JP2000510911A - 油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法 - Google Patents

油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法

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Abstract

(57)【要約】 油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法は、第1の鋼圧延廃物を第2の鋼圧延廃物と混合して混合物を形成する工程を含む。第1の廃物成分は実質的に乾燥した無油鋼圧延廃物であり、且つ第2の廃物成分は油含有鋼圧延廃物である。第1の廃物成分と第2の廃物成分とが凝集される。

Description

【発明の詳細な説明】 油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法 発明の分野 本発明は、油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法に関し、さらに具体的には、こ の廃物から鉄価値を再生可能にする方法で使用するために、この廃物を凝集させ る方法に関する。 発明の背景 鉄価値を含む廃物は、鉄及び鋼を処理する際に、製鋼設備の種々の場所で発生 する。「再生材料」(revert)として一般的に知られているこの廃物材料は、主に 鉄酸化物を含む。40wt%を越える鉄価値含有物を再生して再利用することは 非常に望ましいことである。高炉及び塩基性酸素炉からの粉塵及びスラジ、及び 圧延装置からのスラッジ及び圧延スケールは、再利用の目的に対して特に望まし い。 鋼圧延廃物を、使用に適した鉄、不活性スラッジ及び比較的少量の廃物に変換 することは都合のよいことである。平面圧延作業で発生した含油スラッジを含め 、工場で発生した全ての廃物材料を使用できないならば、経済的に適切でない。 製鉄設備からの無含油廃物は、焼結工場で用意することができ、高炉で使用され る。しかしながら、含油鋼圧延廃物の再利用は困難である。比較的大量の油及び グリースを含む鋼圧延廃物は、蒸発した油及びグリースの大気への放出はEPA 規制により認められず、且つ焼結工場で使用する静電気集塵機に火災を発生させ る理由で、焼結工場を使用しての再利用はできない。 機械装置の油で汚染したときの圧延装置スケールが、圧延装置における含油廃 物の主な源である。廃物が約60〜75%の鉄を含有するこのような廃物が特に 価値がある。しかしながら、この残留物はその油含有物のために再利用が困難で ある。汚染した圧延スケールの油は、圧延装置に使用された全潤滑剤の約10% を含んで成り、且つ全含油スラグの僅か約半分だけが(汚染及び非汚染)、焼結 工場で処理することができる。Filippi,Removal of Organics from Recycled M aterial,Conservation & Recycling,Vol.8,No.3/4,pp/377‐381,1985. 熱間ストリップ圧延装置においては、加熱されたそれぞれのスラブ、板、ブル ーム、ビレット、または棒が、鋼の板圧を圧下するためにそれぞれのロール系列 を通過する。圧延装置では、鋼が圧延されるときに、高温の鋼が酸素に曝されて 、並びに、鋼の全面が加圧されれた洗浄水に曝される。これが鋼に酸化物層を形 成し、次の各圧延工程以前に酸化物層を除去する必要がある。この段階で除去さ れた粗いスケールは「圧延スケール」と呼ばれる。 鋼を冷間圧下で圧延するときは、スケール層は機械的に鋼から除去されるか、 または、酸洗い法の酸によって化学的に除去される。このスケール層は、鋼の大 きさ及び形状が変えられるたびに別の層によって置き換えられる。このスケール は鋼から除去されるときに、高速度の水が流れる下水管に落下する。回転機械か らの潤滑グレース及び油、及び他の圧延小片が、下水管の中で水及びスケール物 質と混ざり、含油スラッジを形成する。 製鋼設備では、例えば、管理し且つ規制した場所に廃物を現場投棄することに より、或いは廃物を廃物場に積み出すことによって、含油鋼圧延廃物を処分して いる。スラッジからの水は再利用または排出可能にするように、集積設備はスラ ッジから含油廃物を取り除 くために沈殿ピットまたは沈殿池を使用する。この従来のアプローチは、含油廃 物の再利用するための可能性を制限し、且つごみ処理場に環境問題をもたらした 。 含油スラッジを再利用するために種々の方法が提案された。例えば、脱油方法 は、熱焼成脱油技術及び洗浄技術を含む方法が提案された。これらの処理方法の 生成物は、焼成作業に使用される。この廃物から油を取り除くために溶媒洗浄法 も提案された。研究者は、油をスラッジから分離するために、マイクロ波の使用 を最近研究している。これらの方法は効果を限定するので不利であり、一般的に 不利な価格であり、新たな環境問題を引き起こしうる。 含油スラッジと、無油または低油含有量を実質的に有するスラッジと、を混合 することによって、含油スラッジを再利用する試みがなされた。これらの試みの ほとんどは含油スラッジと実質的に無含油スラッジを互いに混合することに失敗 し、種々還元処理において使用するに堪える大きさのペレットを形成できなかっ た。 再生材料から鉄価値を回復させるため、これらの材料は、種々の還元処理に対 応する特別な大きさのペレットを製造するために、当業者には既知である回転円 盤またはドラムペレットか装置で機械的に凝集される。ペレットの酸化鉄は、そ の後当業者には既知の処理法の一方法で鉄に還元される。 FASTMENTとして一般的に知られるこのような還元方法の一つは、回転炉床を使 用し、直接還元された鉄生成物を製造する。石炭が還元材として使用される。石 炭は再生材料に添加され、ペレット内に還元材を与える。常温結合凝集として知 られる別の方法では、再生材料の結合はセメント、またはセメントと他の材料と の組み合わせによって与えられる。この凝集方法において、温度は上昇されず、 したがって、鉛、亜鉛及び他の材料は再生材料から除去されなかっ た。凝集された材料は高炉で還元された。すなわち、この結合は高炉の高温還元 雰囲気では不足する。 さらに、再生材料を還元するに使用する別の方法は、INMETCO方法が知られて いる。再生材料は高炉廃物からの炭素を含有するが、コークスの形成にさらに炭 素量をペレット工程の際に添加する必要がある。亜鉛、鉛、塩化物及びアルカリ のような、鉄及び鋼の製造に望まれない混入元素の除去のため、このペレットが 回転炉床炉内の還元雰囲気で処理される。INMETC法の詳細は、それら全体を引用 する次の刊行物に具体的に示す。すなわち、Recycling of Iron and Steelworks Wastes Using the INMETCO Direct Reduction Process,Reprint from MPT-Met allurgical Plant and Technology,No.4/1990;Pargeter et al.,及びIronmak ing Using the INMETCO Procss and Related Technolgical,Ironmaking Procee dings,Vol.11 1985;and Pargeter et al.,及びRecycling of Waste and Flue Dust from Steel Industry into Hot Metal Using the INMETCO Process,Proc .44th Electric Steelmaking Conf.,ISS-AIME Dallas,pp 403‐408 1986であ る。 還元後、ペレットは鉄を60%を越えて含有することができる。 この鉄ペレットは、その後浸漬電気アーク炉で溶融法で溶融することができ、溶 融した鉄と不活性なスラグとを製造する。溶融した鉄は製鋼するために塩基性酸 素炉に運ばれ、不活性スラグは調整されて道路建築材料として処理される。溶融 工程から集積される塵芥は回収される。 発明の概要 本発明は油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法に向けられ、他の方法では失われ てしまう鉄価値を回復できる材料を製造する。本発明 の方法は、油含有鋼圧延廃物と、実質的に無含油鋼圧延廃物と、を混合して油含 有鋼圧延廃物を凝集を可能にする。 一般的に、本発明に従う含油鋼圧延廃物を凝集させる方法は、第1の鋼圧延廃 物成分を第2の鋼圧延廃物成分と混合して、混合物を形成する工程を含む。第1 の廃物成分は実質的に乾燥した無含油鋼圧延廃物であり、且つ第2の廃物成分は 油含有鋼圧延廃物である。特に、この廃物成分は、高炉、塩基性酸素炉及び圧延 装置の操業によって、それらの各水処理設備から発生する。第1の廃物成分と第 2の廃物成分とが凝集される。第1の廃物成分は本発明にしたがって予め決めら れた含水率であるので、第1の廃物成分と第2の廃物成分との双方を凝集させる ことができる。 好ましい形状においては、本発明の方法が、第1の廃物成分を約5wt%未満 の含水率までに乾燥する工程を含む。これらの廃物成分は、第2の廃物成分が第 1の廃物成分に対して重量部で約1:5から約1:3までの範囲にある量で添加 される。 他の材料をこの混合物に添加することができる。例えば、バインダーをこの混 合物に添加して、混合物の凝集により形成されるペレットのグリーン強度を改良 する。また、塵芥または含油スラッジのような鋼圧延廃物がさらにこの混合物に 添加することができる。この廃物材料混合物はペレット化することができ、少な くとも1/8インチの大きさ、好ましくは3/8から1/2インチの大きさのペ レットを形成する。 乾燥した廃物のあらかじめ決めた含水率は、その後の還元工程のために適切な 大きさであるペレット製造するために選択される。例えば、INMETCO法における グリーンペレットの最も有利な還元では、ペレットが3/8から1/2インチま での範囲にある大きさになる。さらに全ての還元法では、均一な化学性及び充分 なグリーン強 度を有するペレットを必要とする。これらの必要条件に適用させるために、原材 料の調整及びペレットの形成作業が特に重要である。 本発明においては、驚くことには、約5wt%未満の水を含有する乾燥した無 含油廃物が含油廃物と混合される場合に、油で被覆された粒子が乾燥した粒子を 被覆する傾向があり、且つ混合とその後の凝集を促進する傾向があることが判明 した。すなわち、先の試みでは失敗であったのに対して本発明では成功し、含油 廃物と実質的に無含油廃物とを混合して、その後の還元に適切な大きさのペレッ トを製造することを可能にした。含油廃物を本発明によってあらかじめ決められ た含水率を有する乾燥した無廃物と混合することによって、混合物は凝集させる ことが可能となり、3/8から1/2インチの大きさの範囲にペレットが形成さ れる。また、ペレットは、還元工程に使用するために充分なグリーン強度を有す る。すなわち、グリーンペレットは、還元処理に用いるコンベヤーのような所定 の高さから落下することに耐えることを可能にする強度を有する。 すなわち、本発明の方法は、乾燥した無含油廃物の含水率を決定することによ って、ペレットの大きさを調整することを都合良く可能にした。本発明の別の利 点は、ペレットが含油スラッジからの油を含有するので、還元工程に必要なある 程度の外部燃料源を大切に使用することができる。 また、本発明の方法は、ペレットから鉄価値を再生することに向けられる。こ れはペレットの酸化鉄を還元工程の一つにおいて鉄に還元することによって達成 される。さらに、還元されたペレットは、鋼を作るために溶融することができる 。 本発明の別の実施態様は、具体的な特徴と構造的な種々の基本構成要素とを提 供することを意図する。言及した具体的な実施態様、並びに、本発明の可能な変 形及び種々の特徴及び利点は、添付され た図面と共に次の詳細な説明から充分に理解することができる。 図面の説明 図1は、本発明にしたがう油含有鋼圧延廃物を凝集させるための方法の概略図 である。 好ましい実施態様の詳細な説明 本発明にしたがう油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法は、乾燥した無油鋼圧延 廃物と、油含有鋼圧延廃物と、を混合して混合物を形成する工程を含む。乾燥し た無油廃物は、乾燥した無油鋼圧延廃物と含油を鋼圧延廃物との双方を凝集させ るために十分な含水率を有する。廃物の混合物は、廃物の適切な凝集が達成され 得る量の乾燥した無油廃物と含油廃物とを含有でき、好ましくは含油廃物が乾燥 した無油廃物に対して重量部で約1:5から約1:3の範囲にある量のこれらの 廃物材料を含む。 塵芥及び油性スラッジのような再生材料を残留して含有する他の材料が、この 混合物に添加される。いずれかの適切なバインダーがこの混合物に添加すること が可能である。このバインダーは、有機材料またはそれらの混合物である。適切 なバインダーの例が刊行物で明確にすることができ、Handbook of Adhesive,2d ED.,PP.212-221を参照できる。一つの適切なバインダーはベントナイトであ り、これは錯体であり、天然に産し、比較的高い比率のクレー鉱物モンモリロン 石を含有するワイオミングとユタとのクレーである。その他の適切なバインダー は、有機接着剤、カルボキシメチルセルロースである。 混合物は、その後ペレット製造機に装填される。現在の開示から考え当業者に は既知のいずれのペレット製造機を本発明において使 用することができる。ペレット製造機は廃物を凝集してペレットを形成し、その ペレットは好ましくは少なくとも1/8インチの大きさ、さらに好ましくは3/ 8〜1/2インチの大きさである。 再生材料の鉄価値を回復するために、種々の還元工程の一つが使用される。こ の還元工程において、ペレットは還元雰囲気にされされて、ペレット中の酸化鉄 が鉄に転換する。本発明において、ペレットは含油スラッジからの油を含有する ので、還元工程に必要とする外部燃料源のある程度が望ましく使用される。ペレ ットが還元されると、ペレットは溶融操作において溶融され且つ塩基性酸素炉を 使用して鋼にされる。 種々の種類の廃物材料が製鉄設備で生じる。次の表1は典型的な鋼圧延におけ る廃物材料の主要源を示し、且つ重量%の含水率を基にし各種の廃物の典型的分 布を示す。表1において、用語「乾燥」は2wt%またはそれ以下の含水率を示 す。 圧延機からの全ての廃物、例えば、高炉と塩基性酸素炉と圧延機 とからの廃物、及び圧延機のスケール廃物は、次ような一つまたはそれ以上の分 類に分けられ、すなわち、無油スラッジ、含油スラッジ、塵芥及び圧延スケール である。次の表2は、重量%の含水率を基に典型的な製鋼設備におけるこれらの 廃物の分類分布に関する情報である。表2において、用語「乾燥」は2wt%ま たはそれ以下の含水率を示す。 表2が示すように、含油鋼圧延廃物の量はかなりの量である。含油スラッジは 総量で12%の湿潤鋼圧延廃物と、総量で6.5%乾燥した鋼圧延廃物とを含む 。 無油廃物の含水率は本発明においては重要である。本発明において、無油廃物 は一般的には湿潤であり、好ましくはフラッシュ乾燥機で乾燥する。湿潤無油廃 物から分離された乾燥した無油廃物は、乾燥しない含油廃物に直接添加すること ができる。しかしながら、乾燥した無油廃物を選びだすことは難しいことである 。 無油廃物の含水率があらかじめ決められるので、無油廃物と含油廃物とを凝集 させることを可能になり、ペレット化の工程において特定の大きさのペレットが 製造される。ペレットの大きさは、その後の還元工程の必要条件に基づいて選択 される。INMETCO工程における還元に対しては、例えば、凝集が好ましくは少な くとも1/8インチの大きさのペレット、さらに好ましくは3/8〜1/2イン チの範囲にあるペレットを造りだすように、無油廃物の含水率は決められる。無 油廃物の含水率は重要であり、それが鋼圧延廃物の混合可能性を制御する。無油 材料が乾燥されていないかまたは乾燥形状でない場合は、含油廃物材料がペレッ ト化工程の際に、十分にそれと凝集されないだろう。 理論的に結合されることが望まないとはいえ、含油廃物中の油を被覆した粒子 は、湿潤無油廃物中に存在する水を被覆した粒子よりもむしろ別の油を被膜した 粒子に対して類似性を有する。湿潤無油廃物よりも乾燥した無油廃物が油性廃物 に混合された場合、油性廃物からの油を被覆した粒子が、無油廃物中の乾燥した 粒子を被覆する傾向があり、それが混合とその後の凝集を促進する。 ほとんどの適用において、含油廃物の油含有量は重量で25%の多さになる。 この含有量水準に対して、油が無油廃物及び含油廃物を互いに混合する可能性に 悪影響を及ぼすとは考えられない。乾燥した廃物の含水量は好ましくは約5wt %またはそれ以下であるときに、廃物材料がペレット化の際に十分に凝集される 。例えば、廃物材料は、大きさが少なくとも1/8インチのペレット、好ましく は3/8〜1/2インチの範囲にあるペレットに形成するため凝集される。 本発明の方法においては、湿潤無油廃物材料10が供給装置12に運ばれ、そ の後パッグミル14へと運ばれる。材料の供給速度が正確に制御可能である供給 装置が、供給装置12に使用することができる。このために、適切な供給装置は 、組立供給装置及び、供給装置のように使われる貯蔵または調整用の容器である 。湿潤含油廃物は、その後フラッシュ乾燥機16のケージミル15に供給される 。ケージミル15は材料をばらばらにして、空気加熱機18からの高速加熱空気 に曝される。空気加熱機18は油またはガスのバーナ ーを備え、高速加熱空気をケージミル15に向かわせる。材料はケージミル15 からサイクロン20の頂部に運ばれる。ファン22が微細粒子とガスとをバック ハウス24まで輸送する。サイクロン20は内蔵された固体をガスから分離する 。 連続工程において、湿潤無油廃物の供給材料10が、フラッシュ乾燥機16で 乾燥された材料26経てパッグミル14へ合流させられる。乾燥された廃物材料 がサイクロン20の乾燥分離機28を通過するときに、乾燥された材料の計量さ れた部分がフラッシュ乾燥機系に戻され、混合及び乾燥処理を高められる。残り の乾燥された廃物材料30が、含油廃物材料32と混合するためにフラッシュ乾 燥機系16に運ばれる。 フラッシュ乾燥機工程の適切な要因例として、フラッシュ乾燥機16内で乾燥 するために、得られた無油スラッジが30〜32%の範囲の含水率を有して、供 給装置12まで供給された。ケージミルの温度は約1100°Fであった。十分 に乾燥された材料がサイクロン20で凝集された後に、約65wt%の乾燥され た材料が、連続的な処理を与えるために、パグミル14に戻された。パグミル1 4の材料の含水レベルは、ケージミル15の過負荷することを避けるために、好 ましくは約15wt%未満であった。すなわち、ケージミル15の目的操作に必 要な含水分布は、パグミル14内の混合物の軟らかさに依存する。供給装置12 は、パグミル14内にスラッジを供給する前に、スラッジ10の含水均一性を与 える。 フラッシュ乾燥機16による水除去速度は、好ましくは単位時間当たり総スラ ッジ重量の約26%であった。最終乾燥剤量の含水は、約1.0〜1.5wt% であった。乾燥されたバルク材は250μm未満の微細粒子径であった。バック ハウス内で収拾された塵芥量は、所望材料の総量の約2〜3wt%の範囲にあっ た。 本発明の方法においては、無油廃物30がフラッシュ乾燥機16内で乾燥され ると、それは含油鋼圧延廃物32と混合するのに適切である。含油廃物32は、 例えば約16wt%の油含有量であり、一般的には湿っている。含油廃物32は 供給機34まで運ばれ、この供給機は供給機12のような同種の組み合わせ供給 機とすることができ、その後パグミル36内で乾燥した廃物材料と混合された。 含油廃物材料32と乾燥した廃物材料30とは、プブミル36内で、含油廃物を 乾燥した無油廃物に対して重量部で約1:5から約1:3までの範囲にある量で 互いに好ましく混合される。一般的な製鋼設備での無油及び含油の廃物の入手可 能な範囲であるこれらの量で、廃物が互いに添加される。しかしながら、この開 示を考慮して当業者には、乾燥した無油廃物と含油廃物とを異なる比率にして用 いることが考えられることである。 含油廃物が乾燥した無油廃物とパグミル中で混合されたのち、この混合物は好 ましく運搬用の貯蔵容器に充填される。その後、混合物はペレット化することが でき、材料中の酸化鉄が当業者に既知の還元方法の一つで鉄に還元される。ペレ ットの酸化鉄が鉄に還元されたのちに、ペレットは、溶融工程において浸漬電気 アーク炉で溶融される。溶融された鉄はその後製鋼処理のために塩基性酸素炉に 運ばれる。 次の表3は、ペレット成分を例示する。これらの成分のバインダーの分量と種 類とが、ペレットに十分なグリーン強度を付与するために選ばれる。「グリーン 」ペレットとはここでは条件を意味し、ペレットがペレット製造機から放出され たときである。すなわち、「グリーン強度」はグリーンペレットの強度をである 。表示したベントナイトと、カルボキシルメチルセルロースと、のバインダー百 分率は、重量パーセントである。 次の表4は、表3のペレットに使用した乾燥したスラッジを粒子サイズ分布に より示される。乾燥した廃物材料は、2.42%の含水率、81.52ポンド/ 立方フィートの充填密度(通気)、及び89.52ポンド/立方フィートの充填 密度(脱気)であった。脱気密度はメスシリンダーに試料材料を出鋼(tapping) することにより得た。材料は分析のために0.0wt%まで乾燥した。粒子の大 きさは米国標準メッシュサイズを用いた。 次の表4は、表3の実施例A〜Eの種々の廃物材料組成で形成さ れた試験ペレットの結果を示す。含水率は重量%である。 大きさが(例えば、直径)3/8から1/2インチ間での範囲に張るペレット が、全ての実施例の組成で容易に準備された。実施例AからCのペレットは、型 式DP14”AGGLO-MISER”の実験室サイズのペレット製造機を使用して形成し、製 造機は、1/16馬力の駆動モーター、21rpmの受け皿(pan)速度、6イン チの受け皿深さ及び14インチの受け皿直径を備える。実施例EとDとのペレッ トは、20rpmの受け皿速度で実施例AからCのペレットと同一の装置を使用 して形成した。 落下試験は、ペレットが破壊するまで18インチまたは72インチの高さから 落下させた平均回数を測定することにより行われた。この試験は、回転炉床の炉 床への落下のように、還元工程の際にペレットが持ちこたえる必要がある落下を 模擬するために実施された。実施例Cのペレットの72インチ落下試験は、第1 回の落下時に平坦化したペレットが生じた。圧縮強度は二枚の板のあいだでそれ ぞれのペレットを圧縮することに測定した。外圧はペレットが破壊するまで負荷 された。平均値は負荷力をポンドで示した。熱衝撃試験は1800°Fの温度の ペレットを湿気に急に曝すことによって 行った。この試験は、回転炉床炉の入口のように、還元工程の際にペレットが必 要とする熱衝撃特性を模擬するために実施された。この試験でペレットは合格( P)或いは不合格(F)のいずれかであった。 表3及び5から明らかなように、バインダーの添加は落下試験結果及び圧縮強 度を改良した。水以外に他のバインダーを添加しなった場合、実施例Aのペレッ トで示されるように、ペレットは適切な熱衝撃特性を持たなかった。カルボキシ ルメチルセルロースのバインダーのみの使用(実施例C及びD)は、ベントナイ トのバインダーのみ(実施例B)よりもむしろ、落下試験結果が劇的に改良され 、且つ圧縮強度も改良された。 本発明は具体的に所定の比率を有するその好ましい形態を開示したが、この好 ましい実施態様の開示は実施例を目的としたものであり、且つ種々の改良が本発 明の請求の範囲及び真の目的から離脱することなく利用できることは理解される 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年11月14日(1997.11.14) 【補正内容】 本発明の別の利点は、ペレットが含油スラッジからの油を含有するので、還元 工程に必要なある程度の外部燃料源を大切に使用することができる。 また、本発明の方法は、ペレットから鉄価値を再生することに向けられる。こ れはペレットの酸化鉄を還元工程の一つにおいて鉄に還元することによって達成 される。さらに、還元されたペレットは、鋼を作るために溶融することができる 。 本発明の別の実施態様は、具体的な特徴と構造的な種々の基本構成要素とを提 供することを意図する。言及した具体的な実施態様、並びに、本発明の可能な変 形及び種々の特徴及び利点は、添付された図面と共に次の詳細な説明から充分に 理解することができる。 図面の説明 図1は、本発明にしたがう油含有鋼圧延廃物を凝集させるための方法の概略図 である。 好ましい実施態様の詳細な説明 本発明にしたがう油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法は、乾燥した無油鋼圧延 廃物と、油含有鋼圧延廃物と、を混合して混合物を形成する工程を含む。乾燥し た無油廃物は、乾燥した無油鋼圧延廃物と含油を鋼圧延廃物との双方を凝集させ るために十分な含水率を有する。廃物の混合物は、廃物の適切な凝集が達成され 得る量の乾燥した無油廃物と含油廃物とを含有でき、好ましくは含油廃物が乾燥 した無油廃物に対して重量部で約1:5から約1:3の範囲にある量のこれらの 廃物材料を含む。 塵芥及び圧延スケールのような再生材料を残留して含有する他の材料が、この 混合物に添加される。いずれかの適切なバインダーが この混合物に添加することが可能である。 湿潤無油廃物よりも乾燥した無油廃物が油性廃物に混合された場合、油性廃物 からの油を被覆した粒子が、無油廃物中の乾燥した粒子を被覆する傾向があり、 それが混合とその後の凝集を促進する。 ほとんどの適用において、含油廃物の油含有量は重量で25%の多さになる。 この油成分で、油が無油廃物及び含油廃物を互いに混合する可能性に悪影響を及 ぼすとは考えられない。乾燥した廃物の含水量は好ましくは約5wt%またはそ れ以下であるときに、廃物材料がペレット化の際に十分に凝集される。例えば、 廃物材料は、大きさが少なくとも1/8インチのペレット、好ましくは3/8〜 1/2インチの範囲にあるペレットに形成するため凝集される。 本発明の方法においては、湿潤無油廃物材料10が供給装置12に運ばれ、そ の後パッグミル14へと運ばれる。材料の供給速度が正確に制御可能である供給 装置が、供給装置12に使用することができる。このために、適切な供給装置は 、組立供給装置及び、供給装置のように使われる貯蔵または調整用の容器である 。湿潤含油廃物は、その後フラッシュ乾燥機16のケージミル15に供給される 。ケージミル15は材料をばらばらにして、空気加熱機18からの高速加熱空気 に曝される。空気加熱機18は油またはガスのバーナーを備え、高速加熱空気を ケージミル15に向かわせる。材料はケージミル15からサイクロン20の頂部 に運ばれる。ファン22が微細粒子とガスとをバックハウス24まで輸送する。 サイクロン20は内蔵された固体をガスから分離する。 連続工程において、湿潤無油廃物の供給材料10が、フラッシュ乾燥機16で 乾燥された材料26経てパッグミル14へ合流させられる。乾燥された廃物材料 がサイクロン20の乾燥分離機28を通過するときに、乾燥された材料の計量さ れた部分がフラッシュ乾燥機系に戻され、混合及び乾燥処理を高められる。残り の乾燥された 廃物材料30が、含油廃物材料32と混合するためにフラッシュ乾燥機系16に 運ばれる。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月27日(1998.4.27) 【補正内容】 請求の範囲 1.第1の鋼圧延廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分とを混合して混合物を形成 する工程、但し前記第1の廃物成分は約5wt%以下の含水率を有する無油鋼圧 延廃物を含み且つ前記第2の廃物成分は油含有鋼圧延廃物を含み、及び 前記第1の廃物成分及び前記第2の廃物成分を凝集させる工程、 を含む油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法。 2.前記第1及び第2の廃物成分を、前記第2の廃物成分に対する前記第1の 廃物成分が重量部で約1:5から1:3までの範囲にある量で混合する操作を含 む請求項1記載の方法。 3.バインダーを前記混合物に添加する操作を含む請求項1記載の方法。 4.効果的方法で凝集を行い、大きさが少なくとも1/8インチのペレットを 形成する操作を含む請求項1記載の方法。 5.効果的方法で凝集を行い、大きさが3/8〜1/2インチの範囲にあるペ レットを形成する操作を含む請求項1記載の方法。 6.塵芥または圧延スケールを前記混合物に添加する操作を含む請求項1記載 の方法。 7.前記第1及び第2の廃物成分が、高炉、塩基性酸素炉及び圧延装置の操業 によって発生する請求項1記載の方法。 8.第1の無油鋼圧延廃物成分を約5wt%以下の含水率まで乾燥する工程、 前記第1の廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分と混合して混合物を形成する工程 、但し前記第2の廃物成分が油含有鋼圧延廃物を含み、及び 前記第1の廃物成分と前記第2の廃物成分とを凝集させる工程、 を含む油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法。 9.各々の廃物成分は、前記第2の廃物成分が前記第1の廃物成分に対して重 量部で約1:5から約1:3までの範囲にある量が添加される請求項8記載の方 法。 10.効果的方法で凝集を行い、大きさが少なくとも1/8インチのペレット を形成する操作を含む請求項8記載の方法。 11.効果的方法で凝集を行い、大きさが3/8〜1/2インチの範囲にある ペレットを形成する操作を含む請求項8記載の方法。 12.バインダーを前記混合物に添加する操作を含む請求項8記載の方法。 13.塵芥または圧延スケールを前記混合物に添加する操作を含む請求項8記 載の方法。 14.第1の無油鋼圧延廃物成分を約5wt%以下の含水率まで乾燥する工程 、 前記第1の廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分と混合して混合物を形成する工程 、但し前記第2の廃物成分が油含有鋼圧延廃物を含み、且つそれぞれの前記組成 物を、前記第2の廃物成分が前記第1の廃物成分に対して重量部で約1:5から 約1:3までの範囲にある量で混合し、 バインダーを前記混合物に添加する工程、及び 前記第1の廃物成分と前記第2の廃物成分とを効果的方法で凝集して、大きさ が少なくとも1/8インチのペレットを形成する工程、 を含む油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法。 15.塵芥または圧延スケールを前記混合物に添加する操作を含む請求項14 記載の方法。 16.第1の鋼圧延廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分と混合して 混合物を形成する工程、但し前記第1の廃物成分が約5wt%以下の含水率を有 し且つ無油鋼圧延廃物であり、且つ前記第2の廃物成分が油含有鋼圧延廃物であ り、 前記第1の廃物成分と前記第2の廃物成分とを効果的方法で凝集して酸化鉄を 含んでなるペレットを形成する工程、及び 前記ペレット中の酸化鉄を鉄に還元する工程、 を含む油含有鋼圧延廃物から鉄を回収する方法。 17.前記第1と第2との廃物成分を、前記第2の廃物成分が前記第1の廃物 成分に対して重量部で約1:5から約1:3までの範囲にある量で混合する操作 を含む請求項16記載の方法。 18.バインダーを前記混合物に添加する操作を含む請求項16記載の方法。 19.効果的な方法で前記凝集を行い、大きさが少なくとも1/8のペレット を形成する操作を含む請求項16記載の方法。 20.効果的な方法で前記凝集させ、大きさが3/8から1/2インチの範囲 にあるペレットを形成する操作を含む請求項16記載の方法。 21.塵芥または圧延スケールを前記混合物に添加する操作を含む請求項16 記載の方法。 22.さらに、前記還元されたペレットを溶融する操作を含む請求項18記載 の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22B 7/02 C22B 7/02 A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の鋼圧延廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分とを混合して混合物を形成 する工程、但し前記第1の廃物成分は実質的に乾燥した無油鋼圧延廃物を含み且 つ前記第2の廃物成分は油含有鋼圧延廃物を含み、及び 前記第1の廃物成分及び前記第2の廃物成分を凝集させる工程、 を含む油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法。 2.前記第1の廃物成分を約5wt%以下の含水率まで乾燥させる工程を含む 請求項1記載の方法。 3.前記第1及び第2の廃物成分を、前記第2の廃物成分が前記第1の廃物成 分に対して重量部で約1:5から約1:3までの範囲にある量で混合する操作を 含む請求項1記載の方法。 4.バインダーを前記混合物に添加する操作を含む請求項1記載の方法。 5.大きさが少なくとも1/8インチのペレットを形成する操作を含む請求項 1記載の方法。 6.大きさが3/8〜1/2インチの範囲にあるペレットを形成する操作を含 む請求項1記載の方法。 7.塵芥または含油スラッジを前記混合物に添加する操作を含む請求項1記載 の方法。 8.前記第1及び第2の廃物成分が、高炉、塩基性酸素炉及び圧延装置の操業 によって発生する請求項1記載の方法。 9.第1の鋼圧延廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分と凝集を促進するために適 した含水率まで、前記第1の鋼圧延廃物成分を乾燥する工程、但し前記第1の廃 物成分が実質的に乾燥した無油鋼圧延廃物を含み、 前記第1の廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分と混合して、混合物を形成する工 程、但し前記第2の廃物成分が油含有鋼圧延廃物を含み、及び 前記第1の廃物成分と前記第2の廃物成分とを凝集させる工程、 を含む油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法。 10.廃物成分が、前記第2の廃物成分が前記第1の廃物に対して成分が重量 部で約1:5から約1:3までの範囲にある量添加される請求項9記載の方法。 11.前記第1の廃物成分を約5wt%以下の含水率まで乾燥する操作を含む 請求項9記載の方法。 12.大きさが少なくとも1/8インチのペレットを形成する操作を含む請求 項9記載の方法。 13.大きさが3/8〜1/2インチの範囲にあるペレットを形成する操作を 含む請求項9記載の方法。 14.バインダーを前記混合物に添加する操作を含む請求項9記載の方法。 15.塵芥または含油スラッジを前記混合物に添加する操作を含む請求項9記 載の方法。 16.第1の鋼圧延廃物成分を約5wt%以下の含水率まで乾燥する工程、但 し前記第1の廃物成分が乾燥した無油鋼圧延廃物から成り、 前記第1の廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分と混合して混合物を形成する工程 、但し前記第2の廃物成分が油含有鋼圧延廃物を含み、それぞれの前記成分を前 記第2の廃物成分が前記第1の廃物成分に対する重量部で約1:5から約1:3 までの範囲にある量で混合し、 バインダーを前記混合物に添加する工程、 前記第1の廃物成分と前記第2の廃物成分とを凝集させる工程、及び 大きさ名少なくとも1/8インチのペレットを形成する工程、 を含む油含有鋼圧延廃物を凝集させる方法。 17.塵芥または含油スラッジを前記混合物に添加する操作を含む請求項16 記載の方法。 18.第1の鋼圧延廃物成分を第2の鋼圧延廃物成分と混合して混合物を形成 する工程、但し前記第1の廃物成分が実質的に乾燥した無油鋼圧延廃物であり且 つ前記第2の廃物成分が油含有鋼圧延廃物であり、 ペレットを形成するために、前記第1の廃物成分と前記第2の廃物成分とを凝 集させる工程、及び 前記ペレット中の酸化鉄を鉄に還元する工程、 を含む油含有鋼圧延廃物から鉄を回収する方法。 19.約5wt%以下の含水率まで前記第1の廃物成分を乾燥する操作を含む 請求項18記載の方法。 20.前記第1と第2の廃物成分を、前記第2の廃物成分が前記第1の廃物成 分に対して重量部で約1:5から約1:3までの範囲にある量で混合する操作を 含む請求項18記載の方法。 21.バインダーを前記混合物に添加する操作を含む請求項18記載の方法。 22.大きさが少なくとも1/8のペレットを形成する操作を含む請求項18 記載の方法。 23.大きさが3/8から1/2インチの範囲にあるペレットを形成する操作 を含む請求項18記載の方法。 24.塵芥または含油スラッジを前記混合物に添加する操作を含む請求項18 記載の方法。 25.前記還元されたペレットを溶融する操作をさらに含む請求項18記載の 方法。
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