JP2000509148A - ディジタルロジック回路のロジック試験用および漏れ電流試験用の実施装置 - Google Patents

ディジタルロジック回路のロジック試験用および漏れ電流試験用の実施装置

Info

Publication number
JP2000509148A
JP2000509148A JP9538030A JP53803097A JP2000509148A JP 2000509148 A JP2000509148 A JP 2000509148A JP 9538030 A JP9538030 A JP 9538030A JP 53803097 A JP53803097 A JP 53803097A JP 2000509148 A JP2000509148 A JP 2000509148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
diode
voltage
control signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9538030A
Other languages
English (en)
Inventor
ミラー・チャールズ・エイ
Original Assignee
クリーダンス システムズ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クリーダンス システムズ コーポレイション filed Critical クリーダンス システムズ コーポレイション
Publication of JP2000509148A publication Critical patent/JP2000509148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
    • G01R31/3004Current or voltage test
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31924Voltage or current aspects, e.g. driver, receiver

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 試験中のロジック回路装置(DUT)のロジック試験および漏れ電流試験を実施するための装置は、DUTの各端子ごとに一つのローカルモジュールを備えている。ロジック試験を行うためには、各ローカルモジュールはDUT端子にロジック信号入力を供給するためのドライバーと、その端子でDUT出力を検知するコンパレータ、および、そのロジック試験中においてDUT端子での電圧揺動を抑えるクランプ回路を有する。漏れ電流試験を行うためには、各ローカルモジュールが、DUT端子にパラメータ信号を供給する供給源を含んでいる。コンパレータで検知された、DUT端子でのパラメータ信号の発生電圧は、端子の漏れ電流を示す。パラメータ信号源およびクランプ回路は、ショットキーダイオードを介してDUT端子に接続される。ロジック試験中は、パラメータ信号源は、DUT端子にパラメータ信号源を連結しているショットキーダイオードに逆バイアスをかけることにより、DUT端子と遮断される。これと反対に、漏れ電流試験中は、クランプ回路は、DUT端子にパラメータ信号源を連結しているショットキーダイオードに逆バイアスをかけて、DUT端子から遮断される。ショットキーダイオードを逆バイアス状態とすると、静電容量と漏れ電流は極めて低くなる。このように、DUT端子の漏れ電流測定は、実質的にはクランプ回路を流れる漏れ電流に影響されることは無く、ロジック信号パルスの縁部がパラメータ信号源によりDUT端子に加えられる静電容量によって実際上影響されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】 ディジタルロジック回路のロジック試験用および漏れ電流試験用の実施装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般には、ディジタルロジック回路用テスター、特には、ディジタ ルロジック回路のロジック試験および漏れ電流試験の双方を実施する装置に関す る。 関連技術の説明 ロジック回路メーカーは、通常、その製品についてロジック試験およびパラメ ータ試験の両方を実施するようにしている。回路のロジックを試験するために、 代表的な従来技術のテスターは、入力ロジック信号によって回路の各端子を駆動 し、一方では該入力ロジック信号の作動に応じてテスターで得られる各出力ロジ ック信号を監視しつつ、出力信号が予期したロジックパターンを示すか否かを判 定している。“パラメータ”試験は、それらの端子における回路のアナログ諸特 性を測定するものである。ロジック回路の最も重要なパラメータ特性のうちの一 つは、漏れ電流であり、ロジック回路の入力端子が高ロジックレベルで作動され る場合には、その電流量が該入力端子から漏出し、また、ロジック回路の入力端 子が低ロジックレベルで作動される場合には、この電流量が該入力端子に引き込 まれる。漏れ電流は、通常、該端子を精度の高い抵抗器を介して電圧源に連結し 、該端子間の電圧降下を測定することによって測定される。この電圧降下は漏れ 電流に比例する。 1982年10月12日付けで、Chau他に対して再発行された米国特許R e.31,056号は、回路のロジック試験およびパラメータ試験の双方を実施 するための回路テスターを開示している。このテスターのロジック信号ドライバ ーは、ロジック信号を試験中のデバイス(“DUT”)の端子に供給する。テス ターのパラメータ信号源はパラメータ試験信号をDUT端子に供給する。ロジッ ク信号ドライバーとパラメータ信号源とは異なる試験に使われるが、同時にDU T端子に繋ぐと相互に干渉し合うために、二つの信号源は別々のリレー接点を使 ってDUT端子に連結され、それぞれ一つの信号源だけがDUT端子に連結され るようにする。リレーを使ってロジック信号源とパラメータ信号源とを分離する ことにより、一つの試験装置がパラメータ試験とロジック試験の双方を行うこと を可能にするが、リレーはスイッチ操作に比較的大きな電流量を必要とし、また 、このリレーは比較的作動が緩慢で嵩張り、反復使用により機械的損傷を受け勝 ちである。 1991年1月29日付けで、Littlebury他に付与された米特許第 4,989,209号は、トランジスタスイッチを介して選択的にDUT端子に 連結されるロジック試験信号源とパラメタータ試験信号源の双方を含んでいる集 積回路テスターが記載されている。トランジスタスイッチは、リレースイッチに 比べ、小形で作動が早く故障する率は少ないが、DUT端子に接続したトランジ スタスイッチ中の漏れ電流が、DUT端子の漏れ電流測定に悪影響を及ぼすこと がある。また、ロジック信号源をDUT端子に連結するトランジスタスイッチの 静電容量が、ロジック信号のエッジ特性に悪影響を与えることがある。 高速集積回路のロジックを試験する際、ロジック試験信号源の出力インピーダ ンスは、ロジック信号パルスの前縁および後縁にかかる電圧スパイクを防ぐため に、その信号源からDUT端子にロジック信号を伝送する伝送線のインピーダン スにマッチングされるべきである。しかし、現実には、信号源のインピーダンス と伝送線路のインピーダンスを完全にマッチさせることは難しい。この電圧スパ イクを軽減するには、DUT端子にクランプ回路を繋ぐと好都合である。クラン プ回路は、主に、DUT端子を高電圧源と、低電圧源に連結する一対のトランジ スタを付属している。DUT端子の電圧がその上限を超えて上昇し始めると、D UT端子を低電圧源に連結しているトランジスタがオン状態となり、これにより DUT端子に流れ込む過剰電流を吸収して端子電圧の上昇を食い止める。同様に 、DUTでの電圧が下限以下に低下し始めると、DUT端子と高圧源を連結して いるトランジスタがオン状態となり、DUT端子に電流を付加的に供給してDU T端子における定電圧スパイクを低く抑える。このクランプ回路はDUT端子で の電圧スパイクを除くものの、クランプ回路のトランジスタをオフにした場合で も、 端子の漏れ電流測定には悪影響が現れる。その理由としては、クランプ用トラン ジスタ自身がかなりの漏れ電流を有するからである。 ここで望まれているのは、ロジック信号試験中には、パラメータ試験信号源を 選択的にDUT端子から分離し、かつ、漏れ電流の試験中には、DUT端子から クランプ回路を分離するための、高速でコンパクトかつ信頼の置ける試験装置で ある。 発明の概要 本発明は、試験中の集積回路または他のロジック装置(DUT)のロジック試 験および漏れ電流試験を実施するための自動式試験装置に関する。この装置は、 DUTの各端子につき一組づつ設けられた一連のローカルモジュールを含んでい る。ロジック試験を行うには、各ローカルモジュールは、DUT端子がDUT入 力時にロジック信号入力をDUT端子に供給するドライバーと、該端子がDUT 出力時にDUTにより該端子に生じた信号のロジックレベルを検知するためのコ ンパレータと、ロジック試験中にDUT端子での電圧揺動を制限するクランプ回 路を有する。漏れ電流試験を実施するためには、各ローカルモジュールは、DU T端子にパラメータ信号を供給する供給源を含んでいる。コンパレータは、DU T端子で生ずる電圧レベル結果を、該端子の漏れ電流の測定値として検知する。 パラメータ信号源とクランプ回路は、複数の熱キャリヤーショットキーダイオ ードを介してDUT端子に連結される。ロジック試験の間、パラメータ信号源は 、該信号源をDUT端子に連結したショットキーダイオードを逆バイアすること によって、DUT端子から切り離される。漏れ電流試験の間は、クランプ回路が 、該回路をDUT端子に連結したショットキーダイオードを逆バイアスすること によって、DUT端子から切り離される。逆バイアス状態の場合、ショットキー ダイオードの容量と漏れ電流は極めて低い値を示す。このために、DUT端子で の漏れ電流測定は、実質的にクランプ回路の漏れ電流に影響されることは無く、 更に、試験信号パルスの縁部も実質的にパラメータ信号源によってDUT端子に 加えられた容量に影響されない。クランプ回路およびパラメータ信号源の切り替 えに使うショットキーダイオードは、小形で信頼性の置ける装置であり、素速く 切 り替えができ、電力ロスも殆ど無く作動する。 従って、本発明の目的は、高速ロジック回路におけるロジック試験と漏れ電流 試験の双方を正確に行う試験装置を提供することにある。 本明細書の最終部分では、特に本発明の主題を指摘すると共に、明確に権利請 求をしている。一方、当業者であれば、同符号で同一構成部品を示した添付の図 面をもとに本明細書の残りの部分を読むことにより、本発明の構成とその操作方 法の両方を、更に、その効果と目的と共に、最も良く理解する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による自動回路試験装置のブロック図である。 図2は、図1の回路試験装置のローカルモジュールの好適な実施形態のブロッ ク略図である。 図3は、図2のタイミングコントローラの詳細なブロック図である。 図4は、図1の回路試験装置中のローカルモジュールの別の実施形態のブロッ ク略図である。 好適な実施形態の説明 図1は、試験中の集積回路または同様のデバイス(DUT)12に対して、ロ ジック試験と漏れ電流試験を実施する自動式試験装置10を示したブロック図で ある。試験装置10は、一連のローカルモジュール14を備え、各モジュールは 伝送線路17を介して、DUT12の対応端子15に接続されている。各ローカ ルモジュール14は、試験信号をその対応DUT端子15に出力するか、又は、 対応するDUT端子15からの出力信号を入力する。ローカルモジュール14は 、また、共通バス18を経てホストコンピュータ16に連結されている。バス1 8は、ホストコンピュータ16とローカルモジュール14間で、試験命令、試験 結果、制御信号を搬送する。クロック回路20は、ローカルモジュール14とホ ストコンピュータ16に、それらの操作タイミングを合わせるために、システム クロック信号CLKを供給する。 ロジック試験中には、幾つかのローカルモジュール14は、ロジック信号パタ ーンを発生し、これらをDUTの入力端子に出力するが、一方、別のローカルモ ジュール14は、DUT出力端子で生じた出力信号を試験する。ローカルモジュ ール14をプログラム操作してロジック試験を行うには、ホストコンピュータ1 6がプログラムデータを各ローカルモジュール14にバス18を介して送り、何 時DUT入力信号をパルス化するか、又は、何時DUT出力信号を試験するかを 各ローカルモジュールに通報する。そして、ホストコンピュータ16は、同時に START信号をバス18を通じて各ローカルモジュール14に送り、該ローカ ルモジュールによりロジック試験をスタートさせる。各ローカルモジュール14 は、START信号に応答して、それぞれ、タイミング基準としてCLK信号パ ルスを用いて、その記憶されたプログラムデータによって指示される一連の作業 を実施する。ロジック試験中は、DUT12出力信号を試験している各ローカル モジュール14は、試験データを内部の捕捉メモリに記憶する。試験の終了時点 で、ホストコンピュータ16は、バス18経由で各ローカルモジュール14の捕 捉メモリから捕捉されたデータを読み取り、そのデータがユーザに利用出来るよ うにする。 試験装置10は、また、DUT12の漏れ電流試験を行う。DUT端子15の 高レベル、又は低レベルの漏れ電流は、この端子が高ロジックレベル又は低ロジ ックレベルで作動するときに端子15が発生する電流量である。漏れ電流試験の 際には、各ローカルモジュール14は、その対応DUT12の端子15を高およ び低ロジックレベルに駆動し、漏れ電流が所定レベル以上であるか、又は、それ 以下であるかを判定し、引き続き捕捉メモリに測定結果を示すデータを記憶して 、ホストコンピュータ16による後検索に備える。 図2は代表的なローカルモジュール14の好適な実施の形態を、ブロック略図 形状で示したものである。ローカルモジュール14は、幾つかのサブシステムを 含んでいる。即ち、クランプ回路22、パラメータ信号源24、データ捕捉回路 26、ロジック信号源27、タイミング信号発生器28、およびバスインタフェ ース回路30等である。パラメータ信号源24は、端子15で高レベルと、低レ ベルの漏れ電流を検査するための出力信号を発生する。信号源24は、高精度の 抵抗器を介して、DUT端子に高レベルと低レベルの試験信号を供給するための 二組の調節可能な電圧源を含んでいる。各抵抗器の電圧降下量は、端子15の高 漏れ電流又は低漏れ電流に比例するので、端子15に生じる電圧は、結果的に漏 れ電流を示している。データ捕捉回路26は、端子電圧VTを監視して、漏れ電 流を決定する。ロジック信号源27は、端子15がDUT入力端子として働く場 合には、DUT端子15を機能するための出力ロジック信号VLを発生する。端 子15がDUT出力として作動する場合で、漏れ電流試験時又はロジック試験時 に必要とされない時に端子15から信号源そのものを分離するためには、前記源 27はVLロジック信号を三状態形成とする。 データ捕捉回路26は、漏れ電流試験中には、DUT端子電圧VTを試験し、 この試験した端子電圧とその予想閾値とを比較し、比較結果を示すデータを内部 捕捉メモリに記憶する。データ捕捉回路26は、また、DUT端子15がDUT 出力端子として働く場合、ロジック信号試験に当たって適当な時間間隔でDUT 端子電圧VTを試験して、試験した端子電圧が高ロジックレベルにあるか、又は 低ロジックレベルにあるかを判定し、この測定結果を示すデータをその捕捉メモ リに記憶する。ロジック試験および漏れ電流試験が完了すると、図1のホストコ ンピュータ16は、バス18を使って、回路27中の捕捉メモリに記憶した試験 結果にアクセスする。クランプ回路22は、DUT端子15の電圧がロジック試 験中に、予め設定された上限値又は下限値を越えて揺動することを防ぐ。理想的 には、ローカルモジュール14をDUT端子15に繋いでいる伝送線路17が、 ロジック信号源27の出力インピーダンスにマッチングするインピーダンス値を 有し、信号源27のパルス縁部において出力ロジック試験信号VLがアンダーシ ュートしたり、オーバーシュートしたりしないようにする。しかし、実際には、 インピーダンスが厳密に一致することは達成困難であるため、クランプ回路22 は電圧スパイクを最低にすることが必要とされる。タイミング信号発生器28は 、バス18およびバスインタフェース回路30を介して、図1のホストコンピュ ータ16からプログラムデータおよび制御信号を受信する。プログラムデータに 応じて、タイミング信号発生器28は、パラメータ信号源24と、ロジック信号 源26と、クランプ回路22の運転制御用の出力信号を発生する。タイミング信 号発生器は、タイミング基準として、図1のクロック20からのCLK信号を使 用 する。 クランプ回路22は、レジスタ32および34、マルチプレクサ36および3 8、ディジタル/アナログコンバータ(DAC)40および42、ダイオード4 4および46、NPNトランジスタ48、PNPトランジスタ50、および熱キ ャリヤーショットキーダイオード52および54を含んでいる。図1のホストコ ンピュータ16は、バス18およびバスインタフェース回路30を介して、レジ スタ32内に二つのデータ値D1およびD2を格納する。マルチプレクサ36は 、試験器がロジック試験を行っている場合は、データD1をDAC40の入力に 供給し、試験器が漏れ電流の試験を行っている場合は、データD2をDAC40 に供給する。ホストコンピュータは、また、二つのデータ値D3とD4をレジス タ34に格納する。マルチプレクサ38は、ロジック試験中は、データD3をD AC42の入力に送り、漏れ電流試験中は、データD4をDAC42に送る。D AC40および42の出力で、トランジスタ48と50のベース(制御端子)を 駆動させる。トランジスタ48のコレクター(“負荷端子”)は、正電圧源Vに 連結されており、一方、トランジスタ50のコレクターは接地している。ショッ トキーダイオード52と54は、トランジスタ48と50エミッター(同じく“ 負荷端子”)をDUT端子15とに繋ぐ。ダイオード44と46は、トランジス タ48と50のベース間に直列に連結される。 ロジック試験を通じて、選定のデータ値D1は、DUTの端子出力電圧VTが 予め設定された最低レベル以下に落下し始めると、DAC40がトランジスタ4 8のベースに十分な容量の電圧信号VLCを供給して、トランジスタ48をオン にするようにする。トランジスタ48が供給する電流は、VTをその最低レベル にまでクランプする。同様に、選定データ値D3は、DUT端子出力電圧VTを 予め設定された最高レベル以上にしたい場合には、DAC42が、トランジスタ 50のベースに電圧信号VHCを供給して、十分トランジスタ50をオン状態に するようにする。このような場合、トランジスタ50が供給した電流が、VTを 最大レベルでクランプする。 例えば、トランジスタ48のベース−エミッター間の電圧降下を0.6V、シ ョットキーダイオード52の順バイアス電圧を0.2V、および、VTが0V以 下に振れぬようにしたいと想定してください。この場合、ホストコンピュータ1 6は、DAC40でVLCを0.8Vに股定するデータ値D1を供給する。DU T端子電圧VTの負進行スパイクのスタート時点では、トランジスタ48はオン 状態となり、ダイオード52は順バイアスとなり、前記電圧源Vが端子15に十 分な電流を供給することで、端子電圧が0V以下に低下しないようにしている。 トランジスタ50のベース−エミッター間の電圧降下が0.6Vであるとし、シ ョットキーダイオード54の順バイアスの電圧降下が0.2Vであり、VTが5 V以上とならぬようにするためには、ホストコンピュータ16は、DAC40が VHCを4.2Vに設定するのに十分なデータ値D3を供給すべきである。DU Tが端子電圧VTを5V以上に引き上げたい場合には、トランジスタ50はオン 状態とし、ダイオード54は、順バイアス状態になる。ダイオード54とトラン ジスタ50は、ここで、ローカルモジュール15から電流を分路して接地するの で、VTが5V以上に上がることはない。 漏れ電流試験を通じて、マルチブレクサ36および38は、データ値D2とD 3を選択する。データ値D2は、DAC40が、電圧信号VLCをトランジスタ 48のベースに供給するようにし、これによりトランジスタ48は確実にオフ状 態を維持し、ダイオード52は逆バイアスのままにする。同様に、データ値D4 は、DAC40が、電圧信号VHCをトランジスタ50のベースに供給するよう にし、これによりトランジスタ50はオフ状態となり、ダイオード54は逆バイ アス状態を呈する。例えば、DUTの端子電圧VTが漏れ電流試験時を通じて、 0〜5V間にあるとすると、D2は0V以下のDAC40の出力電圧を発生する ように設定でき、D4は少なくとも5VのDAC42の出力電圧を生むように設 定され得る。ダイオード52と54が逆バイアスにあるとした場合、クランプ回 路22はDUT端子を流れる電流に影響を与えることは無い。 クランプ回路22のダイオード44と46は、確実にトランジスタ48と50が 同時にオンされないようにし、これにより電圧源Vを短絡して接地する。間違っ たデータ値がDAC40および42に伝えられた場合にダイオード44と46が 無いと、トランジスタ48および50は、プログラムエラーの結果、同時にオン となることがある。 漏れ電流試験の間、パラメータ信号源24は試験信号をDUTターミナル15 に供給する。この信号源24は、レジスタ53と55、マルチプレクサ56と5 8、DAC60と62、106オームの抵抗器64と66、および、熱キャリヤ ーショットキーダイオード68と70を含んでいる。ホストコンピュータ16は 二つのデータ値D5とD6をレジスタ53に、二つのデータ値D7とD8をレジ スタ55に格納させる。マルチプレクサ56は、データ値D5又はD6のいずれ かを、DAC60の入力に供給する。マルチプレクサ58は、データ値D7又は D8の何れかを、DAC62の入力に供給する。抵抗64とダイオード68は、 DAC60の出力をDUT端子15に直列に連結するが、抵抗66とダイオード 70は、DAC62の出力をDUT端子に直列に連結する。 高レベルの漏れ電流試験の場合には、マルチプレクサ56と58は、それぞれ DAC60と62にデータ値D6とD7を供給するが、この場合、D6の大きさ はDAC60がダイオード68を順バイアス状態にする程度とし、D7の大きさ はDAC62がダイオード70を逆バイアス状態とする程度とする。特に、D6 の値は、抵抗器64とダイオード68の電圧降下が、DUT端子15で、その定 格高レベル漏れ電流を生じている場合に、高ロジックレベルに等しいDUT端子 15での電圧VTを生む程度のものに選定する。DUT端子15で過剰漏れ電流 が生じている場合には、VTは抵抗器64の大きな電圧降下のために、該高ロジ ックレベル以下に落ちる。以下で説明するように、データ捕捉回路26は、DU T端子電圧VTがその期待値以下に落ちるときを確かめる。 低レベルの漏れ電流試験を実施する場合には、マルチプレクサ56と58は、 DAC60と62に、データ値D5とD8を供給する。D5の値は、DAC60 の出力がダイオード68を逆バイアス状態にするような大きさとする。D8の値 は、DUTがその定格低レベル漏れ電流が生ずる場合に、規格低ロジックレベル に等しい電圧VTをDUT端子15で生ずる、抵抗器66とダイオード70の電 圧降下のもとで、ダイオード70が順バイアス状態にされるように選定する。D UTが過剰の漏れ電流を生ずる場合、VTは抵抗器66の過大電圧降下のために 、低ロジックレベル以上に上昇する。データ捕捉回路26は、何時DUT端子電 圧VTがその期待レベル以上に上昇するかを感知する。 ロジック試験用の信号源27は、端子15がDUT入力端子である場合、ロジ ック試験中は、ロジック信号VLでDUT端子15を機能させる。ロジック試験 を始めるに先立ち、図1のホストコンピュータ16は、レジスタ72にデータ値 D12とD13を格納する。DAC74にD12値が供給され、DAC76には D13値が供給される。D12とD13の値は、DAC74が高ロジックレベル の基準信号VHLを発生し、DAC76が低ロジックレベルの基準信号VLLを 発生するように選定される。VHLとVLLの両基準信号は、三状態ドライバー 78に供給される。タイミング信号発生器28は、ドライバー78に三状態制御 信号TSと、入力ロジック信号LXを供給する。ロジック試験の最中で、ドライ バー78がロジック試験信号VLをDUT端子15に供給すべき場合には、タイ ミング信号発生器28は、TS信号をアサートしてドライバー78をオン状態に する。TSがアサートされると、ドライバー78は、タイミング信号発生器28 によって得られる入力ロジック信号VXの状態に応じて、その出力信号VLを、 基準信号の高ロジックレベルVHL、又は、基準信号の低ロジックレベルVLL のいずれかにする。そうでなければ、漏れ電流試験の最中又はDUT端子がDU T出力として働くときには、信号発生器28は、TSをデアサートして、ドライ バー78の出力信号VLを三状態とする。 データ捕捉回路26は、DUT端子電圧VTをDAC84で得られた基準閾値 電圧VTHと比較するコンパレータ82を含んでいる。コンパレータ82はVT がVTHを超した場合は高、VTHがVTHを超した場合は低を示す出力信号V Cを発生する。捕捉メモリ83は、信号発生器28からの信号パルスWEにより ライト可能な場合、VC信号の状態を示すビットを格納する。ロジックおよびパ ラメータ試験を始めるに先立ち、図1のホストコンピュータ16は、三つのデー タ値D9−D11をレジスタ88中に書き込む。D9値は、ロジック試験中にD UT端子15において高、低ロジックレベルを識別するために使用される閾値電 圧VTHを規定する。D10値は、高レベルの漏れ電流試験の際、DUT端子電 圧VTの許容下限値を示す閾値電圧VTHを規定するが、一方、D11値は、低 レベル漏れ電流試験のための、端子電圧VTの許容上限値を示す閾値電圧を規定 する。タイミング信号発生器28からの2ビット信号MX5で制御されるマルチ プレクサ86は、実施試験のタイプによってDAC84への入力として、レジス タ88に格納したD9−D11データ値のうちの一つを選び出す。 タイミング信号発生器28は、試験の開始に先立ち、図1のホストコンピュー タ16からのプログラムデータを入力してそれを格納し、その格納されたデータ に応じてその出力信号のタイミングを制御する。その出力信号TSおよびVXは 、ドライバー78を制御し、そのWE出力信号は捕捉メモリ83によるデータ記 録のタイミングを制御する。コントローラ28は、また、マルチプレクサ36、 38、56、58、86を制御するための一連の出力信号MX1−MX5を発生 する。 我々は、実例により、ローカルモジュール14のプログラミングと操作を最も 良く示すことが出来る。実例中、DUT端子の15は、二方向タイプであって、 5ボルトと0ボルトの高、低ロジックレベルをそれぞれ有し、また、その定格高 、低漏れ電流はそれぞれ1マイクロアンペアと0.5マイクロアンペアである。 ローカルモジュール14は、高、低レベルの漏れ電流試験を連続して行い、引き 続きロジック試験を実施する。DUT端子は二方向式であり、ロジック試験を実 施するためには、ローカルモジュールが時としてDUT端子15を高ロジックレ ベル又は低ロジックレベルにしなくてはならず、更に、別の時点では端子15で DUTによって発生された出力信号VTのロジック状態を試験して格納するよう にするようにしなければならない。 下表Iで示すように、図1のホストコンピュータ16は、まず図2中のモジュ ール14の各レジスタ中にデータ値D1−D13を格納するが、その値は指定し た試験中の指示電圧を使ってDAC出力信号を得る大きさ程度のものである。 表Iから、ローカルモジュールがロジック試験を行う場合、図2中のクランプ 回路22のマルチプレクサ36が、レジスタ32に格納されたデータ値D1を選 定しているのが分かる。D1データに対して発生したDAC40の出力信号VL Cは0.8Vである。DUT端子電圧VTが0Vに達すると、トランジスタ48 のベース−エミッター接合部の電圧降下は0.6Vとなり、ダイオード52の電 圧降下は0.2Vであり、ダイオード52は順バイアス状態となり、トランジス タ48はオン操作を始める。トランジスタ48は十分な電流を供給して、VTが 0V以下に落ちるのを防ぐ。高又は低漏れ電流試験の間は、マルチプレクサ36 がDAC40への入力としてD2を選定し、D2はVLCが0Vとなるような大 きさである。低漏れ電流試験の間に、DUT端子電圧が−0.6V以下に低下し ない限り、トランジスタ48はオフ状態のままであり、ダイオード52は逆バイ アスのままである。この結果、逆バイアス時に殆ど漏れ電流を示さないダイオー ド52は、効果的にDUT端子15からトランジスタ48を遮断し、トランジス タ48はDUT端子15に一切漏れ電流を与えない。 図2のクランプ回路22のマルチプレクサ38は、ローカルモジュール14が ロジック試験を行う場合、レジスタ34のデータ値D3をDAC42への入力と して選定する。D3データに対応して得られたDAC42の出力信号VHCは4 .2Vである。DUT端子電圧VTが5Vまで上がると、トランジスタ50はオ ン作動を示し始め、ダイオード54は順バイアス状態となる。トランジスタ50 のベース−エミッター接合部とダイオード54の全電圧降下は0.8Vである。 トランジスタ50は十分に電流を低減して、VTが5V以上になるのを防いでい る。高又は低漏れ電流の試験中は、マルチプレクサ38はDAC42への入力と してデータ値D4を選定する。D4データは、VHCを5Vに設定する。正規の VT値(0−5V)に対してはダイオード54は逆バイアス状態を呈し、実質的 にトランジスタ50をDUT端子15から切り離している。ダイオード54とト ランジスタ50を切り離すことにより、トランジスタは端子15から相当な漏れ 電流を低減することが出来ない。 図2中のパラメータ信号発生器24のマルチプレクサ56は、ロジック試験又 は低レベル漏れ電流試験の間は、DAC60への入力として、D5を選定する。 データD5は、DAC60の出力信号VHPを0.0Vに設定して、ダイオード 68が逆バイアス状態のままであることを確実にする。このようにダイオード6 8は、DAC60をDUT端子15から切り離す。高レベルの漏れ電流試験中に あっては、マルチプレクサ56は、データD6を選定し、DAC60がVHPを 6.2ボルトに設定するようにする。DUT端子15での高レベル漏れ電流の定 格が1マイクロアンペア以下である場合、その端子電圧VTは、少なくとも5. 0ボルトになる。ロジック試験または高レベルの漏れ電流試験の最中は、マルチ プレクサ58はDAC62への入力としてD7値を選定する。D7値は、6.0 VのDAC62出力信号VLPを発生するために、適切に選定される。この電圧 は、端子電圧VTの全期待値に対してダイオード70を逆バイアスにし、これに より、DAC62は実質的にDUT端子15から切り離される。低レベルの漏れ 電流試験の最中にあっては、マルチプレクサ58は、DAC62への入力として D8を選定し、それにより−0 7VのDAC出力電圧を発生する。0.5マイ クロアンペア以下の定格低レベル電流下では、−0.7VのVLPは、少なくと も0VのTを発生する。0.0Vを超すDUT端子電圧VTは、低レベルの漏れ 電流がその定格値を超えていることを示している。 データ捕捉回路26のマルチプレクサ86は、ロジック試験の間に、DAC8 4への入力としてD9を選定する。この場合、D9は、2.5ボルトのDAC8 4の出力電圧VTHを発生するように設定される。VTが2.5Vを超える場合 、コンパレータ82はその出力信号VCを高めにする。VTが2.5V以下の場 合、コンパレータ82は出力信号VCを低めにする。高レベルの漏れ電流試験の 間、マルチプレクサ86はD10を選定する。このD10は、DAC84が5. 0VのVTH出力を発生させる。VTが5.0Vを超すと、コンパレータ82は 、その出力信号VCを高めにして、DUT端子15が高レベルの漏れ電流試験に 合格したことを示す。また、VTが5.0V以下の場合、コンパレータ82はそ の出力信号VCを低めにして、DUTの端子15が高レベルの漏れ電流試験に不 合格であった旨を示す。低レベルの漏れ電流試験の間、マルチプレクサ86はD 11を選定する。D11はDAC84に0.0VのVTH出力を発生するように 命じる。VTが0.0Vを超す場合は、コンパレータ82がその出力信号VCを 高めにして、DUT端子15が低レベル漏れ電流試験に合格したことを示す。V Tが0.0V以下の場合、コンパレータ82はその出力信号VCを低めにして、 DUT端子15が高レベルの漏れ電流試験に不合格であったことを示す。 DUTを試験するためにローカルモジュール14をプログラム操作する場合、 図1のホストコンピュータ16は、D1−D11データを各ローカルモジュール レジスタ中に格納し、バス18を介してタイミング信号発生器28へプログラム データを伝送し、ここで同時にバス18を介して各ローカルモジュールの信号発 生器28にSTART信号を送る。このSTART信号に応じて、信号発生器2 8は、記憶プログラムデータに応じてその出力信号を発生し始める。 試験実施期間を通じて、そのプログラムデータで示す如く、当初コントローラ 28はまず始めにTSをデアサートしてドライバー78のVL出力信号を三状態 にすると共に、マルチプレクサコントロールMX1−MX5を、全マルチプレク サを切り替えて、上記表Iに基づき高レベルの漏れ電流試験に適合するDAC入 力データ(D2、D4、D6、D7およびD10)を選定するように設定する。 そして、コントローラ28は捕捉メモリ83にライト可能な信号WEをパルス送 信して、最初のアドレスに、コンパレータ82のVC出力信号の状態を試験して 格納させる。このビットは、DUT端子15が高レベルの漏れ電流試験に合格し たか否かを示す。そして、コントローラ28は、制御信号MX1−MX5を設定 して、マルチプレクサを切り替えて低レベルの漏れ電流試験用に適合したDAC 入力データ(D2、D4、D5、D8およびD11)を選定する。そして再び、 タイミング信号発生器28は、ライト可能な信号WEをパルス化して、捕捉メモ リ83がVC出力信号を試験し、次のアドレスに、DUT端子15が低レベルの 漏れ電流試験に合格したか否かを示すビットを格納させる。 ついで、後続のロジック試験に備えて、コントローラ28は、マルチプレクサ 制御信号MX1−MX5を設定して、各マルチプレクサがデータ(D2、D3、 D5、D7、およびD9)を上記表Iによるロジック試験に適合するように選定 する。このあと、ローカルモジュール14が高又は低レベルの信号をDUT端子 15に送る必要がある場合には、いつでも、信号発生器28は適当な状態にVX を設定し、出力信号TSを設定して三状態ドライバー78をオンにして、これに よりDUT端子15に5.0V又は0.0Vの信号を供給する。これとは別に、 捕捉メモリ83がDUTの応答信号VTの状態を示すビットを格納する場合には 何時でも、信号発生器28はライト可能な信号WEをパルス化して、捕捉メモリ がVCを試験して、選定データD9によって決定した閾値電圧2.5V以上又は それ以下にVTがあるか否かを示すビットを格納させるようにする。ロジック試 験が完了すれば、ホストコンピュータ16は、バス18を介してメモリ83から 試験データを読み取る。データの最初の2ビットは、DUT端子15が高、低レ ベルの漏れ電流試験に合格したか否かを示し、捕捉メモリ83からのデータの残 りのビットは、ロジック試験結果を構成する。 図3は、図2のタイミング信号発生器28の更に詳細なブロック図である。タ イミング信号発生器28をプログラム操作するために、図1のホストコンピュー タ16は、ベクトルメモリ90に一連の“ベクトルデータ”ワードを書き込む。 試験は、一組の連続した時間周期で編成されており、それぞれが所定数のシステ ムクロックCLK信号パルスを保持する。別々のベクトルデータワードは、試験 の各時間に対して、メモリ90中に記憶させる。各ベクトルワードは、ACTI ON(アクション)ビットとTIME(タイム)ビットを含む。それぞれのアク ションビットは、時間周期を通じて、タイミング信号発生器28がその出力信号 のうちの対応するものを駆動する状態を示している。タイムビットは、タイミン グ信号発生器がアクションビットによって示されたアクションを取るべき周期内 の時間を示している。 試験を始めるに先立ち、ホストコンピュータは、カウンター96に対し、各試 験期間のCLKの信号パルス数を知らせるデータ値PERIOD_LENを供給 する。ホストコンピュータで発生したSTART(スタート)信号は、カウンタ ー96をリセットし、CLK信号パルスをカウントすることを始めるように該カ ウンターに知らせ、何時それぞれの試験周期がスタートするかを判定する。各試 験周期の開始に当たり、カウンター96は、ベクトルメモリ90に供給される出 力アドレスをインクリメントして、ベクトルメモリが指示されたアドレスでベク トルデータワードを読み出すようにする。読み出されたワードのタイムビットは タイミングバーニヤ92に供給される。カウンター96は、NEXT(ネクスト )信号パルスを、各試験期間の始めにタイミングバーニヤに送る。該ネクスト信 号に応じて、タイミングバーニヤ92は、CLK信号をタイミング基準として使 って、タイムビットの示す時間待機し、ついでラッチ93にSTROBE(スト ロボ)信号パルスを供給する。ラッチ93は、一組のドライバー回路94の入力 にアクションビットをラッチし、このドライバー回路は出力信号TS、VX、M X1−MX5およびWEをそれらの対応アクションビットの示す状態にする。 図4は、図1のローカルモジュール14の別の実施の形態を示すが、それは図 2に図示されたローカルモジュール14の実施の形態に大体において似ているも のである。図2および図4の同じ部材には同じ数字を付す。図2と図4の実施の 形態で異なる点は、クランプ回路22とパラメータ信号源24をDUT端子15 に連結する、ショットキーダイオードの配設だけである。図2において、パラメ ータ信号源24の抵抗器64と66およびクランプ回路22のトランジスタ48 と50は、単独のショットキーダイオード52、54、68、70を介してDU T端子15に連結されている。これに対し、図4で示すように、トランジスタ4 8のエミッターは、二つのショットキーダイオード52Aと52Bの列とを介し てDUT端子15に接続され、トランジスタ50のエミッターは二つのショット キーダイオード54Aと54Bの列を介して、端子15に接続されている。ダイ オード52Bは、また、パラメータ信号源24の抵抗器64を端子15に連結す るが、一方、ダイオード54Bは、同様に、信号源24の抵抗器66を端子15 に連結する。図4のモジュール14の実施の形態は、図2の実施の形態と同様の 方法でブログラム化されている。但し、D1−D8の値はDUTの端子とトラン ジスタ48および50間の通路中に、付加されたショットキーダイオードの存在 を考慮して、多少変更する必要がある。図4の実施の形態の利点の一つは、図4 のショットキーダイオードの配列が端子15でより低容量であることを示し、従 って、ロジック試験信号VLが図2のショットキーダイオードの配列よりも高い 周波数でシャープな縁部を持って操作できることである。 図4の回路も、また、DUT端子15での電圧揺動に対するクランプを改善す る。図2の回路にあっては、DUT端子電圧VTがDAC40のVLC出力によ り設定された閾値以下に落下し始めると、DAC40は、トランジスタ48をオ ンにしてVT電圧の揺動を制限する前に、ダイオード52とトランジスタ48の ベース−エミッター接合部の固有の容量を満たさねばならない。同様に、DUT 端子電圧VTがDAC42の設定閾値以上に上昇し始めると、DAC42は、ト ランジスタ50をオンにする前に、ダイオード54とトランジスタ50のベース −エミッター接合部の固有容量を満たさねばならない。この容量を満たすのに要 する時間は、DUT端子15での電圧揺動に対するクランプ回路の応答を遅延す る。 図4の回路を参照すると、ロジック試験の間で、クランプ回路22がDUT端 子15の電圧揺動を制限すべきときには、パラメータ信号源24の出力電圧DA C60および62は、ダイオード52Aと54Bおよびトランジスタ48と58 のベース−エミッターダイオードを予備充電して、DUT端子15での電圧揺動 に対しクランプ回路22が一層早く応答できるようにすることもできる。例えば 、 VT内の揺動が0−5Vに制限されるべき場合には、D1を調節してDAC40 のVLC出力が1.0Vとし、トランジスタ48のエミッター−ベース接合部の 電圧降下を0.6V、各ダイオード52Aと52Bにかかる順バイアスによる電 圧降下を0.2Vの割合にしている。ダイオード52Aおよびトランジスタ48 のエミッター−ベース接合部の予備充電をするためには、DAC60の出力VH Pを0.2VとなるようにD5を設定している。DUT端子電圧VTの値全てに 対し、トランジスタ48のエミッター−ベース接合部およびダイオード52は、 順バイアス状態にあるが、一方、ダイオード52Bは、VTが0Vに達するまで は、逆バイアス状態を維持している。VTが0V以下に落ち始めると、トランジ スタ48は端子15に電流を供給し始め、VTが0以下に落下しないようにして いる。応答時の遅れは、ダイオード54Aとトランジスタ48のエミッター−ベ ース接合部の容量が予備充電されているため、比較的小さなダイオード52Bの 固有容量を充電するのに必要な時間だけである。 同様に、D3を選定してDAC42のVHC出力を4.0Vとし、トランジス タ50のエミッター−ベース接合部の電圧降下を0.6V、各ダイオード54A と54Bにかかる順バイアス電圧降下を0.2Vの割合にしてもよい。また、D AC62の出力VLPが4.8VになるようD7を設定している。このVLP値 は、ダイオード54Bおよびトランジスタ50のエミッター−ベース接合部の固 有容量を予備充電するが、VTが5.0V以上に上昇し始めるまでダイオード5 4Aを逆バイアス状態に維持する。ダイオード54Aの固有容量の充電に必要な 比較的短い遅延時間のみの経過した時点で、トランジスタ50はDUT端子15 から電流を得始めて、DUT端子電圧の上昇を食い止める。 上記明細書は本発明の好ましい実施例を記載して来たが、当業者であればこの 好ましい実施例について本発明から逸脱すること無く、広い範囲で多くの改変を 加えることができる。従って、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨と範 囲を超えないような改変の全てを保護することを意図するものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月27日(1997.10.27) 【補正内容】 請求の範囲 1.入力制御信号に応答して、回路端子を有するデジタル回路のロジック試験と パラメータ試験を実施するための装置であって、この装置が、 入力用の第一の制御信号のアサートに応えて、高ロジックレベルと低ロジック レベルの間を交番するロジック試験信号を回路端子に供給するために回路端子に 連結したロジック信号源と、 第一のダイオードと、 第二の入力制御信号のアサート時に、該第一のダイオードを介してパラメータ 試験信号を回路端子に供給し、かつ、該第二の制御信号をアサートされないとき には、該第一のダイオードを逆バイアスするために、該第一のダイオードを経て 該回路端子に連結したパラメータ試験信号源とからなる装置。 2.該第一のダイオードがショットキーダイオードであることを特徴とする請求 の範囲1に記載の装置。 3.更に、第二のダイオードと、 第三の入力制御信号のアサート時に応じて、クランプ信号を該第一のダイオー ドを介して該回路端子に供給し、該回路端子の電圧が予じめ設定された限度を超 えて揺動するのを防ぎ、かつ、該第3の制御信号がアサートされない場合には、 該第二のダイオードを逆バイアスするために、該第二のダイオードを介して回路 端子に連結したクランプ手段とからなることを特徴とする請求の範囲1に記載の 装置。 4.該第一と第二のダイオードがショットキーダイオードであることを特徴とす る請求の範囲3に記載の装置。 5.更に、回路端子に連結して、この回路端子の電圧が予め設定された閾値以上 に上昇するか否かを検知するための検知手段とからなることを特徴とする請求の 範囲1に記載の装置。 該ローカルモジュールに連結して、入力データを該ローカルモジュールに伝送 するバス手段とからなり、 各ローカルモジュールが、 対応する回路端子に接続した第一出力端子を有するロジック信号源であって、 入力として加えらえた第一の制御信号のアサートにより決まる時点で、その第一 出力端子を選択的に、高ロジックレベル、低ロジックレベル、又は、三状態条件 のうちのいずれかにするものと、 第一のダイオードと、 該第一ダイオードを介して回路端子に連結し、入力として供給された第二の制 御信号のアサートによって決められた時点で、選択的にパラメータ試験信号を該 第一ダイオードを介して回路端子に供給して、該第一のダイオードを逆バイアス 状態にするパラメータ試験信号源と、 該バス手段に連結し、該入力データを受信し、かつ、該入力データによって指 示された時点で該ロジック信号源および該パラメータ試験信号源に供給された該 第一と第二の制御信号をアサートするタイミング制御手段とからなる装置。 14.各ローカルモジュールのタイミング制御手段が、受信された入力データに よって指示された時点で、第四の出力制御信号をアサートし、該各ローカルモジ ュールが、更に、 第二のダイオードと、 該第二ダイオードを介して該回路端子に接続して、該第四の制御信号のアサー トを受信してこれに応じて、該第一のダイオードを介して回路端子にクランプ信 号を供給し、該回路端子の電圧が予め設定された限度を超えて揺動しないように し、かつ、該第三の制御信号がアサートされないときには、該第二のダイオード に逆バイアスをかけるようにしたクランプ手段とからなることを特徴とする請求 の範囲13に記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 バイアスをかけて、DUT端子から遮断される。ショッ トキーダイオードを逆バイアス状態とすると、静電容量 と漏れ電流は極めて低くなる。このように、DUT端子 の漏れ電流測定は、実質的にはクランプ回路を流れる漏 れ電流に影響されることは無く、ロジック信号パルスの 縁部がパラメータ信号源によりDUT端子に加えられる 静電容量によって実際上影響されることはない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.入力制御信号に応答して、回路端子を有するデジタル回路のロジック試験と パラメータ試験を実施するための装置であって、この装置が、 入力用の第一の制御信号のアサートに応えて、高ロジックレベルと低ロジック レベルの間を交番するロジック試験信号を回路端子に供給するために回路端子に 連結したロジック信号源と、 第一のダイオードと、 第二の入力制御信号のアサート時に、該第一のダイオードを介してパラメータ 試験信号を回路端子に供給し、かつ、該第二の制御信号をアサートされないとき には、該第二のダイオードを逆バイアスするために、該第一のダイオードを経て 該回路端子に連結したパラメータ試験信号源とからなる装置。 2.該第一のダイオードがショットキーダイオードであることを特徴とする請求 の範囲1に記載の装置。 3.更に、第二のダイオードと、 第三の入力制御信号のアサート時に応じて、クランプ信号を該第一のダイオー ドを介して該回路端子に供給し、該回路端子の電圧が予じめ設定された限度を超 えて揺動するのを防ぎ、かつ、該第3の制御信号がアサートされない場合には、 該第二のダイオードを逆バイアスするために、該第二のダイオードを介して回路 端子に連結したクランプ手段とからなることを特徴とする請求の範囲1に記載の 装置。 4.該第一と第二のダイオードがショットキーダイオードであることを特徴とす る請求の範囲3に記載の装置。 5.更に、回路端子に連結して、この回路端子の電圧が予め設定された閾値以上 に上昇するか否かを検知するための検知手段とからなることを特徴とする請求の 範囲1に記載の装置。 6.更に、第二のダイオードと、 第三の入力制御信号のアサートに応じて、クランプ信号を該第一のダイオー ドを介して該回路端子に供給し、該回路端子の電圧が予じめ設定された限度を超 えて揺動するのを防ぎ、かつ、該第3の制御信号がアサートされない場合には、 該第二のダイオードを逆バイアスするために、該第二のダイオードを介して回路 端子に連結したクランプ手段と、 対応する回路端子に連結して、この回路端子の電圧が予め設定された閾値以上 に上昇するか否かを検知する検知手段とからなることを特徴とする請求の範囲1 に記載の装置。 7.該第一と第二のダイオードがショットキーダイオードであることを特徴とす る請求の範囲6に記載の装置。 8.該ロジック信号源が、 第一および第二の状態間で変動する第一の出力信号を発生する信号発生器と、 該信号発生器からの該第一の出力信号を受信し、かつ、該第一の入力制御信号 を受信し、更に該回路端子に連結した第一の出力ノードを有する手段であって、 該第一の入力制御信号をアサートされる場合には、該ロジック試験信号を発生さ せてそれを該第一のノードに供給し、該第一の出力信号の第一および第二の状態 に応じて該ロジック試験信号の高レベルと低レベルの間の変動のタイミングがと れ、そして、第一の制御信号がアサートされない場合には、該第一の出力ノード を三状態に置くようにしたものとからなることを特徴とする請求の範囲1に記載 の装置。 9.該パラメータ試験信号源が、 該第二の制御信号を受信し、かつ、第二の出力ノードを備え、該第二の制御信 号がアサートされる場合には、該第二の出力ノードで第一の出力電圧を発生し、 かつ、該第二の制御信号がアサートされない場合には、該第二の出力ノードで第 二の出力電圧を発生する調節可能な電圧源と、 抵抗器とからなるが、 該抵抗器と該第一のダイオードが該第二出力ノードおよび該回路端子間で直列 に接続され、該第一の出力電圧が該第一のダイオードを十分に順バイアスにし、 かつ、回路端子の電圧が該高ロジックレベルと低ロジックレベルによって規定さ れた範囲内にある時、該第二の出力電圧が十分に該第一のダイオードを逆バイア スにするようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 10.該クランプ装置が、 固定電圧源と、 制御端子と、該固定電圧源に連結した第一の負荷端子と、該第二のダイオード を介して該回路端子に連結した第二の負荷端子を備えるトランジスタと、 該第三の制御信号に応じて、該第三の制御信号がアサートされ、かつ、該回路 端子の電圧が所定の制限値に達したときには該トランジスタをオンにして該第二 のダイオードに順バイアスをかけるのに十分な第一の電圧を該制御端子に印加す ると共に、該第三の制御信号がアサートされないときには、該トランジスタをオ フにして該第二のダイオードに逆バイアスをかけるのに十分な第二の電圧を該制 御端子に印加するようにした調節可能な電圧源とからなることを特徴とする請求 の範囲3に記載の装置。 11.該パラメータ試験信号源が、 該第二の制御信号を受信し、該第二の出力ノードを有する調節可能の電圧源で あって、該第二の制御信号がアサートされたときには、該第二の出力ノードで第 一の出力電圧を発生し、該第二の制御信号がアサートされないときには、該第二 の出力ノードで第二の電圧を発生するものと、 抵抗器とからなり、 該抵抗器と該第一のダイオードが該第二出力ノードおよび該回路端子間で直列 に接続され、回路端子の電圧が該高ロジックレベルと低ロジックレベルによって 規定された範囲内にあるときには、該第一の出力電圧が該第一のダイオードを十 分に順バイアスし、かつ、該第二の出力電圧が十分に該第一のダイオードを逆 バイアスにすると共に、 該クランプ装置が 固定電圧源と、 制御端子と、該固定電圧源に連結した第一の負荷端子と、該第二のダイオード を介して該回路端子に連結した第二の負荷端子を備えるトランジスタと、 該第三の制御信号に応じて、該第三の制御信号がアサートされ、かつ、該回路 端子の電圧が所定の制限値に達したときには該トランジスタをオンにして該第二 のダイオードに順バイアスをかけるのに十分な第一の電圧を該制御端子に印加す ると共に、該第三の制御信号がアサートされないときには、該トランジスタをオ フにして該第二のダイオードに逆バイアスをかけるのに十分な第二の電圧を該制 御端子に印加するようにした調節可能な電圧源とからなることを特徴とする請求 の範囲3に記載の装置。 12.該第一および第二のダイオードがショットキーダイオードであることを特 徴とする請求の範囲11に記載の装置。 13.複数の回路端子を有するデジタル回路の、入力データによって規定される ロジック試験とパラメータ試験を実施するための装置であって、この装置が、 複数のローカルモジュールであって、それぞれが、対応する回路端子のうちの 一つに連結し、該入力データのそれぞれ別個の部分に従って対応する回路端子に 対して該ロジック試験およびパラメータ試験の各部分を実施するものと、 該ローカルモジュールに連結して、入力データを該ローカルモジュールに伝送 するバス手段とからなり、 各ローカルモジュールが、 対応する回路端子に接続した第一出力端子を有するロジック信号源であって、 入力として加えらえた第一の制御信号のアサートにより決まる時点で、その第一 出力端子を選択的に、高ロジックレベル、低ロジックレベル、又は、三状態条件 のうちのいずれかにするものと、 第一のダイオードと、 該第一ダイオードを介して回路端子に連結し、入力として供給された第二の制 御信号のアサートによって決められた時点で、選択的にパラメータ試験信号を該 第一ダイオードを介して回路端子に供給して、該第二のダイオードを逆バイアス 状態にするパラメータ試験信号源と、 該バス手段に連結し、該入力データを受信し、かつ、該入力データによって指 示された時点で該ロジック信号源および該パラメータ試験信号源に供給された該 第一と第二の制御信号をアサートするタイミング制御手段とからなる装置。 14.各ローカルモジュールのタイミング制御手段が、受信された入力データに よって指示された時点で、第四の出力制御信号をアサートし、該各ローカルモジ ュールが、更に、 第二のダイオードと、 該第二ダイオードを介して該回路端子に接続して、該第四の制御信号のアサー トを受信してこれに応じて、該第一のダイオードを介して回路端子にクランプ信 号を供給し、該回路端子の電圧が予め設定された限度を超えて揺動しないように し、かつ、該第三の制御信号がアサートされないときには、該第二のダイオード に逆バイアスをかけるようにしたクランプ手段とからなることを特徴とする請求 の範囲13に記載の装置。 15.各ローカルモジュールが、更に、対応する回路端子に連結された検知手段 であって、回路端子の電圧が予め設定された閾値レベル以上に上昇するか否かを 検知するものとからなることを特徴とする請求の範囲13に記載の装置。 16.該パラメータ試験信号源が、 該第二の制御信号を受信し、かつ、第二の出力ノードを備え、該第二の制御信 号がアサートされる場合には、該第二の出力ノードで第一の出力電圧を発生し、 また、該第二の制御信号がアサートされない場合には、該第二の出力ノードで第 二の出力電圧を発生する調節可能な電圧源と、 抵抗器とからなるが、 該抵抗器と該第一のダイオードが該第二出力ノードおよび該回路端子間で直列 に接続され、回路端子の電圧が高ロジックレベルと低ロジックレベルによって規 定された範囲内にある時には、該第一の出力電圧が該第一のダイオードを十分に 順バイアスにし、かつ、該第二の出力電圧が十分に該第一のダイオードを逆バイ アスにするようににしたことを特徴とする請求の範囲13に記載の装置。 17.該クランプ手段が、 固定電圧源と、 制御端子と、該固定電圧源に連結した第一の負荷端子と、該第二のダイオード を介して該回路端子に連結した第二の負荷端子を備えるトランジスタと、 該第三の制御信号に応じて、該第三の制御信号がアサートされ、かつ、該回路 端子の電圧が所定の制限値に達したときには該トランジスタをオンにして該第二 のダイオードに順バイアスをかけるのに十分な第一の電圧を該制御端子に印加す ると共に、該第三の制御信号がアサートされないときには、該トランジスタをオ フにして該第二のダイオードに逆バイアスをかけるのに十分な第二の電圧を該制 御端子に印加するようにした調節可能な電圧源とからなることを特徴とする請求 の範囲14に記載の装置。 18.該パラメータ試験信号源が、 該第二制御信号を受信し、該第二の出力ノードを有する調節可能の電圧源であ って、該第二の制御信号がアサートされたときには、該第二の出力ノードで第一 の出力電圧を発生し、該第二の制御信号がアサートされないときには、該第二の 出力ノードで第二の電圧を発生するものと、 抵抗器とからなり、 該抵抗器と該第一のダイオードが該第二出力ノードおよび該回路端子間で直列 に接続され、回路端子の電圧が該高ロジックレベルと低ロジックレベルによって 規定された範囲内にあるときには、該第一の出力電圧が該第一のダイオードを十 分に順バイアスし、かつ、該二の出力電圧が十分に該第一のダイオードを逆バイ アスにすると共に、 該クランプ装置が、 固定電圧源と、 制御端子と、該固定電圧源に連結した第一の負荷端子と、該第二のダイオード を介して該回路端子に連結した第二の負荷端子を備えるトランジスタと、 該第三の制御信号に応じて、該第三の制御信号がアサートされ、かつ、該回路 端子の電圧が所定の制限値に達したときには、該トランジスタをオンにして該第 二のダイオードに順バイアスをかけるのに十分な第一の電圧を該制御端子に印加 すると共に、該第三の制御信号がアサートされないときには、該トランジスタを オフにして該第二のダイオードに逆バイアスをかけるのに十分な第二の電圧を該 制御端子に印加するようにした調節可能な電圧源とからなることを特徴とする請 求の範囲14に記載の装置。 19.該第一および第二のダイオードがショットキーダイオードであることを特 徴とする請求の範囲18に記載の装置。 20.入力制御信号に応答して、回路端子を有するデジタル回路のロジック試験 とパラメータ試験を実施するための装置であって、この装置が、 第一の入力制御信号のアサートに応じて、ロジック試験信号を回路端子に供給 するために回路端子に連結したロジック信号源と、 第一のダイオードと、 該第一のダイオードに直列に接続された第二のダイオードと、 第二の入力制御信号のアサート時に、該第一のダイオードを介してパラメータ 試験信号を回路端子に供給するために、該第一のダイオードを経て該回路端子に 連結したパラメータ試験信号源と、 該第一と第二のダイオードを介して回路端子に直列に接続され、第三の入力制 御信号のアサートに応じて、クランプ信号を該第一と第二ののダイオードを介し て該回路端子に供給し、該回路端子の電圧が予じめ設定された限度を超えて揺動 するのを防ぐようにしたクランプ手段とからなる装置。 21.該第一および第二のダイオードがショットキーダイオードであることを特 徴とする請求の範囲20に記載の装置。 22.更に、回路端子に連結して、回路端子の電圧が予め設定された閾値以上に なるか否かを検知する検知手段とからなることを特徴とする請求の範囲20に記 載の装置。 23.該ロジック信号源が、 第一および第二の状態間で変動する第一の出力信号を発生する信号発生器と、 該信号発生器からの該第一の出力信号を受信し、かつ、該第一の入力制御信号 を受信し、該回路端子に連結した第一の出力ノードを有する手段であって、該第 一の入力制御信号がアサートされる場合には、該ロジック試験信号を発生させて それを該第一のノードに供給し、該ロジック試験信号が該第一の出力信号の第一 および第二の状態に応じてタイミングがとれた高ロジックレベルと低ロジックレ ベルの間で選択され、かつ、第一の制御信号がアサートされない場合には、該第 出力ノードを三状態に置くようにしたものとからなることを特徴とする請求の範 囲20に記載の装置。 24.該パラメータ試験信号源が、 該第二の制御信号を受信し、かつ、第二の出力ノードを備え、該第二の制御信 号がアサートされる場合には、該第二の出力ノードで第一の出力電圧を発生し、 かつ、該第二の制御信号がアサートされない場合には、該第二の出力ノードで第 二の出力電圧を発生する調節可能な電圧源と、 抵抗器とからなるが、 該抵抗器と該第一のダイオードが該第二出力ノードおよび該回路端子間で直列 に接続されていることを特徴とする請求の範囲20に記載の装置。 25.該クランプ装置が、 固定電圧源と、 制御端子と、該固定電圧源に連結した第一の負荷端子と、該第一と第二のダイ オードを介して該回路端子に直列に連結した第二の負荷端子を備えるトランジス タと、 該第三の制御信号に応じて、該第三の制御信号がアサートされ、かつ、該回路 端子の電圧が所定の制限値に達したときには該トランジスタをオンにして該第一 と第二のダイオードに順バイアスをかけるのに十分な第一の電圧を該制御端子に 印加すると共に、該第三の制御信号がアサートされないときには、該第二のダイ オードに逆バイアスをかけるのに十分な第二の電圧を該制御端子に印加するよう にした調節可能な電圧源とからなることを特徴とする請求の範囲20に記載の装 置。 26.該パラメータ試験信号源が、 該第二制御信号を受信し、該第二の出力ノードを有する調節可能の電圧源であ って、該第二の制御信号がアサートされたときには、該第二の出力ノードで第一 の出力電圧を発生し、該第二の制御信号がアサートされないときには、該第二の 出力ノードで第二の電圧を発生するものと、 抵抗器とからなり、 該抵抗器と該第一のダイオードが該第二出力ノードおよび該回路端子間で直列 に接続され、回路端子の電圧が該高ロジックレベルと低ロジックレベルによって 規定された範囲内にあるときには、該第二の出力電圧が該第一のダイオードを十 分に逆バイアスにすると共に、 該クランプ装置が、 固定電圧源と、 制御端子と、該固定電圧源に連結した第一の負荷端子と、該第一と第二のダイ オードを介して該回路端子に直列に連結した第二の負荷端子を備えるトランジス タと、 該第三の制御信号に応じて、該第三の制御信号がアサートされ、かつ、該回路 端子の電圧が所定の制限値に達したときには該トランジスタをオンにして該第一 と第二のダイオードに順バイアスをかけるのに十分な第一の電圧を該制御端子に 印加すると共に、該第三の制御信号がアサートされないときには、該第一のダイ オードに逆バイアスをかけるのに十分な第二の電圧を該制御端子に印加するよう にした調節可能な電圧源とからなることを特徴とする請求の範囲20に記載の装 置。 27.複数の回路端子を有するデジタル回路の、入力データによって規定される ロジック試験とパラメータ試験を実施するための装置であって、この装置が、 複数のローカルモジュールであって、それぞれが、対応する回路端子のうちの 一つに連結し、該入力データのそれぞれ別個の部分に従って対応する回路端子に 対して該ロジック試験およびパラメータ試験の諸様相を実施するものと、 入力データを受信して、該ローカルモジュールに連結して、入力データを該各 ローカルモジュールに伝送するバス手段とからなり、 各ローカルモジュールが、 該バス手段に接続して入力データを受信して、該入力データによって指示され た時点で第一と第二と第三の制御信号をアサートするタイミング制御手段と、 第一の制御信号を受信し、対応する回路端子に接続した第一出力端子を有する ロジック信号源であって、第一の制御信号によって決まった時点で、その第一出 力端子を選択的に、高ロジックレベル、低ロジックレベル、又は、三状態条件の うちのいずれかにするものと、 第一のダイオードと、 該第一ダイオードと直列に接続された第二のダイオードと、 第二の制御信号を受信し、第一のダイオードを介して回路端子に連結したパラ メータ試験信号源であって、第二の制御信号によって決められた時点で、該第一 のダイオードを介してパラメータ試験信号を回路端子に供給するものと、 第三の制御信号を受信し、第一と第二のダイオードを介して直列に回路端子に 接続されるクランプ手段であって、第三の制御信号がアサートされるときには該 第一と第二のダイオードを介して回路端子にクランプ信号を供給して、回路端子 の電圧が所定の制限値を越えて揺動しないようにし、また、該第三の制御信号が アサートされないときには、該第一のダイオードに逆バイアスをかけるものとか らなる装置。 28.各ローカルモジュールが、更に、対応する回路端子に連結された検知手段 であって、回路端子の電圧が予め設定された閾値レベル以上に上昇するか否かを 検知するものとからなることを特徴とする請求の範囲27に記載の装置。 29.該パラメータ試験信号源が、 該第二の制御信号を受信し、かつ、第二の出力ノードを備え、該第二の制御信 号に応じて、該第二の出力ノードに選択的に第一と第二の電圧を印加する調節可 能な電圧源と、 該第二の出力ノードと該回路端子の間で該第一のダイオードと直列に接続され た抵抗器とからなることを特徴とする請求の範囲27に記載の装置。 30.該クランプ装置が、 固定電圧源と、 制御端子と、該固定電圧源に連結した第一の負荷端子と、該第一と第二のダイ オードを介して該回路端子に直列に連結した第二の負荷端子を備えるトランジス タと、 該第三の制御信号に応じて、該第三の制御信号がアサートされ、かつ、該回路 端子の電圧が所定の制限値に達したときには該トランジスタをオンにして該第一 と第二のダイオードに順バイアスをかけるのに十分な第一の電圧を該制御端子に 印加するようにした調節可能な電圧源とからなることを特徴とする請求の範囲2 7に記載の装置。 31.該第一および第二のダイオードがショットキーダイオードであることを特 徴とする請求の範囲27に記載の装置。
JP9538030A 1996-04-25 1997-01-17 ディジタルロジック回路のロジック試験用および漏れ電流試験用の実施装置 Pending JP2000509148A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/639,165 1996-04-25
US08/639,165 US5696773A (en) 1996-04-25 1996-04-25 Apparatus for performing logic and leakage current tests on a digital logic circuit
PCT/US1997/000974 WO1997040394A1 (en) 1996-04-25 1997-01-17 Apparatus for performing logic and leakage current tests on a digital logic circuit

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000509148A true JP2000509148A (ja) 2000-07-18

Family

ID=24562996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9538030A Pending JP2000509148A (ja) 1996-04-25 1997-01-17 ディジタルロジック回路のロジック試験用および漏れ電流試験用の実施装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5696773A (ja)
EP (1) EP0895598B1 (ja)
JP (1) JP2000509148A (ja)
KR (1) KR100377919B1 (ja)
DE (1) DE69731946T2 (ja)
WO (1) WO1997040394A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139095A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toshiba Microelectronics Corp 半導体装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10199293A (ja) * 1996-12-27 1998-07-31 Canon Inc メモリのデータ保持特性の試験方法
US5951705A (en) * 1997-10-31 1999-09-14 Credence Systems Corporation Integrated circuit tester having pattern generator controlled data bus
JP3392029B2 (ja) * 1997-12-12 2003-03-31 株式会社アドバンテスト Icテスタの電圧印加電流測定回路
EP1026696B1 (en) * 1999-02-02 2005-07-06 Fujitsu Limited Test method and test circuit for electronic device
US6175939B1 (en) * 1999-03-30 2001-01-16 Credence Systems Corporation Integrated circuit testing device with dual purpose analog and digital channels
US6429677B1 (en) 2000-02-10 2002-08-06 International Business Machines Corporation Method and apparatus for characterization of gate dielectrics
US6586921B1 (en) 2000-05-12 2003-07-01 Logicvision, Inc. Method and circuit for testing DC parameters of circuit input and output nodes
US6982587B2 (en) * 2002-07-12 2006-01-03 Rambus Inc. Equalizing transceiver with reduced parasitic capacitance
US7143323B2 (en) * 2002-12-13 2006-11-28 Teradyne, Inc. High speed capture and averaging of serial data by asynchronous periodic sampling
US8504883B2 (en) 2010-08-25 2013-08-06 Macronix International Co., Ltd. System and method for testing integrated circuits
WO2013077882A1 (en) * 2011-11-23 2013-05-30 Intel Corporation Current tests for i/o interface connectors
US9423422B2 (en) * 2013-04-24 2016-08-23 Keysight Technologies, Inc. Oscilloscope probe having output clamping circuit
US9671427B2 (en) 2013-04-24 2017-06-06 Keysight Technologies, Inc. Dual output high voltage active probe with output clamping and associated methods

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE31056E (en) * 1977-03-23 1982-10-12 Fairchild Camera & Instrument Corp. Computer controlled high-speed circuit for testing electronic devices
US5168219A (en) * 1988-10-31 1992-12-01 Fujitsu Limited Integrated circuit device having signal discrimination circuit and method of testing the same
US4989209A (en) * 1989-03-24 1991-01-29 Motorola, Inc. Method and apparatus for testing high pin count integrated circuits
US5059889A (en) * 1990-03-08 1991-10-22 Texas Instruments Incorporated Parametric measurement unit/device power supply for semiconductor test system
US5132564A (en) * 1990-07-27 1992-07-21 North American Philips Corp. Bus driver circuit with low on-chip dissipation and/or pre-biasing of output terminal during live insertion
US5212443A (en) * 1990-09-05 1993-05-18 Schlumberger Technologies, Inc. Event sequencer for automatic test equipment
US5200696A (en) * 1990-09-10 1993-04-06 Ltx Corporation Test system apparatus with Schottky diodes with programmable voltages
US5146159A (en) * 1991-02-01 1992-09-08 Schlumberger Technologies, Inc. Pin driver for in-circuit test apparatus
US5282271A (en) * 1991-10-30 1994-01-25 I-Cube Design Systems, Inc. I/O buffering system to a programmable switching apparatus
US5294882A (en) * 1992-07-28 1994-03-15 Sharp Kabushiki Kaisha Integrated circuit capable of testing reliability
JP2803499B2 (ja) * 1992-11-26 1998-09-24 日本電気株式会社 アナログ・デジタルcmos集積回路
US5430400A (en) * 1993-08-03 1995-07-04 Schlumberger Technologies Inc. Driver circuits for IC tester
US5519335A (en) * 1995-03-13 1996-05-21 Unisys Corporation Electronic tester for testing Iddq in an integrated circuit chip

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139095A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toshiba Microelectronics Corp 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69731946T2 (de) 2005-12-22
EP0895598B1 (en) 2004-12-15
EP0895598A4 (en) 2000-07-12
EP0895598A1 (en) 1999-02-10
US5696773A (en) 1997-12-09
KR100377919B1 (ko) 2003-06-12
KR20000010609A (ko) 2000-02-15
WO1997040394A1 (en) 1997-10-30
DE69731946D1 (de) 2005-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6195772B1 (en) Electronic circuit testing methods and apparatus
US4710704A (en) IC test equipment
JP2000509148A (ja) ディジタルロジック回路のロジック試験用および漏れ電流試験用の実施装置
US6275023B1 (en) Semiconductor device tester and method for testing semiconductor device
US6940271B2 (en) Pin electronics interface circuit
EP1020730A2 (en) Circuit-board tester with backdrive-based burst timing
EP0489510A2 (en) Active distributed programmable line termination for in-circuit automatic test receivers
US5521493A (en) Semiconductor test system including a novel driver/load circuit
WO1999023501A1 (en) Integrated circuit tester having pattern generator controlled data bus
KR20010089599A (ko) 데이터 버스로 제어되는 패턴 발생기를 가진 집적 회로테스터
US7509227B2 (en) High-speed digital multiplexer
JP3119335B2 (ja) Ic試験装置
US5670892A (en) Apparatus and method for measuring quiescent current utilizing timeset switching
JP3950646B2 (ja) 負荷電流出力回路一体形ドライバ回路及、それを備えたピンエレクトロニクスic及びicテスタ
EP1018026B1 (en) Load circuit for integrated circuit tester
EP0423451B1 (en) Transient current peak detector
US4827220A (en) Method and apparatus for testing batteries
US5005008A (en) Method and apparatus for providing thermodynamic protection of a driver circuit used in an in-circuit tester
US20060082359A1 (en) Precision measurement unit having voltage and/or current clamp power down upon setting reversal
KR100668250B1 (ko) 출력 신호 레벨을 스위칭하는 트리스테이트 회로 및 방법
JP2723688B2 (ja) 半導体集積回路の周波数特性測定装置
EP0373794A2 (en) Driver circuit for in circuit tester
KR19990085198A (ko) 테스트 시작 신호 발생기를 구비한 자동 테스트 장치
JPS63113374A (ja) 集積回路測定装置
JPS6136628B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060215

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060309

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060816

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070315