動車タイヤの持ち上げ高さがコンクリートスラム
床対応の一つの値(95cm)に決まっており、衝撃音
発生のための衝撃力を床仕様に合わせて変更することが
できない。
【0006】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、JISによる測定法に準じた衝
撃力による衝撃音を発生するものであって、電源を必要
とすることなく、安価、軽量で、持ち運び性にも優れ、
しかも、衝撃音発生のための衝撃力を床仕様に合わせて
変更することもできる簡易型の床衝撃音発生器(バング
マシン)を提供することを目的としている。
ためになされたもので、JISによる測定法に準じた衝
撃力による衝撃音を発生するものであって、電源を必要
とすることなく、安価、軽量で、持ち運び性にも優れ、
しかも、衝撃音発生のための衝撃力を床仕様に合わせて
変更することもできる簡易型の床衝撃音発生器(バング
マシン)を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明による床衝撃音発生器は、
基台と、一端を水平軸により前記基台に回動可能に接続
された手動式のアームと、前記アームの他端に取り付け
られたタイヤと、前記基台に取り付けられ、前記アーム
の最大持ち上げ回動角を規定するストッパとを有してい
るものである。
めに、請求項1に記載の発明による床衝撃音発生器は、
基台と、一端を水平軸により前記基台に回動可能に接続
された手動式のアームと、前記アームの他端に取り付け
られたタイヤと、前記基台に取り付けられ、前記アーム
の最大持ち上げ回動角を規定するストッパとを有してい
るものである。
【0008】この構成によれば、アームをストッパに当
たるまで手にて持ち上げ、この状態でアームを手離すこ
とにより、タイヤが所定の高さ位置よりアームと共に自
由落下し、自由落下するタイヤによって所定の衝撃力を
もって床を叩くにより衝撃音を発生する。
たるまで手にて持ち上げ、この状態でアームを手離すこ
とにより、タイヤが所定の高さ位置よりアームと共に自
由落下し、自由落下するタイヤによって所定の衝撃力を
もって床を叩くにより衝撃音を発生する。
【0009】尚、タイヤは床衝撃音発生用の落下おもり
であって、実際の自動車タイヤでなくてもよい。普通の
意味のタイヤでなくても、衝撃音を発生させるのに適当
であれば、本発明での「タイヤ」に該当する。請求項2
に記載の発明による床衝撃音発生器は、前記ストッパは
前記基台に対して取付位置を変更可能に取り付けられ、
前記アームの最大持ち上げ回動角を複数段に変更である
ものである。
であって、実際の自動車タイヤでなくてもよい。普通の
意味のタイヤでなくても、衝撃音を発生させるのに適当
であれば、本発明での「タイヤ」に該当する。請求項2
に記載の発明による床衝撃音発生器は、前記ストッパは
前記基台に対して取付位置を変更可能に取り付けられ、
前記アームの最大持ち上げ回動角を複数段に変更である
ものである。
【0010】この構成によれば、基台に対するストッパ
の取付位置の変更により、アームの最大持ち上げ回動角
が複数段に変更され、タイヤの落下開始高さが変更さ
れ、タイヤの自由落下による衝撃力を床仕様に合わせて
複数段に変更できる。請求項3に記載の発明による床衝
撃音発生器は、前記基台は足踏み台を兼ねているもので
ある。
の取付位置の変更により、アームの最大持ち上げ回動角
が複数段に変更され、タイヤの落下開始高さが変更さ
れ、タイヤの自由落下による衝撃力を床仕様に合わせて
複数段に変更できる。請求項3に記載の発明による床衝
撃音発生器は、前記基台は足踏み台を兼ねているもので
ある。
【0011】この構成によれば、基台を足踏み台とし
て、足で基台を押さえることができタイヤが床を叩くこ
とによる反動で、基台が持ち上がったり、ずれ動くこと
が防止される。請求項4に記載の発明による床衝撃音発
生器は、前記アームが該アーム持ち上げ用の把手を備え
ているものである。この構成によれば、把手によって、
床を叩いたタイヤが反動で跳ね上がってくるのを受け止
め易い。
て、足で基台を押さえることができタイヤが床を叩くこ
とによる反動で、基台が持ち上がったり、ずれ動くこと
が防止される。請求項4に記載の発明による床衝撃音発
生器は、前記アームが該アーム持ち上げ用の把手を備え
ているものである。この構成によれば、把手によって、
床を叩いたタイヤが反動で跳ね上がってくるのを受け止
め易い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1、図2はこの発
明による床衝撃音発生器の一つの実施の形態を示してい
る。床衝撃音発生器は全体を符合10に示されている。
床衝撃音発生器10は、足踏み台を兼ねた基台11を有
しており、基台11の上部架台12にはブラケット13
が複数個のボルト(図示省略)により取り外し可能に取
り付けられている。ブラケット13には水平軸14によ
って手動式のアーム15の一端が、回動可能に、且つ分
解可能に接続されている。アーム15の中間部には持ち
上げ用の把手16が取り付けられている。
明の実施の形態を詳細に説明する。図1、図2はこの発
明による床衝撃音発生器の一つの実施の形態を示してい
る。床衝撃音発生器は全体を符合10に示されている。
床衝撃音発生器10は、足踏み台を兼ねた基台11を有
しており、基台11の上部架台12にはブラケット13
が複数個のボルト(図示省略)により取り外し可能に取
り付けられている。ブラケット13には水平軸14によ
って手動式のアーム15の一端が、回動可能に、且つ分
解可能に接続されている。アーム15の中間部には持ち
上げ用の把手16が取り付けられている。
【0013】アーム15の他端(先端)には軸17によ
って所定重量のタイヤ18が回転可能に、且つ分解可能
に取り付けられている。ブラケット13には、2箇所に
ストッパピン孔19、20が形成されており、ストッパ
ピン孔19と20の何れか一方にストッパピン21が抜
き差し可能に差し込まれるようになっている。
って所定重量のタイヤ18が回転可能に、且つ分解可能
に取り付けられている。ブラケット13には、2箇所に
ストッパピン孔19、20が形成されており、ストッパ
ピン孔19と20の何れか一方にストッパピン21が抜
き差し可能に差し込まれるようになっている。
【0014】基台11には基台11を床100上に安定
載置するためのゴム脚22が取り付けられている。つぎ
に、上述の構成による床衝撃音発生器10の使用法につ
いて説明する。基台11をゴム脚22を介して床100
の検査位置上に載置し、ストッパピン孔19と20の何
れか一方にストッパピン21を差し込む。
載置するためのゴム脚22が取り付けられている。つぎ
に、上述の構成による床衝撃音発生器10の使用法につ
いて説明する。基台11をゴム脚22を介して床100
の検査位置上に載置し、ストッパピン孔19と20の何
れか一方にストッパピン21を差し込む。
【0015】この状態で、基台11上に片足を載せて基
台11に体重をかけ、片手あるいは両手で把手16を握
ってアーム15と共にタイヤ18を持ち上げる。アーム
15がストッパピン21と当接する位置まで持ち上げら
れると、アーム15はストッパピン21との当接によ
り、それ以上、持ち上げるられることが不可能になる。
これによりタイヤ18の持ち上げ高さ(自由落下開始高
さ)が規定される。
台11に体重をかけ、片手あるいは両手で把手16を握
ってアーム15と共にタイヤ18を持ち上げる。アーム
15がストッパピン21と当接する位置まで持ち上げら
れると、アーム15はストッパピン21との当接によ
り、それ以上、持ち上げるられることが不可能になる。
これによりタイヤ18の持ち上げ高さ(自由落下開始高
さ)が規定される。
【0016】上述のような状態にて、アーム15を手離
すと、タイヤ18が所定の高さ位置よりアーム15と共
に自由落下し、自由落下するタイヤ18によって床10
0が所定の衝撃力をもって叩かれ、衝撃音が発生する。
この時の反動は、作業者が片足を基台11上に載せてい
ることにより押さえられ、基台11が持ち上がったり、
ずれ動くすることが防止され、打点が変動することがな
い。
すと、タイヤ18が所定の高さ位置よりアーム15と共
に自由落下し、自由落下するタイヤ18によって床10
0が所定の衝撃力をもって叩かれ、衝撃音が発生する。
この時の反動は、作業者が片足を基台11上に載せてい
ることにより押さえられ、基台11が持ち上がったり、
ずれ動くすることが防止され、打点が変動することがな
い。
【0017】また、床100を叩いたタイヤ18は、反
動で、跳ね上がってくるから、その時に把手16を掴む
ことにより、受け止めることができ、次の衝撃音発生作
業を速やかに行うことができる。発生した音を下階等
で、不図示のマイクロホンと騒音計で測定したり、評価
等する。
動で、跳ね上がってくるから、その時に把手16を掴む
ことにより、受け止めることができ、次の衝撃音発生作
業を速やかに行うことができる。発生した音を下階等
で、不図示のマイクロホンと騒音計で測定したり、評価
等する。
【0018】ストッパピン21がストッパピン孔19に
差し込まれている場合には、タイヤ18の持ち上げ高さ
は図1にて符合Aで示されている位置になり、ストッパ
ピン21がストッパピン孔20に差し込まれている場合
には、タイヤ18の持ち上げ高さは図1にて符合Bで示
されている位置になり、タイヤ18の持ち上げ高さを2
段階に変更できる。たとえば、B位置では、タイヤ18
の持ち上げ高さは105cmになって、4000Nの衝
撃力が得られ、A位置では、タイヤ18の持ち上げ高さ
は52cmになって2000Nの衝撃力が得られる。
差し込まれている場合には、タイヤ18の持ち上げ高さ
は図1にて符合Aで示されている位置になり、ストッパ
ピン21がストッパピン孔20に差し込まれている場合
には、タイヤ18の持ち上げ高さは図1にて符合Bで示
されている位置になり、タイヤ18の持ち上げ高さを2
段階に変更できる。たとえば、B位置では、タイヤ18
の持ち上げ高さは105cmになって、4000Nの衝
撃力が得られ、A位置では、タイヤ18の持ち上げ高さ
は52cmになって2000Nの衝撃力が得られる。
【0019】したがってストッパピン21の差し込み位
置の変更だけで、パチークルボートやその他の床材によ
る床など、床仕様に合わせて衝撃力を選択でき、使用範
囲が拡がる。上述したように、この発明による床衝撃音
発生器10は、手動式であるから、電動機や電源回路、
カム機構等が不要になり、必要最小限の部品で構成さ
れ、安価で、軽量化が図られ、運搬性がよくなる。特
に、電動機や電源回路、カム機構がないことにより、電
動式のものより20kg程度の軽量化でき、床衝撃音発
生器10の全体重量を、作業者一人で持ち運べる30k
g程度にでき、作業性効率が向上する。
置の変更だけで、パチークルボートやその他の床材によ
る床など、床仕様に合わせて衝撃力を選択でき、使用範
囲が拡がる。上述したように、この発明による床衝撃音
発生器10は、手動式であるから、電動機や電源回路、
カム機構等が不要になり、必要最小限の部品で構成さ
れ、安価で、軽量化が図られ、運搬性がよくなる。特
に、電動機や電源回路、カム機構がないことにより、電
動式のものより20kg程度の軽量化でき、床衝撃音発
生器10の全体重量を、作業者一人で持ち運べる30k
g程度にでき、作業性効率が向上する。
【0020】また、測定位置の変更時には、基台11を
持ち上げてタイヤ18を走行輪として床衝撃音発生器1
0を手押し車式に移動させることができる。測定終了時
には、水平軸14をブラケット13より抜き出してアー
ム15をブラケット13より外し、また、ブラケット1
3の図示省略の取付ボルトを外してブラケット13を基
台11の上部架台12により外し、同じ取付ボルトによ
ってブラケット13を上部架台12の裏側に取り付け、
運搬時のコンパクト化を図ることもできる。
持ち上げてタイヤ18を走行輪として床衝撃音発生器1
0を手押し車式に移動させることができる。測定終了時
には、水平軸14をブラケット13より抜き出してアー
ム15をブラケット13より外し、また、ブラケット1
3の図示省略の取付ボルトを外してブラケット13を基
台11の上部架台12により外し、同じ取付ボルトによ
ってブラケット13を上部架台12の裏側に取り付け、
運搬時のコンパクト化を図ることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1に記載の発明による床衝撃音発生器によれば、基台
と、一端を水平軸により前記基台に回動可能に接続され
た手動式のアームと、前記アームの他端に取り付けられ
たタイヤと、前記基台に取り付けられ、前記アームの最
大持ち上げ回動角を規定するストッパとを有している構
成としてので、アームをストッパに当たるまで手にて持
ち上げ、この状態でアームを手離すことにより、タイヤ
が所定の高さ位置よりアームと共に自由落下し、タイヤ
が所定の衝撃力をもって床を叩き、衝撃音を発生するか
ら、JISによる測定法に準じた衝撃力による衝撃音を
発生し、電動機、カム機構、電源を必要とすることな
く、安価、軽量で、持ち運び性にも優れた床衝撃音発生
器が得られる。
1に記載の発明による床衝撃音発生器によれば、基台
と、一端を水平軸により前記基台に回動可能に接続され
た手動式のアームと、前記アームの他端に取り付けられ
たタイヤと、前記基台に取り付けられ、前記アームの最
大持ち上げ回動角を規定するストッパとを有している構
成としてので、アームをストッパに当たるまで手にて持
ち上げ、この状態でアームを手離すことにより、タイヤ
が所定の高さ位置よりアームと共に自由落下し、タイヤ
が所定の衝撃力をもって床を叩き、衝撃音を発生するか
ら、JISによる測定法に準じた衝撃力による衝撃音を
発生し、電動機、カム機構、電源を必要とすることな
く、安価、軽量で、持ち運び性にも優れた床衝撃音発生
器が得られる。
【0022】請求項2に記載の発明による床衝撃音発生
器は、前記ストッパは前記基台に対して取付位置を変更
可能に取り付けられ、前記アームの最大持ち上げ回動角
を複数段に変更である構成としてので、基台に対するス
トッパの取付位置の変更により、アームの最大持ち上げ
回動角が複数段に変更され、タイヤの落下開始高さが変
更され、タイヤの自由落下による衝撃力を床仕様に合わ
せて複数段に変更できる。
器は、前記ストッパは前記基台に対して取付位置を変更
可能に取り付けられ、前記アームの最大持ち上げ回動角
を複数段に変更である構成としてので、基台に対するス
トッパの取付位置の変更により、アームの最大持ち上げ
回動角が複数段に変更され、タイヤの落下開始高さが変
更され、タイヤの自由落下による衝撃力を床仕様に合わ
せて複数段に変更できる。
【0023】請求項3に記載の発明による床衝撃音発生
器は、前記基台は足踏み台を兼ねている構成としての
で、基台を足踏み台として、足で基台を押さえることが
でき、タイヤが床を叩くことによる反動で、基台が持ち
上がったり、ずれ動くことを防止でき、本体の軽量化に
拘わらず、適切な床衝撃音の発生を行える。
器は、前記基台は足踏み台を兼ねている構成としての
で、基台を足踏み台として、足で基台を押さえることが
でき、タイヤが床を叩くことによる反動で、基台が持ち
上がったり、ずれ動くことを防止でき、本体の軽量化に
拘わらず、適切な床衝撃音の発生を行える。
【図1】この発明による床衝撃音発生器の一つの実施の
形態を示す正面図である。
形態を示す正面図である。
【図2】この発明による床衝撃音発生器の一つの実施の
形態を示す平面図である。
形態を示す平面図である。
10 床衝撃音発生器 11 基台 12 上部架台 13 ブラケット 14 水平軸 15 アーム 16 把手 17 軸 18 タイヤ 19、20 ストッパピン孔 21 ストッパピン 22 ゴム脚
Claims (4)
- 【請求項1】 基台と、 一端を水平軸により前記基台に回動可能に接続された手
動式のアームと、 前記アームの他端に取り付けられたタイヤと、 前記基台に取り付けられ、前記アームの最大持ち上げ回
動角を規定するストッパと、 を有していることを特徴とする床衝撃音発生器。 - 【請求項2】 前記ストッパは前記基台に対して取付位
置を変更可能に取り付けられ、前記アームの最大持ち上
げ回動角を複数段に変更であることを特徴とする請求項
1に記載の床衝撃音発生器。 - 【請求項3】 前記基台は足踏み台を兼ねていることを
特徴とする請求項1または2に記載の床衝撃音発生器。 - 【請求項4】 前記アームは、該アーム持ち上げ用の把
手を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か一項に記載の床衝撃音発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177132A JP2001004483A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 床衝撃音発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177132A JP2001004483A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 床衝撃音発生器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001004483A true JP2001004483A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=16025748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11177132A Pending JP2001004483A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 床衝撃音発生器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001004483A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007001726A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの据付治具 |
KR100693440B1 (ko) | 2005-03-22 | 2007-03-12 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 탄성 측정 시험장치 |
CN103900779A (zh) * | 2012-12-25 | 2014-07-02 | 中国直升机设计研究所 | 一种外部冲击制造装置 |
-
1999
- 1999-06-23 JP JP11177132A patent/JP2001004483A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100693440B1 (ko) | 2005-03-22 | 2007-03-12 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 탄성 측정 시험장치 |
JP2007001726A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの据付治具 |
CN103900779A (zh) * | 2012-12-25 | 2014-07-02 | 中国直升机设计研究所 | 一种外部冲击制造装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI309296B (en) | Portable apparatus for measuring the flexibility of a golf club head and method teherof | |
JPS6359345B2 (ja) | ||
US6413196B1 (en) | Exercising device | |
US6155318A (en) | Adjustable portable saw support | |
WO2006096298A3 (en) | Portable step exerciser | |
WO1994008758A1 (en) | Extendable arm for power and impact tools | |
JP2001004483A (ja) | 床衝撃音発生器 | |
WO2006050504A3 (en) | Playground equipment | |
US5346073A (en) | Portable guitar stand | |
US5640885A (en) | Nailer extension device | |
JP3594817B2 (ja) | 落錘試験装置 | |
CN211338439U (zh) | 一种施工升降机缩短附着装置 | |
CN113884302A (zh) | Ct机轴承噪音试验台架 | |
US20190290987A1 (en) | Exercise device accessory attachment system | |
JPH0236008A (ja) | アンカーボルトの穴あけ装置 | |
JP3156117U (ja) | マンホール用梯子 | |
US5466156A (en) | Device for teaching volleyball hitting techniques | |
CN216926523U (zh) | 基于建筑施工工程质量用检测设备 | |
CN221174964U (zh) | 一种具有防抖紧固结构的手持式激光测距仪 | |
CN214062478U (zh) | 便携式舞台快速安装结构 | |
CN215801071U (zh) | 一种辅助桥梁翻模施工的测量装置 | |
KR200485848Y1 (ko) | 발판 매트를 이용한 게임 시스템 | |
CN212208898U (zh) | 一种可移动架子鼓 | |
JPS594685Y2 (ja) | バドミントンの支柱固定装置 | |
JP3633175B2 (ja) | 自動販売機の転倒防止用据付け具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080123 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080604 |