JP2001002354A - ハンドレールの梱包方法 - Google Patents

ハンドレールの梱包方法

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JP2001002354A
JP2001002354A JP11176938A JP17693899A JP2001002354A JP 2001002354 A JP2001002354 A JP 2001002354A JP 11176938 A JP11176938 A JP 11176938A JP 17693899 A JP17693899 A JP 17693899A JP 2001002354 A JP2001002354 A JP 2001002354A
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JP
Japan
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handrail
sheet
packing
protective sheet
end adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP11176938A
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English (en)
Inventor
Kojiro Yuki
幸次郎 雪
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】梱包作業時には特殊な製袋用ミシン機等がなく
とも迅速且つ容易に包装でき、しかもその包装材料量を
顕著に低減でき、更に包装後にはその包装したままでエ
スカレータや動く歩道等へ据え付けることができるハン
ドレールの梱包方法を提供する。 【解決手段】ハンドレールの化粧ゴム部分の外周を覆う
幅を有する両端部粘着性保護シートを用いて前記化粧ゴ
ム部分を覆うように縦添えし、然る後その両端部を圧し
て粘着することを特徴とするハンドレールの梱包方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドレールの梱
包方法に関するものである。更に詳述すれば本発明はエ
スカレータや動く歩道等の移動手摺として使用されてい
るハンドレールの出荷時における梱包方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】エスカレータはデパート、スーパーマー
ケット、駅、空港等に広く実用されている。
【0003】エスカレータには移動手摺としてハンドレ
ールが設置されている。このハンドレールは、略C字型
の帆布積層芯体上に化粧ゴムを加硫接着して成るもので
ある。ハンドレールは不特定多数のお客さんが手に触れ
るものであるから、そのハンドレールの最上層の化粧ゴ
ムは好感が持たれる色に着色されており、しかもその表
面は外傷や汚れ等が全くないことが要求されている。
【0004】このため、ハンドレールメーカーではハン
ドレールの外周に保護シート、例えばクラフト紙、包装
ポリエチレンシート等で包装し、それから箱詰して出荷
するようになっている。
【0005】(従来のハンドレールの梱包方法の第1
例)図2は、従来のハンドレールの梱包方法の第1例を
示した斜視説明図である。
【0006】図2において10はハンドレール、11は
ハンドレール10の帆布積層芯体、12はハンドレール
10の化粧ゴム、20は広幅保護シート、21は広幅保
護シート20の縫合部である。
【0007】即ち、従来のハンドレールの梱包方法の第
1例では、まずハンドレール10の外周に長尺で且つ広
幅保護シート20、例えばクラフト紙、包装ポリエチレ
ンシート等で図2のように縦添えする。
【0008】次に、その縦添えした広幅保護シート20
の端部ラップ部を製袋用ミシン機で縫い合わせすること
により縫合部21を形成する。
【0009】次に、その広幅保護シート20を縦添え巻
きしたハンドレール10は図示しない輸送箱へ箱詰す
る。
【0010】次に、その輸送箱を据付場所へ出荷する。
【0011】次に、据付場所へ送られてきた輸送箱は箱
を開けてから広幅保護シート20で包装したハンドレー
ル10を取り出し、それから広幅保護シート20の縫合
部21の糸を引き抜くことにより広幅保護シート20を
開包し、最後にハンドレール10を取り出すようにす
る。
【0012】(従来のハンドレールの梱包方法の第2
例)図3は、従来のハンドレールの梱包方法の第2例を
示した斜視説明図である。
【0013】図3において10はハンドレール、11は
帆布積層芯体、12は化粧ゴム、22は狭幅保護シート
である。
【0014】即ち、従来のハンドレールの梱包方法の第
2例では、まず狭幅保護シート22を用いてその端部同
士がオーバーラップするように巻回する。
【0015】次に、その狭幅保護シート22を巻回した
ハンドレール10を図示しない輸送箱へ箱詰する。
【0016】次に、その輸送箱を据付場所へ出荷する。
【0017】次に、据付場所へ送られてきた輸送箱は箱
を開けてから狭幅保護シート22を巻回したハンドレー
ル10を取り出し、それから狭幅保護シート22を巻き
解くようにする。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のハンド
レールの梱包方法では次のような難点があった。
【0019】(1)従来のハンドレールの梱包方法の第
1例の難点 従来のハンドレールの梱包方法の第1例の難点は、第1
に縦添えした広幅保護シート20の端部ラップ部を縫い
合わせするために特殊製袋用ミシン機が必要で、且つそ
の包装速度が遅いということである。
【0020】第2の難点は、ハンドレールの保護が必要
な化粧ゴム12以外の部分をも広幅保護シート20によ
り包装することから、その広幅保護シート20の材料代
が高くなるということである。
【0021】第3の難点は、広幅保護シート20として
広幅クラフト紙を用いたときには紙の皺が多発し、そし
てそれらの皺により化粧ゴム12の表面に押し傷等が発
生するということである。ここにおいて、このような押
し傷はハンドレール10と広幅クラフト紙20との間に
図示しないクッション材を入れることにより防止できる
が、その場合には包装材料費が更にアップすると共に梱
包作業も厄介となる。
【0022】第4の難点は、広幅保護シート20を包装
したままのハンドレールをエスカレータや動く歩道等へ
据え付けられないことである。つまり、エスカレータや
動く歩道等へハンドレール10を据え付けるときには機
械油、防錆剤、塵埃、据付作業者の手袋等によりハンド
レール10を汚染する懸念がある。このため広幅保護シ
ート20を解いたハンドレール10には、別の保護対策
が必要なことである。
【0023】(2)従来のハンドレールの梱包方法の第
2例の難点 従来のハンドレールの梱包方法の第2例の難点は、第1
例の難点と同様にハンドレール10の保護が必要な化粧
ゴム12以外の部分をも狭幅保護シート22により包装
することである。その結果、狭幅保護シート22の材料
代が高くなるということである。
【0024】また、第2の難点は第1例の難点と同様に
狭幅保護シート22を包装したままのハンドレール10
をエスカレータや動く歩道等へ据え付けられなく、その
結果別の保護対策が必要なことである。
【0025】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、梱包作業時には特殊な製袋用ミシン機等が
なくとも迅速且つ容易に包装でき、しかもその包装材料
量を顕著に低減でき、更に包装後にはその包装したまま
でエスカレータや動く歩道等へ据え付けることができる
ハンドレールの梱包方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、ハンドレールの化粧ゴム部分の外周を覆う幅を有
する両端部粘着性保護シートを用いて前記化粧ゴム部分
を覆うように縦添えし、然る後その両端部を圧して粘着
することを特徴とするハンドレールの梱包方法にある。
【0027】本発明において用いる両端部粘着性保護シ
ートのベース材質は、発泡ポリオレフィンシートである
ことが好ましい。
【0028】本発明において用いる両端部粘着性保護シ
ートは、上面に補強材層をラミネートして成る補強材層
ラミネート両端部粘着性保護シートであることが好まし
い。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明のハンドレールの梱
包方法の一実施例を図面により説明する。
【0030】図1は、本発明のハンドレールの梱包方法
の一実施例を示した斜視説明図である。
【0031】図1において10はハンドレール、11は
ハンドレール10の帆布積層芯体、12はハンドレール
10の化粧ゴム、30は両端部粘着性保護シート、31
は両端部粘着性保護シート30の端部粘着層である。
【0032】即ち、本発明のハンドレールの梱包方法の
一実施例では、ハンドレール10の化粧ゴム12部分を
覆う幅の両端部粘着性保護シート30を用いてハンドレ
ール10の化粧ゴム12部分を梱包する。ここにおいて
両端部粘着性保護シート30の材質は、ハンドレール1
0の化粧ゴム12部分の保護ができ、且つ耐屈曲性が優
れたものならよく、この一実施例では発泡ポリオレフィ
ンシートを用いた。
【0033】また、発泡ポリオレフィンシート30の端
部粘着層31は、その発泡ポリオレフィンシート30の
両端部の下面側にのみ設ける。端部粘着層31の材料と
しては粘着性、無害性、リサイクル性等が優れたものが
望ましい。
【0034】なお、この両端部粘着性保護シート30の
上面には補強材層をラミネートしておくこともできる。
この両端部粘着性保護シート30の上面に補強材層をラ
ミネートすると、据付床面との耐接触抵抗性を改善する
ことができる。
【0035】本発明のハンドレールの梱包方法の一実施
例では、両端部粘着性保護シート30をハンドレール1
0の化粧ゴム12部分を主体とした部分のみ包装する。
従って、両端部粘着性保護シート30の使用量は、従来
の梱包方法に比べて顕著に低減することができる。
【0036】また、包装作業は両端部粘着性保護シート
30をハンドレール10の化粧ゴム12部分へ縦添え
し、それからその両端部粘着性保護シート30の端部粘
着層31を押さえ粘着させるだけでよく、その結果包装
作業を迅速且つ容易に行うことができる。
【0037】更に、両端部粘着性保護シート30はハン
ドレール10の化粧ゴム12部分、つまり据付に関与す
る下面側中央部分には包装されていないから、そのまま
の状態でエスカレータや動く歩道等へ据え付けることが
できる。
【0038】なお、据付が完了したら汚染の懸念がなく
なるので両端部粘着性保護シート30を外すようになっ
ている。
【0039】
【発明の効果】本発明のハンドレールの梱包方法によれ
ば梱包作業時には特殊な製袋用ミシン機等がなくとも迅
速且つ容易に包装でき、しかもその包装材料量を顕著に
低減でき、更に包装後にはその包装したままでエスカレ
ータや動く歩道等へ据え付けることができるものであ
り、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドレールの梱包方法の一実施例を
示した斜視説明図である。
【図2】従来のハンドレールの梱包方法の第1例を示し
た斜視説明図である。
【図3】従来のハンドレールの梱包方法の第2例を示し
た斜視説明図である。
【符号の説明】
10 ハンドレール 11 帆布積層芯体 12 化粧ゴム 20 広幅保護シート 21 縫合部 22 狭幅保護シート 30 両端部粘着性保護シート 31 端部粘着層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドレールの化粧ゴム部分の外周を覆う
    幅を有する両端部粘着性保護シートを前記化粧ゴム部分
    を覆うように縦添えし、然る後該両端部粘着性保護シー
    トの両端部を圧して粘着させることを特徴とするハンド
    レールの梱包方法。
  2. 【請求項2】用いる両端部粘着性保護シートのベース材
    質が、発泡ポリオレフィンシートであることを特徴とす
    る請求項1記載のハンドレールの梱包方法。
  3. 【請求項3】用いる両端部粘着性保護シートが、上面に
    補強材層をラミネートして成る補強材層ラミネート両端
    部粘着性保護シートであることを特徴とする請求項1記
    載のハンドレールの梱包方法。
JP11176938A 1999-06-23 1999-06-23 ハンドレールの梱包方法 Pending JP2001002354A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6026598B1 (ja) * 2015-07-08 2016-11-16 東芝エレベータ株式会社 手摺りベルト及びそれを用いた乗客コンベア

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6026598B1 (ja) * 2015-07-08 2016-11-16 東芝エレベータ株式会社 手摺りベルト及びそれを用いた乗客コンベア
JP2017019591A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 東芝エレベータ株式会社 手摺りベルト及びそれを用いた乗客コンベア

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