JP2000516543A - 手動交互回転制御式スパナ - Google Patents

手動交互回転制御式スパナ

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JP2000516543A
JP2000516543A JP10509439A JP50943998A JP2000516543A JP 2000516543 A JP2000516543 A JP 2000516543A JP 10509439 A JP10509439 A JP 10509439A JP 50943998 A JP50943998 A JP 50943998A JP 2000516543 A JP2000516543 A JP 2000516543A
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サンプレ,セルジュ
ルメートル,ベルナール
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サンプレ,セルジュ
ルメートル,ベルナール
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/02Spanners; Wrenches with rigid jaws
    • B25B13/08Spanners; Wrenches with rigid jaws of open jaw type

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ナットをネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォーク(3)を有する手動交互回転制御式スパナ(1)に関する。フォーク(3)の分岐(10及び20)はねじ込み及び/又はネジ抜き用のスラストゾーン(11、12及び21、22)が含まれ、フォーク(3)の溝(5)にはナット(4)の良好な位置決めのための支持ゾーン(6〜8)が含まれている、手動交互回転制御式スパナ(1)に関する。各分岐(10又は20)は、2つのスラストゾーンすなわち頂部ゾーン(11及び21)と基部ゾーン(12及び22)を有する。一方の分岐(10又は20)の頂部ゾーン及び他方の分岐(20又は10)の基部ゾーンを通過する2本の直線は、前記ナット(4)の回転軸(9)に対応する交差部及び、同じ分岐(10又は20)の2つのスラストゾーン(11及び22又は21及び22)間の角度αを構成し、30°でナット(4)の再補足ができるように角度αは30〜33°の間である。溝(5)は、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの突起部(6、7及び/又は8)を有する。本発明は、あらゆるタイプの6角形物体の駆動において応用されることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 手動交互回転制御式スパナ 本発明は、一定の角変位で作動する手動交互回転制御式スパナに関する。 本発明の主要な目的は、スパナが2回の連続する回転制御の間、ネジ込みされ るか又はネジ抜きされる物体と常に接触状態を維持できるようにすることである 。 技術的現状は、1つの溝によって連結された短かいアゴ部と長いアゴ部を含み 、これらのアゴ部には、一般に平行であるが、相互の関係においてわずかに傾斜 していてよい。長短両方の当たり面が備えられた急速利用式自在スパナがEP− A−0,580,177に開示されている。溝は一般に、短アゴ部の丸味のあるく ぼみにより連結され少なくとも120度(°)の角度に沿って傾斜し短アゴ部の 表面に隣接する平滑な表面部分を有する。この平滑な表面部分は、2つのアゴ部 の間の離隔距離の2倍の半径でわずかに凸状となっていてもよい。溝の残りの部 分は丸味を帯び、その形状及び寸法は、それがアゴ部の当たり面と接触状態にあ る場合にのみロックされるようなものである。 このタイプのスパナがもつ最大の欠点は、ナットの再補足が60度毎にしか実 施できない、すなわちナットの隣接する2つの面の間の各稜のレベルでしか実施 できないという事実に由来する。 US−A−3,921,476による1つの解決法は、30°で再補足できるよ うにしたものである。 しかしながら、この解決法は有利なものではない。ユーザーは、スパナとナッ トの接触を保ちながら30°での再補足を行なうことができるが、ナットに対し てスパナを移動させなければならない。この移動の際に、ナットはフォークの溝 と接触しなくなってしまい、このため、前記スパナとナットとの間の良好な相互 位置決めは容易でない。 該出願人は、上述の問題全体に対する1つの解決法として、角変位を伴って作 動する交互回転制御式スパナを提案した(特許出願WO−A−95/31312) 。このスパナは、1つのアゴ部を構成する2つの分岐で各々形成されている、ナ ットのねじ込み及び/又はネジ抜き用のフォークを少なくとも1つの端部に備 えた長手方向のハンドルを有するタイプのものである。少なくとも1つの分岐は 、フォークの本体の中に設けられた少なくとも1つの収納部の中に収納された少 なくとも1つの可動ローラを有しており、かかる収納部には、アゴ部のレベルに 通じる1つの開口部が備わり、締付けトルクは、ナットの面、前記収納部の面及 びフォークの分岐の間で得られる突っ張りのためにロックされている少なくとも 1つの可動ローラの作用によって得られる。前記可動ローラはその収納部の中で 、この収納部の中に隠された位置とナットとの突っ張り位置の間で移動させられ る。前記可動ローラは、自由に回転及び並進運動できるか又は、突張りのために ロックされている。 この発明は、フォークの溝をつねにナットと接触した状態に保ちながら、30 °で再補足するスパナを提供することにより、ユーザーのニーズに有効に応えて いる。しかしながらこの突張り式スパナは、複雑な構造をもち従ってコストが高 くつく。 US−A−4,889,020は、戻り動作の際にナットからスパナを一体化解 除する必要がないようにする作動運動原理を有する、1本のナットと共に利用可 能なフォークスパナを目的としている。 このスパナは、30°で再補足を伴った自動的戻りを可能にするものの、利用 される手段は、本発明のものと非常に異なるものである。かくして、一方の分岐 上には、2つのスラストゾーンが存在する一方でもう1つの分岐上には1つのス ラストゾーンしか存在せず、このことは、2つの再補足位置の一方においてネジ 込み又はネジ抜きにとって妨げとなる可能性がある。最後に、US−A−3,9 21,476号の場合と同様、1回の再補足を得るのに、ナットに対してフォー クを移動させることが必要である。従って再補足は全く自動ではなく、ユーザー により計算された操作によるものである。 本発明は、ナットとフォークの溝の間でつねに接触を保ちながら再補足が30 °で行なわれるようにして、従来の問題を解決するものである。そのために、フ ォークの分岐は非可動であり、スパナの交互戻り運動はフォークのアゴ部の唯一 のカットによるものである。従って構造は、前述のスパナよりもさらに単純でし かも製造コストは安くなる。 そのため本発明は、少なくともその1つの端部にナット、ネジその他といった 6角形の物体をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォークが備わった長手 方向のハンドルを有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回転制御式 スパナにおいて、フォークの分岐には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラスト ゾーンが含まれ、2本の分岐の間にあるフォークの溝がねじ込み及び/又はネジ 抜きの際の6角形の物体の良好な位置決めを可能にしているスパナであって、各 分岐が、2つのスラストゾーンすなわち、頂部ゾーン及び基部ゾーンを含んでい ること、及びフォークの溝には、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの突 起部が含まれることを特徴とするスパナに関する。 第1の実施形態に従うと、スラストゾーンは平坦であり、一方の分岐の頂部ゾ ーンの平面及び他方の分岐の基部ゾーンの平面を通る2本の直線は、前記物体の 回転軸に対応する交差部、及び同じ分岐の2つのスラストゾーンの間の角度αを 構成し、この角度αは30°での物体の再補足のため30〜33°の間である。 第2の実施形態に従うと、スラストゾーンは曲線であり、一方の分岐の頂部ゾ ーンの接線及び他方の分岐の基部ゾーンの接線を通過する2本の直線は、前記物 体の回転軸に対応する交差部、及び同じ分岐の2つのスラストゾーンの間の角度 αを構成し、この角度αは30°での物体の再補足のため30〜33°の間であ る。 第1の実施形態に従うと、頂部スラスト表面と呼ばれる一方の分岐の端部にあ るスラストゾーンの平面は、基部スラスト表面と呼ばれるもう1つの分岐の基部 にあるスラストゾーンの平面に対しほぼ平行である。 第2の実施形態に従うと、頂部スラスト表面と呼ばれる一方の分岐の端部にあ るスラストゾーンの接線は、基部スラスト表面と呼ばれるもう1つの分岐の基部 にあるスラストゾーンの接線に対して平行である。 本発明は同様に、少なくともその1つの端部にナット、ネジその他といった6 角形の物体をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォークが備わった長手方 向のハンドルを有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回転制御式ス パナにおいて、フォークの分岐には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラストゾ ーンが含まれ、2本の分岐の間にあるフォークの溝がねじ込み及び/又はネジ抜 きの際の6角形の物体の良好な位置決めを可能にしているスパナであって、一方 の分岐が1つのスラストゾーンを有すること、他方の分岐が2つのスラストゾー ン、すなわち頂部ゾーン及び基部ゾーンを有すること、フォークの溝には、支持 ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの突起部が含まれるこ、を特徴とするスパ ナにも関する。 スラストゾーンの両側には、スパナによる6角形の物体の再補足を容易にする 逃げゾーンが存在する。 スパナの寸法測定を容易にするため、この寸法は、ねじ込みすべき又はネジ抜 きすべき6角形物体の平面寸法を100%とし、これを基準にして測定される。 このときスパナは、ほぼ平行な2つのスラストゾーン間の離隔距離が100%で あること、及びほぼ平行な他の2つのスラストゾーン間の離隔距離が101%〜 105%の間であることを特徴とする。 更に、1つのスラストゾーンと6角形物体の面の1つの間の接触表面(F)は 2%〜7%の間である。 1つのスラストゾーンの6角形物体との接点又は中心と最も近い前記6角形物 体の2つの面の間のコーナーとを離隔する距離は3〜8%の間である。 フォークの溝が、2つの支持用突起部を有している場合、第1の突起部の頂点 は6角形物体の回転軸との関係において2つの基部スラスト表面からほぼ40° 及び110°のところにあり、第2の突起部の頂点は、前記2つの基部スラスト 表面からほぼ70°及び80°のところにあり、2つの頂点が30°の角度だけ 離隔している。 フォークの溝が2つの支持用突起部を有している場合、第1の突起部の頂点は 6角形物体の回転軸との関係において2つの基部スラスト表面からほぼ100° 及び50°のところにあり、第2の突起部の頂点は2つの基部スラスト表面から ほぼ70°及び80°のところにあり、しかも2つの頂点は30°の角度だけ離 隔している。 フォークの溝が3つの支持用突起部を有している場合、第3の突起部の頂点は 、2つの基部スラスト表面からほぼ100°及び50°のところにある。 突起部の勾配の長さは、10〜16%の間に含まれる。 1つの突起部又は2つの隣接する突起部の2つの異なる勾配間の角度は120 °と125°の間である。 フォークは6角形物体の周囲のほぼ215°にわたり存在している。 一変形実施形態による、フォークの分岐の離隔距離は、自在スパナタイプの調 節装置を用いて調節可能である。 1実施形態に従うとフォークはモノブロックである。 もう一つの実施形態に従うと、フォークは、2つの部品、即ちフォークの分岐 のうちの一方で構成された第1の部品及び、ハンドルと一体化された前記フォー クの他方の分岐及び溝で構成された第2の基部部品で構成され、第1の部品は第 2の部品に対して可動である。 このもう1つの実施形態においては、第1の部品は回転運動する。 1つの変形形態に従うと第1の部品が並進運動する。 添付図面は、限定を意図しない一例として示されている。これらの図面は、本 発明の複数の実施形態を表わす。これらの図面により本発明を容易に理解するこ とができるだろう。 図1は、本発明に従ったスパナの正面図を表わし、このフォークは、2つの異 なる位置に同じナットを収納することができる。 図2は、本発明の第2の実施形態の、図1と同じ図である。 以下の図3〜8は全て第2の実施形態に関する。 図3は、図2と同じ図であるが、ここではナットは、図2と比べ30°だけ回 転している。 図4は、図3のAに沿った詳細を表わす。 図5は、図3のBに沿った詳細を表わす。 図6は、いかなるナットもとりつけられていない図2及び図3と同じ図を表わ す。 図7は、ナットが第1回目は実線で、又2回目では一点鎖線で表わされている 、図6と同じ図を表わし、これら2つの位置は、2つの位置の間に30°のずれ を伴って、スパナによる前記ナットの2つの捕捉可能性を特徴づけている。 図8は、図2、3、6及び7と同じ図を表わすが、ここでは、第1と第2の位 置の間の再補足について、ナットに関する位置全体が表わされている。 図9は、第3の実施形態に従ったスパナのフォークの正面図を表わしており、 ここで、フォークは1つのナットを収容している。 図10は、フォークが2つの部分から成り、第1の部分が第2の部分との関係 において回転運動することを示す、ナット無しの図9と同じ図を表わしている。 この第1の部分は太い実線で一方の極限位置において表わされており、細い実線 により他方の極限位置において表わされている。 図11は、第1の部分が第2の部分との関係において並進運動する、第4の実 施形態に従ったフォークの、図10と同じ図を表わしている。 図12は、全部で4つのスラストゾーンが存在する図1〜11とは異なり3つ のスラストゾーンのみを含みそのうちの2つのゾーンがこの図ではネジ込みだけ に連動している、もう1つの実施形態に従った図2及び3と同じ図を表わしてい る。 図13は、スパナによるナットの30°での再補足の後の図12と同じ図を表 わしており、かくしてこの図では、スラストゾーンのうちの2つのゾーンがネジ 抜きのために連動するようになっている。スラストゾーンのうちの1つは、図1 2および13で共通であるのに対し、もう1つのゾーンは異なるものである。 最後に、図14は、同様に3つのスラストゾーンをもつ一実施形態を表わして いるが、この実施形態は、一方の分岐が他の分岐との関係において並進運動する ことから、図11からヒントを得たものである。 実施形態全体を容易に理解できるようにするため、異なる要素に割当てられた 参照番号は、その要素が構造又は機能面で大幅な修正を受けていない場合、全て の実施形態について同一である。 本発明は、手動交互回転制御式スパナ1に関する。このスパナ1は、全ての図 に表わされているようなフォーク3をその少なくと他方の端部に支持する1本の 長手方向のハンドル2を介して従来の要領で分解される。このフォーク3は、溝 5によって互いに結びつけられた2本の分岐10及び20を有する。2本の分岐 10及び20及び溝5は、6角形物体つまりナット4のねじ込み及び/又はネジ 抜きを可能にすることになるアゴ部を構成する。 図に表わされた実施形態の如何に関わらず、ねじ込み又はネジ抜きを可能にす るため、スパナ1のフォーク3とナット4を接触させる方法には異なる2つのも のがある。第1の位置が図3によく表わされており、ここでは、図4及び図5に その詳細が3倍の倍率で表わされている2つの円A及びBに囲まれた2つのスラ ストゾーンが存在する。第2の位置は、ほぼ図2に表わされているものである。 この図から、各分岐10及び20が各々2つのスラストゾーンすなわち第1の分 岐10については11及び12、第2の分岐20については21及び22という 番号が付されたゾーンを有することがわかる。これらの分岐10及び20の各々 について、溝5に最も近いところにある基部スラストゾーン12又は22及び、 各分岐10又は20の自由端部に向けて位置づけられた頂部スラストゾーン11 又は21が存在する。 スラストゾーン11、12、21及び22は対で機能する。すなわち頂部スラ ストゾーン11は基部スラストゾーン22と共に機能し、一方基部ゾーン12は頂 部ゾーン21と共に機能する。実際、対で機能するこれらのゾーンの各々に1本 の直線を通過させると、交差部はナット4の回転軸9を通過する。従って、ナッ トをねじ込みするか又はネジ抜きするため一緒に連動する2つのスラスト表面が 、取込もうとする前記ナットと4の関係において互いにほぼ180°のところに 位置づけられていることは明白である。 図8に表わされているような本発明の主要な目的は、30°の再補足を可能に することである。そのために、例えば21及び22といった同じ分岐の2つのス ラスト表面と回転軸9の間に存在する角度は、ほぼ30°である角度αであり、 当然のことながらこの値は、第1のフォーク10及びスラスト表面11及び12 について同一である。 それでも、スパナ1の戻りを可能にするためには、図2に表わされているよう に、分岐10及び20のレベルでナット4のための逃げゾーンがあることが必要 である。 第1の分岐上には、頂部位置に、13という番号のついた撤去部分が存在する 。2つのスラストゾーン11及び12の間には、14という番号のついた撤去部 分が存在する。最後に基部スラストゾーン12とフォーク3の溝5の間には、1 5 という番号のついた第3の撤去部分が存在する。第2の分岐20上には、対称的 に23、24及び25という番号のついたその他の3つの撤去部分が認められる 。 これらの撤去部分によって、ナット4の隣接する面が互いの間に形成するコ ーナーを難なく通過させることができるようになる。 溝5は同様に、スラストゾーン11、12、21及び22との関係におけるナ ット4の良好な位置決めを容易にする支持ゾーンの存在をも必要とする。 図2以降の図に従うと、これらの支持ゾーンは、各々2つの支持ゾーンをもつ 2つの突起部6及び7で構成されている。 図1では、もう1つの実施形態が、ナット4の良好な位置決めのための3つの 突起部6、7及び8を提案している。図示された実施形態の如何に関わらず、1 つの突起部6、7又は8の2つの隣接する勾配の間に存在する角度又は2つの隣 接する突起部6と7又は7と8の異なる2つの勾配の角度β(図2)は、120 °〜125°の間に含まれる。 さらに、図3に表わされているような6角形物体の平面寸法Cを100%とす ると、突起部6及び7の各勾配の長さHは10%〜16%の間である。 ほぼ平行な2つのスラストゾーン12及び21の間の離隔距離Dは100%で あり、ほぼ平行なその他の2つのスラストゾーン11及び22の間の離隔距離E は、101〜105%の間である。 基部スラストゾーン12及び22との関係における異なる突起部6〜8の位置 を比較すると、第1の突起部6が、2つの基部スラストゾーン12及び22から ほぼ40°及び110°のところに位置づけられていること、第2の突起部7の 頂点がこれら2つの表面12及び22からほぼ70°及び80°のところに位置 づけられていること、そして最後に、第3の突起部8が前記表面12及び22か らほぼ100°及び50°のところに位置づけされていることを指摘できる。 図4及び5の詳細に従うと、スラスト表面11、12、21又は22の1つと 6角形物体4の間の接触表面Fは2〜7%の間である。 実際、基部スラストゾーンの場合、この値は5%であるのに対し、関係するゾ ーンが頂部スラストゾーンである場合、この値は4%である。 その上、スラスト表面11、12、21又は22のうちの1つの中心と、最も 近い6角形物体4の2つの面の間のコーナーとを離隔する距離Gは、3〜8%の 間である。 実際に、基部スラストゾーンは、5.5%の距離を有し、一方頂部スラストゾ ーンは5%の距離を有する。 ここで、最後の特徴に従うと、フォーク3は、6角形物体4の周囲の215° である図2に表わされた角度γ全体にわたりほぼ存在している。 当然のことながら、突起部6、7及び8は、スパナ1の撤去を容易にするため 、わずかに丸味を帯びた外形を有する。 その上、場合によっては、ナットの再補足を30°未満の値、例えば20、1 5又は10°の値で可能にすることもできる。この場合、スラストゾーン及び支 持ゾーンの数を増やさなくてはならない。 かくして、例えば、20°の再補足について、分岐1本につき3つのスラスト ゾーン及び3〜4個の支持ゾーンが必要となり、このとき唯一の条件は、スラス トゾーンの数を、ナットの完全に一面つまり60°の通過を可能にするのに充分 なものとすることである。ところで各々についての20°の再補足を3つのスラ ストゾーン分として乗じると60°に等しくなる。このことは、支持ゾーンにつ いても同様に言えることである。 その上、6角形以外の多角形の物体へネジ込み又はネジ抜きを可能にすること のできるスパナの製造を考慮することもできる。 この場合、分岐の形状及びスラストゾーン及び支持ゾーンの寸法及び数を適合 させることが必要となる。 かくして、表わされた図面上で同じ分岐10又は20の2つのスラストゾーン の平面又は接線を通る複数の直線の間の角度ζが、ねじ込みすべき又はネジ抜き すべきものが6角形物体の場合には30°であるとしても、この角度ζは異なる ものとなる。 全ての図に従うと、スラストゾーン11及び12又は21及び22は平面であ る。このため、分岐の1つ10又は20、16又は26の頂部ゾーンの平面及び 他方の分岐20又は10、26又は16の基部ゾーンの平面を通る2本の直線は 、前記物体4の回転軸9に対応する交差部、及び同じ分岐10又は20、16又 は 26の2つのスラストゾーン11及び12又は21及び22の間の角度αを構成 する。この角度αは、30°で物体4の再補足を行うために30°〜33°の間 である。 図には示されていない一実施形態に従うと、スラストゾーンは湾曲していても よい。この場合、直線は、一方の分岐の頂部ゾーンの接線及び他方の分岐の基部 ゾーンの接線を通る。いずれにせよ、これらの接線は、前記物体4の回転軸9に 対応する交差部、及び同じ分岐の2つのスラストゾーンの間の角度αを構成し、 この角度αは、30°で物体の再補足を行うために30°〜33°の間である。 図9〜11に従って、2つの実施形態が表わされている。これらの実施形態で は、フォーク3は図1〜8の場合のようにモノブロックではなく、2つの部品で 構成されている。第1の部品は、第2の部品との関係において可動な形で取りつ けられたフォークの分岐16で構成されており、この第2の部品は、一方の分岐 26及び溝5で構成され、分岐26と溝5はハンドル2と一体化されている。 図9及び10の実施形態に従うと、第1の部品16は、F1に沿って回転運動 するように取りつけられている。この回転は、第2の部品26と一体化された旋 回玉継手17を介して行なわれ、この旋回玉継手17は第1の可動分岐16が有 する相補的形状と連動する。図10のF1に従ったこの小さな回転は、手動交互 回転制御式スパナの戻りを容易にする。 図11に従うと、出願全体の第4の実施形態は、実際、2つの部品16及び2 6を有する第2の実施形態である。実施形態9及び10との唯一の相異点は、第 1の可動分岐16がF2に沿って横方向に可動であるという点にある。そのため に、第2の固定分岐26は、そのF2に従った運動における第1の分岐16のガ イド手段27、ならびに、フォーク3の内部にあるため点線で示されている並進 運動手段30を有する。例えばこれは、バネを備えた小さな軸であってよい。こ の並進運動手段30の長手方向軸は、スパナ1の長手方向軸と角度δを成す。 前述の実施形態は全て、4つのスラストゾーンを含む。しかしながら、図12 〜14は、3つのスラストゾーン31、32及び33のみを有するもう1つの実 施形態を提案している。 実際、分岐18又は19のうちの一方は、唯1つのスラストゾーン31を有し 、 一方もう1つの分岐28又は29は2つのスラストゾーン32及び33を有する 。当然のことながら、2つのスラストゾーン32及び33をもつ分岐28又は2 9の特性は図1〜11のスパナの分岐と同数である。 唯一の逃げゾーン34に結びつけられたスラストゾーン31しかないことから 、もう1つの分岐18又は19のみが新規である。 図12及び13上には、異なる2つの作動位置に従ったすなわち、スパナ1と の関係におけるナット4の位置において30度の角度的開きを伴った、ナット4 の位置が認められる。 図14の実施形態は、図12及び13の実施形態における3つのスラストゾー ンと、図11の実施形態における可動分岐との組合せである。 当然のことながら、異なる実施形態間の全ての組合せが可能である 符号の説明 1.手動交互回転制御式スパナ 2.長手方向のハンドル 3.フォーク 4.6角形物体すなわちナット 5.フォーク3の溝 6〜8 2つの支持ゾーンを有する突起部 9.物体4の回転軸 10.第1の分岐 11.第1の分岐10の頂部スラストゾーン 12.第1の分岐10の基部スラストゾーン 13〜15 第1の分岐10の逃げゾーン 16.第1の可動分岐 17.旋回玉継手 18.第1の分岐 19.第1の可動分岐 20.第2の分岐 21.第2の分岐20の頂部スラストゾーン 22.第2の分岐20の基部スラストゾーン 23〜25. 第2の分岐20の逃げゾーン 26.第2の固定分岐 27.第1の分岐16のガイド手段 28.第2の分岐 29.第2の固定分岐 30.並進運動手段 31.第1の分岐18又は19のスラストゾーン 32.第2の分岐28又は29の頂部スラストゾーン 33.第2の分岐28又は29の基部スラストゾーン 34.第1の分岐18又は19の逃げゾーン α 同じ分岐の2つのスラストゾーンの間の角度 β 2つの突起部勾配間の角度 γ 物体4との関係におけるフォーク3の存在角度 δ 並進運動手段28とスパナ1の長手方向軸の間の角度 ζ 同じ分岐10又は20の2つのスラストゾーンの平面又は接線を通る直線間 の角度 C 物体4の平面寸法 D 2つのスラストゾーン12及び21を離隔する距離 E 2つのスラストゾーン11及び22を離隔する距離 F スラスト表面と物体4の1面の間の接触表面 G 中心に最も近い物体4の2つの隣接する面の間のコーナーからの接触表面F の中心の離隔距離 H 突起部勾配の長さ F1 第1の分岐16の回転運動 F2 第1の分岐16の並進運動
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】平成9年12月12日(1997.12.12) 【補正内容】 特許請求の範囲 1.少なくともその1つの端部にナット(4)、ネジその他といった6角形の物体 (4)をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォーク(3)が備わった長手 方向のハンドル(2)を有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回転 制御式スパナ(1)において、フォーク(3)の分岐(10及び20、16及び 26)には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラストゾーン(11、12、21 及び22)が含まれ、2本の分岐(10及び20、16及び26)の間にあるフ ォーク(3)の溝(5)がねじ込み及び/又はネジ抜きの際の6角形の物体(4 )の良好な位置決めを可能にしているスパナであって、 各分岐(10又は20、16又は26)が、2つのスラストゾーン(11及び 12又は21及び22)すなわち、頂部ゾーン(11及び21)及び基部ゾーン (12及び22)を含んでいること、及び フォーク(3)の溝(5)には、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの 突起部(6、7及び/又は8)が含まれ、 2本の分岐(10又は20、16又は26)が非対称であることを特徴とする スパナ。 2.スラストゾーン(11、12、21及び22)が平坦であること、及び 一方の分岐(10又は20、16又は26)の頂部ゾーンの平面及び他方の分 岐(20又は10、26又は16)の基部ゾーンの平面を通る2本の直線が、前 記物体(4)の回転軸(9)に対応する交差部、及び同じ分岐(10又は20、 16又は26)の2つのスラストゾーン(11及び12又は21及び22)の間 の角度αを構成し、この角度αは30°での物体(4)の再補足のため30〜3 3°の間であることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。 3.スラストゾーンが曲線であること及び 一方の分岐の頂部ゾーンの接線及び他方の分岐の基部ゾーンの接線を通過する 2本の直線が、前記物体の回転軸に対応する交差部、及び同じ分岐の2つのスラ ストゾーンの間の角度αを構成し、この角度αは30°での物体の再補足のため 30〜33°の間であることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。 4.頂部スラスト表面(11又は21)と呼ばれる一方の分岐(10又は20、 16又は26)の端部にあるスラストゾーンの平面は、基部スラスト表面(22 又は12)と呼ばれるもう1つの分岐(20又は10、26又は16)の基部に あるスラストゾーンの平面に対しほぼ平行であることを特徴とする請求項2に記 載のスパナ。 5.頂部スラスト表面と呼ばれる一方の分岐の端部にあるスラストゾーンの接線 が、基部スラスト表面と呼ばれるもう1つの分岐の基部にあるスラストゾーンの 接線に対しほぼ平行であることを特徴とする請求項3に記載のスパナ。 6.少なくともその1つの端部にナット(4)、ネジその他といった6角形の物体 (4)をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォーク(3)が備わった長手 方向のハンドル(2)を有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回転 制御式スパナ(1)において、フォーク(3)の分岐(18及び28、19及び 29)には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラストゾーン(11、12及び2 1)が含まれ、2本の分岐(18及び28、19及び29)の間にあるフォーク (3)の溝(5)がねじ込み及び/又はネジ抜きの際の6角形の物体(4)の良 好な位置決めを可能にしているスパナであって、 一方の分岐(18又は19)が1つのスラストゾーン(31)を有すること、 他方の分岐(28又は29)が2つのスラストゾーン(32及び33)、すなわち 頂部ゾーン(32)及び基部ゾーン(33)を有すること、及び フォーク(3 )の溝(5)には、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの突起部(6、7 及び/又は8)が含まれることを特徴とするスパナ。 7.スラストゾーン(11、12、21、22、31、32及び33)の両側に は、スパナ(1)による6角形の物体(4)の再補足を容易にする逃げゾーン( 13、14、15、23、24及び25)が存在することを特徴とする請求項1 〜6のいずれか1項に記載のスパナ。 8.ねじ込みすべき又はネジ抜きすべき6角形物体(4)の平面寸法(C)を1 00%とした場合、 ほぼ平行な2つのスラストゾーン(12及び21)間の離隔距離(D)が10 0%であり、 ほぼ平行な他の2つのスラストゾーン(11及び22)間の離隔距離(E)が 101%〜105%であることを特徴とする請求項1〜5又は7のいずれか1項 に記載のスパナ。 9.1つのスラストゾーン(11、12、21又は22)と6角形物体(4)の 面の1つの間の接触表面(F)が2%〜7%の間であること、を特徴とする請求 項2又は4のいずれか1項に記載のスパナ。 10.1つのスラストゾーン(11、12、21、22、31、32又は33) の6角形物体(4)との接点又は中心と最も近い前記6角形物体(4)の2つの 面の間のコーナーとを離隔する距離(G)が3〜8%の間であること、を特徴と する請求項1〜8のいずれか1項に記載のスパナ。 11.2つの支持用突起部(6及び7)を有し、 第1の突起部(6)の頂点が6角形物体(4)の回転軸(9)との関係におい て2つの基部スラスト表面(12及び22)からほぼ400及び110°のとこ ろにあること、及び 第2の突起部(7)の頂点が前記2つの基部スラスト表面(12及び22)か らほぼ70°及び800のところにあること、 しかも2つの頂点が30°の角度だけ離隔していること、 を特徴とする請求項1に記載のスパナ。 12.2つの支持用突起部(7及び8)を有し、 第1の突起部(8)の頂点が2つの基部スラスト表面(12及び22)からほ ぼ100°及び50°のところにあること、及び 第2の突起部(7)の頂点が2つの基部スラスト表面(12及び22)からほ ぼ700及び800のところにあること、 しかも2つの頂点が30°の角度だけ離隔していることを特徴とする請求項1 に記載のスパナ。 13.3つの支持用突起部(6、7及び8)を有し、 第3の突起部(8)の頂点が、2つの基部スラスト表面(12及び22)から ほぼ100°及び50°のところにあることを特徴とする請求項11又は12の いずれか1項に記載のスパナ。 14.突起部(6〜8)の勾配の長さ(H)が10〜16%の間であることを特 徴とする請求項4と組合わせた請求項1、11、12又は13のいずれか1項に 記載のスパナ。 15.1つの突起部(6、7又は8)又は2つの隣接する突起部(6と7又は7 と8)の2つの異なる勾配間の角度βが120°〜125°の間であることを特 徴とする請求項1又は11〜14のいずれか1項に記載のスパナ。 16.フォーク(3)が6角形物体(4)の周囲のほぼ(γ)215°にわたり 存在していること、を特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のスパナ 。 17.フォーク(3)の分岐(10及び20)の離隔距離が、自在スパナタイプ の調節装置を用いて調節可能であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか 1項に記載のスパナ。 18.フォーク(3)がモノブロックであることを特徴とする請求項1〜17の いずれか1項に記載のスパナ。 19.フォーク(3)が2つの部品すなわち、第2の部品との関係において可動 であるフォーク(3)の分岐(16又は19)のうちの一方で構成された第1の 部品及び、ハンドル(2)と一体化された前記フォーク(3)の他方の分岐(2 6又は29)及び溝(5)で構成された第2の基部部品で構成されていることを 特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載のスパナ。 20.第1の部品(16)が回転運動する(F1)ことを特徴とする請求項19 に記載のスパナ。 21.第1の部品(16又は19)が並進運動する(F2)ことを特徴とする請 求項19に記載のスパナ。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年2月23日(1998.2.23) 【補正内容】 【図11】 【図12】【図13】 【図14】【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年8月5日(1998.8.5) 【補正内容】 特許請求の範囲 1.少なくともその1つの端部にナット(4)、ネジその他といった6角形の物体 (4)をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォーク(3)が備わった長手 方向のハンドル(2)を有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回転 制御式スパナ(1)において、フォーク(3)の分岐(10及び20、16及び 26)には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラストゾーン(11、2、21及 び22)が含まれ、2本の分岐(10及び20、16及び26)の間にあるフォ ーク(3)の溝(5)がねじ込み及び/又はネジ抜きの際の6角形の物体(4) の良好な位置決めを可能にしているスパナであって、 各分岐(10又は20、16又は26)が、少なくとも1つのスラストゾーン (11及び12又は21及び22)すなわち、頂部ゾーン(11及び21)及び 基部ゾーン(12及び22)を含んでいること、及び フォーク(3)の溝(5)には、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの 突起部(6、7及び/又は8)が含まれること、及び 2つの分岐(10又は20、16又は26)が非対称であることを特徴とする スパナ。 2.スラストゾーン(11、12、21及び22)が2つあり、これらのスラス トゾーンが平坦であること、及び 一方の分岐(10又は20、16又は26)の頂部ゾーンの平面及び他方の分 岐(20又は10、26又は16)の基部ゾーンの平面を通る2本の直線が、前 記物体(4)の回転軸(9)に対応する交差部、及び同じ分岐(10又は20、 16又は26)の2つのスラストゾーン(11及び12又は21及び22)の間 の角度αを構成し、この角度αは30°での物体(4)の再補足のため30〜3 3°の間であることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。 3.スラストゾーンが曲線であること及び 一方の分岐の頂部ゾーンの接線及び他方の分岐の基部ゾーンの接線を通過する 2本の直線が、前記物体の回転軸に対応する交差部、及び同じ分岐の2つのスラ ストゾーンの間の角度αを構成し、この角度αは30°での物体の再補足のため 30〜33°の間であることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。 4.頂部スラスト表面(11又は21)と呼ばれる一方の分岐(10又は20、 16又は26)の端部にあるスラストゾーンの平面は、基部スラスト表面(22 又は12)と呼ばれるもう1つの分岐(20又は10、26又は16)の基部に あるスラストゾーンの平面に対しほぼ平行であることを特徴とする請求項2に記 載のスパナ。 5.頂部スラスト表面と呼ばれる一方の分岐の端部にあるスラストゾーンの接線 が、基部スラスト表面と呼ばれるもう1つの分岐の基部にあるスラストゾーンの 接線に対しほぼ平行であることを特徴とする請求項3に記載のスパナ。 6.少なくともその1つの端部にナット(4)、ネジその他といった6角形の物体 (4)をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォーク(3)が備わった長手 方向のハンドル(2)を有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回転 制御式スパナ(1)において、フォーク(3)の分岐(18及び28、19及び 29)には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラストゾーン(11、12及び2 1)が含まれ、2本の分岐(18及び28、19及び29)の間にあるフォーク (3)の溝(5)がねじ込み及び/又はネジ抜きの際の6角形の物体(4)の良 好な位置決めを可能にしているスパナであって、 一方の分岐(18又は19)が1つのスラストゾーン(31)を有すること、 他方の分岐(28又は29)が2つのスラストゾーン(32及び33)、すなわ ち頂部ゾーン(32)及び基部ゾーン(33)を有すること、及び フォーク(3)の溝(5)には、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの 突起部(6、7及び/又は8)が含まれることを特徴とするスパナ。 7.スラストゾーン(11、12、21、22、31、32及び33)の両側に は、スパナ(1)による6角形の物体(4)の再補足を容易にする逃げゾーン( 13、14、15、23、24及び25)が存在することを特徴とする請求項1 〜6のいずれか1項に記載のスパナ。 8.ねじ込みすべき又はネジ抜きすべき6角形物体(4)の平面寸法(C)を1 00%とした場合、 ほぼ平行な2つのスラストゾーン(12及び21)間の離隔距離(D)が10 0%であり、 ほぼ平行な他の2つのスラストゾーン(11及び22)間の離隔距離(E)が 101%〜105%の間であることを特徴とする請求項1〜5又は7のいずれか 1項に記載のスパナ。 9.1つのスラストゾーン(11、12、21又は22)と6角形物体(4)の 面の1つの間の接触表面(F)が2%〜7%の間であることを特徴とする請求項 2又は4のいずれか1項に記載のスパナ。 10.1つのスラストゾーン(11、12、21、22、31、32又は33) の6角形物体(4)との接点又は中心と最も近い前記6角形物体(4)の2つの 面の間のコーナーとを離隔する距離(G)が3〜8%の間であることを特徴とす る請求項1〜8のいずれか1項に記載のスパナ。 11.2つの支持用突起部(6及び7)を有し、 第1の突起部(6)の頂点が6角形物体(4)の回転軸(9)との関係におい て2つの基部スラスト表面(12及び22)からほぼ40°及び110°のとこ ろにあること、及び 第2の突起部(7)の頂点が前記2つの基部スラスト表面(12及び22)か らほぼ70°及び80°のところにあること、 しかも2つの頂点が30°の角度だけ離隔していることを特徴とする請求項1 に記載のスパナ。 12.2つの支持用突起部(7及び8)を有し、 第1の突起部(8)の頂点が2つの基部スラスト表面(12及び22)からほ ぼ100°及び50°のところにあること、及び 第2の突起部(7)の頂点が2つの基部スラスト表面(12及び22)からほ ぼ70°及び80°のところにあること、 しかも2つの頂点が30°の角度だけ離隔していることを特徴とする請求項1 に記載のスパナ。 13.3つの支持用突起部(6、7及び8)を有し、 第3の突起部(8)の頂点が、2つの基部スラスト表面(12及び22)から ほぼ100°及び50°のところにあることを特徴とする請求項11又は12の いずれか1項に記載のスパナ。 14.突起部(6〜8)の勾配の長さ(H)が10〜16%の間にあることを特 徴とする請求項4と組合わせた請求項1、11、12又は13のいずれか1項に 記載のスパナ。 15.1つの突起部(6、7又は8)又は2つの隣接する突起部(6と7又は7 と8)の2つの異なる勾配間の角度βが120°〜125°の間であることを特 徴とする請求項1又は11〜14のいずれか1項に記載のスパナ。 16.フォーク(3)が6角形物体(4)の周囲のほぼ(γ)215°にわたり 存在していること、を特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のスパナ 。 17.フォーク(3)の分岐(10及び20)の離隔距離が、自在スパナタイプ の調節装置を用いて調節可能であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか 1項に記載のスパナ。 18.フォーク(3)がモノブロックであることを特徴とする請求項1〜17の いずれか1項に記載のスパナ。 19.フォーク(3)が2つの部品すなわち、第2の部品との関係において可動 であるフォーク(3)の分岐(16又は19)のうちの一方で構成された第1の 部品及び、ハンドル(2)と一体化された前記フォーク(3)の他方の分岐(2 6又は29)及び溝(5)で構成された第2の基部部品で構成されていることを 特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載のスパナ。 20.第1の部品(16)が回転運動する(F1)ことを特徴とする請求項19 に記載のスパナ。 21.第1の部品(16又は19)が並進運動する(F2)ことを特徴とする請 求項19に記載のスパナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BB ,BG,BR,CA,CN,CZ,EE,GE,HU, IL,IS,JP,KG,KP,KR,LK,LR,L T,LV,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ ,PL,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA, US,UZ,VN (72)発明者 サンプレ,セルジュ フランス国 エフ―06550 ラ ロケット シュール シアーニュ シュマン ド レコール ビエイユ カルチェ レ グル ゲット 575 (72)発明者 ルメートル,ベルナール フランス国 エフ―06110 ル カンヌ シュマン ド ラ トゥースク プランセ ス レジダンス 10 【要約の続き】 物体の駆動において応用されることが好ましい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくともその1つの端部にナット(4)、ネジその他といった6角形の物 体(4)をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォーク(3)が備わった長 手方向のハンドル(2)を有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回 転制御式スパナ(1)において、フォーク(3)の分岐(10及び20、16及 び26)には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラストゾーン(11、12、2 1及び22)が含まれ、2本の分岐(10及び20、16及び26)の間にある フォーク(3)の溝(5)がねじ込み及び/又はネジ抜きの際の6角形の物体( 4)の良好な位置決めを可能にしているスパナであって、 各分岐(10又は20、16又は26)が、2つのスラストゾーン(11及び 12又は21及び22)すなわち、頂部ゾーン(11及び21)及び基部ゾーン (12及び22)を含んでいること、及び フォーク(3)の溝(5)には、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの 突起部(6、7及び/又は8)が含まれることを特徴とするスパナ。 2.スラストゾーン(11、12、21及び22)が平坦であること、及び 一方の分岐(10又は20、16又は26)の頂部ゾーンの平面及び他方の分 岐(20又は10、26又は16)の基部ゾーンの平面を通る2本の直線が、前 記物体(4)の回転軸(9)に対応する交差部、及び同じ分岐(10又は20、 16又は26)の2つのスラストゾーン(11及び12又は21及び22)の間 の角度αを構成し、この角度αは30°での物体(4)の再補足のため30〜3 3°の間であることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。 3.スラストゾーンが曲線であること及び 一方の分岐の頂部ゾーンの接線及び他方の分岐の基部ゾーンの接線を通過する 2本の直線が、前記物体の回転軸に対応する交差部、及び同じ分岐の2つのスラ ストゾーンの間の角度αを構成し、この角度αは30°での物体の再補足のため 30〜33°の間であることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。 4.頂部スラスト表面(11又は21)と呼ばれる一方の分岐(10又は20、 16又は26)の端部にあるスラストゾーンの平面は、基部スラスト表面(22 又は12)と呼ばれるもう1つの分岐(20又は10、26又は16)の基部に あるスラストゾーンの平面に対しほぼ平行であることを特徴とする請求項2に記 載のスパナ。 5.頂部スラスト表面と呼ばれる一方の分岐の端部にあるスラストゾーンの接線 が、基部スラスト表面と呼ばれるもう1つの分岐の基部にあるスラストゾーンの 接線に対しほぼ平行であることを特徴とする請求項3に記載のスパナ。 6.少なくともその1つの端部にナット(4)、ネジその他といった6角形の物体 (4)をネジ込み及び/又はネジ抜きするためのフォーク(3)が備わった長手 方向のハンドル(2)を有するタイプの、角変位を伴って作動する手動交互回転 制御式スパナ(1)において、フォーク(3)の分岐(18及び28、19及び 29)には、ねじ込み及び/又はネジ抜き用スラストゾーン(11、12及び2 1)が含まれ、2本の分岐(18及び28、19及び29)の間にあるフォーク (3)の溝(5)がねじ込み及び/又はネジ抜きの際の6角形の物体(4)の良 好な位置決めを可能にしているスパナであって、 一方の分岐(18又は19)が1つのスラストゾーン(31)を有すること、 他方の分岐(28又は29)が2つのスラストゾーン(32及び33)、すなわち 頂部ゾーン(32)及び基部ゾーン(33)を有すること、及び フォーク(3)の溝(5)には、支持ゾーンの役目を果たす少なくとも2つの 突起部(6、7及び/又は8)が含まれることを特徴とするスパナ。 7.スラストゾーン(11、12、21、22、31、32及び33)の両側に は、スパナ(1)による6角形の物体(4)の再補足を容易にする逃げゾーン( 13、14、15、23、24及び25)が存在することを特徴とする請求項1 〜6のいずれか1項に記載のスパナ。 8.ねじ込みすべき又はネジ抜きすべき6角形物体(4)の平面寸法(C)を1 00%とした場合、 ほぼ平行な2つのスラストゾーン(12及び21)間の離隔距離(D)が10 0%であり、 ほぼ平行な他の2つのスラストゾーン(11及び22)間の離隔距離(E)が 101%〜105%であることを特徴とする請求項1〜5又は7のいずれか1項 に記載のスパナ。 9.1つのスラストゾーン(11、12、21又は22)と6角形物体(4)の 面の1つの間の接触表面(F)が2%〜7%の間であること、を特徴とする請求 項2又は4のいずれか1項に記載のスパナ。 10.1つのスラストゾーン(11、12、21、22、31、32又は33) の6角形物体(4)との接点又は中心と最も近い前記6角形物体(4)の2つの 面の間のコーナーとを離隔する距離(G)が3〜8%の間であること、を特徴と する請求項1〜8のいずれか1項に記載のスパナ。 11.2つの支持用突起部(6及び7)を有し、 第1の突起部(6)の頂点が6角形物体(4)の回転軸(9)との関係におい て2つの基部スラスト表面(12及び22)からほぼ40°及び110°のとこ ろにあること、及び 第2の突起部(7)の頂点が前記2つの基部スラスト表面(12及び22)か らほぼ70°及び80°のところにあること、 しかも2つの頂点が30°の角度だけ離隔していること、 を特徴とする請求項1に記載のスパナ。 12.2つの支持用突起部(7及び8)を有し、 第1の突起部(8)の頂点が2つの基部スラスト表面(12及び22)からほ ぼ100°及び50°のところにあること、及び 第2の突起部(7)の頂点が2つの基部スラスト表面(12及び22)からほ ぼ70°及び80°のところにあること、 しかも2つの頂点が30°の角度だけ離隔していることを特徴とする請求項1 に記載のスパナ。 13.3つの支持用突起部(6、7及び8)を有し、 第3の突起部(8)の頂点が、2つの基部スラスト表面(12及び22)から ほぼ100°及び50°のところにあることを特徴とする請求項11又は12の いずれか1項に記載のスパナ。 14.突起部(6〜8)の勾配の長さ(H)が10〜16%の間であることを特 徴とする請求項4と組合わせた請求項1、11、12又は13のいずれか1項に 記載のスパナ。 15.1つの突起部(6、7又は8)又は2つの隣接する突起部(6と7又は7 と8)の2つの異なる勾配間の角度βが120°〜125°の間であることを特 徴とする請求項1又は11〜14のいずれか1項に記載のスパナ。 16.フォーク(3)が6角形物体(4)の周囲のほぼ(γ)215°にわたり 存在していること、を特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のスパナ 。 17.フォーク(3)の分岐(10及び20)の離隔距離が、自在スパナタイプ の調節装置を用いて調節可能であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか 1項に記載のスパナ。 18.フォーク(3)がモノブロックであることを特徴とする請求項1〜17の いずれか1項に記載のスパナ。 19.フォーク(3)が2つの部品すなわち、第2の部品との関係において可動 であるフォーク(3)の分岐(16又は19)のうちの一方で構成された第1の 部品及び、ハンドル(2)と一体化された前記フォーク(3)の他方の分岐(2 6又は29)及び溝(5)で構成された第2の基部部品で構成されていることを 特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載のスパナ。 20.第1の部品(16)が回転運動する(F1)ことを特徴とする請求項19 に記載のスパナ。 21.第1の部品(16又は19)が並進運動する(F2)ことを特徴とする請 求項19に記載のスパナ。
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