JP2000512018A - 衛星位置決定システムのためのスプーフィング検出システム - Google Patents

衛星位置決定システムのためのスプーフィング検出システム

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JP2000512018A JP10501546A JP50154698A JP2000512018A JP 2000512018 A JP2000512018 A JP 2000512018A JP 10501546 A JP10501546 A JP 10501546A JP 50154698 A JP50154698 A JP 50154698A JP 2000512018 A JP2000512018 A JP 2000512018A
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    • G01S19/015Arrangements for jamming, spoofing or other methods of denial of service of such systems

Abstract

(57)【要約】 GPS信号受信システムと組み合わせた1対のアンテナ(230a、230b)を用いて、衛星位置決定システムを形成する衛星ビークルのそれぞれから送られてくる衛星情報信号とは対照的な、スプーフィング信号送信器からの衛星情報信号の受信が検出される。アンテナのラインと衛星情報信号を送り出す実際の送信器の間の照準角(α)及び(β)の表示が検出される。それぞれの受信システム(240a、240b)の出力から導き出される照準角及び/または代替案としての距離差は、衛星情報信号の搬送波に関連した擬似ランダム符号の反応、または、搬送波それ自体をモニタすることによって観測することが可能である。さらに、2つのアンテナに関連した擬似距離測定結果、擬似距離比測定結果、搬送波位相測定結果、及び/またはドップラ・カウント測定結果を用いて、真の衛星信号とスプーフィング信号送信器の地上アンテナを介して再放射された信号とを見分ける所望の判別値を得ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 衛星位置決定システムのためのスプーフィング検出システム 技術分野 本発明は、衛星位置決定システムに関するものであり、とりわけ、衛星位置決 定システムのためのスプーフィング検出システムに関するものである。 背景技術 全地球位置把握システムすなわちGPSとも呼ばれる衛星位置決定システムは 、今や当該技術において周知である。例えば、NAVSTAR−GPSのような 、こうしたシステムは、例を少し挙げると、陸上及び水上の乗り物、航空機、及 び、測量機器のような移動ユニットの地心位置を測定するために急速に利用され るようになっている。本明細書において、こうした衛星位置決定システムは、単 にGPSシステムと呼ばれ、前述のNAVSTAR及びGLONASS GPS システムなどを含んでいる。 航空機の場合、GPSシステムは、航行、飛行管制、及び、空域管制に利用さ れている。これらのGPSシステムは、航空機の飛行任務中に情報を与えるため 、独立して、あるいは、慣性座標システムまたは機首姿勢基準システムと組み合 わせて機能させることが可能である。 NAVSTARと同様の全地球位置把握システムは、普通、本明細書において 一般にGPS信号受信システムと呼ばれる衛星情報信号受信システムを利用して いる。GPS信号受信システムは、一般に、複数の衛星から送られてくる衛星情 報信号を受信するため、移動ユニットに搭載されている。各GPS衛星は、ユー ザが選択されたGPS衛星と移動ユニットのGPS信号受信システムに関連した アンテナとの間のレンジすなわち距離を測定できるようにするデータを含む情報 を送信する。次に、これらの距離は、既知の三角測量技法を用いて、GPS信号 受信システム、とりわけ、関連するアンテナの位置を計算するために利用される 。例えば、NAVSTAR−GPSシステムの場合、GPS信号受信システムを 備 えた航空機のような移動ユニットは、所定のGPS衛星情報信号搬送波に含まれ る擬似ランダム符号を検出し、その符号から、信号の送信と、GPS信号受信シ ステムのアンテナによるその受信との間の「経過時間」すなわち時間遅延を導き 出す。GPS信号受信システムは、この時間遅延から、擬似距離または擬似距離 測定値と呼ばれる場合もある、GPS信号受信システムのアンテナと衛星との距 離を導き出すことが可能である。本明細書において、GPS信号受信システムの 位置、すなわち、移動ユニットの位置は、一般に、対応するアンテナ位置を表し ている。 当該技術において周知のGPS信号受信システムは、衛星情報搬送波信号の分 析によって距離を測定することも可能である。これは、もちろん、後続の衛星ビ ークル識別に備えて、擬似ランダム符号を捕捉した後、並びに、選択された受信 機の測定時間における衛星ビークルの位置を測定可能にする、位置推算表データ 及び/または天体暦データを捕捉した後に実施される。衛星情報信号の特性、す なわち、位相及び周波数を別個に用いることによって、特定の衛星ビークルと個 別アンテナとの距離を測定することが可能である。例えば、擬似ランダム距離は 、周波数特性から導き出すことが可能であり、搬送波の平滑化擬似距離値と呼ば れるものを求めるために利用することが可能である。もう1つの周波数特性は、 ドップラ偏移であり、当該技術において既知のGPS信号受信システムにおいて 十分に理解され、一般に用いられているように、一定の時間期間にわたって積算 されたドップラ・カウントを利用することによって測定することが可能である。 最後に、搬送波の位相は、やはり、当該技術において十分に理解されているよう に、後続のアンテナ位置の測定に備えて信号処理が可能である。 NAVSTAR−GPSシステムの一部として、各衛星情報信号には、当該技 術において周知のように、両方とも、地球を中心とした空間における対応する衛 星軌道の軌跡を明らかにする精密な位置推算表データと大まかな天体歴データも 含まれている。GPS信号受信システムには、衛星情報信号から位置推算表デー タと大まかな天体歴データのいずれかを導き出すための信号処理が組み込まれて いる。さらに、GPS信号受信システムは、一般に、GPS信号受信システムの 擬似距離測定時間に関連した、選択された瞬間における衛星の地心位置を導き出 すことが可能である。 GPS技術が進歩したため、米国連邦航空局は、衛星位置決定システム、とり わけ、「差動GPS」を含むGPSベースの着陸システムの利用により大きく依 存する方向に進んでいる。従って、GPSベースの着陸システムに依存しようと する飛行任務が多大の成功を納めるようにする必要がある。 すなわち、GPSのようなシステムのユーザは、とりわけ、スプーフィングの 可能性について関心がある。スプーフィングは、通常のGPS衛星情報信号と同 じ搬送波特性を備えた、エラーのあるGPSと同様の情報信号を故意に生成する ことである。これらのスプーフィング信号によって、こうしたスプーファの生成 したエラーのあるGPS情報信号のユーザは、とりわけ、飛行任務の進入及び着 陸段階において、滑走路からはずれることになる。 GPS信号スプーフィングから防護する方法の1つは、スプーファが、追跡信 号のスプーフィングが可能な擬似信号をエミュレートできないように、衛星ビー クルから送信される信号を暗号化することである。しかし、こうしたシステムは 、GPS信号受信システムに多額のコストを迫加せずに用いるのは困難である。 発明の目的 本発明の目的は、GPSスプーフィング環境を検出する方法及び装置を提供す ることにある。 発明の開示 本発明の場合、GPSスプーフィング検出装置には、少なくとも、選択された RF搬送波信号を送信する衛星ビークルを追跡するための衛星位置決定信号受信 システムが含まれる。衛星位置決定信号受信システムには、少なくとも、既知の 離隔距離だけ隔てられて、プラットホームにしっかり固定された第1と第2のア ンテナ含まれており、部分的に衛星ベースの全地球位置把握システムを形成する 選択された衛星から送信されてくる衛星情報信号を含む受信RF搬送波信号と、 スプーフィング信号発生器から送信されてくるRF信号に、それぞれ、応答し、 第1と第2の電気信号を発生する。衛星位置決定信号受信システムは、アンテナ に結合され、第1と第2の電気信号に別個に処理を施して、特定衛星・アンテナ 間相対距離値が得られるように構成されている。さらに、相対距離差プロセッサ が、第1と第2の特定衛星・アンテナ間相対距離値から、それぞれ、第1と第2 のアンテナ間のベクトルと、第1のアンテナと追跡される衛星の1つの間のベク トルとの間における特定衛星照準角に関連した、特定衛星相対距離差値を表す情 報を導き出す。さらに、1つ以上の衛星に関連した、特定衛星相対距離差値、あ るいは、代わりに、特定衛星相対距離差値の「変化率」測定結果の分析、及び/ または、それらと、GPS信号受信システムが、スプーフィング信号発生器によ って発生するエラーのある信号に基づいて動作しているか否かを指示する基準と なる、スプーフィング検出しきい値との比較を行うための分析プロセッサが設け られている。 図面の簡単な説明 図1は、衛星位置決定システムのスプーフィング・シナリオを示す図である。 図2は、本発明によるスプーフィング検出システムの原理を示すブロック図で ある。 図3は、本発明によるスプーフィング検出システムのもう1つの実施態様のブ ロック図である。 図4は、本発明によるスプーフィング検出システムのもう1つの構成のブロッ ク図である。 発明を実施するための最良の形態 以下の説明に関して認識しておくべきは、世界測地座標系における移動ユニッ トの3次元地心位置は、4つ以上の衛星からの衛星情報信号と、できれば個々の 衛星からの位置推算表データから、または、代わりに天体歴データから導き出さ れる衛星位置の知識から擬似距離情報を導き出すことによって決定することがで きるという点である。この位置情報は、当該技術において既知のGPS信号受信 システムによっても得られる。言うまでもなく、本明細書において、世界測地座 標系とは、地球を中心とし、地球を定点とした地心座標系であり、例えば、緯度 、 経度、及び、高度といった、ユーザが必要とする任意の他の座標系に変換するこ とが可能である。前述の座標系は、地球を中心とし、地球を定点としたWGS8 4矩形座標フレームと呼ばれる場合もある。本明細書において、世界測地座標系 を仮定することが望ましく、位置は、別段の指示がない限り、「x、y、z」の 3次元WGS84座標系を表している。 GPS信号受信システム・ユニットの位置を測定するには、GPS信号受信シ ステムによって、予測される3つではなく、最小限で4つの衛星情報信号を追跡 する必要がある。GPS信号受信システムには、衛星の原子時計ほど正確ではな い受信クロックが含まれているためである。従って、4つの異なる衛星から衛星 情報信号を受信することによって、当該技術において十分に理解されているよう に、受信クロック・エラーの補正を可能にする完全な解決法が得られる。本明細 書において、補正される受信機のクロック時間は、受信機時間と呼ばれる。従っ て、GPS信号受信システムが、4つ以上の衛星からの信号を入手できれば、信 号受信システムの地心位置をその「真の」地心位置から約100メートルの範囲 内で求めることが可能になる。 本明細書において、複数衛星からのデータを利用して、三角測量技法によって 導き出されるGPS信号受信システムの位置は、「推定位置」と呼ばれる。GP S信号受信システム・ユニットの推定位置の正確度は、とりわけ、大気条件、選 択的利用可能度、及び、衛星の見通し線の視界に対する衛星の相対位置を含む多 くの要素によって決まる。 図1には、衛星位置決定システムのスプーフィング・シナリオを示す図が示さ れている。航空機101のような移動ユニットには、衛星ビークルSV1、SV 2、SV3、及び、SV4、及び、おそらくは、その他(不図示)からのGPS 衛星情報信号を受信するため、GPSアンテナ104に結合されたGPS信号受 信システム102が含まれている。 当該技術おいて十分に理解されているように、GPS信号受信システムは、周 知の方法で、それぞれ、擬似距離値P1、P2、P3、及び、P4を求めるため の対応する衛星情報信号11、12、13、及び、14と、衛星軌跡情報から、 アンテナ104と各衛星との間の擬似距離を導き出す。さらに、GPS信号受信 システム102は、航空機の推定位置を導き出すための信号処理方式を用いてお り、一般に、後続の信号処理のために、前述の情報を伝送する信号ラインを備え ている。 スプーフィング・シナリオには、航空機101に搭載されたGPS信号受信シ ステムが受信するのと同じ衛星情報信号11、12、13、及び、14(及び、 おそらくは、不図示の他の信号)を受信するため、アンテナ135に結合された 、GPS信号受信システム102と同様のGPS信号受信システム130が含ま れている。スプーフィング・シナリオには、さらに、トラッカ140と航空機1 01の間の距離を追跡するビークル・トラッカ140と送信アンテナ165に結 合されたスプーフィング信号送信器160に結合されたシミュレータ150も含 まれている。シミュレータ150は、GPS信号受信システム130及びGPS 信号受信システム102が受信して最終的には、GPS信号受信システム102 からの位置出力情報を所望の状態にするスプーフィング衛星情報信号の環境を創 り出す。 スプーフィング信号送信器160は、GPS信号受信システム102がスプー フィング信号送信器160によって発生した信号だけしか追跡しないように、G PS信号受信システム102によって追跡される衛星情報信号11、12、13 、及び、14を超える信号強度の信号を送り出すことができる。 それは、シミュレータ150と送信器160の組み合わせの機能を、最初に衛 星情報信号11、12、13、及び、14とほぼ一致する信号を送り出して、ア ンテナ165を介して送信される番号167で表示した衛星情報信号11、12 、13、及び、14に似たスプーフィング衛星情報信号の追跡を航空機のGPS 信号受信システム102が開始するように意図したものである。スプーフィング 衛星情報信号が、信号強度がより強いため、GPS信号受信システム102によ って「本物の」GPS情報信号として追跡されることになると、シミュレータ1 50は、スプーフィング信号送信器160によって、後続の信号送信に関してエ ラーのある情報を故意に供給することが可能である。送信されたスプーフィング 信号は、航空機のGPS信号受信システム102が航空機101に対してエラー のある未知の推定衛星位置データを出力するような信号特性を持っており、その 中 に符号化情報を備えている。 説明を続ける前に、言及しておくべきことは、スプーフィング信号送信器16 0及び対応するアンテナ165によって送信されるスプーフィング信号167は 、部分的に衛星位置決定システムを形成する、個々の正当な衛星ビークルに搭載 された送信器から送信される衛星情報信号と同じ形式であるという点である。従 って、当然明らかなように、GPS信号受信システム102及び関連するアンテ ナ104は、どの送信器から送り出されたものであるかに関係なく、ただ単に「 衛星情報信号」に応答するだけである。従って、アンテナが受信した衛星情報信 号から導き出される特定「送信器」特性情報を弁別することが、本発明の理解に 役立つことになる。(本明細書において、送信器位置はアンテナ位置と同義語で あるが、物理的には離れている可能性がある。) 図2は、本発明によるGPSスプーフィング検出システムの仕組みを表した図 である。この図には、スプーフィング検出システムを理解しやすくするため、1 つの衛星だけしか示されていないが、GPSで推定位置を求めるには、最小限で 4つの衛星が必要になり、一般に、GPS信号受信システムの自律完全性モニタ ・システムを適用するには、少なくとも5つの衛星が必要とされる。 図2の図解によれば、地心座標「X、Y、Z」を備えた、測定時間tm1におけ る地心位置R1の第1の衛星ビークル210が示されている。留意すべきは、下 方右側から上方左側に移動する軌道215をたどる衛星210が示されている点 である。物理的に離れた2つのアンテナ、すなわち、アンテナ230aとアンテ ナ230bが、航空機の機体を表したプラットホーム200にしっかりと固定さ れている。1対のアンテナ230aとアンテナ230bは、既知の離隔距離「L 」だけ離れている。アンテナ230aとアンテナ230bの座標位置は、やはり 、既知のプラットホーム座標基準フレームに対して既知とする。 同じGPS受信システム240a及び240bは、それぞれ、アンテナ230 aとアンテナ230bから電気信号を別個に受信する。従って、受信システム2 40aとアンテナ230aについてのみ説明することにする。後に続く記号「a 」及び「b」は、アンテナ230aまたは230bによって別個に受信され、G PS信号受信システム240aまたは240bによって別個に処理される信号で あ ることを表している。 再び、図2のブロック図によって描かれた本発明の実施態様を参照すると、ア ンテナ230aは、GPS衛星位置決定システムを形成する衛星から衛星情報信 号を受信し、受信信号を表した電気信号232aを供給するように構成されてい る。電気信号232aは、入力としてGPS信号受信システム240aに供給さ れる。GPS信号受信システム240aは、電気信号232aを処理して、GP S位置情報を信号ライン242aに送り出す。第2のアンテナ230bによって 、アンテナ230aによって供給されるのと同様の電気信号232bが送り出さ れ、GPS信号受信システム240bに与えられる。GPS信号受信システム2 40bは、電気信号232bを処理して、GPS位置情報を信号ライン242b に送り出す。 説明を続ける前に、十分に理解されているように、各衛星からのGPS衛星情 報信号には、とりわけ、衛星ビークルまたは送信器の識別番号、衛星軌跡情報、 衛星の地心位置の測定を可能にする位置推算表データ及び天体暦データの両方、 並びに、こうした他の情報を含む、符号化情報が含まれている。さらに、NAV STARにおいて一般的なように、各衛星は、同じ周波数であるが、擬似ランダ ム符号の異なる衛星情報信号を送信する。GPS信号受信システム240は、擬 似ランダム符号から、衛星ビークルを識別し、特定送信器衛星情報信号を追跡し 、特定送信器擬似距離を求める。本明細書において、特定送信器擬似距離は、一 般に、特定送信器情報信号が送り出された時間からGPS信号受信システムによ って受信される時間までの遅延時間に関連した、受信アンテナの位置と特定の衛 星との間の推定距離を表している。 当該技術において公知のようなGPS信号受信システム240aは、アンテナ の推定位置を決定するため、複数の衛星からの衛星情報信号の符号化情報を処理 する働きをする。これは、前述の擬似距離測定、あるいは、代替案としての搬送 波位相測定を含む、さまざまな技法によって実施可能である。後者は、当該技術 において既知のGPS信号受信システムに組み込まれており、衛星情報信号特性 が、保存され、前述の搬送波位相測定に備えて処理される。 さらに、当該技術において理解されているように、当該技術において一般に用 いられているようなGPS信号受信システム240aには、信号ライン242a に特定送信器・アンテナ間GPS位置情報を送り出すことの可能な処理コンポー ネントが含まれている。GPS位置情報には、それに限定するわけではないが、 関連するアンテナの推定位置、特定の測定時間における衛星軌跡情報または衛星 位置、信号測定時間、衛星識別情報、擬似距離、擬似距離比、アンテナと衛星間 の見通し線ベクトル・マトリックスH(tm)、及び、他のこうした情報を含め ることが可能である。 それぞれ、n番目の衛星、及び、アンテナ「a」または「b」、すなわち、ア ンテナ230aまたは230bに対応する、Pn a及びPn bで表示の特定送信器・ アンテナ間擬似距離情報は、当該技術において「平滑化」擬似距離と呼ばれるフ ィルタリングを施された擬似距離とすることが可能である。留意すべきは、見通 し線ベクトル・マトリックスH(tm)が、アンテナの近接性に比較すると衛星 までの距離間隔ははるかに遠いので、アンテナ230aと230bのいずれにつ いてもほぼ同じになるという点である。図2に関して、信号ライン242a及び 242bは、後続の信号プロセッサまたはデータ・プロセッサによる処理に備え て、できればデジタル形式で意図する情報を伝送するための1つ以上の信号ライ ンを表している。 さらに、図2に示すように、GPS信号受信システム240aは、信号ライン 248aに選択された出力情報を送り出し、GPS信号受信システム240bは 、信号ライン248bに選択された出力情報を送り出す。信号ライン242aと 同様、信号ライン248a及び248bは、後続の信号処理に備えて、できれば デジタル形式で意図する情報を伝送するための1つ以上の信号ラインを表してい る。信号ライン248a及び248bは、特定送信器距離差プロセッサ250に 対する入力として提供される。後続の説明によってより十分な理解が得られるよ うに、GPS信号受信システム240a及び240bは、それぞれ、信号ライン 248a及び248bに、それぞれ、選択された形態で、共通の測定時間に、特 定衛星距離情報を送り出す。例えば、情報は、1つのアンテナと1つの特定の衛 星間における相対的距離差を表した、特定送信器・アンテナ間擬似距離値、特定 送信器・アンテナ間擬似距離比値、搬送波位相値、ドップラ・カウント等の形を とるこ とが可能である。 図2に示すように、出力信号248a及び248bは、GPS信号受信システ ム240a及び240bのそれぞれによって得られる特定送信器距離情報に基づ いて動作し、出力信号ライン252に特定送信器距離差情報を送り出す特定送信 器距離差プロセッサ250に対する入力として供給される。出力信号252は、 図3に示すように後続の処理に備えて供給される。 特定送信器距離差情報は、ほぼ共通の測定時間に、アンテナ230a及び23 0bが受信するのと同じ送信器からの衛星情報信号から導き出される、衛星情報 信号を送り出す特定の送信器と各アンテナ230a及び230bとの間の相対的 距離差を表している。(もう一度、衛星情報信号が、衛星ビークルに搭載された 正当な送信器から送られてくる場合もあれば、スプーフィング信号送信器から送 られてくる場合もあるという点に留意されたい。) より十分に明らかにされるように、本発明を実施する場合、GPS信号受信シ ステム240a及び240bは、意図した衛星と同様の情報信号を追跡し、共通 の測定時間に同期されたGPS位置情報を送り出すように構成されている。代替 案として、GPS信号受信システム240a及び240bは、やはり、共通の測 定時間に同期された出力情報を送り出す、多重化単一受信システムとすることも 可能である。GPS信号受信システム240a及び240bと、アンテナ230 a及び230bは、Ronald R.Hatchに対して発行された「Pse udolite−Aided Method for Precision K inematic Positioning」と題する米国特許第5,177, 489号に記載のものと同様とすることが可能である。 本発明の実施態様の1つにおいて、GPS信号受信システム240a及び24 0bは、アンテナ230a及び230bと組み合わせられて、衛星ビークル21 0から送られてくる衛星情報信号から導き出される擬似距離値Pn a及びPn bを求 める働きをする。ここで、下付き文字「n」は、特定の衛星ビークルを表し、例 えば、「1」は衛星ビークルSV1に対応する。上付き文字は、特定の信号受信 システム・アンテナを表している、すなわち、「a」または「b」は、それぞれ 、アンテナ230a及び230bに対応する。 ここで留意しておくべきは、衛星ビークル210は、スプーフィング信号送信 器を表す場合もあり、唯一の相違は、移動ユニットすなわち航空機101に搭載 されたアンテナ104に対する空間的近接度である。スプーフィング信号には、 衛星ビークル識別番号、すなわち、衛星ビークルに搭載された特定送信器識別番 号が含まれているので、名称は、同じままであり、本明細書では、下付き文字「 n」で表される。 GPS信号受信システム240は、通例の衛星情報信号受信及び処理回路要素 を表しており、周知のように、擬似距離値Pn a及びPn bを導き出すのに必要な機 能を実施するが、本明細書では詳述されない。しかし、擬似距離値Pn a及びPn b が、共通の測定時間に対して補間または補外されたものであると述べれば十分の はずである。すなわち、擬似距離値Pn a及びPn bは、特定の測定時間における特 定の衛星、例えば、ビークル210の地心位置と各アンテナ230a及び230 bの間の距離値である。 図2には、さらに、その間の幾何学的関係が示されている。すなわち、衛星ビ ークル210と各アンテナ230a及び230bとの間の見通し線ベクトルV1 及びV2のそれぞれによって、GPSアンテナ230a及び230bを通る基準 線236に対する特定送信器・アンテナ間照準角α及びβが、それぞれ、設定さ れる。基準線236は、Vn a,b(tm)によって定義されるように、1つのアン テナからもう1つのアンテナへの、すなわち、それぞれ、230aから230b への単位ベクトルによって表すことが可能である。本発明によれば、アンテナ2 30a及び230bは、基準線236と同一線上における既知の距離「L」だけ 隔てられている。前述のように、下付き文字「n」は、特定の衛星ビークルを表 しており、例えば、「1」は衛星ビークルSV1に対応する。上付き文字は、特 定の信号受信システムのアンテナを表している、すなわち、「a」及び/または 「b」は、それぞれ、アンテナ230a及び230bに対応する。 さらに明らかにされるように、基準線236とベクトルLOSnaに対して垂 直なベクトルLOSnbとの交点から投影される線によって、本明細書において 距離差「D」と呼ばれる、見通し線ベクトルLOSn aとLOSn bの大きさの差に 関する数学的関係が、下記のように規定される: ここで、上付き文字「a」及び「b」は、それぞれ、アンテナ230a及び23 0bを表し、「n」は、前述のように特定の衛星ビークルを表している。 上記式から明らかなように、特定送信器距離差は、測定された特定の送信器か ら各アンテナまでの擬似距離差に関連している。留意すべきは、上述の照準角に 関連した特定送信器距離差値に、他のGPS信号受信システムの測定結果を利用 することができるという点である。すなわち、上述の特定送信器距離差値 2つのアンテナ230a及び230bによって観測される、受信した特定送信器 搬送波信号間の位相差△φn a,b、(ii)2つのアンテナによって観測される、衛 星情報信号における特定送信器ドップラ偏移差、及び、(iii)特定送信器・ア ンテナ間擬似距離比測定結果の差からを導き出すことが可能であり、最後の3つ の技法は、各衛星情報信号に関連した搬送波信号から適合する情報を導き出す。 以下の説明において、測定結果は、それぞれ、特定の送信器からの特定の衛星 情報信号に関連したものであり、従って、「送信器」に関するものであることを 暗示しているものと仮定する。 搬送波の位相測定結果に関して、2つのアンテナ間で観測される衛星情報信号 間における搬送波の位相差は、下記のように擬似距離差と数学的に関連づけられ る: ここで、 △φ =2つの搬送波信号間における位相差 w =搬送波信号の波長(0.18メートル) 留意すべきは、当該技術において既知のものと同様のGPS信号受信システム 240は、さらに、当該技術において周知のように、2つのアンテナ230a及 び230bによって観測される衛星情報信号の搬送波位相を測定することができ −Pn 1(tm)|は、数学的に次のように表すことが可能である: ドップラ偏移測定結果に関して、2つの離れたアンテナ230a及び230b において受信される搬送波信号は、移動するアンテナと衛星の相対速度に起因す る、観測されるドップラ周波数偏移の差のために周波数が異なる。ドップラ偏移 は、主として、航空機に加えられる角速度のために、2つのアンテナ位置間にお いて異なる。従って、低レベルの航空機の角運動活動がほとんど常に持続してい るので、また、2つの搬送波信号におけるドップラ偏移は、極めて正確に(積算 されたドップラ・カウントを介して)求めることが可能であるため、擬似距離差 測定結果を直接利用する上述のものと同様の技法によって、あるいは、搬送波位 相差測定結果によって、衛星照準角を決定するための手段が存在する。 相対擬似距離差値△ρは、積算ドップラ・カウント、搬送波位相測定結果、ま たは、独立したGPS信号受信システム240a及び240bによって、2つの アンテナ位置で観測される搬送波信号から別個に導き出され、処理される擬似距 離比測定結果を利用して求めることが可能である。図2に示すように、特定送信 器・アンテナ間擬似距離値を含む、これらの異なる特定送信器・アンテナ間測定 値は、こうした測定情報を備える出力信号ライン242a及び242bに現れる 。前述のように、こうした種類の測定結果、すなわち、擬似距離、擬似距離比、 搬送波位相、及び、積算されたドップラ・カウントは、一般に、GPSシステム 受信機の設計技術者には周知のやり方で、市販のGPSシステム受信機によって 得られ、こうした測定結果は、衛星情報信号に関連した符号化情報及び/または 送られてくる衛星情報信号に関連した搬送波信号から選択的に導き出される。 擬似距離比測定技法に関して、2つのアンテナ位置における送信器アンテナ間 び、航空機の速度ベクトルが、ただ航空機の角速度だけのために2つのアンテナ に対して異なっていることを観測することによって求めることが可能になり、結 ここで、 =航空機の角速度ベクトル a =2つのアンテナをつなぐ線に沿った単位ベクトル ρ =LOSn aまたはLOSn bの単位ベクトル L =2つのアンテナ間の距離 図2に示す、特定の衛星に照準を合わせる見通し線ベクトルの照準角α及びβ は、ほぼ等しく、衛星ビークル210の位置変化に応答してゆっくりと変化する 。これがそうなるのは、航空機101の位置、そして、より重要なアンテナ23 0a及び230b位置の変化率が、衛星ビークル210の位置の変化率に対して はるかに遅く、また、アンテナと衛星間の距離が、例えば、1メートルといった 、数搬送波信号波長のオーダの相対的に極めて短い離隔距離Lに比べて長いため で 1秒)、各衛星毎に導き出されるアンテナ照準角に関連した大きさ及び符号をあ らかじめ決めておくと、固定サンプリング・レートの場合、緩やかに変化する。 対照的に、スプーフィング・シナリオでは、一般に、スプーフィング信号送信 器160及びアンテナ165が、固定位置につき、航空機101または他の移動 ユニットに対して比較的近接して(50マイル未満)配置される。この状況にお いて、スプーフィング送信器160及びアンテナ165によって発生する衛星情 報信号から導き出される特定送信器・アンテナ間擬似距離値Pn aとPn bの差の変 化率は、正当な衛星・航空機問シナリオに関連した値より大きい。 留意すべきは、前述のスプーフィング・シナリオは、エラーのある衛星と同様 の情報信号におけるデータを変化させ、それによって、導き出される擬似距離値 を変化させることが可能であるが、特定送信器・アンテナ間照準角は、予測され る正当なGPS衛星の情報信号特性と十分に異なり、識別できるので、スプーフ ィング信号送信器から送られてくる衛星情報信号の存在の弁別手段として検出器 に利用されるという点である。 図3には、スプーフィング信号送信器から送られてくる衛星情報信号の存在を 検出するための本発明による信号処理方式が示されている。その出力252が変 化率プロセッサ350に対する入力として供給される、図2からの特定送信器距 離差プロセッサ250が示されている。信号ライン252における情報は、上述 表している。 定送信器変化率を求める機能を果たす。さらに、プロセッサ350は、コンパレ (tm)の変化率の角値とプーフィング検出しきい値SDTを超える単一特定送定送信器変化率値の全てが、引き続き分析プロセッサ370によって分析されて 、数値「N」が送り出され、この値が、コンパレータ380によって選択された 検出しきい値SDT’と引き続き比較されるようにすることが可能である。分析 プロセッサ370は、制限するわけではないが、最小2乗データ分析等を含む多 数の技法によって実施し、衛星情報信号とは対照的なものとして、スプーフィン グ信号送信器から送られてくるスプーファによって発生したエラーのある衛星情 報から、衛星情報信号に関連した送信器アレイに対する特定送信器・アンテナ間 照 準角の突然の変化を検出することが可能である。 換言すれば、分析プロセッサ370は、追跡される衛星に関する特定送信器距 離差値の変化率の反応について特性を明らかにし、その後、統計値Nとある規準 値を比較する。分析プロセッサ370は、個別の値、平均、または、他の値を連 続してモニタし、スプーフィング信号送信器160から発信された衛星情報信号 の存在の所望の表示を得ることが可能である。 図4には、本発明の原理による、搬送波位相信号処理を含む、スプーフィング 検出システムのもう1つの実施形態が示されている。すなわち、GPS信号受信 システム240a及び240bが、信号ライン248a及び248bで搬送波位 相測定結果を特定送信器距離差プロセッサ450に供給する。特定送信器距離差 プロセッサ450は、情報プロセッサ400に対する入力として供給される出力 を信号ライン452に送り出す。 特定送信器位相差プロセッサ450は、搬送波位相測定から導き出される特定 送信器距離差測定結果に関する特殊ケースに合わせて構成されている。特定送信 器位相差プロセッサ450は、1対のアンテナ、すなわち、アンテナ230a、 230bが受信する信号間の位相差を求める働きをする。特定送信器位相差プロ セッサ450は、追跡される衛星情報信号のそれぞれについて、受信搬送波信号 の位相をモニタし、2つの連続したサンプリング時間の間における位相変化を求 め、それを表す△Ψn(tm1,m2)として識別される出力信号を送り出す働きをす る。ここで、「m1」及び「m2」は、2つの連続した測定時間を表している。 前述のように、信号ライン452の前述の位相変化情報は、やはり、特定送信器 た搬送波位相測定結果の関数である。 さらに図4に示すように、GPS信号受信システム240aは、特に、見通し 線マトリックスH(tm)を信号ライン242aに送り出す。見通し線マトリッ クスH(tm)は、アンテナの1つ、例えば、230aと追跡される衛星のそれ ぞれとの間のベクトルを示す。 データ・プロセッサ400は、信号ライン242aの見通し線マトリックス情 報H(tm)、及び、信号ライン452の搬送波位相変化情報△Ψn(tm1,m2) を受信し、スプーフィング信号送信器によって発生する衛星情報信号の存在をユ ーザに警告するスプーフィング検出しきい値SDTmと比較することが可能な判 別値Mを求める。 これに関して、ベクトル「V(tm)」が、地心空間におけるアンテナ230 a及び230bの地心位置間のベクトルを表している状況について考察し、△V が、2つの測定時間の間におけるベクトル「V(tm)」の変化を表しているも のとする、すなわち: △V=V(tm2)−V(tm1次のように表すことが可能である: ここで、下付き文字「n」は、特定の追跡される衛星ビークルを表し、前述のよ うに、アンテナ230a及び230bは衛星にとってほぼ等しい距離だけ離れて いるので、LOSnは、いずれかのアンテナからの見通し線ベクトルを表してい る。 相測定結果△Ψn(tm1,m2)/2πに搬送波の波長λをかけることによって表 すことが可能である、すなわち: △Dn=LOSn・△V=△Ψn(tm1,m2)*λ/2π 上記式において、△Vは、下記のようにベクトル・マトリックス・ノーテーシ ョンによって表すことが可能な最小2乗推定プロセスによって求めることが可能 である: 次に、△Dの値は、△Vの最小2乗推定値の関数として求めることが可能であ る、すなわち: 次に、差ベクトルの正規値は、下記のように求めることが可能である: ここで、Mは、スプーフィング検出しきい値SDTmと比較される判別値として 用いることが可能である。MがSDTmを超えると、スプーフィング衛星情報信 号が検出されたことになる。 留意すべきは、上記数学的記述において、ベクトル・マトリックス[△V]は 、ベクトルV(tm)と見通し線ベクトルLOSnとの角度、すなわち、アンテナ 照準角のマトリックスを表しているという点である。アンテナ照準角が、正当な GPS衛星情報信号から大幅に逸脱する場合、判別値Mは、しきい値を超え、後 続の除去及びジャミングのために、スプーフィング信号発生機の方向を決めるこ とが可能になる。 再び図4を参照すると、図3と同様、情報プロセッサ450からの出力値「M 」は、コンパレータ480に入力として供給されて、値STDmを表した入力と 比較され、その結果、スプーフィング信号送信器から送られてくる追跡衛星情報 信号が表示される。 本発明の方法の場合、特定送信器距離差値を求めることによって、GPS信号 受信システムのアンテナから、GPSと同様の衛星情報信号を送り出す送信器の 位置に向かう照準角が表示される。正当なGPSシナリオの場合、各特定送信器 距離差値が、(i)1つの送信器から間隔の接近した対をなすアンテナの一方ま での特定送信器・アンテナ間距離と、(ii)ほぼ同じ測定時間における同じ送信 器と対をなすアンテナのもう一方との特定送信器・アンテナ間距離との差に関連 付けられる。次に、照準角の変化率またはその特性を示す情報が、大幅に接近し た距離でスプーフィング信号送信器によって送り出される衛星情報信号と比較さ れる、正当なGPSシナリオからの変化を判定する判別値として利用される。1 対のアンテナを用いると、照準角の計算が可能になり、その角度及び/またはそ の変化率のモニタ及び/または分析によって、衛星と同様のエラーのあるスプー フィング情報信号の表示が可能になる。これがそうなるのは、照準角の変化率、 または、それを示す他の情報が、スプーフィング信号送信器から送り出される衛 星と同様の情報信号の反応と比較され、各衛星ビークルに搭載されたはるかに遠 い衛星情報信号送信器から送り出され、正当な衛星情報信号の予測される反応と 一致するはずであるためである。 前述のように、照準角の表示は、搬送波信号の発生源すなわち送信器と2つの アンテナとの間の特定送信器距離差に直接関連づけられる。特定送信器距離差は 、衛星情報信号の搬送波に関連した擬似ランダム符号の反応または搬送波それ自 体をモニタすることによって観測可能である。次に、2つのアンテナに関連した 擬似距離測定結果、擬似距離比測定結果、搬送波位相測定結果、及び/または、 ドップラ・カウント測定結果を利用して、所望の判別値を得ることが可能である 。 認識しておくべきことは、特に図2、3、及び、4に示された略ブロック図は 、その全てが、本発明の精神及び範囲内に含まれることを意図した、多くの電子 サブシステム、コンピュータ、及び、ソフトウェア/ファームウェア実施形態を 用いて構成することができるという点である。当該技術において十分に理解され ているように、単一電子/ソフトウェア・サブシステムを用いて、当該技術者に は周知のように、スプーフィング判別値の適正な計算及び発生と警告を実施する ことが可能である。 留意すべきは、航空機が衛星情報信号から地心位置情報を得ることができるよ うにするこうした衛星位置決定システムは、どれも、本発明の真の精神及び範囲 内に含まれるように意図されているという点である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(i)衛星をベースにした全地球位置把握システムを部分的に構成する衛 星ビークルに搭載された送信器から送られてくる、符号化特定衛星情報を備える 搬送波信号を含む衛星情報信号であって、(a)選択された瞬間の前記衛星ビー クルの推定位置を求め、(b)衛星情報信号受信システムのアンテナと前記衛星 ビークルの選択された1つとの間の距離を推定し、(c)衛星情報信号受信シス テムのアンテナ位置を推定する基礎となる衛星情報信号の受信と、(ii)スプー フィング信号送信器から送られてくる、エラーのある特定衛星情報を含む1つ以 上の衛星情報信号の受信とからある変化を検出することが可能な衛星位置決定シ ステムの受信システムであって、 前記衛星情報信号を追跡する信号受信システム手段を具備しており、その信号 受信システム手段は、 既知の離隔距離だけ隔てられて、前記衛星情報信号を別個に受信し、前記 受信信号に応答して、それぞれ、第1と第2の電気信号を送り出す第1と第2の アンテナと、 各受信衛星情報信号毎に、前記第1の電気信号から第1の特定衛星情報を 導き出し、各受信衛星情報信号毎に、前記第2の電気信号から第2の特定衛星情 報を導き出すための手段と、 特定送信器距離差値を導き出すための手段であって、前記特定送信器距離 差値のそれぞれが、単一信号送信器から送り出される単一衛星情報信号に関連し た前記第1と第2の特定衛星情報から導き出され、ここで、前記特定送信器距離 差値のそれぞれは、前記単一送信器に関連した、前記第1の特定衛星情報から導 き出される第1の距離測定値と前記第2の特定衛星情報から導き出される第2の 距離測定値との差に関連しており、前記第1と第2の距離測定値は、それぞれ、 前記単一送信器と前記第1及び第2のアンテナとの間の見掛けの距離に関連して いる手段と、 それぞれ、特定送信器相対距離差値の変化率に対応する、1つ以上の前記 送信器に関連した特定送信器変化率値を求めるための手段と、 1つ以上の前記特定送信器変化率値に応答して、スプーフィング信号送信 器から衛星情報信号を受信したことを表示するための分析プロセッサ手段と を含んでいる衛星位置決定システムの受信システム。 2.(i)衛星をベースにした全地球位置把握システムを部分的に構成する衛 星ビークルに搭載された送信器から送られてくる、符号化特定衛星情報を備える 搬送波信号を含む衛星情報信号であって、(a)選択された瞬間の前記衛星ビー クルの推定位置を求め、(b)衛星情報信号受信システムのアンテナと前記衛星 ビークルの選択された1つとの間の距離を推定し、(c)衛星情報信号受信シス テムのアンテナ位置を推定する基礎となる衛星情報信号の受信と、(ii)スプー フィング信号送信器から送られてくる、エラーのある特定衛星情報を含む1つ以 上の衛星情報信号の受信とからある変化を検出することが可能な衛星位置決定シ ステムの受信システムであって、 前記衛星情報信号を追跡する信号受信システム手段を具備しており、その信号 受信システム手段は、 既知の離隔距離だけ隔てられて、前記衛星情報信号を別個に受信し、前記 受信信号に応答して、それぞれ、第1と第2の電気信号を送り出す第1と第2の アンテナと、 各受信衛星情報信号毎に、前記第1の電気信号から第1の特定衛星情報を 導き出し、各受信衛星情報信号毎に、前記第2の電気信号から第2の特定衛星情 報を導き出す手段と、 特定送信器判別値を導き出すための手段であって、前記特定送信器判別値 のそれぞれが、単一信号送信器から送り出される単一衛星情報信号に関連した前 記第1と第2の特定衛星情報から導き出され、ここで、前記特定送信器判別値の それぞれが、特定送信器照準角に関連しており、前記特定送信器照準角が、(i )前記第1のアンテナから前記第2のアンテナまでのベクトルと、(ii)前記第 1のアンテナから前記送信器の一方までのベクトルとの間の角度である手段と、 前記特定送信器判別値を分析し、前記特定送信器判別値の統計値を求める ための分析プロセッサ手段と、 前記統計値と選択された検出しきい値を比較し、前記比較結果によって、 衛星ビークル送信器から送られてくる衛星情報信号の反応と一致する選択された 動作規準から逸脱した前記統計値を表示し、これによって、スプーフィング信号 送信器から衛星情報信号を受信したことを表示する手段 とを含んでいる衛星位置決定システムの受信システム。 3.衛星をベースにした全地球位置把握システムを部分的に構成する衛星ビー クルに搭載された送信器から送られてくる、符号化特定衛星情報を備える搬送波 信号を含む衛星情報信号であって、(a)選択された瞬間の前記衛星ビークルの 推定位置を求め、(b)衛星情報信号受信システムのアンテナと前記衛星ビーク ルの選択された1つとの間の距離を推定し、(c)衛星情報信号受信システムの アンテナ位置が推定する基礎となる衛星情報信号と比較して、スプーフィング信 号送信器から送られてくる、エラーのある特定衛星情報を含む衛星情報信号を衛 星位置決定システムの受信システムが受信したことを検出する方法であって、 既知の離隔距離だけ隔てられた第1と第2のアンテナを介して、前記衛星情報 信号を別個に受信し、前記受信衛星情報信号に応答して、それぞれ、第1と第2 の電気信号を送り出すステップと、 各受信衛星情報信号毎に、前記第1の電気信号から第1の特定送信器情報を導 き出すステップと、 各受信衛星情報信号毎に、前記第2の電気信号から第2の特定送信器情報を導 き出すステップと、 特定送信器判別値を導き出すステップであって、その特定送信器判別値のそれ ぞれが、単一信号送信器から送り出される単一衛星情報信号に関連した前記第1 と第2の特定送信器情報から導き出されるステップであって、前記特定送信器判 別値のそれぞれが、特定送信器照準角に関連しており、前記特定送信器照準角が 、(i)前記第1のアンテナから前記第2のアンテナまでのベクトルと、(ii) 前記第1のアンテナから前記送信器の一方までのベクトルとの間の角度であるこ とを特徴とするステップと、 前記特定送信器判別値と、部分的に前記衛星位置決定システムを形成する、前 記衛星ビークルから送られてくる衛星情報信号と一致する選択された動作規準を 選択的に比較するステップ とが含まれている方法。 4.さらに、 前記第1のアンテナによって受信した衛星情報信号に関連した前記符号化情報 から第1の特定送信器・アンテナ間擬似距離値を導き出すステップと、 前記第2のアンテナによって受信した衛星情報信号に関連した前記符号化情報 から第2の特定送信器・アンテナ間擬似距離値を導き出すステップと、 同じ送信器から送られてくる同じ衛星情報信号に対応する前記第1と第2の特 定送信器・アンテナ間擬似距離値の間における差の関数として、前記特定送信器 判別値のそれぞれを求めるステップ が含まれることを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.さらに、 前記第1の電気信号から、前記第1のアンテナによって受信した前記衛星情報 信号のそれぞれに関連した前記搬送波信号に関する第1の特定送信器・アンテナ 間搬送波信号情報を導き出すステップと、 前記第2の電気信号から、前記第2のアンテナによって受信した前記衛星情報 信号のそれぞれに関連した第2の特定送信器・アンテナ間搬送波信号情報を導き 出すステップと、 前記第1と第2の特定送信器・アンテナ間搬送波信号情報の関数として、前記 第1と第2の特定送信器判別値を導き出すステップ が含まれることを特徴とする請求項3に記載の方法。 6.さらに、 前記第1の特定送信器・アンテナ間搬送波信号情報から、それぞれ、前記第1 のアンテナと前記第1のアンテナが受信する特定衛星情報に関連した1つの送信 器との間の距離に関連する第1の特定送信器・アンテナ間相対距離値を導き出す ステップと、 前記第2の特定送信器・アンテナ間搬送波信号情報から、それぞれ、前記第2 のアンテナと前記第1のアンテナが受信する前記特定衛星情報に関連した前記1 つの送信器との間の距離に関連する第2の特定送信器・アンテナ間相対距離値を 導き出すステップと、 前記第1と第2の特定送信器・アンテナ間相対距離値の関数として、前記第1 と第2の特定送信器判別値を導き出すステップ が含まれることを特徴とする請求項3に記載の方法。 7.前記第1と第2の特定送信器・アンテナ間相対距離値が、それぞれ、前記 第1と第2のアンテナによって観測される、前記各衛星情報信号の前記搬送波に 関する搬送波位相の関数であることを特徴とする請求項6に記載の方法。 8.前記第1と第2の特定送信器・アンテナ間相対距離値が、それぞれ、前記 第1と第2のアンテナによって観測される、前記各衛星情報信号の前記搬送波か ら導き出される擬似距離比の関数であることを特徴とする請求項6に記載の方法 。 9.前記第1と第2の特定送信器・アンテナ間相対距離値の前記それぞれが、 それぞれ、前記第1と第2のアンテナによって観測される、前記各衛星情報信号 の前記搬送波に関するドップラ偏移の関数であることを特徴とする請求項5に記 載の方法。 10.衛星をベースにした全地球位置把握システムを部分的に形成する衛星ビ ークルに搭載された送信器から送られてくる衛星情報信号で、それぞれそれに基 づいて、(a)選択された時間的瞬間に、前記衛星ビークルの推定位置を求める ことが可能になり、(b)衛星情報信号受信システムのアンテナと前記衛星ビー クルの選択された1つとの間の距離を推定することが可能になり、(c)衛星情 報信号受信システムのアンテナ位置を推定することが可能になる、符号化特定衛 星情報を備える搬送波信号を含む衛星情報信号と比較して、スプーフィング信号 送信器から送られてくる、エラーのある特定衛星情報を含む衛星情報信号を衛星 位置決定システムの受信システムが受信したことを検出する方法であって、 既知の離隔距離だけ隔てられた第1と第2のアンテナを介して、前記衛星情報 信号を別個に受信し、前記受信衛星情報信号に応答して、それぞれ、第1と第2 の電気信号を送り出すステップと、 各受信衛星情報信号毎に、前記第1の電気信号から第1の特定送信器情報を導 き出すステップと、 各受信衛星情報信号毎に、前記第2の電気信号から第2の特定送信器情報を導 き出すステップと、 前記第1と第2の特定送信器情報から、前記第1と第2のアンテナの推定地心 位置、及び、前記第1のアンテナと、前記第1のアンテナで受信した前記衛星情 報信号に関連した前記衛星ビークルのそれぞれとの間におけるベクトルを表した 見通し線ベクトル・マトリックスを導き出すステップと、 前記第1と第2のアンテナの両方によって受信した各衛星情報信号間の搬送波 位相差を求めるステップと、 前記第1と第2のアンテナ間におけるベクトルを表した第1のベクトルの時間 変化率を求めるステップと、 前記第1のベクトルの変化率を計算するステップと、 前記第1のベクトルの前記変化率と選択された検出しきい値を選択的に比較し、 前記比較結果によって、衛星ビークル送信器から送られてくる衛星情報信号の反 応と一致する選択された動作規準から逸脱した前記統計値を表示し、これによっ て、スプーフィング信号送信器から衛星情報信号を受信したことを表示するステ ップ とを含む方法。
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