JP2000517190A - たばこを処理するためのシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 たばこ用の処理装置であって、この処理装置には、複数のたばこを一時的に貯蔵するためのリザーバ（１２）と、たばこ製造器（１０）と、包装装置（１１）とが設けられている。たばこ製造器（１０）は、リザーバ（１２）の上流側に配置されており、包装装置（１１）は、リザーバ（１２）の下流側に配置されている。このような処理装置において、リザーバ（１２）と、たばこ製造器（１０）と、包装装置（１１）との間の同期をとることは種々の問題がある。たばこ製造器（１０）と包装装置（１１）の稼働速度は、リザーバ（１２）の充填量レベルに基づいて制御される。リザーバ（１２）の充填量レベルが低いとき、たばこ製造器（１０）の稼働速度は高められ、リザーバの充填量レベルが高いとき、たばこ製造器の稼働速度は低められる。反対に、リザーバの充填量レベルが高いとき、包装装置（１１）の稼働速度は高められ、リザーバの充填量レベルが低いとき、包装装置の稼働速度は低められる。

Description

【発明の詳細な説明】 たばこを処理するためのシステム 詳細な説明 本発明は、物品を処理するためのシステムに関し、特に、たばこを処理するた めのシステムに関する。このシステムは、物品を一時的に受け取るためのリザー バ即ち貯蔵器と、動作通路方向に沿って見た場合において、貯蔵器の上流側に配 置された少なくとも第１の処理装置特にたばこ製造器と、貯蔵器の下流側に配置 された少なくとも第２の処理装置特にパッケージ装置とを備えている。このシス テムにおいて、第１の処理装置は、物品を選択的にリザーバ又は第２の処理装置 に搬送すると共に、必要に応じて、リザーバは、物品を第２の処理装置に排出す る。 多くの製造技術又は処理技術の分野において、異なるサブアセンブリ及び／又 は補助的機械を互いに組み合わせることによって１つのユニットが構成されてい る。処理されるべき物品は、異なる機械を次々に通過して、必要な処理が施され る。このようなシステムを構成するように組み合わされたサブアセンブリや補助 的機械は、所定の調整方法で及び／又は所定の機能に基づいて互いに調整された 状態で、制御する必要がある。 上述したようなシステムは、特に、パッケージ技術において適用されている。 完成品は、ある種の作業環境において、多数の機械を通過することによって、複 数の構成に分類され、多数の方法でパッケージされる。多数のサブアセンブリや 補助的機械が設けられている複数の処理工程ラインは、たばこの製造及びパッケ ージ技術分野で知られている。たばこ製造器には、少なくとも１つのパッケージ 装置が付け加えられている。しかしながら、通常、１つ以上のパッケージ装置が 設けられており、まず、内側のラッピング、パッケージ、そして、外側のフィル ムラッピングが連続して行われる。実際、このような装置を調整する方法は、特 に高出力に対応して異なったものとなる。 たばこ製造器からの多数のたばこは、一時的にリザーバ即ち貯蔵器に受け取ら れた後、これらたばこは再び排出され、必要に応じて、パッケージ装置に送られ る。この場合、たばこ製造器及びパッケージ装置は、最大又は最小の充填量レベ ルに応じて電源の切り換えが行われる。例えばリザーバが最大許容量の１００％ の充填量レベルになったとき、通常、たばこ製造器の電源が切られる。同様に、 貯蔵器が完全に空になったとき、パッケージ装置の電源が切られる。 本発明の目的は、上述したような複数の補助的機械やサブアセンブリを備え且 つ物品用の貯蔵器が用いられたシステムの性能や効率を向上させることにある。 このような目的を達成するために、本発明のシステムは、第１の処理装置と、 第２の処理装置とを備えており、 ａ） 第１の処理装置は、物品の搬送通路に沿ってリザーバの上流側に配置され 、第２の処理装置は、リザーバの下流側に配置されており、常時或いは時々 測定されるリザーバの充填量レベルに応じて、その動作速度（循環速度）が 制御され、 ｂ） リザーバの上二流側に配置された第１の処理装置は、リザーバの充填量レ ベルが比較的低いとき、高出力（高循環速度）で駆動可能であり、且つ、リ ザーバの充填量レベルが比較的高いとき、低出力（低循環速度）に対応して 駆動可能であり、 ｃ） リザーバの下流側に配置された第２の処理装置は、リザーバの充填量レベ ルが比較的低いとき、低出力（低循環速度）で駆動可能であり、且つ、リザ ーバの充填量レベルが比較的高いとき、高出力（高循環速度）で駆動可能で ある。 本発明は、リザーバの補助器として常時連続的或いは一定周期で複数の処理装 置相互の調整を行ったり、リザーバ内の物品の充填量レベルの調整を行うと言っ た技術的思想に基づいて構成されている。更に、本発明は、次のような所見に基 づいて構成されている。即ち、システム全体において、装置を停止させる回数を 可能な限り最小数にして最適に装置が機能するように、一方の処理装置の動作は 、これに組み合わされた他方の処理装置の動作に応じて、常時又は時々調整され る。本発明の目的は、個々の装置やシステム全体を停止させる回数を減少させ、 且つ、必要であれば出力を減少させた状態において、所定の調整方法で上記同様 の動作 を行うことにある。 本発明の特徴に係る装置の種々の制御としては、リザーバの充填量レベルを最 適な状態、即ち、最大許容量に対する平均充填量レベルを４０％〜６０％好まし くは５０％にすることである。このような貯蔵器の最適な充填量レベルから逸脱 すると、一方の処理装置又は他方の処理装置の出力が変化してしまう。 本発明の他の特徴として、リザーバの充填量レベルを介して制御される処理装 置相互の調整では、これら処理装置の現在の出力容量が考慮され得る。このため 、各々の処理装置及びリザーバは、工業用パーソナルコンピュータ（ＩＰＣ）で 制御されており、この工業用パーソナルコンピュータ（ＩＰＣ）は、各々の装置 の動作データに基づいて、予め設定された可変可能な状態において正確に貯蔵器 の現在の充填量レベルを調査分析する。ＩＰＣに接続可能なプログラミングユニ ットによれば、設定した状態を変化させて現在の状態に合わせることができる。 この場合、例えば、直列のインターフェースを介してＩＰＣに接続されるラップ トップを適用することが可能である。 本発明に係る上述したような処理は、特にたばこ産業において有効に用いるこ とができる。この場合、リザーバの上流側に配置される第１の処理装置は、たば こ製造器である。リザーバの下流側に配置される第２の処理装置は、（第１の） パッケージ装置である。 本発明の装置及び方法は、以下に、具体的な実施の形態や使用例に言及して詳 細に説明されている。 図１は、中央制御ユニットを備えたシステムの構成を示す図である。 図２は、リザーバの充填量レベルに基づいて、複数の処理装置を制御するため のブロック図である。 図３は、複数の処理装置を制御するための具体的な実施の形態を示す図である 。 図４は、改良した実施の形態を示す図３に類似した図である。 各図に対応する説明は、好ましい使用例即ちたばこ技術に用いるシステムに関 する。また、本発明は、たばこ製造装置即ちたばこ製造器１０に関し、このたば こ製造器１０は、複数本のたばこ又は形成されたたばこの集まり用の（第１の） パッケージ装置即ち包装装置１１に連結されている。たばこ製造器１０は、比較 的高出力、例えば１分間当たり１４，０００本のたばこを出力するように構成さ れている。包装装置１１の出力容量は、たばこ製造器１０の出力容量に合わせら れている。例えば、包装装置１１の出力は、１分間当たり約７００パックとする ことができる。これは、ヒンジ蓋式ボックスやヒンジ蓋式パックを製造するため の既知の構成の包装装置１１を備えている場合である。 たばこ製造器１０から包装装置１１に亘って構成されたたばこの搬送路内には 、複数本のたばこ用の貯蔵器即ちリザーバ１２が組み込まれている。この貯蔵器 即ちリザーバ１２は、既知の構成から成る装置である。リザーバ１２は、比較的 多数のたばこを受け取るように構成されている。たばこ製造器１０から送られた 複数のたばこは、たばこ用コンベヤを介して、リザーバ１２又は直接包装装置１ １に送られる。 たばこ製造器１０及び包装装置１１の動作速度（回転速度又は循環速度）は、 調整された制御装置によって、連続的に又は時々、相対的に調節される。もし、 一方又は他方の出力が一時的に低下した場合、それに応じて、各々の他の装置の 動作速度を変化即ち低下させる。これは、各々の装置又はシステム全体が停止す る回数を少なくする。２つの装置即ちたばこ製造器１０及び包装装置１１の制御 は、リザーバ１２の充填量レベルに基づいて行われる。リザーバ１２は、適当な 手段によって、連続的に又は周期的に、監視されている。 このようなシステムのサブアセンブリ、即ち、たばこ製造器１０、包装装置１ １、リザーバ１２は、共通の制御ユニット即ち本発明では工業用パーソナルコン ピュータ換言するとＩＰＣ１３に接続されている。このＩＰＣ１３には、個々の アプリケーションに適合した制御プログラムが入力されている。ＩＰＣ１３は、 制御ライン１４を介して、リザーバ１２の充填量レベルに関する信号を受け取る 。制御プログラムにおいて、ＩＰＣ１３からは、たばこ製造器１０及び包装装置 １１に関する信号が出力され、制御ライン１５，１６を介して、たばこ製造器１ ０及び包装装置１１に入力される。 ＩＰＣ１３に入力されている制御プログラムは、制御する装置の現在の状態や 変化に適合するように変更即ち調整することができる。この場合、ＩＰＣ１３に 接続可能なプログラミングユニット例えばラップトップ１７が用いられる。この ユニットは、直列のインターフェースを介してＩＰＣ１３に接続することができ る。ラップトップ１７は、各々の制御プログラムの識別、及び、パラメータ又は 制御アルゴリズムの変更に適当である。アルゴリズムの変更値又は特性値がラッ プトップ１７に入力されると、このアルゴリズムの変更値又は特性値は、新たな パラメータとしてラップトップ１７からＩＰＣ１３に送られる。ラップトップ１ ７は、続いて、使用を止めることができる。このとき、ＩＰＣ１３は、独自に速 度制御を行う。 図２には、制御アルゴリズムの具体的な実施の形態が示されており、ＩＰＣ１ ３は、３つのインターフェースを有している。第１のインターフェースは、リザ ーバ１２の充填量レベルに関係している。このインターフェースは、現在の充填 量レベルに関係した信号をＩＰＣ１３に送る。充填量レベルは、例えばエサーネ ット（ethernet）インターフェースを介して送られる。 第２のインターフェースは、包装装置１１の特定の回転速度値に関係している 。特定の回転速度値は、制御アルゴリズムに対応して算出され、ＩＰＣ１３から ４ビットＢＣＤで２４Ｖのデジタルインターフェースを介して包装装置１１に送 られる。 同様に、特定の回転速度値は、ＩＰＣ１３から第３のインターフェースを介し て、正確には４ビットＢＣＤで２４Ｖのデジタルインターフェースを介して、た ばこ製造器１３に送られる。 たばこ用システムの好ましい実施の形態において、一方のリザーバ１２と、他 方のたばこ製造器１０及び包装装置１１とは、一般的な接続方法で接続されてい る。いわゆるステータス信号は、一方の制御接続部１８と他方の制御接続部１９ を介してサブアセンブリのシステム間を行き来する。これらの信号は、例えば、 “緊急停止”用信号即ち１つのサブアセンブリを切るための信号であり、或いは 、“待機状態”に変換するための他の信号などである。 このような制御システムの有効な実施の形態において、ＩＰＣ１３からたばこ 製造器１０及び包装装置１１に送られる各種の信号は、“稼働信号”として付加 的なビットと共に送られる。この稼働信号が作用している限りにおいて、ＩＰＣ １３からの特定の回転速度値及び／又は制御信号は、たばこ製造器１０及び包装 装置１１に効力を与える。もし、たばこ製造器１０及び包装装置１１に対するＩ ＰＣ１３のインターフェースにおいて稼働状態が安定しない場合、これらの装置 即ちたばこ製造器１０及び／又は包装装置１１は、制御接続部１８，１９を介し て送られる特定の即ち予め設定された標準プログラムに対応した速度値で稼働し 続ける。 ＩＰＣ１３からの種々の制御信号は、４ビットＢＣＤを介して送られる。これ により、速度を１６段階に切り換えることができる。このような各ビットは、た ばこ製造器１０や包装装置１１の最高速度に対応した特定の速度値にを規定する ために用いられる。 特定の回転速度値、即ちＩＰＣ１３の制御信号は、短い時間間隔例えば４秒間 隔でチェックされる。そして、このような特定値は、最新のものに更新される。 図３には、たばこ製造器１０及び包装装置１１を制御している状態が示されて いる。一連の調整軸において、包装装置１１に割り当てられる回転速度即ち出力 、正確には、１分間当たりに作られるパックの数に対応した回転速度即ち出力（ ｐ／ｍｉｎ）は、図中右方向に延びる水平軸線２０上に記入されている。この水 平軸線２０とは反対方向に延びる軸線２１は、たばこ製造器１０の各出力、即ち １分間当たりに作られるたばこの本数に対応した回転速度（ｃ／ｍｉｎ．）を示 している。縦軸２２は、リザーバ１２の充填量レベルを示している。測定値や速 度は、共通のゼロポイント２３を基準としている。 下部ライン２４は、リザーバ１２の最小充填量レベル例えば１０％を規定して いる。もし、充填量レベルが、この最小充填量を下回ると、たばこ製造器１０又 は包装装置１１の電源が切られる。 下部ライン２４に対応した最小充填量レベルの領域において、包装装置１１は 、縦ライン２５に対応した例えば２５０ｐ／ｍｉｎの最小出力で稼働する。リザ ーバ１２の充填量レベルが上昇する場合には、包装装置１１の出力即ち循環速度 又は回転速度は、ライン２６に沿って（直線状に）上昇する。このような状態に おいて、リザーバ１２の充填量レベルが、ライン２７に対応した最適な５０％レ ベルになったとき、包装装置１１は、縦ライン２８に対応した最大出力状態、例 えば７００ｐ／ｍｉｎとなる。この場合、リザーバ１２の充填量レベルを更に上 昇 する場合、出力ライン２９に沿った出力状態が維持される。 同様に、たばこ製造器１０は、リザーバ１２の充填量レベルに基づいて制御さ れる。いま、ライン３０に対応した例えば９０％の最大（臨界）充填量レベルで あるとき、リザーバ１２に複数のたばこが連続して送られないように、たばこ製 造器１０が停止される。このようなライン３０に対応した最大充填量レベルから 充填量レベルが下がったとき、たばこ製造器１０は、例えば１０，０００ｃ／ｍ ｉｎの出力に対応したライン３１に沿って、たばこの製造及び搬出を開始する。 リザーバ１２の充填量レベルが更に減少すると、たばこ製造器１０の出力は、ラ イン３２に沿って、予め設定されたライン３３で示す最大出力例えば１４，００ ０ｃ／ｍｉｎまで徐々に上昇する。この最大出力は、リザーバ１２の充填量レベ ルが更に減少しても維持される。 図４には、たばこ製造器１０及び包装装置１１の制御状態が示されている。図 ３に示された各ライン（軸）と同一のものがそのまま用いられている。図４に示 すように、ライン２４に対応した最小（臨界）充填量レベルから始まっている包 装装置１１の出力上昇は、ライン３４に対応した比較的高い回転速度即ち出力か ら開始される。これは、例えば４００又は５００ｐ／ｍｉｎの出力に対応してい る。出力上昇は、次のように選択される。即ち、充填量レベルが、ライン２７に 対応した最適な充填量レベルを下回っても、包装装置１１の最大出力は、リザー バ１２の充填量レベル例えば３０％又は３５％に対応したライン３５に到達する 。この状態は、次のような所見に基づいている。即ち、リザーバ１２の充填量レ ベルが上昇した場合、包装装置１１が比較的早急に最大出力に到達することが好 ましい。 これとは反対に、リザーバ１２の充填量レベルが、ライン３６まで減少した場 合、即ち、リザーバ１２の充填量レベルが、ライン２７に対応した最適な充填量 レベルを上回った場合、例えば６０％又は７０％となった場合、包装装置１１の 出力は、ライン３７に沿って低下し、縦ライン２５に対応した最小出力まで下が る。この場合、この最小出力は、ライン３８に対応した約２５％となる。なお、 更に出力が低下した状態は、ここでは想定しない。 たばこ製造器１０は、上述したような状態に対応して制御される。リザーバ１ ２の充填量レベルが減少傾向にあるとき、たばこ製造器１０は、ライン３８に対 応して制御される。これは次のようなことを意味する。即ち、充填量レベルが、 ライン３０に対応した最大（臨界）充填量レベルを下回ったとき、たばこ製造器 １０は、ライン３９に対応した例えば１２，０００ｃ／ｍｉｎの出力で製造動作 を開始する。このとき、ライン３３に対応した最大出力に比較的早期に到達する が、ライン２７に対応した最適な充填量レベル（５０％）を上回っている。 これとは反対に、リザーバ１２の充填量レベルが上昇したとき、ライン２７に 対応した最適な充填量レベルを下回ったライン３９に対応した約３０％充填量レ ベルになるように、たばこ製造器１０は、その出力が低下される。この状態にお いて、たばこ製造器１０の出力は、ライン３１に対応した最小出力例えば１０， ０００ｃ／ｍｉｎに引き戻される。 また、必要に応じて、他の構成を上述したような制御ユニットやＩＰＣ１３に 組み入れることができる。この場合、図４に示された具体的な実施の形態におい て、傾斜して延びる複数のラインで規定された領域内で、一方のたばこ製造器１ ０と他方の包装装置１１の出力を直線状に変化させる必要は無い。むしろ、図２ に示したブロック図から原理状集めることが可能な更なる付属的構成を導入する ことができる。この場合、図４に示された表面領域３９，４０内において、ＩＰ Ｃ１３に盛り込まれている構成に基づいて、たばこ製造器１０及び包装装置１１ の出力の上昇ライン又は下降ラインを弓形又は不規則な工程にすることが可能で ある。 図２に示されたブロック図は、本発明の装置を制御するための構成を示してい る。この図において、たばこ製造器ｎ_m-des及び包装装置ｎ_p-desの回転速度は、 リザーバｆ_rの充填量レベルに基づいて制御又は調整される。この場合の処理プ ロセスは、以下の通りである。 たばこ製造器ｎ_m-desの回転速度を制御するために、リザーバｆ_rの現在の充填 量レベルが、測定され、そして、予め設定された所望のリザーバｆ_rの充填量レ ベルと共に算出される。この場合、これら２つの変数の間に差分が生じる。この 差分には、第１の定数即ち制御パラメータ又はスタティック因数ｋ_mlが乗算され る。これにより、制御アルゴリズムの比例成分が得られる。同時に、測定された リザ ーバｆ_rの充填量レベルには、微分処理が施され、そして、第２の定数即ち制御 パラメータ又はダイナミック因数ｋ_n2が乗算される。これにより、制御アルゴリ ズムの微分成分が得られる。比例成分及び微分成分には、たばこ製造器ｎ_m-max の最大回転速度と共に演算処理が施され、たばこ製造器ｎ_m-desの所望の回転速 度が得られる。この場合、比例成分は、たばこ製造器の最大回転速度に加えられ るが、微分成分は、そこから引かれる。たばこ製造器ｎ_m-desの回転速度に応じ た制御アルゴリズムは、以下の式によって包括的に表される。 この処理は、包装装置ｎ_p-desの回転速度の制御でも同様である。リザーバｆ_r の現在の充填量レベルに基づいて、包装装置ｎ_p-desの回転速度に応じた制御ア ル れる。このとき、比例成分及び微分成分は、包装装置ｎ_p-desの最大回転速度と 共に算出される。このことは、以下の式によって裏付けられる。 このようにして、たばこ製造器ｎ_m-desの回転速度と包装装置ｎ_p-desの回転速 度とが、比例−微分制御アルゴリズムに対応して算出される。名称の一覧 １０ たばこ製造器 １１ 包装装置 １２ リザーバ １３ ＩＰＣ １４ 制御ライン １５ 制御ライン １６ 制御ライン １７ ラップトップ １８ 制御接続部 １９ 制御接続部 ２０ 水平軸線 ２１ 軸線 ２２ 縦軸 ２３ ゼロポイント ２４ 下部ライン ２５ 縦ライン ２６ ライン ２７ ライン ２８ 縦ライン ２９ 出力ライン ３０ ライン ３１ ライン ３２ ライン ３３ ライン ３４ ライン ３５ ライン ３６ ライン ３７ ライン ３８ ライン ３９ 表面領域 ４０ 表面領域

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年１２月２３日（１９９８．１２．２３） 【補正内容】 請求の範囲 １． 物品を処理するためのシステムに関し、特に、たばこを処理するためのシ ステムに関し、このシステムは、物品を一時的に受け取るためのリザーバ（１２ ）即ち貯蔵器と、動作通路方向に沿って見た場合において、リザーバ（１２）の 上流側に配置された少なくとも第１の処理装置特にたばこ製造器（１０）と、リ ザーバ（１２）の下流側に配置された少なくとも第２の処理装置特にパッケージ 装置（１１）とを備えており、このシステムにおいて、第１の処理装置は、物品 を選択的にリザーバ（１２）又は第２の処理装置に搬送すると共に、必要に応じ て、リザーバ（１２）は、物品を第２の処理装置に排出する場合において、 ａ） 物品の搬送通路に沿ってリザーバ（１２）の上流側に配置された第１の処 理装置、及び／又は、リザーバ（１２）の下流側に配置された第２の処理装置は 、常時或いは時々測定されるリザーバの充填量レベルに応じて、その動作速度（ 循環速度、出力）が制御され、 ｂ） リザーバ（１２）の上流側に配置された第１の処理装置は、リザーバ（１ ２）の充填量レベルが比較的低いとき、比較的高速度で駆動可能であり、且つ、 リザーバ（１２）の充填量レベルが比較的高いとき、比較的低速度で駆動可能で あり、 ｃ） リザーバ（１２）の下流側に配置された第２の処理装置は、リザーバ（１ ２）の充填量レベルが比較的低いとき、比較的低速度で駆動可能であり、且つ、 リザーバ（１２）の充填量レベルが比較的高いとき、比較的高速度で駆動可能で あるシステムであって、 ｄ） 第１及び／又は第２の処理装置（１０，１１）の動作速度は、リザーバの 充填量レベル（ｆ_r）と充填量レベルの変化状態、特に充填量レベル（ｆ_r）の微 ２． リザーバ（１２）の上流側及び下流側に配置された各装置の制御は、リザ ーバ（１２）の最適な充填量レベル、特に４０％から６０％、特に５０％の充填 量レベルに合うように行われる請求項１に記載のシステム。 ３． リザーバ（１２）の上流側に配置された処理装置（たばこ製造器１０）は 、リザーバ（１２）の最大充填量レベル、特にほぼ１００％の充填量レベルに達 したときに切られ、且つ、リザーバ（１２）の下流側に配置された処理装置（包 装装置１１）は、リザーバの充填量レベルが最小レベル、特にリザーバが完全に 空になったときに切られる請求項１又は２に記載のシステム。 ４． リザーバ（１２）の充填量レベルが上昇傾向にあるとき、リザーバの下流 側に配置された処理装置（包装装置１１）は、高められた動作速度（出力）で始 動し及び／又は動作し、且つ、リザーバ（１２）の充填量レベルが、最適な充填 量レベルを上回った高い充填量レベルにおいて、下降傾向にあるとき、前記処理 装置は、その出力が低められる請求項１〜３のいずれか１に記載のシステム。 ５． リザーバ（１２）の充填量レベルが下降傾向にあるとき、第１の処理装置 （たばこ製造器１０）は、比較的高い動作速度（出力）で動作し、且つ、リザー バの充填量レベルが上昇傾向にあるとき、第１の処理装置は、リザーバが最適な 充填量レベルを下回るように始動する請求項１〜４のいずれか１に記載のシステ ム。 ６． 各処理装置（たばこ製造器１０、包装装置１１）は、中央制御ユニット特 に工業用パーソナルコンピュータ（ＩＰＣ１３）によって、制御可能になってい る請求項１〜５のいずれか１に記載のシステム。 ７． このシステムのサブアセンブリであるたばこ製造器（１０）及び包装装置 （１１）並びにリザーバ（１２）は、制御が失敗した場合でも標準のデータを送 ることが可能なように、制御接続部（１８，１９）を介して互いに接続されてい る請求項１〜６のいずれか１に記載のシステム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 物品を処理するためのシステムに関し、特に、たばこを処理するためのシ ステムに関し、このシステムは、物品を一時的に受け取るためのリザーバ（１２ ）即ち貯蔵器と、動作通路方向に沿って見た場合において、リザーバ（１２）の 上流側に配置された少なくとも第１の処理装置特にたばこ製造器（１０）と、リ ザーバ（１２）の下流側に配置された少なくとも第２の処理装置特にパッケージ 装置（１１）とを備えており、このシステムにおいて、第１の処理装置は、物品 を選択的にリザーバ（１２）又は第２の処理装置に搬送すると共に、必要に応じ て、リザーバ（１２）は、物品を第２の処理装置に排出するシステムであって、 ａ） 物品の搬送通路に沿ってリザーバ（１２）の上流側に配置された第１の処 理装置、及び／又は、リザーバ（１２）の下流側に配置された第２の処理装置は 、常時或いは時々測定されるリザーバの充填量レベルに応じて、その動作速度（ 循環速度、出力）が制御され、 ｂ） リザーバ（１２）の上流側に配置された第１の処理装置は、リザーバ（１ ２）の充填量レベルが比較的低いとき、比較的高速度で駆動可能であり、且つ、 リザーバ（１２）の充填量レベルが比較的高いとき、比較的低速度で駆動可能で あり、 ｃ） リザーバ（１２）の下流側に配置された第２の処理装置は、リザーバ（１ ２）の充填量レベルが比較的低いとき、比較的低速度で駆動可能であり、且つ、 リザーバ（１２）の充填量レベルが比較的高いとき、比較的高速度で駆動可能で あるシステム。 ２． リザーバ（１２）の」二流側及び下流側に配置された各装置の制御は、リ ザーバ（１２）の最適な充填量レベル、特に４０％から６０％、特に５０％の充 填量レベルに合うように行われる請求項１に記載のシステム。 ３． リザーバ（１２）の上流側に配置された処理装置（たばこ製造器１０）は 、リザーバ（１２）の最大充填量レベル、特にほぼ１００％の充填量レベルに達 したときに切られ、且つ、リザーバ（１２）の下流側に配置された処理装置（包 装装置１１）は、リザーバの充填量レベルが最小レベル、特にリザーバが完全に 空 になったときに切られる請求項１又は２に記載のシステム。 ４． リザーバ（１２）の充填量レベルが上昇傾向にあるとき、リザーバの下流 側に配置された処理装置（包装装置１１）は、高められた動作速度（出力）で始 動し及び／又は動作し、且つ、リザーバ（１２）の充填量レベルが、最適な充填 量レベルを上回った高い充填量レベルにおいて、下降傾向にあるとき、前記処理 装置は、その出力が低められる請求項１〜３のいずれか１に記載のシステム。 ５． リザーバ（１２）の充填量レベルが下降傾向にあるとき、第１の処理装置 （たばこ製造器１０）は、比較的高い動作速度（出力）で動作し、且つ、リザー バの充填量レベルが上昇傾向にあるとき、第１の処理装置は、リザーバが最適な 充填量レベルを下回るように始動する請求項１〜４のいずれか１に記載のシステ ム。 ６． 各処理装置（たばこ製造器１０、包装装置１１）は、中央制御ユニット特 に工業用パーソナルコンピュータ（ＩＰＣ１３）によって、制御可能になってい る請求項１〜５のいずれか１に記載のシステム。 ７． このシステムのサブアセンブリであるたばこ製造器（１０）及び包装装置 （１１）並びにリザーバ（１２）は、制御が失敗した場合でも標準のデータを送 ることが可能なように、制御接続部（１８，１９）を介して互いに接続されてい る請求項１〜６のいずれか１に記載のシステム。