【発明の詳細な説明】
特にタイヤなどのゴム製品上にマーキングを印刷する方法
本発明は、特にタイヤなどのゴム製品上に、インクにより塗布されるマーキン
グを刻印する方法に関する。本発明は、さらに、かような方法により作られたタ
イヤ並びにゴム製品上に刻印するに適当なマーキングに関する。
特に車輛用タイヤなどのゴム製品上でのマーキングの使用は既に知られている
。例えば、モータースポーツにおいて、タイヤのサイドウォールに文字や広告用
ステッカーなどを付することは知られている。マーキングは、タイヤに結合され
るか又はステンシルなどでタイヤにスプレイされる。いずれの場合も、マーキン
グはタイヤから容易に取り除かれ、マーキングとタイヤとの間に耐性のある結合
は達成されない。よって、ゴム製品に良好な耐性で塗布可能なマーキングの必要
性がある。
例えば、マーキングが付されるべきゴム製品の部分が着色される場合に、かよ
うな耐性のある結合は可能である。例えば、サイドウォール層又はトレッド層を
少なくとも１つの明瞭に視ることができる有色顔料で着色されたタイヤを用いる
ことによって、自動車をより良好に認識可能とすることが知られている。しかし
、ゴム製品の個々の区域に着色することによりゴム製品へマーキングを付するこ
とは、マーキングが複雑な幾何学的形状を含む場合や、レタリングがマーキング
に使用される予定の場合などに制限される。かような場合、ゴム製品にマーキン
グを付することは、非常に複雑で、ゆえに高いコストがかかることになる。
ゴム製品にマーキングを付する別の公知の可能性は、加硫剤の使用を含む。か
ような加硫剤の使用において、加硫剤は、最初にマーキングと一緒に刻印される
。このようなマーキング入りの加硫剤は、製造されるべきゴム製品と一緒に、加
硫型内に挿入され、続く加硫工程においてゴム製品と結合する。よって、結果的
に、ゴム製品とマーキングとの間には耐性のある結合が生じる。しかし、この方
法は、ゴム製品にマーキングを付することが複雑でよってコストが高くなる、と
いう欠点を有する。
上述の従来技術を基本として、本発明の目的は、マーキングと得られるべきゴ
ム製品との間に耐性のある結合を可能とするゴム製品にマーキングを刻印する方
法を提供することにある。これに加えて、費用対効果が良好でありながら実行が
容易な上記方法を提供することをも目的とする。
本発明の特徴によれば、耐性のある態様にて塗布されたマーキングを有するゴ
ム製品、特にタイヤが提供される。
本発明の別の特徴によれば、ゴム製品への塗布に適するマーキングが提供され
る。
上述の目的を達成するために、ゴム製品上にマーキングを刻印する方法は、刻
印されつつあるマーキングと、マーキング部分にワックス又は保護剤などの添加
剤を含有しないゴム製品と、マーキング部分のゴムブレンドに適する結合剤を含
有するインクと、により特徴づけられる。
本発明による方法によって、ゴム製品上のマーキングの良好な耐性が保証され
る。インクがマーキング部分のゴムブレンドに適する結合剤を含有するという事
実によって、インクはマーキングのゴム製品への接着を強化し、ゆえに取り外し
ができなくなる。
加えて、本発明の方法は、ある種の単純な形状のみを有するマーキングの使用
に制限されない。したがって、塗布されるべきマーキングは、例えば、文字、番
号、レタリング、ロゴ、シンボル又はグラフィックデザインなどのいかなる要素
をも含むことができる。これに加えて、マーキングは、単色又は多色にも彩色さ
れ得る。
本発明によれば、ゴム製品は、マーキング部分に、ワックス又は安定剤などの
添加剤を含まない。刻印されるべきゴム製品がタイヤの場合には、かようなワッ
クスや安定剤などの添加剤は、例えば、老化防止剤（anti-ageing agents）や光
安定剤ワックスである。かような添加剤は、概してタイヤの印刷特性に影響を与
え、タイヤの脱色さえも生じさせることもある。かようなワックスや安定剤など
の添加剤を排除することによって、ゴム製品及びマーキング部分のマーキングが
脱色するというリスクをなくすことができる。さらに、本発明により印刷された
ゴム製品がタイヤである場合、タイヤの印刷適性は損なわれない。
本発明によれば、マーキング部分のゴムブレンドは、高飽和型ゴムの３０〜８
０phr(parts per hundred rubber)、好ましくは４０〜７０phr、より好ましくは
４５〜６０phrの配合を有する。加えて、本発明によるマーキング部分のゴムブ
レンドは、天然ゴムの１０〜５０phr、好ましくは１５〜４０phr、より好ましく
は２０〜３０phr及び／又はポリブタジエンの１０〜５０phr、好ましくは１５〜
４０phr、より好ましくは２０〜３０phrを含むものでもよい。これに加えて、ゴ
ムブレンドは、カーボンブラックの２０〜７０phr、好ましくは３０〜６０phr、
より好ましくは４０〜５０phr及び／又は無着色可塑剤の０〜３０phr、好ましく
は０〜２０phrを含むものでもよい。
含有される高飽和型ゴムは、ＥＰＤＭ（エチレン−プロピレン−ジエン−ター
ポリマー）又はブチルゴムが有利である。
本発明によれば、ゴム製品に塗布されるマーキングインクは、溶剤ベースの２
成分系インクであり、２０〜３５％の有色顔料及び／又は２〜５％のビヒクル及
び／又は４０〜６０％の溶剤及び／又は１５〜２０％の結合剤で配合されること
が有利である。ここで結合剤は、ポリウレタン樹脂及びポリウレタンプレポリマ
ーを含有する。好ましくは、インクは芳香族イソシアネート及び／又は脂肪族イ
ソシアネートで凝固される。
本発明によるインクの特有の組成物は、以下の特性を有することがより好まし
い。有色顔料は、所望の色相を与えるインクの組成物である。結合剤及びビヒク
ルは、印刷表面に対するインクの接着性並びに結果的に生じるインクフィルムの
機械的特性に対応する。最後に、溶剤は、インクがゴム製品に刻印可能となるよ
うに、インクの残りの成分を十分に流動的に維持する作用をする。本発明によれ
ば、インクの残りの成分は、印刷されるべきゴム製品の材料及び要求される印刷
特性に応じて選択されまた組み合わせられる。
本発明の好ましい一実施形態によれば、マーキングのインクは、１０〜６０μ
ｍ、好ましくは１５〜３０μｍのフィルム厚で、ゴム製品に塗布される。
本発明の方法の好ましい特徴において、マーキングは、タンポン印刷方法(tam
pon printing method)によって、ゴム製品に塗布される。この印刷方法は、詳細
は後述するが、単純な取り扱いによって優れており、よってタンポン印刷方法に
よって、単純にかつ費用対効果がよい手段によって、対応するゴム製品にマ
ーキングを付することが可能となる。加えて、タンポン印刷方法によって、イン
クは直接的に並列されて印刷され、乾燥時間を必要とせず、よって、この方法を
用いて、単色又は多色のマーキングをゴム製品に付することが可能となる。
本発明の別の特徴によれば、より好ましくは本発明の方法によりマーキングが
付されてもよいタイヤが提供される。本発明によれば、タイヤのマーキング部分
は、ワックスや安定剤などの添加剤を含有していないので、タイヤの結合特性が
損なわれないことが保証される。このことは、特に重要である。なぜなら、タイ
ヤのマーキング部分はタイヤのサイドウォール及び／又はトレッドに位置するこ
とが普通だからである。加えて、ワックスや安定剤などの添加剤を排除すること
によって、マーキング部分におけるタイヤ又はマーキングの脱色というリスクを
なくすことにもなる。
本発明によれば、タイヤは、マーキング部分に、非汚染性ゴムブレンドを含有
する。本発明の別の実施形態によれば、非汚染性ゴムブレンドに代えて、汚染性
ゴムブレンドが使われてもよい。この場合には、汚染性ゴムブレンドは、適当な
ブロッキングブレンド（粘着性ブレンド）で追加的に被覆される必要がある。こ
のブロッキングブレンドは、例えば、ブチルからなる。加えて、ブロッキングブ
レンドは、適当な厚みを有することが必要である。かような厚みとしては、好ま
しくは、０．５ｍｍである。かようなブロッキングブレンドを用いる場合、ブロ
ッキングブレンドを含有するゴムが印刷される前に、汚染性ゴムブレンドにまず
塗布される。
本発明によれば、タイヤは、マーキング部分に、上述のように製造されるべき
ゴム製品のブレンドに対応するブレンドを含む。本発明によるタイヤブレンドは
、タイヤにマーキングを耐性よく塗布するための良好な基体を形成する。
本発明の別の特徴によれば、より好ましくは本発明の方法によりゴム製品に塗
布されるであろうマーキングが提供される。ここで、ゴム製品は例えば本発明に
よるタイヤを含む。本発明によるマーキングは、１以上のインクを含み、ゴム製
品のマーキング部分におけるゴムブレンドとして適する結合剤を含むインクによ
り特徴づけられる。
含有されるインクは、溶剤ベースの２成分系インクであることが好ましい。本
発明によるインクは、本発明の方法について上述したような成分及び組成物を含
む。好ましくは、インクは、芳香族イソシアネート及び／又は脂肪族イソシアネ
ートで凝固する。マーキングをゴム製品上に耐性よく接着させ、明瞭に現すため
に、本発明によるマーキングは、１０〜６０μｍ、好ましくは１５〜３０μｍの
フィルム厚みを有する。
以下、図１を参照しながら本発明を詳細に説明する。図１は、本発明の方法に
より、本発明のマーキングが付されているタイヤとして形成されたゴム製品の側
面図を示す。
図１において、参照符号１０，２０，３０はそれぞれ、マーキング部分２０に
マーキング３０が付されているタイヤ１０を示す。好ましい実施形態において、
タイヤ１０のマーキング部分２０は、タイヤのサイドウォールであり、マーキン
グ３０はレタリングの形態である。
タイヤ１０のマーキング部分２０は、下記の配合からなる組成物の無着色ブレ
ンドからなる。すなわち、高飽和型ゴムの５０phr、天然ゴムの４０phr、ポリブ
タジエンの１０phr、カーボンブラックの５０phr、非汚染性可塑剤の１２phrで
ある。このブレンドは、さらに、老化防止剤及び／又は光安定剤ワックスを含ま
ないことを特徴とする。
タンポン印刷方法で、本発明による溶剤ベースの２成分系インクからなるマー
キング３０は、タイヤ１０のサイドウォール２０上に刻印される。タンポン印刷
方法の工程は、以下の通りである。
第１の工程において、用いられるべきマーキングがリセスの形態で与えられて
いるクラッチ板が製造される。これらのリセスは、例えば、連続的なエッチング
で光感応性層を暴露することにより製造されてもよい。このために、光感応性層
は、基盤上に設けられていることが好ましい。基盤は、例えば金属又はプラスチ
ック材料からなるものでもよい。クラッチ板が完成すると、クラッチ板にインク
が多量に注がれる。ストリッパーによって、インクは、クラッチ板から引き剥が
され、インクのフィルムは、リセス内にのみ残る。この残りのインクのフィルム
は、タンポン(tampon)と呼ばれるスタンプにより受け取られる。かようなタンポ
ンは、好ましくは、種々のシリコンゴムから作られる。インクは、クラッチ板
上を回転しているタンポンによって、クラッチ板からタンポンによって受け取ら
れる。結果として、クラッチ板内のリセス内のインクは、タンポンに転写される
。タンポン上に構成されたマーキングは、次いで、刻印されるべきタイヤのサイ
ドウォールに転写される。この転写は、タイヤのサイドウォール上を回転してい
るタンポンによって達成される。
タンポン印刷方法を実行するために、溶剤ベースの印刷インクが用いられるこ
とが好ましい。この理由は、溶剤が蒸発して、このインクの開放表面が粘着性に
なり、インクがタンポン及び続いてタイヤのサイドウォールの両者に良好に接着
するようになるからである。本方法の印刷順序は、溶剤の割合が異なるインクを
用いることで変えることができる。
上述のように、タンポン印刷方法を用いることによって、単純で費用対効果が
優れたマーキングをゴム製品に印刷する方法が得られる。このタンポン印刷方法
は、特に、いかなる形状のマーキングでも印刷することができる、という利点を
有する。さらに、ゴム製品上に単色又は多色マーキングを単純に刻印することが
できるものである。本発明による特別の印刷方法及びゴム材料並びにインクの組
成ゆえに、マーキングとゴム材料との間に良好な結合が達成される。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
How to print markings especially on rubber products such as tires
The present invention relates to a markin applied to a rubber product such as a tire by ink.
The method of engraving the tag. The present invention further relates to a tag made by such a method.
It relates to a marking suitable for imprinting on ears and rubber products.
The use of markings, especially on rubber products such as vehicle tires, is already known
. For example, in motorsports, characters and advertisements are placed on tire sidewalls.
It is known to attach stickers and the like. The marking is bonded to the tire
Or it is sprayed on the tire with a stencil or the like. In each case, Markin
Is easily removed from the tire and a durable bond between the marking and the tire
Is not achieved. Therefore, marking that can be applied to rubber products with good resistance is necessary.
There is.
For example, if the part of the rubber product to be marked is colored,
Such a resistant binding is possible. For example, a sidewall layer or a tread layer
Use tires colored with at least one clearly visible colored pigment
It is known that this makes it possible to better recognize a car. However
Marking rubber products by coloring individual areas of the rubber product.
This means that the marking contains complex geometric shapes or that the lettering
It is limited to cases where it is going to be used. In such cases, markin to rubber products
Tagging is very complicated and therefore expensive.
Another known possibility of marking rubber products involves the use of vulcanizing agents. Or
In the use of such a vulcanizing agent, the vulcanizing agent is first engraved together with the marking
. The vulcanizing agent with such markings, together with the rubber product to be manufactured,
It is inserted into a vulcanization mold and combines with the rubber product in a subsequent vulcanization step. So, consequently
In addition, a durable bond is created between the rubber product and the marking. But this one
The law states that marking rubber products is complicated and costly.
Has the disadvantage of
Based on the prior art described above, the object of the present invention is to provide a marking and a goal to be obtained.
For engraving markings on rubber products that allow a durable bond with the rubber product
Is to provide a law. In addition to this, execution is cost effective and
Another object of the present invention is to provide an easy method.
According to a feature of the present invention, a ball having a marking applied in a durable manner.
Product, in particular a tire.
According to another aspect of the present invention, there is provided a marking suitable for application to rubber products.
You.
In order to achieve the above objectives, the method of imprinting markings on rubber products
Marking being added and addition of wax or protective agent to the marking area
Rubber products that do not contain a binder and a binder that is suitable for the rubber blend in the marking area.
And ink having the same.
The method according to the invention guarantees good resistance of the markings on rubber products.
You. The ink contains a binder suitable for the rubber blend in the marking area
In fact, the ink enhances the adhesion of the marking to the rubber product, and therefore removes
Can not be done.
In addition, the method of the invention uses a marking having only certain simple shapes.
Not limited to Therefore, the markings to be applied are, for example, letters, numbers
Any element such as issue, lettering, logo, symbol or graphic design
Can also be included. In addition, markings can be monochromatic or multicolored.
Can be
According to the present invention, the rubber product has a marking portion, such as a wax or a stabilizer.
Contains no additives. If the rubber product to be engraved is a tire,
Additives, such as cosmetics and stabilizers, include, for example, anti-ageing agents and
It is a stabilizer wax. Such additives generally affect the printing characteristics of the tire.
Well, it can even cause tire bleaching. Such as wax and stabilizer
By eliminating the additives, the marking of rubber products and marking parts can be
The risk of bleaching can be eliminated. In addition, printed according to the present invention
If the rubber product is a tire, the printability of the tire is not impaired.
According to the present invention, the rubber blend of the marking portion is 30 to 8
0 phr (parts per hundred rubber), preferably 40-70 phr, more preferably
Has a blend of 45-60 phr. In addition, the rubber part of the marking part according to the present invention
The blend is 10-50 phr of natural rubber, preferably 15-40 phr, more preferably
Is 20 to 30 phr and / or 10 to 50 phr of polybutadiene, preferably 15 to
It may contain 40 phr, more preferably 20 to 30 phr. In addition to this
The blend is 20 to 70 phr, preferably 30 to 60 phr of carbon black,
More preferably 40-50 phr and / or 0-30 phr of a non-colored plasticizer, preferably
May contain from 0 to 20 phr.
The highly saturated rubber contained is EPDM (ethylene-propylene-diene-terpolymer).
Polymers) or butyl rubber are preferred.
According to the present invention, the marking ink applied to the rubber product is a solvent-based marking ink.
20 to 35% colored pigment and / or 2 to 5% vehicle
And / or 40-60% solvent and / or 15-20% binder
Is advantageous. Here, the binder is a polyurethane resin and a polyurethane prepolymer.
Contains Preferably, the ink is an aromatic isocyanate and / or an aliphatic isocyanate.
Coagulated with socyanate.
More preferably, the specific composition of the ink according to the invention has the following properties:
No. Colored pigments are ink compositions that provide a desired hue. Binder and vehicle
Of the ink on the printing surface and the resulting ink film.
Corresponds to mechanical properties. Finally, the solvent will allow the ink to be imprinted on the rubber product.
Thus, it acts to keep the remaining components of the ink sufficiently fluid. According to the present invention
The remaining components of the ink, if any, are the rubber product material to be printed and the required printing
Selected and combined according to characteristics.
According to a preferred embodiment of the present invention, the ink for marking is 10-60 μm.
m, preferably 15-30 μm, applied to rubber products.
In a preferred feature of the method of the invention, the marking is a tampon printing method (tam
applied to rubber products by pon printing method). This printing method is detailed
As will be described later, it is excellent by simple handling, and
Therefore, by simple and cost-effective means, the corresponding rubber products can be mapped.
Can be attached. In addition, depending on the tampon printing method,
The prints are printed directly side-by-side, do not require drying time, and
It can be used to apply a single color or multicolor marking to a rubber product.
According to another aspect of the invention, more preferably, the marking according to the method of the invention is performed.
A tire is provided that may be applied. According to the present invention, a marking portion of a tire
Does not contain additives such as waxes and stabilizers, so tire binding characteristics
It is guaranteed not to be compromised. This is particularly important. Because Thailand
Tire markings should be located on the tire sidewall and / or tread.
Because is normal. In addition, eliminating additives such as waxes and stabilizers
The risk of bleaching of tires or markings in the marking area
It will be lost.
According to the present invention, a tire contains a non-staining rubber blend in a marking portion.
I do. According to another embodiment of the present invention, instead of the non-staining rubber blend,
Rubber blends may be used. In this case, the contaminating rubber blend is a suitable
It must be additionally coated with a blocking blend (sticky blend). This
Is composed of, for example, butyl. In addition, blocking
The rend must have an appropriate thickness. For such a thickness,
Specifically, it is 0.5 mm. When using such a blocking blend,
Before the rubber containing the locking blend is printed, the contaminant rubber blend is first
Applied.
According to the invention, the tire is to be manufactured on the marking part as described above
Including blends corresponding to rubber product blends. The tire blend according to the present invention
Forming a good substrate for applying the marking to the tire with good resistance.
According to another feature of the present invention, more preferably, it is applied to a rubber product by the method of the present invention.
A marking is provided that will be woven. Here, the rubber product is used in the present invention, for example.
Including tires. The marking according to the invention comprises one or more inks and is made of rubber.
Inks containing a binder suitable as a rubber blend in the marking area of the product
It is characterized.
The contained ink is preferably a solvent-based two-component ink. Book
The ink according to the invention comprises the components and compositions as described above for the method of the invention.
No. Preferably, the ink comprises an aromatic isocyanate and / or an aliphatic isocyanate.
Solidifies on a plate. To adhere the marking on the rubber product with good resistance and to make it clear
In addition, the marking according to the present invention has a thickness of 10 to 60 μm, preferably 15 to 30 μm.
It has a film thickness.
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to FIG. FIG. 1 illustrates the method of the present invention.
From the side of a rubber product formed as a tire bearing the marking of the present invention
FIG.
In FIG. 1, reference numerals 10, 20, and 30 respectively designate marking portions 20.
1 shows a tire 10 with a marking 30; In a preferred embodiment,
The marking portion 20 of the tire 10 is a sidewall of the tire,
The plug 30 is in the form of lettering.
The marking portion 20 of the tire 10 is made of a non-colored blur of a composition having the following composition.
Consists of That is, 50 phr of highly saturated rubber, 40 phr of natural rubber,
10 phr of Tadiene, 50 phr of carbon black, 12 phr of non-staining plasticizer
is there. The blend further comprises an anti-aging agent and / or a light stabilizer wax.
It is characterized by not having.
In a tampon printing method, a marker comprising a solvent-based two-component ink according to the present invention.
The king 30 is stamped on the sidewall 20 of the tire 10. Tampon printing
The steps of the method are as follows.
In the first step, the marking to be used is given in the form of a recess
A clutch plate is manufactured. These recesses, for example, can be
By exposing the light-sensitive layer. For this, the photosensitive layer
Is preferably provided on a base. The base can be, for example, metal or plastic.
It may be made of a lock material. When the clutch plate is completed, ink
Is poured in large quantities. Stripper removes ink from clutch plate
The ink film remains only in the recess. This remaining ink film
Is received by a stamp called a tampon. Such a dandelion
The components are preferably made from various silicone rubbers. Ink clutch plate
Received by tampon from clutch plate by tampon rotating above
It is. As a result, the ink in the recess in the clutch plate is transferred to the tampon
. The markings constructed on the tampon are then the size of the tire to be imprinted.
Transferred to the wall. This transfer is rotating on the sidewall of the tire
Achieved by a tampon.
Solvent-based printing inks are used to perform the tampon printing method.
Is preferred. This is because the solvent evaporates and the open surface of the ink becomes tacky.
Ink adheres well to both the tampon and subsequently the tire sidewall
It is because you will be. The printing order of this method is to use inks with different solvent ratios.
It can be changed by using.
As mentioned above, using a tampon printing method is simple and cost-effective.
A method is obtained for printing excellent markings on rubber products. This tampon printing method
Has the advantage, in particular, that markings of any shape can be printed.
Have. In addition, it is possible to simply engrave single or multicolor markings on rubber products.
You can do it. Special printing method and rubber material and ink set according to the present invention
Thus, a good bond between the marking and the rubber material is achieved.
【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項
【提出日】平成１０年８月１３日（１９９８．８．１３）
【補正内容】
請求の範囲
１．マーキング部分にワックス又は安定剤などの添加剤を含有しないゴム製品、
特にタイヤ上にインクにより塗布されているマーキングを刻印する方法であって
、
刻印されているマーキングと、
マーキング部分のゴムブレンドに適する結合剤を含むインクと、
により特徴づけられる方法。
２．請求項１の方法であって、前記マーキング部分のゴムブレンドは、高飽和型
ゴムの３０〜８０phr及び／又は天然ゴムの１０〜５０phr及び／又はポリブタジ
エンの１０〜５０phr及び／又はカーボンブラックの２０〜７０phr及び／又は無
着色可塑剤の０〜３０phrを含むことを特徴とする方法。
３．請求項１又は請求項２の方法であって、前記ゴム製品に付されるマーキング
のインクは、溶剤ベースの２成分系インクであることを特徴とする方法。
４．請求項１〜請求項３のいずれか１の方法であって、前記ゴム製品に付される
マーキングのインクは、２０〜３５％の有色顔料及び／又は２〜５％のビヒクル
及び／又は４０〜６０％の溶剤及び／又は１５〜２０％の結合剤を含むことを特
徴とする方法。
５．請求項１〜請求項４のいずれか１の方法であって、前記結合剤は、ポリウレ
タン樹脂及びポリウレタンプレポリマーを含むことを特徴とする方法。
６．請求項１〜請求項５のいずれか１の方法であって、前記マーキングのインク
は、１０〜６０μｍ、好ましくは１５〜３０μｍのフィルム厚で、ゴム製品上に
塗布されることを特徴とする方法。
７．請求項１〜請求項６のいずれか１の方法であって、前記マーキングは、タン
ポン印刷方法によって、前記ゴム製品上に塗布されることを特徴とする方法。
８．特に請求項１〜請求項７のいずれか１の方法によって、ワックス又は安定剤
などの添加剤を含まないマーキング部分（２０）にマーキング（３０）が付され
たタイヤであって、マーキング（３０）は刻印され、インクはマーキング部分の
ゴムブレンドに適する結合剤を含有することを特徴とする特にタイヤ（１０）で
あるゴム製品。
９．請求項８のゴム製品であって、前記ゴム製品（１０）は、マーキング部分（
２
０）に非汚染性ゴムブレンドを含むことを特徴とするゴム製品。
１０．請求項８のゴム製品であって、前記ゴム製品（１０）は、前記マーキング
部分（２０）に、汚染性ゴムブレンド及びカバリングブロッキングブレンドを好
ましくは０．５ｍｍの厚さで含むことを特徴とするゴム製品。
１１．請求項８〜請求項１０のいずれか１のゴム製品であって、前記ゴム製品（
１０）のマーキング部分（２０）は、高飽和型ゴムの３０〜８０phr及び／又は
天然ゴムの１０〜５０phr及び／又はポリブタジエンの１０〜５０phr及び／又は
カーボンブラックの２０〜７０phr及び／又は無着色可塑剤の０〜３０phrを含有
することを特徴とするゴム製品。
１２．請求項８〜請求項１１のいずれか１のゴム製品であって、ゴム製品はタイ
ヤ（１０）として構成されており、前記マーキング部分（２０）は、上記タイヤ
（１０）のサイドウォール及び／又はトレッド上に設けられていることを特徴と
するタイヤ。
１３．特に請求項１〜請求項７のいずれか１の方法によって、ゴム製品特に請求
項８〜請求項１２のいずれか１のタイヤ上に付されたマーキングであって、上記
ゴム製品のマーキング部分におけるゴムブレンドとして適する結合剤を含有する
インクからなることを特徴とするマーキング。
１４．請求項１３のマーキングであって、前記インクは溶剤ベースの２成分系イ
ンクであることを特徴とするマーキング。
１５．請求項１３又は請求項１４のいずれか１のマーキングであって、前記イン
クは、２０〜３５％の有色顔料及び／又は２〜５％のビヒクル及び／又は４０〜
６０％の溶剤及び／又は１５〜２０％の結合剤を含有することを特徴とするマー
キング。
１６．請求項１３〜請求項１５のいずれか１のマーキングであって、前記結合剤
は、ポリウレタン樹脂及びポリウレタンプレポリマーを含有することを特徴とす
るマーキング。
１７．請求項１３〜請求項１６のいずれか１のマーキングであって、前記インク
は、芳香族イソシアネート及び／又は脂肪族イソシアネートにより凝固可能であ
ることを特徴とするマーキング。
１８．請求項１３〜請求項１７のいずれか１のマーキングであって、前記マーキ
ングは、１０〜６０μｍ、好ましくは１５〜３０μｍのフィルム厚を有すること
を特徴とするマーキング。[Procedure of Amendment] Article 184-8, Paragraph 1 of the Patent Act
[Submission date] August 13, 1998 (1998.8.13)
[Correction contents]
The scope of the claims
1. Rubber products that do not contain additives such as wax or stabilizer in the marking part,
In particular, it is a method of engraving the marking applied by ink on the tire,
,
With engraved marking,
An ink containing a binder suitable for the rubber blend of the marking portion,
A method characterized by:
2. 2. The method of claim 1, wherein the rubber blend at the marking portion is highly saturated.
30-80 phr of rubber and / or 10-50 phr of natural rubber and / or polybutadi
10 to 50 phr of ene and / or 20 to 70 phr of carbon black and / or none
A method comprising from 0 to 30 phr of a coloring plasticizer.
3. 3. The method according to claim 1, wherein the marking is applied to the rubber product.
Wherein the ink is a solvent-based two-component ink.
4. The method according to any one of claims 1 to 3, wherein the method is applied to the rubber product.
Marking ink may be 20-35% colored pigment and / or 2-5% vehicle
And / or 40 to 60% solvent and / or 15 to 20% binder.
How to sign.
5. 5. The method according to claim 1, wherein the binder is a polyurethane.
A method comprising a tan resin and a polyurethane prepolymer.
6. The method according to any one of claims 1 to 5, wherein the ink for the marking is provided.
Has a film thickness of 10 to 60 μm, preferably 15 to 30 μm,
A method characterized in that it is applied.
7. The method according to any one of claims 1 to 6, wherein the marking is a button.
A method characterized by being applied on the rubber product by a pong printing method.
8. A wax or a stabilizer, in particular by the method of any one of claims 1 to 7.
Marking (30) is added to the marking portion (20) that does not contain additives such as
Tire, the marking (30) is engraved, and the ink is
Especially in tires (10), characterized in that they contain a binder suitable for rubber blending.
A rubber product.
9. 9. The rubber product according to claim 8, wherein the rubber product (10) comprises a marking part (10).
2
0) A rubber product comprising a non-staining rubber blend.
10. 9. The rubber product according to claim 8, wherein the rubber product (10) is the marking.
In part (20), a contaminating rubber blend and a covering blocking blend are preferred.
A rubber product characterized by being included in a thickness of preferably 0.5 mm.
11. The rubber product according to any one of claims 8 to 10, wherein the rubber product (
The marking part (20) of 10) is 30 to 80 phr of highly saturated type rubber and / or
10-50 phr of natural rubber and / or 10-50 phr of polybutadiene and / or
Contains 20-70 phr of carbon black and / or 0-30 phr of uncolored plasticizer
A rubber product characterized by:
12. The rubber product according to any one of claims 8 to 11, wherein the rubber product is a rubber product.
(10), wherein the marking portion (20) includes the tire
(10) being provided on the sidewall and / or tread.
Tire to do.
13. In particular, a rubber product, especially a claim, by the method according to any one of claims 1 to 7
A marking provided on the tire according to any one of claims 8 to 12, wherein the marking is
Contains a binder suitable as a rubber blend in the marking part of rubber products
Marking characterized by consisting of ink.
14． 14. The marking of claim 13, wherein the ink is a solvent-based two-component ink.
Marking that is a link.
15. 15. The marking according to claim 13 or claim 14, wherein
Can be from 20 to 35% colored pigment and / or from 2 to 5% vehicle and / or from 40 to
A marker containing 60% of a solvent and / or 15 to 20% of a binder.
King.
16. The marking according to any one of claims 13 to 15, wherein the binder is used.
Is characterized by containing a polyurethane resin and a polyurethane prepolymer.
Marking.
17． The marking according to any one of claims 13 to 16, wherein the ink
Is coagulable with aromatic and / or aliphatic isocyanates.
Marking characterized by that.
18. The marking according to any one of claims 13 to 17, wherein the marking
Have a film thickness of 10 to 60 μm, preferably 15 to 30 μm
Marking.
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(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
// Ｃ０９Ｄ 11/02 Ｃ０９Ｄ 11/02
107/00 107/00
109/00 109/00
175/04 175/04
(72)発明者 ラップ，オイゲン
ドイツ連邦共和国デー―64732 バート・
ケーニヒ，カントシュトラーセ 14
(72)発明者 ザライン，オット
ドイツ連邦共和国デー―64747 ブロイベ
ルク，ガルテンヴェーク ４──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (51) Int.Cl. 7 Identification symbol FI Theme coat ゛ (Reference) // C09D 11/02 C09D 11/02 107/00 107/00 109/00 109/00 175/04 175 / 04 (72) Inventor Rapp, Eugen Federal Republic of Germany-64732 Bad Konig, Kantstraße 14 (72) Inventor Saline, Otto Federal Republic of Germany-64747 Breuberck, Gartenweg 4