JP2000513155A - 単一モードレーザー - Google Patents

単一モードレーザー

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Abstract

(57)【要約】 単一モードレーザー装置および関連する方法が開示される。レーザー(10)は空胴内2倍単一周波数レーザーを提供するための周波数逓倍材料を収容可能である。レーザー装置は入力ミラー(20)および出力ミラー(22)を含み、これらは、共振空胴および共振空胴内のミラー間の光通路を画定する。所要基本波長および生じうる不要な波長においてレーザー光を発生するためにレーザー用材料(24)が光通路内に配置される。前記通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折するために、第1複屈折部材(26)も前記光通路内に配置される。更に、第1および第2複屈折部材が一緒に所要基本波長と不要波長とを弁別するように、第1複屈折部材と協調作動する第2複屈折(28)部材も前記光通路内に配置され、その結果、所要基本波長の偏光にレーザー光を発生させる一方向に当該偏光が屈折され、同時に、全ての不要波長の偏光を消失させる他の方向に当該不要波長の或る部分が屈折される。

Description

【発明の詳細な説明】 単一モードレーザー 発明の背景 本発明は全体的に単一モードレーザーに関し、更に詳細には空洞内2倍単一周 波数レーザーを提供するための周波数逓倍材料を収容する単一モードレーザー実 行体に関する。 従来の技術により、様々な単一縦モード(以後SLMと称する)レーザが開発 された。SLMレーザーに関心が持たれた一特殊理由は、レーザー空胴内に非線 形材料を追加することによりSLMレーザーを周波数2倍構成(コンフィギュレ ーション)に容易に変換できることにある。更に、すぐこの後で分かるように、 SLMレーザー以外のタイプのレーザーを空胴内2倍周波数構成に変換しようと すると、幾つかの問題に遭遇した。 可視および紫外スペクトル領域においてコヒーレント放射を生成するためには 、従来技術における非線形周波数2倍技法がしばしば用いられた。受け入れ可能 な光学変換効率はこの様式において達成された。ただし、これら周波数2倍レー ザの多くは、多数の用途においてこの種レーザーの有用性を制限するいわゆる「 グリーンノイズ」問題に悩まされた。更に明確には、グリーンノイズ問題は、レ ーザーの共振空胴内における長さ方向の基本的な1つのモード以外の追加的モー ドの存在と、各種モード間の非線形2倍化プロセスによる縦モードの結合現象と の組み合わせによって導入される利得の競合に起因すると信じられている振幅ノ イズ(即ち、2倍周波数における出力ビーム強度の変動)を導入する。 「グリーンノイズ」問題の一般的な解決方法は、非線形材料を励振するレーザー 光に含まれる追加モードを除去し(即ち、SLMレーザーの使用)、それによっ て、単−2倍出力周波数が得られるように、縦モード結合(カップリング)を除 去することである。 各種の空胴2倍単一縦モード(SLM)レーザシステムが従来の技術において 開発された。SLM作動を達成する一方法においては、リングレーザージオメト リを使用する。リングレーザージオメトリにおける空間ホールバーニングは一定 方向進行波によって除去される。従って、SLM作動は均一な広がりレーザシス テムにおいて達成される。空胴内2倍SLMレーザーの一例は、1991年10 月1日付けでNightingale等に発行された米国特許No.5,052 ,815に開示済みである。リングレーザー幾何形状配列を使用する際の主要な 欠点の1つは配置構成と操作が困難なことである。更に、光学ダイオード及び相 反減速度補償装置を使用するので、リングレーザーは簡単な線形空胴よりも全体 的に複雑である。更に、リングレーザーのビーム指向安定性は一般に線形空胴を 用いる場合ほど良好でない。それでも尚、進行波は全ての利用可能な利得を一様 に抽出するので、リングレーザーは定在波線形空胴よりも効率的であると一般に 信じられている。ただし、一定方向作動用リング空胴においてはより多くの空胴 内エレメントが必要とされるという簡単な理由で、空胴内2倍レーザーの場合に は、リングレーザーは必ずしも線形空胴より一層効率的であるとはかぎらない。 空胴内2倍レーザーシステムは空胴損失に対して極度に敏感であるので、2倍周 波数リング幾何形状配列におけるこれらの追加エレメントは、2倍周波数線形ジ オメトリの場合と比較して、より多くの空胴内損失を生じる。損失が多くなれば 2倍パワーが少なくなることは明白である。 SLMレーザーを生成するための他の技法は1992年11月17日に発行さ れた米国特許No.5,164,947にLukas等によって開示されている 。この特許開示において、SLM作動を獲得するように空間ホールバーニングを 除去するために、ねじれモード技法が用いられる。レーザー空胴は入力ミラー及 び線形レーザー空胴を画定する出力カプラを有する。レーザー空胴内において、 レーザー用ロッドが2つの四分の一波長板間に挿入される。基本波の偏光方向を 画定し、基本波の周波数の2倍の周波数において出力放射を生成するために偏光 子および非線形光学結晶もレーザー空胴内に含まれる。レーザーロッド内におい てレーザーモードは円偏光にされ、その結果として定在波を生じる。前記定在波 内においては利得媒体を貫いて電界ベクトルが回転し、利得媒体内には定在波ノ ードが存在しない。このようにして、空間バーニングが除去される。ただし、こ の方法にはそれ自体に限界があり、実現が困難な場合も多い。第1に、この方法 は、 空胴内部に2つの精密な四分の一波長板を備えることに依存する。第2に、レー ザーロッドは非複屈折性でなくてはならない。この必要条件は当該レーザーを限 られた個数のレーザーホストに制限する。更に、レーザー結晶は光学的に励振さ れるので、熱的に、および、応力によって誘起される複屈折性は利得媒体内に空 間ホールバーニングを導入し、再び多重モード作動に帰着する。具体化の観点か らすれば、このレーザー設計の複雑性がレーザーの寸法決定と動作を困難にする 。 1995年1月10日付けでWedekind等へ発行された最近の特許開示 である米国特許No.5,381,421には、線形レーザー空胴においけるS LMレーザー作動を達成する他の方法について記述している。この方法において は、ブルースター偏光子と複屈折材料によって、単一縦モード作動用周波数帯域 幅を狭くするライオットフィルタを形成する。この方法の主要不便性はブルース ター偏光を使用することにある。周知のように、一般にブルースター角度は45 度よりも大きく、従って、操作が不便である。更に、ブルースター偏光子は完全 な偏光子でないので、弁別にための偏光用損失が僅かに約16%である。従って 、ブルースター偏光子は、基本モード以外の縦モードの抑制に十分なレベルに損 失を供給できないこともあり得る。更に、ブルースター角度から僅かに偏向した だけで追加挿入損失を導入し、それによって、周波数2倍化および選択を妨害す ることもあり得る。同様に、1995年7月4日にSuzuki等へ発行された 他の特許開示である米国特許No.5,430,754には、SLM放射を生成 するために、軸を外してカットしたNd:YVO4と、KTPのような複屈折材 料によって形成された複屈折(ライオット)フィルタについて開示されている。 この方法の限界は、ポインティングベクトルウォークオフを強化するために強力 複屈折性および長い結晶長さに依存することである。同様に好ましい作動モード であるNd:YVO4の場合には、Nd:YVO4は劈開平面から43度外れてカ ットされる。この種の軸を外れてカットされた結晶の作成はたやすくなく、一般 に歩留りが低い。更に、これら両方の複屈折(ライオット)フィルタ技法におい て、複数の空胴内エレメントの表面は空胴軸に実質的に垂直である。これらの表 面からの残留反射は、空胴内エタロン及び結合空胴効果へと先導し、結果的にモ ードホッピングを起こすことがあり得る。 本発明は、上述の問題を排除し、かつ空胴内周波数2倍用としての使用に適し たSLMレーザーを作成するためのこれまでに無かった技法およびそれに関連し た方法を提供する。 発明の概要 後で更に詳細に述べるように、ここでは、空胴内2倍単一周波数を提供するた めの周波数2倍材料を収容する単一モードレートの具体化例について開示する。 関連する方法についても開示する。レーザー具体化例は入力ミラー、及び、共振 空胴および共振空胴内のミラー間における光通路を画定する出力ミラーを有する 。レーザー用材料は、所要基本波長および場合によっては他の不要な波長におい てレーザー光を発生するように光通路内に配置される。第1の複屈折手段も同様 に、通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折するように、光通 路内に配置される。同様に、第1と第2の複屈折手段が一緒になって所要基本波 長と不要波長とを弁別するように、第1複屈折手段と協調作動する第2の複屈折 手段も光通路内に配置され、その結果、所要基本波長は、当該基本波長にレーザ ー光を発生させる一方向に屈折されるが、不要な波長は、当該不要波長が消去さ れる他の方向に屈折される。 本発明の方法によれば、レーザー用材料または他の適当な光源によって生成さ れる光は特殊構成された複屈折手段を通過し、その結果として、所要単一波長に おける光成分の偏光は所定の仕方で影響され、他の波長の光成分の偏光は他の仕 方で影響される。その後で、これら他の特定光成分が他の波長を拒絶させる角度 において屈折されるように光が屈折され、単一波長が、その単一波長を引き返さ せる角度で屈折され、それによってレーザー空胴内においてレーザー光が発生さ せる。 本発明の一態様において、レーザーは光の単一縦モードを出力することができ る。 本発明の他の一態様において、非線形材料にレーザー内の単一基本光モードを 照射することが可能であり、それによって、基本波の特定高調波が生成され、レ ーザーから出力される。 図面の簡単な説明 本発明は次に簡単に説明する図面と関連して以下の詳細な記述を参照すること によって理解可能である。 図1は本発明に従って作成されたレーザーの概略図であり、前記レーザーはS LMレーザーとして作動するか、又は、非線形材料を追加することによって高調 波的に逓倍された周波数を出力するように構成可能である。 図2は、図1のレーザーのレーザー用材料から出力ミラーへ向かう光通路に沿 った方向から見た概略図的表現であり、本発明に基づくレーザーの部分を形成す る複屈折レーザー用ウェッジ部材および複屈折非線形部材の常軸と異常軸との間 の関係を示す。 図3はSLM作動を提供する仕方に関して本発明の周波数弁別構成の或る態様 を示す図形的プロットである。 図4は本発明に従って作成されたレーザーの更に別の実施例の概略図であり、 高調波的逓倍構成に使用された複屈折レーザー用ウェッジ部材および複屈折非線 形部材を示す。 図5は本発明に従って作成されたレーザーの更に他の実施例の概略図であり、 個別の入力ミラーおよび出力ミラーの必要性を排除するために特定構成要素に対 する鏡被覆の使用を示す。 図6は本発明に従って作成されたレーザーの更に他の実施例の概略図であり、 双方向的に生成される高調波光周波数出力を提供する高調波的逓倍構成を示す。 発明の詳細な説明 図面において、種々の図面を通じて同様の構成要素には同様の参照番号を付記 することとし、本発明に従って作成され、全体的に参照番号10によって示され るレーザーの一実施例を示す図1に先ず注意を向けることとする。レーザー10 は所定波長の光14を放出するポンピング光源12を有する。光14はレンズ1 6を経て入力ミラー20と出力ミラー22の間に画定される共振空胴18内を通 過する。今後時宜を得てされに詳細に記述するように、本発明に基づき、レーザ ー用材料24、複屈折ウェッジ26、及び、複屈折結晶28は空胴18内に配置 される。 続けて図1を参照する。入力ミラー20の面30は周知の方法により光14に 対して高度の透過性をもつと同時に基本レイジング波長(即ち、レーザー用材料 24によって放出される光)に対しては高度の反射性をもつように被覆される。 出力ミラー22の面32も同様に、レーザー発生光通路33がレーザー10の意 図された用途に基づいて2つのミラー間で画定されるされるように被覆される。 例えば、レーザーがSLMレーザーとして用いられる場合には、出力ミラーに入 射する基本レーザー発生波長光の比較的小さい部分(矢印34により示す)が前 記ミラーを通過するように出力ミラーの面32に反射性被覆が部分的に施される 。 別の例として、周波数逓倍構成(後で述べる改変による)を必要とする出力波 長を生成するためにレーザー10を用いる場合には、後で時宜を得て述べるよう に、出力ミラーの面32は、基本レーザー発生波長に対しては高度の反射性をも ち、所要調波、例えば基本波長の第2高調波に対しては高度の透過性をもつよう に被覆される。Nd:YVO4は好ましいレーザー用材料であるが、他のレーザ ー用材料も同様に使用可能である。これらの他の材料には、制限的意味をもつこ となく、Nd:YAG、Nd:YLF、Nd:SFAP、Nd:YALO3、C r:LiSrF4、Cr:LiCaF4,Cr:BeAlO3、及び、Cr:Li SrF4が含まれる。従って、基本波長および第2高調波波長は特定のレーザー 用ホスト及び面30と32上の協調被覆に応じて変化可能である。説明を簡単に するために、今後残りの討論は基本波長が1064nmおよび第2高調波波長が 532nmのNd:YVO4を使用する場合を対象とするものとする。ただし、 以下に説明する原理の適用に際してNd:YVO4以外のレーザー用材料を使用 した場合は、当該技術分野における当業者にとって明白であるはずである。 依然として図1を参照する。光源ソース12から放出されるポンピング光線1 4が入力ミラー16に光学的に結合され、この入力ミラーを経てレーザー用材料 24へ向けられるようにポンピング光源12が配置される。周知のように、生成 または放出する光線14の波長がレーザー材料に調和する所定の波長でありさえ すれば、ポンピング光源12は多種多様な異なる形で提供されても差し支えない 。ポンピング光線14は、レーザー用材料24に向けられた場合、レーザー用材 料によって吸収され、レーザー用材料をレイジングし、それによって、所定の基 本波ならびに不要な波長を空胴18内に注入する。一実施例において、ポンピン グ光源12は、ちょうど又は約809nmの波長の光を放出するレーザーダイオ ードである。当該技術分野において周知であるように、このタイプのレーザーダ イオードは容易に入手可能である。 本発明に基づき、複屈折ウェッジ26および複屈折部材28は、例えば、方解 石、オルトバナジン酸塩、石英、または、あらゆる他の適当この種物質のような 複屈折材料から形成されても差し支えない。当該技術分野において周知であるよ うに、複屈折材料は常軸および異常軸を有する。図1において、ウェッジ26の 異常軸を矢印36の方向に沿ったEwとして示し、ウェッジ26の常軸Owは図の 平面に垂直な方向に向き、図の平面に垂直な矢印を表す記号により参照番号38 として示す。OwおよびEw各々に沿った正および負方向は本教示においてさほど 重要でないことに注意されたい。更に、ウェッジ26は、OwとEwの平面内に所 在し、全体的に光の通路33に垂直な1つの面40を有する。ウェッジの平らな 面42は全体的に面40に対面する。説明を容易にするために、直線44はウェ ッジ平面42に垂直であるものとする。別の直線46はOwとEwによって画定さ れる平面に垂直であるものとすれば、両直線に間には角度θが形成される。 図1に関連して図2を参照することとし、複屈折結晶部材28は、その異常軸 EMがEWに対して45度であることが好ましい角度βを以て光の通路33に沿っ て配置される。その上、OMとEMによって画定される平面は全体的に光通路33 に垂直である。図2に示す種々の軸はレーザー用材料20から出力ミラー22に 向かって見た場合における光通路33の長さを表すことに注意されたい。説明を 容易にするために、図2における光通路33は一直線であるものと仮定する。た だし、当該技術分野における当業者は、光通路33はその長さに沿って種々の構 成要素を通過する結果として実際には一直線でないことを認識するはずである( 参照図1)。更に、既に言及したように、これらの軸に沿った方向の正および負 はさほど重要ではないので、図2には示していない。角度βは45°であること が好ましいが、時宜を得て後で更に詳細に説明するように、他の角度は適当な値 であっても差し支えない。全体の関係による結合におけるウェッジ26と複 屈折部材28の間の金体的な関係と関連するようにウェッジ26を構成すること により、未だ説明していないが後でレーザー10の動作と関連して記述する予定 の方法により高度に有利な光通路33に沿った周波数/波長の識別を可能にする 。 さて、既に述べたレーザー10の基礎的な構成に基づき、続いて図1と2を参 照しながら、本発明に従ったレーザーの動作について特定の具体化例に関して詳 細に記述することとする。この具体化例においては、レーザー用材料24として ドーパントNd濃度1%、光通路33に沿った長さ1mmのNd:YVO4が用 いられる。基本波長は1064nmである。このレーザーの動作は、空胴18に おける往復期間中の基本波長の偏光について考察することによって最もよく理解 される。先ず、基本波はレーザー用材料24から出発し、ウェッジ26のEw軸 に沿って偏向されるものと仮定する。基本波は、光通路33上でウェッジ平面4 2を通過すると、スネルの法則にしたがってウェッジ平面において屈折する。次 に、基本波は、複屈折部材28を経て進行し、出力ミラー22により逆反射され て光通路33に沿って戻る。複屈折部材28のEMはウェッジのEw軸に対して β=45°であるので、戻り基本波は基本周波数における2つの偏光成分を有す る。即ち、Ewに沿った一成分とOwに沿ったもう1つの成分である。各成分の相 対振幅は複屈折部材28の遅れに依存する。例えば、部材28が光通路33に沿 って半波長または全波長板から成る場合には、戻り基本波はウェッジ26のEw に沿って直線偏光にされ、その結果として特定の偏光配向をもつ。他方、部材2 8が四分の一波長板から成る場合には、逆反射された基本波は依然として直線偏 光とされるが、ウェッジ26のOwに沿って偏光されるので、結果的に異なる偏 光配向となる。 基本波がウェッジ26に再入射する際に、OwとEwに沿った屈折率は互いに異 るので、2つの偏光成分はスネルの法則に従い異なって屈折し、その結果として 入力ミラー20の表面30上の異なる位置に到着する。Ew偏光された成分を逆 反射するように入力ミラー20が配列されている場合には、Ow偏光成分は配向 不良となり、光通路33外に至って拒絶されて100%損失を生じる。このよう に拒絶された通路を図1に参照番号47で示す。少し異なる方法で表現すれば、 部材28を介して半波または全波遅らされる基本波の一方の偏光成分は、複屈 折部材28を通過する1回の往復の結果として、その偏光に変化を生じないが、 もう一方の偏光は変化を生じる。ウェッジ平面42における屈折と入力ミラー3 0の配列との協調作用により、この種の基本偏光(変化しない方)は、1回の往 復周で最小損失を生じるように、光通路33に沿って引き返す。Ow偏光成分は 単に入力ミラー20を調節するだけで選定可能であることを理解されたい。従っ て、レーザー10の出力偏光は、特定の用途に適合するように容易に修正可能で ある。 基本波長の偏光に関してレーザー10の動作について説明したが、ここでは、 不要波長モードについて考察することとする。前記の不要波長モードは基本波の 場合とは異なるが、ある種の周波数弁別が存在しない場合には、空胴18内での 共振が可能である。この点に関して、複屈折部材28は、通常、選定された基本 波長において全波または半波遅れを提供するように選定されることを理解された い。空胴18内に現れるあらゆる不要(選定されなかった)モードの波長は、複 屈折部材28の通過に際して不要モードが半波または全波遅れされないような波 長である。従って、部材28を通過する1回の往復の結果として、これらの他の 不要モードは偏光変化を生じ、ウェッジ26の通過に際して屈折の程度/方向が 異なる。従って、これらのモードは、それらの中の一構成成分(即ち、特定の偏 光)が同じ光通路を引き返すことなく、それによって、各不要モードの全振幅を 減少させるような仕方において、入力ミラー30により反射される。従って、不 要モードは、各往復毎にレーザー用材料によって提供される利得より高い実質的 な累積損失の結果として消去される。換言すれば、不要モードの1つの偏光は、 十分な往復によって最終的にミラー20から「立ち去る」が、特定の一周波数の 1つの偏光は、周波数選択または本発明のフィルタ構成を用いてレーザーを発生 するように選択することが可能である。従って、単一モード動作は、比較的簡単 かつ高度に有利な方法においてコストに比して効果的に達成される。 図1において、不要周波数を弁別するために、1回の往復周の後における、複 屈折ウェッジ26による屈折に際して生じる表面30における基本周波数の偏光 成分間の変位が、ポンプ光線のウエスト(最も細い部分の直径)より大きくなる ようにウェッジ角度θが選定される。この条件は概略次式で表すことができる。 ここに、△nwはウェッジ26の複屈折率であり、Lはレーザー空胴の長さであ り、ωはレーザー用材料24におけるポンプ光線の最も細い部分である。例えば 、空胴長さ10mm、ポンプ光線最細部50um、及び、△nw=0.21を用 いたオルトバナジンイットリウムウェッジに対するθは約1.4°より大きい値 として算定される。更に大きいウェッジ角度も同等に効果的であることを理解さ れたい。ただし、製造コストの観点からすれば、ウェッジ角度を更に小さくする ことにより、複屈折ウェッジ部材26を形成するために必要な比較的高価な材料 の全使用量が有利に節減される。 次に図3を参照する。ここに開示された周波数フィルタ構成(ウェッジ26と 部材28の組合わせ)によって導入される損失は次のように表現すことができる 。 ここに、ΔnMは複屈折部材28の複屈折率、LMは光通路33に沿った複屈折部 材の長さ、νは基本波の周波数、cは光速である。複屈折部材として長さ5mm のKTPを使用し、基本波周波数または基本波周波数近傍において、方程式2か ら求められる百分率損失を周波数に対してプロットできる。図から分かるように 、β=45°に対する図に示す周波数範囲全体に亙り百分率損失はゼロから10 0%まで上下に変化する。本発明の周波数濾波構成の自由なスペクトル範囲(以 後FSRと称する)は次式で決定される。 上記の値を用いると、長さ5mmのKTPに関するFSRは約330Ghzが 得られる。Nd:YVO4の利得帯域幅は約250Ghzから300Ghz(〜 50%利得点)までの間に所在し、図3においては鎖線48の間の「w」として 示される。単一モード作動を達成するためには、ただ1つの損失最小点がレーザ ー用材料の利得帯域幅w内に所在することが望ましい。本発明の周波数濾波構成 は特定の最小損失を可能にする。例えば、周波数fにおいて参照番号49で示さ れる上記の最小点は、FSRによって確立される最小点の間の周波数間隔に基づ く利得帯域幅範囲w内に移される。損失最小点49の移行は、例えば、複屈折部 材28を温度調整するか、或いは、適当な手段を用いて光通路33に対して傾斜 可能に部材を支持することによって達成される。 損失最小点49が利得帯域幅w内に一旦移行されると、空胴18内においてf のどちらかの側における比較的小さいDf(図示せず)に共振可能な周波数範囲 が制限される。同時に、空胴は、その利得帯域幅内における縦モードのただ1つ の離散数だけをサポート可能である。例えば、長さ1mmのNd:YVO4およ び長さ5mmのKTPを含む長さ10mmの空胴の場合、各縦モード間のモード 間隔は約11Ghzである。従って、本例において、共振用単一モードの選択を 容易にするためのDfは11Ghz未満でなくてはならない。部材28を適切に 傾斜させるか、又は、適切な温度調節を実施することにより、ただ1つの縦モー ドだけが最小損失を生じ、レーザ発生しきい値以上に留まるような単一モード作 動の必要条件を満たすように、最小点49を選定済みモードの周波数に移行する ことが可能であり、その内の最も近い1つを参照番号50によって図に示す。方 程式1によれば、隣接縦モード(図示せず、11Ghz離れる)は1.1%の損 失を生じ、第2近傍モード(図示せず、22Ghz離れる)は4.3%の損失を 生じ、第3近傍モード(図示せず、33Ghz離れる)は9.53%の損失を生 じる。第1隣接モードに関する損失は小さいように見えるが、レーザー発振をS LMに限定するには十分である。例えば、空間的ホールバーニング及び他のこの 種の周知の設計上の考察によって追加損失が提供されることもあり得る。本質的 に、既に述べた手順は、例えば選定された縦モードだけがレーザー発光し、残り のモードは損失に因り消去されるように周波数濾波構成の損失最小点とレーザー 用材料の利得ピークおよび共振空胴の選定済み縦モードとを重ね合わせることを 意味する。 図1から3までを参照する。βが45°であることが好ましいことは既に述べ たとおりである。βを変更した場合の結果は、β=45°に関してプロットした 図3の損失曲線に対してbの変更が及ぼす影響を考察することによって容易に理 解される。前記角度において、100%損失は曲線のピークにおいて発生する。 βを0°に向かって減少させると、不要なモードの損失が減少するように方程式 2のsin(2β)項に起因して曲線のピークが対応的に降下する。βが0°で ある場合に、曲線は一直線となって損失は0%となり、周波数は弁別されない。 従って、βが45°であることが有利であることは明白である。更に、複屈折部 材28およびウェッジ26の常軸と異常軸との間の関係をbが画定することを理 解されたい。これらの軸の相対方向が本教示に基づいて適当なβを画定する限り 、これらの軸が指し示す実際の方向は無制限に多くの任意の仕方で、変えること ができる(即ち、図2の光通路33のまわりの回転)。 図1において、レーザー用材料24が入力ミラー20に隣接して配置されるこ とを特記しておかねばならない。このように、空間的ホールバーニングは近傍モ ードに対して追加抑圧を提供する。周波数選択のために空間的ホールバーニング の利点を利用するためにミラー20に接近してレーザー用材料を配置することが 好ましいが、本発明の周波数濾波構成は一般に本教示に従って構成した場合に結 果として単一モード作動が可能な周波数選択レベルを提供するので、その種の配 置は必要条件ではない。 既に述べたように、レーザー10は、レーザー10がレーザー発光する任意の 特定基本波長の高調波の光を生成する方法において、容易に改変可能である。更 に詳細には、非線形材料51(鎖線で示す)が光通路33内に配置される。一般 に、基本レーザ周波数の二倍の周波数の光を生成することが望ましい。例えば、 レーザー用材料Nd:YVO4であり、ポンピング光源12の波長が809nm に近い場合には、基本波長は1064nmであり、第2高調波の波長は532n mで緑色である。他の例として、基本波長が916nmのNd:YVO4の第2 高調波の波長は458nmであって青色である。従って、選定した基本波長およ び入力ミラーの表面30と出力ミラーの表面32における特定の被覆設計に応じ て、レーザーは緑色の532nm又は青色の458nmのどちらかを生成できる 。他のレーザー用材料の場合には、当該技術分野における当業者によって理解さ れているように、基本波長と第2高調波の波長は異なることがあり得る。 周波数2倍構成の一実施例において、非線形材料51には基本波入力14に応 答して矢印で示す第2高調波光52を生成するチタン酸燐酸カリウム(KTP) が含まれる。矢印54で示すように光52が出力ミラーの表面32の鏡を通過す るように、出力ミラーの表面32の鏡が光52に対して透明に設計可能である。 この場合、前記出力ミラーは基本波長を完全に反射し、図1に矢印34によって 示される光の極く一部が出力ミラーを通過しないように設計されている。非線形 材料はKTPであるものとして記述されているが、これは必要条件ではない。本 発明は、例えばKNb3、LBO、BBO、MgO:LiNb3、KDP、PP LNのような他の非線形材料にも同等に適用される。 次に、図4において、本発明の周波数濾波コンセプトに従って作成された周波 数2倍レーザーの他の実施例を全体的に参照番号60によって示す。レーザー6 0は、前述された周波数2倍構成のレーザと、次に示す2点を除き、本質的に同 じである。即ち、第1に、レーザー用材料24およびウェッジ26が複屈折レー ザー用ウェッジ62によって置き換えられていること、および、第2に、複屈折 部材28および非線形材料51がタイプII位相整合用にカットされた複屈折2 倍エレメント64によって置き換えられていることである。例えば、エレメント 64がKTP製である場合には、光通路33に沿ったその長さは5mmである。 KTPは、1064nmにおけるタイプII位相整合用(θ=90°、φ=23 .5°)にカットされ、そのz軸は当該技術分野において知られる仕方でレーザ ー用ウェッジ62のEwと45°を形成し、線46に対して90°を形成する。 レーザー用ウェッジ62は、記述の方程式1によって決定されたウェッジ角度θ をもつように構成される。レーザー用ウェッジ62の常軸と異常軸および複屈折 2倍エレメント64の全体的配向は、レーザー10と比較して変わらず、図2に 既に示した通りである。記述を簡潔にするために、これらの記述は繰り返さない 。更に、レーザー60の動作は2倍周波数構成におけるレーザー10の動作と本 質的に同じである。従って、読者はシステム10の動作に関する前記の記述を参 照されたい。ただし、構成要素数が少ないと言う観点から、レーザー60の方が システム10よりも有利であることを注記しておく。当該技術分野における当業 者は、本発明の周波数濾波構成が用いられているので、既に述べたレーザー10 のもつ利点の全てをレーザー60が備えていることを理解するはずである。更に 、システム60の特定多機能構成要素(即ち、レーザー用ウェッジ62及び複屈 折非線形エレメント64)、及び、この具体化例におけるそれらの配置構成は従 来知られていないことも理解されたい。 次に、本発明の周波数濾波コンセプトに基づいて作成され、全体的に参照番号 70によって示される周波数2倍レーザーの更に別の実施例を示す図5を参照す ることとする。レーザー用ウェッジ62の表面74に施された入力ミラー被覆7 2および複屈折2倍エレメント64の表面78に施された出力ミラー被覆76を 使用することにより個別の入力および出力ミラーの必要性が除外されたというこ とを除けば、レーザー70は記述のレーザー60と同じである。勿論、入力ミラ ー被覆72は基本波長において高度に反射性をもち、同時に、出力ミラー被覆7 6は2倍周波数において透明であり、かつ基本周波数において高度に反射性をも つので、光54は第2高調波波長において出力被覆を通過する。ここで教示され るコンセプトに基づく動作および設計に関しては、レーザー70はレーザー60 に本質的に同じである。 以上の諸実施例については、それぞれ特定の配向をもつ種々の構成要素を用い て記述したが、本発明が、本発明の範囲から逸脱することなく、多種多様な位置 と相互配向をもって種々の構成要素が配置される多種多様な特定構成を用いるこ とが可能であることを理解されたい。例えば、以上に開示された任意の周波数2 倍構成は、それらの非線形構成要素を除去し、それらのミラー透過被覆を適宜改 変することによってSLMレーザー構成に容易に変換可能であることを理解され たい。他の例として、上記の実施例において、本発明のレーザーは中央軸に沿っ て配置された構成要素によって配置構成されたものとして図示されたが、以下に 説明するように、これは必要条件ではない。 図6において、本発明に従って作成された周波数2倍レーザーの一代替実施例 を参照番号80によって示す。この実施例においては、それぞれ基本波長106 4nmおよび第2高調波波長532nmの両方において高度の反射性をもつよう に被覆された第3のミラー82が追加される。光通路84は、鋭角αを形成する レーザー80の空胴内に画定される。非線形材料51は、1つの方向における基 本波長に応答して2倍周波数光の一部52aを生成し、かつ反対方向における基 本波長に応答して2倍周波数光の別の一部52bを生成することを理解されたい 。この構成において、ミラー82は光の一部52bを有利に反射して出力ミラー 22に向かって戻し、その結果、同位相の前方および後方第2高調波をもつ光放 射が組合わされ、出力ミラーから光86として出力される。レーザー80の光学 通路は、例えば「L」字形または他の適当な形状以外の形状を含んでも差し支え ない。一変種として、非線形部材51の表面に施した高度の反射性をもつ被覆( 図示せず)によってミラー82を置き換えても差し支えない。 本発明の周波数弁別構成およびそれに関連した方法は、従来の技術と比較して 、多数の異なる方式において高度に有利である。例えば、ブルースタープレート の使用が回避される。既に述べたように、ブルースタープレートにおいて必要と される典型的な45°の角度よりも非常に少ない値にθを保持できるので、本発 明の複屈折ウェッジ又はレーザー用ウェッジ部材は最小量の材料を用いて作成可 能である。更に、θの正確な値も、方程式(1)によって確立される所定値より 大きくさえあれば、さほど重要でない。更に、この利点はアセンブリ全体を一層 コンパクトにすることができる。別の例として、本発明の光出力は、SLMレー ザー構成における基本波長または周波数逓倍構造における高調波波長において選 択的な偏光である。即ち、出力偏光は、前述の教示に従って容易に改変可能であ る。 結合空胴および空胴内エタロン効果を最小化するためには、全ての空胴内光学 表面が空胴軸に対して法線方向から僅かに外れた小さな角度で傾斜することが好 ましいことに注意されたい。 ここに開示済みのレーザーアセンブリは様々な異なる構成において提供可能で あり、かつ多数の異なる方法を用いて作成可能であるが、本発明は、本発明の精 神または範囲から逸脱することなしに他の多くの特定形式において具体化可能で あることを理解されたい。従って、これらの事例および方法は説明的であって、 制限的な意味をもつものでなく、更に、本発明は、ここに提示された詳細のみに 制限されることなく、添付特許請求の範囲内において改変可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月28日(1999.5.28) 【補正内容】 請求の範囲 1.a)入力ミラー及び出力ミラーであって、共振空胴と共振空胴内の該ミラ ー間における光通路とを画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料と、 c)前記通路に沿って存在する波長の異なる光を異なる方向に屈折させるよう に前記光通路内に配置された1対の非平行表面を画定する構成を有する第1複屈 折手段と、 d)前記光通路内に配置されて前記第1複屈折手段と協調作動する第2複屈折 手段とを有し、第1と第2複屈折手段が一緒になって前記所要基本波長と前記不 要波長とを弁別するように、前記所要基本波長の一偏光をそれがレーザー光を発 生させる方向に屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方 向に前記不要波長の或る部分を屈折させる レーザー。 2.請求項1記載のレーザーであって、前記第1および第2複屈折手段がそれ ぞれ常軸および異常軸を有し、第1複屈折手段の常軸および異常軸が前記第2複 屈折手段の常軸および異常軸に対して特定の配向をもって前記光通路に沿って配 置構成され、結果として基本周波数をもつ選定された偏光だけがレーザー光を発 生するレーザー。 3.請求項2記載のレーザーであって、第1複屈折手段の常軸および異常軸が 前記光通路に沿った第2複屈折手段の常軸および異常軸に対しては非平行である レーザー。 4.請求項1記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段が少なくとも部分 的に前記基本波長を確立するに足る厚さを前記光通路に沿って有する波長板とし て作用するレーザー。 5.請求項4記載のレーザーであって、前記厚さが、前記第2複屈折手段が前 記基本波長における全波長板であるような厚さであるレーザー。 6.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内の 該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料と、 c)前記通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折させるため に前記光通路内に配置された第1複屈折手段であって、前記第1複屈折手段がウ ェッジ部材の形に形成され、前記ウェッジ部材が前記光通路に実質的に垂直な1 つの表面と前記一表面に対して鋭角を形成するウェッジ平面とを有し、その結果 として前記ウェッジ平面が前記光通路に対して傾斜角度を形成する第1複屈折手 段と、 d)前記光通路内に配置されて前記第1複屈折手段と協調作動する第2複屈折 手段とを有し、第1と第2複屈折手段が一緒になって前記所要基本波長と前記不 要波長とを弁別し、その結果として前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光 を発生させる方向に屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別 の方向に前記不要波長の或る部分を屈折させる レーザー。 7.請求項6記載のレーザーであって、前記ウエッジ形複屈折部材が常軸およ び異常軸を有し、相互に直交して前記光通路が実質的に直角交差するような平面 を画定するレーザー。 8.請求項6記載のレーザーであって、前記複屈折ウェッジ部材の前記ウェッ り大きく、ここに△nwは複屈折ウェッジ部材の複屈折率であり、Lはレーザー 空胴の長さであり、ωはレーザー用材料における基本波のビームウエストである レーザー。 9.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内の 該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料と、 c)前記通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折させるため に前記光通路内に配置された第1複屈折手段と、 d)前記光通路内に配置されて前記第1複屈折手段と協調作動する第2複屈折 手段であって、第1と第2複屈折手段が一緒になって前記所要基本波長と前記不 要波長とを弁別し、前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光を発生させる方 向に屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前記不 要波長の或る部分を屈折させる第2複屈折手段と、 e)前記レーザー用材料によって前記基本波長において最初に生成された光を 受け取り、かつ前記基本波長の特定高調波波長における光を生成するために前記 光通路内に配置された非線形材料とを有する レーザー。 10.請求項9記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段および前記非線 形材料の両方として作用する単一エレメントを有するレーザー。 11.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料と、 c)前記通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折させるため に前記光通路内に配置された第1複屈折手段と、 d)前記光通路内に配置されて前記第1複屈折手段と協調作動する第2複屈折 手段とを有し、第1と第2複屈折手段が一緒になって前記所要基本波長と前記不 要波長とを弁別するように、前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光を発生 させる方向に屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向 に前記不要波長の或る部分を屈折させ、非線形材料として作用し、前記非線形材 料を通過する前記所要基本波長の光が当該非線形材料に前記基本波長の特定の高 調波を生成させる レーザー。 12.請求項11記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段がタイプII 位相整合用にカットされているレーザー。 13.請求項11記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段がKTPであ るレーザー。 14.実質的に単一波長である光を生成する方法であって、 a)共振空胴およびミラー間光通路を画定する入力ミラーと出力ミラーを提供 するステップと、 b)前記共振空胴内に前記光通路に沿ってレーザー用材料を配置するステップ と、 c)前記レーザー用材料が光を生成するように当該材料を光源で照射するステ ップと、 d)所要単一波長の前記光の一成分の偏光が所定の仕方で影響され、他の波長 の前記光の他の全ての成分の或る偏光が他の仕方で影響されるように、1対の非 平行表面を画定するように特殊構成された複屈折手段を前記光が通過するステッ プと、 e)前記幾らかの偏光が、他の波長の全ての偏光が拒絶される角度で屈折され 、前記単一波長を引き返させる角度で当該単一波長の一偏光が屈折させ、これに よって前記空胴内にレーザー光を発生させるステップと を含む方法。 15.請求項14記載の方法であって、前記単一波長の前記成分が前記特殊構 成された前記複屈折手段を通過した後で偏光が変化しないようにすることによっ て前記所定の仕方で影響され、前記光の他の全ての成分の前記或る偏光が前記複 屈折手段を通過した後で偏光が変化することによって前記他の仕方で影響される 方法。 16.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料であって、このレーザー用材料 が複屈折性であり、かつ前記所要基本波長の光および前記通路に沿って存在する 前記不要波長の光を異なる方向に屈折させるように構成されるレーザー材料と、 c)前記光通路内に配置された複屈折エレメントとを有し、複屈折レーザー用 材料と複屈折エレメントが一緒になって前記所要基本波長と前記不要波長とを弁 別するように、前記所要基本波長の偏光にそれがレーザー光を発生させる方向に 屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前記不要波 長の或る部分を屈折させる レーザー。 17.請求項16記載のレーザーであって、前記レーザー用材料が常軸および 異常軸を有し、これら軸が相互に直交して前記光通路が実質的に直角交差するよ うな平面を画定するレーザー。 18.請求項16記載のレーザーであって、前記レーザー用材料および前記複 屈折エレメントがそれぞれ常軸および異常軸を有し、前記レーザー用材料の常軸 および異常軸が前記複屈折エレメントの常軸および異常軸に対して特定の配向を もって前記光通路に沿って配置構成され、結果として基本周波数をもつ選定され た偏光だけがレーザー光を発生するレーザー。 19.請求項18記載のレーザーであって、レーザー用材料の常軸および異常 軸が前記光通路に沿った複屈折エレメントの常軸および異常軸に対しては非平行 であるレーザー。 20.請求項16記載のレーザーであって、前記複屈折エレメントが少なくと も部分的に前記基本波長を確立するに足る厚さを前記光通路に沿って有する波長 板として作用するレーザー。 21.請求項20記載のレーザーであって、前記厚さが、前記複屈折エレメン トが前記基本波長における全波長板であるような厚さであるレーザー。 22.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 のミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料であって、前記レーザー用材料 が複屈折性であり、かつ前記所要基本波長の光および前記通路に沿って存在する 前記不要波長の光を異なる方向に屈折させるように構成され、前記レーザー用材 料がウェッジの形に形成され、前記光通路に実質的に垂直な1つの表面と前記一 表面に対して鋭角を形成するウェッジ平面とを有し、その結果として前記ウェッ ジ平面が前記光通路に対して傾斜角度を形成するレーザー材料と、 c)前記光通路内に配置された複屈折エレメントとを有し、複屈折レーザー用 材料と複屈折エレメントが一緒になって前記所要基本波長と前記不要波長とを弁 別するように、前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光を発生させる方向に 屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前記不要波 長の或る部分を屈折させる レーザー。 23.請求項22記載のレーザーであって、前記レーザー用材料の前記ウェッ り大きく、ここに△nwはレーザー用材料の複屈折率であり、Lはレーザー空胴 の長さであり、ωはレーザー用材料における基本波のビームウエストであるレー ザー。 24.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料であって、前記レーザー用材料 が複屈折性であり、かつ前記所要基本波長の光および前記通路に沿って存在する 前記不要波長の光を異なる方向に屈折させるように構成されたレーザー様材料と 、 c)前記光通路内に配置された複屈折エレメントであり、複屈折レーザー用材 料と複屈折エレメントが一緒になって前記所要基本波長と前記不要波長とを弁別 するように、前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光を発生させる方向に屈 折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前記不要波長 の或る部分を屈折させる複屈折エレメント、 d)前記レーザー用材料によって前記基本波長において最初に生成された光を 受け取り、かつ前記基本波長の特定高調波波長における光を生成するために前記 光通路内に配置された非線形材料とを有する レーザー。 25.請求項24記載のレーザーであって、前記複屈折手段および前記非線形 材料の両方として作用する単一エレメントを有するレーザー。 26.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および場合によっては他の不要波長においてレーザー光を発 生するために前記光通路内に配置されたレーザー用材料であって、前記レーザー 用材料が複屈折性であり、かつ前記所要基本波長の光および前記通路に沿って存 在する前記不要波長の光を異なる方向に屈折させるように構成されたレーザー用 材料と、 c)前記光通路内に配置された複屈折エレメントとを有し、複屈折レーザー用 材料と複屈折エレメントが一緒になって前記所要基本波長と前記不要波長とを弁 別するように、前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光を発生させる方向に 屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前記不要波 長の或る部分を屈折させ、前記複屈折エレメントが更に非線形材料として作用し 、前記基本波長の光が前記複屈折エレメントを通過することにより前記複屈折エ レメントに前記基本波長の前記特定高調波を生成させるレーザー。 27.請求項26記載のレーザーであって、前記複屈折エレメントがタイプI I位相整合用にカットされているレーザー。 28.請求項26記載のレーザーであって、前記複屈折エレメントがKTPで あるレーザー。 29.請求項16記載のレーザーであって、前記ミラーが、共振空胴を画定す るために前記レーザー用材料および前記複屈折エレメントの所定表面への被覆の 形で提供されるレーザ。 30.特定周波数の光の周波数を倍加する方法であって、 a)共振空胴およびミラー間光通路を画定する入力ミラーと出力ミラーを提供 するステップと、 b)前記共振空胴内に前記光通路に沿ってレーザー用材料を配置するステップ と、 c)前記レーザー用材料が光を生成するように当該材料を光源で照射するする ステップと、 d)所要単一波長の前記光の一成分の偏光が所定の仕方で影響され、他の波長 の前記光の他の全ての成分の或る偏光が他の仕方で影響されるように特殊構成さ れた複屈折手段を前記光が通過するステップと、 e)前記或る偏光が他の波長が拒絶される角度で屈折され、前記単一波長を引 き返させることによって前記空胴内にレーザー光を発生させる角度で当該単一波 長の一成分が屈折されるように前記光を屈折させるステップと、 f)前記特定の周波数の2倍の周波数において光が生成されるように前記通路 に沿って非線形材料を配置するステップと を含む方法。 31.請求項30記載の方法であって、偏光が不変状態を維持することによっ て前記単一波長の前記成分が前記所定の仕方で影響され、結果的に偏光が変化す ることによって前記光の他の全ての成分の前記或る偏光が前記の他の様式におい て影響される方法。 32.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生し、 かつ前記通路に沿って存在する波長の異なる光を異なる方向に複屈折的に屈折さ せるために前記光通路内に配置された単一部材とを有し、 c)前記光通路内に配置されて前記部材と協調作動する屈折手段とを有し、前 記部材と前記屈折手段が一緒になって前記所要基本波長と前記不要波長とを弁別 するように、前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光を発生させる方向に屈 折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前記不要波長 の或る部分を屈折させる レーザー。 33.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長のレーザー光を発生するために 前記光通路内に配置されたレーザー用材料と、 c)前記通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折させるため に前記光通路内に配置された第1複屈折手段と、 d)常軸および異常軸をそなえる第2複屈折手段とを有し、選定された基本周 波数の偏光のみがレーザー光を発生するように第1複屈折手段の常軸および異常 軸を、前記光通に沿った第2複屈折手段の常軸および異常軸に対して45度の角 度で配列構成することによって、前記第1複屈折手段と協調作動するように前記 第2複屈折手段が前記光通路内に配置され、不要波長の或る部分が前記不要波長 の他の全ての偏光を消去するような他の方向に屈折されるように第1と第2複屈 折手段が共同で不要波長を弁別する レーザー。 34.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料と、 c)前記通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折させるため に前記光通路内に配置された第1複屈折手段と、 d)前記光通路内に配置されて前記第1複屈折手段と協調作動する第2複屈折 手段とを有し、第1と第2複屈折手段が一緒になって前記所要基本波長と前記不 要波長とを弁別するように、前記所要基本波長の偏光をそれがレーザー光を発生 させる方向に屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向 に前記不要波長の或る部分を屈折させ、前記第2複屈折手段が前記光通路に沿っ て前記基本波長での半波長板として機能する厚さを有し、少なくとも部分的に前 記基本波長を確立する レーザー。 35.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料であって、前記レーザー用材料 が複屈折性であり、かつ前記所要基本波長の光および前記通路に沿って存在する 前記不要波長の光を異なる方向に屈折させるように構成されたレーザー用材料と 、 c)常軸および異常軸を備えた複屈折エレメントとを有し、前記複屈折エレメ ントの常軸および異常軸に対してレーザー用材料の常軸および異常軸が45°の 角度で配列構成されるように、前記複屈折エレメントが前記光通路内に配置され 、その結果として前記複屈折性レーザー用材料と前記複屈折エレメントが共同で 所要基本波長と不要波長とを弁別するように、前記所要基本波長の選定された偏 光だけが当該偏光のみにレーザー光を発生させる一方向に屈折され、同時に、不 要波長の他の部分が他の全ての不要波長の偏光を消去させる他の方向に屈折され る レーザー。 36.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴および共振空胴内 の該ミラー間における光通路を画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長においてレーザー光を発生する ために前記光通路内に配置されたレーザー用材料であって、前記レーザー用材料 が複屈折性であり、かつ前記所要基本波長の光および前記通路に沿って存在する 前記不要波長の光を異なる方向に屈折させるように構成されたレーザー用材料、 c)前記光通路内に配置された複屈折エレメントとを有し、複屈折レーザー 用材料と複屈折エレメントが一緒になって前記所要基本波長と前記不要波長とを 弁別するように、前記複屈折エレメントの前記光通路に沿った厚さが半波長板と して機能する厚さを有し、少なくとも部分的に前記基本波長を確立し、前記所要 基本波長の偏光にレーザー光を発生させる方向に当該偏光を屈折させ、同時に前 記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前記不要波長の或る部分を屈折 させる レーザー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BA,BB,BG,BR,CA,CN,CU, CZ,EE,GE,GW,HU,ID,IL,IS,J P,KP,KR,LC,LK,LR,LT,LV,MG ,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG, SI,SK,SL,TR,TT,UA,UZ,VN,Y U

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)入力ミラーおよび出力ミラーであって、共振空胴と共振空胴内の該ミ ラー間における光通路とを画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長のレーザー光を発生するために 前記光通路内に配置されたレーザー用材料と、 c)前記通路に沿って存在する異なる波長の光を異なる方向に屈折させるため に前記光通路内に配置された第1複屈折手段と、 d)前記光通路内に配置されて前記第1複屈折手段と協調作動する第2複屈折 手段とを有し、第1と第2複屈折手段が一緒になって前記所要基本波長と前記不 要波長とを弁別するように、前記所要基本波長の一偏光をそれがレーザー光を発 生させる方向に屈折させ、同時に前記不要波長の或る部分を別の方向に屈折させ て前記不要波長の全ての偏光を消去させる レーザー。 2.請求項1記載のレーザーであって、前記レーザー用材料および前記第1複 屈折手段の両方として作用する単一部材を有するレーザー。 3.請求項1記載のレーザーであって、前記第1複屈折手段がウェッジ部材の 形に形成され、前記ウェッジ部材が前記光通路に実質的に垂直な1つの表面と前 記一表面に対して鋭角を形成するウェッジ平面とを有し、その結果として前記ウ ェッジ平面が前記光通路に対して傾斜角度を形成するレーザー。 4.請求項3記載のレーザーであって、前記ウエッジ形複屈折部材が、常軸お よび異常軸を有し、これらは互いに交差して前記光通路が実質的に直角交差する ような平面を画定する常軸および異常軸を有するレーザー。 5.請求項3記載のレーザーであって、ここに前記複屈折ウェッジ部材の前記 ウェッジ平面に垂直な方向が前記光通路と傾斜角度を形成し、前記傾斜角度が レーザー空胴の長さであり、ωはレーザー用材料における基本波のビームウエス トであるレーザー。 6.請求項1記載のレーザーであって、前記レーザー用材料によって前記基本 波長において最初に生成された光を受け取り、かつ前記基本波長の特定高調波波 長の光を生成するために前記光通路内に配置された非線形材料を有するレーザー 。 7.請求項6記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段および前記非線形 材料の両方として作用する単一エレメントを有するレーザー。 8.請求項1記載のレーザーであって、ここに前記第1および第2複屈折手段 がそれぞれ常軸および異常軸を有し、ここに第1複屈折手段の常軸および異常軸 が前記第2複屈折手段の常軸および異常軸に対して特定の配向をもって前記光通 路に沿って配置構成され、結果として基本周波数をもつ選定された偏光だけがレ ーザー光を発生するレーザー。 9.請求項8記載のレーザーであって、第1複屈折手段の常軸および異常軸が 前記光通路に沿った第2複屈折手段の常軸および異常軸に対しては非平行である レーザー。 10.請求項8記載のレーザーであって、第1複屈折手段の常軸および異常軸 が第2複屈折手段の常軸および異常軸に対して45°の角度をもって前記光通路 に沿って配置構成されるレーザー。 11.請求項1記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段が少なくとも部 分的に前記基本波長を確立するに足る厚さを前記光通路に沿って有する波長板と して作用するレーザー。 12.請求項11記載のレーザーであって、前記厚さは、前記第2複屈折手段 が前記基本波長における全波長板であるような厚さであるレーザー。 13.請求項11記載のレーザーであって、前記厚さが、前記第2複屈折手段 が前記基本波長における半波長板であるような厚さであるレーザー。 14.請求項1記載のレーザーであって、前記複屈折手段が非線形であり、非 線形材料として作用し、その結果として前記非線形材料を通過する前記所要基本 波長の光が、当該非線形材料に前記基本波長の特定の高調波を生成させるレーザ ー。 15.請求項14記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段がタイプII 位相整合用にカットされているレーザー。 16.請求項14記載のレーザーであって、前記第2複屈折手段がKTPであ るレーザー。 17.実質的に単一波長である光を生成する方法であって、 a)共振空胴およびミラー間光通路を画定する入力ミラーと出力ミラーを提供 するステップと、 b)前記共振空胴内に前記光通路に沿ってレーザー用材料を配置するステップ と、 c)前記レーザー用材料が光を生成するように当該材料を光源で照射するステ ップと、 d)所要単一波長の前記光の一成分の偏光が所定の仕方で影響され、他の波長 の前記光の他の全ての成分の或る偏光が他の仕方で影響されるように特殊構成さ れた複屈折手段を前記光が通過するステップと、 e)前記或る偏光が他の波長の全ての偏光が拒絶される角度において屈折され 、その結果として前記単一波長を引き返させることによって前記空胴内にレーザ ー光を発生させる角度で当該単一波長の一偏光が屈折されるように前記光を屈折 させるステップと を含む方法。 18.請求項17記載の方法であって、前記単一波長の前記成分が前記特殊構 成された前記複屈折手段を通過した後で偏光を変化しないことによって前記所定 の仕方で影響され、結果的に前記光の他の全ての成分の前記或る偏光が前記複屈 折手段を通過した後で偏光が変化することによって前記他の仕方において影響さ れる方法。 19.a)入力ミラー及び出力ミラーであって、共振空胴と共振空胴内の該ミ ラー間における光通路とを画定する入力ミラーおよび出力ミラーと、 b)所要基本波長および生じうる他の不要波長のレーザー光を発生するために 前記光通路内に配置されたレーザー用材料であって、前記レーザー用材料が複屈 折性であり、かつ前記所要基本波長の光および前記通路に沿って存在する前記不 要波長の光を異なる方向に屈折させるように構成されたレーザー材料と、 c)前記光通路内に配置された複屈折エレメントとを有し、複屈折レーザー用 材料と複屈折エレメントが一緒になって前記所要基本波長と前記不要波長とを弁 別し、その結果として前記所要基本波長の一偏光をそれがレーザー光を発生させ る方向に屈折させ、同時に前記不要波長の全ての偏光を消去させる別の方向に前 記不要波長の或る部分を屈折させる レーザー。 20.請求項19記載のレーザーであって、ここに前記レーザー用材料がウェ ッジの形に形成され、前記ウェッジが前記光通路に実質的に垂直な1つの表面と 前記一表面に対して鋭角を形成するウェッジ平面とを有し、その結果として前記 ウェッジ平面が前記光通路に対して傾斜角度を形成するレーザー。 21.請求項19記載のレーザーであって、前記レーザー用材料が相互に直交 する常軸および異常軸を有し、これら軸は前記光通路が実質的に直角交差するよ うな平面を画定するレーザー。 22.請求項20記載のレーザーであって、前記レーザー用材料の前記ウェッ り大きく、ここに△nwはレーザー用材料の複屈折率であり、Lはレーザー空胴 の長さであり、ωはレーザー用材料における基本波のビームウエストであるレー ザー。 23.請求項19記載のレーザーであって、前記レーザー用材料によって前記 基本波長において最初に生成された光を受け取り、かつ前記基本波長の特定高調 波波長の光を生成するために前記光通路内に配置された非線形材料を有するレー ザー。 24.請求項23記載のレーザーであって、前記複屈折手段および前記非線形 材料の両方として作用する単一エレメントを有するレーザー。 25.請求項19記載のレーザーであって、前記レーザー用材料および前記複 屈折エレメントがそれぞれ常軸および異常軸を有し、ここに前記レーザー用材料 の常軸および異常軸が前記複屈折エレメントの常軸および異常軸に対して特定の 配向をもって前記光通路に沿って配置構成され、結果として基本周波数をもつ選 定された偏光だけがレーザー光を発生するレーザー。 26.請求項25記載のレーザーであって、レーザー用材料の常軸および異常 軸が前記光通路に沿った複屈折エレメントの常軸および異常軸に対しては非平行 であるレーザー。 27.請求項25記載のレーザーであって、レーザー用材料の常軸および異常 軸が複屈折エレメントの常軸および異常軸に対して45度の角度をもって前記光 通路に沿って配置構成されるレーザー。 28.請求項19記載のレーザーであって、前記複屈折エレメントが少なくと も部分的に前記基本波長を確立するに足る厚さを前記光通路に沿って有する波長 板として作用するレーザー。 29.請求項28記載のレーザーであって、前記厚さが、前記複屈折エレメン トが前記基本波長における全波長板であるような厚さであるレーザー。 30.請求項28記載のレーザーであって、前記厚さが、前記複屈折エレメン トが前記基本波長における半波長板であるような厚さであるレーザー。 31.請求項19記載のレーザーであって、前記複屈折エレメントが非線形で あり、非線形材料として作用し、その結果として前記非線形材料を通過する前記 所要基本波長の光が、当該非線形材料に前記基本波長の特定の高調波を生成させ るレーザー。 32.請求項31記載のレーザーであって、前記複屈折エレメントがタイプI I位相整合用にカットされているレーザー。 33.請求項31記載のレーザーであって、前記複屈折エレメントがKTPで あるレーザー。 34.請求項19記載のレーザーであって、前記ミラーが共振空胴を画定する ために前記レーザー用材料および前記複屈折エレメントの所定表面への被覆の形 で提供されるレーザ。 35.特定周波数の光の周波数を倍加する方法であって、 a)共振空胴およびミラー間光通路を画定する入力ミラーと出力ミラーを提供 するステップと、 b)前記共振空胴内に前記光通路に沿ってレーザー用材料を配置するステップ と、 c)前記レーザー用材料が光を生成するように当該材料を光源で照射するステ ップと、 d)所要単一波長の前記光の一成分の偏光が所定の仕方で影響され、その結果 として他の波長の前記光の他の全ての成分の或る偏光が他の仕方で影響されるよ うに特殊構成された複屈折手段を前記光が通過するステップと、 e)前記或る偏光が他の波長が拒絶される角度で屈折され、その結果として前 記単一波長を引き返させることによって前記空胴内にレーザー光を発生させる角 度で当該単一波長の前記一成分が屈折されるように前記光を屈折させるステップ と、 f)前記特定の周波数の2倍の周波数において光が生成されるように前記通路 に沿って非線形材料を配置するステップと を含む方法。 36.請求項35記載の方法であって、偏光を変化させないことによって前記 単一波長の前記成分が前記所定の仕方によって影響され、偏光を変化することに よって前記光の他の全ての成分の前記或る偏光が前記他の仕方によって影響され る方法。
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