JP2001000035U - ケーブル管路 - Google Patents

ケーブル管路

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JP2001000035U
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corrugated
pipe
cable
cable conduit
corrugated inner
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Application number
JP2001002575U
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English (en)
Inventor
光範 岡田
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数条の管の布設を一度ですますことができ
るケーブル管路を提供すること。また内管の引き込み性
を向上すること。 【解決手段】 外管1の中に波付内管2が収容されて
なる波付複合管において、波付内管の波の山は平坦にな
っている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線やケーブル等を引込み布設するケーブル管路に関するものであ る。
【0002】
【従来技術】
従来の可撓性ケーブル管路としては、1重構造の波付管が主として用いられ、 1条の波付管には1条のケーブル等が収納されるのが原則であった。即ち、例え ば電力ケーブルと制御ケーブルを布設する場合には、それぞれを布設するための 波付管を別々に布設し、これら波付管の中に1条ずつ電力ケーブルと制御ケーブ ルとを布設していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造では、波付管の布設費は、ケーブル等の布設条 数に比例して多くなる問題点があった。また、このような問題点を回避するため 、1条の波付管の中に複数条のケーブル等を収納すると、ケーブル等が相互に接 触し、挿入性が悪く、且つケーブル等に損傷を与える問題点があった。
【0004】 本考案の目的は、複数条の管の布設を容易にできるケーブル管路を提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成を説明すると、一条の外管の中に、 複数の波付内管が引込みにより収容されてなるケーブル管路であって、前記波付 内管の波の山の頂部外面は平坦であることを特徴とするケーブル管路。
【0006】
【作用】
このような複合構造のケーブル管路は、一度の布設作業で複数の管の同時布設 が行える。また、複数条のケーブル等を布設する場合には、1条を波付外管内に 布設し、他は波付内管内に布設する。このようにすると、複数条のケーブル等を 相互に接触させることなく、共通の波付外管内に布設できる。
【0007】 特に、波付内管に波の山の頂部外面が平坦なものを用いたので、引込み時の内 管の径方向(引込方向の直交する方向)への動きが低減されて、引き込み抵抗が さらに小さくなる利点がある。
【0008】
【実施例】
図1(A)(B)は、本考案に係るケーブル管路の一実施例を示したものである 。
【0009】 本実施例のケーブル管路は、波付外管1の中に波付内管2が収容された構造に なっている。波付外管1は、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)やポリ塩化ビニ ル(PVC)等の外傷を受けにくい硬質材料で形成されている。このように硬質材 料で波付外管1が形成されていても波付けされているので、必要な可撓性は十分 に得ることができる。波付内管2は、波付外管1内にあって波付けされているゆ え、その材質は何れの材質でもよい。ただし、この場合には、波付内管2の波付 けのピッチAと波付外管1の波付けのピッチBは、B≧2Aであることが望ましい 。その理由は、お互いの波付けによる凹凸部が噛み合わないようにすることで、 可撓性や引込み性を向上させるためである。波付内管2の内径は、該波付内管2 と波付外管1の中に挿入されるケーブル等の外径にもよるが、波付外管1の内径 の1/3以下程度が好ましい。 波付内管の波付けのピッチAと波付外管の波付けのピッチBとの関係をB≧2A とすると、波付内管と波付外管の波付けによる凹凸部がかみ合わないようにする ことができ、可撓性や引込み性を向上できる。 また、波付内管の波付けのピッチAと波付外管の波付けのピッチBとの関係を B≧2Aとすると、波付内管の波付けのピッチAの方が波付外管の波付けのピッチ Bより非常に小さくなり、波付内管の可撓性が波付外管の可撓性よりよくなり、 波付外管の曲げに波付内管の曲げを容易に追従させることができる。
【0010】 このようなケーブル管路は、例えば波付外管1内と波付内管2内とに電力ケー ブル,通信ケーブル,光ファイバケーブル,電線,通信線,光ファイバ心線等の いずれかを別々に布設する用途に使用する。このように布設すると、これらケー ブル等を相互に接触させることなく、該ケーブル管路内に布設できる。
【0011】 このようなケーブル管路の製造は、例えば通常の外面真空引き方式により波付 外管1を成形し、波付内管2は、波付外管1の製造後に引込む。
【0012】 また、波付内管2と波付外管1とに、両者が接触する部分で互いに向い合う波 の山が交差するように波付けすると、波付内管2の波の山が波付外管1の内面の 波の谷に落ち込まず、波付内管2の引込みをより容易に行うことができる。
【0013】 波付外管1内における波付内管2の本数は、複数条であってもよい。
【0014】 なお、波付外管1内と波付内管2内とに予めケーブル等の引込みワイヤーを挿 入しておくと、後でケーブル等を引込む作業が容易になる。
【0015】 本考案のケーブル管路は、ケーブル等の布設の保護管としての使用する。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るケーブル管路によれば、下記のような優れた 効果を得ることができる。
【0017】 (イ)複数の管の布設でありながら1条の管の幅しか専有せず、布設場所の確保 が容易となる利点がある。
【0018】 (ロ)波付内管の山を平坦にしたので、外管への引込み性を向上させることがで きる。そして、このような複合構造のケーブル管路は、一度の布設作業で複数の 管の同時布設が行える。 (ハ)ケーブル管路全体としての可撓性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るケーブル管路の一実施例を示す
もので、(A)は横断面図(B)は縦断面図である。
【符号の説明】
1 波付外管 2 波付内管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一条の外管の中に、複数の波付内管が引込
    みにより収容されてなるケーブル管路であって、前記波
    付内管の波の山の頂部外面は平坦であることを特徴とす
    るケーブル管路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254614A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Yazaki Corp ワイヤハーネス
JP2020072518A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 ダイハツ工業株式会社 ワイヤハーネスの被覆構造

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