JP2000514345A - 排水の油脂分離フィルター - Google Patents

排水の油脂分離フィルター

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Abstract

(57)【要約】 回収装置本体(14)と、粒状物および油脂を保持し排水は保持しない回収装置本体内部の着脱泊在なフィルター(20)と、フィルターを外して交換するための回収装置本体へのアクセス口(28)とを有する排水フィルターシステム。

Description

【発明の詳細な説明】 排水の油脂分離フィルター発明の分野 本発明は、排水から粒状物および/または油脂を濾過するための着脱自在なフ ィルターを有するシステムに関するものである。 本発明の1つの実施例は、業務用厨房(例えばレストランの厨房)等で生じる 排水から油脂および固形有機材料を取り除くための濾過装置に関するものである 。発明の背景 水は、料理に使用する容器、調理器具、料理道具の洗浄を含む調理作業で工業 的、商業的あるいは各家庭で多量に使用される。その結果、相当量の有機材料を 含み、一般には粒状物と油脂をさらに含む多量の排水が生じる。公共下水系に流 入した油脂を下水処理施設で処理するには相当の費用がかかる。地方自治体によ っては公共下水系に流入する油脂の量を最少にするために、工業および商業用沈 殿設備の場合には油脂を分離回収する装置の使用を要求するところもある。 油脂トラップは公知である。標準的な油脂の分離回収装置は油脂および他の有 機物を収集するための沈降タンクで構成されている。この油脂分離回収装置は一 般に排水源(例えば台所)から例えば市の排水溝までの排水管の一部に配置され るが、油脂の沈降分離が妨げられると排水から油脂を効果的に分離することがで きなくなり、油脂トラップに油脂と固形粒状物が堆積し、油脂トラップの効果が 低下する。排水系に過剰な油脂が存在するとバクテリアが過剰になり、寄生虫や 昆虫を引き寄せ、管が詰まり、流しの流量が減少し、不快な臭いが排水管を通っ て台所に浸入する。そのため、標準的な油脂の分離回収装置は専門業者によって 定期的にトラップを空にし、堆積した油脂および他の物 質を捨てる作業が必要になる。発明の要約 本発明の提供する排水から固形粒状物と油脂とを除去する排水フィルターシステ ムは下記A)からC)で構成される: A)排水の流入口と、流出口と、内部表面とを有し、排水が流入口から内部を通 って流出口まで流れる方向に延びた流路を規定する回収装置本体、 B)流入口と流出口との間の回収装置本体内に配置された排水から固形粒状物と 油脂の一部とを除去する着脱自在なフィルターであって、外部表面と排水から除 去された固形粒状物および油脂を収納する収容部とを有し、一杯になった時に膨 張でき、収容部が一杯になった時に外部表面の少なくとも一部が回収装置本体の 内部表面から離れて流出口と流体連通した通路が画定されるような寸法を有する フィルター、 C)フィルターを回収装置本体に着脱自在に固定する保持具。 本発明が提供するの別の実施例の排水から固形の粒状物および油脂を除去する 排水フィルターシステムは、粒状物および油脂を含む排水源と流体連通した排水 の供給管と、この供給管の下流にある濾過装置と、この濾過装置の下流にある油 脂トラップとを含み、濾過装置は下記A)からC): A)排水の流入口と、流出口と、内部表面とを有し、排水が流入口から内部を 通って流出口まで流れる流路を規定する回収装置本体、 B)外部表面と、排水から除去された粒状物を収納する収容部とを有する、流入 口と流出口との間で回収装置本体内に配置された、排水から粒状物を除去する着 脱自在なフィルター、 C)着脱自在なフィルターを回収装置本体に着脱自在に固定する保持具 で構成され、フィルターから流出する排水中に含まれる粒状物が減少し、油脂ト ラップ内の粒状物が減少することを特徴とする。 本発明の1つの実施例では、着脱自在なフィルターは回収装置本体の流入口と 流体連通した流入口を有するフィルターバッグからなり、水は回収装置本 体の流入口から入って、着脱自在なフィルターの流入口を通り、油脂の少なくと も一部を着脱自在なフィルター内に残して着脱自在なフィルターを通過する。着 脱自在なフィルターは米のような細かい粒状物が通過するのを防ぐような大きさ の開口度を有するのが好ましい。 着脱自在なフィルターバッグは布素材、好ましくは油脂を保持する布でできて いるのが好ましい。フィルターバッグは排水で満たされときに膨張するのが好ま しい。着脱自在なフィルターは弾性素材で構成することができる。この弾性素材 は縦方向と横方向の両方に伸びるのが好ましい。着脱自在なフィルターの材料は 約300から500、好ましくは約300から400のニードルカウントを有するのが好まし い。着脱自在なフィルターの開口度は排水フィルターシステムに流入する油脂お よび粒状物の50%以上、好ましくは75%以上を保持する大きさであるのが好まし い。 本発明の別の実施例では、排水フィルターシステムがさらに、着脱自在なフィ ルターが排棄物で満たされた時に着脱自在なフィルターを支持する支持具を備え ている。この支持具は受けで構成され、回収装置本体の内部表面には着脱自在な フィルターの下で受けを支持する受け支持部を有し、着脱自在なフィルターの底 面は着脱自在なフィルターが排水で満たされた時に受けの上にのる。 本発明の他の実施例では、回収装置本体が着脱自在な流入口から排水を迂回さ せる補助管を有する。固形物が多く、油脂が少ない排水の場合、着脱自在なフィ ルターが固形物ですぐに詰まるのを防ぎ、着脱自在なフィルターを迂回させるこ とができる。補助管は通路と流体連通した回収装置本体上の補助管口を備える。 逆に、固形物が多く、油脂が少ない排水の場合には、油脂トラップを油脂ではな く固形物で詰まらせないようにするために、着脱自在なフィルターと油脂トラッ プを迂回させることができる。 着脱自在なフィルターの取り外しを容易にするために、回収装置本体には着脱 自在なフィルターが排棄物で一杯になった時に着脱自在なフィルターを外せる大 きさの廃棄口と、この廃棄口を覆うCな部品とを設け、保持具は回収装 置本体の流入口と流体連通したフィルターバッグの流入口をVに固定する部品で 構成することができる。 本発明のさらに別の実施例では、排水フィルターシステムは流出口を介して排 水を通す流出口の上流に取付けたポンプをさらに備えている。 本発明の上記以外の特徴および利点は添付図面を参照した好ましい実施例に関 する以下の説明からより良く理解できよう。図面の簡単な説明 図1は図2の線A-Aによる排水フィルターシステムの横断面図。 図2は図1の線A-Aによる排水フィルターシステムの上側断面図。 図3は図4の線A-Aによる排水フィルターシステムの別の実施例の横断面図。 図4は図3の線A-Aによる排水フィルターシステムの上側断面図。 図5は排水フィルターシステムの内部を示す破断斜視図。 図6は本発明の排水フィルターシステムの概念図で、点線は台所の排水流路に 連通した濾過システムの内部をある程度詳細に示した図。実施例 本発明の原理の理解を助けるために、以下、図示した実施例を参照して本発明 の一つの例を説明する。 図1は排水フィルターシステムの好ましい一実施例を示す。この排水フィルタ ーシステムを構成する回収装置本体または濾過装置14は内面16、外面18、溜め部 26、流入開口手段10、流出開口手段12およびアクセス口28を有する。回収装置本 体14内には内面22と外面24とを有する濾過手段20が設けられている。濾過手段20 と溜め部26との間には受け32がある。 図1に示すように、粒状物と油脂とを含む排水は流入開口手段10を通って回収 装置本体14に入る。排水は内面22から外面24へ濾過手段20を通って流れ、流出開 口手段12を通って回収装置本体14から出る。濾過手段20は油 脂の一部と濾過手段20を通ることができない大きな粒状物とを保持する。時間が 経過すると、濾過手段20は排水中の油脂および他の固形物または粘稠物で一杯に なるので、ときどき、あるいは必要に応じてアクセス口28を通して濾過手段20を 空の濾過手段20と交換する。 回収装置本体14は濾過手段20を収容するための凹部を内部に有する。回収装置 本体14内のこの凹部の寸法は、例えば排水の予想油脂含有率、1日の排水量、濾 過手段20の交換周期に応じて変えることができる。例えば、濾過手段20を1日に1 回だけ交換すればよいような寸法にする。凹部および濾過手段20の寸法は濾過手 段20が一杯になったときに、濾過手段20の外面24の少なくとも一部が回収装置本 体14の内何16から離れ、流出開口手段12と連通した通路84が規定されるようなも のにする。 回収装置本体14はプラスチックなどの軽量かつ強いポリマーで作るのが好まし いが、他の成形用ポリマー、金属またはガラス繊維で作ることもできる。 濾過手段20は流入開口手段10と連通して取付けられ、入力開口手段10を通って 流れるほぼ全て、好ましくは全ての排水は濾過手段20を通るのが好ましい。従っ て、流入開口手段10は外側開口部41から、流入開口10を通って、内側開口部43ま で延びる通路36を有することができる。流入開口手段10はネック部分36'を有し 、このネック部分36'は通路36と連通した一端と内側開口部43と連通した他端と を有する。外側開口部41は図6に示すように排水管を受け入れるような寸法を有 している。排水が重力で回収装置本体14を通って流れるようにするために、流入 開口手段10は回収装置本体14の上部に取付けるのが好ましい。 濾過手段20は回収装置本体14内に着脱自在に取付けられ、油脂や他の物質で一 杯になって、空にしなければならないときに回収装置本体14から取り外すことが できる。濾過手段20が一杯になったときには、回収装置本体14から濾過手段20を 取り外して洗浄し、再び回収装置本体14内に固定することができる。濾過手段20 を使い捨て型にし、一杯になった時に回収装置本体14から取り外し、廃棄して新 しい濾過手段20と交換するようにすることもできる。 濾過手段20は水から固形有機粒状物を濾過できる任意の濾過材料にすることが できる。濾過手段20は網目または他の多孔性材料出構成できる。孔は、液体はフ ィルターの内面22から外面24へ通ることができるが、大部分の固形有機粒状物は フィルターの内面22から外面24へ通ることができないような十分に小さいものに する。濾過手段20は布にすることができ、濾過手段20が一杯になるにつれて膨張 するように膨張可能なものにするのが好ましい。この布は弾性であるのが特に好 ましい。この布は縦方向と横方向の両方に弾性であるのが最も好ましい。 弾性素材の使用には複数の利点がある。第1に、弾性素材の使用によって濾過 手段が早期に破断するのを防ぐことができる。すなわち、弾性素材を用いること によって排水の流量が高くなったときに濾過手段20が膨張することができる。膨 張によって濾過材料の孔径が大きくなり、多量の流れが濾過材料を通ることがで きるようにする。第2に、濾過手段20内に油脂および固形物が蓄積するにつれて 濾過手段20が膨張し、追加の廃棄物を保持することができる。第3に、濾過手段2 0内に廃棄物が蓄積するにつれて、濾過手段の孔は詰まるが、濾過手段が膨張す るにつれてこの孔径は大きくなるので、より多くの濾過手段がフィルターとして 有効に機能し続けることができる。濾過材料の膨張速度は、濾過手段の孔が過剰 な廃棄物が濾過材料を通って流れるほど大きくならないような速度にするのが好 ましい。この着脱自在なフィルター内の開口部の寸法は排水フィルターシステム に入る油脂および粒状物の50%以上、特に75%以上が保持されるようにするのが 好ましい。 濾布は約300から約500、好ましくは約300から約400、特に好ましくは約350の ニードルカウント(needle count)を有することができる。この素材はフィルター に入る固形の有機粒状物の80から90%を捕捉することができる。驚くべきことに 、この素材は排水の固形有機物の大部分を濾過することにに加えて、排水の油脂 の濾過にも有効であることがわかった。 濾過される油脂の量は複数の要因すなわち濾過手段20に入る排水の温度、濾過 手段20の孔径、濾過手段20内の滞留時間等に大きく依存する。濾過装 置を排水源、例えば台所の流しから遠く離れた所に取付けることによって、排水 が濾過装置まで来たときには熱を失っている。排水が濾過装置に入るとある時間 だけ濾過手段内に残る。この時間は孔の径に依存する。これによって油脂に流体 状態から粘度のより高い状態になる機会が与えられる。例えば、油脂がゲル化ま たは凝固する。濾過部材20の孔径は小さいため、ゲル化または凝固した油脂は濾 過装置内に残留し易くなり、濾過装置から出た排水は油脂の負荷が低下した状態 で下流に取付けられた油脂トラップに入る。従って、油脂トラップを毎日洗浄す る必要がなく、例えば週に1度または月に1度手入れをするだけでよい。 濾過手段20は丈夫かつ軽量で弾性を有する種々の布、例えばナイロンか蛋白質 に似た構造をもつ他の合成ポリアミド繊維で作ることができる。また、濾過手段 20は綿、レーヨン、Terylenまたは当業者に周知の他の布で作ることができる。 濾過手段20は排水中の粒状物および油脂を濾過するために排水の流路に配置で きる任意の形状にすることができる。濾過手段20はさらに、排水から濾過された 油脂や固形物を貯蔵する溜め部または他の貯蔵手段を含むのが好ましい。本発明 の1実施例では、濾過手段20は一端に開口部を有する縦方向に延びたバッグであ る。濾過手段20は、空の状態で一端が密封された中空円筒部材にすることができ 、蓄積とともに図5に示すように膨張することができる。 回収装置本体14からの濾過手段20の取外しを容易にするために、濾過手段20は 当業者に周知の任意の手段によって流入開口手段10に着脱自在に固定されるのが 好ましい。図1および図3に示すように、濾過手段20は着脱自在なロック手段、例 えばクランプ54または類似の手段によってネック部分36'に着脱自在に固定する ことができる。クランプ54はヘッド80と螺合する縦方向に延びる部材を有するこ とができる。ヘッド80のネジ82を回転させると、縦方向に延びる部材がヘッド80 を介して引張りクランプ54を締めつける。濾過手段20の開口端をネック部分36' の周りに取付け、クランプ54を濾過手段20の周りに配置し、締り嵌めまたは摩擦 嵌めで締付けることによって濾過手段20は流路 の望ましい位置に固定される。使用中に濾過手段20の重量が増加すると、濾過手 段20は摩擦嵌めによって流入開口手段10に固定されるので、流入濾過手段10から 離れることはない。濾過手段20を定位置に固定するのに使用できる当業者に周知 の他の適当な固定手段には錠ピン、バネ取付け、ファスナおよび止めネジが含ま れる。 アクセス口28は濾過手段20の取外しを容易にするために設けられている。アク セス口28は、濾過手段20が油脂や固形廃棄物で一杯のときに濾過手段20を取り外 せるように十分に大きくするのが好ましい。図1および図3に示すように、カバー 52は回収装置本体14と着脱自在に係合するように設けられ、係合したときにアク セス口28が閉じるのが好ましい。アクセス口28はネジ付外側表面28'を有し、こ のネジ付外側表面28'はカバー52のネジ付内側表面52'と係合し、カバー52はアク セス口28に着脱自在に螺合することができる。アクセス口に蓋をすることによっ て回収装置本体14から不快な臭いが出ないようにし、寄生虫や昆虫、空気中の微 生物の侵入を防ぐことができる。 本発明の実施例では、流入開口手段10は回収装置本体14に回転可能に取付けら れるような寸法をしている。流入開口手段10は回収装置本体14と一体に形成した り、回収装置本体14に着脱自在に固定することもできる。後者の場合には、外側 開口部41を有する通路36の部分を回収装置本体14の外面18の外側に取付け、開口 部43を有する流入開口手段10の部分を回収装置本体14内に取付けることができる 。流入開口手段10が回収装置本体14にピッタリ入るようにするために、流入開口 手段10は肩部材86を有している。流入開口手段10は回収装置本体14に雄型雌型係 合部材を介して着脱自在に固定できる。例えば、流入開口手段10はネジ付外側表 面10'を有することができ、このネジ付外側表面10'はネジ付面56'を有する固定 リング56と螺合するような寸法を有している。流入開口手段10を定位置に固定す るのに使用できる当業者に周知の他の適当な連結手段にはクランプ、締付けピン 、バネ式ファスナおよび止めネジが含まれる。流入開口手段10を接着剤などの手 段で固定することもできる。 図2および図3に示すように、受け32は濾過手段20と溜め部26との間の流路に設 けることができる。受け32は濾過手段20内に油脂が蓄積したときに濾過手段の下 部を受ける台(platform)を有することができる。従って、フィルターを通る排水 に対するフィルターの機械的抵抗によって生じる負荷や濾過手段20内に蓄積した 油脂および固形物の荷重が加っても、流入開口手段10と連通している濾過手段20 を保持するクランプ54を受け32が支える役目をする。さらに、受け32が濾過手段 20を支持することによって、フィルターを通る排水に対するフィルターの機械的 抵抗で生じる負荷や、濾過手段20内に蓄積した油脂および固形物の荷重によって 濾過手段20が裂ける危険を少なくする。 受け32は、回収装置本体14の内面16の周りに取付けられた受け支持部材34によ って回収装置本体14に着脱自在に係合することができる(図5参照)。 受け支持部材34は通路84に突出した突出部で構成することができ、受け32にはこ の突出部を受け入れるための嵌合部を有することができる。 受け32は内部を水が通過できる開口を有し、非弾性素材で作るのが好ましく、 網にしてもよい。受け32は非弾性プラスチックなどの軽量かつ強いポリマーで作 ることができる。また、受け32は他の成形用ポリマーあるいは金属またはガラス 繊維で作ることもできる。 例えば、排水の固形物(油脂以外)含有率が高く、濾過手段20が急速に満たされ る場合は、必要に応じて、濾過手段20を迂回するためのバイパス手段を回収装置 本体14に設けることができる。この場合には、回収装置本体は通路84と連通した バイパス開口42を有することができ、このバイパス開口42は通路30と流入開口31 とを有することができる。流入開口31は排水管と連通して、この排水管は例えば ごみ廃棄装置に連通することができる。すなわち、ごみ廃棄装置から流入開口31 へ流れ、通路30を通って回収装置本体14に入る流路にすることができる。この実 施例では、受け32はごみ廃棄装置からバイパス開口42を通って受け32に流れる固 形物を保持できる細かな網または半微細なの網にすることができる。ときどき、 アクセス口カバー52を取り外し、アクセス口28を介して受け32から固形廃棄物を 取り除くことで受け32を通る排水の流れ を良くすることができる。また、受け32の網目はこのような固形物が通過できる ような寸法にすることができる。 流入開口31は着脱自在なカバーを有することができ、バイパス開口42が必要で ないときはこれを密封できる。例えば、流入開口31はネジ付係合キャップ44内に ねじ込まれるネジ付外側表面を有することができる。流入開口31に蓋をすること によって回収装置本体14から不快な臭いが出ないようにし、寄生虫や昆虫、空気 中の微生物の侵入を防ぐことができる。 溜め部26は濾過手段20の下方に設けられ、水が流出開口手段12を通って回収装 置本体14から出るときに蓄積する領域を提供する。図3および図4に示す実施例で は、取付け時に、溜め部26は流出導管手段12に取付けられた下流導管より高い所 に取付けられている。従って、回収装置本体14から出た排水は重力送りで溜め部 26から出ることができる。 図1、図2および図6に示す実施例では、排水フィルターシステムはポンプ50を さらに備えている。このポンプ50のモータ51は受け32と流出開口手段12との間の 流路内の溜め部26内に設けられている。ポンプ50は流出開口手段12を介して溜め 部26から排水を促し、排出させる手段である。図6に示すように、回収装置本体1 4から出た排水が送られる位置より低い所に溜め部26が取付けられている場合に ポンプ50を最も有効に用いることができる。 別の実施例では、図6に示すように、例えば濾過装置を取り外すときに溜め部2 6の排水を容易にするための排水開口13を回収装置本体14が有している。この排 水開口13はそれを着脱自在に密封するためのネジ付キャップ13'を備えるのが好 ましい。 図6に示すように、本発明の排水フィルターシステムは台所または排水や油脂 が生じる他の場所から出た排水の流路と組み合わせて用いることができる。図6 の実施例の流路は油脂トラップ70、公共下水道72、下水口68、管60、63、弁64、 67を含んでいる。排水は流し74または類似の排水源から管60に入る。排水フィル ターシステムを含まない流路にする時には、弁64を閉じ、弁65を開けることがで きる。この流路は例えば排水フィルターシステムの手入れ、例えば 濾過手段20の取外しや交換時に流しを使用可能にするために望ましい。 逆に、弁65を閉じ、弁64を開けることによって、排水フィルターシステムと連 通した流路にすることができる。この実施例では、排水は管59および管61を通っ て流れ、流入開口手段10で排水フィルターシステムに入る。可撓性導管、例えば ホース68を流し74と流入開口手段10との間の流路に挿入することができる。図6 に示す実施例では、例えばホース68を管61と管59との間の流路に挿入することが でき、排水は管61、ホース68、管59および流入開口手段10を通って排水フィルタ ーシステムに入る。可撓性導管を排水フィルターシステムの前の流路で用いるこ とによって、排水フィルターシステムの取付け、移動が容易になり、排水流路内 の排水フィルターシステムの取付けの融通性が大きくなる。 図6に示す実施例では、本発明の排水フィルターシステムはその下流にられた 任意の油脂トラップ70と組み合わせて用いられる。本発明を使用することによっ て、排水が油脂トラップ70に入る前に油脂および固形廃棄物を除去することがで きる。その結果、油脂トラップ70はより効率的に運転でき、メンテナンス頻度を 減らすことができる。濾過手段20が油脂や固形物で満たされたときは、通常の固 形廃棄物処理手段を用いて濾過手段20を廃棄することができる。さらに、油脂ト ラップが油脂や固形物で急速に満たされることが少なくなる。従って、公共下水 道に入る油脂をより少なくすることができ、その結果、下水処理設備で処理され る油脂の量が減る。 上記実施例が本発明の範囲を限定するのものではないことは理解できよう。以 上、本発明を特定の実施例を参照して説明したが、種々の変更、変形および工程 の追加が可能であることは当業者には理解できよう。従って、本発明の精神およ び範囲を逸脱しない限り、そうした変形、追加および変更は本発明の範囲に含ま れる。本発明の当業者が通常行う図示した装置の変形、変更および本発明原理の 適用は本発明に含まれるものである。実施例 図1・図6に示す濾過装置はゼン ホシェリー社(Zens Hosiery Co)の製品で、 下記の仕様を有するフィルターバッグである: ニードルカウント: 401 円筒の寸法: 31/2 出発糸: 30/2の伸縮性ナイロン Bardy糸: 40/1/Sの伸縮性ナイロン40/1/Zの伸縮性ナイロン Run out糸: 60/1綿 編成長さ: 16インチ 最終長さ: 12インチ 業務用厨房の標準油脂トラップの上流に濾過装置を配置し、油脂と固形有機粒 状物とを含む排水を通す。濾過装置に流入する排水中と、濾過装置から流出する 排水中の油および油脂の含有率を測定する。さらに、濾過装置に流出する排水中 と濾過装置から流出する排水中の生物の酸素要求量(BOD)と浮遊固形物(TS S)も測定した。結果は下記の通り。 この表から分かるように、濾過装置は排水から固形物を除去するだけでなく、 油および油脂の大部分を除去するのに驚くべき効果がある。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月22日(1998.7.22) 【補正内容】 管が詰まり、流しの流量が減少し、不快な臭いが排水管を通って台所に浸入する 。そのため、標準的な油脂の分離回収装置は専門業者によって定期的にトラップ を空にし、堆積した油脂および他の物質を捨てる作業が必要になる。 デシェイズ(Deshayes)の欧州特許第0373048号には、回収装置本体内部に排水 から固形有機物を除去するフィルターを有する排水除去フィルター装置が開示さ れている。 このフィルター装置は従来の油脂トラップと同じ原理で動作し、粒状物は回収装 置本体内の水の上側に浮上するか、底に溜まるようになっている。回収装置を通 過する水の撹拌を防ぐための導風板を使用する替りに、変形できないフィルター バッグが粒状物を保持するために用いられている。 パッサヴァン-ヴェルク エージー(Passavant-Werke AG)の欧州特許第068749 3号にはスラッジからの有機化合物を再循環するための装置が開示されている。 この装置はフィルターバッグがライニングされた堅いドラム型網かごか、構造支 持体上に取り付けたフィルターバッグからなる回収装置本体と、濾液を回収装置 本体に汲み上げて戻すポンプとを備えている。発明の要約 本発明の提供する排水から固形粒状物と油脂とを除去する排水フィルターシス テムは下記A)からC): A)排水の流人口と、流出口と、内部表面とを有し、排水が流入口から内部を通 って流出口まで流れる方向に延びた流路を規定する回収装置本体、 B)着脱自在なフィルター、 C)着脱自在なフィルターを回収装置本体に着脱自在に固定する保持具、 で構成され、着脱自在なフィルターは一杯になった時に膨張でき、着脱自在なフ ィルターは排水から固形の粒状物および油脂の一部を除去するのに適しており、 着脱自在なフィルターは流入口と流出口の間で回収装置本体内に配置され、着脱 自在なフィルターは外部表面と排水から除去された固形の粒状物および油脂を収 納する収容部とを有し、着脱自在なフィルターは前記収容部が一杯になった時に 外部表面の少なくとも一部が回収装置本体の内部表面から離れて流出口と流体連 通した通路が画定されるような寸 法を有することを特徴とする。 本発明が提供するの別の実施例の排水から固形の粒状物および油脂を除去する 排水フィルターシステムは、粒状物および油脂を含む排水源と流体連通した排 請求の範囲 1. 下記A)からC): D)排水の流入口(10)と、流出口(12)と、内部表面(16)とを有し、排水が流入口 から内部を通って流出口まで流れる方向に延びた流路を規定する回収装置本体(1 4)、 E)着脱自在なフィルター(20)、 F)着脱自在なフィルターを回収装置本体に着脱自在に固定する保持具(54)、 で構成される、排水から固形粒状物と油脂とを除去する排水フィルターシステム において、 着脱自在なフィルターは一杯になった時に膨張でき、着脱自在なフィルターは 排水から固形の粒状物および油脂の一部を除去するのに適しており、着脱自在な フィルターは流入口と流出口の間で回収装置本体内に配置され、着脱自在なフィ ルターは外部表面(24)と排水から除去された固形の粒状物および油脂を収納する 収容部(22)とを有し、着脱自在なフィルターは前記収容部が一杯になった時に外 部表面の少なくとも一部が回収装置本体の内部表面から離れて流出口と流体連通 した通路(26)が画定されるような寸法を有することを特徴とする排水フィルター システム。 2.着脱自在なフィルターが弾性素材をからなる請求項1に記載の排水フィルター システム。 3.弾性素材が縦方向と横方向の両方に伸びる請求項2に記載の排水フィルターシ ステム。 4.着脱自在なフィルターが油脂を保持する布からなる請求項1に記載の排水フィ ルターシステム。 5.着脱自在なフィルターが約300から500のニードルカウントを有する請求項1に 記載の 排水フィルターシステム。 6.着脱自在なフィルターが約300から400のニードルカウント目を有する請求項1 に記載の排水フィルターシステム。 7.着脱自在なフィルターの開口度が排水フィルターシステムに流入する油脂およ び粒状物の50%以上を保持する大きさである請求項1に記載の排水フィルターシ ステム。 8.着脱自在なフィルターの開口度が排水フィルターシステムに流入する油脂およ び粒状物の75%以上を保持する大きさである請求項1に記載の排水フィルターシ ステム。 9.着脱自在なフィルターが回収装置本体の流入口と流体連通した入口(43)を有す るフィルターバッグで構成され、排水は回収装置本体の流入口から入り、フィル ターバッグの流入口を通り、粒状物および油脂の少なくとも一部を着脱自在なフ ィルター内に残して着脱自在なフィルターを通過する請求項1に記載の排水フィ ルターシステム。 10.回収装置本体が着脱自在なフィルターが粒状物および油脂で一杯になった時 に、着脱自在なフィルターを取り出すための大きさを有する廃棄口と、この廃棄 口を覆う着脱自在な部品とを有し、着脱自在なフィルターを回収装置本体に固定 する保持具は回収装置本体の流入口と流体連通した着脱自在なフィルターバッグ の流入口(28)を着脱自在に固定する部品(52)を有する、請求項9に記載の排水フ ィルターシステム。 11.排水フィルターシステムが着脱自在なフィルターが一杯になった時に着脱自 在なフィルターを支持する支持具(32)をさらに有する請求項10に記載の排水フ ィルターシステム。 12.排水フィルターが粒状物および油脂の少なくとも一部が流入するのを防ぐ大 きさの開口度を有する請求項1に記載の排水フィルターシステム。 13.排水フィルターシステムが流出口の上流に流出口から排水を汲み上げるポン プ(50)を有する請求項1に記載の排水フィルターシステム。 14.粒状物および油脂を含む排水源と流体連通した排水の供給管(59)を含む、排 水から固形の粒状物および油脂を除去する排水フィルターシステムにおいて、排 水フィルターシステムが下記A)からC): A)排水の流入口と、流出口と、内部表面とを有し、排水が流入口から内部を通 って流出口まで流れる流路を規定する回収装置本体、 B)外部表面と、排水から除去された粒状物を収納する収容部とを有する、流入 口と流出口との間で回収装置本体内に配置された、排水から粒状物を除去する着 脱自在なフィルター、 C)着脱自在なフィルターを回収装置本体に着脱自在に固定する保持具 で構成される供給管の下流にある濾過装置(a)およびこの濾過装置の下流にある 油脂トラップ(b)と流体連通し、フィルターから流出する排水中に含まれる粒状 物が減少し、油脂トラップ内の粒状物が減少することを特徴とする排水フィルタ ーシステム。 15.着脱自在なフィルターが一杯になった時に膨張する請求項14に記載の排水フ ィルターシステム。 16.着脱自在なフィルターが弾性素材からなる請求項14に記載の排水フィルター システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記A)からC)で構成される排水から固形粒状物と油脂とを除去する排水フィ ルターシステム: A)排水の流入口と、流出口と、内部表面とを有し、排水が流入口から内部を通 って流出口まで流れる方向に延びた流路を規定する回収装置本体、 B)流入口と流出口との間の回収装置本体内に配置された排水から固形粒状物と 油脂の一部とを除去する着脱自在なフィルターであって、外部表面と排水から除 去された固形粒状物および油脂を収納する収容部とを有し、一杯になった時に膨 張でき、収容部が一杯になった時に外部表面の少なくとも一部が回収装置本体の 内部表面から離れて流出口と流体連通した通路が画定されるような寸法を有する フィルター、 C)フィルターを回収装置本体に着脱自在に固定する保持具。 2.着脱自在なフィルターが弾性素材をからなる請求項1に記載の排水フィルター システム。 3.弾性素材が縦方向と横方向の両方に伸びる請求項2に記載の排水フィルターシ ステム。 4.着脱自在なフィルターが油脂を保持する布からなる請求項1に記載の排水フィ ルターシステム。 5.着脱自在なフィルターが約300から500のニードルカウントを有する請求項1に 記載の排水フィルターシステム。 6.着脱自在なフィルターが約300から400のニードルカウント目を有する請求項1 に記載の排水フィルターシステム。 7.着脱自在なフィルターの開口度が排水フィルターシステムに流入する油脂およ び粒状物の50%以上を保持する大きさである請求項1に記載の排水フィルターシ ステム。 8.着脱自在なフィルターの開口度が排水フィルターシステムに流入する油脂およ び粒状物の75%以上を保持する大きさである請求項1に記載の排水フィルターシ ステム。 9.着脱自在なフィルターが回収装置本体の流入口と流体連通した入口を有するフ ィルターバッグで構成され、排水は回収装置本体の流入口から入り、フィルター バッグの流入口を通り、粒状物および油脂の少なくとも一部を着脱自在なフィル ター内に残して着脱自在なフィルターを通過する請求項1に記載の排水フィルタ ーシステム。 10.回収装置本体が着脱自在なフィルターが粒状物および油脂で一杯になった時 に、着脱自在なフィルターを取り出すための大きさを有する廃棄口と、この廃棄 口を覆う着脱自在な部品とを有し、着脱自在なフィルターを回収装置本体に固定 する保持具は回収装置本体の流入口と流体連通した着脱自在なフィルターバッグ の流入口を着脱自在に固定する部品を有する、請求項9に記載の排水フィルター システム。 11.排水フィルターシステムが着脱自在なフィルターが一杯になった時に着脱自 在なフィルターを支持する支持具をさらに有する請求項10に記載の排水フィルタ ーシステム。 12.排水フィルターが粒状物および油脂の少なくとも一部が流入するのを防ぐ大 きさの開口度を有する請求項1に記載の排水フィルターシステム。 13.排水フィルターシステムが流出口の上流に流出口から排水を汲み上げるポン プを有する請求項1に記載の排水フィルターシステム。 14.粒状物および油脂を含む排水源と流体連通した排水の供給管と、この供給管 の下流にある濾過装置と、この濾過装置の下流にある油脂トラップとを含む、排 水から固形の粒状物および油脂を除去する排水フィルターシステムにおいて、濾 過装置が下記A)からC): D)排水の流入口と、流出口と、内部表面とを有し、排水が流入口から内部を通 って流出口まで流れる流路を規定する回収装置本体、 E)外部表面と、排水から除去された粒状物を収納する収容部とを有する、流入 口と流出口との間で回収装置本体内に配置された、排水から粒状物を除去する着 脱自在なフィルター、 F)着脱自在なフィルターを回収装置本体に着脱自在に固定する保持具 で構成され、フィルターから流出する排水中に含まれる粒状物が減少し、油脂ト ラップ内の粒状物が減少することを特徴とする排水フィルターシステム。 15.着脱自在なフィルターが一杯になった時に膨張する請求項14に記載の排水フ ィルターシステム。 16.着脱自在なフィルターが弾性素材からなる請求項14に記載の排水フィルター システム。 17.弾性素材が縦方向と横方向の両方に伸びる請求項16に記載の排水フィルター システム。 18.着脱自在なフィルターが油脂を保持する布からなる請求項14に記載の排水フ ィルターシステム。 19.着脱自在なフィルターが約300から500のニードルカウントを有する請求項14 に記載の排水フィルターシステム。 20.着脱自在なフィルターが約300から400のニードルカウントを有する請求項14 に記載の排水フィルターシステム。 21.着脱自在なフィルターの開口度が排水フィルターシステムに流入する油脂お よび粒状物の50%以上を保持する大きさである請求項14に記載の排水フィルター システム。 22.着脱自在なフィルターの開口度が排水フィルターシステムに流入する油脂お よび粒状物の75%以上を保持する大きさである請求項14に記載の排水フィルター システム。 23.着脱自在なフィルターが回収装置本体の流入口と流体連通した流入口を有す るフィルターバッグを備え、排水は回収装置本体の流入口から入り、フィルター バッグの流入口を通り、粒状物および油脂の少なくとも一部を着脱自在なフィル ターに残して着脱自在なフィルターを通過する請求項14に記載の排水フィルター システム。 24.回収装置本体が着脱自在なフィルターが一杯になった時に、着脱自在なフィ ルターを取り外せる大きさの廃棄口と、この廃棄口を覆う着脱自在な部品とを有 し、着脱自在なフィルターを回収装置本体に固定する保持具が回収装置本体の流 入口と流体連通した着脱自在なフィルターバッグの流入口を取り外せるように固 定する部品からなる請求項23に記載の排水フィルターシステム。 25.排水フィルターシステムが着脱自在なフィルターが一杯になった時に着脱自 在なフィルターを支持する支持具をさらに備える請求項24に記載の排水フィ ルターシステム。 26.排水フィルターが粒状物および油脂の少なくとも一部が流入するのを防ぐ大 きさの開口部を有する請求項24に記載の排水フィルターシステム。 27.排水フィルターシステムが流出口の上流にある流出口から排水を汲み上げる ポンプを備える請求項14に記載の排水フィルターシステム。
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