JP2000510786A - 航空機用酸素供給モジュールの圧縮成形容器 - Google Patents

航空機用酸素供給モジュールの圧縮成形容器

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Abstract

(57)【要約】 航空機用パーソナルサービスユニット及び一体形酸素モジュールの圧縮成形ハウジング(22)は、シート状又は塊状成形材料を圧縮成形することにより作られる。一体形酸素モジュール(20)を航空機内に別個独立に設けても、或いはパーソナルサービスユニット内に収納しても良く、この一体形酸素モジュールは、多数の解除用メインドア(30)を備えた容器ハウジング(22)と、容器ハウジング(22)内に着脱自在に収納された酸素発生カートリッジ(26)と、メインドア(30)と酸素マスク(28)との間に設けられていて、容器(22)内への酸素マスク(28)の詰込み又は収納を助ける内側マスク詰込みドア(122)とを有する。一実施形態では、一実施形態では、外部試験レバーがメインドアに取り付けられ、変形例では、メインドア(30)を部分開放試験位置に保持するための補助試験展開工具がメインドアに設けられた孔に差し込み可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 航空機用酸素供給モジュールの圧縮成形容器 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般に航空機に乗っている際の非常時減圧状態で使用され、酸素を 発生させてこれを分配するパーソナルサービスユニット及びシステムに関する。 特に、本発明は、乗客又は乗務員に例えば換気や照明のようなサービスを提供す る圧縮成形パーソナルサービスユニット、並びに酸素発生器及び酸素マスクを収 納していて、航空機搭乗中における減圧又は酸素不足状態、或いは他の非常事態 が生じた際にこれらを展開するシステムに関する。 関連技術の説明 航空機の航行中、これに乗っている乗客及び乗務員は一般に、乗客又は乗務員 のシートに隣接して設けられたパーソナルサービスユニット(PSU)による調 節可能な換気、照明及び非常時酸素の提供を受ける。乗客又は乗務員は、最高4 0,000フィート(12,192m)の高度での生理的欲求に見合う呼吸用酸 素を提供する酸素供給及びマスクシステムを必要とする場合がある。パーソナル サービスユニット内への酸素発生器及びマスクシステムの収納及び展開(又は取 出し)のための手段を組み込んだパーソナルサービスユニット及びモジュールは 、酸素マスクを迅速に使用できること、飛行機への搭載スペース及び体積が小さ いこと、軽量化が望ましいこと、システムの信頼性が高いことを要件とすべきで ある。 従来型パーソナルサービスユニット用パネル組立体は代表的には、アルミニウ ム薄板、熱成形プラスチック又は射出成形プラスチックで作られている。パネル の厚さは、航空機に関する重量上の制約によって決まり、かかるパネルは代表的 には、曲げ剛性と捩り剛性を与えるためにパネルの裏側に結合された金属又はプ ラスチック構造体によって補強される。また、この補強構造体は一般に、構成部 品、例えば換気出口、読書用の灯、ワイヤハーネス等を取り付けるためのクリッ プ、締結具及びブラケットを含む。部品数が少なく、軽量であり、工具費、材料 費及び組立費が安いパーソナルサービスユニット組立体を提供することが望まし い。 非常時酸素システム又は系統の保守が容易であることも考慮すべき事項であり 、300名〜800名という多くの乗客を乗せることができる航空機については 特にそうである。減圧状態の発生及び酸素マスクの展開(又は取出し)に続き、 全ての使用済みの酸素発生器を取り外して交換する必要があり、展開使用した全 ての酸素マスクをクリーニングするか交換する必要がある。従来型システムでは 、このためには酸素発生器を酸素モジュール容器から取り出し、マスクを取り外 し、マスクをクリーニングし、クリーニングしたマスクを酸素発生器に再び取り 付け、この酸素発生器を容器内に配置し、そしてマスクを再収納し又は詰め直さ なければならない。 飛行機用酸素発生及び分配モジュールの現時点における最新設計は、構造が複 雑である場合が多く、しかも多数の小部品を使っており、それにより、不適当な 組立及び一般的に複雑な設計の潜在的な故障モードの数の多さに起因してシステ ムの信頼性が低下する場合があり、また、モジュールドアの開き具合が不適当に なったり、酸素マスクの展開具合が不適当になったり、展開中にランヤード及び 酸素配管が絡まったり、ユニットの寿命全体を通じてモジュール内への酸素マス クの詰込み又は収納具合が不適当になったりする場合がある。したがって、部品 数、重量及び航空機内に酸素モジュールを搭載し又は搭載し直すのに必要な時間 を減らすために、酸素モジュール内に着脱自在に収納自在な酸素発生カートリッ ジ組立体を利用する航空機用酸素発生及びマスク展開システムを提供することが 望ましい。適正な展開状態が得られやすいようにするために酸素マスクを所定展 開位置に配置し、収納し、又は詰め直す他の手段を設けることが望ましい。 また、部品数を減らし、ハードウエアを据え付け、そして種々の小部品を容器 に取り付けるための結合作業を行って軽量化を図るために、酸素モジュールの小 部品を容器組立体中へ組み込むことが望ましい。また、部品数を減らして信頼性 を向上させることも望ましい。というのは、酸素モジュールの有効寿命中に故障 したり、劣化したり、誤動作を起こす部品が一層少なくなるからである。 従来型酸素発生器及びマスクシステムは代表的には、酸素マスクを完全に展開 することによって試験されるが、このためには、酸素マスクの時間のかかる収納 作業を行わなければならず、これが原因となって収納具合が不適当になると共に 展開具合が不適当になる場合がある。酸素マスクを実際に完全な展開をしないで 機能性が適正であるかどうかを試験でき、しかも酸素マスクの詰直しを容易にす る試験システムを提供することが望ましい。特に、酸素マスクの詰直しをほぼ3 00〜800回行う必要がある飛行機上では、不適当な収納回数の増加による疲 労の影響は、非常に重要な場合がある。また、ドアのラッチ又は掛止め装置を解 除したときに容器ハウジングのドアが完全に開かないようにすることができ、そ れにより酸素マスクの詰直しを不要にする、落下試験のために酸素マスクの試験 的解除を行わせるシステムを提供することが望ましい。本発明はこれらの要望に 応えるものである。 発明の概要 概要を述べると、本発明は、乗客又は乗務員に例えば換気、照明及び非常時酸 素のようなサービスを提供する輸送機用新規且つ改良型圧縮成形一体形パーソナ ルサービスユニットを提供する。一実施形態では、本発明は、航空機内に別個独 立に取り付けることができ、又はパーソナルサービスユニット内に設けることが でき、航空機に乗っている際の非常時減圧状態で使用され、酸素を発生させてこ れを分配する圧縮成形一体形酸素発生及び酸素マスクモジュールを提供する。圧 縮成形パーソナルサービスユニット及び一体形酸素モジュールシステムは、複合 材料を利用しており、これにより圧縮成形パーソナルサービスユニット及び一体 形酸素モジュールシステムが軽量化される。本発明の酸素モジュールの構成がモ ジュール式で且つ一体形なので、ドア、ヒンジ及びラッチ又は掛止め装置の働き や酸素マスクの展開及び収納を妨害する恐れのあるような小部品は殆ど無い。酸 素モジュール容器組立体は、組立を容易にすると共に重量を軽くするために容器 本体中へ一体成形される多数の部品を有する。酸素マスクの不適当な展開の恐れ は少なくなる。というのは、容器内部に設けられて展開中にランヤード又は酸素 マスクの管類と絡むようになる場合のある部品は殆ど無いからである。 したがって、本発明は、例えば換気、照明及び非常時酸素のようなサービスを 提供するための改良型圧縮成形パーソナルサービスユニットを提供する。本発明 の現時点において好ましい一特徴では、パーソナルサービスユニットは、シート 状又は塊状成形材料を圧縮成形することにより形成されたハウジングと、ハウジ ング内に設けられていて、サービスを輸送機に乗っている人に提供する手段とを 有する。一実施形態では、パーソナルサービスユニットは、これ又、好ましくは 成形材料を圧縮成形することにより形成された容器ハウジングと、容器ハウジン グ内に着脱自在に設けられた酸素発生カートリッジ組立体とを有する輸送機用圧 縮成形一体形酸素発生分配モジュールを含むのが良い。酸素発生カートリッジ組 立体は、酸素モジュール内に着脱自在に設けられた酸素発生器と、酸素を分配す るために容器から展開されるべき酸素分配手段とから成る。容器ハウジングは、 メインドア、メインドアを閉鎖位置に掛け止めする掛止め手段、及び酸素分配手 段の展開のためにメインドアを解除してこれを開放位置に動かす掛止め解除手段 を有する。メインドアは好ましくは、ドアヒンジの取付けポストを受け入れる1 個構成又は一体形ドアヒンジポスト受け口を有する。本発明の別の特徴では、容 器ハウジングは、モジュールの容器シェル上に摺動し、又はスナップ動作するよ う軽量のスロット付きハンガ又は取付けガイドへの取付け用の1個構成又は一体 形異形ストリップ取付け具を有する。 本発明の現時点において好ましい実施形態では、酸素を発生させてこれを分配 する一体形モジュールは、メインドアと酸素分配手段との間に設けられた内側マ スク詰込みドアを有するマスク詰直し手段を更に有するのが良い。内側マスク詰 込みドアは好ましくは、酸素分配手段(これは好ましくは、少なくとも一つの酸 素マスクである)に手動で接近できるようにする孔を有し、内側マスク詰込みド アの孔を通して接近することにより酸素マスクを容器内に手動で収納できるよう にする。 本発明の現時点において好ましい別の特徴では、一体形酸素モジュールは、酸 素分配手段の展開を試験する手段を有する。好ましい一実施形態では、酸素マス クの詰直しをする必要なく酸素分配手段の展開を試験できるようメインドアが完 全に開放しないようにする外部試験レバーがメインドアに取り付けられる。別の 好ましい実施形態では、試験レバーを容器に取り付けても良く、この試験レバー は、メインドアに形成された孔を通して接近でき、それにより乗客によるシステ ムへのいたずら又はシステムの不注意による展開が防止される。 本発明の他の特徴及び利点は、本発明の原理を例示として示す添付の図面を参 照して以下の詳細な説明を読むと、明らかになろう。 図面の簡単な説明 図1は、酸素を発生させてこれを分配する輸送機用モジュール式システムの斜 視図である。 図2は、酸素マスクを省いた状態の容器シェルを示す図1のモジュール式シス テムの斜視図である。 図3は、図1のモジュール式システムの掛止めシステム及び多数の解除ドアの 打撃体及び解除プレートの拡大図である。 図4は、図1の一体形モジュールの取付けシステムの一体形異形ストリップ及 び取付けガイド又はハンガの斜視図である。 図5は、図1の一体形モジュールの一体形ドア、ヒンジ及び取付けシステム、 並びに閉鎖位置にある試験システムの試験レバー組立体の斜視図である。 図6は、容器シェルの平面図である。 図7は、開放位置と閉鎖位置の両方又は一方で示された図6の試験レバーの斜 視図である。 図8は、図1の一体形モジュールのための変形例としての試験解除システム及 び試験展開工具の斜視図である。 図9は、容器シェル及び予め収納されている酸素発生器及び複数の酸素マスク を有する交換用カートリッジ組立体の斜視図である。 図10は、酸素マスクの詰直しを容易にする内側マスク詰直しドアを示す図1 の一体形モジュールの斜視図である。 図11は、本発明の原理による輸送機用パーソナルサービスユニットの分解図 である。 図12は、図11のパーソナルサービスユニットの換気及び照明用構成要素の 分解図である。 図13は、図11のパーソナルサービスユニットに用いられる一体形酸素発生 分配モジュールの変形例の分解図である。 図14は、図11のパーソナルサービスユニットに用いられる通路灯パネル組 立体の分解図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 減圧非常事態の場合に酸素を発生させてこれを分配する飛行機用パーソナルサ ービスユニット及び酸素マスクシステムの従来設計は、一般に構造が複雑であり 、しかも多数の小部品を使っており、それにより組立費が高くなる場合がある。 かかる酸素供給システムでは、かかる多数の小部品は、ドアの不適当な開放又は 酸素マスクの不適当な展開を招く恐れのある不適当な組立、特に展開中における ランヤード及び酸素管類の絡みに起因してシステムの信頼性を低下させる場合も ある。酸素マスクが展開される減圧非常事態の次には、酸素マスクをクリーニン グするか又は交換しなければならず、また酸素発生器を取り外して交換する必要 がある。かかる酸素モジュールの詰直しは、時間がかかり、しかも酸素マスクの 収納又は詰込みが不適当になる場合があり、それによりドア、ヒンジ及び掛止め 装置が誤動作を起こすと共にランヤード及び酸素管類が絡まる場合があり、これ は後で行う酸素マスクの展開を妨害することがある。その上、かかるシステムに おいて多数の部品を用いると、飛行機に不必要な重量が負荷される。 例えば換気、照明及び非常時酸素を提供する本発明の圧縮成形パーソナルサー ビスユニットは好ましくは、複合材料を利用しているので現行の従来型パーソナ ルサービスユニットと比べて軽量であり、部品数が少ない。本発明の酸素モジュ ール容器組立体は、航空機内に別個独立に取付け可能、又はパーソナルサービス ユニット内に収納可能であり、この酸素モジュール容器組立体は、容器の製作中 に容器本体に組み込まれる、酸素を発生させこれを分配するのに必要な特徴部分 を備え、また、好ましくは複合材料を利用しているので現行の従来型酸素発生モ ジュールと比べて軽量であり、部品数が約39%少ない。組立を容易にすると共 に軽量化を図るために多数の機能的要素が容器本体に一体成形される。部品数を 減らすと信頼性が向上する。というのは、容器内側に設けられていて展開中にラ ンヤード又は酸素マスク管類を絡ませるような部品は殆ど無く、ドア、ヒンジ及 び掛止め機構の誤動作の恐れは著しく少なくなるからである。その結果得られる 酸素モジュールは、従来型酸素モジュールよりも軽量であり、組立が容易であり 、製作費が安い。また、酸素発生器と酸素マスクの両方を収納している着脱自在 なカートリッジシステムは、航空機の再準備に必要な時間を50%以上短縮する 。 図面に示すように(なお、図面は、本発明の例示のために添付されており、本 発明を限定するものではない)、本発明は、パーソナルサービスユニット内に収 納でき、或いは航空機内に別個独立に設けることができ、酸素を生じさせて分配 する輸送機用モジュール式構造的システム20に具体化されている。図1及び図 2を参照すると、一体形酸素モジュールは、酸素モジュール容器組立体22、着 脱自在な酸素発生器26及び酸素分配手段、例えば一又は二以上の酸素マスク2 8を有している。酸素マスクは典型的には、航空機の非常時酸素システムが働い た時に、酸素を受け入れて乗客に分配するために酸素発生器に連結されている。 一体形酸素モジュールは、酸素モジュール容器組立体にヒンジ止めされたメイン ドア30を有している。容器メインドア30は代表的には、ドア掛止め組立体3 4を有し、このドア掛止め組立体34は好ましくは、付属部品44によってメイ ンドアに連結された一又は二以上の解除展開ラッチ36を有している。一又は二 以上の解除展開ラッチは、互いに連結されていて単一の駆動シャフト38によっ て駆動され、したがってラッチプランジャ又は打撃体40が、これ又駆動シャフ トに連結されているドア解除プレート42を打つと、解除展開ラッチの各々が同 時に解除されるようになっている。メインドア30は、図5に示すドアヒンジ取 付け受け口48をさらに有している。 好ましい一実施形態では、ドア及び掛止め装置システムは、二又は三以上の解 除展開ラッチを有している。解除ドア及び掛止め装置システムが多数用いられる と、ドアが好ましい非弓反り状態で閉まるのが容易になり、しかも、ドアにおい て従来のたった一つの掛止め箇所から二又は三以上の掛止め箇所に掛止め箇所数 が増えるので信頼性が増す。ドア掛止めシステムは、長尺のドア組立体を備えた 種々のサイズの容器に合うよう改造可能である。ドア組立体の長さが航空機の種 々のモデルに関して長くなるにつれ、ドアを二又は三以上の箇所で掛止め閉鎖で きることは、ドアの垂れ下がり又は弓反りを無くす上で大切な場合がある。また 、ドア解除プレートに衝撃を与える単一設計の打撃体を用いると、マスクの展開 の 信頼性が向上する。というのは、ドアの開閉中、ラッチを動かなくする場合のあ る側方荷重が生じないからである。ラッチ打撃体はラッチ(掛止め装置)の解除 にあたってドア解除プレートを打つだけなので、ラッチとドアのアラインメント の許容差は大幅に緩和される。 図4に示すように、取付けシステム52は好ましくは、容器シェル62の縁部 56に形成された一体形取付けガイド54をさらに有する。軽量のスロット付き ハンガー又は異形ストリップ58が好ましくは、一体形取付けガイドと嵌合する 細長いチャンネル又は溝60を有し、したがって異形ストリップは容器シェル6 2上を摺動し又は容器シェル62上にスナップ動作することができるようになっ ており、これに対し異形ストリップの他端部63は支持レール(図示せず)に係 合する湾曲フック部分を有している。軽量異形ストリップは現時点では好ましく は、強固であるが軽量の異形ストリップを構成するためにアルミニウムで作られ ている。ただし、他のこれと類似した強固且つ軽量の材料を用いても良い。異形 ストリップを用いると、物理的な力による嵌合状態が得られ、それにより、取付 けシステムの信頼性が向上する。これにより、構造的一体性が向上する。という のは、機械的な締結具又は接着剤を付加的に必要としないからである。 容器組立体は好ましくは、図5に示された一体形ドアヒンジ取付け具66のた めの図4に示す取付け箇所64をさらに有し、この一体形ドアヒンジ取付け具6 6は、メインドアに設けられたヒンジポスト取付け受け口48内へ摺動するドア ヒンジ取付けポスト68を有している。一体形ドアヒンジポストは、容器シェル に設けられたヒンジ受け口74(図4及び図6参照)に嵌まってこれと相互係止 できる係止タブ78を有している。 一体形ドアヒンジ取付け具により、ドアヒンジ取付けポストを容器内に正確に 位置決めすることができる。開口部は容器シェルを製作するのに用いられるダイ ス内へ組み込まれているので、ドアヒンジ取付け具の配置箇所は正確であって再 現性がある。ドアヒンジ取付け法の方法論としてスナップ連結が利用され、これ によりドアヒンジポストを容器シェル組立体に迅速に取り付けることができる。 ドアヒンジ取付け具の設計により、この部品は容器シェルの開口部内へ摺動して 定位置に係止することができ、この場合、機械的な締結具又は接着剤は不要であ る。また、ドアヒンジポストに設けられた係止タブを押し下げて、成形法にドア 内に設けられているヒンジポスト受け口からこれを外すことによりドアを取り外 すことが比較的容易であり、それにより当該技術分野においてユニットの修理又 は点検整備が容易になる。容器ドアは位置が正確なので、開閉具合が変わらず、 ドア掛止め組立体と一線をなすことができる。また、これにより、閉じた時のド アの平坦度が向上し、これによりまた航空機内におけるユニットの見栄えが良く なる。 図5及び図7に示すように、試験レバー組立体もまた、好ましくはメインドア 内へ組み込まれる。試験レバーは、図5に示すような閉鎖位置から、一体形酸素 モジュール内における酸素マスクの展開具合を試験するための図7に示す開放又 は試験位置に動くことができる。試験レバーを開放位置に動かすと、一体形酸素 モジュールの完全展開が防止され、また試験レバーの内側に記載された情報に接 近できる。 図8を参照すると、一体形酸素モジュールの内側に納められた試験システム9 4の変形例が示されている。一体形酸素モジュールは典型的には、メインドア3 0を解除するための掛止め装置、例えば電気式掛止め装置(図示せず)を有して いる。遠隔操作又は補助試験展開工具98は別個の工具であり、これを好ましく はドアの開口部102内に挿入し、そして容器フランジの鍵形開口部104に差 し込んで、鍵形の孔からの抜出しを防止する。工具の形106は好ましくは、工 具の末端部107から間隔を置いて位置し、したがって工具の形は挿入時、試験 中に所要の開放ドア試験位置を越えて一体形酸素モジュールのドアが落下するの を阻止するようにする。これにより、ドアが首尾よく開放されたことを確認でき 、しかも露出したドアの縁部を目視して情報、例えば酸素発生器の製造日、ラン ヤード長さ、マスクの数及び他の役に立つ情報を得ることができる。この変形例 では、試験用押しボタンの従来型開口部は不要であり、したがって、乗客の不注 意により展開状態が生じる恐れも無くなる。 図9を参照すると、一体形酸素モジュールは好ましくは、予め収納又は詰め込 まれた酸素発生器104と、少なくとも一つの酸素マスク116とから成る交換 用カートリッジ組立体112を更に有する。容器のメインドアを落とし、カート リッジを定位置に保持するバネ押し戻止め(図示せず)を手作業で外すことによ り既存のカートリッジを取り外すことによってカートリッジ組立体を航空機内で 迅速に交換できる。新品のカートリッジが定位置に配置されると、メインドアを 閉鎖し、するとシステムは使用準備状態にある。これにより、酸素発生器を容器 から個別的に取り出し、酸素マスクを外し、酸素マスクをクリーニングし、クリ ーニングした酸素マスクを再び酸素発生器に取り付け、酸素発生器を容器内に配 置し、そして酸素マスクを詰め直すという時間のかかる手順が不要になる。 現時点において好ましい実施形態では、一体形酸素モジュールは好ましくは、 図10に最も良く示されているマスク詰直しドア122を更に有し、このマスク 詰直しドア122は、酸素モジュールのメインドアの直ぐ内側に設けられている 。両方のドアが開いた状態で、マスクをマスク詰直しドア122に設けられた開 口部124から挿入し、次にマスク詰直しドアを閉じるのが良い。このようにす ると、マスクを一度に一つ詰め直すことができると共にマスク詰直しドアの内側 に容易に配置できるので、詰直し中におけるマスクの適正な位置決めが容易にな る。内側マスク詰直しドアは又、手作業でマスクを保持するという疲れやすい仕 事の援助となる。というのは、マスクをマスク詰直しドアで定位置に支持できる からである。マスクの詰直し後にメインドアを閉じると、メインドアはマスク詰 直しドアを解除する解除装置(図示せず)に係合する。酸素マスクが展開される べきとき、両方のドアは同時に回動して開放状態になる。 一体形マスク詰直しドアは、酸素マスクを予め展開された位置で再収納するの を容易にするために酸素モジュール内に設けられている。この詰直しシステムは 、適正な展開が行われるよう酸素マスクの一層良好な収納及び詰直しを確実にす る。試験レバーシステムは、ドア組立体内に組み込まれた展開掛止め及びドア開 放シーケンスハードウエアの適正な機能性を確保するのに用いられる。 図11〜図14を参照すると、現時点における好ましい一実施形態では、本発 明は、シート状又は塊状成形材料を圧縮成形することによって形成されたハウジ ング132を有するパーソナルサービスユニット130から成る。図11に示す ように、パーソナルサービスユニットのハウジングを形成するには、ハウジング の内側部分134,136、換気ポート及び照明用カバー138、酸素マスク区 画用外部ドア140及び換気ポートカバーの開口部144を有する外部カバーパ ネル142を圧縮成形するのが良い。好ましくは、パーソナルサービスユニット のハウジング内には、輸送機に乗っている乗客又は乗組員にサービス、例えば換 気、照明及び非常時酸素を提供するための手段が設けられている。図12に示す ように、換気ポート及び照明カバーは、可動換気ノズル148のためのポート1 46を有し、このノズル148は、換気ポートへのノズルの連結部を密封するた めのガスケット150及び換気供給導管154へのノズルの連結部を密封するた めのがスケット152を有している。また、照明組立体を航空機の電気系統に接 続するための電気回路160と共に、換気ポート及び照明カバーの照明ポート1 58内へ挿入できる照明組立体156が設けられている。また、照明及び他のサ ービス、例えばオーディオ及びビデオ娯楽機器を制御するための照明及びサービ ス制御パネル(図示せず)も設けるのが良く、これは、係員等の援助を申し出る ための呼出しボタン(図示せず)を有するのが良い。図14は、通路灯162の 変形例を示しており、この通路灯は、電灯164及びパーソナルサービスユニッ ト内へ設けられるべき照明カバーパネル168に連結されたブラケット170を 介して照明カバーパネル168に取り付けられる電灯取付け組立体166を有し ている。 図13に示す現時点で好ましい一実施形態では、パーソナルサービスユニット は、酸素を発生させてこれを分配するための輸送機用圧縮成形一体形モジュール 174を有するのが良い。酸素モジュールは、これまた好ましくはシート状又は 塊状成形材料を圧縮成形することによって形成された容器ハウジング組立体176 を有し、これは酸素発生源(図示せず)に連結された酸素供給ライン178及び 酸素分配手段、例えば一又は二以上の酸素マスク180を有するのが良い。酸素 マスクは典型的には、航空機の非常時酸素系統が働いた時に酸素を受け入れて乗 客に分配するために酸素供給源に連結されている。一体形酸素モジュールは、酸 素モジュール容器組立体にヒンジ止めされたメインドア182及びメインドアを 閉鎖位置に掛け止めしたり、メインドアを解除して酸素分配手段の展開を可能に する開放位置に移動させるための手段を更に有する。酸素モジュールのメインド アは好ましくは、情報184、例えば酸素発生器の製造日、容器内におけるマス クの数、容器内側のラインヤード距離及び他の役に立つ情報を記載する余地を更 に有する。 現時点において好ましい本発明の特徴では、パーソナルサービスユニットハウ ジング及び酸素モジュールハウジングをシート状又は塊状成形材料の圧縮成形に より形成するのが良い。当該技術分野で周知のように、圧縮成形では、部分硬化 可能な成形材料、例えば予備成形品、所定量の成形粉、液状樹脂と充填材の粘性 混合物、又はプレプレグ成形材料を、成形用金型の下側半部の金型キャビティ内 に置く。かかる成形材料の成形は典型的には、鍛造と似て、成形用金型の上側半 部で圧力と熱を加えて達成される。成形材料は代表的には、部分重合状態の場合 が多い熱硬化性プラスチックである。熱硬化性プラスチックの架橋が、典型的に は約0.5〜5分間の間に加熱された金型内で起こるようになる。本発明の圧縮成形 に用いられるシート状成形材料の好ましい一タイプは、熱硬化性樹脂と強化繊維 材料との組合せにより製造可能に準備されるシート状成形コンパウンドのタイプ である。所望に応じ、そして当該技術分野で周知のように、シート状成形コンパ ウンドには他の改質剤を添加しても良い。一つの好ましいタイプのシート状成形 コンパウンドは、例えばミシガン州ミッドランド所在のQuantum Composites,In cから商品名QC−8800で市販されているビニルエステルである。一般に、 QC−358800が厚さ約0.125インチのロールドシートの形態で入手でき、 この場合、ガラス繊維含有量は、約62%、ガラス繊維の長さは、約1インチ( 2.54cm)である。ただし、これとは異なる繊維長さ及び含有量を用いても良 い。成形材料は難燃剤又は他の改質剤を含むのが良いが、そのようにするかどう かは任意である。成形材料は典型的には、約270°F〜約300°F(132 ℃〜149℃)の温度及び約300〜1000psiの成形圧力で圧縮成形され る。代表的な0.25インチ(0.635cm)断面材は、約280°F(138℃)の 温度で約3〜5分後にゴム状稠度まで硬化するであろう。使用可能な他の強化材 としては、金属繊維、炭化珪素繊維、鉱物繊維、例えば、ホウ素、黒鉛、炭素繊 維、アラミド繊維、球状ガラス、ガラスフレーク、天然繊維、例えば綿又はジュ ート、合成繊維、例えば、アクリル繊維、レーヨン等が挙げられる。本発明の圧 縮成形に適する他のシート状又は塊状成形材料としては、例えば、ポリエステ ル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、珪素樹脂、ポリイミド樹脂がある。3 50°F(176.6℃)以上の圧縮成形温度、最高2,000psiの圧縮成形圧 力が代表的である。 上記構成部品のうち幾つかを圧縮成形によりパーソナルサービスユニット及び 酸素モジュール容器組立体のハウジングに組み込むという手法により、部品数、 締結用ハードウエア、部品を容器に取り付けるための結合作業を制限できるので 従来型パーソナルサービスユニット及び酸素モジュールシステムと比較して軽量 化が図られることは注目されるべきである。また、設計に複合材料を用いても軽 量化が図られ、しかも複合材料用いることにより輸送機に必要な強度が得られる 。部品数を減らすことにより信頼性が増す。というのは、一体形酸素モジュール の有効寿命中における故障したり、劣化したり、誤動作をする部品が殆ど無くな るからである。部品の中の大抵のもの、例えば酸素モジュール中の部品の大抵の ものは、容器シェルの一部、例えば異形ストリップの取付けガイド、ドアヒンジ 取付け具の取付け箇所、ドア掛止め装置機構及びドア解除フック並びにドアヒン ジ取付け具受け口及びドア解除フックの取付け部として成形されるので、部品数 の減少が達成される。 上記の実施形態は一般に酸素源として化学的酸素発生器を利用したものである が、酸素源として遠隔に設置された酸素供給装置に連結状態でマニホルドを据え つけることは本発明の範囲に属すると考えられる。遠隔設置の酸素供給装置とし ては、当該技術分野で公知の酸素供給手段のうち任意のもの、例えば遠隔設置の 化学的酸素発生器、圧縮ガス入り容器、液体酸素システム、空気から酸素を濃縮 生成する装置、又は水の電気分解によって酸素を発生させる装置、或いは上記の 酸素供給手段の二又は三以上の組合せを挙げることができる。かかる変形例では 、酸素マスクは、これを酸素モジュールマニホルドに連結するよう設けられた適 当な連結手段により着脱自在なカートリッジ内に収納される。この変形例の別の 形態では、酸素マスクとマニホルドの両方は、マニホルドを酸素供給ラインに連 結するよう設けられた適当な連結手段により着脱自在なカートリッジ内に収納さ れる。 上記のことから、本発明の特定の実施形態を図示説明したが、本発明の精神及 び範囲から逸脱することなく、種々の設計変更を想到できることは明らかである 。したがって、本発明は特許請求の範囲によって限定される場合を除き、限定さ れることはない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.成形材料の圧縮成形により形成されたハウジングと、ハウジング内に設けら れていて、多数の別々のサービスを輸送機に乗っている人に提供する手段とを 有することを特徴とする輸送機用パーソナルサービスユニット。 2.前記サービス提供手段は、輸送機内で用いられる酸素を分配する輸送機用一 体形酸素モジュールを有し、一体形酸素モジュールは、酸素モジュール容器ハ ウジングと、酸素源とを有し、酸素モジュール容器ハウジングは、成形材料の 圧縮成形により形成されていることを特徴とする請求項1記載のパーソナルサ ービスユニット。 3.酸素源は、酸素モジュール容器ハウジング内に着脱自在に設けられた酸素発 生カートリッジと、酸素モジュール容器ハウジング内に着脱自在に設けられた 酸素発生器と、遠隔に設置された酸素装置に連結されたマニホルドと、遠隔に 設置された化学的酸素発生器と、圧縮ガス入り容器と、液体酸素システムと、 空気から酸素を濃縮生成する装置と、水の電気分解により酸素を発生させる装 置とのうち任意の一つであることを特徴とする請求項2記載のパーソナルサー ビスユニット。 4.酸素を分配するために前記容器から展開される酸素分配手段を更に有し、該 酸素分配手段は、前記酸素源に連結されていることを特徴とする請求項2記載 のパーソナルサービスユニット。 5.前記酸素分配手段は、前記酸素源に連結された少なくとも一つの酸素マスク から成ることを特徴とする請求項11記載のパーソナルサービスユニット。 6.前記酸素源は、遠隔に設置されている酸素供給装置に連結されたマニホルド を有し、前記酸素分配手段は、前記マニホルドに連結された少なくとも一つの 酸素マスクから成り、前記マニホルドと前記少なくとも一つの酸素マスクは、 酸素発生カートリッジ内に設けられていることを特徴とする請求項3記載のパ ーソナルサービスユニット。 7.酸素モジュール容器ハウジングは、メインドアを有し、該メインドアは、メ インドアを閉鎖位置に掛け止めする掛止め手段及びメインドアを解除してこれ を開放位置に動かすための手段を有し、前記酸素モジュール容器ハウジングは 、ドアを前記酸素モジュール容器ハウジング内に取り付ける複数の一体形ドア ヒンジ取付け具と、メインドア内に成形され、ドアヒンジ取付け具を受け入れ る複数のドアヒンジポスト受け口と、メインドアと酸素分配手段との間に設け られた内側マスク詰込みドアとを更に有し、該内側マスク詰込みドアは、手動 で接近できるようにする孔を備えていることを特徴とする請求項11記載のパ ーソナルサービスユニット。 8.酸素分配手段の展開を試験する手段を更に有し、酸素分配手段の展開を試験 する前記手段は、メインドアに取り付けられた外部試験レバーと、メインドア を部分開放試験位置に保持する手段とを有することを特徴とする請求項15記 載のパーソナルサービスユニット。 9.前記容器ハウジングは、一体形取付けガイドと、一体形取付けガイドに着脱 自在に取り付けられた嵌合式異形ストリップとを更に有することを特徴とする 請求項2記載のパーソナルサービスユニット。 10.酸素を発生させてこれを分配する輸送機用一体形モジュールであって、容器 ハウジングと、容器ハウジング内に着脱自在に設けられた酸素発生カートリッ ジとを有することを特徴とする一体形モジュール。
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