JP2000513181A - 表面波デバイス・バラン共振フィルタ - Google Patents

表面波デバイス・バラン共振フィルタ

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Abstract

(57)【要約】 表面波デバイスが、第1および第2のSPUDT(単相形一方向性トランスデューサ)共振フィルタ(72,74)を備えており、それら各々が、第1および第2のトランスデューサからなる。これらトランスデューサは、好適にはRSPUDT(共振SPUDT)であり、共振フィルタについては、第2の共振フィルタの1つのトランスデューサ(R1M)が、第1の共振フィルタの対応するトランスデューサ(R1)の鏡像となって、180°の位相差を与えていることを除いては、同じである。この表面波デバイスは、第1のトランスデューサへの不平衡信号接続(78)と、第1および第2の共振フィルタ各々の第2のトランスデューサへの信号接続からなる平衡信号接続(84,84’)とを有することで、バランとして機能する。これらの共振フィルタは、共通の圧電基板(76)上に並べて配置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 表面波デバイス・バラン共振フィルタ発明の分野 本発明は、表面波デバイス・バラン共振フィルタ、すなわち、平衡(差動)信 号と不平衡(シングル・エンド)信号とを変換する表面波デバイス共振フィルタ に関するものである。ここで使用する「表面波」という用語は、弾性表面波(S AW)(漏洩SAWを含む)や表面スキミング・バルク波を包含している。従来技術 無線通信装置の送信機および/または受信機において、表面波デバイス共振フ ィルタを用いて、RF(無線周波数)信号および/またはIF(中間周波数)信 号といった信号にフィルタをかけることは知られている。また、このような共振 フィルタが、平衡信号と不平衡信号との変換をするので、個別のバラン・トラン スが不要になることも知られている。 例えば、1994年11月15日に発行された、ソウ(Saw)等による「二 重モード表面波共振器」と題する米国特許第5,365,138号は、WCR( 導波管あるいは横型結合共振)フィルタを説明している。このWCRでは、2つ のIDT(インターディジタル・トランスデューサ)の1つとその外部レールと が、逆位相となるよう二等分されて平衡信号接続を提供し、そして、他方のID Tが不平衡信号接続を与えているため、そのフィルタがバラン機能を提供してい る。同じようにバラン機能を提供するLCR(縦型結合共振)フィルタは、例え ば、1997年1月3日に国際公開された、「カスケード接続された表面波デバ イス・フィルタ」と題する国際特許出願WO97/00556に記載されている 。 ノーザン・テレコム社が1997年6月4日に出願した、「カスケード表面波 デバイス・フィルタ」と題する国際特許出願PCT/CA97/00386は、 SPUDT(単相形一方向性トランスデューサ)あるいはRSPUDT(共振S PUDT)を用いた表面波デバイス共振フィルタについて記述し、権利請求して いる。発明の目的 本発明の目的は、バラン機能を有する表面波デバイス共振フィルタ、特にSP UDTあるいはRSPUDT共振フィルタを提供することである。発明の概要 本発明の一態様は、それぞれが信号接続とグランド接続を有する第1および第 2のトランスデューサからなる第1の表面波デバイス共振フィルタと、それぞれ が信号接続とグランド接続を有する第1および第2のトランスデューサからなる 第2の表面波デバイス共振フィルタであって、この第2の共振フィルタが上記第 1の共振フィルタと相似しており、上記第2の共振フィルタの上記第1および第 2のトランスデューサの信号接続間のパスが、上記第1の共振フィルタの上記第 1および第2のトランスデューサの信号接続間のパスに対して180°の位相差 を有する、当該第2の表面波デバイス共振フィルタとを備え、上記第1および第 2の共振フィルタの上記第1のトランスデューサについての上記信号接続が、共 に結合して当該バラン共振フィルタの不平衡ポートを形成しており、また、上記 第1および第2の共振フィルタの上記第2のトランスデューサについての上記信 号接続が、当該バラン共振フィルタの平衡ポートを形成している。 好適には、上記第1および第2の共振フィルタ各々の上記第1および第2のト ランスデューサの少なくとも1つ、また、好ましくは、それら各々がSPUDT (単相形一方向性トランスデューサ)を備え、好適には、それがRSPUDT( 共振SPUDT)である。上記第1および第2の共振フィルタは、単一の圧電基 板上に設けられており、上記圧電基板は、上記第1および第2の共振フィルタ 間に溝を有して、これら共振フィルタ間での表面波の結合を回避している。上記 第2の共振フィルタの上記第1および第2のトランスデューサの1つが、上記第 1の共振フィルタの、対応する1つの上記第1および第2のトランスデューサの 鏡像となって、180°の位相差を与える。 本発明の他の態様は、それぞれが第1および第2のトランスデューサからなる 第1および第2のSPUDT(単相形一方向性トランスデューサ)共振フィルタ であって、これら第1および第2の共振フィルタが、同じ特性と180°の位相 差を有する信号パスを提供し、上記第1および第2の共振フィルタの上記第1の トランスデューサについての信号接続が、共に結合して当該表面波デバイスの不 平衡ポートを形成しており、また、上記第1および第2の共振フィルタの上記第 2のトランスデューサについての信号接続が、当該表面波デバイスの平衡ポート を形成する表面波デバイスを提供する。 本発明のさらなる態様は、表面波デバイス・バラン共振フィルタであって、第 1および第2のトランスデューサからなる第1のSPUDT(単相形一方向性ト ランスデューサ)共振フィルタと、第1および第2のトランスデューサからなる 第2のSPUDT共振フィルタであって、この第2の共振フィルタは、そのトラ ンスデューサの1つが、上記第1の共振フィルタの、対応する1つのトランスデ ューサの鏡像となっていること以外は、上記第1の共振フィルタと実質的に同じ である、当該第2の共振フィルタと、上記第1および第2の共振フィルタの上記 第1のトランスデューサへの不平衡信号接続と、上記第1および第2の共振フィ ルタ各々の上記第2のトランスデューサへの信号接続からなる平衡信号接続とを 備える。図面の簡単な説明 本発明は、添付図面を参照した以下の説明から、より理解することができ、こ れらの図面において、 図1は、SPUDTあるいはRSPUDT共振フィルタの一般的な形態を概略 的に示しており、 図2〜図4は、共振フィルタの種々の変形形態を概略的に示し、 図5は、共振フィルタの特別な形態を概略的に示しており、 図6〜図8は、図5の共振フィルタの詳細を概略的に示し、そして、 図9,図10は、本発明の実施の形態に係る、バラン機能を提供する共振フィ ルタの形態を概略的に示している。発明の実施の形態 複数の図の内、図1は、SPUDTあるいはRSPUDT共振フィルタの一般 的な形態を示している。この図の平面は、圧電基板の表面を示している。この共 振フィルタは、2つの、SPUDTあるいはRSPUDT22,24からなり、 これらは、表面波の伝搬方向に並んでいて、中央反射格子(RG)26を介して 結合されている。このRG26は、2つの側方RG28,30間において、表面 波を部分的に反射させ、部分的に搬送する。トランスデューサ22,24は、一 方向性と呼ばれるが、より正確には双方向性であり、同図において各トランスデ ューサに対して矢印で示す主表面波伝搬方向を有している。図1はまた、トラン スデューサ22,24に対する不平衡(すなわち、信号および接地)接続を示し ている。 初めに、トランスデューサ22,24がSPUDTであると仮定すると、図1 の共振フィルタは、これらトランスデューサとRG間の変わり目において、4つ の共振間隙(キャビティ)C1〜C4を提供する。このフィルタは、(既知の方 法で提供された入力および/または出力整合回路を有し)、良好な近接除去を行 うとともに、実質的に平坦な通過帯域を持つよう設計でき、また、低挿入損でT TI(トリプル・トランジット干渉)がなく、そのため、潜在的にリップルのな い通過帯域を持ち、音響吸収体が不要で、周波数トリミングが容易であるといっ た、共振フィルタの好ましい機能を種々、提供できる。このフィルタは、開口を 狭く、例えば、26λ位(λは、伝搬した表面波の波長)にできるため、圧電基 板も小さくすることができる。 トランスデューサ22,24にRSPUDTを用い、各RSPUDTが、少な くとも1つの内部共振間隙を有することで、設計をより柔軟なものにして、共振 フィルタの特性がより正確に規定されるようにするという点において、さらなる 改善が可能となる。共振間隙が異なるように設計して、共振フィルタの通過帯域 内でわずかに異なる共振周波数を持つようにし、平坦な通過帯域と良好な近接除 去とを有する、全体的として所望のフィルタ応答を実現することができる。トラ ンスデューサ22,24に、SPUDTではなくRSPUDTを用いると、フィ ルタ性能が望ましい形で改良されるので、以下の説明では、主にRSPUDTに ついて述べるが、一般的には、ここで言及するRSPUDTよりも、SPUDT の方を用いる。 図1の共振フィルタから中央RG26を除くと、図2に示す、別形態の共振フ ィルタにすることができ、その共振フィルタは、2つの側方RG28,30間に 2つのRSPUDT22,24を備える。この共振フィルタは、RGとRSPU DT間の変わり目に3つの共振間隙C1,C3,C5を配し、RSPUDT22 ,24それぞれにおいて、少なくとも1つの共振間隙C2,C4を提供する。 図1,図2の共振フィルタについては、RSPUDT22,24が、それらの 外側端部で反射器として動作するよう重みづけして、側方RG28,30の1つ または両方を置き換えることによって、これらのフィルタの性能改善が行える。 この重みづけは、以下に説明するアポダイゼーション、あるいは取消し(ウイズ ドロアル)重みづけで構成することができる。例えば、図3,図4は、側方RG 28,30の両方が、このような方法で置き換えられた、図1,図2の共振フィ ルタそれぞれを示している。それぞれの場合において、各RSPUDTが1つの 共振間隙を持つよう説明されており、これらの共振間隙は、C1,C2等で示さ れている。 このように、図3,図4の共振フィルタは、以下の点を除いて、図1,図2の 共振フィルタそれぞれに類似している。すなわち、RSPUDT22とRG28 がRSPUDT32で置き換えられ、そのRSPUDT32は、縦線で示すよう に、その左側または外側端で重みづけされて、反射器として動作するようになっ ており、また、RSPUDT24とRG30がRSPUDT34で置き換えられ 、そのRSPUDT34も、縦線で示すように、その右側または外側端で重みづ けされて、反射器として動作するようになっている。それぞれが1つの共振間隙 を有するRSPUDT32,34によって、図3の共振フィルタは、4つの共振 間隙C1〜C4を提供し、図4の共振フィルタは、3つの共振間隙C1〜C3を 提供する。 共振フィルタの極の数は、共振間隙の数に対応している。例えば、図3の共振 フィルタは、4極フィルタである。所望のオーダ(極の数)の共振フィルタは、 共振間隙の数を適切に選ぶことで得られる。共振フィルタは、上記のように明確 にし、説明したほど多くの共振間隙を提供する必要はない。例えば、共振フィル タは、図2に示すような、各RSPUDTと個々の側方RG28,30間におい て極が不連続になったり、変化しない形態のものを提供できるので、共振間隙は 、これらの変わり目(図2のC1,C5)では形成されず、共振フィルタは、3 つの共振間隙のみを持つことになる。 上述したように、RSPUDT32,34は、アポダイゼーションおよび/ま たは取消し重みづけを用いて重みづけできる。例えば、図3,図4に示す共振フ ィルタのRSPUDT32,34は、両方とも取消し重みづけすることができる 。あるいは、これらの内の1つを取消し重みづけして、もう1つをアポダイゼー ションで重みづけすることもできる。各RSPUDTが、1つの共振間隙しか提 供しない場合、各RSPUDTは、WWSCR(取消し重みづけされた単一空隙 RSPUDT)、またはASCR(アポダイゼーションされた単一空隙RSPU DT)と呼ばれる。 種々の形態のSPUDTが知られており、上述した共振フィルタにおける各R SPUDTあるいはSPUDTは、いかような形態をもとることができる。特に 、表面波の伝搬方向に、SPUDTあるいはRSPUDTの1波長を占有する基 本セル各々は、従来の電極幅制御(EWC)構造、あるいは改良反射率EWC( IR−EWC)構造(DART、または分布音響反射トランスデューサとも呼ば れる)で構成することができる。このEWC構造は、基本セルごとに、2つの電 極とλ/4幅の電極とからなり、これら2つの電極は、各々がλ/8の幅で、そ れらの間にλ/8の間隙があって、グランドと信号線それぞれに接続され、また 、λ/4幅の電極はグランドに接続されている。これによって、3λ/8の間隔 を持つトランスダクションと反射センタが定められる。IR−EWC構造では、 広い幅の電極が3λ/8まで広げられ、隣接する電極間の間隙は、全てλ/8で ある。反射率の改善や間隙を均等にするには、後者の方が好ましい。 完全を期すため、共振フィルタの一特有形態について、図5〜図8を参照して 、以下、さらに説明する。図5は、共振フィルタ全体の構成を概略的に示してお り、図6〜図8は、図5において矢印A,B,Cそれぞれで印を付けた領域での 、当該フィルタの詳細を図示したものである。 図5において、この共振フィルタは、図3を参照して上述した形態を有してお り、2つのWWSCR36,38と中央RG40を用いて、4つの共振間隙を提 供している。図5に示すように(尺度は合っていないが)、各WWSCRは、表 面波の伝搬方向に約335λの長さを持ち、約26λの開口部を有している。ま た、RG40は、約100λの長さであり、相当する開口部を有している。図3 に示すのと同様、WWSCR36には、導体42,44それぞれを介して、信号 接続とグランド接続とが行われている。また、WWSCR38に対しても、導体 46,48それぞれを介して、信号接続とグランド接続とが行われている。RG 40の導体50をグランド接続するか、あるいは、RG40を電気的に浮かせる ことができる。2つのWWSCR36,38は、フィルタ応答における突起(ス パー)を減らすため、わずかに異なる取消し重みづけ機能を有しており、上記概 略を示したIR−EWC構造を用いている。 図5の領域Aは、WWSCR38とRG40間に共振間隙(図3のC3)を提 供し、その詳細を図6に示す。同様の共振間隙(図3のC2)が、WWSCR3 6とRG40間に形成される。領域Bは、WWSCR36の長さ方向に沿って中 央から離れており、図7に詳細に示すように、IR−EWC構造におけるサイン チェンジによる共振間隙(図3におけるC1)を提供する。同様の共振間隙(図 3におけるC4)が、WWSCR38の長さ方向に沿って与えられている。領域 Cは、WWSCR36の外側端において、取消し重みづけによって表面波を反射 しており、その詳細を図8に示す。取消し重みづけによる同様の反射が、WWS CR38の外側端に与えられる。従って、この共振フィルタには側方RGがない 。 図5〜図8の共振フィルタで使われているIR−EWC構造では、表面波の伝 搬方向に波長λを占有する基本セルが、以下のフィンガで構成される。すなわち 、接地導体に接続され、反射センタRCを形成する3λ/8幅のフィンガと、信 号導体に接続され、トランスダクション・センタTCを形成するλ/8幅のフィ ンガと、さらに、接地導体に接続された、λ/8幅のフィンガとによって構成さ れ、これらは、隣接フィンガ間においてλ/8の間隙を持っている。取消し重み づけは、TCフィンガを、接地導体に接続されたフィンガと取り換えることによ って行うことができる。これと、隣接するλ/8幅のフィンガを、接地導体に接 続された単一の3λ/8幅のフィンガと置き換えて、さらにRCを設けることが できる。同様のことが、各基本セルに当てはまる。その結果、トランスダクショ ンと反射は、各WWSCRの長さに渡って大部分が独立して決定され、所望のフ ィルタ応答を提供することができる。 図6において、RG40は、それぞれが3λ/8幅で、それらの間にλ/8の 間隙がある反射フィンガのみからなり、これらのフィンガは、導体50を介して グランドに接続されている。領域Aの共振間隙は、RG40の端部反射フィンガ 52とWWSCR38の端部RCフィンガ54との間に、3λ/8の間隔で形成 されている。TCフィンガ56は、信号導体46に接続されており、さらなる隣 接フィンガ58が、接地導体48に接続されている。図6はまた、次の基本セル 中のフィンガ60を示していて、そのフィンガは、取消し状態になっている。す なわち、所望の取消し重みづけ機能に従って、フィンガ60を、信号導体46の 代わりに接地導体48に接続することにより、TCフィンガから中性フィンガに 切り替えている。 図7において、WWSCR36の領域Bでは、さらにλ/8幅のフィンガ62 が供され、そのフィンガが、WWSCRのセルの、さらなるフィンガ64との間 において、λ/8の間隔を持って接地導体44に接続されている。これらのフィ ンガ64は、表面波の伝搬について反対向きの主方向を有しており、それぞれの 場合において、付加したフィンガ62に向かっている。よって、付加したフィン ガ62の左側に対して、各基本セルでは、接地導体44に接続されたRCフィン ガ66が、信号導体42に接続されたTCフィンガ68の左方向にあり、一方、 付加したフィンガ62の右側においては、各基本セル内で、RCフィンガ66は 、TCフィンガ68の右方向にある。その結果、領域Bに共振間隙が形成される 。WWSCR36全体のTC機能およびRC機能は、図5において矢印で示すよ うに、表面波の主伝搬方向が右向きとなるよう設定されている。 図8において、WWSCR36の外側端の領域Cでは、信号レール42に接続 された、上記TCフィンガ68のほとんど全てと、接地導体44に接続された、 隣接するさらなるフィンガ64とが、接地導体44に接続された3λ/8幅のフ ィンガ70で置き換えられている。これによって、WWSCR36を領域Cにお ける良好な表面波反射器にする所望のRC重みづけ機能に従って、最初のRCフ ィンガ66の間に、さらなるRCを形成している。 上記詳述した共振フィルタは全て、取消し重みづけを用いているが、これに代 えて、所望の重みづけ機能に従った、トランスデューサのアポダイゼーションに よっても重みづけができるということが分かる。トランスデューサのアポダイゼ ーションは、当業者には公知であり、ここで、さらに説明する必要はない。例え ば、取消し重みづけあるいはアポダイゼーションを二者択一的に用いるIDTは 、1989年9月12日に発行された、コダマ等による「弾性表面波トランスデ ューサ」と題する米国特許第4,866,325号によって知られている。しか し、取消し重みづけの方が好ましい、ということが分かる。というのも、この重 みづけによって、アポダイゼーションされたトランスデューサに固有の、いわゆ るアポダイゼーション損失が避けられるからである。 上述した各共振フィルタは、図1〜図4において信号接続とグランド接続によ って明確に示すように、シングル・エンドあるいは不平衡の、入出力接続または 入出力ポートを提供する。共振フィルタとしては、上述した共振フィルタの利点 を有するだけでなく、その入力ポートと出力ポート間にバラン機能を提供する、 すなわち、不平衡入力と平衡出力、あるいは、平衡入力と不平衡出力を有するも のを提供することが望ましい。本発明に係る、このような共振フィルタの実施の 形態を図9,図10に示し、以下に説明する。 図9に示すバラン共振フィルタは、圧電基板76の表面に並置された、2つの 共振フィルタ72,74からなる。これら2つの共振フィルタ72,74間に延 びる、表面波の伝搬方向に平行な中心線を、参照のためA−Aで示す。 共振フィルタ72は、図3を参照して上述したように、RSPUD TR1, RSPUD TR2と中央反射格子RGとからなる。これらRSPUD TR1, RSPUD TR2は、共振間隙C1,C4それぞれを提供し、また、中央反射 格子RGは、この反射格子RGと、RSPUD TR1,RSPUD TR2それ ぞれとの間に共振間隙C2,C3を有する。シングル・エンドあるいは不平衡端 子78は、RSPUD TR1の導電レール80に接続され、RSPUD TR1 の他の導体レール82は、接地されている。0°と付された、平衡端子84,8 4’の対についての一方の端子84は、RSPUD TR2の導電レール86に 接続されており、RSPUD TR2の他の導電レール88は、接地されている 。反射格子RGは、電気的に浮かせるか、あるいは、図示するように、導電レー ル 90を介して接地することができる。 この共振フィルタ74は、R1M,R2Sで示す、そのRSPUDTの位相調 整部以外、共振フィルタ72と同じである。そこで、共振フィルタ72に対する 参照番号に対応する、プライム符号を付した参照番号を用いるが、不平衡端子7 8は、RSPUD TR1Mの導電レール80’にも接続され、このRSPUD T R1Mの他の導電レール82’は、接地されている。180°と付された、 平衡端子84,84’の対についての他の端子84’は、RSPUD TR2S の導電レール86’に接続され、このRSPUD TR2の他の導電レール88 ’は、接地されている。反射格子RGは、電気的に浮かせたり、あるいは、図示 のように、導体レール90’を介して接地することができる。共振フィルタ74 には、共振フィルタ72のものと同じ共振間隙C1〜C4が、RSPUDT R 1MとRSPUD TR2Sそれぞれによって、RG,RSPUD TR1M,R SPUDT R2S間に設けられている。 共振フィルタ74は、RSPUDT R1Mの配置と電極が、中心線A−Aに ついて、RSPUDT R1の配置と電極の鏡像となっている点のみにおいて、 共振フィルタ72と異なっている。一方、RSPUDT R2Sの配置と電極は 、RSPUDT R2の配置と電極と同じである。つまり、それらが、圧電基板 76表面の平面内で平行移動するか、位置を変えているだけである。その結果、 端子78,84’間のパスは、端子78,84間のパスに比べて、180°の位 相変化を伴う。これによって、端子84,84’は、共振フィルタに平衡終端( 入力または出力)を持たせ、共振フィルタ72,74が類似しているために、良 好な平衡状態が与えられる。 2つの共振フィルタ72,74は、それらの間に狭い間隙だけを持たせて、接 近させることができる。伝搬した表面波は、フィルタが共振フィルタであるとい う理由から、それらの開口部内で、比較的よく制約を受けているので、2つの共 振フィルタ間で表面波が結合することは、ほとんどないか、全くない。起こりう る結合を軽減するため、圧電基板76の表面に、図9の点線92で示すように、 共振フィルタ72,74間において、中心線A−Aの一部あるいは全長に沿って 、溝を設けてもよい。あるいは、同一パッケージに搭載された、独立した個別の 圧電基板上に共振フィルタ72,74を設けてもよい。 この点において、各共振フィルタの幅が狭く、間隔も狭いため、単一の共振フ ィルタの2倍の幅を有するバラン共振フィルタを、単一の不平衡共振フィルタと して、同じ大きさのパッケージに収めることができる。例えば、図9に示す、約 200MHの中間周波数で用いられるバラン共振フィルタは、12mm長、2m m幅のオーダーの圧電基板76上に設けることができ、(導電レールを含む)各 共振フィルタは、0.7mm幅のオーダーで、共振フィルタ間に0.2mmのオ ーダーの間隙を有している。このようなバラン共振フィルタは、例えば、図3を 参照して説明したように、対応する不平衡共振フィルタ用のパッケージと同じ大 きさのパッケージ内に収容でき、それには、12mm長、1mm幅のオーダーの 圧電基板が必要となる。 図9は、本発明に係るバラン共振フィルタについての多数ある構成の一例のみ を示している、ということが分かる。特に、2つの共振フィルタ各々は、図1〜 図4を参照して説明した、どのような形態や別手段をもとりうるし、また、SP UDTあるいはRSPUDTを用いることもできる。これら2つのフィルタには 、異なる接続構成を持たせることができ、それには、2つの共振フィルタが、不 平衡接続と平衡接続対との間の2つの信号パスに対して、180°の位相差を与 えることが必要となるだけである。そこで、例えば、上記に説明し、図9に示し たものに代えて、共振フィルタ74に対してRSPUDT R1を移動し、RS PUDT R2を中心線A−Aについて鏡に映したときのようにし、および/ま たは、RSPUDTに対する個々の信号接続とグランド接続を入れ替えることが できる。あるいは、共振フィルタ74に対して、RSPUDT R1とRSPU DT R2の両方が、中心線A−Aについて鏡像となるようにするか、両方とも 移動させて、これら共振フィルタへの接続ワイヤを入れ替えることで、180° の 位相差を得ることができる。(例えば、図9において、上部レール80’をグラ ンドに接続し、下部レール82’を端子78に接続して、鏡像であるRSPUD T R1Mが、RSPUDT R1を移動させたものとすることができる。レール 80,80’間にある、図9に示す共通ボンディング・パッドは、この場合、も ちろん存在しない。)しかしながら、これは、特に高い周波数において、好まし いものではない。その理由は、接続ワイヤが必要となり、これらの接続ワイヤが 不平衡という結果をもたらすからである。 また、本発明は、上述したRSPUDTやSPUDT共振フィルタに適用した 場合、特に効果が大きい。なぜなら、このような共振フィルタは、非常に狭い構 造において、所望のフィルタ・オーダー(例えば、4極フィルタ)を提供できる からであり、同一パッケージ内に、このような2つの構造を並べて設けることが 、非常に実用的だからである。しかしながら、本発明の原理は、それが望ましい ものであるならば、他のタイプの共振フィルタ、例えば、発明の背景で説明した WCRフィルタ,LCRフィルタにも適用することができるが、これは、それほ ど効果的でも、実用的でもない。その理由は、このような共振フィルタに別な方 法でバラン構造を供することができ、また、これらの共振フィルタの幅は(よっ て、パッケージの大きさも)、共振フィルタ自身の構造によるということと、そ のようなフィルタを2あるいはそれ以上、カスケード接続して、所望のフィルタ ・オーダーを与える必要があるということの両方によって、かなり大きくなって しまうからである。よって、本発明に係るバラン機能を提供するために、さらに 2倍の大きさにすることは、実際問題として望ましくない。 図10は、バラン共振フィルタの他の一形態を示しており、ここでは、2つの 共振フィルタ94,96各々が、図4を参照して上述した形態を有し、3つの共 振間隙C1〜C3を提供する。このバラン共振フィルタでは、平衡端子が、中心 線A−Aについて鏡像となっているRSPUDT R1とRSPUDT R1Mの 非接地内部導電レールに接続され、不平衡端子は、RSPUDT R2とRSP UDT R2Sの内部導電レールに接続されていて、全てのRSPUDTの、他 の外側導電レールは、接地されている。上述し、また点線92で示すように、共 振フィルタ94,96間において、中心線A−Aの一部あるいは全長に沿って、 溝を設けることができる。 本発明についての特定の実施の形態について詳細に述べてきたが、請求項に規 定された本発明の範囲内において、多くの修正、変形、適応化を行うことができ る、ということを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュ・ユーファン カナダ国,ケイ2エル 3ワイ2,オンタ リオ,カナタ ロウ ドライブ 10 (72)発明者 キャメロン・トーマス・フィリップ カナダ国,オンタリオ,ステイッツビル, ウイロウ ガーデン クレセント 18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. それぞれが信号接続とグランド接続を有する第1および第2のトランスデ ューサからなる第1の表面波デバイス共振フィルタと、 それぞれが信号接続とグランド接続を有する第1および第2のトランスデュー サからなる第2の表面波デバイス共振フィルタであって、この第2の共振フィル タが前記第1の共振フィルタと相似しており、前記第2の共振フィルタの前記第 1および第2のトランスデューサの信号接続間のパスが、前記第1の共振フィル タの前記第1および第2のトランスデューサの信号接続間のパスに対して180 °の位相差を有する、当該第2の表面波デバイス共振フィルタとを備え、 前記第1および第2の共振フィルタの前記第1のトランスデューサについての 前記信号接続が、共に結合して当該バラン共振フィルタの不平衡ポートを形成し ており、また、前記第1および第2の共振フィルタの前記第2のトランスデュー サについての前記信号接続が、当該バラン共振フィルタの平衡ポートを形成して いることを特徴とする表面波デバイス・バラン共振フィルタ。 2. 前記第1および第2の共振フィルタ各々の前記第1および第2のトランス デューサの少なくとも1つが、SPUDT(単相形一方向性トランスデューサ) を備えることを特徴とする請求項1記載の表面波デバイス・バラン共振フィルタ 。 3. 前記第1および第2の共振フィルタ各々の前記第1および第2のトランス デューサ各々が、SPUDT(単相形一方向性トランスデューサ)を備えること を特徴とする請求項1記載の表面波デバイス・バラン共振フィルタ。 4. 前記第1および第2の共振フィルタ各々の前記第1および第2のトランス デューサの少なくとも1つが、RSPUDT(共振単相形一方向性トランスデュ ーサ)を備えることを特徴とする請求項1記載の表面波デバイス・バラン共振フ ィルタ。 5. 前記第1および第2の共振フィルタ各々の前記第1および第2のトランス デューサ各々が、RSPUDT(共振単相形一方向性トランスデューサ)を備え ることを特徴とする請求項1記載の表面波デバイス・バラン共振フィルタ。 6. 前記第2の共振フィルタの前記第1および第2のトランスデューサの1つ が、前記第1の共振フィルタの、対応する1つの前記第1および第2のトランス デューサの鏡像となって、180°の位相差を与えることを特徴とする請求項1 乃至5のいずれかに記載の表面波デバイス・バラン共振フィルタ。 7. それぞれが第1および第2のトランスデューサからなる第1および第2の SPUDT(単相形一方向性トランスデューサ)共振フィルタであって、これら 第1および第2の共振フィルタが、同じ特性と180°の位相差を有する信号パ スを提供し、前記第1および第2の共振フィルタの前記第1のトランスデューサ についての信号接続が、共に結合して当該表面波デバイスの不平衡ポートを形成 しており、また、前記第1および第2の共振フィルタの前記第2のトランスデュ ーサについての信号接続が、当該表面波デバイスの平衡ポートを形成しているこ とを特徴とする表面波デバイス・バラン共振フィルタ。 8. 前記第2の共振フィルタは、そのトランスデューサの1つが、前記第1の 共振フィルタの、対応する1つのトランスデューサの鏡像となって、180°の 位相差を与えること以外は、前記第1の共振フィルタと実質的に同じであること を特徴とする請求項7記載の表面波デバイス・バラン共振フィルタ。 9. 第1および第2のトランスデューサからなる第1のSPUDT(単相形一 方向性トランスデューサ)共振フィルタと、 第1および第2のトランスデューサからなる第2のSPUDT共振フィルタで あって、この第2の共振フィルタは、そのトランスデューサの1つが、前記第1 の共振フィルタの、対応する1つのトランスデューサの鏡像となっていること以 外は、前記第1の共振フィルタと実質的に同じである、当該第2の共振フィルタ と、 前記第1および第2の共振フィルタの前記第1のトランスデューサへの不平衡 信号接続と、 前記第1および第2の共振フィルタ各々の前記第2のトランスデューサへの信 号接続からなる平衡信号接続とを備えることを特徴とする表面波デバイス・バラ ン共振フィルタ。 10. 前記第1および第2の共振フィルタ各々の前記第1および第2のトラン スデューサの少なくとも1つが、RSPUDT(共振SPUDT)を備えること を特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の表面波デバイス・バラン共振フ ィルタ。 11. 前記第1および第2の共振フィルタ各々の前記第1および第2のトラン スデューサ各々が、RSPUDT(共振SPUDT)を備えることを特徴とする 請求項7乃至9のいずれかに記載の表面波デバイス・バラン共振フィルタ。 12. 前記第1および第2の共振フィルタは、単一の圧電基板上に設けられて いることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の表面波デバイス・バ ラン共振フィルタ。 13. 前記圧電基板は、前記第1および第2の共振フィルタ間に溝を有するこ とを特徴とする請求項12記載の表面波デバイス・バラン共振フィルタ。
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