JP2001002966A - インクジェット用インク組成物 - Google Patents

インクジェット用インク組成物

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JP2001002966A
JP2001002966A JP2000134320A JP2000134320A JP2001002966A JP 2001002966 A JP2001002966 A JP 2001002966A JP 2000134320 A JP2000134320 A JP 2000134320A JP 2000134320 A JP2000134320 A JP 2000134320A JP 2001002966 A JP2001002966 A JP 2001002966A
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water
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dyes
examples
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JP2000134320A
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Inventor
Steven Evans
エバンス スティーブン
Helmut Weber
ウェバー ヘルムト
Ellen Marie Pyszczek
マリー ピツェック エレン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性インクジェットプリントに有用で、明る
く、容易に水に溶解し、そして光に対して安定なアゾイ
ンドール色素を提供することである。 【解決手段】 水、保湿剤及び水溶性アゾインドール色
素を含んでなるインクジェット用インク組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色剤として有用
なアゾインドール色素をインクジェット組成物中に使用
することに関する。インクジェットプリントは、デジタ
ル信号に応じて画像記録要素にピクセル−バイ−ピクセ
ル方式でインク液滴を付着させることによる、非衝撃画
像形成方法である。画像記録要素上へのインク液滴の付
着を制御して所望画像を形成するために各種方法を用い
ることができる。連続インクジェットとして知られてい
る方法では、画像記録要素の表面上に液滴の連続流を像
様にチャージし且つ偏在させ、一方、画像化されない液
滴を捉えてインク溜に返還する。ドロップ−オン−ディ
マンド・インクジェットとして知られている別法では、
個々のインク液滴を必要に応じて画像記録要素上に投射
して所望画像を形成する。ドロップ−オン−ディマンド
・プリントにおけるインク液滴の投射を制御する通常の
方法としては、圧電変換器及び感熱バブル形成が挙げら
れる。インクジェットプリンターは、工業的ラベリング
から、デスクトップドキュメントへの短時間プリント及
びピクトリアル画像形成までの広範な市場に用途があ
る。
【0002】各種のインクジェットプリンターに使用す
るインクは、色素ベース又は顔料ベースのいずれかとし
て分類することができる。色素は、キャリヤー媒体に溶
解する着色剤である。顔料は、キャリヤー媒体に溶解し
ないが小粒子の形態で分散又は懸濁する着色剤であり、
凝集及び沈降しないように分散剤を使用して安定化する
ことが多い。両者の場合、キャリヤー媒体は室温で溶液
又は固体であることができる。通常用いられるキャリヤ
ー媒体としては、水、水と有機補助溶剤の混合物並びに
高沸点有機溶剤、例えば、炭化水素、エステル、ケトン
等が挙げられる。
【0003】インクジェット方式における着色剤の選択
は、画質にとって重要である。シアン、マゼンタ、イエ
ロー、グリーン、オレンジ等の色にとって、極大波長
(λ−max)、吸収曲線の幅及び第二吸収が存在しな
いことは重要である。着色剤はまた、インク受容要素上
にプリントした後の耐光堅牢性が高くなければならな
い。水性色素ベースインクについては、色素は、受容要
素上に十分な濃度を生じさせることができる溶液を調製
するのに十分な程水溶性であり、且つ長時間保存しても
沈澱することなく安定であることが必要である。色素ベ
ースインクを用いる高品質のインクジェットプリントに
は、明るい色相及び良好な耐光堅牢性の両特性を示す色
素が必要である。これらの要件のすべてに合致した色
素、特にイエロー色素を見いだすことは困難である。
【0004】高品質の写実的なインクジェットプリント
のための水性色素ベースインクは、優れた色、且つ優れ
た耐光堅牢性及び耐水堅牢性を有する水溶性色素を必要
とする。典型的に、これらの色素は、天然繊維、例え
ば、紙、羊毛及び綿を染色するために開発された酸性染
料、直接染料及び反応性染料から選択される。これらの
色素の水溶性は、負に荷電された置換基、例えば、スル
ホ又はカルボキシが導入されていることに基づく。
【0005】
【従来の技術】米国特許第5,851,274号及び米
国特許第5,810,916号は、水溶性色素、例え
ば、Acid Yellow 23(タルトラジン)及
びAcid Yellow 17を含有するインクを開
示している。米国特許第3,891,619号;米国特
許第4,000,123号;米国特許第4,954,5
63号及び米国特許第4,997,921号は、ポリア
ミド繊維を染色するのに有用な水溶性アゾインドール色
素を開示している。慣用のプリントインクに使用するた
めの同様の色素がドイツ特許第3,643,462号に
記載されている。慣用のインクジェット用インクに使用
するための水不溶性フェニルアゾインドール色素は、特
開平第10−251,577号に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,85
1,274号及び米国特許第5,810,916号の色
素は優れたイエロー色及び水溶性を有するが、これらの
色素は耐光堅牢性が乏しいという課題がある。米国特許
第3,891,619号;米国特許第4,000,12
3号;米国特許第4,954,563号;米国特許第
4,997,921号;ドイツ特許第3,643,46
2号;及び特開平第10−251,577号に開示され
ている色素は、それらが有機溶剤ベースインク又は水性
顔料インクにその使用が限定されており、それらが水性
色素ベースインクに適切であろうという開示が全くない
という課題がある。
【0007】本発明の目的は、水性インクジェットプリ
ントに有用で、明るく、容易に水に溶解し、そして光に
対して安定なアゾインドール色素を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記及び他の目的は、
水、保湿剤及び水溶性アゾインドール色素を含んでなる
インクジェット用インク組成物に関連する本発明により
達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい態様において、
本発明に用いられるアゾインドール色素は以下の構造に
より表すことができる:
【0010】
【化1】
【0011】(式中、R1 は、水素、置換もしくは非置
換の炭素数1〜6のアルキル基、置換もしくは非置換の
アリル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜10のアリ
ール基、置換もしくは非置換の炭素数5〜10のヘテロ
アリール基又はアルキレンオキシド残基数2〜20のポ
リオキシアルキレン基を表し;R2 及びXは各々独立し
て、R1 について前記した基、ハロゲン、シアノ、カル
ボキシ、アシル、ニトロ、スルホ、置換もしくは非置換
の炭素数1〜6のアルコキシ基、置換もしくは非置換の
炭素数6〜10のアリールオキシ基、置換もしくは非置
換の炭素数1〜10のアルコキシ−又はアリールオキシ
−カルボニル基、アルキレンオキシド残基数2〜20の
ポリオキシアルキレン基、ウレイド基、カルバモイル
基、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル
−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−もしくは
ジアルキル−カルバモイル基、スルファモイル基、置換
もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル−、アラル
キル−、アリール−、ジアリール−もしくはジアルキル
−スルファモイル基、アシルアミノ、スルホニルアミ
ノ、アミノ又は置換もしくは非置換の炭素数1〜20の
アルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリール−
もしくはジアルキル−アミノ基を表し;nは、1〜4の
整数を表し;そしてDは、場合によりR2 及びXについ
て前記した基1個以上で置換された、ジアゾ化可能な芳
香族又はヘテロ芳香族アミン残基を表し;R1 、R2
D又はXの少なくとも1つは、pH4〜9で水溶性を付
与できる基を少なくとも1個含有する)。
【0012】本発明の好ましい態様では、前記式中のR
1 は、水素、メチル又は2−カルボキシエチルを表す。
別の好ましい態様では、R2 はメチル又はフェニルを表
す。さらに別の好ましい態様では、Xは水素を表す。さ
らに別の好ましい態様では、Dは4−スルホフェニル、
2−メトキシ−5−スルホフェニル、4−スルホナフチ
ル、2−(2−カルボキシエチルスルホニル)フェニル
又は2−ニトロ−4−スルホフェニルを表す。
【0013】前記定義において、置換もしくは非置換の
アルキル基の例としては、メチル、エチル、イソロピ
ル、ヒドロキシエチル、3−スルホプロピル及びm−カ
ルボキシベンジルが挙げられる。置換もしくは非置換の
アリール基の例としては、フェニル、ナフチル、3,5
−ビスカルボキシフェニル及び4−スルホフェニルが挙
げられる。置換もしくは非置換のヘテロアリール基の例
としては、ピリジル、イミダゾリル及びキノリルが挙げ
られる。ハロゲンの例としては、クロロ、フルオロ、ブ
ロモ及びヨードが挙げられる。アシル基の例としてはア
セチル及び4−スルホベンゾイルが挙げられる。置換も
しくは非置換のアルコキシ基の例としては、メトキシ、
3−カルボキシプロピル及び2−ヒドロキシエトキシが
挙げられる。置換もしくは非置換のアリールオキシ基の
例としては、フェノキシ、3−カルボキシフェノキシ及
び4−スルホフェノキシが挙げられる。置換もしくは非
置換の炭素数1〜10のアルコキシ−又はアリールオキ
シ−カルボニル基の例としては、メトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、2−メトキシエトキシカルボニル
及び3−スルホフェノキシカルボニルが挙げられる。置
換もしくは非置換のアルキル−、アラルキル−、アリー
ル−、ジアリール−もしくはジアルキル−カルバモイル
基の例としては、N−メチルカルバモイル、N−メチル
−N−4−スルホフェニルカルバモイル、N,N−ビス
(4−カルボキシフェニル)カルバモイルが挙げられ
る。置換もしくは非置換のアルキル−、アラルキル−、
アリール−、ジアリール−もしくはジアルキル−スルフ
ァモイル基の例としては、N−メチルスルファモイル、
N−メチル−N−フェニルスルファモイル、N−(p−
スルホフェニル)スルファモイル、N,N−ビス(4−
カルボキシフェニル)スルファモイルが挙げられる。ア
シルアミノ基の例としては、アセトアミド、メトキシエ
チルアセトアミド及び3−カルボキシベンゾアミドが挙
げられる。ウレイド基の例としては、N−メチルウレイ
ド、ウレイド及びN,N−ジメチルウレイドが挙げられ
る。スルホニルアミノ基の例としては、メタンスルホン
アミド、p−トルエンスルホンアミド及び2−スルファ
トエタンスルホンアミドが挙げられる。置換もしくは非
置換のアルキル−、アラルキル−、アリール−、ジアリ
ール−もしくはジアルキル−アミノ基の例としては、メ
チルアミノ、N,N−ジメチルアミノ、メトキシ−エチ
ルアミノ及び3−スルホアニリノが挙げられる。
【0014】ジアゾ化可能な芳香族アミンの例として
は、スルファニル酸、アントラニル酸及び2−アミノ−
4,8−ナフタレンジスルホン酸が挙げられる。ジアゾ
化可能なヘテロ芳香族アミンの例としては、5−アミノ
−1,2,4−トリアゾール、2−アミノベンゾチアゾ
ール−6−スルホン酸及び5−アミノ−1−(4−スル
ホフェニル)ピラゾールが挙げられる。
【0015】pH4〜9で水溶性を付与できる基の例と
しては、スルホン酸、スルフィン酸、ホスホン酸、リン
酸及びカルボン酸部分、及びそれらの塩;第一、第二及
び第三アミノ基;並びに第四アンモニウム又はホスホニ
ウム基が挙げられる。本発明色素は新規ではなく、前記
参考文献又はDyes and Pigments,V
ol.2;305〜318頁(1981)に開示されて
いる方法により製造することができる。
【0016】本発明に使用されるアゾインドール色素の
代表例は以下の通りである:
【0017】
【化2】
【0018】1:1%トリエタノールアミン水溶液中で
測定 本発明の範囲内の他の色素として以下が挙げられる:
【0019】
【化3】
【0020】一般に、前記色素は、本発明のインクジェ
ット用インク組成物の0.2〜5重量%、好ましくは
0.5〜3重量%を占める。プリントヘッドのオリフィ
ス中でインクが乾燥したり又は砕けたりしないように、
保湿剤を本発明のインクジェット用インク組成物に使用
する。使用可能な保湿剤の例としては、多価アルコー
ル、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、
テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
グリセロール、2−メチル−2,4−ペンタンジオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール及びチオグリコー
ル;アルキレングリコールから誘導される低級アルキル
モノ−もしくはジ−エーテル、例えば、エチレングリコ
ールモノ−メチルもしくはモノ−エチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノ−メチルもしくはモノ−エチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノ−メチルもしくはモ
ノ−エチルエーテル、トリエチレングリコールモノ−メ
チルもしくはモノ−エチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジ−メチルもしくはジ−エチルエーテル、及びジエ
チレングリコールモノブチルエーテル;窒素含有環状化
合物、例えば、ピロリドン、N−メチル−2−ピロリド
ン及び1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン;並び
に硫黄−含有化合物、例えば、ジメチルスルホキシド及
びテトラメチレンスルホンが挙げられる。本発明組成物
にとって好ましい保湿剤は、ジエチレングリコール、グ
リセロール又はジエチレングリコールモノブチルエーテ
ルである。
【0021】受容基材(特に基材が高度にサイジングさ
れた紙の場合)へのインクの浸透を助けるために、本発
明の水性インクに水混和性有機溶剤を添加してもよい。
このような溶剤の例としては、アルコール、例えば、メ
チルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコー
ル、iso−ブチルアルコール、フルフリルアルコール
及びテトラヒドロフルフリルアルコール;ケトン又はケ
トアルコール、例えば、アセトン、メチルエチルケトン
及びジアセトンアルコール;エーテル、例えば、テトラ
ヒドロフラン及びジオキサン;エステル、例えば、エチ
ルラクテート、エチレンカーボネート及びプロピレンカ
ーボネートが挙げられる。
【0022】インクの表面張力を適正レベルに調整する
ために界面活性剤を添加してもよい。界面活性剤はアニ
オン性、カチオン性、両性又はノニオン性であってよ
い。水性インク中の微生物、例えば、カビ及び菌類等の
生育を抑制するために、本発明組成物に殺生剤を添加し
てもよい。本発明のインク組成物のための好ましい殺生
剤としては、最終濃度0.0001〜0.5重量%のP
roxel(登録商標)GXL(Zeneca Spe
cialties Co.製)である。
【0023】本発明の水性インク組成物のpHは、有機
又は無機の酸又は塩基を添加することにより調整するこ
とができる。有用インクは、使用される色素のタイプに
依り好ましくは2〜10のpHを有する。典型的な無機
酸としては、塩酸、リン酸及び硫酸が挙げられる。典型
的な有機酸としては、メタンスルホン酸、酢酸及び乳酸
が挙げられる。典型的な塩基としては、アルカリ金属の
水酸化物及び炭酸塩が挙げられる。典型的な有機塩基と
しては、アンモニア、トリエタノールアミン及びテトラ
メチルエチレンジアミンが挙げられる。
【0024】本発明の典型的なインク組成物は、例え
ば、以下の成分(重量%)を含む:着色剤(0.05〜
20重量%)、水(20〜95重量%)、保湿剤(5〜
70重量%)、水混和性補助溶剤(2〜20重量%)、
界面活性剤(0.1〜10重量%)、殺生剤(0.05
〜5重量%)及びpH調整剤(0.1〜10重量%)。
本発明のインクジェット用インク組成物中に場合により
存在することができる追加の添加物としては、増粘剤、
導電性高揚剤、コゲーション(kogation)防止
剤、乾燥剤及び消泡剤が挙げられる。
【0025】本発明により得られるインクジェット用イ
ンクは、インクジェットプリンターのプリントヘッドの
複数個のノズル又はオリフィスからインク液滴を射出す
ることにより、液状インク液滴を制御しながらインク受
容層基材に施すインクジェットプリントに用いることが
できる。インクジェットプリントに有用なインク受容基
材は、当業者によく知られている。このような基材の代
表例は、米国特許第5,605,750号;米国特許第
5,723,211号;及び米国特許第5,789,0
70号;並びにヨーロッパ特許第813 978号に開
示されている。
【0026】以下の例は本発明の有用性を具体的に示す
ものである。
【0027】
【実施例】以下の対照色素は、比較例として評価した。
【0028】
【化4】
【0029】インクの調製 本発明の色素及び対照色素を含有するインクを、ジエチ
レングリコール及びグリセロールの保湿剤をそれぞれ6
重量%;殺生剤、Proxel GXL(登録商標)を
0.003重量%;及び界面活性剤、Surfynol
465(登録商標)(Air Products C
o.製)を0.5重量%含有する脱イオン化水中に適量
の前記色素を溶解することにより調製した。色素を可溶
化し、そして/又はpHを約8に調整するために、トリ
エタノールアミンを添加した場合もあった。色素濃度
は、溶液の吸収スペクトルに基づき、1:1000に希
釈した場合、最終インクが略1.0の透過光学濃度を生
じるように選択した。詳細を次表に示す。
【0030】
【表1】
【0031】*約pH7を有し、略7%のグリセロール
を含有するLyson Novajet Yellow
インク。 **Crompton and Knowles社製の
Intrajet Yellow A2G,Acid
Yellow 17の水溶液試験画像のプリント 前記インクを、0.45μmのポリテトラフルオロエチ
レンフィルターを用いて濾過し、次いでクリーンなHe
wlett−PackardインクカートリッジNo.
HP51629Aに投入し、次いでHewlett−P
ackardDeskJet600(登録商標)プリン
ターのブラック・インク・ステーションに装着した。2
1種類の一連の変動濃度パッチ(サイズが略15x13
mm、ドット塗布量が5%〜100%の範囲)からなる
試験画像を、市販のKodakInkjet Phot
ographic Quality Paper,Ca
talog No.899−9161上にプリントし、
24時間周囲温度及び湿度で乾燥した。試験画像の評価 前記の段階画像の最高パッチのステータスAレッド、グ
リーン及びブルー反射濃度を、X−Rite(登録商
標)820濃度計を用いて測定した。D−maxブルー
濃度を次表に列挙する。
【0032】これらの段階画像を、次に50Kluxの
高強度昼光照射及び50%相対湿度条件下で1週間、耐
光退色試験に付した。段階画像のステータスAブルー濃
度を、再測定して、D−maxパッチについてのステー
タスAブルー濃度の減少%を算出した。減少が小さけれ
ば小さい程、色素の安定性が高く好ましいことを表す。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】前記のデータは、本発明色素が、従来の
水溶性アゾ色素、Acid Yellow23及び17
(C−1及びC−2)より光安定性が高いことを示して
いる。本発明の色素によれば、良好な濃度も得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エレン マリー ピツェック アメリカ合衆国,ニューヨーク 14482, リロイ,レイク ロード 8055

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水、保湿剤及び水溶性アゾインドール色
    素を含んでなるインクジェット用インク組成物。
JP2000134320A 1999-05-06 2000-04-28 インクジェット用インク組成物 Pending JP2001002966A (ja)

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US09/306121 1999-05-06

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