JP2000512286A - カチオン性およびノニオン性界面活性剤を含有する化粧品製剤 - Google Patents
カチオン性およびノニオン性界面活性剤を含有する化粧品製剤Info
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Abstract
(57)【要約】
(a)エステルクォートと、(b1)ソルビタンエステル、(b2)ポリオールポリ−12−ヒドロキシステアレートおよび/または(b3)グリセリドと、場合により、(c1)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドおよび/または(c2)脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドとを含有する新規化粧品製剤を、ヘアケアおよびスキンケアの分野において使用することを提案する。この製剤は、毛髪の滑らかさを改善し、皮膚に特に快い感触を付与する。
Description
【発明の詳細な説明】
カチオン性およびノニオン性界面活性剤を含有する化粧品製剤
発明の分野
本発明は、スキンケアおよびヘアケアに使用するのに改善された感覚的性質を
有する化粧品製剤であって、エステルクォート(esterquat)および選択した界面
活性剤を二成分または三成分混合物として含有する製剤に関する。
従来の技術
エステルクォートは、その優れた生態毒物学的性質の故に、繊維製品柔軟剤の
分野においても、化粧品適用のためにも、重要性の高まりつつあるカチオン性界
面活性剤である。これに関する概要は、例えば、R.Puchtaら、Tens.Surf.Det
.,30,186(1993)、M.Broch,Tens.Surf.Det.,30,394(199
3)、R.Lagermanら、J.Am.0il Chem.Soc.,71,97(1994)およびI.
Shapiroら、Cosm.Toi1.,109,77(1994)に記載されている。
エステルクォートは化粧品製剤中においては、皮膚および毛髪の快い滑らかな
感覚を達成するために、好ましくは脂肪アルコールと共に使用される。エステル
クォートは、スキンケアエマルジョンおよびローション、並びに界面活性剤含有
ヘアケア製剤(例えばシャンプー)、シャワー浴剤、リンス、コンディショナー
などの中に存在し得る。しかし、エステルクォートは所望の滑らかさを付与せず
、皮膚および毛髪に鈍く乾燥した感触を与えるという欠点を有する。消費者は、
柔軟で滑らかな感触を求めているのである。
すなわち、本発明の課題は、所望の感覚的性質を示し、水中で自己乳化する、
低粘度の貯蔵安定性濃厚物が得られるように、エステルクォートを配合すること
であった。
発明の説明
本発明は、
(a)エステルクォートと、
(b1)ソルビタンエステル、
(b2)ポリオールポリ−12−ヒドロキシステアレートおよび/または
(b3)グリセリドと、場合により、
(cl)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドおよび/または
(c2)脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドと
を含有する化粧品製剤に関する。
驚くべきことに、成分(b)の物質を加えると、エステルクォートの柔軟化性
および皮膚感覚が顕著に改善されることがわかった。エステルクォートと(b)
群の物質との混合物に成分(c)を加えると、そのような性質を更に改善し得る
。得られる濃厚物は、水不含有、低粘度、貯蔵安定性であり、水相に導入すると
自己乳化する。
エステルクォート
エステルクォートは通常、第四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩で
あると理解される。これは、有機合成化学的方法によって得られる既知の物質で
ある。これに関しては、国際特許出願WO91/01295(Henkel)に記載され
ており、それによると、トリエタノールアミンを次亜リン酸の存在下に脂肪酸で
部分的にエステル化し、空気を通し、次いで、反応混合物を硫酸ジメチルまたは
エチレンオキシドで第四級化する。
第四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩は、式(I):
[式中、R1COは炭素数6〜22のアシル基であり、R2およびR3はそれぞれ
、水素またはR1COと同意義であり、R4は炭素数1〜4のアルキル基または(
CH2CH2O)qH基であり、m、nおよびpはいずれも0、または1〜12の数
であり、qは1〜12の数であり、Xはハライド、アルキルスルフェートまたは
アルキルホスフェートである。]
で示される。本発明に従って使用し得るエステルクォートの例は、カプロン酸、
カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステ
アリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、アラキン酸、ベヘン酸、
エルカ酸、およびそれらの工業用混合物(例えば、天然脂肪および油の加圧加水
分解によって得られる)から誘導した生成物である。好ましくは工業用C12/18ヤ
シ油脂肪酸、およびとりわけ、部分的に水素化したC16/18獣脂脂肪酸またはパ
ーム油脂肪酸、およびエライジン酸含量の高いC16/18脂肪酸フラクションを使
用する。第四級化エステルを製造するために、脂肪酸およびトリエタノールアミ
ンを1.1:1ないし3:1のモル比で使用し得る。エステルクォートの性能に
関して、1.2:1ないし2.2:1(好ましくは1.5:1ないし1.9:1)の
比が、特に有利であることがわかった。好ましいエステルクォートは、平均エス
テル化度1.5〜1.9のモノ-、ジ-およびトリエステルの工業用混合物であり、
工業用C16/18獣脂脂肪酸またはパーム油脂肪酸(ヨウ素価0〜40)から誘導し
たものである。R1COが炭素数16〜18のアシル基、R2がR1COと同意義
、R3が水素、R4がメチル基、m、nおよびpが0、Xがメチルスルフェートで
ある式(I)で示される第四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩が、性
能の点で特に有利であることがわかった。
第四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩のほかに、エステルクォート
として、式(II):
[式中、R1COは炭素数6〜22のアシル基であり、R2は水素またはR1CO
と同意義であり、R4およびR5はそれぞれ、炭素数1〜4のアルキル基であり、
mおよびnはいずれも0、または1〜12の数であり、Xはハライド、アルキル
スルフェートまたはアルキルホスフェートである。]
で示される第四級化脂肪酸ジエタノールアルキルアミンエステル塩も適当である
。
更に他の適当なエステルクォートは、式(III):[式中、R1COは炭素数6〜22のアシル基であり、R2は水素またはR1CO
と同意義であり、R4、R6およびR7はそれぞれ、炭素数1〜4のアルキル基で
あり、mおよびnはいずれも0、または1〜12の数であり、Xはハライド、ア
ルキルスルフェートまたはアルキルホスフェートである。]
で示される第四級化脂肪酸1,2−ジヒドロキシプロピルジアルキルアミンエス
テル塩である。
好ましい脂肪酸および適当なエステル化度の選択に関しては、式(I)に関す
る例示説明を、式(II)および(III)のエステルクォートにも適用する。エス
テルクォートは通例、50〜90重量%のアルコール溶液の形態で市販され、必
要に応じて水で容易に希釈し得る。
ソルビタンエステル
成分(b1)であるソルビタンエステルは、ソルビタンを脂肪酸でエステル化
することによって通例得られる既知のノニオン性界面活性剤である。ソルビタン
エステルは通例、式(IV):
[式中、R8COは炭素数6〜22、好ましくは12〜18の、脂肪族飽和また
は不飽和アシル基である。]
で示される。式(IV)はソルビタンモノエステルを表すが、ソルビタンエステル
は、セスキエステル、ジエステル、トリエステルまたはそれらの工業用混合物と
して存在してもよい。ソルビタンエステルの例は、ラウリン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、イソステアリン酸またはオレイン酸とソルビタンとの上記のよう
なエステルである。
ポリオールポリ−12−ヒドロキシステアレート
成分(b2)のポリオールポリ−12−ヒドロキシステアレートは、例えば
20516参照)。このような乳化剤のポリオール成分は、炭素数2〜12で、
ヒドロキシル基数少なくとも2、好ましくは3〜12、より好ましくは3〜8の
物質から誘導し得る。その例は、
・グリセロールおよびポリグリセロール;
・アルキレングリコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール
、プロピレングリコール;
・メチロール化合物、例えばとりわけ、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリスリトールおよびジペンタエリ
スリトール;
・アルキルオリゴグルコシド(アルキル基の炭素数1〜22、好ましくは1〜
8、より好ましくは1〜4のもの)、例えばメチルおよびブチルグルコシド;
・炭素数5〜12の糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール;
・炭素数5〜12の糖、例えばグルコースまたはスクロース;
・アミノ糖、例えばグルカミド
である。
本発明に従って使用するこの乳化剤のうち、ポリグリセロールの反応生成物が
、優れた性能の故に特に重要である。下記同族体分布(好ましい範囲は括弧内に
示す)を有する選択したポリグリセロールを使用することが、特に有利であると
わかった:
グリセロール : 5〜35(15〜30)重量%
ジグリセロール : 15〜40(20〜32)重量%
トリグリセロール : 10〜35(15〜25)重量%
テトラグリセロール : 5〜20(8〜15)重量%
ペンタグリセロール : 2〜10(3〜8)重量%
オリゴグリセロール :100重量%とする。
グリセリド
成分(b3)は、炭素数6〜22(好ましくは12〜18)の脂肪酸1、2ま
たは3個とグリセロールとのエステルから選択し得る。その例は、植物油(例え
ばアーモンド油)、または工業用部分グリセリド(例えば、ラウリン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸および/またはオレイン酸のモノグリ
セリド)である。炭素数12〜18の脂肪酸の工業用部分グリセリドを使用する
ことが好ましい。
アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド
成分(c1)のアルキルおよびアルケニルオリゴグリコシドは、式(V):
R9O−[G]p (V)
[式中、R9は、炭素数4〜22のアルキルおよび/またはアルケニル基であり
、Gは炭素数5または6の糖単位であり、pは1〜10の数である。]
で示される既知のノニオン性界面活性剤である。このような化合物は、有機合成
化学的方法によって得られる。これに関する広範な文献の例として、EP−A1
−0301298およびWO90/03977が挙げられる。
アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、炭素数5または6の
アルドースまたはケトースから、好ましくはグルコースから誘導し得る。すなわ
ち、好ましいアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、アルキル
および/またはオルケニルオリゴグルコシドである。式(V)中の指数pは、オ
リゴマー化度(DP)、すなわちモノ−およびオリゴグリコシドの分布を示し、
1〜10の数である。個々の化合物のpは常に整数であり、特に1〜6の値であ
り得るが、アルキルオリゴグリコシドとしての値pは、分析学的に求めた値であ
って、通例整数でない。平均オリゴマー化度pが1.1〜3.0であるアルキルお
よび/またはアルケニルオリゴグリコシドを使用することが好ましい。オリゴマ
ー化度が1.7未満、とりわけ1.2〜1.4であるアルキルおよび/またはアル
ケニルオリゴグリコシドが、適用の観点から好ましい。
アルキルまたはアルケニル基R9は、炭素数4〜11、好ましくは8〜10の
第一級アルコールから誘導し得る。そのようなアルコールの例は、ブタノール、
カプロンアルコール、カプリルアルコール、カプリンアルコールおよびウンデシ
ルアルコール、並びにそれらの工業用混合物(例えば、工業用脂肪酸メチルエス
テルを水素化することによるか、またはRoelenのオキソ合成由来のアルデヒドを
水素化することによって得られる)である。工業用C8-18ヤシ油脂肪アルコール
の分留において最初の蒸留物として得られ、不純物としてのC12アルコールの含
量が6重量%未満であり得るアルコールから誘導した、鎖長C8-10のアルキルオ
リゴグルコシド(DP=1〜3)、および工業用C9/11オキソアルコールから誘
導したアルキルオリゴグルコシド(DP=1〜3)が好ましい。また、アルキル
またはアルケニル基R9は、炭素数12〜22、好ましくは12〜14の第一級
アルコールから誘導してもよい。そのようなアルコールの例は、ラウリルアルコ
ール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、
ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エラ
イジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイ
ルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール、ブラシジルアルコー
ル、およびそれらの工業用混合物(前記のようにして得られる)である。水素化
C12/14ヤシ油脂肪アルコールから誘導した、DPが1〜3であるアルキルオリ
ゴグルコシドが好ましい。
脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミド
成分(c2)の脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドは、式(VI
):
[式中、R10COは炭素数6〜22の脂肪族アシル基であり、R11は水素、炭素
数1〜4のアルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、[Z]は炭素数3〜1
2/ヒドロキシル基数3〜10の直鎖または分枝状ポリヒドロキシアルキル基で
ある。]
で示されるノニオン性界面活性剤である。脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシア
ルキルアミドは、還元糖をアンモニア、アルキルアミンまたはアルカノールアミ
ンで還元的アミノ化し、次いで、脂肪酸、脂肪酸アルキルエステルまたは脂肪酸
クロリドでアシル化することによって通例得ることのできる、既知の化合物であ
る。その製法は、US1985424、US2016962およびUS2703
798、並びに国際特許出願WO92/06984に記載されている。これに関
する概要は、H.Kelkenberg,Tens.Surf.Det.25,8(1988)に記載さ
れている。
脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドは、炭素数5または6の還
元糖、とりわけグルコースから誘導することが好ましい。すなわち、好ましい脂
肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドは、式(VII):
で示される脂肪酸N−アルキルグルカミドである。
脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドとして使用するグルカミド
(VII)においては、好ましくは、R11は水素またはアルキル基であり、R10C
Oはカプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エ
ライジン酸、ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキン酸、ガドレイ
ン酸、ベヘン酸もしくはエルカ酸、またはそれらの工業用混合物のアシル成分で
ある。グルコースをメチルアミンで還元的アミノ化し、次いでラウリン酸もしく
はC12/14ヤシ油脂肪酸または対応する誘導体でアシル化することによって得た
脂肪酸N−アルキルグルカミド(VII)が、特に好ましい。マルトースおよびパ
ラチノースからも、ポリヒドロキシアルキルアミドを誘導し得る。
本発明の製剤は、成分(a)と(b)とを、重量比10:90ないし90:1
0、好ましくは25:75ないし75:25、より好ましくは40:60ないし
60:40で含有し得る。三成分混合物を使用する場合は、成分(b)と(c)
との重量比は、10:90ないし90:10、好ましくは25:75ないし7
5:25、より好ましくは40:60ないし60:40であり得る。
脂肪アルコール
本発明の一態様においては、化粧品製剤はエステルクォートと混合して、式(
VIII):
R12OH (VIII)
[式中、R12は炭素数6〜22、好ましくは12〜18の、直鎖または分枝状の
飽和または不飽和炭化水素基である。]
で示される脂肪アルコールを含有する。エステルクォートと脂肪アルコールとは
、好ましくは重量比10:90ないし90:10、より好ましくは25:75な
いし75:25で使用する。これら二成分混合物は、後から混合したものであっ
てもよいが、好ましくは、例えばドイツ特許DE−C14308794(Henkel)
に記載されているように、エステルクォートの出発物質である脂肪酸アルカノー
ルアミンエステルを不活性溶媒としての脂肪アルコール中で硫酸ジメチルで第四
称で市販されている。
工業的適用
本発明の製剤は、皮膚および毛髪手入れ用製剤の製造に使用し得る。この目的
のために、最も単純な場合、本発明の混合物を使用濃度まで水で希釈すれば充分
である。しかし、製剤、例えばクリーム、ローション、ヘアシャンプー、ヘアロ
ーション、発泡浴剤などは、更なる助剤および添加剤として、油、乳化剤、過脂
肪剤、脂肪、ワックス、安定剤、コンシステンシー調整剤、増粘剤、カチオン性
ポリマー、生体由来物質、フィルム形成剤、保存剤、色素および香料を含有し得
る。
本発明の製剤は通例、下記組成を有する:
成分(a) 10〜30(好ましくは20〜25)重量%、
成分(b) 1〜40(好ましくは10〜20)重量%、
成分(c) 1〜40(好ましくは15〜35)重量%、および
脂肪アルコール 0〜80(好ましくは20〜75)重量%。
適当な油は、例えば、炭素数6〜18(好ましくは8〜10)の脂肪アルコー
ルから誘導するゲルベアルコール、直鎖C6-20脂肪酸と直鎖C6-20脂肪アルコー
ルとのエステル、分枝状C6-13カルボン酸と直鎖C6-20脂肪アルコールとのエス
テル、直鎖C6-18脂肪酸と分枝状アルコール(とりわけ2−エチルヘキサノール
)とのエステル、直鎖および/または分枝状脂肪酸と多価アルコール(例えば、
二量体ジオールまたは三量体トリオール)および/またはゲルベアルコールとの
エステル、C6-10脂肪酸トリグリセリド、植物油、分枝状第一級アルコール、置
換シクロキサン、ゲルベカーボネート、ジアルキルエーテル、および/または脂
肪族もしくはナフテン族炭化水素である。
乳化剤または補助乳化剤としては、親油性アルキルまたはアルケニル基(好ま
しくは直鎖)と、少なくとも1個の親水性基とを有するノニオン性、両性および
/または双性イオン性界面活性化合物を使用し得る。親水性基は、イオン基であ
つても非イオン基であってもよい。ノニオン性乳化剤は、例えば、ポリオール基
、ポリアルキレングリコールエーテル基、またはポリオール/ポリグリコールエ
ーテル基組み合わせを、親水性基として有する。
好ましい製剤は、下記群の少なくとも一つから選択するノニオン性界面活性剤
をo/w乳化剤として含有する:
(a1)炭素数8〜22の直鎖脂肪アルコール、炭素数12〜22の脂肪酸、お
よびアルキル基の炭素数8〜15のアルキルフェノールの、エチレンオキシド2
〜30モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜5モル付加物;
(a2)グリセロールのエチレンオキシド1〜30モル付加物の、C12/18脂肪
酸モノエステルおよびジエステル;
(a3)飽和および不飽和C6-22脂肪酸の、グリセロールモノエステルおよびジ
エステル、およびソルビタンモノエステルおよびジエステル、並びにそれらのエ
チレンオキシド付加物;
(a4)アルキル基の炭素数8〜22のアルキルモノ−およびオリゴグリコシド
、並びにそのエトキシル化類似体;
(a5)ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油のエチレンオキシド15〜60
モル付加物;
(a6)ポリオールエステルおよびとりわけポリグリセロールエステル、例えば
ポリグリセロールポリリシノレートまたはポリグリセロールポリ−12−ヒドロ
キシステアレート。
複数の上記群の化合物の混合物も適当である。
脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノール、グリセロール脂肪酸モノエス
テルおよびジエステル、ソルビタン脂肪酸モノエステルおよびジエステル、また
はヒマシ油の、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド付加物は、
既知の市販生成物である。それらは同族体混合物であって、その平均アルコキシ
ル化度は、付加反応を行う基質化合物とエチレンオキシドおよび/またはプロピ
レンオキシドとの量比に対応する。グリセロールのエチレンオキシド付加物の、
C12/18脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、DE−PS2024051に
より、化粧品製剤用の再脂肪化剤として知られている。
更に、双性イオン性界面活性剤を乳化剤として使用してもよい。双性イオン性
界面活性剤は、分子中に少なくとも1個の第四級アンモニウム基および少なくと
も1個のカルボキシレートおよびスルホネート基を有する界面活性化合物である
。特に適当な双性イオン性界面活性剤は、いわゆるベタイン、例えば、アルキル
またはアシル基の炭素数8〜18の、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニ
ウムグリシネート(例えばヤシ油アルキルジメチルアンモニウムグリシネート)、
N−アシルアミノプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシネート(例えば
ヤシ油アシルアミノプロピルジメチルアンモニウムグリシネート)、および2−
アルキル−3−カルボキシメチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリン、並びに
ヤシ油アシルアミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシネートであ
る。CTFA名Cocoamidopropyl Betaineとして既知の脂肪酸アミド誘導体が、
特に好ましい。両性界面活性剤も、適当な乳化剤である。両性界面活性剤は、分
子中に、C8/18アルキルまたはアシル基に加えて、少なくとも1個の遊離アミノ
基および少なくとも1個の−COOHまたは−SO3H基を有する界面活性化合
物で、分子内塩を形成し得る。適当な両性界面活性剤の例は、アルキル基の炭素
数約8〜18の、N−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、N−アル
キルアミノ酪酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシエチル−
N−アルキルアミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−アルキルサ
ルコシン、2−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸である。
特に好ましい両性界面活性剤は、N−ヤシ油アルキルアミノプロピオネート、ヤ
シ油アシルアミノエチルアミノプロピオネート、およびC12/18アシルサルコシ
ンである。
適当なw/o乳化剤は、
(b1)ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油のエチレンオキシド2〜15モ
ル付加物;
(b2)直鎖、分枝状、不飽和または飽和C12/22脂肪酸、リシノール酸および
12−ヒドロキシステアリン酸と、グリセロール、ポリグリセロール、ペンタエ
リスリトール、ジペンタエリスリトール、糖アルコール(例えばソルビトール)お
よびポリグルコシド(例えばセルロース)との、部分エステル;
(b3)トリアルキルホスフェート;
(b4)羊毛ワックスアルコール;
(b5)ポリシロキサン/ポリアルキルポリエーテルコポリマーおよび対応する
誘導体;
(b6)DE−PS1165574による、ペンタエリスリトール、脂肪酸、ク
エン酸および脂肪アルコールの混合エステル;並びに
(b7)ポリアルキレングリコール
である。
過脂肪剤は、例えば、ポリエトキシル化ラノリン誘導体、レシチン誘導体、ポ
リオール脂肪酸エステル、モノグリセリドおよび脂肪酸アルカノールアミドのよ
うな物質であり得る。脂肪酸アルカノールアミドは、泡安定剤としても機能する
。脂肪の例はグリセリドである。適当なワックスはとりわけ、蜜蝋、パラフィン
ワックスまたはマイクロワックスであり、場合により親水性ワックス、例えばセ
トステアリルアルコールと組み合わせる。適当な安定剤は、脂肪酸の金属塩、例
え
ばステアリン酸のマグネシウム、アルミニウムおよび/または亜鉛塩である。適
当なコンシステンシー調整剤は、とりわけ、炭素数12〜22、好ましくは16
〜18の脂肪アルコールである。このような物質は、同鎖長のアルキルオリゴグ
ルコシドおよび/または脂肪酸N−メチルグルカミド、および/またはポリグリ
セロールポリ−12−ヒドロキシステアレートと組み合わせて使用することが好
ましい。適当な増粘剤の例は、多糖、とりわけキサンタンガム、グアー、寒天、
アルギネート、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキ
シエチルセルロース、比較的高分子量の脂肪酸ポリエチレングリコールモノ−お
よびジエステル、ポリアクリレート、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピ
ロリドン、界面活性剤、例えば狭範囲脂肪アルコールエトキシレート、またはア
ルキルオリゴグルコシド、並びに電解質、例えば塩化ナトリウムおよび塩化アン
モニウムである。
適当なカチオン性ポリマーの例は、カチオン性セルロース誘導体、カチオン性
デンプン、ジアリルアンモニウム塩およびアクリルアミドのコポリマー、第四級
ツ、ルートヴィヒシャーフェンのBASF AG)、ポリグリコールおよびアミンの縮
合生成物、第四級化コラーゲンポリペプチド、例えばLauryldimonium Hydroxy-
ペプチド、ポリエチレンイミン、カチオン性シリコーンポリマー、例えばAmidom
ethiconeまたはDow Corning(米国のDow Corning Co.)、アジピン酸およびジメチ
ルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンのコポリマー
A2252840に記載のもの、およびその架橋水溶性ポリマー、カチオン性キ
チン誘導体、例えば第四級化キトサン(場合により、微結晶分布したもの)、カ
16(米国のCelanese)、並びに第四級化アンモニウム塩ポリマー、例えば
である。
本発明において、生体由来物質は、例えば、植物抽出物、およびビタミン複合
体である。適当な抗フケ剤の例は、Octopiroxである。適当なフィルム形成剤の
例は、キトサン、微結晶キトサン、第四級化キトサン、ポリビニルピロリドン、
ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸系ポリマー、第四級セル
ロース誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩、並びに同様の化合物で
ある。適当な保存剤は、例えば、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒド溶液
、パラベン、ペンタンジオールまたはソルビン酸である。適当な真珠光沢剤の例
は、グリコールジステアリン酸エステル(例えばエチレングリコールジステアレ
ート)および脂肪酸モノグリコールエステルである。適当な色素は、例えば
Forschungsgemeinschaft,Ver1ag Chemie,Weinheim,1984,第81〜106頁
に挙げられているような、化粧品に適当で承認された物質である。そのような色
素は通例、混合物全体に対して0.001〜0.1重量%の濃度で使用する。
助剤および添加剤の総量は、製剤に対して1〜50重量%、好ましくは5〜4
0重量%であり得る。
実施例
表1に示す組成の濃厚物を調製した。表1
本発明の濃厚物(組成は重量%) 濃厚物C1〜C5(5g)を、温水(95g)で希釈した。低粘度エマルジョ
ンが生成し、これは40℃で4週間貯蔵後も安定性を維持していた。
肪アルコールエーテルスルフェートの混合物)(25g)と混合し、水(69ml)
で希釈した。その液に塩化ナトリウム(2g)を加えて、粘度を調節した。この
オート(4重量%)、塩化ナトリウム(2g)および水(100重量%とする)
を含有する生成物と比較した。これら6種のシャンプーを、熟練した10人の志
願者から成るパネルが評価した。毛髪の滑らかさに関して、本発明の生成物5種
はいずれも、比較生成物よりも少なくとも20%良好であると評価された。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ボイクセン,ノルベルト
ドイツ連邦共和国デー―47906ケンペン、
ローゼンシュトラーセ29番
(72)発明者 グッケンビール,ベルンハルト
ドイツ連邦共和国デー―40591デュッセル
ドルフ、ホーエンザントヴェーク25番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)エステルクォートと、 (b1)ソルビタンエステル、 (b2)ポリオールポリ−12−ヒドロキシステアレートおよび/または (b3)グリセリドと、場合により、 (c1)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドおよび/または (c2)脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドと を含有する化粧品製剤。 2.式(I): [式中、R1COは炭素数6〜22のアシル基であり、R2およびR3はそれぞれ 、水素またはR1COと同意義であり、R4は炭素数1〜4のアルキル基または( CH2CH2O)qH基であり、m、nおよびpはいずれも0、または1〜12の数 であり、qは1〜12の数であり、Xはハライド、アルキルスルフェートまたは アルキルホスフェートである。] で示されるエステルクォートを含有する請求項1記載の製剤。 3.式(II): [式中、R1COは炭素数6〜22のアシル基であり、R2は水素またはR1CO と同意義であり、R4およびR5はそれぞれ、炭素数1〜4のアルキル基であり、 mおよびnはいずれも0、または1〜12の数であり、Xはハライド、アルキル スルフェートまたはアルキルホスフェートである。] で示されるエステルクォートを含有する請求項2記載の製剤。 4.式(III): [式中、R1COは炭素数6〜22のアシル基であり、R2は水素またはR1CO と同意義であり、R4、R6およびR7はそれぞれ、炭素数1〜4のアルキル基で あり、mおよびnはいずれも0、または1〜12の数であり、Xはハライド、ア ルキルスルフェートまたはアルキルホスフェートである。] で示されるエステルクオートを含有する請求項3記載の製剤。 5.成分(b1)として、式(IV): [式中、R8COは炭素数6〜22、好ましくは12〜18の、脂肪族飽和また は不飽和アシル基である。] で示されるソルビタンエステルを含有する請求項1〜4のいずれかに記載の製剤 。 6.成分(b2)として、ポリグリセロールポリ−12−ヒドロキシステアレ ートを含有する請求項1〜5のいずれかに記載の製剤。 7.成分(b3)として、C12-18脂肪酸の工業用部分グリセリドを含有する 請求項1〜6のいずれかに記載の製剤。 8.成分(c1)として、式(V): R9O−[G]p (V) [式中、R9は、炭素数4〜22のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、 Gは炭素数5または6の糖単位であり、pは1〜10の数である。] で示されるアルキルおよびアルケニルオリゴグリコシドを含有する請求項1〜7 のいずれかに記載の製剤。 9.成分(c2)として、式(VI): [式中、R10COは炭素数6〜22の脂肪族アシル基であり、R11は水素、炭素 数1〜4のアルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、[Z]は炭素数3〜1 2/ヒドロキシル基数3〜10の直鎖または分枝状ポリヒドロキシアルキル基で ある。] で示される脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドを含有する請求項 1〜8のいずれかに記載の製剤。 10.更なる成分として、式(VIII): R12OH (VIII) [式中、R12は炭素数6〜22、好ましくは12〜18の、直鎖または分枝状の 飽和または不飽和炭化水素基である。] で示される脂肪アルコールを含有する請求項1〜9のいずれかに記載の製剤。
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