JP2000513891A - Ｗｅｂ型の静止画をハイパーリンクによって表示するための対話型テレビジョン・システム及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 対話型テレビジョン・システムにおいて、ビデオ・コンテントに関係した静止ビデオ画像を表示するためのシステム及び方法。この発明のシステム及び方法は、対話型テレビジョン・システム上でインターネット・ホームページをシミュレートするために使用される。こうして、この発明は、対話型テレビジョン・システムにおいてハイパーリンクされたＷｅｂ型のナビゲーション能力をサポートする。この発明の方法によると、ビデオ配信システムは、それぞれがビデオ・コンテントを含む１つ以上のオーディオ及び／又はビデオ・チャネルを提供又は放送し、また、好ましくはＭＰＥＧ−２静止画像である複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つの静止画像チャネルを提供又は放送する。ユーザー又は視聴者は、所望の情報を見るために、テレビジョン・スクリーンに表示された選択オプションを選択することができる。リンクされた静止ビデオ画像を見るためのオプションを選択するユーザー入力をセットトップ・ボックスが受信すると、セットトップ・ボックスは要求された画像を静止画像放送チャネルから捕捉し、該画像をメモリに記憶し、選択に対応する捕捉された静止ビデオ画像を表示する。表示されているビデオ画像は別の選択を表示するための関連の対話型プログラム・コンテントを有する。これらの選択は他の画像又はコンテントを見るため、情報を注文するため、又は、製品を購入するためのものである。こうして、ユーザーはＷｅｂ型のハイパーリンクされた方法で、ビデオ・コンテント及び静止画の中を選択的にナビゲートすることができる。１つの実施の形態においては、ユーザーが静止画像の中をナビゲートしているとき、見ていたテレビジョン・プログラム又はビデオ・コンテントが、表示されている静止画像のオーバーレイされた小さなウィンドウに表示される。また、セットトップ・ボックスが要求された画像を静止画像放送チャネルから捕捉すると、セットトップ・ボックスは、ユーザーがその後に他の感形の画像を要求する見込みに基づいて、これらの画像をプリキャッシュ又はプリロードすることが好ましい。また、この発明は、ユーザーが要求した静止画像を専用の「探索」チャネル上で提供する実施の形態を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｗｅｂ型の静止画をハイパーリンクによって表示するための 対話型テレビジョン・システム及び方法 発明の背景 この発明は対話型テレビジョンのような対話型ビデオ配信媒体に関するもので あり、特に、対話型放送テレビジョン・システムにおいてハイパーリンクされた Ｗｅｂ型の静止ビデオ画像を発生し表示するためのシステム及び方法に関する。 この発明はまた、対話型放送テレビジョン・システムにおいてインターネット・ Ｗｅｂページをエミュレートするためのシステム及び方法に関する。 関連技術の説明 インターネットは数千のコンピュータシステムをサポートする種々の標準プロ トコル及び転送メカニズムに基づく国際的ネットワークである。インターネット によって使用される基本的な転送プロトコルは、ＴＣＰ／ＩＰ（転送制御プロト コル／インターネット・プロトコル）と呼ばれ、元々はユニックス・オペレーテ ィング・システムで用いられていたものである。本質的に、インターネットは、 ユーザーが所望の情報及び／又はグラフィックス・コンテントに選択的にアクセ スすることができるようにする対話型の画像及びドキュメント・プレゼンテーシ ョン・システムを提供する。インターネットは、多くの種々の商業的な利用を有 する情報スーパーハイウェー又は情報バックボーンを形成するまでに成長した。 インターネットは、ハイパーネット能力を提供するワールド・ワイド・ウェブ （ＷＷＷ）を含む種々のサーバー形式を含む。ハイパーネット能力により、イン ターネットは便利なグラフィカル・ユーザー・インターフェース（ＧＵＩ）を用 いてナビゲートすることができるドキュメントのＷｅｂをリンクさせることがで きる。ＷＷＷサーバーはドキュメントの場所を探し当てるユニフォーム・リソー ス・ロケータ（ＵＲＬ）を利用する。ここで、ＵＲＬはネットワーク・サーバー から検索されるべきドキュメントのアドレスである。ＷＷＷはＷｅｂとも呼ばれ るが、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ（ＨＴＭＬ）と呼ばれるハ イパーテキスト言語を利用する。ＨＴＭＬは、コンテント・プロバイダ又は開発 者が関連のコンテント（content）又はデータをリンクさせるＷｅｂページ内に ハイパーリンクを置くことができるようにするスクリプト又はプログラミング言 語である。また、Ｗｅｂはハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル（Ｈ ＴＴＰ）と呼ばれる転送プロトコルを利用する。ユーザーがＷｅｂドキュメント においてリンク上をクリックすると、ドキュメント内のリンク・アイコンは、リ ンクされたドキュメントをサーバーに記憶しながら、セッションを開始するため にクライアントが採用するＵＴＲを含む。ＨＴＴＰは情報転送をサポートするプ ロトコルである。 対話型テレビジョンは、多くの加入者に放送視聴覚コンテントを提供する対話 型のオーディオ／ビデオ配信媒体である。対話型テレビジョンはユーザーに対し て放送オーディオ及びビデオを提供し、また、ユーザーがコンテントと対話する ための、例えば、選択を行い又は製品を注文する等のための戻り経路を提供する 。インターネットとは異なって、主に対話型テレビジョンはそれぞれのユーザー 又は加入者に同一の視聴覚コンテント（audiovisual content）を要求するのが 一般的である放送媒体である。 対話型テレビジョンの１つの要素は、視聴者がプログラミング又は商品を注文 することができるようにする電子プログラムガイド及び／又は電子カタログを提 供する能力である。広告主はその製品を対話型テレビジョンを通して宣伝し、ユ ーザーはそれを見て、製品を注文し又は製品に関する一層多くの情報を受け取る ために選択を行う。 対話型テレビジョンのユーザー又は視聴者が興味を持つ情報を有効に選択して 見ることができるようにする便利で容易なメカニズムを提供することは明らかに 必要である。例えば、広告主が広告を一層有効に表示することができる対話型テ レビジョン・システムの便利な広告メカニズムを提供することは望ましいことで ある。更に一般的に、ユーザー又は視聴者が対話型テレビジョン媒体においてＷ ｅｂと同様に情報を一層簡便にナビゲートすることが望ましい。 対話型テレビジョン・システムにおけるＷｅｂ型の能力を提供する際の問題は 、システムが放送的な性質を有することである。本質的に、インターネットは多 点対多点のシステムであり、それぞれのユーザーは異なる情報を選択的に検索す る ことができ、又は、異なる選択されたコンテントを見ることができる。これに対 して、放送テレビジョン媒体は主に一点対多点のシステムであり、一般に、どの ユーザーも同一のコンテントを受信することを要求される。従って、主に放送の 環境においてＷｅｂ型の能力を提供する、改良された対話型テレビジョン・シス テム及び方法が望まれている。 発明の概要 この発明は、対話型放送テレビジョン・システムにおいてビデオ・コンテント に関係した静止ビデオ画像を表示するためのシステム及び方法を含む。つまり、 この発明は対話型テレビジョン・システムにおいてハイパーリンクされたＷｅｂ 型の能力を提供する。対話型テレビジョン・システムは、ビデオ及び／又は画像 コンテントの複数のチャネルを提供するためのビデオ配信システムと、表示スク リーンを備えた少なくとも１つの加入者テレビジョンとを具備し、加入者テレビ ジョンはビデオ配信システムに結合されている。また、加入者テレビジョンは、 複数のチャネルを受信し且つユーザー入力に基づいて選択的に表示を行うセット トップ・ボックス又は対話型デコーダ論理を備える。 この発明の方法によると、ビデオ配信システムはそれぞれがビデオ・コンテン トを含む１つ以上のオーディオ／ビデオ・チャネルを提供又は放送する。また、 ビデオ配信システムは複数の静止ビデオ画像（好ましくは、圧縮されたＭＰＥＧ −２静止画像）を含む少なくとも１つの静止画像チャネルを提供又は放送する。 １つ以上のオーディオ／ビデオ・チャネルは視聴覚ストリームと対話型プログラ ムとを含むＡＶＩ（オーディオ‐ビデオ‐対話型）信号を含む。対話型プログラ ム・コンテントは、静止画像チャネル上で転送されるＭＰＥＧ静止画を参照する 又はそれにリンクする選択オプションを表示するように実行可能である。また、 ＭＰＥＧ静止画は、他のＭＰＥＧ静止画を参照する又はそれにリンクする選択オ プションを表示するために用いられる対話型プログラム・コンテントを含む。 この発明によると、対話型プログラム・コンテントを含む、ＡＶＩ信号からの ビデオ・コンテントをテレビジョンが表示しているとき、対話型プログラム・コ ンテントは、テレビジョン上に種々の選択オプションを表示するために、セット トップ・ボックス又は対話型デコーダによって実行される。１つ以上の選択オプ ションのそれぞれは静止画像チャネル上で放送された静止画像に対応する。ユー ザー又は視聴者は所望の情報を見るために選択オプションの１つを選択すること ができる。リンクされた静止画像を見るためにオプションを選択するユーザー入 力をセットトップ・ボックスが受信すると、セットトップ・ボックスは要求され た画像を静止画像放送チャネルから捕捉し、その捕捉され且つ選択に対応する静 止ビデオ画像を表示する。表示されている静止画像は、別の選択を表示するため の関連する対話型プログラムを有することができ、これらの選択は、情報を注文 し又は製品を購入するための他の画像またはコンテントを見るためのものである 。こうして、ユーザーはＷｅｂ型のハイパーリンクされた方法でビデオ・コンテ ントと静止画との間をナビゲートすることができる。 １つの実施の形態においては、ユーザーが静止画像の中をナビゲートしている とき、そのとき見られていたテレビジョン・プログラム又はビデオ・コンテント は小さなウィンドウ内に表示され、又は、表示されている静止画像上にオーバー レイされる。この実施の形態においては、静止画像が表示されている間、プログ ラム画像のオーディオ部分も提供される。これは、Ｗｅｂ型のハイパーリンクさ れたナビゲーション能力に加えて、テレビジョンの連続的な存在を提供する。 静止画像放送チャネルからセットトップ・ボックスが要求された画像を捕捉す ると、セットトップ・ボックスは、他の関連の静止画像をユーザーが後に要求す ることがあるとの見込みに基づいて、これらの関連の画像をプリキャッシュ又は プリロードすることが好ましい。こうして、プリキャッシュされた画像が要求さ れたとき、画像が次ぎに放送されるのを待つ代わりに、当該画像がメモリから検 索される。これによって、ナビゲーションの待ち時間を短縮し、システム性能を 改善することができる。 １つの実施の形態においては、この発明の対話型テレビジョン・システムは、 「オンデマンド」で要求される複数の静止画像を記憶するメディア・サーバー又 はＷｅｂサーバーを更に備える。この実施の形態においては、放送センタはユー ザー要求のために確保した１つ以上のチャネルを利用して「オンデマンド」で静 止画像を提供する。こうして、あるビデオ・コンテントに関係する追加の静止ビ デ オ画像を受信したい旨を指示するユーザー要求をセットトップ・ボックスが受信 し、これらの静止画像が静止画像チャネル上で放送されていないとき、セットト ップ・ボックスは当該要求をメディア・サーバーに与える。メディア・サーバー は当該要求を受信し、要求された画像を放送センタに提供して送信させる。次い で、ビデオ・コンテントに関係する要求された静止ビデオ画像が専用静止画像チ ャネル上で放送される。そこで、要求側のセットトップ・ボックスは要求した画 像を捕捉し、それを加入者テレビジョン上に表示する。代わりに、要求された画 像は戻りチャネルを介してメディア・サーバーから直接にセットトップ・ボック スに提供される。 こうして、この発明は、Ｗｅｂ型のナビゲーション能力を有する対話型テレビ ジョン・システムを備える。１つの例を挙げると、この発明は、対話型テレビジ ョン・システムにおいてコンテントを表示し宣伝する改良されたシステムと方法 を提供する。テレビジョンを見ているユーザーは、それぞれの広告主又は売主の 広告コンテントを表示するオプションを選択することができる。ユーザーがこの オプションを選択すると、テレビジョンは、１つ以上の専用静止画像チャネル上 で放送されており且つ広告主の商品又はサービスを表示する高品質な圧縮された １つ以上のビデオ画像にハイパーリンクする。好ましい実施の形態においては、 ビデオ静止画はインターネット・ページに似たフォーマットで提示される。静止 画像は他の静止画にリンクするサムプリント（thumbprint）画像を含むことがで きる。ユーザーは、それぞれのサムプリントを選択してサムプリント画像のフル スクリーン画像を見ることができる。また、静止画像は、ユーザーが製品を注文 することができ又はより多くの情報を受け取ることを希望する旨の指示を与える ことができるようにする選択を含む。こうして、この発明は、広告主が対話型テ レビジョン・システムにおいて一層直感的に広告コンテントを提供することを可 能にする。 したがって、この発明のシステム及び方法は、対話型テレビジョン・システム においてユーザー又は視聴者が情報にアクセスし又は情報をナビゲートするため の一層簡便で有益な方法を提供する。この発明は、情報の選択を簡単にするため に、ユーザーがＷｅｂ型の画像とハイパーリンクを用いて対話型テレビジョン・ システムにおいて情報コンテントの中をナビゲートすることを可能にする改善さ れた方法を提供する。 図面の簡単な説明 以下の図面と結合して以下の好ましい実施の形態の詳細な説明を考察するとき 、この発明の一層良好な理解を得ることができる。 図１は、この発明に係る対話型テレビジョン・システムを示している。 図２は、プログラミング・コンテントを提供する遠隔ネットワークを含む図１ の対話型テレビジョン・システムを示している。 図３は、図１及び図２の対話型デコーダのブロック図である。 図４は、図１及び図２のビデオ配信システムの動作を説明するフローチャート 図である。 図５及び図６は、この発明の１つの実施の形態に係る、図１及び図２の対話型 デコーダの動作を説明するフローチャート図である。 図７〜図９は、この発明の他の実施の形態に係る、図１及び図２の対話型デコ ーダの動作を説明するフローチャート図で、対話型デコーダは改良された性能の ために選択された静止画像に関連した静止画像をプリキャッシュする。 図１０は、この発明に係る、「オンデマンド」静止画像を提供する対話型テレ ビジョン・システムを示している。 図１１は、この発明に係る、図１０のビデオ配信システムの動作を説明するフ ローチャート図である。 図１２〜図１４は、この発明に係る、図１０の対話型デコーダの動作を説明す る図である。 図１５は、この発明に係る、ＭＰＥＧ静止画を参照する選択を含むプログラム を表示するテレビジョンのスクリーン・ショットを示す図である。 図１６は、この発明に係る、他の静止画を見たり注文をしたりするための１個 以上の選択を含む表示中のＭＰＥＧ静止画を示す図である。 図１７及び図１８は、この発明に係る、静止画像を参照するチャネル広告選択 ガイドを示す。 図１９は、この発明に係る、リンクされた画像を利用する雑誌購読の例を示す 。 図２０は、この発明に係る、リンクされた画像を利用する新間の例を示す。 図２１〜図２４は、この発明のデータ供給の応用を示す。 実施の形態の詳細な説明対話型テレビジョン・システム 図１を参照すると、この発明の１つの実施の形態に係る対話型テレビジョン・ システムのブロック図が示されている。図１は単に例であり、必要に応じて他の 対話型テレビジョン・システムの実施形態を使用することができることに注意す べきである。 図のとおり、対話型テレビジョン・システムは、対話型の視聴覚コンテントを 含む視聴覚コンテントを発生するための放送センタ１００を採用する。放送セン タ１００は、視聴覚コンテントを提供するためのオーディオ／ビデオ・ソース１ ０２を含む。視聴覚コンテントは、テレビジョンにおいて通常見られるような、 映画、スポーツ、ニュース、状況喜劇その他の視聴覚プログラミングを含む。ま た、視聴覚コンテントは圧縮された静止ビデオ画像を含むことが好ましい。オー ディオ／ビデオ・ソース１０２は静止ビデオ画像を圧縮された静止ビデオ画像に 圧縮するためのビデオ圧縮論理を含む。図２に示すように、視聴覚コンテントは 所望により遠隔ネットワーク１７０又はライブ・フィードから供給されるのでも よい。 放送センタ１００は対話型アプリケーション・コンテントを創作及び／又は生 成するためのアプリケーション・サーバー１０４をも備える。対話型アプリケー ション・コンテントはアプリケーション・コードと、対話型テレビジョンの特徴 をサポートするようセットトップ・ボックス又はテレビジョンの中のプロセッサ によって実行されるように設計されたデータとを含む。アプリケーション・サー バー１０４は「オープンＴＶ（OpenTV）」対話型アプリケーションを生成又は提 供するように構成されることが好ましい。また、アプリケーション・サーバーは 所望により「ジャバ」アプレットその他の対話型プログラムを提供する。 エンコーダ／マルチプレクサ１０６は対話型アプリケーション・コンテントを 視聴覚コンテントと結合し、オーディオ‐ビデオ‐対話型（ＡＶＩ）信号を作る 。エンコーダ／マルチプレクサ１０６はまた、対話型アプリケーション・コンテ ントを視聴覚コンテントと同期させて、対話型アプリケーション・コンテントが 視聴覚コンテント内の適切な位置に挿入されることを保証する。あるチャネルは 非対話型のプログラミング・コンテントを含むことに注意すべきである。換言す ると、ある視聴覚コンテントは関連する対話型コンテントを持たない。エンコー ダ／マルチプレクサ１０６はＡＶＩ信号及びオプションとしての非対話型の信号 を含む複数の信号を多重化して一緒に送信する。 また、放送センタ１００は、エンドユーザー又はその後の配信リンクによって 受信するよう、放送信号を送信するためのアップリンク衛星１０８を有する。図 １は、衛星が放送信号を送信するのに使用される衛星ネットワークの例を示して いることに注意すべきである、しかしながら、同軸ケーブル、光ファイバ伝送、 マイクロ波伝送その他の手段を含む他の伝送方法を使用することができることに 注意すべきである。 放送信号は衛星ダウンリンク１２０を介して放送センタ１００によって受信さ れる。次いで、放送信号は複数の加入者へ与えられる。上記のとおり、放送信号 はそれぞれのチャネル上に１つ以上のＡＶＩ信号を含み、１つ以上の非対話型プ ログラム信号を含むことができる。 図のとおり、それぞれのエンドユーザー又は加入者は、テレビジョン・セット １５０ばかりでなく、セットトップ・ボックス又は対話型デコーダ１４０を備え ることが好ましい。セットトップ・ボックス又は対話型デコーダ１４０はテレビ ジョン・セット１５０と結合される。対話型デコーダ論理は別箇のユニット１４ ０として構成される代わりにテレビジョン１５０において構成されることに注意 すべきである。また、テレビジョンは表示スクリーンその他の視聴装置を所望に より有する汎用のプログラム可能なコンピュータを備える。 この開示においては、用語「加入者テレビジョン」は、テレビジョン・セット １５０やコンピュータのようなその他の視聴装置を含むものであり、対話型プロ グラムを実行するための関連の対話型論理を含むものとする。例えば、１つの実 施の形態においては、加入者テレビジョンは対話型デコーダ又はセットトップ・ ボックス１４０と結合されたテレビジョン・セット１５０を含む。 テレビジョン１５０は、テレビジョン１５０及び／又は対話型デコーダ１４０ とのユーザーによる対話を容易にする遠隔制御装置１５２を備える。ユーザーは 所望のテレビジョン・チャネルを選択して視聴することができる。選択されたテ レビジョン・チャネル上の信号は対話型デコーダ１４０によって復号され、対話 型デコーダ１４０はテレビジョン・セット１５０へ出力を与える。対話型デコー ダ１４０はトムソン・エレクトロニクスからのオープンＴＶのような実時間オペ レーティング・システムを実行することが好ましい。視聴されているチャネルが ＡＶＩ信号を含む場合、対話型デコーダ１４０は選択されたＡＶＩ信号内で運ば れた対話型アプリケーション・プログラムを実行し、対話型テレビジョンの特徴 を可能にする。 戻りチャネル１５６は対話型デコーダ１４０を、ユーザーによる選択を監視し て所望によっては応答するトランザクション・サーバー１６０に接続する。戻り チャネル１５６は標準のＰＯＴＳ（単純な旧式な電話システム）電話線及び関連 のモデム（図示せず）を利用することが好ましい。所望により、同軸ケーブル、 光ファイバケーブル、ＡＤＳＬ（非対称デジタル加入者線）、ＡＴＭ（非同期転 送モード）その他のような他の戻りチャネルを使用することができる。 放送センタ１００は、それぞれが視聴覚コンテントを含む複数のプログラム・ チャネルを提供する。１つ以上のプログラム・チャネルは、視聴覚コンテント及 び関連の対話型アプリケーション及び／又は静止画像リンク・データを含むＡＶ Ｉ信号を含む。リンク・データはＨＴＭＬデータであることが好ましい。この発 明によると、放送センタ１００は、好ましくは圧縮されたＭＰＥＧ静止画像であ る複数の静止画像を含む、静止画像チャネルと呼ばれる少なくとも１つのチャネ ルを提供する。 好ましい実施の形態においては、静止画像チャネルは１秒当たり２５枚の静止 画像を送信し、画像は３秒おきに反復される。こうして、１つの静止画像チャネ ルにおいて全部で７５枚の異なる静止画像が送信される。 ＡＶＩ信号上で提供される対話型アプリケーションは視聴覚コンテントと結合 して１つ以上の選択を表示するために実行可能である。この発明によると、これ らの選択のうちの幾つかは、１つ以上の静止画像チャネル上で送信され且つビデ オ・コンテントに関連する個々のＭＰＥＧ静止画を参照する。選択の中には、ト ランザクション・サーバー１６０を介して情報又は製品を注文するために使用さ れるものもある。 放送された静止ビデオ画像の少なくとも部分集合は、それぞれのＭＰＥＧ静止 画と結合してテレビジョン上に１つ以上の選択を表示するために実行可能な関連 の対話型アプリケーション及び／又はリンク・データを含む。これらの選択は他 のＭＰＥＧ静止画を参照し、情報又は製品を注文するために用いられる。１つの 実施の形態においては、１つ以上の選択はメディア・サーバーに対する追加の「 オンデマンド」ＭＰＥＧ静止画の要求を送信するために使用される。図３：対話型デコーダ 図３を参照すると、対話型デコーダ１４０を示すブロック図が示される。図に 示すとおり、対話型デコーダ１４０はチャネルを介して放送信号を受信するため の入力を有する。放送信号は映画、スポーツ、テレビジョン・ショウ、ニュース 、広告等のプログラミング・コンテントを含む複数のチャネルを有する。プログ ラム・チャネルのうちの少なくとも部分集合は、即ち、プログラム・チャネルの １つ以上は、上記の対話型プログラム要素と、視聴覚コンテントを含むＡＶＩ（ オーディオ‐ビデオ‐対話型）信号とを含む。 放送信号は対話型デコーダ１４０内のデマルチプレクサ３０２に与えられる。 デマルチプレクサ３０２は対話型要素から視聴覚コンテントを分離するように動 作する。この発明の好ましい実施の形態においては、対話型要素はトムソン・エ レクトロニクスによって公表されたオープンＴＶスタンダードに従う対話型アプ リケーション及び／又はデータを含む。しかしながら、所望により、他の形式の 対話型アプリケーションがＡＶＩ信号に含まれるのでもよいことに注意すべきで ある。 デマルチプレクサ３０２はオーディオ／ビデオ要素をオーディオ／ビデオ復号 ブロック３０４に与える。復号ブロック３０４は圧縮された視聴覚データストリ ームを復号して圧縮解除されたデータを作るよう動作する。好ましい実施の形態 においては、放送チャネルはＭＰＥＧ−２圧縮データを運ぶ。こうして、好まし い実施の形態においては、復号処理ブロック３０４は符号化されたデータを圧縮 解除又は復号するためのＭＰＥＧ−２デコーダを含むことが好ましい。復号処理 ブロック３０４は、好ましくはテレビジョン１５０に与えられるオーディオ／ビ デオ出力を提供する。 デマルチプレクサ３０２の出力によって提供される対話型プログラム要素は、 対話型アプリケーション即ちオープンＴＶアプリケーションを記憶するＲＡＭで あることが望ましいメモリ３１２に与えられる。ＣＰＵ３１４は対話型アプリケ ーションＲＡＭ３１２に結合される。こうして、ＡＶＩ信号からの対話型アプリ ケーションはＲＡＭ３１２に記憶され、ＣＰＵ３１４はＲＡＭ３１２からアプリ ケーションを読み出して該アプリケーションを実行する。 また、対話型デコーダ１４０は、対話型アプリケーション・オペレーティング ・システムを記憶したＲＯＭであることが好ましい第２のメモリ３１６を含むこ とが望ましい。オペレーティング・システムはトムソン・エレクトロニクスから のオープンＴＶオペレーティング・システムであることが好ましい。また、オー プンＴＶオペレーティング・システムを記憶するＲＯＭ３１６はＣＰＵ３１４と 結合される。こうして、ＣＰＵ３１４はＲＯＭ３１６からオープンＴＶオペレー ティング・システムを読み、オペレーティング・システムはＣＰＵ３１４の動作 を制御する。また、ＣＰＵ３１４はＡＶＩ信号によって与えられた対話型アプリ ケーションをＲＡＭ３１２から読み、ＲＯＭ３１６に記憶されたオープンＴＶオ ペレーティング・システムの制御の下で対話型アプリケーションを実行する。 ＣＰＵ３１４は出力をグラフィック・オンスクリーン表示ブロック３２２に与 える。グラフィック・オンスクリーン表示ブロック３２２はデコーダ３０４によ って与えられたオーディオ／ビデオ出力と共に出力を提供するように結合される 。グラフィック・オンスクリーン表示ブロック３２２はデータをデコーダ３０４ のオーディオ／ビデオ出力の上側にオーバーレイされ得るフォーマットに組織す る。こうして、ＣＰＵ３１４は対話型アプリケーションを実行し、デコーダ１４ ０から出力されているオーディオ／ビデオ・ストリームとともに提供されるオン スクリーン・グラフィックスを生成する。例えば、対話型アプリケーションが１ つ以 上の選択オプションをテレビジョン・プログラム又は静止画像の上側に表示し又 はオーバーレイするように書き込まれるならば、アプリケーションを実行するＣ ＰＵ３１４はグラフィック・オンスクリーン表示ブロック３２２に対して適切な 出力を与え、ブロック３２２はそれぞれの選択ボタンがデコーダ３０４のオーデ ィオ／ビデオ出力の上側にオーバーレイされ又は該オーディオ／ビデオ出力と共 に表示されるようにする。 また、対話型デコーダ１４０はユーザー入力を受信するための入力を備える。 このユーザー入力はＣＰＵ３１４の入力に与えられる。このユーザー入力は種々 の装置から、好ましくは遠隔制御装置１５２、テレビジョン１５０上のボタン又 は対話型デコーダ１４０から与えられる。ＣＰＵ３１４に与えられたユーザー入 力はユーザーが対話型アプリケーションと対話することを可能にする。例えば、 ユーザー又は視聴者はスクリーン上に表示された選択又はボタンを選択し、この 発明により、リンクされた静止画像を見る。また、ユーザー又は視聴者は選択又 はボタンを選択して製品を注文し、情報を注文し又はテレビジョン・ゲーム・シ ョウに 解答する。 また、対話型デコーダ１４０は、ユーザーの対話のために戻りチャネル１５６ 上に情報を提供するモデム３２４を備える。図３に示すとおり、ＣＰＵ３１４は モデム３２４に結合され、モデム３２４は対話型デコーダ１４０の戻りチャネル 出力に結合される。図３に示す実施の形態においては、モデム３２４は対話型通 信に使用される。図１に示すように、戻りチャネル１５６はトランザクション・ サーバー１６０に結合される。こうして、ユーザーがオプションを選択して情報 を注文し又は製品を購入するならば、トランザクション・サーバー１６０はこの 注文を受信し、その注文を満たすように処理する。１つの実施の形態においては 、図９に関して以下に検討するように、戻りチャネル１５６はメディア・サーバ ーにも結合され、戻りチャネル１５６は「オンデマンド」で提供される追加のＭ ＰＥＧを選択するために使用される（後述）。図４〜図６：対話型テレビジョン・システム 図４〜図６は、この発明に係る対話型テレビジョン・システムにおいて、ビデ オ・コンテントと関連するＷｅｂ型の静止画像を表示するための方法を示してい る。この発明の方法は、対話型テレビジョン・システムにおけるハイパーリンク されたＷｅｂ型の能力を提供する。図１及び図２に示すとおり、対話型テレビジ ョン・システムはビデオ・コンテントを提供するためのビデオ配信システム又は 放送センタ１００と、表示スクリーンを備える少なくとも１つの加入者テレビジ ョン１５０とを含み、加入者テレビジョンはビデオ配信システムと結合される。図４：ビデオ配信システムのフローチャート図 図４は、ビデオ配信システムと呼ばれる、図１の放送センタの動作を説明する フローチャート図である。図に示すように、ステップ４０２において、ビデオ配 信システムはそれぞれがビデオ・コンテント又は視聴覚コンテントを含む複数の プログラム・チャネルを提供する。複数のチャネルのうちの少なくとも１つは、 視聴覚信号を含むＡＶＩ信号と、該視聴覚信号に含まれる対話型プログラムとを 含む。ステップ４０４において、ビデオ配信システム１００は複数の静止ビデオ 画像を含む少なくとも１つのチャネルを提供する。この少なくとも１つのチャネ ルは静止画像チャネルと呼ばれる。上記のとおり、静止ビデオ画像はＭＰＥＧ又 はＭＰＥＧ−２の圧縮された静止画であることが好ましい。複数の静止ビデオ画 像のうちの少なくとも１つは個々の静止画と関連する対話型プログラムを含む。 好ましい実施の形態においては、それぞれの静止画像はＡＶＩ信号のビデオ・コ ンテントの視聴へ戻るための選択を表示する対話型プログラムを含む。また、対 話型プログラムは他の静止画像又は他のオプションを参照する他の選択を含む。 複数の静止ビデオ画像を含む静止画像チャネルは、視聴覚コンテントを含む複数 のプログラム・チャネルとは異なることに注意すべきである。また、ビデオ配信 システム１００はステップ４０２におけるプログラム及びステップ４０４におけ る少なくとも１つの静止画像チャネルを単一の放送と実質的に同時に提供するこ とに注意すべきであり、これらのチャネルの伝送が例示の目的で個々のステップ として示されている。図５及び図６：対話型デコーダのフローチャート図 図５及び図６を参照すると、この発明に係る対話型デコーダ１４０の動作を説 明するフローチャート図が示される。対話型デコーダ論理がテレビジョン１５０ からなる実施の形態においては、図５及び図６のステップはテレビジョン１５０ によって実行される。対話型デコーダの動作が図５及び図６にフローチャートの 形で示されているが、幾つかのステップは実質的に同時に発生することに注意す べきである。 ステップ４１２において、対話型デコーダ１４０はそれぞれがビデオ・コンテ ントを含む複数のプログラム・チャネルを受信する。ステップ４１４において、 対話型デコーダ１４０は複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチャネル を受信する。好ましい実施の形態においては、対話型デコーダ１４０は、ステッ プ４１２におけるビデオ・コンテントを含む複数のプログラム・チャネルとステ ップ４１４における複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチャネルとを 放送ネットワークから単一の放送伝送として実質的に同時に受信する。対話型デ コーダ１４０が、ステップ４１２におけるビデオ・コンテントを含む複数のプロ グラム・チャネルとステップ４１４における複数の静止ビデオ画像を含む少なく とも１つのチャネルとを実質的に連続的、即ち、連続した放送伝送として受信す るようにしてもよいことに注意すべきである。 放送ネットワークは衛星放送ネットワークであることが好ましい。衛星放送ネ ットワークの例は、なかんずく、「ＤｉｒｅｃＴＶ」である。また、対話型デコ ーダ１４０はこれらのチャネルを、ケーブル配信システム又はマイクロ波ネット ワークを含む、他の形式の方送ネットワーク又は一点対多点ネットワークから受 信することができる。 ステップ４２２において、対話型デコーダ１４０は選択したチャネルを復号し 、選択したチャネルの視聴覚コンテントをテレビジョン１５０に表示する。こう して、ステップ４２２において、加入者のテレビジョン１５０は、ユーザーのチ ャネル選択に基づいて、チャネルの１つからのビデオ・コンテントを表示する。 換言すると、ユーザーは遠隔制御装置１５２又はテレビジョン１５０上のボタン を用いて所望のチャネルを選択して視聴することが好ましい。ユーザーによるチ ャ ネル選択に応答して、ステップ４２２において、対話型デコーダ１４０はそれぞ れのチャネルに同調し、圧縮されたＭＰＥＧ視聴覚ストリームを復号又は圧縮解 除し、選択したチャネルからのオーディオ‐ビデオ・コンテントを加入者のテレ ビジョン１５０に表示する。選択されたチャネルは、圧縮されたＭＰＥＧ−２視 聴覚ストリームであることが好ましい視聴覚ストリームとこの発明に係る対話型 プログラム・コンテントとを含むＡＶＩ信号を含むことが好ましい。 ステップ４２４において、対話型デコーダ１４０は表示されているＡＶＩ信号 から対話型プログラム又はコンテントを受け取り、この対話型プログラムを実行 する。対話型コンテントの実行により、対話型デコーダ１４０はステップ４２６ （図６）においてテレビジョン１５０に１つ以上の選択オプションを表示するこ とができる。ステップ４２６において、１つ以上の選択オプションは関連のビデ オ・コンテントと共にスクリーン上に表示される。１つ以上の選択オプションは 現在表示されているビデオ・コンテントの上側にオーバーレイされることが好ま しい。１つ以上の選択オプションの少なくとも部分集合は静止画像チャネルにお いて送信されている個々の静止ビデオ画像に応答することが好ましい。また、こ の実施の形態においては、選択オプションのうちの１つを他の対話型選択のため に使用することができる。 対話型プログラムによって参照される静止画像は、対話型プログラムを含む表 示中の視聴覚コンテントと主題において関係することが好ましい。換言すると、 表示中のビデオ・コンテントが第１の主題に関係するならば、選択オプションに よって参照される静止画像は当該主題に関係する。 例えば、ＡＶＩ信号がサン・スパークステーション（Sun SparcStation）のコ マーシャルを含む場合、対話型プログラムは関連の製品のＭＰＥＧ静止画を参照 する選択オプションを表示する。図１５は、この発明に係る、サン・スパークス テーションの宣伝のテレビジョン・スクリーン・ショットを示しており、それぞ れのＭＰＥＧ静止画像を参照する選択オプションを含む。図１５に示すように、 これらの静止画はサン・スパークステーションのクローズアップと、モデム、ラ ップトップ・コンピュータ、ビデオ・モニタ、オプティカル・ドライブを含む関 連の製品とを含む。図１５の実施の形態での選択オプションは参照される画像の サムプリント画像である。こうして、１つ以上の選択オプションは第１の組の静 止ビデオ画像とリンクされ、この第１の組の静止ビデオ画像は表示されている視 聴覚コンテントの主題と関係するビデオ・コンテントを有する。ユーザーがラッ プトップ・コンピュータのような選択オプションを選択すると、ラップトップ・ コンピュータの画像が図１６に示すように提示される。この動作については以後 に詳述する。 別の例を挙げると、ＡＶＩ信号がシボレーのトラックのコマーシャルを含むな らば、対話型プログラムはシボレーのトラック又は他の自動車のＭＰＥＧ静止画 を参照する選択オプションを表示する。 それぞれの選択オプションは、好ましくはハイパーリンクを介して少なくとも １つの静止ビデオ画像とリンクされる。例えば、これらのリンクは、ＡＶＩ信号 によって送信された対話型アプリケーションのＨＴＭＬ（ハイパーテキスト・マ ークアップ・ランゲージ）コードによって作られる。こうして、ユーザーが好ま しくは遠隔制御装置１５２を使って選択オプションを選択すると、対話型デコー ダ１４０上で実行されている対話型アプリケーションは、選択と関連した適切な リンク・データ又はＨＴＭＬデータを読み、それに対応する静止画像を検索して 表示する。 ステップ４２２〜４２６は、選択を行う選択が入力されるまで反復され及び／ 又は連続的に実行される。ステップ４２２及び４２６は、選択されたチャネル上 の信号が対話型コンテントを含むＡＶＩ信号である場合にのみ実行されることに 注意すべきである。また、ユーザー入力が所定の期間内に受信されないならば、 対話型プログラムは完了する。こうして、ユーザー入力がステップ４２８におい て決定されるように受信されないならば、動作はステップ４２２へ戻る。 ステップ４２８においてユーザー入力が受信されたならば、即ち、対話型デコ ーダ１４０が選択オプションの１つを選択する入力を受信したならば、動作はス テップ４３０へ進む。この場合、ＡＶＩ信号のビデオ・コンテントは現在視聴さ れているので、ＡＶＩ信号のビデオ・コンテントへ戻るためのオプションは提示 されず、動作はステップ４３２へ直接進む。 ステップ４３２において、対話型デコーダ１４０は、複数の静止画像のうちの どれがユーザーの選択に対応するかを決定する。上記のとおり、これは、複数の 静止画像のうちのどれがユーザーの選択に対応するかを決定するために、リンク ・データ又はＨＴＭＬデータを検査する対話型デコーダ１４０上で実行されてい る対話型アプリケーションを必要とする。 ステップ４３４において、対話型デコーダ１４０はユーザーの選択に対応する 静止画像をテレビジョン・スクリーン上に表示する。ステップ４３４において、 対話型デコーダ１４０は静止画像チャネル上で放送されている静止画像を捕捉し 、好ましくはメモリ（例えばメモリ３１２）に静止画像を記憶し、静止画像をテ レビジョン・スクリーン上に表示する。こうして、静止ビデオ画像がステップ４ ２４に応答して表示され、個々の静止ビデオ画像がステップ４２４でユーザーか ら受信された選択に対応することが決定される。 １つの実施の形態においては、ＡＶＩ信号のビデオ・プログラム・コンテント 、即ち、現在見ているチャネル上のテレビジョン・コンテントは、ステップ４３ ４において、表示されている静止画像のインセット・ウィンドウに表示される。 更に又は代わりに、ＡＶＩ信号又はテレビジョン・プログラムからのオーディオ が静止画像と共に提示される。これにより、ユーザーがＷｅｂ型の静止画像をナ ビゲートしている間に、連続的なテレビジョン・プログラムの提示を維持するこ とができる。 それぞれの静止画像はユーザー又は視聴者が以前に見ていたのと同じチャネル 上に表示される。つまり、ユーザーの視点からは、１つ以上の選択は視聴覚テレ ビジョン・プログラムの期間に現れ、ユーザーは１つの選択を選び、第１の静止 画像と呼ばれる関連の又は対応する静止画像が視聴者が見ていたのと同じチャネ ル上でテレビジョンに現れる。上で検討したとおり、第１の静止画像は、選択が なされたときに見ていたテレビジョン・プログラムの主題と関係する。また、テ レビジョン・プログラムのインセットは前記のとおり維持される。 ステップ４３４において表示される第１の静止画像は静止ビデオ画像と共に送 信された関連の対話型プログラムを含むことが好ましいことに注意すべきである 。図示のように、ステップ４３６において、表示されている静止画像と関連する 対話型プログラム又はコンテントが対話型デコーダ１４０によって実行される。 対 話型コンテントの実行により、対話型デコーダ１４０はステップ４２６において テレビジョン・スクリーン上に１つ以上の選択オプションを表示することができ る。１つ以上の選択オプションは関係したＭＰＥＧ静止画と共にスクリーン上に 表示される。１つ以上の選択オプションは現在表示されているビデオ・コンテン ト又は静止画の上側にオーバーレイされることが好ましい。 １つ以上の選択オプションは送信されている他の関連の静止ビデオ画像に対応 することが好ましい。少なくとも１つの選択オプションはＡＶＩ信号の視聴覚要 素の視聴に戻るために、即ち、テレビジョン・プログラムの視聴に戻るために使 用される。 図１５及び図１６の例に戻ると、ユーザーが図１５のラップトップの画像を選 択した場合、ラップトップの画像は静止画像チャネルから捕捉され、スクリーン 上に表示される。図１６に示すように、１つ以上の選択オプションは静止画像と 共に提示される。これらの選択オプションは送信されている関係の他の静止画像 を含む。１つの選択オプションをＡＶＩ信号の視聴覚要素の視聴に戻るために、 即ち、テレビジョン・プログラムの視聴に戻るために使用することができる。 ステップ４２８においてユーザーの選択が受信され、ステップ４３０において 決定されるように、ＡＶＩ信号のビデオ要素の視聴へ戻りたい旨、即ち、提示さ れているテレビジョン・プログラム又はコマーシャルの視聴へ戻りたい旨が指示 されたならば、対話型デコーダ１４０はステップ４２２へ戻る。ユーザーの選択 が他のＭＰＥＧ静止画を見たいことを指示するならば、動作はステップ４３２へ 進み、選択された画像が決定されて放送から捕捉され、ステップ４３２及び４３ ４において表示される。また、ステップ４３６において対話型コンテントが実行 される。 こうして、表示されている静止画像に関連する対話型プログラム・コンテント がステップ４２６において対話型デコーダ１４０によって実行された後、ステッ プ４２６〜４３６は上記のとおり反復される。こうして、１つ以上の選択オプシ ョンがステップ４２２において表示され、ユーザーは他の静止画像を見ることが でき、又は、これまで見ていたテレビジョン・プログラムへ戻ることができる。図７〜図９：プリキャッシュの実施の形態 図７〜図９を参照すると、この発明の代わりの且つ好ましい実施の形態に係る 対話型デコーダ１４０の動作を説明するフローチャート図が示される。図７〜図 ９の実施の形態は図５及び図６の実施の形態と同じである。しかしながら、図７ 〜図９の実施の形態においては、対話型デコーダ１４０はユーザーによって選択 された静止画像に関係する静止画像をプリキャッシュ又はプリロードするように 動作し、ユーザーがこうした画像を引き続いて要求したとしても、これらの画像 を迅速に且つ効率よく表示することを可能にする。図５及び図６に関して記述し たとおり、対話型デコーダ１４０の動作はフローチャートの形で図７〜図９に示 され、ステップの中には実質的に同時に生じるものもある。 実施の形態において、図７及び図８のステップ４１２〜４３２は前述の図５及 び図６のステップ４１２〜４３２と実質的に同じに実行される。しかしながら、 図８に示すように、ステップ４３２において複数の静止ビデオ画像のうちのどれ がユーザーの選択に対応するかを決定した後、ステップ４２２において、対話型 デコーダ１４０は要求された静止画像が対話型デコーダ１４０のメモリ３１２に キャッシュされるかどうかを決定する。静止画像が対話型デコーダ１４０にキャ ッシュされるべきであると決定されると、ステップ４４４において、対話型デコ ーダ１４０はメモリから静止画像を検索し、動作は図９のステップ４３４へ進む 。 静止画像が対話型デコーダ１４０のメモリ３１２にキャッシュされないと決定 されたならば、ステップ４４６において、対話型デコーダ１４０は、放送ネット ワークによって送信されている静止画像をそれぞれの静止画像チャネルから検索 する。この検索された静止画像はメモリ３１２に記憶されて表示される。ステッ プ４４８において、対話型デコーダ１４０は、ユーザーによって選択された静止 画像に関係する他の静止画像をプリキャッシュ又はプリロードする。これらの関 係した静止画像を対話型デコーダ１４０のＲＡＭ３１２に記憶しておくことが好 ましい。 こうして、上で用いられた図１５及び図１６の例においては、ユーザーが図１ ５のラップトップ・コンピュータのオプションを選択して図１６に示すラップト ップ・コンピュータの静止画像を見るならば、対話型デコーダ１４０は、サン・ スパークステーション、モデム、ビデオ・モニタ、オプティカル・ドライブを含 む他のそれぞれのＭＰＥＧ静止画像を記憶し又はプリキャッシュすることが望ま しい。こうして、ユーザーが他のオプションを選択してこれらの他の画像の１つ を見るならば、これらの画像は既にメモリに記憶され、迅速に検索される。他の 例を挙げると、ユーザーがシボレーのトラックのコマーシャルを見ていて、シボ レーのトラックを示す４つの可能な画像のうちの１つを選択する場合、この実施 の形態においては、対話型デコーダ１４０は、その後にユーザーは他の３つの静 止画像を見ることを望むであろうとの仮定に基づいて、他の３つの静止画像をプ リキャッシュ又はプリロードする。関係する画像がステップ４４８において記憶 された後、動作はステップ４３４（図９）へ進む。 ステップ４３４（図９）において、対話型デコーダ１４０は静止画像をテレビ ジョン・スクリーン上に表示する。ステップ４３４において、対話型デコーダ１ ４０は静止画像チャネル上を放送されている選択された静止画像を捕捉し、好ま しくは静止画像をメモリ（例えばメモリ３１２）に記憶し、静止画像をテレビジ ョン・スクリーン上に表示する。静止画像が対話型プログラムを含むならば、ス テップ４３６において、対話型デコーダ１４０は、前述のとおり、静止画像に関 連する対話型プログラムを実行する。次いで、動作は前述のステップ４２６へ戻 る。 したがって、この実施の形態においては、対話型デコーダ１４０は静止画像を プリキャッシュ又はプリロードするように動作する。これは、ユーザーはキャッ シュされた静止画像をその後に要求するであろうとの仮定に基づいている。これ により、対話型デコーダ１４０はこれらの画像を一層迅速に提供することができ ることになり、かくて、待ち時間を短縮し、より優れた応答性を提供することが できる。図１０：メディア・サーバー付きの対話型テレビジョン・システム 図１０を参照すると、この発明の他の実施の形態に係る対話型テレビジョン・ システムを説明し且つメディア・サーバーを備える図が示される。図１０は図１ に似ているので、図１における要素と同じ又は同様の図１０の要素は、簡単にす るために、同一の参照数字を有する。 図示のとおり、図１０は図１に似ているが、図１０の実施の形態は対話型デコ ーダ１４０の戻りチャネル１５６に結合されたメディア・サーバー１８０を備え る点で相違する。この実施の形態においては、放送センタ１００から放送されて いる主題に関係する利用可能なＭＰＥＧ静止画の全部を見終わり、別の静止画を 見ること及び／又は他の情報を得ることを希望するとき、ユーザーは別の静止画 や情報を「オンデマンド」で要求することができるオプションを選択することが できる。この実施の形態においては、ユーザーが別の情報を要求するとき、該要 求は対話型デコーダ１４０からメディア・サーバー１８０へ与えられる。 １つの実施の形態においては、メディア・サーバー１８０は要求された静止画 像を放送センタ１００に与え、放送センタ１００は所望の静止画像を、探索チャ ネルと呼ばれる、ユーザーの要求のために確保された所定のチャネル上で放送す る。ユーザーの要求は、ユーザーが他の全部の利用可能なＭＰＥＧ静止画を使い 尽くしたときにのみ発せられることに注意すべきである。こうして、この実施の 形態においては、極めて多くのユーザーが通常のＭＰＥＧ静止画放送チャネル上 で放送されているＭＰＥＧ静止画に満足するものと考えられる。しかしながら、 一層多くの情報を望む少数のユーザーに対しては、これらのユーザーはメディア ・サーバー１８０に与えられる要求をなすことができ、追加のＭＰＥＧ静止画は 所定の探索チャネル上で「オンデマンド」で放送センタ１００によって提供され る。 この発明の他の実施の形態においては、対話型デコーダ１４０がメディア・サ ーバー１８０に対して追加のＭＰＥＧ静止画の要求を送出すると、メディア・サ ーバー１８０は、この要求を放送センタ１００へ送って所定のチャネル上で放送 させる代わりに、これらの追加の静止画を戻りチャネル１５６を介して対話型デ コーダ１４０へ返送する。ＭＰＥＧデコーダ１４０内のモデム３２４が要求され た静止画像を受信すると、この静止画像はメモリに記憶され、デコーダ３０４を 介して与えられてテレビジョン１５０上で表示される。こうして、この実施の形 態においては、メディア・サーバー１８０はＷｅｂサーバーのように動作し、要 求を受信し、要求されたＭＰＥＧ静止画を戻りチャネル１５６を介して直接に対 話型デコーダ１４０に与える。こうして、この実施の形態においては、メディア ・サーバー１８０は所望のＭＰＥＧ静止画を要求側のユーザーの対話型デコーダ １４０に直接与え、ＭＰＥＧ静止画はこの使用のために確保された所定の特別の チャネル上で放送される必要が無い。図１１〜図１４：メディア・サーバー付きの対話型テレビジョン・システム 図１１〜図14は、この発明に係る、追加のユーザー要求の能力を有する対話型 テレビジョン・システムにおいて、ビデオ・コンテントに関係するＷｅｂ型の静 止ビデオ画像を表示するための方法を示している。こうして、この発明は対話型 テレビジョン・システムにおける、オンデマンドのハイパーリンクされたＷｅｂ 型の能力を提供する。図１１〜図１４の実施の形態は図４〜図６の実施の形態に 似ているが、この実施の形態はユーザー又は視聴者が追加の静止画像を要求し且 つ受信することができるようにし、一層Ｗｅｂに似た能力を提供する。 図１０に示すように、この実施の形態の対話型テレビジョン・システムは、ビ デオ要素を配信するためのビデオ配信システムと、表示スクリーンを備える少な くとも１つの加入者テレビジョンとを具備し、加入者テレビジョンはビデオ配信 システムに結合される。また、対話型テレビジョン・システムはユーザー要求を 処理するためのメディア・サーバー又はＷｅｂサーバーを備える。図１１：ビデオ配信システムのフローチャート図 図１１は、ビデオ配信システムとも呼ばれる図１０の放送センタの動作を説明 するフローチャート図である。図に示すとおり、ステップ５０２において、ビデ オ配信システムは、それぞれがビデオ・コンテント又は視聴覚コンテントを含む 複数のプログラム・チャネルを提供する。複数のチャネルのうちの少なくとも１ つは、視聴覚信号と該視聴覚信号に含まれる対話型プログラムとを含むＡＶＩ信 号を含む。 ステップ５０４において、ビデオ配信システムは複数の静止ビデオ画像を含む 少なくとも１つのチャネルを提供する。この少なくとも１つのチャネルは静止画 像チャネルと呼ばれる。上で述べたように、静止ビデオ画像は圧縮されたＭＰＥ Ｇ又はＭＰＥＧ−２静止画であることが望ましい。複数の静止ビデオ画像のうち の少なくとも１つは個々の静止画と関連する対話型プログラムを含む。好ましい 実施の形態においては、それぞれの静止画像はＡＶＩ信号のビデオ・コンテント の視聴へ戻るための選択を表示する対話型プログラムを含む。また、それぞれの 対話型プログラムは他の静止画像又は他のオプションを参照する他の選択を含む 。複数の静止ビデオ画像を含む静止画像チャネルは視聴覚コンテントを含む複数 のプログラム・チャネルとは異なることに注意すべきである。 ステップ５０６において、ビデオ配信システムは、複数の要求される静止ビデ オ画像を含む少なくとも１つのチャネル（探索チャネルと呼ばれる）を提供する 。ステップ５０６において提供されるチャネルは、ＭＰＥＧ静止画像を「オンデ マンド」で、即ち、ユーザー要求に基づいて提供するためにのみ用いられる探索 チャネルを含む。ビデオ配信システム１００は、ステップ５０２におけるプログ ラム・チャネルとステップ５０４における少なくとも１つの静止画像チャネルと を単一の放送として提供し、これらのチャネルの伝送は、例示の目的で、別箇の ステップとして示してある。図１２〜図１４：対話型デコーダのフローチャート図 図１２〜図１４を参照すると、この発明に係る対話型デコーダ１４０の動作を 説明するフローチャート図が示される。対話型デコーダ論理がテレビジョン１５ ０からなる実施の形態においては、図１２〜図１４のステップはテレビジョン１ ５０によって実行される。対話型デコーダ１４０の動作がフローチャートの形で 図１２〜図１４に示されているが、ステップのうちには実質的に同時に生じるも のもあることに注意すべきである。 ステップ５１２において、対話型デコーダ１４０は、それぞれがビデオ・コン テントを含む複数のプログラム・チャネルを受信する。ステップ５１４において 、対話型デコーダ１４０は、複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つの静止 画像チャネルを受信する。ステップ５１６において、対話型デコーダ１４０は複 数の要求される静止ビデオ画像を含む少なくとも１つの探索チャネルを受信する 。上で述べたように、この後者の探索チャネル上で転送される静止画像はユーザ ー 要求に基づいて「オンデマンド」で提供される。 好ましい実施の形態においては、対話型デコーダ１４０は、それぞれがビデオ ・コンテントを含むステップ５１２における複数のチャネルと、複数の静止ビデ オ画像を含むステップ５１４における少なくとも１つのチャネルとを、衛星放送 ネットワークのような放送ネットワークから実質的に同時に受信する。衛星放送 ネットワークの例は、なかんずく、「ＤｉｒｅｃＴＶ」を含む。また、対話型デ コーダ１４０は、ケーブル配信システムやマイクロ波を含む、他の形式の放送ネ ットワーク又は一点対多点ネットワークからこれらのチャネルを受信する。対話 型デコーダ１４０は、それぞれがビデオ・コンテントを含むステップ５１２にお ける複数のチャネルと、複数の静止ビデオ画像を含むステップ５１４、５１６に おけるチャネルとを受信することに注意すべきである。 ステップ５２２（図１３）において、対話型デコーダ１４０は選択されたチャ ネルを復号し、選択されたチャネルの視聴覚コンテントをテレビジョン１５０上 に表示する。こうして、ステップ５２２において、加入者テレビジョン１５０は 、ユーザーのチャンネル選択に基づいて１つのチャネルからのビデオ・コンテン トを表示する。換言すると、ユーザーは好ましくは遠隔制御装置１５２を使用し て又はテレビジョン１５０上のボタンを処理して所望のチャネルを選択し、視聴 する。ユーザーによるチャネル選択に応答して、ステップ５２２において、対話 型デコーダ１４０は個々のチャネルに同調し、圧縮されたＭＰＥＧ視聴覚ストリ ームを復号又は圧縮解除し、選択されたチャネルからのオーディオ‐ビデオ・コ ンテントを加入者テレビジョン１５０上に表示する。これらの選択されたチャネ ルは、この発明に係る、視聴覚ストリームと圧縮された好ましくはＭＰＥＧ−２ 視聴覚ストリームと対話型プログラム・コンテントとを含むＡＶＩ信号を含むこ とが好ましい。 ステップ５２４において、対話型デコーダ１４０は表示されているＡＶＩ信号 から対話型プログラム又はコンテントを受信し、この対話型プログラムを実行す る。対話型コンテントの実行により、対話型デコーダ１４０はステップ５２６に おいてテレビジョン・スクリーン１５０上に１つ以上の選択を表示することがで きる。ステップ５２６において、１つ以上の選択オプションが関係のビデオ・コ ンテントと共にスクリーン上に表示される。１つ以上の選択オプションは、図１ ５の例に示すように、現在表示されているビデオ・コンテントの上側にオーバー レイされることが好ましい。１つ以上の選択オプションの少なくとも部分集合は 、静止画像チャネル上で送信されている個々の静止ビデオ画像に対応することが 望ましい。 上で説明したとおり、対話型プログラムによって参照される静止ビデオ画像は 、対話型プログラムに含まれ且つ表示されている視聴覚コンテントと主題におい て関係することが好ましい。換言すると、表示されているビデオ・コンテントが 第１の主題に関係するならば、選択オプションによって参照されるビデオ画像も 当該主題に関係する。 それぞれの選択オプションは、好ましくはハイパーリンクを介して、少なくと も１つの静止ビデオ画像をリンクされる。例えば、これらのリンクは、ＡＶＩ信 号で送信された対話型アプリケーションにおいてＨＴＭＬコードによって作られ る。こうして、ユーザーが好ましくは遠隔制御装置１５２を用いて選択オプショ ンを選択すると、対話型デコーダ１４０上で実行されている対話型アプリケーシ ョンは、選択に関連した適切なリンク・データ又はＨＴＭＬデータを読み、対応 するＭＰＥＧ静止画を検索して表示する。 ステップ５２２〜５２６は選択を行うユーザー入力が受信されるまで反復され 及び／又は連続的に実行される。ステップ５２４及び５２６は、選択されたチャ ネル上の信号が対話型コンテントを含むＡＶＩ信号である場合にのみ実行される ことに注意すべきである。また、ユーザー入力が所定の期間内に受信されないな らば、対話型プログラムは完了する。こうして、ステップ５２８において決定さ れるようにユーザー入力が受信されない場合、動作はステップ５２２へ戻る。 ステップ５２８においてユーザー入力が受信されるならば、即ち、選択オプシ ョンを選択するユーザー入力を対話型デコーダ１４０が受信するならば、動作は 、ユーザーが現在放送されている画像を見ることを希望するか、ユーザーが現在 放送されていない情報及び／又は静止画を要求するか、又は、ユーザーがテレビ ジョン・プログラムの視聴へ戻ることを選ぶのかに依存して進行する。ユーザー がテレビジョン・プログラム即ちＡＶＩ信号のビデオ・コンテントを現在見てい る 場合、テレビジョン・プログラムの視聴へ戻ることは一般にはオプションではな いことに注意すべきである。 ユーザーが静止画像を今見ており、選択がＡＶＩ信号のビデオ・コンテントの 視聴を希望すること、即ち、今提示されているテレビジョン・プログラム又はコ マーシャルへ戻ることを指示しているならば、対話型デコーダ１４０はステップ ５２２へ戻る。ユーザーの選択が今放送されているＭＰＥＧ静止画の１つを見る ことを希望することを指示するならば、動作はステップ５３２（図１４）へ戻る 。ユーザーの選択が今放送されていない１つ以上のＭＰＥＧ静止画又は他の情報 を見たい旨の要求であるならば、動作はステップ５４２（図１４）へ戻る。 ユーザーの選択が今放送されているＭＰＥＧ静止画の１つの視聴の希望を指示 するならば、ステップ５３２において、対話型デコーダ１４０は複数の静止ビデ オ画像のどれがユーザーの選択に対応するかを決定する。上で述べたとおり、こ れは、複数の静止ビデオ画像のどれがユーザーの選択に対応するかを決定するた めに、リンク・データ又はＨＴＭＬデータを検査する対話型デコーダ１４０上で 実行される対話型アプリケーションを必要とする。ステップ５３４において、対 話型デコーダ１４０はユーザーの選択に対応する静止ビデオ画像をテレビジョン ・スクリーン上に表示する。ステップ５３４において、対話型デコーダ１４０は 静止画像チャネル上で今放送されている静止画像を捕捉し、メモリ（例えばメモ リ３１２）に好ましくは記憶し、静止画像をテレビジョン・スクリーン上に表示 する。こうして、それぞれの静止画像がステップ５２８においてユーザーから受 信された選択に対応することを決定するステップ５３２に応答して、静止ビデオ 画像が表示される。 それぞれの静止ビデオ画像は、ユーザー又は視聴者が以前に見ていたのと同じ チャネル上に表示される。こうして、ユーザー側から見たならば、１つ以上の選 択が視聴覚プログラムの期間に現れ、ユーザーは選択の１つを選択し、関連の静 止画像（第１の静止画像と呼ばれる）が、視聴者が見ていたチャネルと同じチャ ネル上に現れる。上で検討したように、第１の静止画像は、選択が行われたとき に視聴されていたテレビジョン・プログラムの主題に関係している。 ステップ５３４において表示される静止ビデオ画像は当該静止ビデオ画像と共 に送信された関連のある対話型プログラムを含むことに注意すべきである。図に 示すとおり、ステップ５３６において、今表示されている静止画像に関連する対 話型プログラム又はコンテントは対話型デコーダ１４０によって実行される。対 話型コンテントの実行により、対話型デコーダ１４０はステップ５２６において テレビジョン・スクリーン１５０上に１つ以上のオプションを表示することがで きる。１つ以上のオプションは、図１６の例に関連して既に検討したとおり、関 係するＭＰＥＧ静止画と共にスクリーン上に表示される。１つ以上の選択は、今 表示されているビデオ・コンテント又は静止画像の上側にオーバーレイされるこ とが好ましい。少なくとも１つの選択オプションはＡＶＩ信号の視聴に戻るため に、即ち、テレビジョン・プログラムの視聴に戻るために用いられる。１つ以上 の選択オプションは送信されている他の静止ビデオ画像と対応することが望まし い。 今表示されている静止画像と関連する対話型プログラム・コンテントが対話型 デコーダ１４０によってステップ５２８において実行されると、前記のようにス テップ５２６〜５２８が反復される。こうして、ステップ５２６において１つ以 上の選択オプションが表示され、ユーザーは他の静止画像を見たり、他の画像を 要求したり、またｈ、今見ていたテレビジョン・プログラムへ戻ったりすること ができる。 ユーザーの選択が、今放送されてはいない１つ以上のＭＰＥＧ静止画像又は他 の情報を見る旨の要求である場合、動作はステップ５４２（図１４）へ進む。ス テップ５４２において、対話型デコーダ１４０はユーザーの選択をメディア・サ ーバー１８０へ送信する。メディア・サーバー１８０は要求された静止画像を放 送センタ１００へ提供することが好ましい。放送センタ１００は所望の静止画像 をユーザー要求のために確保された所定の探索チャネル上で放送する。 ステップ５４４において、対話型デコーダ１４０は、ステップ５４２において なされた要求に応答して、１つ以上の静止画像を放送センタ１００から受信する 。放送センタ１００からの１つ以上の静止画像は、好ましくは探索チャネル（ユ ーザーによって要求された「オンデマンド」ＭＰＥＧ静止画像に専用のチャネル ）上で提供される。 ステップ５４６において、対話型デコーダ１４０はユーザー要求に対応した１ つ以上の要求された静止ビデオ画像をテレビジョン・スクリーン上に表示する。 ステップ５４６において、対話型デコーダ１４０は探索チャネル上で今放送され ている静止画像を捕捉し、メモリ（例えばメモリ３１２）に好ましくは記憶し、 静止画像をテレビジョン・スクリーンに表示する。こうして、静止ビデオ画像は ステップ５４２におけるユーザー要求に応答して表示される。 それぞれの静止ビデオ画像は、ユーザー又は視聴者が以前に見ていたのと同じ チャネル上で表示される。こうして、ユーザー側から見るならば、１つ以上の選 択が視聴覚プログラムの期間に現れ、ユーザーは選択を選択し、関係する又は対 応する静止画像（第１の静止画像と呼ばれる）が、視聴者が見ていたチャネルと 同じチャネル上に現れる。上で検討したように、静止画像は選択がなされたとき に見ていたテレビジョン・プログラムの主題に関係している。 ステップ５４６において表示される静止画像は、静止ビデオ画像と共に送信さ れた関連の対話型プログラムをも含むことに注意すべきである。図に示すように 、ステップ５４８において、今表示されている静止画像に関連する対話型プログ ラム又はコンテントが対話型デコーダ１４０によって実行される。対話型コンテ ントの実行により、対話型デコーダ１４０はステップ５２６においてテレビジョ ン・スクリーン１５０上に１つ以上の選択オプションを表示することができる。 １つ以上の選択オプションは関連するＭＰＥＧ静止画と共にスクリーン上に表示 される（好ましくは、上で検討したようにオーバーレイされる）。少なくとも１ つの選択オプションはＡＶＩ信号の視聴覚コンテントの視聴へ戻るために、即ち 、テレビジョン・プログラムの視聴へ戻るために用いられる。１つ以上の選択オ プションは、今送信されている他の静止ビデオ画像に対応することが好ましい。 今表示されている静止画像に関連する対話型プログラムがステップ５４８にお いて対話型デコーダ１４０によって実行された後、ステップ５２６〜５２８が上 で述べたように反復される。こうして、ステップ５２６において１つ以上の選択 オプションが表示され、ユーザーは他の静止画像を見たり、新たな画像を要求し て視聴したり、以前に見ていたテレビジョン・プログラムへ戻ったりすることが できる。図１５：ユーザー選択によるテレビジョン・プログラム 図１５は、この発明に係る静止画像を選択するための種々のユーザー選択を含 むテレビジョン・プログラム又はコマーシャルのスクリーン・ショットを示して いる。図に示すとおり、選択は通常のプログラムの上側にオーバーレイされる。 これらの選択は、Ｗｅｂ型のホームページに良く似て、参照された静止画像の性 質を指示するサムプリント画像を含む。選択は情報又は製品を注文するためにも 使用される。 こうして、この発明にかかる対話型プログラミングを含む個々のチャネル又は 個々の広告をユーザーが見ているとき、デコーダ１４０は今放送されている静止 画像を参照する１つ以上のユーザー選択オプションを表示する。こうして、ユー ザー選択オプションはサムプリント画像の形を取る。図１６：ユーザー選択による静止画像 図１６は、種々のユーザー選択を含む静止画像のスクリーン・ショットを示し ている。これらのユーザー選択は、この発明に係る他の静止画像を選択するため に使用される。上で述べたとおり、これらの選択は、Ｗｅｂ型のホームページに 良く似て、参照された静止画像の性質を指示するサムプリント画像を含む。静止 画像と共に表示された選択は、情報や製品を注文したり、テレビジョン・プログ ラムの視聴へ戻ったり、表示されている画像と対話したりするために使用される 。図１７及び図１８：広告チャネル選択ガイド 図１７を参照すると、この発明の１つの実施の形態に係る図１の対話型テレビ ジョン・システムにおいてユーザーのテレビジョン上に表示される広告チャネル 選択ガイドが示される。図に示すように、選択ガイドはチャネル２００〜２０７ のような複数のチャネルを含む。図に示すように、それぞれのチャネルは個々の 広告主のために予約されている。この発明のシステムは、所望により、任意の種 々の形式の広告に使用することができることに注意すべきである。 図１７の例においては、それぞれのチャネルは特別の自動車製造会社のために 予約され、例えば、チャネル２００はトヨタ・セール−ア−ソンのために、チャ ネル２０１はミツビシモータースのために、チャネル２０３はクライスラ・コー ポレーションのために、チャネル２０４はプリムスのために、チャネル２０５は シボレーのために、チャネル２０６はサターンのために、チャネル２０７はポン ティアックのために予約されている。以下に詳述するように、それぞれのチャネ ル及び図１７におけるチャネルは１つ以上の対応するＭＰＥＧ静止画とハイパー リンクされる。これらのＭＰＥＧ静止画は上記の目的で予約されたチャネル上で 連続的に放送されることが望ましい。換言すると、ユーザーがそれぞれのチャネ ル又はそれぞれの広告主を選択すると、それぞれの広告主の他の広告コンテント を含むＭＰＥＧ静止画が捕捉され、表示される。 図１８を参照すると、この発明の対話型テレビジョン・システムのＷｅｂ型の 能力を示す図が示される。図に示すように、この発明に係る対話型プログラムを 含む個々のチャネル又は個々の広告をユーザーが選択すると、デコーダ１４０は 対応する静止画像を表示する。静止画像は１つ以上のサムプリント画像又は静止 画と１つ以上のユーザー選択オプションとを含む。 図１８に示すとおり、ユーザーがチャネル２０３及び／又はクライスラを選択 すると、ユーザーが選択して見る静止画の１つ以上のサムプリントと１つ以上の 可能なオプションとを含む画像が表示される。サムプリントは、それぞれのサム プリントのフルサイズの画像を見るために選択される。こうして、１つのサムプ リントが選択されると、対話型テレビジョン・システムによって連続的に送信さ れている対応のＭＰＥＧ静止画が捕捉され、デコーダ１４０のメモリに記憶され 、この静止画像がユーザーのテレビジョンに表示される。 図１８の例においては、ハイパーリンク・ページに示されるオプションは、パ ンフレット送れのオプション及び出るのオプションである。「パンフレット送れ 」のオプションは、それぞれの画像に表示された自動車のパンフレットをユーザ ーが受け取ることを希望する旨を指示するために選択される。「出る」のオプシ ョンは、図１７に示され主チャネル選択メニューへ戻るために選択される。また 、所望により、追加のサムプリント・ページ又は他のユーザーオプションを伴う 迫加のページを見るためのオプションを含むことができる。 こうして、ユーザーは、対話型テレビジョン・システムにおける方法論を用い て、異なる広告主及び異なる広告コンテントの中を容易にナビゲートすることが できる。これにより、対話型広告コンテントを表示する一層簡便化された機構と 、ユーザーが対話型テレビジョン・システムにおいて対話型広告コンテントの中 をナビゲートすることを可能にする簡便化された機構とが提供される。図１９：宝くじの例 図１９は、、ＭＰＥＧ静止画像が宝くじ又は競争からの広告及び／又は項目書 式を提供するために用いられる例を示している。図に示すとおり、図１９は、ユ ーザー又は視聴者によって書き込まれる宝くじ項目書式を含むＭＰＥＧ静止画を 示している。静止画像の書式にユーザーによって入力された情報は、対話型デコ ーダ１４０によってトランザクション・サーバー１６０へ送信され、宝くじに視 聴者が入力される。図２０：雑誌講読の例 図２０は、ＭＰＥＧ静止画が雑誌講読に関する広告を提供するために使用され る例を示している。図に示すように、図１９は複数の可能な雑誌講読を示すＭＰ ＥＧ静止画を示している。図２０に示すＭＰＥＧ静止画は、対話型テレビジョン ・システムの視聴者が注文することができる雑誌の表紙を示す複数のサムプリン トを含むことが好ましい。また、図２０のＭＰＥＧ静止画は、他の雑誌講読オプ ションを示すＭＰＥＧ静止画へユーザーが進むことができる「更に」の選択を含 む。図２０のそれぞれのサムプリント画像は、個々の雑誌のフルサイズの画像と 個々の雑誌を注文するオプションとを見るために選択される。ユーザーがそれぞ れの雑誌講読を注文すると、ＭＰＥＧデコーダ１４０からトランザクション・サ ーバー１６０へ、ユーザーのために個々の雑誌を注文するための情報が送信され る。図２１〜図２４：情報データの供給 図２１〜図２４は、複数のユーザーに対して種々のデータ料金を選択的に提供 するための、この発明の対話型テレビジョン・システムの利用を示している。こ の実施の形態においては、視聴者が希望するデータ料金に関係するＭＰＥＧ静止 画のみのために１つ以上のチャネルが確保されている。表示される第１のＭＰＥ Ｇ静止画は、スポーツ、ニュース及び株式買い入れ選択権を含むデスクトップを 示している。これらの選択のそれぞれは、図に示すようなスポーツ、ニュース及 び株情報に対して、図２２〜図２４に示すように別のＭＰＥＧ静止画を参照する 。 こうして、この発明の対話型テレビジョン・システムにより、慣用の放送プロ グラミングの２つのチャネルを予約するのとは違って、ユーザーは「Ｓｐｏｒｔ ｓ Ｉｌｌｕｓｔｒａｔｅｄ」、「Ｗｉｒｅｄ」等の雑誌のようなビデオ・コン テントの形式を予約することができる。こうして、例えば、対話型テレビジョン ・システム・プロバイダは１チャネル、１ケ月及び１加入者についての料金を請 求して、対話型テレビジョン・システムを介して広告コンテントを提供すること ができるようになる。静止画像の帯域幅 好ましい実施の形態においては、圧縮されたビデオ静止画は好ましくはＭＰＥ Ｇ静止画であり、好ましくは、圧縮されたＭＰＥＧ−２静止画である。また、好 ましい実施の形態においては、対話型テレビジョン・システムは４メガビット／ 秒（Ｍビット／秒）のチャネルと０．５Ｍビット／秒のデータ転送と等価な転送 速度とを有する。それぞれの圧縮されたＭＰＥＧ−２静止画像は約２０キロバイ トからなることが望ましい。こうして、好ましい実施の形態における対話型テレ ビジョン・システムは毎秒２５枚の静止画像を転送することができる。換言する と、０．５メガビット÷２０キロバイト／静止画像は毎秒２５枚の静止画像に等 しい。この発明の好ましい実施の形態においては、対話型テレビジョン配信放送 システムは最大３秒の待ち時間を持つ回転型の画像群を含む。最大３秒の待ち時 間を仮定すると、この発明のシステムは７５枚までの異なる画像を記憶し、配信 する。これは、それぞれがハイパーリンクされた３つのページを有する例えば２ ５の広告主に対応する。それぞれのユーザー又は視聴者は、上記のとおり、種々 の広告へのハイパーリンクを有するチャネルを介して、これらのページのそれぞ れにフルタイムでアクセスすることができる。 この発明の代わりの実施の形態においては、対話型テレビジョン・システムは ８秒の待ち時間を有する。この実施の形態においては、システムは４００の可能 な異なる画像を記憶しており、これらの画像は、例えば、１００の広告主に対し て１広告主当たり４ページとして割り当てられる。上で述べたように、圧縮され た各ビデオ画像は１静止画像当たり２０キロバイトからなるので、２０キロバイ トの４倍は１広告主当たり８０キロバイトであり、１００の広告主では８メガバ イトに等しい。結論 したがって、この発明は、対話型テレビジョン・システムにおいて対話型のＷ ｅｂ型のコンテントを提供するための改良されたシステムと方法を含む。この発 明のシステムと方法は、ＭＰＥＧ静止画を転送するために１つ以上のチャネルを 専用に使い、ユーザーがこれらの静止画の中をインターネットＷｅｂページに似 た方法でナビゲートすることができるようにするためにハイパーリンクを利用す る。選択は、別のコンテント又は情報を与える圧縮された各ＭＰＥＧビデオ画像 にハイパーリンクされる。また、ＭＰＥＧ静止画は、ユーザーが所望により更に 多くの情報を選択し、製品を購入するためのオプションを提供する対話型プログ ラミングを含む。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，Ａ Ｕ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ， ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，Ｌ Ｃ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ， ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，Ｔ Ｍ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ブロードウィン，エリオット アメリカ合衆国カリフォルニア州94539, フレモント，キンバーウッド・コート 240 (72)発明者 ハーズ，ジョン・シー アメリカ合衆国カリフォルニア州94002, ベルモント，サン・アード・ウェイ 2819 【要約の続き】 選択に対応する捕捉された静止ビデオ画像を表示する。 表示されているビデオ画像は別の選択を表示するための 関連の対話型プログラム・コンテントを有する。これら の選択は他の画像又はコンテントを見るため、情報を注 文するため、又は、製品を購入するためのものである。 こうして、ユーザーはＷｅｂ型のハイパーリンクされた 方法で、ビデオ・コンテント及び静止画の中を選択的に ナビゲートすることができる。１つの実施の形態におい ては、ユーザーが静止画像の中をナビゲートしていると き、見ていたテレビジョン・プログラム又はビデオ・コ ンテントが、表示されている静止画像のオーバーレイさ れた小さなウィンドウに表示される。また、セットトッ プ・ボックスが要求された画像を静止画像放送チャネル から捕捉すると、セットトップ・ボックスは、ユーザー がその後に他の感形の画像を要求する見込みに基づい て、これらの画像をプリキャッシュ又はプリロードする ことが好ましい。また、この発明は、ユーザーが要求し た静止画像を専用の「探索」チャネル上で提供する実施 の形態を含む。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．対話型テレビジョン・システムにおいてビデオ・コンテントに関係する静止 ビデオ画像を表示するための方法であって、前記対話型テレビジョン・システム が、ビデオ・コンテントを提供するためのビデオ配信システムと、表示スクリー ンを有する少なくとも１つの加入者テレビジョンとを備えてなり、前記加入者テ レビジョンが前記ビデオ配信システムに結合されている方法において、 前記ビデオ配信システムが、それぞれがビデオ・コンテントを含む１つ以上の チャネルを提供するステップと、 前記加入者テレビジョンが、それぞれがビデオ・コンテントを含む１つ以上の チャネルを受信するステップと、 前記ビデオ配信システムが、複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのシ ャネルを提供するステップと、 前記加入者テレビジョンが、前記複数の静止ビデオ画像を含む前記少なくとも １つのチャネルを提供するステップと、 それぞれがビデオ・コンテントを含む前記１つ以上のチャネルからのビデオ・ コンテントをスクリーン上に表示するステップと、 それぞれが前記静止ビデオ画像の１つに対応する１つ以上の選択オプションを スクリーン上に表示するステップと、 前記１つ以上の選択オプションの第１の選択を選択するユーザー入力を受信す るステップと、 前記１つ以上の選択オプションの第１の選択を選択するユーザー入力の受信に 応答して、前記第１の選択に対応する第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示 するステップと、 を有する方法。 ２．前記１つ以上の選択オプションの第１の選択を選択するユーザー入力の受信 後に、前記複数の静止ビデオ画像のうちのどれが前記第１の選択に対応するかを 決定するステップを更に備え、 前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示するステップが、前記複数の静 止ビデオ画像のうちのどれが前記第１の選択に対応するかを決定するステップに 対応して実行され、前記第１の静止ビデオ画像が前記第１の選択に対応すること を決定する、請求項１記載の方法。 ３．それぞれの前記１つ以上の選択オプションが少なくとも１つの前記静止ビデ オ画像にリンクされている、請求項１記載の方法。 ４．ビデオ・コンテントを表示する前記ステップが、、第１の主題に関係する第 １のビデオ・コンテントをスクリーンに表示するステップを備え、前記１つ以上 の選択オプションが第１の組の静止ビデオ画像にリンクされ、前記第１の組の静 止ビデオ画像が前記第１の主題に関係するビデオ・コンテントを有する、請求項 １記載の方法。 ５．ビデオ・コンテントを表示する前記ステップが、第１のテレビジョン・チャ ネル上の前記ビデオ・コンテントをスクリーンに表示するステップを備え、前記 ビデオ配信システムが、前記第１のテレビジョン・チャネルとは異なる第２のテ レビジョン・チャネル上に前記複数の静止ビデオ画像を含む前記少なくとも１つ のチャネルを提供する、請求項１記載の方法。 ６．前記第１の選択に対応する前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示す る前記ステップが、前記第１のテレビジョン・チャネル上で前記第１の静止ビデ オ画像を表示する、請求項５記載の方法。 ７．前記１つ以上の選択オプションをスクリーン上に表示する前記ステップが、 前記ビデオ・コンテントをスクリーン上に表示する前記ステップの期間に実行さ れる、請求項１記載の方法。 ８．それぞれがビデオ・コンテントを含む１つ以上のチャネルを提供する前記ビ デオ配信システムが、１つ以上の前記チャネルと共に対話型プログラムを提供す るビデオ配信システムを備え、 前記１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが、前記 ビデオ・コンテントに関連する対話型プログラムを前記１つ以上のチャネルの１ つから受信することに対応して実行される、請求項１記載の方法。 ９．前記システムが、前記加入者テレビジョンに結合されたセットトップ・ボッ クスを備え、 前記１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが、前記 ゼットトップ・ボックスが前記ビデオ・コンテントに関連した前記対話型プログ ラム・データを前記１つ以上のチャネルの１つから受信し、前記対話型プログラ ム・データに応答して前記１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示するス テップを含む、請求項８記載の方法。 １０．前記第１の選択に対応する前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示 する前記ステップが、第２の組の選択オプションをスクリーンに表示するステッ プを含み、それぞれの前記第２の組の選択オプションが前記静止ビデオ画像の１ つに対応する、請求項１記載の方法。 １１．複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチャネルを提供する前記ビ デオ配信システムが、それぞれの前記静止ビデオ画像と共に対話型プログラムを 提供するビデオ配信システムを含み、 前記第２の組の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが、前記 第１の静止ビデオ画像に関連する対話型プログラムを受信することに応答して実 行される、請求項１０記載の方法。 １２．更に、 前記第２の組の選択オプションの第２の選択を選択するユーザー入力を受信す るステップと、 前記第２の組の選択オプションの第２の選択を選択するユーザー入力を受信す る前記ステップに応答して、前記第２の選択に対応する第２の静止ビデオ画像を スクリーンに表示するステップと、 を備える、請求項１０記載の方法。 １３．更に、 前記ビデオ配信システムが、第１のビデオ・コンテントを含む第１のチャネル を提供するステップと、 前記加入者テレビジョンが、前記第１のビデオ・コンテントを含む第１のチャ ネルを受信するステップと、 前記第１のチャネル上の第１の期間における前記第１のビデオ・コンテントを スクリーンに表示するステップと、 前記ビデオ配信システムが、前記第１の期間の少なくとも一部分の期間に前記 少なくとも１つのチャネル上で１つ以上の第１の静止ビデオ画像を提供するステ ップと、 を備え、前記１つ以上の第１の静止ビデオ画像が前記第１のビデオ・コンテント に対応する、請求項１記載の方法。 １４．前記ビデオ配信システムが、前記第１の期間の前記少なくとも一部分の期 間に、前記第１の期間の他の期間におけるよりも高速で前記少なくとも１つのチ ャネル上で前記１つ以上の第１の静止ビデオ画像を提供する、請求項１３記載の 方法。 １５．前記静止ビデオ画像が圧縮された静止ビデオ画像であり、複数の静止ビデ オ画像を含む少なくとも１つのチャネルを提供する前記ビデオ配信システムが複 数の圧縮された静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチャネルを提供するビデ オ配信システムを含む、請求項１記載の方法。 １６．１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが電子的 プログラム・ガイドを含む、請求項１記載の方法。 １７．１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが１つ以 上の広告主を表示するステップを含む、請求項１記載の方法。 １８．前記システムが複数の静止画像を記憶するメディア・サーバーを更に備え 、 ビデオ・コンテントに関係する追加の静止ビデオ画像を受信する旨の要求を指 示するユーザー入力を受信するステップと、 前記メディア・サーバーが前記要求を受信するステップと、 前記メディア・サーバーが、前記要求の受信に応答して第３のチャネル上で前 記ビデオ・コンテントに関係する１つ以上の追加の静止ビデオ画像を提供するス テップと、 前記加入者テレビジョンが、前記ビデオ・コンテントに関係する前記１つ以上 の追加の静止ビデオ画像をスクリーンに表示するステップと、 を更に備える、請求項１記載の方法。 １９．前記メディア・サーバーが、インターネット上でビデオ・コンテントを提 供するインターネット・サーバーである、請求項１８記載の方法。 ２０．前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示する戦機ステップの期間に インセット・ウィンドウにおいて前記ビデオ・コンテントをスクリーンに表示す るステップを更に備える、請求項１記載の方法。 ２１．対話型テレビジョン・システムにおいて、ビデオ・コンテントに関係した 静止ビデオ画像を表示する方法であって、該対話型テレビジョン・システムが表 示スクリーンを備えた加入者テレビジョンを含む方法において、 それぞれがビデオ・コンテントを含む複数のチャネルを受信するステップと、 複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチャネルを受信するステップと 、 前記複数のチャネルの１つからのビデオ・コンテントをスクリーンに表示する ステップと、 それぞれが前記静止ビデオ画像の１つに対応する１つ以上の選択オプションを スクリーンに表示するステップと、 前記１つ以上の選択オプションの第１の選択を選択するユーザー入力を受信す るステップと、 前記１つ以上の選択オプションの第１の選択を選択するユーザー入力を受信 する前記ステップに応答して、前記第１の選択に対応する第１の静止ビデオ画像 をスクリーンに表示するステップと、 を備える方法。 ２２．前記１つ以上の選択オプションの第１の選択を選択するユーザー入力を受 信する前記ステップの後に、前記複数の静止ビデオ画像のうちのどれが前記第１ の選択に対応するかを決定するステップを更に備え、第１の静止ビデオ画像をス クリーンに表示する前記ステップが、前記複数の静止ビデオ画像のうちのどれが 前記第１の選択に対応するかを決定する前記ステップに応答して実行され、前記 第１の静止ビデオ画像が前記第１の選択に対応することを決定する、請求項２１ 記載の方法。 ２３．それぞれの前記１つ以上の選択オプションが少なくとも１つの前記静止ビ デオ画像にリンクされている、請求項２１記載の方法。 ２４．ビデオ・コンテントをスクリーンに表示する前記ステップが、第１の主題 に関係した第１のビデオ・コンテントをスクリーンに表示するステップを含む、 請求項２１記載の方法。 ２５．ビデオ・コンテントをスクリーンに表示する前記ステップが、前記ビデオ ・コンテントを第１のテレビジョン・チャネル上でスクリーンに表示するステッ プを含み、前記複数の静止ビデオ画像を含む前記少なくとも１つのチャネルが、 前記第１のテレビジョン・チャネルとは異なる第２のテレビジョン・チャネル上 で受信される、請求項２１記載の方法。 ２６．前記第１の選択に対応する前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示 する前記ステップが、前記第１のテレビジョン・チャネル上で前記第１の静止ビ デオ画像を表示する、請求項２５記載の方法。 ２７．前記１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが、 前記ビデオ・コンテントをスクリーンに表示する前記ステップの期間に実行され る、請求項２１記載の方法。 ２８．それぞれがビデオ・コンテントを含む１つ以上のチャネルを受信する前記 ステップが、前記複数のチャネルの１つ上でビデオ・コンテントと対話型プログ ラム・データとを受信するステップを含み、前記１つ以上の選択オプションをス クリーンに表示する前記ステップが、前記複数のチャネルの前記１つからの前記 ビデオ・コンテントに関連する対話型プログラム・データを受信するステップに 応答して実行される、請求項２１記載の方法。 ２９．前記システムが、前記加入者テレビジョンに結合されたセットトップ・ボ ックスを更に備え、 前記１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが、前記 セットトップ・ボックスが前記複数のチャネルの１つからの前記ビデオ・コンテ ントに関連した前記対話型プログラム・データを受信して該対話型プログラム・ データに応答して前記１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示するステッ プを含む、請求項２８記載の方法。 ３０．前記第１の選択に対応する前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示 する前記ステップが、それぞれが前記静止ビデオ画像の１つに対応する第２の組 の選択オプションをスクリーンに表示するステップを含む、請求項２１記載の方 法。 ３１．複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチャネルを提供する前記ビ デオ配信システムが、それぞれの前記複数の静止ビデオ画像と共に対話型プログ ラム・データを提供するビデオ配信システムを含み、前記第２の組の選択オプシ ョンをスクリーンに表示する前記ステップが、前記第１の静止ビデオ画像に関連 した対話型プログラムの受信に応答して実行される、請求項３０記載の方法。 ３２．更に、 前記第２の組の選択オプションの第２の選択を選択するユーザー入力を受信す るステップと、 前記第２の組の選択オプションの第２の選択を選択するユーザー入力を受信 する前記ステップに応答して、前記第２の選択に対応する第２の静止ビデオ画像 をスクリーンに表示するステップと、 を備える、請求項３０記載の方法。 ３３．更に、 第１のビデオ・コンテントを含む第１のチャネルを受信するステップと、 第１の期間に前記第１のチャネル上において前記第１のビデオ・コンテントを スクリーンに表示するステップと、 前記第１の期間の少なくとも一部分の期間に、前記少なくとも１つのチャネル 上で、前記第１のビデオ・コンテントに対応する１つ以上の第１の静止ビデオ画 像を受信するステップと、 を備える、請求項２１記載の方法。 ３４．前記加入者テレビジョンが、前記第１の期間の少なくとも一部分の期間に 、該第１の期間の残りの期間におけるよりも高速で前記少なくとも１つのチャネ ル上で前記１つ以上の静止ビデオ画像を受信する、請求項３３記載の方法。 ３５．前記静止ビデオ画像が圧縮された静止ビデオ画像である、請求項２１記載 の方法。 ３６．１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが、電子 プログラム・ガイドを表示するステップを含む、請求項２１記載の方法。 ３７．１つ以上の選択オプションをスクリーンに表示する前記ステップが、１つ 以上の広告主を表示するステップを含む、請求項２１記載の方法。 ３８．更に、 ビデオ・コンテントに関係する追加の静止ビデオ画像を受信する要求を指示す るユーザー入力を受信するステップと、 前記要求をメディア・サーバーに与えるステップと、 前記要求の受信に応答して、第３のチャネル上で、前記ビデオ・コンテントに 関係する１つ以上の追加の静止ビデオ画像を受信するステップと、 前記ビデオ・コンテントに関係する前記１つ以上の追加の静止ビデオ画像をス クリーンに表示するステップと、 を備える、請求項２１記載の方法。 ３９．前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示する前記ステップの期間に 前記ビデオ・コンテントをスクリーンに表示するステップを更に含む、請求項２ １記載の方法。 ４０．前記第１の静止ビデオ画像をスクリーンに表示する前記ステップの期間に 前記ビデオ・コンテントをインセット・ウィンドウにおいてスクリーンに表示す るステップを更に含む、請求項２１記載の方法。 ４１．ビデオ・コンテントに関係する静止ビデオ画像を表示する対話型テレビジ ョン・システムであって、 それぞれがビデオ・コンテントを含む複数のチャネルを提供するための、及び 、 複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチャネルを提供するためのビデオ 配信システムと、 表示スクリーンを備える加入者テレビジョンであって、前記ビデオ配信システ ムに結合され、それぞれがビデオ・コンテントを含む前記複数のチャネルを受信 して前記複数のチャネルの１つからのビデオ・コンテントを表示し、前記複数の 静止ビデオ画像を含む前記少なくとも１つのチャネルを受信する加入者テレビジ ョンと、 を具備し、 前記加入者テレビジョンが、ビデオ・コンテントの表示期間に１つ以上の選択 オプションを表示するようになされ、前記１つ以上の選択オプションのそれぞれ が前記静止ビデオ画像の１つに対応し、 前記加入者テレビジョンが、前記１つ以上の選択オプションを選択するユーザ ー入力を受信するようになされ、 前記加入者テレビジョンが、前記１つ以上の選択オプションを選択するユーザ ー入力の受信に応答して、ユーザー選択に対応する静止ビデオ画像を表示するよ うになされたシステム。 ４２．前記複数の静止ビデオ画像のうちのどれが前記１つ以上の選択オプション のユーザー選択に対応するかを決定するための手段を更に備える、請求項４１記 載のシステム。 ４３．前記１つ以上の選択オプションのそれぞれが前記静止ビデオ画像の少なく とも１つにリンクされている、請求項４１記載のシステム。 ４４．前記１つ以上の選択オプションが第１の組の静止ビデオ画像とリンクされ 、前記第１の組の静止ビデオ画像が、表示されているビデオ・コンテントに関係 するビデオ・コンテントを有する、請求項４１記載のシステム。 ４５．前記ビデオ配信システムが、それぞれがビデオ・コンテントを含む前記複 数のチャネルとは異なるテレビジョン・チャネル上で、前記複数の静止ビデオ画 像を含む前記少なくとも１つのチャネルを提供する、請求項４１記載のシステム 。 ４６．前記加入者テレビジョンが前記ビデオ・コンテントと同じチャネル上で静 止ビデオ画像を表示する、請求項４５記載のシステム。 ４７．前記ビデオ配信システムが、１つ以上の前記複数のチャネルと共に対話型 プログラムを提供し、前記加入者テレビジョンが、前記ビデオ・コンテントに関 連した対話型プログラムの受信に応答して前記複数のチャネルから前記１つ以上 の選択オプションを表示するようになされている、請求項４１記載のシステム。 ４８．前記加入者テレビジョン及び前記ビデオ配信システムに結合されたセット トップ・ボックスを更に備え、該セットトップ・ボックスが、ビデオ・コンテン トに関連する対話型プログラム・データを前記複数のチャネルの１つから受信し 、前記対話型プログラム・データに応答して前記加入者テレビジョンに１つ以上 の選択オプションを表示するようになされている、請求項４７記載のシステム。 ４９．前記加入者テレビジョンが、前記静止ビデオ画像の１つと共に第２の組の 選択オプションを表示するようになされ、前記第２の組の選択オプションが前記 対話型プログラム・データに対応する、請求項４８記載のシステム。 ５０．前記ビデオ配信システムが、前記複数の静止ビデオ画像のそれぞれと共に 対話型プログラム・データを提供し、前記セットトップ・ボックスが、表示され ている第１の静止ビデオ画像に関連する対話型プログラム・データを受信し、第 １の静止ビデオ画像に関連する対話型プログラム・データの受信に応答して第２ の組の選択オプションを表示するようになされている、請求項４９記載のシステ ム。 ５１．前記加入者テレビジョンが、前記第２の組の選択オプションの第２の選択 を選択するユーザー入力の受信に応答して、前記第２の選択に対応する第２の静 止ビデオ画像を表示するようになされている、請求項４９記載のシステム。 ５２．前記加入者テレビジョンが第１の期間に第１のビデオ・コンテントを表示 するようになされ、前記ビデオ配信システムが、前記第１の期間の少なくとも一 部分の期間に前記少なくとも１つのチャネル上で１つ以上の第１の静止ビデオ画 像を提供するようになされ、前記１つ以上の第１の静止ビデオ画像が前記第１の ビデオ・コンテントに対応している、請求項４１記載のシステム。 ５３．前記ビデオ配信システムが、前記第１の期間の少なくとも一部分の期間に 、前記第１の期間の残りの期間においてよりも高速で前記少なくとも１つのチャ ネル上で前記１つ以上の静止ビデオ画像を提供する、請求項５２記載のシステム 。 ５４．前記静止ビデオ画像が圧縮された静止ビデオ画像である請求項４１記載の システムであって、 前記加入者テレビジョン及び前記ビデオ配信システムにて結合されたセットト ップ・ボックスを更に備え、該セットトップ・ボックスが前記圧縮された静止ビ デオ画像を圧縮解除するための圧縮解除論理を備えるシステム。 ５５．複数の静止画像を記憶し、且つ、要求に応答して静止画像を提供するよう になされたメディア・サーバーを更に備えた請求項４１記載のシステムであって 、 前記加入者テレビジョンが、ビデオ・コンテントに関連する追加の静止ビデオ 画像を受信する要求を指示するユーザー入力を受信して該要求を前記メディア・ サーバーに与えるようになされており、前記メディア・サーバーが、前記要求の 受信に応答して、前記ビデオ・コンテントに関連する１つ以上の追加の静止ビデ オ画像をチャネル上に提供するシステム。 ５６．前記メディア・サーバーが、インターネットにビデオ・コンテントを提供 するためのインターネット・サーバーである、請求項５５記載のシステム。 ５７．ビデオ・コンテントに関係する静止ビデオ画像を表示する対話型テレビジ ョン・システムであって、 表示スクリーンを備えた加入者テレビジョンを備え、 前記加入者テレビジョンが、それぞれがビデオ・コンテントを含む複数のチャ ネルを受信して前記複数のチャネルの１つからのビデオ・コンテントを表示し、 前記加入者テレビジョンが、複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチ ャネルを受信し、 前記加入者テレビジョンが、ビデオ・コンテントの表示期間に１つ以上の選択 オプションを表示するようになされ、前記１つ以上の選択オプションのそれぞれ が１つの前記静止ビデオ画像に対応しており、 前記加入者テレビジョンが、前記１つ以上の選択オプションの１つを選択する ユーザー入力を受信するようになされ、 前記加入者テレビジョンが、前記１つ以上の選択オプションの１つを選択する ユーザー入力の受信に応答して、ユーザー選択に対応する静止ビデオ画像を表示 するようになされているシステム。 ５８．前記加入者テレビジョンがビデオ配信システムに結合するようになされて いる、請求項５７記載のシステム。 ５９．前記受信された複数の静止ビデオ画像のうちのどれが前記１つ以上の選択 オプションのユーザー選択に対応するかを決定するための手段を更に備える、請 求項５７記載のシステム。 ６０．前記１つ以上の選択オプションのそれぞれが前記静止ビデオ画像の少なく とも１つにリンクされている、請求項５７記載のシステム。 ６１．前記１つ以上の選択オプションが第１の組の静止ビデオ画像にリンクされ 、前記第１の組の静止ビデオ画像が、表示されているビデオ・コンテントに関係 す るビデオ・コンテントを有する、請求項５７記載のシステム。 ６２．前記加入者テレビジョンが、それぞれがビデオ・コンテントを含む前記複 数のチャネルとは異なるテレビジョン・チャネル上で、前記複数の静止ビデオ画 像を含む前記少なくとも１つのチャネルを受信する、請求項５７記載のシステム 。 ６３．前記加入者テレビジョンが、前記ビデオ・コンテントと同じチャネルで静 止ビデオ画像を表示する、請求項６２記載のシステム。 ６４．前記加入者テレビジョンが前記複数のチャネルの１つ以上と共に対話型プ ログラム・データを受信する請求項５７記載のシステムであって、 前記加入者テレビジョンが前記ビデオ・コンテントに関連する対話型プログラ ムの受信に応答して、前記複数のチャネルの１つから前記１つ以上の選択オプシ ョンを表示するようになされたシステム。 ６５．前記加入者テレビジョンに結合されたセットトップ・ボックスを更に備え た請求項６４記載のシステムであって、 前記セットトップ・ボックスが、ビデオ・コンテントに関連する対話型プログ ラム・データを前記複数のチャネルの１つから受信し、該対話型プログラム・デ ータに応答して、前記加入者テレビジョンに１つ以上の選択オプションを表示す るシステム。 ６６．前記加入者テレビジョンが、前記静止ビデオ画像の１つと共に第２の組の 選択オプションを表示するようになされ、前記第２の組の選択オプションが前記 静止ビデオ画像の１つと対応する、請求項６５記載のシステム。 ６７．前記加入者テレビジョンが、前記複数の静止ビデオ画像のそれぞれと共に 対話型プログラム・データを受信し、前記セットトップ・ボックスが、表示され ている第１の静止ビデオ画像に関連した対話型プログラム・データを受信して、 前記第１の静止ビデオ画像に関連した対話型プログラム・データに応答して第２ の組の選択オプションを表示する、請求項６６記載のシステム。 ６８．前記加入者テレビジョンが、前記第２の組の選択オプションの第２の選択 を選択するユーザー入力の前記受信に応答して前記第２の選択に対応する第２の 静止ビデオ画像を表示するようになされた、請求項６６記載のシステム。 ６９．前記静止ビデオ画像が圧縮された静止ビデオ画像である請求項５７記載の システムであって、 前記加入者テレビジョンに結合され、且つ、前記圧縮された静止ビデオ画像を 圧縮解除するための圧縮解除論理を備えたシステム。 ７０．ビデオ・コンテントを提供するためのビデオ配信システムを備えた対話型 テレビジョン・システムにおいて、ビデオ・コンテントに関係した静止ビデオ画 像を表示するための方法であって、 前記ビデオ配信システムが、それぞれがビデオ・コンテントを含む１つ以上の チャネルを提供するステップと、 前記ビデオ配信システムが、複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチ ャネルを提供するステップと、 を備える方法。 ７１．表示スクリーンを備えた少なくとも１つの加入者テレビジョンを更に備え 、該加入者テレビジョンが前記ビデオ配信システムに結合された請求項７０記載 の方法であって、 前記加入者テレビジョンが、ビデオ・コンテントを含む前記１つ以上のチャネ ルを受信するステップと、 前記加入者テレビジョンが、前記複数の静止ビデオ画像を含む前記少なくとも １つのチャネルを受信するステップと、 それぞれがビデオ・コンテントを含む前記１つ以上のチャネルからのビデオ・ コンテントをスクリーンに表示するステップと、 それぞれが１つの前記静止ビデオ画像に対応する１つ以上の選択オプションを スクリーンに表示するステップと、 前記１つ以上の選択オプションの第１の組を選択するユーザー入力を受信する ステップと、 前記１つ以上の選択オプションの第１の組を選択するユーザー入力を受信する 前記ステップに応答して、前記第１の選択に対応する第１の静止ビデオ画像をス クリーンに表示するステップと、 を備えるシステム。 ７２．ビデオ・コンテントに関係する静止ビデオ画像を対話型テレビジョン・シ ステムにおいて表示するためのビデオ配信システムであって、 それぞれがビデオ・コンテントを含む複数チャネルを放送するための放送シス テムを備え、該放送システムが複数の静止ビデオ画像を含む少なくとも１つのチ ャネルを放送し、戦機複数の静止ビデオ画像が、それぞれがビデオ・コンテント を含む前記複数のチャネルの１つ以上に関係しているシステム。 ７３．前記放送システムに結合され、静止ビデオ画像を圧縮された静止ビデオ画 像経圧縮するためのビデオ圧縮手段を更に備え、前記放送システムが前記少なく とも１つのチャネル上で複数の圧縮された静止ビデオ画像を放送する、請求項７ ２記載のシステム。