JP2000509232A - 不均一接続 - Google Patents

不均一接続

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Abstract

(57)【要約】 いくつかのドメイン(14−17)を含むコールと接続が分離された網(10)において、この網は接続層とサービス層を含む階層構造を有する。各接続ドメインには、ハードウエアを制御するための接続制御処理が存在する。この発明によれば、コールと接続が分離された網から発信し着信する送信チャネルを遂行するために外部網(11)が使用される。このようなコールは不均一コールと呼ばれる。不均一コールの発信側における接続制御処理は、外部網を通じて前記送信チャネルを経路選択するための経路選択番号を使用する。この経路選択番号は、コールの終端点において制御処理により使用されるサービスによって管理される。経路選択番号は、それ自体で知られる方法によって外部網のシグナリング・プロトコルに従う。

Description

【発明の詳細な説明】 不均一接続 発明の技術的分野 この発明は、コール(呼)と接続が分離したネットワーク(網)に関し、ここ ではサービス処理に関するソフトウェアが、接続処理に関するソフトウェアから 分離している。特に、サービス処理はコール層(コール・レイヤー)で起こるの に対して、接続処理は接続層(コネクション・レイヤー)で起こる。以下におい て、コール接続分離電気通信網は、CCS網と呼ばれる。 CCS網から外部網へ行き、そこからCCS網へ戻る接続であって、CCS網 において完全に管理されるサービスを用いる接続は、不均一接続(インホモジニ アス・コネクション)と呼ばれる。不均一接続内においては、全てのサービス処 理がCCS網において起こるのに対して、接続処理は、CCS網内とともに外部 網においても起こる。 CCS網内でのみそのサービス処理と接続処理が起こるコールは、均一接続( ホモジニアス・コネクション)により搬送されると言われる。 サービス処理は、サービス制御、サービス実行、サービス信号、サービス設置 、サービス修正、サービス管理を含む。 接続処理は、接続の確立(セットアップ)と開放、並びに、交換機に接続され た他のハードウェア装置(トーンセンダ、会議装置など)と交換機との間に延び ているトランク及び複数の交換機を含む物理的電気通信網の制御に関する。 接続層は、物理網モデル、交換機及びトランク線を含んだ抽象概念である。加 入者データ、経路選択テーブル(ルーチング・テーブル)、および一般的特質に 係る情報(交換機群、交換機群間に張っているトランク線、並びに交換機群によ り供される加入者線及び加入者に関する一般的特質に係る情報)は、共通データ ベース内に記憶されている。交換機群、トランク線、加入者と加入者線を、以下 にドメインと言う。従って、ドメインは、それ自身のデータベースの保全性を有 する。 関連技術の説明 今日の通信網は、特殊化によって特徴づけられる。テレックス網はテレックス 情報を移送し、POTS(普通の古い電話サービス)は公衆交換電話網(PST N)によって伝送され、X.25プロトコルに基づくパッケージ交換データ網( PSDN)はコンピュータデータを移送し、また、共同視聴アンテナ・テレビ網 (CATV)の同軸ツリー網はテレビジョン信号を伝送する。これらの網はそれ ぞれ、個々のサービスのために設計され、一般に他のサービスを移送することは できない。例えば、PSTNはTV信号を移送しないし、また音声は、エンドー ツー−エンド遅延が大きいために、X.25網を用いて移送することは困難であ る。例外的な場合にのみ、1つの網で移送されたサービスを、他の網で移送でき る。例えば、元来音声の移送のために設計されたPSTNは、網の両端でモデム を使用するならば、限られた速度で、コンピュータデータを伝送することができ る。 全ての新しいサービスのために、新しい物理電気通信網を建設することは、不 経済である。 米国特許第5,434,852号は、広帯域および狭帯域の通信サービスの配 信のための通信網に関する。通信網は、階層アーキテクチャを有し、(a)ユー ザ・ツー・ユーザ機能とユーザ・ツー・網機能を提供するコールサーバと、(b )コールにおいて使用されるべきサービスを提供するサービス特定サーバと、( c)接続の確立と開放を提供するための接続サーバを含む。いくつかの網の間に 展開する均一接続で、全て同一の方法で設計されるものが、この特許に記載され ている。 米国特許第5,402,471には、PSTNと移動電話網間の接続を移送す る方法が示されているが、ここで、コール制御と接続制御は、あらかじめ定義済 のインテリジェンス・ポイント(移動電話網における複数の移動交換機センター 、すなわちPSTNにおける交換機)において分離されている。この2つの網間 の不均一接続が考えられている。中間網を使用する不均一網は、そこには記述さ れていない。例えば、PSTNを中間網として使用する2つの移動局間のコール は考えられていないが、これはコールがこの移動網においてのみ経路選択される か らである。PSTN内の2つの加入者間のコール、すなわち移動網を中間網とし て使用するコールも、考えられていないが、それは、そうしたコールがPSTN 内だけで経路選択されるからである。 発明の要約 この発明の主要な目的は、今日の既存の電気通信網の物理構造を再利用して、 それらが元来そのために設計されたもの以外のサービスを移送することである。 この発明の別の目的は、不均一接続の確立を許容する、コール接続分離電気通 信網を提供することである。 この発明の更に別の目的は、外部網を用いて、CCS網内の2つのノード間の 接続を確立する、CCS網を提供することである。 この発明の更なる目的は、不均一接続とともに均一接続を確立するために、網 アクセス処理を開始し、また網アクセス処理を終結させる、コールの再利用を提 供することである。 この発明の別の目的は、今日の既存の非分離電気通信網が、接続の確立と制御 のためにのみ用いられる一方で、シグナリングに関連するサービスがシグナリン グ網を用いて行われるような仕方で、シグナリングに関連するサービスが接続確 立に使用されるシグナリングと独立しているコール接続分離電気通信網を提供す ることである。 この発明の長所は、既存の網を接続確立の手段として使用できるとともに、既 存のサービスと同様に将来のサービスを、シグナリング網で処理することであり 、このシグナリング網は、接続確立に使用される物理網から、一般に独立してい る。 CCS網の使用は、特定サービスのためのコール層を使用できるようにし、ま た、任意の2人のユーザ間で、STM、ATMのような要求された特性を備えた 接続層を確立するための接続層を使用できるようにする。 不均一接続は、接続を確立するために既存の網を使用できるようにし、一方、 前記コールのコールレベルでサービスが移送される。 シグナリング網のハードウェアとソフトウェアは、一般に接続層のハードウェ アとソフトウェアとは独立のシグナリング層を形成する。新しいサービスが創設 されるか、または既存のサービスがアップグレードされるか、修正されるかする とき、これがシグナリング層においてのみ行われるが、接続確立のために使用さ れるソフトウェアとハードウェアとは、一般に無関係である。接続層を新しいサ ービスに適応させるために、いくつかの修正が必要なだけである。 この発明の方法は、既存の網に必要なばかりでなく、新しい網に関連しても使 用される。 上記の諸目的は、添付の請求の範囲により定義されるCCS網により達成され る。 図面の簡単な説明 図1ないし図3は、特定のアプリケーションにより処理される発信側と着信側 のそれぞれで行われる処理の間の相互作用を図示するブロック図である。 図4は、このアプリケーションが使用される電気通信網を図示する。 図5は、図4の電気通信網で使用されるシグナリング網である。 図6は、同一の交換機によって供される2人のユーザ間のコールを図示するブ ロック図である。 図7は、同一のドメインに属する2人のユーザ間のコールを図示するブロック 図である。 図8は、2つのドメインをブリッジするブロック図である。 図9は、いくつかのドメインに及ぶ1つのコールを図示するブロック図である 。 図10は、外部網により終端される接続のブロック図である。 図11は、接続の移送のために中継外部網を使用するこの発明の電気通信網に より終端される不均一接続のブロック図を示す。 図12は、不均一接続の移送のために外部網を使用する不均一接続を図示する ブロック図である。 図13は、図12に示されたタイプの不均一接続の確立を詳細に図示するブロ ック図である。 図14は、交換機を通じて接続を確立するために外部網が使用される交換機の ブロック図である。 図15は、外部網がドメインを通した接続を移送するドメインのブロック図で ある。 図16は、発信呼網アクセス処理を図示するフロー図である。 図17は、着信呼網アクセス処理を図示するフロー図である。 図18は、不均一接続の確立のために使用される接続制御処理を図示するフロ ー図である。 実施例の詳細な説明 図1ないし図3は既知のハーフ・コールの原理を説明するのに用いられる。こ れによれば1つであって、かつ同一のコールの2端点がそれぞれの処理に関連さ れ、各処理はコールのそれぞれの端部において実行することを要求されるオペレ ーションを制御する。これら2つの処理はまた、実行すべきサービスの種類を不 在中に確立するために、互いに通信する。ISDN(総合サービスディジタル網 )、VLL(仮想専用回線)、GSM(自動車電話用グローバルシステム)、ビ デオ・オン・デマンド等、その他多くの電気通信サービスが考えられると理解で きるであろうが、以下の例においては、POTSサービスが記述される。 POTSサービスの2つの例は、2人の加入者間の通常のコールと何人かの加 入者間の会議サービスである。以下において、2人の加入者AとB間の通常のコ ールを記述する。 図1において、アプリケーションの2つのサービス処理1、2が示されている 。特に処理1は、コールの発信部で作成され実行されるソフトウェアであり、発 信呼処理と呼び、OC処理と略す。処理2は、コールの着信部で作成され実行さ れるソフトウェアであり、着信呼処理と呼び、TC処理と略す。OC処理1は加 入者Aが接続されている加入者線交換機で実行し、TC処理2は加入者Bが接続 されている加入者線交換機で実行する。 処理1と処理2は両方とも、加入者アクセスプロセスである。これは、ある加 入者がコールをしたいと思うときに、彼または彼女が電話の受話器を上げること を意味する。これは、アクセス・シグナリング・プロトコル3を使用して、市内 局へ信号を送られる。加入者が受話器を上げたことの検出に応答して、市内局内 にOCプロセス1が開始される。OC処理において起こること自体は、この発明 の部分ではなく、従って詳細に記述しない。一般的に見て、加入者はBナンバー をダイアルするように、彼または彼女を促すトーンを受信する。OC処理1は、 ダイアルされた数字を受信して、これらの数字を分析し、コールの宛先と、どん な種類のサービスが予約されているかを見いだすために、後述するシグナリング 網で、それらをディレクション(方向)分析に送る。コールの宛先と、要求され たサービスの種類が確認されたときに、この宛先とサービスがシグナリング・プ ロトコル4を用いてOC処理1によってTC処理2へ送信される。 シグナリング・プロトコル4は、電話サービス・ダイアログ・プロトコルであ り、TSDと略され、我々のWO−A−9406251に記述されている種類の ものである。TSDプロトコルの主な特徴は、あるコールの発信ノードと、この 同じコールの着信ノード間の、直接のシグナリング・パスを確立する能力である 。これにより、発信ノード内と受信ノード内に新サービスを追加することが、同 じコールが接続層で経路選択される中間ノード内で新サービスを実行する必要な しに、可能になる。このTSDプロトコルはまた、分散されたプロセッサシステ ム内にソフトウェアをローカライズするためにも使用される。 TSDプロトコルを用いたシグナリングは、エンド・ツー・エンドベースで行 われる。 OC処理1からのシグナリングを受信すると、TC処理2が開始される。TC 処理2において遂行される処理そのものは、使用される特定のアプリケーション によるので詳細には記述しない。一般的に見て、TC処理は、Bがビジーである かどうかを見出すために、加入者Bの状態をチェックする。TC処理2はこれを 、システムデザインにより異なる方法で実行することができる。最初の例として 、TC処理2は、TSDプロトコル4と異なったシグナリング・プロトコル5を 使用して、加入者Bへ信号を送ることができる。第2の例として、TC処理2は 、データベース内の加入者Bのステータスをチェックできる。シグナリング・プ ロトコル5は典型的に、Q931標準シグナリング・プロトコルである。TC処 理2はまた、加入者Bがコールを受けることを許されるか、すなわち、加入者B が網のオペレータにより禁止されていないかどうかについてもチェックする。 図2において、OC処理1は、TSDプロトコル4を使用して、他側の着信呼 処理6と通信する。OC処理1は、図1に示されたものと同一である。着信呼処 理6は、着信呼網アクセス処理(TC−NA処理と略される)であって、プロト コル7を使用して、図示されていない網アクセスポイントと通信する。プロトコ ル7は、ISUP(統合サービスユーザパート)またはTUP(電話ユーザパー ト)プロトコルである。TC−NAプロセス6は、この場合、加入者にではなく 、外部網内の加入者線交換機へ信号を送る。 加入者Aが図1および図2と同一であると仮定すると、その時はOC処理1が 、加入者Aにより要求されたサービスによって、TC処理2かまたはTC−NA 処理のいずれかが稼動される。 TC処理のタイプ2または6は、加入者Bの位置によって選択される。もし加 入者Bが外部サービス網内に居住しているならば、その時は着信呼網アクセス処 理TC−NAが用いられる。もし加入者Bが自分のサービス網内に居住している ならば、その時は着信呼処理TCが用いられる。 図3において、発信呼処理8が、網アクセス発信呼処理(OC−NAと略す) であることが示される。この処理では、プロトコル9を用いて、この発明による CCS網への入接続呼の信号を送る。こうした状況は、コールの発信部が外部網 内にあって、同一コールの着信部がこの発明によるCCS網内にある場合に現れ る。着信呼処理はシグナリング・プロトコル5を使用してコールされた加入者へ 信号を送るTC処理2である。処理8と処理2はTSDプロトコル4を使用して 互いに通信している。 OC−NA処理8は、TSDプロトコル4を使用してTC−NA処理6に信号 できる。この状況は中継呼について起こる。中継呼は第1外部網から発信し、第 2外部網内へ着信するもので、この発明によるCCS網を中間網として使用する 。 説明された処理のペア1、2および1、6および8、2および8、6における 各処理は、ハーフ・コール処理と呼ばれる。このように1つのコールは2つの部 分に分割され、その各部分はそれぞれのソフトウエアを有する。1つのコールの 2つのハーフ・コールは、シグナリング網を使用して通信し、要求された接続に サービスが配信されるように一致する。 図4は、CCS網10と外部網11を示す概略図である。CCS網10は、図 6ないし図11、図13ないし図16に示すように、コール層12と接続層13 を有する。コール層はしばしばサービス層と呼ばれ、複数のサービスを提供する 。 接続層は接続の確立と開放を提供する。 図4の中の雲形は、CCS網10の広がりを象徴する。網10の内部に、ドメ イン14、15、16、17、18がある。ドメイン14、15、16、17は 一緒に、均一網19を形成する。ドメイン18は均一網と均一に接続されること ができないサテライト・ドメインと呼ばれる。 図5にシグナリング網20を示す。特にシグナリング網20は、ドメイン14 ないし18に対応するノード14ないし18を含み、また中央シグナリングノー ド21を星形網構成で含む。CCS網10内のドメインは、シグナリング網20 を用いて、任意の他のドメインに信号できる。 サテライト・ドメイン18は、ドメイン14ないし17の一団から非常に離れ ているので、均一網19からドメイン18への直接のトランクは、トランクを提 供し確立するために必要なコストの観点から、検討対象外となる。その代わりに 、ドメイン18は外部網11を経由して、均一網19に接続される。外部網11 は、TSDプロトコル4と異なるシグナリング・プロトコルを使用する。均一網 19と外部網11間の通信を提供するトランク22があり、また外部網11とサ テライト・ドメイン18間の通信を提供するもう1つのトランク23がある。 CCS網10は、図1ないし図3に関連して記述されるハーフ・コール原理を 使用する。記号A、B、C、Dは、均一網19に接続された加入者であり、記号 Fは外部網11に接続された加入者であり、記号Hは、サテライト・ドメイン1 8に接続された加入者である。CCS網10内の均一網19におけるドメイン1 4、15、16、17は、トランク線24、25、26に支持された仕方で相互 結合されている。各ドメイン14ないし18は、1つ、2つ、またはそれ以上の 交換機を含む。 図5のシグナリング網20は、複数のドメイン間のサービス・シグナリングと 接続制御シグナリングを提供する。このシグナリング網は、CCS網10を構成 する物理網から分離されているか、または前記物理網の一部であって、後者の場 合は、ドメイン内の交換機は、同一ドメイン内の全ての他の交換機と、他の全て のドメイン内の他の全ての交換機と、直接の接続を有するように、シグナリング 網は、例えばドメイン14ないし18の間に延びる専用回線で構成する。 図6において、加入者AおよびBを、ドメイン14に居住する1つでかつ同一 の交換機27によって供することが意図されている。図6においてCCS網10 の階層構造が、コール層12と、接続層13と、物理層28を含むことが示され ている。物理層には、交換機27、加入者AおよびBのアクセス装置(この場合 は電話)と共に、加入者を交換機へ接続する加入者線が含まれる。交換機は多数 の加入者に供するが、分かりやすくするためにAおよびBだけを示す。接続層1 3において、CNC処理と略される接続制御処理29を実行する。このCNC処 理は交換機27を通しての接続の確立、ドメイン14内の複数の交換機を通じて 、または均一網19内のいくつかのドメインにわたって広がる接続の確立の開始 、サテライト・ドメイン18への接続の確立のための機能を含む。 加入者Aは、交換機27へのアクセスポイントTP−Aを有する。同様に、交 換機27への加入者Bのアクセスポイントは、TP−Bで表記される。以下にお いて、間に1つの接続が確立される二人の加入者のアクセスポイントは、終端点 (ターミネーション・ポイント)TPと呼ばれる。注意すべきことは、終端点が 1つの接続の端点からなることである。通常の場合、1つの接続は2つの端点を 有するが、いくつかの端点を含むこともあり、これは一点からマルチポイントへ の接続、またはマルチポイントから一点への接続の場合である。 CNC処理29は、回線30で象徴されるように交換機27を制御し、またそ れぞれ矢印31と同32で象徴されるシグナリング・プロトコルを通じて、OC 処理1およびTC処理2と通信する。矢印31および32を使用しての通信は、 ドメイン14において起きる。 加入者Aが彼または彼女の電話器から受話器を上げると、OC処理1が生成さ れる。OC処理1は、AがダイアルしたBナンバーのディレクション分析を遂行 するが、これは加入者Bが居住するドメインについての情報を得るために、表示 されていないディレクション分析テーブルを用いて行われる。この場合、BはA と同じドメイン14に位置している。 ディレクション分析のための入力データとしてBナンバーが使用され、またデ ィレクション分析の結果として、このコールが着信すべきドメインが与えられる 。 次にOC処理1は、TC処理2を開始する。TC処理2は、加入者Bが空いて いるかどうかをチェックする。たとえば加入者Bが空いていると仮定し、TC処 理2は、加入者Bが話し中であるとマークする。次にTC処理2はOC処理1へ 加入者Bの終端点TP−Bと共にそれ自身の処理識別(アイデンティティ)TC −IDの信号を送る。TC処理2もまたOC処理1へ、コールされた加入者Bが 空いていることを知らせる。OC処理1は接続を確立できることを知る。OC処 理1はCNC処理29を生成し、CNC処理29へコール確立要求を送り、この 要求の中に終端点TP−A、TP−BおよびTC−IDを含める。TP−A、T P−BおよびTC−IDを受け取ると、CNC処理は、物理層において終端点T P−Bへの道を見出すために経路選択分析を遂行する。 経路選択分析のための入力データとして、ドメインと終端点のポイントが与え られる。経路選択分析は、後述の経路選択テーブルを使用する。経路選択分析か らの出力データとして、トランク線アイデンティティまたはEOS(選択終了) 指示が与えられる。 この場合CNC処理29は、1つのEOS指示を受け取るが、これはTP−B がドメイン14内にあることを意味する。CNC処理29は、次にTP−AとT P−B間の接続を確立し、矢印32に示すプロトコル上TC処理2へレディ信号 を送る。このレディ信号は要求された接続が確立されたことを示す。 次に呼び出し信号が加入者Bへ送られ、加入者Aへ呼び出し音が送られる。こ れに対する応答の処理およびこれの遂行方法は、システム設計により異なる。 たとえば加入者Bが呼び出しに応答すると仮定する。AとBは通信できる。C NC処理29は接続を監視し、また加入者Aが受話器を電話受け台に置いた時に 、CNC処理はTP−AとTP−B間の接続を開放するように要求される。CN C処理29はまた加入者AとBが空いているとマークし、OC処理1へ返信する。 次にOC処理1は処理2と29を終結して、これが完了すると、自身を最終的に 終結する。 説明した例は、多くの仕方で変化し得ると共に、POTSサービスシステムが 設計される方法に依存する。この設計は国ごとに異なり得る。たとえばTP−A とTP−B間の接続は、加入者Bが予約されたとマークされると同時に確立され 得る。さらに、この接続は加入者Bが彼または彼女の受話器を上げて応答するま で確立されない。さらにまた、処理を終結する順序も種々であり得る。 各ドメイン14ないし18および接続のために、1つのCNC処理が生成され る。従って、1つの接続がいくつかの交換機を含む1つのドメイン上に延びてい るならば、これらはすべて同一の接続制御処理により制御される。1つの接続が いくつかのドメイン上に延びていれば、CNC処理が各ドメイン内に生成される 。あるドメイン内にいくつかの異なった接続があれば、各々はそれぞれの接続を 制御するそれぞれのCNCに結びつけられている。あるCNCは接続層13に所 属し、またシグナリング網20を使用して他のCNCへ信号を送る。 図7において、加入者AおよびBが同一のドメイン14内に居住する場合の状 況が記述される。このドメイン14はいくつかの交換機27、33、34、35 を含み、これらは指示された仕方で回線L1、L2、L3、L4に相互接続され る。加入者Aは交換機27内に居住し、加入者Bは交換機34内に居住する。加 入者Aがオフフックになると、このOC処理1が開始される。OC処理1は、加 入者Bが居住するドメインを見出すためにディレクション分析を遂行する。この 場合処理1は、コール層12においてTSDプロトコル4上で処理2を開始させ る。処理2は、処理1へTP−Bの信号を送り、そして他の処理に加入者Bがビ ジーであることを知らせる。処理1はCNC処理29を開始して、それに接続要 求を送るが、前記接続要求はその中にTP−A、TP−B、TC−IDを含む。 要求された接続を確立するために、CNC処理29は経路選択テーブルを用いて 、交換機27、33、34の各々において経路選択分析を遂行する。ドメイン1 4の各交換機のための単純化された経路選択テーブルが36、37、38、39 に示されている。交換機27内の経路選択分析のための入力データとして、終端 点TP−Bが与えられ、また交換機36への出力データリンクL1として受信さ れる。このCNC処理29は、TP−Aから交換機27を通じて、リンクL1内 の選択されたチャネルへ交換機内部接続を確立する。交換機33において新しい 経路分析が、同一の終端点TP−Bを入力データとして用いて遂行される。リン クL2は出力データとして与えられる。1つの交換機内部接続が、交換機32内 にL1とL2内の選択されたチャネルの間に確立される。このコールは、交換機 34へ伝播する。交換機34において経路選択分析は、加入者Bがこの交換機内 に 居住することを意味するEOS指示を返す。これは経路選択テーブル38内に、 EOSとしてマークされる。接続制御処理29は、コールが到着した交換機内の ポートを知り、また終端点TP−Bをも知る。接続制御処理28は、従ってリン クL2から交換機34を通じて、TP−Bへの交換機内部接続を確立する。次に CNC29は、着信呼処理2へレディ信号を送る。呼び出し音および呼び出し信 号が、AおよびBに与えられる。AとB間の接続が確立され、AとBは互いに話 すことができる。 従って図7において処理1および2が動作する仕方は、図6において動作する 仕方と一致する。図6と比較して図7における接続制御処理29が異なる動作を するのは、それが各交換機ごとに経路選択分析を繰り返し、最終の交換機に到る まで繰り返す点であり、またそれが問題の交換機において交換機内部接続を繰り 返して確立する点である。 次の例において、加入者Aは自分が所属するのと異なった領域内に居住する加 入者Cへコールを行う。この状況は、図4を参照し、また図8を参照して詳細に 説明される。説明をクリアにするために、ドメイン14はただ1つの交換機とし て交換機27を含むこと、及びドメイン15はただ1つの交換機40を含むこと を仮定する。どこで着信呼処理2が生成されるかを見出すために、OC処理1は 上記のディレクション分析を遂行する。次にOC処理1は、Cへのコールが着信 すべきであると確認された領域へ信号を送る。前記の信号を受け取ると、ドメイ ン15内にTC処理2が生成される。先行の例におけるように、OC処理1と着 信呼処理2の間にはコール層12において、エンドツーエンドのシグナリング方 式がある。 TC処理2は、Cが空いているかまたはCがすでに電話コールで話し中である かを見るためにチェックする。後者の場合このコールは終結される。例として加 入者Cが空いていると仮定する。TC処理2は発信呼処理1へ信号を送り、前記 シグナリングにコールされた加入者の終端点TP−Cと共に、それ自身のアイデ ンティティTC−IDを含ませる。接続の確立のための準備がすべて整い、OC 処理1がCNC処理29を生成(CNC1)し、コールを確立するリクエストを それに送る。このリクエストの中には、終端点TP−A、TP−C、TC−ID が含まれる。 要求を受け取ると、CNC1処理29は、交換機27に関連する経路選択テー ブル36を用いて、経路選択分析を開始する。この例は図7の例と異なるので、 経路選択テーブル36の内容は異なる。経路選択分析にデータを入力すると、加 入者Cの終端点TP−Cが与えられ、経路選択テーブルが、Cへのコールに使用 すべきトランク線24があることを指示する。その接続が他のドメインに移送さ れることを見出すと、CNC1処理は、トランク線24内の空いているチャネル を選択する。選択されたチャネルは、終端点TP−24というアイデンティティ を割り当てられる。選択されたチャネルは、周期的に反復されるフレーム構造の 中のタイムスロットである。次にCNC1処理は、ドメイン15へ接続要求を送 る。接続要求は、同様な接続制御処理29(図8にCNC2と明示)をドメイン 15内に生成し、開始する。この接続要求は、接続制御ダイアログCNCD41 を使用して送られる。接続制御ダイアログ41は、接続層13において使用され るプロトコルである。接続要求は、TP−C、TP−24、TC−IDを含む。 従って、選択されたチャネルのアイデンティティがCNC2へ移送される。全て のCNC処理29と同様に、CNC2は経路選択を遂行し、加入者Cがその関連 の交換機40内に居住することを見出す。これは、交換機40に関連する経路選 択テーブル42内のEOSにより指示される。CNC2は、次にTP−24をT P−Cに接続する。次に、CNC2処理は、識別された着信呼処理2へ、レディ ー信号を送る。呼び出し音と呼び出し信号が送られる。こうして、加入者Aと加 入者Cが通信する。 上記の諸例について、多くの変化が考えられる。例えば、OC処理1が呼び出 し音を加入者Aに送る一方で、TC処理2は呼び出し信号を加入者Cに送ること ができる。更なる変形例は、TC処理2が呼び出し信号を加入者Cに送り、呼び 出し音を加入者Aに送るものである。 図4を参照する。次に説明する例は、加入者Aが加入者Dに電話をかけ、この 通話がドメイン14、16、17に及ぶ場合である。通話を確立する方法を、図 9に関連して説明する。説明をクリアにするために、ドメイン14がただ1つの 交換機27のみを含み、ドメイン16がただ1つの交換機43のみを含み、ドメ イン17がただ1つの交換機44のみを含むと仮定する。加入者Dは、交換機4 4内に終端点TP−Dを有する。上記のように、OC処理1はディレクション分 析を遂行し、加入者Dが居住するドメイン17を発見し、エンドツーエンドベー スでこの領域に信号し、TC処理2を開始する。通常のごとく、このシグナリン グはTSDプロトコル4を用いて行われる。TC処理2は、加入者Dの状態をチ ェックする。例として、加入者があいていると仮定する。TC処理2は、次に、 OC処理1に対して、TP−Dとそれ自身のアイデンティティTC−ID信号を 送る。OC処理1がCNC処理29を生成(図の中にCNC1と表示)し、コー ルを確立するために要求をCNC1へ送る(これもまた接続の要求と呼ばれる) 。CNC1処理は経路選択分析を遂行し、宛先としてTP−Dを有するコールが トランク線25を使用すべきであることを見出す。CNC1処理はトランク線2 5内の空いているチャネルを捕捉し、この選択されたチャネルにアイデンティテ ィTP−25を割り当てる。次にCNC1はTP−Aからトランク線25内に捕 捉されたチャネルへの接続を交換機27を通して確立し、その隣接のドメイン1 6に接続の要求を送る。この中でCNC2と表示された新しいCNC処理29が 開始される。この接続要求は、TP−D、TC−ID、TP−25を含む。CN C2処理29は経路選択分析を遂行し、この接続はトランク線26を使用すべき であることを見出す。CNC2処理29は経路選択分析を遂行し、トランク線2 6内の空いているチャネルを捕捉し、捕捉したチャネルにアイデンティティTP −26を割り当て、TP−25から交換機43を通してTP−26に接続を確立 し、ドメイン17へ接続要求を送る。接続要求はTP−B、TC−ID、TP− 26を含む。ドメイン17においてCNC3と表示されたCNC処理29が、こ の接続要求の受信に応答して生成される。 CNC1処理とCNC2処理がTP−Dの正確な位置を知る必要がないことを 見て取るべきであり、それはTP−Dの方向を知れば充分である。CNC1から CNC2へ、またCNC2からCNC3への接続要求は、CNCDダイアログ4 1を使用して送信される。 CNC3処理29は、自分の番で、経路選択分析を遂行し、TP−Dがその関 連する交換機44に所属することを見出す。CNC3処理29は、トランク線2 6内に捕捉されたチャネルとTP−Dの間に接続を確立する。こうして、AとD の間にコールが確立された。CNC3処理は、これをTC処理2へ、レディー信 号により報告する。呼び出し音と呼び出し信号がAおよびBに送られ、Bが受話 器を上げると、AとBは通信することができる。 図9に示す単純化された例において、各ドメインは、ただ1つだけの交換機を 有する。通常、1つのドメインは、いくつかの交換機を含み、そうした場合、図 7に関連して説明した方法を用いて、このドメインを通してコールが確立される 。 図4を参照されたい。次に説明する例は、加入者Aが、外部網11内に居住す る加入者Fへコールする場合である。そうしたコールを確立する方法を、図10 に関連して説明する。説明をクリアにするために、この例では、ドメイン14が 1つの交換機27を含み、ドメイン16が1つの交換機43を含むと仮定する。 外部網11は、この例では、ISDN網である。接続の観点から、AとFの間に 確立される接続は、CCS網から外部網11へ行き、従ってある意味で不均一接 続であるが、サービスの観点から見れば、接続の確立とコール中に必要なサービ スの管理に要求される全ての信号が、網10において起こり、従って、上に与え られた定義により、この接続は均一である。 CCS網において使用される経路選択テーブルは、加入者Fの位置の情報を含 んでいないが、しかし、網10から外部網11へ行くトランク線22上の情報を 含む。OC処理1が命令したディレクション分析から結果を受け取るとき、ダイ アルされたBナンバーがCCS網の外側にあることが判明する。ダイアルされた Bナンバーは、着信加入者Fのカタログ番号である。「加入者アクセス」型のT C処理2を生成する代わりに、それは「網アクセス」型のTC処理6を生成し、 これはISUP信号を用いて外部網へ信号を送る。TC処理は、図10で、TC −ISDN−NAと表示される。TC−ISDN−NA処理6が開始された後に 、それは外部網11へ到る発信トランク線の終端点へ帰る。この終端点は、TP −Eと呼ばれ、OC処理1へ返される。ISDN−NA6は、この終端点TP−E を他の処理により占拠されているとマークする。次にOC処理1はCNC1と表 示されたCNC処理29を生成し、接続を確立するように要求を送る。この要求 は、TC−ISDN−NA6処理のTP−A、TP−E、およびアイデンティテ ィTC−IDを含む。CNC処理29は経路選択分析を開始し、ドメイン16へ 接続を確立すべきことを学ぶ。CNC1処理29は、トランク線25内に1つの チャネルを選択し、選択されたチャネルをTP−25と指定し、TP−AからT P−25へ交換機27を通して接続を確立し、ドメイン15へ新しい接続の要求 を送る。これが、図中にCNC2と表示された新しいCNC処理29を、ドメイ ン16内に開始させる。この接続要求は、接続制御ダイアログCNCDダイアロ グ41を使用して送信され、終端点TP−E、TP−ID、TP−25を含む。 CNC2処理29は、経路選択分析を開始し、CCS網10から外へ到るトラン ク線22へ、接続を確立すべきことを見出す。CNC2処理29は、トランク線 22内に1つのチャネルを選択し、選択されたチャネルをTP−Eと指定し、交 換機43内のTP−25とTP−Eの間に内部接続を確立し、そしてレディー信 号をTC−ISDN−NA処理6へ送る。 次にTC−ISDN−NA処理6は、加入者Fのカタログ番号を外部網へ、外 部網の標準化されたプログラムを用いて、信号を送る。加入者Fのカタログ番号 は、慣例的に、アドレス信号IAM内に埋め込まれる。この初期アドレスメッセ ージIAMは、加入者FのISDN電話局へのコールを経路選択し、また外部網 を使用して加入者Fへ、終端点TP−Eから接続を確立するために必要な情報を 提供する。外部網内の経路選択は慣例通りであり、経路選択分析への入力データ として、加入者Fのカタログ番号を使用する。外部網とTC−ISDN−NA間 のシグナリングは、接続に使用されるチャネルと異なるトランク線22内のチャ ネル内に、生起する。これはカーブした矢印により象徴される。このシグナリン グは、標準化された共通チャネルシグナリングの原理に従う。 次に、TP−Eと外部網内の加入者Fの間に、接続が確立される。従来通りの シグナリングが、外部網とTC−ISDN−NA処理6の間に、接続確立中を通 じて、生起する。 上記の例は単純化されている。図4に関連して説明したように、1つのドメイ ンがいくつかの交換機を含み得る。もし外部網がPSDNであれば、その時はT C−NA処理6はTC−PSTN−NAと表示される。TC−PSTN−NA処 理は、PSTNのための網アプリケーションであり、PSTN網へ信号を送るで あろうし、TUPプロトコルを使用するであろう。 図4を参照されたい。次に記述する例は、加入者Aと加入者H間の不均一コー ルの確立であって、接続確立のための中間網として、外部網11を使用する。こ の不均一網を確立する方法は、図11に関連して説明されるであろう。また、こ の例においては、外部網11はISDNであると仮定している。更に、ドメイン 14内にはただ1つの交換機27、ドメイン16内には1つの交換機43、サテ ライト・ドメイン18内に1つの交換機45があると仮定している。 上述のように、サテライト・ドメイン18はCCS網の部分であり、従って、 ドメイン18は、均一網19に関連する経路選択テーブル内に含まれていると共 に、ディレクション・テーブル内に含まれている。またドメイン18に関連され た経路選択テーブルとディレクション・テーブルは、均一網19についての情報 を含んでいる。ドメイン18内に、経路選択が、図7ないし図9に関連して説明 したのと同じ仕方で、生起する。しかしながら、CCS網の経路選択テーブルは 、外部網を使用したコールに経路選択するために使用することはできない。それ は、外部網は、CCS網がするように終端点に基づくコールを経路選択すること はできないからである。更に、外部網は、接続を確立するために、CNCD処理 とTSDシグナリング・プロトコルを用いることはしない。外部網は、それぞれ のBナンバーをベースにしてコールを経路選択する。従って、均一網19の出口 点からコールを経路選択するために、外部網11を通じて、ドメイン18の入り 口点へ、ある方法を実施して、これにより、外部網に知られていないサービスを サポートするこの接続が、外部網を通じて伝播できるようにしなければならない 。この新しい方法は、以前に記述した処理を使用するこの発明に一致して提案さ れているが、不均一接続の確立を可能にするために、いくつかの処理を再設計し なければならない。 加入者Aは彼の受話器を上げて、加入者Hへ番号をダイヤルする。全てのこと は前述のように開始する。OC処理1が、ドメイン17においてTC処理2を開 始する。TC処理2は、加入者が終端点TP−Hに関連し、加入者Hがビジーで ないことを検出する。終端点TP−HとTC処理2のアイデンティティTC−I Dが、TSDプロトコル4を使用してOC処理1へ送信される。OC処理1は、 CNC1処理29を開始し、コールを確立するための要求をそれに送る。この要 求は、TP−A、TP−H、TC−IDを含む。CNC1処理29は、通常通り 経路選択分析を要求し、出トランク線25を用いて、コールをドメイン16へ経 路選択しなければならないことを検出する。CNC1処理で使用される経路選択 テーブルは、36で示される。図面を見にくくしないために、経路選択テーブル は、交換機27の下に示される。しかしながら、経路選択テーブルは接続層13 に所属する。 次にCNC1処理29は出トランク線25内に1つのチャネルを選択して、選 択されたチャネルにアイデンティティTP−25を指定し、ドメイン16へ接続 要求を送り、TP−AからTP−25へ交換機27を通して、接続を確立する。 この接続要求は、ドメイン16内に、図中にCNC4と表示された新しいCNC プロセス29を開始する。この接続要求は、CNCDダイアログを使用して送ら れ、TP−H、TC−ID、TP−25を含む。CNC4処理は、経路選択テー ブル46を用いて、経路選択分析を遂行する。この経路選択分析の結果として、 CNC4処理は、加入者Hがドメイン16内にではなくドメイン18内にあり、 またISDNアプリケーションを接続のために使用できるであろうことを見出す 。従って、図2内に6で示された種類のISDN網アクセス・アプリケーション が、終端コール・プロセスとして使用されるべきである。CNC4処理が、経路 選択分析から、宛先アドレスがサテライト・ドメイン18内に存在することを知 ると、CNC4処理は接続要求をドメイン18へ送る。接続要求は、修正された 接続制御ダイアログCNCD+47を使用して送られる。このCNCD+ダイア ログは、接続層13で起こる。このプラス記号は、CNCDダイアログ41の修 正を示す。この接続要求は宛先TP−H、接続及びアイデンティティTC−ID 、要求された接続に関連するTC処理2を含む。接続要求は、ドメイン18内に CNC5と表示された新しいCNC処理29を開始する。CNCD+ダイアログ を使用して、CNC4処理は、CNC5処理に、経路選択番号R−noを送り返 すことを要求する。この経路選択番号は、外部網を通じて接続を経路選択するた めに使用される。 経路選択番号は、接続の経路選択のために外部ネットワークが使用できる番号 であると言うだけで、さしあたり充分である。この発明により、サテライト・ド メイン18は、外部ネットワーク11に関連した番号計画の中の番号シリーズを 割り当てられている。割り当てられた番号シリーズの番号は、経路選択番号と呼 ばれる。経路選択番号の前記番号シリーズには、加入者が1人も割り当てられて いない。外部網にとって、こうしてサテライト・ドメインは、外部網内の1つの ノードのように見える。 使用できる経路選択番号は、サテライト・ドメインにおいて使用できる経路選 択番号リスト48にリストされている。経路選択番号は、接続確立中の間のみ、 占有される。経路選択番号が使用中の時は、経路選択番号リストに、それが占有 されているとマークされる。経路選択番号と接続が確立されると、この経路選択 番号は開放されて、経路選択番号リストに、空いていることがマークされる。「 ライフタイム」すなわちある経路選択番号がアクティブである時間は、このよう に、コールの持続に比べて短い。 経路選択番号を送り返す要求を受信すると、CNC5処理は経路選択番号リス トから、空いている番号を拾い、このケースでは経路選択番号R−no=22を 拾い、このリストの対応するエントリに、自分のアイデンティティCNC5−I Dを書き込む。これは、経路選択番号22が、CNC5処理により取り扱われる 接続のために予約されたことを示す。次に、このCNC5処理は、経路選択番号 R−no=22を、CNC4へ、CNCD+ダイアログ47を使用して送る。 経路選択番号を受け取ると、CNC4処理は、TSD+プロトコルを使用して 、TC−ISDN−NA処理6へ、接続確立メッセージ50を送る。このプラス 符号は、TSDシグナリング・プロトコル4の修正を示す。接続確立メッセージ 50は、通常通りb番号、このケースでは経路選択番号R−no=22、および 、その目的を後述するフラグ51を含む。TC−ISDN−NA処理6は、この ケースでは接続層13で開始される。TC−ISDN−NA処理6は、最初に外 部網へのトランク線を選択し、それから選択されたトランク線において、空いて いるチャネルを選択する。この例では、トランク線22が選択されると仮定して いる。選択されたチャネルは、1つのアイデンティティ、終端点TP−Eを指定 される。TC−ISDN−NA処理6は、選択されたチャネルのこのアイデンテ ィ ティ、TP−Eを、CNC4処理へ送る。 CNC4処理は、TP−H、TC−ID、TP−25、R−no=25、TP −Eを保持する。CNC2処理は次に、交換機43を通じて、TP−25からT P−Eへの接続を確立する。 次にTC−ISDN−NA処理6は、トランク線2を使用して、外部網11へ 、IAMメッセージ52の信号を送る。この信号を送るチャネルは、カーブした 矢印で象徴される接続に使用されたチャネル、TP−Eと異なる。このIAMメ ッセージは、宛先番号(b番号)としての選択された経路選択番号R−no=2 2を含む。このIAMメッセージは、ISUPプロトコルを用いて送られる。 外部網において、トランク線22に接続された交換機は、ISUPプロトコル を通して送られる接続要求を受け取る。外部網は、経路選択番号R−no=22 に関連するノード、このケースではサテライト・ドメイン18へのコールを経路 選択する。このコールはトランク線23内のドメイン18へ到着する。IAMメ ッセージを受け取ると、ドメイン18においてOC−NA処理8が開始する。O C−NA処理8は、このケースではISDN網アクセスアプリケーションであり 、図11にOC−ISDN−NAと表示されている。 OC−ISDN−NA処理8により最初になされることは、受信されたBナン バーが経路選択番号であるかどうかをチェックすることである。このチェックは 、通常のBナンバー分析を用いて行われる。もし受信されたBナンバーが経路選 択番号でなければ、OC−ISDN−NA処理8は通常のOC処理1のように振 る舞う。この場合のように、OC−ISDN−NA処理8が、受信されたBナン バーが経路選択番号であることを発見すれば、それは経路選択リスト48を探索 して、受信された経路選択番号が関連する処理のアイデンティティを見出す。こ のケースでは、このリスト探索により、受信された経路選択番号が、CNC5処 理に関連することが明らかになるであろう。 OC−ISDN−NA処理8とTC−ISDN−NA処理6は、外部網内に接 続を確立するために、標準化されたISDNシグナリング・メッセージを交換す る。この接続は、アイデンティティTP−Gを有するチャネル上のドメイン18 に出現する。OC−ISDN−NA処理8は、前記シグナリング・セッションに おいて、チャネル・アイデンティティTP−Gを与えられる。これで、OC−I SDN−NA処理8は、下記の情報を所有している:確認されたチャネル内の入 接続呼は、経路選択番号R−no=22に付属し、経路選択番号リスト48から 、R−no=22を取った処理のアイデンティティは、CNC5である。 次にOC−ISDN−NA処理8は、このように確認されたCNC5処理へ信 号して、TP−GをCNC5へ転送する。このシグナリング発信は、修正された TSD+プロトコルを用いて行われる。 注意すべきことは、CNC5処理が既に経路選択番号を有しているので、これ をOC−ISDN−NAからCNC5処理へ信号を送る必要は全くないことであ る。 CNC5処理において、確認されたチャネルにおける入接続呼、TP−Gと、 Hへの要求された接続の間に、1つの関係が確立された。このCNC5処理は、 経路選択番号リスト48の中で空いているとマークすることにより、経路選択番 号R−no=22を開放する。 CNC5処理は、サテライト・ドメインに関連する経路選択テーブル49を使 用することにより、経路選択分析を遂行する。終端点TP−Hはこの分析への入 力として使用される。この分析の出力は、EOSを結果として与える。これは、 接続がドメイン18で、特にその交換機45で終結すべきことを指示する。CN C5処理は、エンドポイントへ達したことを知る。CNC処理5は、TP−Gと TP−Hの間に接続を確立して、最終的にTC処理2へレディーメッセージを送 る。OC処理1とTC処理2がダイアログ処理して、それぞれトーンと呼び出し 信号を送る。不均一接続が、加入者Aと加入者Hの間に完成した。 図6に関連して議論したように、接続が確立される順序は、種々であり得る。 例えば、TP−Gの受信に際してTP−GとTP−H間の接続を確立する代わり に、CNC5がレディー信号をTC処理2へ送る以前に、他の処理に占拠された りして、CNC5処理がこれらのポイントを予約またはマークすることがあり得 る。接続の実際の確立は、それから加入者Hが受話器を上げたとき、または呼び 出し信号が発せられたときに、行うことができる。 図11に関連して説明した例において、TC−ISDN−NA処理6は最初に 外部網へのトランク線を選択して、それから選択されたトランク線内の空いてい るチャネルを選択する。選択肢として、CNC4処理は、経路選択分析の結果と して、出トランク線22の情報を受信する。そのとき経路選択テーブル46は、 サテライト・ドメインへの接続に使用すべきトランク上の情報を含む追加の列( カラム)を含むかも知れない。図11において、そうした列を破線で示してある 。TC−ISDN−NA処理は、拡張された経路選択テーブル46により指摘さ れたトランク内の空いているチャネルを選択するだけである。 図11と関連して説明した例において、コールが均一網19で発信しサテライ ト・ドメイン18で着信すると仮定していた。外部網11経由でこのコールを経 路選択するために、サテライト・ドメイン18は、外部網のナンバープラン内の ナンバーシリーズを割り当てられた。反対方向にコールが行われたと仮定する。 そうしたコールもまた外部網11を用いなければならない。外部網を通じてそう したコールを経路選択できるためには、複数の経路選択番号を割り当てる必要が あり、これらの経路選択番号は外部網に属し、均一網に属する。この発明によれ ば、サテライト・ドメインは前記経路選択番号の1つを用いて、前記サテライト ・ドメインから前記均一網へ、外部網経由でコールを確立する。 次に図12に示す状況を議論する。この場合は2つの交換機27と45があり 、45およびそ間のシグナリングネットだけがある。しかしながら均一網19も サテライト・ドメイン18も存在しない。外部網11に接続されたむき出しの交 換機が2つあるだけである。この外部網はこれら交換機間の接続を移送するため に用いなければならない。加入者Aは交換機27に接続され、また加入者Iは交 換機45に接続される。この状況はたとえば2つのシステムの特定交換機が、既 存の網内の2つの異なった場所に挿入される時に起こる。 図13を参照すると、図12のAとI間の接続を確立する手順が図11の接続 で説明した手順に類似しているが、OC処理がCNC4処理を開始することだけ が異なる。代わりに、CNC処理がCNCD+ダイアログ47を使用してCNC 5処理を開始する。CNC5処理は、図11のCNC5処理と同じ仕方で動作す るが、経路選択番号R−no=23をフェッチして、経路選択番号リスト48内 の経路選択番号23に関連したエントリーにおいて、その処理アイデンティティ CNC5を書き込む点が異なる。CNC1処理は、TSD+プロトコルを用いて TC−ISDN−NA処理6を開始させ、また接続確立メッセージ50内にフラ グ51をセットする。TC−ISDN−NA処理は、ISUPプロトコルを用い 、またそのIAMメッセージ内に経路選択番号R−no=23を含む。IAMメ ッセージが交換機45へ到着するとき、このOC−ISDN−NA処理が開始さ れる。標準化されたISDNシグナリングメッセージがOC−ISDN−NA処 理とTC−ISDN−NAの間で交換され、またTP−EからTP−Gへ外部網 を使用して接続が確立される。OC−ISDN−NA処理は、受信されたBナン バーが経路選択番号であるかないかをチェックする。この場合それは経路選択番 号であり、従ってOC−ISDN−NA処理は終端点TP−GをCNC5処理へ 移送する。このCNC5処理は経路選択分析を遂行し、その結果としてEOSメ ッセージを受け取って交換機45を通して接続を確立する。接続確立の媒体とし て外部網を用いて、AとIの間に接続が確立された。2つの交換機27と45間 のサービスと接続のシグナリングが、その間に存在するシグナリング網を使用し て行われる。交換機27はドメイン14に所属し、また交換機43は更なるノー ドに所属するが、図5に示されただけではなくシグナリング網20のノードに所 属する。 上記の例において要求されるサービスは、ISDNを使用する通常の電話コー ルであったが、もちろん多くの他のタイプの接続が説明と同じ諸原理を用いて確 立され得る。 注意すべきことはISUPプロトコルは、サービス・シグナリングとともにB ナンバー転送シグナリングを提供するが、この発明はサービス・シグナリングの ためにISUPプロトコルを用いないことである。この発明によりサービス・シ グナリングはコール層12におけるシグナリング網を使用して行われる。 外部網は、ISUPプロトコルを使用するISDN網として記述されてきた。 その代わりに通常のPSTN網でも良く、この場合は、TC−NA処理6とOC −NA処理8がTUPプロトコルを用いている。 一般にTC処理とOC処理はコール層12において実行する。一般にそれらは またそれぞれの接続制御処理CNC29を生成し、これは接続層13で実行する 。 図11と図13においてTC−NA処理とOC−NA処理は、接続層13で実行 し、従って修正されなければならない。特に接続層13で実行するTC−NAと OC−NA処理は、それぞれのCNC処理29を生成してはならない。 この発明によれば、図2のTC−NA処理6と図3のOC−NA処理8は、接 続層13において経路選択番号処理を提供するように修正される。この修正され たTC−NA処理とOC−NA処理もまたコール層12で使用されるが、これは 通常のTC−NA処理6およびOC−NA処理8と同様である。この発明によれ ば、修正されたOC−NA処理のシグナリングと修正されたTC−NA処理への シグナリングは、両方とも接続層13で実行するが、TSD+プロトコルを使用 して行われる。この修正されたTSD+プロトコルは、フラグ51を有する接続 確立メッセージ50を含む。接続確立メッセージ50内にフラグがセットされる と、これはTCNA処理が下記の一定の方法で行動することを命令する。この修 正されたTC−NA処理は、チャネルの取得(予約)の機能と、外部ネットワー クへBナンバー信号を送る機能と、捕捉されたチャネルについて、図11と13 の終端点TP、TP−EをCNC処理へ送り返す機能を、開始する。 OC−ISDN−NA処理8は修正されたOC処理であり、この修正は、それ がTC処理を開始してはならないことと、それが経路選択ナンバーを処理する機 能を含むことである。 CNCD+ダイアログは、それが全ての必要な情報、終端点TCやTC処理の アイデンティティのような情報を、CNC処理へ送ることにおいて、CNC処理 に等しい。CNCD+ダイアログにおいて、経路選択番号の要求が接続処理に送 られる。 新しいサービス「コールバック」が図4のCCS網10に導入されると仮定す る。もし目的は全ての加入者がこの新しいサービスにアクセスを有することであ れば、ドメイン14ないし18の各々にこのサービスのソフトウェアを導入する のに充分であろう。もし目的は、ドメイン14と18だけの居住する加入者だけ がこの新しいサービスへ加入することであれば、そのときはコールバック・サー ビスのためのソフトウェアは、ドメイン14と18だけに確立される。これが可 能なのは、中間ドメイン16が接続の確立のためにのみ使用され、それは、この タスクを達成するためにコールバック・サービスを要求し、必要なサポート、ソ フトウェアとプロトコルを有するからである。中間ドメイン16は、コールバッ ク・サービスのためにサポートを含む必要はない。 図14において、加入者Aと加入者B間の不均一接続の1例を示す。加入者A と加入者Bの両方が、同一の交換機27に所属する。地方の法律が点線53で象 徴される直接の交換機内部接続の確立を禁止する。状況を理解するために交換機 27が2つに分けられて1点鎖線54により象徴されたようになっているものと 想像されたい。AとB間の接続を確立するためには外部網11を用いなければな らない。特に交換機内部接続55、56を生成してこれらがまた図14に示す仕 方で外部網内の接続57により相互接続されている。こうして不均一接続が生成 されて、図6、図11、図13に示される諸原理がこの接続を確立するために使 用される。特にCNC処理29によりTC−NA処理6とOC−NA処理8が形 成される。この外部網はISDN網で、1つはTC−ISDN−NA処理6で、 もう1つはOC−ISDN−NA8であって、TP−EとTP−G間の接続を確 立するためのものである。CNC処理29は2つの交換機内部接続55と56を 確立する。図6においてと同様にCNC処理29はOC処理1により生成され、 OC処理1を通してドメイン内部シグナリングがTC処理2を開始する。それで 、図13に示された処理原理は図13にコールのエンドポイントが2つの異なっ たドメインの中にあり、図13に示された諸原理はコールのエンドポイントが同 一のドメイン内の同一の交換機内にある図14における状況においても適用され る。図14においてCNC1処理29で実行する処理は2つの処理に分割され、 その1つは図13のCNC1処理に対応し、もう1つは図13のCNC5処理に 対応するが、しかし図14におけるCNC1処理は同一のドメインにおいて実行 する。 図14と同様の状況が図15に存在し、加入者Aはドメイン14に居住する交 換機27により供され加入者Bは、同じドメイン14に居住する交換機34によ り供され、これらの交換機の間では直接の接続を全く使用できない。その代わり にAからBへのコールは、外部網11を経由して送信されて結果として不均一接 続が生じる。またこの場合CNC1処理がTC−ISDN−NA処理6とOC− ISDN−NA処理を生成し、外部網11内のTP−EとTP−G間の接続を確 立するために使用する。それで図13ではコールのエンドポイントが2つの異な ったドメイン内に居住するが図13に示されたこれらの諸原理は、コールのエン ドポイントが同一のドメイン内にある図15における状況においても適応される 。 図16はOC−ISDN−NA処理8を図示するフローチャートである。OC −ISDN−NA処理を開始してから、それはボックス59でIAMメッセージ を待つ。外部網からBナンバーを受信するとボックス60でBナンバー分析が行 われる。このBナンバー分析は、その結果として実行すべきサービス及びコール が向けられるべきドメインのアイデンティティ、すなわち上にディレクション分 析と読んだものを与える。次のステップ、選択ボックス61は、Bナンバーが経 路選択番号であるかどうかを決定する。もしそうでなければ(選択肢NO)、ボ ックス62で、それからTC処理2またはTC処理6を開始して、TSDプロト コルを用いて、これにBナンバーが信号を送られる。次にボックス63で、OC −ISDN−NAは、コールされた加入者Xの終端点TP−Xと、開始したTC 処理2のアイデンティティTC−IDを待つ。この情報は、TSDプロトコルを 用いて送られる。この情報を受け取ると、ボックス64で、CNC処理29へ、 接続要求が送られる。OC−ISDN−NA処理は、次にブロック65で、接続 の到着を待つが、このイベントはTC処理からTSDプロトコル4を使用して、 レディー信号の受信により検出される。次にブロック68で、標準化されたメッ セージが、外部網へ送られる。 もしBナンバーが経路選択番号であれば、選択ボックス61の選択肢YESで あり、それからボックス66で、経路選択番号が関連するCNC処理のアイデン ティティがチェックされる。ボックス67で、どの接続処理であるかを発見した 後に、図11においてはそれはCNC5処理であったが、確立メッセージがそれ に送られ、前記確立メッセージは、外部網を通じて接続に用いたチャネルの終端 点TP−Gを含む。この接続要求は、TSD+プロトコルを用いて送られる。ボ ックス68で外部網を通じて接続を確立するのにすべての準備が整い、またOC −ISDN−NA処理が標準化されたメッセージを送る。 図17はTC−ISDN−NA処理で実行するステップを図示したフローチャ ートである。ボックス69でコールされた加入者のBナンバーを含む確立メッセ ージ50がTSDプロトコルまたはTSD+プロトコルを使用して到着する。も しフラグ51がセットされていなければ確立メッセージ50はTSDプロトコル を使用して信号を送られる。確立メッセージは拡張TSDプロトコルを使用して 信号を送られる。次にボックス70でTC−ISDN−NA処理は出トランクと そのトランク内の1つのチャネルを選択する。次にTC−ISDN−NA処理は 受信されたメッセージをテストしてフラグがセットされているかどうかを見る。 もしフラグがセットされていれば、選択ボックス71の選択肢YESでボックス 72でコールされた加入者の終端点が、TC−ISDN−NA処理を開始する接 続制御処理へ返される。次にボックス73でTC−ISDN−NA処理は関連す る接続制御処理からレディ信号が到着するのを待つ。レディー信号の到着は、T C−ISDN−NA処理に、関連する接続制御処理が関連する交換機またはドメ インを通じて接続を確立したことを知らせる。このレディー信号は、TSD+プ ロトコルを使用して到着する。レディー信号が到着すると、ボックス74で、T C−ISDN−NA処理がIAMメッセージを選択されたチャネルで送る。IA Mメッセージは、ISUPプロトコルを使用して送られる。 もしフラグ51がセットされていなければ、選択ボックス71の選択肢NOで あり、ボックス75で、TC−ISDN−NA処理が選択されたチャネルの終端 点TP−Xに、OC処理1または8へのそれ自身のアイデンティティTC−ID を送る。次にボックス76で、TC−ISDN−NA処理はレディー信号を待つ 。レディー信号はCNC処理29からプロトコル32を使用して送られる。最後 にボックス77で、TC−ISDN−NA処理は、IAM信号を外部網へ送る。 図18は、CNC処理29のフローチャートを示す。ボックス78、79、8 0に示すように、CNC処理は3つの方法のいずれかで生成される。ボックス7 8は、CNC処理が同一ドメイン内のOC処理により開始された場合を示し、ボ ックス79は、CNC処理が他のドメイン内のCNC処理により、CNCDダイ アログを使用する接続要求によって、生成された場合を示す。。ボックス80は 、CNC処理が他のドメイン内のCNC処理により、CNCD+ダイアログを使 用する接続要求によって、生成された場合を示す。接続制御処理においての異な った演算への入力アーギュメントに含まれる情報をボックスの左に示す。ボック ス の右に、CNC処理において異なった演算から出力が信号を送るプロトコルを示 す。 接続要求を受け取った後に、ボックス81で、CNC処理は経路選択分析を開 始する。経路選択分析の結果により、異なった状況が発生する。これは選択ボッ クス82に示される。3つの異なった結果が有り得る。すなわち、選択のEOS エンド、経路選択(ROUTE)、および、ISDNサービスである。 選択ボックス82からの結果のEOS、すなわち選択肢のEOSは、CNCプ ロセスにより制御された交換機内に、接続が終結する場合を表現する。従って、 ボックス83で、関連する交換機が接続される。図面の中で、この手順は、「交 換機をセットする」と表示されている。これに続いて、ボックス84で、図6の 矢印32で表現されたように、TC処理へレディー信号が送られる。 選択ボックス82における結果の経路選択(ROUTE)、すなわち選択肢の ROUTEは、ボックス85で、接続要求が隣接のドメインへ転送されて、次の 動作が出トランクとその中のチャネルを選択することを意味する。次に、ボック ス86で、経路選択分析が遂行された交換機が「セット」され、すなわち接続さ れる。最後に、ボックス87で、接続要求がCNCDダイアログを使用して隣接 のドメインへ送られる。この接続要求はボックス87の右に指示される。ボック ス79で、この接続要求がCNC処理内に受信され、それからCNC処理が隣接 のドメインで開始される。それからボックス81の経路選択分析が、隣接領域で CNC処理を開始させる。 選択ボックス82における結果のISDNサービス、すなわち選択肢のISD Nサービスは、ボックス88で接続要求が送られて、宛先ドメインにおいてCN C処理を開始することを意味する。この接続要求はCNCD+ダイアログを使用 して送られ、またそれはコールされた加入者TC−IDの終端点TP−Xと、経 路選択番号の要求を含む。次にボックス89で、接続制御処理は経路選択番号の 受信を待つ。次にボックス90で、確立メッセージ50が、TSD+プロトコル を使用してTC−ISDN−NA処理へ送られる。フラグ51はメッセージの中 にセットされ、受信TC−ISDN−NA処理が図17に示した動作72、73 、74に続くことを指示する。接続要求メッセージへの応答として、ボックス9 1 で選択されたチャネルの終端点TPが、TSD+ダイアログを使用して受信され る。次にボックス92の、「交換機をセットする」で、CNC処理が関連の交換 機を通じて接続を確立する。最後にボックス93で、1つの信号がTSD+ダイ アログ上をTC−ISDN−NA処理へ送られる。TC−ISDN−NA処理は そのIAMメッセージを送ることができ、これは図17の処理74である。 図18のボックス80で、CNC処理がCNCD+ダイアログを使用して接続 要求を受信すると、CNC処理は空いている経路選択番号を選択し、またボック ス94で、それ自身のアイデンティティを選択された経路選択番号に結びつける 。次にボックス95で、この選択された経路選択番号はそれを要求したCNC処 理へ送られる。CNC処理は終端点TP−Gの受信を待ち、この終端点TP−G へ外部網を通じた接続が到着する。ボックス96で、この終端点がTSD+ダイ アログを使用してOC−NA処理8から送られる。次にボックス97で、この選 択された経路選択番号が開放される。ボックス81で経路選択分析が行われ、こ の分析の結果により、選択ボックス82で接続制御処理がEOS選択肢またはR OUTE選択肢に追随する。 上述した特定実施例の説明は、2つの加入者間の不均一接続の確立に関する。 この発明は、1つのセッション内に含まれる2つのコンピュータ間の、不均一接 続の確立を含む。また、この発明の精神の範囲内には、コンピュータ制御の複数 の端末装置間の不均一接続の確立もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1交換機(27)と、第1交換機と直接の送信接続がない第2交換機( 45)とを含む、コールと接続が分離した網(10)であって、前記第1交換機 は第1終端点(TP−E)において外部網への接続を有し、また前記第2交換機 は第2終端点(TP−G)において、外部網(11)のナンバリング・プランに 属するが、外部網(11)を経由して前記第1交換機から前記第2交換機にコー ルを経路選択するように、第2交換機(45)に割り当てられた、第1カタログ 番号を含む第1経路選択番号テーブル(48)によって特徴付けられる外部網へ 接続を有する前記網(10)。 2.前記外部網11のナンバリング・プランに属するが、外部網経由で第2交 換機(45)から前記第1交換機へコールを経路選択するように前記第1交換機 (27)に割り当てられた、第2カタログ番号を含む第2経路選択番号テーブル によって特徴付けられる請求項1によるコールと接続が分離された網。 3.前記第1および第2の交換機の間に延びているシグナリング・パス(4) によって特徴付けられる請求の範囲2項によるコールと接続が分離された網(1 0)であって、 コールの発信側において: シグナリング・パスを使用して、サービス関連情報とコールの宛先アドレス とを前記コールの着信サイドへ信号を送る第1処理(OC)と、 前記第1終端点(TP−E)へ接続を確立するため、また前記コールの前記 着信側から経路選択番号(R−no)を要求するための、前記第1処理(OC) と関連して動作する第2処理(CNC4)と、 前記コールの着信側において: 前記第1処理へ前記コールの終端点(TP−H)をシグナリングする、前記 第1処理に対する第1の同等の処理(TC)と、 前記第2の処理に対する第2の同等の処理(CNC5)であって、経路選択 番号(R−no=23)を選択するためと、この選択された経路選択番号をそれ 自身のアイデンティティ(CNC5−ID)と結びつけるためのものと、 前記コールの発信側において: 前記第1終端点(TP−E)から外部網を通じて、前記第2終端点(TP− G)へ接続を確立するための要求(IAM)を、外部網(11)へシグナリング するためのものであって、前記要求が外部網内の要求された接続の宛先アドレス として、前記第2の同等の処理に関連した経路選択番号(R−no=23)を含 んでいる第3の処理(TC−NA)と、 前記コールの着信側において: 前記選択された経路選択番号を受信するため、また前記第2の同等の処理( CNC5)へのサテライト・ドメインに、それが到着する終端点(TP−G)へ 送信するための前記第3処理に対する第3の同等の処理(OC−NA)と、 前記コールの着信側において: 前記第3の同等の処理から前記終端点(TP−G)を受け取ると、前記第2 の同等の処理CNC5は、前記終端点(TP−G)から前記コールの終端点(T P−H)へ、前記サテライト・ドメインを通して接続を確立し、こうして前記コ ールの発信側から着信側へ前記外部網(11)を経由して、不均一接続を完成す ること を特徴とする前記網。 4.請求項2によるコールと接続が分離された網であって、第1ドメインは前 記第1交換機(43)と前記コールが発信する少なくとも1つの第3交換機とを 含み、前記第1処理(OC)は前記第2処理(CNC4)を開始し、前記第2処 理は、前記コールの終端点(TP−H)と前記第1の同等の処理のアイデンティ ティ(TC−ID)を受信すると、経路選択分析を開始し、前記コールのための 接続を、前記第3交換機から前記第1終端点(TP−E)へ前記第1ドメインを 通じて確立することを特徴とする前記網。 5.請求項2によるコールと接続が分離された網であって、第1ドメイン(1 6)は、前記第1交換機(43)を含み、第2のドメイン(14)は、前記コー ルが発信する更なる交換機(27)を含み、前記第2ドメイン内の前記第1処理 (OC)は、更なる第2処理(CNC1)を開始し、前記更なる第2処理は、前 記コールの終端点(TP−H)と第1同等の処理のアイデンティティ(TC−I D)とを受容すると経路選択分析を開始すると共に、前記更なる交換機(27) から前記第2ドメイン(14)を通じて、前記第1ドメインに到るトランク線( 25)へ接続を確立し、前記更なる第2処理(CNC1)は、前記経路選択分析 の結果が、前記コールの終端点(TP−H)が前記第1ドメイン内に位置してい ることを与えると、前記第1ドメイン(16)内で前記第2処理(CNC4)を 開始すると共に、前記コールの終端点(TC−H)と前記第1同等の処理のアイ デンティティ(TC−ID)をそれに提供することを特徴とする前記網。 6.請求項5によるコールと接続が分離した網であって、前記第2処理(CN C4)は、前記コールの前記終端点(TP−H)と前記第1同等の処理(TC− ID)を受信すると経路選択分析を開始し、前記第2処理(CNC4)は、前記 経路選択分析が結果として前記コールの終端点(TP−H)が前記第1ドメイン 内に位置していることを与えると、前記第3処理(TC−NA)を開始すること を特徴とする前記網。 7.請求項6によるコールと接続が分離された網であって、前記第1および第 2のドメインと共に均一網を形成する更なるドメイン(15、17)を有し、各 ドメインは少なくとも1つの交換機を含み、1つの更なる第2処理(CNC)が 各更なるドメインと各接続とに備えられ、各第2処理と共に各更なる第2処理は 、その関連するドメインの複数の交換機を制御する接続制御処理であり、1つの ドメインの接続制御処理が前記第2プロトコル(CNCD)を用いて、前記接続 層(13)上の隣接するドメインの接続処理と通信することを特徴とする前記網 。 8.請求項3、4、6、または7によるコールと接続が分離された網であって 、前記第1処理が加入者発信コール処理(OC)であり、前記第1同等の処理が 加入者着信呼処理(TC)であり、前記第1処理が前記コール層上で第1プロト コル(TSD)を用いて前記第1同等の処理と通信することを特徴とする前記網 。 9.請求項8によるコールと接続が分離された網であって、前記第1プロトコ ル(TSD)はそれにより前記第1処理(OC)が前記第1同等の処理(TC) を開始する機能と、前記第1同等の処理から前記第1処理へコールの終端点(T P−I)を移送するために、前記コールの宛先アドレス(Bナンバー)を前記第 1処理から前記第1同等の処理へ移送する機能と、前記第1同等の処理のアイデ ンティティ(TC−ID)を前記第1同等の処理から前記第1処理へ移送する機 能と、前記第1処理が接続層(13)で前記第2処理(CNC4)を開始すると 共に、前記第1処理がコールの終端点(TP−I)および前記第1同等の処理( TC−ID)と一緒に第2処理(CNC4)へ接続要求を送る機能とを含むこと を特徴とする前記網。 10.請求項9によるコールと接続が分離された網であって、均一網を形成す るいくつかのドメイン(14、16)があって、前記均一網内の各ドメインは、 少なくとも1つの交換機(27、33、34、35;43)を含み、各ドメイン と各接続について1つの第2処理(CNC1;CNC4)があり、各第2処理は その関連するドメイン(14;16)の交換機(27、33、34、35;43 )を制御する接続制御処理であり、1つのドメインの接続制御処理は、接続層( 13)上で第2プロトコル(CNCD)を用いて隣接のドメインの接続処理と通 信することを特徴とする前記網。 11.請求項10によるコールと接続が分離された網であって、前記第2プロ トコル(CNCD)は、新しい第2処理(CNC2)を開始する機能と、この新 しく開始された機能へ前記コールの終端点(TP−H)、前記第1同等の処理の アイデンティティ(TC−ID)及び捕捉されたチャネルの終端点を輸送する機 能とを有することを特徴とする前記網。 12.請求項11によるコールと接続が分離された網であって、前記第2プロ トコル(CNCD)は、もし経路選択分析の結果が、前記コールの終端点が前記 均一網内の他のドメイン内に位置していることを与えれば作動されることを特徴 とする前記網。 13.請求項12によるコールと接続が分離された網であって、前記開始され た第2処理(CNC4)は、もし経路選択分析の結果が、宛先アドレスが前記コ ールと接続が分離された網内に位置するが均一網の外にある場合には、修正され た第1プロトコル(TSD+)を使用して前記第3処理(TC−NA)を開始す る機能を有し、前記第3処理(TC−NA)は前記接続層(13)上に開始され ることを特徴とする前記網。 14.請求項13によりコールと接続が分離された網であって、前記修正され た第2プロトコル(CNCD+)は、第2同等の処理(CNC3)へ経路選択番 号を得ることの要求信号を送る機能を追加した前記第2プロトコルと同じ機能を 含むことを特徴とする前記網。 15.請求項14によりコールと接続が分離された網であって、前記第2処理 (CNC4)は、前記修正された第1プロトコルを使用して、 (i)前記開始された第3処理(TC−NA)へ、前記選択された経路選択番 号を含むメッセージを送り、 (ii)それが前記接続層上で作用するように第3処理に指示する前記メッセ ージにフラグをセットすることを特徴とする前記網。 16.請求項15による通信網であって、前記第3処理は外部網内に接続を確 立するために使用される網アクセス着信呼処理(TC−NA)であることを特徴 とする前記通信網。 17.請求項16による呼び出しと接続が分離された網であって、コール層に おける前記第1処理(OC−NA)は、接続層(13)における前記第3同等の 処理(OC−NA)の機能を含み、これにより、前記コール層における前記第1 処理として、また前記接続層(13)における前記第3同等の処理として使用さ れる第1の包括的処理を形成するようにしたことを特徴とする前記網。 18.請求項17によるコールと接続が分離された網であって、コール層にお ける前記第1同等の処理(TC−NA)は、接続層(13)における前記第3処 理の機能を含み、これにより、前記コール層における前記第1同等の処理として 、また前記接続層(13)における前記第3処理として使用される第2の包括的 処理を形成するようにしたことを特徴とする前記網。 19.請求項18によるコールと接続層が分離された網であって、前記第2の 同等の処理(CNC3)は、外部網のナンバリング・プランに属すると共に、前 記外部網がコールを受信するドメインを割り当てられている経路選択番号のグル ープから前記経路選択番号を選択する接続制御処理であることを特徴とする前記 網。 20.前記第2の同等の処理(CNC3)は、それ自身のアイデンティティ( CNC3−ID)をそれが選択する経路選択番号と関連させることを特徴とす る、請求項19によるコールと接続が分離された網。 21.前記経路選択番号のグループはサテライト・ドメインに関連させられて いることを特徴とする、請求項20によるコールと接続が分離された網。 22.前記サテライト・ドメインは、外部網から前記メッセージ(IAM)の 第2終端点(TP−G)で受信すると、前記第3の同等の処理(OC−NA)を 生成することを特徴とする、請求項21によるコールと接続が分離された網。 23.請求項22によるコールと接続が分離された網であって、前記第3の同 等の処理(OC−NA)は、前記メッセージ(IAM)に含まれる経路選択番号 を、着信側に割り当てられた経路選択番号のグループと比較して一致があれば、 この経路選択番号を選択した第2の同等の処理のアイデンティティを読み取り、 確認された第2の同等の処理へ、経路選択番号を含むコールが到着した前記第2 終端点(TP−G)を送ることを特徴とする前記網。 24.前記第2の同等の処理は、前記第2終端点(TP−G)を受信すると、 経路選択分析を開始することを特徴とする、請求項23によるコールと接続が分 離された網。 25.請求項24によるコールと接続が分離された網であって、もし経路選択 分析の結果が、前記コールの終端点(TP−H)が、前記第2の同等の処理によ り制御される領域内にあることを与えるならば、前記第2の同等の処理は、前記 第2終端点(TP−G)から前記コールの終端点(TP−H)へ接続を確立する ことを特徴とする前記網。 26.請求項25によるコールと接続が分離された網であって、前記第2の同 等の処理は、第2終端点(TP−G)から前記第2の同等の処理により制御され るドメインを通して隣接のドメインに至るトランクへ接続を確立し、また、もし 経路選択分析の結果が、前記コールの終端点(TP−H)が、前記第2の同等の 処理により制御される領域外にあることを与えるならば、前記第2プロトコルを 使用して、前記コールの終端点(TP−H)、前記第1の同等の処理のアイデン ティティ、前記トランク内の捕捉された終端点を、前記隣接ドメインへ送ること を特徴とする前記網。 27.請求項26によるコールと接続が分離された網であって、前記第2の同 等の処理は前記終端点(TP−H)への接続の確立後に、前記第1の同等の処理 へレディ信号を送り、このレディ信号は接続の送信側から着信側へ外部網を経由 して接続が完成したことを指示することを特徴とする前記網。 28.前記第2処理(CNC4)は隣接ドメインの更なる第2処理(CNC1 )により生成され、また前記更なる第2処理は自分の番において前記第1処理( OC)により生成されることを特徴とする、請求項27によるコールと接続が分 離された網。 29.コールと接続が分離された網において、起呼ユーザから被呼ユーザへの 接続を経路選択する方法であって、両方がコールと接続が分離された網内に居住 し、中継外部網(11)を経由し: (a)前記外部網のナンバープラン中で選択された一時的な経路選択番号を、 前記コールと接続が分離された網(10)の交換ノード(45)へ割り当てるス テップと、 (b)前記経路選択番号の1つを選択して、それを前記コールに割り当てるス テップと、 (c)前記選択された経路選択番号を用いて、前記外部網を通して前記交換ノ ード(45)へ、前記コールを経路選択するステップと、 (d)前記コールを前記ノードから前記被呼ユーザへ経路選択するステップ を含むことを特徴とする前記方法。 30.コールと接続が分離された方法において、請求項29による接続を経路 選択する方法であって、ステップ(a)および(b)を遂行した後に 起呼ユーザから、外部網へのエントリーを有するコールと接続が分離された 網の終端点(TP−E)へ経路選択するステップと、 次にステップ(c)を遂行し、 次に(d)を遂行することを含むことを特徴とする前記方法。 31.コールと接続が分離された網におけるコールの確立方法であって、前記 コールと接続が分離された網(10)は、均一網(19)とサテライト・ドメイ ン(18)を含み、前記均一網は各々が少なくとも1つの交換機を含む多数のド メインを含み、前記サテライト・ドメインは少なくとも1つの交換機を含むと共 に、均一網と直接の接続がないものであり、外部網に所属し、それ自体で知られ る方法において、その中のコールの経路選択のために使用される経路選択番号が 、前記均一網を割り当てられ、また前記サテライト・ドメインから前記均一網へ 外部網を経由して、コールを確立するために、前記サテライト・ドメインが前記 経路選択番号の1つを使用することを特徴とする前記方法。 32.請求項31によりコールと接続が分離した網にコールを確立する方法で あって、前記均一網は第1交換機と呼ばれるただ1つだけの交換機を含み、また 前記サテライト・ドメインは第2交換機と呼ばれるただ1つだけの交換機を含む ものであり、前記経路選択番号の1つは第1交換機から第2交換機へ外部網を経 由して接続を確立するために使用されることを特徴とする前記方法。 33.複数の交換機ポートを含む交換機(27)を通じてコールを確立する方 法であって、前記交換機はコールと接続が分離した網内に含まれており、この網 は、サービス層と呼ばれる第1のシグナリング・プロトコル(CNCD)及びコ ールにおいて要求されるサービスを提供するコール層(12)を使用する接続を 確立しまた開放するための接続層13と、前記第1プロトコルとは異なり、前記 交換機(27)を通して前記コールが外部ネットワークを経由して確立される接 続を確立しまた開放するための第2プロトコルを用いる外部ネットワーク(27 )とを含むものであり、外部ネットワークに所属しそれ自体で知られる方法でそ の中のコールの経路選択に使用される経路選択番号が、前記交換機(27)で指 定され、また前記交換機は、第1交換機ポートから第2交換機ポートへ外部網経 由でコールを確立するために前記経路選択番号の1つを用いることを特徴とする 前記方法。 34.均一網のドメイン(14)を通じてコールを確立する方法であって、前 記ドメインは第1交換機(27)と第2交換機(34)を含み、前記ドメインは コールと接続が分離した網内に含まれ、この網は、第1シグナリング・プロトコ ル(CNCD)を用いて接続を確立し開放するための接続層(13)と、コール において要求されるサービスを提供するためのサービス層と呼ばれるコール層( 12)と、接続を確立し開放するための第1プロトコルとは異なり、前記コール が前記ドメインを通じて外部網を経由して確立される第2プロトコルを使用す る外部網(11)を含むものであり、 外部網に所属しそれ自身で知られる方法でその中のコールの経路選択に使用され る経路選択番号が、前記ドメイン(14)で指定され、また前記ドメインは、前 記第1交換機から前記第2交換機へ前記ドメインにおいて外部網を経由してコー ルを確立するために前記経路選択番号の1つを用いることを特徴とする前記方法 。
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