JP2000513755A - 有機有害物質除去システム及びそのための方法 - Google Patents

有機有害物質除去システム及びそのための方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、室内又は車両と言った閉鎖された環境から有機有害物質を除去することに関するものである。ウインドウ又はウインドウシールドの内側面に施された光触媒性半導体コーティングは、UV光線によって照射され、その表面にある水を分解してOHラジカルを形成する。これらのOHラジカルは、上記コーティングに吸蔵された有機有害物質を酸化するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 有機有害物質除去システム及びそのための方法 技術分野 本発明は、閉鎖された環境から有機有害物質を除去することに関し、より詳細 には、室内や、車両や、航空機や、宇宙船や、潜水艦等の閉鎖された環境の空気 から有機有害物質を除去することに関するものである。 発明の背景 揮発性の有機化合物としては、低分子量のガス、凝縮性の蒸気、室内でのたば この煙、バイオ−エーロゾル等を挙げることができるが、これらの他にも1,3 −ブタジエン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンゼン、トルエン、ア セトン、メチル−エチルケトン、硫化水素、トリエチルアミン、フタレート、鉱 物油、揮発性の難燃材等及び花粉や、カビの胞子も挙げることができる。これら は、通常では、有機有害物質として総称されており、多くの場合には閉鎖された 環境内において快さと言った点及び健康を害する点の双方に関連するものである 。従来では、フィルタや、熱触媒床等の能動的なクリーニングシステムによって 、これらの有機有害物質を上記環境から除去している。これらのシステムは、し かしながら上記システムを通過させることによる圧力低下のため、又は熱的に酸 化させるためのエネルギーや、許容できる温度へと、処理後にコン ディショニングすること、また上記システムの寿命が有限であること等の理由に より、エネルギー効率及びコスト効率が良くない。 有機有害物質の処理は、特に、比較的小さな空間や制限された空間内で重要で ある。例えば、自動車について言えば、有機有害物質は、乗客の気分を害するも のであり、ウインドウシールドを曇らせるものであり、内窓や、ウインドウシー ルドに形成されるブルーヘーズ(blue haze)フィルムに関連している。しかしな がら、乗用車のサイズや構造にも依存するが、能動型のクリーニングシステムは 、約15,000ドル以下の「通常の」価格範囲の多くの乗用車では現実的では なく、又コスト効率も良くないので使用できない。 閉鎖された環境から効率的及び効果的に有機有害物質を除去するシステムが、 当業界において必要とされている。 発明の開示 本発明は、閉鎖された環境から有機有害物質を除去するための方法及びそのた めのシステム並びに基体に光触媒性半導体コーティングを塗布するための方法に 関するものである。そのコーティング方法は、光触媒性半導体と、水と、凝集防 止剤と、分散剤と、を含んだ混合物を形成し、上記混合物から充分な量の水分を 除去してゲルを形成し、上記基体を洗浄して汚染物質を除去し、上記ゲルで洗浄 された上記基体に塗布を行い、上記コーティングされた基体を加熱して上記光触 媒性半導体をその活性形態へと変換すること、を含んでなる。 閉鎖された環境から有機有害物質を除去するシステムは、TiO2 コーティングを有するウインドウ又はウインドウシールドと、駆動中に上記T iO2コーティングを照射するために配列されたUV源と、上記TiO2コーティ ングに水を供給するための手段と、を有している。本質的にUV源は、上記Ti O2コーティングを照射して、上記コーティングを活性化し、上記TiO2にその 表面の水を分解させて、OHラジカルを形成させている。上記OHラジカルは、 その後上記TiO2コーティングに吸蔵された有機有害物質を酸化させるように なっている。 本発明の上記特徴及びその他の特徴、効果については、後述する詳細な説明と 、図面と、によって明らかとなろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の1実施例の切欠側面図であり、TiO2コーティング及びU Vランプは、乗用車の内部から有機有害物質を除去する。 図2は、本発明の別の実施例であり、室内の有機有害物質は、上記部屋の窓上 のUV照射されたTiO2コーティングによって酸化されている。 発明の最良の実施形態 本発明は、室内や乗物の室内と言った閉鎖された空間内から有機有害物質を除 去する方法及びシステムに関するものである。これらの乗物としては、乗用車や 、航空機や、宇宙船や、列車や、バスや、食物輸送システム等を挙げることがで きる。本質的には、上記勇気 有害物質が光照射された上記光触媒性半導体に接触される。上記光触媒性半導体 の表面では、水分子が分解して、OHラジカルを形成し、この水酸化物ラジカル は、上記有機有害物質を酸化するようになっている。 上記光触媒性半導体は、そのバンド幅の範囲内の光線で活性化され、水分子を 分解させて、上記有機有害物質を酸化させるOHラジカルを形成する。上記光触 媒性半導体としては、金属酸化物を挙げることができ、具体的には、酸化スズ( SnO2)、二酸化チタン(TiO2)、酸化亜鉛(ZnO2)、三酸化タングス テン(WO3)、酸化鉛(PbO)、鉄−チタントリオキサイド(FeTiO3) 、五酸化バナジウム(V25)、酸化鉄(Fe23)等の他にも、硫化カドミウ ム(CdS)を挙げることができる。上記光触媒性半導体は、可視光線付近で光 吸収を行うようになっていることが好ましく、また、有機有害物質と言った空気 中の化合物によって容易に汚染されないことが好ましい。この様な光触媒性半導 体としては、TiO2を挙げることができるが、この理由としてはTiO2が、廉 価、安定であり、環境的に好ましく、また、汚染されずに容易に活性化できて、 約400nm未満の波長の紫外光線(UV)によって活性が再生できることにあ る。 上記有機汚染除去システムの製造は、光半導体懸濁物を形成させ、この懸濁物 によって洗浄された基体をコーティングすることによるものである。上記懸濁物 は、ゾル−ゲルプロセスを可能とするタイプとすることができるし、上記基体を コーティングして、上記有機有害物質を酸化させ、耐摩耗性を付与できるような 十分な膜厚の光 触媒性半導体コーティングが可能ないかなる別の懸濁物であっても良い。 上記ゾル−ゲルプロセスは、溶融石英と言った基体上に、コロイド状のゾルを 塗布し、このコーティングからその後水分の一部を脱水してゲルを形成させ、加 熱プロセスを制御しつつ焼結させて耐久性のあるセラミック材料コーティングへ と変換することによっている。 例えば、コロイド状ゾルの製造は、チタンテトライソプロポキシド(TTIP )と、硝酸又はその他の凝集防止剤と、イソプロピルアルコール又はこれ以外の 分散・反応速度減少剤と、水と、からなる混合物を形成するが、この際、TTI Pを蒸留水に加え、水とアルコキシドのモル比が量論値の4倍、好ましくは10 0程度過剰となるように希釈する。pH約4以下、より好ましくはpH約3以下 とするに十分な量の酸を用い、酸/TTIPのモル比を特に約0.1〜約0.6 とすることが好ましく、その後にこれを上記ゾルに加えて、上記チタンテトラヒ ドロキシド粒子の凝集を防ぐことによって、溶液からの析出を防止するようにさ れている。少なくとも約2体積%、より好ましくは約10%までの少量のイソプ ロピルアルコール(全溶液体積に対して)を、分散剤及びTTIPと水の反応速 度減少剤として添加することが好ましい。この反応速度減少剤は、上記凝集プロ セスの速度を低下させている。その後、連続的に攪拌して上記粒子を分散させ、 上記チタンテトラヒドロキシド粒子をプロトン化させる。上記溶液を、典型的に は約60℃から約90℃の沸点以下に約72時間以上加熱するが、約12時間以 上であれば典 型的には十分に良好に分散したゲルを得ることができる。上記基体は、一旦清浄 化された後、ディップ塗布、スピンコーティング、刷毛塗り、スプレー塗布、フ ローコーティング、又は同様の技術によって上記ゲルをコートする。 上記基体の清浄化は、表面上にある実質的にすべての汚染物質を除去するため 、すなわち、約95%以上を除去するために必要である。汚染物質の除去は、水 とアルコノックス社(Alconox,Inc.,ニューヨーク州、ニューヨーク)製の燐酸 をベースとした洗剤であるアルコノックス(登録商標)(ALCONOX)、と言った洗 剤、又はオイルや、グリースや、脂や、塵等を除去することができる普通の洗剤 によって洗浄することによる。上記基体は、その後クロマージ(CHROMERGE:商標) といった強酸溶液中に浸漬される。上記クロマージは、モンサント社(ニューヨ ーク州、ニューヨーク)によって製造されているスルホクロム酸溶液(sulfochro mic solution)であり、また、これ以外にも付着した上記堆積物を除去する別の 溶液であっても用いることができる。典型的には、上記基体は、上記酸性溶液中 に浸漬されると、上記クリーニングプロセスを容易に行わせるように、上記付着 した堆積物を溶解させるに充分な時間、典型的には2時間だけ加熱される。上記 基体は、その後2度蒸留した水によってリンスされ、次いでアセトンによってリ ンスされ、好ましくは新たな汚染物を防止するため、真空乾燥器内で乾燥される 。 上記光触媒性半導体コーティングは、石英と言ったガラス、プラスチック、セ ラミックス、金属等種々の基体に塗布することができる。しかしながら、乗物や 室内において用いる場合には、石英等の ガラスやプラスチックと言った可視光線を透過させる基体にコートすることが好 ましい。これらの基体は、可視光線及びUV光線の双方を透過させることができ るようになっていることが特に好ましい。上記可視光線及びUV光線の双方を透 過させる基体は、複数の機能を提供することができる。すなわち、上記光触媒性 半導体のための基体と、上記乗物のウインドウ、ウインドウシール等としての機 能である。この様な多様な用途は、双方とも上記有機有害物質除去手段のサイズ を低減させ、自然に存在する太陽光線中のUVを用いることを可能とするもので ある。 コーティングされると、上記基体を加熱して上記ゾルを脱水し、化学的及び物 理的に上記コーティングを上記基体に接着させることで、好ましくは約90%が アナターゼとされている接着性のある実質的にアナターゼ型のセラミックを得る ことができる。約60%程度のアナターゼ含有量のものも用いることができるが 、効果的には劣ることになる。上記コートされた基体は、上記コーティングをア ナターゼ型に変換させるに充分な温度へと十分にゆっくりとした速度で水蒸気、 アルコール、これら以外の揮発性化合物の放出によって上記コーティングがクラ ックしたり、フレーク化したりするのを防止しつつ加熱がなされる。典型的には 、上記TiO2は、約300℃から約600℃の温度でアナターゼへと変換され るが、より好ましくは約300℃〜約500℃であり、約375℃〜約425℃ の範囲が特に好ましい。通常では、上記ゾルを加熱するのは、約10℃/min 未満の速度で行われるか、約5℃/min未満の速度でも十分であるが、約3℃ /minまでとするのがより好ましい。 上記コーティングの所望する厚さは、上記コーティングプロセス中に調節する ことができ、これはコーティング位置に応じて変化させることができる。例えば 、ウインドシールドにコーティングする場合には、上記コーティングを、実質的 に透明として、乗用車の運転者の視界が上記コーティングによって遮られないよ うにすることができる。典型的には、約1μmの厚さがウインドウやウインドウ シールドについては用いられるが、約0.25μm〜約3.0μmが好適である 。上記基体上のコーティングの可視光線透過性は、例えば加熱/換気ダクト中に 配置されている場合には重要ではなのいで、約10μmまで増加させることがで き、約2.0μm〜約5.0μmが好適である。この場合には、上記コーティン グ厚は、酸化速度が因子となり、また、重量的な制限を受ける。 有機有害物質の酸化に上記コーティングを施した基体を用いることは、上記光 触媒性半導体を、この光触媒性半導体と同じバンド幅にある波長を有する光線で 照射して、上記光触媒性半導体を活性化させることによる。例えば、上記光触媒 性半導体を大気中を透過するUVで照射することもできるし、又は上記光触媒性 触媒半導体のバンドギャップ内の波長を有するランプ、レーザ又はこれらの類似 したデバイスによって照射することもできる。約200nm以下のUVは、オゾ ンの形成を助長してしまうので、TiO2では約200nm〜約400nmの波 長のUV波長を用いることができ、より好ましくは約220nm〜約360nm の範囲、約300nm〜約360nmが特に好適である(図1参照)。上記UV 源の効率良い使用は、上記コーティングに吸収されなかったUVを反射させて戻 す反射デバイスを用いることによって改善される。可能な反射デバイスとしては 、研磨されたアルミニウム表面や、どのようなものでも良いが鏡面等と、を挙げ ることができる。 上記照射された光触媒性半導体コーティングと上記有機有害物質が互いに接触 すると、上記有機有害物質の流れ又は別の供給源から上記光触媒性半導体上に吸 収された水の分解によって、二酸化炭素と、水と、少量の副生成物と、にまで分 解させるOHラジカルを形成する。 時間が経過して、有機有害物質及びその生成物が上記光触媒性半導体表面に堆 積してくると、その効率が低下する。しかしながらその再生は、上記光触媒性半 導体を連続的に照射し続けるとともに、上記有機有害物質を減少させるか、又は 停止させて行うことができる。再生は、また、上記光触媒性半導体を、約100 ℃〜約500℃へと約1.5時間加熱するか、弱酸溶液、すなわち酢酸及びその 水溶液によってリンスすることのいずれか或いはその両方によって行うこともで きる。 図1及び図2は、代表的な実施例を示すが、本発明は、これ等に限定されるも のではなく、単なる例示にすぎない。図1は、車(9)に本発明を用いた実施例 を示し、太陽光線(11)からのUV光線と、UVランプ(1)からのUV光線 が双方直接に、或いは間接的に反射面(3)の使用により、上記ウインドウシー ルド(5)の内側面に配置されたTiO2コーティング(7)を照射している。 上記照射されたTiO2コーティング(7)は、有機有害物質を酸化する。これ らの有機有害物質としては、上記ウインドウシールド(5 )上に濃縮されたフタレート、難燃材、上張り及びダッシュボードからのオイル 、上記車に換気システム又はウインドウから入ってくる外部源からの硫化水素、 メチル−エチルケトン、1,3−ブタジエン、トルエン、及びアセトンを挙げる ことができる。 図2は、室内(21)の有機有害物質が、ウインドウ(23)の内側面に堆積 しており、上記内側面上のTiO2コーティング(25)によって酸化されてい るのを示している。UVは、太陽光線(31)のもの及びUVランプ(27)か らのものを用いており、これらによって、TiO2コーティング(25)が、反 射面(29)と連携して活性化されていて、上記TiO2は、その表面上の有機 有害物質を酸化している。 これとは別に、有機有害物質は、また乗物内、航空機、宇宙船、潜水艦と言っ た閉鎖された環境からそれぞれの換気システムを用いて除去することができる。 例えば、上記換気システム内のリス型ブロアのブレードと言った基体を、上記光 触媒性半導体でコーティングすることができる。上記コーティングは、その後上 記システム内に配置されたUV源によって照射される。この様な実施例では、上 記ブレードは、上記ブロアを通して空気を運動させ、上記ブレード上のコーティ ングは、空気中の水と、有機有害物質と、を吸収して上記照射された光触媒性半 導体上において、水分子の分解により形成したOHラジカルで上記有機有害物質 を酸化する。 下記の実施例は、本発明を例示するものであり、本発明の範囲を制限するもの ではない。 実施例 下記の実施例は、TiO2の1μmのコーティングを有するガラスをコートす る場合について示す。 蒸留できる3口フラスコに、水275ccと、硝酸4ccを添加した。激しく 攪拌しながら、TTIP50cc及びイソプロピルアルコール8ccを滴下ロー トを用いてゆっくりと添加した。還流冷却器を用いて発生した水蒸気を捕集・還 流し、得られた溶液をその後約12時間80℃に加熱しつつ、同時に攪拌し続け て、ゲルを発生させた。冷却したゲルをその後1時間超音波処理した。 これとは別に、上記基体を水及びアルコノックス(登録商標)によって洗浄し 、その後クロマージ(登録商標)スルホクロム酸溶液(sulfochromic acid)に6 0℃で2時間浸漬した。その後、洗浄した基体を再蒸留した水でリンスし、その 後アセトンでリンスし、真空中で1時間乾燥させた。 この洗浄された基体には、上記ゲルをその後スピンコーティング法によってコ ートし、2℃〜3℃/minの速度で温度400℃まで加熱し、1時間保持して 上記ゲルの脱水を行い、薄く透過性の接着性の有るアナターゼ型のセラミックス とした。 上記技術によって形成されたコーティングを、軍用標準規格(standard milita ry specification)MIL−C−675Cと同様にして試験して、耐久性を検討 した。コーティングは、接着性試験及び中程度摩耗性試験と、を満足させるもの であった。 本発明の効果としては、自然に存在するUVを用いて上記光触媒性半導体を活 性化し、建物及び乗物内部から有機有害物質を除去す る際に、従来のフィルタシステムに比較してエネルギー消費が低減でき、上記シ ステムを簡単にでき、建物及び乗用車の窓/ウインドウシールを上記光触媒性半 導体の基体として用いることを可能とすることを挙げることができる。本発明の コーティングは、十分な接着性を有し通常の接触(人間との接触)に対して耐え るようになっていると同時に、十分に光学的に透明であり、例えばウインドウシ ールドをコーティングしても上記ウインドウシールドを通過する光学的な視認性 が低下しないようになっている。すなわち、コーティングの透明性にある。 本発明の別な効果は、上記閉鎖された環境下における有害な太陽光線のUVを 低減させることができることにある。上記光触媒性半導体コーティングは、上記 のようなUVを吸収するので、上記閉鎖された空間内におけるUV量は低減され る。この結果、自動車等の上張り、ダッシュボード等の劣化速度が遅くなる効果 が発揮される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年8月4日(1997.8.4) 【補正内容】 請求の範囲 11. 室内又は乗物から有機有害物質を除去する方法であって、この方法は、 a. 一方の側が室内又は乗物に面した表面を有する支持体であって、この支 持体は、可視光線を透過させて光学的に透明であるとともに、この支持 体の反対側に位置した像を前記支持体を通して前記室内又は乗物内部か ら明瞭に見ることができるものを与えるステップと、 b. 可視光線透過性で、光学的に透明な光触媒性半導体で前記表面をコーテ ィングするステップと、 c. 前記光触媒性半導体コーティングをUVで照射するステップと、 d. 前記光触媒性半導体コーティング上で水分子を分解させるステップと、 e. 気体流から前記有機有害物質を前記光触媒性半導体コーティングへと吸 収させるステップと、 f. 前記有機有害物質を酸化するステップと、を有していることを特徴とす る方法。 12. 前記UVは、太陽光線に含まれる自然のUV源、又はUVランプ又はU Vレーザによって供給されることを特徴とする請求項11に記載の方法。 13. 前記UVは、200nm〜400nmの波長であることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 14. 前記UVは、220nm〜360nmの波長であることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 15. 前記UVは、300nm〜360nmの波長であることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 16. 前記UVは前記光触媒性半導体コーティングを照射するようにされ、か つ反射面から前記UVの一部が反射されるようになっていることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 17. 前記光触媒性半導体は、二酸化スズ、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化カ ドミウム、三酸化タングステン、酸化鉛、鉄−チタントリオキサイド、五酸化バ ナジウム、又は酸化鉄から選択されるようになっていることを特徴とする請求項 11に記載の方法。 18. 前記光触媒性半導体コーティングは、0.25μm〜3.0μmの厚さ を有していることを特徴とする請求項11に記載の方法。 19. 前記光触媒性半導体コーティングは、1.0μmの厚さを有しているこ とを特徴とする請求項11に記載の方法。 20. 閉鎖された環境内の気体流から有機有害物質を除去するためのシステム であって、このシステムは、 a. 一方の側が室内又は乗物に面した表面を有する支持体であって、この支 持体は、可視光線を透過させて光学的に透明であるとともに、この支持 体の反対側に位置した像を前記支持体を通して前記室内又は乗物内部か ら明瞭に見ることができるものと、 b. 前記表面に接着し、かつ、前記環境に晒されるとともに、光学的に透明 で可視光線を透過させる光触媒性半導体コーティングと、 c. 運転中には、前記光触媒性半導体コーティングを照射するようにされた UV源と、 d.前記光触媒性半導体コーティングに水を供給するための手段と、を有する ことを特徴とするシステム。 21. 前記光触媒性半導体コーティングは、0.25μm〜10μmの厚さを 有していることを特徴とする請求項20に記載のシステム。 22. 前記光触媒性半導体コーティングは、0.25μm〜3.0μmの厚さ を有していることを特徴とする請求項20に記載の方法。 23. 前記光触媒性半導体コーティングは、1.0μmの厚さを有しているこ とを特徴とする請求項20に記載の方法。 24. 前記光触媒性半導体は、二酸化スズ、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化カ ドミウム、三酸化タングステン、酸化鉛、鉄チタントリオキサイド、五酸化バナ ジウム、又は酸化鉄から選択されるようになっていることを特徴とする請求項2 0に記載の方法。 25. 前記可視光線透過性表面は、ウインドウ又はウインドウシールドである ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 26. 前記閉鎖された環境は、乗物であり、前記可視光線透過性基体は、前記 ウインドウ又はウインドウシールドであることを特徴とする請求項20に記載の システム。 27. 前記閉鎖された環境は、室内であり、前記可視光線透過基体は、窓であ ることを特徴とする請求項20に記載のシステム。 28. 乗用車であって、この乗用車は、 a. 取り囲まれた部分と、 b. 前記取り囲まれた部分に面した内側面を有し、可視光線透過型で、かつ 、前記取り囲まれた部分の外側に位置した像をこの取り囲まれた部分の 内側から明瞭に見ることができる光学的に透明なウインドウ又はウイン ドウシールドと、 c. 前記内側面に接着し、かつ光学的に透明で可視光線を透過させる光触媒 性半導体コーティングと、 d. 運転中には、前記光触媒性半導体コーティングを照射するようにされた UV源と、 e. 前記光触媒性半導体コーティングに水を供給するための手段と、を有す ることを特徴とするシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボンクズィーク,ポール エイ. アメリカ合衆国,コネチカット 06043, ボルトン,マウント サムナー ドライヴ 54 (72)発明者 サンギオヴァンニ,ジョセフ ジェイ. アメリカ合衆国,コネチカット 06093, ウエスト サフィールド,サウス ストー ン ストリート 150 (72)発明者 ウッディー,バーナルド エイ. アメリカ合衆国,コネチカット 06084, トーランド,シュガー ヒル ロード 279

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光触媒性半導体前駆体で基体をコーティングするための方法であって、 a.水中で前記光触媒性半導体前駆体を分散させて分散体を形成させるステッ プと、 b.前記分散体に凝集防止剤と、分散剤とを、混合するステップと、 c.前記混合物から充分な量の水を除去してゲルを形成させるステップと、 d.汚染物質の95%以上を除去するように前記基体を洗浄するステップと、 e.前記ゲルで前記洗浄された基体をコーティングするステップと、 f.前記光触媒性半導体前駆体を光触媒性半導体の活性型に変換させるに充分 な温度で前記コート基体を加熱するステップと、 を含むことを特徴とする基体のコーティング方法。 2. 前記光触媒性半導体は、二酸化スズ、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化カド ミウム、三酸化タングステン、酸化鉛、鉄−チタントリオキサイド、五酸化バナ ジウム、酸化鉄から選択されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. 前記凝集防止剤は、酸であることを特徴とする請求項1に記 載の方法。 4. 約pH3以下とするに足るだけの酸が,前記分散体に添加されることを特 徴とする請求項3に記載の方法。 5. 前記水は、前記混合物から60℃〜90℃で12時間〜72時間加熱して 除去されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 6. 前記コート基体は、300℃〜500℃まで10℃/min未満の速度で 昇温されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 7. 前記コート基体は、5℃/min以下の速度で加熱されることを特徴とす る請求項6に記載の方法。 8. 前記コート基体は、375℃〜425℃まで3℃/min以下の速度で加 熱されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 9. 前記基体をコーティングして0.25μm〜3.0μmの厚さのコーティ ングを形成させることを特徴とする請求項1に記載の方法。 10. 前記基体をコーティングすることで、1.0μmまでの厚さのコーティ ングを形成させることを特徴とする請求項1に記載の方法。 11. 室内又は乗物から有機有害物質を除去する方法であって、この方法は、 a. 光触媒性半導体コーティングによって可視光線透過性表面をコーティン グするステップと、 b. 前記光触媒性半導体コーティングをUVで照射するステップと、 c. 前記光触媒性半導体コーティング上で水分子を分解させるステップと、 d. 気体流から前記有機有害物質を前記光触媒性半導体コーティングへと吸 収させるステップと、 e. 前記有機有害物質を酸化するステップと、を有していることを特徴とす る方法。 12. 前記UVは、太陽光線に含まれる自然のUV源、又はUVランプ又はU Vレーザによって供給されることを特徴とする請求項11に記載の方法。 13. 前記UVは、200nm〜400nmの波長であることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 14. 前記UVは、220nmから360nmの波長であることを特徴とする 請求項11に記載の方法。 15. 前記UVは、300nm〜360nmの波長であることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 16. 前記UVは前記光触媒性半導体コーティングを照射するようにされ、か つ反射面から前記UVの一部が反射されるようになっていることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 17. 前記光触媒性半導体は、二酸化スズ、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化カ ドミウム、三酸化タングステン、酸化鉛、鉄−チタントリオキサイド、五酸化バ ナジウム、又は酸化鉄から選択されるようになっていることを特徴とする請求項 11に記載の方法。 18. 前記光触媒性半導体コーティングは、0.25μm〜3.0μmの厚さ を有していることを特徴とする請求項11に記載の方法。 19. 前記光触媒性半導体コーティングは、1.0μmの厚さを有することを 特徴とする請求項11に記載の方法。 20. 閉鎖された環境内の気体流から有機有害物質を除去するためのシステム であって、このシステムは、 a.光触媒性半導体コーティングを有する可視光線透過性基体と、 b.運転中には、前記光触媒性半導体コーティングを照射す るようにされたUV源と、 c.前記光触媒性半導体コーティングに水を供給するための手段と、を有する ことを特徴とするシステム。 21. 前記光触媒性半導体コーティングは、0.25μm〜10μmの厚さを 有していることを特徴とする請求項20に記載のシステム。 22. 前記光触媒性半導体コーティングは、0.25μm〜3.0μmの厚さ を有していることを特徴とする請求項20に記載の方法。 23. 前記光触媒性半導体コーティングは、1.0μmの厚さを有しているこ とを特徴とする請求項20に記載の方法。 24. 前記光触媒性半導体は、二酸化スズ、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化カ ドミウム、三酸化タングステン、酸化鉛、鉄チタントリオキサイド、五酸化バナ ジウム、又は酸化鉄から選択されるようになっていることを特徴とする請求項2 0に記載の方法。 25. 空気換気システムを備えた室内又は乗物から有機有害物質を除去するた めの方法であって、この方法は、 a.光触媒性半導体で基体をコーティングするステップと、 b.前記空気換気システム内に前記コート基体を配置するステッ プと、 c.前記光触媒性半導体コーティングにUVを照射するステップと、 d.前記光触媒性半導体コーティング上で水を分解させるステップと、 e.前記光触媒性半導体コーティング上に有機有害物質を吸収させるステップ と、 f.前記有機有害物質を酸化するステップと、を有していることを特徴とする 方法。 26. 前記光触媒性半導体は、二酸化スズ、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化カ ドミウム、三酸化タングステン、酸化鉛、鉄−チタントリオキサイド、五酸化バ ナジウム、又は酸化鉄から選択されるようになっていることを特徴とする請求項 25に記載の方法。 27. 前記可視光線透過性表面は、ウインドウ又はウインドウシールドである ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 28. 前記閉鎖された環境は、乗物であり、前記可視光線透過性基体は、前記 ウインドウ又はウインドウシールドであることを特徴とする請求項20に記載の システム。 29. 前記閉鎖された環境は、室内であり、前記可視光線透過基体は、窓であ ることを特徴とする請求項20に記載のシステム。 30. 前記洗浄は、 a.前記基体をオイル、グリース、脂、塵を除去することができる洗剤で洗浄 するステップと、 b.前記基体を十分な時間浸漬して、付着した堆積物を除去するステップと、 c.前記基体をリンスするステップと、からなる請求項1に記載の方法。 31. 前記洗剤は、燐酸ベースの洗剤であることを特徴とする請求項30に記 載の方法。 32. 前記基体は、水及びアセトンでリンスされることを特徴とする請求項3 0に記載の方法。 33. 汚染を防止するために、さらに前記基体を真空乾燥器内で乾燥させるス テップを有することを特徴とする請求項30に記載の方法。
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