JP2000512514A - 曝気装置の改良 - Google Patents

曝気装置の改良

Info

Publication number
JP2000512514A
JP2000512514A JP06501292A JP50129294A JP2000512514A JP 2000512514 A JP2000512514 A JP 2000512514A JP 06501292 A JP06501292 A JP 06501292A JP 50129294 A JP50129294 A JP 50129294A JP 2000512514 A JP2000512514 A JP 2000512514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
coil
liquid
semi
coils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP06501292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3209749B2 (ja
Inventor
カーン、カミール、アイ.,エフ.
ランデル、ジュリア
Original Assignee
カーン、カミール、アイ.,エフ.
ランデル、ジュリア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB929212565A external-priority patent/GB9212565D0/en
Application filed by カーン、カミール、アイ.,エフ., ランデル、ジュリア filed Critical カーン、カミール、アイ.,エフ.
Publication of JP2000512514A publication Critical patent/JP2000512514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3209749B2 publication Critical patent/JP3209749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/11Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
    • B01F27/118Stirrers in the form of brushes, sieves, grids, chains or springs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/10Egg-whisks; Cream-beaters, i.e. hand implements or hand-driven devices
    • A47J43/1087Whisks or similar tools comprising mixing wires

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)
  • Adornments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 液状体または半液状体を手動で泡立てるための装置はロッド1からなり、ロッド1の端部には緊密にらせん形に撚られたワイヤループ5によりロッド1に固定されたステンレス鋼のドーナツ形コイル2,3,4が個々に取り付けられている。コイル2,3,4をロッド1に長手方向に衝接させるために、ロッド1には環状のみぞ8が形成され、かつロッド1の端部7はコイル2,3および4を越えて突出することができ、かつ軸受を構成するために半球形に形成することができる。この装置の頭部は処理しようとする液体中に浸漬され、そして装置を高速度で回転させて液状体をかくはんして泡立てるために、使用者の両手のてのはひらの間のロッドを回転することにより回転せしめられる。

Description

【発明の詳細な説明】 曝気装置の改良 本発明は、例えば、ミルク、卵白またはサラダドレッシングのような液状体ま たは半液状体を泡状またはその他の混合された状態に手動で泡立てる装置に関す る。このような装置を使用することにより、好適な液状体または半液状体を泡立 てた卵白のように完全に曝気し、カプチーノコーヒーのためのホットミルクのよ うに部分的に曝気し、またはサラダドレッシングのように単に十分に混合しまた は均質化することが可能になる。 このような泡立て装置は多年の間知られてきた。一般に、今日では、電動機で 駆動される装置が一般的であり、手動泡立て装置は20年前または30年前程度 には気に入られていない。このための一つの理由は手動装置が使用しまた掃除す ることが特に容易でなかったことにある。別の一つの理由は片手で使用する装置 が特に効果的でなく、かつ十分に高度の泡立ち状態を得るために実質的な長さの 時間の間、協調した手首の動作を必要としてきた。 手動操作によるある従来装置は、コイル状の鉄製握り内に端部が結合された多 数の鋼製のループを含んでいる。しかしながら上述したように、かなりの練習と 手首の強さがないと満足すべき結果は得られない。 両手で使用する装置が英国特許第706803号明細書に提案された。この装 置は回転可能な軸の基部に固定された複数個の金属製のコイルからなり、このコ イルの回転は軸の上端部に装着されかつハンドルにより作動する冠歯車により駆 動されるはめ歯により行うことができる。この一般的な種類の装置は良く知られ ているが、下記の欠点がある。 第一に、これらの装置は、製造し、その後組み立てなければならないいくつか の可動部分および固定された部分からなっている。そのために、これらの装置は 高価になる。第二にこれらの装置は操作が特に容易でなく、手が極めて疲れてく る。第三に、これらの装置は掃除および乾燥の目的のために事実上近づきにくい 多数の表面を有している。第四に、これらの装置の扱いにくい形状およびサイズ のために保管に不便が生ずる。 本発明の一つの目的は上記の従来技術の装置よりも構造がはるかに簡単であ り、製造コストを低減させる手動泡立て装置を提供することにある。さらに一つ の目的は使用者にとって操作がかなり容易である装置を提供することにある。さ らに一つの目的は上記の種類の従来技術の装置よりも掃除および乾燥が容易であ る装置を提供することにある。 本発明によれば、次のものよりなる手動泡立て装置が提供される: a)木製、プラスチック製、金属製等の細長のロッドであって、このロッドはそ の長さの少なくとも実質的な部分に亘って一様な円形断面を有しており、この円 形断面の直径は使用者の両方の手のひら間に支持され、手のひらが反対方向へ直 線的に動かされた時に、高速回転するのに適切なスパンを有する; b)ロッドの一端に固定された金属製又は非金属製のドーナツ状の多数のコイル であって、このコイルは前記ロッドの一方向又は他方向への回転によって液状体 又は半液状体を空気にさらすのに適している; 本発明の出願人は本発明による装置により曝気速度の驚くほど良好な効率が得 られることを発見した。この効率の一部分は二つのてのひらの間に前記ロッドを はさんだ状態で二つのてのひらを効果的にすり合わせることにより簡単に発生さ せることができる該ロッドの回転速度に起因している。このロッドの横断面部分 の直径が小さければ小さいほど、回転速度が大きくなり、その逆もまた同じであ る。しかしながら、もしもロッドの直径が小さすぎれば、この装置は両手をそれ らの表面の部分にわたってすり合わせるときに操作しにくくなる。同様に、もし もロッドの直径が大き過ぎれば、回転速度が低下し、従って、同じ結果を得るた めにより多数回の手の動きが必要になる。 本発明の出願人は前記直径が11mmから15mmまでの範囲内にあることが 好ましく、約13mmであればさらに好ましいことを発見した。 前記ロッドは35cmから45cmまでの範囲内にあることが好ましく、理想 的には約40cmであるその長さ全体にわたって均一な円形の横断面を有するこ とが好ましい。 この線状のドーナツ形コイルは、ロッドに対してどんな手法で固定されても良 いが、好ましい実施態様としてはコイルのロッドに隣接する部分の回りを通る単 純なワイヤループによって固定されそしてその後締めつけられることによ る。 もしも前記ロッドが木製であれば、コイルを締め付けるときにコイルが木部を 僅かにくぼませ、このくぼみによりコイルを前記ロッドに対して回転しかつ直線 移動しないように必要な程度固定することができる。しかしながら、もしも前記 ロッドがより固い材料、例えば、アクリルプラスチックまたは金属で製造されて いれば、コイルをロッドに沿って直線移動しないように衝接させるために、前記 ロッドにコイルを受け入れるための環状のみぞを設けることができる。 ドーナツ形コイル自体については、好ましい一実施例では、3個のコイルが設 けられている。最上位のコイルの使用中の直径は、表面の活性化を減らして、そ れにより処理される液状体または半液状体のはね返りを減らすために、下方の2 個のコイルの直径よりも若干小さくなるかもしれない。1mmの直径のステンレ ス鋼がコイルのワイヤのための理想的な材料であり、コイルがドーナツ形に丸く 曲げられる前には、2個の下側コイルについては19mm程度、そして上側コイ ルについては17mm程度の直径を有するコイルに形成されることが好ましい。 ロッドの下端部は液状体又は半液状体を収容する容器の底部を押圧するように コイルから僅かに突出することができる。これにより容器にかき傷をつけること を回避することができる。さらに、摩擦を減少させて、それにより回転を容易に するために、ロッドの端部を半球形に形成することができる。 さて本発明を容易に理解することができるように、本発明のある実施例を添付 図面を参照して説明する。 第1図は本発明による泡立て装置の立面図、そして 第2図は変形実施例の部分切断図である。 先づ第1図を参照すると、長さ全体にわたって平滑でありかつ均一の円形横断 面を有する木製のロッド1からなる液状体または半液状体を手動で泡立てるため の装置が示されている。このロッドの直径はほぼ13mmであり、かつその長さ は40cm程度である。 ロッド1の一端部には、符号2,3および4で示したステンレス鋼ワイヤ製 の3個のドーナツ形のコイルが固定されている。ワイヤはほぼ1mmの直径を有 しかつほぼ17個のループをなしてドーナツ形のコイルに形成されている。コイ ル2,3,4はロッド1と衝接しかつ緊密にらせん状に撚られたコイル2,3, 4の部分のまわりに通されたステンレス鋼ワイヤのループ5によりロッド1で締 め付けられている。撚りの一つは符号6で特に良く示してあり、かつこれらの撚 りはペンチで手動により、または機械で形成することができる。 ロッド7の端部がコイルを越える僅かに突出しかつ半球形に形成されているこ とが理解されよう。 使用中、泡立てされる液状体または半液状体は容器内に配置され、そしてワイ ヤコイルからなる泡立て装置の頭部が液状体または半液状体内に浸漬される。そ の後、この泡立て装置は使用者のてのひらの間にロッド1が保持された状態でて のひらを反対の方向に直線移動することにより前方にかつ後方に高い回転速度で 回転せしめられる。ロッド1の半球形端部7は容器の底部を押圧して、コイル2 が容器の底部から隔置され、従って、該底部にかき傷をつけないと共に、ロッド 1を容易に回転することができることを保証する。 本発明を僅かに変更した実施例を第2図に示してある。第2図は二つの点を除 いて第1図の実施例と類似している。 第一に、ロッド1の端部7はコイル2を越えて突出していない。第二に、この 実施例はロッド1がアクリルプラスチックまたは鋼のような木材よりも固い材料 で製造されている場合に使用されるので、内部にドーナツ形コイル2,3,4が 着座しかつ内部にコイル2,3,4が固定用ループ5を締め付けることにより強 制的に押し付けられる環状のみぞ8が設けられている。この構成により、コイル 2,3,4を長手方向に衝接することができ、それによりコイル2,3,4がロ ッド1に沿って移動することが阻止される。 上記の実施例はステンレス鋼製のドーナツ形コイルを有しているがプラスチッ クまた繊維強化プラスチックのようなその他の材料も好適であろう。また、コイ ル4が直径が代表的には19mmであるコイル2および3よりも僅かに小さい直 径(代表的には、約15mm)を有していることに気付かれよう。コイル2,3 ,4の各々はロッド1にワイヤループ5により個々に取り付けられて いる。 本発明はカプチーノコーヒーを作るためにホットミルクを泡立てるために特に 好適である。両手のてのひらの間の泡立て装置を10秒ないし15秒の驚くほど 短い時間の間回転することにより、所望のコンシステンシーまで泡立ったミルク を作ることができる。この装置のその他の用途はミルクセーキ飲物を作るために 冷えた牛乳およびソフトアイスクリームの泡立て、泡状のオムレツ混合物を作る ための牛乳と卵の組合わせの泡立てと、ヴィネグレットソースであえたサラダド レッシングを作るためにヴィネガーと油との配合である。メレンゲを作るために 卵白を泡立てることができる。また、マヨネーズを作るために、卵の黄身および 油を均質化することができる。 従って、本発明が泡立て装置の構造をかなり簡単化し、それゆえに従来技術よ りも安価なコストで製造することができることは理解されよう。しかしながら、 ワイヤコイルのために、また両手のてのひらの間の泡立て装置を回転することに より驚くほどに高い速度で得られる事実のために、この泡立て装置の効率が驚く ほど高くなる。そのうえ、図面から事実上すべての表面にブラシを接近させるこ とが可能になり、それゆえにこの装置を清浄な状態に保つことが特に容易になる 。また、事実上すべての表面が空気に良好に曝され、これらの表面の迅速な乾燥 が促進される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】平成6年8月3日(1994.8.3) 【補正内容】 明細書 曝気装置の改良 本発明は、例えば、ミルク、卵白またはサラダドレッシングのような液状体ま たは半液状体を泡状またはその他の混合された状態に手動で泡立てる装置に関す る。このような装置を使用することにより、好適な液状体または半液状体を泡立 てた卵白のように完全に曝気し、カプチーノコーヒーのためのホットミルクのよ うに部分的に曝気し、またはサラダドレッシングのように単に十分に混合しまた は均質化することが可能になる。 このような泡立て装置は多年の間知られてきた。一般に、今日では、電動機で 駆動される装置が一般的であり、手動泡立て装置は20年前または30年前程度 には気に入られていない。このための一つの理由は手動装置が使用しまたは掃除 することが特に容易でなかったことにある。別の一つの理由は片手で使用する装 置が特に効果的でなく、かつ十分に高度の泡立ちd態を得るために実質的な長さ の時間の間、協調した手首の動作を必要としてきた。 両手で使用する装置が英国特許第706803号明細書に提案された。この装 置は回転可能な軸の基部に固定された複数個の金属製のコイルからなり、このコ イルの回転は軸の上端部に装着されかつハンドルにより作動する冠歯車により駆 動されるはめ歯により行うことができる。この一般的な種類の装置はよく知られ ているが、下記の欠点がある。 第一に、これらの装置は、製造し、その後組み立てなければならないいくつか の可動部分および固定された部分からなっている。そのために、これらの装置は 高価になる。第二にこれらの装置は操作が特に容易でなく、手が極めて疲れてく る。第三に、これらの装置は掃除および乾燥の目的のために事実上近づきにくい 多数の表面を有している。第四に、これらの装置の扱いにくい形状およびサイズ のために保管に不便が生ずる。 本発明は、特に、木材、プラスチック、金属又は同様な材料の細長いロッドを 備えた装置であって、前記ロッドがその長さの少なくとも実質的な部分にわたっ て均一な円形の横断面を有し、かつ該横断面の直径は該ロッドが使用者のてのひ らの間に保持されているときにてのひらを反対方向に直線移動すること により、該ロッドを高い回転速度で快適に回転することが出来るように設定され ており、該ロッドの一端部には前記ロッドを前方にかつ後方に回転することによ り使用中に液状態または半液状体を曝気するようになったかくはん手段が固定さ れたこのような装置に関する。 このような装置はフランス特許第934575号明細書に示されている。しか しながら、この明細書に示されたかくはん手段は特に効果的ではなく、かつ泡立 て装置の一体の構造が複雑であり、それゆえに高価な製造工程を必要としている 。 本発明の一つの目的は上記の従来技術の装置よりも構造がはるかに簡単であり 、製造コストを低減させる手動泡立て装置を提供することにある。さらに一つの 目的は使用者にとって操作がかなり容易である装置を提供することにある。さら に一つの目的は上記の種類の従来技術の装置よりも掃除および乾燥が容易である 装置を提供することにある。 本発明によれば、上記の種類の手動泡立て装置において、かくはん手段がロッ ドの長さに沿って相互に隣接した金属製または非金属製のワイヤの複数個のドー ナツ形コイルを備え、前記コイルが該ロッドと衝接しかつ緊密にらせん状に撚ら れたコイルの部分のまわりに通されたワイヤのそれぞれのループにより該ロッド に独立して固定されていることを特徴とする装置が提供される。 本発明の出願人は本発明による装置により曝気速度の驚くほど良好な効率が得 られることを発見した。この効率の一部分は二つのてのひらの間に前記ロッドを はさんだ状態で二つのてのひらを効果的にすり合わせることにより簡単に発生さ せることができる該ロッドの回転速度に起因している。このロッドの横断面部分 の直径が小さければ小さいほど、回転速度が大きくなり、その逆もまた同じであ る。しかしながら、もしもロッドの直径が小さすぎれば、この装置は両手をそれ らの表面の部分にわたってすり合わせるときに操作しにくくなる。同様に、もし もロッドの直径が大き過ぎれば、回転速度が低下し、従って、同じ結果を得るた めに、より多数回の手の動きが必要になる。そのうえ、コイルを棒にワイヤルー プにより固定する方法を使用したために、ドーナツ形コイルのかくはん面全体が 事実上液体または半流動体に曝され、それにより極めて効 果的なかくはん作用が得られる。 本発明の出願人は前記直径が11mmから15mmまでの範囲内にあることが 好ましく、約13mmであればさらに好ましいことを発見した。 前記ロッドは35cmから45cmまでの範囲内にあることが好ましく、理想 的には約40cmであるその長さ全体にわたって均一な円形の横断面を有するこ とが好ましい。 もしも前記ロッドが木製であれば、コイルを締め付けるときにコイルが木部を 僅かにくぼませ、このくぼみによりコイルを前記ロッドに対して回転しかつ直線 移動しないように必要な程度固定することができる。しかしながら、もしも前記 ロッドがより固い材料、例えば、アクリルプラスチックまたは金属で製造されて いれば、コイルをロッドに沿って直線移動しないように衝接させるために、前記 ロッドにコイルを受け入れるための環状のみぞを設けることができる。 ドーナツ形コイル自体については、好ましい一実施例では、3個のコイルが設 けられている。最上位のコイルの使用中の直径は、表面の活性化を減らして、そ れにより処理される液状体または半液状体のはね返りを減らすために、下方の2 個のコイルの直径よりも若干小さくなるかもしれない。1mmの直径のステンレ ス鋼がコイルのワイヤのための理想的な材料であり、コイルがドーナツ形に丸く 曲げられる前には、2個の下側コイルについては19mm程度、そして上側コイ ルについては17mm程度の直径を有するコイルに形成されることが好ましい。 ロッドの下端部は液状体又は半液状体を収容する容器の底部を押圧するように コイルから僅かに突出することができる。これにより容器にかき傷をつけること を回避することができる。さらに、摩擦を減少させて、それにより回転を容易に するために、ロッドの端部を半球形に形成することができる。 さて本発明を容易に理解することができるように、本発明のある実施例を添付 図面を参照して説明する。 第1図は本発明による泡立て装置の立面図、そして 第2図は変形実施例の部分切断図である。 先づ第1図を参照すると、長さ全体にわたって平滑でありかつ均一の円形横断 面を有する木製のロッド1からなる液状体または半液状体を手動で泡立てるため の装置が示されている。このロッドの直径はほぼ13mmであり、かつその長さ は40cm程度である。 ロッド1の一端部には、符号2,3および4で示したステンレス鋼ワイヤ製の 3個のドーナツ形のコイルの形態のかくはん手段が固定されている。コイル2, 3,4はロッド1の長さに沿って相互に隣接している。ワイヤはほぼ1mmの直 径を有しかつほぼ17個のループをなしてドーナツ形のコイルに形成されている 。コイル2,3,4はロッド1と衝接しかつ緊密にらせん状に撚られたコイル2 ,3,4の部分のまわりに通されたステンレス鋼ワイヤのループ5によりロッド 1に独立して締め付けられている。撚りの一つは符号6で特に良く示してあり、 かつこれらの撚りはペンチで手動により、または機械で形成することができる。 ロッド7の端部がコイルを越える僅かに突出しかつ半球形に形成されているこ とが理解されよう。 使用中、泡立てされる液状体または半液状体は容器内に配置され、そしてワイ ヤコイルからなる泡立て装置の頭部が液状体または半液状体内に浸漬される。そ の後、この泡立て装置は使用者のてのひらの間にロッド1が保持された状態でて のひらを反対の方向に直線移動することにより前方にかつ後方に高い回転速度で 回転せしめられる。ロッド1の半球形端部7は容器の底部を押圧して、コイル2 が容器の底部から隔置され、従って、該底部にかき傷をつけないと共に、ロッド 1を容易に回転することができることを保証する。 本発明を僅かに変更した実施例を第2図に示してある。第2図は二つの点を除 いて第1図の実施例と類似している。 第一に、ロッド1の端部7はコイル2を越えて突出していない。第二に、この 実施例はロッド1がアクリルプラスチックまたは鋼のような木材よりも固い材料 で製造されている場合に使用されるので、内部にドーナツ形コイル2,3,4が 着座しかつ内部にコイル2,3,4が固定用ループ5を締め付けることにより強 制的に押し付けられる環状のみぞ8が設けられている。この構成により、 コイル2,3,4を長手方向に衝接することができ、それによりコイル2,3, 4がロッド1に沿って移動することが阻止される。 上記の実施例はステンレス鋼製のドーナツ形コイルを有しているがプラスチッ クまた繊維強化プラスチックのようなその他の材料も好適であろう。また、コイ ル4が直径が代表的には19mmであるコイル2および3よりも僅かに小さい直 径(代表的には、約15mm)を有していることに気付かれよう。コイル2,3 ,4の各々はロッド1にワイヤループ5により個々に取り付けられている。 本発明はカプチーノコーヒーを作るためにホットミルクを泡立てるために特に 好適である。両手のてのひらの間の泡立て装置を10秒ないし15秒の驚くほど 短い時間の間回転することにより、所望のコンシステンシーまで泡立ったミルク を作ることができる。この装置のその他の用途はミルクセーキ飲物を作るために 冷えた牛乳およびソフトアイスクリームの泡立て、泡状のオムレツ混合物を作る ための牛乳と卵の組合わせの泡立てと、ヴィネグレットソースであえたサラダド レッシングを作るためにヴィネガーと油との配合である。メレンゲを作るために 卵白を泡立てることができる。また、マヨネーズを作るために、卵の黄身および 油を均質化することができる。 従って、本発明が泡立て装置の構造をかなり簡単化し、それゆえに従来技術よ りも安価なコストで製造することができることは理解されよう。しかしながら、 ワイヤコイルのために、また両手のてのひらの間の泡立て装置を回転することに より驚くほどに高い速度で得られる事実のために、この泡立て装置の効率が驚く ほど高くなる。そのうえ、図面から事実上すべての表面にブラシを接近させるこ とが可能になり、それゆえにこの装置を清浄な状態に保つことが特に容易になる 。また、事実上すべての表面が空気に良好に曝され、これらの表面の迅速な乾燥 が促進される。 請求の範囲 1.木材、プラスチック、金属または同様な材料の細長いロッドを備えた液状体 または半液状体を手動で泡立てるための装置にして、前記ロッドがその長さの少 なくとも実質的な部分にわたって均一な円形の横断面を有し、かつ該横断面の直 径は該ロッドが使用者のてのひらの間に保持されているときにてのひらを反対方 向に直接移動することにより該ロッドを高い回転速度で快適に回転することがで きるように設定されており、該ロッドの一端部には前記ロッドを前方にかつ後方 に回転することにより使用中に液状体または半液状体を曝気するようになったか くはん手段が固定された装置であって、かくはん手段が該ロッドの長さに沿って 相互に隣接した金属製または非金属製ワイヤの複数個のドーナツ形コイル(2, 3,4)を備え、前記コイルがロッド(1)と衝接しかつ緊密にらせん状に撚ら れたコイルの部分の回りに通されたワイヤ(5)のそれぞれのループにより該ロ ッドに独立して固定されていることを特徴とする液状体または半液状体を手動で 泡立てるための装置。 2.請求の範囲第1項に記載の装置において、前記コイル(2,3,4)を該ロ ッドに沿って直線移動しないように衝接させるために、該ロッドに前記コイルを 受け入れるための環状のみぞ(8)が設けられている装置。 3.請求の範囲第1項または第2項に記載の装置において、ロッド(1)がその 全長を通じて均一の円形の横断面を有する装置。 4.請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載の装置において、ドーナツ形 コイル(2,3,4)の数が3個である装置。 5.請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一項に記載の装置において、ロ ッド(1)の下端部(7)が液状体または半液状体を収容した容器の底部を押圧 するようにコイルから突出している装置。 6.請求の範囲第5項に記載の装置において、ロッド(1)の前記端部(7)が 半球形に形成されている装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,JP,NZ,U S

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下のものよりなる、液状体又は半液状体を手動で泡立てるための装置: a)木製、プラスチック製、金属製等の細長のロッドであって、このロッドはそ の長さの少なくとも実質的な部分に亘って一様な円形断面を有しており、この円 形断面の直径は使用者の両方の掌間に支持され、掌が反対方向へ直線的に動かさ れた時に、高速回転するのに適切なスパンを有する; b)ロッドの一端に固定された金属製又は非金属製のドーナツ状の多数のコイル であって、このコイルは前記ロッドの一方向又は他方向への回転によって液状体 又は半液状体を空気にさらすのに適している; 2.請求の範囲第1項に記載の装置において、ロッドがその全長を通じて均一の 円形の横断面を有する装置。 3.請求の範囲第1項又は第2項に記載の装置において、ドーナツ形コイルの数 が3個である装置。 4.請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の装置において、ロ ッドに隣接するコイルの部分の回りをワイヤループが通りそしてそれが締めつけ られることによりドーナツ状コイルがロッドに固定されている装置。 5.請求の範囲第4項に記載の装置において、ロッドに環状溝が用意されていて 、ロッドに沿ってコイルが直線状に載置される当接を提供する装置。 6.請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載の装置において、ロ ッドの下端部が、液体または半流動体を収容した容器の底部を押圧するようにコ イルから突出している装置。 7.請求の範囲第6項に記載の装置において、 ロッドの前記端部が半球形に形成されている装置。 8.請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の装置において、コイルは直径 約1mmのステンレス鋼線から形成されている装置。 9.請求項2および請求項3ないし8のいずれか1項に記載の装置において、ロ ッドの直径は11〜15mmの間にある装置。 10.付属の図面第1図又は第2図を参照してこれまで記載した液状体又は半 液状体を手動的に泡立てるための装置。
JP50129294A 1992-06-12 1993-06-14 曝気装置の改良 Expired - Fee Related JP3209749B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB929212565A GB9212565D0 (en) 1992-06-12 1992-06-12 Swizzle stick
GB9212565.7 1993-03-09
GB9304785A GB2267654B (en) 1992-06-12 1993-03-09 Improvements in aerating devices
GB9304785.0 1993-03-09
PCT/GB1993/001258 WO1993025135A1 (en) 1992-06-12 1993-06-14 Improvements in aerating devices

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000512514A true JP2000512514A (ja) 2000-09-26
JP3209749B2 JP3209749B2 (ja) 2001-09-17

Family

ID=26301061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50129294A Expired - Fee Related JP3209749B2 (ja) 1992-06-12 1993-06-14 曝気装置の改良

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5482367A (ja)
EP (1) EP0645979B1 (ja)
JP (1) JP3209749B2 (ja)
AT (1) ATE137933T1 (ja)
AU (1) AU667112B2 (ja)
CA (1) CA2137807C (ja)
DE (1) DE69302689T2 (ja)
DK (1) DK0645979T3 (ja)
NZ (1) NZ253266A (ja)
WO (1) WO1993025135A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6467606B1 (ja) * 2017-10-01 2019-02-13 株式会社ペーパームーン京都 飲食物の攪拌装置、攪拌ユニット、攪拌方法および点茶方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5908241A (en) * 1998-04-14 1999-06-01 Spyral Corporation Coil impeller mixing device
US6200015B1 (en) * 1999-02-26 2001-03-13 The Pampered Chef, Ltd. Mixing container
USD425380S (en) * 1999-02-26 2000-05-23 The Pampered Chef, Ltd. Whisk
US6283625B2 (en) 1999-07-13 2001-09-04 Stephen W. Frankel Apparatus to heat and froth milk utilizing counter rotating mesh tabs paddles
US6719450B2 (en) * 2002-04-19 2004-04-13 Bonjour, Incorporated Processing tool attachments for a food mixing device
US6969196B2 (en) * 2003-03-07 2005-11-29 Exopack-Technology, Llc Bag having reclosable seal and associated methods
CN100453159C (zh) * 2003-04-24 2009-01-21 凯特科技股份有限公司 加载催化剂的方法及设备
US6796705B1 (en) 2003-05-06 2004-09-28 OnTel Products Corp. Motorized frothing mug and method of using same
US7213964B2 (en) * 2003-12-10 2007-05-08 Chef'n Corporation Flexible whisk
US20050132898A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 Andrew Kahler Methods and devices for basting food
US20070014187A1 (en) * 2005-07-14 2007-01-18 Randy Kaas Whisk-a-bowl
US7578611B2 (en) 2005-10-14 2009-08-25 Ralph Hamilton Stirrer tool with radially and distally extending flexible projections
US7484879B2 (en) * 2005-10-14 2009-02-03 Hamilton Jr Ralph H Stirrer tool with radially and distally extending flexible projections
US8439554B2 (en) * 2006-07-13 2013-05-14 Randy Kaas Whisk attachment
WO2008049246A2 (de) * 2006-10-25 2008-05-02 Pi-Design Ag Elektrischer milchschäumer
FR2918582A1 (fr) * 2007-07-12 2009-01-16 Antonio Greco Agitateur destine a melanger les peintures
KR200497334Y1 (ko) * 2021-07-09 2023-10-12 박희정 수동용 조성물 혼합 장치
USD970311S1 (en) 2022-05-02 2022-11-22 Shlomi Ringel Beverage frother and whisk

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US647341A (en) * 1899-08-02 1900-04-10 John C Tutt Egg-beater.
US671516A (en) * 1900-07-14 1901-04-09 Stella B Hegner Egg-beater.
US698065A (en) * 1901-07-06 1902-04-22 Steen J Sims Dust-beater.
US781917A (en) * 1904-03-30 1905-02-07 Harry Arthur Smith Egg-beater or cream-whipper.
US1140341A (en) * 1913-01-20 1915-05-18 Arthur W Johnston Egg-beater or the like.
US1227327A (en) * 1916-04-04 1917-05-22 John Elmer Sheaffer Egg and cream beater.
DE442144C (de) * 1925-06-03 1927-03-21 Max Helm Quirl und Schaumschlaeger mit festen Schlagbuegeln
US1627314A (en) * 1925-10-05 1927-05-03 Oliver R Boynton Egg beater
US1627315A (en) * 1925-10-05 1927-05-03 Oliver R Boynton Beater or mixer
US1925638A (en) * 1931-01-06 1933-09-05 Robert H Waller Egg beater
US2278398A (en) * 1940-10-11 1942-03-31 Joseph H Wittmann Mixing device
FR934575A (fr) * 1946-09-30 1948-05-26 Appareil émulsionneur particulièrement utilisable comme batteur d'oeufs
GB658555A (en) * 1949-03-25 1951-10-10 Edward Gill Improvements relating to egg-whisks
GB706803A (en) * 1951-10-13 1954-04-07 Edward Gill Improvements relating to egg-whisks
US2670938A (en) * 1952-07-25 1954-03-02 Joseph H Wittmann Oscillatory mixing device
US2798702A (en) * 1954-03-03 1957-07-09 Fjellstedt Seth Alf Reguel Agitator
US2836402A (en) * 1954-10-11 1958-05-27 Almon J Barnes Stirrer
US2906510A (en) * 1958-06-03 1959-09-29 Victoria P Harris Hand mixer for food
US4380192A (en) * 1981-08-14 1983-04-19 Markson Manufacturing Company Hot dog broiler and method for making same
DE8500150U1 (de) * 1985-01-05 1985-05-02 Reppel & Vollmann GmbH & Co, 5883 Kierspe Griff für Küchengeräte
US5037210A (en) * 1989-06-21 1991-08-06 Turbomixer Corporation Multi-purpose mixing implement and method of mixing material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6467606B1 (ja) * 2017-10-01 2019-02-13 株式会社ペーパームーン京都 飲食物の攪拌装置、攪拌ユニット、攪拌方法および点茶方法
JP2019063457A (ja) * 2017-10-01 2019-04-25 株式会社ペーパームーン京都 飲食物の攪拌装置、攪拌ユニット、攪拌方法および点茶方法

Also Published As

Publication number Publication date
NZ253266A (en) 1995-10-26
US5482367A (en) 1996-01-09
CA2137807C (en) 1999-08-31
AU4346293A (en) 1994-01-04
EP0645979A1 (en) 1995-04-05
JP3209749B2 (ja) 2001-09-17
EP0645979B1 (en) 1996-05-15
ATE137933T1 (de) 1996-06-15
WO1993025135A1 (en) 1993-12-23
CA2137807A1 (en) 1993-12-23
DK0645979T3 (da) 1996-05-15
DE69302689T2 (de) 1997-01-23
DE69302689D1 (de) 1996-06-20
AU667112B2 (en) 1996-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3209749B2 (ja) 曝気装置の改良
US4480926A (en) Powdered food product mixing device
KR100262216B1 (ko) "카푸치노" 등을 만들기 위한 거품 형성 장치를 가진 우유 용기
US4664530A (en) Kitchen device
US4854717A (en) Food mixer/folder
KR200492222Y1 (ko) 김치 양념 혼합장치
US3026552A (en) Scouring device
US4993599A (en) Static pressure whipping dispenser of whipped products and process of operation
US6394640B1 (en) Mixing accessory having flexible wires mounted in a crossed manner
SE9401801D0 (sv) Anordning för blandning av vätskor, ämnen och dylikt
US5488747A (en) Brush for cleaning bottles
GB2267654A (en) Whisk
US7296921B2 (en) Covered kitchen utensil and a covering for a kitchen utensil
JP4035110B2 (ja) 被覆されたキッチン用具及びキッチン用具のための被覆
RU2543458C2 (ru) Мешалка для электрического кухонного прибора
US5839146A (en) Back cleaning brush
US2396975A (en) Stirring device
JPS58190415A (ja) 食品または飲料の調製用器具
JPS6119255B2 (ja)
US20160008858A1 (en) Cleaning brush for frothing cup
US20040090861A1 (en) Container stirring mechanism
CN108433578A (zh) 一种电动打蛋器
US4284361A (en) Egg fluffer
US1927253A (en) Drink mixer
BR102022001321A2 (pt) Aparelho eletrodoméstico para preparo culinário de ovos mexidos

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees