JP2000511262A - 液体圧送システムにおける泡の検出及び回収 - Google Patents

液体圧送システムにおける泡の検出及び回収

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Abstract

(57)【要約】 本願発明は、機械的なバルブや流体通路を追加する必要性がなく、前記流体の流れ中のガスにより生じる故障を解決する、直列の二重ピストンによる高圧流体圧送システムを提供するものである。泡検出及び回収機構は、直列的に形成された二重ポンプヘッド部のポンプの圧縮容積及び減圧容積を監視し、また、全体にわたるシステムの送出圧力を監視する。泡の検出は、減圧に対する圧縮の容積率を感知することによって、そして、前記容積率が、溶離剤のうち液体に対するガスの含有量の率を示す経験的なしきい値を越えるか否かを決定することによって、または、前記システムにおける流体が、溶剤混合物を正確に計量しながら供給するポンプの能力を越えているか否かを決定することによって実行される。減圧に対する圧縮の容積率の大きさは、前記吸入ストロークが泡を有しているか、または、前記溶離剤が通常より高いガス含有量を含んでいるかを示している。いったん、泡が検出されると、圧縮ストローク制限値と減圧ストローク制限値とを備えた大変に大きなストローク容積(行程容積)で前記ポンプを強制的に駆動することによって、回収が実行される。圧縮ストローク制限値と減圧ストローク制限値は、有害な量のガスを有する泡または溶剤を放出する最大送出ストローク圧縮率を得ることができるように制約されている。

Description

【発明の詳細な説明】 液体圧送システムにおける泡の検出及び回収 発明の分野 本願発明は、液体ポンプに関し、特に、液体ポンプによって圧送される液体の 流れ内の気泡を検出し、且つ、液体の流れ内の気泡が液体ポンプによって圧送さ れる状態から回復する方法及び装置に関する。 発明の背景 高圧で液体を送出する高圧圧送システムが、公知となっている。そのようなシ ステムは、米国特許第4,883,409号(’409特許)に説明されている 。前記’409特許は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC:high p erformance liquid chromatography)の用途 のためのような、高圧で液体を送出するための圧送装置を説明している。前記圧 送装置は、それぞれの圧送チャンバ内で往復運動する2つのピストンを備えてい る。前記ピストン及び圧送チャンバは、第1の圧送チャンバのアウトプット(出 力部)がバルブを介して第2の圧送チャンバのインプット(入力部)に接続され ているという点で、「直列的に(すなわち、連続的に)」接続されている。前記 ピストンは、線形の駆動装置(例えば、ボールねじスピンドル)によって駆動さ れる。前記2つのピストンは、同期させられ、それによって、第1のポンプヘッ ド部すなわち一次側のポンプヘッド部(すなわち、揚程部)が、大気圧または雰 囲気圧でその吸入流体を受け、第2のすなわちアキュムレーターのポンプヘッド 部に前記流体を送出する直前に、前記吸入流体を圧縮し、すなわち、前記吸入流 体をある点まで加圧する。第2のすなわちアキュムレーターのポンプヘッド部は 、前記一次側のポンプヘッド部と高圧関係になるように相互に連通されており、 加圧された流体をほぼ常時受けている。 前記’409特許の装置において、前記それぞれのピストンによって変位させ られるストローク容積(行程容積)が、制御されるストロークサイクル(行程サ イクル)の間、自由に調整可能になっている。制御回路構造体を作動させて、行 程容積を減少させると、流量が低減し、これにより、前記圧送装置の流出におい て脈動が減少する。前記’409特許によれば、前記圧送システムは、ストロー ク長さ(行程長さ)すなわちストローク容積やストローク回数を変えることがで きる、制御手段及び機構を備えている。前記制御手段を作動させることにより、 上死点と下死点との間の第1及び第2のピストンのストローク長さをそれぞれ調 整することができ、これによって、圧送サイクルの間、第1及び第2のピストン によって排出される液体の量をそれぞれ調整することができ、その結果、前記圧 送装置の出力に送出される液体の流れの脈動は、減少する。 前記’409特許によれば、出力での脈動は減少するが、前記液体の流れ中の ガスの存在には、何ら考察が与えられていない。前記’409特許において、出 力流れの脈動源が設けられていることから、HPLCで使用される溶剤の圧縮性 (率)には、問題を含む可能性があることが認められている。しかしながら、溶 剤中のガスの影響は、何ら考慮がなされていないし、また、ガス、すなわち気泡 の形態のガスが、前記圧送システムの出力、究極的には前記高速液体クロマトグ ラフィーの信頼性に与える悪影響も何ら考慮がなされていない。 当該技術において公知の少なくとも1つのシステムは、種々の問題を明らかに し、前記液体システムのガスに関連する問題に取り組むことを試みる機構を備え ている。米国特許第5,393,434号(’434特許)は、加圧圧送システ ムの注入段階作動の間に減圧により遊離させられたガスが、圧送チャンバ内に蓄 積する可能性があり、背圧(バックプレッシャー)の存在により前記アウトレッ トを介して放出されることはないということを開示している。その結果、捕捉さ れたガスが前記システムにとどまった場合、前記ポンプは、液体の圧送を停止す ることになる。他の問題は、典型的な硬質の着座部を有するチェックバルブ(逆 止弁)によって生じる。前記硬質の着座部を有するチェックバルブは、粒子状物 体が漏れを引き起こすことによって、開放したままとなる可能性がある。また、 公知システムの通常のインレットバルブが、吸引によって注入ストロークで開放 する。それは、圧送される液体から、ガスを発生させる一因となり、望ましくな い。 前記’434特許によれば、液体ポンプを有する液体クロマトグラフィーシス テムが、開示されている。前記液体ポンプは、圧送チャンバと、インレットポー トと、アウトレットポートと、パージポートとを備えており、これら全ては、前 記圧送チャンバに連通している。パージバルブ(ガス抜き弁)が、前記パージポ ートに接続されており、前記システムからガスを取り除くことができるようにな っている。前記システムの開示された作動方法は、前記液体ポンプの圧送能力を 監視して前記圧送チャンバ内の空気の存在を検出するステップと、前記パージバ ルブを開放するステップと、前記ピストンの前進ストローク(フォワードストロ ーク、前進行程)を引き起こして、前記パージバルブを介して、検出された空気 を排出するステップとを備えている。前記’343特許においては、前記圧送チ ャンバからのガスの取り除きにより、空気が液相に捕捉されたことから生じる欠 陥のあるポンプ能力を迅速に修正できる旨主張されている。前記圧送能力は、圧 送チャンバの圧力を監視することによって監視されている。というのは、圧送チ ャンバの圧力が、捕捉された空気の存在を示すことができると主張されているか らである。 前記’343特許の二重式圧送の並列運転において、各液体ポンプは、圧送チ ャンバと;液体を受けるためのインレットバルブと、分離カラムに液体を排出す るためのアウトレットバルブと;後退ストローク(すなわち、バックストローク 、後退行程、退衝)の間に前記インレットバルブを介して液体を引き込み、前進 ストローク(フォワードストローク、前進行程)の間に前記アウトレットバルブ を介して液体を排出するためのピストンと;前記圧送チャンバ内の圧力を感知す るための圧力センサーと;を備えている。そのような装置の作動方法は、前記ピ ストンの前進ストロークの間に、前記圧力センサーで前記圧送チャンバ内の圧力 を監視して、前記圧送チャンバ内での空気の存在を検出するステップと;前記圧 送チャンバ内で空気が検出されたという理由により、前記ポンプによって引き起 こされる液体の流れの欠陥を決定するステップと;前記ポンプの作動を調整して 、欠陥を補償するステップと;を備えている。 ポンプ作動の調整により、ポンプの前進ストロークの長さを補償することによ って、ポンプに所望の能力が与えられるようになっている。前記調整ステップは 、前記ピストンの前進ストローク速度を調整するステップ、または前記ピストン の後退ストロークの速度を調整するステップを備えてもよい。そのような方法を 遂げるために、監視は、前記前進ストロークの早い部分の間で行われる。ストロ ー クを早く監視することによって、ポンプの作動の所望の調整を容易に行うことが できる。 前記’343特許の二重の並列ポンプ形態において、監視は、第1の圧力セン サーで行われる。前記第1の圧力センサーは、第1の圧送チャンバの圧力を監視 して、前記第1のピストンによる前進ストロークの終わりを検出することができ る。前記第2のピストンの前進ストロークは、前記第1の圧送チャンバの圧力の 監視に応答して開始される。第2の圧力センサーは、前記第2の圧送チャンバの 圧力を感知して、前記第2のピストンによる前記前進ストロークの終わりを検出 することができる。前記第1のピストンの前進ストロークは、前記第2の圧送チ ャンバの圧力の感知に応答して引き続いて起こる。したがって、ポンプの並列運 転は、効果的に制御されている。 前記並列運転における一様なシステム圧力は、前記分離システムのシステム圧 力を決定することによって、したがって、前記第1のピストンの前進ストローク を開始して、前記第2のピストンにより、前進ストロークの終わりに前記第1の 圧送チャンバに前記システム圧力を供給することによって、遂げられる。前記第 2のピストンの前進ストロークは、前記第1のピストンの前進ストロークの終わ りで開始され、これによって、前記第2の圧送チャンバに前記システム圧力を供 給することができる。前記第2のピストンの前進ストロークは、前記第1のピス トンの前進ストロークの終わりで開始され、前記第1のピストンの前進ストロー クは、前記第2のピストンの前進ストロークの終わりで開始される。これによっ て、ポンプの並列運転が同期させられる。 前記’343特許に開示されたような並列運転されるポンプは、固有の問題点 を備えている。並列運転されるポンプ形態は、ポンプヘッド部の間の交互の送出 によって、高いレベルの非行程容積(すなわち、非圧送容積)のレベルがより高 くなる傾向にある。デッドボリュームすなわち非圧送容積が、送出されないまま となっている。そして、傾斜運動の間、すなわち、交互のポンプヘッド部の容積 の送出後、非圧送容積は不適切に送出され、複合脈動及び/又は不正確なクロマ トグラフィーのピークが生じる。 さらにまた、前記’343特許で実施されている機構は、ばね荷重が加えられ たアウトレットチェックバルブを備えているが、これには不都合がある。という のは、前記アウトレットチェックバルブは、前記液体の流れのガスに関連する問 題に対処するために追加の機械的な部品を必要としているからである。ガスが前 記圧送チャンバに捕捉されたとき、前記アウトレットチェックバルブは、前記ポ ンプのアウトレットからパルス緩衝装置への流体の通過を妨げる。流体の流れの 完全停止を防止するために、別体のパージバルブを作動させることにより、ガス の排出を容易にしている。大きな圧力降下が圧力トランスデューサー(変換器) によって感知されたとき、ガスが圧送チャンバに存在すると想定される。圧力降 下の始まりで、パージバルブは、開放し、すなわち作動し、そして、気泡が放出 される。ガス排除の記録は保存されていない。また、ガス排除を、特定のクロマ トグラフィーの実施と比べてクロスチェックし、誤る可能性のある実施に対して フラグをたてて警告を行う機構もない。前記システムの効能に有害な衝撃を与え る可能性のあるチェックバルブの過度の開放を避けるために、入力での溶剤の調 節の程度を適切に高くすることが要求される。そのうえ、前記’343特許の並 列設計は、2つの追加のチェックバルブと2つの追加のパージバルブとを必要と している。そして、各バルブは、6あるいはそれ以上の追加の運動部品を備えて いる。これらの部品により、さらにコスト高になる。これらの追加の全部品の長 期性能及び長期信頼性を維持するのは困難である。 チェックバルブ及びパージバルブの形態における追加された機構が、前記’3 43特許に係わる前記システムにおいて、不必要な機械的な複雑さとコストとを 示しているという事実に加えて、前記’343特許で説明されたような前記チェ ックバルブは、ガスが前記システムに入り込み及び/又は漏れが発生する機会を 提供してしまう。前記機械的なチェックバルブによる前記システムからのガスの 放出に失敗すると、ポンプのプライミングの失敗につながり、前記システムの運 転を停止する可能性が生じる。前記パージバルブやインレットチェックバルブは 、クロマトグラフィーのピークの拡がりを結束させるのに貢献しない非圧送容積 や流れ面積を備えている。チェックバルブやパージバルブによる前記ポンプヘッ ド部での容積の増大により、前記’343特許の設計に係わるポンプでは、圧縮 率がより低下し、泡を排斥することがより困難となる。 発明の概要 本願発明は、機械的なバルブや流体通路を追加する必要性がなく、前記流体の 流れ中のガスにより生じる故障を解決する、直列の二重ピストンによる高圧流体 圧送システムを提供するものである。 本願発明によれば、泡検出及び回収機構は、圧縮容積及び減圧容積を監視し、 また、直列的に(すなわち、連続的に)形成された二重のポンプヘッド部の全体 にわたるシステムの送出圧力を監視する。泡の検出は、減圧に対する圧縮の容積 率を感知することによって、そして、前記容積率が、溶離剤の、液体に対するガ スの含有量の率を示す経験的なしきい値を越えるか否かを決定することによって 、または、前記システムにおける流体が、溶剤混合物を正確に計量(メタリング )しながら供給するポンプの能力を越えているか否かを決定することによって実 行される。減圧に対する圧縮の容積率の大きさは、前記吸入ストロークが泡を有 しているか、または、前記溶離剤が通常より高いガス含有量を含んでいるかを示 している。いったん、泡が検出されると、回収が、圧縮ストローク制限値と減圧 ストローク制限値とを備えた大変に大きなストローク容積(行程容積)で前記ポ ンプを強制的に駆動することによって、実行される。圧縮ストローク制限値と減 圧ストローク制限値は、有害な量のガスを有する泡または溶剤を放出する最大送 出ストローク圧縮率を得ることができるように制約されている。 本願発明の特徴は、数時間にわたる、数百回の噴射からなるクロマトグラフィ ーの無人作動の間、プライミングの潜在的な損失が存在する状態から自動的に回 復できるHPLC用の溶剤送出システムを提供するものである。泡の検出は、各 HPLC噴射作動の間、記録されており、これによって、機構をクロスチェック して、一定の作動のクロマトグラフィーが損われたといことをユーザーに知らせ る。泡の大きさや前記溶剤によるガスの吸収の程度が、それほど厳格でなかった 場合、そのとき、自動回復によって、溶剤の調節の最も典型的な外部の悪影響の 下で、許容できるクロマトグラフィーの結果を維持できる。このようにして、入 力での溶剤の調節は、最小限度にすることができる。泡やガスの初期の検出は、 前記ポンプが、非クロマトグラフィーの状況の流れを送出する時にはいつでも (例えば、前記システムのパージを行う間)、システム送出圧力を使用して回収 シーケンスの間違った起動を実質的に防止することによって、制限される。ユー ザーにより画定される、流量設定値と溶剤の配合物(組成物)の設定値は、回収 シーケンスによって影響されない。本願発明に係わる構造によって、ばね荷重が 加えられたチェックバルブや他の機械的なバルブの使用を避けることができる。 そのようにして、泡を通過させるためのパージバルブをさらに必要とはしない。 したがって、前記システムの信頼性と保守性は、高められる。本願発明による泡 の検出により、ピストンストロークの長さを短くして作動させることができ、こ れによって、ガスの低圧縮率により、遅れ容積と合成脈動とを最小限度にするこ とができる。前記泡の検出は、ガスの低圧縮率に対する作動感度を減ずる。 図面の説明 本願発明のこれらのそして他の特徴及び効果は、添付した図面に図示されたよ うに、本願発明の下記の具体例の詳細な説明から、より明らかとなるであろう。 図1は、本願発明に係わる直列の二重ポンプシステムのブロック図である。 図2は、図1の直列の二重ポンプシステムの状況に設けられたポンプコントロ ーラに関係するときの、泡検出及び回収機構のブロック図である。 図3は、図1及び図2の泡検出及び回収機構の状態遷移の線図である。 詳細な説明 本願発明に係わる泡検出及び回収機構は、流体の流れ中の泡または著しい量の ガスの存在を検出し、回収シーケンスを行って、ポンプの能力を高め、これによ って、著しいガスの含有量を有する泡又は溶剤/流体の流れを放出できるように なっている。泡検出及び回収機構は、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC: High Pressure Liquid Chromatography) の用途において典型的な溶剤送出圧送システムにおいて実施される。流体の流れ の中の泡または著しい量のガスの検出によって、ユーザーが設定した流量設定値 と溶剤配合物(組成物)設定値を乱すことなしに、回収シーケンスが実行される 。 泡検出及び回収機構が実施される前記装置は、多数の溶剤を計量しながら供給 し且つ試料合成物のクロマトグラフィーによる分離を実行できる所望の流量で、 所望の混合物を送出できるように設計された、図1に図示されているような溶剤 送出圧送システムである。 図示されているように、溶剤の混合は、ポンプの低圧インレットサイド(低圧 入口側)で実行される。4つまでの異なった溶離剤(すなわち、溶剤)A,B, C,Dが、公知の溶剤セレクターバルブ(溶剤選択弁)10を使用することによ って、当該技術で公知なように、選択された配合物に混合できるように利用可能 になっている。溶剤セレクターバルブ10は、大気圧で、4つの溶剤うちの任意 の組み合わせで、溶剤A,B,C,Dを低圧混合する。溶剤セレクターバルブ1 0のアウトレット(出口部)は、一次側のポンプのポンプヘッド部アセンブリ1 2に接続されている。ポンプヘッド部アセンブリ12は、雰囲気圧で、溶剤の混 合された配合物を受けるとき、前記システムに入力される流体の最初の加圧を行 う。 この図示した実施例の一次側のポンプヘッド部12(及び、同様に、後述する ようなアキュムレーターポンプ)は、1996年2月23日に出願された米国特 許シリアルNo.08/606149に説明されているような特徴を有するポン プヘッド部である。米国特許シリアルNo.08/606149を参照すること によって、当該米国特許シリアルNo.08/606149の内容は、本願明細 書に組み込まれている。ポンプヘッド部(揚程部)12は、概ね、ピストンチャ ンバ内を往復運動できるように形成されたピストンと、インレットチェックバル ブと、モーターと、駆動機構とを備えている(それらの全ては、図1に示されて いない)。ポンプヘッド部12には、また、モーターシャフトエンコーダーが形 成されている。前記モーターシャフトエンコーダーは、究極的には、基準に対す る往復運動するプランジャー(すなわち、ピストン)の位置を測定し、また、そ れと同じものを示す信号を出力する。一次側のポンプヘッド部12は、低圧側の ポンプとなっている。というのは、その吸入は、圧送サイクルの間、大気圧とな っているからである。一次側のポンプヘッド部12を使用して、入力された溶剤 を加圧し、所望のシステム圧力までその溶剤を加圧することができる。圧力トラ ンスデューサー14を、一次側のポンプヘッド部12の出力(アウトプット)側 で使用して、出力される流体の圧力を決定することができる。 一次側のポンプヘッド部12は、アキュムレーターポンプヘッド部16と関連 して作動し、これにより、直列の二重式のピストンポンプとして機能する。一次 側の吸入の間、アキュムレーターポンプヘッド部16は、システム送出を維持し 、システム圧力で溶剤を送出する。一次側のポンプヘッド部12は、また、事前 圧縮制限または事前圧縮制約として参照される、作動ストロークの最大パーセン テージまで上死点に向けて駆動することによって、アキュムレーターポンプヘッ ド部16を介して前記システムに流体を送出する前に、システム圧力まで持ち上 げられる。一次側の送出の間に、アキュムレーターポンプヘッド部16は、次の 送出サイクルのための流体を受け且つ貯蔵する。上述したように、一次側のポン プヘッド部12のアウトレットは、圧力トランスデューサー14に接続されてい る。圧力トランスデューサー14のアウトレットは、ポンプの高圧側となってい る、アキュムレーターポンプヘッド部16に接続されている。通常の作動の間、 ポンプの高圧側は、システム圧力より下に決して下がることはない。アキュムレ ーターポンプヘッド部16のアウトレットは、システム送出圧力を自記する第2 の圧力トランスデューサー18に接続されている。第2の圧力トランスデューサ ー18のアウトレットは、サンプラー/インジェクター20に接続されている。 サンプラー/インジェクター20は、さらに、当該技術において当業者によって 理解されているように、分離カラム22及び検出器24に接続されている。 ポンプコントロールシステム26は、エンコーダー信号ELE2及び圧力信号 PLP2を受信し、エンコーダー信号E1、E2及び圧力信号P1、P2を、制 御及び泡検出用に使用される意義のある情報に変換する。ポンプコントロールシ ステム26は、マイクロプロセッサーに基礎づけられたシステムと、ディジタル 信号プロセッサーとを備えている。マイクロプロセッサーに基礎づけられたシス テムと、ディジタル信号プロセッサーは、協働して、流れ及び配合制御と、監視 制御の機能をそれぞれ実行する。その詳細な説明は、本願発明の開示の範囲を越 えている。 図2に図示されているように、ポンプコントロールシステム26は、エンコー ダー信号E1、E2と圧力信号P1、P2とを使用して、圧縮容積信号32と、 減圧容積信号34と、システム送出圧力信号36とを発生できるようになってい る。圧送サイクルごとに、ポンプコントロールシステム26は、泡検出及び回収 機構、圧縮容積32、減圧容積34、及び第2の圧力トランスデューサー18に よって得られるシステム送出圧力36に対して利用可能となっている。ポンプコ ントロールシステム26は、吸入ストロークの間、圧力トランスデューサー14 とエンコーダー信号E1とを監視することによって、減圧容積34の量を決定す る。減圧容積は、圧力トランスデューサー14からの信号が、大気圧を表す値に 到達するプランジャー位置を示すことによって得られる。ポンプコントロールシ ステム26は、アキュムレーターポンプヘッド部16に送出する前に、予圧スト ロークの間、圧力トランスデューサー14からの信号とエンコーダー信号Eとを 監視することによって、圧縮容積32の量を決定する。圧縮容積は、圧力トラン スデューサー14からの信号が、第2の圧力トランスデューサー18からの信号 の同等の値に達するのにかかる、エンコーダー信号E1からの、プランジャー移 動の量を観察することによって得られる。圧縮容積は、システム送出圧力36と なっている。圧縮容積信号32及び減圧容積信号34とシステム送出圧力信号3 6は、本願発明に係わる泡検出及び回収機構30に出力される。 泡検出及び回収機構30は、概ね、ポンプコントロールシステム26と直列に 作動する状態機械装置となっている。ポンプコントロールシステム26は、当該 技術において概ね理解されているように、ポンプの流れの送出量と流体の配合の 両方を制御する。泡検出及び回収機構30は、その状態値38を、ポンプコント ローラすなわちポンプコントロールシステム26に供給する。ポンプコントロー ルシステム26は、前記状態値を監視し、ポンプコントロールシステム26が回 収モードの状態にあるとき、泡の回収ストロークのみを開始する。ポンプコント ロールシステム26と泡検出及び回収機構30は、後述するある例において直列 状態で作動するが、互いに独立して作動する。 泡検出及び回収機構30の状態遷移線図が、図3に図示されている。その状態 遷移線図は、泡検出及び回収機構30の内部の動きを表している。一般的に、減 圧に対する圧縮の容積率のパラメーターは、その率が経験に基づいて得られたし きい値を越えたとき、泡検出を作動させ、または、泡検出を使用可能にする。経 験的なしきい値を越えた減圧に対する圧縮の容積率は、溶離剤のうちの液体に対 するガスの含有量の率が、溶剤混合物を正確に計量しながら供給できるポンプ能 力を越えたことを示している。前記容積率が所定の率を越えた範囲は、吸入スト ロークが泡を備えているということか、あるいは、溶離剤が通常よりも高いガス 含有量を備えているといことを示している。 いったん、泡が検出されると、すなわち、しきい値を越えると、一般的に、泡 検出及び回収機構30により、ポンプコントロールシステム26が、ポンプヘッ ド部を制御し、泡の検出の始めに最大ストロークが供給され、それによって、十 分なストロークが行われて、高いガス圧縮率を発生させる。発生された高い圧縮 率により、流体が、低圧からポンプの高圧側に移行するとき、泡は前記溶液内に 入り込む。選択されたあるいは適切な、減圧に対する圧縮の容積率がもう一度得 られるようになるまで(すなわち、いったん、気泡やガス含有量の高い溶剤が前 記システムを通過すると)、泡検出及び回収機構30により、より大きなストロ ークが実行される。大変大きなストローク容積が、圧縮ストローク制限値及び減 圧ストローク制限値で実施される。前記圧縮ストローク制限値及び減圧ストロー ク制限値は、多量のガスを吸収した泡や溶剤を放出するするのに要求される最も 大きな送出ストローク圧縮率を得ることができるように制約されている。 さて、図3を参照すると、本願発明に係わる泡検出及び回収機構30を作動さ せる状態機械装置は、下記の状態を備えている。 「使用不能」−泡検出及び回収機構は、前記「使用不能」をアサートにする( すなわち、アクティブにする)ことによって、要求により、いつでも、非作動状 態にすることができる。デフォルト(省略時選択)が行われると、泡検出及び回 収機構は、使用可能になって、下記の6つの状態のいずれかにすることができる 。 「オフ」−泡検出及び回収機構は、ポンプの一定の制限的なモードの間、自動 的に無効にされる。そのモードにおいて、例えば、前記システムなどをパージし ている間のような、クロマトグラフィーで使用されないフローレジム(流れの状 況)でポンプが作動するときや流量が変化している間など、圧縮及び減圧容積情 報は利用できなくなる。 「準備」−これは、泡が検出されるのを待機している間の、泡検出及び回収機 構がアイドル状態のままとなっている典型的な状態である。 「検出」−検出は、自動的な回収シーケンスを実行する前に、泡の存在を制限 するために使用される状態である。その目的は、圧縮容積や減圧容積のいずれか の一瞬の異常状態から、及び/又は、間違った泡検出に導くシステム圧力過渡現 象の一瞬の異常状態から、泡検出及び回収機構の感度を最小限度にすることであ る。 「回収」−回収は、ポンプコントロールシステムが、圧送ストロークと圧縮制 約/減圧制約とを変更して、所望の高圧縮率を達成できるようにした状態である 。 「復元ストローク」−復元ストロークは、ポンプコントロールシステムがポン プをその最初のストローク容積に復元するまで、前記泡検出及び回収機構が遅れ る待機状態である。 「再準備遅延」−再準備遅延は、他の泡検出を行うために再準備する前に、前 記泡検出及び回収機構が遅れる待機状態である。それによって、次の泡検出を行 うための新しい圧縮/減圧率の値を受け入れる前に安定させるための十分な時間 が、前記ポンプに与えられる。 図2及び図3を参照すると、ポンプコントロールシステムは、泡検出及び回収 機構の状態を監視する。この間、ポンプコントロールシステムは、所望の流量設 定値と溶剤配合設定値とを維持する。そして、前記泡検出及び回収機構が前記状 態回収にあることを当該ポンプコントロールシステムが認識する時にはいつでも 、ポンプコントロールシステムは、泡検出及び回収機構の動きをのみを変更する 。泡の大きさや前記溶剤によるガスの吸収の程度が、それ程、厳格でない場合、 そのとき、上述した自動回収によって、溶剤調節の最も典型的な外部悪影響の下 で、許容できるクロマトグラフィーの結果を維持できる。他の全ての状態におい て、ポンプコントロールシステムは、プリセットされた働き工程(働きストロー ク)のパラメーターを維持する。 図3の状態遷移線図において図示されたように、泡検出及び回収機構は、いっ たん、使用可能になると、「準備」状態においてアイドル状態のままとなる。一 方、この間に、泡検出及び回収機構は、泡の存在を監視する。「準備」状態にあ る間、泡検出及び回収機構3は、各圧送サイクルごとに前記ポンプコントロール システムから得られる圧縮容積及び減圧容積を監視する。圧縮に対する減圧の容 積率が、経験に基づいて得られたしきい値制限値R1(この図示した実施例にお いて、前記制限値は、ほぼ1.0−2.0)を越え、そして、前記システム送出 圧力が、プリセットされた最小限のしきい値P1を越えた場合(この実施例にお いて、ほぼ650psi)、そのとき、泡検出及び回収機構は、前記「検出」状 態に遷移する。前記システム送出圧力を修飾子(クォリファイアー:quali fier)として用いることによって、前記ポンプが、非クロマトグラフィー状 況の流れを送出する時(例えば、前記システムをパージする時)にはいつでも、 前記回収シーケンスの間違った起動を防止することができる。 いったん、「検出」状態内へ起動されると、泡検出及び回収機構は、(ほぼ6 に等しい)プリセットされたN1回の圧送サイクルの間、盲目的に遅延し、これ により、泡が十分に大きくなって、回収シーケンスを確実に保証することができ る。N1回の圧送サイクルの終わりで、圧縮容積に対する減圧容積の率が、再度 、チェックされる。しきい値R1が、乱されあるいは越えられたということがわ かった場合、そのとき、泡検出及び回収機構は、泡が検出されたようにみなし、 さもなければ、泡の大きさは、小さすぎるとみなされ、泡検出及び回収機構は、 前記「準備」状態に遷移する。なお、P1の圧力しきい値を使用せずに、泡の大 きさが、システム送出圧力を衰退させるだけ十分に大きい場合でも、R1の第2 の侵害を制限することができる。これによって、泡の回収が実行されて、プライ ミング状態における損失を確実に避けることができる。このようにして、溶剤送 出システムは、数時間にわたる、数百回の噴射からなるクロマトグラフィーの無 人作動の間、プライミングにおける潜在的な損失が存在する状態から自動的に回 復できる。 泡検出及び回収機構が、検出された泡を表したときに、前記「検出」状態から 脱出する作動は、泡検出用の、ユーザーにより設定可能なシステム−レベルオプ ション次第である。ユーザーは、無視、記録のみ、あるいは記録及び回収するよ うに選択できる。オプションが無視するように設定されていた場合、そのとき、 泡検出及び回収機構は、「準備」状態に戻る。オプションが記録のみに設定され ていた場合、そのとき、泡検出メッセージを記録して、「準備」状態に戻る前に 、クロマトグラフィーが影響された可能性があることをユーザーに警告する。オ プ ションが記録及び回収になるように設定されていた場合、そのとき、泡検出及び 回収機構は、泡検出メッセージを記録して、回収シーケンスを開始する、「回収 」状態に遷移する。したがって、各HPLC噴射作動の間に、泡の検出を記録す ることができ、これによって、クロマトグラフィーが損なわれた可能性をユーザ ーに知らせることができる。 泡検出及び回収機構は、プリセットされた回数の圧送サイクルN2(この実施 例においては、10に設定されている)を行うある一定の継続時間の間、「回収 」状態のままになっており、これによって、ポンプコントローラに十分な回数の ストロークを与えることができ、より大きな泡回収ストロークを用いることによ り、泡を取り除くことができる。その間、ポンプコントローラが、泡検出及び回 収機構が「回収」状態に入ったといことを認識するとすぐに、ポンプコントロー ラは、次の吸入ストロークで、そのサイクルスケジューリングを変更し、これに よって、より大きな回収ストロークを使用でき、また、減圧及び予圧のために通 常割り当てられたストロークの移動量を制約することができる。これらの2つの 作動により、ポンプは、かなりの量のガスを吸収した溶剤を放出するのに必要な 十分な圧縮率を成し遂げることができる。ポンプコントローラは、泡検出及び回 収機構がその「回収」状態から遷移するまで、継続して、泡回収ストロークパラ メーターの下で作動する。 プリセットされたN2回数の圧送サイクルが終了したとき、泡検出及び回収機 構は、「復元ストローク」状態に遷移する。この「復元ストローク」状態は、必 要なものとなっている。といのは、ポンプコントローラは、通常の作動ストロー クと泡回収ストロークとの間を瞬時に遷移できないからである。作動ストローク に応じて、「回収」状態において泡回収ストロークにシフトするのに、4圧送サ イクル(N)が、かかる可能性がある。「回収」状態に入ると、泡検出及び回収 機構は、ポンプコントローラが泡回収状態にシフトするのにかかる圧送サイクル の回数の軌跡を維持する。泡検出及び回収機構は、このカウントを後で使用して 、「再準備遅延」状態においてその安定化遅延を開始する前に、「復元ストロー ク」状態において、カウントダウンを行うことができる。「復元ストローク」か ら「再準備遅延」への状態遷移は、標準の作動ストロークパラメーターに戻る信 号として、ポンプコントローラによって検出される。 泡検出及び回収機構は、プリセットされた回数の圧送サイクルを行うある一定 の継続時間の間、「再準備遅延」状態のままとなり、これによって、再安定のた めの十分な時間がポンプに与えられる。圧送サイクルの回数がプリセットされた 制限値N3(この実施例においては、6に設定されている)に達したとき、泡検 出及び回収機構は、「準備された」状態に戻ることによって、その回収シーケン スを完了する。「準備された」状態への遷移で、圧縮率は、上述したように再び チェックされる。 「オフ及び使用不能」状態は、検出及び回収シーケンスの一部ではない。それ らは、泡検出及び回収が実行できない例外状態として機能する。 本願明細書に説明された泡検出及び回収機構は、圧縮容積と減圧容積との間の 率を使用して、泡を検出する。しかしながら、圧縮容積及び減圧容積の情報は、 溶剤中のガスの容積などを評価するような他の目的に対しても同様に利用するこ とができるといことを理解すべきである。 圧縮容積及び減圧容積の情報は、本願明細書において、二重式のポンプヘッド 部からなる直列のポンプの状況において使用されるように説明されたが、複数の ポンプが独立して制御されている状態にあり、それによって、一方のポンプが流 体を送出している間、他方のポンプの測定値が当該他方のポンプから得られるよ うになっている場合、圧縮に対する減圧の容積率を並列ポンプ形態において同様 に使用することも効果的であるということを理解すべきである。 泡検出及び回収機構は、本願明細書において、状態機械装置として概ね説明さ れたが、上で詳細に説明した状態機械装置は、ポンプコントロールシステムマイ クロプロセッサー上で実行されるソフトウェアとして実施することもでき、ある いは、前記状態機械装置は、用途が特定された集積回路としてハードウェアで実 施することもでき、あるいは、説明されたような状態及び機能性をもたらすハー ドウェア及びソフトウェアの組合せとして実施できるということが理解される。 本願明細書で説明された本願発明は、容積領域の泡を検出できるように実施さ れたが、すなわち、(従来技術では、圧力領域で実施されていたのに対して)各 圧送サイクルの間に圧縮容積及び減圧容積の傾向を監視することによって、容積 領域の泡を検出できるように実施されたが、1つのサイクルから次のサイクルま でに測定された圧縮容積の変化を、本願明細書に開示されたような流体搬送シス テム、すなわち、泡の大きさやガス吸収の程度が十分に大きい場合に選択的に回 収シーケンスを作動させるような流体搬送システムにおける他の目的に関して使 用することもできる。同様に、減圧容積のサイクル変動を使用して、配合物が勾 配制御の下にある間、圧縮容積で見つけられる変化を追跡し標準化するのに使用 できる。 本願発明は、本願発明の図示した好適な実施例に関して示され且つ説明された が、当業者は、前記実施例の形態及びその詳細において、前述した種々の他の変 化、追加及び削除を、請求の範囲に表した本願発明の精神及び範囲から離れるこ となしに行うことができるということを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,UZ,VN 【要約の続き】 収が実行される。圧縮ストローク制限値と減圧ストロー ク制限値は、有害な量のガスを有する泡または溶剤を放 出する最大送出ストローク圧縮率を得ることができるよ うに制約されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体送出システムによって移送される流体中のガスを検出する方法であって 、 前記流体送出システムは、第1のポンプヘッド部と、第2のポンプヘッド部と を備えており、 前記第1のポンプヘッド部は、第1のピストンチャンバ内で第1の方向及び第 2の方向に作動する第1のピストンを有しており、 前記第2のポンプヘッド部は、第2のピストンチャンバ内で第1の方向及び第 2の方向に作動する第2のピストンを有しており、 前記第1のポンプヘッド部は、前記流体を受け且つ当該流体を加圧して、加圧 された流体を形成し、 前記第2のポンプヘッド部は、前記加圧された流体を前記第1のポンプヘッド 部から受けており、 前記方法は、前記第2のピストンチャンバ内で前記第2のピストンによって圧 縮された前記加圧された流体の圧縮容積を監視し、これによって、圧縮容積を決 定するステップと、 前記第2のピストンチャンバ内で前記加圧された流体の減圧容積を監視し、こ れによって、減圧容積を決定するステップと、 前記減圧容積に対する前記圧縮容積の率を表す、減圧に対する圧縮の容積率を 決定するステップと、 前記減圧容積に対する前記圧縮容積の率のしきい値レベルを決定するステップ と、 前記減圧に対する圧縮の容積率が、前記しきい値レベルを越えたかどうかを決 定するステップと、 前記減圧に対する圧縮の容積率が前記しきい値レベルを越えた場合に、前記第 2のピストンのストローク長さを増加させるステップとを備えたことを特徴とす る、流体送出システムによって移送される流体中のガスを検出する方法。
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