JP2000510707A - カッサバプロトプラストの生産及び形質転換方法 - Google Patents

カッサバプロトプラストの生産及び形質転換方法

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ジャコブソン、エヴェルト
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コオペラチイヴェ・ヴェルコオプ―・エン・プロダクチイヴェレニギング・ヴァン・アアルダッペルメエル・エン・デリヴァテン・アヴェベ・ビー.エイ.
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Abstract

(57)【要約】 カッサバ又は極関連した種のプロトプラストを生産するための方法。プロトプラストは、植物に再生可能である。この方法は、カッサバ又は極関連した種の移植片からフライアブルすなわち非常にもろい胚形成カルスを生産する工程、及び前記フライアブル胚形成カルスからプロトプラストを分離する工程、を含む。プロトプラストは、このような方法により得ることができる。カッサバ又は極関連した種のこのようなプロトプラストを形質転換する方法、及びこれにより得ることのできる形質転換したプロトプラスト。これら方法から植物を再生するための方法、及びこれにより得ることのできるカッサバ植物又は極関連した種。

Description

【発明の詳細な説明】 カッサバプロトプラストの生産及び形質転換方法 遺伝子修飾又は形質転換は、一又は数個の遺伝子を商業的に関心のある遺伝子 型又はクローンに加える技術である。原理的に、好結果の得られる形質転換シス テムは、新しい植物が特定の植物の部分(茎、葉、節、等々)又はプロトプラス ト(細胞壁のない単一細胞)から形成される有効なシステム、DNA分子を植物 の部分又はプロトプラストに移植できるシステム、及び外来遺伝子を含み且つこ の外来遺伝子に関する形質を発現する植物及び組織を選択できるシステム、を必 要とする。 原理的に、プロトプラストは、DNA導入(delivery)に最も理想的なシステ ムである。プロトプラストは、単一細胞として培養でき、多細胞のコロニーを生 じ、このコロニーから植物が発生する。プロトプラストから再生した植物は、起 源的にほぼクローンである。これは、遺伝子導入植物でのキメラ現象を除くので 、いずれの形質転換システムにも有用なツールを与える。 カッサバは、プロトプラストの植物再生には非常に扱いにくいものである。カ ッサバのプロトプラストからの苗条再生に関する報告書が一つだけある(Shahin 及びShephard、1980年)。彼らは、プロ トプラストの分離のため、よく広げた葉を使用した。努力の甲斐なく、(葉、茎 及び根から分離した)プロトプラストからの植物再生は、以来まったく繰り返し て行われてこなかった(Anonymus(1985)、Nzoghe(1991)、Anthonyら(1995 )、Sofiari(1996))。胚形成細胞を含む組織を使用して論理学的に行われた 。このような細胞は、オーキシン補充培地に培養した先端分裂組織、若い葉、又 は不定胚(somatic embryos)にみられる(Stamp及びHenshaw(1987a)、Raemak ersら(1993a))。しかし、これら組織から分離されたプロトプラストが、最良 の場合の緑色カルス及び不定根に与えた(sofiari(1996))。近年、新型の不 定胚形成が開発された。この生体外システムでは、胚が(前下がり)球形((pr o-)globular)段階を越えて発生せず、胚形成カルスが高度にフライアブル(fr iable)すなわち非常にもろい(Taylorら(1995))。このフライアブル胚形成 カルス(FEC:Friable Embryogenic Callus)の液体培地への移植が浮遊培養 となった。セイヨウネギ(Buitenveld及びCreemers(1994))、ペチュニア(po werら(1979))、イネ(Kyozukaら(1988))、サトウキビ(Chenら(1988)) 、及びコムギ(Changら(1991))では、このような培養がプロトプラスト再生 の優れたソースであった。 カッサバにおいて、FECが、プロトプラストが組織から分離でき植物に再生 できる唯一の組織であることがわかった。 よって、本発明は、プロトプラストの植物への再生が可能であるところの、カ ッサバ又は極関連した種のプロトプラストを生産するための方法を提供する。こ の方法は、フライアブル胚形成カルスをカッサバ又は極関連する種の移植片から 生産する工程、及びプロトプラストを前記フライアブル胚形成カルスから分離す る工程を含む。以下で説明するように適当なプロトプラストを得るためにはFE Cの溶液の培養が非常に重要であることがわかる。したがって、本発明は、さら に、フライアブル胚形成カルスを液体培地で培養する方法を提供する。 プロトプラストは、好適に、植物細胞の細胞壁を酵素分解させることによって 生産される。よって、本発明は、セルラーゼ、ペクトリアーゼ(pectolyase)及 び/又はマセロチーム(macerozyme)といった細胞壁分解酵素の混合物を使用し てプロトプラストを生産するための方法を提供する。 また、移植片がとられる植物が前処理されるときに、本発明に従った方法が最 も良く働くことがわかる。したがって、本発明は、以下で説明するように、移植 片がとられる植物をオーキシンで前処理する方法を提供する。 本発明に方法により、好適に、移植片に胚形成が誘導され、フライアブル胚形 成カルスが魚雷型の一次胚又は成長しきった胚(又は 成熟胚)から生産される。この理由については、詳細な説明の欄で説明する。ま た、上述のような方法によって得ることのできるプロトプラストも本発明の一部 である。 何故植物へ再生できるプロトプラストを有したいのか、という重要な理由は、 当然に、プロトプラストが、他のいずれの適当な方法によっても付加的な遺伝子 情報を容易に形質転換又は形質導入又は与えられるからである。よって、カッサ バ植物又は極関連した種に、対象の遺伝子物質を与えることができる。よって、 本発明は、(いずれの適当なやり方でも与えるように定義した)カッサバ又は極 関連した種のプロトプラストを形質転換する方法も提供する。この方法は、前記 プロトプラストを、アグロバクテリウム・ツメファシエンスのような、付加的な 遺伝子情報を含むバクテリアによる感染を介して与えることによってなされる。 これは、前記の付加的な遺伝子情報を含むベクターを与える電気穿孔法又は化学 的穿孔法によるか、又は粒子を付加的な遺伝子情報と一緒にコーティングする粒 子射突によってなされ、フライアブル胚形成カルスから得ることのできるプロト プラストが形質転換される。また、本発明は、このような方法によって得ること のできる形質転換されたプロトプラストも含む。 以下、カッサバのような植物を形質転換することの有用性につい て簡単に紹介する。 植物遺伝子技術の応用範囲は、有用な遺伝子、その特性及び操作から植物への 一次変異構造の再導入にわたる多くの異なった技術を含む(Lonsdale(1987)) 。植物遺伝子技術は、イネ(Chenら(1987)、Shimamotoら(1989))、トウモ ロコシ(Gordon-Kammら(1990)、Vainら(1993))及びコムギ(Marksら(1989 ))及びポテト(De Block(1988)、Visserら(1989))といったトランスゲニ ック穀物で例示されるような品種改良を触媒促進する。遺伝子技術の急速な発展 は、植物病原体識別の複雑な分子機構や宿主植物の自然防衛戦略にみられる。ま た、この技術は、伝統的な品種改良の可能性をはるかに越えた所望の遺伝子型の 制御と有効な識別のために使用できる。 例えば、浮遊培養に由来するプロトプラストの電気穿孔法が、トウモロコシ( Rhodesら(1988))、イネ(Toriyamaら(1988))及びカモガヤ(Homら(1988 ))の形質転換に先立って行われた。 好結果が得られる試みが、タバコ(Powel Abelら(1986))のトバモウイルス (tobamovirus)、及びポテト(Hoekemaら(1989))やパパイア(Fitchら(199 2))のポテックスウイルス(potexvirus)のような病原ウイルスに対する抵抗 性を改良するためになされてきた。上記の例では、コート(coat)蛋白質をコー ドする単一の遺伝 子の形質を発現することに基づいて導入される。カッサバでは、アフリカンカッ サバモザイクウイルス(ACMV)及びカッサバコモンモザイクウィルス(CC MV)がコート蛋白質培地抵抗技術(Fauquetら(1992))により制御さ れ得る。シアン化物形成の遺伝子解読キー酵素がクローン化(Hughesら(1994) )され、実行可能の反対の方法を使用して遺伝子形質転換によりカッサバシアン 化物形成の操作がなされる。 よって、本発明は、付加的な遺伝子情報が、アンチセンス構造(antisense co nstruct)、特にアミロース合成経路を示すことのできるアンチセンス構造を含 む、形質転換原形質を提供する。 プロトプラストが、田畑で成長できず、収穫できない。プロトプラストが形質 転換に必要であるが、前記プロトプラストを胚及び/又は植物に再生できなけれ ばならない。これは、カッサバのプロトプラストからの再生が困難であることを 示したので、本発明の重要な実施例である。どのようにこれが達成されるかにつ いては詳細な説明の欄で説明する。詳細は、本願に同封のE.Sofiariの論文「Reg eneration and Transformation of Cassava(Manihot Esculenta Crantz)」( 未発行)を参照。よって、本発明は、プロトプラストから植物を再生するための 方法を提供し、本発明に従ったプロトプラストが胚を生産するために誘導され、 その結果として胚が植物を生産す るために誘導される。 前記方法によって得ることのできる植物、特に塊茎が本質的にアミロースを全 く含まない植物も本発明の一部である。 詳細な説明 FECの開始 FECを得るための手順の概略を図1に示す。まず、一次胚を誘導する。一次 胚は、二つの工程で形成される。第一の工程では、移植片が、胚の開始のための オーキシン(例えば、1-8mg/lのピクロラム又はダイカンバ(dicamba)又は2 ,4-D)、炭水化物ソース(例えば、20mg/lのスクロース)、ソルト及びビタ ミン(好適に、Murashige及びSkoog(1962))を補充した培地で培養される。10 から15日後、この最初の培地に双極(bipolar)魚雷型胚が形成される。魚雷型 胚は、クリア(clear)胚軸及び子葉原始細胞を有する。魚雷型胚をもつ移植片 を第二の工程の培地(オーキシンのない第一の工程の培地と同一の培地)に移植 した後、魚雷型胚が成熟する。成熟胚は、大きい緑色子葉を有する。接合子胚( Stamp及びHenshaw(1982);Konanら(1994))、若い葉の移植片又は先端分裂組 織(Stamp及びHenshaw(1987a);Szabadosら(1987);Mroginski及びScocchi(1 993);Raemakers(1993a);Narayamaswamyら(1995))及び花(floral)組織( Mukherjee( 1995))が、一次胚を得るために使用される。このやり方では、多数の異なった 遺伝子型が、第一の胚を形成するこれらの能力について評価される。このプロト コルでは、一次不定胚が、固体培地での培養後に形成されるだけであり、液体培 地での培養後には形成されない。さらに、オーキシンピクロラム、ダイカンバ( Dicamba)又は2,4-Dが使用され且つIAA、IBA又はNAAと一緒でない場 合、不定胚(一次)が観察されるだけである。 現在使用のプロトコルでは、培養した移植片ごとに形成される成熟胚の数に遺 伝子型の変化がある。遺伝子型M.Coll505、M.Col22及びGadingにより、培養した 葉の移植片(ME/CLE)ごとの成熟胚の最も高い数が与えられた。しかし、 形成された成熟胚の数は低かった。M.Col22では、最大22%の葉の移植片が生体 外で生育した植物から分離され、4mg/lの2,4-Dを有する第一の培地で培養さ れ、最大数0.8ME/CLEのMEを形成した。第一の工程の8mg/lの2,4-Dを 有する培地では、最大49%の葉の移植片が、最大数3.5ME/CLEをもつMEを 形成した。より高濃度の2,4-Dが、移植片の胚形成容量をさらに改良することは なかった。一次不定胚を生産するために葉の移植片の能力を改良しようとする試 みでは、ドナー植物を異なった条件下で生育した。異なった照光条件下(8、12 、16又は24時間)でのin vitroでのドナー植物の生育は、胚形成反応に何も影響 を与えなかっ た。しかし、光強度の減少が、影響を与えた。最良の結果は、8μEm-2s-1で生 育し且つ第一の工程の培地で培養したドナー植物から分離した葉の移植片で得ら れた。 特定の遺伝子型においては、一次胚形成を誘導するにはダイカンバ(1-55mg /l)及びピクロラム(1-12mg/l)が2,4-Dよりも優れていることが、他の研 究者によって示された(Ng(1992);Sudarmonowati及びHenshaw(1993);Ta ylor及びHenshaw(1993))。Mathewsら(1993)は、0.5%チャコールを有する 成長調節物質の入っていない培地に第一の工程の培地の15日後の移植片を移植す ることによって、遺伝子型M.Coll505の一次胚形成の効率を改良した。この培地 では、成熟が向上し、その結果、成熟胚が、0.4から3.4ME/CLEへ増大した 。 ドナー植物が2,4-D又はピクロラム又はダイカンバのようなオーキシンで前処 理されると、最良の結果が得られた。このため、植物が、液体MS20で生育され 、増殖12日後にオーキシン(最終濃度8mg/l)が供給された。二日後、葉の移 植片が、ドナー植物から分離され、8mg/lの2,4-D、ピクロラム又はダイカン バを有する第一の工程の培地で培養された。クローンM.Col22では、これが、9.4 ME/CLEの生産となった。これは、H2O-処理制御-植物におけるよりも著し く高かった(ここで、3.5ME/CLEが生産された)(表3)。 オーキシン前処理の一般的な応用性は、様々の異なった遺伝子型で試験された 。ドナー植物の前処理なしで、二つの遺伝子型が低い頻度でMEを形成した。ド ナー植物の前処理後、ほぼ全ての遺伝子型の葉の移植片がMEを形成した。 最終的に、我々は、表1の22の試験遺伝子型のうちの18のもの(TMS30221 、TMS30001、TMS30572及びSao Paoloを除く)から、成熟した一次不定胚 を得ることができた。 二次胚を開始するために、接合子や葉に由来した一次不定胚が移植片として使 用された(Stamp及びHenshaw(1987b);Szabadosら(1987);Mathewsら(1993 );Raemakersら(1993bc);Luongら(1995))。オーキシン補充培地での不定 胚の連続培養が、不定胚形成のサイクリックシステムとなった。二次胚形成のた めに不定胚を二次培養するやり方は、胚形成組織の構造に影響するようにみえる 。不定胚の凝集は、古い胚の先端に形成した最初の指状の胚に成長した固体2,4- Dを含む暗室培地で毎月再培養された。胚は、魚雷型の段階を経ることはなかっ た。胚の凝集が光のある第二の工程の培地に移植されると、さらに成長した。通 常、成熟不定胚は、光のある第一の工程の培地で培養され、20日後、移植片が成 熟のため第二の工程の培地に移植された。他のシステムでは魚雷型胚が二次胚不 定胚形成の新たなサイクルを始めるために使用されたが、このシス テムでは、胚は成熟し、大型の緑色子葉を有する成熟胚が胚形成の新たなサイク ルを始めるために使用された。 このような成熟胚の増殖システムは、遺伝子型に関連して説明した表1のもの のうちの14のもので試験された。ほとんどの遺伝子型では、幾つかの成熟した一 次胚が入手でき、一つを除く全ての遺伝子型が2,4-D補充培地での培養後に一次 不定胚形成で観察したように非常に高い頻度で新しい成熟胚を与えた。胚形成は 、1年以上の間、成熟胚の通常の二次培養により維持された(Szabadosら(1987 );Mathewsら(1993);Raemakers(1993))。新しい不定胚が、液体及び固体 の両方の培地で形成される。全ての遺伝子型において、液体培地では、固体培地 よりも多くの胚が形成されたこと、及び胚全体と比較して二次胚不定胚形成の新 しいサイクル前の胚の断片化がその生産を増加したこと、が観察された。例えば 、M.Col22では、断片化した胚が液体培地で培養されて培養胚ごとに32の胚が 生産される(Raemakersら(1993c))のではなく、胚全体が、固体培地で培養さ れて培養胚ごとに8の胚が生産された。2,4-D、ピクロラム又はダイカンバだけ でなく、NAAも二次胚形成を誘導した。IBB及びIAAは、二次胚形成を誘 導しなかった。NAAが、Adira 1、Adira 4、Gading、Line 11、M.Col22、M.Co ll505、TMS90853及びGadingで使用され、好結果を得た。一般に、より多くの 成熟胚が、 2,4-D、ピクロラム又はダイカンバ補充培地よりもNAA補充培地で生産された 。さらに、胚を誘導したNAAの成長は、2,4-D、ピクロラム又はダイカンバよ りも速い。培養期間の短縮は、特に大型のものを操作するときに、有益である。 歴史的に、2,4-Dにより新しく誘導された二次胚は、移植片に、NAAにより 水平方向に付着されるのではなく、垂直に付着された。 カッサバの胚形成培養を得るには、まだ問題がある(Mroginski及びScocchi( 1992);Taylorら(1992);Narayanaswamyら(1995);Sudarmonowati及びBach tiar(1995))。主たる問題は、一次の移植片からの胚形成組織が得られること ではなく、二次胚形成によるこの組織の大規模な増殖である。この目的のため、 魚雷型胚を含む組織か又は成熟胚を使用した。魚雷型胚の増殖は遺伝子型に非常 に依存し、一方、成熟胚の増殖は遺伝子型に依存しない(Raemakers(1993)) 。一次及び二次胚両方の不定胚は、双極(bipolar)構造を有する胎芽の形状に 特徴がある。この双極魚雷型胚は、オーキシンを補充した第一の工程の培地です でに形成される。したがって、Taylorら(1995)が、用語「有機化(organized )胚形成」を提案した。有機化細胞は、全体を特徴的に一体化したものに形成さ れる組織及び有機物を有する能動的に分裂する細胞のグループ、と定義される( Walker(1989))。 より少ない有機化型の不定胚形成がTaylorら(1995)によって開発された。連 続的に選択して、有機化胚形成組織は、Gresshoff及びDoy(1972)のソルト、ビ タミン、及びピクロラム(10mg/l)(GD2)補充培地で培養され、より少な い有機化組織に徐々に転換された。この組織は、(前下がり)球形胚のカルス状 のマス(mass)を含み、非常にフライアブル、つまり非常にもろい。このことか ら、この組織は「フライアブル胚形成カルス(FEC)」と呼称された。FEC の細胞は、一体化構造に有機化されないので、連続的に、グループコントロール (group control)から逸脱した状態にある。FECは、Gresshoff及びDoy(1972 )のビタミン及びソルト、ダイチン・アガー(Daichin agar)(7g/l)、スクロ ース(20b/l)及びピクロラム(固体GD2)(10mg/l)を含有する培地に維 持される。フライアブル胚は、三週間ごとに上記の培地で二次培養される。液体 浮遊培養を開始するために、0.5gのフライアブル胚が、Schenk及びHildebrandt (1972)のソルト及びビタミン、スクロース(60g/l)及びピクロラム(液体S H6)(10mg/l)を補充した50mlの液体培地を入れた200mlのフラスコに移 された。この培地は、二日ごとに新たに供給され、14日後、各フラスコの含有物 が5つを越える新しいフラスコに分けられた。pHは、オートクレーブに入れる 前、507に調節された。増殖チャンバ内の温度は30℃、光周期は12時間、放射照 度は40μmolm-2-1であった。浮遊培養が、6%(w/v)のスクロース及び10 mg/lのピクロラム(SH6)を補充したSchenk及びHidebrandt(1972)の培 地にFECを培養することによって開始された。2又は3日ごとにこの培地が新た に供給された。 高いフライアブル状態に培養を維持するために、FECは、二ヶ月に一回篩い にかけなければならない。実用的には、FECの一部が1mm2メッシュの篩いに かけられ、二次培養に使用される。 FECは、GD2又はSH6の培地では、魚雷型胚をほとんど形成しない。魚雷 型及びそれに続く成熟胚は、FECが成熟培地で培養されると、形成される。成 熟培地は、Murashige及びSkoog(1962)のソルト及びビタミン、ミオ-イシトー ル(0.1g/l)、スクロース(20g/l)、マンニトール(18.2g/l)、MES(0.48 g/l)、カゼインヒドロリセート(caseinhydrolysate)(0.1g/l)、アデニン硫 酸塩(0.08g/l)、d-カルシウム-パントテナート(panthotenate)(0.5mg/l )、コリンクロライド(choline chloride)(0.1mg/l)、アスコルビン酸( 0.5mg/l)、ニコチン酸(2mg/l)、ピリドキシン(pyridoxine)-HCI (1mg/l)、チアミンHCL(10mg/l)、葉酸(0.5mg/l)、ビオチン (0.05mg/l)、グリシン(0.5mg/l)、L-システイン(0.1mg/l)、リ ボフラビン(0.25mg/l)及びピクロラム(1mg/l)を含有する。この成熟 培地は、3週間ごとに新たに供給された。 成熟胚は、2,4-D、ピクロラム、ダイカンバ又はNAAを補充したMS20培地 で培養することによって二次胚不定胚形成に誘導される。一次及び二次胚不定胚 形成は、広い範囲の遺伝子型(表1を参照)で確立するのに比較的容易であり、 一方、FECは幾つかの遺伝子型に制限される。FECは、不定胚形成及び遺伝 し形質転換の新しいシステムにおいて、このシステムをよりいっそうの遺伝子型 に適用可能にするために、よりいっそうの研究が必要であるが、有望である。高 品質の有機化組織の利用可能性、及びFECに転換するこの組織の能力が、この プロセスには不可欠である。この場合、二つの工程(有機化組織の開始、及び非 有機化組織への転換)が好結果のFECの開始のために確定的である。これら工 程の両方が遺伝子型に依存する。有機化組織がRaemakers(1993)に説明される ような成熟状態に増殖されると、FECに転換するこの組織の能力だけがFEC を開始する確定的な工程である。いずれにしても、有機化組織が、開始物質とし て使用できる。有機化組織が使用できなければ、この組織は、FECの開始に使 用される前に非成熟状態で最初に増殖される。これは、高密度で移植片を培養す るか又はサイクリック期間を短縮することによって明らかに達成される。 プロトプラストからの植物の再生 プロトプラストの分離 プロトプラストの分離のために、固体GD2又は液体SH6のどちらで培養した FECでも使用することができる。しかし、プロトプラストの最高収率は、液体 SH6で1〜3週間培養したFECより得ることができた。 2グラムのFECが、細胞壁消化溶液10mlを入れたペトリ皿(Φ9cm)に置 かれた。細胞壁消化溶液は、細胞壁分解酵素;10mg/lペクトリアーゼ、10g/l のセルラーゼ、200mg/lのマクロ酵素(machroenzyme)、成長調節物質(NAA 1mg/l)2,4-D 1mg/l)ゼアチン1mg/l);メジャーソルト(major sal ts)(368mg/l CaCl2、34mg/lのKH2PO4、740mg/lのKNO3、4 92mg/lのMgSO4.7H2O);マイナーソルト(minor salts)(19.2mg/l のNA-EDTA、14mg/lのFeSO4.7H2O)及びオスモチカム(91g/lの D-マンニトール)、並びに0.5g/lのMESの混合物を含む。細胞壁分解酵素セ ルラーゼ(1-10g/l)にマセロザイム(200mg/l)を加えたものが、プロトプ ラストの分離に成功した。ペクトリアーゼ(0.001-0.011g/l)及び/又はドリセ ラーゼ(0.02g/l)をさらに添加すると、プロトプラストの収率が高くなった。1 8時間のインキュベーション後、溶液に10mlの洗浄媒体(washing medium)が 添加された。0.530mOsm/gのオスモル濃度である洗浄媒体は、メジャーソル ト(細胞壁消化溶液参照)、45.5g/lのマンニトール及び7.3g/lのNaClを含 む。消化された組織は、73μM孔径のフィルター (PA55/34Nybolt-Switzerland)を通して、250mlビーカーガラスの中にろ過 された。ろ液は等しく2つの12ml円すいスクリューに分けられ、600rpmで3 分間遠心された(Mistral2000)。洗浄手順は、上澄みの除去後、もう一度繰り 返された。プロトプラスト溶液は、メジャー及びマイナーソルト(細胞壁消化溶 液参照)及び105g/lスクロースを含む9.5mlの溶液に浮かべられて再懸濁され た。pHは5.8であり、オスモル濃度は0.650mOsmであった。プロトプラスト を含んだ溶液は、0.5mlの洗浄媒体を静かに頂部に添加する前に、5分間平衡を とることができた。700rpmで15分間遠心すると(Mistral2000)、プロトプラ ストは、スクロースと洗浄媒体の間のバンドに集められた。プロトプラストの層 を、パスツール・ピペットで回収し、収率は、標準的なヘモサイトメーター・チ ェンバ(haemocytometer chamber)で計算された。 プロトプラスト培養 プロトプラストは、アガロース0.2%w/v(0.1-10mg/l)(Dons en Bouwer, 1986)で凝固され、10mlの同様の液体培地を含む媒体で、ペトリ皿において培 養された。次の媒体が、微小なカルスを形成した: TM2G培地(Wolters et al.,1991)は、オーキシン(0.1-10mg/lのNA A若しくは0.1-10mg/lのピクロラム、又は0.1-10mg/lのIAA、又は 0.1-10mg/lの2,4-D)又は0.1-10mg/lのダイカンバ(dicamba)又は0.1-10 mg/l、又は0.1-10mg/l)のみを補充するか、又はオーキシンにサイトカイ ニン(0.01-1mg/lゼアチン、0.01-1mg/lの2-iP、0.01-1mg/lBA、0.0 1-1mg/l TDZ、0.01-1mg/lカイネチン)を加えたものを補充したもので ある。 培地A(Murashige and Skoog(1962)ソルト及びビタミン、4.5g/lミオ・イノ シトール、4.55g/lマンニトール、3.8g/lキシリトール、4.55g/lソルシトール、 0.098g/l MES、40mg/lアデニン硫酸塩及び150mg/lカゼイン加水分解塩 (caseinhydrolysate)、0.5mg/l d-カルシウム-パントテナート(d-calcium -panthotcnate)、0.1mg/l塩化コリン、0.5mg/lアスコルビン酸、2.5mg /lニコチン酸、1mg/lピリドキシン-HCl、10mg/lチアミン-HCl、0. 5mg/l葉酸、0.05mg/lビオチン、0.5mg/lグリシン、0.1mg/l L-シ ステイン及び0.25mg/lリボフラビン及び59.40g/lグルコース)は、オーキシ ン(0.1-10mg/l NAA若しくは0.1-10mg/lピクロラム、又は0.1-10mg/ l IAA、又は0.1-10mg/l 2,4-D、又は0.1-10mg/lダイカンバ(dicamb a))のみを補充するか、又はオーキシンにサイトカイニン(0.01-1mg/lゼア チン、0.01-1mg/l 2-iP、0.01-1mg/l BA、0.01-1mg/l TDZ、0.01 -1mg/lカイネチン)を加えたものを補充したものである。 媒体は10日毎に、9mlの新しい培地と交換することにより、新し くされた。最初の培地における培養から2ヶ月後、高品質のFECが選択され、 さらなる増殖のためか、又は成熟のために培養された。増殖のために、FECは 、40g/lのスクロース、7g/lのダイシン-アガー(Daichin-agar)及び2mg/lの ピクロラムが補われたGresshoff and Doy(1974)の培地(GD4)に移された。 3週間後、FECは、20g/lのスクロース、7g/lのアガー及び10mg/lのピクロ ラムが補われたGresshoff and Doy(1974)の培地(GD2)に移された。1.0gの FECを、10mg/lのピクロラムが補われた液体SH6%培地に移すことにより 、浮遊培養が開始された。2週間後、最初のパックされた細胞の量(packed cell volume)を1.0mlにして、懸濁液が新しいフラスコに分けられた。 培養2ヶ月後、106/mlの密度で培養されたプロトプラストは、64ミクロ−カ リ(micro-calli)のみを生成するにすぎないが、0.5mg/lのNAA及び1mg /lのゼアチンを補われた105/mlの密度のTM2Gで培養された104プロトプラ ストは、1058ミクロ-カリ(micro-calli)を生成した。TM2G培地を培地Aと 置き換えると、どちらの密度においても、ミクロ-カリ(micro-calli)の数は著 しく減少した。この段階において、少なくとも3タイプのカリを識別することが できた。1つの型は、密度106で培養されたプロトプラストに、最も多く観察され る、球状胚から成った。それらのいくつかは、明るい緑色の、構造(structures )のように発達した子葉であった。しかし、これらの胚 は、正しく発芽することができなかった。もう1つの型は、早く生長し、大きく 密集したカルスであり、このカルスは、どちらの密度で培養したプロトプラスト にも観察された。第3の型は、どちらの密度でも観察された非常にもろいカルス であった。密度2-5×105(TM2G培地)において、約60%のカリがもろく、胚 が形成された。FECは、さらなる増殖のためか、又は成熟のために継代培養さ れた。 プロトプラストに由来したFECの増殖 次のFECの選択で、2mg/lピクトラムを加えたGD4上で培養された0.1g のFECは、3週間後、0.7gの組織へと増殖した。組織の95%以上が、高品質の FECから成った。次にこの組織は、10mg/lピクトラムを加えたGD2上での 継代培養により、3週間維持された。浮遊培養を開始するために、FECが液体 培地へと移された。この物質のパックされた細胞量(PCV)の増加は、元の物 質のPCV(データは示していない)よりも、やや高かった。 プロトプラストに由来したFECの成熟 胚の成熟を誘導する試みでは、TM2Gで2ヶ月培養した後に分離されたFE Cが、成熟培地で培養された。成熟培地は、Murashige and Skoog(1962)ソルト 及びビタミン、0.1g/lのミオ・イノシトール、20g/lのスクロース、18.2g/lのマ ンニトール、0.48g/lのMES、0.1mg/l のカゼイン加水分解塩(caseinhydrolysate)、0.08g/lのアデニン硫酸塩、0.5 mg/lのd-カルシウム−パントテナート(d-calcium-panthotenate)、0.1m g/lの塩化コリン、0.5mg/lのアスコルビン酸、2.mg/lのニコチン酸、 1mg/lのピリドキシン-HCl、10mg/lのチアミン-HCl、0.5mg/lの 葉酸、0.05mg/lのビオチン、0.5mg/lのグリシン、0.1mg/lのL-システ イン、0.25mg/lのリボフラビン及び1mg/lのピクロラムを含んだ。この成 熟培地は3週間毎に新しい培地と交換された。 この培地上で、増殖から成熟へのゆるやかなシフトがあった。結果として、パ ックされた細胞量は、液体成熟培地において2週間培養した後、ファクター4( factor4)と共に増加した。固体成熟培地移した後も、増殖はある。固体培地上 で2週間後、ほとんどの胚は球状型に達し、これらの球状胚のわずかなものだけ が、さらに発達した。固体成熟培地で1月培養すると、一次魚雷型胚が見られる ようになった。成熟胚及び魚雷型胚の数は、コロニー形成率に関連していないが 、最初に培養されたプロトプラストの密度と関連していた。このような胚は、プ ロトプラストが成長調節物質なしにTM2G上で培養されたならば、得ることが できなかった。成熟胚及び魚雷型胚の最大数は、0.5mg/lのNAA及び1mg/ lのゼアチンを補ったTM2G上で培養したプロトプラストから形成された。N AAをピクロラムで置き換えると、魚雷型胚と成熟胚の数は、著しく低くなった (表 2)。テストされたピクロラム濃度2mg/lのものから、最良の結果が得られた 。培養3ヶ月後、アガロース1滴当たり60から200の間の魚雷型胚及び成熟胚が 分離された。魚雷型胚は、新しい成熟培地、又は0.1mg/lのBAPを加えたM S2で培養されると、高頻度で成熟胚になった。 二次胚不定胚形成及びプロトプラストに由来した成熟胚の再生 10mg/lのNAA又は8mg/lの2,4-Dを補った液体又は固体MS2培地で培 養すると、わずかな魚雷型胚のみが、二次胚を形成した(データは示していない )。成熟胚は、二次胚形成によりよく移植された。液体及び固体培地の両方にお いて、二次胚の誘導のためには、NAAと比較して、2,4-Dが優れていた。成熟 胚が第一に2,4-Dで培養され、次に液体NAAで培養されると、応答は2,4-D単 独の培養と比較することができる。第一に2,4-Dを含む培地において二次胚形成 のサイクルを経ている胚もまた、10mg/lのNAAを補ったMS20において、 高い効率で二次胚を生成する。 液体培地において、オーキシン2,4-Dジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)又は ナフタレン酢酸(NAA)により誘導された循環的(cyclic)又は二次胚の発芽 が比較された。すべての遺伝子型において、乾燥は、胚に誘導されたNAAの正 常な発芽を刺激する。しかし、乾燥された胚では、高頻度の発芽のために、ベン ジルアミノプ リン(BAP)のようなサイトカイニンを補った培地が必要とされた。結果とし てできた実生の形態は、BAPの濃度に依存した。1mg/lのBAPでは、厚く 短い主根及び短い節間をもつ枝分かれした苗条が生長した。0.1mg/lのBAP では、主根は薄くて細く、苗条は1つ又は2つのみの先端分裂組織を有していた 。胚が部分最適に(sub-optimally)乾燥されると、胚が発芽を刺激されるよう に最適に乾燥された場合よりも、より高い濃度のBAPが必要とされた。暗室で 培養された、乾燥された胚は、より低い濃度のBAPを必要とし、さらに、これ らの胚は、明室で培養された胚よりも早く発芽した。不定胚誘導の開始から4週 間後に、完全な植物体が得られた。2,4-Dは、異なった応答を示した胚を誘導し た。1つの遺伝子型のみにおいて、乾燥が、胚に誘導された2,4-Dの発芽を強化 し、その他の3つの型では、強化されなかった。すべての遺伝子型において、乾 燥が根の形成を刺激した。明室で培養された胚が、優勢に主根を形成したが、暗 室で培養された胚が優勢に不定根を形成した。 4.0遺伝子移植システム 過去何年もの間、シリコンファイバー法(Kaepplerら(1990))、ミクロ注入 法(DeLaat及びBlaas(1987))及び電気泳動法(Griesbach及びHammond(1993 ))といった、DNAを植物プロトプラストヘ導入する様々な技術が開発されて きた。最も共通的に使 用され且つ潜在的に応用可能なものは、アグロバクテリウム培養遺伝子導入法、 ミクロ射出/粒子射突法及びプロトプラスト電気穿孔法である。 アグロバクテリウム・ツメファシエンスDNA導入システムは、最も共通的に 使用される技術である。それは、この方法による植物のDNA導入の第一の発明 に確率的に関連する。最初に、それは、リュウキュウベンケイ属の多肉植物及び ナス科植物、特にタバコに限定された。今日では、アグロバクテリウム培養形質 転換は、劇的に変化し、単子葉植物に限定されるものを含む広い範囲の植物の形 質転換が可能である(Wordragen及びDons(1992)を参照)。カッサバはアグロ バクテリウムのホストであるが、それを受けることがそれほど高くないことが証 明された。 原理的に、プロトプラストは、単一細胞として培養でき、多細胞のコロニーを 生じ、このコロニーから植物が発生する。プロトプラストに由来した植物は、起 源的にほぼクローンである。これは、遺伝子導入植物でのキメラ現象を除くので 、いずれの形質転換システムにも有用なッールを与える。しかし、プロトプラス トの使用は、種に非常に依存する再生システムによって妨害される。形質転換の ため、例えば、ロリウムマルチフォーム(Lolium multiform)(Potrykusら(19 85))やトリチカムモノコッカム(Triticum monococcum)(Lorzら(1985))で展示されたようにDNAを細胞質に入れ込む ことのできる可逆的透過化を起こさせるプラズマメンブレン(plasma membrane )を部分的に変更するPEGに関連して使用できる。DNAに対するプラズマメ ンブレンや細胞壁の透過性を増大させる他の技術は、電気穿孔法(Jonesら(198 7)を参照)によるものである。この方法では、電気パルスがDNAを細胞に入 り込む。イネは、プロトプラスト電気穿孔法により繁殖能力のある導入遺伝子植 物となった最初の収穫物であった(Shimamotoら(1989))。 粒子射突法又はバイオリスチック(biolistic)を外来DNAの導入に使用す ると、カッサバ形質転換の変形的な方法を与える。粒子射突法は、ほとんどの組 織の細胞にDNA導入可能の唯一の手法である。この方法によって得られた最初 の導入遺伝子植物は、タバコであった(Kleinら(1989))。この好結果の得ら れる形質転換方法に従って、粒子射突法が、アグロバクテリウム感染を受け入れ にくい植物、特に単使用植物に広く使用される。粒子(ミクロ射出)を加速する 様々なDNA導入装置の改良の結果が、最新式モデルの「Biolistic(商標)P DS-1000」(Bio-Rad Laboratories:カリフォルニア州リッチモンド)である 。これら装置は商業的に入手可能であるが、比較的高価であるのが現状である。 DNAにコーティングしたタングステンや金の粒子がミクロ射出に共通的に使用 され、ターゲッ ト組織へのDNA導入がなされる(Songstadra(1995))。 5.選択及び遺伝子修飾に使用されるリポーター遺伝子 形質転換細胞を識別可能とするため、対象の遺伝子は、選択可能のマーカー遺 伝子と結合される。このマーカー遺伝子は、形質転換細胞を選択するのに必要で ある。選択は、形質転換細胞/組織の視覚的特徴に基づいてなされる。一例とし て、ホタルから分離したルシフェラーゼ遺伝子がある。この遺伝子を発現し且つ 基質(ルシフェリン)と供給される植物細胞は、特殊な機器で検出できる光を発 する(Owら(1986))。形質転換組織を選択する他のやり方は、抗生物質又は除 草剤に対する耐性をコードする遺伝子の導入である(Thompsonら(1987);Gord on-Kammら(1990))。多くの抗生物質及び除草剤が、植物形質転換での選択的 な剤として使用されてきた。フォスフィノチリシン(phosphinothricin)(PP T)除草剤に対する穀物の耐性は、導入遺伝子植物の選択のために選ばれた(Ca oら(1990))。カリカパパイヤ(Carica papaya)(Fitchら(1994))、ヴィ チスヴィニフェラ(Vitis vinifera)(Nakanoら(1994);Scorzaら(1995)) 、トウモロコシ(Rhodesら(1988))、及びイネ(Chenら(1987))では、カナ ミシン(kanamycin)及び関連した抗生物質(Fralyら(1986))に対する耐性を もつネオミシンフォスフォタンスフェラーゼ(neomycine phosphothansferase)(NPTII)遺伝子が選択可能なマーカーとして使用され た。 カッサバでは、上記の全ての選択のシステムが使用できるが、PPTに基づい た選択が平均的であり、成熟胚を形成するFECの能力改良し、このやり方で植 物再生を増大する。 図1の説明 図1:一次、二次胚不定胚形成、フライアブル胚形成カルスの選択、発芽に従 った成熟及び乾燥を含む、カッサバの不定胚形成を略示する。 gd2=Gresshoff及びDoyのソルト(1974)、ビタミン及び20g/lのスクロースを補 充した培地 gd4=Gresshoff及びDoyのソルト(1974)、ビタミン及び40g/lのスクロースを補 充した培地 ms2=Murashige及びSkoogのソルト(1974)、ビタミン及び20g/lのスクロースを 補充した培地 pic=10mg/lのヒクロラム NAA=10mg/lのナフタレン酢酸 2,4-D=8mg/lの2,4-ダイクロロフェノキシ酢酸 sh6=Schenk及びHildebrandt(1972)のソルト、ビタミン及び60g/lのスクロー スを補充した培地 表1 不定胚形成に使用するカッサバの遺伝子型 インドネシア ナイジェリア TMS90853 M.Col22 Adira1 TMS50395 TMS30555 ジンバブエ Tjurug TMS60444 TMS30211 Line11 Adira4 TMS90059 TMS30395 ヴェネゼーラ Mangi4 TMS30572 TMS30001 M.Ven77 Gading TMS4(2)1244 コロンビア ブラジル Faroka TMS60506 M.Col1505 Sao Paolo 表2:生体外の、成熟胚の形状と反応する葉の移植片の数、及び培養葉移植片( #ME/CLE)ごとの成熟胚の数、に対するドナー植物の生育中の光強度の影響 光強度 移植片数 反応移植片a 生産物 (μEm-2s-1) (#ME/CLEb) 40 48 18b 1.7b 28 48 26ab 4.9ab 8 48 31a 6.6a 同一文字の上付きa、bは、それぞれカイ平方法試験(p<0.1)及びLSD試験 (p<0.1)による差が小さいことを意味する。 表3:11のナイジェリアンカッサバ遺伝子型とM.Col22における、第二の不定胚 形成による成熟胚の生育に従った、一次の成熟胚(生体外の植物から分離した培 養葉移植片ごとの成熟胚の数)の生産に対する2,4-D前処理の影響 胚形成 −次a) 二次b) 2,4-D前処理 No Yes M.Col22 3.5 9.4 13.5 TMS30555 0 0.7 6.2 TMS50395 0 <0.1 5.3 TMS60506 0 <0.1 0 TMS90059 0 <0.1 7.2 TMS30211 0 0 - TMS60444 0 1.1 9.9 TMS30395 0 0.1 6.7 TMS90853 <0.1 0.2 8.2 TMS4(2)1244 <0.1 0 5.4 TMS30001 0 0 - TMS30572 0 0 -a) 三つの実験の平均(合計48-74の葉移植片)b) 二つの実験の平均(合計28-48のME移植片) 参照文献 Anonymus著,1985,CIAT:Annual report:Centro International de Agricultu ra Tropical,Cali,Columbia,pp197-217 Anthony,P.,Cavey,M.R.,Power,J.B.及びLowe,K.C.著,1995,An 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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. カッサバ又は極関連した種の、植物に再生可能のプロトプラストを生産する ための方法であって、 カッサバ又は極関連した種の移植片からフライアブル胚形成カルスを生産する こと、及び 前記フライアブル胚形成カルスからプロトプラストを分離すること、 を含む方法。 2. フライアブル胚形成カルスが、液体培地で培養される、請求項1の方法。 3. プロトプラストを生産するために、セルラーゼ、ペクトリアーゼ、及び/又 はマセロチームのような細胞壁分解酵素の混合物が使用される、請求項1又は2の 方法。 4. 移植片をとる植物がオーキシンで前処理される、請求項1から3のいずれか1 の方法。 5. フライアブル胚形成カルスが、魚雷型の一次又は成熟胚から生産される、請 求項1から4のいずれか1の方法。 6. 胚が、一次の移植片に誘導される、請求項5の方法。 7. 請求項1から6のいずれか1の方法により得られるプロトプラスト。 8. カッサバ又は極関連した種のプロトプラストを形質転換するための方法であ って、 アグロバクテリウム・ツメファシエンスのような付加的な遺伝子情報を含むバ クテリウムによる感染を介するか、前記付加的な遺伝子情報を含むベクターを与 える電気穿孔法又は化学的穿孔法によるか、又は、粒子が前記付加的な遺伝子情 報をコーティングされる粒子射突法により、前記付加的な遺伝子情報をもつ前記 プロトプラストを与える工程、 を含み、 請求項7のプロトプラストが形質転換される、 ところの方法。 9. 請求項8の方法により得られる形質転換したプロトプラスト。 10.付加的な遺伝子情報が対象の遺伝子を含む、請求項9の形質転換したプロト プラスト。 11.付加的な遺伝子情報がアンチセンス構造を含む、請求項9の形質転換したプ ロトプラスト。 12.アンチセンス構造が、アミローゼ合成経路を示すことができる、請求項11の 形質転換したプロトプラスト。 13.胚を生産するために、請求項7、9-12のいずれか1のプロトプラストが誘導さ れ、植物を生産するために、続けて、胚が誘導され る、プロトプラストから植物を再生するための方法。 14.請求項13の方法によって得られる、カッサバ植物又はその極関連した種。 15.その塊茎が本質的にアミローゼを全く含まない、請求項12のプロトプラスト から得られる請求項14の植物。
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