JP2001001413A - 熱硬化性成形材料の製造方法 - Google Patents

熱硬化性成形材料の製造方法

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JP2001001413A
JP2001001413A JP11170969A JP17096999A JP2001001413A JP 2001001413 A JP2001001413 A JP 2001001413A JP 11170969 A JP11170969 A JP 11170969A JP 17096999 A JP17096999 A JP 17096999A JP 2001001413 A JP2001001413 A JP 2001001413A
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producing
thermosetting molding
thermosetting
slurry
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Masaharu Toyama
正春 遠山
Kazuki Ito
和貴 伊藤
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SAAMOSETTA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多様な外面形状、内面形状を簡単に形成でき、
組織中の補強繊維配向をより異方性にするとともに、組
織の強度差が小さく且つ製品間の重量バラツキの少ない
最終製品を製造できる熱硬化性成形材料の製造方法を提
供すること。 【解決手段】透水性素材にて所望する所定形状に加工し
た抄造金型50で、熱硬化性樹脂と強化繊維を主たる含
有成分とするスラリー5を抄造して成形材料を製造する
ところに構成特徴がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱硬化性の成形材料
の製造方法に関するものであり、より詳しくは、多様な
外面形状、内面形状を簡単に形成でき、組織の強度差を
小さくでき、且つ製品間の重量バラツキの少ない最終製
品を製造できる熱硬化性成形材料の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、かかる熱硬化性成形材料の製
造方法としては、 フェノール樹脂等に代表される熱硬化性合成樹脂に、
ガラス繊維、アラミド繊維等の強化繊維を液中に分散さ
せて抄造した抄造シートを得、これを複数枚重ね合わせ
て所定の厚さとしたのちに、打ち抜き加工して成形材料
を成形する方法、 アスベスト紙等のシート状の基材
にフェノール樹脂ワニスを含浸乾燥して、熱硬化性樹脂
を半硬化状態にしたシート形状を得、これを複数枚重ね
合わせて所定の厚さとしたのちに、打ち抜き加工して成
形材料を成形する方法、 熱硬化性樹脂粉末と強化繊維を液中に分散させて抄造
した抄造シートを巻き取り、これを加工して成形材料を
成形する方法、が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
、の熱硬化性成形材料の製造方法によると、これら
はいずれも所謂抄造シートを使用する方法であるから、
最終製品たる成形体がある程度の厚みを有するものであ
ると、この厚みを確保すべく、シート状の基材の複数枚
を重ね合わせすることになる。すなわち、抄造シートを
皺がよらないよう一枚一枚揃えて積み重ねる作業には膨
大な工数を要するために誠に面倒でその作業性が悪く、
成形体を複雑な形状に加工できない等の問題があった。
【0004】また、これらの製造方法によると、原材料
を無駄なく全て使い切るためには、例えばプレス抜きし
て残る抄造シートの残材(打抜き屑)を液中に浸漬して
ほぐし、再度抄造し直す必要があった。
【0005】一方 上記の熱硬化性成形材料は、長尺
のシート状基材にフェノール樹脂ワニスを含浸乾燥し移
送する工程でシート状基材に張力がかけられており、こ
の張力が歪みとしてプリプレグに残るためこれを使用し
て成形された成形体には反りやねじれの変形が発生しや
すいという問題があった。また、樹脂ワニスに例えばカ
ーボン粉末のごとき滑り剤を添加してシート状基材への
含浸を行ないたいのだが、カーボン粉末が樹脂ワニスに
均一に分散しないため、カーボン粉末を添加して製造す
ることができなかった。そのため、ある程度の物理強度
は保持しているものの、摺動性が悪いという問題があっ
た。また、硬化剤や離型剤等を配合することができない
から、成形性や離型効率が悪くて作業効率を低下させる
原因となっていた。
【0006】さらに、これらの成形材料は、その中に含
まれる強化繊維の全てが同一の平面方向に揃って配向さ
れることになり、多方向に向け複雑に絡み合わせできな
いから、当初期待した通りの強度や耐摩耗性をもった成
形品を得難いことに加えて、線膨張係数が大きく、吸湿
性が高く、耐熱性が劣り、しかも細部形状を精巧に成形
できないとか、寸法精度の確保が困難である等の問題が
あった。
【0007】本発明は、このような実状に鑑み鋭意創案
されたものであって、その目的とするところは、多様な
外面形状、内面形状を簡単に形成でき、組織中の補強繊
維配向をより異方性にするとともに、組織の強度差が小
さく且つ製品間の重量バラツキの少ない最終製品を製造
できる熱硬化性成形材料の製造方法を提供して、叙上の
諸問題を解消せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段の要旨とするところは、叙上
の特許請求の範囲に記載されたとおりである。
【0009】本発明となる各請求項に記載の熱硬化性成
形材料の製造方法にあっては、抄造金型が透水性素材に
て成形されているため、つぎの各作用が得られる。
【0010】抄造金型に、熱硬化性樹脂と強化繊維を主
たる含有成分とするスラリーを注ぎ込み、ついで自然ろ
過、減圧ろ過若しくは加圧ろ過法にて、液状部分を強制
除去することで、所望する形状を有し且つ肉厚の成形材
料でも極めて簡単に成形できる。すなわち、例えば抄造
シートを皺がよらないよう一枚一枚揃えて積み重ねる作
業等が不要となり、作業性の向上が図れる。
【0011】抄造シートの残材(打抜き屑)が出ないか
ら、原材料を無駄なく全て使い切ることができる。言い
換えれば、従来のように、かかる残材(打抜き屑)を液
中に浸漬してほぐし、再度抄造し直す必要がない。
【0012】成形材料中の強化繊維を多方向に向けて複
雑に絡み合わせでき、しかも強化繊維を組織中に均一に
分散させることができる。すなわち、反りやねじれ等の
変形のない高品質、高強度であり、製品間の例えば重量
バラツキが小さく、しかも耐摩耗性にも優れた製品を製
造することのできる成形材料が、簡単に成形できる。
【0013】また、例えば抄造金型の形状を変更するこ
とで、特には外面形状あるいは内面形状の自由度に優
れ、細部形状を精巧に成形できる。
【0014】
【発明の実施の形態】ついで、上記各請求項に係る発明
を実施の形態に基づいて説明する。
【0015】この明細書において、最終製品となる繊維
強化プラスチック製品は、ブレーキ部やクラッチ部等を
構成する各部材及びこれらに類するもの、スペーサー、
インシュレータ、ガスケット、スラストワッシャ、ギヤ
ー、ボビン、ピストン部材、シリンダー部材、プーリ
ー、ポンプ部材、軸受け及びこれらに類するもの、をす
べて含む広い意味の概念である。以下では、便宜上、主
としてギヤーを例に挙げて説明する。
【0016】熱硬化性樹脂は、溶媒に分散させることが
できれば特に限定するものではないが、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂若しくはジアリルフタレート樹脂のご
とき水に対して分散できる熱硬化性樹脂であると、抄造
するときに水を溶媒として使用でき、取扱い並びに安全
性等に優れるから、好適である。溶媒として有機溶媒を
使用できるが、安全性等に問題があるので、できる限り
避けることが好ましい。特には、請求項5の発明に対応
する実施の形態である。
【0017】補強繊維は、ガラス繊維、ガラスパウダ
ー、アラミド繊維、アルミナ繊維等が例示でき、これら
の単独あるいは2種以上の混合物として使用しても構わ
ない。特には、請求項9の発明に対応する実施の態様で
ある。
【0018】滑り剤は、抄造するときに分散させること
ができれば特に限定するものではなく、例えばカーボン
粉末を使用する場合には、カーボン粉末の粒径は1〜5
0μmが適当である。なお、カーボン粉末に代えて、カ
ーボン繊維、ふっ素樹脂粉末、ふっ素樹脂チップ、モリ
ブデン粉末、又はチタン酸カリウムウイスカのごとき他
の滑り剤を使用しても構わない。滑り剤を含ませると、
その表面に優れた摺動性や滑動性をもった最終製品が成
形できることはいうまでもない。
【0019】また、他の充填材や添加剤を適宜配合する
こともできる。例えば、摩擦剤として、パウダー状又は
切り粉状の例えばニッケル、銅、黄銅、鉄、亜鉛などに
代表される金属と、カシューダスト、ゴムなどに代表さ
れる有機添加物を添加することができる。
【0020】図1は、本発明の製造方法を実施する際に
使用する代表的な抄造金型10を模式的に示す正面図で
あり、図2は同抄造金型10の平面図で、押し子は省略
されている。
【0021】この抄造金型10は、熱硬化性合成樹脂製
外歯ギヤーを製造するために使用する成形材料を成形す
るためのものであり、基材1と、該基材1の周端縁部に
連なって上方に延び内面側に外歯形成用の溝2aを有す
る外枠2と、前記基材1の中央部に立設した内枠3とか
ら構成されており、この抄造金型に、図示されていない
押し子を遊嵌させ内部に収容された抄造用スラリーを押
圧することにより、抄造するようになっている。抄造金
型10は、すなわち、基材1、外枠2及び内枠3はいず
れも、1200〜300μmのポアーサイズを有する多
孔質ステンレス鋼材を加工して成形されている。
【0022】ところで、この抄造金型10の全体構成は
その代表的な一例を例示したに過ぎず、少なくとも熱硬
化性樹脂と強化繊維を含有するスラリーをその強化繊維
が略均一となるように抄造できるものであれば何でもよ
いのであって、その全体構成は適宜自在に設計変更でき
る事項である。より具体的に述べると、例えば基材1、
外枠2及び内枠3を一体成形した構成(図1)であって
もよく、基材1と外枠2を一体形成しこれに内枠3を着
脱自在に組み付けした構成(図3)であってもよく、基
材1と内枠2を一体形成しこれに外枠3を着脱自在に組
み付けした構成(図4)であってもよく、また、基材
1、外枠2、及び内枠3のそれぞれを着脱自在に組み付
けした構成(図5)であっても構わない。
【0023】また、抄造金型の全面ではなくてその一部
に、より具体的には、基材1のみ、基材1と外枠2の
み、基材1と内枠3のみ、若しくは外枠2と内枠3のみ
を、透水性素材にて形成してもよい。また、例えば外枠
2下方のみとか内枠3の下方のみとか、若しくは基材1
の中央部のみに多孔質素材をしてその全体を構成するこ
ともできる(図示されていない)。
【0024】また、透水性素材をより具体的に示すと、
多孔質の金属、セラミックス類、多孔質の硬質プラスチ
ック等が例示できる。強度という観点からは金属製であ
ることが好ましく、経済性という観点から多孔質の硬質
プラスチック製を使用してもよい。
【0025】このような構成を採用した抄造金型50に
よると、抄造金型50の中に、熱硬化性樹脂と強化繊維
を主たる含有成分とするスラリー5の所定量を加え(図
6)、押し子4を遊嵌させてこれを上方から押圧しスラ
リー5を加圧すると(図7)、抄造金型50が透水性
(多孔質)素材で形成されているので、抄造金型50の
内側から外側に向けて溶媒(水)を強制的に誘導し、こ
れを排除することができる(図8)。すなわち、抄造金
型50形状の成形材料8が肉厚であったとしても、つな
ぎ目の無い成形材料5として迅速且つ精巧そして製品間
のバラツキ無く抄造できる(図9)。
【0026】つぎに、例えば図10に模式的に示すよう
に、基材1を中空箱形に形成し、その上面に多孔質金属
1aを備えることによって抄造金型60の内部を減圧で
きるように構成すると、上記と同一の作用効果を得るこ
とができるし、公知技術を利用してその内部を減圧でき
る他の構成を採用した抄造金型を使用しても、上記と同
一の作用効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上、詳述した通り、各請求項に記載の
発明にかかる熱硬化性成形材料の製造方法にあっては、
抄造金型の少なくとも一部又はその全部が透水性素材に
て構成されているため、特には、つぎに述べる〜の
ような優れた具体的且つ実効性に優れた作用効果が得ら
れる。
【0028】抄造金型の中に熱硬化性樹脂と強化繊維
を主たる含有成分とするスラリーを注ぎ込み、ついで自
然ろ過、吸引ろ過若しくは加圧ろ過法にて液状部分を強
制除去することができ、所望する形状を有し且つ肉厚の
成形材料でも極めて簡単に成形できる。すなわち、従来
のように、例えば抄造シートを皺がよらないよう一枚一
枚揃えて積み重ねる作業等が不要となり、作業性の向上
を図るとができる。
【0029】抄造シートの残材(打抜き屑)が出ない
ので、従来のように残材(打抜き屑)を液中に浸漬して
ほぐして再度抄造し直す必要がなく、原材料を無駄なく
全て使い切ることができる。
【0030】成形材料中の強化繊維を多方向に向けて
複雑に絡み合わせでき、しかも強化繊維を組織中に均一
に分散させることができるから、反りやねじれ等の変形
のない高品質、高強度、そして製品間の例えば重量バラ
ツキがなく、しかも耐摩耗性にも優れた製品を製造する
ことのできる成形材料が、簡単に成形できる。
【0031】例えば抄造金型の形状を変更すること
で、特には外面形状あるいは内面形状の自由度に優れ、
細部形状を精巧に成形できる。
【0032】従来、簡単には成形できなかった「内歯
樹脂ギヤー」であっても極めて簡単、迅速、及び精巧に
成形できる。すなわち、歯形が内歯であるとか、外歯で
あるとか、或いは平歯であるとか、はすばであるとかに
は関係なく製造でき、これらを廉価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の製造方法を実施する際に使
用する抄造金型を模式的に示す断面図である。
【図2】図2は、図1の同抄造金型の平面図である。但
し、押し子は省略されている。
【図3】 図3は、本発明の製造方法を実施する際に使
用する他の抄造金型を模式的に示す断面図である。
【図4】 図4は、本発明の製造方法を実施する際に使
用する他の抄造金型を模式的に示す断面図である。
【図5】 図5は、本発明の製造方法を実施する際に使
用する他の抄造金型を模式的に示す断面図である。
【図6】 図6は、本発明の製造方法の1工程を説明す
るため、模式的に示す断面図である。
【図7】 図7は、本発明の製造方法の1工程を説明す
るため、模式的に示す断面図である。
【図8】 図8は、本発明の製造方法の1工程を説明す
るため、模式的に示す断面図である。
【図9】 図9(a)は、図6〜図8の工程を経て成形
されたギヤー製造用成形材料を模式的に示す平面図、図
9(b)は正面図である。
【図10】図10は、本発明の製造方法を実施する際に
使用する他の抄造金型を模式的に示す断面図である。基
材は、上面に多孔質金属を備えた中空箱形に形成されて
おり、抄造金型の内部を減圧しながら抄造できるように
構成されている。
【符号の説明】
1…基材 1a…多孔質金属 2…外枠 2a…溝 3…内枠 4…押し子 5…スラリー 8…成形材料 10…抄造金型 20…抄造金型 30…抄造金型 40…抄造金型 50…抄造金型 60…抄造金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J030 BC01 BC02 BC10 4F205 AA01 AA16 AA36 AA37 AA39 AA41 AA45 AB07 AB16 AB18 AB25 AC04 AC05 AD02 AH12 AH17 AJ02 AJ03 AJ06 AJ10 AJ11 AM28 HA08 HA25 HA33 HA35 HA42 HC08 HC12 HC14 HC15 HC16 HC17 HC18 HF01 HF02 HF05 HF30 HK03 HK24 HK31 HM12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透水性素材にて所望する所定形状に加工し
    た抄造金型で、熱硬化性樹脂と強化繊維を主たる含有成
    分とするスラリーを抄造して成形材料を製造することを
    特徴とする熱硬化性成形材料の製造方法。
  2. 【請求項2】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記スラリーを抄造時に、前記抄造金型を減圧すること
    を特徴とする請求項1記載の熱硬化性成形材料の製造方
    法。
  3. 【請求項3】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記スラリーを抄造する際に、押し子にて押圧すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の熱硬化性成形材料の
    製造方法。
  4. 【請求項4】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記抄造金型は、部分的に透水性素材にて形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに2記載の
    熱硬化性成形材料の製造方法。
  5. 【請求項5】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記透水性素材は、多孔質鋼材、多孔質樹脂、又は多孔
    質セラミックスのうちのいずれか単独又はその組み合わ
    せであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載
    の熱硬化性成形材料の製造方法。
  6. 【請求項6】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記スラリーは、熱硬化性樹脂粉末と強化繊維を水に分
    散してなる懸濁液であることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の熱硬化性成形材料の製造方法。
  7. 【請求項7】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記熱硬化性樹脂は、フェノール樹脂、ポリエステル樹
    脂、エポキシ樹脂、若しくはジアリルフタレート樹脂の
    うちのいずれか単独又はその組み合わせであることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の熱硬化性成形
    材料の製造方法。
  8. 【請求項8】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記スラリーに、カーボン粉末、カーボン繊維、ふっ素
    樹脂粉末、ふっ素樹脂チップ、モリブデン粉末、又はチ
    タン酸カリウムウイスカのうちのいずれか単独又はこれ
    らの複数が、滑り剤としてさらに含まれていることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の熱硬化性成形
    材料の製造方法。
  9. 【請求項9】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記スラリーに、ニッケル、銅、黄銅、鉄、亜鉛などに
    代表される金属のパウダー又は切り粉と、カシューダス
    ト、ゴムなどに代表される有機添加物が、摩擦剤として
    さらに含まれていることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれかに記載の熱硬化性成形材料の製造方法。
  10. 【請求項10】前記熱硬化性成形材料の製造方法におい
    て、 前記強化繊維が、芳香族ポリアミド繊維、超高強力ポリ
    エチレン繊維、炭素繊維、ボロン繊維、アルミナ繊維、
    ガラス繊維、炭化ケイ素繊維であることを特徴とする請
    求項1〜9のいずれかに記載の熱硬化性成形材料の製造
    方法。
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