JP2001003168A - 真空成膜装置 - Google Patents

真空成膜装置

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JP2001003168A
JP2001003168A JP11173350A JP17335099A JP2001003168A JP 2001003168 A JP2001003168 A JP 2001003168A JP 11173350 A JP11173350 A JP 11173350A JP 17335099 A JP17335099 A JP 17335099A JP 2001003168 A JP2001003168 A JP 2001003168A
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vacuum
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forming unit
main roll
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Atsuhiro Abe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被成膜体が走行するメインロールに対して成
膜ユニットが高精度に位置決めされて成膜動作が行われ
ることで高品質の成膜体を製作しかつメンテナンス性に
優れることで生産性を向上させる。 【解決手段】 被成膜体2を走行させる走行機構14
と、外周部に被成膜体を走行させて成膜部を構成するメ
インロール13とを有し、真空ポンプ10,11が付設
された真空槽4を備える。成膜源28を有する成膜ユニ
ット22がユニット支持機構25によって移動自在に支
持され、真空槽を閉塞する第1の位置と開放する第2の
位置とに移動される真空槽蓋5を備える。成膜ユニット
22は、真空槽蓋5が真空槽3を閉塞する第1の位置に
移動されると、真空槽蓋5から真空槽4内へと移送され
るとともに、真空槽4に設けた位置決めガイド機構17
に沿ってメインロール13に対向する所定位置へと移動
されて位置決めされる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空槽内にテープ
状の被成膜体を走行させてその表面上に蒸着法、スパッ
タ法或いはCVD法(Chemical Vapor Deposition)等
によって薄膜を成膜形成する真空成膜装置に関し、例え
ばテープ状原反に磁気層を成膜形成して磁気テープ原反
を製造する場合等に用いて好適な真空成膜装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、磁気テープ原反は、真空成膜装
置内において走行機構によって連続走行されるテープ状
原反の表面上に磁気層が蒸着法或いはスバッタ法等によ
って成膜形成される。真空成膜装置は、テープ状原反を
供給ロールから繰り出して巻取ロールに巻き取る走行系
を構成する原反走行機構と、テープ状原反に対する磁気
層の成膜部を構成するメインロールとが設けられ、付設
された真空ポンプが作動されることにより槽内の真空引
きが行われて所定の真空度に保持される。真空成膜装置
には、成膜源とこの成膜源から放出される成膜物質の放
出方向を制御する防着板とを有する成膜ユニットが設け
られる。
【0003】真空成膜装置は、テープ状原反がメインロ
ールの外周部に掛け合わされて原反走行機構によって連
続走行されるとともに、メインロールに対して成膜ユニ
ットが位置決めされる。真空成膜装置は、成膜ユニット
の成膜物質放出部から放出される成膜物質が連続走行さ
れるテープ状原反の表面に付着することによって、磁気
層を成膜形成する。真空成膜装置は、真空成膜操作が適
宜の回数行われると、成膜物質に汚損された成膜源や防
着板の清掃等のメンテナンスが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、真空成膜装
置においては、成膜方法が例えば蒸着法やスバッタ法に
よって行われる場合、テープ状原反やメインロールの両
端部への成膜を防止するためにメインロールに対して防
着板が3mm以下の間隙を以って対向するように成膜ユ
ニットを位置決めする必要がある。また、真空成膜装置
においては、成膜方法が例えばCVD法によって行われ
る場合、メインロールと反応管とのギャップが1mm±
0.01mm程度と高精度に設定される必要がある。
【0005】一方、真空成膜装置においては、真空槽の
真空引き動作が行われると、内圧と大気圧との差によっ
て槽壁にわずかながらの歪みが発生する。真空成膜装置
は、メインロールや原反走行機構の構成各部材を真空槽
の槽壁に直接支持するように構成した場合に、テープ状
原反の走行が不安定となってメインロールの外周部等に
おいて皺が発生するといった問題が生じる。したがっ
て、真空成膜装置においては、真空槽内に高精度に位置
決めした状態でサイドフレームを配置し、このサイドフ
レームにメインロールや原反走行機構を付設することに
よってテープ状原反を高精度に走行させるような対応が
図られる。
【0006】一方、真空成膜装置においては、上述した
成膜ユニットのメンテナンス性を向上させるために、こ
の成膜ユニットを真空槽蓋に付設する対応が図られる。
しかしながら、かかる真空成膜装置においては、真空槽
と真空槽蓋との組立精度、真空槽蓋に対する成膜ユニッ
トの組立精度或いは真空引き動作に伴って生じる真空槽
蓋の歪み等によって、メインロールに対する成膜ユニッ
トの位置決めを高精度に保持することが困難であるとい
った問題があった。
【0007】真空成膜装置は、このために成膜ユニット
がメインロールに接近して防着板が接触し、このメイン
ロールやテープ状原反を傷付けてしまうといった問題を
生じさせることがあった。真空成膜装置は、かかる問題
の発生を防止するために、成膜ユニットとメインロール
との間に例えば5mm以上と余裕を持った間隙が構成さ
れるようにする。しかしながら、真空成膜装置は、かか
る対応を施した場合、メインロールの両端部に成膜物質
が付着して汚損が激しくなりその清掃等のメンテナンス
を頻繁に行う必要が生じる。真空成膜装置は、停止状態
でメンテナンスが行われ、起動時には成膜ユニットやメ
インロール等の調整或いは成膜状態の確認等が行われる
ことから生産性が大幅に悪くなるといった問題があっ
た。
【0008】また、真空成膜装置は、CVD法を適用し
た成膜処理を施す場合には、上述した条件のようにメイ
ンロールに対して成膜ユニットを高精度に位置決めする
ことが困難である。真空成膜装置は、このために成膜ユ
ニットによるテープ状原反に対する成膜動作が不能とな
ったり不安定となり、高品質の磁気テープ原反の製作が
困難であるといった問題があった。
【0009】したがって、本発明は、被成膜体が走行す
るメインロールに対して成膜ユニットが高精度に位置決
めされて成膜動作が行われることで高品質の成膜体を製
作するとともに、メンテナンス性に優れ生産性の向上を
図った真空成膜装置を提供することを目的に提案された
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる真空成膜装置は、テープ状の被成膜体を
走行させる走行機構と外周部に被成膜体を走行させるこ
とによって成膜部を構成するメインロールとが備えられ
るとともに真空ポンプが付設された真空槽と、この真空
槽の開口部を開閉する真空槽蓋とを備える。真空槽蓋に
は、成膜源を有する成膜ユニットと、この成膜ユニット
を支持するユニット支持機構とが備えられ、ガイド機構
により真空槽を閉塞する第1の位置と開放する第2の位
置とに移動される。成膜ユニットは、真空槽蓋が真空槽
を閉塞する第1の位置に移動されると、真空槽蓋から真
空槽内へと移送されるとともに真空槽に設けた位置決め
ガイド機構に沿ってメインロールに対向する所定位置へ
と移動されて位置決めされる。
【0011】以上のように構成された本発明にかかる真
空成膜装置によれば、真空槽蓋が真空槽を閉塞した状態
において、この真空槽蓋から真空槽側へと移送された成
膜ユニットが位置決めガイド機構によりメインロールに
対して位置決めされることから、成膜ユニットとメイン
ロールとの相対的な位置決めが極めて高精度に行われる
ようになる。したがって、真空成膜装置は、メインロー
ルの外周部を走行するテープ状被成膜体に対して成膜物
質を安定した状態で被着させて高精度の薄膜を成膜形成
する。また、真空成膜装置は、メインロールに対して成
膜ユニットが精密に位置合わせされることで、成膜物質
によるメインロールの汚損も抑制されかつ成膜ユニット
を真空槽蓋から取り外して清掃する操作も簡易に行われ
ることでメンテナンス性の向上が図られ、以って生産性
の向上が図られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形
態として図面に示した真空成膜装置1は、例えば前工程
において表面に磁性層が蒸着形成されたポリエチレンテ
レフタレートやポリプロピレン等からなるテープ状樹脂
フィルム原反2の表面に対して、カーボン膜をCVD法
により成膜形成して磁気テープ原反3を製造する。勿
論、真空成膜装置1は、かかる適用例に限定されるもの
では無く、例えばテープ状樹脂フィルム原反2の表面に
対して、磁性層を蒸着形成して磁気テープ原反3を製造
する。また、真空成膜装置1は、紙や金属等の種々の被
成膜体に対して、CVD法ばかりでなく蒸着法やスパッ
タ法等の適宜方法によって所定の薄膜を形成する場合に
用いられる。
【0013】真空成膜装置1は、図1に示すように、真
空槽4と、真空槽蓋5とを備えてなる。真空槽4は、図
1及び図3に示すように、その内部空間が、隔壁6によ
って成膜処理を施す成膜室7と、樹脂フィルム原反2を
繰り出すとともに成膜室7において成膜処理が施された
磁気テープ原反3の巻き取りを行う供給巻取室8とに区
割りされてなる。真空槽4は、成膜室7の一方側面が開
放され、この開口部9が後述するように真空槽蓋5によ
って開閉される。
【0014】真空槽4には、成膜室7の真空引きを行う
第1の真空ポンプ10が付設されるとともに、供給巻取
室8の真空引きを行う第2の真空ポンプ11が付設され
ている。なお、真空槽4は、例えば1台の真空ポンプに
よって真空引きを行うようにしてもよいが、第1の真空
ポンプ10と第2の真空ポンプ11とによって成膜室7
と供給巻取室8とを独立に制御することで高精度の制御
と生産効率の向上が図られる。
【0015】真空槽4には、図示しないベースフレーム
上に所定の対向間隔に保持された一対のサイドフレーム
12(12a、12b)が配設されている。真空槽4
は、槽壁と分離されたサイドフレーム12に後述するよ
うに各部を支持したことによって真空引きによる槽壁の
歪みによる各部の組立状態に影響が生じないように構成
されている。真空槽4には、隔壁6に形成された開口部
6aに位置してサイドフレーム12に支軸13aが支架
され、この支軸13aにメインロール13が回転自在に
軸装されている。メインロール13は、図1に示すよう
に外周面の一部がそれぞれ成膜室7と供給巻取室8とに
臨ませられている。メインロール13は、図示しないサ
ーボモータによって回転駆動される。
【0016】真空槽4には、樹脂フィルム原反2及び磁
気テープ原反3を走行させる原反走行機構14が設けら
れている。原反走行機構14は、供給巻取室8内に設け
られて樹脂フィルム原反2を繰り出す原反供給ロール1
5と、磁気テープ原反3を巻き取る原反巻取ロール16
と、図示しない複数個のガイドロール等によって構成さ
れており、それぞれの支軸がその平行度を例えば0.0
5mm以下の高精度に保持されてサイドフレーム12に
支架されている。原反走行機構14には、メインロール
13及び原反供給ロール15、原反巻取ロール16をそ
れぞれ回転駆動する図示しないサーボモータが備えられ
ている。原反走行機構14には、樹脂フィルム原反2及
び磁気テープ原反3の走行テンションを検出する図示し
ない張力検出機構が付設されている。
【0017】原反走行機構14は、原反供給ロール15
から繰り出した樹脂フィルム原反2をガイドロールを介
してメインロール13に導き、その外周部に掛け合わせ
ることによって成膜室7内を走行させる。原反走行機構
14は、成膜室7内において成膜処理を施された磁気テ
ープ原反3をメインロール13からガイドロールを介し
て再び供給巻取室8に導き、原反巻取ロール16により
巻取を行う。原反走行機構14は、張力検出機構から出
力される制御信号によって各サーボモータが制御される
ことで、樹脂フィルム原反2及び磁気テープ原反3が一
定の走行テンションと走行速度を以って走行させるよう
にする。
【0018】メインロール13は、外周面が鏡面研磨を
施され、上述したようにその外周部に樹脂フィルム原反
2を掛け合わせて成膜室7内を走行させることによって
成膜部を構成する。メインロール13には、その内部に
図示しないが冷凍機や水冷によって冷却された冷却媒体
が流れる冷却パイプが設けられている。メインロール1
3は、表面に薄膜が成膜される磁気テープ原反3を冷却
しながら走行させることによって、この磁気テープ原反
3に成膜処理中に生じる熱変形を抑制する。勿論、メイ
ンロール13は、その他の適宜の冷却方法によって冷却
されるが、樹脂フィルム原反2や磁気テープ原反3の走
行に揺らぎを生じさせる直接空冷方法等は避けることが
好ましい。
【0019】真空成膜装置1には、サイドフレーム12
の相対する内面に、互いに平行な一対の位置決めガイド
レール17(17a、17b)が取り付けられている。
各ガイドレール17は、図1に示すように、一端が真空
槽4の開口部9に位置されるとともに他端部がメインロ
ール13の下方部に延在されて、サイドフレーム12に
それぞれ水平に取り付けられている。
【0020】各ガイドレール17には、開口部9側の端
部に、図2及び図3に示すように内方に向かって次第に
高さが大きくなるようにして傾斜ガイド17aが形成さ
れている。各ガイドレール17には、メインロール13
に対向する他端部に、ストッパ凸部18が一体にそれぞ
れ突設されている。ガイドレール17は、真空槽4が開
口部9を真空槽蓋5に閉塞された状態において、この真
空槽蓋5に搭載された詳細を後述する成膜ユニット22
を位置決めガイドする。
【0021】真空成膜装置1には、サイドフレーム12
に詳細を後述するように成膜ユニット22を所定の位置
に保持する一対のロック機構19が取り付けられてい
る。ロック機構19は、エアシリンダ20と、このエア
シリンダ20によって位置決めガイドレール17に近接
する第1の位置と、位置決めガイドレール17から離間
する第2の位置とに切替移動されるロックレバー21と
によって構成される。なお、ロック機構19は、エアシ
リンダ20に代えて、モータを用いて構成してもよい。
【0022】真空槽蓋5は、図3に示すように、真空槽
4の開口部9を閉塞するに足る外形寸法を有しており、
図示しないモータ等によってレール23上を真空槽4に
対して接離移動される台車24に搭載されている。真空
槽蓋5は、台車24が真空槽4に最接近した位置まで移
動された状態において、この真空槽4の開口部9を閉塞
する。真空槽蓋5は、台車24が真空槽4から離間する
方向に移動されることによって開口部9を開放する。真
空槽蓋5には、真空槽4との対向側面に一対の支持ブラ
ケット25(25a、25b)が取り付けられている。
【0023】各支持ブラケット25は、サイドフレーム
12の対向間隔よりもやや狭い対向間隔を以って、真空
槽蓋5の側面に互いに平行な状態で片持ち支持されてい
る。各支持ブラケット25は、図3に示すように、真空
槽蓋5が真空槽4を閉塞した状態において、その上面が
位置決めガイドレール17の上面よりもやや上方に位置
される。真空槽蓋5には、図1及び図2に示すように、
支持ブラケット25上に成膜ユニット22が搭載され
る。
【0024】成膜ユニット22は、図3及び図4に示す
ように、ベースプレート26と、3次元ステージ27
と、CVDイオンソースや蒸着るつぼ等の成膜源28
と、防着板29と、図示しない電源部等から構成されて
いる。ベースプレート26は、その幅寸法がサイドフレ
ーム12の対向間隔よりもやや小さくかつ支持ブラケッ
ト25の対向間隔よりもやや大きな矩形のプレートから
なる。ベースプレート26には、底面の四隅に、幅方向
の一対がその対向間隔を位置決めガイドレール17の対
向間隔とほぼ等しく配置されて、ガイドコロ30が設け
られている。
【0025】ベースプレート26には、図4に示すよう
に幅方向の両端近傍に位置して、その底面に一対のガイ
ドピン31が突設されている。ベースプレート26は、
これらガイドピン31が支持ブラケット25の上面に形
成した高さ方向のガイド孔32に係合されることによっ
て、支持ブラケット25に搭載された状態を保持され
る。ガイドピン31は、ベースプレート26が支持ブラ
ケット25に対して水平方向の移動を規制するとともに
高さ方向に移動自在とするようにして、ガイド孔32と
の係合が行われる。
【0026】3次元ステージ27は、成膜源28及び防
着板29をX方向、Y方向及びZ方向に移動自在に支持
するとともに、X軸、Y軸及びZ軸回りに回転自在に支
持して、これら成膜源28及び防着板29をメインロー
ル13に対して精密に位置決めする。成膜源28は、詳
細を省略するが、周知のように反応管からカーボン粒子
を放出して樹脂フィルム原反2の表面上にカーボン層を
成膜形成する。なお、成膜源28は、成膜される薄膜に
応じて被成膜体に対して所定の成膜物質を電気化学的な
方法等によって放出する装置であればよく、上述したよ
うに例えばスバッタ法におけるスバッタカソードや蒸着
法における蒸着るつぼ等も用いられる。
【0027】成膜ユニット22は、成膜源28から放出
される成膜物質の放出方向や範囲等を防着板29によっ
て制御する。防着板29は、図2及び図4に示すように
メインロール13の外周面と対向する部位がその曲率と
ほぼ等しい曲率の凹曲面とされて成膜物質放出部29a
を構成している。防着板29には、この成膜物質放出部
29aに矩形の成膜物質放出口33が形成されており、
この成膜物質放出口33の開口範囲で成膜物質が放出さ
れるようにする。成膜物質は、メインロール13の外周
部を走行する樹脂フィルム原反2に達してこれに付着
し、所定の薄膜を形成する。
【0028】成膜ユニット22は、必要に応じて図2に
示すように、吊上げ機構34によって支持ブラケット2
5から吊り上げられることによって交換自在される。吊
上げ機構34は、例えばフック35と、このフック35
とベースプレート26の四隅とに架けられた吊りワイヤ
36等からなる。成膜ユニット22は、フック35を介
して図示しないクレーンやホイスト等によって吊り上げ
られることにより、ガイドピン31がガイド孔32から
抜け出して支持ブラケット25から取り外される。
【0029】真空成膜装置1は、このようにして真空槽
蓋5から成膜ユニット22を取り外した状態で成膜源2
8や防着板29の清掃を行った後に、この成膜ユニット
22を再び真空槽蓋5に搭載する。なお、真空成膜装置
1においては、成膜源28や防着板29の清掃交換を、
別途に準備した交換台車によって対応するようにしても
よい。
【0030】以上のように構成された真空成膜装置1に
おいては、原反供給ロール15から繰り出された樹脂フ
ィルム原反2がガイドロールを介してメインロール13
の外周部に掛け合わされた後、ガイドロールを介して原
反巻取ロール16に固定される。真空成膜装置1におい
ては、この状態で台車24が駆動されて真空槽蓋5によ
って真空槽4の開口部9が閉塞される。真空成膜装置1
においては、台車24の移動によって、真空槽蓋5に支
持された支持ブラケット25が位置決めガイドレール1
7の内面に沿って真空槽4の内部へと進入する。
【0031】成膜ユニット22は、支持ブラケット25
が所定の位置まで進入してベースプレート26が位置決
めガイドレール17まで達すると、ガイドコロ30が傾
斜ガイド17a上に乗り上がる。成膜ユニット22は、
ガイドピン31がガイド孔32内を上昇するがその係合
状態を保持されることで、ベースプレート26が支持ブ
ラケット25を介して真空槽蓋5と一体的にそのまま内
部へと進入する。成膜ユニット22は、ガイドコロ30
が位置決めガイドレール17上を転動することで、この
位置決めガイドレール17を介して真空槽4内における
高さ方向の位置決めが図られる。
【0032】成膜ユニット22は、図3に示すように真
空槽蓋5が真空槽4の開口部9を閉塞した状態におい
て、ガイドコロ30が位置決めガイドレール17のスト
ッパ凸部18と衝合して停止されることによって真空槽
4内における奥行き方向の位置決めが図られる。成膜ユ
ニット22は、この状態において防着板29の成膜物質
放出部29aがメインロール13の外周部に対して高精
度に位置決めされる。また、成膜ユニット22は、この
状態においてロック機構19のエアシリンダ20が駆動
され、ロックレバー21がガイドコロ30をストッパ凸
部18との間で挟み込んでロックする。したがって、成
膜ユニット22は、上述したメインロール13に対する
位置決め状態が確実に保持される。
【0033】真空成膜装置1においては、第1の真空ポ
ンプ10と第2の真空ポンプ11が駆動されることによ
って、成膜室7及び供給巻取室8の真空引きが行われ
る。真空成膜装置1は、成膜室7及び供給巻取室8が所
定の真空雰囲気に達した状態で第1の真空ポンプ10と
第2の真空ポンプ11とが停止される。真空成膜装置1
においては、原反走行機構14が駆動されて樹脂フィル
ム原反2の走行動作が開始されるとともに成膜ユニット
22の成膜源28が作動される。真空成膜装置1におい
ては、成膜物質が成膜源28から防着板29の成膜物質
放出口33を介してメインロール13に向かって放出さ
れ、このメインロール13の外周部を走行する樹脂フィ
ルム原反2の表面に付着されることで磁気テープ原反3
を順次製造する。
【0034】真空成膜装置1は、原反供給ロール15か
ら樹脂フィルム原反2が連続的に繰り出されて成膜部に
おいて表面に薄膜が成膜されて磁気テープ原反3を製造
すると、この磁気テープ原反3を原反巻取ロール16に
よって順次巻取を行う。真空成膜装置1においては、成
膜処理が終了すると第1の真空ポンプ10と第2の真空
ポンプ11とが駆動されて真空槽4内に大気が導入さ
れ、この状態で台車24が駆動されて真空槽蓋5が真空
槽4を開放する。真空成膜装置1においては、真空槽4
内から原反供給ロール15及び原反巻取ロール16を取
り出して交換を行い、上述した工程にしたがって次ぎの
成膜処理を行う。
【0035】真空成膜装置1は、上述したように真空槽
蓋5が真空槽4を閉塞した状態において、成膜ユニット
22が真空槽蓋5から真空槽4側へと移動される。真空
成膜装置1は、成膜ユニット22が真空槽4内において
位置決めガイドレール17を介してメインロール13と
の高精度の相対的な位置決めが図られるようにする。真
空成膜装置1は、メインロール13や位置決めガイドレ
ール17及び原反走行機構14の構成各部材をサイドフ
レーム12に支持することから、各部に真空槽4の真空
引きによる槽璧の歪みの影響が及ぶことは無く高精度の
相対的な位置決め状態が確実に保持される。
【0036】したがって、真空成膜装置1は、例えば蒸
着法やスバッタ法によって樹脂フィルム原反2に薄膜を
成膜して磁気テープ原反3を製造する場合において、防
着板29をメインロール13に対して3mm以下の間隙
を以って高精度に対向させることが可能であることか
ら、成膜物質の付着によるメインロール13の汚損が抑
制される。真空成膜装置1は、これによってメインロー
ル13等の清掃メンテナンスを行う頻度を少なくするこ
とができ、生産性の向上が図られるようになる。また、
真空成膜装置1は、かかる構成によっても防着板29が
メインロール13に接触してこのメインロール13や樹
脂フィルム原反2を傷付けるといった問題の発生が抑制
されるようになる。さらに、真空成膜装置1は、メイン
ロール13に対する成膜源28の位置決め精度が極めて
高いことから、例えばメインロール13と反応管とのギ
ャップが1mm±0.01mm程度と高精度に設定され
る必要があるCVD法による薄膜の成膜工程にも適用さ
れて、高品質の磁気テープ原反3を製造する。
【0037】上述した真空成膜装置1は、真空槽4に対
して1つの成膜ユニット22を搭載した1つの真空槽蓋
5が備えられて構成されているが、本発明はかかる実施
の形態に限定されるものでは無い。真空成膜装置1は、
真空槽蓋5に対して複数の成膜源を備える成膜ユニット
22を搭載して構成してもよい。また、真空成膜装置1
は、真空槽蓋5がメインロール13に対してその軸方向
と直交する方向から成膜ユニット22が真空槽4内に進
入するように構成したが、軸方向と平行な方向から進入
するように構成してもよい。
【0038】本発明の第2の実施の形態として図5に示
した真空成膜装置40は、真空槽41に対してその両側
に配置された2つの真空槽蓋42a、42bが備えられ
て構成される。真空槽41は、両側面が開放されて真空
槽蓋42a、42bによってそれぞれ開閉される。な
お、真空成膜装置40は、その他の基本的な構成を上述
した真空成膜装置1と同様としており、以下の説明にお
いて対応する部位には同一符号を付すことによって詳細
な説明を省略する。
【0039】真空成膜装置40は、隔壁6によって成膜
室7と供給巻取室8とを上下に区割りしてなる真空槽4
1を備える。真空成膜装置40は、真空槽蓋42a、4
2bがそれぞれ台車24a、24bに搭載されており、
これら台車24a、24bを駆動することによって真空
槽蓋42a、42bが真空槽41を閉塞する第1の位置
と、開放する第2の位置とに移動される。真空槽41に
は、内部に設置された図示しないサイドフレーム12
に、その両側から互いに向き合うようにしてそれぞれ第
1の位置決めガイドレール43と、第2の位置決めガイ
ドレール44とが設置されている。真空槽41には、図
示しないがこれら位置決めガイドレール43、44に対
応してロック機構19がそれぞれ設けられている。
【0040】真空成膜装置40は、真空槽41が真空槽
蓋42a、42bによって閉塞された状態において、こ
れら真空槽蓋42a、42bから第1の成膜ユニット2
2aと第2の成膜ユニット22bが真空槽41側へと移
送される。真空成膜装置40は、第1の成膜ユニット2
2aと第2の成膜ユニット22bとを、第1の位置決め
ガイドレール43と第2の位置決めガイドレール44の
ストッパ凸部43a、44aにガイドコロ30が突き当
たることよって、メインロール13に対してそれぞれ位
置決めする。真空成膜装置40は、この第1の成膜ユニ
ット22aと第2の成膜ユニット22bの位置決め状態
をロック機構19によって保持する。真空成膜装置40
においては、第1の位置決めガイドレール43と第2の
位置決めガイドレール44とが、メインロール13の回
転方向に対して隣り合って位置される。
【0041】真空成膜装置40は、例えば第1の成膜ユ
ニット22aによって樹脂フィルム原反2に対して蒸着
磁性層を成膜形成し、第2の成膜ユニット22bによっ
て蒸着磁性層上にカーボン層を成膜形成する2工程を同
時に行う。したがって、真空成膜装置40は、メインロ
ール13に対して、第1の成膜ユニット22aと第2の
成膜ユニット22bの相対する位置が第1の位置決めガ
イドレール43と第2の位置決めガイドレール44とに
よってそれぞれ異にして設定される。なお、真空成膜装
置40は、例えば一方の成膜ユニットを予備機として構
成してもよい。
【0042】一方、真空成膜装置1においては、上述し
たようにベースプレート26のガイドコロ30が位置決
めガイドレール17のストッパ凸部18に突き当たると
ともにロック機構19によってロックされることによ
り、成膜ユニット22がメインロール13に対して位置
決めされるように構成されている。成膜ユニット22の
位置決め機構は、かかる構成に限定されるものでは無
く、例えば図6に示した位置決めカム機構50によって
構成してもよい。位置決めカム機構50は、図示しない
サイドフレーム12の内面に配置され、カム駆動モータ
51と、略L字状を呈する一対のカムレバー52(52
a、52b)と、リンクレバー53等の部材によって構
成されている。なお、位置決めカム機構50は、例えば
図示しないエアーシリンダを駆動することによって同図
において左右方向に調整移動される。また、真空成膜装
置1は、かかる位置決めカム機構50が付設される場合
には位置決めガイドレール17が不要となる。
【0043】各カムレバー52は、一端がサイドフレー
ム12の内面に片持ち状態で回動自在に支持されてお
り、他端側にカム凹部54(54a、54b)がそれぞ
れ形成されている。各カムレバー52は、リンクレバー
53によって互いに連結されており、カム駆動モータ5
1によって互いに一体に回動動作される。
【0044】各カムレバー52は、カム駆動モータ51
の駆動量によって回動角度が適宜調整される。カムレバ
ー52は、真空槽蓋5が真空槽4を開放した状態では、
カム凹部54が真空槽4の開口部6側に向かって開口し
た状態に保持されている。また、カムレバー52は、カ
ム凹部54が、成膜ユニット22のベースプレート26
に設けたガイドコロ30と相対する高さ位置をほぼ等し
く開口した状態に保持されている。
【0045】真空成膜装置1においては、台車24が駆
動されて図6(a)に示すように真空槽蓋5によって真
空槽4の開口部9を閉塞した状態において、支持ブラケ
ット25に搭載された成膜ユニット22が真空槽1内に
進入する。位置決めカム機構50は、この状態において
同図に示すように成膜ユニット22のベースプレート1
6に設けたガイドコロ30をカムレバー52のカム凹部
54内に進入させてその底部に突き当てさせる。位置決
めカム機構50は、真空槽蓋5が真空槽4を閉塞した状
態においてカム駆動モータ51が駆動されることによっ
て、カムレバー52が同図(b)に示すように反時計方
向へと回動動作される。
【0046】位置決めカム機構50は、このカムレバー
52の回動動作によって、成膜ユニット22を支持ブラ
ケット25から押し上げながら回動させる。成膜ユニッ
ト22は、同図に示すようにベースプレート26の先端
部がサイドフレーム12に設けたストッパ55と衝合
し、メインロール13に対して位置決めされる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる真空成膜装置によれば、真空槽蓋が真空槽を閉塞し
た状態において、この真空槽蓋から真空槽側へと移送さ
れる成膜ユニットを位置決めガイド機構によってメイン
ロールに対して位置決めするように構成したことから、
成膜ユニットとメインロールとの相対的な位置決めが極
めて高精度に行われメインロールの外周部を走行するテ
ープ状被成膜体に対して成膜物質を安定した状態で被着
させて高精度の薄膜を成膜形成する。また、真空成膜装
置においては、メインロールに対して成膜ユニットが精
密に位置合わせされて成膜物質の放出方向等の制御が正
確に行われることから、メインロールが両端部に成膜物
質が付着して汚損されることを抑制しかつ成膜ユニット
を真空槽蓋から取り外して清掃する操作も簡易に行われ
ることでメンテナンス性の向上が図られ、以って成膜体
の生産性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態として示す真空成膜
装置の概略構成図である。
【図2】同真空薄膜装置に備えられる真空槽蓋と成膜ユ
ニットの概略構成を説明する要部斜視図である。
【図3】同真空成膜装置において、真空槽を真空槽蓋に
よって閉塞し、成膜処理を行っている状態を説明する要
部断面図である。
【図4】同真空薄膜装置に備えられる成膜ユニットの構
成を説明する斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態として示す真空成膜
装置の概略構成図である。
【図6】成膜ユニットをメインロールに対して位置決め
固定する他の機構の説明図であり、同図(a)は成膜ユ
ニットが真空槽内に進入した状態を示し、同図(b)は
成膜ユニットが位置決め固定された状態を示す。
【符号の説明】
1 真空成膜装置、2 樹脂フィルム原反、3 磁気テ
ープ原反、4 真空槽、5 真空槽蓋、6 隔壁、7
成膜室、8 供給巻取室、10 第1の真空ポンプ、1
1 第2の真空ポンプ、12 サイドフレーム、13
メインロール、14 原反走行機構、17 位置決めガ
イドレール、18 ストッパ凸部、19ロック機構、2
2 成膜ユニット、24 台車、25 支持ブラケット
部材、26 ベースプレート、27 3次元ステージ、
28 成膜源、29 防着板、30 ガイドコロ、31
ガイドピン、32 ガイド孔、33 成膜物質放出口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の被成膜体を走行させる走行機
    構と、外周部に上記被成膜体を走行させることによって
    成膜部を構成するメインロールとが備えられるととも
    に、真空ポンプが付設された真空槽と、 成膜源を有する成膜ユニットと、この成膜ユニットを支
    持するユニット支持機構とが備えられ、上記真空槽を閉
    塞する第1の位置と開放する第2の位置とに移動される
    真空槽蓋とによって構成され、 上記成膜ユニットは、上記真空槽蓋が上記真空槽を閉塞
    する第1の位置に移動されると、上記真空槽蓋から上記
    真空槽内へと移送されるとともに上記真空槽に設けた位
    置決めガイド機構により上記メインロールに対向する所
    定位置へと移動されて位置決めされることを特徴とする
    真空成膜装置。
  2. 【請求項2】 上記成膜ユニットには、上記成膜源を支
    持する3次元テーブルが備えられることを特徴とする請
    求項1に記載の真空成膜装置。
  3. 【請求項3】 上記真空槽蓋は、上記真空槽の相異なる
    位置に設けられた開口部を開閉する複数個からなり、こ
    れら真空槽蓋にそれぞれ上記成膜ユニットが搭載された
    ことを特徴とする請求項1に記載の真空成膜装置。
  4. 【請求項4】 上記真空槽には、上記走行機構と位置決
    めガイド機構を支持する一対のサイドフレームが対向間
    隔を保持されて配設され、 上記サイドフレームには、その内面に、上記真空槽蓋か
    ら移送される上記成膜ユニットに設けられたガイドコロ
    が転動して上記メインロールに対する所定位置へと移動
    させる上記位置決めガイド機構を構成するガイドレール
    が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の真空成
    膜装置。
  5. 【請求項5】 上記真空槽には、上記成膜ユニットが上
    記メインロールに対して所定位置へと移動された状態に
    おいて、上記ガイドコロを係止するロック機構が設けら
    れたことを特徴とする請求項4に記載の真空成膜装置。
  6. 【請求項6】 上記真空槽には、上記走行機構と位置決
    めガイド機構を支持する一対のサイドフレームが対向間
    隔を保持されて配設され、 上記サイドフレームには、その内面に、上記真空槽蓋か
    ら移送される上記成膜ユニットに設けられたガイドコロ
    を保持するとともに、上記メインロールに対する所定位
    置へと回動させる上記位置決めガイド機構を構成するカ
    ム機構が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の
    真空成膜装置。
  7. 【請求項7】 上記成膜ユニットは、上記真空槽蓋が上
    記真空槽を開放した第2の位置に移動された状態におい
    て、取外し機構によって上記真空槽蓋から取り外されて
    交換されることを特徴とする請求項1に記載の真空成膜
    装置。
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