JP2001004471A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Publication number
JP2001004471A
JP2001004471A JP11179180A JP17918099A JP2001004471A JP 2001004471 A JP2001004471 A JP 2001004471A JP 11179180 A JP11179180 A JP 11179180A JP 17918099 A JP17918099 A JP 17918099A JP 2001004471 A JP2001004471 A JP 2001004471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pressure
pressure sensor
sub
sensor chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP11179180A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sato
正博 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性がよく、安価で、さらに外界の温度変
化に対して安定した特性の得られる圧力センサを提供す
る。 【解決手段】 ダイアフラム11が設けられたシリコン
基板13と、このダイアフラム11に対向して固定電極
14が設けられたシリコン基板15とでセンサチップ2
6を構成する。このセンサチップ26を、貫通孔31を
有する台座17に接着し、サブダイアフラム29を有す
るキャップ20で覆う。この際、ダイアフラム11とサ
ブダイアフラム29の凸部30を接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量型圧力セ
ンサに関するもので、特に、圧力検出素子が、サブダイ
アフラムを有する筐体内に配置される構成をした圧力セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧力センサとしては、例
えば、図2に示すような差圧測定用静電容量型圧力セン
サが知られている。
【0003】図2に示すように、シリコン基板13に
は、圧力に応じて変形する感圧部であり、可動電極とな
るダイアフラム11が形成されるとともに、ダイアフラ
ム11の下側には、キャビティー部12が形成されてい
る。ガラス基板15上には、ダイアフラム11に対向し
て固定電極14が形成され、シリコン基板13とガラス
基板15とが接着されて、センサチップ26が構成さ
れ、圧力検出素子として機能する。ダイヤフラム上には
拡散によりピエゾ抵抗ゲージが形成されている。センサ
チップ26は、台座17上に接着されており、この台座
17には、リード端子16が配置され、ガラス基板15
に形成された大気圧導入孔となる貫通孔24と台座17
に配置された貫通孔23は連通されている。そして、リ
ード端子16と固定電極14とは、リードワイヤ18に
よって電気的に接続されている。
【0004】センサチップ26には、横穴25が設けら
れ、これによって、固定電極14が外部に引き出されて
いる。また、キャビティー部12とセンサチップ26の
外部とを隔離するため、横穴25は封止剤22によって
封止されている。そして、台座17上にはキャップ20
が配置され、台座17とキャップ20とはハーメチック
シールによってシールされている。キャップ20の上面
には穴部が形成され、この穴部には圧力に応じて変形す
る樹脂または金属製のダイヤフラム(以下、サブダイヤ
フラムという)19が配置されている。そして、台座1
7とキャップ20とで規定される空間には、シリコーン
オイル等の液体または不活性気体からなる封入剤21が
封入されている。
【0005】上述の圧力センサは、サブダイヤフラム1
9に圧力が加わると、この印加圧力は封入剤21を介し
てセンサチップ26のダイヤフラム11に伝えられる。
よって、ダイヤフラム11とサブダイヤフラム19を備
える二重ダイヤフラム構造をとるため、被測定圧力が直
接圧力検出素子に与えられることがなく、被測定圧力は
封入剤21を介してセンサチップ26に伝えられる。そ
のため、例えば、液体内の圧力を測定する際にも使用す
ることができ、またサブダイヤフラム19の厚さを変更
するのみで、動作レンジを変更することができるほか、
センサチップ26やリードワイヤ18等は外界に一切触
れることがないため、耐環境性に優れた長期に安定して
圧力検出を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力センサで
は、台座とキャップとで規定される空間に封止剤を密封
する構造であるため、外界の温度の変化により封止剤が
膨張及び収縮により、空間内の圧力が大きく変化するた
め、センサの温度特性を著しく悪化させるほか、封止剤
を密封するためには、大きな工数を要するため、コスト
アップにつながるという欠点を有していた。
【0007】本発明は、かかる欠点を除去し、生産性が
よく、安価で、さらに外界の温度変化に対して安定した
特性の得られる圧力センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部と連通す
る貫通孔が形成され、圧力に応じて変形するサブダイア
フラムが設けられた筐体内に、ダイアフラムを備えた圧
力検出素子が配置された圧力センサであって、前記サブ
ダイアフラムに、前記ダイアフラムと接触する凸部が形
成された構造の圧力センサである。
【0009】また、本発明は、前記圧力検出素子が前記
ダイアフラムが設けられたシリコン基板と前記ダイアフ
ラムに対向させて固定電極が設けられたガラス基板とか
ら構成された上記圧力センサである。
【0010】また、本発明は、前記ダイアフラム上に拡
散によりピエゾ抵抗ゲージが形成された上記圧力センサ
である。
【0011】本発明によれば、サブダイヤフラムの、台
座とキャップにより規定される空間内側に凸部を形成
し、その一部をセンサチップのダイアフラムと接触した
構造とし、台座には筐体外部(大気圧側)と連通する貫
通孔を配置することにより、印加された圧力(被測定圧
力)によりサブダイヤフラムが変形し、その変形量は凸
部を介してセンサチップのダイヤフラムを変形させるこ
とができる。また、このことにより圧力をセンサチップ
に伝搬されるため、台座とキャップにより規定される空
間を密封する必要がないほか、外界の温度変化による空
間内の圧力変化をなくすことが可能になる。よって、外
界の温度変化による出力特性変化の少ない、高信頼性か
つ生産性のよい圧力センサを得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる圧力セン
サの実施の形態について図面に基づき説明する。
【0013】本発明の圧力センサの構成については、図
2を用いて説明した従来の技術とほぼ同様の部分につい
ては省略し、本発明のポイントとなる部分についてのみ
詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態における差
圧測定用静電容量型圧力センサの断面図である。図1に
示すように、サブダイヤフラム29には凸部30が設け
られ、凸部30の一部は、センサチップ26のダイヤフ
ラム11と接触している。
【0015】センサチップ26の配置された台座17に
は、筐体外部(大気圧側)と連通する貫通孔31が配置
され、よって、サブダイヤフラム29と台座17、キャ
ップ20により規定される空間内部は、筐体外部と連通
し、被測定圧力と大気圧は、サブダイヤフラム29で分
離される構造となるため、外界の温度変化による台座1
7とキャップ20により規定される空間の圧力変化は発
生しない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生産性がよく、安価で、さらに外界の温度変化に対して
安定した特性の得られる圧力センサを提供することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における圧力センサの断
面図。
【図2】従来の圧力センサの一例を示す断面図。
【符号の説明】
11 ダイアフラム 12 キャビティー部 13 シリコン基板 14 固定電極 15 ガラス基板 16 リード端子 17 台座 18 リードワイヤ 19 サブダイヤフラム 20 キャップ 21 封入剤 22 封止剤 23 貫通孔 24 貫通孔 25 横穴 26 センサチップ 29 サブダイヤフラム 30 凸部 31 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部と連通する貫通孔が形成され、圧力
    に応じて変形するサブダイアフラムが設けられた筐体内
    に、ダイアフラムを備えた圧力検出素子が配置された圧
    力センサであって、前記サブダイアフラムに、前記ダイ
    アフラムと接触する凸部が形成された構造であることを
    特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記圧力検出素子は、前記ダイアフラム
    が設けられたシリコン基板と前記ダイアフラムに対向さ
    せて固定電極が設けられたガラス基板とから構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記ダイアフラム上に拡散によりピエゾ
    抵抗ゲージが形成されたことを特徴とする請求項2記載
    の圧力センサ。
JP11179180A 1999-06-25 1999-06-25 圧力センサ Pending JP2001004471A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184355A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Fuji Koki Corp 圧力センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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